WO2021090539A1 - 無線端末、サーバおよび無線通信システム - Google Patents

無線端末、サーバおよび無線通信システム Download PDF

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Abstract

複数の通信部を備える無線端末において、複数の通信部にそれぞれの接続ネットワーク情報を設定して同時に利用する。 無線端末は、複数の通信部と、接続ネットワーク管理部と、ネットワーク接続処理部とを備える。接続ネットワーク管理部は、複数の通信部の各々に対応する接続ネットワーク情報を取得する。接続ネットワーク管理部は、接続ネットワーク情報に基づいて特定されたネットワークに接続を確立する。この接続が確立されたネットワークにより、複数の通信部はそれぞれ通信を実行する。

Description

無線端末、サーバおよび無線通信システム
 本技術は、無線通信システムに関する。詳しくは、ネットワークを介してサーバからデータ通信サービスの提供を受ける無線端末、ネットワークを介してデータ通信サービスを供給するサーバ、および、それらを含む無線通信システムに関する。
 無線端末がアプリケーションサーバと通信を行う場合に、通信帯域の向上や通信負荷分散、耐障害性向上を目的として、複数の通信回線を組み合わせて使用する、ボンディングと呼ばれる手法が知られている。無線端末がセルラネットワークを使ってボンディングを行う場合には、無線端末は複数のセルラ通信部をそれぞれセルラ通信事業者のネットワークに接続する必要があり、その接続処理において、無線端末はそれぞれの事業者が定義する接続ネットワーク情報を指定して接続をする必要がある。
 また、セルラ通信事業者が、高速通信に適した通信サービスや、通信遅延が少ない通信サービス等の、通信特性の異なる通信サービスを提供する場合に、それらを無線端末から指定する識別情報として接続ネットワーク情報を使用する方法がある。このとき、無線端末は、特定の通信サービスに接続するために、セルラネットワークへの接続時に、通信サービスを指定するための接続ネットワーク情報を指定する必要がある。
 各通信事業者によって接続ネットワーク情報の定義は異なるため、無線端末のセルラ通信部の数が多い場合は、無線端末上のアプリケーションに対して、個別の接続ネットワーク情報の設定が必要となり煩雑である。また、複数の無線端末を使用するケースを想定した場合は、それぞれの端末に接続ネットワーク情報を設定する必要があり設定が煩雑になる。そこで、サービス識別子をアクセスポイントの識別子にマッピングすることによってアクセスポイントによりアクセスされ得るサービスを介してアクセスポイントの識別子を取得する通信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特表2017-513300号公報
 上述の従来技術では、アクセスポイントによりアクセスされ得るサービスを介してアクセスポイントの識別子を取得してアクセスポイントの切り替えを行っている。しかしながら、無線端末が複数のセルラ通信回線を利用する場合、アクセスポイントを逐一切り替えることなく、それらを同時に設定して利用する必要がある。
 本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、複数の通信部を備える無線端末において、複数の通信部にそれぞれの接続ネットワーク情報を設定して同時に利用することを目的とする。
 本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、複数の通信部と、上記複数の通信部の各々に対応する接続ネットワーク情報を取得する接続ネットワーク管理部と、上記接続ネットワーク情報に基づいて特定されたネットワークに接続を確立して上記複数の通信部に通信を実行させるネットワーク接続処理部とを具備する無線端末である。これにより、複数の通信部の通信のためのネットワークを接続ネットワーク情報に基づいて特定するという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記接続ネットワーク情報は、APN情報を含み、上記複数の通信部は、互いに異なるAPN情報に対応するネットワークにより通信を実行するようにしてもよい。これにより、複数の通信部の通信のためのネットワークをAPN情報に基づいて特定するという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記接続ネットワーク情報は、通信事業者識別情報を含み、上記複数の通信部は、互いに異なる上記通信事業者識別情報に対応するネットワークにより通信を実行するようにしてもよい。これにより、複数の通信部の通信のためのネットワークとして、互いに異なる通信事業者識別情報に対応するネットワークを利用するという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記接続ネットワーク情報は、回線種別情報を含み、上記接続ネットワーク管理部は、アプリケーションが必要とする回線品質を満たすネットワークを上記回線種別情報に基づいて特定するようにしてもよい。これにより、複数の通信部の通信のためのネットワークとして、アプリケーションが必要とする回線品質を満たすネットワークを利用するという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記接続ネットワーク情報は、ビットレート情報を含み、上記接続ネットワーク管理部は、アプリケーションが必要とするビットレートを満たすネットワークを上記ビットレート情報に基づいて特定するようにしてもよい。これにより、複数の通信部の通信のためのネットワークとして、アプリケーションが必要とするビットレートを満たすネットワークを利用するという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記接続ネットワーク情報は、通信遅延性能情報を含み、上記接続ネットワーク管理部は、アプリケーションが必要とする通信遅延性能を満たすネットワークを上記通信遅延性能情報に基づいて特定するようにしてもよい。これにより、複数の通信部の通信のためのネットワークとして、アプリケーションが必要とする通信遅延性能を満たすネットワークを利用するという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記接続ネットワーク管理部は、初期通信のためのネットワークを介して上記接続ネットワーク情報を取得するようにしてもよい。これにより、初期通信のためのネットワークとして予め想定されたネットワークを利用するという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記接続ネットワーク管理部は、上記初期通信のためのネットワークを介してアプリケーションサーバから上記接続ネットワーク情報を取得するようにしてもよい。これにより、ネットワークに接続したアプリケーションサーバから接続ネットワーク情報を取得するという作用をもたらす。
 また、この第1の側面において、上記接続ネットワーク管理部は、上記初期通信のためのネットワークを介してユーザ認証サーバによるユーザ認証を経て上記アプリケーションサーバから上記接続ネットワーク情報を取得するようにしてもよい。これにより、ネットワークに接続したユーザ認証サーバによりユーザ認証を行うという作用をもたらす。
 また、本技術の第2の側面は、アプリケーションのための接続ネットワーク情報を記憶して無線端末からの要求に応じて上記接続ネットワーク情報を配信する接続ネットワーク情報配信部と、上記接続ネットワーク情報に基づいて接続されたネットワークを介して上記アプリケーションに必要なデータ通信サービスを上記無線端末に供給するデータ通信サービス供給部とを具備するサーバである。これにより、アプリケーションに必要なデータ通信サービスを無線端末に供給するという作用をもたらす。
 また、本技術の第3の側面は、無線端末と、アプリケーションサーバと、上記無線端末および上記アプリケーションサーバを接続する複数のコアネットワークとを具備する無線システムであって、上記無線端末は、複数の通信部と、上記複数の通信部の各々に対応する接続ネットワーク情報を上記アプリケーションサーバから取得する接続ネットワーク管理部と、上記複数のコアネットワークにおいて上記接続ネットワーク情報に基づいて特定された接続先に接続を確立して上記複数の通信部に通信を実行させるネットワーク接続処理部とを備え、上記アプリケーションサーバは、上記接続ネットワーク情報を記憶して上記無線端末からの要求に応じて上記接続ネットワーク情報を配信する接続ネットワーク情報配信部と、上記接続ネットワーク情報に基づいて接続されたネットワークを介して上記無線端末のアプリケーションに必要なデータ通信サービスを上記無線端末に供給するデータ通信サービス供給部とを備える無線システムである。これにより、無線端末の複数の通信部の通信のためのネットワークを、アプリケーションサーバから供給された接続ネットワーク情報に基づいて特定するという作用をもたらす。
本技術の第1の実施の形態における無線通信システムの全体構成例を示す図である。 本技術の実施の形態における無線端末100の構成例を示す図である。 本技術の実施の形態におけるアプリケーションサーバ300の構成例を示す図である。 本技術の実施の形態における接続ネットワーク情報リストの第1の例を示す図である。 本技術の実施の形態における接続ネットワーク情報リストの第2の例を示す図である。 本技術の実施の形態における接続ネットワーク情報リストの第3の例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。 本技術の第2の実施の形態における無線通信システムの全体構成例を示す図である。 本技術の第2の実施の形態における無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。
 以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
 1.第1の実施の形態(アプリケーションサーバから接続ネットワーク情報を取得する例)
 2.第2の実施の形態(ユーザ認証サーバによるユーザ認証を行う例)
 <1.第1の実施の形態>
 [無線通信システム]
 図1は、本技術の第1の実施の形態における無線通信システムの全体構成例を示す図である。
 この無線通信システムは、無線端末100と、コアネットワーク200と、アプリケーションサーバ300とを備える。
 無線端末100は、無線通信機能を備えるユーザ機器(UE:User Equipment)である。この無線端末100は、クライアントアプリケーション101を実行する。このクライアントアプリケーション101は、コアネットワーク200を経由してアプリケーションサーバ300と通信を行い、全体の処理を実行する。
 コアネットワーク200は、無線通信システムの基幹回線網である。この例では、コアネットワーク200は、事業者Aのコアネットワーク210と、事業者Bのコアネットワーク220とを備えることを想定する。ただし、事業者Aおよび事業者Bは一例であり、その数が変わっても構わない。このようなコアネットワークとしては、例えば、5G(5th Generation)におけるネットワークスライスを利用してもよい。
 アプリケーションサーバ300は、無線端末100のクライアントアプリケーション101を実行するために必要なサービスを提供するサーバである。すなわち、アプリケーションとして、無線端末100とアプリケーションサーバ300間で、アプリケーションデータを高速に通信のやり取りをして、アプリケーションが実行されることを想定する。このアプリケーションサーバ300は、接続ネットワーク情報配信部310と、高速データ通信サービス供給部320とを備える。
 接続ネットワーク情報配信部310は、コアネットワーク200を利用するために必要な接続ネットワーク情報を配信するものである。接続ネットワーク情報としては、例えば、APN(Access Point Name)が想定される。このAPNは、コアネットワーク200を利用する際の、接続先を指定する識別子である。より具体的には、コアネットワーク200からインターネットに繋げるための情報である。この例では、アプリケーションサーバ300は、インターネットに接続されており、接続ネットワーク情報を用いることによってコアネットワーク200からアクセスすることが可能になる。
 高速データ通信サービス供給部320は、無線端末100のクライアントアプリケーション101に対して高速データ通信サービスを供給するものである。高速データ通信サービスとしては、例えば、無線端末100がカメラ機器である場合に、アプリケーションサーバ300をライブ配信サーバとして利用し、無線端末100で撮影した大容量の映像データをライブ配信サーバに転送することが考えられる。また、無線端末100が再生機器である場合に、アプリケーションサーバ300を動画コンテンツサーバとして利用し、無線端末100が大容量の映像データ(動画コンテンツ)を動画コンテンツサーバから取得して、再生することが考えられる。
 無線端末100とアプリケーションサーバ300との間の通信は、コアネットワーク200を経由して行われる。事業者Aおよび事業者Bは、アプリケーションが求める無線特性に応じた通信サービスを提供する。無線端末100からこれらのサービスを選択する場合には、上述のように、事業者が定義する接続ネットワーク情報を指定して接続をする必要がある。この実施の形態においては、接続ネットワーク情報配信部310が接続ネットワーク情報を配信するため、無線端末100における設定登録の手間を省くことができる。特に、複数の事業者のコアネットワークを利用する場合に、接続ネットワーク情報を切り替えて利用することは煩雑であり、接続ネットワーク情報配信部310を利用することによりその煩雑さを解消することできる。
 無線端末100は、高速データ通信サービスの提供を受けるために必要な接続ネットワーク情報を取得するために、初期通信用の接続ネットワーク情報を利用する。この例では、事業者Aコアネットワーク210のAPN#A0(211)が利用される。これにより、初期通信としてアプリケーションサーバ300との間の通信が可能になり、接続ネットワーク情報配信部310を利用できるようになる。
 この例では、接続ネットワーク情報配信部310は、高速データ通信サービスの提供を受けるために必要な接続ネットワーク情報として、互いに異なる事業者Aコアネットワーク210のAPN#A1(212)および事業者Bコアネットワーク220のAPN#B1(222)を配信する。すなわち、無線端末100のクライアントアプリケーション101は、事業者Aコアネットワーク210および事業者Bコアネットワーク220の両者を利用することができるようになる。
 [無線端末]
 図2は、本技術の実施の形態における無線端末100の構成例を示す図である。
 無線端末100は、アプリケーション部110と、接続ネットワーク管理部120と、ネットワーク接続処理部130と、通信部140とを備える。
 アプリケーション部110は、クライアントアプリケーション101を実行する実行部である。
 接続ネットワーク管理部120は、コアネットワーク200を利用する際に接続するネットワークを管理するものである。この接続ネットワーク管理部120は、アプリケーションサーバ300との初期通信のために必要な、任意のネットワークに接続するための、接続ネットワーク情報をあらかじめ保持する。また、ユーザがUI(User Interface)を介して設定することにより、接続ネットワーク情報を保持するようにしてもよい。
 また、接続ネットワーク管理部120は、アプリケーションサーバ300から取得した接続ネットワーク情報のリストから、アプリケーションの要求に適した通信品質を提供する接続ネットワーク情報を選択し、その情報を用いてネットワーク接続を管理する機能を備える。この機能を用いて、接続ネットワーク管理部120は、アプリケーションの要求に従って、複数の事業者のネットワークに順次接続(ボンディング)するように管理してもよい。
 ネットワーク接続処理部130は、接続ネットワーク管理部120の管理に従って、通信部140を制御してネットワーク接続処理を行うものである。
 通信部140は、ネットワーク接続処理部130の制御に従って、コアネットワーク200を利用してセルラ通信を行うものである。この例では、通信部140は、セルラ通信部#1(141)と、セルラ通信部#2(142)とを備える。セルラ通信部141および142は、それぞれ異なるアンテナを利用して独立に無線通信を行う。したがって、無線端末100全体として複数のネットワークを同時に利用することができる。なお、ここでは2つのセルラ通信部141および142を備える例を想定するが、それ以上の数を想定しても構わない。
 複数のネットワークを同時に利用したサービスの提供は、無線端末100を利用するユーザと、アプリケーションサーバ300を運用するサービス事業者との間の契約に依存する。したがって、何れのネットワークを利用できるかは、両者間の契約に従う。また、契約の内容によって、一方のネットワークを80%、他方のネットワークを20%という割合で利用することも考えられる。
 [アプリケーションサーバ]
 図3は、本技術の実施の形態におけるアプリケーションサーバ300の構成例を示す図である。
 アプリケーションサーバ300は、上述のように、接続ネットワーク情報配信部310と、高速データ通信サービス供給部320とを備える。接続ネットワーク情報配信部310は、接続ネットワーク情報配信サービス311を提供する。接続ネットワーク情報配信サービス311は、コアネットワーク200を利用するために必要な接続ネットワーク情報を配信するサービスである。高速データ通信サービス供給部320は、高速データ通信サービス321を提供する。高速データ通信サービス321は、無線端末100のクライアントアプリケーション101に対して高速データ通信サービスを供給するサービスである。
 アプリケーションサーバ300は、目的とするアプリケーションを実現するためのサービスを備え、コアネットワーク200を経由して無線端末100上のクライアントアプリケーション101と連携してアプリケーションを実行する。上述の高速データ通信サービス321は、アプリケーションサーバ300によって提供されるサービスの一例である。
 また、アプリケーションサーバ300は、接続する可能性がある事業者の接続ネットワーク情報で、アプリケーションの要求に適した通信品質を提供する接続ネットワーク情報のリストを保持し、無線端末100に提供する。上述の接続ネットワーク情報配信サービス311は、その一例である。以下では、アプリケーションサーバ300が保持する接続ネットワーク情報リストの例について説明する。
 図4は、本技術の実施の形態における接続ネットワーク情報リストの第1の例を示す図である。
 この接続ネットワーク情報リストの第1の例は、事業者情報、回線種別、および、APN情報をそれぞれ対応付けて保持する。
 事業者情報は、コアネットワーク200の事業者を識別する情報である。この例では、コアネットワーク210の「事業者A」およびコアネットワーク220の「事業者B」が設定されている。
 回線種別は、ネットワークの回線の速度に応じた種別を示す情報である。例えば、「高速回線」や「低遅延回線」などの種別が設定される。
 APN情報は、ネットワークのAPNを示す情報である。この例では、上述の高速データ通信サービス321を提供するためのネットワークとして、コアネットワーク210の「APN#A1」およびコアネットワーク220の「APN#B1」が設定されている。
 無線端末100は、アプリケーションサーバ300から接続ネットワーク情報リストを取得する。そして、その接続ネットワーク情報リストから、アプリケーションの要求に適した通信品質を提供する接続ネットワーク情報を選択し、その情報を用いてコアネットワーク200の何れかのネットワークに接続する。
 図5は、本技術の実施の形態における接続ネットワーク情報リストの第2の例を示す図である。
 この接続ネットワーク情報リストの第2の例は、事業者情報、回線種別、および、APN情報に加えて、ダウンリンク最大ビットレートおよびアップリンク最大ビットレートをそれぞれ対応付けて保持する。
 ダウンリンク最大ビットレートは、アプリケーションサーバ300からコアネットワーク200を経由して無線端末100にデータ転送する際の最大ビットレートを示す情報である。アップリンク最大ビットレートは、無線端末100からコアネットワーク200を経由してアプリケーションサーバ300にデータ転送する際の最大ビットレートを示す情報である。
 無線端末100は、ダウンリンク最大ビットレートおよびアップリンク最大ビットレートの情報に基づいて、各通信サービスでやり取りするデータ量を調整することができる。これにより、過剰なデータ量を送信することにより発生する輻輳を、回避することができる。
 図6は、本技術の実施の形態における接続ネットワーク情報リストの第3の例を示す図である。
 この接続ネットワーク情報リストの第3の例は、上述の情報に加えて、通信遅延性能情報をそれぞれ対応付けて保持する。この通信遅延性能情報は、ネットワークの通信遅延の性能を表す情報である。
 この例では、通信遅延性能を表す情報として、「低遅延」および「ベストエフォート」が設定されている。「低遅延」は、例えば、良好な電波環境下において、無線端末100からアプリケーションサーバ300までの片道の通信遅延が10ミリ秒以下などの条件を満たすことを意味する。また、「ベストエフォート」は、通信遅延については最大の努力はするものの性能上の保証はないことを意味する。
 無線端末100は、この通信遅延性能情報に基づいて、低遅延で行いたい通信に対して適切な通信サービスを割り当てることが可能になる。
 [動作]
 図7は、本技術の第1の実施の形態における無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。
 まず、無線端末100のアプリケーション部110は、アプリケーションサーバ300との通信開始時に、接続ネットワーク管理部120に対して、コアネットワーク200への接続指示を出す(811)。その際、アプリケーション部110は、「接続に使用するセルラ通信部の識別番号」、「事業者識別子」、および、「通信品質情報」の各パラメータを指定する。
 「接続に使用するセルラ通信部の識別番号」は、通信部140のセルラ通信部141または142の何れを使用するかを指定するパラメータである。複数のセルラ通信部が同じ性能の場合は、この情報を省略して、接続ネットワーク管理部120が、使用可能なセルラ通信部の中から自動的に割り振ることもできる。
 「事業者識別子」は、接続するセルラーネットワークの事業者を示す識別子であり、コアネットワーク210の事業者A、または、コアネットワーク220の事業者Bの何れを使用するかを指定するパラメータである。
 「通信品質情報」は、アプリケーションが求める通信品質に関する情報であり、例えば、「高速回線」や「低遅延回線」などの種別を指定するパラメータである。
 次に、接続ネットワーク管理部120は、接続ネットワーク情報のリストを未だ取得していない場合には、初期通信用の接続ネットワーク情報(事業者A、APN#A0)を用いて、ネットワーク接続処理部130に接続指示を出す(812)。これにより、ネットワーク接続処理部130は、受け取った接続ネットワーク情報を用いて、セルラ通信部141を制御して、事業者Aコアネットワーク210に接続する(813)。
 接続ネットワーク管理部120は、上述の手順により接続した事業者Aコアネットワーク210を経由して、アプリケーションサーバ300にWebAPI(Web Application Programming Interface)等の手段を使ってアクセスする(821)。これにより、接続ネットワーク情報リストを取得して(822)、それを保持する(829)。
 接続ネットワーク管理部120は、アプリケーション部110から指定された、「事業者識別子」および「通信品質情報」にマッチする項目を、接続ネットワーク情報リストから選択する(832)。この例では、事業者Aの高速回線用のAPNを特定する。
 接続ネットワーク管理部120は、選択した接続ネットワーク情報の事業者情報およびAPN情報を用いて、ネットワーク接続処理部130に接続要求を行う(833)。ネットワーク接続処理部130は、受け取った接続ネットワーク情報を用いて、セルラ通信部141を制御して、事業者Aコアネットワーク210に接続する(834)。接続が成功した場合には、接続ネットワーク管理部120は、その結果をアプリケーション部110に通知する(835)。
 アプリケーション部110は、複数のネットワークを使用する場合には、さらに、接続ネットワーク管理部120に対して、コアネットワーク200への接続要求を行う(841)。この場合も、アプリケーション部110は、1回目と同様の接続パラメータを接続ネットワーク管理部120に渡す。
 接続ネットワーク管理部120は、既に接続ネットワーク情報リストを保持しており、そのリストに基づいて、アプリケーション部110から指定された「事業者識別子」および「通信品質情報」に合致する項目を、接続ネットワーク情報リストから選択する(842)。
 接続ネットワーク管理部120は、選択した接続ネットワーク情報の事業者情報およびAPN情報を用いて、ネットワーク接続処理部130に接続要求を行う(843)。ネットワーク接続処理部130は、受け取った接続ネットワーク情報を用いて、セルラ通信部142を制御して、事業者Bコアネットワーク220に接続する(844)。接続が成功した場合には、接続ネットワーク管理部120は、その結果をアプリケーション部110に通知する(845)。
 アプリケーション部110は、必要な数の通信路を確保したら、アプリケーションサーバ300と連携して、目的の通信を開始する(851)。すなわち、この例では、事業者Aの高速回線と事業者Bの高速回線を同時に利用して、高速データ通信を使用したアプリケーションを実行する(852)。このとき、アプリケーション部110は、通信サービスの最大ビットレート情報が取得できた場合には、そのビットレートを超えない範囲で、各通信サービスの通信量を調整するようにしてもよい。
 上述の動作例では、接続ネットワーク情報リストの全体を無線端末100に供給して、条件に合致する接続ネットワーク情報を無線端末100が選択する例について説明したが、これは一例である。すなわち、アプリケーションサーバ300において、条件に合致する接続ネットワーク情報に絞った上で無線端末100に供給するようにしてもよい。例えば、事業者Aコアネットワーク210の接続ネットワーク情報と、事業者Bコアネットワーク220の接続ネットワーク情報とに分けて、接続ネットワーク情報リストを取得するようにしてもよい。
 また、上述の動作例では、アプリケーション部110からの接続要求を事業者Aコアネットワーク210と事業者Bコアネットワーク220に分けて行う例について説明したが、これは一例である。すなわち、アプリケーション部110からの接続要求をまとめて行うようにしてもよい。
 このように、本技術の第1の実施の形態によれば、無線端末100が、アプリケーションの実行に適した通信特性を持つ接続ネットワーク情報を、アプリケーションサーバ300から取得することにより、接続ネットワーク情報の設定処理を簡略化することができる。
 特に、無線端末100が複数のセルラ通信部141および142を備える場合、複数の接続ネットワーク情報の設定を自動化することができる。また、そのような無線端末100を複数台使用する場合にも、それぞれの無線端末100に必要な接続ネットワーク情報の設定を自動化することができる。また、接続ネットワーク情報の変更が生じた場合にも、アプリケーションサーバ300側の設定を変更することにより、複数の無線端末100への設定変更も可能になる。
 <2.第2の実施の形態>
 上述の第1の実施の形態では、無線端末100からの要求に応じてアプリケーションサーバ300が接続ネットワーク情報を配信していたが、その際にユーザ認証を行うようにしてもよい。以下の第2の実施の形態では、ユーザ認証のためのサーバを利用する例について説明する。
 [無線通信システム]
 図8は、本技術の第2の実施の形態における無線通信システムの全体構成例を示す図である。
 この第2の実施の形態における無線通信システムは、無線端末100、コアネットワーク200およびアプリケーションサーバ300に加えて、ユーザ認証サーバ400を備える。
 ユーザ認証サーバ400は、アプリケーションサーバ300が接続ネットワーク情報を配信する際に、ユーザ認証を行うサーバである。このユーザ認証サーバ400は、無線端末100から入力されたユーザ情報(ユーザIDおよびパスワード)に基づいてユーザ認証を行う。ユーザ認証に成功した場合、ユーザ認証サーバ400は、接続ネットワーク情報リストにアクセスするためのアクセスキーを、無線端末100に対して発行する。
 無線端末100は、ユーザ認証サーバ400から発行されたアクセスキーを用いて、ユーザ属性に基づく接続ネットワーク情報を取得する。
 [動作]
 図9は、本技術の第2の実施の形態における無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。
 初期通信用の事業者Aコアネットワーク210に接続(813)するまでの処理は、上述の第1の実施の形態における動作と同様である。
 接続ネットワーク管理部120は、アプリケーションサーバ300に「ユーザ認証要求」を送信する(823)。アプリケーションサーバ300は、その応答として「ユーザ認証サーバ情報」を通知する(824)。この「ユーザ認証サーバ情報」には、ユーザ認証サーバ400にアクセスするための情報(例えば、URLなど)が含まれる。
 ユーザは、ユーザ認証サーバ400にアクセスして、アプリケーション部110を介してユーザIDおよびパスワードを入力する(825)。これにより、ユーザ認証サーバ400においてユーザ認証が行われる(826)。その結果、ユーザ認証が成功した場合には、そのユーザに基づく接続ネットワーク情報のリストへのアクセスキーがユーザ認証サーバ400から供給される。
 接続ネットワーク管理部120は、供給されたアクセスキーを利用してアプリケーションサーバ300に接続ネットワーク情報の取得を要求する(827)。アプリケーションサーバ300は、その要求に応じて、ユーザに基づく接続ネットワーク情報のリストを提供する(828)。このとき、アプリケーションサーバ300は、ユーザとアプリケーションプロバイダとの契約内容に応じて、接続ネットワーク情報のリストの内容を変えて配信することが可能となる。
 接続ネットワーク管理部120は、その接続ネットワーク情報を取得して、保持する(829)。それ以降の処理は上述の第1の実施の形態における動作と同様であるため、詳細な説明は省略する。
 このように、本技術の第2の実施の形態によれば、ユーザ認証サーバ400を設けることにより、無線端末100が接続ネットワーク情報リストにアクセスするためのユーザ認証を行うことができる。
 なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
 また、上述の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disc)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray(登録商標)Disc)等を用いることができる。
 なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって、限定されるものではなく、また、他の効果があってもよい。
 なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)複数の通信部と、
 前記複数の通信部の各々に対応する接続ネットワーク情報を取得する接続ネットワーク管理部と、
 前記接続ネットワーク情報に基づいて特定されたネットワークに接続を確立して前記複数の通信部に通信を実行させるネットワーク接続処理部と
を具備する無線端末。
(2)前記接続ネットワーク情報は、APN情報を含み、
 前記複数の通信部は、互いに異なるAPN情報に対応するネットワークにより通信を実行する
前記(1)に記載の無線端末。
(3)前記接続ネットワーク情報は、通信事業者識別情報を含み、
 前記複数の通信部は、互いに異なる前記通信事業者識別情報に対応するネットワークにより通信を実行する
前記(1)または(2)に記載の無線端末。
(4)前記接続ネットワーク情報は、回線種別情報を含み、
 前記接続ネットワーク管理部は、アプリケーションが必要とする回線品質を満たすネットワークを前記回線種別情報に基づいて特定する
前記(1)から(3)のいずれかに記載の無線端末。
(5)前記接続ネットワーク情報は、ビットレート情報を含み、
 前記接続ネットワーク管理部は、アプリケーションが必要とするビットレートを満たすネットワークを前記ビットレート情報に基づいて特定する
前記(1)から(4)のいずれかに記載の無線端末。
(6)前記接続ネットワーク情報は、通信遅延性能情報を含み、
 前記接続ネットワーク管理部は、アプリケーションが必要とする通信遅延性能を満たすネットワークを前記通信遅延性能情報に基づいて特定する
前記(1)から(5)のいずれかに記載の無線端末。
(7)前記接続ネットワーク管理部は、初期通信のためのネットワークを介して前記接続ネットワーク情報を取得する
前記(1)から(6)のいずれかに記載の無線端末。
(8)前記接続ネットワーク管理部は、前記初期通信のためのネットワークを介してアプリケーションサーバから前記接続ネットワーク情報を取得する
前記(7)に記載の無線端末。
(9)前記接続ネットワーク管理部は、前記初期通信のためのネットワークを介してユーザ認証サーバによるユーザ認証を経て前記アプリケーションサーバから前記接続ネットワーク情報を取得する
前記(8)に記載の無線端末。
(10)アプリケーションのための接続ネットワーク情報を記憶して無線端末からの要求に応じて前記接続ネットワーク情報を配信する接続ネットワーク情報配信部と、
 前記接続ネットワーク情報に基づいて接続されたネットワークを介して前記アプリケーションに必要なデータ通信サービスを前記無線端末に供給するデータ通信サービス供給部と
を具備するサーバ。
(11)無線端末と、アプリケーションサーバと、前記無線端末および前記アプリケーションサーバを接続する複数のコアネットワークとを具備する無線システムであって、
 前記無線端末は、複数の通信部と、前記複数の通信部の各々に対応する接続ネットワーク情報を前記アプリケーションサーバから取得する接続ネットワーク管理部と、前記複数のコアネットワークにおいて前記接続ネットワーク情報に基づいて特定された接続先に接続を確立して前記複数の通信部に通信を実行させるネットワーク接続処理部とを備え、
 前記アプリケーションサーバは、前記接続ネットワーク情報を記憶して前記無線端末からの要求に応じて前記接続ネットワーク情報を配信する接続ネットワーク情報配信部と、前記接続ネットワーク情報に基づいて接続されたネットワークを介して前記無線端末のアプリケーションに必要なデータ通信サービスを前記無線端末に供給するデータ通信サービス供給部とを備える
無線通信システム。
 100 無線端末
 101 クライアントアプリケーション
 110 アプリケーション部
 120 接続ネットワーク管理部
 130 ネットワーク接続処理部
 140 通信部
 141、142 セルラ通信部
 200 コアネットワーク
 210 事業者Aコアネットワーク
 220 事業者Bコアネットワーク
 300 アプリケーションサーバ
 310 接続ネットワーク情報配信部
 311 接続ネットワーク情報配信サービス
 320 高速データ通信サービス供給部
 321 高速データ通信サービス
 400 ユーザ認証サーバ

Claims (11)

  1.  複数の通信部と、
     前記複数の通信部の各々に対応する接続ネットワーク情報を取得する接続ネットワーク管理部と、
     前記接続ネットワーク情報に基づいて特定されたネットワークに接続を確立して前記複数の通信部に通信を実行させるネットワーク接続処理部と
    を具備する無線端末。
  2.  前記接続ネットワーク情報は、APN情報を含み、
     前記複数の通信部は、互いに異なるAPN情報に対応するネットワークにより通信を実行する
    請求項1記載の無線端末。
  3.  前記接続ネットワーク情報は、通信事業者識別情報を含み、
     前記複数の通信部は、互いに異なる前記通信事業者識別情報に対応するネットワークにより通信を実行する
    請求項1記載の無線端末。
  4.  前記接続ネットワーク情報は、回線種別情報を含み、
     前記接続ネットワーク管理部は、アプリケーションが必要とする回線品質を満たすネットワークを前記回線種別情報に基づいて特定する
    請求項1記載の無線端末。
  5.  前記接続ネットワーク情報は、ビットレート情報を含み、
     前記接続ネットワーク管理部は、アプリケーションが必要とするビットレートを満たすネットワークを前記ビットレート情報に基づいて特定する
    請求項1記載の無線端末。
  6.  前記接続ネットワーク情報は、通信遅延性能情報を含み、
     前記接続ネットワーク管理部は、アプリケーションが必要とする通信遅延性能を満たすネットワークを前記通信遅延性能情報に基づいて特定する
    請求項1記載の無線端末。
  7.  前記接続ネットワーク管理部は、初期通信のためのネットワークを介して前記接続ネットワーク情報を取得する
    請求項1記載の無線端末。
  8.  前記接続ネットワーク管理部は、前記初期通信のためのネットワークを介してアプリケーションサーバから前記接続ネットワーク情報を取得する
    請求項7記載の無線端末。
  9.  前記接続ネットワーク管理部は、前記初期通信のためのネットワークを介してユーザ認証サーバによるユーザ認証を経て前記アプリケーションサーバから前記接続ネットワーク情報を取得する
    請求項8記載の無線端末。
  10.  アプリケーションのための接続ネットワーク情報を記憶して無線端末からの要求に応じて前記接続ネットワーク情報を配信する接続ネットワーク情報配信部と、
     前記接続ネットワーク情報に基づいて接続されたネットワークを介して前記アプリケーションに必要なデータ通信サービスを前記無線端末に供給するデータ通信サービス供給部と
    を具備するアプリケーションサーバ。
  11.  無線端末と、アプリケーションサーバと、前記無線端末および前記アプリケーションサーバを接続する複数のコアネットワークとを具備する無線システムであって、
     前記無線端末は、複数の通信部と、前記複数の通信部の各々に対応する接続ネットワーク情報を前記アプリケーションサーバから取得する接続ネットワーク管理部と、前記複数のコアネットワークにおいて前記接続ネットワーク情報に基づいて特定された接続先に接続を確立して前記複数の通信部に通信を実行させるネットワーク接続処理部とを備え、
     前記アプリケーションサーバは、前記接続ネットワーク情報を記憶して前記無線端末からの要求に応じて前記接続ネットワーク情報を配信する接続ネットワーク情報配信部と、前記接続ネットワーク情報に基づいて接続されたネットワークを介して前記無線端末のアプリケーションに必要なデータ通信サービスを前記無線端末に供給するデータ通信サービス供給部とを備える
    無線システム。
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