WO2022249632A1 - 船舶監視装置、船舶監視方法、及びプログラム - Google Patents

船舶監視装置、船舶監視方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】他船の前方を通過するか後方を通過するかを把握することが容易な船舶監視装置を提供する。 【解決手段】船舶監視装置は、第1船舶の位置及び速さを表す第1船舶データを取得する第1データ取得部と、第2船舶の位置及び速度を表す第2船舶データを取得する第2データ取得部と、第1船舶データ及び第2船舶データに基づいて、第1船舶が任意の方向に変針して第2船舶の予測針路を横切ると仮定したときの、第2船舶の予測針路のうちの、第1船舶と第2船舶が衝突するリスクが所定以上となる第1範囲及び第1範囲から第2船舶の進行方向に離れた第2範囲を特定するリスク範囲特定部と、第1船舶及び第2船舶の位置を示す画像内の第2船舶の予測針路上に、第1範囲を含む第1衝突リスク領域及び第2範囲を含む第2衝突リスク領域を表示し、第1衝突リスク領域の第2範囲側の端部及び第2衝突リスク領域の第1範囲側の端部を、残り端部と区別して表示する表示制御部とを備える。

Description

船舶監視装置、船舶監視方法、及びプログラム
 本発明は、船舶監視装置、船舶監視方法、及びプログラムに関する。
 従来、船舶同士が衝突するリスクを評価する種々の手法が存在する。例えば、非特許文献1には、OZT(Obstacle Zone by Target)を表示する手法が開示されている。
今津隼馬,福戸淳司,沼野正義,"相手船による妨害ゾーンとその表示について",日本航海学会論文集,2002年,Vol.107,p.191-197
 ところで、OZT等の衝突リスク領域を表示する手法では、他船の予測針路のうちの衝突リスク領域が表示されない範囲は、自船の航行が可能な範囲であるが、一見しただけでは自船が他船の前方を通過するか後方を通過するか把握することが困難である。
 本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、他船の前方を通過するか後方を通過するかを把握することが容易な、船舶監視装置、船舶監視方法、及びプログラムを提供することにある。
 上記課題を解決するため、本発明の一の態様の船舶監視装置は、第1船舶の位置及び速さを表す第1船舶データを取得する第1データ取得部と、第2船舶の位置及び速度を表す第2船舶データを取得する第2データ取得部と、前記第1船舶データ及び前記第2船舶データに基づいて、前記第1船舶が任意の方向に変針して前記第2船舶の予測針路を横切ると仮定したときの、前記第2船舶の予測針路のうちの、前記第1船舶と前記第2船舶が衝突するリスクが所定以上となる第1範囲及び前記第1範囲から前記第2船舶の進行方向に離れた第2範囲を特定するリスク範囲特定部と、前記第1船舶及び前記第2船舶の位置を示す画像内の前記第2船舶の予測針路上に、前記第1範囲を含む第1衝突リスク領域及び前記第2範囲を含む第2衝突リスク領域を表示し、前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側の端部及び前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側の端部を、残り端部と区別して表示する表示制御部と、を備える。これによると、第1船舶が第2船舶の前方を通過する範囲を挟む2つの衝突リスク領域の端部を残りの端部と区別して表示するので、第1船舶が第2船舶の前方を通過するか後方を通過するかを把握することが容易となる。
 上記態様において、前記表示制御部は、前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側の端部及び前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側の端部の形状を、前記残り端部の形状と異ならせてもよい。これによると、衝突リスク領域の端部の形状によって、第1船舶が第2船舶の前方を通過するか後方を通過するかを把握することが容易となる。
 上記態様において、前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側の端部及び前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側の端部は、前記第2船舶の進行方向を示す形状を有してもよい。これによると、第2船舶の進行方向を把握することが容易となる。
 上記態様において、前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側の端部は、前記第2船舶の進行方向に突出した形状を有してもよい。これによると、第2船舶の進行方向を把握することが容易となる。
 上記態様において、前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側の端部は、前記第2船舶の進行方向に凹んだ形状を有してもよい。これによると、第2船舶の進行方向を把握することが容易となる。
 上記態様において、前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側と反対側の端部及び前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側と反対側の端部は、半円状の形状を有してもよい。これによると、第1船舶が第2船舶の前方を通過するか後方を通過するかを識別し易くなる。
 上記態様において、前記表示制御部は、前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側の端部及び前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側の端部に、所定形状のマークを付加してもよい。これによると、衝突リスク領域の端部に付加されたマークによって、第1船舶が第2船舶の前方を通過するか後方を通過するかを把握することが容易となる。
 上記態様において、前記表示制御部は、前記第1衝突リスク領域及び前記第2衝突リスク領域の前記第2船舶の進行方向側の端部に、前記第2船舶の進行方向を示す形状のマークを付加してもよい。これによると、第2船舶の進行方向を把握することが容易となる。
 上記態様において、前記表示制御部は、前記第2船舶の速さに応じて前記マークの数又は形状を変更してもよい。これによると、これによると、第2船舶の速さを把握することも容易となる。
 上記態様において、前記第1データは、前記第1船舶に搭載されたGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機により検出された前記第1船舶の位置を含んでもよい。また、前記第2データは、前記第1船舶に搭載されたレーダーにより検出された前記第2船舶の位置及び速度を含んでもよい。また、前記第2データは、前記第1船舶に搭載されたAIS(Automatic Identification System)により検出された前記第2船舶の位置及び速度を含んでもよい。
 また、本発明の他の態様の船舶監視方法は、第1データ生成部により、第1船舶の位置及び速さを表す第1船舶データを取得し、第2データ生成部により、第2船舶の位置及び速度を表す第2船舶データを取得し、前記第1船舶データ及び前記第2船舶データに基づいて、前記第1船舶が任意の方向に変針して前記第2船舶の予測針路を横切ると仮定したときの、前記第2船舶の予測針路のうちの、前記第1船舶と前記第2船舶が衝突するリスクが所定以上となる第1範囲及び前記第1範囲から前記第2船舶の進行方向に離れた第2範囲を特定し、表示部により、前記第1船舶及び前記第2船舶の位置を示す画像内の前記第2船舶の予測針路上に、前記第1範囲を含む第1衝突リスク領域及び前記第2範囲を含む第2衝突リスク領域を表示し、前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側の端部及び前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側の端部を、残り端部と区別して表示する。これによると、第1船舶が第2船舶の前方を通過する範囲を挟む2つの衝突リスク領域の端部を残りの端部と区別して表示するので、第1船舶が第2船舶の前方を通過するか後方を通過するかを把握することが容易となる。
 また、本発明の他の態様のプログラムは、第1船舶の位置及び速さを表す第1船舶データを取得すること、第2船舶の位置及び速度を表す第2船舶データを取得すること、前記第1船舶データ及び前記第2船舶データに基づいて、前記第1船舶が任意の方向に変針して前記第2船舶の予測針路を横切ると仮定したときの、前記第2船舶の予測針路のうちの、前記第1船舶と前記第2船舶が衝突するリスクが所定以上となる第1範囲及び前記第1範囲から前記第2船舶の進行方向に離れた第2範囲を特定すること、及び、前記第1船舶及び前記第2船舶の位置を示す画像内の前記第2船舶の予測針路上に、前記第1範囲を含む第1衝突リスク領域及び前記第2範囲を含む第2衝突リスク領域を表示し、前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側の端部及び前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側の端部を、残り端部と区別して表示すること、をコンピュータに実行させる。これによると、第1船舶が第2船舶の前方を通過する範囲を挟む2つの衝突リスク領域の端部を残りの端部と区別して表示するので、第1船舶が第2船舶の前方を通過するか後方を通過するかを把握することが容易となる。
船舶監視システムの構成例を示す図である。 他船管理データベースの例を示す図である。 船舶監視装置の構成例を示す図である。 衝突リスクの計算例を示す図である。 表示用画像の例を示す図である。 表示用画像の例を示す図である。 表示用画像の例を示す図である。 表示用画像の例を示す図である。 表示用画像の例を示す図である。 表示用画像の例を示す図である。 表示用画像の例を示す図である。
 以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
 図1は、船舶監視システム100の構成例を示すブロック図である。船舶監視方法は、船舶監視システム100において実現される。船舶監視システム100は、船舶に搭載され、周囲に存在する船舶を監視するためのシステムである。
 船舶監視システム100が搭載された船舶は、第1船舶の例であり、以下の説明では「自船」という。また、自船の周囲に存在する船舶は、第2船舶の例であり、以下の説明では「他船」という。
 また、以下の説明において、「速度」は速さと方位を表すベクトル量(いわゆる、船速ベクトル)であるとし、「速さ」はスカラー量であるとする。
 船舶監視システム100は、船舶監視装置1、表示部2、レーダー3、AIS4、GNSS受信機5、ジャイロコンパス6、ECDIS7、及び警報部8を備えている。これらの機器は、例えばLAN等のネットワークNに接続されており、相互にネットワーク通信が可能である。
 船舶監視装置1は、CPU、RAM、ROM、不揮発性メモリ、及び入出力インターフェース等を含むコンピュータである。船舶監視装置1のCPUは、ROM又は不揮発性メモリからRAMにロードされたプログラムに従って情報処理を実行する。
 プログラムは、例えば光ディスク又はメモリカード等の情報記憶媒体を介して供給されてもよいし、例えばインターネット又はLAN等の通信ネットワークを介して供給されてもよい。
 表示部2は、例えばタッチセンサ付き表示装置である。タッチセンサは、指等による画面内の指示位置を検出する。タッチセンサに限らず、トラックボール等により指示位置が入力されてもよい。
 レーダー3は、自船の周囲に電波を発するとともにその反射波を受信し、受信信号に基づいてエコーデータを生成する。また、レーダー3は、エコーデータから物標を識別し、物標の位置及び速度を表す物標追跡データ(TTデータ)を生成する。
 AIS(Automatic Identification System)4は、自船の周囲に存在する他船又は陸上の管制からAISデータを受信する。AISに限らず、VDES(VHF Data Exchange System)が用いられてもよい。AISデータは、他船の位置及び速度等を含んでいる。
 GNSS受信機5は、GNSS(Global Navigation Satellite System)から受信した電波に基づいて自船の位置を検出する。ジャイロコンパス6は、自船の方位を検出する。ジャイロコンパスに限らず、GPSコンパスが用いられてもよい。
 ECDIS(Electronic Chart Display and Information System)7は、GNSS受信機5から自船の位置を取得し、電子海図上に自船の位置を表示する。また、ECDIS7は、電子海図上に自船の予定航路も表示する。ECDISに限らず、GNSSプロッタが用いられてもよい。
 警報部8は、自船が他船と衝突するリスクがある場合に警報を発報する。警報部8は、例えば表示による警報を行ってもよいし、音又は光による警報を行ってもよい。表示による警報は、表示部2において行われてもよい。すなわち、表示部2が警報部8を兼ねてもよい。
 本実施形態において、船舶監視装置1は独立した装置であるが、これに限らず、ECDIS7等の他の装置と一体であってもよい。すなわち、船舶監視装置1の機能部が他の装置で実現されてもよい。
 また、表示部2も独立した装置であるが、これに限らず、ECDIS7等の他の装置の表示部が、船舶監視装置1により生成された表示用画像を表示する表示部2として用いられてもよい。
 本実施形態において、GNSS受信機5及びECDIS7は、第1データ生成部の例であり、自船の位置及び速度を表す自船データを生成する。具体的には、GNSS受信機5が自船の位置を検出するとともに、ECDIS7が自船の位置の時間変化から自船の速度を検出する。
 これに限らず、自船の速度は、ジャイロコンパス6により検出される自船の方位と、不図示の船速計により検出される自船の速さとに基づいて検出されてもよい。
 また、レーダー3又はAIS4は、第2データ生成部の例であり、他船の位置及び速度を表す他船データを生成する。具体的には、レーダー3により生成されるTTデータが他船データに相当する。また、AIS4により生成されるAISデータも他船データに相当する。
 図2は、船舶監視装置1のメモリに構築される他船管理データベースの例を示す図である。他船管理データベースには、レーダー3又はAIS4により生成された他船データが登録される。
 他船管理データベースは、「他船識別子」、「位置」、「速さ」、及び「方位」等のフィールドを含んでいる。なお、レーダー3により検出される他船の位置及び方位は、GNSSと同じ座標系に変換される。
 図3は、船舶監視方法を実現する船舶監視装置1の構成例を示す図である。船舶監視装置1は、自船データ取得部11、他船データ取得部12、リスク範囲特定部13、端点情報算出部14、端点形状決定部15、及び表示制御部16を備えている。これらの機能部は、船舶監視装置1のCPUがプログラムに従って情報処理を実行することにより実現される。
 自船データ取得部11は、GNSS受信機5等から、自船の位置及び速度を表す自船データを取得する。自船データ取得部11は第1データ取得部の例であり、自船データは第1船舶データの例である。
 他船データ取得部12は、レーダー3又はAIS4から、他船の位置及び速度を表す他船データを取得する。他船データ取得部12は第2データ取得部の例であり、他船データは第2船舶データの例である。
 リスク範囲特定部13は、自船データ及び他船データに基づいて、自船と他船が衝突するリスクが所定以上であることを表すOZT(Obstacle Zone by Target)を表示するための計算を行う。OZTは、衝突リスク領域の例である。
 図4は、衝突リスクの計算例を示す図である。リスク範囲特定部13は、自船CSが任意の方向に変針して他船COの予測針路Rを横切ると仮定したときの、各時点の自船CS及び他船COの予測位置に基づいて、他船COの予測針路Rのうちの、自船CSと他船COが衝突するリスクが閾値以上となるリスク範囲L1,L2を特定する。
 自船CSの予測位置の算出は、自船CSが速さを維持しつつ現在位置で任意の方向に変針して航行するとの仮定のもとで行われる。すなわち、自船CSは、自船船速ベクトルの大きさは一定である一方、自船船速ベクトルの向きは基準時点で任意の方向に変針し、それ以後は一定の方向で、基準時点の自船位置から航行を継続すると仮定される。したがって、各時点における自船CSの予測位置は、基準時点の自船位置を中心とする同心円上に存在する。円の半径は、基準時点からの経過時間と自船船速ベクトルの大きさとの積で表される。
 各時点における自船CSの予測位置は、離散的な複数の時点のそれぞれについて算出された複数の同心円で表される。これに限らず、各時点における自船CSの予測位置は、基準時点からの経過時間を含む円の式で表されてもよい。
 本実施形態では、自船CSの速さが一定であるとの仮定のもとで自船CSの予測位置が算出されたが、これに限らず、自船CSの速さは時間に応じて変化する変数として扱われてもよい。すなわち、基準時点からの経過時間に応じた自船CSの予測位置が求められるのであれば、自船CSの速さは一定でなくてもよい。例えば、自船CSの速さは時間の経過とともに徐々に増加又は減少してもよい。
 他船COの予測位置の算出は、他船COが現在位置から速度を維持して航行するとの仮定のもとで行われる。すなわち、他船COは、他船船速ベクトルの大きさ及び向きが一定で、基準時点の他船位置から航行を継続すると仮定される。したがって、各時点における他船COの予測位置は、基準時点の他船位置を通る、他船船速ベクトルを延長した直線上に存在する。
 各時点における他船COの予測位置は、離散的な複数の時点のそれぞれについて算出された、直線上に並ぶ離散的な複数の点で表される。これに限らず、各時点における他船COの予測位置は、基準時点の他船位置を通る一次関数で表されてもよい。
 本実施形態では、他船COの速度が一定であるとの仮定のもとに他船COの予測位置が算出されたが、これに限らず、他船COの速さ及び方向の少なくとも一方が時間に応じて変化する変数として扱われてもよい。すなわち、基準時点からの経過時間に応じた他船COの予測位置が求められるのであれば、他船COの速度は一定でなくてもよい。例えば、他船COの速さは時間の経過とともに徐々に増加又は減少してもよい。また、他船COは所定の方向に変針してもよいし、所定のROT(Rate of Turn)で旋回してもよい。
 リスク範囲特定部13は、各時点における自船CSの予測位置と他船COの予測位置との離隔距離を算出し、離隔距離及び船舶サイズに基づいて衝突のリスクを算出する。上述したように、或る時点の自船CSの予測位置は円で表されるので、リスク範囲特定部13は、或る時点の自船CSの予測位置を表す円の中から、同時点の他船COの予測位置に最も近い位置を抽出して、離隔距離を算出する。
 リスク範囲特定部13は、例えば自船CSの領域若しくは自船CSの周囲に設定される警戒領域Pと、他船COの予測位置を表す点とが重複する場合に、衝突のリスクが閾値以上であるとして、衝突のリスクが閾値以上の複数のリスク範囲L1,L2を特定する。以下、他船COの進行方向を前方、その反対方向を後方ともいう。
 例えば、2つのリスク範囲L1,L2のうち、後方側に位置する第1リスク範囲L1については、第1リスク範囲L1の後端L1Rは、自船の警戒領域Pの前端が他船COの予測位置を表す点に当接する位置となる。第1リスク範囲L1の前端L1Fは、自船の警戒領域Pの後端が他船COの予測位置を表す点に当接する位置となる。
 一方、2つのリスク範囲L1,L2のうち、前方側に位置する第2リスク範囲L2については、第2リスク範囲L2の後端L2Rは、自船の警戒領域Pの後端が他船COの予測位置を表す点に当接する位置となる。第2リスク範囲L2の前端L2Fは、自船の警戒領域Pの前端が他船COの予測位置を表す点に当接する位置となる。
 第1リスク範囲L1と第2リスク範囲L2の間の範囲は、自船CSが他船COの前方を横切る範囲となる。一方、第1リスク範囲L1の後方の範囲及び第2リスク範囲L2の前方の範囲は、自船CSが他船COの後方を横切る範囲となる。自船CSが他船COの前方を横切る場合は、自船CSが他船COの後方を横切る場合と比べて、より注意が必要となる。
 これに限らず、リスク範囲特定部13は、例えば自船CSの領域若しくは自船CSの周囲に設定される警戒領域Pと、他船COの領域若しくは他船COの周囲に設定される警戒領域とが重複する場合に、衝突のリスクが閾値以上であるとしてもよい。また、リスク範囲特定部13は、例えば自船CSの予測位置を表す点と他船COの予測位置を表す点との離隔距離が閾値以下である場合に、衝突のリスクが閾値以上であるとしてもよい。
 図3の説明に戻る。端点情報算出部14は、リスク範囲L1,L2の端点L1R,L1F,L2R,L2Fにおける自船CSと他船COの前後関係を表す端点情報を算出する。端点情報は、例えばBCR(Bow Crossing Range)に基づいて算出される。
 BCRは、自船CSの船首線を他船COが横切るときの自船CSから他船COまでの予測距離である。BCRが正のときは、自船CSが他船COの後方を横切ることを表し、BCRが負のときは、自船CSが他船COの前方を横切ることを表す。
 図4の例では、第1リスク範囲L1の後端L1RでBCRが正となり、第1リスク範囲L1の前端L1FでBCRが負となる。また、第2リスク範囲L2の後端L2RでBCRが負となり、第2リスク範囲L2の前端L2FでBCRが正となる。
 なお、上述したように、2つのリスク範囲L1,L2が存在する場合、その間の範囲が、自船CSが他船COの前方を横切る範囲となって、端点における自船CSと他船COの前後関係は明らかであるため、BCRを敢えて計算せずともよい。
 若しくは、自船CSと他船COの重複関係を求める過程で、自船CSと他船COの前後関係を考慮している、すなわちBCRと同様の計算を行っているため、その結果を用いてもよい。
 端点形状決定部15は、リスク範囲L1,L2の端点L1R,L1F,L2R,L2Fの端点情報に基づいて、OZTの端部の形状を決定する。OZTの端部の形状については後述する。
 表示制御部16は、自船データ取得部11により取得された自船データ、他船データ取得部12により取得された他船データ、及びリスク範囲特定部13により算出されたリスク範囲L1,L2に基づいて表示用画像DMを生成し、表示部2に送信する。表示部2に送信された表示用画像DMは、表示部2の画面に表示される。
 図5は、表示用画像DMの例を示す図である。表示用画像DMは、自船と他船の位置関係を示す画像である。表示用画像DMには、自船を表す自船オブジェクトSS及び他船を表す他船オブジェクトOSが、実位置に対応する画像内の位置に配置されている。
 自船オブジェクトSS及び他船オブジェクトOSには、速度ベクトルを表すベクトル線VS,VOが付加される。表示用画像DMには、ECDIS7から取得される自船の予定航路及び周囲の海図がさらに表示されてもよい。
 表示用画像DMには、他船データに基づいて算出された他船の予測針路Rが表示されるとともに、予測針路R上にOZT1,OZT2が衝突リスク領域として表示される。OZT1,OZT2は、一定の幅で、他船の予測針路Rと同方向に延びた形状を有している。
 OZT1,OZT2は、リスク範囲特定部13により特定されたリスク範囲L1,L2(図4参照)に表示される。OZT1は第1リスク範囲L1に表示され、OZT2は第2リスク範囲L2に表示される。
 具体的には、OZT1は、第1リスク範囲L1を含んでおり、OZT1の後端部が第1リスク範囲L1の後端L1Rに対応し、OZT1の前端部が第1リスク範囲L1の前端L1Fに対応する。
 また、OZT2は、第2リスク範囲L2を含んでおり、OZT2の後端部が第2リスク範囲L2の後端L2Rに対応し、OZT2の前端部が第2リスク範囲L2の前端L2Fに対応する。
 このうち、自船CSが他船COの前方を横切る範囲JMを挟むOZT1の前端部Z1F及びOZT2の後端部Z2Rは、それ以外のOZT1の後端部Z1R及びOZT2の前端部Z2Fと区別して表示される。
 すなわち、OZT1の前端部Z1F及びOZT2の後端部Z2Rの形状は、自船CSが他船COの前方を横切る範囲JMであることを表すために、それ以外のOZT1の後端部Z1R及びOZT2の前端部Z2Fの形状と異なっている。
 図5の例では、OZT1の前端部Z1F及びOZT2の後端部Z2Rは、他船の進行方向を示す形状を有している。例えば、OZT1の前端部Z1Fは、他船の進行方向に向かって突出した角形状を有している。OZT2の後端部Z2Rは、他船の進行方向に向かって凹んだ角形状を有している。
 これによると、自船CSが他船COの前方を横切る範囲JMが、他船の進行方向を示す形状を有するOZT1の前端部Z1FとOZT2の後端部Z2Rとに挟まれるので、自船CSが他船COの前方を横切る範囲JMを把握することが容易になり、さらに他船の進行方向を把握することも容易となる。
 一方、OZT1の後端部Z1R及びOZT2の前端部Z2Fは、半円状の形状を有しており、他船の進行方向を示す形状を有していない。これによると、自船CSが他船COの前方を横切る範囲JMを、自船CSが他船COの後方を横切る範囲と識別し易くすることが可能となる。
 これとは逆に、自船CSが他船COの前方を横切る範囲JMを挟むOZT1の前端部Z1F及びOZT2の後端部Z2Rを半円状の形状とし、それ以外のOZT1の後端部Z1R及びOZT2の前端部Z2Fを他船の進行方向を示す形状等としてもよい。これによっても、自船CSが他船COの前方を横切る範囲JMを、自船CSが他船COの後方を横切る範囲と識別し易くすることが可能となる。
 また、図6及び図7に示すように、自船CSと他船COの見合い関係を表す所定形状のマークGM,HM,FMを、OZT1及びOZT2の端部Z1F,Z1R,Z2F,Z2Rに付加してもよい。
 具体的には、図6に示すように、自船CSが他船COの前方を横切る範囲JMを挟むOZT1の前端部Z1F及びOZT2の後端部Z2Rの自船CSから遠い側に例えばドット形状のマークGMを付加することで、自船CSが他船COの前方を横切ることを視覚的に分かり易くすることができる。
 また、それ以外のOZT1の後端部Z1R及びOZT2の前端部Z2Fの自船CSに近い側に例えばドット形状のマークHMを付加することで、自船CSが他船COの後方を横切ることを視覚的に分かり易くすることもできる。なお、マークGM及びマークHMの一方が省略されてもよい。
 同様に、図7に示すように、自船CSが他船COの前方を横切る範囲JMを挟むOZT1の前端部Z1F及びOZT2の後端部Z2Rを自船CSから遠い側に突出させた、突出形状のマークEMを付加することで、自船CSが他船COの前方を横切ることを視覚的に分かり易くすることができる。
 また、それ以外のOZT1の後端部Z1R及びOZT2の前端部Z2Fを自船CSに近い側に突出させた、突出形状のマークFMを付加することで、自船CSが他船COの後方を横切ることを視覚的に分かり易くすることもできる。なお、マークEM及びマークFMの一方が省略されてもよい。
 なお、図6及び図7に示すOZT1及びOZT2にも、他船の進行方向を示す形状又はマークを設けてもよいし、後述するように他船の速さに応じて形状を変更したり、マークの数を変更してもよい。
 その他、図8及び図9に示すように、表示制御部16は、OZT1の前端部Z1F及びOZT2の後端部Z2Rの他船の進行方向を示す形状を、他船の速さに応じて変更してもよい。例えば、他船の進行方向に向かって突出した又は凹んだ角形状を、他船の速さが高くなるほどより鋭角になるように伸長させる。これによると、他船の速さを把握することも容易となる。
 また、図10及び図11に示すように、OZT1の前端部Z1F及びOZT2の前端部Z2Fに他船の進行方向を示す例えばブーメラン形状等の所定形状のマークBMを付加し、マークBMの数を他船の速さに応じて変更してもよい。例えば、マークBMの数を他船の速さが高くなるほど増加させる。これによっても、他船の速さを把握することも容易となる。
 以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が当業者にとって可能であることはもちろんである。
1 船舶監視装置、2 表示部、3 レーダー、4 AIS、5 GNSS受信機、6 ジャイロコンパス、7 ECDIS、8 警報部、11 自船データ取得部、12 他船データ取得部、13 リスク範囲特定部、14 端点情報算出部、15 端点形状算出部、16 表示制御部、100 船舶監視システム

Claims (14)

  1.  第1船舶の位置及び速さを表す第1船舶データを取得する第1データ取得部と、
     第2船舶の位置及び速度を表す第2船舶データを取得する第2データ取得部と、
     前記第1船舶データ及び前記第2船舶データに基づいて、前記第1船舶が任意の方向に変針して前記第2船舶の予測針路を横切ると仮定したときの、前記第2船舶の予測針路のうちの、前記第1船舶と前記第2船舶が衝突するリスクが所定以上となる第1範囲及び前記第1範囲から前記第2船舶の進行方向に離れた第2範囲を特定するリスク範囲特定部と、
     前記第1船舶及び前記第2船舶の位置を示す画像内の前記第2船舶の予測針路上に、前記第1範囲を含む第1衝突リスク領域及び前記第2範囲を含む第2衝突リスク領域を表示し、前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側の端部及び前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側の端部を、残り端部と区別して表示する表示制御部と、
     を備える、船舶監視装置。
  2.  前記表示制御部は、前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側の端部及び前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側の端部の形状を、前記残り端部の形状と異ならせる、
     請求項1に記載の船舶監視装置。
  3.  前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側の端部及び前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側の端部は、前記第2船舶の進行方向を示す形状を有する、
     請求項2に記載の船舶監視装置。
  4.  前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側の端部は、前記第2船舶の進行方向に突出した形状を有する、
     請求項3に記載の船舶監視装置。
  5.  前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側の端部は、前記第2船舶の進行方向に凹んだ形状を有する、
     請求項3または4に記載の船舶監視装置。
  6.  前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側と反対側の端部及び前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側と反対側の端部は、半円状の形状を有する、
     請求項1ないし5の何れかに記載の船舶監視装置。
  7.  前記表示制御部は、前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側の端部及び前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側の端部に、所定形状のマークを付加する、
     請求項1に記載の船舶監視装置。
  8.  前記表示制御部は、前記第1衝突リスク領域及び前記第2衝突リスク領域の前記第2船舶の進行方向側の端部に、前記第2船舶の進行方向を示す形状のマークを付加する、
     請求項1ないし7の何れかに記載の船舶監視装置。
  9.  前記表示制御部は、前記第2船舶の速さに応じて前記マークの数又は形状を変更する、
     請求項8に記載の船舶監視装置。
  10.  前記第1データは、前記第1船舶に搭載されたGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機により検出された前記第1船舶の位置を含む、
     請求項1ないし9の何れかに記載の船舶監視装置。
  11.  前記第2データは、前記第1船舶に搭載されたレーダーにより検出された前記第2船舶の位置及び速度を含む、
     請求項1ないし10の何れかに記載の船舶監視装置。
  12.  前記第2データは、前記第1船舶に搭載されたAIS(Automatic Identification System)により検出された前記第2船舶の位置及び速度を含む、
     請求項1ないし11の何れかに記載の船舶監視装置。
  13.  第1データ生成部により、第1船舶の位置及び速さを表す第1船舶データを取得し、
     第2データ生成部により、第2船舶の位置及び速度を表す第2船舶データを取得し、
     前記第1船舶データ及び前記第2船舶データに基づいて、前記第1船舶が任意の方向に変針して前記第2船舶の予測針路を横切ると仮定したときの、前記第2船舶の予測針路のうちの、前記第1船舶と前記第2船舶が衝突するリスクが所定以上となる第1範囲及び前記第1範囲から前記第2船舶の進行方向に離れた第2範囲を特定し、
     表示部により、前記第1船舶及び前記第2船舶の位置を示す画像内の前記第2船舶の予測針路上に、前記第1範囲を含む第1衝突リスク領域及び前記第2範囲を含む第2衝突リスク領域を表示し、前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側の端部及び前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側の端部を、残り端部と区別して表示する、
     船舶監視方法。
  14.  第1船舶の位置及び速さを表す第1船舶データを取得すること、
     第2船舶の位置及び速度を表す第2船舶データを取得すること、
     前記第1船舶データ及び前記第2船舶データに基づいて、前記第1船舶が任意の方向に変針して前記第2船舶の予測針路を横切ると仮定したときの、前記第2船舶の予測針路のうちの、前記第1船舶と前記第2船舶が衝突するリスクが所定以上となる第1範囲及び前記第1範囲から前記第2船舶の進行方向に離れた第2範囲を特定すること、及び、
     前記第1船舶及び前記第2船舶の位置を示す画像内の前記第2船舶の予測針路上に、前記第1範囲を含む第1衝突リスク領域及び前記第2範囲を含む第2衝突リスク領域を表示し、前記第1衝突リスク領域の前記第2範囲側の端部及び前記第2衝突リスク領域の前記第1範囲側の端部を、残り端部と区別して表示すること、
     をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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