WO2014156440A1 - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2014156440A1
WO2014156440A1 PCT/JP2014/054619 JP2014054619W WO2014156440A1 WO 2014156440 A1 WO2014156440 A1 WO 2014156440A1 JP 2014054619 W JP2014054619 W JP 2014054619W WO 2014156440 A1 WO2014156440 A1 WO 2014156440A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
light
pads
light emitting
series
substrate
Prior art date
Application number
PCT/JP2014/054619
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
俊介 野村
Original Assignee
コニカミノルタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コニカミノルタ株式会社 filed Critical コニカミノルタ株式会社
Publication of WO2014156440A1 publication Critical patent/WO2014156440A1/ja

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/20Controlling the colour of the light
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]

Abstract

 省エネを図りつつも、十分な照度を確保でき、駆動電圧を低く抑えつつ、薄形を確保できる照明装置を提供する。並列に接続した2つのLEDチップCP同士を、更に直列に接続して、その両端をパッドPDに接続した回路基板CBを2つ形成し、この回路基板CBを直列に接続したものである。このような構成とすれば、駆動電圧印加用の配線HN1と、回路基板CB間の接続を行うための配線HN2とを別なパッドPDに接続することで、パッド面積を小さく抑えながらも、パッド数は4個と少なくて済む。更に、LEDチップCPの発光量が各並列部平均で一定となるから、照度ムラを抑えることができる。又、1つのLEDチップCPの必要な電圧が6Vであるとすると、全体で24Vの駆動電圧になるので、比較例の構成に比べて駆動電圧を低く抑えることができる。

Description

照明装置
 本発明は、照明装置に関し、例えば、住宅や店舗等の空間演出で使用される照明器具に用いられると好適な照明装置に関する。
 板状導光板の端面に、線状または直線上に発光素子を配置し、端面である入射面から導光板内に発光素子からの光を入射し、導光板内を導光させ、入射端面と隣接し対向する2面のいずれかに光取り出し手段を設け、この光取り出し手段により導光板内を導光する光を少しずつ外部に射出し、結果として面状発光を行わせる、所謂、エッジライトタイプの照明装置が知られている。この導光板を用いたエッジライトタイプの照明装置は、液晶モニターのバックライトとして多く用いられてきたが、このようなバックライトを転用することで、薄形でデザイン性に優れた照明装置が提供できる。
 又、省エネを図るべく、消費電力が小さいLEDチップを照明装置の光源として用いることが行われている。しかるに、1つのLEDチップの発光量は比較的小さいので、照明装置として十分な照度を確保する為に、複数のLEDチップを搭載することが行われている。しかるに、LEDチップの数を増大させようとすると、それに併せて駆動電圧も増大する可能性があるが、それによりコスト増を招くこととなる。
 これに対し特許文献1では、電源回路で生成できる電圧で駆動できる数のLEDチップを直列に接続するとともに、このように直列接続した複数のLEDチップからなる2つのグループを構成し、これらの各グループに対して共通の電源回路から電力供給を行う面光源ユニットが開示されている。特許文献1の面光源ユニットによれば、複数のLEDチップを低駆動電圧で発光させることができる。又、少なくとも同一のグループに属する複数のLEDチップには同一の駆動電流が流れるので、LEDチップからの出射光量が一定であるから、導光板から出射される光に輝度ばらつきが発生しないという効果がある。更に、複数LEDチップの全てを直列に接続した場合と比較して低い駆動電圧で済むという利点もある。
特開2009-233809号公報
 ところで、上述したエッジライトタイプの照明装置は、非常に薄形であるので、導光板の側面に沿って発光素子を配置する面積が限られる。具体的には、照明装置の厚さに対して、発光素子の回路基板に許される幅は5mm程度である。このように細幅の回路基板に搭載する発光素子、例えばLEDチップは小型のものに限られるので、発光量が更に制限されるから、照明装置として必要な照度を確保するためには、LEDチップの数を相当に増やす必要があるが、駆動電圧は低いままとすることが望まれる。すると、各LEDチップを並列に配置する必要が生じ、それにより回路基板に設ける駆動電圧印加用のパッドの数を増やす必要が生じる。ここで、比較的大型の照明装置であれば、大型の回路基板を用いることができるので、パッド数を増やすことに特に障害がないが、エッジライトタイプの照明装置では、回路基板の面積が増大すると、薄型化が妨げられてしまうという問題がある。特に、近年の照明装置においては、単色のみならず、異なる色の照明光を出射することが望まれており、その場合、回路数が増えることとなり、パッド数の更なる増加を招くため、回路基板の面積の問題がより顕在化することになる。
 本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、省エネを図りつつも、十分な照度を確保でき、駆動電圧を低く抑えつつ、薄形を確保できる照明装置を提供することを目的とする。
 本発明による照明装置は、
 光源と、
 前記光源から出射された光を入射する入射面と、前記入射面から入射した光を出射する第1主面と、前記第1主面に対向し光路偏向手段を形成した第2主面とを有する導光板と、を有する照明装置において、
 前記光源は、発光素子と、前記発光素子を実装した回路基板とを有し、
 前記回路基板上において、複数の前記発光素子を並列に接続することによって形成した小グループを、複数個更に直列に接続して中グループを形成しており、前記中グループの両端を、前記発光素子を駆動するために外部より電圧を印加するパッドに接続してなることを特徴とする。
 本発明の効果について,図面を参照して説明する。図1(a)は、比較例の回路基板を模式的に示す図である。図1(a)においては、4つのLEDチップCPを直列に接続して、その両端をパッドPDに接続した回路基板CBを2つ、配線HN2により直列に接続した回路構成である。外部駆動源からの電圧は、配線HN1を介して2つの回路基板CBの端に設けたパッドPDに印加されるようになっている。図1(a)の回路構成の場合、駆動電圧を印加するパッドPDの数は比較的少なくて済むが、8つのLEDチップCPを直列に接続しているために、1つのLEDチップCPの必要な電圧が6Vであるとすると、全体で48Vの駆動電圧が必要になり、配線HN1のケーブル径を太くせざるを得ず、半田付けがしにくくなったり、高価な駆動源が必要になるなどの問題がある。
 又、図1(b)に示す比較例の回路構成では、4つのLEDチップCPを直列に接続して、その両端をパッドPDに接続した回路基板CBを2つ形成し、配線HN2により並列に接続したものである。かかる回路構成の場合、1つのLEDチップCPの必要な電圧が6Vであるとすると、全体で24Vの駆動電圧になるので、図1(a)に示す回路構成に比べ、駆動電圧を大幅に低下させることができる。しかしながら、1つのパッドPDに、駆動電圧印加用の配線HN1と、回路基板CB間の接続を行うための配線HN2とを同時に接続しなくてはならないため、半田付けを行うためにパッドPDの面積を大きく確保する必要がある。
 さもなくば、この回路構成を図1(c)に示すように変形し、駆動電圧印加用の配線HN1と、回路基板CB間の接続を行うための配線HN2とを、別のパッドPDに接続させることもできるが、かかる場合にはパッド数が8個となり、それにより回路基板の面積を増大させる必要が生じる。
 これに対し、本発明の一例となる、図1(d)に示す回路構成では、並列に接続した2つのLEDチップCP同士を、更に直列に接続して、その両端をパッドPDに接続した回路基板CBを2つ形成し、この回路基板CBを直列に接続したものである。このような構成とすれば、駆動電圧印加用の配線HN1と、回路基板CB間の接続を行うための配線HN2とを別なパッドPDに接続することで、パッド面積を小さく抑えながらも、パッド数は4個と少なくて済む。更に、LEDチップCPの発光量が各並列部平均で一定となるから、照度ムラを抑えることができる。又、1つのLEDチップCPの必要な電圧が6Vであるとすると、全体で24Vの駆動電圧になるので、図1(a)の構成に比べて駆動電圧を低く抑えることができる。
 ここで、並列に接続した2つのLEDチップCPが小グループを構成し、並列に接続した2つのLEDチップCPを更に直列に接続したものが中グループを構成する。尚、以上の例に限られず、小グループでは3個以上の発光素子を並列に接続して良く、回路基板内で小グループの発光素子を3つ以上直列に接続しても良い。発光素子とはLEDチップに限られない。
 上記照明装置において、前記回路基板は複数個設けられ、前記回路基板毎に前記中グループの端部に接続した前記パッド同士を接続することで、大グループを形成し、前記大グループの両端を、パッドを介して外部駆動源に接続してなることが好ましい。
 更に、図2に示す比較例の回路構成では、並列に接続した2つのLEDチップCP同士を、更に直列に接続して、その両端をパッドPDに接続した回路基板CBを2つ形成し、この回路基板CBを並列に接続したものである。かかる回路構成の場合、1つのLEDチップCPの必要な電圧が6Vであるとすると、全体で12Vの駆動電圧になるので、図1(b)に示す回路構成に比べ、駆動電圧を大幅に低下させることができる。しかしながら、1つのパッドPDに、駆動電圧印加用の配線HN1と、回路基板CB間の接続を行うための配線HN2とを同時に接続しなくてはならないため、パッドPDの面積を大きく確保する必要があるという,図1(b)の回路構成と同様な問題がある。
 これに対し、図1(d)に示す回路構成を参照し、本発明によれば、並列に接続した2つのLEDチップCP同士を、更に直列に接続して、その両端をパッドPDに接続した回路基板CBを2つ形成し、この回路基板CBを直列に接続したので、駆動電圧印加用の配線HN1と、回路基板CB間の接続を行うための配線HN2とを別なパッドPDに接続することで、パッド面積を小さく抑えながらも、パッド数は4個と少なくて済む。尚、ここでは2つの回路基板を直列に接続したものが大グループを構成する。大グループを構成する直列に接続された回路基板は3つ以上でも良い。また、直列に接続される回路基板は、それぞれ違う直列数の回路基板でも良い。
 本発明によれば、2色以上の発光を可能としながらも薄型の照明装置を提供可能にすることができる。2色以上の発光を可能とする照明装置を構成する際,複数枚の回路基板にわたって各色の発光素子を直列に接続することで,回路基板端に搭載する外部駆動電源からの給電受け部(パッド)の数を少なくし(発光素子のアノードとカソードの引き出し場所を別々にする)、パッドの搭載面積を小さくすることができる。また、パッド数も減り、連結部を小さくでき、連結用配線の本数を少なくできる。回路基板と発光素子との距離を小さく設定し、かつ高さの低い発光素子を使用したときでも、回路基板幅を確保することができるようにすることで、2色以上発光可能で、発光しない縁部を薄くすることで、薄型でありながら発光面の大きい照明装置が可能になる。特に、並列接続した発光素子同士の小グループを、更に直列に接続して中グループとすることで、より多くの発光素子を用いながらも、駆動電圧を低く設定することができ、より安全性が高まる。更に、直列で回路基板同士を接続して大グループを構成することにより,基板連結部が仮に切り離された場合には,電流は完全に遮断され、過大電流が流れるといった不具合を回避でき、更に安全性が高くなる。又、直列に接続された中グループ同士を隣り合って配置することで、配線距離を短くできる。
比較例の回路基板構成と本発明の一例にかかる回路基板構成とを比較して示す図で、(a)は比較例の回路基板を模式的に示す図、(b)は比較例の回路構成を示す図、(c)は比較例の別の回路構成を示す図、(d)は本発明の一例による回路構成を示す図である。 別の比較例にかかる回路基板構成を示す図である。 本実施形態による照明装置を取り付けた状態で、導光方向を通る垂直面で切断した図である。 図3の構成をVI-VI線で切断して矢印方向に見た図と、光源の駆動電圧源とを組み合わせた模式図である。 ケースから導光板を取り外した状態で光源を見た図である。 光源2の回路構成を示す図である。 基板21Aの表面側(a)と、裏面側(b)とを示す図である。基板21Bも同様である。 光源と導光板のみを示す断面図である。
 図3は、照明装置10の垂直方向断面図である。図4は、図3の構成をVI-VI線で切断して矢印方向に見た図と、光源の駆動電圧源とを組み合わせた模式図である。図5は、ケースから導光板を取り外した状態で光源を見た図である。本実施形態に係る照明装置は、面発光する照射面を備えた照明装置10であって、例えば、屋内の天井CL等に取り付けられて、屋内照明として用いられると好適である。この照明装置10は、図3に示すように、面発光する第1主面11、および、この第1主面に対向して略平行に延在する第2主面12を備える正方形状の導光板1と、第1主面11と第2主面12とに交差する方向に延在し該導光板1の入射面13となる一つの側面部に対向して配設される複数の発光素子2と、を備えて、発光素子2が射出する光を、導光板1内に導光して第1主面11から射出するものである。
 導光板1は、図3に示すように平板状であって、第1主面11を露出するようにして、発光素子2と共にケース3に一体的に収容されて構成される。ケース3の下方には、導光板1を支持する為に、矩形開口31を有する下板32が取り付けられている。
 発光素子2は、入射面13の方向に照明光を射出する光源であればよく、例えば、入射面13の長手方向に間隔をおいて配設する複数の点状光源(チップ型のLED)を用いることができる。また、低消費電力で発光強度が高く、白色発光するLEDと、それとは異なる色,例えばオレンジ色で発光するLEDを用いることが好ましい。ここで、発光素子2に代えてLED2として以後説明する。LED2は、ケース3の内側の側壁3bに取り付けられる基板21の長手方向(紙面に垂直な方向)に、直線的に略等間隔(例えば、約15mmピッチ)で、発光色を交互にして複数配列されている。LED2と基板21とで光源を構成する。
 図5に示すように、基板21は、例えば、入射面13の長手方向の全幅程度の長さとされ、5mm程度の幅を有する。この基板21に複数のチップ型のLED2を所定ピッチで搭載する。このように、基板21は、長手方向に一体とされるが、複数の基板に分け、それぞれを電気的に接続する構成としてもよい。SPは、基板21と導光板1を所定距離隔てるスペーサであり、SCは、基板21をケース3に固定するねじ部材である。また、基板21は、図4に示すように、照明装置外部に配置される駆動電圧源PSと配線23により接続され、不図示の切り替えボタンにより、電圧を印加するLEDを切り替えることで、照明装置の発光色を切り替え可能である。
 図6は、光源2の回路構成を示す図である。図6において、1つの基板21(A)上に実装された白色LED2(W)は3個ずつ並列に接続され、これを小グループSG(W)として、小グループSG(W)を6つ直列に配置してなり、これを中グループMG(W)として、基板21(A)の両端に形成したパッド21AWに接続している。又、同じ基板21(A)上に実装されたオレンジ色LED2(O)は3個ずつ並列に接続され、これを小グループSG(O)として、小グループSG(O)を6つ直列に配置してなり、これを中グループMG(O)として、基板21(A)の両端に形成したパッド21AOに接続している。
 又、別の基板21(B)上に実装された白色LED2(W)は3個ずつ並列に接続され、これを小グループSG(W)として、小グループSG(W)を6つ直列に配置してなり、これを中グループMG(W)として、基板21(A)の両端に形成したパッド21BWに接続している。又、同じ基板21(A)上に実装されたオレンジ色LED2(O)は3個ずつ並列に接続され、これを小グループSG(O)として、小グループSG(O)を6つ直列に配置してなり、これを中グループMG(O)として、基板21(B)の両端に形成したパッド21BOに接続している。
 基板21(A)の一方のパッド21AW,21AOは、それぞれ独立した配線22により基板21(B)の一方のパッド21BW,21BOと接続され、これにより、LEDの中グループMG(W),MG(O)は直列に接続されて大グループBGを構成する。尚、基板21(A)、21(B)の他方のパッド21AW,21AOは、それぞれ独立した配線23を介して図2に示す駆動電圧源PSに接続されている。
 図7は、基板21Aの表面側(a)と、裏面側(b)とを示す図である。基板21Bも同様である。本実施形態では、基板21Aの表面21aには、白色LED2(W)とオレンジ色LED2(O)とが交互に、長手方向に沿って1列に並べて配置されている。更に、基板21Aの表面21aの両端には、それぞれ2つのパッド21AW,21AOが、基板長手方向に直交する方向に並べて配置されている。本実施形態によれば、いずれのパッド21BW,21BOにも単独の配線が結線されるので、パッド面積が小さくても、半田付けを容易に行うことができる。
 基板21Aの表面21aに形成された導電パターンPT1は、図で左側のパッド21AWと、白色LED2(W)のアノード側とを接続している。一方、基板21Aの裏面21bに形成された導電パターンPT2は、白色LED2(W)のカソード側と、基板21Aを貫通するビアを介して、基板21Aの表面21aにおける図で右側のパッド21AWに接続している。
 一方、基板21Aの裏面21bに形成された導電パターンPT3は、基板21Aを貫通するビアを介して、基板21Aの表面21aにおける図で右側のパッド21AOに接続するとともに、オレンジ色LED2(O)のアノード側とを接続している。一方、基板21Aの裏面21bに形成された導電パターンPT4は、基板21Aを貫通するビアを介してオレンジ色LED2(O)のカソード側に接続し、更に基板21Aを貫通するビアを介して、基板21Aの表面21aにおける図で右側のパッド21AOに接続している。
 本実施形態によれば、並列に接続した3つのLED2(W),2(O)同士をそれぞれ、更に直列に接続して、その両端をパッド21AW,21AOに接続した基板21A(21B)を2つ形成し、この基板21A,21Bを直列に接続したものである。このような構成とすれば、駆動電圧印加用の配線23と、回路基板21A、21B間の接続を行うための配線22とを別なパッドに接続することで、パッド面積を小さく抑えながらも、パッド数は4個と少なくて済む。更に、LED2(W),2(O)の発光量が各並列部平均で一定となる。又、駆動電圧を低く抑えることができる。
 本実施形態によれば、光ムラが起きにくく,発光量が大きく、安全性が高く,かつ複数色の発光が可能な照明装置を提供できる。すなわち、LEDチップを並列接続したものを直列に接続することにより,より多くのLEDチップを搭載可能としつつ,駆動電圧値を低く設定することができ、大電圧を必要としないため、比較的細いケーブル等を使用できるので、安全を確保しつつコストを低減できる。直列に接続されたLEDのグループ同士を隣り合って配置することで,発光していないグループがある状態でも,発光しないエリアが大きくなりすぎることがなく,光ムラが起きにくくなる。又、複数の基板でLEDのグループを構成することにより、よりLEDを多く搭載することが容易になる。更に、直列で回路基板同士を接続する構成により、基板連結部(配線22)が万が一切り離された場合は,電流は完全に遮断され,過大電流が流れるといった現象が起きず,より安全性が高い構成となる。さらに、直列接続されたLEDのグループの両端に電源接続用のパッドを設けることで,パッドが片側に集中することが回避され,片側のパッドの数を減らすことができ,かつパッド数も少なくすることができる。各直列接続したLEDのグループがそれぞれ異なる発光色で構成することにより,2色以上の発光が可能になる。2色以上の場合,電源供給本数(配線23)は増加するが,上記回路構成の効果により,パッドならびに基板連結部の面積は最小限で抑えられる。
 図8は、光源と導光板のみを示す断面図である。図8を参照して、本実施形態にかかる照明装置の動作について説明する。LED2から出射して、導光板1の入射面13から入射した光は、全反射しながら導光板1内を導光する。対向面14に至った光は、ここで反射して逆方向に導光される。導光途中で、拡散ドット12aに入射した光は、種々の方向に拡散する。拡散ドット12aで下方に拡散された光は、対向する下面(第1主面11)に向かい、全反射条件を満足する光は、さらに導光板1内を導光し続けるが、全反射条件から外れた光は、第1主面11から外部へと射出され照明光となる。一方、拡散ドット12aで上方に拡散された光は、第2主面12から出射して、上側のケース3の内側で反射し、再び導光板1内に入射し、第1主面11を透過して外部へ射出される。
 以下、好ましい態様についてまとめて説明する。
 前記中グループは、前記発光素子の発光色を異ならせて同一基板上に複数個設けられていることが好ましい。本発明によればパッド数を少なく抑えることができるので、異なる発光色の発光素子を有する照明装置において、異なる発光色の発光素子を独立に発光制御する場合でも、薄型化を妨げることがない。
 前記発光素子はチップ型のLEDであり、前記基板の実装面に対して垂直または平行に光を照射し,前記導光板の側端面である前記入射面に対向して当該側端面に沿って1列に並んでいることが好ましい。これにより照明装置をより薄形とできる。
 本発明は、明細書に記載の実施態様に限定されるものではなく、他の実施態様・変形例を含むことは、本明細書に記載された実施態様や技術思想から本分野の当業者にとって明らかである。例えば、光路偏向手段は、第2主面において発光素子の基板に対して平行に設けたV字状又は台形状の複数の溝であっても良い。又、回路基板に実装された発光素子からの発光方向は、実装面に対して垂直のみならず、平行であっても良い。
1       導光板
2       発光素子(LEDチップ)、光源
3       ケース
3b      側壁
10      照明装置
11      第1主面(出射面)
12      第2主面
12a     拡散ドット
13      入射面
14      対向面
15      反射テープ
21A、21B 基板
21AO    パッド
21AW    パッド
21BO    パッド
21BW    パッド
21a     表面
21b     裏面
22      配線
23      配線
31      矩形開口
32      下板
CL      天井
PS      駆動電圧源
PT1     導電パターン
PT2     導電パターン
PT3     導電パターン
PT4     導電パターン
BG      大グループ
MG      中グループ
SG      小グループ

Claims (4)

  1.  光源と、
     前記光源から出射された光を入射する入射面と、前記入射面から入射した光を出射する第1主面と、前記第1主面に対向し光路偏向手段を形成した第2主面とを有する導光板と、を有する照明装置において、
     前記光源は、発光素子と、前記発光素子を実装した回路基板とを有し、
     前記回路基板上において、複数の前記発光素子を並列に接続することによって形成した小グループを、複数個更に直列に接続して中グループを形成しており、前記中グループの両端を、前記発光素子を駆動するために外部より電圧を印加するパッドに接続してなることを特徴とする照明装置。
  2.  前記回路基板は複数個設けられ、前記回路基板毎に前記中グループの端部に接続した前記パッド同士を接続することで、大グループを形成し、前記大グループの両端を、パッドを介して外部駆動源に接続してなることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3.  前記中グループは、前記発光素子の発光色を異ならせて同一基板上に複数個設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4.  前記発光素子はチップ型のLEDであり、前記基板の実装面に対して垂直または平行に光を照射し,前記導光板の側端面である前記入射面に対向して当該側端面に沿って1列に並んでいることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の照明装置。
PCT/JP2014/054619 2013-03-26 2014-02-26 照明装置 WO2014156440A1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013063923 2013-03-26
JP2013-063923 2013-03-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2014156440A1 true WO2014156440A1 (ja) 2014-10-02

Family

ID=51623435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2014/054619 WO2014156440A1 (ja) 2013-03-26 2014-02-26 照明装置

Country Status (1)

Country Link
WO (1) WO2014156440A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7428575B2 (ja) 2020-04-10 2024-02-06 コイズミ照明株式会社 電子装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008041645A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Samsung Electronics Co Ltd バックライトユニット、バックライトユニットの製造方法、及びバックライトユニットを含む表示装置
JP2008287892A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Hitachi Ltd 照明装置および該照明装置を用いた液晶表示装置
WO2010013544A1 (ja) * 2008-07-29 2010-02-04 シャープ株式会社 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置
JP2010282911A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Victor Co Of Japan Ltd バックライト装置および画像表示装置
WO2011042999A1 (ja) * 2009-10-07 2011-04-14 シャープ株式会社 光源モジュール、及びそれを備えた電子機器
JP2012155880A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Panasonic Corp 照明光源

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008041645A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Samsung Electronics Co Ltd バックライトユニット、バックライトユニットの製造方法、及びバックライトユニットを含む表示装置
JP2008287892A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Hitachi Ltd 照明装置および該照明装置を用いた液晶表示装置
WO2010013544A1 (ja) * 2008-07-29 2010-02-04 シャープ株式会社 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置
JP2010282911A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Victor Co Of Japan Ltd バックライト装置および画像表示装置
WO2011042999A1 (ja) * 2009-10-07 2011-04-14 シャープ株式会社 光源モジュール、及びそれを備えた電子機器
JP2012155880A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Panasonic Corp 照明光源

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7428575B2 (ja) 2020-04-10 2024-02-06 コイズミ照明株式会社 電子装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4764928B2 (ja) 端部コネクタを持つled照明ユニットおよびその組立品
JP4971706B2 (ja) Ledを用いた面光源及びこれを備えるlcdバックライトユニット
US7969525B2 (en) Liquid crystal display device
US10234112B2 (en) Light source module and lighting device having same
US20120014092A1 (en) Backlight unit and display apparatus having the same
KR20070054825A (ko) Led를 이용한 조명 장치
KR102466114B1 (ko) 디스플레이 디바이스
JP2010533931A (ja) タイル状の照明装置
JP2014120319A (ja) 照明装置
JP2011023295A (ja) Led照明装置および画像表示装置
US20130083513A1 (en) Light source unit, backlight unit, and flat panel display device
JP5836812B2 (ja) 線状光源装置、面発光装置、および液晶表示装置
KR20120070278A (ko) 발광모듈 및 발광모듈 제조방법
EP2492898A2 (en) Light Emitting Device
KR20120061292A (ko) 광원 장치, 백라이트 유닛 및 이를 포함하는 표시 장치
US11131885B2 (en) Light emittng device
WO2014156440A1 (ja) 照明装置
US20220196230A1 (en) Light-emitting module and planar light source having the same
US11982432B2 (en) Light emitting module for spotlight and spotlight
JP2009187874A (ja) Led光源装置
JP2020057595A (ja) 発光装置
US20230375168A1 (en) Light emitting module for spotlight and spotlight
KR100923154B1 (ko) 전원공급회로 일체형의 led 모듈과 led 배열 구조 및이들을 이용한 신호등 장치
JP2009081083A (ja) バックライト装置
US10120122B2 (en) Planar lighting device with external connection section

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 14772904

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 14772904

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: JP

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE