WO2011093370A1 - 無線通信システム、無線基地局、ネットワーク制御装置及び通信制御方法 - Google Patents

無線通信システム、無線基地局、ネットワーク制御装置及び通信制御方法 Download PDF

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Abstract

 LTE基地局10-1は、干渉制御情報としてのLIメッセージに、干渉発生時の時刻に関する時刻情報として、干渉量の測定開始時刻及び測定期間を含ませて、他LTE基地局へ送信する。一方、LTE基地局10-1は、他LTE基地局からのLIメッセージを受信した場合、受信したLIメッセージのうち、対応する測定時間帯が有効期間と重複するLIメッセージのみを集計対象とし、当該集計結果に基づいて干渉低減の制御を行う。

Description

無線通信システム、無線基地局、ネットワーク制御装置及び通信制御方法
 本発明は、複数の無線基地局と、上位ネットワークにおけるネットワーク制御装置とを備え、無線基地局の間に論理的な伝送路である第1コネクションが確立可能であり、無線基地局とネットワーク制御装置との間に論理的な伝送路である第2コネクションが確立可能である無線通信システム、当該無線通信システムにおける無線基地局、当該無線通信システムにおけるネットワーク制御装置、及び、当該無線通信システムにおける通信制御方法に関する。
 3GPP(Third Generation Partnership Project)において、現在、規格策定中のLTE(Long Term Evolution)等の無線通信システムでは、無線基地局(以下、「LTE基地局」と称する)とコアネットワークとの間の論理的な伝送路であるS1コネクションに加えて、迅速なハンドオーバや、コアネットワークにおける処理負担軽減等を実現すべく、無線基地局間の論理的な伝送路であるX2コネクションが必要となる。
 LTE基地局は、X2コネクションを確立するために、隣接する他LTE基地局の情報を取得し、当該他LTE基地局の情報の一覧としての隣接基地局リスト(以下、「ネイバーリスト」と称する)を保持する。隣接する他LTE基地局とは、LTE基地局からの距離が近い他LTE基地局を指す。LTE基地局が、ネイバーリストを保持することによって、X2コネクションの確立や、LTE基地局間の負荷分散、保守作業時の規制等の制御が実現可能となる。
 LTE基地局が、ネイバーリストを取得する際の手法として、ANR(Automatic Neighbour Relation Function)の採用が考えられている。ANRは、LTE基地局が、無線端末から定期的に、あるいは、イベントの度に送信されるメジャメントレポート(Measurement Report)を受信し、当該メジャメントレポートに基づいて、ネイバーリストを得る方式である(例えば、非特許文献1参照)。
 また、LTE基地局が、ANRによって得られたネイバーリストに基づいて、X2コネクションを確立可能な相手である他LTE基地局を選択する方法として、OAM(Operation and Maintenance)の情報に基づいて、ネイバーリストとしてのWhite List及びBlack Listを更新する手法が提案されている。ここで、White Listは、積極的にX2コネクションを確立すべき相手である他LTE基地局の情報からなるリストであり、Black Listは、X2コネクションが確立不可能な相手である他LTE基地局の情報からなるリストである。
 また、LTE基地局がセル間干渉調整(ICIC:Inter-Cell Interference Coordination)を行う手法として、LTE基地局間で交換される、LI(Load Information)メッセージに基づく手法が規定されている。LIメッセージには、干渉を低減させるための干渉制御情報としてのOI(Overload Indicator)、HII(High Interference Indicator)、RNTP(Relative Narrowband Tx Power)が含まれる。
"3GPP TS 36.300 V8.5.0 (2008-05) "、[online]、[2009年12月15日検索]、<URL:http://www.arib.or.jp/IMT-2000/V700Sep08/5_Appendix/Rel8/36/36300-850.pdf>
 しかしながら、上述したICICでは、コネクションの状態によっては、LIメッセージがLTE基地局間で交換される際に、伝送遅延が大きくなる可能性がある。LIメッセージの伝送遅延が大きくなると、LTE基地局が他LTE基地局からのLIメッセージを受信した時には、他LTE基地局がLIメッセージを送信した時とは干渉状況が大きく変わっている可能性がある。このため、LTE基地局がLIメッセージに基づいて干渉を低減させるための制御を行っても、適切に干渉が低減されない場合がある。
 上記問題点に鑑み、本発明は、干渉を適切に低減することを可能とした無線通信システム、無線基地局、ネットワーク制御装置、及び、通信制御方法を提供することを目的とする。
 上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。本発明の第1の特徴は、第1の無線基地局及び第2の無線基地局(LTE基地局10-1、10-2、10-3)を備える無線通信システムであって、前記第1の無線基地局は、干渉の発生時に関する時刻を示す時刻情報を含んだ、干渉を低減させるための情報である干渉制御情報を、前記第2の無線基地局へ送信する送信部(LIメッセージ送信処理部154)を備え、前記第2の無線基地局は、前記第1の無線基地局からの前記干渉制御情報を受信する受信部(LIメッセージ受信処理部156)を備えることを要旨とする。
 このような無線通信システムでは、第1の無線基地局が第2の無線基地局へ干渉制御情報を送信する際に、当該干渉制御情報に干渉の発生時に関する時刻を示す時刻情報を含ませている。一方、第2の無線基地局は、干渉制御情報を受信しており、当該干渉制御情報のうち、時刻情報が有効であると見なされる期間内の時刻を示す干渉制御情報に基づいて、干渉低減の制御を行うことができる。従って、干渉制御情報の伝送遅延を考慮した適切な干渉低減の制御が可能となる。
 本発明の第2の特徴は、前記第2の無線基地局は、前記受信部により受信された前記干渉制御情報のうち、前記時刻情報が有効であると見なされる期間内の時刻を示す前記干渉制御情報に基づいて、干渉低減の制御を行う干渉制御部(干渉制御部158)とを備えることを要旨とする。
 本発明の第3の特徴は、前記干渉制御部は、前記時刻情報によって示される時間帯と前記有効であると見なされる時間帯との重複の度合に応じて、前記干渉制御情報の重み付けを行うことを要旨とする。
 本発明の第4の特徴は、前記干渉制御部は、前記重複の度合が大きいほど、前記干渉制御情報の重み付けの値を大きくすることを要旨とする。
 本発明の第5の特徴は、前記時刻情報は、前記第1の無線基地局において干渉が測定された時間帯を示す測定時間帯であることを要旨とする。
 本発明の第6の特徴は、無線通信システムを構成する無線基地局であって、干渉の発生時に関する時刻を示す時刻情報を含んだ、干渉を低減させるための情報である干渉制御情報を、他の無線基地局へ送信する送信部を備えることを要旨とする。
 本発明の第7の特徴は、無線通信システムを構成する無線基地局であって、他の無線基地局からの、干渉の発生時に関する時刻を示す時刻情報を含んだ、干渉を低減させるための情報である干渉制御情報を受信する受信部を備えることを要旨とする。
 本発明の第8の特徴は、前記受信部により受信された前記干渉制御情報のうち、前記時刻情報が有効であると見なされる期間内の時刻を示す前記干渉制御情報に基づいて、干渉低減の制御を行う干渉制御部を備えることを要旨とする。
 本発明の第9の特徴は、第1の無線基地局及び第2の無線基地局を備える無線通信システムにおける通信制御方法であって、前記第1の無線基地局が、干渉の発生時に関する時刻を示す時刻情報を含んだ、干渉を低減させるための情報である干渉制御情報を、前記第2の無線基地局へ送信するステップと、前記第2の無線基地局が、前記第1の無線基地局からの前記干渉制御情報を受信するステップとを備えることを要旨とする。
 本発明の第10の特徴は、前記第2の無線基地局が、受信された前記干渉制御情報のうち、前記時刻情報が有効であると見なされる期間内の時刻を示す前記干渉制御情報に基づいて、干渉低減の制御を行うステップを備えることを要旨とする。
 本発明によれば、干渉を適切に低減することが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システムの全体概略構成図である。 図2は、本発明の実施形態に係る、LTE基地局の構成図である。 図3は、本発明の実施形態に係る無線通信システムにおけるS1コネクションの確立状態を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る無線通信システムにおけるX2コネクション確立状態を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る、測定開始時刻と測定期間との一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る、MMEの構成図である。 図7は、本発明の実施形態に係るLTE基地局の新規設置時の動作を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施形態に係るLTE基地局の通常時の動作を示すフローチャートである。 図9は、本発明の実施形態に係るLTE基地局のLIメッセージ受信時の動作を示すフローチャートである。
 次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、(1)無線通信システムの概略構成、(2)LTE基地局の構成、(3)MMEの構成、(4)LTE基地局の動作、(5)作用・効果、(6)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
 (1)無線通信システムの概略構成
 図1は、本実施形態に係る無線通信システムの概略構成図である。本実施形態では、無線通信システム1は、LTE技術を用いて構成されている。図1に示す無線通信システム1は、無線基地局であるLTE基地局10-1、10-2、10-3と、ネットワーク制御装置であるMME(Mobile Management Entity)20と、上位ネットワークであるバックボーンネットワーク30と、無線端末40とを含む。
 LTE基地局10-1乃至10-3と、無線端末40とは、無線通信区間を介して無線通信を行う。LTEにおいて、LTE基地局10-1乃至10-3と、無線端末40との間の通信方式は、E-UTRAN(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)と称される。
 (2)LTE基地局の構成
 図2は、LTE基地局10-1の構成を示す図である。図2に示すLTE基地局10-1は、制御部102、記憶部103、I/F部104、無線通信部106、アンテナ108を含む。なお、LTE基地局10-2及び10-3も、LTE基地局10-1と同様の構成を有する。
 制御部102は、例えばCPUによって構成され、LTE基地局10-1が具備する各種機能を制御する。記憶部103は、例えばメモリによって構成され、LTE基地局10-1における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
 I/F部104は、バックボーンネットワーク30に接続されている。無線通信部106は、RF回路、ベースバンド回路等を含み、変調及び復調、符号化及び復号等を行い、アンテナ108を介して、無線端末40との間で、無線信号の送信及び受信を行う。
 制御部102は、コネクション確立処理部152、LI(Load Information)メッセージ送信処理部154、LIメッセージ受信処理部156及び干渉制御部158を含む。
 (LTE基地局の新規設置時の処理)
 以下、LTE基地局10-1が新規に設置された場合の処理を説明する。
 LTE基地局10-1の電源が投入されると、制御部102は、LTE基地局10-1の立ち上げ処理を行い、無線端末40との通信を行うための無線区間と、MME20との通信を行うための有線区間(バックホール部分)の初期化を行う。バックホール部分の初期化において、制御部102内のコネクション確立処理部152は、MME20との間に、バックボーンネットワーク30を介して、トランスポート層の論理的な伝送路であるS1コネクションを確立する。
 図3は、無線通信システム1における初期状態のS1コネクションの確立状態を示す図である。図3において、LTE基地局10-1とMME20との間には、S1コネクション#1が確立されている。また、LTE基地局10-2とMME20との間には、S1コネクション#2が確立され、LTE基地局10-3とMME20との間には、S1コネクション#3が確立されている。
 上述した初期化によって、LTE基地局10-1は、無線端末40との間で無線信号の送信及び受信が可能な状態(運用状態)に遷移する。
 LTE基地局10-1が運用状態になった後、コネクション確立処理部152は、ANR(Automatic Neighbour Relation Function)の手法により、LTE基地局10-1に接続する無線端末40から定期的に、あるいは、イベントの度に送信されるメジャメントレポートを、アンテナ108及び無線通信部106を介して受信する。更に、コネクション確立処理部152は、受信したメジャメントレポートに基づいて、ネイバーリストを生成し、当該ネイバーリストを記憶部103に記憶させる。なお、ネイバーリストは、予め記憶部103に記憶されていてもよい。
 その後、コネクション確立処理部152は、OAM(Operation and Maintenance)の情報に基づいて、ネイバーリストとしてのWhite List及びBlack Listを更新する。ここで、White Listには、LTE基地局10-1との間でX2コネクションを確立すべき他LTE基地局の情報を含んで構成される。
 また、LIメッセージ送信処理部154は、他LTE基地局(ここではLTE基地局10-2やLTE基地局10-3)と、他LTE基地局に接続している無線端末との間の通信によって、無線リソースであるリソースブロック毎に、LTE基地局10-1が受ける干渉量を測定する。ここで、干渉量とは、例えば、受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)である。
 次に、LIメッセージ送信処理部154は、リソースブロック毎にLIメッセージを生成、送信する。
 具体的には、LIメッセージ送信処理部154は、セル間干渉調整(ICIC:Inter-Cell Interference Coordination)によって干渉を低減させるための干渉制御情報としてのLIメッセージに、OI(Overload Indicator)、HII(High Interference Indicator)、RNTP(Relative Narrowband Tx Power)の少なくとも何れかを、メッセージ内各情報要素(IE:Information Element)として含ませる。
 ここで、OIは、上り方向の干渉を制御するための干渉制御情報であり、送信元のLTE基地局における、対応するリソースブロックの干渉量を示す。HIIは、上り方向の干渉を制御するための干渉制御情報であり、送信元のLTE基地局が当該LTE基地局によって形成されるセルの端部に存在する無線端末に対して割り当てようとするリソースブロックを示す。RNTPは、送信元のLTE基地局における、対応するリソースブロックの送信電力を示す。
 また、LIメッセージ送信処理部154は、干渉発生時の時刻に関する時刻情報として、干渉量の測定開始時刻及び測定期間(例えば60秒)をLIメッセージに含ませる。また、LIメッセージ送信処理部154は、White Listに含まれる他LTE基地局の識別情報(セルID)を、宛先の情報としてLIメッセージに含ませる。また、LIメッセージ送信処理部154は、LTE基地局10-1の識別情報(セルID)を送信元の情報としてLIメッセージに含ませる。
 更に、LIメッセージ送信処理部154は、LTE基地局10-1が起動してから定期的に、LIメッセージを送信する。この場合、LIメッセージ送信処理部154は、LIメッセージを送信するタイミングで、LTE基地局10-1と他LTE基地局との間でX2コネクションが確立されていない場合には、I/F部104及びS1コネクションを介して、MME20へLIメッセージを送信する。
 また、LTE基地局10-1と他LTE基地局との間で、X2コネクションが確立されていない場合には、以下のよりが実行される。
 コネクション確立処理部152は、White Listに含まれる他LTE基地局の情報に対応する他LTE基地局を、LTE基地局10-1との間でX2コネクションを確立する候補(接続候補)として決定する。接続候補となる他LTE基地局は、例えば、LTE基地局10-1から所定距離内に存在するLTE基地局、換言すれば、LTE基地局10-1との間で互いに所定以上の干渉の影響を受けるLTE基地局である。
 更に、コネクション確立処理部152は、順次、接続候補の他LTE基地局との間に、バックボーンネットワーク30を介して、トランスポート層の論理的な伝送路であるX2コネクションを確立する。X2コネクションの確立後、コネクション確立処理部152は、ネイバーリストとしてのWhite Listから、LTE基地局10-1との間でX2コネクションを確立した他LTE基地局の情報を削除する。
 LIメッセージ送信処理部154は、LIメッセージを送信するタイミングで、LTE基地局10-1と他LTE基地局との間でX2コネクションが確立されている場合には、LTE基地局10-1との間でX2コネクションが確立された他LTE基地局へ、I/F部104及び当該X2コネクションを介して、LIメッセージを送信する。なお、このとき、LIメッセージ送信処理部154は、S1コネクションを介するMME20へのLIメッセージの送信も継続する。
 このように、LTE基地局10-1と接続候補の他LTE基地局との間に、順次X2コネクションが確立されることにより、LTE基地局10-1からX2コネクションを介してLIメッセージを受信する他LTE基地局が徐々に増加する。
 図4は、無線通信システム1におけるX2コネクションの確立状態を示す図である。LTE基地局10-1、10-2及び10-3が相互に他LTE基地局を接続候補とした場合、図4に示すように、LTE基地局10-1とLTE基地局10-2との間には、X2コネクション#1が確立される。また、LTE基地局10-1とLTE基地局10-3との間には、X2コネクション#2が確立される。更に、LTE基地局10-2とLTE基地局10-3との間には、X2コネクション#3が確立される。
 その後、LIメッセージ送信処理部154は、全ての接続候補の他LTE基地局との間にX2コネクションが確立されたか否かを判定する。具体的には、LIメッセージ送信処理部154は、ネイバーリストとしてのWhite Listに他LTE基地局の情報が含まれる場合には、全ての接続候補の他LTE基地局との間にX2コネクションが確立されていないと判定し、ネイバーリストとしてのWhite Listに他LTE基地局の情報が含まれていない場合には、全ての接続候補の他LTE基地局との間にX2コネクションが確立されていると判定する。
 全ての接続候補の他LTE基地局との間にX2コネクションが確立された場合には、LIメッセージ送信処理部154は、S1コネクションを介するMME20へのLIメッセージの送信を停止する。
 (LTE基地局の通常時の処理)
 以下、LTE基地局10-1における通常時の処理を説明する。
 LTE基地局10-1が通常時の処理を行っている間、制御部102内のLIメッセージ送信処理部154は、X2コネクションが切断又はリセットされたか否かを判定する。例えば、LIメッセージ送信処理部154は、他LTE基地局に対して、LIメッセージとは別のメッセージを、I/F部104及びX2コネクションを介して送信した後、所定時間内に他LTE基地局から応答メッセージを受信しなかった場合には、X2コネクションが切断又はリセットされたと判定する。なお、X2コネクションが切断又はリセットされたか否かは、SCTP(Stream Control Transmission Protocol)レベルの疎通確認において判定することもできる。
 X2コネクションが切断又はリセットされた場合、LIメッセージ送信処理部154は、切断又はリセットされたX2コネクションの接続相手であった他LTE基地局の情報を、宛先の情報としてLIメッセージに含ませる。更に、LIメッセージ送信処理部154は、I/F部104及びS1コネクションを介して、MME20へLIメッセージを送信する。
 その後、コネクション確立処理部152は、切断又はリセットされたX2コネクションを再度確立する。X2コネクションの再確立が完了すると、LIメッセージ送信処理部154は、I/F部104及び再確立されたX2コネクションを介して、他LTE基地局へLIメッセージを送信する。
 その後、LIメッセージ送信処理部154は、切断又はリセットされた全てのX2コネクションが再確立されたか否かを判定する。
 切断又はリセットされた全てのX2コネクションが再確立された場合には、LIメッセージ送信処理部154は、S1コネクションを介するMME20へのLIメッセージの送信を停止する。
 (LIメッセージ受信時の処理)
 以下、LTE基地局10-1におけるLIメッセージの受信時の処理を説明する。
 LTE基地局10-1が通常時の処理を行っている間、制御部102内のLIメッセージ受信処理部156は、S1コネクション及びI/F部104を介して、MME20からのLIメッセージを受信する。また、LIメッセージ送信処理部154は、X2コネクション及びI/F部104を介して、他LTE基地局からのLIメッセージを受信する。受信されたLIメッセージは、記憶部103に記憶される。
 干渉制御部158は、LIメッセージの集計タイミングが到来したか否かを判定する。LIメッセージの集計タイミングは、例えば、毎時00分であり、当該集計タイミングの情報は、記憶部103に記憶されている。
 LIメッセージの集計タイミングが到来すると、干渉制御部158は、それまでに受信され、記憶部103に記憶されたLIメッセージのそれぞれについて、当該LIメッセージに含まれる測定開始時刻と測定期間とに基づいて、測定時間帯を算出する。ここで、測定時間帯の始期は、測定開始時刻であり、終期は、測定開始時刻に測定期間を加えた時刻である。
 次に、干渉制御部158は、記憶部103に記憶されたLIメッセージのうち、対応する測定時間帯が有効期間と重複するLIメッセージを抽出する。有効期間は、LIメッセージの集計タイミングから遡った過去の所定期間(例えば1分間)であり、記憶部103に記憶されている。ここでは、干渉制御部158は、対応する測定時間帯の全体が有効期間に含まれるLIメッセージのみならず、対応する測定時間帯の一部が有効期間に含まれるLIメッセージをも抽出する。
 次に、干渉制御部158は、抽出したLIメッセージを集計する。LIメッセージは、リソースブロック毎に生成されているため、干渉制御部158は、リソースブロック毎に、対応するLIメッセージを集計する。
 具体的には、干渉制御部158は、各LIメッセージに含まれるOIの平均値、HIIに基づくリソースブロックの使用率、RNTPの平均値の少なくとも何れかを算出する。ここで、抽出されたLIメッセージには、対応する測定時間帯の全体が有効期間に含まれるものと、対応する測定時間帯の一部が有効期間に含まれるものとが存在する。このため、干渉制御部158は、測定時間帯と有効期間との重複の度合に応じた重み付けによる加重平均を行って平均値を算出する。
 図5は、測定開始時刻と測定期間の一例を示す図である。ここでは、有効期間は、12時00分00秒から遡った60秒間、すなわち、11時59分01秒~12時00分00秒であるものとする。
 この場合、基地局ID001に対応する測定時間帯は、11時58分01秒~11時59分00秒であり、有効期間とは重複しない。このため、基地局ID001に対応するLIメッセージは抽出対象とはならず、重み付け値は0である。
 また、基地局ID002に対応する測定時間帯は、11時58分31秒~11時59分30秒であり、1/2が有効期間と重複している。このため、基地局ID002に対応するLIメッセージの重み付け値は1/2となる。
 また、基地局ID003に対応する測定時間帯は、11時59分01秒~11時59分50秒であり、全体が有効期間と重複している。このため、基地局ID002に対応するLIメッセージの重み付け値は1となる。
 このようにして、LIメッセージにおけるOI、HII、RNTPの少なくとも何れかを集計した後、干渉制御部158は、当該集計結果に基づく干渉低減の制御を行う。干渉制御部158が、OI、HII、RNTPに基づいて、どのように干渉低減の制御を行うかは、LTEの規格上は特に規定されていないが、例えば、以下のような干渉低減の制御を行うことができる。
 干渉制御部158は、OIの平均値が所定値以上である場合には、当該OIを考慮したスケジューリングポリシーを設定し、OIの平均値が所定値未満である場合には、当該OIを考慮せずにスケジューリングポリシーを設定する。
 また、干渉制御部158は、HIIに基づくリソースブロックの使用率が所定値以上である場合には、当該リソースブロックを、当該LTE基地局10-1によって形成されるセルの端部に存在する無線端末(セルエッジ端末)に割り当てないようにする。
 また、干渉制御部158は、RNTPの平均値が所定値未満である場合には、対応するリソースブロックを割り当て可能とし、RNTPの平均値が所定値以上である場合には、対応するリソースブロックを割り当て不可とする。
 (3)MMEの構成
 図6は、MME20の構成を示す図である。図6に示すMME20は、制御部202、記憶部203、I/F部204を含む。
 制御部202は、例えばCPUによって構成され、LTE基地局10-1が具備する各種機能を制御する。記憶部203は、例えばメモリによって構成され、MME20における制御などに用いられる各種情報を記憶する。I/F部204は、バックボーンネットワーク30に接続されている。
 制御部202は、LI(Load Information)メッセージ中継処理部252を含む。
 LIメッセージ中継処理部252は、S1コネクション及びI/F部204を介して、LTE基地局10-1乃至10-3からのLIメッセージを受信する。次に、LIメッセージ中継処理部252は、受信したLIメッセージ内の宛先の情報に基づいて、当該LIメッセージの宛先となるLTE基地局10-1乃至10-3の何れかを特定する。更に、LIメッセージ中継処理部252は、I/F部204と、特定したLTE基地局10-1乃至10-3の何れかとの間に確立されているX2コネクションとを介して、特定したLTE基地局10-1乃至10-3の何れかに対して、LIメッセージを送信する。
 (4)LTE基地局の動作
 次に、LTE基地局10-1の動作を説明する。なお、LTE基地局10-2及び10-3も、LTE基地局10-1と同様の動作を行う。
 図7は、LTE基地局10-1の新規設置時の動作を示すフローチャートである。
 ステップS101において、LTE基地局10-1の電源が投入されると、制御部102は、LTE基地局10-1の立ち上げ処理を行い、MME20との間にS1コネクションを確立する。
 ステップS102において、制御部102は、LIメッセージを生成し、当該LIメッセージを、S1コネクションを介してMME20へ送信する。MME20は、LTE基地局10-1からのLIメッセージを、S1コネクションを介して他LTE基地局へ送信する。
 ステップS103において、制御部102は、LTE基地局10-1との間でX2コネクションを確立する候補(接続候補)を決定し、当該接続候補となる他LTE基地局との間にX2コネクションを確立する。
 ステップS104において、制御部102は、LIメッセージを生成し、ステップS103において、LTE基地局10-1との間でX2コネクションが確立された他LTE基地局へ当該X2コネクションを介してLIメッセージを送信する。
 ステップS105において、制御部102は、全ての接続候補の他LTE基地局との間に、X2コネクションを確立したか否かを判定する。
 一部の接続候補の他LTE基地局との間にX2コネクションが確立されていない場合には、ステップS103における、接続候補の他LTE基地局との間のX2コネクションの確立以降の動作が繰り返される。
 一方、全ての接続候補の他LTE基地局との間に、X2コネクションが確立されている場合には、ステップS106において、制御部102は、S1コネクションを介するMME20へのLIメッセージの送信を停止する。
 図8は、LTE基地局10-1の通常処理時の動作を示すフローチャートである。
 ステップS201において、LTE基地局10-1が通常時の処理を行っている間、ステップS202において、制御部102は、X2コネクションが切断又はリセットされたか否かを判定する。
 X2コネクションが切断又はリセットされている場合、ステップS203において、制御部102は、切断又はリセットされたX2コネクションの接続相手であった他LTE基地局宛のLIメッセージを、S1コネクションを介してMME20へ送信する。
 ステップS204において、制御部102は、切断又はリセットされたX2コネクションを再度確立する。
 ステップS205において、制御部102は、LIメッセージを生成し、LTE基地局10-1との間でX2コネクションが再度確立された他LTE基地局へ当該X2コネクションを介してLIメッセージを送信する。
 ステップS206において、制御部102は、切断又はリセットされた全てのX2コネクションを再度確立したか否かを判定する。
 一部の切断又はリセットされたX2コネクションが再度確立されていない場合には、ステップS203における、X2コネクションの再確立以降の動作が繰り返される。
 一方、切断又はリセットされた全てのX2コネクションが再確立されている場合には、ステップS207において、制御部102は、S1コネクションを介するMME20へのLIメッセージの送信を停止する。
 図9は、LTE基地局10-1のLIメッセージ受信時の動作を示すフローチャートである。
 ステップS301において、LTE基地局10-1が通常時の処理を行っている間、ステップS302において、制御部102は、S1コネクションを介して、MME20からのLIメッセージを受信するとともに、X2コネクションを介して、他LTE基地局からのLIメッセージを受信する。
 ステップS303において、制御部102は、LIメッセージの集計タイミングが到来したか否かを判定する。
 LIメッセージの集計タイミングが到来していない場合には、ステップS[302における、LIメッセージの受信以降の動作が繰り返される。
 一方、LIメッセージの集計タイミングが到来した場合には、ステップS304において、制御部102は、対応する測定時間帯が有効期間と重複するLIメッセージを集計する。
 更に、ステップS305において、制御部102は、LIメッセージの集計結果に基づいて、干渉低減の制御を行う。
 (5)作用・効果
 このように、本発明の実施形態に係る無線通信システム1では、LTE基地局10-1は、干渉制御情報としてのLIメッセージに、干渉発生時の時刻に関する時刻情報として、干渉量の測定開始時刻及び測定期間を含ませて、他LTE基地局へ送信する。
 一方、LTE基地局10-1は、他LTE基地局からのLIメッセージを受信した場合、受信したLIメッセージのうち、対応する測定時間帯が有効期間と重複するLIメッセージのみを集計対象とし、当該集計結果に基づいて干渉低減の制御を行う。従って、伝送遅延の小さいLIメッセージに基づいて適切な干渉低減の制御を行うことができる。
 特に、LIメッセージを受信したLTE基地局10-1は、対応する測定時間帯の全体が有効期間に含まれるLIメッセージのみならず、対応する測定時間帯の一部が有効期間に含まれるLIメッセージをも集計の対象とし、更には、対応する測定時間帯の一部が有効期間と重複するLIメッセージについては、その重複の度合に応じた重み付けを行った上で集計している。従って、有効期間内の干渉状況を可能な限り反映した適切な干渉低減の制御が可能となる。
 (6)その他の実施形態
 上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
 上述した実施形態では、LTE基地局10-1は、時刻情報としての干渉量の測定開始時刻及び測定期間をLIメッセージに含ませて送信した。しかし、時刻情報は、これに限定されず、LIメッセージの送信時刻や生成時刻を時刻情報として用いてもよい。この場合、LIメッセージを受信したLTE基地局は、送信時刻や生成時刻が有効期間内であるLIメッセージのみを集計対象とし、その集計結果に基づいて干渉低減の制御を行う。
 上述した実施形態では、LTE基地局10-1の制御部102内のLIメッセージ送信処理部154は、S1コネクションを介してMME20へLIメッセージを送信する際に、宛先となる他LTE基地局の情報を当該LIメッセージに含ませて、MME20においてLIメッセージの転送先を特定可能とした。
 しかし、LIメッセージ送信処理部154は、GPSの機能等によってLTE基地局10-1の位置を検出し、宛先となる他LTE基地局の情報に代えて、検出した位置の情報(例えば、経度及び緯度の情報)をLIメッセージに含ませて、MME20へ送信してもよい。この場合、MME20は、LTE基地局10-1からのLIメッセージに含まれる、当該LTE基地局10-1の位置情報と、予め保持している他LTE基地局の位置情報とに基づいて、LTE基地局10-1から所定距離内に存在する他LTE基地局を、LTE基地局10-1からのLIメッセージの転送先として決定する。
 LTE基地局10-1が新規に設定された場合には、MME20がLTE基地局10-1の位置情報を保持していないことも考えられるため、このように、LTE基地局10-1が自局の位置情報をLIメッセージに含ませて送信することで、MME20はLTE基地局10-1の位置を認識でき、更には、LTE基地局10-1からのLIメッセージの転送先を適切に決定することができる。
 また、LIメッセージ送信処理部154は、LTE基地局10-1の送信電力値を取得し、宛先となる他LTE基地局の情報に代えて、取得した送信電力値をLIメッセージに含ませて、MME20へ送信してもよい。この場合、LTE基地局10-1の送信電力が大きいほど、当該LTE基地局10-1が干渉を与える範囲が拡大する。このため、MME20は、LTE基地局10-1からのLIメッセージに含まれる、送信電力値が大きいほど、LTE基地局10-1を中心とした領域を拡大し、当該領域内の他LTE基地局を、LTE基地局10-1からのLIメッセージの転送先として決定する。これにより、LTE基地局10-1が干渉を与える範囲を考慮して、LIメッセージの転送先を適切に決定することができる。
 また、上述した実施形態では、LTEの無線通信システム1について説明したが、無線基地局間に論理的な伝送路が確立される無線通信システムであれば、同様に本発明を適用することができる。
 このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
 なお、日本国特許出願第2010-015837号(2010年1月27日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
 本発明の無線通信システム、無線基地局、ネットワーク制御装置及び通信制御方法によれば、干渉を適切に低減することができ、無線通信システム等として有用である。

Claims (10)

  1.  第1の無線基地局及び第2の無線基地局を備える無線通信システムであって、
     前記第1の無線基地局は、
     干渉の発生時に関する時刻を示す時刻情報を含んだ、干渉を低減させるための情報である干渉制御情報を、前記第2の無線基地局へ送信する送信部を備え、
     前記第2の無線基地局は、
     前記第1の無線基地局からの前記干渉制御情報を受信する受信部を備える無線通信システム。
  2.  前記第2の無線基地局は、
     前記受信部により受信された前記干渉制御情報のうち、前記時刻情報が有効であると見なされる期間内の時刻を示す前記干渉制御情報に基づいて、干渉低減の制御を行う干渉制御部を備える請求項1に記載の無線通信システム。
  3.  前記干渉制御部は、前記時刻情報によって示される時間帯と前記有効であると見なされる時間帯との重複の度合に応じて、前記干渉制御情報の重み付けを行う請求項1に記載の無線通信システム。
  4.  前記干渉制御部は、前記重複の度合が大きいほど、前記干渉制御情報の重み付けの値を大きくする請求項3に記載の無線通信システム。
  5.  前記時刻情報は、前記第1の無線基地局において干渉が測定された時間帯を示す測定時間帯である請求項1に記載の無線通信システム。
  6.  無線通信システムを構成する無線基地局であって、
     干渉の発生時に関する時刻を示す時刻情報を含んだ、干渉を低減させるための情報である干渉制御情報を、他の無線基地局へ送信する送信部を備える無線基地局。
  7.  無線通信システムを構成する無線基地局であって、
     他の無線基地局からの、干渉の発生時に関する時刻を示す時刻情報を含んだ、干渉を低減させるための情報である干渉制御情報を受信する受信部を備える無線基地局。
  8.  前記受信部により受信された前記干渉制御情報のうち、前記時刻情報が有効であると見なされる期間内の時刻を示す前記干渉制御情報に基づいて、干渉低減の制御を行う干渉制御部を備える請求項7に記載の無線基地局。
  9.  第1の無線基地局及び第2の無線基地局を備える無線通信システムにおける通信制御方法であって、
     前記第1の無線基地局が、干渉の発生時に関する時刻を示す時刻情報を含んだ、干渉を低減させるための情報である干渉制御情報を、前記第2の無線基地局へ送信するステップと、
     前記第2の無線基地局が、前記第1の無線基地局からの前記干渉制御情報を受信するステップと、
     を備える通信制御方法。
  10.  前記第2の無線基地局が、受信された前記干渉制御情報のうち、前記時刻情報が有効であると見なされる期間内の時刻を示す前記干渉制御情報に基づいて、干渉低減の制御を行うステップを備える請求項9に記載の通信制御方法。
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