WO2015033412A1 - 計算機システム及び計算機システムの制御方法 - Google Patents

計算機システム及び計算機システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

 主機能となる計算処理を実行する処理計算機を決定するために、管理計算機は、処理すべきすべてのデータの配置とすべての処理計算機との接続関係や通信負荷を取得しておく必要があり、高いスペックが要求される。このため、主機能処理と管理機能処理の実行時間を一定時間で切り替える複数の処理計算機と、各処理計算機が管理機能処理を実行することができるスケジュールテーブルを有し、各処理計算機に対して管理機能処理の実行を指示する管理計算機からなる計算機システムであって、処理計算機は、管理機能処理の開始前に当該管理機能処理の開始時刻と終了時刻を管理計算機に通知し、管理計算機は、当該通知によってスケジュールテーブルを更新し、処理計算機に対して管理機能処理を指示するときにはスケジュールテーブルを参照して、管理機能処理を実行することができる処理計算機を決定する。

Description

計算機システム及び計算機システムの制御方法
 本発明は、分散処理技術における管理計算機の性能を向上させる技術に関する。
 近年、複数の計算機を並列で配置し、計算処理を高速に処理する分散処理技術が広まっている。分散処理技術では、計算処理を実行する計算機を決定する技術が重要であり、例えば、特許文献1には、計算処理を実施する計算機を決定するために、処理の対象となるデータが格納された装置と、計算処理を実施する計算機との通信負荷が最小となる組み合わせを計算する技術が開示されている
国際公開第2011074699号
 従来技術では、管理計算機が、処理すべきすべてのデータの配置とすべての処理計算機との接続関係や通信負荷を取得して計算処理を実行する計算機を決定する必要があるため、管理計算機に高いスペックが要求される点が課題である。
 本発明は、上記の課題にかんがみて、その目的のうちの1つは、計算処理を実行する処理計算機を効率的に決定する計算機システムおよびそのための制御方法を提供することである。
 本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
 本発明の代表的な実施の形態における計算機は、主機能処理と管理機能処理の実行時間を一定時間で切り替える複数の処理計算機と、各処理計算機が管理機能処理を実行することができるスケジュールテーブルを有し、各処理計算機に対して管理機能処理の実行を指示する管理計算機からなる計算機システムであって、処理計算機は、管理機能処理の開始前に管理機能処理の開始時刻と終了時刻を管理計算機に通知し、管理計算機は、当該通知によってスケジュールテーブルを更新し、処理計算機に対して管理機能処理を指示するときにはスケジュールテーブルを参照して、管理機能処理を実行することができる処理計算機を決定することを特徴とする。
 本発明によれば、処理計算機は主機能処理時間に管理要求を受けたとしても、管理機能処理を実行することができ、管理計算機は処理計算機のスケジュールを厳密に管理する必要がなく、管理計算機に求められるリソースのスペックを低く抑えることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態の概要を示すブロック構成図である。 図2は、実施例1乃至実施例3における計算機の構成を示すブロック図である。 図3は、実施例1における管理機能スケジュールテーブルの一例を示すブロック図である。 図4は、実施例1乃至実施例3における結果待ちキューの一例を示すブロック図である。 図5は、実施例1乃至実施例3における管理要求キューの一例を示すブロック図である。 図6は、実施例1における処理計算機の時分割処理方式を示したブロック図である。 図7は、実施例1において、管理計算機が処理計算機からの通知に基づいて、管理機能スケジュールテーブルを更新する手順を示したフローチャートである。 図8は、実施例1において、管理計算機からの管理機能処理の要求を受けた処理計算機が、要求を受信して共有計算機の管理要求キューに登録する手順を示したフローチャートである。 図9は、実施例1において、処理計算機が共有計算機の管理要求キューに登録された管理機能処理を実行する手順を示すフローチャートである。 図10は、実施例2における処理計算機の時分割処理方式を示したブロック図である。 図11は、実施例2における管理機能スケジュールテーブルの一例を示すブロック図である。 図12は、実施例2において、管理計算機が処理計算機からの通知に基づいて、管理機能スケジュールテーブルを更新する手順を示したフローチャートである。 図13は、実施例2において、管理計算機から処理計算機に対して管理機能処理の要求を送信する手順を示したフローチャートである。 図14は、実施例3において、管理計算機から処理計算機に対して実施例1の構成の下で管理機能処理の要求を送信する手順を示したフローチャートである。 図15は、実施例3において、管理計算機から処理計算機に対して実施例2の構成の下で管理機能処理の要求を送信する手順を示したフローチャートである。 図16は、実施例3において、処理計算機が管理機能処理を実行する手順を示したフローチャートである。
 以下、本発明を実施するための形態として実施例1乃至実施例3について、図面を参照しながら説明する。
 それに先立ち、図1に示すブロック構成図を用いて、各実施例に係る基本機能の概略を説明する。
 処理計算機103は、主機能処理(ここでは、代表的な処理としてI/O処理とする)を実行する主機能処理(I/O処理)プログラム104と、管理機能処理(例えば、処理計算機103の構成などを変更する処理)を実行する管理機能処理プログラム105を、時分割によって交互に実行している。管理計算機101は、複数の各処理計算機103が備える管理機能処理プログラム105が稼動している時間(スケジュール)を管理するテーブル102(以下、「管理機能スケジュールテーブル102」という)を有している。
 主機能処理(I/O処理)プログラム104は、その主機能処理(I/O処理)が終了する際に、次に実行されるプログラムが管理機能処理プログラム105か否かを判断して、管理機能処理プログラム105であれば、管理機能処理プログラム105の稼動の開始時刻と終了時刻を管理計算機101に通知する。当該通知を受けた管理計算機101は、通知内容にしたがって管理機能スケジュールテーブル102を更新する。
 管理計算機101は、管理者から管理機能処理の要求を受け付けると、管理機能スケジュールテーブル102を参照して、現在時刻において管理機能処理プログラム105が稼動している処理計算機103に対して管理機能処理の要求を送信する。要求を受信した処理計算機103は、その受信時において、管理機能処理プログラム105が稼動していればその管理機能処理を実行し、稼動していなければ次に管理機能処理プログラム105が稼動したときにその管理機能処理を実行する。
 管理計算機が処理計算機のスケジュールを厳密に管理する必要がないため、特に、多数の処理計算機を備えるシステムにおいて、それら全ての処理計算機の処理スケジュールを管理するのに十分な性能の管理計算機が用意されない環境などにおいて好適である。 
 図2は、実施例1乃至実施例3における計算機システムの構成を示すブロック図である。
 各構成要素の説明に入る前に、図1のブロック構成図との対応を示すと、図1の管理計算機101、管理機能スケジュールテーブル102、処理計算機103、主機能処理(I/O処理)プログラム104および管理機能処理プログラム105は、それぞれ順に、図2の管理計算機201、管理機能スケジュールテーブル207、処理計算機211、主機能処理プログラム218および管理機能処理プログラム216に対応する。
 管理計算機201は、ユーザが管理計算機201を操作するための管理画面202、CPU203、処理計算機211と接続するためのインタフェース204およびメモリ205から構成される。
 メモリ205は、管理画面202からユーザの操作内容に応じてメモリ205上の各プログラムを実行する管理プログラム206、各処理計算機211における管理機能処理のスケジュールを格納する管理機能スケジュールテーブル207、処理計算機211に対して管理機能処理の要求を送信する要求送信プログラム208、要求送信プログラム208が要求した管理機能処理を待つための結果待ちキュー209および処理結果を受信するための結果受信プログラム210から構成される。また、メモリ205には、他に結果待ちキュー209を操作するための図示していないプログラムが格納されている。
 以降の実施例では、管理計算機201がCPU203を用いてそのプログラムを起動し、結果待ちキュー209を操作する処理を、単に「管理計算機201が結果待ちキュー209を操作する」と記載することがある。また、メモリ205には、処理計算機211と通信するための図示していないプログラムが格納されている。管理計算機201がCPU203を用いてこのプログラムを起動し、処理計算機211と通信する処理を、単に「管理計算機201が処理計算機211と通信する」と記載することがある。
 処理計算機211は、管理計算機201と接続するためのインタフェース212、CPU213、共有計算機220と接続するためのインタフェース214およびメモリ215から構成される。
 メモリ215は、管理機能を処理するための管理機能処理プログラム216、共有計算機220の有する管理要求キュー225を操作するためのキュー管理プログラム217、先のI/O処理のような主機能を処理するための主機能処理プログラム218およびすべてのプログラムの実行時間を管理するスケジューラ219から構成される。各実施例における計算機システムは、1台以上の処理計算機211から構成される。
 共有計算機220は、処理計算機211と接続するためのインタフェース221、CPU222およびメモリ223から構成される。
 メモリ223は、処理計算機211と通信する送受信機能224および管理計算機201の発行した管理要求を格納するための管理要求キュー225から構成される。また、メモリ223には、他に管理要求キュー225を操作するための図示していないプログラムが格納されている。以降の実施例では、共有計算機220がCPU222を用いてそのプログラムを起動し、管理要求キュー225を操作する処理を、単に「共有計算機220が管理要求キュー225を操作する」と記載することがある。
 管理計算機201、処理計算機211および共有計算機220を接続するネットワークとしては、Local Area Network(以下、「LAN」という)やStorage Area Network(以下、「SAN」という)などが好適である。
 以降の各実施例では、図2に示すとおり、複数の計算機から構成される計算機システムとして説明するところ、これらの計算機により実現される処理を1つの計算機の中で実現してもよい。かかる場合には、管理計算機201を、その1つの計算機におけるBaseboard Management Controller(以下、「BMC」という)とし、処理計算機211を、マイクロプロセッサとし、共有計算機220を、全てのマイクロプロセッサから共有される共有メモリとする。また、BMCとマイクロプロセッサと共有メモリとの間を接続するネットワークとしては、LANやPCI Express(登録商標)が好適である。
 実施例1は、管理計算機201が各処理計算機211で実施される処理のスケジュールを考慮して、管理機能処理を実行する処理計算機211を決定し、その管理機能処理の結果を受信する実施形態である。
 図3は、実施例1における管理機能スケジュールテーブル207の一例を示している。管理機能スケジュールテーブル207は、少なくとも、各処理計算機211の識別子301、各処理計算機211における管理機能処理時間の開始時刻303とその終了時刻304を有している。さらに、各処理計算機211と管理計算機201がInternet Protocol(以下、「IP」という)ネットワークによって接続されているときは、各処理計算機211のIPアドレス302を有していてもよい。
 図4は、管理計算機201が有する結果待ちキュー209の一例を示している。結果待ちキュー209は、要求送信プログラム208が処理計算機211に対して管理機能処理を要求したのち、未だ当該処理の結果が処理計算機211から返信されていない要求を管理するためのキューである。結果待ちキュー209は、少なくとも、管理機能処理の要求識別子401および各要求の処理内容を示すカラム402を有する。
 図5は、共有計算機220が有する管理要求キュー225の一例を示している。管理要求キュー225は、処理計算機221が管理機能処理の要求を受信したのち、未だ当該処理を実施していない要求を管理するためのキューである。管理要求キュー225は、少なくとも、管理機能処理の要求識別子501および各要求の処理内容を示すカラム502を有する。なお、図5に示した管理要求キュー225は、後述の実施例2および実施例3においても同じ構成である。
 図6は、処理計算機211が2つの機能(主機能および管理機能)を時分割によって処理することを示している。主機能処理時間とは、処理計算機211の主目的となる機能処理プログラム(主機能処理プログラム218)が稼動している時間である。主機能処理プログラム218の処理内容は、例えば、処理計算機211がストレージ装置であった場合、データのI/O処理が該当する。また、処理計算機211が科学計算用の計算機であった場合、科学計算のための演算処理が該当する。
 管理機能処理時間とは、処理計算機211の管理のためのプログラム(管理機能処理プログラム216)が稼動している時間である。管理機能処理プログラム216の処理内容は、例えば、管理計算機201との通信処理、処理計算機211の構成を変更する処理、管理者のアカウントを変更する処理などが該当する。
 処理計算機211は、各処理計算機ごと(図6の計算機1~3)に時分割に割り当てられる2つの機能の処理時間が異なるところであるが、このように時分割で処理することによって、管理プログラム211からの管理要求が、管理機能処理時間外であったとしても、次の管理機能処理時間が到来したときに当該管理要求を処理できる。
 図7は、実施例1において、管理計算機201が、処理計算機211からの通知に基づいて、管理機能スケジュールテーブル207を更新する手順を示したフローチャートである。
 処理計算機211が実行している主機能処理プログラム218が終了すると(S701)、主機能処理プログラム218はスケジューラ219に問い合わせて、次に稼動するプログラムが管理機能処理プログラム216か否か確認する(S702)。
 次の処理が管理機能処理プログラム216でなかった場合(S702:No)、処理計算機211は管理計算機201への通知をすることなく終了する。
 一方、次の処理が管理機能処理プログラム216である場合(S702:Yes)、管理機能処理プログラム216の実行間隔が所定の時間を超えているか確認する(S703)。
 管理機能処理プログラム216の実行間隔が所定の時間を超えていない場合(S703:No)、処理計算機211は管理計算機201への通知をすることなく終了する。
 一方、管理機能処理プログラム216の実行間隔が所定の時間を超えている場合(S703:Yes)、管理機能処理プログラム216に割り当てられた時間をスケジューラ219に問い合わせて、主機能処理プログラム218の終了時刻にプログラムの切り替え時間を加えた時刻を管理機能処理時間の開始時刻とし、その開始時刻に管理機能処理プログラム216に割り当てられた時間を加えた時刻を管理機能処理時間の終了時刻として、管理計算機201へその開始時刻とその終了時刻を通知する(S704)。なお、S702からS704のステップは、主機能処理プログラム218でなく、図示していない通知プログラムが実施してもよい。
 当該通知を受信した管理計算機201は(S705)、管理機能スケジュールテーブル207のうち当該通知を発信した処理計算機211に該当する行について、開始時刻303を、受信した当該通知に記された開始時刻で、および、終了時刻304を、受信した当該通知に記された終了時刻で、それぞれ更新する(S706)。
 図8は、実施例1において、管理計算機201から管理機能処理の要求を受けた処理計算機211が、当該要求を受信して共有計算機220の管理要求キュー225に登録する手順を示したフローチャートである。
 まず、管理計算機201は、管理画面202を介してユーザから管理機能処理の要求を受ける(S801)。
 次に、管理プログラム206は、管理機能スケジュールテーブル207を参照して、開始時刻303が現在時刻より古く、終了時刻304が現在時刻より新しいという条件に該当する(すなわち、実行可能な)処理計算機211があるか調べる(S802)。
 その条件に該当する処理計算機211がない場合(S802:No)、管理プログラム206は、当該管理機能処理に対する識別子を付与して、任意の処理計算機211に当該管理機能処理を要求する(S804)。任意の処理計算機211の選択アルゴリズムとしては、ラウンドロビンが好適である。一方、その条件に該当する処理計算機211がある場合(S802:Yes)、管理プログラム206は、当該管理機能処理に対する識別子を付与し、その処理計算機211に対して、要求送信プログラム208を実行することにより当該管理機能処理を要求する(S803)。
 次に、管理プログラム206は、当該要求を結果待ちキュー209に登録する(S805)。具体的には、S803またはS804で生成した識別子を要求識別子401に、管理機能処理の内容を処理内容402に格納したエントリーを新たに生成し、結果待ちキュー209に追加する。
 S803またはS804のステップにおいて管理プログラム206からの要求を受信した処理計算機211は(S806)、キュー管理プログラム217を実行して当該要求を共有計算機220に送信する(S807)。
 次に、当該要求を受信した共有計算機220は(S808)、当該要求を送受信機能224を介して管理要求キュー225に登録する(S809)。具体的には、S803またはS804で生成した識別子を要求識別子501に、管理機能処理の内容を処理内容502に格納したエントリーを新たに生成し、管理要求キュー225に追加登録する。
 図9は、実施例1において、処理計算機211が共有計算機220の管理要求キュー225に登録された管理機能処理を実行する手順を示すフローチャートである。
 まず、管理機能処理時間が到来した処理計算機211は、管理機能処理プログラム216を実行する。管理機能処理プログラム216は、キュー管理プログラム217を実行し、共有計算機220に対して、管理要求キュー225に未処理のエントリーが存在するか確認する(S901)。
 次に、共有計算機220は、管理要求キュー225を確認し(S902)、そこで未処理の処理要求(エントリー)の存在を判断する(S903)。未処理のエントリーが存在しない場合(S903:No)、共有計算機220は処理計算機211にその旨(「要求なし」)を送受信機能224を介して返信し(S904)、処理計算機211は管理機能処理プログラム216を起動することなく、主機能処理プログラム218を開始する。
 一方、未処理のエントリーが存在する場合(S903:Yes)、共有計算機220は管理要求キュー225から当該エントリーを刈り取り(S905)、当該エントリーの内容を送受信機能224を介して処理計算機211に返信する(S906)。
 当該エントリーの内容を受信した処理計算機211の管理機能処理プログラム216は、当該エントリーに格納された処理内容502を実行し(S907)、当該処理の識別子501および当該処理の結果を管理計算機201に送信する(S908)。
 管理計算機201は、当該処理の結果を結果受信プログラム210により受信し、管理プログラム206を実行する(S909)。管理プログラム206は、識別子501に該当するエントリーを結果待ちキュー209から探索して当該エントリーを削除する(S910)。
 最後に、管理プログラム206は、当該処理の結果を管理画面202に表示する(S911)。
 以上の手順により、ユーザが要求した管理機能が処理計算機211によって処理され、ユーザがその処理結果を確認することができる。図6で説明したとおり、処理計算機211は主機能処理時間に管理要求を受けたとしても、管理機能処理プログラム216を実行できるため、管理計算機201は処理計算機211のスケジュールを厳密に管理する必要がなく、管理計算機201に求められる、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)等のリソースのスペックを低く抑えることができる。
 実施例2は、実施例1に加えて、各処理計算機211がモードを有し、各処理計算機211はそのモードに基づいて実施される処理のスケジュールを変更するとともに、当該モードを考慮して管理機能処理の要求をする処理計算機211を決定する実施形態である。
 実施例2における、処理計算機211のメモリ215は、実施例1のメモリ215が有するプログラムに加えて、主機能負荷モニタとモード切り替えプログラムを有している。
 図10は、実施例2における処理計算機211のモードと時分割処理方式との関係を示したブロック図である。計算機1は、主機能優先モードであることを示し、このモードでは、スケジューラ219は管理機能処理時間に比べて主機能処理時間に長い時間を割り当ててCPU213に実行させる。計算機2は、管理優先モードであることを示し、このモードでは、スケジューラ219は主機能処理時間に比べて管理機能処理時間に長い時間を割り当ててCPU213に実行させる。計算機3は、管理専用モードであることを示し、このモードでは、スケジューラ219は管理機能処理時間のみを割り当ててCPU213に実行させる。計算機4は、主機能専用モードであることを示し、このモードでは、スケジューラ219は主機能処理時間のみを割り当ててCPU213に実行させる。なお、これらの各モードは例示であり、各処理計算機211のスケジューラ219はこれら全てのモードを有していなくてもよく、またその他のモードを有していてもよい。
 図11は、実施例2における管理機能スケジュールテーブル207の一例を示している。実施例2においては、図3で示す実施例1の管理機能スケジュールテーブル207に対応するカラム1101乃至1104に加えて、各計算機のモードを示すカラム1105を有している。また、管理専用モードまたは主機能専用モードの計算機(計算機3および計算機4)に対応する開始時刻1103と終了時刻1104は、データを格納する必要がないため、図11では一例としてハイフンを入力している。
 図12は、処理計算機211がモードを変更した際に、管理計算機201に変更内容を通知して、管理計算機201が管理機能スケジュールテーブル207を更新するフローチャートを示している。
 まず、処理計算機211の主機能負荷モニタは、主機能処理の負荷を計測する(S1201)。計測方法の例として、主機能が処理すべき要求のキューの長さを計測する方法、あるいは、過去の要求の履歴から将来主機能が処理すべき要求の量を予測する方法が挙げられる。
 次に、モード切り替えプログラムは処理計算機211の構成を調査する(S1202)。例えば、処理計算機211がストレージ装置であった場合、ユーザのデータを記憶する記憶領域にアクセスするためのパスが処理計算機211に割り当てられていなければ、その処理計算機211に対するデータのI/O処理は発生しないため、管理機能専用モードとすることができる。
 次に、モード切り替えプログラムは、主機能処理の負荷の計測結果および構成の調査結果に基づいてモードを変更し、スケジューラ219に通知する(S1203)。
 続いて、モード切り替えプログラムは、当該変更後のモードを管理計算機201に通知する(S1204)。
 この通知を受けた管理計算機201は(S1205)、管理プログラム206を実行する。管理プログラム206は、管理機能スケジュールテーブル207のうち、当該処理計算機211に該当する行のモード1105を、処理計算機211から通知されたモードに更新する(S1206)。
 図13は、モード1105を有する管理機能スケジュールテーブル207をもとに、管理プログラム206が処理計算機211に対して管理機能処理を要求するフローチャートを示している。
 まず、管理計算機201は、管理画面202を介してユーザから管理機能処理の要求を受ける(S1301)。
 次に、管理計算機201は管理プログラム206を起動する。管理プログラム206は、管理機能スケジュールテーブル207を参照して、管理専用モードの処理計算機211があるか調べる(S1302)。管理専用モードの処理計算機211がある場合(S1302:Yes)、当該管理機能処理に対する識別子を付与して、その処理計算機211に管理機能処理を要求する(S1305)。
 管理専用モードの処理計算機211がない場合(S1302:No)、管理プログラム206は、管理機能スケジュールテーブル207を参照して、開始時刻303が現在時刻より古く、終了時刻304が現在時刻より新しいという条件に該当する(すなわち、実行可能な)処理計算機211があるか調べる(S1303)。その条件に該当する処理計算機211がある場合(S1303:Yes)、管理プログラム206は、当該管理機能処理に対する識別子を付与して、その処理計算機211に管理機能処理を要求する(S1305)。
 その条件に該当する処理計算機211がない場合(S1303:No)、管理プログラム206は、管理機能スケジュールテーブル207を参照して、管理優先モードの処理計算機211があるか調べる(S1304)。管理優先モードの処理計算機211がある場合(S1304:Yes)、当該管理機能処理に対する識別子を付与して、その処理計算機211に管理機能処理を要求する(S1305)。
 管理優先モードの処理計算機211がない場合(S1304:No)、管理プログラム206は、当該管理機能処理に対する識別子を付与して、任意の処理計算機211に管理機能処理を要求する(S1306)。任意の処理計算機211の選択アルゴリズムとしては、ラウンドロビンが好適である。
 次に、処理計算機211は、管理機能処理プログラム216を実行し、管理機能処理プログラム216は当該要求を結果待ちキュー209に登録する(S1307)。
 以降の処理は、実施例1における図8のフローチャートで示したS806以降の処理、及び図9の処理と同様である。
 以上の手順により、ユーザが要求した管理機能が処理計算機211によって処理され、その処理結果をユーザは管理計算機201の管理画面202により確認することができる。管理計算機201は、管理専用モードまたは管理優先モードの処理計算機211に対して優先的に管理機能処理を要求するため、ユーザに対する管理機能処理の処理時間を短縮することができる。
 また、以上では、管理専用モードおよび管理優先モードの両方を設けた場合について説明したが、必ずしも両モードを必要とするわけではなく、一方のモードのみを設けた場合においても適用できるものである。そこで、管理専用モードのみ設けた場合には、図13のS1304の判断処理が省かれ、管理優先モードのみ設けた場合には、図13のS1302の判断処理が省かれることになる。
 実施例3は、実施例1または実施例2に加えて、管理機能処理の要求を受けた処理計算機211が、管理要求キュー225を介することなく当該管理機能処理を実行する実施形態である。
 図14乃至図16は、ユーザが管理機能処理の即時実行を要求した場合における、管理計算機201および処理計算機211の処理手順(フローチャート)を示している。
 図14は、実施例1に加えて上記処理を実行する処理手順を示したフローチャートである。
 まず、管理計算機201は、管理画面202を介してユーザから管理機能処理の要求を受ける(S1401)。
 次に、管理計算機201は管理プログラム206を起動し、その管理プログラム206は、管理機能処理の要求が即時実行の要求か否かを判断する(S1402)。即時実行の要求か否かは、S1401において、ユーザが管理画面202を用いて指定するか、または、管理機能処理の内容によって即時実行か否かを管理プログラム206が判断してもよい。
 例えば、処理計算機211の運用を開始するためのセットアップ作業においては、処理計算機211が主機能処理プログラム218を実行する必要はないため、管理者が即時実行を指定することで、セットアップ作業にかかる管理機能の処理時間を短縮することができる。また、処理計算機211に障害が発生した場合、管理プログラム206は、処理時間を短縮して障害からの速やかな回復を図るために、障害の情報を記録したログ等を取得する処理について即時実行を指定する構成とすることができる。
 即時実行の要求である場合(S1402:Yes)、管理プログラム206は要求に即時実行を示すフラグを追加する(S1403)。即時実行の要求でない場合(S1402:No)、直に次のステップS1404へ移る。
 次に、管理プログラム206は、管理機能スケジュールテーブル207を参照して、開始時刻303が現在時刻より古く、終了時刻304が現在時刻より新しいという条件に該当する(すなわち、実行可能な)処理計算機211があるか調べる(S1404)。
 その条件に該当する処理計算機211がない場合(S1404:No)、管理プログラム206は、当該管理機能処理に対する識別子を付与して、任意の処理計算機211に管理機能処理を要求する(S1406)。任意の処理計算機211の選択アルゴリズムとしては、ラウンドロビンが好適である。その条件に該当する処理計算機211がある場合(S1404:Yes)、管理プログラム206は、当該管理機能処理に対する識別子を付与して、その処理計算機211に管理機能処理を要求する(S1405)。
 次に、処理計算機211は当該要求を結果待ちキュー209に登録する(S1407)。
以降の処理については、図16を用いて後述する。
 図15は、実施例2に加えて管理機能処理の要求を受けた処理計算機211が、管理要求キュー225を介することなく、管理機能処理を実行する処理手順を示したフローチャートである。
 まず、管理計算機201は、管理画面202を介してユーザから管理機能処理の要求を受ける(S1501)。
 管理計算機201は管理プログラム206を起動し、その管理プログラム206は、先の要求が即時実行の要求か否かを判断する(S1502)。即時実行の要求である場合(S1502:Yes)、管理プログラム206は要求に即時実行を示すフラグを追加する(S1503)。
 次に、管理プログラム206は、管理機能スケジュールテーブル207を参照して、管理専用モードの処理計算機211があるか調べる(S1504)。管理専用モードの処理計算機211がある場合(S1504:Yes)、当該管理機能処理に対する識別子を付与して、その処理計算機211に管理機能処理を要求する(S1508)。
 管理専用モードの処理計算機211がない場合(S1504:No)、管理プログラム206は、管理機能スケジュールテーブル207を参照して、開始時刻303が現在時刻より古く、終了時刻304が現在時刻より新しいという条件に該当する(すなわち、実行可能な)処理計算機211があるか調べる(S1505)。その条件に該当する処理計算機211がある場合(S1505:Yes)、管理プログラム206は、当該管理機能処理に対する識別子を付与して、その処理計算機211に管理機能処理を要求する(S1508)。
 その条件に該当する処理計算機211がない場合(S1505:No)、管理プログラム206は、管理機能スケジュールテーブル207を参照して、管理優先モードの処理計算機211があるか調べる(S1506)。管理優先モードの処理計算機211がある場合(S1506:Yes)、当該管理機能処理に対する識別子を付与して、その処理計算機211に管理機能処理を要求する(S1508)。
 管理優先モードの処理計算機211がない場合(S1508:No)、管理プログラム206は、当該管理機能処理に対する識別子を付与して、任意の処理計算機211に管理機能処理を要求する(S1507)。処理計算機211の選択アルゴリズムとしては、ラウンドロビンが好適である。
 次に、処理計算機211は管理機能処理プログラム216を実行し、管理機能処理プログラム216は、S1507またはS1508からの要求を結果待ちキュー209に登録する(S1509)。
 また、実施例2の説明の最後において示したように、管理専用モードまたは管理優先モードの一方のモードを設けた場合にも適用されるもので、管理専用モードのみ設けた場合には、S1506の判断処理が省かれ、管理優先モードのみ設けた場合には、S1504の判断処理が省かれることになる。
 S1407(図14)またはS1509(図15)の処理の後は、同様に図16のフローチャートで示す処理となる。管理プログラム206からの要求を受けた処理計算機211の管理機能処理プログラム216は、S1407またはS1509からの要求に即時実行フラグが付与されているか否か確認する(S1601)。
 即時実行フラグが付与されている場合(S1601:Yes)、管理機能処理プログラム216は、要求されている処理内容を実行し(S1602)、当該処理の識別子401および当該処理の結果を管理計算機201に送信する(S1603)。以降の処理は、実施例1における図9のフローチャートで示したS909以降の処理と同様である。すなわち、処理計算機211は、即時実行フラグが付与されている場合には、キュー管理プログラム217および主機能処理プログラム218を起動することなく、管理機能処理プログラム216が要求されている処理内容を実行することになる。これにより、即時実行フラグが付与されている管理機能処理の要求は、管理要求キュー225に格納されない。
 即時実行フラグが付与されていない場合(S1601:No)、以降の処理は、実施例1における図8のフローチャートで示したS807以降の処理と同様である。
 以上の手順により、管理機能処理を即時に実行することが可能となり、実施例1または実施例2の場合に比べて、ユーザはその処理の結果をより早く知ることができる。したがって、運用開始時のセットアップ作業時や障害対策のような緊急性を要する管理要求に対しては、より迅速な対応を図ることができる。
101、201 管理計算機
202 管理画面
203 CPU
204 インタフェース
205 メモリ
206 管理プログラム
102、207 管理機能スケジュールテーブル
208 要求送信プログラム
209 結果待ちキュー
210 結果受信プログラム
103、211 処理計算機
212 インタフェース
213 CPU
214 インタフェース
215 メモリ
105、216 管理機能処理プログラム
217 キュー管理プログラム
104、218 主機能処理プログラム
219 スケジューラ
220 共有計算機
221 インタフェース
222 CPU
223 メモリ
224 送受信機能
225 管理要求キュー

Claims (14)

  1.  主たる機能処理を実行する第1の処理手段および管理計算機から要求される管理機能処理を実行する第2の処理手段を有する複数の処理計算機と、
     前記複数の処理計算機の前記第2の処理手段の稼動の開始時刻と終了時刻を格納する記憶領域を有する前記管理計算機と、を備え、
     前記複数の処理計算機は、前記第2の処理手段の稼動の前記開始時刻と終了時刻を前記管理計算機に通知し、
     前記管理計算機は、前記記憶領域に格納した前記開始時刻と終了時刻を、前記通知された開始時刻と終了時刻に更新すること、および、前記管理機能処理を要求する時刻が前記記憶領域に格納した前記開始時刻と終了時刻の時間内に収まる前記第2の処理手段を有する前記処理計算機に対して、前記管理機能処理を要求すること
    を特徴とする計算機システム。
  2.  請求項1に記載の計算機システムであって、
     前記複数の処理計算機に接続される共有計算機を備え、
     前記共有計算機は、前記複数の処理計算機が前記管理計算機から受け取る前記管理機能処理の要求を格納し、
     前記複数の処理計算機は、前記共有計算機が格納した前記管理機能処理の要求を取得して自らが有する前記第2の処理手段により実行する
    ことを特徴とする計算機システム。
  3.  請求項1に記載の計算機システムであって、
     前記複数の処理計算機の少なくとも1つは、前記第1の処理手段による処理を優先するモードまたは前記第2の処理手段による処理を優先するモードを設定する設定手段を有し、
     前記管理計算機は、前記記憶領域に前記複数の処理計算機の前記モードを格納すると共に、前記設定手段による前記モード設定の通知を受け取ると前記記憶領域に格納した前記モードを更新すること、および、前記第2の処理手段による処理を優先するモードである前記処理計算機に対して前記管理機能処理を要求すること
    を特徴とする計算機システム。
  4.  請求項3に記載の計算機システムであって、
     前記複数の処理計算機の少なくとも1つは、前記第2の処理手段による処理を専用とするモードを有し、
     前記管理計算機は、前記第2の処理手段による処理を専用とするモードである前記処理計算機に対して最優先に前記管理機能処理を要求する
    ことを特徴とする計算機システム。
  5.  請求項4に記載の計算機システムであって、
     前記複数の処理計算機は、主たる機能処理として処理すべき負荷量または当該処理計算機の構成に基づいて前記モードを変更する
    ことを特徴とする計算機システム。
  6.  請求項1に記載の計算機システムであって、
     前記複数の処理計算機は、前記管理計算機より受けた管理機能処理の要求が即時実行を指定している場合には、前記第1の処理手段を起動することなく前記第2の処理手段を実行する
    ことを特徴とする計算機システム。
  7.  請求項2に記載の計算機システムであって、
     前記複数の処理計算機は、前記管理計算機より受けた管理機能処理の要求が即時実行を指定している場合には、当該要求を前記共有計算機に格納することなく、かつ、前記第1処理手段を起動することなく、前記第2の処理手段を実行する
    ことを特徴とする計算機システム。
  8.  主たる機能処理を実行する第1の処理手段および管理計算機から要求される管理機能処理を実行する第2の処理手段を有する複数の処理計算機と、
     前記複数の処理計算機の前記第2の処理手段の稼動の開始時刻と終了時刻を格納する記憶領域を有する前記管理計算機と、
    により構成される計算機システムの制御方法であって、
     前記複数の処理計算機は、前記第2の処理手段の稼動の前記開始時刻と終了時刻を前記管理計算機に通知する第1のステップを有し、
     前記管理計算機は、
     前記記憶領域に格納した前記開始時刻と終了時刻を、前記第1のステップで通知された開始時刻と終了時刻に更新する第2のステップと、
     前記管理機能処理を要求する時刻が、前記記憶領域に格納した前記開始時刻と終了時刻の時間内に収まるか否かを判断する第3のステップと、
     前記第3のステップで収まると判断した前記第2処理手段を有する前記処理計算機に対して、前記管理機能処理を要求する第4のステップと、を有する
    ことを特徴とする計算機システムの制御方法。
  9.  請求項8に記載の計算機システムの制御方法であって、
     前記複数の処理計算機に接続される共有計算機をさらに備え、
     前記共有計算機は、前記複数の処理計算機が前記管理計算機から受け取る前記管理機能処理の要求を格納する第5のステップを有し、
     前記複数の処理計算機は、前記共有計算機が格納した前記管理機能処理の要求を取得して自らが有する前記第2の処理手段により実行する第6のステップを有する
    ことを特徴とする制御方法。
  10.  請求項8に記載の計算機システムの制御方法であって、
     前記複数の処理計算機の少なくとも1つは、前記第1の処理手段による処理を優先するモードまたは前記第2の処理手段による処理を優先するモードを設定する設定ステップを有し、
     前記管理計算機は、
     前記記憶領域に前記複数の処理計算機の前記モードを格納する格納ステップと、
     前記設定ステップによる前記モード設定の通知を受け取ると前記記憶領域に格納した前記モードを更新する更新ステップと、
     前記第2の処理手段による処理を優先するモードである前記処理計算機に対して前記管理機能処理を要求する処理要求ステップと、を有する
    ことを特徴とする計算機システムの制御方法。
  11.  請求項8に記載の計算機システムの制御方法であって、
     前記複数の処理計算機の少なくとも1つは、前記第1の処理手段による処理を優先するモード、前記第2の処理手段による処理を優先するモードおよび前記第2の処理手段による処理を専用とするモードを変更する変更ステップを有し、
     前記管理計算機は、
     前記変更ステップによる前記モード変更の通知を受け取ると前記記憶領域に格納した前記モードを更新する更新ステップと、
     前記第2の処理手段による処理を専用とするモードである前記処理計算機に対しては最優先に前記管理機能処理を要求する第1の処理要求ステップと、
     前記第2の処理手段による処理を優先するモードである前記処理計算機に対しても前記管理機能処理を要求する第2の処理要求ステップと、を有する
    ことを特徴とする計算機システムの制御方法。
  12.  請求項11に記載の計算機システムの制御方法であって、
     前記変更ステップは、主たる機能処理として処理すべき負荷量または当該処理計算機の構成に基づいて前記モードを変更する
    ことを特徴とする計算機システムの制御方法。
  13.  請求項8に記載の計算機システムの制御方法であって、
     前記複数の処理計算機は、前記管理機能処理の要求が即時実行を指定している場合に当該要求を前記管理計算機から受け取ると、前記第1の処理手段を起動することなく前記第2の処理手段を実行する即時実行ステップを有する
    ことを特徴とする計算機システムの制御方法。
  14.  請求項9に記載の計算機システムの制御方法であって、
     前記複数の処理計算機は、前記管理機能処理の要求が即時実行を指定している場合に当該要求を前記管理計算機から受け取ると、当該要求を前記共有計算機に格納することなく、かつ、前記第1処理手段を起動することなく、前記第2の処理手段を実行する即時実行ステップを有する
    ことを特徴とする計算機システムの制御方法。
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