WO2008075434A1

WO2008075434A1 - 記録再生装置、記録再生方法、記録再生プログラム、および記録媒体

Info

Publication number: WO2008075434A1
Application number: PCT/JP2006/325509
Authority: WO
Inventors: Takeshi Sugimoto; Hayato Yoshida; Mitsuo Shoji; Yukari Mizumura; Junko Arakawa; Kazuaki Takahashi; Rui Tokunaga
Original assignee: Pioneer Corporation
Priority date: 2006-12-21
Filing date: 2006-12-21
Publication date: 2008-06-26

Abstract

　移動体に搭載される記録再生装置（１００）は、コンテンツを記録する記録部（１０１）と、記録部（１０１）によって記録されたコンテンツに対して、再生の要否に関する情報を設定する設定部（１０２）と、移動体への同乗者の搭乗を検知する検知部（１０３）と、検知部（１０３）によって検知された同乗者の検知状態と、設定部（１０２）によって設定された再生の要否に関する情報とに基づいて、コンテンツの再生を制御する再生制御部（１０４）と、を備える。

Description

明細書

記録再生装置、記録再生方法、記録再生プログラム、および記録媒体技術分野

[0001] この発明は、車両に搭載される記録再生装置、記録再生方法、記録再生プロダラム、および記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は前述の記録再生装置、記録再生方法、記録再生プログラム、および記録媒体には限らない。

背景技術

[0002] 近年、自動車等の車両には、楽曲等のコンテンツを記録して再生する記録再生装置が搭載されている。このような記録再生装置は、 CDなどに記録された楽曲の情報を読み込むことによって、楽曲を再生する機能を有するほか、ハードディスクに楽曲を記録して、再生するようにした機能を有するものも知られて、る。

[0003] ハードディスクに楽曲を記録するものの中では、ジャンルや録音日、再生頻度といつた情報に基づいて、自動的に楽曲を選択して再生をおこなうものが知られている。また、このほかにも、利用者の好みを反映した再生順序にて、楽曲を再生するようにした技術が提案されている (たとえば、下記特許文献 1参照。 ) o具体的には、利用者が指定した楽曲と同じ属性を有する楽曲を抽出し、この抽出した楽曲とさらに同じ属性を有する楽曲を選択して、再生パターンを生成するようにして、る。

[0004] 特許文献 1 :特開 2006— 79777号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0005] し力しながら、上述した特許文献 1の技術は、利用者が一人で運転している場合には、利用者の好みを反映した楽曲を聴くことができ、利用者にとっては快適であるが、同乗者力 ^、るときにも、同じように利用者の好きな楽曲が再生されてしまう。特に、同乗者に聴かれたくない楽曲がある場合や、同乗者が楽曲に対してこだわる人である場合には、その楽曲が再生されてしまうと、利用者または同乗者に対して不快感を与えてしまうおそれがある。したがって、上述した特許文献 1の技術では、同乗者に対応した楽曲の再生をおこなうことができないという不具合が一例として挙げられる。 [0006] また、仮に、上述した特許文献 1の技術を転用して、同乗者力 ^、るときに聴かれたくない楽曲として、再生させないパターンを生成したとしても、利用者が一人で運転している場合にも当該楽曲が再生されなくなる。つまり、同乗者に対応した楽曲の再生または非再生をおこなうことができなヽと、うことに変わりはな!/、。

課題を解決するための手段

[0007] 上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項 1の発明にかかる記録再生装置は、移動体に搭載される記録再生装置であって、コンテンツを記録する記録手段と、前記記録手段によって記録されたコンテンツに対して、再生の要否に関する情報を設定する設定手段と、前記移動体への同乗者の搭乗を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知された同乗者の検知状態および前記設定手段によって設定された再生の要否に関する情報に基づいて、コンテンツの再生を制御する再生制御手段と、を備えることを特徴とする。

[0008] また、請求項 6の発明にかかる記録再生方法は、移動体に搭載される記録再生装置の記録再生方法であって、コンテンツを記録する記録工程と、前記記録工程によつて記録されたコンテンツに対して、再生の要否に関する情報を設定する設定工程と、前記移動体への同乗者の搭乗を検知する検知工程と、前記検知工程によって検知された同乗者の検知状態および前記設定工程によって設定された再生の要否に関する情報に基づいて、コンテンツの再生を制御する再生制御工程と、を含むことを特徴とする。

[0009] また、請求項 7の発明に力かる記録再生プログラムは、請求項 6に記載の記録再生方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。

[0010] また、請求項 8の発明に力かる記録媒体は、請求項 7に記載のプログラムを記録したことを特徴とする。

図面の簡単な説明

[0011] [図 1]図 1は、実施の形態 1にかかる記録再生装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。

[図 2]図 2は、実施の形態 1にかかる記録再生装置の記録再生処理手順の一例を示すフローチャートである。 [図 3]図 3は、実施例 1にかかるナビゲーシヨン装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。

[図 4]図 4は、実施例 1にかかるナビゲーシヨン装置の記録再生処理の一例を示すフローチャートである。

[図 5]図 5は、実施例 1にかかるナビゲーシヨン装置の表示の一例を示す説明図である。

[図 6]図 6は、実施例 2にかかるナビゲーシヨン装置の記録再生処理の一例を示すフローチャートである。

[図 7]図 7は、実施例 3にかかるナビゲーシヨン装置の記録再生処理の一例を示すフローチャートである。符号の説明

100 己録再生装置

101 記録部

102 設定部

103 検知部

104 再生制御部

105 分類部

106 受付部

107 特定部

300 ナビゲーシヨン装置

313 ディスプレイ発明を実施するための最良の形態

[0013] 以下に添付図面を参照して、この発明にかかる記録再生装置、記録再生方法、記録再生プログラム、および記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。

[0014] (実施の形態 1)

(記録再生装置の機能的構成）

この発明の実施の形態に力かる記録再生装置 100の機能的構成について説明する。図 1は、実施の形態 1にかかる記録再生装置の機能的構成の一例を示- 図である。

[0015] 図 1において、記録再生装置 100は、移動体に搭載されるものであり、記録部 101 と、設定部 102と、検知部 103と、再生制御部 104と、分類部 105と、受付部 106と、特定部 107と、を備えている。記録部 101は、コンテンツを記録媒体に記録する。記録媒体は、磁気ディスク、光ディスクなど、コンテンツを記録できるものであればよい。

[0016] 記録部 101は、楽曲等のコンテンツを CDの録音やネットワークからのダウンロード等により記録する。この記録部 101には、 CDDB (CD DATE BASE)等からダウンロードしたコンテンツの情報（たとえば、 CD— TEXTによるジャンル、アーティスト、楽曲名に関する情報等の項目）がコンテンツ自体とともに記録される。

[0017] 設定部 102は、記録部 101に記録されたコンテンツの情報のうちの一つの項目として、再生の要否に関する情報を設定する。再生の要否に関する情報は、たとえば、同乗者のいるときに利用者にとって再生させたくない曲を再生不要の情報として設定する。また、普段は再生しないコンテンツであっても同乗者力 ^、るときにのみ再生させたいコンテンツを再生必要の情報とすることもできる。具体的には、たとえば、同乗者の、るときに利用者にとって再生させたくな、コンテンツにつ!/、て、コンテンツの再生の要否に関する情報の項目にチェックを付けて設定し、記録部 101に格納しておく。

[0018] 検知部 103は、移動体への同乗者の搭乗を検知する。検知部 103は、同乗者の有無を検知できればよぐたとえば、着座シートに着座センサを取り付け、着座センサが着座シート上の重さを検知することにより同乗者の有無を検知するものが挙げられる

。また、開閉ドアの内側または外側の把持部にタツチセンサを取り付けることにより、ドァの内側の把持部が把持されてドアが閉められたときに、同乗者力 ^、るものとして検知するようにしてもよい。また、着座センサとタツチセンサとを併用するものであってもよい。

[0019] 再生制御部 104は、検知部 103によって検知された同乗者の検知状態および設定部 102によって設定された再生の要否に関する情報に基づいてコンテンツの再生を制御する。再生の制御は、検知部 103によって検知された情報および設定部 102によって設定された情報に基づいて、主に再生させる力否かを制御することであるが、再生時の音量を調整することや、テンポを変えることも含む。また、同乗者が存在する側のスピーカの音量のみを調整することも含む。また、再生制御部 104は、検知部 1 03によって同乗者が検知され、かつ、設定部 102によってコンテンツに再生不要の情報が設定されて、るときに、当該コンテンツを再生しな、ようにしてもょ、。

[0020] また設定部 102によって再生の要否に関する情報が設定されたコンテンツを、再生の要否別に分類する分類部 105をさらに備え、再生制御部 104は、分類部 105による分類に基づいて、コンテンツの再生を制御するようにしてもよい。分類部 105は、ジヤンル、アーティスト、曲調などによって、同乗者のいるときに、利用者にとって再生させたくな!/ヽコンテンツを分類してもよ!/、し、再生させた!/ヽコンテンツを分類してもよ!/、。再生させたくないコンテンツを分類する場合、具体的には、ジャンル、アーティスト、曲調などによって、同乗者のいるときに利用者にとって再生させたいコンテンツと、再生させなくてもよいコンテンツとに分類する。

[0021] また、コンテンツの再生の要否を受け付ける受付部 106をさらに備え、コンテンツの再生前、またはコンテンツの再生中に、受付部 106がコンテンツの再生の要否を受け付けることによって、設定部 102は、再生の要否に関する情報を設定するようにしてもよい。受付部 106は、たとえば、利用者によって操作入力される操作入力部が挙げられる。

[0022] また、同乗者を特定する特定部 107をさらに備えてもよい。特定部 107は、同乗者を特定する情報を取得して、同乗者を特定できればよい。具体的には、予め作成される同乗者リストから利用者の操作入力によって特定情報を取得して、同乗者を特定してもよいし、同乗者の携帯電話端末力の特定情報を受信することによって、同乗者を特定してもよい。また、特定の同乗者に対応して当該特定の同乗者のコンテンッの好みに関する情報を予め取得しておき、特定部 107が利用者の操作入力等により同乗者を特定することにより、設定部 102が当該特定の同乗者に対応した楽曲について、再生の要否に関する情報を設定できる。

[0023] ここで、コンテンツの好みに関する情報とは、たとえば、特定の同乗者の前で再生させたくな!/、ジャンルやアーティスト等の楽曲に設定されるコンテンツの情報である。つまり、当該同乗者と再生させない楽曲とを対応させたリストを予め作成しておき、特定部 107は、特定の同乗者の乗車時に利用者からの操作入力等により、同乗者を特定することによって、設定部 102は、当該特定の同乗者力 ^、るときに再生しないコンテンッとして設定できる。

[0024] また、このようなリストは、特定の同乗者の前で再生させたくないコンテンツのみならず、特定の同乗者の前で再生させたいコンテンツについて、作成してもよい。また、一個人の特定の同乗者に対応したリストのみならず、たとえば、同乗者の性別や年齢に対応したリストであってもよい。なお、コンテンツの好みに関する情報には、このほかにも、たとえば、大きい音量を好む人や小さい音量を好む人に対応して、音量調整等の情報を含めてもよい。

[0025] このように、特定部 107を備えることにより、再生制御部 104は、検知部 103によつて検知された同乗者の検知状態と、設定部 102によって設定された再生の要否に関する情報と、特定部 107によって特定された同乗者に関する情報と、に基づいて、コンテンッの再生を制御することができる。つまり、再生制御部 104は、特定の同乗者に対応させて、再生指示を受けたコンテンツを再生させるか否かを再生制御することができる。

[0026] (記録再生装置の記録再生処理手順）

つぎに、図 2を用いて、記録再生装置 100の記録再生処理手順について説明する。図 2は、実施の形態 1にかかる記録再生装置の記録再生処理手順の一例を示すフローチャートである。図 2においては、同乗者力 Sいる場合に再生させたくないコンテンッに対して再生不要の情報を設定し、同乗者がいる場合に、当該コンテンツを再生しないようにした処理について説明する。なお、普段は再生しないコンテンツであっても、同乗者が、る場合にのみ再生させた、コンテンツに対して再生必要の情報を設定し、同乗者がいる場合に、当該コンテンツを再生させるようにすることも可能であり、詳細については、後述する実施例 2で説明する。

[0027] 図 2のフローチャートにおいて、まず、記録再生装置 100は、記録部 101にコンテンッを記録する (ステップ S 201)。そして、記録部 101に記録されたコンテンツに対して、設定部 102は再生不要の情報を設定する（ステップ S202)。このあと、コンテンツの再生指示を待って (ステップ S 203： Noのループ）、コンテンツの再生指示がある場合 (ステップ S203 : Yes)、再生指示を受けたコンテンツに再生不要の情報が設定されて!、る力否かを判断する（ステップ S204)。

[0028] ステップ S204において、再生指示を受けたコンテンツに再生不要の情報が設定されてヽる場合 (ステップ S 204： Yes)、同乗者が検知されたか否かを判断する (ステツプ S205)。ステップ S205において、同乗者が検知された場合 (ステップ S 205 : Yes) 、コンテンツを再生しないように制御し (ステップ S206)、一連の処理を終了する。

[0029] 一方、ステップ S204において、再生指示を受けたコンテンツに再生不要の情報が設定されていない場合 (ステップ S204 : No)、再生指示を受けたコンテンツを再生し (ステップ S207)、一連の処理を終了する。また、ステップ S205において、同乗者が検知されなかった場合 (ステップ S205 : No)、ステップ S 207以降の処理をおこなう。

[0030] なお、同乗者がいるときに再生させたいコンテンツがある場合は、ステップ S202において、コンテンツに再生必要の情報を設定すればよぐ同乗者が検知された場合に、ステップ S206において、再生必要の情報が設定されているコンテンツを再生するように制御すればよい。また、この場合、同乗者が検知されな力つたときは、ステツプ S207にお、て、再生必要の情報が設定されて!、るコンテンツを再生しな!、ように制御すればよい。

[0031] 以上説明したように、実施の形態 1にかかる記録再生装置 100によれば、コンテンッに再生の要否に関する情報を設定し、同乗者の検知状態とコンテンツに設定された再生の要否に関する情報とに基づいて、コンテンツの再生を制御する。これによつて、利用者にとってみれば、同乗者力 ^、るときに再生させたくないコンテンツを自動的に再生させないようにすることができ、または、同乗者力 ^、るときに再生させたいコンテンッを自動的に再生させることができる。

[0032] また、図 2に示した記録再生処理手順によれば、コンテンツに再生不要の情報を設定し、同乗者の検知状態とコンテンツに設定された再生不要の情報とに基づいて、コンテンッを再生させないように制御する。つまり、再生を受けたコンテンツに再生不要の情報が設定され、かつ、同乗者力 ^、るときに、当該コンテンツを再生しないようにする。これによつて、利用者にとってみれば、同乗者力 ^、るときに再生させたくないコンテンッを自動的に再生させな、ようにすることができる。

[0033] また、実施の形態 1にかかる記録再生装置 100によれば、設定部 102によって再生の要否に関する情報が設定されたコンテンツを分類し、この分類に基づいて、コンテンッの再生を制御するようにしてもよい。これによつて、コンテンツの再生の制御を簡略ィ匕できるとともに、利用者は、再生の要否に関する情報を、ディスプレイ等の表示部に表示させることによって、簡単に把握し、管理することができる。

[0034] また、実施の形態 1にかかる記録再生装置 100によれば、コンテンツの再生前、またはコンテンツの再生中に、コンテンツの再生の要否を受け付けることによって、再生の要否に関する情報を設定するようにしてもよい。これによつて、利用者は、たとえば、コンテンツの記録時に、予め再生の要否に関する情報を設定しておくことができ、また、コンテンツの再生中であっても、再生の要否に関する情報を設定することができる。つまり、利用者は、コンテンツに対して、再生の要否に関する情報をいつでも設定することができる。

[0035] また、実施の形態 1にかかる記録再生装置 100によれば、同乗者を特定し、同乗者の検知状態と、コンテンツに設定された再生の要否に関する情報と、同乗者を特定する情報と、に基づいて、コンテンツの再生を制御してもよい。これによつて、たとえば同乗者の好きなジャンルやアーティストに応じてコンテンツを再生することができる。また、同乗者の嫌、なジャンルやアーティストに応じてコンテンツを再生させな、ようにすることができる。

実施例 1

[0036] 以下に、本発明の実施例 1について説明する。実施例 1では、車両に搭載されるナピゲーシヨン装置によって、本発明の記録再生装置 100を実施した場合の一例について説明する。なお、実施例 1においては、ナビゲーシヨン装置を例に挙げて説明する力これに限られるものではなぐ楽曲を記録して再生する車載オーディオ装置の機能を有するものであれば、本発明の記録再生装置 100を実施することができる。

[0037] (ナビゲーシヨン装置 300のハードウェア構成）

図 3を用いて、実施例 1にかかるナビゲーシヨン装置 300のハードウェア構成について説明する。図 3は、実施例 1にかかるナビゲーシヨン装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図 3において、ナビゲーシヨン装置 300は、車両などの移動体に搭載されており、 CPU301と、 ROM302と、 RAM303と、磁気ディスクドライブ 304と、磁気ディスク 305と、光ディスクドライブ 306と、光ディスク 307と、音声 iZF (インターフェース） 308と、マイク 309と、スピーカ 310と、入力デバイス 311と、映像 I /F312と、ディスプレイ 313と、通信 I/F314と、 0 8ュニット315と、各種センサ 3 16と、カメラ 317と、を備えている。また、各構成部 301〜317はバス 320によってそれぞれ接続されている。

[0038] まず、 CPU301は、ナビゲーシヨン装置 300の全体の制御を司る。 ROM302は、ブートプログラム、通信プログラム、記録再生プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、 RAM303は、 CPU301のワークエリアとして使用される。

[0039] 磁気ディスクドライブ 304は、 CPU301の制御にしたがって磁気ディスク 305に対するデータの読み取り Z書き込みを制御する。磁気ディスク 305は、磁気ディスクドライブ 304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク 305としては、たとえば、 HD (ノヽードディスク）や FD (フレキシブルディスク）を用いることができる。

[0040] 光ディスクドライブ 306は、 CPU301の制御にしたがって光ディスク 307に対するデータの読み取り Z書き込みを制御する。光ディスク 307は、光ディスクドライブ 306の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク 307 は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク 307のほ力 MO、メモリカードなどであってもよい。

[0041] 音声 IZF308は、音声入力用のマイク 309および音声出力用のスピーカ 310に接続される。マイク 309に受音された音声は、音声 IZF308内で AZD変換される。スピー力 310からは、音声が出力される。

[0042] 入力デバイス 311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タツチパネルなどが挙げられる。

[0043] 映像 IZF312は、ディスプレイ 313と接続される。映像 IZF312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ 313全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録する VRAM (Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ 313を表示制御する制御 ICなどによって構成される。

[0044] ディスプレイ 313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウィンドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ 313は、たとえば、 CRT、 TFT 液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。

[0045] 通信 IZF314は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーシヨン装置 300と CPU301とのインターフェースとして機能する。通信 I/F314は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網と CPU301とのインターフエ一スとしても機能する。

[0046] 通信網には、 LAN, WAN,公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信 IZF314は、たとえば、 FMチューナー、 VICS (Vehicle Information and Communication System) Zビーコンレシーノ、無線ナビゲーシヨン装置、およびそのほかのナビゲーシヨン装置によって構成され、 VICSセンター力も配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、 VICSは登録商標である。また、通信 I/F314は、たとえば、図示しないサーバなど力もスケジュール情報やプロフィール情報を取得する構成でもよ、。

[0047] GPSユニット 315は、 GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在地点を示す情報を出力する。 GPSユニット 315の出力情報は、後述する各種センサ 316の出力値とともに、 CPU301による車両の現在地点の算出に際して利用される。現在地点を示す情報は、たとえば緯度'経度、高度などの、地図情報上の 1点を特定する情報である

[0048] 各種センサ 316は、車速センサや加速度センサ、角速度センサなどを含み、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ 316の出力値は、 CPU301による車両の現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定などに用いられる。

[0049] カメラ 317は、車両内部あるいは外部の映像を撮影する。映像は静止画あるいは動画のどちらでもよい。また、カメラ 317によって撮影された映像を映像 IZF312を介して磁気ディスク 305や光ディスク 307などの記録媒体に出力する。

[0050] 図 1に示した記録再生装置 100が備える記録部 101、設定部 102、再生制御部 10 4、分類部 105、特定部 107は、図 3に示したナビゲーシヨン装置 300における ROM 302、 RAM303、磁気ディスク 305、光ディスク 307などに記録されたプログラムやデータを用いて、 CPU301が所定のプログラムを実行し、ナビゲーシヨン装置 300における各部を制御することによってその機能を実現する。なお、検知部 103は、開閉ドアの内側または外側の把持部にタツチセンサとによって、その機能を実現する。受付部 106は、入力デバイス 311によって、その機能を実現する。なお、分類部 105の機能については、後述する実施例 3で詳細に説明する。

[0051] すなわち、本実施例のナビゲーシヨン装置 300は、ナビゲーシヨン装置 300における記録媒体としての ROM302に記録されている記録再生プログラムを実行することにより、図 1に示した記録再生装置 100が備える機能を、図 2に示した記録再生処理手順で実行することができる。

[0052] (ナビゲーシヨン装置の処理の一例）

つぎに、図 4を用いて、実施例 1にかかるナビゲーシヨン装置 300がおこなう記録再生処理の一例について説明する。図 4は、実施例 1にかかるナビゲーシヨン装置の記録再生処理の一例を示すフローチャートである。実施例 1は、同乗者がいるときに、所定の楽曲を再生しないようした処理について説明する。

[0053] 図 4のフローチャートにおいて、まず、ナビゲーシヨン装置 300は、磁気ディスク 305 または光ディスク 307に楽曲を記録する (ステップ S401)。このとき、楽曲の情報 (たとえば、 CD— TEXTによるジャンル、アーティスト、楽曲名に関する情報、再生の要否に関する情報等）が楽曲自体とともに記録される。そして、記録された楽曲について、同乗者の、るときに再生させたくな、楽曲にっ、て、再生の要否に関する情報として、再生不要の情報を設定する (ステップ S402)。

[0054] このあと、楽曲の再生指示を待って（ステップ S403 : Noのループ）、楽曲の再生指示がある場合 (ステップ S403 :Yes)、再生指示を受けた楽曲に再生不要の情報が設定されているか否かを判断する（ステップ S404)。ステップ S404において、再生指示を受けた楽曲に再生不要の情報が設定されている場合 (ステップ S404 : Yes)、同乗者が検知されたか否かを判断する（ステップ S405)。なお、ステップ S404において、再生指示を受けた楽曲に再生不要の情報が設定されて、な、場合 (ステップ S4 04 : No)の処理については、後述する。

[0055] ここで、同乗者の検知方法について述べると、開閉ドアの内側または外側の把持部に取り付けられたタツチセンサ力ドアの内側の把持部が把持されてドアが閉められたことを検知したときに、同乗者力 ^、るものとして検知する。なお、着座センサを用い、着座センサが着座シート上の重さを検知することにより同乗者の有無を検知するものを用いてもょ、し、着座センサとタツチセンサとを併用するものを用いてもょ、。

[0056] ステップ S405において、同乗者が検知された場合 (ステップ S405 : Yes)、同乗者を特定する情報が取得された力否かを判断する (ステップ S406)。なお、同乗者の特定とは、同乗者が誰である力を特定することであり、たとえば、予め作成される同乗者リストから利用者の操作入力によって特定してもよ!/、し、同乗者の携帯電話端末から特定情報を送信することによって特定してもよい。

[0057] ステップ S406において、同乗者を特定する情報を取得しない場合 (ステップ S406 ： No)、つまり、同乗者が特定の同乗者ではない場合、当該楽曲をスキップして (ステップ S407)、つぎの楽曲を選択する（ステップ S408)。なお、ステップ S407において、当該楽曲をスキップせずに、再生時の音量を調整することや、楽曲の再生を早く終わらせるためにテンポを早くすることのほか、同乗者が存在する側のスピーカの音量のみを調整するようにしてもよい。そして、このあと、ステップ S404以降の処理をおこなう。

[0058] 一方、ステップ S404にお、て、再生指示を受けた楽曲に再生不要の情報が設定されていない場合 (ステップ S404 : No)、再生指示を受けた楽曲を再生し (ステップ S 409)、再生している楽曲について、楽曲の再生不要を受け付けたか否かを判断する (ステップ S410)。なお、ステップ S410は、具体的には、受け付けた楽曲を再生してはみたものの、利用者が同乗者の前で再生させたくないと思う楽曲であった場合や、同乗者にとって聴きたくない楽曲であった場合に、楽曲の再生中に、当該楽曲に対して、楽曲の再生不要の情報を設定するための操作入力があった力否かが判断されるものである。ステップ S410において、再生不要を受け付けない場合 (ステツプ S410 :No)、再生を継続し (ステップ S411)、一連の処理を終了する。

[0059] 一方、ステップ S410において、楽曲の再生不要を受け付けた場合 (ステップ S410 ： Yes)、再生中の楽曲に再生不要の情報を設定し (ステップ S412)、ステップ S407 以降の処理をおこなう。また、ステップ S405において、同乗者が検知されな力つた場合 (ステップ S405 :No)、ステップ S409以降の処理をおこなう。

[0060] また、ステップ S406にお、て、同乗者を特定する情報を取得した場合 (ステップ S4 06 : Yes) ,同乗者を特定する情報に基づいて、当該同乗者の前で再生させてもよい楽曲か否かを判断する (ステップ S413)。ステップ S413において、当該同乗者の前で再生させたくない楽曲の場合 (ステップ S413 :No)、ステップ S407以降の処理をおこなう。一方、ステップ S413において、当該同乗者の前で再生させてもよい楽曲の場合 (ステップ S413 :Yes)、ステップ S409以降の処理をおこなう。なお、ステップ S413の判断にっ、て詳述すると、特定の同乗者に対応して当該特定の同乗者の楽曲がいるときに再生しない楽曲を予めリストとして作成しておき、同乗者を特定する情報に基づいて、当該特定の同乗者力 Sいるときに再生する楽曲である力否かを判断する。

[0061] つぎに、図 5を用いて、ナビゲーシヨン装置 300の具体的な表示画面の一例について説明する。図 5は、実施例 1にかかるナビゲーシヨン装置の表示の一例を示す説明図である。図 5において、ディスプレイ 313には、たとえば、ジャンル 501別に、洋楽、 J— POP、演歌等が表示されている。利用者が、たとえばタツチパネルを操作することによって J— POPを選択すると、一覧表 510が表示される。

[0062] この一覧表 510には、楽曲欄 511と、再生不要欄 512と、同乗者欄 513とが表示される。楽曲欄 511には、 J— POPの中で記録されている楽曲 A〜Dが表示される。再生不要欄 512には、同乗者のいるときに再生しない楽曲を、たとえば、利用者がタツチパネルを操作することによって設定すると、レ点のチェックが表示される。

[0063] また、同乗者欄 513には、楽曲 A〜Dに対して、たとえば、特定の同乗者としての友人や同僚等について、当該同乗者が同乗する際に再生しないものを、タツチパネルの操作によって設定すると、レ点のチェックが表示される。なお、図 5のように設定されているとき、同乗者が友人や同僚等の特定の者以外であった場合には、楽曲 Aおよび Dが再生されない。一方、同乗者が友人である場合には、楽曲 Aおよび Bが再生されない。また、同乗者が同僚である場合には、楽曲 Cおよび Dが再生されない。

[0064] 以上説明したように、実施例 1にかかるナビゲーシヨン装置 300によれば、楽曲に再生不要の情報を設定し、同乗者の検知状態と楽曲に設定された再生不要の情報とに基づいて、楽曲を再生させないように制御する。つまり、再生を受けた楽曲に再生不要の情報が設定され、かつ、同乗者力 ^、るときに、当該楽曲を再生しないようにする。これによつて、利用者にとってみれば、同乗者力 ^、るときに再生させたくない楽曲を自動的に再生させな、ようにすることができる。

[0065] また、実施例 1にかかるナビゲーシヨン装置 300によれば、楽曲の再生前、または楽曲の再生中に、楽曲の再生不要を受け付けることによって、再生不要の情報を設定する。これによつて、利用者は、たとえば、楽曲の記録時に、予め再生不要の情報を設定しておくことができ、また、楽曲の再生中であっても、再生不要の情報を設定することができる。つまり、利用者は、楽曲に対して、再生不要の情報をいつでも設定することができる。

[0066] また、実施例 1にかかるナビゲーシヨン装置 300によれば、同乗者を特定し、同乗者の検知状態と、楽曲に設定された再生不要の情報と、同乗者を特定する情報と、に基づいて、楽曲の再生を制御する。したがって、同乗者に応じて、楽曲の再生を制御することができる。これによつて、たとえば、特定の同乗者の楽曲の好みに応じて楽曲の再生を制御することができる。

実施例 2

[0067] つぎに、図 6を用いて、実施例 2にかかるナビゲーシヨン装置 300がおこなう記録再生処理の一例について説明する。図 6は、実施例 2にかかるナビゲーシヨン装置の記録再生処理の一例を示すフローチャートである。実施例 2は、普段は再生しない楽曲であっても、同乗者力 ^、る場合にのみ、当該楽曲を再生するようにした処理について説明する。なお、同乗者を特定する情報を取得することや、楽曲の再生中に楽曲の再生の要否に関する情報を受け付けることについては、実施例 1で述べたので、ここでは、その説明を省略する。

[0068] (ナビゲーシヨン装置の処理の一例）

図 6のフローチャートにおいて、まず、ナビゲーシヨン装置 300は、磁気ディスク 305 または光ディスク 307に楽曲を記録する (ステップ S601)。このとき、楽曲の情報 (たとえば、 CD— TEXTによるジャンル、アーティスト、楽曲名に関する情報、再生の要否に関する情報等）が楽曲自体とともに記録される。そして、記録された楽曲について、同乗者がいるときに再生させたい楽曲に対して、再生の要否に関する情報として、再生必要の情報を設定する (ステップ S602)。

[0069] このあと、楽曲の再生指示を待って（ステップ S603 : Noのループ）、楽曲の再生指示がある場合 (ステップ S603 : Yes)、再生指示を受けた楽曲に再生必要の情報が設定されているか否かを判断する（ステップ S604)。ステップ S604において、再生指示を受けた楽曲に再生必要の情報が設定されている場合 (ステップ S604 : Yes)、同乗者が検知されたか否かを判断する（ステップ S605)。ステップ S605において、同乗者が検知された場合 (ステップ S605 : Yes)、再生を受けた楽曲を再生し (ステップ S606)、一連の処理を終了する。

[0070] 一方、ステップ S604において、再生指示を受けた楽曲に再生必要の情報が設定されていない場合 (ステップ S604 :No)、楽曲をスキップし (ステップ S607)、つぎの楽曲を選択する（ステップ S608)。このあと、ステップ S604以降の処理をおこなう。また、ステップ S605において、同乗者が検知されない場合 (ステップ S605 : No)、ステップ S607以降の処理をおこなう。

[0071] なお、ディスプレイ 313への表示については、図 5に示す再生不要欄 512を再生必要欄として置き換えることにより、同乗者力 ^、るときにのみ再生する楽曲に対して、再生必要の情報を設定および表示できるようにすればよい。

[0072] 以上説明したように、実施例 2にかかるナビゲーシヨン装置 300によれば、楽曲に再生必要の情報を設定し、同乗者の検知状態と楽曲に設定された再生必要の情報とに基づいて、楽曲の再生を制御する。これによつて、利用者にとってみれば、同乗者カ^、るときにのみ再生させた、楽曲を自動的に再生させることができる。

実施例 3

[0073] つぎに、図 7を用いて、実施例 3にかかるナビゲーシヨン装置 300がおこなう記録再生処理の一例について説明する。図 7は、実施例 3にかかるナビゲーシヨン装置の記録再生処理の一例を示すフローチャートである。実施例 3は、同乗者がいるときに再生させたい楽曲に対して、再生の要否に関する情報として再生不要の情報が設定されているものとし、当該再生不要の情報が設定されている楽曲を分類し、同乗者がいる場合に、当該分類した楽曲群を再生しないようにした処理について説明する。なお、同乗者を特定する情報を取得することや、楽曲の再生中に楽曲の再生の要否に関する情報を受け付けることについては、実施例 1で述べたので、ここでは、その説明を省略する。

[0074] (ナビゲーシヨン装置の処理の一例）

図 7のフローチャートにおいて、まず、ナビゲーシヨン装置 300は、磁気ディスク 305 または光ディスク 307に楽曲を記録する (ステップ S 701)。このとき、楽曲の情報 (たとえば、 CD— TEXTによるジャンル、アーティスト、楽曲名に関する情報、再生の要否に関する情報等）が楽曲自体とともに記録される。そして、記録された楽曲について、同乗者がいるときに再生させたくない楽曲に対して、再生の要否に関する情報として、再生不要の情報を設定する (ステップ S702)。さらに、再生不要の情報が設定された楽曲を再生不要の楽曲群として分類する (ステップ S703)。

[0075] このあと、楽曲の再生指示を待って（ステップ S704 : Noのループ）、楽曲の再生指示がある場合 (ステップ S704 : Yes)、同乗者が検知されたか否かを判断する (ステツプ S705)。ステップ S705において、同乗者が検知された場合 (ステップ S 705 : Yes) 、再生不要の楽曲群に分類された楽曲を全て再生しな、ように (ステップ S 706)制御し、一連の処理を終了する。

[0076] 一方、ステップ S705において、同乗者が検知されない場合 (ステップ S 705 : No)、再生指示を受けた楽曲を再生し (ステップ S707)、一連の処理を終了する。

[0077] また、実施例 3においても、楽曲の再生中に、楽曲の再生不要の情報を受け付けることによって、再生不要の情報を設定し、再生不要の楽曲群として分類してもよい。また、同乗者を特定するようにしてもよい。つまり、同乗者を特定する情報と、同乗者の検知状態と、楽曲に設定された再生不要の情報と、に基づいて、楽曲の再生を制御してもよい。また、実施例 3では、同乗者力 ^、るときに再生しない楽曲について分類するようにしたが、同乗者が!/、るときにのみ再生する楽曲にっ、て分類する場合には、再生必要の情報が設定された楽曲を分類すればよい。

[0078] また、実施例 3のように再生の要否別に分類するようにすれば、図 5に示したデイスプレイ 313への表示については、再生不要の情報が設定されている楽曲のみを一覧表示することができる。また、同乗者力 ^、るときにのみ再生する楽曲について分類した場合には、再生必要の情報が設定されている楽曲のみを一覧表示することができる。また、同乗者を特定する場合には、同乗者と当該同乗者が同乗した際に再生しない楽曲として分類した楽曲群を対応させて表示することもできる。また、楽曲のジャンル内で再生不要の情報のみを分類して表示してもよ!/、。

[0079] 以上説明したように、実施例 3にかかるナビゲーシヨン装置 300によれば、再生不要の情報が設定された楽曲を再生不要の楽曲群として分類して、同乗者の検知状態に基づ 1、て、再生不要の楽曲群に分類された楽曲を全て再生しな、ように制御する。これによつて、利用者は、同乗者力 ^、るときに、再生させたくない楽曲を自動的に再生させないようにすることができる。また、楽曲の再生の制御を簡略ィ匕できるとともに、利用者は、再生の要否に関する情報を、ディスプレイ 313に表示させることによつて、簡単に把握し、管理することができる。

[0080] なお、実施例 1〜3で説明した記録再生方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル 'コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、 CD- ROM, MO、 DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体力も読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であつてもよい。

Claims

請求の範囲

[1] 移動体に搭載される記録再生装置であって、

コンテンツを記録する記録手段と、

前記記録手段によって記録されたコンテンッに対して、再生の要否に関する情報を設定する設定手段と、

前記移動体への同乗者の搭乗を検知する検知手段と、

前記検知手段によって検知された同乗者の検知状態および前記設定手段によつて設定された再生の要否に関する情報に基づ!/、て、コンテンッの再生を制御する再生制御手段と、

を備えることを特徴とする記録再生装置。

[2] 前記再生制御手段は、前記検知手段によって同乗者が検知され、かつ、前記設定手段によってコンテンツに再生不要の情報が設定されているときに、当該コンテンツを再生しな、ように制御することを特徴とする請求項 1に記載の記録再生装置。

[3] 前記設定手段によって再生の要否に関する情報が設定されたコンテンツを、再生の要否別に分類する分類手段をさらに備え、

前記再生制御手段は、前記分類手段による分類に基づいて、コンテンツの再生を制御することを特徴とする請求項 1に記載の記録再生装置。

[4] コンテンツの再生の要否を受け付ける受付手段をさらに備え、

コンテンツの再生前、またはコンテンツの再生中に、前記受付手段がコンテンツの再生の要否を受け付けることによって、前記設定手段は、再生の要否に関する情報を設定することを特徴とする請求項 1に記載の記録再生装置。

[5] 同乗者を特定する特定手段をさらに備え、

前記再生制御手段は、前記検知手段によって検知された同乗者の検知状態と、前記設定手段によって設定された再生の要否に関する情報と、前記特定手段によって特定された同乗者に関する情報と、に基づいて、コンテンツの再生を制御することを特徴とする請求項 1〜4のいずれか一つに記載の記録再生装置。

[6] 移動体に搭載される記録再生装置の記録再生方法であって、

コンテンツを記録する記録工程と、前記記録工程によって記録されたコンテンツに対して、再生の要否に関する情報を設定する設定工程と、

前記移動体への同乗者の搭乗を検知する検知工程と、

前記検知工程によって検知された同乗者の検知状態および前記設定工程によつて設定された再生の要否に関する情報に基づ!、て、コンテンッの再生を制御する再生制御工程と、

を含むことを特徴とする記録再生方法。

[7] 請求項 6に記載の記録再生方法をコンピュータに実行させることを特徴とする記録再生プログラム。

[8] 請求項 7に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。