WO2016175173A1 - 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路 - Google Patents

端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路 Download PDF

Info

Publication number
WO2016175173A1
WO2016175173A1 PCT/JP2016/062924 JP2016062924W WO2016175173A1 WO 2016175173 A1 WO2016175173 A1 WO 2016175173A1 JP 2016062924 W JP2016062924 W JP 2016062924W WO 2016175173 A1 WO2016175173 A1 WO 2016175173A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
harq
ack
pucch
cell
csi
Prior art date
Application number
PCT/JP2016/062924
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
立志 相羽
翔一 鈴木
一成 横枕
高橋 宏樹
Original Assignee
シャープ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シャープ株式会社 filed Critical シャープ株式会社
Priority to CN201680021370.0A priority Critical patent/CN107534965B/zh
Priority to US15/567,982 priority patent/US10750486B2/en
Priority to EP16786450.3A priority patent/EP3291624B1/en
Priority to SG11201708575VA priority patent/SG11201708575VA/en
Publication of WO2016175173A1 publication Critical patent/WO2016175173A1/ja

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0023Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff characterised by the signalling
    • H04L1/0026Transmission of channel quality indication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J11/00Orthogonal multiplex systems, e.g. using WALSH codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1829Arrangements specially adapted for the receiver end
    • H04L1/1861Physical mapping arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0003Two-dimensional division
    • H04L5/0005Time-frequency
    • H04L5/0007Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT
    • H04L5/001Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT the frequencies being arranged in component carriers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/10Scheduling measurement reports ; Arrangements for measurement reports
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/04Error control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/1607Details of the supervisory signal
    • H04L1/1671Details of the supervisory signal the supervisory signal being transmitted together with control information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

端末装置であって、PUCCHフォーマット(3)を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を受信し、PUCCHフォーマット(4)を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を受信する受信部と、HARQ-ACK、および/または、CSIを送信する送信部と、を備え、前記第1の情報、前記第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、HARQ-ACK、および/または、CSIの送信に関する処理を実行する。

Description

端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
 本発明は、端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路に関する。
 本願は、2015年4月28日に、日本に出願された特願2015-090912号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
 セルラー移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution (LTE)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access : EUTRA」と称する)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation PartnershipProject: 3GPP)において検討されている(非特許文献1、非特許文献2、非特許文献3、非特許文献4、および、非特許文献5)。LTEでは、基地局装置をeNodeB(evolved NodeB)、端末装置をUE(User Equipment)とも称する。LTEは、基地局装置がカバーするエリアをセル状に複数配置するセルラー通信システムである。ここで、単一の基地局装置は複数のセルを管理してもよい。
 LTEは、時分割複信(Time Division Duplex: TDD)に対応している。TDD方式を採用したLTEをTD-LTEまたはLTE TDDとも称する。TDDにおいて、上りリンク信号と下りリンク信号が時分割多重される。また、LTEは、周波数分割複信(Frequency Division Duplex: FDD)に対応している。
 3GPPにおいて、端末装置が5つまでのサービングセル(コンポーネントキャリア)において、同時に送信、および/または、受信を行うことができるキャリアアグリゲーションが仕様化されている。
 また、3GPPにおいて、端末装置が5つを超えたサービングセル(コンポーネントキャリア)において、同時に送信、および/または、受信を行うことが検討されている(非特許文献1)。さらに、端末装置が、プライマリーセル以外のサービングセルであるセカンダリーセルにおいて、物理上りリンク制御チャネルでの送信を行うことが検討されている(非特許文献6)。
 しかしながら、上述のような無線通信システムにおいて、上りリンク制御情報を送信する際の処理について、具体的な方法は十分に検討されていなかった。
 本発明のいくつかの態様は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、上りリンク制御情報を効率的に送信することができる端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路を提供することを目的とする。
 (1)上記の目的を達成するために、本発明のいくつかの態様は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の一態様における端末装置は、PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を受信し、PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を受信する受信部と、HARQ-ACK、および/または、CSIを送信する送信部と、を備え、第1の情報、第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、以下の処理(1)から処理(4)の何れかが実行される。ここで、処理(1)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(2)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(3)は、HARQ-ACKは、PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理であり、処理(4)は、HARQ-ACKは、PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理である。
 (2)また、本発明の一態様における基地局装置は、PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を送信し、PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を送信する送信部と、HARQ-ACK、および/または、CSIを受信する受信部と、を備え、第1の情報、第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、以下の処理(1)から処理(4)の何れかが実行される。ここで、処理(1)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(2)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(3)は、HARQ-ACKは、PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理であり、処理(4)は、HARQ-ACKは、PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理である。
 (3)また、本発明の一態様における通信方法は、端末装置の通信方法であって、PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を受信し、PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を受信し、
 HARQ-ACK、および/または、CSIを送信し、第1の情報、第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、以下の処理(1)から処理(4)の何れかが実行される。ここで、処理(1)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(2)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(3)は、HARQ-ACKは、PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理であり、処理(4)は、HARQ-ACKは、PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理である。
 (4)また、本発明の一態様における通信方法は、基地局装置の通信方法であって、PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を送信し、PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を送信し、HARQ-ACK、および/または、CSIを受信し、第1の情報、第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、以下の処理(1)から処理(4)の何れかが実行される。ここで、処理(1)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(2)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(3)は、HARQ-ACKは、PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理であり、処理(4)は、HARQ-ACKは、PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理である。
 (5)また、本発明の一態様における集積回路は、端末装置に搭載される集積回路であって、PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を受信し、PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を受信する機能と、HARQ-ACK、および/または、CSIを送信する機能と、を端末装置に発揮させ、第1の情報、第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、以下の処理(1)から処理(4)の何れかが実行される。ここえ、処理(1)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(2)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(3)は、HARQ-ACKは、PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理であり、処理(4)は、HARQ-ACKは、PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理である。
 (6)また、本発明の一態様における集積回路は、基地局装置に搭載される集積回路であって、PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を送信し、PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を送信する機能と、HARQ-ACK、および/または、CSIを受信する機能と、を基地局装置に発揮させ、第1の情報、第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、以下の処理(1)から処理(4)の何れかが実行される。ここで、処理(1)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(2)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(3)は、HARQ-ACKは、PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理であり、処理(4)は、HARQ-ACKは、PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理である。
 この発明のいくつかの態様によれば、上りリンク制御情報を効率的に送信することができる。
本実施形態における無線通信システムの概念を示す図である。 本実施形態におけるスロットの構成を示す図である。 本実施形態におけるPUCCHセルグループを説明する図である。 本実施形態における上りリンク制御情報の送信方法を説明するための図である。 本実施形態における所定の値を説明するための図である。 本実施形態における上りリンク制御情報の処理方法を説明するための別の図である。 本実施形態における上りリンク制御情報の処理方法を説明するための別の図である。 本実施形態における上りリンク制御情報の処理方法を説明するための別の図である。 本実施形態におけるPUCCHリソースの割り当て方法を説明するための別の図である。 本実施形態における端末装置1の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態における基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。
 以下、本発明のいくつかの実施形態について説明する。
 図1は、本実施形態における無線通信システムの概念図である。図1において、無線通信システムは、端末装置1A~1C、および基地局装置3を具備する。以下、端末装置1A~1Cを端末装置1とも称する。
 本実施形態における物理チャネルおよび物理信号について説明する。
 図1において、端末装置1から基地局装置3への上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理チャネルが用いられる。ここで、上りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために使用される。
・PUCCH(Physical Uplink Control Channel)
・PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)
・PRACH(Physical Random Access Channel)
 PUCCHは、上りリンク制御情報(Uplink Control Information: UCI)を送信するために用いられる。ここで、上りリンク制御情報には、下りリンクのチャネルの状態を示すために用いられるチャネル状態情報(CSI: Channel State Information)が含まれてもよい。また、上りリンク制御情報には、UL-SCHリソースを要求するために用いられるスケジューリング要求(SR: Scheduling Request)が含まれてもよい。また、上りリンク制御情報には、HARQ-ACK(Hybrid Automatic Repeat request ACKnowledgement)が含まれてもよい。HARQ-ACKは、下りリンクデータ(Transport block, Medium Access Control Protocol Data Unit: MAC PDU, Downlink-Shared Channel: DL-SCH, Physical Downlink Shared Channel: PDSCH)に対するHARQ-ACKを示してもよい。
 すなわち、HARQ-ACKは、ACK(acknowledgement)またはNACK(negative-acknowledgement)を示してもよい。ここで、HARQ-ACKを、ACK/NACK、HARQフィードバック、HARQ応答、HARQ情報、または、HARQ制御情報とも称する。
 PUSCHは、上りリンクデータ(Uplink-Shared Channel: UL-SCH)を送信するために用いられる。また、PUSCHは、上りリンクデータと共にHARQ-ACKおよび/またはCSIを送信するために用いられてもよい。また、PUSCHは、CSIのみ、または、HARQ-ACKおよびCSIのみを送信するために用いられてもよい。すなわち、PUSCHは、上りリンク制御情報のみを送信するために用いられてもよい。
 ここで、基地局装置3と端末装置1は、上位層(higher layer)において信号をやり取り(送受信)する。例えば、基地局装置3と端末装置1は、無線リソース制御(RRC: Radio Resource Control)層において、RRCシグナリング(RRC message: Radio ResourceControl message、RRC information: Radio Resource Control informationとも称される)を送受信してもよい。また、基地局装置3と端末装置1は、MAC(Medium Access Control)層において、MACコントロールエレメントを送受信してもよい。ここで、RRCシグナリング、および/または、MACコントロールエレメントを、上位層の信号(higher layer signaling)とも称する。
 PUSCHは、RRCシグナリング、および、MACコントロールエレメントを送信するために用いられてもよい。ここで、基地局装置3から送信されるRRCシグナリングは、セル内における複数の端末装置1に対して共通のシグナリングであってもよい。また、基地局装置3から送信されるRRCシグナリングは、ある端末装置1に対して専用のシグナリング(dedicated signalingとも称する)であってもよい。すなわち、ユーザー装置スペシフィック(ユーザー装置固有)な情報は、ある端末装置1に対して専用のシグナリングを用いて送信されてもよい。
 PRACHは、ランダムアクセスプリアンブルを送信するために用いられる。PRACHは、初期コネクション確立(initial connection establishment)プロシージャ、ハンドオーバプロシージャ、コネクション再確立(connection re-establishment)プロシージャ、上りリンク送信に対する同期(タイミング調整)、およびPUSCHリソースの要求を示すために用いられてもよい。
 図1において、上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理信号が用いられる。ここで、上りリンク物理信号は、上位層から出力された情報を送信するために使用されないが、物理層によって使用される。
・上りリンク参照信号(Uplink Reference Signal: UL RS)
 本実施形態において、以下の2つのタイプの上りリンク参照信号が用いられる。
・DMRS(Demodulation Reference Signal)
・SRS(Sounding Reference Signal)
 DMRSは、PUSCHまたはPUCCHの送信に関連する。DMRSは、PUSCHまたはPUCCHと時間多重される。基地局装置3は、PUSCHまたはPUCCHの伝搬路補正を行なうためにDMRSを使用する。以下、PUSCHとDMRSを共に送信することを、単にPUSCHを送信すると称する。以下、PUCCHとDMRSを共に送信することを、単にPUCCHを送信すると称する。
 SRSは、PUSCHまたはPUCCHの送信に関連しない。基地局装置3は、上りリンクのチャネル状態を測定するためにSRSを使用する。
 図1において、基地局装置3から端末装置1への下りリンクの無線通信では、以下の下りリンク物理チャネルが用いられる。ここで、下りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために使用される。
・PBCH(Physical Broadcast Channel)
・PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)
・PHICH(Physical Hybrid automatic repeat request Indicator Channel)
・PDCCH(Physical Downlink Control Channel)
・EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)
・PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)
・PMCH(Physical Multicast Channel)
 PBCHは、端末装置1で共通に用いられるマスターインフォメーションブロック(Master Information Block: MIB, Broadcast Channel: BCH)を報知するために用いられる。
 PCFICHは、PDCCHの送信に用いられる領域(OFDMシンボル)を指示する情報を送信するために用いられる。
 PHICHは、基地局装置3が受信した上りリンクデータ(Uplink Shared Channel: UL-SCH)に対するACK(ACKnowledgement)またはNACK(Negative ACKnowledgement)を示すHARQインディケータ(HARQフィードバック、応答情報)を送信するために用いられる。
 PDCCHおよびEPDCCHは、下りリンク制御情報(Downlink Control Information: DCI)を送信するために用いられる。ここで、下りリンク制御情報の送信に対して、複数のDCIフォーマットが定義される。すなわち、下りリンク制御情報に対するフィールドがDCIフォーマットに定義され、情報ビットへマップされる。
 例えば、下りリンクに対するDCIフォーマットとして、1つのセルにおける1つのPDSCH(1つの下りリンクトランスポートブロックの送信)のスケジューリングのために用いられるDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット1A、DCIフォーマット1C)が定義されてもよい。
 ここで、下りリンクに対するDCIフォーマットには、PDSCHのスケジューリングに関する情報が含まれる。例えば、下りリンクに対するDCIフォーマットには、キャリアインディケータフィールド(CIF: Carrier Indicator Field)、リソースブロック割り当てに関する情報、MCS(Modulation and Coding Scheme)に関する情報、などの下りリンク制御情報が含まれる。ここで、下りリンクに対するDCIフォーマットを、下りリンクグラント(downlink grant)、または、下りリンクアサインメント(downlink assignment)とも称する。
 また、例えば、上りリンクに対するDCIフォーマットとして、1つのセルにおける1つのPUSCH(1つの上りリンクトランスポートブロックの送信)のスケジューリングのために用いられるDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット0、DCIフォーマット4)が定義される。
 ここで、上りリンクに対するDCIフォーマットには、PUSCHのスケジューリングに関する情報が含まれる。例えば、上りリンクに対するDCIフォーマットには、キャリアインディケータフィールド(CIF: Carrier Indicator Field)、リソースブロック割り当ておよび/またはホッピング(Resource block assignment and/or hopping resource allocation)に関する情報、MCSおよび/またはリダンダシーバジョン(Modulation and coding scheme and/or redundancy version)に関する情報、送信レイヤの数を指示するために用いられる情報(Precoding information and number of layers)、などの下りリンク制御情報が含まれる。ここで、上りリンクに対するDCIフォーマットを、上りリンクグラント(uplink grant)、または、上りリンクアサインメント(Uplink assignment)とも称する。
 端末装置1は、下りリンクアサインメントを用いてPDSCHのリソースがスケジュールされた場合、スケジュールされたPDSCHで下りリンクデータを受信してもよい。また、端末装置1は、上りリンクグラントを用いてPUSCHのリソースがスケジュールされた場合、スケジュールされたPUSCHで上りリンクデータおよび/または上りリンク制御情報を送信してもよい。
 ここで、端末装置1は、PDCCH候補(PDCCH candidates)および/またはEPDCCH候補(EPDCCH candidates)のセットをモニタしてもよい。以下、PDCCHは、PDCCHおよび/またはEPDDCHを示してもよい。ここで、PDCCH候補とは、基地局装置3によって、PDCCHが、配置および/または送信される可能性のある候補を示している。また、モニタとは、モニタされる全てのDCIフォーマットに応じて、PDCCH候補のセット内のPDCCHのそれぞれに対して、端末装置1がデコードを試みるという意味が含まれてもよい。
 また、端末装置1が、モニタするPDCCH候補のセットは、サーチスペースとも称される。サーチスペースには、コモンサーチスペース(CSS: Common Search Space)が含まれてもよい。例えば、CSSは、複数の端末装置1に対して共通なスペースとして定義されてもよい。また、サーチスペースには、ユーザー装置スペシフィックサーチスペース(USS: UE-specific Search Space)が含まれてもよい。例えば、USSは、少なくとも、端末装置1に対して割り当てられるC-RNTIに基づいて定義されてもよい。端末装置1は、CSSおよび/またはUSSにおいて、PDCCHをモニタし、自装置宛てのPDCCHを検出してもよい。
 ここで、下りリンク制御情報の送信(PDCCHでの送信)には、基地局装置3が、端末装置1に割り当てたRNTIが利用される。具体的には、DCIフォーマット(下りリンク制御情報でもよい)にCRC(Cyclic Redundancy check: 巡回冗長検査)パリティビットが付加され、付加された後に、CRCパリティビットがRNTIによってスクランブルされる。ここで、DCIフォーマットに付加されるCRCパリティビットは、DCIフォーマットのペイロードから得られてもよい。
 端末装置1は、RNTIによってスクランブルされたCRCパリティビットが付加されたDCIフォーマットに対してデコードを試み、CRCが成功したDCIフォーマットを、自装置宛のDCIフォーマットとして検出する(ブラインドデコーディングとも称される)。すなわち、端末装置1は、RNTIによってスクランブルされたCRCを伴うPDCCHを検出してもよい。また、端末装置1は、RNTIによってスクランブルされたCRCパリティビットが付加されたDCIフォーマットを伴うPDCCHを検出してもよい。
 ここで、RNTIには、C-RNTI(Cell-Radio Network Temporary Identifier)が含まれてもよい。C-RNTIは、RRC接続およびスケジューリングの識別に対して使用される、端末装置1に対するユニークな(一意的な)識別子である。また、C-RNTIは、動的(dynamically)にスケジュールされるユニキャスト送信のために利用されてもよい。
 また、RNTIには、SPS C-RNTI(Semi-Persistent Scheduling C-RNTI)が含まれてもよい。SPS C-RNTIは、セミパーシステントスケジューリングに対して使用される、端末装置1に対するユニークな(一意的な)識別子である。また、SPS C-RNTIは、半持続的(semi-persistently)にスケジュールされるユニキャスト送信のために利用されてもよい。
 PDSCHは、下りリンクデータ(Downlink Shared Channel: DL-SCH)を送信するために用いられる。また、PDSCHは、システムインフォメーションメッセージを送信するために用いられる。ここで、システムインフォメーションブメッセージは、セルスペシフィック(セル固有)な情報であってもよい。また、システムインフォメーションは、RRCシグナリングに含まれる。また、PDSCHは、RRCシグナリング、および、MACコントロールエレメントを送信するために用いられる。
 PMCHは、マルチキャストデータ(Multicast Channel: MCH)を送信するために用いられる。
 図1において、下りリンクの無線通信では、以下の下りリンク物理信号が用いられる。ここで、下りリンク物理信号は、上位層から出力された情報を送信するために使用されないが、物理層によって使用される。
・同期信号(Synchronization signal: SS)
・下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal: DL RS)
 同期信号は、端末装置1が下りリンクの周波数領域および時間領域の同期をとるために用いられる。TDD方式において、同期信号は無線フレーム内のサブフレーム0、1、5、6に配置される。FDD方式において、同期信号は無線フレーム内のサブフレーム0と5に配置される。
 下りリンク参照信号は、端末装置1が下りリンク物理チャネルの伝搬路補正を行なうために用いられる。ここで、下りリンク参照信号は、端末装置1が下りリンクのチャネル状態情報を算出するために用いられる。
 本実施形態において、以下の5つのタイプの下りリンク参照信号が用いられる。
・CRS(Cell-specific Reference Signal)
・PDSCHに関連するURS(UE-specific Reference Signal)
・EPDCCHに関連するDMRS(Demodulation Reference Signal)
・NZP CSI-RS(Non-Zero Power Chanel State Information - Reference Signal)
・ZP CSI-RS(Zero Power Chanel State Information - Reference Signal)
・MBSFN RS(Multimedia Broadcast and Multicast Service over Single Frequency Network Reference signal)
・PRS(Positioning Reference Signal)
 ここで、下りリンク物理チャネルおよび下りリンク物理信号を総称して、下りリンク信号と称する。また、上りリンク物理チャネルおよび上りリンク物理信号を総称して、上りリンク信号と称する。下りリンク物理チャネルおよび上りリンク物理チャネルを総称して、物理チャネルと称する。下りリンク物理信号および上りリンク物理信号を総称して、物理信号と称する。
 BCH、MCH、UL-SCHおよびDL-SCHは、トランスポートチャネルである。媒体アクセス制御(Medium Access Control: MAC)層で用いられるチャネルをトランスポートチャネルと称する。MAC層で用いられるトランスポートチャネルの単位を、トランスポートブロック(transport block: TB)またはMAC PDU(Protocol Data Unit)とも称する。MAC層においてトランスポートブロック毎にHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の制御が行なわれる。トランスポートブロックは、MAC層が物理層に渡す(deliver)データの単位である。物理層において、トランスポートブロックはコードワードにマップされ、コードワード毎に符号化処理が行なわれる。
 以下、キャリアアグリゲーションについて説明する。
 本実施形態において、端末装置1に対して、1つまたは複数のサービングセルが設定されてもよい。端末装置1が複数のサービングセルを介して通信する技術をセルアグリゲーション、または、キャリアアグリゲーションと称する。
 ここで、端末装置1に対して設定される1つまたは複数のサービングセルのそれぞれにおいて、本実施形態が適用されてもよい。また、端末装置1に対して設定される1つまたは複数のサービングセルの一部において、本実施形態が適用されてもよい。また、後述する、端末装置1に対して設定される1つまたは複数のサービングセルのグループ(例えば、PUCCHセルグループ)のそれぞれにおいて、本実施形態が適用されてもよい。また、端末装置1に対して設定される1つまたは複数のサービングセルのグループの一部において、本実施形態が適用されてもよい。
 また、本実施形態において、TDD(Time Division Duplex)および/またはFDD(Frequency Division Duplex)が適用されてもよい。ここで、キャリアアグリゲーションの場合において、1つまたは複数のサービングセルの全てに対してTDDまたはFDDが適用されてもよい。また、キャリアアグリゲーションの場合において、TDDが適用されるサービングセルとFDDが適用されるサービングセルが集約されてもよい。ここで、FDDに対応するフレーム構造を、フレーム構造タイプ1(Frame structure type 1)とも称する。また、TDDに対応するフレーム構造を、フレーム構造タイプ2(Frame structure type 2)とも称する。
 ここで、設定される1つまたは複数のサービングセルには、1つのプライマリーセルと、1つまたは複数のセカンダリーセルとが含まれる。プライマリーセルは、初期コネクション確立(initial connection establishment)プロシージャが行なわれたサービングセル、コネクション再確立(connection re-establishment)プロシージャを開始したサービングセル、または、ハンドオーバプロシージャにおいてプライマリーセルと指示されたセルであってもよい。ここで、RRCコネクションが確立された時点、または、後に、セカンダリーセルが設定されてもよい。
 ここで、下りリンクにおいて、サービングセルに対応するキャリアを、下りリンクコンポーネントキャリアと称する。また、上りリンクにおいて、サービングセルに対応するキャリアを、上りリンクコンポーネントキャリアと称する。また、下りリンクコンポーネントキャリア、および、上りリンクコンポーネントキャリアを総称して、コンポーネントキャリアと称する。
 また、端末装置1は、1つまたは複数のサービングセル(コンポーネントキャリア)において、同時に複数の物理チャネルでの送信、および/または受信を行ってもよい。ここで、1つの物理チャネルは、複数のサービングセル(コンポーネントキャリア)のうち1つのサービングセル(コンポーネントキャリア)において送信されてもよい。
 ここで、プライマリーセルは、PUCCHの送信に対して用いられる。また、プライマリーセルは、非活性化されない(primary cell cannot be deactivated)。また、クロスキャリアスケジューリングは、プライマリーに適用されない(Cross-carrier schedulingdoes not apply to primary cell)。すなわち、プライマリーセルは、常に、プライマリーセルにおけるPDCCHを用いてスケジュールされる(primary cell is always scheduled via its PDCCH)。
 また、あるセカンダリーセルにおいてPDCCH(PDCCHのモニタでもよい)が設定された場合には、クロスキャリアスケジューリングは、該あるセカンダリーセルには適用されなくてもよい(In a case that PDCCH (PDCCH monitoring) of a secondary cell is configured, cross-carries scheduling may not apply this secondary cell)。すなわち、この場合において、該セカンダリーセルは、常に、該セカンダリーセルにおけるPDCCHを用いてスケジュールされてもよい。また、あるセカンダリーセルにおいてPDCCH(PDCCHのモニタでもよい)が設定されていない場合には、クロスキャリアスケジューリングが適用され、該セカンダリーセルは、常に、1つの他のサービングセル(one other serving cell)におけるPDCCHを用いてスケジュールされてもよい。
 ここで、本実施形態において、PUCCHの送信のために用いられるセカンダリーセルを、PUCCHセカンダリーセル、および、スペシャルセカンダリーセルと称する。また、PUCCHの送信のために用いられないセカンダリーセルを、非PUCCHセカンダリーセル、非スペシャルセカンダリーセル、非PUCCHサービングセル、および、非PUCCHセルと称する。また、プライマリーセルおよびPUCCHセカンダリーセルを総称して、PUCCHサービングセル、および、PUCCHセルと称する。
 ここで、PUCCHサービングセル(プライマリーセル、PUCCHセカンダリーセル)は、常に、下りリンクコンポーネントキャリア、および、上りリンクコンポーネントキャリアを持つ。また、PUCCHサービングセル(プライマリーセル、PUCCHセカンダリーセル)において、PUCCHのリソースが設定される。
 また、非PUCCHサービングセル(非PUCCHセカンダリーセル)は、下りリンクコンポーネントキャリアのみを持ってもよい。また、非PUCCHサービングセル(非PUCCHセカンダリーセル)は、下りリンクコンポーネントキャリア、および、上りリンクコンポーネントキャリアを持ってもよい。
 端末装置1は、PUCCHサービングセルにおいてPUCCHでの送信を行ってもよい。すなわち、端末装置1は、プライマリーセルにおいてPUCCHでの送信を行ってもよい。また、端末装置1は、PUCCHセカンダリーセルにおいてPUCCHでの送信を行ってもよい。すなわち、端末装置1は、非スペシャルセカンダリーセルにおいてPUCCHでの送信を行わない。
 ここで、PUCCHセカンダリーセルを、プライマリーセル、および、セカンダリーセルでないサービングセルとして定義してもよい。
 すなわち、PUCCHセカンダリーセルは、PUCCHの送信に対して用いられてもよい。ここで、PUCCHセカンダリーセルは、非活性化されなくてもよい(PUCCH secondary cell may not be deactivated)。また、後述するように、PUCCHセカンダリーセルは、活性化および/または非活性化されてもよい。
 また、クロスキャリアスケジューリングは、PUCCHセカンダリーセルに適用されなくてもよい(Cross-carrier scheduling may not apply to PUCCH secondary cell)。すなわち、PUCCHセカンダリーセルは、常に、PUCCHセカンダリーセルにおけるPDCCHを用いてスケジュールされてもよい(PUCCH secondary cell is always scheduled via its PDCCH)。ここで、クロスキャリアスケジューリングは、PUCCHセカンダリーセルに適用されてもよい(Cross-carrier scheduling may apply to PUCCH secondary cell)。すなわち、PUCCHセカンダリーセルは、1つの他のサービングセルにおけるPDCCHを用いてスケジュールされてもよい。
 例えば、PUCCHセカンダリーセルにおいてPDCCH(PDCCHのモニタでもよい)が設定された場合には、クロスキャリアスケジューリングは、該PUCCHセカンダリーセルには適用されなくてもよい(In a case that PDCCH (PDCCH monitoring) of a PUCCH secondary cell is configured, cross-carries scheduling may not apply this PUCCH secondary cell)。すなわち、この場合において、該PUCCHセカンダリーセルは、常に、該PUCCHセカンダリーセルにおけるPDCCHを用いてスケジュールされてもよい。また、PUCCHセカンダリーセルにおいてPDCCH(PDCCHのモニタでもよい)が設定されていない場合には、クロスキャリアスケジューリングが適用され、該PUCCHセカンダリーセルは、常に、1つの他のサービングセルにおけるPDCCHを用いてスケジュールされてもよい。
 ここで、上りリンク(例えば、上りリンクコンポーネントキャリア)と下りリンク(例えば、下りリンクコンポーネントキャリア)との間において、リンキング(linking)が定義されてもよい。すなわち、上りリンクと下りリンクとの間におけるリンキングに基づいて、下りリンクアサインメントに対するサービングセル(下りリンクアサインメントによってスケジュールされるPDSCHでの送信(下りリンクの送信)が行なわれるサービングセル)が識別されてもよい。また、上りリンクと下りリンクとの間におけるリンキングに基づいて、上りリンクグラントに対するサービングセル(上りリンクグラントによってスケジュールされるPUSCHでの送信(上りリンクの送信)が行なわれるサービングセル)が識別されてもよい。ここで、該下りリンクアサインメント、または、該上りリンクには、キャリアインディケータフィールドは存在しない。
 すなわち、プライマリーセルにおいて受信した下りリンクアサインメントは、プライマリーセルにおける下りリンクの送信に対応してもよい。また、プライマリーセルにおいて受信した上りリンクグラントは、プライマリーセルにおける上りリンクの送信に対応してもよい。また、PUCCHセカンダリーセルにおいて受信した下りリンクアサインメントは、PUCCHセカンダリーセルにおける下りリンクの送信に対応してもよい。また、PUCCHセカンダリーセルにおいて受信した上りリンクグラントは、PUCCHセカンダリーセルにおける上りリンクの送信に対応してもよい。
 また、あるセカンダリーセル(PUCCHセカンダリーセル、および/または、非PUCCHセカンダリーセル)において受信した下りリンクアサインメントは、該あるセカンダリーセルにおける下りリンクの送信に対応してもよい。また、あるセカンダリーセル(PUCCHセカンダリーセル、および/または、非PUCCHセカンダリーセル)において受信した上りリンクグラントは、該あるセカンダリーセルにおける上りリンクの送信に対応してもよい。
 ここで、基地局装置3は、上位層の信号を用いて、1つまたは複数のサービングセルを設定してもよい。例えば、複数のサービングセルのセットをプライマリーセルと共に形成するために、1つまたは複数のセカンダリーセルが設定されてもよい。ここで、基地局装置3によって設定されるサービングセルに、PUCCHセカンダリーセルが含まれてもよい。
 すなわち、PUCCHセカンダリーセルは、基地局装置3によって設定されてもよい。例えば、基地局装置3は、PUCCHセカンダリーセルを設定するために用いられる情報(インデックス)が含まれる上位層の信号を送信してもよい。
 また、基地局装置3は、上位層の信号(例えば、MACコントロールエレメント)を用いて、1つまたは複数のサービングセルを、活性化(activate)または非活性化(deactivate)してもよい。例えば、活性化または非活性のメカニズムは、MACコントロールエレメントと非活性化に関連するタイマー(deactivation timer)の組み合わせに基づいてもよい。
 ここで、基地局装置3によって、活性化または非活性化されるセカンダリーセルに、PUCCHセカンダリーセルが含まれてもよい。すなわち、基地局装置3は、単一のコマンド(a single activation/deactivation command)を用いて、PUCCHセカンダリーセルを含む複数のセカンダリーセルを、独立に、活性化または非活性化してもよい。すなわち、基地局装置3は、セカンダリーセルを活性化または非活性化するために用いられる単一のコマンドを、MACコントロールエレメントを用いて送信してもよい。
 また、非活性化に関連するタイマーの値として、上位層(例えば、RRC層)によって、端末装置1毎に、1つの共通の値が設定されてもよい。また、非活性化に関連するタイマー(タイマーの値)は、セカンダリーセル毎に保持(適用)されてもよい。ここで、非活性化に関連するタイマー(タイマーの値)は、非PUCCHセカンダリーセル毎に対してのみ保持されてもよい。すなわち、端末装置1は、非活性化に関連するタイマーを、PUCCHセカンダリーセルに対して適用せず、非PUCCHセカンダリーセル毎に対してのみ保持(適用)してもよい。
 また、PUCCHセカンダリーセルに対する非活性化に関連するタイマーと、非PUCCHセカンダリーセルに対する非活性化に関連するタイマーが、それぞれ設定されてもよい。例えば、基地局装置3は、PUCCHセカンダリーセルに対する非活性化に関連するタイマーと設定するための情報が含まれる上位層の信号を送信してもよい。また、基地局装置3は、非PUCCHセカンダリーセルに対する非活性化に関連するタイマーと設定するための情報が含まれる上位層の信号を送信してもよい。
 以下、本実施形態におけるスロットの構成について説明する。
 図2は、本実施形態におけるスロットの構成を示す図である。図2において、横軸は時間軸を示しており、縦軸は周波数軸を示している。ここで、OFDMシンボルに対してノーマルCP(normal Cyclic Prefix)が適用されてもよい。また、OFDMシンボルに対して拡張CP(extended Cyclic Prefix)が適用されてもよい。また、スロットのそれぞれにおいて送信される物理信号または物理チャネルは、リソースグリッドによって表現される。
 ここで、下りリンクにおいて、リソースグリッドは、複数のサブキャリアと複数のOFDMシンボルによって定義されてもよい。また、上りリンクにおいて、リソースグリッドは、複数のサブキャリアと複数のSC-FDMAシンボルによって定義されてもよい。また、1つのスロットを構成するサブキャリアの数は、セルの帯域幅に依存してもよい。1つのスロットを構成するOFDMシンボルまたはSC-FDMAシンボルの数は7であってもよい。ここで、リソースグリッド内のエレメントのそれぞれはリソースエレメントと称される。また、リソースエレメントは、サブキャリアの番号とOFDMシンボルまたはSC-FDMAシンボルの番号とを用いて識別されてもよい。
 ここで、リソースブロックは、ある物理チャネル(PDSCHまたはPUSCHなど)のリソースエレメントへのマッピングを表現するために用いられてもよい。また、リソースブロックは、仮想リソースブロックと物理リソースブロックが定義されてもよい。ある物理チャネルは、まず仮想リソースブロックにマップされてもよい。その後、仮想リソースブロックは、物理リソースブロックにマップされてもよい。1つの物理リソースブロックは、時間領域において7個の連続するOFDMシンボルまたはSC-FDMAシンボルと、周波数領域において12個の連続するサブキャリアとから定義されてもよい。したがって、1つの物理リソースブロックは(7×12)個のリソースエレメントから構成されてもよい。また、1つの物理リソースブロックは、時間領域において1つのスロットに対応し、周波数領域において180kHzに対応してもよい。また、物理リソースブロックは、周波数領域において0から番号が付けられてもよい。
 図3は、本実施形態におけるPUCCHセルグループを説明する図である。図3は、PUCCHセルグループの設定(構成、定義)の例として、3つの例(Example (a)、Example (b)、Example (c))を示している。ここで、本実施形態において、1つまたは複数のサービングセルのグループをPUCCHセルグループと称する。PUCCHセルグループは、PUCCHでの送信(PUCCHでの上りリンク制御情報の送信)に関連するグループであってもよい。ここで、あるサービングセルは、何れか1つのPUCCHセルグループに属する。ここで、PUCCHセルグループは、図3に示す例とは異なるように設定されてもよいことは勿論である。
 ここで、PUCCHセルグループは、基地局装置3によって設定されてもよい。例えば、基地局装置3は、PUCCHセルグループを設定するために用いられる情報(インデックス、セルグループインデックスでもよい)が含まれる上位層の信号を送信してもよい。
 ここで、本実施形態は、上述のPUCCHセルグループとは異なる、1つまたは複数のサービングセルのグループに対しても適用可能なことは勿論である。例えば、基地局装置3は、キャリアインディケータフィールド(CIF)を用いて指示されるサービングセルに対応させて、1つまたは複数のサービングセルのグループを設定してもよい。すなわち、基地局装置3は、上りリンクの送信に関連させて、1つまたは複数のサービングセルのグループを設定してもよい。また、基地局装置3は、下りリンクの送信に関連させて、1つまたは複数のサービングセルのグループを設定してもよい。
 以下、基地局装置3によって設定される1つまたは複数のサービングセルのグループを、セルグループとも称する。すなわち、PUCCHセルグループは、セルグループに含まれる。ここで、基地局装置3および/または端末装置1は、本実施形態において記載される動作を、セルグループにそれぞれにおいて実行してもよい。すなわち、基地局装置3および/または端末装置1は、本実施形態において記載される動作を、1つのセルグループにおいて実行してもよい。
 ここで、例えば、基地局装置3および/または端末装置1は、32までの下りリンクコンポーネントキャリア(下りリンクのセル、up to 32 downlink component carriers)のキャリアアグリゲーションをサポートしてもよい。すなわち、基地局装置3および/または端末装置1は、32までのサービングセルにおいて、同時に複数の物理チャネルでの送信、および/または受信を行うことができる。ここで、上りリンクのコンポーネントキャリアの数は、下りリンクのコンポーネントキャリアの数より少なくてもよい。
 また、基地局装置3および/または端末装置1は、例えば、5までの下りリンクコンポーネントキャリア(下りリンクのセル、up to 5 downlink component carriers)のキャリアアグリゲーションをサポートしてもよい。すなわち、基地局装置3および/または端末装置1は、5までのサービングセルにおいて、同時に複数の物理チャネルでの送信、および/または受信を行うことができる。ここで、上りリンクのコンポーネントキャリアの数は、下りリンクのコンポーネントキャリアの数より少なくてもよい。
 図3(a)は、セルグループ(ここでは、PUCCHセルグループ)として、第1のセルグループ、第2のセルグループが設定されていることを示している。例えば、図3(a)において、基地局装置3は、第1のセルグループにおいて下りリンク信号を送信し、端末装置3は、第1のセルグループにおいて上りリンク信号を送信してもよい(第1のセルグループにおけるPUCCHで上りリンク制御情報を送信してもよい)。例えば、第1のセルグループにおいて20のサービングセル(下りリンクコンポーネントキャリア、下りリンクセル)が設定または活性化された場合には、基地局装置3と端末装置1は、該20の下りリンクコンポーネントキャリアに対する上りリンク制御情報を送受信してもよい。
 すなわち、端末装置1は、20の下りリンクコンポーネントキャリアに対応するHARQ-ACK(PDSCHでの送信に対するHARQ-ACK、トランスポートブロックに対するHARQ-ACK)を送信してもよい。また、端末装置1は、20の下りリンクコンポーネントキャリアに対応するCSIを送信してもよい。また、端末装置1は、セルグループ毎にSRを送信してもよい。同様に、基地局装置3と端末装置1は、第2のセルグループにおいて上りリンク制御情報を送受信してもよい。
 同様に、基地局装置3と端末装置1は、図3(b)に示すようにセルグループを設定し、上りリンク制御情報を送受信してもよい。また、基地局装置3と端末装置1は、図3(c)に示すようにセルグループを設定し、上りリンク制御情報を送受信してもよい。
 ここで、1つのセルグループ(例えば、PUCCHセルグループ)は、少なくとも、1つのサービングセル(例えば、PUCCHサービングセル)を含んでもよい。また、1つのセルグループ(例えば、PUCCHセルグループ)は、1つのサービングセルのみ(例えば、PUCCHサービングセルのみ)を含んでもよい。また、例えば、1つのPUCCHセルグループは、1つのPUCCHサービングセル、および、1つまたは複数の非PUCCHサービングセルを含んでもよい。
 ここで、プライマリーセルを含むセルグループを、プライマリーセルグループと称する。また、プライマリーセルを含まないセルグループを、セカンダリーセルグループと称する。また、プライマリーセルを含むPUCCHセルグループを、プライマリーPUCCHセルグループと称する。また、プライマリーセルを含まないPUCCHセルグループを、セカンダリーPUCCHセルグループと称する。
 すなわち、セカンダリーPUCCHセルグループは、PUCCHセカンダリーセルを含んでもよい。例えば、プライマリーPUCCHセルグループに対するインデックスは常に0として定義されてもよい。また、セカンダリーPUCCHセルグループに対するインデックスは、基地局装置3(ネットワーク装置でもよい)によって設定されてもよい。
 ここで、基地局装置3は、PUCCHセカンダリーセルを指示するために用いられる情報を、上位層の信号、および/または、PDCCH(PDCCHで送信される下りリンク制御情報)に含めて送信してもよい。端末装置1は、PUCCHセカンダリーセルを指示するために用いられる情報に基づいて、PUCCHセカンダリーセルを決定してもよい。ここで、PUCCHセカンダリーセルのセルインデックスは、仕様書などによって、予め規定されてもよい。
 上述したように、PUCCHサービングセルにおけるPUCCHは、該PUCCHサービングセルが属するPUCCHセルグループに含まれるサービングセル(PUCCHサービングセル、非PUCCHサービングセル)に対する上りリンク制御情報(HARQ-ACK、CSI(例えば、ピリオディックCSI)、および/または、SR)を送信するために用いられてもよい。
 すなわち、PUCCHセルグループに含まれるサービングセル(PUCCHサービングセル、非PUCCHサービングセル)に対する上りリンク制御情報(HARQ-ACK、CSI(例えば、ピリオディックCSI)、および/または、SR)は、該PUCCHセルグループに含まれるPUCCHサービングセルにおけるPUCCHを用いて送信される。
 ここで、本実施形態は、HARQ-ACKの送信のみに対して適用されてもよい。また、本実施形態は、CSI(例えば、ピリオディックCSI)の送信のみに対して適用されてもよい。また、本実施形態は、SRの送信のみに対して適用されてもよい。また、本実施形態は、HARQ-ACKの送信、CSI(例えば、ピリオディックCSI)の送信、および/または、SRの送信に対して適用されてもよい。
 すなわち、HARQ-ACKの送信に対するセルグループ(PUCCHセルグループでもよい)が設定されてもよい。また、CSI(例えば、ピリオディックCSI)の送信に対するセルグループ(PUCCHセルグループでもよい)が設定されてもよい。また、SRの送信に対するセルグループ(PUCCHセルグループでもよい)が設定されてもよい。
 例えば、HARQ-ACKの送信に対するセルグループ、CSI(例えば、ピリオディックCSI)の送信に対するセルグループ、および/または、SRの送信に対するセルグループが、個別に設定されてもよい。また、HARQ-ACKの送信に対するセルグループ、CSI(例えば、ピリオディックCSI)の送信に対するセルグループ、および/または、SRの送信に対するセルグループとして、共通のセルグループが設定されてもよい。
 ここで、HARQ-ACKの送信に対するセルグループの数は1つ、または、2つであってもよい。CSIの送信に対するセルグループの数は1つ、または、2つでもよい。SRの送信に対するセルグループの数は1つ、または、2つであってもよい。また、CSI(例えば、ピリオディックCSI)の送信に対するセルグループ、および/または、SRの送信に対するセルグループは、設定(定義)されなくてもよい。
 ここで、PUCCHに対して、複数のフォーマットが定義(サポート)されてもよい。PUCCHに対してサポートされるフォーマット(PUCCHがサポートするフォーマット)は、PUCCHフォーマットとも称される。例えば、以下のPUCCHフォーマットを用いることによって、PUCCHでの上りリンク制御情報の組み合わせ(上りリンク制御情報の組み合わせの送信)がサポートされる。
・フォーマット1
・フォーマット1a
・フォーマット1b
・フォーマット2
・フォーマット2a
・フォーマット2b
・フォーマット3
・フォーマット4
 PUCCHフォーマット1は、ポジティブSR(positive SR)に対して定義されてもよい。例えば、ポジティブSRは、UL-SCHリソースを要求することを示すために用いられてもよい。ここで、ネガティブSR(negative SR)は、UL-SCHリソースを要求しないことを示すために用いられてもよい。以下、PUCCHフォーマット1を、第1のPUCCHフォーマットとも称する。
 また、PUCCHフォーマット1aは、1ビットのHARQ-ACK(1-bit HARQ-ACK)、または、ポジティブSRを伴う1ビットのHARQ-ACK(1-bit HARQ-ACK with positive SR)に対して定義されてもよい。また、PUCCHフォーマット1bは、2ビットのHARQ-ACK(2-bit HARQ-ACK)、または、ポジティブSRを伴う2ビットのHARQ-ACK(2-bit HARQ-ACK with positive SR)に対して定義されてもよい。また、PUCCHフォーマット1bは、チャネル選択による4ビット以下のHARQ-ACKの送信(up to 4-bit HARQ-ACK with channel selection)に対して定義されてもよい。以下、PUCCHフォーマット1a、および/または、PUCCHフォーマット1bを、第2のPUCCHフォーマットとも称する。
 また、PUCCHフォーマット2は、HARQ-ACKが多重されない場合におけるCSIレポート(a CSI report when not multiplexed with HARQ-ACK)に対して定義されてもよい。また、PUCCHフォーマット2aは、1ビットのHARQ-ACKが多重されたCSIレポート(a CSI report multiplexed with 1-bit HARQ-ACK)に対して定義されてもよい。また、PUCCHフォーマット2bは、2ビットのHARQ-ACKが多重されたCSIレポート(a CSI report multiplexed with 1-bit HARQ-ACK)に対して定義されてもよい。ここで、PUCCHフォーマット2は、拡張サイクリックプリフィックスに対するHARQ-ACKが多重されたCSIレポート(a CSI report multiplexed with HARQ-ACK for extended cyclic prefix)に対して定義されてもよい。以下、PUCCHフォーマット2、PUCCHフォーマット2a、および/または、PUCCHフォーマット2bを、第3のPUCCHフォーマットとも称する。
 また、PUCCHフォーマット3は、10ビット以下のHARQ-ACK(up to 10-bit HARQ-ACK)に対して定義されてもよい。例えば、PUCCHフォーマット3は、FDD、または、FDD-TDDプライマリーセルフレーム構造タイプ1に対して、10ビット以下のHARQ-ACKに対して定義されてもよい。
 また、PUCCHフォーマット3は、20ビット以下のHARQ-ACK(up to 20-bit HARQ-ACK)に対して定義されてもよい。例えば、PUCCHフォーマット3は、TDDに対して、20ビット以下のHARQ-ACKに対して定義されてもよい。また、PUCCHフォーマット3は、21ビット以下のHARQ-ACK(up to 21-bit HARQ-ACK)に対して定義されてもよい。例えば、PUCCHフォーマット3は、FDD-TDDプライマリーセルフレーム構造タイプ2に対して、21ビット以下のHARQ-ACKに対して定義されてもよい。
 また、PUCCHフォーマット3は、10ビットのHARQ-ACKおよび1ビットのポジティブ/ネガティブSRに対応する11ビット以下(up to 11-bit corresponding to up to 10-bit HARQ-ACK and 1-bit positive/negative SR)に対して定義されてもよい。例えば、PUCCHフォーマット3は、FDD、または、FDD-TDDに対して、10ビットのHARQ-ACKおよび1ビットのポジティブ/ネガティブSRに対応する11ビット以下に対して定義されてもよい。
 また、PUCCHフォーマット3は、20ビットのHARQ-ACKおよび1ビットのポジティブ/ネガティブSRに対応する21ビット以下(up to 21-bit corresponding to up to 20-bit HARQ-ACK and 1-bit positive/negative SR)に対して定義されてもよい。例えば、PUCCHフォーマット3は、TDDに対して、20ビットのHARQ-ACKおよび1ビットのポジティブ/ネガティブSRに対応する21ビット以下に対して定義されてもよい。また、PUCCHフォーマット3は、21ビットのHARQ-ACKおよび1ビットのポジティブ/ネガティブSRに対応する22ビット以下(up to 22-bit corresponding to up to 20-bit HARQ-ACK and 1-bit positive/negative SR)に対して定義されてもよい。例えば、PUCCHフォーマット3は、FDD-TDDプライマリーセルフレーム構造タイプ2に対して、21ビットのHARQ-ACKおよび1ビットのポジティブ/ネガティブSRに対応する22ビット以下に対して定義されてもよい。
 ここで、PUCCHフォーマット3を用いて上りリンク制御情報(HARQ-ACK、SR、および/または、CSI)が送信される場合において、第1のコーディング方法(例えば、Reed Muller code(Reed Muller coding)、または、(32, O)block code((32, O)block coding))が用いられてもよい。ここで、例えば、(32, O)block codeに対する基準系列(Basis sequences)は、予め仕様書などによって与えられてもよい。
 また、PUCCHフォーマット3は、HARQ-ACKおよび1つのサービングセルに対するCSIレポート(HARQ-ACK and a CSI report for one serving cell)に対して定義されてもよい。また、PUCCHフォーマット3は、HARQ-ACK、1ビットのポジティブ/ネガティブSR、および、1つのサービングセルに対するCSIレポート(HARQ-ACK, 1-bit positive/negative SR (if any) and a CSI report for one serving cell)に対して定義されてもよい。以下、PUCCHフォーマット3を、第4のPUCCHフォーマットとも称する。
 また、PUCCHフォーマット4は、32までのサービングセル(下りリンクコンポーネントキャリア、下りリンクセル)に対応するHARQ-ACKに対して定義されてもよい。また、PUCCHフォーマット4は、HARQ-ACKおよびCSIレポートに対して定義されてもよい。また、PUCCHフォーマット4は、HARQ-ACKおよびSRに対して定義されてもよい。また、PUCCHフォーマット4は、HARQ-ACK、SR、および、CSIレポートに対して定義されてもよい。ここで、CSIレポートは、1つのサービングセルに対するCSIレポートであってもよい。また、CSIレポートは、複数のサービングセルに対するCSIレポートであってもよい。また、SRは、ポジティブSRおよび/またはネガティブSRであってもよい。以下、PUCCHフォーマット4を、第5のPUCCHフォーマットとも称する。
 ここで、PUCCHフォーマット4を用いて上りリンク制御情報が送信される場合において、第2のコーディング方法(例えば、Tail biting convolutional encoder(Tail biting convolutional coding)、または、Turbo encoder(Turbo coding)が用いられてもよい。
 すなわち、PUCCHフォーマット4を用いて送信される(送信可能な)サブフレーム辺りのビット数(Number of bits per subframe)は、PUCCHフォーマット3を用いて送信される(送信可能な)サブフレーム辺りのビット数よりも多くてもよい。すなわち、PUCCHフォーマット4を用いて送信される(送信可能な)サブフレーム辺りの情報量は、PUCCHフォーマット3を用いて送信される(送信可能な)サブフレーム辺りの情報量よりも多くてもよい。また、上述の通り、PUCCHフォーマット3を用いた上りリンク制御情報の送信とPUCCHフォーマット4を用いた上りリンク制御情報の送信に対して、異なるコーディング方法が用いられてもよい。
 ここで、第3のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信する場合において、端末装置1は、HARQ-ACKビットの数を、少なくとも、設定されたサービングセルの数と、各サービングセル(該設定されたサービングセルのそれぞれ)に対して設定された下りリンクの送信モードに基づいて決定してもよい。また、第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信する場合において、端末装置1は、HARQ-ACKビットの数を、少なくとも、設定または活性化されたサービングセルの数と、各サービングセル(該設定または活性化されたサービングセルのそれぞれ)に対して設定された下りリンクの送信モードに基づいて決定してもよい。
 また、第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信する場合において、端末装置1は、HARQ-ACKのビットの数を、少なくとも、設定されたサービングセルの数と、各サービングセル(該設定されたサービングセルのそれぞれ)に対して設定された下りリンクの送信モードに基づいて決定してもよい。また、第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信する場合において、端末装置1は、HARQ-ACKビットの数を、少なくとも、設定または活性化されたサービングセルの数と、各サービングセル(該設定または活性化されたサービングセルのそれぞれ)に対して設定された下りリンクの送信モードに基づいて決定してもよい。
 ここで、例えば、端末装置1は、2つまでのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モード(a downlink transmission mode that supports up to two transport blocks)が設定されたサービングセルに対して2ビットのHARQ-ACKビットを用い、それ以外は(例えば、1つのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モード(a downlink transmission mode that supports one transport blocks)が設定されたサービングセルに対して)、1ビットのHARQ-ACKビットを用いてもよい。ここで、例えば、2つまでのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モードには、送信モード3、送信モード4、送信モード8、送信モード9、および/または、送信モード10が含まれてもよい。また、1つのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モードには、送信モード1、送信モード2、送信モード5、送信モード6、および/または、送信モード7が含まれてもよい。
 上述したとおり、基地局装置3は、サービングセルを、上位層の信号(例えば、RRCシグナリング)を用いて端末装置1へ設定してもよい。また、基地局装置3は、下りリンクの送信モード(例えば、RRCシグナリング)を、上位層の信号を用いて端末装置1へ設定してもよい。例えば、基地局装置3は、PDSCHでの送信に関連する下りリンクの送信モードを端末装置1へ設定してもよい。すなわち、第3のPUCCHフォーマット、および/または、第4のPUCCHフォーマットを用いたHARQ-ACKの送信に対して、HARQ-ACKのビット数は、RRC層において(RRC層における情報に基づいて)決定されてもよい。
 ここで、基地局装置3は、上位層の信号(上位層の信号を用いて送信される情報)および/またはPDCCH(PDCCHを用いて送信される下りリンク制御情報)を用いて、上りリンク制御情報の送信(例えば、HARQ-ACKの送信)に対して、チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1b、PUCCHフォーマット3、または、PUCCHフォーマット4の何れか1つを用いるよう、端末装置1に対して設定してもよい。すなわち、基地局装置3は、上りリンク制御情報の送信に対して、チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1bを用いるよう、端末装置1に対して設定してもよい。また、基地局装置3は、上りリンク制御情報の送信に対して、PUCCHフォーマット3を用いるよう、端末装置1に対して設定してもよい。また、基地局装置3は、上りリンク制御情報の送信に対して、PUCCHフォーマット4を用いるよう、端末装置1に対して設定してもよい。
 例えば、基地局装置3は、セルグループ毎に、チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1b、PUCCHフォーマット3、または、PUCCHフォーマット4の何れか1つを用いるよう、端末装置1に対して設定してもよい。すなわち、基地局装置3は、チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1b、PUCCHフォーマット3、または、PUCCHフォーマット4の何れか1つを用いるよう、端末装置1に対して、各セルグループに対して、独立に設定してもよい。すなわち、端末装置1は、チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1b、PUCCHフォーマット3、または、PUCCHフォーマット4の何れか1つを用いるよう、基地局装置3によって設定されてもよい。
 また、端末装置1は、フレーム構造タイプ1および/またはフレーム構造タイプ2を伴う1つよりも多いサービングセル(1つよりも多く、5つ以下のサービングセル)が設定された場合において、チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1b、PUCCHフォーマット3、または、PUCCHフォーマット4の何れか1つを用いるよう、基地局装置3によって設定されてもよい。また、端末装置1は、フレーム構造タイプ1および/またはフレーム構造タイプ2を伴う5つよりも多いサービングセルが設定された場合において、チャネル選択を伴うPUCCHフォーマット1b、PUCCHフォーマット3、または、PUCCHフォーマット4の何れか1つを用いるよう、基地局装置3によって設定されてもよい。
 以下、基本的には、端末装置1における動作を記載するが、基地局装置3が、端末装置1に対応する動作を行うことは勿論である。また、本実施形態において記載される動作は、セルグループ毎に行われてもよい。すなわち、基地局装置3および/または端末装置1は、本実施形態において記載される動作を、1つのセルグループにおいて行ってもよい。
 また、例えば、本実施形態において記載される動作は、上りリンク制御情報の送信(例えば、HARQ-ACKの送信)に対して、PUCCHフォーマット3が設定される場合に対して適用可能であってもよい。また、本実施形態において記載される動作は、上りリンク制御情報の送信(例えば、HARQ-ACKの送信)に対して、PUCCHフォーマット4が設定される場合に対して適用可能であってもよい。
 また、本実施形態において記載される動作は、1つのサービングセルが設定される場合に対して適用可能であってもよい。また、本実施形態において記載される動作は、1つよりも多いサービングセルが設定される場合に対して適用可能であってもよい。また、本実施形態において記載される動作は、5つよりも多いサービングセルが設定される場合に対して適用可能であってもよい。ここで、1つよりも多いサービングセルが設定される場合とは、1つよりも多く5つ以下のサービングセルが設定される場合のことである。
 図4は、本実施形態における上りリンク制御情報の送信方法を説明するための図である。
 以下、PDCCHの検出、および、該PDCCHの検出に基づくPDSCHでの送信(PDSCHのデコード)が行なわれるサブフレームを、第1のサブフレームとも称する。例えば、第1のサブフレームは、サブフレームn-4として表される。また、該PDSCHでの送信(PDSCHのデコード)に対するHARQ-ACKの送信が行なわれるサブフレームを、第2のサブフレームとも称する。例えば、第2のサブフレームは、サブフレームnとして表される。
 例えば、端末装置1は、第1のサブフレームにおけるPDCCHの検出によって指示されたPDSCHでの送信に対して、第2のサブフレームにおいて、第1のPUCCHリソースおよび/または第2のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。すなわち、端末装置1によって第2のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKが送信される場合には、第1のPUCCHリソースが用いられる。
 また、端末装置1は、第1のサブフレームにおけるPDCCHの検出によって指示されたPDSCHでの送信に対して、第2のサブフレームにおいて、第3のPUCCHリソースおよび/または第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。すなわち、端末装置1によって第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKが送信される場合には、第3のPUCCHリソースが用いられる。
 また、端末装置1は、第1のサブフレームにおけるPDCCHの検出によって指示されたPDSCHでの送信に対して、第2のサブフレームにおいて、第4のPUCCHリソースおよび/または第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。すなわち、端末装置1によって第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKが送信される場合には、第4のPUCCHリソースが用いられる。ここで、第1のPUCCHリソース、第3のPUCCHリソース、および、第4のPUCCHリソースについては、後述する。
 ここで、例えば、端末装置1は、PDSCHでの送信がスケジュールされたサービングセル(および/または、サービングセルのセルインデックスの値)に基づいて、HARQ-ACKの送信に対して、異なるPUCCHフォーマット、および/または、異なるPUCCHリソースを用いてもよい。また、端末装置1は、PDSCHでの送信がスケジュールされたサービングセル(および/または、サービングセルのセルインデックスの値)、および、対応するサブフレームにおける上りリンク制御情報のビット数(例えば、the total number of bits in a subframe corresponding to HAQ-ACK, SR, and/or, CSI)に基づいて、HARQ-ACKの送信に対して、異なるPUCCHフォーマット、および/または、異なるPUCCHリソースを用いてもよい。
 ここで、セルインデックスには、セカンダリーセルを識別するために用いられるアイデンティティに関連するセカンダリーインデックス(ScellIndexとも称される)が含まれる(The Information Element ‘ScellIndex’ concerns a short identity, used to identify an SCell)。また、セルインデックスには、サービングセルを識別するために用いられるアイデンティティに関連するサービングセルインデックス(ServCellIndexとも称される)が含まれる(The Information Element ‘ServCellIndex’ concerns a short identity, used to identify a serving cell((i.e. the PCell or an Scell))。
 ここで、サービングセルインデックスの値“0”は、プライマリーセルに対して適用されてもよい。また、セカンダリーセルに対して適用されるサービングセルインデックスの値として、割り当てられたセカンダリーセルインデックスの値が用いられてもよい。以下、セカンダリーセルインデックス(ScellIndex)、および/または、サービングセルインデックス(ServCellIndex)を、セルインデックスとも称する。
 ここで、基地局装置3は、セルインデックス(セルインデックスの値)を端末装置1に対して設定してもよい。例えば、基地局装置3は、セルインデックスが含まれる上位層の信号を送信してもよい。端末装置1は、基地局装置3によって設定されたセルインデックスに基づいて、サービングセルのセルインデックスを識別してもよい。すなわち、セルインデックスは、上位層におけるインデックス(RRC層におけるインデックス、RRCのインデックスとも称する)であってもよい。
 ここで、端末装置1は、プライマリーセルのみにおけるPDSCHでの送信(a PDSCH transmission only on the primary cell)に対して、第2のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。すなわち、端末装置1は、“0”のセルインデックスを伴うサービングセルのみにおけるPDSCHでの送信(a PDSCH transmissiononly on the serving cell with ServCellIndex=“0”)に対して、第2のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。
 また、端末装置1は、PUCCHセカンダリーセルのみにおけるPDSCHでの送信に対して、第2のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。また、端末装置1は、PUCCHセカンダリーセルのみにおけるPDSCHでの送信に対して、上位層によって設定された第1のPUCCHリソース(以下、第1-1のPUCCHリソースとも称する)を用いてHARQ-ACKを送信してもよい(第1-1のPUCCHリソース、および/または、第2のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい)。例えば、基地局装置3は、第1-1のPUCCHリソースを設定するために用いられる情報が含まれる上位層の信号を送信してもよい。
 すなわち、端末装置1は、プライマリーセルのみにおけるPDSCHでの送信に対するHARQ-ACKの送信に用いられる第1のPUCCHリソースとは異なる第1のPUCCHリソース(第1-1のPUCCHリソース)を用いて、PUCCHセカンダリーセルのみにおけるPDSCHでの送信に対するHARQ-ACKを送信してもよい。
 ここで、例えば、第1のPUCCHリソースとは異なる第1のPUCCHリソース(第1-1のPUCCHリソース)とは、第1のPUCCHリソースに対するリソースインデックスとは異なるリソースインデックスが指示(設定)されたPUCCHリソースであってもよい。また、第1のPUCCHリソースとは異なる第1のPUCCHリソース(第1-1のPUCCHリソース)とは、第1のPUCCHリソースに対するオーソゴナル系列インデックスとは異なるオーソゴナル系列インデックスが指示(設定)されたPUCCHリソースであってもよい。また、第1のPUCCHリソースとは異なる第1のPUCCHリソース(第1-1のPUCCHリソース)とは、第1のPUCCHリソースに対するサイクリックシフトとは異なるサイクリックシフトの値が指示(設定)されたPUCCHリソースであってもよい。
 また、端末装置1は、PUCCHセカンダリーセルのみにおけるPDSCHでの送信に対して、第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。また、端末装置1は、PUCCHセカンダリーセルのみにおけるPDSCHでの送信に対して、第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。上述したように、例えば、基地局装置3は、第4のPUCCHフォーマット、または、第5のPUCCHフォーマットの何れを用いるのかを、端末装置1に対して設定(指示)してもよい。
 また、端末装置1は、セカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。すなわち、端末装置1は、少なくとも1つのセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。ここで、該セカンダリーセルに、PUCCHセカンダリーセルが含まれてもよい。また、該セカンダリーセルに、PUCCHセカンダリーセルが含まれなくてもよい。すなわち、該セカンダリーセルに、非PUCCHセカンダリーセルのみが含まれてもよい。
 また、端末装置1は、セカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。すなわち、端末装置1は、少なくとも、1つのセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信の検出に基づいて、第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。ここで、該セカンダリーセルに、PUCCHセカンダリーセルが含まれてもよい。また、該セカンダリーセルに、PUCCHセカンダリーセルが含まれなくてもよい。すなわち、該セカンダリーセルに、非PUCCHセカンダリーセルのみが含まれてもよい。
 ここで、端末装置1は、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。すなわち、端末装置1は、第1のサブフレームにおけるPDCCHの検出によって指示された、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第2のサブフレームにおいて、第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。
 すなわち、端末装置1は、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。すなわち、端末装置1は、第1のサブフレームにおけるPDCCHの検出によって指示された、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第2のサブフレームにおいて、第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。
 また、端末装置1は、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。すなわち、端末装置1は、第1のサブフレームにおけるPDCCHの検出によって指示された、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第2のサブフレームにおいて、第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。
 すなわち、端末装置1は、“第2の所定の値”以上の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。すなわち、端末装置1は、第1のサブフレームにおけるPDCCHの検出によって指示された、“第2の所定の値”以上の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第2のサブフレームにおいて、第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。
 ここで、例えば、“第1の所定の値”(または、“第2の所定の値”)は、仕様書などによって予め規定され、基地局装置3と端末装置1との間において既知の値であってもよい。ここで、“第1の所定の値”(または、“第2の所定の値”)に、プライマリーセルに対して適用されるセルインデックスの値は含まれなくてもよい。すなわち、“第1の所定の値”(または、“第2の所定の値”)は、セカンダリーセルインデックスを用いて基地局装置3によって設定されるセルインデックスの値のうちの何れかであってもよい。
 例えば、“第1の所定の値”は、“4”または“9”であってもよい。例えば、TDDに対して、“第1の所定の値”は、“4”であってもよい。例えば、FDDに対して、“第1の所定の値”は、“9”であってもよい。例えば、TDDおよびFDDに対して、“第1の所定の値”は、“4”であってもよい。
 また、例えば、“第1の所定の値”は、基地局装置3によって設定されてもよい。例えば、基地局装置3は、“第1の所定の値”を選択し、“第1の所定の値”を示すための情報を、端末装置1に送信してもよい。また、例えば、“第2の所定の値”は、基地局装置3によって設定されてもよい。例えば、基地局装置3は、“第2の所定の値”を選択し、“第2の所定の値”を示すための情報を、端末装置1に送信してもよい。例えば、基地局装置3は、“第1の所定の値”を示すための情報、および/または、“第1の所定の値”を示すための情報を、上位層の信号に含めて送信してもよい。
 また、例えば、“第1の所定の値”は、基地局装置3によって設定されたセルインデックスの値のうち、小さい方(低い方)から“4番目の値”または“9番目の値”であってもよい。すなわち、“第1の所定の値”は、基地局装置3によって設定されたセルインデックスの値を小さい順に並べた場合における“4番目の値”または“9番目の値”であってもよい。
 例えば、TDDに対して、“第1の所定の値”は、基地局装置3によって設定されたセルインデックスの値を小さい順に並べた場合における“4番目の値”であってもよい。また、FDDに対して、“第1の所定の値”は、基地局装置3によって設定されたセルインデックスの値を小さい順に並べた場合における“9番目の値”であってもよい。また、TDDおよびFDDに対して、“第1の所定の値”は、基地局装置3によって設定されたセルインデックスの値を小さい順に並べた場合における“4番目の値”であってもよい。
 同様に、例えば、“第2の所定の値”は、“5”または“10”であってもよい。例えば、TDDに対して、“第2の所定の値”は、“5”であってもよい。例えば、FDDに対して、“第2の所定の値”は、“10”であってもよい。例えば、TDDおよびFDDに対して、“第2の所定の値”は、“10”であってもよい。
 また、例えば、“第2の所定の値”は、基地局装置3によって設定されたセルインデックスの値のうち、小さい方(低い方)から“5番目の値”または“10番目の値”であってもよい。すなわち、“第2の所定の値”は、基地局装置3によって設定されたセルインデックスの値を小さい順に並べた場合における、“5番目の値”または“10番目の値”であってもよい。
 例えば、TDDに対して、“第2の所定の値”は、基地局装置3によって設定されたセルインデックスの値を小さい順に並べた場合における“5番目の値”であってもよい。また、FDDに対して、“第2の所定の値”は、基地局装置3によって設定されたセルインデックスの値を小さい順に並べた場合における“10番目の値”であってもよい。また、TDDおよびFDDに対して、“第2の所定の値”は、基地局装置3によって設定されたセルインデックスの値を小さい順に並べた場合における“5番目の値”であってもよい。
 例えば、基地局装置3によって、8つのセカンダリーセルそれぞれに対するセルインデックスとして“1”、“3”、“4”、“6”、“10”、“12”、“15”、“31”が設定された場合において、“第1の所定の値”は、“6”である。すなわち、基地局装置3によって設定されたセルインデックスを小さい方から並べた場合(すなわち、“1”、“3”、“4”、“6”、“10”、“12”、“15”、“31”の順に並べた場合)における、“4番目の値”は、“6”である。また、この場合において、“第2の所定の値”は、“10”である。
 すなわち、この場合において、端末装置1は、“6”以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。また、端末装置1は、“6”よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。
 ここで、端末装置1は、第1のサブフレームにおける2つのPDCCHsの検出によって指示された、プライマリーセルにおけるPDSCHでの送信、および、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第2のサブフレームにおいて、第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。
 また、端末装置1は、第1のサブフレームにおける2つのPDCCHsの検出によって指示された、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信、および、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第2のサブフレームにおいて、第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。
 また、端末装置1は、第1のサブフレームにおける2つのPDCCHsの検出によって指示された、プライマリーセルにおけるPDSCHでの送信、および、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第2のサブフレームにおいて、第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。
 また、端末装置1は、第1のサブフレームにおける2つのPDCCHsの検出によって指示された、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信、および、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第2のサブフレームにおいて、第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。
 また、端末装置1は、第1のサブフレームにおける2つのPDCCHsの検出によって指示された、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信、および、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対して、第2のサブフレームにおいて、第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。
 すなわち、端末装置1は、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信の検出に、少なくとも基づいて、第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。
 また、端末装置1は、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信を検出せず、且つ、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信の検出したことに、少なくとも基づいて、第4のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。
 以下、上述のように、端末装置1が、PDSCHがスケジュールされたサービングセルに基づいて、第4のPUCCHフォーマット、および、第5のPUCCHフォーマットを切り替えてHARQ-ACKの送信を実行することを、第1の動作とも記載する。ここで、端末装置1は、HARQ-ACKの送信に対して第4のPUCCHフォーマットが設定され、且つ、HARQ-ACKの送信に対して第5のPUCCHフォーマットが設定された場合において、第1の動作を行ってもよい。
 すなわち、端末装置1は、HARQ-ACKの送信に対して第4のPUCCHフォーマットが設定されず、且つ、HARQ-ACKの送信に対して第5のPUCCHフォーマットが設定された場合において、常に、第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。以下、常に、第5のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKの送信を実行することを、第2の動作とも記載する。
 基地局装置3は、端末装置1に対して、第1の動作を実行するのか、第2の動作を実行するのかを設定してもよい。例えば、基地局装置3は、第1の動作の実行および/または第2の動作の実行を設定するために用いられる情報が含まれる上位層の信号を送信してもよい。端末装置1は、第1の動作の実行および/または第2の動作の実行を設定するために用いられる情報に基づいて、第1の動作、または、第2の動作を実行してもよい。
 図5は、本実施形態における所定の値(“第1の所定の値”および/または“第2の所定の値”)を説明するための図である。図5は、一例として、基地局装置3によって、8つのセカンダリーセルそれぞれに対するセルインデックスとして“1”、“3”、“4”、“6”、“10”、“12”、“15”、“31”が設定された場合の処理を記載している。図4における所定の値(“第1の所定の値”および/または“第2の所定の値”)は、図5を用いて説明される値であってもよい。
 ここで、図5において、“0”のセルインデックスを伴うサービングセルは、プライマリーセルに対応してもよい。ここで、図5において、プライマリーセルに対して、2つまでのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モードが設定されていることを示している。
 また、図5において、“3”のセルインデックスを伴うサービングセル、“6”のセルインデックスを伴うサービングセル、および、“12”のセルインデックスを伴うサービングセルのそれぞれに対して、2つまでのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モードが設定されていることを示している。また、“1”のセルインデックスを伴うサービングセル、“4”のセルインデックスを伴うサービングセル、“10”のセルインデックスを伴うサービングセル、“15”のセルインデックスを伴うサービングセル、および、“31”のセルインデックスを伴うサービングセルのそれぞれに対して、1つのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モードが設定されていることを示している。
 端末装置1は、HARQ-ACKを送信する場合において、異なるサービングセルに対するHARQ-ACKビットを連結し、該連結されたビットの系列(the sequence of bits)を生成してもよい。ここで、上述した通り、HARQ-ACKのビットの数(HARQ-ACKのビットの系列)は、少なくとも、設定されたサービングセルの数と、各サービングセル(該設定されたサービングセルのそれぞれ)に対して設定された下りリンクの送信モードに基づいて決定してもよい。
 図5に示される通り、例えば、“第1の所定の値”は、セルインデックスの値の小さい方から順にHARQ-ACKビットを連結し、該連結されたビットの数が第3の所定の値(例えば、10ビット)を超えないような、セルインデックスの最大の値(例えば、“10”)であってもよい。すなわち、“第1の所定の値”は、セルインデックスの値の小さい方から順にHARQ-ACKビットを連結し、該連結されたHRQ-ACKビットの数が第3の所定の値(例えば、10ビット)を超えないような最大の値(例えば、9ビット)となる場合における、セルインデックスの値(例えば、“10”)であってもよい。
 また、“第1の所定の値”は、少なくとも、以下の条件を満たす値(最大の値、セルインデックスの最大の値)であってもよい。ここで、条件は、HARQ-ACKビットを、“0”のセルインデックスから“第1の所定の値”のセルインデックスまで順に連結し、該連結されたHRQ-ACKビットの数が、第3の所定の値(例えば、10ビット)を超えない、であってもよい。
 また、図5に示される通り、例えば、“第2の所定の値”は、セルインデックスの値の小さい方から順にHARQ-ACKビットを連結し、該連結されたビットの数が第3の所定の値(例えば、10ビット)を超えた場合における、セルインデックスの最小の値(例えば、“12”)であってもよい。すなわち、“第2の所定の値”は、セルインデックスの値の小さい方から順にHARQ-ACKビットを連結し、該連結されたHRQ-ACKビットの数が第3の所定の値(例えば、10ビット)を超えた最小の値(例えば、11ビット)となる場合における、セルインデックスの値(例えば、“12”)であってもよい。
 また、“第2の所定の値”は、少なくとも、以下の条件を満たす値(最小の値、セルインデックスの最小の値)であってもよい。ここで、条件は、HARQ-ACKビットを、“0”のセルインデックスから“第2の所定の値”のセルインデックスまで順に連結し、該連結されたHRQ-ACKビットの数が、第3の所定の値(例えば、10ビット)を超える、であってもよい。
 ここで、例えば、“第3の所定の値”は、仕様書などによって予め規定され、基地局装置3と端末装置1との間において既知の値であってもよい。例えば、“第3の所定の値”は、“10”、“20”、 または、“21”でもよい。例えば、FDD、または、FDD-TDDプライマリーセルフレーム構造タイプ1に対して、“第3の所定の値”は、“10”であってもよい。また、TDDに対して、“第3の所定の値”は、“20”であってもよい。また、FDD-TDDプライマリーセルフレーム構造タイプ2に対して、“第3の所定の値”は、“21”であってもよい。
 また、“第3の所定の値”は、“11”、“22”、 または、“22”でもよい。例えば、FDD、または、FDD-TDDプライマリーセルフレーム構造タイプ1に対して、“第3の所定の値”は、“11”であってもよい。また、TDDに対して、“第3の所定の値”は、“21”であってもよい。また、FDD-TDDプライマリーセルフレーム構造タイプ2に対して、“第3の所定の値”は、“22”であってもよい。
 すなわち、“第3の所定の値”は、上述したPUCCHフォーマット3によってサポートされる(PUCCHフォーマット3に対して定義される)HARQ-ACKのビット数に基づいて決定されてもよい。また、“第3の所定の値”は、上述したPUCCHフォーマット3によってサポートされる(PUCCHフォーマット3に対して定義される)HARQ-ACKおよびSRのビット数に基づいて決定されてもよい。
 ここで、デュアルコネクティビティ(dual connectivity)に関連するセルグループ(例えば、マスターセルグループ、セカンダリーセルグループ)が設定された場合には、端末装置1は、第1のサブフレームにおけるPDCCHの検出によって指示されたプライマリーセカンダリーセルのみにおけるPDSCHでの送信に対して、第1のPUCCHリソースおよび第2のPUCCHフォーマットを用いてもよい。ここで、本実施形態において、セカンダリーセルは、プライマリーセカンダリーセルを含まない。また、マスターセルグループは、1つ、または、複数のPUCCHセルグループを含んでもよい。また、セカンダリーセルグループは、1つ、または、複数のPUCCHセルグループを含んでもよい。
 また、デュアルコネクティビティに関連するセルグループが設定された場合には、端末装置1は、第1のサブフレームにおけるPDCCHの検出によって指示されたセカンダリーセル(PUCCHセカンダリーセル、および/または、非PUCCHセカンダリーセル)におけるPDSCHでの送信に対して、第3のPUCCHリソースおよび第4のPUCCHフォーマット、または、第4のPUCCHリソースおよび第5のPUCCHフォーマットを用いてもよい。
 ここで、デュアルコネクティビティにおいて、端末装置1は、マスターeNB(MeNB: Master eNB)およびセカンダリーeNB(SeNB: Master eNB)と(同時に)接続していてもよい。また、デュアルコネクティビティが設定される場合には、端末装置1に対して、2つのMACエンティティ(two MAC entities)が設定されていてもよい。ここで、2つのMACエンティティのうちの1つは、マスターセルグループに対するMACエンティティを示していてもよい。また、2つのMACエンティティのうちのもう1つは、セカンダリーセルグループに対するMACエンティティを示していてもよい。また、デュアルコネクティビティが設定されていない場合には、端末装置1に対して、1つのMACエンティティが設定されてもよい。
 図6は、本実施形態における上りリンク制御情報の処理方法を説明するための図である。ここで、図6は、第4のPUCCHフォーマットを用いて上りリンク制御情報(例えば、HARQ-ACK)が送信される場合における処理方法を示している。また、図6は、第5のPUCCHフォーマットを用いて上りリンク制御情報(例えば、HARQ-ACK)が送信される場合における処理方法を示している。
 図6に示される通り、例えば、異なるサービングセルに対するHARQ-ACKのビットの連結の結果であるHARQ-ACKのビットの系列は、セルインデックスの値の小さい方(低い方)から大きい方(高い方)に、上位層によって設定されたサービングセルの数に達するまで、順に連結されてもよい。ここで、上位層によって設定されたサービングセルには、プライマリーセルが含まれてもよい。例えば、プライマリーセルに対するセルインデックスとして“0”が、8つのセカンダリーセルそれぞれに対するセルインデックスとして“1”、“3”、“4”、“6”、“10”、“12”、“15”、“31”が与えらえている場合、HARQ-ACKのビットの系列は、“0”、“1”、“3”、“4”、“6”、“10”、“12”、“15”、“31”の順に連結されてもよい。
 さらに、各サービングセルに対する処理において、HARQ-ACKのビットの系列は、下りリンクの送信モードに基づいて連結されてもよい。例えば、あるセルに対して1つのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モードが設定されている場合には、1ビットのHARQ-ACKビットが連結されてもよい。また、あるセルに対して2つまでのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モードが設定されている場合には、2ビットのHARQ-ACKビットが連結されてもよい。
 すなわち、端末装置1は、図6に示される処理に基づいて与えられたHARQ-ACKのビットの系列(HARQ-ACKでもよい)を、第4のPUCCHフォーマットを用いて送信してもよい。また、端末装置1は、図6に示される処理に基づいて与えられたHARQ-ACKのビットの系列(HARQ-ACKでもよい)を、第5のPUCCHフォーマットを用いて送信してもよい。
 図7は、本実施形態における上りリンク制御情報の処理方法を説明するための図である。ここで、図7は、第4のPUCCHフォーマットを用いて上りリンク制御情報(例えば、HARQ-ACK)が送信される場合における処理方法を示している。
 図7に示される通り、例えば、異なるサービングセルに対するHARQ-ACKのビットの連結の結果であるHARQ-ACKのビットの系列は、セルインデックスの値が小さい方(低い方)から大きい方(高い方)に順に連結されてもよい。ここで、HARQ-ACKのビットの系列は、上位層によって設定されたサービングセルの数と、第4の所定の値とを比較して、小さい方の値まで、連結されてもよい。例えば、上位層によって設定されたサービングセルの数が“24”であり、第4の所定の値が“5”の場合には、HARQ-ACKのビットの系列は、“5”まで連結される。すなわち、この場合において、HARQ-ACKのビットの系列は、セルインデックスの値が小さい方(低い方)から“5番目の値”まで連結される。
 ここで、例えば、“第4の所定の値”は、仕様書などによって予め規定され、基地局装置3と端末装置1との間において既知の値であってもよい。例えば、“第4の所定の値”は、“5”または“10”であってもよい。例えば、TDDに対して、“第1の所定の値”は、“5”であってもよい。例えば、FDDに対して、“第1の所定の値”は、“10”であってもよい。例えば、TDDおよびFDDに対して、“第1の所定の値”は、“5”であってもよい。
 さらに、各サービングセルに対する処理において、HARQ-ACKのビットの系列は、下りリンクの送信モードに基づいて連結されてもよい。例えば、あるセルに対して1つのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モードが設定されている場合には、1ビットのHARQ-ACKビットが連結されてもよい。また、あるセルに対して2つまでのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モードが設定されている場合には、2ビットのHARQ-ACKビットが連結されてもよい。
 すなわち、端末装置1は、図7に示される処理に基づいて与えられたHARQ-ACKのビットの系列(HARQ-ACKでもよい)を、第4のPUCCHフォーマットを用いて送信してもよい。
 図8は、本実施形態における上りリンク制御情報の処理方法を説明するための図である。ここで、図8は、第4のPUCCHフォーマットを用いて上りリンク制御情報(例えば、HARQ-ACK)が送信される場合における処理方法を示している。
 図8に示される通り、例えば、異なるサービングセルに対するHARQ-ACKのビットの連結の結果であるHARQ-ACKのビットの系列は、セルインデックスの値が小さい方(低い方)から大きい方(高い方)に順に連結されてもよい。ここで、HARQ-ACKのビットの系列は、第5の所定の値まで連結されてもよい。
 ここで、例えば、“第5の所定の値”は、仕様書などによって予め規定され、基地局装置3と端末装置1との間において既知の値であってもよい。例えば、“第5の所定の値”は、“11”、“21”、 または、“22”でもよい。例えば、FDD、または、FDD-TDDプライマリーセルフレーム構造タイプ1に対して、“第5の所定の値”は、“11”であってもよい。また、TDDに対して、“第3の所定の値”は、“21”であってもよい。また、FDD-TDDプライマリーセルフレーム構造タイプ2に対して、“第3の所定の値”は、“22”であってもよい。
 また、“第5の所定の値”は、“12”、“22”、 または、“23”でもよい。例えば、FDD、または、FDD-TDDプライマリーセルフレーム構造タイプ1に対して、“第3の所定の値”は、“12”であってもよい。また、TDDに対して、“第3の所定の値”は、“22”であってもよい。また、FDD-TDDプライマリーセルフレーム構造タイプ2に対して、“第3の所定の値”は、“23”であってもよい。
 すなわち、“第5の所定の値”は、“第3の所定の値”に対応していてもよい。例えば、“第5の所定の値”は、(“第3の所定の値”+1)であってもよい。ここで、“第3の所定の値”については、上述した通りである。
 さらに、各サービングセルに対する処理において、HARQ-ACKのビットの系列は、下りリンクの送信モードに基づいて連結されてもよい。例えば、あるセルに対して1つのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モードが設定されている場合には、1ビットのHARQ-ACKビットが連結されてもよい。また、あるセルに対して2つまでのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モードが設定されている場合には、2ビットのHARQ-ACKビットが連結されてもよい。
 ここで、端末装置1は、あるサービングセルに対する、あるサブフレームにおいて、PDSCHも、下りリンクのSPS(Semi-Persistent Scheduling)リリースを指示するPDCCHも検出していない場合には(in a case that neither PDSCH nor PDCCH is detected)、該あるサービングセルに対してNACKを生成してもよい。例えば、端末装置1は、1つのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モードが設定されているサービングセルに対しては単一のNACKを生成し、2つまでのトランスポートブロックをサポートする下りリンクの送信モードが設定されているサービングセルに対しては2つのNACKを生成してもよい。
 すなわち、端末装置1は、図8に示される処理に基づいて与えられたHARQ-ACKのビットの系列(HARQ-ACKでもよい)を、第4のPUCCHフォーマットを用いて送信してもよい。
 図9は、本実施形態におけるPUCCHリソースの割り当て方法を説明するための別の図である。
 ここで、基地局装置3は、PUCCHのリソースを、端末装置3に対して指示(設定、割り当て)してもよい。ここで、PUCCHのリソースには、第1のPUCCHリソース(n(1)PUCCHとも称される)、第2のPUCCHリソース(n(2)PUCCHとも称される)、第3のPUCCHリソース(n(3)PUCCHとも称される)、および、第4のPUCCHリソース(n(4)PUCCHとも称される)が含まれてもよい。
 例えば、基地局装置3は、第1のPUCCHリソースを設定するために用いられる第1の情報が含まれる上位層の信号を送信してもよい。例えば、SRは、第1のPUCCHリソースで送信されてもよい。また、基地局装置3は、SRの送信に対する周期および/またはオフセットを指示するために用いられる第2の情報が含まれる上位層の信号を送信してもよい。端末装置1は、基地局装置3による設定に基づいて、SRを送信してもよい。すなわち、端末装置1は、第1のPUCCHリソースおよび/または第1のPUCCHフォーマットを用いて、SRを送信してもよい。
 また、基地局装置3は、上位層の信号およびPDCCHを用いて、第1のPUCCHリソースを指示してもよい。例えば、基地局装置3は、第1のPUCCHリソースを設定するために用いられる第3の情報が含まれる上位層の信号を送信してもよい。例えば、第2のPUCCHフォーマットに対するHARQ-ACKは、第1のPUCCHリソースで送信されてもよい。端末装置1は、PDCCHの送信に対して使用されるCCE(Control Channel Element)(例えば、CCEの最小のインデックス(lowest index))、および、第3の情報に基づいて、第1のPUCCHリソースを決定してもよい。端末装置1は、第2のPUCCHフォーマットに対するHARQ-ACKの送信に対して、第1のPUCCHリソースを用いてもよい。すなわち、端末装置1は、第1のPUCCHリソースおよび/または第2のPUCCHフォーマットを用いてHARQ-ACKを送信してもよい。
 また、基地局装置3は、第2のPUCCHリソースを設定するために用いられる第4の情報が含まれる上位層の信号を送信してもよい。例えば、CSI(例えば、ピリオディックCSI)は、第2のPUCCHリソースで送信されてもよい。ここで、第2のPUCCHリソースは、各サービングセルに対して設定されてもよい。すなわち、各サービングセルに対するCSI(例えば、ピリオディックCSI)がレポートされてもよい。また、基地局装置3は、ピリオディックCSIレポート(periodic CSI report)に対する周期および/またはオフセットを指示するために用いられる第5の情報が含まれる上位層の信号を送信してもよい。端末装置1は、基地局装置3による設定に基づいて、周期的にCSIをレポートしてもよい。すなわち、端末装置1は、第2のPUCCHリソースおよび/または第3のPUCCHフォーマットを用いて、ピリオディックCSIをレポートしてもよい。
 また、基地局装置3は、上位層の信号およびPDCCH(PDCCHで送信される下りリンク制御情報でもよい)を用いて、第3のPUCCHリソースを指示してもよい。例えば、基地局装置3は、上位層の信号を用いて第3のPUCCHリソースに関連する複数の値を設定するための第6の情報を送信し、さらに、PDCCHで送信される下りリンク制御情報のフィールドにセットされる値(1stARI: 1st ACK Resource Indicatorとも称される)に基づいて、該複数の値のうちの1つの値を指示することによって、第3のリソースを指示してもよい。
 例えば、基地局装置3は、上位層の信号を用いて、4つの第3のPUCCHリソースに対応する4つの値を設定するための第6の情報を送信してもよい。さらに、基地局装置3は、PDCCHで送信される下りリンク制御情報のフィールドにセットされる値(例えば、2ビットの情報のフィールドにセットされる“00”、“01”、“10”、“11”)に基づいて、該4つの値のうちの1つの値を指示することによって、該1つの値に対応する1つの第3のリソースを指示してもよい。すなわち、端末装置1は、4つの第3のPUCCHリソースに対応する4つの値から、下りリンク制御情報のフィールドにセットされる値に応じた1つの値に基づいて、該1つの値に対応する1つの第3のPUCCHリソースを決定してもよい。
 例えば、基地局装置3は、PDCCHで送信される、セカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれるPUCCHに対する送信電力コマンドフィールド(以下、TPCコマンドフィールドとも称する)にセットされる値に基づいて、第3のPUCCHリソースを指示してもよい。すなわち、セカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信を指示するために用いられる下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、1つの第3のPUCCHリソースに対応する1つの値が指示されてもよい。
 ここで、プライマリーセルに対する下りリンクアサインメント(すなわち、プライマリーセルにおけるPDSCHでの送信を指示するために用いられる下りリンクアサインメント)に含まれるTPCコマンドフィールドは、PUCCHでの送信に対する送信電力コマンドに対して用いられてもよい。また、PUCCHセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメント(すなわち、PUCCHセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信を指示するために用いられる下りリンクアサインメントでもよい)に含まれるTPCコマンドフィールドは、PUCCHでの送信に対する送信電力コマンドに対して用いられてもよい。
 ここで、基地局装置3は、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル(または、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル)に対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、第3のPUCCHリソースを指示してもよい。
 すなわち、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル(または、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル)におけるPDSCHでの送信を指示するために用いられる下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、1つの第3のPUCCHリソースに対応する1つの値が指示されてもよい。
 すなわち、第3のPUCCHリソースを指示するために用いられる第1のARI(1stARI)は、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル(または、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル)に対する下りリンクアサインメントに含まれてもよい。
 ここで、基地局装置3は、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセル(または、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセル)における複数のPDSCHsでの送信を、あるサブフレームにおいて複数の下りリンクアサインメントを用いて指示する場合において、第1のARIの値として、同一の値をセットしてもよい。
 また、端末装置1は、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセル(または、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセル)における複数のPDSCHsでの送信を、あるサブフレームにおいて複数の下りリンクアサインメントを用いて指示された場合、第1のARIの値として、同一の値がセットされていると想定(assume)してもよい。
 すなわち、1つの第3のPUCCHリソースに対応する同一の値が、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル(または、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル)に対する下りリンクアサインメントのそれぞれにおいて、あるサブフレームにおいて送信されてもよい(送信されると想定されてもよい)。
 すなわち、同一の第3のPUCCHリソースの値が、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル(または、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル)に対する下りリンクアサインメントのそれぞれにおいて、あるサブフレームにおいて送信されてもよい(送信されると想定されてもよい)。
 例えば、上述したとおり、基地局装置3によって、8つのセカンダリーセルそれぞれに対するセルインデックスとして“1”、“3”、“4”、“6”、“10”、“12”、“15”、“31”が設定された場合において、“第1の所定の値”は、“6”であってもよい。また、“第2の所定の値”は、“10”であってもよい。
 すなわち、8つのセカンダリーセルそれぞれに対するセルインデックスとして“1”、“3”、“4”、“6”、“10”、“12”、“15”、“31”が設定された場合において、端末装置1は、“6”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、第3のPUCCHリソースが決定してもよい。また、この場合において、端末装置1は、“10”よりも小さい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、第3のPUCCHリソースを決定してもよい。
 また、この場合において、あるサブフレームにおいて送信される“6”以下の値のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドのそれぞれには、同一の値がセットされてもよい。また、あるサブフレームにおいて送信される“10”よりも小さい値のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドのそれぞれには、同一の値がセットされもよい。
 また、基地局装置3は、上位層の信号、および/または、PDCCH(PDCCHで送信される下りリンク制御情報でもよい)を用いて、第4のPUCCHリソースを設定してもよい。例えば、基地局装置3は、第4のPUCCHリソースを設定するために用いられる第7の情報が含まれる上位層の信号を送信してもよい。また、基地局装置3は、第4のPUCCHリソースをPDCCHに関連させて指示してもよい。端末装置1は、PDCCHに基づいて第4のPUCCHリソースを決定してもよい。また、基地局装置3は、第4のPUCCHリソースを指示するために用いられる下りリンク制御情報を、PDCCHを用いて送信してもよい。
 例えば、基地局装置3は、上位層の信号およびPDCCH(PDCCHで送信される下りリンク制御情報でもよい)を用いて、第4のPUCCHリソースを指示してもよい。例えば、基地局装置3は、上位層の信号を用いて第4のPUCCHリソースに関連する複数の値を設定するための第8の情報を送信し、さらに、PDCCHで送信される下りリンク制御情報のフィールドにセットされる値(2ndARI: 2nd ACK Resource Indicatorとも称される)に基づいて、該複数の値のうちの1つの値を指示することによって、第4のリソースを指示してもよい。
 例えば、基地局装置3は、上位層の信号を用いて、4つの第4のPUCCHリソースに対応する4つの値を設定するための第8の情報を送信してもよい。さらに、基地局装置3は、PDCCHで送信される下りリンク制御情報のフィールドにセットされる値(例えば、2ビットの情報のフィールドにセットされる“00”、“01”、“10”、“11”)に基づいて、該4つの値のうちの1つの値を指示することによって、該1つの値に対応する1つの第4のリソースを指示してもよい。すなわち、端末装置1は、4つの第4のPUCCHリソースに対応する4つの値から、下りリンク制御情報のフィールドにセットされる値に応じた1つの値に基づいて、該1つの値に対応する1つの第4のPUCCHリソースを決定してもよい。
 例えば、基地局装置3は、PDCCHで送信される、セカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、第4のPUCCHリソースを指示してもよい。すなわち、セカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信を指示するために用いられる下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、1つの第4のPUCCHリソースに対応する1つの値が指示されてもよい。
 ここで、基地局装置3は、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル(または、“第2の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル)に対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、第4のPUCCHリソースを指示してもよい。
 すなわち、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル(または、“第2の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル)におけるPDSCHでの送信を指示するために用いられる下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、1つの第4のPUCCHリソースに対応する1つの値が指示されてもよい。
 すなわち、第4のPUCCHリソースを指示するために用いられる第2のARI(2ndARI)は、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル(または、“第2の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル)に対する下りリンクアサインメントに含まれてもよい。
 ここで、基地局装置3は、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセル(または、“第2の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセル)における複数のPDSCHsでの送信を、あるサブフレームにおいて複数の下りリンクアサインメントを用いて指示する場合において、第2のARIの値として、同一の値をセットしてもよい。
 また、端末装置1は、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセル(または、“第2の所定の値”以上の値のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセル)における複数のPDSCHsでの送信を、あるサブフレームにおいて複数の下りリンクアサインメントを用いて指示された場合、第2のARIの値として、同一の値がセットされていると想定(assume)してもよい。
 すなわち、1つの第4のPUCCHリソースに対応する同一の値が、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル(または、“第2の所定の値”以上の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル)に対する下りリンクアサインメントのそれぞれにおいて、あるサブフレームにおいて送信されてもよい(送信されると想定されてもよい)。
 すなわち、同一の第4のPUCCHリソースの値が、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル(または、“第2の所定の値”以上の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル)に対する下りリンクアサインメントのそれぞれにおいて、あるサブフレームにおいて送信されてもよい(送信されると想定されてもよい)。
 例えば、上述したとおり、基地局装置3によって、8つのセカンダリーセルそれぞれに対するセルインデックスとして“1”、“3”、“4”、“6”、“10”、“12”、“15”、“31”が設定された場合において、“第1の所定の値”は、“6”であってもよい。また、“第2の所定の値”は、“10”であってもよい。
 すなわち、8つのセカンダリーセルそれぞれに対するセルインデックスとして“1”、“3”、“4”、“6”、“10”、“12”、“15”、“31”が設定された場合において、端末装置1は、“6”より大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、第4のPUCCHリソースが決定してもよい。また、この場合において、端末装置1は、“10”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、第4のPUCCHリソースを決定してもよい。
 また、この場合において、あるサブフレームにおいて送信される“6”より大きい値のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドのそれぞれには、同一の値がセットされてもよい。また、あるサブフレームにおいて送信される“10”よりも小さい値のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドのそれぞれには、同一の値がセットされもよい。
 ここで、上述したように、基地局装置3は、端末装置1に対して、第1の動作を実行するのか、第2の動作を実行するのかを設定してもよい。例えば、基地局装置3は、端末装置1に対して第1の動作を設定した場合には、上述のように、第1のARI、および、第2のARIが送信されてもよい。また、基地局装置3は、端末装置1に対して第2の動作を設定した場合には、第2のARIのみが送信されてもよい。
 すなわち、基地局装置3は、端末装置1に対して第1の動作を設定した場合には、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、第3のPUCCHリソースを指示し、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、第4のPUCCHリソースを指示してもよい。
 すなわち、基地局装置3は、端末装置1に対して第1の動作の実行を設定した場合には、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、第3のPUCCHリソースを指示し、“第2の所定の値”以上の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、第4のPUCCHリソースを指示してもよい。
 ここで、基地局装置3は、端末装置1に対して第2の動作を設定した場合には、セカンダリーセル(“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル、および、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル)に対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、第4のPUCCHリソースを指示してもよい。
 すなわち、基地局装置3は、端末装置1に対して第2の動作を設定した場合には、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値、および、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、第4のPUCCHリソースを指示してもよい。
 すなわち、基地局装置3は、端末装置1に対して第2の動作を設定した場合には、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値、および、“第2の所定の値”以上の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドにセットされる値に基づいて、第4のPUCCHリソースを指示してもよい。
 ここで、基地局装置3は、端末装置1に対して第2の動作を設定した場合には、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴う1つまたは複数のセカンダリーセル、および/または、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおける複数のPDSCHsでの送信を、あるサブフレームにおいて複数の下りリンクアサインメントを用いて指示する場合において、第2のARIの値として、同一の値をセットしてもよい。
 すなわち、基地局装置3は、端末装置1に対して第2の動作を設定した場合には、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴う1つまたは複数のセカンダリーセル、および/または、“第2の所定の値”以上の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおける複数のPDSCHsでの送信を、あるサブフレームにおいて複数の下りリンクアサインメントを用いて指示する場合において、第2のARIの値として、同一の値をセットしてもよい。
 また、第2の動作が設定された端末装置1は、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴う1つまたは複数のセカンダリーセル、および/または、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおける複数のPDSCHsでの送信を、あるサブフレームにおいて複数の下りリンクアサインメントを用いて指示された場合、第2のARIの値として、同一の値がセットされていると想定(assume)してもよい。
 すなわち、第2の動作が設定された端末装置1は、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴う1つまたは複数のセカンダリーセル、および/または、“第2の所定の値”以上の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおける複数のPDSCHsでの送信を、あるサブフレームにおいて複数の下りリンクアサインメントを用いて指示された場合、第2のARIの値として、同一の値がセットされていると想定(assume)してもよい。
 すなわち、同一の第4のPUCCHリソースの値が、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル、および/または、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントのそれぞれにおいて、あるサブフレームにおいて送信されてもよい(送信されると想定されてもよい)。
 すなわち、同一の第4のPUCCHリソースの値が、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセル、および/または、“第2の所定の値”以上の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントのそれぞれにおいて、あるサブフレームにおいて送信されてもよい(送信されると想定されてもよい)。
 また、基地局装置3は、上述した、サービングセルを活性化または非活性化するために用いられる単一のコマンド(または、MACコントロールエレメント)に、第4のPUCCHリソースを指示するために用いられる第9の情報を含めて送信してもよい。また、基地局装置3は、上述した、サービングセルを活性化または非活性化するために用いられる単一のコマンド(または、MACコントロールエレメント)に、第4のPUCCHリソースを指示するために用いられる第2のARIを含めて送信してもよい。すなわち、例えば、基地局装置3は、少なくともPUCCHセカンダリーセルを活性化または非活性化するために用いられる単一のコマンドを用いて、第4のPUCCHリソースを指示してもよい。
 端末装置1は、サービングセルを活性化または非活性化するために用いられる単一のコマンド(または、MACコントロールエレメント)に含まれる第9の情報(または、第2のARI)に基づいて、第4のPUCCHリソースを決定してもよい。ここで、端末装置1は、第4のPUCCHリソースを指示するために用いられる単一のコマンドが含まれる下りリンクデータ(PDSCHでの送信)に対するHARQ-ACKを、PUSCHおよび/またはPUCCHを用いて送信してもよい。例えば、端末装置1は、少なくともPUCCHセカンダリーセルを活性化または非活性化するために用いられる単一のコマンドが含まれる下りリンクデータ(PDSCHでの送信)に対して、HARQ-ACKを送信してもよい。ここで、端末装置1は、PUCCHセカンダリーセルが含まれないセカンダリーセルを活性化または非活性化するために用いられる単一のコマンドが含まれる下りリンクデータ(PDSCHでの送信)に対して、HARQ-ACKを送信しなくてもよい。
 以下、HARQ-ACKとCSIを同時送信について記載する。
 ここで、上述したように、端末装置1は、第3のPUCCHフォーマット、第4のPUCCHフォーマット、および/または、第5のPUCCHフォーマットを用いて、HARQ-ACKとCSIを同時に送信してもよい。ここで、例えば、基地局装置3は、HARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第10の情報(simultaneousAckNackAndCQI)が含まれる上位層の信号を送信することができる。ここで、第10の情報は、第3のPUCCHフォーマットを用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信(simultaneous transmission)を許可するために用いられてもよい。
 また、基地局装置3は、第4のPUCCHフォーマットを用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第11の情報(simultaneousAckNackAndCQI-Format3)が含まれる上位層の信号を送信してもよい。また、基地局装置3は、第5のPUCCHフォーマットを用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第12の情報(simultaneousAckNackAndCQI-Format4)が含まれる上位層の信号を送信してもよい。
 例えば、基地局装置3は、上位層の信号を用いて、PUCCHセルグループのそれぞれに対して、第10の情報、第11の情報、および/または、第12の情報を、端末装置1に送信してもよい。また、端末装置1は、上位層の信号を用いて、PUCCHセルグループのそれぞれに対して、第10の情報、第11の情報、および/または、第12の情報を、基地局装置3から受信してもよい。
 また、基地局装置3は、上位層の信号を用いて、複数のPUCCHセルグループに対して共通である情報(第10の情報、第11の情報、および/または、第12の情報)を、端末装置1に送信してもよい。また、端末装置1は、上位層の信号を用いて、複数のPUCCHセルグループに対して共通である情報(第10の情報、第11の情報、および/または、第12の情報)を、基地局装置3から受信してもよい。
 また、基地局装置3は、上位層の信号を用いて、PUCCHサービングセルのそれぞれに対して、第10の情報、第11の情報、および/または、第12の情報を、端末装置1に送信してもよい。また、端末装置1は、上位層の信号を用いて、PUCCHサービングセルのそれぞれに対して、第10の情報、第11の情報、および/または、第12の情報を、基地局装置3から受信してもよい。
 また、基地局装置3は、上位層の信号を用いて、複数のPUCCHサービングセルに対して共通である情報(第10の情報、第11の情報、および/または、第12の情報)を、端末装置1に送信してもよい。また、端末装置1は、上位層の信号を用いて、複数のPUCCHサービングセルに対して共通である情報(第10の情報、第11の情報、および/または、第12の情報)を、基地局装置3から受信してもよい。
 また、基地局装置3は、上位層の信号を用いて、マスターセルグループおよびセカンダリーセルグループのそれぞれに対して、第10の情報、第11の情報、および/または、第12の情報を、端末装置1に送信してもよい。また、端末装置1は、上位層の信号を用いて、マスターセルグループおよびセカンダリーセルグループのそれぞれに対して、第10の情報、第11の情報、および/または、第12の情報を、基地局装置3から受信してもよい。
 以下、PUSCHを伴わない同一のサブフレームにおいてCSIレポート(例えば、ピリオディックCSI)とHARQ-ACKとが衝突した場合における、端末装置1の動作を記載する。
 例えば、端末装置1は、第10の情報に基づいてHARQ-ACKとCSIの同時送信が許可されている、という条件に、少なくとも基づいて、第3のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIをレポートしてもよい。ここで、HARQ-ACKとCSIは、第2のPUCCHリソースを用いて同時に送信されてもよい。また、この場合において、1つのサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。
 また、端末装置1は、第10の情報に基づいてHARQ-ACKとCSIの同時送信が許可され、且つ、HARQ-ACKがプライマリーセルのみにおけるPDSCHでの送信に対応している、という条件に、少なくとも基づいて、第3のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIをレポートしてもよい。ここで、HARQ-ACKとCSIは、第2のPUCCHリソースを用いて同時に送信されてもよい。また、この場合において、1つよりも多いサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。
 また、端末装置1は、第10の情報に基づいてHARQ-ACKとCSIの同時送信が許可され、且つ、HARQ-ACKがPUCCHセカンダリーセルのみにおけるPDSCHでの送信に対応する、という条件に、少なくとも基づいて、第3のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIをレポートしてもよい。ここで、HARQ-ACKとCSIは、第2のPUCCHリソースを用いて同時に送信されてもよい。また、この場合において、1つよりも多いサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。
 ここで、端末装置1が、PUCCHセカンダリーセルのみにおけるPDSCHでの送信に対するHARQ-ACK、および、CSIを送信するために、上位層によって設定された第2のPUCCHリソース(以下、第2-1のPUCCHリソースとも称する)を用いてもよい。例えば、基地局装置3は、第2-1のPUCCHリソースを設定するために用いられる情報が含まれる上位層の信号を送信してもよい。
 すなわち、端末装置1は、プライマリーセルのみにおけるPDSCHでの送信に対するHARQ-ACK、および、CSIの送信に対して用いられる第2のPUCCHリソースとは異なる第2のPUCCHリソース(第2-1のPUCCHリソース)を用いて、PUCCHセカンダリーセルのみにおけるPDSCHでの送信に対するHARQ-ACK、および、CSIの送信を行ってもよい。
 ここで、例えば、第2のPUCCHリソースとは異なる第2のPUCCHリソース(第2-1のPUCCHリソース)とは、第2のPUCCHリソースに対するリソースインデックスとは異なるリソースインデックスが指示(設定)されたPUCCHリソースであってもよい。また、第2のPUCCHリソースとは異なる第2のPUCCHリソース(第2-1のPUCCHリソース)とは、第2のPUCCHリソースに対するオーソゴナル系列インデックスとは異なるオーソゴナル系列インデックスが指示(設定)されたPUCCHリソースであってもよい。また、第2のPUCCHリソースとは異なる第2のPUCCHリソース(第2-1のPUCCHリソース)とは、第2のPUCCHリソースに対するサイクリックシフトとは異なるサイクリックシフトの値が指示(設定)されたPUCCHリソースであってもよい。
 また、端末装置1は、第11の情報に基づいてHARQ-ACKとCSIの同時送信が許可され、且つ、HARQ-ACKがPUCCHセカンダリーセルのみにおけるPDSCHでの送信に対応する、という条件に、少なくとも基づいて、第4のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIをレポートしてもよい。ここで、HARQ-ACKとCSIは、第3のPUCCHリソースを用いて同時に送信されてもよい。また、この場合において、1つよりも多いサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。また、この場合において、5つよりも多いサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。また、この場合において、第4のPUCCHフォーマットが端末装置1に対して設定されていてもよい。
 また、端末装置1は、第12の情報に基づいてHARQ-ACKとCSIの同時送信が許可され、且つ、HARQ-ACKがPUCCHセカンダリーセルのみにおけるPDSCHでの送信に対応する、という条件に、少なくとも基づいて、第5のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIをレポートしてもよい。ここで、HARQ-ACKとCSIは、第4のPUCCHリソースを用いて同時に送信されてもよい。また、この場合において、1つよりも多いサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。また、この場合において、5つよりも多いサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。また、この場合において、第5のPUCCHフォーマットが端末装置1に対して設定されていてもよい。
 さらに、端末装置1は、第11の情報に基づいてHARQ-ACKとCSIの同時送信が許可され、且つ、HARQ-ACKがセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対応する、という条件に、少なくとも基づいて、第4のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIをレポートしてもよい。ここで、この場合において、1つよりも多いサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。また、この場合において、5つよりも多いサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。また、この場合において、第4のPUCCHフォーマットが端末装置1に対して設定されていてもよい。
 例えば、この場合において、端末装置1は、該サブフレームにおける上りリンク制御情報(HARQ-ACK、SR、および/または、CSI)に対応するビットの総数が、所定の値(例えば、22ビット)以上ではない、という条件にも基づいて、第4のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIをレポートしてもよい。ここで、HARQ-ACKとCSIは、第3のPUCCHリソースを用いて同時に送信されてもよい。
 また、端末装置1は、第12の情報に基づいてHARQ-ACKとCSIの同時送信が許可され、且つ、HARQ-ACKがセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対応する、という条件に、少なくとも基づいて、第5のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIをレポートしてもよい。ここで、この場合において、1つよりも多いサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。また、この場合において、5つよりも多いサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。また、この場合において、第5のPUCCHフォーマットが端末装置1に対して設定されていてもよい。
 例えば、この場合において、端末装置1は、該サブフレームにおける上りリンク制御情報に対応するビットの総数が、所定の値(例えば、第5のPUCCHフォーマットを用いて送信されるビット数)以上ではない、という条件にも基づいて、第5のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIをレポートしてもよい。ここで、HARQ-ACKとCSIは、第4のPUCCHリソースを用いて同時に送信されてもよい。
 ここで、端末装置1は、HARQ-ACKとCSIの同時送信が許可され、且つ、HARQ-ACKが、“第1の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対応する、という条件に、少なくとも基づいて、第4のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIをレポートしてもよい。ここで、HARQ-ACKとCSIは、第3のPUCCHリソースを用いて同時に送信されてもよい。
 すなわち、端末装置1は、HARQ-ACKとCSIの同時送信が許可され、且つ、HARQ-ACKが、“第2の所定の値”よりも小さい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対応する、という条件に、少なくとも基づいて、第4のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIをレポートしてもよい。ここで、HARQ-ACKとCSIは、第3のPUCCHリソースを用いて同時に送信されてもよい。
 ここで、この場合において、1つよりも多いサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。また、この場合において、5つよりも多いサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。また、この場合において、第11の情報および/または第12の情報に基づいて、HARQ-ACKとCSIの同時送信が許可されていてもよい。ここで、第11の情報に基づいてHARQ-ACKとCSIの同時送信が許可され、且つ、第12の情報に基づいてHARQ-ACKとCSIの同時送信が許可された場合にのみ、この場合が適用されてもよい。すなわち、第11の情報に基づいてHARQ-ACKとCSIの同時送信が許可されず、且つ、第12の情報に基づいてHARQ-ACKとCSIの同時送信が許可された場合においては、常に、第5のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIがレポートされてもよい。
 また、この場合において、第4のPUCCHフォーマットが端末装置1に対して設定されていてもよい。また、この場合において、第5のPUCCHフォーマットが端末装置1に対して設定されていてもよい。ここで、第4のPUCCHフォーマットが設定され、且つ、第5のPUCCHフォーマットが設定された場合においてのみ、この場合が適用されてもよい。すなわち、第4のPUCCHフォーマットが設定されず、且つ、第5のPUCCHフォーマットが設定された場合においては、常に、第5のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIがレポートされてもよい。
 また、端末装置1は、HARQ-ACKとCSIの同時送信が許可され、且つ、HARQ-ACKが、“第1の所定の値”よりも大きい値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対応する、という条件に、少なくとも基づいて、第5のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIをレポートしてもよい。ここで、HARQ-ACKとCSIは、第4のPUCCHリソースを用いて同時に送信されてもよい。
 すなわち、端末装置1は、HARQ-ACKとCSIの同時送信が許可され、且つ、HARQ-ACKが、“第2の所定の値”以下の値のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHでの送信に対応する、という条件に、少なくとも基づいて、第5のPUCCHフォーマットを用いて、PUCCHでHARQ-ACKと多重されたCSIをレポートしてもよい。ここで、HARQ-ACKとCSIは、第4のPUCCHリソースを用いて同時に送信されてもよい。
 ここで、この場合において、1つよりも多いサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。また、この場合において、5つよりも多いサービングセルが端末装置1に対して設定されていてもよい。また、この場合において、第12の情報に基づいて、HARQ-ACKとCSIの同時送信が許可されていてもよい。また、この場合において、第5のPUCCHフォーマットが端末装置1に対して設定されていてもよい。
 ここで、上述の条件に当てはまらない場合には、CSIをドロップし、HARQ-ACKのみを送信してもよい。すなわち、端末装置1は、第10の情報、第11の情報、第12の情報、および/または、上述した条件の少なくとも1つに基づいて、CSIをドロップし、HARQ-ACKのみを送信してもよい。
 ここで、本実施形態においては、一例として、8つのセカンダリーセルそれぞれに対するセルインデックスとして“1”、“3”、“4”、“6”、“10”、“12”、“15”、“31”が設定された場合において記載したが、上述の記載は、これ以外の設定についても適用できることは勿論である。
 以上、上りリンク制御情報の送信に関連する方法/処理について、図面を参照して記述してきたが、具体的な構成は上述の記載に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本実施形態は、上述に記載の方法/処理を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
 以下、本実施形態における装置の構成について説明する。
 図10は、本実施形態における端末装置1の構成を示す概略ブロック図である。図に示すように、端末装置1は、上位層処理部101、制御部103、受信部105、送信部107と送受信アンテナ部109を含んで構成される。また、上位層処理部101は、無線リソース制御部1011、スケジューリング情報解釈部1013、および、送信電力制御部1015を含んで構成される。また、受信部105は、復号化部1051、復調部1053、多重分離部1055、無線受信部1057とチャネル測定部1059を含んで構成される。また、送信部107は、符号化部1071、変調部1073、多重部1075、無線送信部1077と上りリンク参照信号生成部1079を含んで構成される。
 上位層処理部101は、ユーザーの操作等により生成された上りリンクデータ(トランスポートブロック)を、送信部107に出力する。また、上位層処理部101は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(PacketData Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層の処理を行なう。
 上位層処理部101が備える無線リソース制御部1011は、自装置の各種設定情報/パラメータの管理をする。無線リソース制御部1011は、基地局装置3から受信した上位層の信号に基づいて各種設定情報/パラメータをセットする。すなわち、無線リソース制御部1011は、基地局装置3から受信した各種設定情報/パラメータを示す情報に基づいて各種設定情報/パラメータをセットする。また、無線リソース制御部1011は、上りリンクの各チャネルに配置される情報を生成し、送信部107に出力する。無線リソース制御部1011を設定部1011とも称する。
 ここで、上位層処理部101が備えるスケジューリング情報解釈部1013は、受信部105を介して受信したDCIフォーマット(スケジューリング情報)の解釈をし、前記DCIフォーマットを解釈した結果に基づき、受信部105、および送信部107の制御を行なうために制御情報を生成し、制御部103に出力する。
 また、上位層処理部101が備える送信電力制御部1015は、無線リソース制御部1011によって管理されている各種設定情報/パラメータ、TPCコマンドなどに基づいて、PUSCHおよびPUCCHでの送信に対する送信電力の制御を行う。
 また、制御部103は、上位層処理部101からの制御情報に基づいて、受信部105、および送信部107の制御を行なう制御信号を生成する。制御部103は、生成した制御信号を受信部105、および送信部107に出力して受信部105、および送信部107の制御を行なう。
 また、受信部105は、制御部103から入力された制御信号に従って、送受信アンテナ部109を介して基地局装置3から受信した受信信号を、分離、復調、復号し、復号した情報を上位層処理部101に出力する。
 また、無線受信部1057は、送受信アンテナ部109を介して受信した下りリンクの信号を、直交復調によりベースバンド信号に変換し(ダウンコンバート: down covert)、不要な周波数成分を除去し、信号レベルが適切に維持されるように増幅レベルを制御し、受信した信号の同相成分および直交成分に基づいて、直交復調し、直交復調されたアナログ信号をディジタル信号に変換する。無線受信部1057は、変換したディジタル信号からCP(Cyclic Prefix)に相当する部分を除去し、CPを除去した信号に対して高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform: FFT)を行い、周波数領域の信号を抽出する。
 また、多重分離部1055は、抽出した信号をPHICH、PDCCH、EPDCCH、PDSCH、および下りリンク参照信号に、それぞれ分離する。また、多重分離部1055は、チャネル測定部1059から入力された伝搬路の推定値から、PHICH、PDCCH、EPDCCH、およびPDSCHの伝搬路の補償を行なう。また、多重分離部1055は、分離した下りリンク参照信号をチャネル測定部1059に出力する。
 また、復調部1053は、PHICHに対して対応する符号を乗算して合成し、合成した信号に対してBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調方式の復調を行ない、復号化部1051へ出力する。復号化部1051は、自装置宛てのPHICHを復号し、復号したHARQインディケータを上位層処理部101に出力する。復調部1053は、PDCCHおよび/またはEPDCCHに対して、QPSK変調方式の復調を行ない、復号化部1051へ出力する。復号化部1051は、PDCCHおよび/またはEPDCCHの復号を試み、復号に成功した場合、復号した下りリンク制御情報と下りリンク制御情報が対応するRNTIとを上位層処理部101に出力する。
 また、復調部1053は、PDSCHに対して、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAM等の下りリンクグラントで通知された変調方式の復調を行ない、復号化部1051へ出力する。復号化部1051は、下りリンク制御情報で通知された符号化率に関する情報に基づいて復号を行い、復号した下りリンクデータ(トランスポートブロック)を上位層処理部101へ出力する。
 また、チャネル測定部1059は、多重分離部1055から入力された下りリンク参照信号から下りリンクのパスロスやチャネルの状態を測定し、測定したパスロスやチャネルの状態を上位層処理部101へ出力する。また、チャネル測定部1059は、下りリンク参照信号から下りリンクの伝搬路の推定値を算出し、多重分離部1055へ出力する。チャネル測定部1059は、CQI(CSIでもよい)の算出のために、チャネル測定、および/または、干渉測定を行なう。
 また、送信部107は、制御部103から入力された制御信号に従って、上りリンク参照信号を生成し、上位層処理部101から入力された上りリンクデータ(トランスポートブロック)を符号化および変調し、PUCCH、PUSCH、および生成した上りリンク参照信号を多重し、送受信アンテナ部109を介して基地局装置3に送信する。また、送信部107は、上りリンク制御情報を送信する。
 また、符号化部1071は、上位層処理部101から入力された上りリンク制御情報を畳み込み符号化、ブロック符号化等の符号化を行う。また、符号化部1071は、PUSCHのスケジューリングに用いられる情報に基づきターボ符号化を行なう。
 また、変調部1073は、符号化部1071から入力された符号化ビットをBPSK、QPSK、16QAM、64QAM等の下りリンク制御情報で通知された変調方式または、チャネル毎に予め定められた変調方式で変調する。変調部1073は、PUSCHのスケジューリングに用いられる情報に基づき、空間多重されるデータの系列の数を決定し、MIMO(Multiple Input Multiple Output)SM(Spatial Multiplexing)を用いることにより同一のPUSCHで送信される複数の上りリンクデータを、複数の系列にマッピングし、この系列に対してプレコーディング(precoding)を行なう。
 また、上りリンク参照信号生成部1079は、基地局装置3を識別するための物理レイヤセル識別子(physical layer cell identity: PCI、Cell IDなどと称する。)、上りリンク参照信号を配置する帯域幅、上りリンクグラントで通知されたサイクリックシフト、DMRSシーケンスの生成に対するパラメータの値などを基に、予め定められた規則(式)で求まる系列を生成する。多重部1075は、制御部103から入力された制御信号に従って、PUSCHの変調シンボルを並列に並び替えてから離散フーリエ変換(DiscreteFourier Transform: DFT)する。また、多重部1075は、PUCCHとPUSCHの信号と生成した上りリンク参照信号を送信アンテナポート毎に多重する。つまり、多重部1075は、PUCCHとPUSCHの信号と生成した上りリンク参照信号を送信アンテナポート毎にリソースエレメントに配置する。
 また、無線送信部1077は、多重された信号を逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform: IFFT)して、SC-FDMAシンボルを生成し、生成されたSC-FDMAシンボルにCPを付加し、ベースバンドのディジタル信号を生成し、ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換し、ローパスフィルタを用いて余分な周波数成分を除去し、搬送波周波数にアップコンバート(up convert)し、電力増幅し、送受信アンテナ部109に出力して送信する。
 図11は、本実施形態における基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。図に示すように、基地局装置3は、上位層処理部301、制御部303、受信部305、送信部307、および、送受信アンテナ部309、を含んで構成される。また、上位層処理部301は、無線リソース制御部3011、スケジューリング部3013、および、送信電力制御部3015を含んで構成される。また、受信部305は、復号化部3051、復調部3053、多重分離部3055、無線受信部3057とチャネル測定部3059を含んで構成される。また、送信部307は、符号化部3071、変調部3073、多重部3075、無線送信部3077と下りリンク参照信号生成部3079を含んで構成される。
 上位層処理部301は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層の処理を行なう。また、上位層処理部301は、受信部305、および送信部307の制御を行なうために制御情報を生成し、制御部303に出力する。
 また、上位層処理部301が備える無線リソース制御部3011は、下りリンクのPDSCHに配置される下りリンクデータ(トランスポートブロック)、システムインフォメーション、RRCメッセージ、MAC CE(Control Element)などを生成し、又は上位ノードから取得し、送信部307に出力する。また、無線リソース制御部3011は、端末装置1各々の各種設定情報/パラメータの管理をする。無線リソース制御部3011は、上位層の信号を介して端末装置1各々に対して各種設定情報/パラメータをセットしてもよい。すなわち、無線リソース制御部1011は、各種設定情報/パラメータを示す情報を送信/報知する。無線リソース制御部3011を設定部3011とも称する。
 また、上位層処理部301が備えるスケジューリング部3013は、受信したチャネル状態情報およびチャネル測定部3059から入力された伝搬路の推定値やチャネルの品質などから、物理チャネル(PDSCHおよびPUSCH)を割り当てる周波数およびサブフレーム、物理チャネル(PDSCHおよびPUSCH)の符号化率および変調方式および送信電力などを決定する。スケジューリング部3013は、スケジューリング結果に基づき、受信部305、および送信部307の制御を行なうために制御情報(例えば、DCIフォーマット)を生成し、制御部303に出力する。スケジューリング部3013は、さらに、送信処理および受信処理を行うタイミングを決定する。
 また、上位層処理部301が備える送信電力制御部3015は、無線リソース制御部3011によって管理されている各種設定情報/パラメータ、TPCコマンドなどを介して、端末装置1によるPUSCHおよびPUCCHでの送信に対する送信電力の制御を行う。
 また、制御部303は、上位層処理部301からの制御情報に基づいて、受信部305、および送信部307の制御を行なう制御信号を生成する。制御部303は、生成した制御信号を受信部305、および送信部307に出力して受信部305、および送信部307の制御を行なう。
 また、受信部305は、制御部303から入力された制御信号に従って、送受信アンテナ部309を介して端末装置1から受信した受信信号を分離、復調、復号し、復号した情報を上位層処理部301に出力する。無線受信部3057は、送受信アンテナ部309を介して受信された上りリンクの信号を、直交復調によりベースバンド信号に変換し(ダウンコンバート: down covert)、不要な周波数成分を除去し、信号レベルが適切に維持されるように増幅レベルを制御し、受信された信号の同相成分および直交成分に基づいて、直交復調し、直交復調されたアナログ信号をディジタル信号に変換する。また、受信部305は、上りリンク制御情報を受信する。
 また、無線受信部3057は、変換したディジタル信号からCP(Cyclic Prefix)に相当する部分を除去する。無線受信部3057は、CPを除去した信号に対して高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform: FFT)を行い、周波数領域の信号を抽出し多重分離部3055に出力する。
 また、多重分離部1055は、無線受信部3057から入力された信号をPUCCH、PUSCH、上りリンク参照信号などの信号に分離する。尚、この分離は、予め基地局装置3が無線リソース制御部3011で決定し、各端末装置1に通知した上りリンクグラントに含まれる無線リソースの割り当て情報に基づいて行なわれる。また、多重分離部3055は、チャネル測定部3059から入力された伝搬路の推定値から、PUCCHとPUSCHの伝搬路の補償を行なう。また、多重分離部3055は、分離した上りリンク参照信号をチャネル測定部3059に出力する。
 また、復調部3053は、PUSCHを逆離散フーリエ変換(Inverse Discrete Fourier Transform: IDFT)し、変調シンボルを取得し、PUCCHとPUSCHの変調シンボルそれぞれに対して、BPSK(Binary Phase Shift Keying)、QPSK、16QAM、64QAM等の予め定められた、または自装置が端末装置1各々に上りリンクグラントで予め通知した変調方式を用いて受信信号の復調を行なう。復調部3053は、端末装置1各々に上りリンクグラントで予め通知した空間多重される系列の数と、この系列に対して行なうプリコーディングを指示する情報に基づいて、MIMO SMを用いることにより同一のPUSCHで送信された複数の上りリンクデータの変調シンボルを分離する。
 また、復号化部3051は、復調されたPUCCHとPUSCHの符号化ビットを、予め定められた符号化方式の、予め定められた、又は自装置が端末装置1に上りリンクグラントで予め通知した符号化率で復号を行ない、復号した上りリンクデータと、上りリンク制御情報を上位層処理部101へ出力する。PUSCHが再送信の場合は、復号化部3051は、上位層処理部301から入力されるHARQバッファに保持している符号化ビットと、復調された符号化ビットを用いて復号を行なう。チャネル測定部309は、多重分離部3055から入力された上りリンク参照信号から伝搬路の推定値、チャネルの品質などを測定し、多重分離部3055および上位層処理部301に出力する。
 また、送信部307は、制御部303から入力された制御信号に従って、下りリンク参照信号を生成し、上位層処理部301から入力されたHARQインディケータ、下りリンク制御情報、下りリンクデータを符号化、および変調し、PHICH、PDCCH、EPDCCH、PDSCH、および下りリンク参照信号を多重して、送受信アンテナ部309を介して端末装置1に信号を送信する。
 また、符号化部3071は、上位層処理部301から入力されたHARQインディケータ、下りリンク制御情報、および下りリンクデータを、ブロック符号化、畳み込み符号化、ターボ符号化等の予め定められた符号化方式を用いて符号化を行なう、または無線リソース制御部3011が決定した符号化方式を用いて符号化を行なう。変調部3073は、符号化部3071から入力された符号化ビットをBPSK、QPSK、16QAM、64QAM等の予め定められた、または無線リソース制御部3011が決定した変調方式で変調する。
 また、下りリンク参照信号生成部3079は、基地局装置3を識別するための物理レイヤセル識別子(PCI)などを基に予め定められた規則で求まる、端末装置1が既知の系列を下りリンク参照信号として生成する。多重部3075は、変調された各チャネルの変調シンボルと生成された下りリンク参照信号を多重する。つまり、多重部3075は、変調された各チャネルの変調シンボルと生成された下りリンク参照信号をリソースエレメントに配置する。
 また、無線送信部3077は、多重された変調シンボルなどを逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform: IFFT)して、OFDMシンボルを生成し、生成したOFDMシンボルにCPを付加し、ベースバンドのディジタル信号を生成し、ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換し、ローパスフィルタにより余分な周波数成分を除去し、搬送波周波数にアップコンバート(up convert)し、電力増幅し、送受信アンテナ部309に出力して送信する。
 より具体的には、本実施形態における端末装置1は、第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対して、第1のPUCCHリソースおよびPUCCHフォーマット3を用いてHARQ-ACKを送信し、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対して、第2のPUCCHリソースおよびPUCCHフォーマット4を用いてHARQ-ACKを送信する送信部107を備える。
 ここで、前記第1の所定の値は、基地局装置によって設定されたセルインデックスの値を小さい方から順に並べた場合おける4番目のセルインデックスの値であり、前記PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKの送信に対する前記第1のPUCCHリソースは、少なくとも、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示され、前記PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKの送信に対する前記第2のPUCCHリソースは、少なくとも、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示される。
 また、本実施形態における端末装置1は、第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対して、第1のPUCCHリソースおよびPUCCHフォーマット3を用いてHARQ-ACKを送信し、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対して、第2のPUCCHリソースおよびPUCCHフォーマット4を用いてHARQ-ACKを送信する送信部を備える。
 ここで、前記第1の所定の値は、プライマリーセルに対応するHARQ-ACKビットから前記第1の所定の値のセルインデックスを伴うサービングセルに対応するHARQ-ACKビットまでを順に連結することによって与えられるビットの系列が10以下になるような、最大のセルインデックスの値であり、前記PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKの送信に対する前記第1のPUCCHリソースは、少なくとも、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示され、前記PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKの送信に対する前記第2のPUCCHリソースは、少なくとも、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示される。
 また、前記第1のPUCCHリソースは、上位層によって設定された4つの第1のPUCCHリソースから、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示され、前記第2のPUCCHリソースは、上位層によって設定された4つの第2のPUCCHリソースから、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示される。
 また、あるサブフレームにおける、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドのそれぞれには、同一の第1のPUCCHリソースを指示する値がセットされ、あるサブフレームにおける、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドのそれぞれには、同一の第2のPUCCHリソースを指示する値がセットされる。
 また、本実施形態における基地局装置3は、第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対して、第1のPUCCHリソースおよびPUCCHフォーマット3を用いてHARQ-ACKを受信し、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対して、第2のPUCCHリソースおよびPUCCHフォーマット4を用いてHARQ-ACKを受信する受信部305を備える。
 ここで、前記第1の所定の値は、端末装置に対して設定したセルインデックスの値を小さい方から順に並べた場合おける4番目のセルインデックスの値であり、前記PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKの送信に対する前記第1のPUCCHリソースは、少なくとも、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示され、前記PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKの送信に対する前記第2のPUCCHリソースは、少なくとも、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示される。
 また、本実施形態における基地局装置3は、第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対して、第1のPUCCHリソースおよびPUCCHフォーマット3を用いてHARQ-ACKを受信し、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対して、第2のPUCCHリソースおよびPUCCHフォーマット4を用いてHARQ-ACKを受信する受信部305を備える。
 ここで、前記第1の所定の値は、プライマリーセルに対応するHARQ-ACKビットから前記第1の所定の値のセルインデックスを伴うサービングセルに対応するHARQ-ACKビットまでを順に連結することによって与えられるビットの系列が10以下になるような、最大のセルインデックスの値であり、前記PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKの送信に対する前記第1のPUCCHリソースは、少なくとも、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示され、前記PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKの送信に対する前記第2のPUCCHリソースは、少なくとも、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示される。
 また、前記第1のPUCCHリソースは、上位層によって設定された4つの第1のPUCCHリソースから、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示され、前記第2のPUCCHリソースは、上位層によって設定された4つの第2のPUCCHリソースから、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示される。
 また、あるサブフレームにおける、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドのそれぞれには、同一の第1のPUCCHリソースを指示する値がセットされ、あるサブフレームにおける、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドのそれぞれには、同一の第2のPUCCHリソースを指示する値がセットされる。
 また、本実施形態における端末装置1は、PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を受信し、PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を受信する受信部105と、HARQ-ACK、および/または、CSIを送信する送信部107と、を備え、前記第1の情報、前記第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、以下の処理(1)から処理(4)の何れかが実行される。
 ここで、処理(1)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(2)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(3)は、HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理であり、処理(4)は、HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理である。
 また、前記第1のPUCCHリソースは、上位層によって設定された4つの第1のPUCCHリソースから、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示され、前記第2のPUCCHリソースは、上位層によって設定された4つの第2のPUCCHリソースから、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示される。
 また、あるサブフレームにおける、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドのそれぞれには、同一の第1のPUCCHリソースを指示する値がセットされ、あるサブフレームにおける、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドのそれぞれには、同一の第2のPUCCHリソースを指示する値がセットされる。
 また、本実施形態における基地局装置3は、PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を送信し、PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を送信する送信部307と、HARQ-ACK、および/または、CSIを受信する受信部305と、を備え、前記第1の情報、前記第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、以下の処理(1)から処理(4)の何れかが実行される。
 ここで、処理(1)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(2)は、HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信される処理であり、処理(3)は、HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理であり、処理(4)は、HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる処理である。
 また、前記第1のPUCCHリソースは、上位層によって設定された4つの第1のPUCCHリソースから、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示され、前記第2のPUCCHリソースは、上位層によって設定された4つの第2のPUCCHリソースから、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示される。
 また、あるサブフレームにおける、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドのそれぞれには、同一の第1のPUCCHリソースを指示する値がセットされ、あるサブフレームにおける、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドのそれぞれには、同一の第2のPUCCHリソースを指示する値がセットされる。
 これにより、上りリンク制御情報を効率的に送信することができる。
 本発明に関わる基地局装置3、および端末装置1で動作するプログラムは、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU(Central Processing Unit)等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)であっても良い。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM(Random Access Memory)に蓄積され、その後、Flash ROM(Read Only Memory)などの各種ROMやHDD(Hard Disk Drive)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行われる。
 尚、上述した実施形態における端末装置1、基地局装置3の一部、をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。
 尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、端末装置1、又は基地局装置3に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
 さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
 また、上述した実施形態における基地局装置3は、複数の装置から構成される集合体(装置グループ)として実現することもできる。装置グループを構成する装置の各々は、上述した実施形態に関わる基地局装置3の各機能または各機能ブロックの一部、または、全部を備えてもよい。装置グループとして、基地局装置3の一通りの各機能または各機能ブロックを有していればよい。また、上述した実施形態に関わる端末装置1は、集合体としての基地局装置と通信することも可能である。
 また、上述した実施形態における基地局装置3は、EUTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)であってもよい。また、上述した実施形態における基地局装置3は、eNodeBに対する上位ノードの機能の一部または全部を有してもよい。
 また、上述した実施形態における端末装置1、基地局装置3の一部、又は全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよいし、チップセットとして実現してもよい。端末装置1、基地局装置3の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
 また、上述した実施形態では、通信装置の一例として端末装置を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置にも適用出来る。
 以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
 本発明は、少なくとも、携帯電話、パーソナル・コンピュータ、タブレット型コンピュータなどに適用できる。
 1(1A、1B、1C) 端末装置
 3 基地局装置
 101 上位層処理部
 103 制御部
 105 受信部
 107 送信部
 301 上位層処理部
 303 制御部
 305 受信部
 307 送信部
 1011 無線リソース制御部
 1013 スケジューリング情報解釈部
 1015 送信電力制御部
 3011 無線リソース制御部
 3013 スケジューリング部
 3015 送信電力制御部

Claims (14)

  1.  端末装置であって、
     PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を受信し、
     PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を受信する受信部と、
     HARQ-ACK、および/または、CSIを送信する送信部と、を備え、
     前記第1の情報、前記第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、以下の処理(1)から処理(4)の何れかが実行される;
     処理(1)HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信される
     処理(2)HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信される
     処理(3)HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる
     処理(4)HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる
     端末装置。
  2.  前記第1の所定の値は、基地局装置によって設定されたセルインデックスの値を小さい方から順に並べた場合おける4番目のセルインデックスの値である
     請求項1に記載の端末装置。
  3.  前記第1の所定の値は、プライマリーセルに対応するHARQ-ACKビットから前記第1の所定の値のセルインデックスを伴うサービングセルに対応するHARQ-ACKビットまでを順に連結することによって与えられるビットの系列が10以下になるような、最大のセルインデックスの値である
     請求項1に記載の端末装置。
  4.  前記第1のPUCCHリソースは、上位層によって設定された4つの第1のPUCCHリソースから、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示され、
     前記第2のPUCCHリソースは、上位層によって設定された4つの第2のPUCCHリソースから、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示される
     請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の端末装置。
  5.  あるサブフレームにおける、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドのそれぞれには、同一の第1のPUCCHリソースを指示する値がセットされ、
     あるサブフレームにおける、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドのそれぞれには、同一の第2のPUCCHリソースを指示する値がセットされる
     請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の端末装置。
  6.  基地局装置であって、
     PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を送信し、
     PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を送信する送信部と、
     HARQ-ACK、および/または、CSIを受信する受信部と、を備え、
     前記第1の情報、前記第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、以下の処理(1)から処理(4)の何れかが実行される;
     処理(1)HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信される
     処理(2)HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信される
     処理(3)HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる
     処理(4)HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる
     基地局装置。
  7.  前記第1の所定の値は、端末装置に対して設定したセルインデックスの値を小さい方から順に並べた場合おける4番目のセルインデックスの値である
     請求項6に記載の基地局装置。
  8.  前記第1の所定の値は、プライマリーセルに対応するHARQ-ACKビットから前記第1の所定の値のセルインデックスを伴うサービングセルに対応するHARQ-ACKビットまでを順に連結することによって与えられるビットの系列が10以下になるような、最大のセルインデックスの値である
     請求項6に記載の基地局装置。
  9.  前記第1のPUCCHリソースは、上位層によって設定された4つの第1のPUCCHリソースから、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示され、
     前記第2のPUCCHリソースは、上位層によって設定された4つの第2のPUCCHリソースから、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルに対する下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドにセットされる値に基づいて指示される
     請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の基地局装置。
  10.  あるサブフレームにおける、前記第1の所定の値以下のセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドのそれぞれには、同一の第1のPUCCHリソースを指示する値がセットされ、
     あるサブフレームにおける、前記第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴う複数のセカンダリーセルに対する複数の下りリンクアサインメントに含まれる情報フィールドのそれぞれには、同一の第2のPUCCHリソースを指示する値がセットされる
     請求項6から請求項9のいずれか1項に記載の基地局装置。
  11.  端末装置の通信方法であって、
     PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を受信し、
     PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を受信し、
     HARQ-ACK、および/または、CSIを送信し、
     前記第1の情報、前記第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、以下の処理(1)から処理(4)の何れかが実行される;
     処理(1)HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信される
     処理(2)HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信される
     処理(3)HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる
     処理(4)HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる
     通信方法。
  12.  基地局装置の通信方法であって、
     PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を送信し、
     PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を送信し、
     HARQ-ACK、および/または、CSIを受信し、
     前記第1の情報、前記第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、以下の処理(1)から処理(4)の何れかが実行される;
     処理(1)HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信される
     処理(2)HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信される
     処理(3)HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる
     処理(4)HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる
     通信方法。
  13.  端末装置に搭載される集積回路であって、
     PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を受信し、
     PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を受信する機能と、
     HARQ-ACK、および/または、CSIを送信する機能と、を前記端末装置に発揮させ、
     前記第1の情報、前記第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、以下の処理(1)から処理(4)の何れかが実行される;
     処理(1)HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信される
     処理(2)HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信される
     処理(3)HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる
     処理(4)HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる
     集積回路。
  14.  基地局装置に搭載される集積回路であって、
     PUCCHフォーマット3を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第1の情報を送信し、
     PUCCHフォーマット4を用いたHARQ-ACKとCSIの同時送信を許可するために用いられる第2の情報を送信する機能と、
     HARQ-ACK、および/または、CSIを受信する機能と、を前記基地局装置に発揮させ、
     前記第1の情報、前記第2の情報、HARQ-ACKが第1の所定の値以下のセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかどうか、および、HARQ-ACKが第1の所定の値よりも大きいセルインデックスを伴うセカンダリーセルにおけるPDSCHの送信に対応しているかに、少なくとも基づいて、以下の処理(1)から処理(4)の何れかが実行される;
     処理(1)HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信される
     処理(2)HARQ-ACKと多重されたCSIは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信される
     処理(3)HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット3を用いて、第1のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる
     処理(4)HARQ-ACKは、前記PUCCHフォーマット4を用いて、第2のPUCCHリソースで送信され、CSIはドロップされる
     集積回路。
PCT/JP2016/062924 2015-04-28 2016-04-25 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路 WO2016175173A1 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201680021370.0A CN107534965B (zh) 2015-04-28 2016-04-25 终端装置、基站装置、通信方法及集成电路
US15/567,982 US10750486B2 (en) 2015-04-28 2016-04-25 Terminal device, base station device, communication method, and integrated circuit
EP16786450.3A EP3291624B1 (en) 2015-04-28 2016-04-25 Terminal device, base station device, communication method, and integrated circuit
SG11201708575VA SG11201708575VA (en) 2015-04-28 2016-04-25 Terminal device, base station device, communication method, and integrated circuit

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015-090912 2015-04-28
JP2015090912A JP2018107482A (ja) 2015-04-28 2015-04-28 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2016175173A1 true WO2016175173A1 (ja) 2016-11-03

Family

ID=57198513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2016/062924 WO2016175173A1 (ja) 2015-04-28 2016-04-25 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10750486B2 (ja)
EP (1) EP3291624B1 (ja)
JP (1) JP2018107482A (ja)
CN (1) CN107534965B (ja)
SG (1) SG11201708575VA (ja)
WO (1) WO2016175173A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023108447A1 (en) * 2021-12-15 2023-06-22 Zte Corporation Techniques for constructing a hybrid automatic repeat request acknowledgement codebook

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3291623B1 (en) * 2015-04-28 2020-09-09 Sharp Kabushiki Kaisha Terminal device, base station device, communication method, and integrated circuit
JP2018107482A (ja) * 2015-04-28 2018-07-05 シャープ株式会社 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
CN108306720B (zh) * 2017-01-13 2022-06-21 北京三星通信技术研究有限公司 一种传输uci信息的方法和设备
US11336416B2 (en) * 2017-03-08 2022-05-17 Nokia Solutions And Networks Oy Apparatus and method for communication
CN108259154B (zh) 2018-01-12 2022-05-24 中兴通讯股份有限公司 信息传输、接收方法及装置、存储介质、电子装置
WO2020153211A1 (ja) * 2019-01-21 2020-07-30 株式会社Nttドコモ 端末
EP3941111A4 (en) * 2019-03-15 2022-10-12 Ntt Docomo, Inc. USER TERMINAL AND WIRELESS COMMUNICATION METHOD
JP7036780B2 (ja) * 2019-09-30 2022-03-15 シャープ株式会社 端末装置、基地局装置、および、通信方法
EP3817252A1 (en) * 2019-10-29 2021-05-05 INTEL Corporation Systems, methods, and devices for secondary cell activation
US11889502B2 (en) * 2020-02-24 2024-01-30 Qualcomm Incorporated Two-stage feedback procedures

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8053112B2 (en) * 2006-03-17 2011-11-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Non-aqueous electrolyte battery and method of manufacturing the same
KR101782645B1 (ko) * 2010-01-17 2017-09-28 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 상향링크 제어 정보 전송 방법 및 장치
US8670379B2 (en) * 2010-10-02 2014-03-11 Sharp Kabushiki Kaisha Uplink control information multiplexing on the physical uplink control channel for LTE-A
US8482406B2 (en) * 2011-01-28 2013-07-09 Ultraclenz, Llc Sanitization compliance monitoring system
US9125188B2 (en) * 2011-04-29 2015-09-01 Interdigital Patent Holdings, Inc. Carrier aggregation of carriers with subframe restrictions
CN102355339B (zh) * 2011-08-12 2017-09-26 中兴通讯股份有限公司 一种反馈信息的发送方法及终端
EP2562954A1 (en) * 2011-08-26 2013-02-27 Panasonic Corporation Search space reconfiguration for enhanced-PDCCH
US9877309B2 (en) * 2011-09-23 2018-01-23 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting uplink control information in wireless communication system
JP5793067B2 (ja) * 2011-11-24 2015-10-14 シャープ株式会社 移動局装置、基地局装置、無線通信システム、無線通信方法および集積回路
JP5873708B2 (ja) * 2011-12-19 2016-03-01 シャープ株式会社 移動局装置、方法および集積回路
JP6097766B2 (ja) * 2012-01-27 2017-03-15 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド マルチキャリアベースおよび/または疑似照合ネットワークにおいてepdcchを提供するためのシステムおよび/または方法
US9544801B2 (en) * 2012-08-03 2017-01-10 Intel Corporation Periodic channel state information reporting for coordinated multipoint (coMP) systems
KR101619400B1 (ko) * 2012-08-16 2016-05-11 주식회사 케이티 상향링크 제어 채널 및 사운딩 참조신호의 전송 제어 방법 및 장치
US8923880B2 (en) * 2012-09-28 2014-12-30 Intel Corporation Selective joinder of user equipment with wireless cell
US9397796B2 (en) * 2013-03-13 2016-07-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Computing and transmitting channel state information in adaptively configured TDD communication systems
ES2948914T3 (es) * 2013-10-09 2023-09-21 Innovative Sonic Corp Método y aparato para informe de margen de potencia en un sistema de comunicación inalámbrica
WO2015107851A1 (ja) * 2014-01-15 2015-07-23 シャープ株式会社 端末装置、基地局装置、集積回路、および、通信方法
KR102120497B1 (ko) * 2014-01-29 2020-06-08 이노스카이 주식회사 Harq ack/nack 전송방법 및 장치
CN105960824B (zh) * 2014-01-30 2020-02-18 夏普株式会社 终端装置、基站装置以及通信方法
WO2015133860A1 (ko) * 2014-03-06 2015-09-11 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 제어 정보 전송 방법 및 장치
US9867146B2 (en) * 2014-08-06 2018-01-09 Sharp Kabushiki Kaisha Systems and methods for dual-connectivity operation
MY182077A (en) * 2015-01-28 2021-01-18 Sharp Kk Terminal device, base station device, communication method, and integrated circuit
EP3253159B1 (en) * 2015-01-28 2021-03-24 Sharp Kabushiki Kaisha Terminal device, base station device, communication method, and integrated circuit
JP6717529B2 (ja) * 2015-03-20 2020-07-01 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド Csi報告方法、csi受信方法、ユーザ機器、ネットワークデバイス、及びコンピュータ可読記憶媒体
JP6526231B2 (ja) * 2015-03-30 2019-06-05 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 制御情報を送信するための方法、ユーザ機器、及び基地局
EP3291623B1 (en) * 2015-04-28 2020-09-09 Sharp Kabushiki Kaisha Terminal device, base station device, communication method, and integrated circuit
JP2018107482A (ja) * 2015-04-28 2018-07-05 シャープ株式会社 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
US11323169B2 (en) * 2018-03-08 2022-05-03 Qualcomm Incorporated Simultaneous uplink transmissions using spatial multiplexing

Non-Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ALCATEL -LUCENT ET AL.: "PUCCH design for A/N feedbacks on PCell up to 32 carrier aggregation[ online", 3GPP TSG-RAN WG1#80B R1-151326, 11 April 2015 (2015-04-11), XP050934205, Retrieved from the Internet <URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_80b/Docs/R1-151326.zip> *
CMCC: "Discussion on PUCCH design for CA enhancement", 3GPP TSG-RAN WG1#80B R1-152024, 11 April 2015 (2015-04-11), XP050934873, Retrieved from the Internet <URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_80b/Docs/R1-152024.zip> *
ERICSSON: "PUCCH resource allocation for HARQ- ACK", 3GPP TSG-RAN WG1#80B R1-151801, 10 April 2015 (2015-04-10), XP050934662, Retrieved from the Internet <URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_80b/Docs/R1-151801.zip> *
INTEL CORPORATION: "Remaining details of Multi- cell HARQ-ACK and Periodic CSI Multiplexing for PUCCH format 3", 3GPP TSG-RAN WG1#70B R1-124110, 29 September 2012 (2012-09-29), XP050662019, Retrieved from the Internet <URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_70b/Docs/R1-124110.zip> *
NOKIA NETWORKS: "Dynamic adaptation of HARQ-ACK feedback size and PUCCH format", 3GPP TSG-RAN WG1#80B R1-151838, 10 April 2015 (2015-04-10), XP050934698, Retrieved from the Internet <URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_80b/Docs/Rl-151838.zip> *
See also references of EP3291624A4 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023108447A1 (en) * 2021-12-15 2023-06-22 Zte Corporation Techniques for constructing a hybrid automatic repeat request acknowledgement codebook

Also Published As

Publication number Publication date
EP3291624B1 (en) 2020-09-09
SG11201708575VA (en) 2017-11-29
EP3291624A4 (en) 2019-02-27
US20180124751A1 (en) 2018-05-03
CN107534965A (zh) 2018-01-02
JP2018107482A (ja) 2018-07-05
EP3291624A1 (en) 2018-03-07
CN107534965B (zh) 2021-11-16
US10750486B2 (en) 2020-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6652505B2 (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法および集積回路
WO2016121428A1 (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
WO2016121457A1 (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
JP6739521B2 (ja) 端末装置、基地局装置および通信方法
EP3253109B1 (en) Terminal device, base station device, communication method, and integrated circuit
JP6788579B2 (ja) 端末装置、基地局装置、および通信方法
WO2016175173A1 (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
WO2017002794A1 (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
JP6959918B2 (ja) 端末装置、基地局装置、および、通信方法
WO2016163369A1 (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
WO2017006904A1 (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
WO2017006826A1 (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
JP2018041999A (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
WO2016125580A1 (ja) 端末装置、基地局装置、集積回路、および、通信方法
JP2018042001A (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
WO2017002804A1 (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
WO2017002813A1 (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
WO2017002801A1 (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路
JP2018042000A (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 16786450

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 11201708575V

Country of ref document: SG

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 15567982

Country of ref document: US

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: JP