WO2021140578A1 - 超伝導体による磁力遮蔽による発電機、モーター、推進機 - Google Patents

超伝導体による磁力遮蔽による発電機、モーター、推進機 Download PDF

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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass

Definitions

  • a second-class superconductor is placed on the surface layer to soften the magnetic force, and a first-class superconductor is embedded in the lower layer of the second-class superconductor.
  • a superconductor shielding plate or cup that is strong against strong magnetic force and has a high ability to completely shield the magnetic force can be formed. If the magnetic force that passes through the type 2 superconductor on the surface layer is strong due to the pinhole and the type 1 superconductor is broken, an iron plate or a sheet for shielding the magnetic force is further laminated on the lower layer of the type 2 superconductor.

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  • Power Engineering (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

従来、同じような考えの起電システムは特許として存在していたが実用化されていない。従来のシステムは磁力の誘導ができていない、または完全な磁力の遮断ができていない。超伝導体を回り込んだ磁力がコイル鉄心を目指して進入するためコイル鉄心に同じ量、質の磁力が常に滞留して磁束変化が起き無い、または大きな磁束変化がでない、などで磁束変化がないと連続起電できず発電機として成り立たないのである。 またその回転式はコギングトルク抵抗の問題を処理できていないので起電量と回転エネルギー量のバランスが取れず発電機として成り立たない。 当システムにおいては磁力の誘導は、軽量な超伝導体ケース、カップによる完全磁力遮蔽により、コイル鉄心に通す磁力を磁石磁力量の0%〜100%にコントロール出来る、また磁力の向きNSのコントロールができるので完全な連続起電ができ、大きな電力を連続起電することが出来るのである。 またコギングトルクについても別途対抗相殺するための反撥磁石のセットを回転連動させてコギングトルク抑制するので発電機として成り立つのである。 また温度変化による超伝導体と常伝導体の変化による磁力透過、遮断についての特許は、超伝導体の温度変化が時間的にすぐに切り替わるわけでないので起電量が少なく実用的でないと思われる。

Description

超伝導体による磁力遮蔽による発電機、モーター、推進機
超伝導体による磁力遮蔽による発電機、モーター、推進機
 
概要
1.     本発明は超伝導体の磁力遮蔽能力であるマイスナー効果とピン留め効果を使い、永久磁石、電磁石、超電導磁石等から、起電用コイル鉄心を通る磁力を超伝導体等で通したり防いだりして起電するものである。
そのためには磁石から起電コイル鉄心に磁力を誘導して、超伝導体等で磁力を通し、または遮蔽して、起電コイル鉄心に通る磁力を0%から100%近くまで増減またはNSを連続切換えしないと連続起電しない。
当発明は従来類似特許とちがい軽量な超伝導体等で磁力を誘導し、磁力を通したり遮蔽することで磁力を0%から100%近くまでコントロールでき、その結果省力で大きな起電量を得ることができるのである。
2.     上記の目的達成するために超伝導体による磁力の遮蔽を必要とするが、その方式としては次のような物が考えられる。それは類似特許の防止として羅列するが、同一の発明であり別々の仕組みでは無い。
いずれも超伝導体、鉄板、磁力遮蔽物による磁石やコイル鉄心の完全に近い遮蔽による、磁力量増減またはNSの連続切換えのコントロールや、超伝導体鉄板、磁力遮蔽物によるコイル鉄心への個別誘導による、0%から100%近くまでの磁力量増減またはNSを連続切換することによる起電である。
 
具体的方法、構造1
(ア)     超伝導体ルーバーの開け閉めによる磁力遮蔽
(イ)     穴あき回転超伝導体板の回転による磁力遮蔽
(ウ)     従来型火力発電機のローターに被せる超伝導体カバーによる磁力遮蔽
(エ)     上記システムを使いそのままモーター、推進機として利用する
(オ)     ピストン式 図面6
 
(ア)               超伝導体ルーバーの開け閉めによる磁力遮蔽 図面1
磁石2より発生する磁力8がコイル鉄心1を通り起電するが、磁束の変化がない無起電状態にならないために、コイル鉄心の周りを超伝導体のケース4.5で覆い、磁力の通り道のコントローラーである超伝導体ルーバー7の開け閉めにより、磁束の変化を0%から100%近くまでコントロールして連続起電させる。
磁石を囲む超伝導体のケースの一部を開閉するためのルーバーを開閉して連続起電するが、上開下閉、上閉下開のように上下逆に順番に開閉し磁力を通したり、遮蔽して、NS順番でのコイル鉄心へ磁力を通して連続起電する。
磁束変化の最大値は磁石の最大磁力と0磁力または反極の最大磁力の差であるので、それを実現して最大起電させるために超伝導体の囲いで覆うのである。
またコイル鉄心を貫く磁力を効率的に外に誘導するためにコイル鉄心の外側に鉄板6を設ける。これにより磁石より入った磁力Nはコイル側に全部抜けて鉄板を通して両端の磁石Sに戻る。磁石より発生している磁力Nが全て効率的にコイルを抜けて反極Sに戻るので起電力が効率的になるのである。
(NSの組み合わせはNN、SSも含め、起電効率の良いように組み合わせる。システムの大きさや、磁力の強さにより色々な組み合わせが考えられる。)
(ルーバーには磁力の力によりコギングトルクトルクのような開閉負担力がかかるが、ルーバーの上下運動の反対運動の連動により開閉コギングトルクを相殺し開閉負担力がかからないようにする。)
(上下のルーバーの開閉を同時にして起電力高めても良い、またその場合の磁石のNS配置は変わっても良い。) 
 
(イ)                穴あき超伝導体板の回転による磁力遮蔽 
A)   超伝導体カップにより完全磁力遮蔽されたコイル鉄心 図面2
周りからの磁力を遮蔽するための超伝導体カップに入った起電用コイル鉄心13を、起電用磁石11から発生した磁力が通り起電するが、そして真ん中に挟まれた超伝導体回転板14により磁力を遮蔽したり通したりして起電する。
超伝導体回転盤には磁力を通すための穴が開いている15、それは起電用コイルの数の半分の数の穴数である。そして超伝導体回転板を回転させることにより、コイル鉄心へ磁力通したり遮って起電するのである。超伝導体回転板のホール部分で磁力を通し、ホールのない部分で磁力を遮る。それによりNSの連続起電をする。この場合この図面の仕組み以外にコイル鉄心の逆側にも超伝導体回転盤と磁石を配置して強力な起電とすることもできる。
また起電用磁石11はN面S面の単体のもの1個だけでなくNSを並べたものでも良い。
 
B)   磁力誘導による休眠起電コイル鉄心状態の作成 図面3
上記システムでコイル鉄心が周りからの磁力を遮蔽するための超伝導体カップに入った起電用コイル鉄心13は超伝導体で囲わなくてもよく、超伝導体盤のホールの回転による磁力誘導で磁力通しと磁力遮蔽状態を連続して繰り返すことができる。
磁石21より発した磁力は超伝導盤24のホール25を通して起電コイル鉄心23に達するが、磁力が達するコイル鉄心から次の休眠状態のコイル鉄心に超電動回転盤の回転で誘導することにより磁力の通しと磁力の遮蔽状態を連続して繰り返すことができる。
 
(ウ)                従来型火力発電機のローターに被せる超伝導体カバーによる磁力遮蔽
    上記と同じシステムを従来の火力発電機などの発電機に超伝導体カバ ーを被せて超伝導体でできた軽量な間接的なカバーの回転による磁力遮蔽で起電して行くシステム。
 
(エ)               上記システムを使いそのままモーター、推進機として利用する
A)    上記システムを使いそのままモーター、推進機として利用する 31モーター、推進機 図面4 
超伝導体カップに入った磁石NSがマウントされた固定された板31と回転して動力となる磁石板34の2枚の間に固定された超伝導体開閉ルーバー板㉜を挟む。
超伝導体固定板のルーバー33の操作でNSを反撥状態や吸着状態にして磁石回転盤を回転させて動力とする。
また超伝導体固定板のルーバーは開け閉めの相反する方向の動きをする二つの組み合わせで連動させて、開閉コギングトルクトルクをなくす。
 
B)     モーター、推進機 図面5 
超伝導体により外部からの磁力遮蔽された超伝導体回転盤44に、外部磁石41からの磁力42を、ルーバー43.45の開け閉めを通して磁力誘導し、その誘導された磁力により超伝導体回転盤をマイスナー効果の反撥力で押し、回転させていく。
超伝導体回転盤44は外部磁石41との同極のものでも良い。
 
(オ)               ピストン式 図面6
磁石の周りに超伝導体による遮蔽体を被せ、超伝導体による遮蔽体をピストン運動して磁力を通したり磁力遮蔽して連続起電する。
NとSの部分を遮蔽体がピストン往復するとコイルに対する磁極が変わるので連続起電する。起電コイルは上下半分のパートに分けて二つ設置しても良い。また磁石とコイルの内外の関係は逆でも良い。
 
具体的方法、構造2
3.     ルーバーの構造 図面6
開閉するルーバーはブラインドのような片側に軸があるタイプでも真ん中に軸がある回転式のタイプでもよい、片側軸タイプは開と閉で磁力による押し引きがあるので二枚を組み合わせてそれぞれ開と閉の連動をしてコギングトルクを相殺する。
真ん中に軸がある回転式のタイプの場合は片側全開タイプのようなコギングトルクがかからない。回転するルーバーの真ん中の回転軸より半分づつが、磁力による進行力と戻りの圧力を受けるので双方の力で相殺されるのである。それぞれ個別でコギングトルクが相殺される。
 
4.     コギングトルク抵抗の処理
超伝導体回転盤式は、回転盤の回転にピンホール効果と同様な位置留めの力が働くのでそれに対抗するコギングトルク相殺システムを併設する。
進行の際に磁力と鉄心の結合力により進行力が生じ、今度は鉄心を通り過ぎる際にその鉄心への位置留めの力が働く、その力は進行力を止める効果が出てコギングトルクのような大きな進行抵抗力となってしまう。
最初の磁力と鉄心の結合力による推進力を、その力に相応した2個の磁石の反撥状態にしたものに蓄積して、後半の位置留めの力の際に自動解放すればコギングトルクの相殺になる。
 
5.     超伝導体の構造
超伝導体は第1種超伝導体と第2種超伝導体があり、第1種超伝導体は磁力遮蔽能力が高いが強磁力に対する耐久力がない。また第2種超伝導体は強磁力に対する耐久力はあるがピンホールにより磁力の漏れが生じるので起電の際に最大磁力差が小さくなり起電効率が悪くなってしまう。
そこで強磁力に対する耐久性と完全な磁力遮蔽を作るため、表層に第2種超伝導体を配置して磁力を和らげ、その第2種超伝導体の下層に第1種超伝導体を埋め込み完全な磁力遮蔽をしていく。それにより強磁力に強くまた磁力の完全遮蔽能力も高い超伝導体遮蔽板、カップができるのである。
ピンホールにより、表層の第2種超伝導体を抜けていく磁力が強くて第1種超伝導体を壊す場合はさらに第2種超伝導体の下層に鉄板や磁力遮蔽のためのシートを積層して、鉄板等へのピンホール透過磁力の拡張により磁力を拡散する、そしてさらにその下にまた第2種超伝導体を積層して透過する磁力を弱めて、さらにその下に第1種超伝導体で完全磁力遮蔽していく。
第2種超伝導体の下層に鉄板や磁力遮蔽のためのシートを積層はその目的が漏れ出る磁力の拡散であるので、鉄板や磁力遮蔽のためのシートや第2種超伝導体の形状を磁力拡散する形にしてその拡散を広げる。具体的にはピンホール部分に鉄板等を細長くしたものを放射状に広げパッチして漏れ出た磁力を効率的に周辺部に広げるのである。また山盛り型に盛り上げてピンホール透過磁力を拡散する。
また違う方法として第2種超伝導体を第1種超伝導体の面前で振動または小円運動させてその位置をずらし透過磁力を緩める手段も場合によっては採用する。
また超伝導体を磁力遮蔽の手段とするが、磁力を遮蔽するための鉄板やその他の磁力遮蔽物、または反極磁石を薄くしたものを間を開けて積層したものでも代用できるものとする。
 
6.     冷却方式
超伝導体の低温を保ったり、起電コイル鉄心を冷やして起電効率上げたりするのに液体冷却水やガスを使うが、それぞれが必要とする温度が違うのでシステム内を真空にしてそれぞれのパートを分断して、それぞれのパートで温度的管理する。そして真空によりシステムの結露も防げる。
 
本特許の新規性について
7.     従来、同じような考えの起電システムは特許として存在していたが実用化されていない。従来のシステムは磁力の誘導ができていない、または完全な磁力の遮断ができていない。超伝導体を回り込んだ磁力がコイル鉄心を目指して進入するためコイル鉄心に同じ量、質の磁力が常に滞留して磁束変化が起き無い、または大きな磁束変化がでない、などで磁束変化がないと連続起電できず発電機として成り立たないのである。
またその回転式はコギングトルク抵抗の問題を処理できていないので起電量と回転エネルギー量のバランスが取れず発電機として成り立たない。
当システムにおいては磁力の誘導は、軽量な超伝導体ケース、カップによる完全磁力遮蔽により、コイル鉄心に通す磁力を磁石磁力量の0%〜100%にコントロール出来る、また磁力の向きNSのコントロールができるので完全な連続起電ができ、大きな電力を連続起電することが出来るのである。
またコギングトルクについても別途対抗相殺するための反撥磁石のセットを回転連動させてコギングトルク抑制するので発電機として成り立つのである。
 
また温度変化による超伝導体と常伝導体の変化による磁力透過、遮断についての特許は、超伝導体の温度変化が時間的にすぐに切り替わるわけでないので起電量が少なく実用的でないと思われる。
 
 
 
ア)超伝導体ルーバーの開け閉めによる磁力遮蔽 イ)A 穴あき回転超伝導体板の回転による磁力遮蔽 イ)B回転ホール式 休タイミング エ) Aモーター、推進機 エ)Bモーター・推進機 ピストン式 ルーバーの構造

Claims (1)

  1. 超伝導体による磁力遮蔽による発電機、モーター、推進機
     
    概要
    1.     本発明は超伝導体の磁力遮蔽能力であるマイスナー効果とピン留め効果を使い、永久磁石、電磁石、超電導磁石等から、起電用コイル鉄心を通る磁力を超伝導体等で通したり防いだりして起電するものである。
    そのためには磁石から起電コイル鉄心に磁力を誘導して、超伝導体等で磁力を通し、または遮蔽して、起電コイル鉄心に通る磁力を0%から100%近くまで増減またはNSを連続切換えしないと連続起電しない。
    当発明は従来類似特許とちがい軽量な超伝導体等で磁力を誘導し、磁力を通したり遮蔽することで磁力を0%から100%近くまでコントロールでき、その結果省力で大きな起電量を得ることができるのである。
    2.     上記の目的達成するために超伝導体による磁力の遮蔽を必要とするが、その方式としては次のような物が考えられる。それは類似特許の防止として羅列するが、同一の発明であり別々の仕組みでは無い。
    いずれも超伝導体、鉄板、磁力遮蔽物による磁石やコイル鉄心の完全に近い遮蔽による、磁力量増減またはNSの連続切換えのコントロールや、超伝導体鉄板、磁力遮蔽物によるコイル鉄心への個別誘導による、0%から100%近くまでの磁力量増減またはNSを連続切換することによる起電である。
     
    具体的方法、構造1
    (ア)超伝導体ルーバーの開け閉めによる磁力遮蔽
    (イ)穴あき回転超伝導体板の回転による磁力遮蔽
    (ウ)従来型火力発電機のローターに被せる超伝導体カバーによる磁力遮蔽
    (エ)上記システムを使いそのままモーター、推進機として利用する
    (オ)ピストン式 図面6
     
    (ア)                超伝導体ルーバーの開け閉めによる磁力遮蔽 図面1
    磁石2より発生する磁力8がコイル鉄心1を通り起電するが、磁束の変化がない無起電状態にならないために、コイル鉄心の周りを超伝導体のケース4.5で覆い、磁力の通り道のコントローラーである超伝導体ルーバー7の開け閉めにより、磁束の変化を0%から100%近くまでコントロールして連続起電させる。
    磁石を囲む超伝導体のケースの一部を開閉するためのルーバーを開閉して連続起電するが、上開下閉、上閉下開のように上下逆に順番に開閉し磁力を通したり、遮蔽して、NS順番でのコイル鉄心へ磁力を通して連続起電する。
    磁束変化の最大値は磁石の最大磁力と0磁力または反極の最大磁力の差であるので、それを実現して最大起電させるために超伝導体の囲いで覆うのである。
    またコイル鉄心を貫く磁力を効率的に外に誘導するためにコイル鉄心の外側に鉄板6を設ける。これにより磁石より入った磁力Nはコイル側に全部抜けて鉄板を通して両端の磁石Sに戻る。磁石より発生している磁力Nが全て効率的にコイルを抜けて反極Sに戻るので起電力が効率的になるのである。
    (NSの組み合わせはNN、SSも含め、起電効率の良いように組み合わせる。システムの大きさや、磁力の強さにより色々な組み合わせが考えられる。)
    (ルーバーには磁力の力によりコギングトルクトルクのような開閉負担力がかかるが、ルーバーの上下運動の反対運動の連動により開閉コギングトルクを相殺し開閉負担力がかからないようにする。)
    (上下のルーバーの開閉を同時にして起電力高めても良い、またその場合の磁石のNS配置は変わっても良い。) 
     
    (イ)                穴あき超伝導体板の回転による磁力遮蔽 
    C)   超伝導体カップにより完全磁力遮蔽されたコイル鉄心 図面2
    周りからの磁力を遮蔽するための超伝導体カップに入った起電用コイル鉄心13を、起電用磁石11から発生した磁力が通り起電するが、そして真ん中に挟まれた超伝導体回転板14により磁力を遮蔽したり通したりして起電する。
    超伝導体回転盤には磁力を通すための穴が開いている15、それは起電用コイルの数の半分の数の穴数である。そして超伝導体回転板を回転させることにより、コイル鉄心へ磁力通したり遮って起電するのである。超伝導体回転板のホール部分で磁力を通し、ホールのない部分で磁力を遮る。それによりNSの連続起電をする。この場合この図面の仕組み以外にコイル鉄心の逆側にも超伝導体回転盤と磁石を配置して強力な起電とすることもできる。
    また起電用磁石11はN面S面の単体のもの1個だけでなくNSを並べたものでも良い。
     
    D)  磁力誘導による休眠起電コイル鉄心状態の作成 図面3
    上記システムでコイル鉄心が周りからの磁力を遮蔽するための超伝導体カップに入った起電用コイル鉄心13は超伝導体で囲わなくてもよく、超伝導体盤のホールの回転による磁力誘導で磁力通しと磁力遮蔽状態を連続して繰り返すことができる。
    磁石21より発した磁力は超伝導盤24のホール25を通して起電コイル鉄心㉓に達するが、磁力が達するコイル鉄心から次の休眠状態のコイル鉄心に超電動回転盤の回転で誘導することにより磁力の通しと磁力の遮蔽状態を連続して繰り返すことができる。
     
    (ウ)                従来型火力発電機のローターに被せる超伝導体カバーによる磁力遮蔽
        上記と同じシステムを従来の火力発電機などの発電機に超伝導体カバ ーを被せて超伝導体でできた軽量な間接的なカバーの回転による磁力遮蔽で起電して行くシステム。
    (エ)               上記システムを使いそのままモーター、推進機として利用する
    A)    上記システムを使いそのままモーター、推進機として利用する 31モーター、推進機 図面4 
    超伝導体カップに入った磁石NSがマウントされた固定された板31と回転して動力となる磁石板34の2枚の間に固定された超伝導体開閉ルーバー板㉜を挟む。
    超伝導体固定板のルーバー33の操作でNSを反撥状態や吸着状態にして磁石回転盤を回転させて動力とする。
    また超伝導体固定板のルーバーは開け閉めの相反する方向の動きをする二つの組み合わせで連動させて、開閉コギングトルクトルクをなくす。
     
    B)   モーター、推進機 図面5 
    超伝導体により外部からの磁力遮蔽された超伝導体回転盤44に、外部磁石41からの磁力42を、ルーバー43.45の開け閉めを通して磁力誘導し、その誘導された磁力により超伝導体回転盤をマイスナー効果の反撥力で押し、回転させていく。
    超伝導体回転盤44は外部磁石41との同極のものでも良い。
     
    (オ)ピストン式 図面6
    磁石の周りに超伝導体による遮蔽体を被せ、超伝導体による遮蔽体をピストン運動して磁力を通したり磁力遮蔽して連続起電する。
    NとSの部分を遮蔽体がピストン往復するとコイルに対する磁極が変わるので連続起電する。起電コイルは上下半分のパートに分けて二つ設置しても良い。また磁石とコイルの内外の関係は逆でも良い。
     
    具体的方法、構造2
    3.     ルーバーの構造 図面6
    開閉するルーバーはブラインドのような片側に軸があるタイプでも真ん中に軸がある回転式のタイプでもよい、片側軸タイプは開と閉で磁力による押し引きがあるので二枚を組み合わせてそれぞれ開と閉の連動をしてコギングトルクを相殺する。
    真ん中に軸がある回転式のタイプの場合は片側全開タイプのようなコギングトルクがかからない。回転するルーバーの真ん中の回転軸より半分づつが、磁力による進行力と戻りの圧力を受けるので双方の力で相殺されるのである。それぞれ個別でコギングトルクが相殺される。
     
    4.     コギングトルク抵抗の処理
    超伝導体回転盤式は、回転盤の回転にピンホール効果と同様な位置留めの力が働くのでそれに対抗するコギングトルク相殺システムを併設する。
    進行の際に磁力と鉄心の結合力により進行力が生じ、今度は鉄心を通り過ぎる際にその鉄心への位置留めの力が働く、その力は進行力を止める効果が出てコギングトルクのような大きな進行抵抗力となってしまう。
    最初の磁力と鉄心の結合力による推進力を、その力に相応した2個の磁石の反撥状態にしたものに蓄積して、後半の位置留めの力の際に自動解放すればコギングトルクの相殺になる。
     
    5.     超伝導体の構造
    超伝導体は第1種超伝導体と第2種超伝導体があり、第1種超伝導体は磁力遮蔽能力が高いが強磁力に対する耐久力がない。また第2種超伝導体は強磁力に対する耐久力はあるがピンホールにより磁力の漏れが生じるので起電の際に最大磁力差が小さくなり起電効率が悪くなってしまう。
    そこで強磁力に対する耐久性と完全な磁力遮蔽を作るため、表層に第2種超伝導体を配置して磁力を和らげ、その第2種超伝導体の下層に第1種超伝導体を埋め込み完全な磁力遮蔽をしていく。それにより強磁力に強くまた磁力の完全遮蔽能力も高い超伝導体遮蔽板、カップができるのである。
    ピンホールにより、表層の第2種超伝導体を抜けていく磁力が強くて第1種超伝導体を壊す場合はさらに第2種超伝導体の下層に鉄板や磁力遮蔽のためのシートを積層して、鉄板等へのピンホール透過磁力の拡張により磁力を拡散する、そしてさらにその下にまた第2種超伝導体を積層して透過する磁力を弱めて、さらにその下に第1種超伝導体で完全磁力遮蔽していく。
    第2種超伝導体の下層に鉄板や磁力遮蔽のためのシートを積層はその目的が漏れ出る磁力の拡散であるので、鉄板や磁力遮蔽のためのシートや第2種超伝導体の形状を磁力拡散する形にしてその拡散を広げる。具体的にはピンホール部分に鉄板等を細長くしたものを放射状に広げパッチして漏れ出た磁力を効率的に周辺部に広げるのである。また山盛り型に盛り上げてピンホール透過磁力を拡散する。
    また違う方法として第2種超伝導体を第1種超伝導体の面前で振動または小円運動させてその位置をずらし透過磁力を緩める手段も場合によっては採用する。
    また超伝導体を磁力遮蔽の手段とするが、磁力を遮蔽するための鉄板やその他の磁力遮蔽物、または反極磁石を薄くしたものを間を開けて積層したものでも代用できるものとする。
     
    6.     冷却方式
    超伝導体の低温を保ったり、起電コイル鉄心を冷やして起電効率上げたりするのに液体冷却水やガスを使うが、それぞれが必要とする温度が違うのでシステム内を真空にしてそれぞれのパートを分断して、それぞれのパートで温度的管理する。そして真空によりシステムの結露も防げる。
     
    本特許の新規性について
    7.     従来、同じような考えの起電システムは特許として存在していたが実用化されていない。従来のシステムは磁力の誘導ができていない、または完全な磁力の遮断ができていない。超伝導体を回り込んだ磁力がコイル鉄心を目指して進入するためコイル鉄心に同じ量、質の磁力が常に滞留して磁束変化が起き無い、または大きな磁束変化がでない、などで磁束変化がないと連続起電できず発電機として成り立たないのである。
    またその回転式はコギングトルク抵抗の問題を処理できていないので起電量と回転エネルギー量のバランスが取れず発電機として成り立たない。
    当システムにおいては磁力の誘導は、軽量な超伝導体ケース、カップによる完全磁力遮蔽により、コイル鉄心に通す磁力を磁石磁力量の0%〜100%にコントロール出来る、また磁力の向きNSのコントロールができるので完全な連続起電ができ、大きな電力を連続起電することが出来るのである。
    またコギングトルクについても別途対抗相殺するための反撥磁石のセットを回転連動させてコギングトルク抑制するので発電機として成り立つのである。
     
    また温度変化による超伝導体と常伝導体の変化による磁力透過、遮断についての特許は、超伝導体の温度変化が時間的にすぐに切り替わるわけでないので起電量が少なく実用的でないと思われる。
     
     
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