WO2017085776A1 - 過電圧保護回路 - Google Patents

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壮一郎 黒川
正裕 石原
弘晃 小竹
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三菱電機株式会社
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H9/00Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
    • H02H9/04Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/89Arrangement or mounting of control or safety devices

Definitions

  • FIG. 10 is a circuit diagram showing an electric circuit of an indoor unit according to Embodiment 5. It is a block diagram which shows the air conditioner provided with the several indoor unit based on Embodiment 6 of this invention.
  • Embodiment 1 FIG.
  • 1 and 2 show a separation type air conditioner 1 having an overvoltage protection circuit according to Embodiment 1 of the present invention.
  • the illustrated separation type air conditioner 1 has one outdoor unit 2 and one indoor unit 3.
  • FIG. 3 is a diagram showing the electrical circuit of the outdoor unit 2 in more detail
  • FIG. 4 is a diagram showing the electrical circuit of the indoor unit 3 in more detail.
  • the air conditioner 1 controls the temperature and humidity of the air-conditioning target space.
  • the outdoor unit 2 and the indoor unit 3 constitute a heat pump that circulates the refrigerant.
  • One of the heat exchanger provided in the outdoor unit 2 and the heat exchanger provided in the indoor unit 3 radiates heat from the refrigerant.
  • the other heat exchanger absorbs heat to the refrigerant.
  • the outdoor unit 2 includes a control power supply circuit 21, a communication power supply circuit 22, a communication circuit 23, a capacitor 24, and a control circuit 25.
  • the control circuit 25 is composed of, for example, a microcontroller (MCU).
  • the control power supply circuit 31 is connected to the internal power supply line La1 and the internal shared line Lc1 in the indoor unit 3, and in the correct connection state shown in FIG. 1, the internal power supply line La0 and the internal shared line Lc0 in the outdoor unit 2 are connected.
  • the AC voltage supplied from the AC power supply 4 is received through the interconnection lines Ma and Mc, the internal power supply line La1 and the internal common line Lc1 in the indoor unit 3, and the control circuit 35 is operated from the AC voltage. DC voltage is generated and supplied to the control circuit 35.
  • the transmission photocoupler 342 turns on / off the signal current Is flowing through the signal transmission path Lb1 in accordance with the control signal output from the control circuit 35.
  • the communication circuit 34 is assumed to operate in a voltage range of 30V ⁇ 10V, and the Zener voltage of the Zener diode 334 is assumed to be 36V.
  • transistor constants, Early effects, and the like are ignored, and a constant of the element, for example, a voltage drop between the base and emitter has a typical value.
  • the AC power supply 4 is connected to the outdoor unit 2, the communication power circuit 22 is provided in the outdoor unit 2, and the rectifier circuit 32 is provided in the indoor unit 3.
  • the AC power source 4 is connected to the indoor unit 3, the indoor unit 3 is provided with a communication power circuit (similar to the communication power circuit 22 of the first embodiment), and the outdoor unit 2 has a rectifier circuit (implemented).
  • the overvoltage protection circuit of the present invention is provided in the outdoor unit 2.
  • the voltage protection circuit according to the present invention is configured such that the one of the outdoor unit 2 and the indoor unit 3 that is not connected to the AC power supply 4 is the first unit, and the other is the second unit. The communication circuit is protected from overvoltage.

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Abstract

過電圧保護回路(33)が、電圧制限回路(37)の第1の主ノード(37a)と制御ノード(37c)とを接続する抵抗(333)と、カソード又はアノードが制御ノード(37c)に接続され、制御ノード(37c)の電位を基準電圧以下に抑制するツェナーダイオード(334)とを有し、電圧制限回路(37)の第2の主ノード(37b)の電位が、制御ノード(37c)の電位に対応した値となるように制御される。印加される過電圧が大きい場合にも、ツェナーダイオードの電流容量が少なくて済み、かつ過電圧が印加されないときの電力消費が少なくて済む。

Description

過電圧保護回路
 本発明は、過電圧保護回路に関する。本発明は特に、2つのユニット間での通信のための通信回路の過電圧保護回路に関する。
 2つのユニット間での通信の一例として、分離型空調機の室内ユニットと室外ユニットの間で信号線を利用して行われる通信がある。このような通信を行うシステムにおいて、誤接続、電磁誘導又は静電誘導によるノイズ、雷サージ等により通信回路に高電圧が印加されると、通信回路を構成する素子が破壊されるなどの問題が生じる。
 通信回路への高電圧の印加を防ぐための過電圧保護回路の例が特許文献1に開示されている。
 特許文献1に開示された過電圧保護回路は、通信用のフォトカプラに直列に接続された抵抗と、上記フォトカプラに並列に接続されたツェナーダイオードを有し、過電圧が印加された場合にツェナーダイオードを導通させることで、上記フォトカプラを保護している。
特開2002-039603号公報
 特許文献1に開示された構成の場合、印加される過電圧が大きいほど、ツェナーダイオードに流れる電流が大きくなる。そのため、ツェナーダイオードとして電流容量の大きいものが必要になるという問題があった。
 ツェナーダイオードの電流容量を抑えるために、フォトカプラに直列に接続された抵抗の抵抗値を大きくすることも考えられる。しかし、そのようにすると、過電圧が印加されないときにも、上記の直列の抵抗での電圧降下及び電力消費が大きくなる。
 空調機の室内ユニット及び室外ユニット以外の2つのユニット間で行われる通信においても同様の問題がある。
 この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、印加される過電圧が大きい場合にも、ツェナーダイオードの電流容量が少なくて済み、かつ過電圧が印加されないときの電力消費が少なくて済む過電圧保護回路を提供することにある。
 本発明の過電圧保護回路は、
 第1のユニット内に設けられ、第2のユニットと信号線を介して通信を行う通信回路を過電圧から保護する過電圧保護回路であって、
 前記信号線への接続のために設けられた第1の主ノードと、前記通信回路に接続された第2の主ノードと、制御ノードとを有する電圧制限回路と、
 前記電圧制限回路の前記第1の主ノードと前記制御ノードとを接続する抵抗と、
 アノード及びカソードを有し、前記アノード及びカソードの一方が前記電圧制限回路の前記制御ノードに接続され、前記制御ノードの電位を基準電圧以下に抑制するツェナーダイオードとを有し、
 前記電圧制限回路の前記第2の主ノードの電位は、前記制御ノードの電位に対応した値となるように制御される
 ことを特徴とする。
 本発明によれば、印加される過電圧が大きい場合にも、ツェナーダイオードの電流容量が少なくて済み、かつ過電圧が印加されないときの電力消費が少なくて済む。
本発明の実施の形態1の空調機の電気回路を示す回路図であって、室外ユニットと室内ユニットとの接続が正しい状態を示す図である。 実施の形態1の空調機の電気回路を示す回路図であって、室外ユニットと室内ユニットとの接続が誤っている場合の一例を示す図である。 図1及び図2に示される室外ユニットの電気回路を、交流電源とともに示す回路図である。 図1及び図2に示される室内ユニットの電気回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態2における過電圧保護回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態3に係る室内ユニットの電気回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態4に係る室内ユニットの電気回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態5に係る室外ユニットの電気回路を示す回路図である。 実施の形態5に係る室内ユニットの電気回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態6に係る、複数の室内ユニットを備えた空調機を示すブロック図である。
実施の形態1.
 以下、本発明を分離型空調機の室外ユニットと室内ユニットの間の通信に適用した場合について説明する。
 図1及び図2は本発明の実施の形態1の過電圧保護回路を備えた分離型空調機1を示す。図示の分離型空調機1は、1台の室外ユニット2と1台の室内ユニット3とを有する。図3は、室外ユニット2の電気回路をより詳しく示す図であり、図4は、室内ユニット3の電気回路をより詳しく示す図である。
 空調機1は、空調対象空間の温度及び湿度を制御する。
 室外ユニット2と室内ユニット3とは、冷媒を循環させるヒートポンプを構成し、室外ユニット2に設けられた熱交換器と室内ユニット3に設けられた熱交換器の一方で冷媒からの放熱が行われ、他方の熱交換器で冷媒への吸熱が行われる。
 室外ユニット2と室内ユニット3とは、第1、第2及び第3の相互接続線Ma、Mb、Mcにより互いに接続されている。図1は、相互接続線Ma、Mb、Mcによる接続が正しい場合を示し、図2は、相互接続線Ma、Mb、Mcによる接続に誤りがある場合の一例を示す。
 室外ユニット2及び室内ユニット3の各々は、交流電源4から供給される交流電圧で動作する。交流電源4は例えば商用電源である。
 図1に示される正しい接続状態において、相互接続線Maは、室外ユニット2の内部電源線La0と、室内ユニット3の内部電源線La1とに接続されている。同様に、相互接続線Mcは、室外ユニット2の内部共用線Lc0と室内ユニット3の内部共用線Lc1とに接続されている。
 即ち、内部電源線La0は端子Ta0に接続されており、内部電源線La1は端子Ta1に接続されており、相互接続線Maは、その一端が端子Ta0に接続され、他端が端子Ta1に接続されている。
 同様に、内部共用線Lc0は端子Tc0に接続されており、内部共用線Lc1は端子Tc1に接続されており、相互接続線Mcは、その一端が端子Tc0に接続され、他端が端子Tc1に接続されている。
 図1に示される正しい接続状態では、相互接続線Maは外部電源線として作用し、相互接続線Mcは外部共用線として作用する。
 図示の構成ではさらに、室外ユニット2が端子Ta4及びTc4を有し、内部電源線La0が端子Ta4に接続され、内部共用線Lc0が端子Tc4に接続され、交流電源4が端子Ta4と端子Tc4とに接続される。
 図1に示される正しい接続状態では、相互接続線Mbは一端が端子Tb0に接続され、他端が端子Tb1に接続され、信号線として作用する。
 室外ユニット2と室内ユニット3とは、それぞれ信号線及び外部共用線として作用する相互接続線Mb及びMcを介して信号を表す信号電流Isを流すことで、双方向通信を行う。
 即ち、室外ユニット2と室内ユニット3とは、相互接続線Mb、Mcを流れる信号電流Isをオン・オフすることで信号のシリアル通信を行う。このような通信で送受信される信号は、例えば空調機制御のための情報、例えば温度又は湿度の検出値又は目標値を表すものであり、空調機の制御に用いられるものであるので、以下では「制御信号」と称される。
 室外ユニット2から室内ユニット3への通信と、室内ユニット3から室外ユニット2への通信とは互いに異なる期間に行われる。即ち、室外ユニット2から室内ユニットへの通信のために割り当てられた期間中は、室外ユニット2から室内ユニット3への通信が行われ、室内ユニット3から室外ユニット2への通信のために割り当てられた期間中は、室内ユニット3から室外ユニット2への通信が行われる。
 室外ユニット2は、図3に示されるように、制御用電源回路21と、通信用電源回路22と、通信回路23と、コンデンサ24と、制御回路25とを含む。制御回路25は例えばマイクロコントローラ(MCU)で構成されている。
 制御用電源回路21は、内部電源線La0と内部共用線Lc0とに接続され、これらの線La0、Lc0を介して交流電源4から供給される交流電圧から、制御回路25を動作させるための直流電圧を生成して、制御回路25に供給する。
 通信用電源回路22は、内部電源線La0と内部共用線Lc0とに接続され、これらの線La0、Lc0を介して交流電源4から供給される交流電圧から、信号電流Isを生成するための、直流の通信電圧を生成する。この通信電圧は、出力ノード22aと内部共用線Lc0との間に生成されるものであり、以下では、出力ノード22aの電位が、内部共用線Lc0の電位よりも高い通信電圧が生成されるものとして説明する。
 通信回路23は、図3に示すように、電流制限抵抗231と、送信フォトカプラ232と、受信フォトカプラ233とを含む。電流制限抵抗231の抵抗値は例えば330Ωである。電流制限抵抗231、送信フォトカプラ232、及び受信フォトカプラ233は互いに直列に接続されており、この直列接続回路と、通信用電源回路22との組合せにより、信号電流Isを流す室外ユニット2内部の信号伝達経路Lb0(図1及び図2)が構成されている。
 信号電流Isは、通信用電源回路22の出力ノード22aから出力され、電流制限抵抗231を介して送信フォトカプラ232及び受信フォトカプラ233を通り、端子Tb0及び信号線Mbを介して室内ユニット3に供給される。
 室外ユニット2から室内ユニット3への通信のための期間に、送信フォトカプラ232は、制御回路25から出力される制御信号に応じて信号伝達経路Lb0を流れる電流をオン・オフすることで信号電流Isを生成する。
 送信フォトカプラ232は、LED232aとnpn型のフォトトランジスタ232bとを有する。
 LED232aは、制御回路25からの制御信号を光信号に変換し、フォトトランジスタ232bは、LED232aからの光信号に応じて信号電流Isのオン・オフを行う。
 受信フォトカプラ233は、信号伝達経路Lb0を流れる信号電流Isのオン・オフを制御回路25に伝える。
 受信フォトカプラ233は、LED233aとnpn型のフォトトランジスタ233bとを有する。
 LED233aは、該LED233aに流れる信号電流Isのオン・オフに応じた光信号を生成する。フォトトランジスタ233bは、LED233aからの光信号に応じて、そのコレクタ電流のオン・オフを行う。
 室内ユニット3から室外ユニット2への通信のための期間に、制御回路25は、フォトトランジスタ233bのコレクタ電流のオン・オフから制御信号を復元し、復元した制御信号に基づいて処理を行う。
 以上のようにして、受信フォトカプラ233が、信号伝達経路Lb0の信号電流Isのオン・オフを室内ユニット3からの制御信号として制御回路25に伝え、制御回路25は、室内ユニット3から室外ユニット2への通信のための期間に伝えられた制御信号に基づいて処理を行う。
 端子Tb0と、内部共用線Lc0との間には、コンデンサ24が接続されている。コンデンサ24は、ノイズの除去のためのものである。コンデンサ24の静電容量は例えば、0.15μFである。
 室内ユニット3は、図4に示されるように、制御用電源回路31と、整流回路32と、過電圧保護回路33と、通信回路34と、制御回路35とを有する。制御回路35は、例えばマイクロコントローラ(MCU)で構成されている。
 制御用電源回路31は、室内ユニット3内の内部電源線La1と内部共用線Lc1とに接続され、図1に示される正しい接続状態では、室外ユニット2内の内部電源線La0及び内部共用線Lc0、相互接続線Ma及びMc、並びに室内ユニット3内の内部電源線La1及び内部共用線Lc1を介して、交流電源4から供給される交流電圧を受け、該交流電圧から、制御回路35を動作させるための直流電圧を生成して、制御回路35に供給する。
 図1に示される正しい接続状態では、室外ユニット2内の信号伝達経路Lb0を流れる信号電流Isが室内ユニット3の端子Tb1に供給され、整流回路32を通り、過電圧保護回路33を介して通信回路34に供給され、再び整流回路32を通り、端子Tc1を介して室外ユニット2に戻される。
 整流回路32は、例えば、4つのダイオード32a~32dをブリッジ接続することで形成された全波整流回路であり、その入力側ノード32r、32sが、端子Tb1、Tc1に接続されており、その正側(高電位側)のノード32p及び負側(低電位側)のノード32nが整流回路32の出力側のノードとなる。
 図1に示される正しい接続状態で室外ユニット2内のLED232aがオンとなり、フォトトランジスタ232bが導通すると、整流回路32の正側のノード32pと、負側のノード32nの間に現れる電圧は、30V程度である。
 即ち、室外ユニット2内の通信用電源回路22の出力電圧は、電流制限抵抗231、フォトカプラ232、233及び整流回路32の入力側ノード32r、32sと出力側ノード32p、32nの間での電圧降下により、整流回路32の出力側の電圧(ノード32pとノード32nの間の電圧)が30V程度となるように調整されている。
 過電圧保護回路33は、第1のノード33aと、第2のノード33bと、第3のノード33cとを有する。第1のノード33aは信号線Mbへの接続のために設けられたものであり、該接続のため第1のノード33aは、整流回路32の正側のノード32pに接続されている。第2のノード33bは、通信回路34に接続されている。第3のノード33cは、整流回路32の負側のノード32nに接続されている。
 過電圧保護回路33は、npn型の第1及び第2のバイポーラトランジスタ331、332と、抵抗333と、ツェナーダイオード334とを含む。抵抗333の抵抗値は例えば100kΩである。ツェナーダイオード334はアノード及びカソードを有する。
 第1のトランジスタ331と第2のトランジスタ332の組合せにより電圧制限回路37が構成され、抵抗333とツェナーダイオード334の組合せにより基準電圧生成回路38が構成されている。
 基準電圧生成回路38は、ツェナーダイオード334のツェナー電圧を基準電圧として出力する。
 電圧制限回路37は、その出力側の電位(ノード32nの電位に対する電位差)を基準電圧よりも小さい値に保持する。
 以下、室内ユニット3内の回路に関し、単に「電位」と言うときは、ノード32nを基準とする電位を意味するものとする。
 電圧制限回路37は、第1の主ノード37aと、第2の主ノード37bと、制御ノード37cとを有する。
 電圧制限回路37の第1の主ノード37aは信号線Mbとの接続のために設けられたものであり、該接続のため、過電圧保護回路33の第1のノード33aに接続されている。電圧制限回路37の第2の主ノード37bは過電圧保護回路33の第2のノード33bに接続されている。
 整流回路32と、電圧制限回路37と、通信回路34とは互いに直列に接続され、この直列接続回路により、信号電流Isを流す室内ユニット3内の信号伝達経路Lb1(図1及び図2)が構成されている。
 トランジスタ331及び332は各々エミッタ、ベース及びコレクタを有する。トランジスタ331及び332はダーリントン接続されたものである。即ち、トランジスタ332のコレクタはトランジスタ331のコレクタに接続され、トランジスタ332のエミッタはトランジスタ331のベースに接続されている。トランジスタ331のコレクタは、電圧制限回路37の第1の主ノード37aに接続されている。トランジスタ331のエミッタは電圧制限回路37の第2の主ノード37bに接続されている。トランジスタ332のベースは、電圧制限回路37の制御ノード37cに接続されている。
 基準電圧生成回路38の抵抗333は、その一端が、過電圧保護回路33の第1のノード33aに接続され、他端が、電圧制限回路37の制御ノード37c及びツェナーダイオード334のカソードに接続されている。
 ツェナーダイオード334のアノードは、過電圧保護回路33の第3のノード33cに接続され、過電圧保護回路33の第3のノード33cは上記のように整流回路32の負側のノード32nに接続されている。
 整流回路32の出力側の電圧が基準電圧よりも小さいときは、ツェナーダイオード334が導通せず、整流回路32の出力側の電圧に略等しい電圧が電圧制限回路37の制御ノード37cに印加される。整流回路32の出力側の電圧が基準電圧以上のときは、ツェナーダイオード334が導通し、基準電圧が電圧制限回路37の制御ノード37cに印加される。このようにして、ツェナーダイオード334は、制御ノード37cの電位を、基準電圧以下に抑える。
 整流回路32の出力側の電圧が基準電圧以上となったときに、電圧制限回路37は、第1の主ノード37aと第2の主ノード37bとの間での電圧降下を大きくして、第2の主ノード37bの電位を基準電圧よりも小さい値に保持する。
 上記のように、電圧制限回路37の第2の主ノード37bは過電圧保護回路33の第2のノード33bに接続され、該第2のノード33bは、通信回路34の第1のノード34aに接続されている。
 通信回路34は、電流制限抵抗341と、送信フォトカプラ342と、受信フォトカプラ343と、コンデンサ344とを有する。電流制限抵抗341と、送信フォトカプラ342と、受信フォトカプラ343とは互いに直列に接続され、この直列接続回路の一端が、通信回路34の第1のノード34aに接続され、他端が通信回路34の第2のノード34bに接続されている。コンデンサ344は上記の直列接続回路に対して並列に接続されている。
 電流制限抵抗341の抵抗値は、例えば541kΩであり、コンデンサ344の静電容量は、例えば1000pFである。
 図1に示される正しい接続状態では、端子Tb1の電位が端子Tc1の電位以上となる。この場合、端子Tb1から流れ込む電流は整流回路32のダイオード32aを通り、過電圧保護回路33を介して通信回路34の第1のノード34aに達する。この電流は、電流制限抵抗341を介して送信フォトカプラ342及び受信フォトカプラ343を通り、さらに第2のノード34b、内部共用線Lc1、及び整流回路32のダイオード32cを通り、相互接続線Mcを介して室外ユニット2に戻される。
 室内ユニット3から室外ユニット2への通信のための期間に、送信フォトカプラ342は、制御回路35から出力される制御信号に応じて信号伝達経路Lb1を流れる信号電流Isをオン・オフする。
 送信フォトカプラ342は、LED342aとnpn型のフォトトランジスタ342bとを有する。
 LED342aは、制御回路35からの制御信号を光信号に変換し、フォトトランジスタ342bは、LED342aからの光信号に応じて信号電流Isのオン・オフを行う。
 受信フォトカプラ343は、信号伝達経路Lb1を流れる信号電流Isのオン・オフを制御回路35に伝える。
 受信フォトカプラ343は、LED343aとnpn型のフォトトランジスタ343bとを有する。
 LED343aは、該LED343aに流れる信号電流Isのオン・オフに応じた光信号を生成する。フォトトランジスタ343bは、LED343aからの光信号に応じて、そのコレクタ電流のオン・オフを行う。
 室外ユニット2から室内ユニット3への通信のための期間に、制御回路35は、フォトトランジスタ343bのコレクタ電流のオン・オフから制御信号を復元し、復元した制御信号に基づいて処理を行う。
 以上のようにして、受信フォトカプラ343が、信号伝達経路Lb1の信号電流Isのオン・オフを室外ユニット2からの制御信号として制御回路35に伝え、制御回路35は、室外ユニット2から室内ユニット3への通信のための期間に伝えられた制御信号に基づいて処理を行う。
 コンデンサ344は、上記のように、電流制限抵抗341と、送信フォトカプラ342と、受信フォトカプラ343の直列接続回路に対して並列に、即ちノード34a、34b間に接続されており、通信回路34のノード34a、34b間に現れるリップルを除去する。
 トランジスタ331のエミッタと、整流回路32の負側のノード32nとの間に負荷としての通信回路34が接続されており、電圧制限回路37と通信回路34の組合せはエミッタフォロア回路を構成している。
 室内ユニット3の信号伝達経路Lb1と、室外ユニット2の信号伝達経路Lb0と、相互接続線Mb、Mcと、内部共用線Lc1、Lc0とにより直流の信号電流Isを流す閉回路が形成されており、また、これらにより、室外ユニット2と室内ユニット3との間で通信を行う通信システムが構成されている。
 室外ユニット2から室内ユニット3への通信の期間には、室内ユニット3の送信フォトカプラ342のLED342aをオン状態に維持し、室外ユニット2の送信フォトカプラ232のLED232aを制御回路25からの制御信号に応じてオン・オフすることで、信号電流Isをオン・オフし、室内ユニット3の受信フォトカプラ343が、信号電流Isのオン・オフを、室外ユニット2からの制御信号として制御回路35に伝える。
 室内ユニット3から室外ユニット2への通信の期間には、室外ユニット2の送信フォトカプラ232のLED232aをオン状態に維持し、室内ユニット3の送信フォトカプラ342のLED342aを制御回路35からの制御信号に応じてオン・オフすることで、信号電流Isをオン・オフし、室外ユニット2の受信フォトカプラ233が、信号電流Isのオン・オフを、室内ユニット3からの制御信号として制御回路25に伝える。
 以下の説明では、一例として、通信回路34は30V±10Vの電圧範囲で動作するものとし、ツェナーダイオード334のツェナー電圧が36Vであるものとする。
 また、トランジスタのばらつき、アーリー効果等を無視し、素子の定数、例えばベースエミッタ間の電圧降下は、典型的な値を有するものとする。
 さらにトランジスタ331及び332の電流増幅率(ベース電流に対するエミッタ電流の比)をそれぞれ「hFEa」及び「hFEb」で表す。ベース電流に対するエミッタ電流の比は、ベース電流に対するコレクタ電流の比に1を加えた値であるが、一般には、ベース電流に対するコレクタ電流の比が1よりも十分に大きいので、1を無視し、ベース電流に対するエミッタ電流の比は、ベース電流に対するコレクタ電流の比に等しいものと扱うことができる。
 上記のように、図1に示す正しい接続状態で、送信フォトカプラ232のLED232aがオンのときには、整流回路32の出力側には、30Vの電圧が生成され、これが過電圧保護回路33のトランジスタ331を介して通信回路34に印加される。
 このとき、ツェナーダイオード334は非導通状態を維持する。
 そのため、フォトカプラ342のLED342aがオンであれば、トランジスタ332のベースには、正側のノード32pから抵抗333を介して電流が流れる。
 トランジスタ332のエミッタには、ベース電流のhFEb倍の電流(エミッタ電流)が流れる。
 このエミッタ電流がトランジスタ331のベース電流となり、トランジスタ331のエミッタには、このベース電流のhFEa倍の電流(エミッタ電流)が流れる。
 この状態において、抵抗333を介してトランジスタ332のベースに流れる電流は極めて小さいので、抵抗333での電圧降下は無視することができ、従って、トランジスタ332のベース電位は、30Vと見ることができる。
 トランジスタ332のエミッタの電位は、整流回路32の正側のノード32pに対しトランジスタ332のベースエミッタ間電圧、即ち、0.6Vだけ低い電位、即ち29.4Vとなり、トランジスタ331のエミッタの電位は、トランジスタ332のエミッタに対しトランジスタ331のベースエミッタ間電圧、即ち、0.6Vだけ低い電位、即ち28.8Vとなる。
 上記のように、通信回路34は30V±10Vの範囲で正常に動作するので、上記の28.8Vが印加された状態では、通信回路34は正常に動作する。
 電流制限抵抗341は、送信フォトカプラ342及び受信フォトカプラ343に流れる電流を制限する。
 以下に、誤接続、電磁誘導又は静電誘導によるノイズ、雷サージ等により、整流回路32の正側のノード32pと負側のノード32nの間に異常に高い電圧が発生した場合の動作を説明する。
 以下一例として、図2に示す誤接続の場合について説明する。
 図2に示す例では、端子Ta0と端子Tb1とが相互接続線Maにより接続され、端子Tb0と端子Ta1とが相互接続線Mbにより接続されている。
 このとき、交流電源4からの交流電圧が内部電源線La0及び内部共用線Lc0、並びに相互接続線Ma及びMcを介して整流回路32に供給されて整流され、整流回路32の出力側に直流の高電圧が現れる。しかしながら、過電圧保護回路33により、通信回路34に供給される電圧が制限され、これにより通信回路34が過電圧から保護される。
 即ち、整流回路32の正側のノード32pと負側のノード32nの間の電圧が上昇してツェナーダイオード334のツェナー電圧、即ち基準電圧である36V以上になると、ツェナーダイオード334が導通状態となり、ツェナーダイオード334のカソードの電位は36Vに維持される。
 従って、トランジスタ332のエミッタの電位は、トランジスタ332のベース電位、即ちツェナーダイオード334のカソードの電位である36Vよりも0.6V程度低い電位、即ち35.4Vに固定され、
 トランジスタ331のエミッタの電位は、トランジスタ331のベース電位、即ちトランジスタ332のエミッタの電位である、35.4Vよりも0.6V低い電位、即ち、34.8Vに固定される。
 上記のトランジスタ331のエミッタの電位が、通信回路34の第1のノード34aの電位となる。
 即ち、整流回路32の出力電圧がツェナーダイオード334のツェナー電圧である36V以上である場合、通信回路34の第1のノード34aと第2のノード34bの電位差は、34.8Vに維持される。
 上記のように、通信回路34は30V±10Vの範囲で正常に動作するので、上記の34.8Vが印加された状態でも、通信回路34は正常に動作する。
 以上のように、図4に示される回路においては、整流回路32の出力側の電圧が基準電圧以上となると、2つのトランジスタ331、332から成る電圧制限回路37がドロッパ回路として作用し、基準電圧(ツェナー電圧)に対し、2つのトランジスタ331、332のベースエミッタ間電圧の合計(1.2V)だけ低い電圧(34.8V)が通信回路34に印加される。
 整流回路32の出力側に異常に高い電圧が現れた場合に、ツェナーダイオード334に流れる電流は抵抗333で制限することができる。
 以上のように、本実施の形態によれば、相互接続線の誤接続により過大電圧が整流回路32の出力側に発生した場合でも、通信回路34には過大な電圧が印加されず、通信回路34を適切な範囲内の電圧で動作させることができる。電磁誘導又は静電誘導によるノイズ、雷サージなどにより過大電圧が整流回路32の出力側に発生した場合も同様である。
 整流回路32の出力側の電圧が基準電圧未満である場合には、ツェナーダイオード334は導通せずトランジスタ331、332の各々のコレクタエミッタ間の電圧Vceは0.6V程度であるため、最小限の電圧低下で通信回路34への電力の供給が行われる。
実施の形態2.
 上記の実施の形態1では、電圧制限回路37がダーリントン接続された一対のトランジスタで構成されているが、単一のトランジスタで電圧制限回路37を構成しても良い。即ち、図5に示すように、トランジスタ332を省略し、トランジスタ331のベースを電圧制限回路37の制御ノードに接続しても良い。
実施の形態3.
 上記の実施の形態1及び2では、整流回路32として全波整流回路が用いられているが、半波整流回路であっても良い。半波整流回路は、例えば図6に示すように、端子Tb1とノード33aの間にダイオード32eを挿入することで構成することができる。この場合、ノード33c、34bは端子Tc1に接続される。
実施の形態4.
 実施の形態1、2及び3では、整流回路の出力が、電圧制限回路37及び通信回路34を流れるように構成しているが、代わりに例えば、図7に示すように、ダイオード32fをツェナーダイオード334に直列にかつ逆向きに接続することとしても良い。こうすることで、ツェナーダイオード334に順方向の電流が流れないようにすることができる。この場合、過電圧保護回路33の第1のノード33aは端子Tb1に接続され、過電圧保護回路33の第3のノード33c及び通信回路34の第2のノード34bは、端子Tc1に接続される。
実施の形態5.
 以上室外ユニット2の通信用電源回路22により、出力ノード22aの電位が、内部共用線Lc0の電位よりも高い通信電圧が生成される場合について説明した。代わりに、通信用電源回路22により、出力ノード22aの電位が、内部共用線Lc0の電位よりも低い通信電圧が生成される構成であっても良い。
 この場合の室外ユニット2及び室内ユニット3内の回路構成をそれぞれ図8及び図9に例示する。図8及び図9に示される構成では、信号電流Isが流れる経路の素子として、逆の極性のものが用いられている。
 例えば、図8に示すように、室外ユニット2の通信回路23の送信フォトカプラ232のフォトトランジスタ232bとして、図3に示されるnpn型のものの代わりに、pnp型のものが用いられ、受信フォトカプラ233のLED233aが図3とは逆の向きに接続される。そして、図9に示すように、室内ユニット3の整流回路32のダイオード32a~32dが図4とは逆の向きに接続され、通信回路34の送信フォトカプラ342のフォトトランジスタ342bとして、図4に示されるnpn型のものの代わりに、pnp型のものが用いられ、受信フォトカプラ343のLED343aが図4とは逆の向きに接続され、室内ユニット3の過電圧保護回路33のトランジスタ331、332として図4に示されるnpn型のものの代わりに、pnp型のものが用いられ、該過電圧保護回路33のツェナーダイオード334の向きが図4とは逆にされ、そのアノードが制御ノード37cに接続され、そのカソードがノード33cに接続される。
 この場合の過電圧保護回路33のツェナーダイオード334は、電圧制限回路37の制御ノード37cの電位の絶対値を基準電圧以下に抑制し、従って、電圧制限回路37の出力側の電位は、その絶対値が、基準電圧よりも小さい値に制限される。
 請求の範囲における「基準電圧以下」との表現は、絶対値に関するものと解されるべきである。
実施の形態6.
 以上、1台の室外ユニット2に1台の室内ユニット3が接続されている場合について説明したが、図10に示すように、1台の室外ユニット2に複数台の室内ユニット(図示の例では、3台の室内ユニット3a、3b、3c)が接続されている場合にも、本発明を適用することができる。
 上記の例では、交流電源4が室外ユニット2に接続され、室外ユニット2に通信用電源回路22が設けられ、室内ユニット3には、整流回路32が設けられている。逆に、交流電源4が室内ユニット3に接続され、室内ユニット3に通信用電源回路(実施の形態1の通信用電源回路22と同様のもの)が設けられ、室外ユニット2に整流回路(実施の形態1の整流回路32と同様のもの)が設けられた構成としても良い。この場合、本発明の過電圧保護回路は、室外ユニット2内に設けられる。要するに、本発明の電圧保護回路は、室外ユニット2及び室内ユニット3のうちの交流電源4に接続されない方を第1のユニットとし、他方を第2のユニットとするとき、該第1のユニット内の通信回路を過電圧から保護するものである。
 上記の例では、室外ユニット2と室内ユニット3との間の通信のために信号電流Isを流す信号線として作用する専用の相互接続線Mbを設けているが、このような通信のための専用の相互接続線を設けず、電力供給のための相互接続線(例えば、実施の形態1における相互接続線Ma又はMcに相当するもの)で、制御信号を、電力のAC電流に重畳して送信することとしても良い。この場合、制御信号を送信する相互接続線が「信号線」としても作用する。
 以上本発明を、空調機における室外ユニットと室内ユニットの間の通信に適用する場合について説明したが、本発明は、空調機以外のシステムにおける2つのユニット間での通信にも適用することができる。
 即ち、本発明は、第1のユニット内に設けられ、第2のユニットとの間で信号線を介して通信を行う通信回路を過電圧から保護する過電圧保護回路に適用可能である。
 1 空調機、 2 室外ユニット、 3 室内ユニット、 4 交流電源、 21 制御用電源回路、 22 通信用電源回路、 23 通信回路、 24 コンデンサ、 25 制御回路、 31 制御用電源回路、 32 整流回路、 33 過電圧保護回路、 34 通信回路、 35 制御回路。

Claims (7)

  1.  第1のユニット内に設けられ、第2のユニットと信号線を介して通信を行う通信回路を過電圧から保護する過電圧保護回路であって、
     前記信号線への接続のために設けられた第1の主ノードと、前記通信回路に接続された第2の主ノードと、制御ノードとを有する電圧制限回路と、
     前記電圧制限回路の前記第1の主ノードと前記制御ノードとを接続する抵抗と、
     アノード及びカソードを有し、前記アノード及びカソードの一方が前記電圧制限回路の前記制御ノードに接続され、前記制御ノードの電位を基準電圧以下に抑制するツェナーダイオードとを有し、
     前記電圧制限回路の前記第2の主ノードの電位は、前記制御ノードの電位に対応した値となるように制御される
     ことを特徴とする過電圧保護回路。
  2.  前記第1のユニットが、分離型空調機の室外ユニット及び室内ユニットの一方であり、
     前記第2のユニットが、前記室外ユニット及び前記室内ユニットの他方である
     ことを特徴とする請求項1に記載の過電圧保護回路。
  3.  前記第1のユニットが前記第2のユニットに複数の相互接続線で接続され、
     前記相互接続線が、
     前記第2のユニットから前記第1のユニットに電力を供給する第1の相互接続線と、
     前記信号線として作用し、前記通信のための信号電流を流す第2の相互接続線と、
     前記第2のユニットから前記第1のユニットに前記電力を供給し、且つ前記信号電流を流す第3の相互接続線とを含む
     ことを特徴とする請求項1又は2に記載の過電圧保護回路。
  4.  前記通信回路が前記電圧制限回路の前記第2の主ノードと、前記第3の相互接続線との間に互いに直列に接続された送信用フォトカプラ及び受信用フォトカプラを含む
     ことを特徴とする請求項3に記載の過電圧保護回路。
  5.  前記ツェナーダイオードは、前記電圧制限回路の前記制御ノードと前記第3の相互接続線との間に接続されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の過電圧保護回路。
  6.  前記電圧制限回路がエミッタ、ベース及びコレクタを有するバイポーラトランジスタを含み、
     前記第1の主ノードが、前記バイポーラトランジスタのコレクタに接続されており、
     前記第2の主ノードが、前記バイポーラトランジスタのエミッタに接続されており、
     前記制御ノードが、前記バイポーラトランジスタのベースに接続されている
     ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の過電圧保護回路。
  7.  前記電圧制限回路がエミッタ、ベース及びコレクタを有する第1のバイポーラトランジスタ、及びエミッタ、ベース及びコレクタを有する第2のバイポーラトランジスタを含み、
     前記第1の主ノードが、前記第1のバイポーラトランジスタのコレクタに接続されており、
     前記第2の主ノードが、前記第1のバイポーラトランジスタのエミッタに接続されており、
     前記制御ノードが、前記第2のバイポーラトランジスタのベースに接続されており、
     前記第2のバイポーラトランジスタのコレクタが、前記第1のバイポーラトランジスタのコレクタに接続され、
     前記第2のバイポーラトランジスタのエミッタが、前記第1のバイポーラトランジスタのベースに接続されている
     ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の過電圧保護回路。
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