WO2019244615A1 - 端末装置、基地局装置、方法、および、集積回路 - Google Patents

端末装置、基地局装置、方法、および、集積回路 Download PDF

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Abstract

端末装置であって、上位レイヤからSDAP SDU、及び前記SDAP SDUが所属するQoSフローの情報を受信する受信部と、QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールを格納する格納部と、を備え、前記SDAP SDUが所属するQoSフローと無線ベアラとの対応付けルールが前記格納部に格納されていない場合には、前記SDAP SDUをデフォルト無線ベアラに対応付け、前記SDAP SDUが所属するQoSフローと前記デフォルト無線ベアラとの対応付けを、QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールとして前記格納部に格納する処理を行う処理部と、を備える、端末装置。

Description

端末装置、基地局装置、方法、および、集積回路
 本発明は、端末装置、基地局装置、方法、および、集積回路に関する。
 本願は、2018年6月20日に日本に出願された特願2018-116983号について優先権を主張し、その内容をここに援用する。
 セルラ-移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution(LTE:登録商標)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access:EUTRA」と称する。)、及びコアネットワーク(以下、「Evolved Packet Core:EPC」)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において検討されている。
 また、3GPPにおいて、第5世代のセルラ-システムに向けた無線アクセス方式および無線ネットワーク技術として、LTEの拡張技術であるLTE-Advanced Proおよび新しい無線アクセス技術であるNR(New Radio technology)の技術検討及び規格策定が行われている(非特許文献1)。また第5世代セルラーシステムに向けたコアネットワークである、5GC(5 Generation Core Network)の検討も行われている(非特許文献2)。
3GPP RP-170855,"Work Item on New Radio (NR) Access Technology" 3GPP TS 23.501 v15.1.0,"System Architecture for the 5G System; Stage 2" 3GPP TS 36.300 v15.1.0, "Evolved Universal Terestrial Radio Access (E-UTRA)and Evolved Universal Terestrial Radio Access Network (E-UTRAN);Overall description; Stage 2" 3GPP TS 36.331 v15.1.0,"Evolved Universal Terestrial Radio Access (E-UTRA);Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications" 3GPP TS 36.323 v14.5.0,"Evolved Universal Terestrial Radio Access (E-UTRA);Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification" 3GPP TS 36.322 v15.0.1,"Evolved Universal Terestrial Radio Access (E-UTRA);Radio Link Control (RLC) protocol specification" 3GPP TS 36.321 v15.1.0,"Evolved Universal Terestrial Radio Access (E-UTRA);Medium Access Control (MAC) protocol specification" 3GPP TS 37.340 v15.1.0,"EvolvedUniversal Terestrial Radio Access (E-UTRA)and NR; Multi-Connectivity; Stage 2" 3GPP TS 38.300 v15.1.0,"NR;NR and NG-RAN Overall description; Stage 2" 3GPP TS 38.331 v15.1.0,"NR;Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications" 3GPP TS 38.323 v15.1.0,"NR;Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification" 3GPP TS 38.322 v15.1.0,"NR;Radio Link Control (RLC) protocol specification" 3GPP TS 38.321 v15.1.0,"NR;Medium Access Control (MAC) protocol specification" 3GPP TS 23.401 v14.3.0,"General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN) access" 3GPP TS 23.502v15.3.0,"Procedure for 5G System; Stage 2" 3GPP TS 37.324 v1.5.0,"NR;Service Data Adaptation Protocol (SDAP) specification"
 NRの技術検討の一つとして、IP(Internet Protocol)レイヤ(layer)以上の上位レイヤとNRの無線アクセスレイヤとの間のQoS(Quality of Service)管理を行う、無線アクセスレイヤのプロトコルが検討されている。
 しかしながら、上位レイヤと無線アクセスレイヤの間でのQoS管理が正しく行われない場合、基地局装置と端末装置との通信を効率的に行うことができないという課題があった。
 本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、基地局装置との通信を効率的に行うことができる端末装置、基地局装置、該端末装置に用いられる方法、該端末装置に実装される集積回路を提供することを目的の一つとする。
 上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。すなわち、端末装置であって、上位レイヤからSDAP SDU、及び前記SDAP SDUが所属するQoSフローの情報を受信する受信部と、QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールを格納する格納部と、を備え、前記SDAP SDUが所属するQoSフローと無線ベアラとの対応付けルールが前記格納部に格納されていない場合には、前記SDAP SDUをデフォルト無線ベアラに対応付け、前記SDAP SDUが所属するQoSフローと前記デフォルト無線ベアラとの対応付けを、QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールとして前記格納部に格納する処理を行う処理部と、を備える。
 また本発明の一態様は、端末装置であって、基地局装置からRRC再設定メッセージを受信する受信部と、QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールを格納する格納部と、を備え、前記RRC再設定メッセージは第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含み、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応ルールを前記格納部が格納している場合で、尚且つ、前記第二の無線ベアラにSDAPヘッダが設定されている場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記第二の無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出し、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けを前記格納部に格納し、更に前記第二の無線ベアラがデフォルト無線ベアラである場合には、前記QoSフローと前記第二の無線ベアラとの対応付けルールを前記格納部から消去する処理を行う処理部と、を備える。
 また本発明の一態様は、基地局装置であって、端末装置へRRC再設定メッセージを送信する送信部と、前記RRC再設定メッセージに第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含み、前記端末装置に処理を行わせる処理部とを備え、前記処理は、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応ルールを格納部に格納している場合で、尚且つ、前記第二の無線ベアラにSDAPヘッダが設定されている場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記第二の無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出し、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けを格納し、更に前記第二の無線ベアラがデフォルト無線ベアラである場合には、前記QoSフローと前記第二の無線ベアラとの対応付けルールを前記格納部から消去する処理である。
 また本発明の一態様は、端末装置であって、基地局装置からRRC再設定メッセージを受信する受信部と、QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールを格納する格納部と、を備え、前記RRC再設定メッセージは第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含み、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けルール、又は前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応付けルールが、前記格納部に格納されていない場合で、デフォルト無線ベアラが設定されている場合には、前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていたか否かを判断し、前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていた場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記デフォルト無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出する処理を行う処理部を備える。
 また本発明の一態様は、基地局装置であって、端末装置へRRC再設定メッセージを送信する送信部と、前記RRC再設定メッセージに第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含んで、前記端末装置に処理を行わせる処理部とを備え、前記処理は、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けルール、又は前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応付けルールが、格納部に格納されていない場合で、デフォルト無線ベアラが設定されている場合には、前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていたか否かを判断し、前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていた場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記デフォルト無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出する処理である。
 また本発明の一態様は、端末装置の方法であって、上位レイヤからSDAP SDU、及び前記SDAP SDUが所属するQoSフローの情報を受信し、前記SDAP SDUが所属するQoSフローと無線ベアラとの対応付けルールが格納されていない場合には、前記SDAP SDUをデフォルト無線ベアラに対応付け、前記SDAP SDUが所属するQoSフローと前記デフォルト無線ベアラとの対応付けを、QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールとして格納する処理を行う処理部を行う。
 また本発明の一態様は、端末装置の方法であって、基地局装置からRRC再設定メッセージを受信し、前記RRC再設定メッセージは第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含み、前QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応ルールを前記格納部が格納している場合で、尚且つ、前記第二の無線ベアラにSDAPヘッダが設定されている場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記第二の無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出し、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けを格納し、更に前記第二の無線ベアラがデフォルト無線ベアラである場合には、前記QoSフローと前記第二の無線ベアラとの対応付けルールを前記格納部から消去する処理を行う。
 また本発明の一態様は、基地局装置の方法であって、端末装置へRRC再設定メッセージを送信し、前記RRC再設定メッセージに第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含み、前記端末装置に、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応ルールを格納部に格納している場合で、尚且つ、前記第二の無線ベアラにSDAPヘッダが設定されている場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記第二の無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出し、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けを格納し、更に前記第二の無線ベアラがデフォルト無線ベアラである場合には、前記QoSフローと前記第二の無線ベアラとの対応付けルールを前記格納部から消去する処理を行わせる。
 また本発明の一態様は、端末装置の方法であって、基地局装置からRRC再設定メッセージを受信し、前記RRC再設定メッセージは第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含み、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けルール、又は前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応付けルールが、格納部に格納されていない場合で、デフォルト無線ベアラが設定されている場合には、前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていたか否かを判断し、前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていた場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記デフォルト無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出する処理を行う。
 また本発明の一態様は、基地局装置の方法であって、端末装置へRRC再設定メッセージを送信する送信部と、前記RRC再設定メッセージに第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含み、前記端末装置に、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けルール、又は前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応付けルールが、格納部に格納されていない場合で、デフォルト無線ベアラが設定されている場合には、前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていたか否かを判断し、前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていた場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記デフォルト無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出する処理を行わせる。
 なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
 本発明の一態様によれば、端末装置は、プロトコル処理の複雑さを軽減し、効率的に通信を行うことができる。
本発明の各実施の形態に係る通信システムの概略図。 本発明の各実施の形態における、E-UTRAにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック図。 本発明の各実施の形態における、NRにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック図。 本発明の各実施の形態におけるRRCコネクション再設定手順のフローの一例を示す図。 本発明の各実施の形態における端末装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態1における処理方法の一例。 本発明の各実施の形態における基地局装置の構成を示すブロック図。 本発明の各実施の形態における無線ベアラ設定に係る情報、及び情報のASN.1(Abstract Syntax Notation One)記述の一例を示す図。 本発明の実施の形態1における処理方法の別の一例。 本発明の実施の形態2における処理方法の一例。
 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
 LTE(およびLTE-A Pro)とNRは、異なるRATとして定義されてもよい。またNRは、LTEに含まれる技術として定義されてもよい。LTEは、NRに含まれる技術として定義されてもよい。また、NRとMulti RAT Dual connectivityで接続可能なLTEは、従来のLTEと区別されてもよい。本実施形態はNR、LTEおよび他のRATに適用されてよい。以下の説明では、LTEおよびNRに関連する用語を用いて説明するが、他の用語を用いる他の技術において適用されてもよい。また本実施形態でのE-UTRAという用語は、LTEという用語に置き換えられても良いし、LTEという用語はE-UTRAという用語に置き換えられても良い。
 図1は本発明の各実施の形態に係る通信システムの概略図である。
 E-UTRA100は非特許文献3等に記載の無線アクセス技術であり、1つ又は複数の周波数帯域で構成するセルグループ(Cell Group:CG)から成る。eNB(E-UTRAN Node B)102は、E-UTRAの基地局装置である。EPC(Evolved Packet Core)104は、非特許文献14等に記載のコア網であり、E-UTRA用コア網として設計された。インタフェース112はeNB102とEPC104の間のインタフェース(interface)であり、制御信号が通る制御プレーン(Control Plane:CP)と、そのユーザデータが通るユーザプレーン(User Plane:UP)が存在する。
 NR106は現在3GPPにて検討している新しい無線アクセス技術であり、1つ又は複数の周波数帯域で構成するセルグループ(Cell Group:CG)から成る。gNB(g Node B)108は、NRの基地局装置である。5GC110は、現在3GPPにて検討しているNR用の新しいコア網であり、非特許文献2等に記載される。
 インタフェース114はeNB102と5GC110の間のインタフェース、インタフェース116はgNB108と5GC110の間のインタフェース、インタフェース118はgNB108とEPC104の間のインタフェース、インタフェース120はeNB102とgNB108の間のインタフェース、インタフェース124はEPC104と5GC110間のインタフェースである。インタフェース114、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、インタフェース124はCPのみ、又はUPのみ、又はCP及びUP両方を通すインタフェースである。また、インタフェース114、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、インタフェース124は、通信事業者が提供する通信システムに応じて存在しない場合もある。
 UE122はNRに対応、又はE-UTRA及びNR両方に対応した端末装置である。
 図2は本発明の各実施の形態における、E-UTRA無線アクセスレイヤにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック(Protocol Stack)図である。
 図2(A)はUE122がeNB102と通信を行う際に用いるUPのプロトコルスタック図である。
 PHY(Physical layer)200は、無線物理層(無線物理レイヤ)であり、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層(上位レイヤ)に伝送サービスを提供する。PHY200は、後述する上位のMAC(Medium Access Control layer)202とトランスポートチャネル(Transport Channel)で接続される。トランスポートチャネルを介して、MAC202とPHY200の間でデ-タが移動する。UE122とeNB102のPHY間において、無線物理チャネルを介してデ-タの送受信が行われる。
 MAC202は、多様な論理チャネル(Logical Channel)を多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う媒体アクセス制御層(媒体アクセス制御レイヤ)である。MAC202は、後述する上位のRLC(Radio Link Control layer)204と、論理チャネルで接続される。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ-ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられる。MAC202は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY200の制御を行う機能、ランダムアクセス(Random Access)手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持つ(非特許文献7)。
 RLC204は、後述する上位のPDCP(Packet Data Convergence Protocol Layer)206から受信したデ-タを分割(Segmentation)し、下位層(下位レイヤ)が適切にデ-タ送信できるようにデ-タサイズを調節する無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。また、RLC200は、各デ-タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持つ。すなわち、RLC204は、デ-タの再送制御等の機能を持つ(非特許文献6)。
 PDCP206は、ユーザデータであるIPパケット(IP Packet)を無線区間で効率的に伝送するためのパケットデータ収束プロトコル層(パケットデータ収束プロトコルレイヤ)である。PDCP206は、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP206は、デ-タの暗号化の機能も持ってもよい(非特許文献5)。
 なお、MAC202、RLC204、PDCP206において処理されたデータの事を、それぞれMAC PDU(Protocol Data Unit)、RLC PDU、PDCP PDUと呼ぶ。また、MAC202、RLC204、PDCP206に上位層から渡されるデータ、又は上位層に渡すデータの事を、それぞれMAC SDU(Service Data Unit)、RLC SDU、PDCP SDUと呼ぶ。
 図2(B)はUE122がeNB102と通信を行う際に用いるCPのプロトコルスタック図である。
 CPのプロトコルスタックには、PHY200、MAC202、RLC204、PDCP206に加え、RRC(Radio Resource Control layer)208が存在する。RRC208は、無線ベアラ(Radio Bearer:RB)の設定・再設定などを行い、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を行う無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ-タ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。eNB102とUE122のRRC208間で各RBの設定が行われてもよい(非特許文献4)。
 前述のMAC202、RLC204、PDCP206、及びRRC208の機能分類は一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層の機能の一部あるいは全部が他の層に含まれてもよい。
 なお、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤなどは、PDCPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。またRRCレイヤやNAS(non Access Strarum)レイヤもSDAPレイヤの上位レイヤとなる。言い換えれば、PDCPレイヤはRRCレイヤ、NASレイヤ、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤの下位レイヤとなる。
 図3は本発明の各実施の形態における、NR無線アクセスレイヤにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック(Protocol Stack)図である。
 図3(A)はUE122がgNB108と通信を行う際に用いるUPのプロトコルスタック図である。
 PHY(Physical layer)300は、NRの無線物理層(無線物理レイヤ)であり、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層に伝送サービスを提供してもよい。PHY300は、後述する上位のMAC(Medium Access Control layer)302とトランスポートチャネル(Transport Channel)で接続されてもよい。トランスポートチャネルを介して、MAC302とPHY300の間でデ-タが移動してもよい。UE122とgNB108のPHY間において、無線物理チャネルを介してデ-タの送受信が行われてもよい。
 MAC302は、多様な論理チャネル(Logical Channel)を多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う媒体アクセス制御層(媒体アクセス制御レイヤ)である。MAC302は、後述する上位のRLC(Radio Link Control layer)304と、論理チャネルで接続されてもよい。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ-ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられてもよい。MAC302は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY300の制御を行う機能、ランダムアクセス(Random Access)手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持ってもよい(非特許文献13)。
 RLC304は、後述する上位のPDCP(Packet Data Convergence Protocol Layer)206から受信したデ-タを分割(Segmentation)し、下位層が適切にデ-タ送信できるようにデ-タサイズを調節する無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。また、RLC304は、各デ-タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持っても良い。すなわち、RLC304は、デ-タの再送制御等の機能を持っても良い(非特許文献12)。
 PDCP306は、ユーザデータであるIPパケット(IP Packet)を無線区間で効率的に伝送するパケットデータ収束プロトコル層(パケットデータ収束プロトコル層)である。PDCP306、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP306は、デ-タの暗号化の機能も持ってもよい(非特許文献11)。
 SDAP(Service Data Adaptation Protocol)310は、コアネットワークから基地局装置を介して端末装置に送られるダウンリンクのQoSフローとDRBとの対応付け(マッピング:mapping)、及び端末装置から基地局装置を介してコアネットワークに送られるアップリンクのQoSフローと、DRBとのマッピングを行い、マッピングルール情報を格納する機能を持もつ、サービスデータ適応プロトコル層(サービスデータ適応プロトコルレイヤ)である(非特許文献16)。端末装置が上位レイヤよりSDAP SDUをQoSフロー情報と共にを受け取った際、格納されているQoSフローとDRBとのマッピングルールに基づいて、SDAP SDUを該当するDRBに割り当てる。QoSフローとDRBとのマッピングルールが格納されていない場合、SDAP SDUをデフォルト無線ベアラとは(デフォルトDRB)に割り当てても良い。QoSフローは同じQoSポリシーによって処理される、一つ又は複数のサービスデータフロー(Service Data Flow:SDF)から成る(非特許文献2)。またSDAPはダウンリンクQoSフローの情報を基に、アップリンクのQoSフローとDRBとのマッピングを行う、リフレクティブQoS(Reflective QoS)の機能を持っても良い。またQoSフローとDRBとの対応付けルールが変更になった場合には、エンドマーカー(End Marker)を作成し、変更前のDRBに送信する事により、SDAP SDUの順番通りの配信(in-sequence delivery)を保証しても良い(非特許文献2、非特許文献16)。
 なお、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤなどは、SDAPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。またRRCレイヤやNAS(non Access Strarum)レイヤもSDAPレイヤの上位レイヤとなる。NASレイヤにおいて、サービスデータフローとQoSフローとの対応付が行われる。言い換えれば、SDAPレイヤはRRCレイヤ、NASレイヤ、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram  Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤの下位レイヤとなる。
 なお、MAC302、RLC304、PDCP306、SDAP310において処理されたデータの事を、それぞれMAC PDU(Protocol Data Unit)、RLC PDU、PDCP PDU、SDAP PDUと呼んでも良い。また、MAC202、RLC204、PDCP206に上位層から渡されるデータ、又は上位層に渡すデータの事を、それぞれMAC SDU(Service Data Unit)、RLC SDU、PDCP SDU、SDAP SDUと呼んでも良い。
 図3(B)はUE122がgNB108と通信を行う際に用いるCPのプロトコルスタック図である。
 CPのプロトコルスタックには、PHY300、MAC302、RLC304、PDCP306に加え、RRC(Radio Resource Control layer)308が存在する。RRC308は、無線ベアラ(Radio Bearer:RB)の設定・再設定などを行い、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を行う無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ-タ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。gNB108とUE122のRRC308間で各RBの設定が行われてもよい。またRBのうちRLC304とMAC302で構成される部分をRLCベアラと呼んでも良い(非特許文献10)。
 前述のMAC302、RLC304、PDCP306、SDAP310、及びRRC308の機能分類は一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層(各レイヤ)の機能の一部あるいは全部が他の層(レイヤ)に含まれてもよい。
 なお、本発明の各実施の形態では、以下E-UTRAのプロトコルとNRのプロトコルを区別するため、MAC202、RLC204、PDCP206、及びRRC208を、それぞれE-UTRA用MAC又はLTE用MAC、E-UTRA用RLC又はLTE用RLC、E-UTRA用PDCP又はLTE用PDCP、及びE-UTRA用RRC又はLTE用RRCと呼ぶ事もある。また、MAC302、RLC304、PDCP306、RRC308を、それぞれNR用MAC、NR用RLC、NR用RLC、及びNR用RRCと呼ぶ事もある。又は、E-UTRA PDCP又はLTE PDCP、NR PDCPなどとスペースを用いて記述する場合もある。
 また、図1に示す通り、eNB102、gNB108、EPC104、5GC110は、インタフェース112、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、及びインタフェース114を介して繋がってもよい。このため、多様な通信システムに対応するため、図2のRRC208は、図3のRRC308に置き換えられてもよい。また図2のPDCP206は、図3のPDCP306に置き換えられても良い。また、図3のRRC308は、図2のRRC208の機能を含んでも良い。また図3のPDCP306は、図2のPDCP206であっても良い。
 (実施の形態1)
 図4から図9を用いて、本発明の実施の形態1を説明する。
 図4は本発明の各実施の形態におけるRRC再設定手順のフローの一例を示す図である。なお。RRC再設定手順はRRCコネクション再設定手順であっても良い。
 RRC再設定手順(RRC Reconfiguration)は、非特許文献10に記載の、NRにおけるRBの確立、変更、及び解放、及びセカンダリセルの、変更、解放等を行う他、ハンドオーバ(同期を伴う再設定)及び測定(Measurement)等のために用いられる手順である。一方RRCコネクション再設定手順(RRC Connection Reconfiguration)非特許文献4に記載の、LTEにおけるRBの確立、変更、及び解放、及びセカンダリセルの、変更、解放等を行う他、ハンドオーバ及び測定(Measurement)等のために用いられる手順である。またRRCコネクション再設定手順は、MR-DCにおいて、特にコア網がEPC104で、マスターノードがeNB102である場合のMR-DCである、EN-DC(E-UTRA-NR Dual Connectivity)、及びコア網が5GC110で、マスターノードがeNB102である場合のMR-DCである、NGEN-DC(NG-RAN E-UTRA-NR Dual Connectivity)においては、また、コア網5GCにと接続する拡張型eNB102である場合には、RRCコネクション再設定手順は、LTEだけでなく、非特許文献10に記載の、NRにおけるRBの確立、変更、及び解放、及びセカンダリセルの、変更、解放等の一部を行う他、ハンドオーバ及び測定(Measurement)等の一部を行うためにも用いられる。本発明の各実施の形態では、説明が煩雑になることを避けるために、RRC再設定手順という名称を用いて説明し、基地局装置としてgNB108を用いて説明する。
 RRC再設定手順において、UE122はgNB108よりRRC再設定メッセージ(RRCReconfigration)を受信し(ステップS400)、RRC再設定メッセージに含まれる情報に従って各種設定、例えば無線ベアラの設定や、SDAPの設定などの処理を行う(ステップS402)。ステップS1602の後、UE122はgNB108に、RRC再設定完了メッセージ(RRCReconfigrationComplete)などを送っても良い(不図示)。
 図5は本発明の各実施の形態における端末装置(UE122)の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図5では、本発明の一態様と密接に関連する主な構成部のみを示す。
 図5に示すUE122は、gNB108よりRRC再設定メッセージを受信する受信部500、QoSフローとDRBとの対応ルールを格納する格納部、及びメッセージの処理を行う処理部504から成る。なお、受信部500は上位レイヤからSDAP SDUを受信しても良い。また格納部502はQoSフローとDRBとの対応ルール以外の情報を格納しても良い。
 図6を用いて、本発明の実施の形態1におけるUE122の処理方法の一例を説明する。
 UE122の受信部500は、上位レイヤからSDAP SDU、及びSDAP SDUが所属するQoSフローの情報を受信する(ステップS600)。QoSフローの情報とはQoSフロー識別子であっても良い。
 UE122の処理部504は、上述のSDAP SDUが所属するQoSフローと無線ベアラとの対応付けルールが格納部502に格納されていない場合には、上述のSDAP SDUをデフォルト無線ベアラに対応付けて、上述のSDAP SDUが所属するQoSフローと上述のデフォルト無線ベアラとの対応付けを、QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールとして格納部502に格納する処理を行う。
 図7は本発明の各実施の形態における基地局装置(eNB102、gNB108)の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図7では、本発明の一態様と密接に関連する主な構成部のみを示す。
 図7に示すgNB108は、UE122へRRC再設定メッセージを送信する送信部700、及びメッセージ作成し、送信する事によりUE122に処理を行わせる処理部702から成る。また上述の処理部702は、UE122からエンドマーカー制御PDUを受信し、上述のエンドマーカー制御PDUに含まれるQoSフロー情報を確認する事により、上述のQoSフローに対応する無線ベアラの変更がUE122で完了した事を検出する処理を行ってもよい。なお、図7に示す構成は、eNB102に適応されても良い。eNB102に適応される場合、送信部700よりUE122へ送信されるメッセージはRRCコネクション再設定メッセージであっても良い。
 図8は本発明の各実施の形態において、図4におけるRRC再設定メッセージに含まれる情報を表すASN.1(Abstract Syntax Notation One)記述の一例である。3GPPにおいて、RRCに係る仕様書(非特許文献4、非特許文献10)は、RRCに係るメッセージ、及び情報(Information Element:IE)等をASN.1を用いて記述する。図8のASN.1の例で、<略>及び<中略>とは、ASN.1の表記の一部ではなく、他の情報を省略している事を示す。なお<略>又は<中略>という記載の無い所でも、情報が省略されていても良い。なお図8におけるASN.1の例はASN.1表記方法に正しく従ったものではなく、本発明の一態様におけるRRC再設定のパラメータの一例を表記したものであり、他の名称や他の表記が使われても良い。また図8におけるASN.1の例は、説明が煩雑になることを避けるために、本発明の一態様と密接に関連する主な情報に関する例のみを示す。
 図8においてDRB-ToAddModListで表される情報は、DRBToAddModで表される、追加又は変更するDRB(データ無線ベアラ)の設定を示す情報のリストであっても良い。DRB-ToAddMod(追加又は変更するDRBの設定を示す情報)の中の、cnAssociationで表される情報は、DRBが、EPC104において使用される、EPSベアラ識別子を示す情報(eps-BearerIdentity)に関連付けられるか、SDAP設定を示す情報(sdap-Config)に関連付けられるかを示す情報であっても良い。cnAssociationで表される情報は、コア網にEPC104を用いるか、又は5GC110を用いるかを示す情報であっても良い。UE122がEPCと接続する際にはDRBが、cnAssociation中のEPSベアラ識別子を示す情報(eps-BearerIdentity)に関連付けられ、UE122が5GC110と接続する際には、DRBが、SDAP設定を示す情報(sdap-Config)に関連付けられるようにしてもよい。すなわち、cnAssociationで表される情報には、コア網にEPC104を用いる場合にはEPSベアラ識別子を示す情報(eps-BearerIdentity)を含み、コア網5GC110を用いる場合はSDAP設定を示す情報(sdap-Config)を含んでも良い。SDAP設定を示す情報は、SDAP310の確立や変更を行うための、SDAPエンティティの設定に関する情報であっても良い。SDAP設定を示す情報に含まれる、mappedQoS-FlowsToAddで示される情報は、追加又は変更するDRBに関連(map)させる、又は追加で関連させるQoSフローのQoSフロー識別子(QFI:QoS Flow Identity)のリストを示す情報であっても良い。また、SDAP設定を示す情報に含まれる、mappedQoS-FlowsToReleaseで示される情報は、追加又は変更するDRBに現在関連(map)しているQoSフローから、関連状態を解放するQoSフローのQoSフロー識別子(QFI:QoS Flow Identity)のリストを示す情報であっても良い。またこの他にPDUセッション識別子を示す情報や、アップリンク用ヘッダが存在する事を示す情報、ダウンリンク用ヘッダが存在する事を示す情報、デフォルト無線ベアラ(デフォルトDRB)である事を示す情報などが含まれても良い。また追加又は変更するDRBの設定を示す情報の中の、DRB-Identityで表される情報は、追加又は変更するDRBのDRB識別子の情報である。図8の例では1から32の整数値としているが、別の値を取っても良い。DCの場合、DRB識別子は、UE122のスコープ内で固有である。また追加又は変更するDRBの設定を示す情報の中の、pdcp-Configで表される情報はSRB又はDRB用のPDCP306の確立や変更を行うための、NR PDCPエンティティの設定に関する情報であっても良い。NR PDCPエンティティの設定に関する情報には、アップリンク用シーケンス番号のサイズを示す情報、ダウンリンク用シーケンス番号のサイズを示す情報、ヘッダ圧縮(RoHC:RObust Header Compression)のプロファイルを示す情報、リオーダリング(re-ordering)タイマー情報などが含まれても良い。またDRB-ToReleaseListで表される情報は、解放するDRBのDRB識別子のリスト情報であっても良い。
 また図8に示す一部、又は全ての情報は、オプショナルであっても良い。即ち図8に示す情報は必要に応じてRRC再設定メッセージに含まれても良い。
 図9を用いて、本発明の実施の形態1におけるUE122の処理方法の別の一例を説明する。
 gNB108の処理部702はRRC再設定メッセージを作成し、送信部700よりUE122へと送信する(不図示)。UE122の受信部500は、gNB108からRRC再設定メッセージを受信する。UE122の処理部504は、受信した上述のRRC再設定メッセージに、第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び上述の第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子が含まれる事を確認する(ステップS900)。
 次にUE122の処理部504は、上述のRRC再設定メッセージに含まれるQoSフローのQoS識別子が、上述の第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラに対応付けされているか否かを確認する。即ち、上述のQoSフローと、上述の第二の無線ベアラとの対応付けルールが、QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールとして、格納部502に格納されているか否かを確認する(ステップS902)。
 上述のQoSフローと、上述の第二の無線ベアラとの対応付けルールが、QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールとして、格納部502に格納されている場合には、UE122の処理部504は更に、上述の第二の無線ベアラにSDAPヘッダが設定されているか否かを確認し、SDAPヘッダが設定されている場合には、エンドマーカー(End Marker)制御PDUを生成し、上述のエンドマーカー制御PDUを上述の第二の無線ベアラに対応付け、上述のエンドマーカー制御PDUを下位レイヤへと提出する。更にUE122の処理部504は、上述のQoSフローと上述の第一の無線ベアラとの対応付けルールを、QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールとして、格納部502に格納する(ステップS904)。
 UE122の処理部504は更に、上述の第二の無線ベアラがデフォルト無線ベアラであるか否かを確認し、デフォルト無線ベアラである場合には、上述のQoSフローと上述の第二の無線ベアラとの対応付けルールを、格納部502から消去する(ステップS906)。
 このように、本発明の実施の形態1では、デフォルト無線ベアラにQoSフローと無線ベアラとの対応付けルールを適宜作成、消去する事により、QoSフローと無線ベアラの再対応付けを検出する事ができる。即ち、端末装置は、プロトコル処理の複雑さを軽減し、効率的に通信を行うことができる。
 (実施の形態2)
 図4、図5、図7、図8、図10を用いて、本発明の実施の形態2を説明する。
 図10は、本発明の実施の形態2におけるUE122の処理方法の一例である。
 gNB108の処理部702はRRC再設定メッセージを作成し、送信部700よりUE122へと送信する(不図示)。UE122の受信部500は、gNB108からRRC再設定メッセージを受信する。UE122の処理部504は、受信した上述のRRC再設定メッセージに、第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び上述の第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子が含まれる事を確認する(ステップS1000)。
 次にUE122の処理部504は、上述のRRC再設定メッセージに含まれる上述のQoSフローと上述の第一無線ベアラとの対応付けルール、又は上述のQoSフローと上述の第一無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応付けルールが、格納部502に存在するか否かを確認する。即ち、上述のQoSフローに対するQoSフローと無線ベアラとの対応付けルールが存在するか否かを確認する。存在しない場合で、デフォルト無線ベアラが設定又は確立されている場合には、上述のQoSフローが上述のデフォルト無線ベアラに割り当てられているか否か、又は割り当てられていたか否かを確認する(ステップS1002)。
 上述のQoSフローが上述のデフォルト無線ベアラに割り当てられている、又は割り当てられていたと判断した場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、上述のデフォルト無線ベアラに上述のエンドマーカー制御PDUを対応付け、上述のエンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出する。上述のQoSフローが上述のデフォルト無線ベアラに割り当てられていないと判断した場合には、エンドマーカー制御PDUの生成、デフォルト無線ベアラへの割り当て、下位レイヤへの提出は行わない(ステップS1004)。
 なお、「QoSフローがデフォルト無線ベアラに割り当てられている」、「QoSフローがデフォルト無線ベアラに割り当てられていた」は、それぞれ「QoSフローがデフォルト無線ベアラに対応付けられている」、「QoSフローがデフォルト無線ベアラに対応付けられていた」と言い換えられても良い。この場合、QoSフローとデフォルト無線ベアラとが対応付けられてはいるが、QoSフローとデフォルト無線ベアラとの対応付けルールは、格納部502に存在しない事を意味する。
 また、上述のQoSフローがデフォルト無線ベアラに割り当てられている事、又は上述のQoSフローがデフォルト無線ベアラに割り当てられていた事は、格納部502に格納されていても良い。この場合、上述のエンドマーカー制御PDUがデフォルト無線ベアラに対応づけられ、下位レイヤに提出された後、上述のQoSフローがデフォルト無線ベアラに割り当てられている事、又は上述のQoSフローがデフォルト無線ベアラに割り当てられていた事は、格納部502から消去されても良い。
 このように、本発明の実施の形態2では、デフォルト無線ベアラにQoSフローが割り当てられている、または割り当てられていたかを確認する事より、QoSフローと無線ベアラの再対応付けを検出する事ができる。即ち、端末装置は、プロトコル処理の複雑さを軽減し、効率的に通信を行うことができる。
 なお、本発明の各実施の形態における無線ベアラ設定は、RRCコネクション再設定手順だけでなく、RRC確立(RRC Establishment)手順や、RRC再確立(RRC Re-Establishment)手順に含まれていても良い。また本発明の各実施の形態における無線ベアラとは、DRBであっても良いし、SRBであっても良い。
 本発明の一態様に関わる装置で動作するプログラムは、本発明の一態様に関わる上述した実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュ-タを機能させるプログラムであっても良い。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、処理時に一時的にRandom Access Memory(RAM)などの揮発性メモリに読み込まれ、あるいはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
 なお、上述した実施形態における装置の一部、をコンピュ-タで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュ-タが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュ-タシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。ここでいう「コンピュ-タシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュ-タシステムであって、オペレ-ティングシステムや周辺機器等のハ-ドウェアを含むものとする。また、「コンピュ-タが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体、光記録媒体、磁気記録媒体等のいずれであってもよい。
 さらに「コンピュ-タが読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュ-タシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュ-タシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
 また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、すなわち典型的には集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、代わりにプロセッサは従来型のプロセッサ、コントロ-ラ、マイクロコントロ-ラ、またはステ-トマシンであってもよい。汎用用途プロセッサ、または前述した各回路は、デジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
 なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の一例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置に適用出来る。
 以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明の一態様は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
 本発明の一態様は、例えば、通信システム、通信機器(例えば、携帯電話装置、基地局装置、無線LAN装置、或いはセンサーデバイス)、集積回路(例えば、通信チップ)、又はプログラム等において、利用することができる。
100 E-UTRA
102 eNB
104 EPC
106 NR
108 gNB
110 5GC
112、114、116,118、120、124 インタフェース
122 UE
200、300 PHY
202、302 MAC
204、304 RLC
206、306 PDCP
208、308 RRC
310 SDAP
500 受信部
502 格納部
504、702 処理部
700 送信部

Claims (10)

  1.  端末装置であって、
     上位レイヤからSDAP SDU、及び前記SDAP SDUが所属するQoSフローの情報を受信する受信部と、
     QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールを格納する格納部と、を備え、
     前記SDAP SDUが所属するQoSフローと無線ベアラとの対応付けルールが前記格納部に格納されていない場合には、前記SDAP SDUをデフォルト無線ベアラに対応付け、前記SDAP SDUが所属するQoSフローと前記デフォルト無線ベアラとの対応付けを、QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールとして前記格納部に格納する処理を行う処理部と、を備える、端末装置。
  2.  端末装置であって、
     基地局装置からRRC再設定メッセージを受信する受信部と、
     QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールを格納する格納部と、を備え、
     前記RRC再設定メッセージは第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含み、
     前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応ルールを前記格納部が格納している場合で、尚且つ、前記第二の無線ベアラにSDAPヘッダが設定されている場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記第二の無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出し、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けを前記格納部に格納し、
     更に前記第二の無線ベアラがデフォルト無線ベアラである場合には、前記QoSフローと前記第二の無線ベアラとの対応付けルールを前記格納部から消去する処理を行う処理部と、を備える、端末装置。
  3.  基地局装置であって、
     端末装置へRRC再設定メッセージを送信する送信部と、
     前記RRC再設定メッセージに第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含み、前記端末装置に処理を行わせる処理部とを備え、
     前記処理は、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応ルールを格納している場合で、尚且つ、前記第二の無線ベアラにSDAPヘッダが設定されている場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記第二の無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出し、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けを格納部に格納し、
     更に前記第二の無線ベアラがデフォルト無線ベアラである場合には、前記QoSフローと前記第二の無線ベアラとの対応付けルールを前記格納部から消去する処理である、基地局装置。
  4.  端末装置であって、
     基地局装置からRRC再設定メッセージを受信する受信部と、
     QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールを格納する格納部と、を備え、
     前記RRC再設定メッセージは第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含み、
     前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けルール、又は前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応付けルールが、前記格納部に格納されていない場合で、デフォルト無線ベアラが設定されている場合には、前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていたか否かを判断し、
     前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていた場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記デフォルト無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出する処理を行う処理部を備える、端末装置。
  5.  基地局装置であって、
     端末装置へRRC再設定メッセージを送信する送信部と、
     前記RRC再設定メッセージに第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含んで、前記端末装置に処理を行わせる処理部とを備え、
     前記処理は、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けルール、又は前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応付けルールが、格納部に格納されていない場合で、デフォルト無線ベアラが設定されている場合には、前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていたか否かを判断し、
     前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていた場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記デフォルト無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出する処理である、基地局装置。
  6.  端末装置の方法であって、
     上位レイヤからSDAP SDU、及び前記SDAP SDUが所属するQoSフローの情報を受信し、
     前記SDAP SDUが所属するQoSフローと無線ベアラとの対応付けルールが格納されていない場合には、前記SDAP SDUをデフォルト無線ベアラに対応付け、前記SDAP SDUが所属するQoSフローと前記デフォルト無線ベアラとの対応付けを、QoSフローと無線ベアラとの対応付けルールとして格納する処理を行う処理部を行う、方法。
  7.  端末装置の方法であって、
     基地局装置からRRC再設定メッセージを受信し、
     前記RRC再設定メッセージは第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含み、
     前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応ルールを格納部が格納している場合で、尚且つ、前記第二の無線ベアラにSDAPヘッダが設定されている場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記第二の無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出し、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けを前記格納部に格納し、
     更に前記第二の無線ベアラがデフォルト無線ベアラである場合には、前記QoSフローと前記第二の無線ベアラとの対応付けルールを前記格納部から消去する処理を行う、方法。
  8.  基地局装置の方法であって、
     端末装置へRRC再設定メッセージを送信し、
     前記RRC再設定メッセージに第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含み、
     前記端末装置に、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応ルールを格納部に格納している場合で、尚且つ、前記第二の無線ベアラにSDAPヘッダが設定されている場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記第二の無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出し、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けを前記格納部に格納し、
     更に前記第二の無線ベアラがデフォルト無線ベアラである場合には、前記QoSフローと前記第二の無線ベアラとの対応付けルールを前記格納部から消去する処理を行わせる、方法。
  9.  端末装置の方法であって、
     基地局装置からRRC再設定メッセージを受信し、
     前記RRC再設定メッセージは第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含み、
     前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けルール、又は前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応付けルールが、格納されていない場合で、デフォルト無線ベアラが設定されている場合には、前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていたか否かを判断し、
     前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていた場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記デフォルト無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出する処理を行う、方法。
  10.  基地局装置の方法であって、
     端末装置へRRC再設定メッセージを送信する送信部と、
     前記RRC再設定メッセージに第一の無線ベアラに対する無線ベアラ設定、及び前記第一の無線ベアラに対応付けるQoSフローのQoSフロー識別子を含み、
     前記端末装置に、前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとの対応付けルール、又は前記QoSフローと前記第一の無線ベアラとは異なる第二の無線ベアラとの対応付けルールが、格納されていない場合で、デフォルト無線ベアラが設定されている場合には、前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていたか否かを判断し、
     前記QoSフローが前記デフォルト無線ベアラに割り当てられていた場合には、エンドマーカー制御PDUを生成し、前記デフォルト無線ベアラに前記エンドマーカー制御PDUを対応付け、前記エンドマーカー制御PDUを下位レイヤに提出する処理を行わせる、方法。
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