WO2012060011A1

WO2012060011A1 - 切り離しプログラム、組み込みプログラム、切り離し方法、および組み込み方法

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Publication number: WO2012060011A1
Application number: PCT/JP2010/069703
Authority: WO
Inventors: 小関崇広
Original assignee: 富士通株式会社
Priority date: 2010-11-05
Filing date: 2010-11-05
Publication date: 2012-05-10
Also published as: EP2637103A1; JP5445690B2; JPWO2012060011A1; US20130239110A1

Abstract

仮想ＯＳを制御する制御ＯＳ上で動作し、物理Ｉ／Ｏを前記制御ＯＳから切り離すプログラムであって、前記物理Ｉ／Ｏと仮想Ｉ／Ｏが対応付けられた仮想Ｉ／Ｏ情報および前記仮想Ｉ／Ｏと前記仮想ＯＳが対応付けられた仮想ＯＳ情報を格納したコンピュータに、前記物理Ｉ／Ｏの切り離し指示を受信する工程と、前記仮想Ｉ／Ｏ情報および前記仮想ＯＳ情報を参照し、前記物理Ｉ／Ｏに対応する前記仮想Ｉ／Ｏおよび前記仮想Ｉ／Ｏを使用している前記仮想ＯＳを特定する工程と、前記特定した仮想Ｉ／Ｏを切り離す指示を前記特定した仮想ＯＳに送信する工程と、前記切り離した旨を前記特定した仮想ＯＳから受信する工程と、前記切り離した旨を受信した後に、前記物理Ｉ／Ｏを前記制御ＯＳから切り離す工程と、を実行させる。

Description

切り離しプログラム、組み込みプログラム、切り離し方法、および組み込み方法

　本発明は、入出力装置の切り離しおよび組み込みに関する。

　仮想システム有するシステムにおいて、ディスクやPeripheral Component Interconnect（PCI）カードといったＩ／Ｏ装置は、仮想化サービスを持つシステムが該Ｉ／Ｏ装置を仮想Ｉ／Ｏ装置に変換し、仮想システムに提供している。

　仮想化サービスは、上記の機能のように、仮想オペレーティングシステム（ＯＳ）に対して物理資源を論理資源に変換する役割を持つ。
　コンピュータの電源を入れたままディスクやPCIカード等のデバイス（Ｉ／Ｏ装置）の交換（活性交換：hot plugまたはhot swap）を行う場合、仮想化サービスを持つシステム（制御ＯＳ）と、仮想Ｉ／Ｏを使用しているシステム（仮想ＯＳ）の両方でデバイスを切り離し、交換後に新しいデバイスの組み込みを行う必要がある。

　例えば、制御ＯＳでデバイスの切り離しを行い、仮想ＯＳで該デバイスに対応する仮想デバイスの切り離しを忘れた場合、仮想ＯＳで該仮想デバイスにアクセスが発生するとエラーが発生してしまう。

　このように、制御ＯＳと仮想Ｉ／Ｏを使用している仮想ＯＳで、デバイスの切り離しや組み込みを行う手順は複雑であり、切り離し忘れや組み込み忘れなどの間違いが起こりやすく、トラブルの元となっているという問題があった。

特開２００６－３３１４２１号公報特開２００９－１２３２１７号公報特開平０７－０８４８１０号公報

　本発明の課題は、入出力装置の切り離しまたは組み込みにおいて、トラブルを減少させる切り離しプログラムおよび組み込みプログラムを提供することである。

　実施の形態に係る切り離しプログラムは、仮想オペレーティングシステムを制御する制御オペレーティングシステム上で動作し、前記制御オペレーティングシステムの物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムから切り離すプログラムであって、前記物理入出力装置と仮想入出力装置が対応付けられた仮想入出力装置情報および前記仮想入出力装置と前記仮想オペレーティングシステムが対応付けられた仮想オペレーティングシステム情報を格納したコンピュータに、前記物理入出力装置の切り離し指示を受信する工程と、前記仮想入出力装置情報および前記仮想オペレーティングシステム情報を参照し、前記物理入出力装置に対応する仮想入出力装置および前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムを特定する工程と、前記特定した仮想入出力装置を切り離す指示を前記特定した仮想オペレーティングシステムに送信する工程と、前記特定した仮想入出力装置を切り離した旨を前記特定した仮想オペレーティングシステムから受信する工程と、前記特定した仮想入出力装置を切り離した旨を受信した後に、前記物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムから切り離す工程と、を実行させる。

　実施の形態に係る組み込みプログラムは、仮想オペレーティングシステムを制御する制御オペレーティングシステム上で動作し、前記制御オペレーティングシステムの物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムに組み込むプログラムであって、前記物理入出力装置と仮想入出力装置が対応付けられた仮想入出力装置情報および前記仮想入出力装置と前記仮想オペレーティングシステムが対応付けられた仮想オペレーティングシステム情報を格納したコンピュータに、前記物理入出力装置の組み込み指示を受信する工程と、前記物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムに組み込む工程と、前記仮想入出力装置情報および前記仮想オペレーティングシステム情報を参照し、前記物理入出力装置に対応する前記仮想入出力装置および前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムを特定する工程と、前記特定した仮想入出力装置を組み込む指示を前記特定した仮想オペレーティングシステムに送信する工程と、前記特定した仮想オペレーティングシステムから前記特定した仮想入出力装置を組み込んだ旨を受信する工程と、を実行させる。

　実施の形態に係る切り離しプログラムは、仮想オペレーティングシステムを制御する制御オペレーティングシステム上で動作し、仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムから切り離すプログラムであって、前記物理入出力装置と前記仮想入出力装置が対応付けられた仮想入出力装置情報および前記仮想入出力装置と前記仮想オペレーティングシステムが対応付けられた仮想オペレーティングシステム情報を格納したコンピュータに、前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムから前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置の切り離し指示を受信する工程と、前記仮想入出力装置情報および前記仮想オペレーティングシステム情報を参照し、前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置および他の仮想入出力装置、および前記他の仮想入出力装置を使用している他の仮想オペレーティングシステムを特定する工程と、前記他の仮想オペレーティングシステムに前記他の仮想入出力装置の切り離し指示を送信する工程と、前記他の仮想オペレーティングシステムから前記他の仮想入出力装置の切り離した旨を受信する工程と、前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムから切り離す工程と、前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムに、前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を切り離した旨を送信する工程と、を実行させる。

　実施の形態に係る切り離しプログラムは、制御オペレーティングシステムで制御される仮想オペレーティングシステム上で動作し、仮想入出力装置を前記仮想オペレーティングシステムから切り離すプログラムであって、コンピュータに、前記仮想入出力装置の切り離し指示を受信する工程と、前記仮想入出力装置を前記仮想オペレーティングシステムから切り離す工程と、前記仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を切り離す指示を前記制御オペレーティングシステムに送信する工程と、前記仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を切り離した旨を前記制御オペレーティングシステムから受信する工程と、を実行させる。

　実施の形態に係る組み込みプログラムは、仮想オペレーティングシステムを制御する制御オペレーティングシステム上で動作し、仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムに組み込むプログラムであって、前記物理入出力装置と前記仮想入出力装置が対応付けられた仮想入出力装置情報および前記仮想入出力装置と前記仮想オペレーティングシステムが対応付けられた仮想オペレーティングシステム情報を格納したコンピュータに、前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムから前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置の組み込み指示を受信する工程と、前記仮想入出力装置情報および前記仮想オペレーティングシステム情報を参照し、前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置および他の仮想入出力装置、および前記他の仮想入出力装置を使用している他の仮想オペレーティングシステムを特定する工程と、前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムに組み込む工程と、前記他の仮想オペレーティングシステムに前記他の仮想入出力装置の組み込み指示を送信する工程と、前記他の仮想オペレーティングシステムから前記他の仮想入出力装置の組み込んだ旨を受信する工程と、前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムに、前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を組み込んだ旨を送信する工程と、を実行させる。

　実施の形態に係る組み込みプログラムは、制御オペレーティングシステムで制御される仮想オペレーティングシステム上で動作し、仮想入出力装置を前記仮想オペレーティングシステムに組み込むプログラムであって、コンピュータに、前記仮想入出力装置の組み込み指示を受信する工程と、前記仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を組み込む指示を前記制御オペレーティングシステムに送信する工程と、前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を組み込んだ旨を前記制御オペレーティングシステムから受信する工程と、前記仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を組み込んだ旨を受信した後に、前記仮想入出力装置を前記仮想オペレーティングシステムに組み込む工程と、を実行させる。

　実施の形態のプログラムによれば、切り離しまたは組み込み対象となる入出力装置（仮想入出力装置を含む）に関連する入出力装置の切り離しまたは組み込みを自動的に行うため、切り離しまたは組み込み忘れによるトラブルを減少させることができる。

実施の形態に係るサーバの構成図である。実施の形態に係るソフトウェアの構成図である。仮想ＯＳ情報テーブルの例である。仮想Ｉ／Ｏ情報テーブルの例である。制御ＯＳの通信機構と仮想ＯＳの通信機構との間で送受信される通信データの形式の例である。実施の形態に係る仮想サービス部のフローチャートである。実施の形態に係る制御ＯＳの通信機構のフローチャートである。実施の形態に係る仮想ＯＳの通信機構のフローチャートである。実施の形態に係る制御ＯＳのドライバのフローチャートである。実施の形態に係る仮想ＯＳのドライバのフローチャートである。制御ＯＳからＩ／Ｏの切り離しを行う場合のシーケンス図である。制御ＯＳからＩ／Ｏの組み込みを行う場合のシーケンス図である。仮想ＯＳから他の仮想ＯＳで共有されていないＩ／Ｏの切り離しを行う場合のシーケンス図である。仮想ＯＳから他の仮想ＯＳで共有されていないＩ／Ｏの組み込みを行う場合のシーケンス図である。仮想ＯＳから複数の仮想ＯＳで共有しているＩ／Ｏの切り離しを指示した場合のシーケンス図である。仮想ＯＳから複数の仮想ＯＳで共有しているＩ／Ｏの切り離しを指示した場合のシーケンス図である。

　以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
　図１は、実施の形態に係るサーバの構成図である。
　サーバ１０１は、Central Processing Unit（CPU）１０２－ｎ（ｎ＝１～４）、メモリ１０３－ｎ、ディスク１０４－ｍ（ｍ＝１～２）、およびネットワークカード１０５－ｍを備える。

　ＣＰＵ１０４－ｎは、コア１０６－ｎ－ｍを備える。
　コア１０６は、プログラム等の各種処理を実行する。
　メモリ１０３は、各種データを一時的に記憶する装置である。例えば、メモリ１０３として、Random Access Memory（RAM）が用いられる。

　ディスク１０４は、各種データを記憶するための装置である。例えば、ディスク１０４として、磁気ディスク装置が用いられる。
　ネットワークカード１０５は、通信を行うためのインターフェースである。

　実施の形態において、ディスクにそれぞれdisk0、disk1という識別子を割り当て、ネットワークカードにそれぞれnet0、net1という識別子を割り当てている。

　図２は、実施の形態に係るソフトウェアの構成図である。
　実施の形態に係るサーバ１０１では、制御ＯＳ２０１および仮想ＯＳ３０１－ｍ（ｍ＝１～２）がインストールされて、実行されている。実施の形態においては、２つの仮想ＯＳ３０１－１、３０１－２が動作している。なお、実施の形態において、仮想ＯＳ３０１－１、３０１－２をそれぞれ、仮想ＯＳ１、仮想ＯＳ２と呼ぶ。

　制御ＯＳ２０１は、仮想ＯＳ３０１を制御している。また制御ＯＳ２０１および仮想ＯＳ３０１は、Ｉ／Ｏ（仮想Ｉ／Ｏを含む）を制御ＯＳ２０１または仮想ＯＳ３０１から動的に切り離すhot plug機能（hot swap機能）を有している。

　制御ＯＳ２０１は、通信機構２０２、仮想化サービス部２０３、保守プログラム、ドライバ２０６を備える。
　通信機構２０２は、仮想ＯＳ３０１との通信を行う。

　仮想化サービス部２０３は、仮想化サービスを提供し、物理資源であるＩ／Ｏ（物理入出力装置）２０７を論理資源である仮想Ｉ／Ｏ（仮想入出力装置）３０７へ変換する。Ｉ／Ｏ２０７は、ディスク１０４およびネットワークカード１０５に対応する。

　保守プログラム２０４は、Ｉ／Ｏ２０７の切り離し指示や組み込み指示を行う。
　ドライバ２０６は、Ｉ／Ｏ２０７の切り離しおよび組み込みを行う。なお、Ｉ／Ｏの切り離しとは、Ｉ／ＯをＯＳ上から電気的に切り離し、ＯＳ上から認識されないようにし、交換可能状態にすることである。処理としては、切り離しを指示されたドライバは、そのＩ／Ｏを停止させ、自身も終了する。また、Ｉ／Ｏの組み込みとは、切り離しとは逆に電気的に切り離された状態のＩ／Ｏを、ＯＳに認識させ、使用可能な状態にすることである。処理としては、該当Ｉ／Ｏの電源をONし、ドライバのアタッチ、Ｉ／Ｏの起動を行う。

　仮想ＯＳ３０１－ｍは、通信機構３０２－ｍ、保守プログラム３０４－ｍ、およびドライバ３０６－ｍを備える。
　通信機構３０２は、制御ＯＳ２０１との通信を行う。

　保守プログラム３０４、仮想Ｉ／Ｏ３０７の切り離し指示や組み込み指示を行う。
　ドライバ３０６は、仮想Ｉ／Ｏ３０７の切り離しおよび組み込みを行う。仮想Ｉ／Ｏの切り離しとは、仮想Ｉ／Ｏ３０７を仮想ＯＳ３０１上から電気的に切り離し、仮想ＯＳ３０１上から認識されないようにし、交換可能状態にすることである。仮想Ｉ／Ｏの組み込みとは、切り離しとは逆に電気的に切り離された状態の仮想Ｉ／Ｏ３０７を、仮想ＯＳ３０１に認識させ、使用可能な状態にすることである。

　次に、実施の形態に係る活性交換処理で用いられる情報テーブルについて説明する。
　図３は、仮想ＯＳ情報テーブルの例である。
　仮想情報テーブルには、仮想ＯＳ名、仮想ＣＰＵ数、仮想メモリサイズ、および仮想Ｉ／Ｏが対応付けられて記述されている。

　仮想ＯＳ名には、制御ＯＳが制御している仮想ＯＳの識別子が記述されている。
　仮想ＣＰＵ数は、仮想ＯＳが使用しているＣＰＵの数が記述されている。ここでは、仮想ＣＰＵ数はコア数としている。

　仮想メモリサイズには、仮想ＯＳが使用しているメモリサイズが記述されている。
　仮想Ｉ／Ｏは、仮想ＯＳが使用している仮想Ｉ／Ｏの識別子が記述されている。
　実施の形態において、仮想ＯＳ１は、２つのＣＰＵ、２ギガバイト（ＧＢ）のメモリ、仮想Ｉ／Ｏとしてvdisk0、vnet0を使用している。また、仮想ＯＳ２は、６つのＣＰＵ、８ＧＢのメモリ、仮想Ｉ／Ｏとしてvdisk1、vdisk2、vnet1、vnet2を使用している。

　図４は、仮想Ｉ／Ｏ情報テーブルの例である。
　仮想Ｉ／Ｏ情報テーブルには、Ｉ／Ｏ、仮想Ｉ／Ｏが対応付けられて記述されている。
　Ｉ／Ｏには、Ｉ／Ｏの識別子が記述されている。

　仮想Ｉ／Ｏは、仮想ＯＳ上で使用されている仮想Ｉ／Ｏの識別子が記述されている。
　実施の形態において、disk0は、仮想ＯＳ上でvdisk0、vdisk1として使用され、disk1は、仮想ＯＳ上でvdisk2として使用されている。

　また、net0は、仮想ＯＳ上でvnet0、vnet1として使用され、net1は、仮想ＯＳ上でvet2として使用されている。
　なお、仮想ＯＳ情報テーブルおよび仮想Ｉ／Ｏ情報テーブルは、例えば、メモリ１０３に格納されている。

　図５は、制御ＯＳの通信機構と仮想ＯＳの通信機構との間で送受信される通信データの形式の例である。
　通信データには、発行元、発行先、仮想Ｉ／Ｏ情報、制御内容、および制御結果を含んでいる。

　発行元は、通信データの発行元のＯＳである。例えば、制御ＯＳや仮想ＯＳの識別子が記述される。
　発行先は、通信データの発行先のＯＳである。例えば、制御ＯＳや仮想ＯＳの識別子が記述される。

　仮想Ｉ／Ｏ情報は、切り離しまたは組み込みの対象となるＩ／Ｏを示す識別子である。例えば、仮想Ｉ／Ｏ情報として、vdisk1、vnet1等が記述される。
　制御内容は、制御ＯＳまたは仮想ＯＳが実行するまたは実行した制御の種類である。例えば、制御内容として、切り離し指示、組み込み指示、切り離し復帰、組み込み復帰がある。

　制御結果は、切り離しまたは組み込みが成功または失敗（異常）したかを示す。なお、制御結果は、制御内容が切り離し復帰または組み込み復帰の場合のみ用いられる。

　図６は、実施の形態に係る仮想サービス部のフローチャートである。
　ステップＳ５０１において、仮想サービス部２０３は、受信した通信データの発行元を判定する。発行元が制御ＯＳ２０１のドライバ２０６の場合、制御はステップＳ５０２に進み、仮想ＯＳ３０１の場合、制御はステップＳ５０８に進む。

　ステップＳ５０２において、仮想サービス部２０３は、仮想Ｉ／Ｏ情報テーブルを参照し、指定されたＩ／Ｏがどの仮想Ｉ／Ｏであるか特定する。
　ステップＳ５０３において、仮想サービス部２０３は、仮想ＯＳ情報テーブルを参照し、特定した仮想Ｉ／Ｏを使用している仮想ＯＳ３０１を特定する。

　ステップＳ５０４において、仮想サービス部２０３は、制御ＯＳの通信機構２０２に対し、特定したすべての仮想ＯＳに対し、指定の動作（切り離しまたは組み込み）の指示通信を依頼する。

　ステップＳ５０５において、仮想サービス部２０３は、指定の動作に対する応答がすべて成功であるか否か判定する。応答がすべて成功である場合、制御はステップＳ５０６に進み、１つ以上失敗の場合、制御はステップＳ５０７に進む。

　ステップＳ５０６において、仮想サービス部２０３は、ドライバ５０６に成功で復帰（仮想Ｉ／Ｏの組み込み成功を応答）する。
　ステップＳ５０７において、仮想サービス部２０３は、ドライバ５０６に失敗で復帰（仮想Ｉ／Ｏの組み込み失敗を応答）する。

　ステップＳ５０８において、仮想サービス部２０３は、仮想Ｉ／Ｏ情報テーブルを参照し、指定されたＩ／Ｏに関連するＩ／Ｏおよび仮想Ｉ／Ｏを特定する。
　ステップＳ５０９において、仮想サービス部２０３は、仮想ＯＳ情報テーブルを参照し、特定した仮想Ｉ／Ｏを使用している仮想ＯＳ３０１を特定する。

　ステップＳ５１０において、仮想サービス部２０３は、制御内容を判定する。制御内容が組み込みの場合、制御はステップＳ５１１に進み、切り離しの場合、制御はＳ５１２に進む。

　ステップＳ５１１において、仮想サービス部２０３は、ドライバ２０６に特定したＩ／Ｏの組み込みを指示する。
　ステップＳ５１２において、仮想サービス部２０３は、制御ＯＳの通信機構２０２に対して、特定したすべての仮想ＯＳに対し、特定した仮想Ｉ／Ｏの指定の動作（切り離しまたは組み込み）の指示通信を依頼する。

　ステップＳ５１３において、仮想サービス部２０３は、指定の動作の指示通信に対する応答がすべて成功であるか否か判定する。応答がすべて成功である場合、制御はステップＳ５１４に進み、すべて成功でない場合、制御はステップＳ５１７に進む。

　ステップＳ５１４において、仮想サービス部２０３は、制御内容を判定する。制御内容が組み込みの場合、制御はステップＳ５１５に進み、切り離しの場合、制御はＳ５１６に進む。

　ステップＳ５１５において、仮想サービス部２０３は、発行元の仮想ＯＳ３０１へ成功で復帰する。
　ステップＳ５１６において、仮想サービス部２０３は、ドライバ２０６に特定したＩ／Ｏの切り離し指示を行う。

　ステップＳ５１７において、仮想サービス部２０３は、通信データの発行元の仮想ＯＳへ失敗で復帰する。

　図７は、実施の形態に係る制御ＯＳの通信機構のフローチャートである。
　ステップＳ６０１において、通信機構２０２は、通信の受付待ちを行う。
　ステップＳ６０２において、通信機構２０２は、仮想化サービス部２０３から通信依頼を受信する。

　ステップＳ６０３において、通信機構２０２は、対応する仮想ＯＳ３０１へ通信を送信する。
　ステップＳ６０４において、通信機構２０２は、仮想ＯＳ３０１から通信を受信する。

　ステップＳ６０５において、通信機構２０２は、仮想化サービス部２０３に受信内容を通知する。
　ステップＳ６０６において、通信機構２０２は、仮想化サービス部２０３から仮想ＯＳ情報テーブルの変更通知を受信する。変更通知には、新たに追加（増加）されたまたは削除（減少）された仮想ＯＳの情報を含んでいる。

　ステップＳ６０７において、通信機構２０２は、新たに追加（増加）された仮想ＯＳ３０１への通信接続または削除（減少）された仮想ＯＳ３０１との通信切断を行う。

　図８は、実施の形態に係る仮想ＯＳの通信機構のフローチャートである。
　ステップＳ７０１において、通信機構３０２は、通信の受付待ちを行う。通信が仮想ＯＳ側から来た場合、制御はステップＳ７０２に進み、制御ＯＳ２０１から来た場合、制御はステップＳ７０４に進む。

　ステップＳ７０２において、通信機構３０２は、仮想ＯＳ３０１から通信依頼を受信する。
　ステップＳ７０３において、通信機構３０２は、制御ＯＳ２０１の通信機構２０２へ通信を送信する。

　ステップＳ７０４において、通信機構３０２は、制御ＯＳ２０１から通信を受信する。
　ステップＳ７０５において、通信機構３０２は、通信に含まれる制御内容に従い、Ｉ／Ｏの切り離しまたは組み込みをドライバ３０６に指示する。

　ステップＳ７０６において、通信機構３０２は、切り離し結果または組み込み結果を制御ＯＳ２０１へ応答する。

　図９は、実施の形態に係る制御ＯＳのドライバのフローチャートである。
　ステップＳ８０１において、ドライバ２０６は、処理の受付待ちを行う。処理が組み込み指示の場合、制御はステップＳ８０２に進み、処理が切り離し指示の場合、制御はステップＳ８０６に進む。

　ステップＳ８０２において、ドライバ２０６は、組み込み指示を受信する。
　ステップＳ８０３において、ドライバ２０６は、指定されたＩ／Ｏの組み込みを行う。
　ステップＳ８０４において、ドライバ２０６は、仮想化サービス部２０３に、組み込み対象を通知する。

　ステップＳ８０５において、ドライバ２０６は、仮想化サービス部２０３からの応答を待つ。
　ステップＳ８０６において、ドライバ２０６は、ドライバ２０６は、切り離し指示を受信する。

　ステップＳ８０７において、ドライバ２０６は、仮想化サービス部２０３に、切り離し対象を通知する。
　ステップＳ８０８において、ドライバ２０６は、仮想化サービス部２０３からの応答を待つ。

　ステップＳ８０９において、ドライバ２０６は、仮想化サービス部２０３からの応答を受信し、Ｉ／Ｏを切り離す。

　図１０は、実施の形態に係る仮想ＯＳのドライバのフローチャートである。
　ステップＳ９０１において、ドライバ３０６は、処理の受付待ちを行う。処理が組み込み指示の場合、制御はステップＳ９０２に進み、処理が切り離し指示の場合、制御はステップＳ９０６に進む。

　ステップＳ９０２において、ドライバ３０６は、組み込み指示を受信する。
　ステップＳ９０３において、ドライバ３０６は、仮想Ｉ／Ｏの組み込みを通信機構３０２に通知する。

　ステップＳ９０４において、ドライバ３０６は、仮想化サービス部からの応答を待つ。
　ステップＳ９０５において、ドライバ３０６は、応答を受信した後、仮想Ｉ／Ｏを組み込む。
　ステップＳ９０６において、ドライバ３０６は、切り離し指示を受信する。

　ステップＳ９０７において、ドライバ３０６は、仮想Ｉ／Ｏを切り離す。
　ステップＳ９０８において、ドライバ３０６は、仮想Ｉ／Ｏの切り離しを通信機構３０２に通知する。
　ステップＳ９０８において、ドライバ３０９は、通信機構３０２からの応答を待つ。

　次に実施の形態におけるＩ／Ｏ（仮想Ｉ／Ｏを含む）の切り離しまたは組み込みの具体例について説明する。
（１）制御ＯＳからＩ／Ｏの切り離しを行う場合
　図１１は、制御ＯＳからＩ／Ｏの切り離しを行う場合のシーケンス図である。
　ここでは、制御ＯＳからdisk1を切り離す場合について説明する。

　ステップＳ１００１において、保守プログラム２０４は、ドライバ２０６にＩ／Ｏ（disk1）切り離し指示を行う。
　ステップＳ１００２において、ドライバ２０６は、disk1に関連する仮想Ｉ／Ｏの切り離し指示を仮想化サービス部２０３に送信する。

　ステップＳ１００３において、仮想化サービス部２０３は、仮想ＯＳ情報テーブルおよび仮想Ｉ／Ｏ情報テーブルを参照し、disk1に関連する仮想Ｉ／Ｏおよび該仮想Ｉ／Ｏを使用している仮想ＯＳを特定する。ここでは、仮想Ｉ／Ｏとしてvdisk2、仮想ＯＳとして仮想ＯＳ２が特定される。

　ステップＳ１００４において、仮想化サービス部２０３は、仮想ＯＳ２へvdisk2の切り離し指示を通信機構に依頼する。
　ステップＳ１００５において、通信機構２０２は、仮想ＯＳ２の通信機構３０２－２に仮想Ｉ／Ｏ（vdisk2）の切り離し指示を送信する。

　ステップＳ１００６において、通信機構３０２－２は、ドライバ３０６－２に仮想Ｉ／Ｏ（vdisk2）の切り離し指示を送信する。
　ステップＳ１００７において、ドライバ３０６－２は、仮想Ｉ／Ｏ（vdisk2）を切り離す。

　ステップＳ１００８において、ドライバ３０６－２は、仮想Ｉ／Ｏ（vdisk2）を切り離した旨を通信機構３０２－２に応答する。
　ステップＳ１００９において、通信機構３０２－２は、仮想ＯＳ２の仮想Ｉ／Ｏ（vdisk2）の切り離し結果を制御ＯＳの通信機構２０２に送信する。

　ステップＳ１０１０において、通信機構２０２は、受信した仮想ＯＳ２の切り離し結果を仮想化サービス部２０３に応答する。
　ステップＳ１０１１において、仮想化サービス部２０３は、Ｉ／Ｏ（disk1）の切り離し指示をドライバ２０６に応答する。

　ステップＳ１０１２において、ドライバ２０６は、disk1を切り離す。
　ステップＳ１０１３において、ドライバ２０６は、保守プログラム２０４にＩ／Ｏ切り離し完了を通知する。

（２）制御ＯＳからＩ／Ｏの組み込みを行う場合
　図１２は、制御ＯＳからＩ／Ｏの組み込みを行う場合のシーケンス図である。
　ここでは、制御ＯＳからdisk1を組み込む場合について説明する。

　ステップＳ１１０１において、保守プログラム２０４は、ドライバにＩ／Ｏ（disk1）組み込み指示を行う。
　ステップＳ１１０２において、ドライバ２０６は、disk1を組み込む。
　ステップＳ１１０３において、ドライバ２０６は、disk1に関連する仮想Ｉ／Ｏの組み込み指示を仮想化サービス部２０３に送信する。

　ステップＳ１１０４において、仮想化サービス部２０３は、仮想ＯＳ情報テーブルおよび仮想Ｉ／Ｏ情報テーブルを参照し、disk1に関連する仮想Ｉ／Ｏおよび該仮想Ｉ／Ｏを使用している仮想ＯＳを特定する。ここでは、仮想Ｉ／Ｏとしてvdisk2、仮想ＯＳとして仮想ＯＳ２が特定される。

　ステップＳ１１０５において、仮想化サービス部２０３は、仮想ＯＳ２へvdisk2の組み込み指示を通信機構２０２に依頼する。
　ステップＳ１１０６において、通信機構２０２は、仮想ＯＳ２の通信機構３０２－２に仮想Ｉ／Ｏ（vdisk2）の組み込み指示を送信する。

　ステップＳ１１０７において、通信機構３０２－２は、ドライバ３０６－２に仮想Ｉ／Ｏ（vdisk2）の組み込みを送信する。
　ステップＳ１１０８において、ドライバ３０６－２は、仮想Ｉ／Ｏ（vdisk2）を組み込む。

　ステップＳ１１０９において、ドライバ３０６－２は、仮想Ｉ／Ｏ（vdisk2）を組み込んだ旨を通信機構３０２－２に応答する。
　ステップＳ１１１０において、通信機構３０２－２は、仮想ＯＳ２の仮想Ｉ／Ｏ（vdisk2）の組み込み結果を制御ＯＳの通信機構２０２に送信する。

　ステップＳ１１１１において、通信機構２０２は、受信した仮想ＯＳ２の組み込み結果を仮想化サービス部２０３に応答する。
　ステップＳ１１１２において、仮想化サービス部２０３は、disk1に関連する仮想Ｉ／Ｏ（vdisk2）の組み込み結果をドライバ２０６に応答する。
　ステップＳ１１１３において、ドライバ２０６は、保守プログラム２０４にＩ／Ｏ（disk1）組み込み完了を通知する。

（３）仮想ＯＳから他の仮想ＯＳで共有されていないＩ／Ｏの切り離しを行う場合
　図１３は、仮想ＯＳから他の仮想ＯＳで共有されていないＩ／Ｏの切り離しを行う場合のシーケンス図である。
　ここでは、仮想ＯＳ２からvdisk2を切り離す場合について説明する。

　ステップＳ１２０１において、保守プログラム３０４－２は、ドライバ３０６－２にＩ／Ｏ（vdisk2）切り離し指示を行う。
　ステップＳ１２０２において、ドライバ３０６－２は、仮想Ｉ／Ｏ（vkisk2）を切り離す。
　ステップＳ１２０３において、ドライバ３０６－２は、制御ＯＳへのvdisk2に関連するＩ／Ｏの切り離し指示を通信機構３０２－２に送信する。

　ステップＳ１２０４において、通信機構３０２－２は、制御ＯＳへvdisk2に関連するＩ／Ｏの切り離し指示を送信する。
　ステップＳ１２０５において、通信機構２０２は、切り離し指示を受信し、仮想化サービス部２０３に送信する。

　ステップＳ１２０６において、仮想化サービス部２０３は、仮想ＯＳ情報テーブルおよび仮想Ｉ／Ｏ情報テーブルを参照し、vdisk2に関連するＩ／Ｏおよび仮想Ｉ／Ｏ、および該仮想Ｉ／Ｏを使用している仮想ＯＳを特定する。ここでは、vdisk2に関連するＩ／Ｏとしてdisk1が特定される。

　ステップＳ１２０７において、仮想化サービス部２０３は、Ｉ／Ｏ（disk1）の切り離し指示をドライバ２０６に送信する。
　ステップＳ１２０８において、ドライバ２０６は、disk1を切り離す。

　ステップＳ１２０９において、ドライバ２０６は、Ｉ／Ｏ（disk1）を切り離した旨を仮想化サービス部２０３に応答する。
　ステップＳ１２１０において、仮想化サービス部２０３は、仮想ＯＳ２へのＩ／Ｏ（disk1）切り離し完了の送信を通信機構２０２に指示する。

　ステップＳ１２１１において、通信機構２０２は、仮想ＯＳ２へＩ／Ｏ（disk1）切り離し完了を送信する。
　ステップＳ１２１２において、通信機構３０２－２は、vdisk2に関連するＩ／Ｏを切り離した旨をドライバ３０６－２に応答する。

　ステップＳ１２１３において、ドライバ３０６－２は、保守プログラム３０４－２にＩ／Ｏ（vdisk2）切り離し完了を通知する。

（４）仮想ＯＳから他の仮想ＯＳで共有されていないＩ／Ｏの組み込みを行う場合
　図１４は、仮想ＯＳから他の仮想ＯＳで共有されていないＩ／Ｏの組み込みを行う場合のシーケンス図である。
　ここでは、仮想ＯＳ２からvdisk2を組み込む場合について説明する。

　ステップＳ１３０１において、保守プログラム３０４－２は、ドライバ３０６－２にＩ／Ｏ（vdisk2）組み込み指示を行う。
　ステップＳ１３０２において、ドライバ３０６－２は、制御ＯＳへのvdisk2に関連するＩ／Ｏの組み込み指示を通信機構３０２－２に送信する。
　ステップＳ１３０３において、通信機構３０２－２は、制御ＯＳへvdisk2に関連するＩ／Ｏの組み込み指示を送信する。

　ステップＳ１３０４において、通信機構２０２は、組み込み指示を受信し、仮想化サービス部２０３に送信する。
　ステップＳ１３０５において、仮想化サービス部２０３は、仮想ＯＳ情報テーブルおよび仮想Ｉ／Ｏ情報テーブルを参照し、vdisk2に関連するＩ／Ｏおよび仮想Ｉ／Ｏ、および該仮想Ｉ／Ｏを使用している仮想ＯＳを特定する。ここでは、vdisk2に関連するＩ／Ｏとしてdisk1が特定される。

　ステップＳ１３０６において、仮想化サービス部２０３は、Ｉ／Ｏ（disk1）の組み込み指示をドライバ２０６に送信する。
　ステップＳ１３０７において、ドライバ２０６は、disk1を組み込む。

　ステップＳ１３０８において、ドライバ２０６は、Ｉ／Ｏ（disk1）を組み込んだ旨を仮想化サービス部に応答する。
　ステップＳ１３０９において、仮想化サービス部２０３は、仮想ＯＳ２へのＩ／Ｏ（disk1）組み込み完了の送信を通信機構２０２に指示する。

　ステップＳ１３１０において、通信機構２０２は、仮想ＯＳ２へＩ／Ｏ（disk1）組み込み完了を送信する。
　ステップＳ１３１１において、通信機構３０２－２は、Ｉ／Ｏ（disk1）を組み込んだ旨をドライバ３０６－２に応答する。

　ステップＳ１３１２において、ドライバ３０６－２は、仮想Ｉ／Ｏ（vkisk2）を組み込む。
　ステップＳ１３１３において、ドライバ３０６－２は、保守プログラムにＩ／Ｏ（vdisk2）組み込み完了を通知する。

（５）仮想ＯＳから複数の仮想ＯＳで共有しているＩ／Ｏの切り離しを指示した場合
　図１５は、仮想ＯＳから複数の仮想ＯＳで共有しているＩ／Ｏの切り離しを指示した場合のシーケンス図である。
　ここでは、仮想ＯＳ１の保守プログラムからvdisk0を切り離す場合について説明する。

　ステップＳ１４０１において、保守プログラム３０４－１は、ドライバ３０６－１にＩ／Ｏ（vdisk0）切り離し指示を行う。
　ステップＳ１４０２において、ドライバ３０６－１は、仮想Ｉ／Ｏ（vkisk0）を切り離す。
　ステップＳ１４０３において、ドライバ３０６－１は、制御ＯＳ２０１へのvdisk0に関連するＩ／Ｏの切り離し指示を通信機構３０２－１に送信する。

　ステップＳ１４０４において、通信機構３０２－１は、制御ＯＳ２０１へvdisk0に関連するＩ／Ｏの切り離し指示を送信する。
　ステップＳ１４０５において、通信機構２０４は、切り離し指示を受信し、仮想化サービス部２０３に送信する。

　ステップＳ１４０６において、仮想化サービス部２０３は、仮想ＯＳ情報テーブルおよび仮想Ｉ／Ｏ情報テーブルを参照し、vdisk0に関連するＩ／Ｏおよび仮想Ｉ／Ｏ、および該仮想Ｉ／Ｏを使用している仮想ＯＳを特定する。ここでは、vdisk0に関連するＩ／Ｏとしてdisk0、vdisk0に関連する仮想Ｉ／Ｏとしてvdisk1、vdisk1を使用している仮想ＯＳとして仮想ＯＳ２が特定される。

　ステップＳ１４０７において、仮想化サービス部２０３は、仮想ＯＳ２へvdisk1の切り離し指示を通信機構２０４に依頼する。
　ステップＳ１４０８において、通信機構２０４は、仮想ＯＳ２の通信機構３０２－２に仮想Ｉ／Ｏ（vdisk1）の切り離し指示を送信する。

　ステップＳ１４０９において、通信機構３０２－２は、ドライバ３０６－２に仮想Ｉ／Ｏ（vdisk1）の切り離し指示を送信する。
　ステップＳ１４１０において、ドライバ３０６－２は、仮想Ｉ／Ｏ（vdisk1）を切り離す。

　ステップＳ１４１１において、ドライバ３０６－２は、仮想Ｉ／Ｏ（vdisk1）を切り離した旨を通信機構３０２－２に応答する。
　ステップＳ１４１２において、通信機構３０２－２は、仮想ＯＳ２の仮想Ｉ／Ｏ（vdisk1）の切り離し結果を制御ＯＳの通信機構２０４に送信する。

　ステップＳ１４１３において、通信機構２０４は、受信した仮想ＯＳ２の切り離し結果を仮想化サービス部２０３に応答する。
　ステップＳ１４１４において、仮想化サービス部２０３は、Ｉ／Ｏ（disk0）の切り離し指示をドライバ２０６に応答する。

　ステップＳ１４１５において、ドライバ２０６は、disk0を切り離す。
　ステップＳ１４１６において、ドライバ２０６は、Ｉ／Ｏ（disk0）を切り離した旨を仮想化サービス部２０３に応答する。

　ステップＳ１４１７において、仮想化サービス部２０３は、仮想ＯＳ１へのvdisk0に関連するＩ／Ｏの切り離し完了の送信を通信機構２０４に指示する。
　ステップＳ１４１８において、通信機構２０４は、仮想ＯＳ１へvdisk0に関連するＩ／Ｏの切り離し完了を送信する。

　ステップＳ１４１９において、通信機構３０２－１は、vdisk0に関連するＩ／Ｏを切り離した旨をドライバ３０６－１に応答する。
　ステップＳ１４２０において、ドライバ３０６－１は、保守プログラムにＩ／Ｏ（vdisk0）切り離し完了を通知する。

（６）仮想ＯＳから複数の仮想ＯＳで共有しているＩ／Ｏの組み込みを指示した場合
　図１６は、仮想ＯＳから複数の仮想ＯＳで共有しているＩ／Ｏの切り離しを指示した場合のシーケンス図である。
　ここでは、仮想ＯＳ１の保守プログラムからvdisk0を組み込む場合について説明する。

　ステップＳ１５０１において、保守プログラム３０４－１は、ドライバ３０６－１にＩ／Ｏ（vdisk0）組み込み指示を行う。
　ステップＳ１５０２において、ドライバ３０６－１は、制御ＯＳへのvdisk0に関連するＩ／Ｏの組み込み指示を通信機構３０２－１に送信する。
　ステップＳ１５０３において、通信機構３０２－１は、制御ＯＳへvdisk0に関連するＩ／Ｏの組み込み指示を送信する。

　ステップＳ１５０４において、通信機構２０４は、組み込み指示を受信し、仮想化サービス部２０３に送信する。
　ステップＳ１５０５において、仮想化サービス部２０３は、仮想ＯＳ情報テーブルおよび仮想Ｉ／Ｏ情報テーブルを参照し、vdisk0に関連するＩ／Ｏおよび仮想Ｉ／Ｏ、および該仮想Ｉ／Ｏを使用している仮想ＯＳを特定する。ここでは、vdisk0に関連するＩ／Ｏとしてdisk0、vdisk0に関連する仮想Ｉ／Ｏとしてvdisk1、vdisk1を使用している仮想ＯＳとして仮想ＯＳ２が特定される。

　ステップＳ１５０６において、仮想化サービス部２０３は、Ｉ／Ｏ（disk0）の組み込み指示をドライバ２０６に送信する。
　ステップＳ１５０７において、ドライバ２０６は、disk0を組み込む。

　ステップＳ１５０８において、ドライバ２０６は、Ｉ／Ｏ（disk0）を組み込んだ旨を仮想化サービス部２０３に応答する。
　ステップＳ１５０９において、仮想化サービス部２０３は、仮想ＯＳ２へvdisk1の組み込み指示を通信機構２０４に依頼する。

　ステップＳ１５１０において、通信機２０４構は、仮想ＯＳ２の通信機構３０２－２に仮想Ｉ／Ｏ（vdisk1）の組み込み指示を送信する。
　ステップＳ１５１１において、通信機構３０２－２は、ドライバ３０６－２に仮想Ｉ／Ｏ（vdisk1）の組み込み指示を送信する。

　ステップＳ１５１２において、ドライバ３０６－２は、仮想Ｉ／Ｏ（vdisk1）を組み込む。
　ステップＳ１５１３において、ドライバ３０６－２は、仮想Ｉ／Ｏ（vdisk1）を組み込んだ旨を通信機構３０２－２に応答する。

　ステップＳ１５１４において、通信機構３０６－２は、仮想ＯＳ２の仮想Ｉ／Ｏ（vdisk1）の組み込み結果を制御ＯＳの通信機構２０４に送信する。
　ステップＳ１５１５において、通信機構２０４は、受信した仮想ＯＳ２の組み込み結果を仮想化サービス部２０３に応答する。

　ステップＳ１５１６において、仮想化サービス部２０３は、仮想ＯＳ１へのvdisk0に関連するＩ／Ｏの組み込み完了の送信を通信機構２０４に指示する。
　ステップＳ１５１７において、通信機構２０４は、仮想ＯＳ１へvdisk0に関連するＩ／Ｏの組み込み完了を送信する。

　ステップＳ１５１８において、通信機構３０２－１は、vdisk0に関連するＩ／Ｏを組み込んだ旨をドライバ３０６－１に応答する。
　ステップＳ１５１９において、ドライバ３０６－１は、仮想Ｉ／Ｏ（vkisk0）を組み込む。

　ステップＳ１５２０において、ドライバ３０６－１は、保守プログラム３０４－１にＩ／Ｏ（vdisk0）組み込み完了を通知する。
　実施の形態のＯＳによれば、切り離しまたは組み込み対象となるＩ／Ｏに関連するＩ／Ｏの切り離しまたは組み込みを連動して行うため、切り離しまたは組み込み忘れによるトラブルを減少させることができる。

Claims

　仮想オペレーティングシステムを制御する制御オペレーティングシステム上で動作し、前記制御オペレーティングシステムの物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムから切り離すプログラムであって、
　前記物理入出力装置と仮想入出力装置が対応付けられた仮想入出力装置情報および前記仮想入出力装置と前記仮想オペレーティングシステムが対応付けられた仮想オペレーティングシステム情報を格納したコンピュータに、
　前記物理入出力装置の切り離し指示を受信する工程と、
　前記仮想入出力装置情報および前記仮想オペレーティングシステム情報を参照し、前記物理入出力装置に対応する仮想入出力装置および前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムを特定する工程と、
　前記特定した仮想入出力装置を切り離す指示を前記特定した仮想オペレーティングシステムに送信する工程と、
　前記特定した仮想入出力装置を切り離した旨を前記特定した仮想オペレーティングシステムから受信する工程と、
　前記特定した仮想入出力装置を切り離した旨を受信した後に、前記物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムから切り離す工程と、
　を実行させることを特徴とする切り離しプログラム。
　仮想オペレーティングシステムを制御する制御オペレーティングシステム上で動作し、前記制御オペレーティングシステムの物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムに組み込むプログラムであって、
　前記物理入出力装置と仮想入出力装置が対応付けられた仮想入出力装置情報および前記仮想入出力装置と前記仮想オペレーティングシステムが対応付けられた仮想オペレーティングシステム情報を格納したコンピュータに、
　前記物理入出力装置の組み込み指示を受信する工程と、
　前記物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムに組み込む工程と、
　前記仮想入出力装置情報および前記仮想オペレーティングシステム情報を参照し、前記物理入出力装置に対応する前記仮想入出力装置および前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムを特定する工程と、
　前記特定した仮想入出力装置を組み込む指示を前記特定した仮想オペレーティングシステムに送信する工程と、
　前記特定した仮想オペレーティングシステムから前記特定した仮想入出力装置を組み込んだ旨を受信する工程と、
　を実行させることを特徴とする組み込みプログラム。
　仮想オペレーティングシステムを制御する制御オペレーティングシステム上で動作し、仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムから切り離すプログラムであって、
　前記物理入出力装置と前記仮想入出力装置が対応付けられた仮想入出力装置情報および前記仮想入出力装置と前記仮想オペレーティングシステムが対応付けられた仮想オペレーティングシステム情報を格納したコンピュータに、
　前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムから前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置の切り離し指示を受信する工程と、
　前記仮想入出力装置情報および前記仮想オペレーティングシステム情報を参照し、前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置および他の仮想入出力装置、および前記他の仮想入出力装置を使用している他の仮想オペレーティングシステムを特定する工程と、
　前記他の仮想オペレーティングシステムに前記他の仮想入出力装置の切り離し指示を送信する工程と、
　前記他の仮想オペレーティングシステムから前記他の仮想入出力装置の切り離した旨を受信する工程と、
　前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムから切り離す工程と、
　前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムに、前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を切り離した旨を送信する工程と、
　を実行させることを特徴とする切り離しプログラム。
　制御オペレーティングシステムで制御される仮想オペレーティングシステム上で動作し、仮想入出力装置を前記仮想オペレーティングシステムから切り離すプログラムであって、
　コンピュータに、
　前記仮想入出力装置の切り離し指示を受信する工程と、
　前記仮想入出力装置を前記仮想オペレーティングシステムから切り離す工程と、
　前記仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を切り離す指示を前記制御オペレーティングシステムに送信する工程と、
　前記仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を切り離した旨を前記制御オペレーティングシステムから受信する工程と、
　を実行させることを特徴とする切り離しプログラム。
　仮想オペレーティングシステムを制御する制御オペレーティングシステム上で動作し、仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムに組み込むプログラムであって、
　前記物理入出力装置と前記仮想入出力装置が対応付けられた仮想入出力装置情報および前記仮想入出力装置と前記仮想オペレーティングシステムが対応付けられた仮想オペレーティングシステム情報を格納したコンピュータに、
　前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムから前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置の組み込み指示を受信する工程と、
　前記仮想入出力装置情報および前記仮想オペレーティングシステム情報を参照し、前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置および他の仮想入出力装置、および前記他の仮想入出力装置を使用している他の仮想オペレーティングシステムを特定する工程と、
　前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムに組み込む工程と、
　前記他の仮想オペレーティングシステムに前記他の仮想入出力装置の組み込み指示を送信する工程と、
　前記他の仮想オペレーティングシステムから前記他の仮想入出力装置の組み込んだ旨を受信する工程と、
　前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムに、前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を組み込んだ旨を送信する工程と、
　を実行させることを特徴とする組み込みプログラム。
　制御オペレーティングシステムで制御される仮想オペレーティングシステム上で動作し、仮想入出力装置を前記仮想オペレーティングシステムに組み込むプログラムであって、
　コンピュータに、
　前記仮想入出力装置の組み込み指示を受信する工程と、
　前記仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を組み込む指示を前記制御オペレーティングシステムに送信する工程と、
　前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を組み込んだ旨を前記制御オペレーティングシステムから受信する工程と、
　前記仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を組み込んだ旨を受信した後に、前記仮想入出力装置を前記仮想オペレーティングシステムに組み込む工程と、
　を実行させることを特徴とする組み込みプログラム。
　仮想オペレーティングシステムを制御する制御オペレーティングシステムおよび前記仮想オペレーティングシステムが動作し、物理入出力装置と仮想入出力装置が対応付けられた仮想入出力装置情報および前記仮想入出力装置と前記仮想オペレーティングシステムが対応付けられた仮想オペレーティングシステム情報を格納したコンピュータが行う方法であって、
　前記物理入出力装置の切り離し指示を受信する工程と、
　前記仮想入出力装置情報および前記仮想オペレーティングシステム情報を参照し、前記物理入出力装置に対応する前記仮想入出力装置および前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムを特定する工程と、
　前記特定した仮想入出力装置を切り離す指示を前記特定した仮想オペレーティングシステムに送信する工程と、
　前記制御オペレーションシステムから前記特定した仮想入出力装置の切り離し指示を受信する工程と、
　前記仮想オペレーティングシステムから前記特定した仮想入出力装置を切り離す工程と、
　前記特定した仮想入出力装置を切り離した旨を前記制御オペレーティングシステムに送信する工程と、
　前記特定した仮想入出力装置を切り離した旨を前記特定した仮想オペレーティングシステムから受信する工程と、
　前記特定した仮想入出力装置を切り離した旨を受信した後に、前記物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムから切り離す工程と、
　を有することを特徴とする切り離し方法。
　仮想オペレーティングシステムを制御する制御オペレーティングシステムおよび前記仮想オペレーティングシステムが動作し、物理入出力装置と仮想入出力装置が対応付けられた仮想入出力装置情報および前記仮想入出力装置と前記仮想オペレーティングシステムが対応付けられた仮想オペレーティングシステム情報を格納したコンピュータが行う方法であって、
　前記物理入出力装置の組み込み指示を受信する工程と、
　前記物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムに組み込む工程と、
　前記仮想入出力装置情報および前記仮想オペレーティングシステム情報を参照し、前記物理入出力装置に対応する仮想入出力装置および前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムを特定する工程と、
　前記特定した仮想入出力装置を組み込む指示を前記特定した仮想オペレーティングシステムに送信する工程と、
　前記制御オペレーションシステムから前記特定した仮想入出力装置の組み込み指示を受信する工程と、
　前記特定した仮想オペレーティングシステムから前記特定した仮想入出力装置を組み込む工程と、
　前記特定した仮想入出力装置を組み込んだ旨を前記制御オペレーティングシステムに送信する工程と、
　前記特定した仮想オペレーティングシステムから前記特定した仮想入出力装置を組み込んだ旨を受信する工程と、
　を有することを特徴とする組み込み方法。
　仮想オペレーティングシステムを制御する制御オペレーティングシステムおよび前記仮想オペレーティングシステムが動作し、物理入出力装置と仮想入出力装置が対応付けられた仮想入出力装置情報および前記仮想入出力装置と仮想オペレーティングシステムが対応付けられた仮想オペレーティングシステム情報を格納したコンピュータが行う方法であって、
　前記仮想入出力装置の切り離し指示を受信する工程と、
　前記仮想入出力装置を前記仮想オペレーティングシステムから切り離す工程と、
　前記仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を切り離す指示を前記制御オペレーティングシステムに送信する工程と、
　前記仮想入出力装置を使用している仮想オペレーティングシステムから前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置の切り離し指示を受信する工程と、
　前記仮想入出力装置情報および前記仮想オペレーティングシステム情報を参照し、仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置および他の仮想入出力装置、および前記他の仮想入出力装置を使用している他の仮想オペレーティングシステムを特定する工程と、
　前記他の仮想オペレーティングシステムに前記他の仮想入出力装置の切り離し指示を送信する工程と、
　前記制御オペレーションシステムから前記他の仮想入出力装置の切り離し指示を受信する工程と、
　前記他の仮想オペレーティングシステムから前記他の仮想入出力装置を切り離す工程と、
　前記他の仮想入出力装置を切り離した旨を前記制御オペレーティングシステムに送信する工程と、
　前記他の仮想オペレーティングシステムから前記他の仮想入出力装置の切り離した旨を受信する工程と、
　前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムから切り離す工程と、
　前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムに、前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を切り離した旨を送信する工程と、
　前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を切り離した旨を前記制御オペレーティングシステムから受信する工程と、
　を有することを特徴とする切り離し方法。
　仮想オペレーティングシステムを制御する制御オペレーティングシステムおよび前記仮想オペレーティングシステムが動作し、物理入出力装置と仮想入出力装置が対応付けられた仮想入出力装置情報および前記仮想入出力装置と前記仮想オペレーティングシステムが対応付けられた仮想オペレーティングシステム情報を格納したコンピュータが行う方法であって、
　前記仮想入出力装置の組み込み指示を受信する工程と、
　前記仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を組み込む指示を前記制御オペレーティングシステムに送信する工程と、
　前記仮想入出力装置を使用している仮想オペレーティングシステムから前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置の組み込み指示を受信する工程と、
　前記仮想入出力装置情報および前記仮想オペレーティングシステム情報を参照し、前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置および他の仮想入出力装置、および前記他の仮想入出力装置を使用している他の仮想オペレーティングシステムを特定する工程と、
　前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を前記制御オペレーティングシステムに組み込む工程と、
　前記他の仮想オペレーティングシステムに前記他の仮想入出力装置の組み込み指示を送信する工程と、
　前記制御オペレーションシステムから前記他の仮想入出力装置の組み込み指示を受信する工程と、
　前記他の仮想オペレーティングシステムから前記他の仮想入出力装置を組み込む工程と、
　前記他の仮想入出力装置を組み込んだ旨を前記制御オペレーティングシステムに送信する工程と、
　前記他の仮想オペレーティングシステムから前記他の仮想入出力装置の組み込んだ旨を受信する工程と、
　前記仮想入出力装置を使用している前記仮想オペレーティングシステムに、前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を組み込んだ旨を送信する工程と、
　前記仮想入出力装置に関連する前記物理入出力装置を組み込んだ旨を前記制御オペレーティングシステムから受信する工程と、
　前記仮想入出力装置に関連する物理入出力装置を組み込んだ旨を受信した後に、前記仮想入出力装置を前記仮想オペレーティングシステムに組み込む工程と、
　を有することを特徴とする組み込み方法。