明 細 書
移動通信システム、無線ネットワーク制御装置、および負荷分散方法 技術分野
[0001] 本発明は、移動通信システムに関し、特に、無線エリアの負荷を分散してサービス を提供する移動通信システムに関する。
背景技術
[0002] 複数の無線基地局で複数の移動機を収容する移動通信システムでは、複数の無 線エリアに負荷を分散する制御が行われることがあった (例えば、特開 2004— 2824 69号公報参照)。負荷分散制御について説明する。ここでは、周波数の異なる複数 の無線エリアに負荷を分散する例を示す。
[0003] 図 1は、移動通信システムにおける負荷分散制御を示すフローチャートである。図 1 を参照すると、移動通信システムは、まず、呼の確立要求があるか否力判定する (ス テツプ 9901)。呼の確立要求が無ければ、移動通信システムは、呼の確立を行わず に処理を終了する(ステップ 9902)。
[0004] 一方、呼の確立要求があれば、移動通信システムは、次に、複数の周波数が許容 される力否かを判定する (ステップ 9903)。複数の周波数が許容されていなければ、 移動通信システムは負荷分散を行わずに呼を確立して処理を終了する (ステップ 99 04)。
[0005] 複数の周波数が許容されて!、れば、移動通信システムは、各周波数の無線エリア の負荷量を比較する (ステップ 9905)。ここでは無線エリア Aと無線エリア Bが許容さ れていたとする。無線エリア Aの負荷量を LAとし、無線エリア Bの負荷量を LBとする
[0006] 移動通信システムは、 LAと LBの!、ずれ力 vj、さ 、方が LAに等し!/、か否か判定する
(ステップ 9906)。 LAと LBのいずれ力 vj、さい方が LAに等しければ、移動通信シス テムは、無線エリア Aを選択して、その無線リソースを移動機に割り当てる (ステップ 9 907)。 LAと LBのいずれ力 vj、さい方が LAに等しくなければ、移動通信システムは、 無線エリア Bを選択して、その無線リソースを移動機に割り当てる (ステップ 9908)。
発明の開示
[0007] 上述した負荷分散制御では、各無線エリアの負荷量だけを比較することで、移動機 に割り当てる無線エリアを選択して 、たので、適切な無線エリアの選択が行なえな ヽ ことがあった。
[0008] 例えば、移動機に割り当てることのできる無線リソースの総容量が無線エリア毎に異 なる場合がある。その場合に、負荷量の大きい無線エリアの残りリソース力 負荷量の 小さ 、無線エリアの残りリソースよりも大き 、と 、う状態が起こり得る。負荷量のみから 移動機に割り当てる無線エリアを選択すると、残りリソースの少ない無線エリアのリソ ースを優先して移動機に割り当ててしまうことがあった。
その結果、無線エリアの残りリソースが小さいため、移動通信システムは、 RRC Con nectionを確立した後に、移動機力もの各種サービスの実施要求を受け入れることが できない場合があった。
[0009] また、 RRC Connection確立後に移動機から要求されるサービスには様々なもの がある。そして、サービス毎に必要な無線リソースの量やその特性が異なる。そのた め、本来的には、サービスを実施するために確保すべき無線リソースや、サービスを 許容する力否かを判断する残りリソースの閾値がサービス毎に異なる。しかし、上述 の移動通信システムでは、サービス毎に、確保すべき無線リソースや残りリソースの 閾値を考慮せず、その時点で無線エリアにかかっている負荷量だけを比較して、無 線エリアを選択していたので、実際に要求されるサービスを実施できない場合があつ た。そして、その結果として呼損率が上がってしまうことがあった。
[0010] 本発明の目的は、各無線エリアの負荷を適切に分散させることのできる移動通信シ ステムを提供することである。
[0011] 上記目的を達成するために、本発明の移動通信システムは、複数の無線エリアで 負荷分散して移動機にサービスを提供する移動通信システムであって、無線基地局 装置と無線ネットワーク制御装置とを有して!/ヽる。
[0012] 無線基地局装置は、負荷の分散が可能な複数の無線エリアを構成する。無線ネッ トワーク制御装置は、無線基地局装置の構成する複数の無線エリアの負荷量を管理 している。そして、無線ネットワーク制御装置は、複数の無線エリアの負荷量から複数
の無線エリアの残り無線リソースを求め、複数の無線エリアの残り無線リソースを比較 した結果に基づいて、移動機に割り当てる無線エリアを選択する。
図面の簡単な説明
[図 1]移動通信システムにおける負荷分散制御を示すフローチャートである。
[図 2]第 1の実施形態による移動通信システムの構成を示すブロック図である。
[図 3]RNCの構成を示すブロック図である。
[図 4]第 1の実施形態による移動通信システムによる負荷分散の概略の様子を示す 図である。
[図 5]第 1の実施形態による移動通信システムにおける UEのサービス開始時の動作 を示すシーケンス図である。
[図 6]第 1の実施形態の RNCによる負荷分散制御の動作を示すフローチャートである
[図 7]第 1の実施形態におけ Conversationalサービス用の処理を示すフローチヤ一 トである。
[図 8]第 1の実施形態におけ Streamingサービス用の処理を示すフローチャートであ る。
[図 9]第 1の実施形態におけ Interactiveサービス用の処理を示すフローチャートで ある。
[図 10]第 1の実施形態におけ Backgroundサービス用の処理を示すフローチャート である。
[図 11]第 1の実施形態におけ Signallingサービス用の処理を示すフローチャートで ある。
[図 12]第 2の実施形態による移動通信システムによる負荷分散の概略の様子を示す 図である。
[図 13]第 2の実施形態による移動通信システムにおける UEのサービス開始時の動 作を示すシーケンス図である。
[図 14]第 2の実施形態におけ Conversationalサービス用の処理を示すフローチヤ ートである。
[図 15]第 2の実施形態における Streamingサービス用の処理を示すフローチャート である。
[図 16]第 2の実施形態における Interactiveサービス用の処理を示すフローチャート である。
[図 17]第 2の実施形態における Backgroundサービス用の処理を示すフローチヤ一 トである。
[図 18]第 2の実施形態における Signallingサービス用の処理を示すフローチャートで ある。
発明を実施するための最良の形態
[0014] 本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
[0015] (第 1の実施形態)
ここに示す移動通信システムは、無線アクセス方式として CDMA (Code Division Multiple Access)方式を用い、複数のサービスを提供するものである。サービス の種類としては、 Conversationalサービス、 Streamingサービス、 Interactiveサー ビス、 Backgroundサービス、 Signallingサービスがある。
[0016] Conversationalサービスは音声通信やビデオ配信に代表される。 Streamingサ 一ビスは音楽や画像のストリーミング配信に使用される。 Interactiveサービスは、 W eb閲覧に代表される。 Backgroundサービスは、メール配信に使用される。 Signalli ngサービスは、ショートメッセージや位置登録処理に使用される。移動機 (UE)は、 開始しょうとするサービスを、 Establishment Causeとして、移動通信システムに要 求する。
[0017] 図 2は、第 1の実施形態による移動通信システムの構成を示すブロック図である。図 2を参照すると、移動通信システムは、交換機 (CN: Core Network) 11、無線ネッ トワーク制御装置(RNC : Radio Network Controller) 12、および無線基地局装 置 (NodeB) 13を有して!/、る。
[0018] CN11、 RNC12、および NodeB13は図中では 1つずつが示されている力 実際 にはそれぞれが複数存在するのが通常である。
[0019] CN11は、相互接続してスイッチングを行なう。
[0020] RNC12は、いずれかの CN 11に接続され、また複数の NodeB13を収容する。そ して、 RNC12は、収容している各 NodeB 13を介した呼の処理や、各 NodeB13の 無線リソースの制御を行なう。
[0021] NodeB 13は、いずれかの RNC 12に接続され、無線回線で移動機 (UE)と接続す る。そして、 NodeB13は、 RNC12による制御に従って各 UEへ無線リソースを提供 する。 NodeB13は、周波数の異なる複数の無線エリアを構成しており、 RNC12は、 そのいずれの無線エリアのリソースを UEに割り当てるかを NodeB13に指示する。 N odeB13は、 RNC12から指示された無線エリアのリソースを UEに提供する。なお、こ こでは周波数の異なる無線エリアに負荷を分散する例を示すが、本発明はこれに限 定されるものではな 、。負荷の分散が可能な無線エリアであればよく周波数に限られ ない。
[0022] 図 2の例では、 NodeB13は、周波数 F1の無線エリア 41と周波数 F2の無線エリア 4 2の 2つの無線エリアを構成している。図 2には、無線エリア 41〖こ UE21、 22が接続し 、無線エリア 42に UE23、 24が接続しており、 UE25が新たに接続を要求している状 態が示されている。
[0023] 図 3は、 RNCの構成を示すブロック図である。図 3を参照すると、 RNC12は、負荷 分散部 31と負荷管理部 32を有している。
[0024] 負荷管理部 32は、 NodeB13がカバーする各無線エリア 41、 42の負荷状況を管 理する。負荷状況には、各無線エリア 41、 42にかかっている負荷量が含まれている 。また、負荷管理部 32は、負荷分散部 31からの要求に応じ、各無線エリアの現在の 負荷状況を負荷分散部 1に通知する。
[0025] 負荷分散部 31は、負荷管理部 32の管理している負荷状況に基づき、各無線エリ ァ 41、 42の負荷を分散させる。負荷分散部 31は、新たにサービスを受けようとして接 続を要求してきた UE25に対して割り当てる無線エリアを選択するとき、各無線エリア の残りリソースを判断に用いる。残りリソースを判断に用いるとき、サービス毎に異なる 残りリソースの閾値によって判断する。この閾値は負荷分散部 31が予め保持している 。また、負荷分散部 31は、新たな UE25に割り当てる無線エリアを選択するとき、 UE 25から要求されたサービスの情報を判断に用いる。具体的には上述の閾値がサー
ビスの種類毎に定められており、負荷分散部 31は、要求されたサービスについての 閾値を用いて判断をする。
[0026] 図 4は、第 1の実施形態による移動通信システムによる負荷分散の概略の様子を示 す図である。
[0027] 図 4を参照すると、新たにサービスを受けようとする UE25がサービス開始要求 S1 を移動通信システムの RNC 12〖こ送る。
[0028] そのサービス開始要求 S1を受けた RNC12は、自局で管理している各無線エリア 4 1、 42の中力ら、 UE25のコネクションを確立するのに適切な無線エリアを選択する。 その際、 RNC12の負荷分散部 31は、サービス開始要求 S1をトリガーとして、負荷管 理部 32にて管理されている負荷状況を確認する。
[0029] 負荷状況の確認として、図 3に示したように、まず負荷分散部 31は現在の負荷状況 の情報を負荷管理部 32に要求する。負荷管理部 32は負荷分散部 31からの要求に 応じて各無線エリア 41、 42の負荷量を負荷分散部 31に通知する。負荷分散部 31は 、負荷管理部 32から通知された負荷量に基づき最適な無線エリアを選択する。
[0030] 図 4に戻り、 RNC11は負荷分散装置 111によって選択された無線エリアの情報 S2 を UE25に通知し、その無線エリアでのサービス開始が可能なことを通知する。通知 を受けた UE25は RNC12との間で呼確立の処理を実施する。
[0031] 図 5は、第 1の実施形態による移動通信システムにおける UEのサービス開始時の 動作を示すシーケンス図である。図 5を参照すると、新たにサービスを受けようとする UE25が RNC12に、 RRC :RRC CONNECTION REQUESTメッセージを送る 。本メッセージには、 Establishment Causeパラメータとして、要求するサービス内 容の情報が含まれている。
[0032] RNC12は、 UE25から通知された Establishment Causeパラメータと、負荷管 理部 32で管理して 、る負荷状況を用いて負荷分散の処理を行なう。
[0033] 負荷分散の処理により無線エリアを選択すると、 RNC12は、その無線エリアで呼を 確立するため、 NodeB21との間で RL (Radio Link)の確立手順および ALCAPの 確立手順を実施する。
[0034] その後、 RNC12は、 RRC :RRC CONNECTION SETUPメッセージを UE25
に送り、無線エリアを通知する。
[0035] RRC :RRC CONNECTION SETUPメッセージを受けた UE25は、 RRC :RR C CONNECTION SETUP COMPLETEメッセージを RNC 12に応答し、その 無線エリアでの呼の確立が完了したことを通知する。
[0036] 図 6は、第 1の実施形態の RNCによる負荷分散制御の動作を示すフローチャート である。図 6を参照すると、 RNC12は UE25からの呼確立要求の有無を判定する(ス テツプ 101)。呼確立要求がなければ、 RNC12は、呼確立を行なわずに処理を終了 する(ステップ 102)。
[0037] 呼確立要求があれば、 RNC12は、次に複数の周波数の無線エリアが許容される か否か判定する(ステップ 103)。 RNC12の管理している NodeB13が複数の周波数 の無線エリアを構成して ヽれば、複数の無線エリアが許容される。
[0038] 複数の無線エリアが許容されなければ、 RNC12は、負荷分散を行なわずに呼確 立をする。(ステップ 104)。
[0039] 一方、複数の無線エリアが許容されていれば、 RNC12は、 UE25からの RRC C ONNECTION REQUESTメッセージに含まれていた Establishment Causeパ ラメータから、要求されているサービス内容(トラヒック条件)を取得し (ステップ 105)、 そのサービス内容について負荷分散制御を実施する。
[0040] 各サービス内容に応じた負荷分散制御として、まず、 RNC12は、サービス内容(ト ラヒック条件)が Conversationalサービスか否か判定する(ステップ 106)。 Convers ationalサービスであれば、 RNC12は、 Conversationalサービス用の処理を行なう (ステップ 107)。 Conversationalサービス用の処理の詳細は後述する。
[0041] Conversationalサービスでなければ、 RNC12は、サービス内容(トラヒック条件) 力 ^Streamingサービスか否か判定する(ステップ 108)。 Streamingサービスであれ ば、 RNC12は、 Streamingサービス用の処理を行なう(ステップ 109)。 Streaming サービス用の処理の詳細は後述する。
[0042] Streamingサービスでなければ、 RNC12は、サービス内容(トラヒック条件)が Inte ractiveサービスか否か判定する(ステップ 110)。 Interactiveサービスであれば、 R NC12は、 Interactiveサービス用の処理を行なう(ステップ 111)。 Interactiveサー
ビス用の処理の詳細は後述する。
[0043] Interactiveサービスでなければ、 RNC12は、サービス内容(トラヒック条件)が Bac kgroundサービスか否か判定する(ステップ 112)。 Backgroundサービスであれば、 RNC12は、 Backgroundサービス用の処理を行なう(ステップ 113)。 Background サービス用の処理の詳細は後述する。
[0044] Backgroundサービスでなければ、 RNC12は、 Signallingサービス用の処理を行 なう(ステップ 114)。 Signallingサービス用の処理の詳細は後述する。
[0045] 図 7は、第 1の実施形態におけ Conversationalサービス用の処理を示すフローチ ヤートである。図 7を参照すると、 RNC12は、まず、各無線エリア 41、 42における Co nversationalサービスを許容できる負荷量の閾値と、現在の各無線エリア 41、 42に かかって 、る負荷量力も各無線エリアの残りリソースをチェックし (ステップ 201)、計 算する(ステップ 202)。
[0046] 無線エリア 41の Conversationalサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrCON
V41とし、現在の負荷量を L41とすると、無線エリア 41の残りリソース R41 =ThrCO
NV41—L41と表される。
[0047] 同様に、無線エリア 42の Conversationalサービスを許容できる負荷量の閾値を T hrCONV42とし、現在の負荷量を L42とすると、無線エリア 42の残りリソース R42は
、 R42=ThrCONV42— L42と表される。
[0048] 次に、 RNC12は、 R41と R42のどちらが大きいか調べるために、 R41と R42のうち 最大のものが R41に等 U、か否か判定する (ステップ 203)。
[0049] R41と R42のうち最大のものが R41に等しければ、 R41力R42以上であり、すなわ ち無線エリア 41の残りリソースが無線エリア 42の残りリソース以上であるので、 RNC1
2は、無線エリア 41を選択する (ステップ 204)。
[0050] 一方、 R41と R42のうち最大のものが R41に等しくなければ、 R41力R42より小さく
、すなわち無線エリア 42の残りリソースが無線エリア 41の残りリソースより大きいので
、 RNC12は、無線エリア 42を選択する(ステップ 205)。
[0051] 図 8は、第 1の実施形態におけ Streamingサービス用の処理を示すフローチャート である。図 8を参照すると、 RNC12は、まず、各無線エリア 41、 42における Streami
ngサービスを許容できる負荷量の閾値と、現在の各無線エリア 41、 42にかかってい る負荷量力も各無線エリアの残りリソースをチェックし (ステップ 301)、計算する (ステ ップ 302)。
[0052] 無線エリア 41の Streamingサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrSTREAM
41とし、現在の負荷量を L41とすると、無線エリア 41の残りリソース R41 =ThrSTR
EAM41 -L41と表される。
[0053] 同様に、無線エリア 42の Streamingサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrST
REAM42とし、現在の負荷量を L42とすると、無線エリア 42の残りリソース R42は、
R42 =ThrSTREAM42 - L42と表される。
[0054] 次に、 RNC12は、 R41と R42のどちらが大きいか調べるために、 R41と R42のうち 最大のものが R41に等 U、か否か判定する (ステップ 303)。
[0055] R41と R42のうち最大のものが R41に等しければ、 R41力R42以上であり、すなわ ち無線エリア 41の残りリソースが無線エリア 42の残りリソース以上であるので、 RNC1
2は、無線エリア 41を選択する (ステップ 304)。
[0056] 一方、 R41と R42のうち最大のものが R41に等しくなければ、 R41力R42より小さく
、すなわち無線エリア 42の残りリソースが無線エリア 41の残りリソースより大きいので
、 RNC12は、無線エリア 42を選択する(ステップ 305)。
[0057] 図 9は、第 1の実施形態におけ Interactiveサービス用の処理を示すフローチャート である。図 7を参照すると、 RNC12は、まず、各無線エリア 41、 42における Interact iveサービスを許容できる負荷量の閾値と、現在の各無線エリア 41、 42にかかってい る負荷量力も各無線エリアの残りリソースをチェックし (ステップ 401)、計算する (ステ ップ 402)。
[0058] 無線エリア 41の Interactiveサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrINT41とし 、現在の負荷量を L41とすると、無線エリア 41の残りリソース R41 =ThrINT41—L4 1と表される。
[0059] 同様に、無線エリア 42の Interactiveサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrIN T42とし、現在の負荷量を L42とすると、無線エリア 42の残りリソース R42は、 R42 = ThrINT42— L42と表される。
[0060] 次に、 RNC12は、 R41と R42のどちらが大きいか調べるために、 R41と R42のうち 最大のものが R41に等 U、か否か判定する (ステップ 403)。
[0061] R41と R42のうち最大のものが R41に等しければ、 R41力R42以上であり、すなわ ち無線エリア 41の残りリソースが無線エリア 42の残りリソース以上であるので、 RNC1
2は、無線エリア 41を選択する (ステップ 404)。
[0062] 一方、 R41と R42のうち最大のものが R41に等しくなければ、 R41力R42より小さく
、すなわち無線エリア 42の残りリソースが無線エリア 41の残りリソースより大きいので
、 RNC12は、無線エリア 42を選択する(ステップ 405)。
[0063] 図 10は、第 1の実施形態におけ Backgroundサービス用の処理を示すフローチヤ ートである。図 10を参照すると、 RNC12は、まず、各無線エリア 41、 42における Bac kgroundサービスを許容できる負荷量の閾値と、現在の各無線エリア 41、 42にかか つている負荷量力も各無線エリアの残りリソースをチェックし (ステップ 501)、計算す る(ステップ 502)。
[0064] 無線エリア 41の Backgroundサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrBG41とし 、現在の負荷量を L41とすると、無線エリア 41の残りリソース R41 =ThrBG41—L4 1と表される。
[0065] 同様に、無線エリア 42の Backgroundサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrB
G42とし、現在の負荷量を L42とすると、無線エリア 42の残りリソース R42は、 R42 =
ThrBG42— L42と表される。
[0066] 次に、 RNC12は、 R41と R42のどちらが大きいか調べるために、 R41と R42のうち 最大のものが R41に等 U、か否か判定する (ステップ 503)。
[0067] R41と R42のうち最大のものが R41に等しければ、 R41力R42以上であり、すなわ ち無線エリア 41の残りリソースが無線エリア 42の残りリソース以上であるので、 RNC1
2は、無線エリア 41を選択する (ステップ 504)。
[0068] 一方、 R41と R42のうち最大のものが R41に等しくなければ、 R41力R42より小さく
、すなわち無線エリア 42の残りリソースが無線エリア 41の残りリソースより大きいので
、 RNC12は、無線エリア 42を選択する(ステップ 505)。
[0069] 図 11は、第 1の実施形態におけ Signallingサービス用の処理を示すフローチヤ一
トである。図 11を参照すると、 RNC12は、まず、各無線エリア 41、 42における Signa llingサービスを許容できる負荷量の閾値と、現在の各無線エリア 41、 42にかかって V、る負荷量力も各無線エリアの残りリソースをチヱックし (ステップ 601)、計算する (ス テツプ 602)。
[0070] 無線エリア 41の Signallingサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrSIG41とし、 現在の負荷量を L41とすると、無線エリア 41の残りリソース R41 = ThrSIG41 L41 と表される。
[0071] 同様に、無線エリア 42の Signallingサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrSI
G42とし、現在の負荷量を L42とすると、無線エリア 42の残りリソース R42は、 R42 =
ThrSIG42—L42と表される。
[0072] 次に、 RNC12は、 R41と R42のどちらが大きいか調べるために、 R41と R42のうち 最大のものが R41に等 U、か否か判定する (ステップ 603)。
[0073] R41と R42のうち最大のものが R41に等しければ、 R41力R42以上であり、すなわ ち無線エリア 41の残りリソースが無線エリア 42の残りリソース以上であるので、 RNC1
2は、無線エリア 41を選択する (ステップ 604)。
[0074] 一方、 R41と R42のうち最大のものが R41に等しくなければ、 R41力R42より小さく
、すなわち無線エリア 42の残りリソースが無線エリア 41の残りリソースより大きいので
、 RNC12は、無線エリア 42を選択する(ステップ 605)。
[0075] 以上説明したように、本実施形態によれば、複数の無線エリアを構成する NodeBl
3を収容している RNC12が、新たな UE25からの要求で無線リソースを割り当てると き、各無線エリアの残りリソースに基づいて無線エリアを選択するので、各無線エリア の総容量が異なる場合に適切な負荷分散処理により無線エリアを選択することがで きる。
[0076] また、本実施形態によれば、複数の無線エリアを構成する NodeB13を収容してい る RNC12が、新たな UE25に無線リソースを割り当てるとき、 UE25が要求するサー ビスの種類に基づ!/、て無線エリアを選択するので、各サービスの性質が異なる場合 に適切な負荷分散処理により無線エリアを選択することができる。
[0077] (第 2の実施形態)
第 1の実施形態では、 UE力 移動通信システムにサービス要求を行なう例を示し たが、第 2の実施形態では、 CN力も移動通信システムにサービス要求を行なう例を 示す。また、第 2の実施形態では無線エリアが 3つある例を示す。
[0078] 第 2の実施形態の移動通信システムは、図 2に示した第 1の実施形態のものと同様 の構成である。また、第 2の実施形態における RNC12は、図 3に示した第 1の実施形 態のものと同様の構成である。
[0079] 図 12は、第 2の実施形態による移動通信システムによる負荷分散の概略の様子を 示す図である。
[0080] 図 12を参照すると、 CN11は、 UE25のサービス開始要求 S3を移動通信システム の RNC12に送る。そして、サービス開始要求 S3を受けた RNC12は、各無線エリア の負荷状態に基づき、負荷分散として適切な無線エリアを選択する。そして、 RNC1 2と UE25の間で呼確立の処理(S4)を実施する。
[0081] 図 13は、第 2の実施形態による移動通信システムにおける UEのサービス開始時の 動作を示すシーケンス図である。図 13を参照すると、サービスを要求しょうとする CN 11は、 RANAP :RAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージを RNC 12に送る 。本メッセージには、サービス情報(RAB Parameter)が含まれて!/、る。
[0082] RNC12は、 CN51から通知された RAB Parameterと負荷管理部 32で管理して いる負荷状態とに基づき負荷分散制御を実施し、適切な無線エリアを選択する。
[0083] UE25が呼確立を行った無線エリアと、 RNC12が選択した無線エリアが異なって いた場合、 UE25に無線リソースを割り当てる無線エリアを変更する必要がある。その ために、 RNC12と NodeB13の間で RLの追加手順(NBAP :RL Addition手順) を実施する。さらに、 RNC12と UE25の間で、 RRC : PHYSICAL CHANNEL R ECONFIGURATION手順を実施し、 UE25を RNC12が選択した無線エリアへ切 り替える。
[0084] そして、その後、 CN11から要求されたサービスを確立するために、 RNC12は、 N odeB13との間で NBAP :RL Reconfiguration手順および ALCAP手順を実施す る。さらに、 RNC12は、 UE25との間で、 RRC :RADIO BEARER SETUP手順 を実施する。
[0085] 次に、 RNC12は、 CN11に RANAP :RAB ASSIGNMENT RESPONSEメッ セージを送り、サービスの確立が完了したことを通知する。
[0086] 第 2の実施形態の RNC12による負荷分散制御の動作は、図 6に示した第 1の実施 形態の動作と同様である。ただし、図 6では、 UE25からの呼確立要求を契機に負荷 分散の動作を開始するのに対して、第 2の実施形態では、 CN11からの要求で負荷 分散の動作を開始する点で異なる。
[0087] また、第 2の実施形態の RNC12による各サービス内容についての負荷分散制御 は、基本的には第 1の実施形態のものと同様である力 無線エリアが 3つあるため相 違する部分がある。なお、手順によってトラヒック情報は UE25または CN11から通知 される。
[0088] 図 14は、第 2の実施形態におけ Conversationalサービス用の処理を示すフロー チャートである。図 14を参照すると、 RNC12は、まず、各無線エリア 41〜43におけ る Conversationalサービスを許容できる負荷量の閾値と、現在の各無線エリア 41〜
43にかかっている負荷量力 各無線エリアの残りリソースをチェックし (ステップ 701)
、計算する (ステップ 702)。
[0089] 無線エリア 41の Conversationalサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrCON
V41とし、現在の負荷量を L41とすると、無線エリア 41の残りリソース R41 =ThrCO
NV41—L41と表される。
[0090] 同様に、無線エリア 42の Conversationalサービスを許容できる負荷量の閾値を T hrCONV42とし、現在の負荷量を L42とすると、無線エリア 42の残りリソース R42は
、 R42=ThrCONV42— L42と表される。
[0091] 同様に、無線エリア 43の Conversationalサービスを許容できる負荷量の閾値を T hrCONV43とし、現在の負荷量を L43とすると、無線エリア 43の残りリソース R43は
、 R43=ThrCONV43— L43と表される。
[0092] 次に、 RNC12は、 R41〜R43のどれが最も大きいか調べるために、 R41〜R43の うち最大のものが R41に等 U、か否か判定する (ステップ 703)。
[0093] R41〜R43のうち最大のものが R41に等しければ、無線エリアの残りリソース R41 が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 41を選択する (ステップ 704)。
[0094] 一方、 R41〜R43のうち最大のものが R41に等しくなければ、次に、 RNC12は、 R
41〜R43のうち最大のものが R42に等しいか否か判定する(ステップ 705)。
[0095] R41〜R43のうち最大のものが R42に等しければ、無線エリア 42の残りリソース R4
2が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 42を選択する (ステップ 706)。
[0096] 一方、 R41〜R43のうち最大のものが R42にも等しくなければ、無線エリア 43の無 線リソース R43が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 43を選択する(ステップ 70
7)。
[0097] 図 15は、第 2の実施形態における Streamingサービス用の処理を示すフローチヤ ートである。図 15を参照すると、 RNC12は、まず、各無線エリア 41〜43における Str earningサービスを許容できる負荷量の閾値と、現在の各無線エリア 41〜43にかか つている負荷量力も各無線エリアの残りリソースをチェックし (ステップ 801)、計算す る(ステップ 802)。
[0098] 無線エリア 41の Streamingサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrSTREAM
41とし、現在の負荷量を L41とすると、無線エリア 41の残りリソース R41 =ThrSTR
EAM41 -L41と表される。
[0099] 同様に、無線エリア 42の Streamingサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrST
REAM42とし、現在の負荷量を L42とすると、無線エリア 42の残りリソース R42は、
R42 =ThrSTREAM42 - L42と表される。
[0100] 同様に、無線エリア 43の Streamingサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrST
REAM43とし、現在の負荷量を L43とすると、無線エリア 43の残りリソース R43は、
R43=ThrSTREAM43— L43と表される。
[0101] 次に、 RNC12は、 R41〜R43のどれが最も大きいか調べるために、 R41〜R43の うち最大のものが R41に等 U、か否か判定する (ステップ 803)。
[0102] R41〜R43のうち最大のものが R41に等しければ、無線エリアの残りリソース R41 が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 41を選択する (ステップ 804)。
[0103] 一方、 R41〜R43のうち最大のものが R41に等しくなければ、次に、 RNC12は、 R
41〜R43のうち最大のものが R42に等しいか否か判定する(ステップ 805)。
[0104] R41〜R43のうち最大のものが R42に等しければ、無線エリア 42の残りリソース R4
2が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 42を選択する (ステップ 806)。
[0105] 一方、 R41〜R43のうち最大のものが R42にも等しくなければ、無線エリア 43の無 線リソース R43が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 43を選択する(ステップ 80 7)。
[0106] 図 16は、第 2の実施形態における Interactiveサービス用の処理を示すフローチヤ ートである。図 16を参照すると、 RNC12は、まず、各無線エリア 41〜43における Int eractiveサービスを許容できる負荷量の閾値と、現在の各無線エリア 41〜43にかか つている負荷量力も各無線エリアの残りリソースをチェックし (ステップ 901)、計算す る(ステップ 902)。
[0107] 無線エリア 41の Interactiveサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrINT41とし 、現在の負荷量を L41とすると、無線エリア 41の残りリソース R41 =ThrINT41—L4 1と表される。
[0108] 同様に、無線エリア 42の Interactiveサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrIN
T42とし、現在の負荷量を L42とすると、無線エリア 42の残りリソース R42は、 R42 =
ThrINT42— L42と表される。
[0109] 同様に、無線エリア 43の Interactiveサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrIN
T43とし、現在の負荷量を L43とすると、無線エリア 43の残りリソース R43は、 R43 =
ThrINT43— L43と表される。
[0110] 次に、 RNC12は、 R41〜R43のどれが最も大きいか調べるために、 R41〜R43の うち最大のものが R41に等 U、か否か判定する (ステップ 903)。
[0111] R41〜R43のうち最大のものが R41に等しければ、無線エリアの残りリソース R41 が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 41を選択する (ステップ 904)。
[0112] 一方、 R41〜R43のうち最大のものが R41に等しくなければ、次に、 RNC12は、 R
41〜R43のうち最大のものが R42に等しいか否か判定する(ステップ 905)。
[0113] R41〜R43のうち最大のものが R42に等しければ、無線エリア 42の残りリソース R4
2が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 42を選択する (ステップ 906)。
[0114] 一方、 R41〜R43のうち最大のものが R42にも等しくなければ、無線エリア 43の無 線リソース R43が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 43を選択する(ステップ 90
7)。
[0115] 図 17は、第 2の実施形態における Backgroundサービス用の処理を示すフローチ ヤートである。図 17を参照すると、 RNC12は、まず、各無線エリア 41〜43における B ackgroundサービスを許容できる負荷量の閾値と、現在の各無線エリア 41〜43に 力かっている負荷量力 各無線エリアの残りリソースをチヱックし (ステップ 1001)、計 算する(ステップ 1002)。
[0116] 無線エリア 41の Backgroundサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrBG41とし 、現在の負荷量を L41とすると、無線エリア 41の残りリソース R41 =ThrBG41—L4 1と表される。
[0117] 同様に、無線エリア 42の Backgroundサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrB
G42とし、現在の負荷量を L42とすると、無線エリア 42の残りリソース R42は、 R42 =
ThrBG42— L42と表される。
[0118] 同様に、無線エリア 43の Backgroundサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrB
G43とし、現在の負荷量を L43とすると、無線エリア 43の残りリソース R43は、 R43 =
ThrBG43— L43と表される。
[0119] 次に、 RNC12は、 R41〜R43のどれが最も大きいか調べるために、 R41〜R43の うち最大のものが R41に等し!/、か否か判定する(ステップ 1003)。
[0120] R41〜R43のうち最大のものが R41に等しければ、無線エリアの残りリソース R41 が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 41を選択する (ステップ 1004)。
[0121] 一方、 R41〜R43のうち最大のものが R41に等しくなければ、次に、 RNC12は、 R
41〜R43のうち最大のものが R42に等しいか否か判定する(ステップ 1005)。
[0122] R41〜R43のうち最大のものが R42に等しければ、無線エリア 42の残りリソース R4
2が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 42を選択する (ステップ 1006)。
[0123] 一方、 R41〜R43のうち最大のものが R42にも等しくなければ、無線エリア 43の無 線リソース R43が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 43を選択する(ステップ 10
07)。
[0124] 図 18は、第 2の実施形態における Signallingサービス用の処理を示すフローチヤ ートである。図 18を参照すると、 RNC12は、まず、各無線エリア 41〜43〖こおける Sig
nailingサービスを許容できる負荷量の閾値と、現在の各無線エリア 41〜43にかか つて 、る負荷量力も各無線エリアの残りリソースをチェックし (ステップ 1001)、計算す る(ステップ 1102)。
[0125] 無線エリア 41の Signallingサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrSIG41とし、 現在の負荷量を L41とすると、無線エリア 41の残りリソース R41 = ThrSIG41 L41 と表される。
[0126] 同様に、無線エリア 42の Signallingサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrSI
G42とし、現在の負荷量を L42とすると、無線エリア 42の残りリソース R42は、 R42 =
ThrSIG42—L42と表される。
[0127] 同様に、無線エリア 43の Signallingサービスを許容できる負荷量の閾値を ThrSI
G43とし、現在の負荷量を L43とすると、無線エリア 43の残りリソース R43は、 R43 =
ThrSIG43—L43と表される。
[0128] 次に、 RNC12は、 R41〜R43のどれが最も大きいか調べるために、 R41〜R43の うち最大のものが R41に等 U、か否か判定する (ステップ 1103)。
[0129] R41〜R43のうち最大のものが R41に等しければ、無線エリアの残りリソース R41 が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 41を選択する (ステップ 1104)。
[0130] 一方、 R41〜R43のうち最大のものが R41に等しくなければ、次に、 RNC12は、 R
41〜R43のうち最大のものが R42に等し!/、か否か判定する(ステップ 1105)。
[0131] R41〜R43のうち最大のものが R42に等しければ、無線エリア 42の残りリソース R4
2が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 42を選択する (ステップ 1106)。
[0132] 一方、 R41〜R43のうち最大のものが R42にも等しくなければ、無線エリア 43の無 線リソース R43が最も大きいので、 RNC12は、無線エリア 43を選択する(ステップ 11
07)。
[0133] 以上説明したように、本実施形態によれば、複数の無線エリアを構成する NodeBl 3を収容している RNC12が、 CN11からの要求で UE25に無線リソースを割り当てる とき、各無線エリアの残りリソースに基づいて無線エリアを選択するので、各無線エリ ァの総容量が異なる場合に適切な負荷分散処理により無線エリアを選択することが できる。
また、本実施形態によれば、複数の無線エリアを構成する NodeB13を収容してい る RNC12が、新たな UE25に無線リソースを割り当てるとき、 CN11が要求するサー ビスの種類に基づ!/、て無線エリアを選択するので、各サービスの性質が異なる場合 に適切な負荷分散処理により無線エリアを選択することができる。