WO2020035934A1 - Sns画像トレンド分析システム、sns画像トレンド分析方法、及びプログラム - Google Patents

Sns画像トレンド分析システム、sns画像トレンド分析方法、及びプログラム Download PDF

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田中 正宏
栗原 洋介
和也 箕部
晴香 金丸
研次 落合
雅史 和田
裕人 寒川
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株式会社ウフル
ザ・ユージーン・スタジオ株式会社
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    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/01Social networking

Definitions

  • the SNS 10 is an SNS for which the present system performs an image trend analysis. It is assumed that the SNS can be accessed from the terminal 20 via the communication network 40.
  • the first grouping means 215 groups the components of the image extracted in step S304 (step S305).
  • all of the extracted components may be used, several of the extracted components may be used from those having a high probability, or those having a probability equal to or more than a threshold may be used. Good.
  • a component having a probability of more than 90% among the extracted components is used, referring to the table 701 in FIG. 7, the components exceeding 90% in the image 601 are animals and cats. , Image 601 is in the group “Animals & Cats”. Also, referring to the table 702 of FIG.
  • the second grouping means 217 groups the hash tags of the images extracted in step S306 (step S307). For example, since the hashtags co-occurring in the image 601 are #cat and # 4, the image 601 is grouped as "cat & 4". In addition, since the hashtags co-occurring in the image 602 are #animal, #pot, #kingghidorah, #cat, the image 602 belongs to the group "animal & pot & kingghidora & cat".
  • an image to which a specific hashtag is attached is extracted from an SNS, and a trend of the SNS is analyzed based on a relationship between a component of the image and a hashtag co-occurring in the image. It is possible to provide an SNS image trend analysis system, an SNS image trend analysis method, and a program that can obtain analysis results in text.

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Abstract

【課題】 特定のキーワードについてSNSのトレンドを分析することを目的とする。 【解決手段】 SNS画像トレンド分析システムに、キーワードを取得する取得手段211と、キーワードをハッシュタグに変換する変換手段212と、ハッシュタグが付けられた画像をSNSから抽出する第1抽出手段213と、画像に対して画像解析を行い画像の成分を抽出する第2抽出手段214と、画像の成分をグループに分ける第1グループ手段215と、画像に共起される別のハッシュタグを抽出する第3抽出手段216と、ハッシュタグと共起されたハッシュタグとをグループに分ける第2グループ手段217と、成分のグループと、ハッシュタグのグループと、の関係性からSNSの画像のトレンドを分析する分析手段218とを備える。

Description

SNS画像トレンド分析システム、SNS画像トレンド分析方法、及びプログラム
 本発明は、特定のハッシュタグが付加された画像をSNS(Social Networking Service)から抽出して、それを基に、SNSのトレンド分析を行うSNS画像トレンド分析システム、SNS画像トレンド分析方法、及びプログラムに関するものである。
 近年、SNSの普及に伴い、SNSの分析に関する技術が注目されている。例えば、投稿するコメントの影響度が高いインフルエンサを検知することができる技術が提供されている(特許文献1)。
特開2016-45900号公報
 しかしながら、特許文献1の技術では、影響度が高いインフルエンサを検知することにより、マーケティングにインフルエンサを利用することはできるが、ある特定のキーワードについての、SNSでの画像のトレンドを分析したいような場合には、対応することはできない。
 この課題に対し、本発明の発明者らは、ある特定のキーワードをハッシュタグとして付けられた画像を、SNSから抽出可能な点に注目した。
 本発明は、ある特定のハッシュタグが付けられた画像をSNSから抽出して、その画像の成分とその画像に共起されるハッシュタグとの関係性から、SNSのトレンドを分析するSNS画像トレンド分析システム、SNS画像トレンド分析方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
 本発明では、以下のような解決手段を提供する。
 第1の特徴に係る発明は、
 SNSの画像のトレンドを分析するSNS画像トレンド分析システムであって、
 キーワードを取得する取得手段と、
 前記キーワードをハッシュタグに変換する変換手段と、
 前記ハッシュタグが付けられた画像を、前記SNSから抽出する第1抽出手段と、
 前記画像に対して、画像解析を行い画像の成分を抽出する第2抽出手段と、
 前記成分をグループに分ける第1グループ手段と、
 前記画像に共起される別のハッシュタグを抽出する第3抽出手段と、
 前記ハッシュタグと、共起された前記別のハッシュタグと、をグループに分ける第2グループ手段と、
 前記成分のグループと、前記別のハッシュタグのグループと、の関係性から前記SNSの画像のトレンドを分析する分析手段と、
を備えるSNS画像トレンド分析システムを提供する。
 第1の特徴に係る発明によれば、SNSの画像のトレンドを分析するSNS画像トレンド分析システムであって、キーワードを取得する取得手段と、前記キーワードをハッシュタグに変換する変換手段と、前記ハッシュタグが付けられた画像を、前記SNSから抽出する第1抽出手段と、前記画像に対して、画像解析を行い画像の成分を抽出する第2抽出手段と、前記成分をグループに分ける第1グループ手段と、前記画像に共起される別のハッシュタグを抽出する第3抽出手段と、前記ハッシュタグと、共起された前記別のハッシュタグと、をグループに分ける第2グループ手段と、前記成分のグループと、前記別のハッシュタグのグループと、の関係性から前記SNSの画像のトレンドを分析する分析手段と、を備える。
 第1の特徴に係る発明は、SNS画像トレンド分析システムのカテゴリであるが、SNS画像トレンド分析方法、及びプログラムであっても同様の作用、効果を奏する。
 第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムであって、
 前記第1抽出手段は、前記ハッシュタグが付けられた画像が複数枚存在する場合には、前記画像の抽出処理を複数回繰り返し、抽出した画像の枚数分だけ前記第2抽出手段及び前記第3抽出手段での抽出処理を繰り返すSNS画像トレンド分析システムを提供する。
 第2の特徴に係る発明によれば、第1の特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムにおいて、前記第1抽出手段は、前記ハッシュタグが付けられた画像が複数枚存在する場合には、前記画像の抽出処理を複数回繰り返し、抽出した画像の枚数分だけ前記第2抽出手段及び前記第3抽出手段での抽出処理を繰り返す。
 第3の特徴に係る発明は、第1又は第2の特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムであって、
 前記第2抽出手段は、前記画像の成分をテキストとして抽出し、
 前記分析手段は、前記画像を分析したトレンドをテキストとして出力可能なSNS画像トレンド分析システムを提供する。
 第3の特徴に係る発明によれば、第1又は第2の特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムにおいて、前記第2抽出手段は、前記画像の成分をテキストとして抽出し、前記分析手段は、前記画像を分析したトレンドをテキストとして出力可能である。
 第4の特徴に係る発明は、第1から第3のいずれかの特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムであって、
 前記分析手段は、前記画像の成分であるテキストの登場回数を、前記第1グループと前記第2グループとのマトリックスでカウントするSNS画像トレンド分析システムを提供する。
 第4の特徴に係る発明によれば、第1から第3のいずれかの特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムにおいて、前記分析手段は、前記画像の成分であるテキストの登場回数を、前記第1グループと前記第2グループとのマトリックスでカウントする。
 第5の特徴に係る発明は、第1から第4のいずれかの特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムであって、
 前記第2グループ手段は、共起された前記別のハッシュタグどうしについて、類義語辞典を参照して類義語であると判断された場合にはひとつのグループにまとめるSNS画像トレンド分析システムを提供する。
 第5の特徴に係る発明によれば、第1から第4のいずれかの特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムにおいて、 前記第2グループ手段は、共起された前記別のハッシュタグどうしについて、類義語辞典を参照して類義語であると判断された場合にはひとつのグループにまとめる。
 第6の特徴に係る発明は、第1から第5のいずれかの特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムであって、
 前記分析手段は、前記第2グループ手段で類義語をひとつのグループにまとめた場合には、前記画像の成分であるテキストの登場回数の重み付けを変更して前記第1グループと前記第2グループとのマトリックスでカウントするSNS画像トレンド分析システムを提供する。
 第6の特徴に係る発明によれば、第1から第5のいずれかの特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムにおいて、前記分析手段は、前記第2グループ手段で類義語をひとつのグループにまとめた場合には、前記画像の成分であるテキストの登場回数の重み付けを変更して前記第1グループと前記第2グループとのマトリックスでカウントする。
 第7の特徴に係る発明は、第1から第6のいずれかの特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムであって、
 前記分析手段は、前記第2抽出手段で抽出された画像の成分がある確率以上である場合には、前記画像の成分であるテキストの登場回数の重み付けを変更して前記第1グループと前記第2グループとのマトリックスでカウントするSNS画像トレンド分析システムを提供する。
 第7の特徴に係る発明によれば、第1から第6のいずれかの特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムにおいて、前記分析手段は、前記第2抽出手段で抽出された画像の成分がある確率以上である場合には、前記画像の成分であるテキストの登場回数の重み付けを変更して前記第1グループと前記第2グループとのマトリックスでカウントする。
 第8の特徴に係る発明は、第1から第7のいずれかの特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムであって、
 前記分析手段は、前記第2抽出手段で様々なカテゴリの画像成分が抽出された場合には、カテゴリ毎に画像を分類してから分析処理を行うSNS画像トレンド分析システムを提供する。
 第8の特徴に係る発明によれば、第1から第7のいずれかの特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムにおいて、前記分析手段は、前記第2抽出手段で様々なカテゴリの画像成分が抽出された場合には、カテゴリ毎に画像を分類してから分析処理を行う。
 第9の特徴に係る発明は、第1から第8のいずれかの特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムであって、
 前記分析手段は、前記画像の成分であるテキストの登場回数に前記画像に対する前記SNSでのリアクションを重み付けとして加味したものを前記第1グループと前記第2グループとのマトリックスでカウントするSNS画像トレンド分析システムを提供する。
 第9の特徴に係る発明によれば、第1から第8のいずれかの特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムにおいて、前記分析手段は、前記画像の成分であるテキストの登場回数に前記画像に対する前記SNSでのリアクションを重み付けとして加味したものを前記第1グループと前記第2グループとのマトリックスでカウントする。
 第10の特徴に係る発明は、第1から第9のいずれかの特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムであって、
 前記取得手段は、前記SNSでの検索ワードランキングから、上位のもの又は急上昇中のものを自動で取得するSNS画像トレンド分析システムを提供する。
 第10の特徴に係る発明によれば、第1から第9のいずれかの特徴に係る発明であるSNS画像トレンド分析システムにおいて、 前記取得手段は、前記SNSでの検索ワードランキングから、上位のもの又は急上昇中のものを自動で取得する。
 第11の特徴に係る発明は、
 SNSの画像のトレンドを分析するSNS画像トレンド分析方法において、
 キーワードを取得するステップと、
 前記キーワードをハッシュタグに変換するステップと、
 前記ハッシュタグが付けられた画像を、前記SNSから抽出するステップと、
 前記画像に対して、画像解析を行い画像の成分を抽出するステップと、
 前記成分をグループに分けるステップと、
 前記画像に共起される別のハッシュタグを抽出するステップと、
 前記ハッシュタグと、共起された前記別のハッシュタグと、をグループに分けるステップと、
 前記成分のグループと、前記別のハッシュタグのグループと、の関係性から前記SNSの画像のトレンドを分析するステップと、
を備えるSNS画像トレンド分析方法を提供する。
 第12の特徴に係る発明は、
 SNSの画像のトレンドを分析するSNS画像トレンド分析システムに、
 キーワードを取得するステップ、
 前記キーワードをハッシュタグに変換するステップ、
 前記ハッシュタグが付けられた画像を、前記SNSから抽出するステップ、
 前記画像に対して、画像解析を行い画像の成分を抽出するステップ、
 前記成分をグループに分けるステップ、
 前記画像に共起される別のハッシュタグを抽出するステップ、
 前記ハッシュタグと、共起された前記別のハッシュタグと、をグループに分けるステップ、
 前記成分のグループと、前記別のハッシュタグのグループと、の関係性から前記SNSの画像のトレンドを分析するステップ、
を実行させるためのプログラムを提供する。
 本発明によれば、ある特定のハッシュタグが付けられた画像をSNSから抽出して、その画像の成分とその画像に共起されるハッシュタグとの関係性から、SNSのトレンドを分析するSNS画像トレンド分析システム、SNS画像トレンド分析方法、及びプログラムを提供することが可能となる。
本発明の好適な実施の形態の概要図である。 SNS画像トレンド分析システムの概要と、端末20の機能ブロック図である。 SNS画像トレンド分析処理のフローチャート図である。 サーバ30で分析処理を行う場合の、SNS画像トレンド分析システムの概要と、端末20及びサーバ30の機能ブロック図である。 サーバ30で分析処理を行う場合の、SNS画像トレンド分析処理のフローチャート図である。 SNSから抽出した画像の例である。 画像から抽出した成分の表の例である。 画像の成分をグループ分けした表の例である。 画像から抽出したハッシュタグの例である。 ハッシュタグをグループ分けした表の例である。 画像のトレンド分析を行ったマトリックス表である。 キーワードに対する画像トレンド分析結果の出力画面の例である。
 以下、好適な実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し、下記の実施の形態は本発明を具現化した例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。
 [SNS画像トレンド分析システムの概要]
 図1は、本発明の好適な実施形態の概要図である。この図1に基づいて、本発明の概要を説明する。SNS画像トレンド分析システムは、図2に示すように、SNS10、端末20、通信網40から構成される。SNS10は、本システムが画像のトレンド分析を行う対象となるSNSである。端末20は、SNS10と通信可能な計算装置である。ここでは、例としてデスクトップ型のコンピュータを図示しているが、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末等であってよい。端末20は、制御部210、通信部220、記憶部230、入出力部240、から構成される。制御部210には、取得手段211、変換手段212、第1抽出手段213、第2抽出手段214、第1グループ手段215、第3抽出手段216、第2グループ手段217、分析手段218を備える。制御部210は、各手段の実現のために、必要に応じて通信部220、記憶部230、入出力部240と協働する。通信網40は、端末20からSNS10への通信を可能とする通信網である。
 図1のSNS画像トレンド分析システムにおいて、まず、端末20の取得手段211は、SNS10における画像のトレンド分析を行いたいキーワードを取得する(ステップS101)。キーワード取得の方法として、ユーザに端末20の入出力部240を介して入力させてもよいし、SNS10における検索ワードランキングから、上位のもの又は急上昇中のものを自動で取得しても良い。図1では、例として「猫鍋」というキーワード111を取得したものとする。
 次に、変換手段212は、取得したキーワードをハッシュタグに変換する(ステップS102)。ここでのキーワードは「猫鍋」なので、ハッシュタグ付きの「#猫鍋」(ハッシュタグ112)に変換する。
 次に、第1抽出手段213は、ステップS102で変換したハッシュタグを利用して、SNS10からハッシュタグ112の付いた画像を抽出する(ステップS103)。ここで抽出する画像は1枚のみではなく、該当のハッシュタグが付けられた画像が複数枚存在する場合には、複数枚の抽出を行う。複数枚の抽出を行う場合、全ての画像を抽出してもよいし、抽出する枚数の上限を設けてもよい。また、抽出する枚数の上限を設ける場合、画像が新しいものから抽出する、画像が古いものから抽出する、画像に対するSNS10でのリアクションが多いものから抽出する、等の設定を可能としてもよい。図1では、例として画像113の1枚のみを図示しているが、複数枚の画像を抽出したものとする。
 次に、第2抽出手段214は、ステップS103で抽出した画像の成分を抽出する(ステップS104)。ここでの画像の成分の抽出とは、画像の解析処理により、画像の内容が何で構成されているか計算することである。例えば、画像113の例では、表114に示すように、画像の成分が動物である確率99%、猫である確率95%、猫鍋である確率90%、4匹である確率80%、鍋である確率90%、茶色である確率60%、子猫である確率40%、であるとする。この時、この画像の成分として、動物、猫、猫鍋、4匹、鍋、茶色、子猫、がテキストとして抽出されたことになる。ステップS103で複数の画像を抽出した場合、本ステップにおいて、すべての画像についてそれぞれ成分を抽出する。
 次に、第1グループ手段215は、ステップS104で抽出した画像の成分をグループ分けする(ステップS105)。グループ分けの方法として、抽出した成分全てを使用してもよいし、抽出した成分のうち確率の高いものから数個を使用してもよいし、確率がある閾値以上のものを使用してもよい。ここで、例えば、抽出した成分のうち確率が90%を超えるものを使用することにすると、画像113の90%を超える成分は、表114より動物と猫であるので、画像113は「動物&猫」というグループになる。グループ分け115では、同じように「動物&猫」の成分からなる画像をまとめて、仮にグループAとしている。また、「猫&鍋&茶色」の成分からなる画像をグループB、「子猫&鍋」の成分からなる画像をグループCとしている。
 次に、第3抽出手段216は、ステップS103で抽出した画像に共起されているハッシュタグを抽出する(ステップS106)。例えば、画像113の例では、ハッシュタグ116のように「#猫鍋 #猫 #4匹」というハッシュタグが付加されているとすると、共起されているハッシュタグは#猫、#4匹、であるため、これらを抽出する。ステップS103で複数の画像を抽出した場合、本ステップにおいて、すべての画像についてそれぞれ共起されているハッシュタグを抽出する。
 次に、第2グループ手段217は、ステップS106で抽出した画像のハッシュタグをグループ分けする(ステップS107)。例えば画像113の共起されているハッシュタグは#猫、#4匹、であるので、画像113は「猫&4匹」というグループになる。グループ分け117では、同じように「猫&4匹」の成分からなる画像をまとめて、仮にグループB’としている。また、「鍋&猫」の成分からなる画像をグループA’「猫&動物」の成分からなる画像をグループC’としている。
 次に、分析手段218は、ステップS105で行った画像の成分のグループ分けと、ステップS107で行ったハッシュタグのグループ分けとを利用して、トレンドを分析する(ステップS108)。具体的には、表118に示すように、画像の成分のグループ分けと、ハッシュタグのグループ分けとを、マトリックスにして、抽出した画像の枚数をカウントする。画像113は、画像の成分グループA「動物&猫」かつハッシュタグのグループB’「猫&4匹」であるため、表118でグループAとグループB’の交わるカウント数5のうちの1である。また、表118を見ると、画像の成分グループB「猫&鍋&茶色」かつハッシュタグのグループA’「鍋&猫」が最もカウント数の多い88である。そのため、検索したキーワードの画像の成分として、グループBの「猫&鍋&茶色」が有力であることが分析できる。
 最後にSNS画像トレンド分析システムは、端末20の入出力部240にステップS108での分析結果を出力する(ステップS109)。ここでは、分析結果119として「分析の結果、SNSでの「猫鍋」の画像のトレンドは「猫、鍋、茶色」です。」と表示する例を図示しているが、出力は表示に限らず、音声出力であってもよい。また、分析結果として、カウント数の最も多いものだけでなく、カウント数の多いものを複数出力することとしてもよい。このように、「猫鍋」というキーワードについてSNS画像トレンド分析を行うことで「猫、鍋、茶色」というテキストでの分析結果を得ることが可能であり、例えば、「茶色」というSNSで「#猫鍋」を検索して眺めただけでは、気付きにくい傾向を知ることができる。このように、SNS画像トレンド分析システムによれば、SNSを一見しただけではとらえづらいトレンドが、テキストで分かるという利点がある。
 本発明によれば、ある特定のハッシュタグが付けられた画像をSNSから抽出して、その画像の成分とその画像に共起されるハッシュタグとの関係性から、SNSのトレンドを分析し、分析結果をテキストで得られるSNS画像トレンド分析システム、SNS画像トレンド分析方法、及びプログラムを提供することが可能となる。
 [各機能の説明]
 図2は、SNS画像トレンド分析システムの概要と、端末20の機能ブロック図である。SNS画像トレンド分析システムは、SNS10、端末20、通信網40から構成される。
 SNS10は、本システムが画像のトレンド分析を行う対象となるSNSである。端末20から通信網40を介してのアクセスが可能なSNSであるとする。
 端末20は、SNS10と通信可能な計算装置である。ここでは、例としてデスクトップ型のコンピュータを図示しているが、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末等であってよい。端末20は、制御部210、通信部220、記憶部230、入出力部240、から構成される。
 端末20は、制御部210として、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備える。制御部210には、取得手段211、変換手段212、第1抽出手段213、第2抽出手段214、第1グループ手段215、第3抽出手段216、第2グループ手段217、分析手段218を備える。制御部210は、各手段の実現のために、必要に応じて通信部220、記憶部230、入出力部240と協働する。
 端末20は、通信部220として、他の機器と通信可能にするためのデバイス等を備える。通信方式は、無線であっても有線であってもよい。
 端末20は、記憶部230として、データのストレージ部を備え必要なデータ等を記憶する。
 端末20は、入出力部240はとして、入力及び出力を実現するためのデバイスを備える。入力デバイスの例としては、タッチパネル、キーボード、マウス、ペンタブレット、マイク等、出力デバイスの例としては、ディスプレイ、プロジェクター、スピーカー等である。
 通信網40は、端末20からSNS10への通信を可能とする通信網である。
 [SNS画像トレンド分析処理]
 図3は、SNS画像トレンド分析処理のフローチャート図である。上述した各手段が実行する処理について、本フローチャートで説明する。
 SNS画像トレンド分析システムにおいて、まず、端末20の取得手段211は、SNS10における画像のトレンド分析を行いたいキーワードを取得する(ステップS301)。キーワード取得の方法として、ユーザに端末20の入出力部240を介して入力させてもよいし、SNS10における検索ワードランキングから、上位のもの又は急上昇中のものを自動で取得しても良い。ここでは、図1の例と同じように、「猫鍋」というキーワードを取得したものとする。
 次に、変換手段212は、取得したキーワードをハッシュタグに変換する(ステップS302)。ここでのキーワードは「猫鍋」なので、ハッシュタグ付きの「#猫鍋」に変換する。
 次に、第1抽出手段213は、ステップS302で変換したハッシュタグを利用して、SNS10からハッシュタグの付いた画像を抽出する(ステップS303)。ここで抽出する画像は1枚のみではなく、該当のハッシュタグが付けられた画像が複数枚存在する場合には、複数枚の抽出を行う。複数枚の抽出を行う場合、全ての画像を抽出してもよいし、抽出する枚数の上限を設けてもよい。また、抽出する枚数の上限を設ける場合、画像が新しいものから抽出する、画像が古いものから抽出する、画像に対するSNS10でのリアクションが多いものから抽出する、等の設定を可能としてもよい。
 図6は、SNSから抽出した画像の例である。画像601は、猫4匹が鍋に入って寝ているところを上から見たところ、画像602は、猫3匹が鍋に入ってこちらを見ているところである。ここでは、2枚の画像を例として示しているが、通常もっと多くの画像が抽出されることを想定している。
 図3に戻り、第2抽出手段214は、ステップS303で抽出した画像の成分を抽出する(ステップS304)。ここでの画像の成分の抽出とは、画像の解析処理により、画像の内容が何で構成されているか計算することである。
 図7は、画像から抽出した成分の表の例である。表701は、画像601から抽出した画像の成分を示す表、表702は、画像602から抽出した画像の成分を示す表である。表701に示すように、画像601の成分が動物である確率99%、猫である確率95%、猫鍋である確率90%、4匹である確率80%、鍋である確率90%、茶色である確率60%、子猫である確率40%、であるとする。動物、猫、猫鍋、4匹、鍋、茶色、子猫、がテキストとして抽出されたことになる。また、表702に示すように、画像602の成分が猫である確率99%、鍋である確率98%、茶色である確率92%、猫鍋である確率85%、動物である確率70%、3匹である確率65%、であるとする。猫、鍋、茶色、猫鍋、動物、3匹、がテキストとして抽出されたことになる。ここでは、画像601と画像602の例について示したが、ステップS303で複数の画像を抽出した場合、本ステップにおいて、すべての画像についてそれぞれ成分を抽出する。また、ここで抽出された画像の成分が、画像毎に様々なカテゴリに分かれている場合には、カテゴリ毎に画像を分類してから分析処理を行ってもよい。例えば、キーワードを「渋谷」とした場合には、幅広いカテゴリの画像成分が抽出されるので、「ラーメン」、「センター街」、「ファッション」等のカテゴリに分類して、それぞれに対してSNS画像トレンド分析処理を行うと分かりやすい。分類の方法としては、画像から抽出した成分にカテゴリに相当するものが含まれる場合には含まれる成分に応じてカテゴリを分けてもよいし、カテゴリをハッシュタグに変換して最初のキーワードに追加して、ステップS303の画像の抽出処理以降を再度カテゴリ毎に行うこととしてもよい。
 図3に戻り、第1グループ手段215は、ステップS304で抽出した画像の成分をグループ分けする(ステップS305)。グループ分けの方法として、抽出した成分全てを使用してもよいし、抽出した成分のうち確率の高いものから数個を使用してもよいし、確率がある閾値以上のものを使用してもよい。ここで、例えば、抽出した成分のうち確率が90%を超えるものを使用することにすると、図7の表701を参照して、画像601の90%を超える成分は、動物と猫であるので、画像601は「動物&猫」というグループになる。また、図7の表702を参照して、画像602の90%を超える成分は、猫と鍋と茶色であるので、画像602は「猫&鍋&茶色」というグループになる。また、ある画像の成分がある閾値以上の確率である場合には、その成分が含まれるグループについて、以降の分析処理でカウントを行う場合に、カウントに重み付けを行ってもよい。重み付けをプラスにすることで、該当のグループの重要度を上げることができる。
 図8は、画像の成分をグループ分けした表の例である。表801では、グループAは「動物&猫」の成分からなる画像、グループBは「猫&鍋&茶色」の成分からなる画像、グループCは「子猫&鍋」の成分からなる画像、又は、「猫&鍋」の成分からなる画像、グループDは「猫&鍋&4匹」の成分からなる画像としている。ステップS305で第1グループ手段215がグループ分けを行う際、似ているグループは1つにまとめるという処理を行ってもよい。ここでは、「子猫&鍋」と「猫&鍋」を似ている例としてグループCにまとめた例を示している。
 図3に戻り、第3抽出手段216は、ステップS303で抽出した画像に共起されているハッシュタグを抽出する(ステップS306)。
 図9は、画像から抽出したハッシュタグの例である。画像601の例では、ハッシュタグ901「#猫鍋」の他に、ハッシュタグ902「#猫」、ハッシュタグ903「#4匹」というハッシュタグが共起されている。これらのハッシュタグ902「#猫」、ハッシュタグ903「#4匹」を抽出する。画像602の例では、ハッシュタグ904「#猫鍋」の他に、ハッシュタグ905「#動物」、ハッシュタグ906「#鍋」、ハッシュタグ907「#キングギドラ」、ハッシュタグ908「#にゃんこ」というハッシュタグが共起されている。これらのハッシュタグ905「#動物」、ハッシュタグ906「#鍋」、ハッシュタグ907「#キングギドラ」、ハッシュタグ908「#にゃんこ」を抽出する。ステップS303で複数の画像を抽出した場合、本ステップにおいて、すべての画像についてそれぞれ共起されているハッシュタグを抽出する。ハッシュタグの抽出の際にハッシュタグが単語ではなくて文章に付加されている場合には、抽出を行わない設定としてもよい。また、ハッシュタグが文章に付加されている場合にも、その文章自体が映画のタイトル等の固有名詞と判断できる場合には、抽出してもよい。また、共起されているハッシュタグが存在しない場合には、SNS10で該当の画像に付加されている文章等から、重要と思われる単語を抽出して作成することにしてもよい。
 図3に戻り、第2グループ手段217は、ステップS306で抽出した画像のハッシュタグをグループ分けする(ステップS307)。例えば画像601の共起されているハッシュタグは#猫、#4匹、であるので、画像601は「猫&4匹」というグループになる。また、画像602の共起されているハッシュタグは#動物、#鍋、#キングギドラ、#にゃんこ、であるので、画像602は「動物&鍋&キングギドラ&にゃんこ」というグループになる。
 図10は、ハッシュタグをグループ分けした表の例である。表1001では、グループA’は「鍋&猫」のハッシュタグが共起されている画像、又は、「なべ&にゃんこ」のハッシュタグが共起されている画像、グループB’は「猫&4匹」のハッシュタグが共起されている画像、グループC’は「猫&動物」のハッシュタグが共起されている画像、グループD’は「猫」のハッシュタグが共起されている画像としている。ステップS306で第2グループ手段217がグループ分けを行う際、ハッシュタグが似ているグループは1つにまとめるという処理を行ってもよい。ここでは、「猫」と「にゃんこ」が似ていると判断して、「鍋&猫」と「鍋&にゃんこ」をグループA’にまとめた例を示している。似ているかどうかの判断を行う場合には、類義語辞典を参照して判断に利用してもよい。また、このように複数グループを1つにまとめた場合には、まとめたグループについて、以降の分析処理でカウントを行う場合に、カウントに重み付けを行ってもよい。重み付けをプラスにすることで、該当のグループの重要度を上げ、マイナスにすることで、該当のグループの重要度を下げることができる。
 図3に戻り、分析手段218は、ステップS305で行った画像の成分のグループ分けと、ステップS307で行ったハッシュタグのグループ分けとを利用して、トレンドを分析する(ステップS308)。
 図11は、画像のトレンド分析を行ったマトリックス表である。分析手段218は、表1101に示すように、画像の成分のグループ分けと、ハッシュタグのグループ分けとを、マトリックスにして、抽出した画像の枚数をカウントする。ここで、表1101のマトリックスは、表801の画像の成分のグループ分けと表1001のハッシュタグのグループ分けとをもとにしたものであるとする。画像601は、画像の成分グループA「動物&猫」かつハッシュタグのグループB’「猫&4匹」であるため、表1101でグループAとグループB’の交わるカウント数5のうちの1である。また、画像602は、画像の成分グループB「猫&鍋&茶色」かつハッシュタグのグループは「動物&鍋&キングギドラ&にゃんこ」であるため、表1101には表されていない。表1101において、画像の成分グループB「猫&鍋&茶色」かつハッシュタグのグループA’「鍋&猫」が、最もカウント数が多く88である。そのため、検索したキーワードの画像の成分として、グループBの「猫&鍋&茶色」が有力であることが分析できる。図11では、画像の枚数をそのままカウントする例を示したが、該当の画像に対するSNS10でのリアクションを重み付けとして加味してもよい。例えば、SNS10にいいねボタン等の画像の投稿者以外が評価を示す機能がある場合には、そのいいねボタンが押された数をカウント数に加味してよい。重み付けをプラスにすることで、画像に対するリアクションが多かった場合に、重要度を上げることができる。
 図3に戻り、最後にSNS画像トレンド分析システムは、端末20の入出力部240にステップS308での分析結果を出力する(ステップS309)。
 図12は、キーワードに対する画像トレンド分析結果の出力画面の例である。ここでは、端末20の入出力部240に分析結果1201として、「猫、鍋、茶色」が、SNS10での「猫鍋」の画像のトレンドであることを表示している。分析結果の出力は表示に限らず、音声出力であってもよい。また、分析結果の出力として、カウント数の最も多いものだけでなく、複数出力可能としてもよい。また、ここでは画像の成分をテキストとして表したものを分析結果として出力する例を示しているが、その他に、共起されたハッシュタグのグループ分けの結果や、共起されたハッシュタグを出力してもよい。例えば、図9のハッシュタグ907「#キングギドラ」はマトリックスのランキングで上位には来ないと考えられるが、共起されたハッシュタグのグループ分けの結果や共起されたハッシュタグが出力されれば、キーワード「猫鍋」に関連するトレンドの一部として認識することが可能になる。図12において、ボタン1202「終了する」を選択するとSNS画像トレンド分析システムを終了し、ボタン1203「別の分析を行う」を選択すると、別のキーワードについての分析を行うこととしてもよい。ボタン1203「別の分析を行う」を選択した場合には、図3のステップS301以降の処理を繰り返すものとする。
 このように、「猫鍋」というキーワードについてSNS画像トレンド分析を行うことで「猫、鍋、茶色」というテキストでの分析結果を得ることが可能であり、例えば、「茶色」というSNSで「#猫鍋」を検索して眺めただけでは、気付きにくい傾向を知ることができる。このように、SNS画像トレンド分析システムによれば、SNSを一見しただけではとらえづらいトレンドが、テキストで分かるという利点がある。
 ここでは、SNS10が1つである例について記載したが、複数のSNS10について、同時に処理を行って、それぞれのSNS10での分析結果を比較できるように出力してもよい。
 本発明によれば、ある特定のハッシュタグが付けられた画像をSNSから抽出して、その画像の成分とその画像に共起されるハッシュタグとの関係性から、SNSのトレンドを分析し、分析結果をテキストで得られるSNS画像トレンド分析システム、SNS画像トレンド分析方法、及びプログラムを提供することが可能となる。
 [サーバでのSNS画像トレンド分析処理]
 図4は、サーバ30で分析処理を行う場合の、SNS画像トレンド分析システムの概要と、端末20及びサーバ30の機能ブロック図である。SNS画像トレンド分析システムは、SNS10、端末20、サーバ30、通信網40から構成される。
 SNS10は、本システムが画像のトレンド分析を行う対象となるSNSである。端末20及びサーバ30から通信網40を介してのアクセスが可能なSNSであるとする。
 端末20は、SNS10、サーバ30と通信可能な計算装置である。ここでは、例としてスマートフォンを図示しているが、デスクトップ型のコンピュータ、タブレット端末、ウェアラブル端末等であってよい。端末20は、制御部210、通信部220、記憶部230、入出力部240、から構成される。
 端末20は、制御部210として、CPU、RAM、ROM等を備える。
 端末20は、通信部220として、他の機器と通信可能にするためのデバイス等を備える。通信方式は、無線であっても有線であってもよい。
 端末20は、記憶部230として、データのストレージ部を備え必要なデータ等を記憶する。
 端末20は、入出力部240はとして、入力及び出力を実現するためのデバイスを備える。入力デバイスの例としては、タッチパネル、キーボード、マウス、ペンタブレット、マイク等、出力デバイスの例としては、ディスプレイ、プロジェクター、スピーカー等である。
 サーバ30は、SNS10、端末20と通信可能な計算装置である。サーバ30は、制御部310として、CPU、RAM、ROM等を備える。制御部310には、取得手段311、変換手段312、第1抽出手段313、第2抽出手段314、第1グループ手段315、第3抽出手段316、第2グループ手段317、分析手段318を備える。制御部310は、各手段の実現のために、必要に応じて通信部320、記憶部330、入出力部340と協働する。
 サーバ30は、通信部320として、他の機器と通信可能にするためのデバイス等を備える。通信方式は、無線であっても有線であってもよい。
 サーバ30は、記憶部330として、データのストレージ部を備え必要なデータ等を記憶する。
 サーバ30は、入出力部340はとして、入力及び出力を実現するためのデバイスを備える。入力デバイスの例としては、タッチパネル、キーボード、マウス、ペンタブレット、マイク等、出力デバイスの例としては、ディスプレイ、プロジェクター、スピーカー等である。
 通信網40は、端末20、サーバ30からSNS10への通信を可能とする通信網である。また、端末20とサーバ30間の通信も可能とする。
 図5は、サーバ30で分析処理を行う場合の、SNS画像トレンド分析処理のフローチャート図である。
 図5のフローチャートにおいて、まず、端末20はサーバ30にSNS画像トレンド分析処理分析を開始することを通知する(ステップS501)。
 次に、端末20はサーバ30にSNS10における画像のトレンド分析を行いたいキーワードを送信する(ステップS502)。キーワード送信の方法として、ユーザに端末20の入出力部240を介して入力させたものを送信してもよいし、SNS10における検索ワードランキングから、上位のもの又は急上昇中のものをサーバ30が取得するよう要求を送信してもよい。
 次に、サーバ30の取得手段311は、端末20からのキーワード送信を受信し、キーワードを取得する(ステップS503)。キーワード取得の方法として、端末20側からの指定に応じて、送信されてきたキーワードを使用するか、SNS10における検索ワードランキングから上位のもの又は急上昇中のものをサーバ30が取得するよう要求された場合には、SNS10から該当のキーワードを取得する。ここでは、「猫鍋」というキーワードを取得したものとする。
 次に、変換手段312は、取得したキーワードをハッシュタグに変換する(ステップS504)。ここでのキーワードは「猫鍋」なので、ハッシュタグ付きの「#猫鍋」に変換する。
 次に、第1抽出手段313は、ステップS504で変換したハッシュタグを利用して、SNS10からハッシュタグの付いた画像を抽出する(ステップS505)。ここで抽出する画像は1枚のみではなく、該当のハッシュタグが付けられた画像が複数枚存在する場合には、複数枚の抽出を行う。複数枚の抽出を行う場合、全ての画像を抽出してもよいし、抽出する枚数の上限を設けてもよい。また、抽出する枚数の上限を設ける場合、画像が新しいものから抽出する、画像が古いものから抽出する、画像に対するSNS10でのリアクションが多いものから抽出する、等の設定を可能としてもよい。
 図6は、SNSから抽出した画像の例である。画像601は、猫4匹が鍋に入って寝ているところを上から見たところ、画像602は、猫3匹が鍋に入ってこちらを見ているところである。ここでは、2枚の画像を例として示しているが、通常もっと多くの画像が抽出されることを想定している。
 図5に戻り、第2抽出手段314は、ステップS505で抽出した画像の成分を抽出する(ステップS506)。ここでの画像の成分の抽出とは、画像の解析処理により、画像の内容が何で構成されているか計算することである。
 図7は、画像から抽出した成分の表の例である。表701は、画像601から抽出した画像の成分を示す表、表702は、画像602から抽出した画像の成分を示す表である。表701に示すように、画像601の成分が動物である確率99%、猫である確率95%、猫鍋である確率90%、4匹である確率80%、鍋である確率90%、茶色である確率60%、子猫である確率40%、であるとする。動物、猫、猫鍋、4匹、鍋、茶色、子猫、がテキストとして抽出されたことになる。また、表702に示すように、画像602の成分が猫である確率99%、鍋である確率98%、茶色である確率92%、猫鍋である確率85%、動物である確率70%、3匹である確率65%、であるとする。猫、鍋、茶色、猫鍋、動物、3匹、がテキストとして抽出されたことになる。ここでは、画像601と画像602の例について示したが、ステップS505で複数の画像を抽出した場合、本ステップにおいて、すべての画像についてそれぞれ成分を抽出する。また、ここで抽出された画像の成分が、画像毎に様々なカテゴリに分かれている場合には、カテゴリ毎に画像を分類してから分析処理を行ってもよい。例えば、キーワードを「渋谷」とした場合には、幅広いカテゴリの画像成分が抽出されるので、「ラーメン」、「センター街」、「ファッション」等のカテゴリに分類して、それぞれに対してSNS画像トレンド分析処理を行うと分かりやすい。分類の方法としては、画像から抽出した成分にカテゴリに相当するものが含まれる場合には含まれる成分に応じてカテゴリを分けてもよいし、カテゴリをハッシュタグに変換して最初のキーワードに追加して、ステップS505の画像の抽出処理以降を再度カテゴリ毎に行うこととしてもよい。
 図5に戻り、第1グループ手段315は、ステップS506で抽出した画像の成分をグループ分けする(ステップS507)。グループ分けの方法として、抽出した成分全てを使用してもよいし、抽出した成分のうち確率の高いものから数個を使用してもよいし、確率がある閾値以上のものを使用してもよい。ここで、例えば、抽出した成分のうち確率が90%を超えるものを使用することにすると、図7の表701を参照して、画像601の90%を超える成分は、動物と猫であるので、画像601は「動物&猫」というグループになる。また、図7の表702を参照して、画像602の90%を超える成分は、猫と鍋と茶色であるので、画像602は「猫&鍋&茶色」というグループになる。また、ある画像の成分がある閾値以上の確率である場合には、その成分が含まれるグループについて、以降の分析処理でカウントを行う場合に、カウントに重み付けを行ってもよい。重み付けをプラスにすることで、該当のグループの重要度を上げることができる。
 図8は、画像の成分をグループ分けした表の例である。表801では、グループAは「動物&猫」の成分からなる画像、グループBは「猫&鍋&茶色」の成分からなる画像、グループCは「子猫&鍋」の成分からなる画像、又は、「猫&鍋」の成分からなる画像、グループDは「猫&鍋&4匹」の成分からなる画像としている。ステップS507で第1グループ手段215がグループ分けを行う際、似ているグループは1つにまとめるという処理を行ってもよい。ここでは、「子猫&鍋」と「猫&鍋」を似ている例としてグループCにまとめた例を示している。
 図5に戻り、第3抽出手段316は、ステップS505で抽出した画像に共起されているハッシュタグを抽出する(ステップS508)。
 図9は、画像から抽出したハッシュタグの例である。画像601の例では、ハッシュタグ901「#猫鍋」の他に、ハッシュタグ902「#猫」、ハッシュタグ903「#4匹」というハッシュタグが共起されている。これらのハッシュタグ902「#猫」、ハッシュタグ903「#4匹」を抽出する。画像602の例では、ハッシュタグ904「#猫鍋」の他に、ハッシュタグ905「#動物」、ハッシュタグ906「#鍋」、ハッシュタグ907「#キングギドラ」、ハッシュタグ908「#にゃんこ」というハッシュタグが共起されている。これらのハッシュタグ905「#動物」、ハッシュタグ906「#鍋」、ハッシュタグ907「#キングギドラ」、ハッシュタグ908「#にゃんこ」を抽出する。ステップS505で複数の画像を抽出した場合、本ステップにおいて、すべての画像についてそれぞれ共起されているハッシュタグを抽出する。ハッシュタグの抽出の際にハッシュタグが単語ではなくて文章に付加されている場合には、抽出を行わない設定としてもよい。また、ハッシュタグが文章に付加されている場合にも、その文章自体が映画のタイトル等の固有名詞と判断できる場合には、抽出してもよい。また、共起されているハッシュタグが存在しない場合には、SNS10で該当の画像に付加されている文章等から、重要と思われる単語を抽出して作成することにしてもよい。
 図5に戻り、第2グループ手段317は、ステップS508で抽出した画像のハッシュタグをグループ分けする(ステップS509)。例えば画像601の共起されているハッシュタグは#猫、#4匹、であるので、画像601は「猫&4匹」というグループになる。また、画像602の共起されているハッシュタグは#動物、#鍋、#キングギドラ、#にゃんこ、であるので、画像602は「動物&鍋&キングギドラ&にゃんこ」というグループになる。
 図10は、ハッシュタグをグループ分けした表の例である。表1001では、グループA’は「鍋&猫」のハッシュタグが共起されている画像、又は、「なべ&にゃんこ」のハッシュタグが共起されている画像、グループB’は「猫&4匹」のハッシュタグが共起されている画像、グループC’は「猫&動物」のハッシュタグが共起されている画像、グループD’は「猫」のハッシュタグが共起されている画像としている。ステップS508で第2グループ手段217がグループ分けを行う際、ハッシュタグが似ているグループは1つにまとめるという処理を行ってもよい。ここでは、「猫」と「にゃんこ」が似ていると判断して、「鍋&猫」と「鍋&にゃんこ」をグループA’にまとめた例を示している。似ているかどうかの判断を行う場合には、類義語辞典を参照して判断に利用してもよい。また、このように複数グループを1つにまとめた場合には、まとめたグループについて、以降の分析処理でカウントを行う場合に、カウントに重み付けを行ってもよい。重み付けをプラスにすることで、該当のグループの重要度を上げ、マイナスにすることで、該当のグループの重要度を下げることができる。
 図5に戻り、分析手段318は、ステップS507で行った画像の成分のグループ分けと、ステップS509で行ったハッシュタグのグループ分けとを利用して、トレンドを分析し、端末20に送信する(ステップS510)。
 図11は、画像のトレンド分析を行ったマトリックス表である。分析手段218は、表1101に示すように、画像の成分のグループ分けと、ハッシュタグのグループ分けとを、マトリックスにして、抽出した画像の枚数をカウントする。ここで、表1101のマトリックスは、表801の画像の成分のグループ分けと表1001のハッシュタグのグループ分けとをもとにしたものであるとする。画像601は、画像の成分グループA「動物&猫」かつハッシュタグのグループB’「猫&4匹」であるため、表1101でグループAとグループB’の交わるカウント数5のうちの1である。また、画像602は、画像の成分グループB「猫&鍋&茶色」かつハッシュタグのグループは「動物&鍋&キングギドラ&にゃんこ」であるため、表1101には表されていない。表1101において、画像の成分グループB「猫&鍋&茶色」かつハッシュタグのグループA’「鍋&猫」が、最もカウント数が多く88である。そのため、検索したキーワードの画像の成分として、グループBの「猫&鍋&茶色」が有力であることが分析できる。図11では、画像の枚数をそのままカウントする例を示したが、該当の画像に対するSNS10でのリアクションを重み付けとして加味してもよい。例えば、SNS10にいいねボタン等の画像の投稿者以外が評価を示す機能がある場合には、そのいいねボタンが押された数をカウント数に加味してよい。重み付けをプラスにすることで、画像に対するリアクションが多かった場合に、重要度を上げることができる。
 図5に戻り、端末20はサーバ30からの分析結果を受信し、端末20の入出力部240にステップS510での分析結果を出力する(ステップS511)。
 図12は、キーワードに対する画像トレンド分析結果の出力画面の例である。図12では、端末20の例としてデスクトップ型のコンピュータを図示しているが、スマートフォンであっても同様である。ここでは、端末20の入出力部240に分析結果1201として、「猫、鍋、茶色」が、SNS10での「猫鍋」の画像のトレンドであることを表示している。分析結果の出力は表示に限らず、音声出力であってもよい。また、分析結果の出力として、カウント数の最も多いものだけでなく、複数出力可能としてもよい。また、ここでは画像の成分をテキストとして表したものを分析結果として出力する例を示しているが、その他に、共起されたハッシュタグのグループ分けの結果や、共起されたハッシュタグを出力してもよい。例えば、図9のハッシュタグ907「#キングギドラ」はマトリックスのランキングで上位には来ないと考えられるが、共起されたハッシュタグのグループ分けの結果や共起されたハッシュタグが出力されれば、キーワード「猫鍋」に関連するトレンドの一部として認識することが可能になる。図12において、ボタン1202「終了する」を選択するとSNS画像トレンド分析システムを終了し、ボタン1203「別の分析を行う」を選択すると、別のキーワードについての分析を行うこととしてもよい。ボタン1203「別の分析を行う」を選択した場合には、図5のステップS502以降の処理を繰り返すものとする。
 図5に戻り、最後に、端末20はサーバ30にSNS画像トレンド分析処理を終了することを通知する(ステップS512)。
 このように、「猫鍋」というキーワードについてSNS画像トレンド分析を行うことで「猫、鍋、茶色」というテキストでの分析結果を得ることが可能であり、例えば、「茶色」というSNSで「#猫鍋」を検索して眺めただけでは、気付きにくい傾向を知ることができる。このように、SNS画像トレンド分析システムによれば、SNSを一見しただけではとらえづらいトレンドが、テキストで分かるという利点がある。また、サーバ30でSNS画像トレンド分析処理を行う場合、端末20側には容量の大きなプログラムをインストールしなくて済む、大きな処理負荷がかからない、等の利点がある。
 ここでは、SNS10が1つである例について記載したが、複数のSNS10について、同時に処理を行って、それぞれのSNS10での分析結果を比較できるように出力してもよい。
 本発明によれば、ある特定のハッシュタグが付けられた画像をSNSから抽出して、その画像の成分とその画像に共起されるハッシュタグとの関係性から、SNSのトレンドを分析し、分析結果をテキストで得られるSNS画像トレンド分析システム、SNS画像トレンド分析方法、及びプログラムを提供することが可能となる。
 以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
10 SNS、20 端末、30 サーバ、40 通信網

Claims (12)

  1.  SNSの画像のトレンドを分析するSNS画像トレンド分析システムであって、
     キーワードを取得する取得手段と、
     前記キーワードをハッシュタグに変換する変換手段と、
     前記ハッシュタグが付けられた画像を、前記SNSから抽出する第1抽出手段と、
     前記画像に対して、画像解析を行い画像の成分を抽出する第2抽出手段と、
     前記成分をグループに分ける第1グループ手段と、
     前記画像に共起される別のハッシュタグを抽出する第3抽出手段と、
     前記ハッシュタグと、共起された前記別のハッシュタグと、をグループに分ける第2グループ手段と、
     前記成分のグループと、前記別のハッシュタグのグループと、の関係性から前記SNSの画像のトレンドを分析する分析手段と、
     を備えるSNS画像トレンド分析システム。
  2.  前記第1抽出手段は、前記ハッシュタグが付けられた画像が複数枚存在する場合には、前記画像の抽出処理を複数回繰り返し、抽出した画像の枚数分だけ前記第2抽出手段及び前記第3抽出手段での抽出処理を繰り返す請求項1に記載のSNS画像トレンド分析システム。
  3.  前記第2抽出手段は、前記画像の成分をテキストとして抽出し、
     前記分析手段は、前記画像を分析したトレンドをテキストとして出力可能な請求項1又は請求項2に記載のSNS画像トレンド分析システム。
  4.  前記分析手段は、前記画像の成分であるテキストの登場回数を、前記第1グループと前記第2グループとのマトリックスでカウントする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のSNS画像トレンド分析システム。
  5.  前記第2グループ手段は、共起された前記別のハッシュタグどうしについて、類義語辞典を参照して類義語であると判断された場合にはひとつのグループにまとめる請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のSNS画像トレンド分析システム。
  6.  前記分析手段は、前記第2グループ手段で類義語をひとつのグループにまとめた場合には、前記画像の成分であるテキストの登場回数の重み付けを変更して前記第1グループと前記第2グループとのマトリックスでカウントする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のSNS画像トレンド分析システム。
  7.  前記分析手段は、前記第2抽出手段で抽出された画像の成分がある確率以上である場合には、前記画像の成分であるテキストの登場回数の重み付けを変更して前記第1グループと前記第2グループとのマトリックスでカウントする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のSNS画像トレンド分析システム。
  8.  前記分析手段は、前記第2抽出手段で様々なカテゴリの画像成分が抽出された場合には、カテゴリ毎に画像を分類してから分析処理を行う請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のSNS画像トレンド分析システム。
  9.  前記分析手段は、前記画像の成分であるテキストの登場回数に前記画像に対する前記SNSでのリアクションを重み付けとして加味したものを前記第1グループと前記第2グループとのマトリックスでカウントする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のSNS画像トレンド分析システム。
  10.  前記取得手段は、前記SNSでの検索ワードランキングから、上位のもの又は急上昇中のものを自動で取得する請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のSNS画像トレンド分析システム。
  11.  SNSの画像のトレンドを分析するSNS画像トレンド分析方法において、
     キーワードを取得するステップと、
     前記キーワードをハッシュタグに変換するステップと、
     前記ハッシュタグが付けられた画像を、前記SNSから抽出するステップと、
     前記画像に対して、画像解析を行い画像の成分を抽出するステップと、
     前記成分をグループに分けるステップと、
     前記画像に共起される別のハッシュタグを抽出するステップと、
     前記ハッシュタグと、共起された前記別のハッシュタグと、をグループに分けるステップと、
     前記成分のグループと、前記別のハッシュタグのグループと、の関係性から前記SNSの画像のトレンドを分析するステップと、
     を備えるSNS画像トレンド分析方法。
  12.  SNSの画像のトレンドを分析するSNS画像トレンド分析システムに、
     キーワードを取得するステップ、
     前記キーワードをハッシュタグに変換するステップ、
     前記ハッシュタグが付けられた画像を、前記SNSから抽出するステップ、
     前記画像に対して、画像解析を行い画像の成分を抽出するステップ、
     前記成分をグループに分けるステップ、
     前記画像に共起される別のハッシュタグを抽出するステップ、
     前記ハッシュタグと、共起された前記別のハッシュタグと、をグループに分けるステップ、
     前記成分のグループと、前記別のハッシュタグのグループと、の関係性から前記SNSの画像のトレンドを分析するステップ、
     を実行させるためのプログラム。
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