WO2007037168A1 - プログラム開発支援装置 - Google Patents

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Description

明 細 書
プログラム開発支援装置
技術分野
[0001] 本発明は、プログラム開発支援装置に係り、より詳しくは、ホストプロセッサを有する ホスト部と、エンジンプロセッサを有し、前記ホスト部の管理下で動作するエンジン部 とを備える移動通信端末装置において、エンジン部が実行するプログラムの開発を 支援するプログラム開発支援装置に関するものである。
背景技術
[0002] 従来から、携帯電話装置等の移動通信端末装置が広く普及している。かかる移動 通信端末装置、特に携帯電話に関する技術の進歩は目覚しいものがあり、移動通信 端末装置としての必須機能である移動通信網を介した通信機能に加えて、ゲームや 音楽鑑賞を楽しむための付加機能も実装されるようになって ヽる。
[0003] こうした移動通信端末装置では、上記の必須機能及び付加機能を果たすために様 々なデータ処理を行うプロセッサが内蔵されている。このプロセッサに、様々なプログ ラムやデータを格納するための記憶素子を含む記憶部、無線通信を行うための無線 通信部、利用者が操作指令を行うための操作部、利用者に様々な情報を通知する ための通知部 (表示出力部や音出力部)等の資源が接続されている。そして、記憶 部に格納されているプログラムをプロセッサが実行し、必要に応じて、接続された資 源を適宜制御することにより、上記の必須機能及び付加機能を果たすようになつてい る。
[0004] 力かるプログラムの開発におけるデバッグに際しては、最終的にプログラムが実行さ れることになる移動通信端末装置 (以下、「実機」とも呼ぶ)と近 、ハードウェア環境で 開発中のプログラムを動作させることが好ましい。このため、実機又はこれと同等な回 路構成を有する開発用回路基板を用意して、別途に用意したインサーキットエミユレ ータ装置を用いる方式が一般的に採用されて 、る(以下、「従来例」という)。
発明の開示
発明が解決しょうとする課題 [0005] ところで、従来の移動通信端末装置では様々な機能を果たすことが必要なため、内 蔵されるプロセッサは汎用的なものが採用されている。これは、装置を簡易な構成と し、装置の小型化及び低消費電力化するという観点からは優れた方法である。しかし ながら、汎用的なプロセッサを用いるのでは、例えばゲームや音楽鑑賞を楽しむため の付加機能動作における性能を向上させようとしても、飛躍的な性能向上を図ること は困難である。
[0006] 他の情報処理装置と比べたときに、移動通信端末装置における性能向上が求めら れているのは、付加機能動作であるといえる。このように性能向上が求められている 付加機能動作は具体的にはゲーム実行や音楽再生等であるが、こうした付加機能 動作に際しては、特に画面表示処理及び音データ出力処理が、プロセッサにとって 大きな負荷となって ヽると!ヽえる。
[0007] また、移動通信端末装置に対しては、上述した必須機能と付加機能とを果たすこと が要請されているが、利用者が原則として一人であるため、必須機能動作と付加機 能動作とが、いかなる場合においても同時に独立して動作することまでは要請されて いない。例えば、必須機能動作である通話動作を行っている間にも、付加機能動作 であるゲーム動作を行うことまでは要請されて ヽな 、。
[0008] 以上の理由から、画面表示処理及び音データ出力処理に優れた付加機能専用の エンジンプロセッサを投入し、通信動作を行うプロセッサであるホストプロセッサを備 えるホスト部による管理のもとで、エンジンプロセッサを備えるエンジン部に付加機能 動作に対応するアプリケーションのプログラムを実行させることが考えられる。
[0009] こうしたホスト部とエンジン部とを備える構成を採用した場合、エンジン部で実行さ れるアプリケーションのプログラムは、いわゆるコンテンツプロバイダにより開発される 。かかる開発に際して、コンテンツプロバイダは、エンジンプロセッサについてのイン サーキットエミュレータを用意することが必要であった。このことは、コンテンツプロバ イダにとっては、大きな負担となっていた。
[0010] 本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、ホストプロセッサを有するホスト 部と、エンジンプロセッサを有し、ホスト部の管理下で動作するエンジン部とを備える 移動通信端末装置においてエンジン部が実行するプログラムの開発に際して、イン サーキットエミュレータ装置を用意することなぐ良好な開発環境を提供することがで きるプログラム開発支援装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0011] 本発明のプログラム開発支援装置は、ホストプロセッサを有するホスト部と、ェンジ ンプロセッサ及び前記ホスト部力 送られてきたプログラムを格納する揮発性記憶領 域を有し、前記ホスト部力ものプログラム実行制御コマンドに従って、前記揮発性記 憶領域に格納された前記プログラムの実行を行うエンジン部とを備える移動通信端 末装置にぉ 、て、前記エンジン部が実行する前記プログラムの開発を支援するプロ グラム開発支援装置であって、前記ホスト部のエミユレーシヨンを行うとともに、開発中 プログラムの実行態様の設定を行う制御処理部と;前記制御処理部と内部バスを介し て接続され、開発中プログラムを実行する開発中プログラム実行部と;を備え、前記 開発中プログラム実行部力 前記エンジンプロセッサと;前記エンジンプロセッサに接 続され、前記制御処理部力 前記内部バスを介して送られてきた前記開発中プログ ラムが格納される揮発性記憶部と;前記制御処理部力 前記内部バスを介して送ら れてきた前記開発中プログラムの実行態様の設定情報に応じて前記エンジンプロセ ッサによるプログラム実行態様を制御する実行態様制御部と;前記内部バスと、前記 エンジンプロセッサ及び前記実行態様制御部とのインターフエ一シングを行うバスィ ンターフェース部と;を備えることを特徴とするプログラム開発支援装置である。
[0012] このプログラム開発支援装置では、制御処理部がホストエミユレーシヨンを行い、内 部バスを介して、開発中プログラム実行部へ開発中プログラムを送る。開発中プログ ラム実行部では、受信した開発中プログラムが揮発性記憶部に格納される。なお、開 発が完了した後にプログラムが実装される移動通信端末装置のエンジン部において も、ホスト部カゝら送られてきたプログラムデータは、揮発性記憶素子により構成された 記憶部に格納されるようになって 、る。
[0013] その後、制御処理部がホストエミユレーシヨンを行い、内部バスを介して、開発中プ ログラム実行部へプログラム実行制御コマンドを送る。こうして制御処理部から送られ てきたプログラム実行制御コマンドに対応して、開発中プログラム実行部では、揮発 性記憶領域に格納されている開発中プログラムの実行開始、停止、一時停止又は再 開を行う。
[0014] 一方、制御処理部から開発中プログラム実行部へは、開発者からの指令に対応し て、開発中プログラムの実行態様の設定情報が内部バスを介して送られる。こうした 実行態様の設定情報には、例えば、ブレークポイントアドレス情報及びブレークボイ ントアドレスに至るまでの開発中プログラムの実行の指令情報等が含まれる。
[0015] 開発中プログラム実行部では、実行態様の設定情報を、実行態様制御部が受ける 。実行態様制御部は、実行態様の設定情報に基づいて、エンジンプロセッサによる プログラム実行動作を制御する。例えば、特定のブレークポイントアドレスまでの開発 中プログラムの実行の設定情報を実行監視部から受けた場合には、実行態様制御 部は、特定のブレークポイントアドレスにおける命令を実行した時に、エンジンプロセ ッサ及び揮発性記憶部の状態を保持しつつ、エンジンプロセッサの動作を停止させ る。
[0016] すなわち、本発明のプログラム開発支援装置では、内部バスに接続可能であり、プ ログラム開発後に実行が行われるエンジン部と同一のハードウェア環境、及び、プロ グラム開発用デバッグのために必要なデバッグ用ハードウェア環境を含むように開発 中プログラム実行部が構成されて 、る。
[0017] また、プログラム開発支援装置においてソフトウェア等により構成され、プログラム実 行部と内部バスを介して接続された制御処理部によって、ホスト部の動作がエミユレ ートされる。この結果、開発者が制御処理部に対する指令を行うことにより、開発中プ ログラムを開発中プログラム実行部にロードすることができるとともに、開発中プロダラ ムに関するプログラム実行制御コマンドを開発中プログラム実行部にロードすることが できる。
[0018] また、開発者が制御処理部に対する指令を行うことにより、開発中プログラムの実行 態様の設定情報を開発中プログラム実行部に送ることができる。
[0019] この結果、開発者は、制御処理部のみに対して指令を行うことにより、開発中プログ ラムのデバッグを行うことができる。したがって、本発明のプログラム開発支援装置に よれば、ホストプロセッサを有するホスト部と、エンジンプロセッサを有し、ホスト部の管 理下で動作するエンジン部とを備える移動通信端末装置においてエンジン部が実行 するプログラムの開発に際して、別途にエンジンプロセッサについてのインサーキット エミュレータ装置を用意することなぐ良好な開発環境を提供することができる。
[0020] 本発明の開発支援装置では、前記開発中プログラム実行部は、前記エンジンプロ セッサのプログラム実行動作が停止されたときに、前記エンジンプロセッサの状態情 報を収集し、前記内部バスを介して、実行状況情報として、前記制御処理部へ向け て送るようにすることができる。この場合には、制御処理装置は、動作の停止時にお けるエンジンプロセッサ内の各種レジスタの内容等といったエンジンプロセッサの状 態情報を得ることができる。そして、制御処理部が、得られた状態情報の表示等をす ることにより、開発者に対して、エンジンプロセッサの動作を停止させたときにおける エンジンプロセッサの状態情報と 、う、プログラムデバッグにお 、て有用な情報を提 供することができる。
[0021] また、本発明のプログラム開発支援装置では、前記開発中プログラム実行部が、前 記内部バスを介して前記エンジンプロセッサと前記制御処理部との間でやり取りされ るコマンド及び応答を収集し、コマンド履歴として記憶するとともに、前記制御処理部 力 のコマンド履歴要求に応答して、前記コマンド履歴を前記制御処理部へ送るコマ ンド履歴報告部を更に備えるようにすることができる。この場合には、制御処理部は、 エンジンプロセッサと制御処理部との間でやり取りされるコマンド及び応答からなるコ マンド履歴を、開発者の要請があつたときに得ることができる。そして、制御処理部が 、得られた状態情報の表示等をすることにより、開発者に対して、開発中プログラムの デバッグに有効なコマンド履歴情報を提供することができる。
[0022] また、本発明のプログラム開発支援装置では、前記開発中プログラムが、表示出力 及び音出力の少なくとも一方を行うアプリケーションのプログラムである場合には、前 記開発中プログラムによる表示出力の際に利用する画面表示手段と;前記開発中プ ログラムによる音出力の際に利用する音再生手段と;を更に備えるようにすることがで きる。この場合には、制御処理部が表示等に使用するものとは別の画面表示手段及 び音再生手段に開発中プログラムによる表示出力や音出力をすることができ、良好 なデバッグ環境とすることができる。
[0023] なお、本発明のプログラム開発支援装置では、前記実行態様の設定には、前記開 発中プログラムの指定ブレークポイントアドレスまでの実行の設定、及び、プログラム カウンタの現在値に応じたプログラムアドレスに記載された 1命令の実行の設定が含 まれるよう〖こすることができる。
発明の効果
[0024] 以上説明したように、本発明のプログラム開発支援装置によれば、ホストプロセッサ を有するホスト部と、エンジンプロセッサを有し、ホスト部の管理下で動作するェンジ ン部とを備える移動通信端末装置においてエンジン部が実行するプログラムの開発 に際して、別途にエンジンプロセッサのインサーキットエミュレータ装置を用意するこ となぐ良好な開発環境を提供することができるという効果を奏する。
図面の簡単な説明
[0025] [図 1A]—実施形態のプログラム開発支援装置を用いて開発されたプログラムが最終 的に実装される携帯電話装置の外観構成を概略的に示す正面図である。
[図 1B]—実施形態のプログラム開発支援装置を用いて開発されたプログラムが最終 的に実装される携帯電話装置の外観構成を概略的に示す右側面図である。
[図 1C]一実施形態のプログラム開発支援装置を用いて開発されたプログラムが最終 的に実装される携帯電話装置の外観構成を概略的に示す背面図である。
[図 2]図 1A〜図 1Cの携帯電話装置の内部構成を説明するためのブロック図である。
[図 3]図 2のホスト部の記憶部における不揮発性領域の内容を説明するための図であ る。
[図 4]図 2のエンジン部の記憶部の構成を説明するための図である。
[図 5]—実施形態のプログラム開発支援装置の構成を説明するためのブロック図であ る。
[図 6]図 5の開発中プログラム実行部の構成を説明するためのブロック図である。
[図 7]図 5のエンジン部の構成を説明するためのブロック図である。
[図 8]図 6の実行状況情報報告部の構成を説明するためのブロック図である。
[図 9]エンジン部への初期ロード処理を説明するためのシーケンス図である。
[図 10]開発中プログラムのエンジン部へのロード処理を説明するためのシーケンス図 である。 [図 11]開発中プログラムのエンジン部力ものアンロード処理を説明するためのシーケ ンス図である。
[図 12]開発中プログラムの実行開始処理を説明するためのシーケンス図である。
[図 13]開発中プログラムの停止処理を説明するためのシーケンス図である。
[図 14]開発中プログラムの一時停止処理を説明するためのシーケンス図である。
[図 15]開発中プログラムの再開処理を説明するためのシーケンス図である。
[図 16]プログラム実行動作の即時停止処理及び再開処理を説明するためのシーケン ス図である。
[図 17]ブレークポイント設定処理を説明するためのシーケンス図である。
[図 18] 1ステップ実行処理を説明するためのシーケンス図である。
[図 19]コマンド履歴の読出し処理を説明するためのシーケンス図である。
[図 20]エンジン部内のメモリ内容の読出し処理を説明するためのシーケンス図である 発明を実施するための最良の形態
[0026] まず、後述する本発明の一実施形態のプログラム開発支援装置 100 (図 5参照)を 用いて開発されたアプリケーションのプログラム(以下、単に「アプリケーション」とも ヽ う)が最終的に実装される移動通信端末装置である携帯電話装置 10について、図 1 A〜図 4を参照して説明する。
[0027] 図 1A〜図 1C及び図 2には、携帯電話装置 10の構成が概略的に示されている。こ こで、図 1Aには携帯電話装置 10の展開状態における外観の正面図が示され、図 1 Bには携帯電話装置 10の展開状態における外観の右側面図が示され、図 1Cには 携帯電話装置 10の展開状態における外観の背面図が示されている。また、図 2には 、携帯電話装置 10の機能ブロック構成が示されている。
[0028] 図 1に示されるように、携帯電話装置 10は、第 1部分 11と、該第 1部分 11に対して 、軸 AX1を中心軸として回動可能な第 2部分 12とを備えている。
[0029] 第 1部分 11には、図 1Aに示されるように、(a)テンキー、ファンクションキー等の操 作キーが配列された操作部 21と、 (b)通話時に音声を入力するためのマイクロフォン 22とが配置されている。また、第 1部分 11における操作部 21の配置面を正面とした ときの背面側には、図 1Cに示されるように、(c)着信音や案内音を発生するための案 内用スピーカ 26Sが配置されて!、る。
[0030] 第 2部分 12には、図 1Aに示されるように、(a)操作案内、動作状況、受信メッセ一 ジ、後述する撮像部 29による撮像結果、エンジンアプリケーションによる画像等を表 示するメイン表示部 25Mと、 (b)通話時に通信相手力 送られてきた音声信号を再 生するスピーカ 26Mと、(c)利用者に注意を喚起するための LED (Light Emitting Di ode) 27とが配置されている。また、第 2部分 12におけるメイン表示部 25Mの表示面 を正面としたときの背面側には、図 1Cに示されるように、(d)補助的な表示を行うサ ブ表示部 25Sと、 (e)結像光学系の視野内の像を撮像する撮像部 29とが配置されて いる。
[0031] また、図 2に示されるように、携帯電話装置 10は、(f)着信時に携帯電話装置 10を 振動させて着信を利用者に通知するためのバイブレータ 24と、(g)携帯電話装置 10 に作用している加速度及び携帯電話装置 10の姿勢を検出するための加速度 ·姿勢 センサ 28を更に備えている。これらのバイブレータ 24及び加速度'姿勢センサ 28は 、携帯電話装置 10の内部に配置されている。
[0032] また、携帯電話装置 10は、 (j)通信機能等の携帯電話装置としての基本機能を果 たすためのホスト部 30と、 (k)エンジンアプリケーションの実行を行うエンジン部 40と を備えている。これらのホスト部 30及びエンジン部 40は、携帯電話装置 10の内部に 配置されている。
[0033] ホスト部 30は、携帯電話装置 10の全体を統括制御するホストプロセッサ 31と、アン テナ 33を介して通信信号の送受信を行うための無線通信部 32と、プログラムゃデー タを格納する記憶部 35とを備えている。ホストプロセッサ 31には、上述した操作部 21 、マイクロフォン 22、案内用スピーカ 26S、 LED27、サブ表示部 25S及びバイブレー タ 24も接続されている。
[0034] ホストプロセッサ 31には、中央処理装置(CPU)機能、デジタル信号プロセッサ(D SP)機能が搭載されている。そして、ホストプロセッサ 31が、記憶部 35に格納された ホスト用プログラム 38 (図 3参照)を読み出して実行することにより、通信機能動作等 の基本機能動作や、エンジン部 40との間における様々なデータのやりとりが行われ る。
[0035] 記憶部 35は、様々なデータを一時的に記憶するための揮発性領域 36と、プロダラ ム等を恒久的に記憶するための不揮発性領域 37とを備えて 、る。揮発性領域 36は 、動作電力が供給されなくなると記憶内容が保証されなくなる揮発性記憶素子により 構成されている。また、不揮発性領域 37は、動作電力が供給されなくなっても記憶 内容が保証される不揮発性記憶素子により構成されている。ここで、不揮発性領域 3 7には、図 3に示されるように、上記のホスト用プログラム 38に加えて、エンジン部 40 において実行されるエンジン統括制御プログラム 39、エンジンアプリケーション 39 ,
0 1
39 , · ··, 39力 S格糸内されている o
2 N
[0036] 図 2に戻り、エンジン部 40は、エンジン部 40の全体を統括制御するエンジンプロセ ッサ 41と、エンジンプロセッサ 41が実行するプログラムやデータを記憶部 42とを備え ている。ここで、記憶部 42は、エンジンプロセッサ 41に接続されている。また、ェンジ ンプロセッサ 41には、上述したメイン表示部 25M及びスピーカ 26Mが接続されてい る。エンジンプロセッサ 41の詳細については、後述する。
[0037] 記憶部 42は、動作電力が供給されなくなると記憶内容が保証されなくなる揮発性 記憶素子により構成されている。ここで、記憶部 42には、図 4に示されるように、上述 したエンジン統括制御プログラム 39が格納されるシステム領域 46と、エンジンアプリ
0
ケーシヨン 39 (k= l, · ··)の 1つ以上が格納されるエンジンアプリケーション領域 47と k
、エンジン統括制御プログラム 39及び実行中のエンジンアプリケーションが利用する
0
作業用領域 48とを備えている。なお、エンジン統括制御プログラム 39は、装置の初
0
期化時にホスト部 30からエンジン部にロードされるとともに、エンジンアプリケーション 39は、利用者の指令に対応してホスト部 30からエンジン部にロードされるようになつ k
ている。
[0038] なお、ホスト部 30とエンジン部 40とは、例えば 8ビットパラレルのインターフェースデ ータ信号 IDT及びインターフェース制御信号 ICTによりホスト部 30と接続される。これ らの信号により、ホスト部 30とエンジン部 40の間で、必要に応じて付属データを伴う 指令及び応答の授受が行われるようになって!/、る。
[0039] また、ホスト部 30からエンジン部 40へは、リセット指令信号 RST、ホスト出力制御信 号 HCT、ホスト表示画像信号 HID及びホスト音信号 HADが供給される。これらの信 号によるエンジン部 40の動作制御については、後述する。
[0040] 以下、本発明の一実施形態に係るプログラム開発支援装置を、図 5〜図 20を参照 して説明する。なお、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を 省略する。
[0041] [構成]
図 5には、一実施形態のプログラム開発支援装置 100の概略的な構成がブロック図 にて示されている。このプログラム開発支援装置 100は、上述した携帯電話装置 10 におけるエンジン部 40において実行されるアプリケーションのプログラムを開発する ための装置である。
[0042] 図 5に示されるように、プログラム開発支援装置 100は、(a)装置全体を統括制御す る処理制御部 60と、 (b)開発中プログラムを実行する開発中プログラム実行部 70とを 備えている。処理制御部 60と開発中プログラム実行部 70とは、内部バス 69を介して 接続されている。
[0043] また、プログラム開発支援装置 100は、(c)処理制御部 60による制御のもとで画像 や文字等を表示する液晶ディスプレイ装置等の表示デバイス 66と、 (d)処理制御部 60へ向けてコマンドやデータを入力するキーボード等のストロークデバイス 67と、 (e) 処理制御部 60へ向けて表示デバイス 66の画面上の位置を入力するマウス等のポィ ンティングデバイス 68とを備えている。これらのデバイス 65〜68は、処理制御部 60 に接続されている。
[0044] また、プログラム開発支援装置 100は、(f) NTSC方式のテレビ受像機 79を備えて いる。このテレビ受像機 79は、開発中プログラム実行部 70に接続されている。
[0045] なお、本実施形態においては、プログラム開発支援装置 100はパーソナルコンビュ ータシステムとして構成されている。ここで、プログラム開発支援装置 100は、当該パ 一ソナルコンピュータに実装可能な IZOモジュールとして構成されている。
[0046] 処理制御部 60は、(i)上述した携帯電話装置 10におけるホスト部 30のエミユレ一 シヨンを行うホストエミユレーシヨン部 61と、 (ii)開発中プログラム実行部 70における開 発中プログラムの実行態様を設定する実行態様設定部 62と、 (iii)開発中プログラム 実行部 70から、開発中プログラムの実行状況情報を収集する実行状況情報収集部 63とを備えている。なお、本実施形態では、処理制御部 60が中央処理装置 (CPU) 及びディスク等の周辺装置力 構成されており、上記のホストエミユレーシヨン部 61、 実行態様設定部 62及び実行状況情報収集部 63の機能はソフトウェアにより実現さ れるようになっている。
[0047] ホストエミユレーシヨン部 61は、ストロークデバイス 67又はポインティングデバイス 68 を利用した開発者の指令に応じて、プログラム実行制御コマンドを開発中プログラム 実行部 70へ向けて発行する。こうしたプログラム実行制御コマンドには、開発中プロ グラムの実行開始コマンド、実行停止コマンド、一時停止コマンド、再開コマンドがあ る。
[0048] また、ホストエミユレーシヨン部 61は、上述したエンジン統括制御プログラム 39と、
0 開発中プログラムを含んでいる。そして、ストロークデバイス 67又はポインティングデ バイス 68を利用した開発者の指令に応じて、エンジン統括制御プログラム 39や開発
0 中プログラムを、開発中プログラム実行部へロードするようになっている。
[0049] また、ホストエミユレーシヨン部 61は、こうした実行制御コマンド等に対する開発中プ ログラム実行部 70からの応答を受ける。また、ホストエミユレーシヨン部 61は、開発中 プログラム実行部 70からコマンドを受けた場合には、その内容を表示デバイス 66に 表示する。そして、当該コマンドの内容を参照した開発者力ものストロークデバイス 67 又はポインティングデバイス 68を利用した指令に応じて、適宜応答を返送する。
[0050] 実行態様設定部 62は、ストロークデバイス 67又はポインティングデバイス 68を利用 した開発者の指令に応じて、実行態様設定を開発中プログラム実行部 70へ向けて 送る。こうした実行態様情報には、開発中プログラム実行における後述するエンジン 部 40のエンジンプロセッサ 41 (図 6参照)のプログラム実行に関する即時動作停止設 定、動作再開設定、ブレークポイント設定、 1ステップ実行設定等が含まれる。
[0051] 実行状況情報収集部 63は、エンジンプロセッサ 41のプログラム実行動作が停止し た際に開発中プログラム実行部 70から報告されてきた、プログラム実行動作が停止 した時点におけるエンジンプロセッサ 41の内部レジスタの内容を受けて、表示デバイ ス 66の画面上に表示する。また、実行状況情報収集部 63は、エンジンプロセッサ 41 の動作の停止中に、ストロークデバイス 67又はポインティングデバイス 68を利用した 開発者の指令に応じて、開発中プログラム実行部 70における後述するコマンド履歴 要求や記憶部 42の記憶内容の読出要求を開発中プログラム実行部 70へ送る。そし て、実行状況情報収集部 63は、この読出要求に対する応答として返送されてきた、 コマンド履歴や記憶部 42の指定領域における記憶内容を、表示デバイス 66の画面 上に表示する。
[0052] 開発中プログラム実行部 70は、図 6に示されるように、エンジン部 40、実行状況情 報報告部 71、バスインターフェース部 72及び NTSC変換部 73を備えている。ェンジ ン部 40から出力された表示画像信号 MID及び音信号 MADは、 NTSC変換部 73 において NTSC形式の信号に変換されて、テレビ受像機 79へ向けて出力される。
[0053] エンジン部 40は、携帯電話装置 10の場合と同様に構成されている。すなわち、ェ ンジン部 40は、エンジンプロセッサ 41と、記憶部 42とを備えている。ここで、記憶部 4 2は、エンジンプロセッサ 41に接続されて 、る(図 7参照)。
[0054] エンジンプロセッサ 41は、図 7に示されるように、制御処理部 51と、ホストインターフ エース部 52とを備えている。また、エンジンプロセッサ 41は、メイン表示部 25Mに供 給される表示画像信号 MIDとして、ホスト部 30からのホスト表示画像信号 HID及び 制御処理部 51からのエンジン表示画像信号 EIDのいずれかを選択してメイン表示 部 25Mへ供給するための表示出力選択部 53を備えている。さらに、エンジンプロセ ッサ 41は、スピーカ 26Mに供給される音信号 MADとして、ホスト部 30からのホスト 音信号 HAD及び制御処理部 51からのエンジン音信号 EADのいずれかを選択して スピーカ 26Mへ供給するための音出力選択部 54を備えている。
[0055] 制御処理部 51は、記憶部 42に格納されているエンジン統括制御プログラム 39の
0 実行、及び、エンジン統括制御プログラム 39による制御のもとにおける開発中プログ
0
ラムの実行動作を行う。なお、制御処理部 51は、 3次元グラフィック処理機能及び音 生成処理機能を有しており、上記のエンジンアプリケーション 39 , 39 ,…のいずれ
1 2
カゝを実行する際に、 3次元グラフィック処理機能及び音生成処理機能を発揮する。
[0056] また、制御処理部 51は、実行状況情報報告部 71からの動作停止要求信号 HTが 有意となると、プログラムの実行動作を停止する。この後、動作停止要求信号 HTが 非有意となると、制御処理部 51は、プログラムの実行を再開する。なお、制御処理部 51は、命令の実行中に動作停止要求信号 HTが有意となると、その命令の実行を終 了後に、動作を停止するようになっている。
[0057] プログラムの実行動作の停止中において、実行状況情報報告部 71から双方向性 のレジスタ読出信号 RRWによりレジスタ読出要求があると、制御処理部 51は、プログ ラムカウンタ、ステータスレジスタ等の専用レジスタ及ひ 7凡用レジスタの内容を、レジス タ読出信号を介して、実行状況情報報告部 71へ報告する。
[0058] また、プログラムの実行動作の停止中においては、制御処理部 51は、記憶部 42へ のアクセスをするためのメモリアドレス信号 EMA及びメモリデータ信号 EMD等の出 力状態を高インピーダンス状態とする。この結果、実行状況情報報告部 71による記 憶部 42へのアクセスが可能となる。なお、制御処理部 51がプログラムの実行動作中 であるときには、実行状況情報報告部 71からのメモリアドレス信号 EMA及びメモリデ ータ信号 EMD等の出力状態が高インピーダンス状態となるようになつている。
[0059] また、制御処理部 51は、命令フェッチサイクル、データ読込サイクル、データ書込 サイクル等の動作サイクルの種別を、プロセッサ状態信号 PTとして出力するようにな つている。
[0060] ホストインターフェース部 52は、ホスト部 30と制御処理部 51との間に位置し、ホスト 部 30との間で授受する各種コマンド及び各種データのバッファリングや各種制御信 号の仲立ちを行う。このホストインターフェース部 52は、 2ポート RAM (Random Acces s Memory)素子を有して ヽる。
[0061] ホストインターフェース部 52では、 2ポート RAM素子の一方のポートにおいて、内 部データ信号 DT及び内部制御信号 CNTにより制御処理部 51と接続される。ここで 、内部制御信号 CNTには、制御処理部 51がホストインターフェース部 52へ向けて 発行する、 2ポート RAMからの内部読出指令信号及び 2ポート RAMへの内部書込 指令信号等が含まれている。また、内部制御信号 CNTには、ホストインターフェース 部 52が制御処理部 51へ向けて発行する、ホスト部 30力 エンジン部 40へ向けてデ ータが送られたことを示す内部割込信号等が含まれている。
[0062] また、ホストインターフェース部 52では、 2ポート RAM素子の他方のポートにおいて 、例えば 8ビットパラレルのインターフェースデータ信号 IDT及びインターフェース制 御信号 ICTによりホスト部 30と接続される。ここで、インターフェース制御信号 ICTに は、ホスト部 30がホストインターフェース部 52へ向けて発行する、 2ポート RAMから のインターフェース読出指令信号及び 2ポート RAMへのインターフェース書込指令 信号等が含まれている。また、インターフェース制御信号 ICTには、ホストインターフ エース部 52がホスト部 30へ向けて発行する、エンジン部 40からホスト部 30へ向けて データが送られたことを示すインターフェース割込信号等が含まれている。
[0063] 以上のような信号をやりとりすることにより、ホストインターフェース部 52を介して、ホ スト部 30とエンジン部 40の間で、必要に応じて付属データを伴う命令及び応答の授 受が行われるようになって!/、る。
[0064] 表示出力選択部 53では、ホスト部 30からのホスト出力制御信号 HCT及び制御処 理部 51からのエンジン出力制御信号 ECTによる指定に応じて、次のようにして、ホス ト表示画像信号 HID及びエンジン表示画像信号 EIDの一方を表示画像信号 MIDと して選択して出力する。ここで、ホスト出力制御信号 HCTの信号によりホスト画面の 優先表示が指定されている場合には、エンジン出力制御信号 ECTによる指定にか かわらず、表示出力選択部 53は、ホスト表示画像信号 HIDを選択して、表示画像信 号 MIDとして出力する。一方、ホスト出力制御信号 HCTによりホスト画面の優先表示 が指定されていない場合には、表示出力選択部 53は、エンジン出力制御信号 ECT による指定に従って、表示画像信号 MIDとして、ホスト表示画像信号 HID及びェン ジン表示画像信号 EIDの一方を選択する。
[0065] すなわち、表示出力選択部 53では、ホスト出力制御信号 HCTによりホスト画面の 優先表示が指定されておらず、かつ、エンジン出力制御信号 ECTによりエンジン画 面の表示が指定されている場合には、エンジン表示画像信号 EIDを選択して、表示 画像信号 MIDとして出力する。また、表示出力選択部 53では、ホスト出力制御信号 HCTによりホスト画面の優先表示が指定されておらず、かつ、エンジン出力制御信 号 ECTによりエンジン画面の表示が指定されていない場合には、表示出力選択部 5 3は、ホスト表示画像信号 HIDを選択して、表示画像信号 MIDとして出力する。
[0066] 音出力選択部 54では、上述した表示出力選択部 53と同様にして、ホスト出力制御 信号 HCT及びエンジン出力制御信号 ECTによる指定に応じて、ホスト音信号 HAD 及びエンジン音信号 EADの一方を音信号 MADとして選択して出力する。すなわち 、ホスト出力制御信号 HCTによりホスト音の優先出力が指定された場合には、ェンジ ン出力制御信号 ECTによる指定にかかわらず、音出力選択部 54は、ホスト音信号 H ADを選択して、音信号 MADとして出力する。また、ホスト出力制御信号 HCTにより ホスト音の優先出力が指定されておらず、かつ、エンジン出力制御信号 ECTによる エンジンアプリケーション音出力が指定されている場合には、音出力選択部 54は、 エンジン音信号 EADを選択して、音信号 MADとして出力する。また、ホスト出力制 御信号 HCTによりホスト音の優先出力が指定されておらず、かつ、エンジン出力制 御信号 ECTによるエンジンアプリケーション音出力が指定されていない場合には、音 出力選択部 54は、ホスト音信号 HADを選択して、音信号 MADとして出力する。
[0067] 実行状況情報報告部 71は、図 8に示されるように、実行態様制御部 75と、ブレーク 条件監視部 76と、コマンドモニタ部 77とを備えている。なお、実行状況情報報告部 7 1は、例えば 8ビットパラレルのインターフェースデータ信号 JDT及びインターフェース 制御信号 ICTにより、バスインターフェース部 72及びインターフェース制御信号 ICT により、処理制御部 60との間で様々な情報のやり取りを行うようになっている。
[0068] 実行態様制御部 75は、実行状況情報報告部 71の全体を統括制御する。また、実 行態様制御部 75は、処理制御部 60の実行態様設定部 62から内部バス 69を介して 受けた実行態様設定に対応した処理を行う。
[0069] ここで、実行態様設定が即時動作停止であった場合には、実行態様制御部 75は、 直ちに動作停止要求信号 HTを有意とする。また、実行態様設定が動作再開であつ た場合には、実行態様制御部 75は、直ちに動作停止要求信号 HTを非有意とする。
[0070] さらに、実行態様設定がブレークポイント設定である場合には、実行態様制御部 75 は、指定されたブレークポイントアドレスを、検出条件として実行アドレス監視部に通 知する。また、実行態様設定が 1ステップ実行設定である場合には、次の命令フェツ チサイクルに入ったことを検出条件とすべき旨を通知する。
[0071] こうして、検出条件としてブレークポイントアドレスが通知された場合には、ブレーク 条件監視部 76は、制御処理部 51が命令フェッチサイクルにおいて出力したメモリア ドレス信号 EMAにおけるメモリアドレス力 通知されたブレークポイントアドレスと一致 したときに、検出条件を満たすイベントが発生したことを、実行態様制御部 75へ報告 する。また、検出条件として命令フェッチサイクルに入ったことが通知された場合には 、ブレーク条件監視部 76は、制御処理部 51が次の命令フェッチサイクルに入ったと きに、検出条件を満たすイベントが発生したことを、実行態様制御部 75へ報告する。
[0072] こうして、ブレーク条件監視部 76から、検出条件を満たすイベントが発生したことが 通知されると、実行態様制御部 75は、動作停止要求信号 HTを有意とし、制御処理 部 51の動作を停止させる。この後、実行態様制御部 75は、制御処理部 51に対して レジスタ読出要求を行い、各種内部レジスタの内容を読み出す。そして、実行態様制 御部 75は、バスインターフェース部 72及び内部バスを介して、読出結果を処理制御 部 60へ報告する。なお、実行態様制御部 75は、即時動作停止の実行態様設定に 応じて動作停止要求信号 HTを有意とし、制御処理部 51の動作を停止させた場合も 、制御処理部 51の各種内部レジスタの内容を読み出して、処理制御部 60へ報告す る。
[0073] また、実行態様制御部 75は、処理制御部 60の実行状況情報収集部 63から内部 バス 69を介して受けた実行情報要求に応じて、その時点におけるエンジン部 40の 実行情報を取得して、内部バス 69を介して、実行状況情報収集部 63へ報告する。こ こで、実行情報要求には、記憶部 42の記憶内容の報告要求、コマンドモニタ部 77に ぉ 、て記録されて 、る、ホストエミユレーシヨン部 61とエンジン部 40との間でやりとりさ れたプログラム実行制御コマンド等のコマンド及び応答の履歴要求等が含まれる。
[0074] なお、コマンドモニタ部 77は、ホストエミユレーシヨン部 61とエンジン部 40との間に おいてやりとりされたコマンド及び応答が時間順次に記録するようになっている。かか るコマンド及び応答の記憶のために使用されるコマンドモニタ部 77内の記憶領域は 、いわゆるリングバッファとして構成されるとともに、いわゆる FIFO (First-in First-out )型とされている。
[0075] また、実行態様制御部 75からバッファリセット指令を受けると、コマンドモニタ部 77 では、コマンド及び応答の記憶のために使用されるポインタ情報がリセットされるよう になっている。 [0076] [動作]
次に、上記のように構成されたプログラム開発支援装置 100におけるプログラム支 援のための動作について、説明する。
[0077] <開発中プログラム実行部の初期化 >
開発中プログラム実行部 70は、処理制御部 60のホストエミユレーシヨン部 61が発 行するリセット指令により、リセットされる。力かるリセット指令は、プログラム開発支援 装置 100の初期化時や、ストロークデバイス 67又はポインティングデバイス 68の操作 による開発者力もの開発中プログラム実行部 70のリセット要求に応じて発行される。
[0078] 上記のリセット指令に際しては、ホストエミユレーシヨン部 61が、開発中プログラム実 行部 70へ向けて、内部バス 69を介して、リセット指令を送る。開発中プログラム実行 部 70では、バスインターフェース部 72が、このリセット指令を受ける。そして、リセット 指令を受けたバスインターフェース部 72は、リセット指令信号 RSTを所定期間にわた つて有意レベルとして、リセット指令をエンジン部 40及び実行状況情報報告部 71へ 通知する。
[0079] リセット指令を受けたエンジン部 40は、アイドル状態となる。このアイドル状態では、 上述した基本インターフェースプログラム 59が制御処理部 51において実行される。
[0080] なお、リセット指令を発行する際には、ホストエミユレーシヨン部 61は、メイン表示部 2 5M及びスピーカ 26Mに関するホスト出力優先指令を、開発中プログラム実行部 70 へ向けて、内部バス 69を介して送る。開発中プログラム実行部 70では、ノ スインター フェース部 72が、このホスト出力優先指令を受ける。そして、ホスト出力優先指令を受 けたバスインターフェース部 72は、ホスト出力制御信号 HCTによりホスト画面の優先 表示が指定されているとともに、ホスト音の優先出力が指定されていることを、ェンジ ン部 40へ通知する。
[0081] この結果、メイン表示部 25Mには、ホストエミユレーシヨン部 61から、内部バス 69及 びバスインターフェース部 72を介して、ホスト表示画像信号 HIDとしてエンジン部 40 へ送られたホスト画像が表示される。また、スピーカ 26Mからは、ホストエミユレーショ ン部 61から、内部バス 69及びバスインターフェース部 72を介して、ホスト音信号 HA Dとしてエンジン部 40へ送られたホスト音が出力される。すなわち、メイン表示部 25 M及びスピーカ 26Mは、ホストエミユレーシヨン部 61による制御を受けることになる。
[0082] また、エンジン部 40が初期化されると、エンジン部 40では、エンジン出力制御信号 ECTによるエンジン出力指定を解除する。この結果、ホスト出力制御信号 HCTの信 号レベルにかかわらず、メイン表示部 25M及びスピーカ 26Mは、ホストエミユレーシ ヨン部 61による制御を受けることになる。
[0083] こうして、ホストエミユレーシヨン部 61から発行されたリセット指令に関連する処理が 終了すると、ホストエミユレーシヨン部 61からエンジン部 40へのエンジン統括制御プ ログラム 39のロード力 実行開始までの初期ロード処理が行われる。この初期ロード
0
処理では、図 9に示されるように、まず、ホストエミユレーシヨン部 61が、内部バス 69及 びバスインターフェース部 72を介して、エンジン統括制御プログラム 39を付属デー
0
タとする初期プログラムロード命令をエンジン部 40へ向けて送る。
[0084] エンジン部 40では、基本インターフェースプログラム力 初期プログラムロード命令 の付属データとしてホストエミユレーシヨン部 61から送られてきたエンジン統括制御プ ログラム 39を、記憶部 42のシステム領域 46に格納する。こうして、エンジン統括制御
0
プログラム 39の記憶部 42への格納が終了すると、基本インターフェースプログラム 4
0
9は、エンジン統括制御プログラム 39のロード完了報告を、バスインターフェース部 7
0
2及び内部バス 69を介して、ホストエミユレーシヨン部 61へ送る。
[0085] ホストエミユレーシヨン部 61では、エンジン統括制御プログラム 39のロード完了報
0
告を受けると、内部バス 69及びバスインターフェース部 72を介して、付属データ無し のエンジン統括制御プログラム 39の実行開始命令をエンジン部 40へ向けて送る。
0
[0086] エンジン部 40では、エンジン統括制御プログラム 39の実行開始命令を受けると、
0
制御処理部 51が、エンジン統括制御プログラム 39の実行を開始させるとともに、
0
スインターフェース部 72及び内部バス 69を介して、エンジン統括制御プログラム 39
0 の実行開始報告をホストエミユレーシヨン部 61へ送る。
[0087] こうして、初期ロード処理が終了する。この初期ロード処理により、エンジン部 40に おいてエンジン統括制御プログラム 39の実行を開始すると、エンジン部 40の状態が
0
、アイドル状態からレディ状態に遷移する。このレディ状態では、エンジン統括制御プ ログラム 39の実行による制御及び処理が行われる。 [0088] なお、初期ロード処理が完了すると、ホストエミユレーシヨン部 61は、ホスト出力制御 信号 HCTの信号レベルによるホスト画像及びホスト音の優先出力指定を解除する。 一方、エンジン部 40では、エンジン出力制御信号 ECTによるエンジン画像及びェン ジン音の出力指定を行わない状態を維持する。この結果、エンジン部 40がアイドル 状態にあるときと同様に、エンジン部 40がレディ状態となっても、メイン表示部 25M 及びスピーカ 26Mは、ホストエミユレーシヨン部 61による制御を受けるようになって!/ヽ る。
[0089] <開発中プログラムのロード及びアンロード >
(1)開発中プログラムのロード処理
上述の初期ロード処理が正常に終了した後、開発者のストロークデバイス 67又はポ インティングデバイス 68の操作による開発中プログラムのロード指令がなされると、ホ ストエミユレーシヨン部 61から、内部バス 69及びバスインターフェース部 72を介して、 開発中プログラムがエンジン部 40へロードされる。
[0090] この開発中プログラムのロード処理は、開発中プログラムが記憶部 42のアプリケー シヨン領域 47に格納されることを除いて、上述した初期プログラムロードと同様にして 行われる。すなわち、図 10に示されるように、ホストエミユレーシヨン部 61から開発中 プログラムを付属データとするアプリケーションロード命令力 内部バス 69及びバスィ ンターフェース部 72を介して、エンジン部 40へ向けて送られる。アプリケーションロー ド命令を受けたエンジン部 40では、付属データである開発中プログラムを記憶部 42 のアプリケーション領域 47に格納する。そして、開発中プログラムの記憶部 42への格 納が終了すると、エンジン部 40は、バスインターフェース部 72及び内部バス 69を介 して、ロード完了報告をホスト部 30へ送る。
[0091] 上記の開発中プログラムのロード処理が完了すると、エンジン部 40の状態力 レデ ィ状態から、アプリケーションロード済状態に遷移する。このアプリケーションロード済 状態においては、エンジン部 40では、エンジン出力制御信号 ECTの信号レベルを 非有意レベルとする。この結果、エンジン部 40が上述のアイドル状態及びレディ状態 にあるときと同様に、メイン表示部 25M及びスピーカ 26Mは、ホストエミユレーシヨン 部 61による制御を受けることになる。 [0092] (2)開発中プログラムのアンロード処理
上記のようにエンジン部 40へロードされた開発中プログラムは、図 11に示される手 順によつてアンロードすることができる。
[0093] 開発中プログラムのアンロード処理は、開発者のストロークデバイス 67又はポインテ イングデバイス 68の操作による開発中プログラムのアンロード指令に応じて行われる
[0094] この開発中プログラムアンロード処理では、まず、ホストエミユレーシヨン部 61が、開 発中プログラムアンロード命令を、上述したアプリケーションロード命令の場合と同様 にしてエンジン部 40へ向けて送る。この開発中プログラムアンロード命令を受けると、 エンジン部 40では、記憶部 42のアプリケーション領域 47から開発中プログラムが削 除される。そして、開発中プログラムの記憶部 42からの削除が終了すると、エンジン 部 40は、バスインターフェース部 72及び内部バス 69を介して、開発中プログラムの アンロード完了報告をホストエミユレーシヨン部 61へ通知する。
[0095] 上記の開発中プログラムのアンロード処理が行われ、記憶部 42のアプリケーション 領域 47に一つもプログラムが格納されて 、な 、状態となると、エンジン部 40の状態 力 アプリケーションプログラムロード済状態からレディ状態に遷移する。
[0096] <開発中プログラムの実行制御 >
(1)開発中プログラムの実行開始処理
上述した開発中プログラムのエンジン部 40における実行開始は、図 12に示される 手順によって行われる。なお、開発中プログラムの実行開始処理は、開発者のスト口 ークデバイス 67又はポインティングデバイス 68の操作による開発中プログラムの実行 開始指令に応じて行われる。
[0097] この開発中プログラム実行開始処理は、まず、ホストエミユレーシヨン部 61が、開発 中プログラム実行開始命令を、上述した開発中プログラムアンロード命令の場合と同 様にして、エンジン部 40へ向けて送る。この開発中プログラム実行開始命令を受ける と、エンジン部 40は、開発中プログラムの実行を開始するとともに、開発中プログラム の実行開始報告をホストエミユレーシヨン部 61へ向けて返送する。
[0098] 上記の開発中プログラムの実行開始処理が行われ、開発中プログラムの実行が開 始された場合には、エンジン部 40の状態力 アプリケーションロード済状態力 アプリ ケーシヨン動作状態に遷移する。このアプリケーション動作状態においては、ェンジ ン部 40では、エンジン出力制御信号 ECTによるエンジン画像及びエンジン音の出 力指定が行われる。この結果、アプリケーション動作状態においては、上述のように ホストエミユレーシヨン部 61がメイン表示部 25M及びスピーカ 26Mを制御するホスト モードではなぐエンジン部 40がメイン表示部 25M及びスピーカ 26Mを制御するェ ンジンモードとなる。
[0099] (2)開発者の指令による開発中プログラムの停止処理
開発者のストロークデバイス 67又はポインティングデバイス 68の操作による開発中 プログラムの停止指令に応じて、実行中又は後述する開発中プログラム一時停止命 令により一時停止中の開発中プログラムは、図 13に示される手順によって停止される
[0100] この開発中プログラム停止処理では、まず、ホスト部 30が、アプリケーション停止命 令を、上述したエンジン統括制御プログラムの実行開始命令の場合と同様にして、ェ ンジン部 40へ向けて送る。このアプリケーション停止命令を受けると、エンジン部 40 は、開発中プログラムの実行を停止するとともに、開発中プログラムの停止報告をホ スト部 30へ返送する。
[0101] 実行中の開発中プログラムの実行が停止され、エンジン部 40において実行されて いるアプリケーションプログラムが存在しなくなり、かつ、一時停止中のアプリケーショ ンアプリケーションが存在しないと、エンジン部 40の状態力 アプリケーション動作状 態力 アプリケーションロード済状態に遷移する。この結果、エンジンモード力もホスト モードに変化する。
[0102] (3)開発中プログラムの一時停止処理
実行中の開発中プログラムは、アプリケーション動作中状態において、図 14に示さ れる手順によって一時停止される。なお、開発中プログラムの一時停止処理は、開発 者のストロークデバイス 67又はポインティングデバイス 68の操作による開発中プログ ラムの一時停止指令に応じて行われる。
[0103] このアプリケーション一時停止処理では、まず、ホストエミユレーシヨン部 61が、ァプ リケーシヨン一時停止命令を、上述したアプリケーション停止命令の場合と同様にし て、エンジン部 40へ向けて送る。このアプリケーション一時停止命令を受けると、ェン ジン部 40は、開発中プログラムの実行を一時停止させるとともに、開発中プログラム の一時停止報告をホストエミユレーシヨン部 61へ返送する。
[0104] 上記の開発中プログラムの一時停止処理により開発中プログラムの実行が一時停 止され、動作中のアプリケーションプログラムが存在しなくなると、エンジン部 40の状 態が、アプリケーション動作状態力もアプリケーション一時停止状態に遷移する。この 結果、エンジンモード力 ホストモードに変化する。
[0105] (4)開発中プログラムの再開処理
上記のようにして一時停止された開発中プログラムは、開発者のストロークデバイス 67又はポインティングデバイス 68の操作による開発中プログラムの一時停止指令に 応じて、図 15に示される手順によって再開することができる。
[0106] この開発中プログラム再開処理では、まず、ホストエミユレーシヨン部 61が、アプリケ ーシヨン再開命令を、上述したアプリケーション一時停止命令の場合と同様にして、 エンジン部 40へ向けて送る。このアプリケーション再開命令を受けると、エンジン部 4 0は、開発中プログラムの実行を再開させるとともに、開発中プログラムの再開報告を ホストエミユレーシヨン部 61へ返送する。
[0107] アプリケーション一時停止状態における上記の開発中アプリケーションの再開処理 により開発中プログラムの実行が再開されると、エンジン部 40の状態力 アプリケー シヨン一時停止状態力 アプリケーション動作状態に遷移する。この結果、ホストモー ド力 エンジンモードに変化する。
[0108] 以上のようにして、ホストエミユレーシヨン部 61からの各種の命令により、エンジン部
40の動作状態が制御される。
[0109] なお、上記のホストエミユレーシヨン部 61から発行された命令及びエンジン部 40か ら発行された応答の内容は、コマンドモニタ部 77により収集される。
[0110] <エンジンプロセッサの動作態様の制御及び実行状況情報の収集 >
(1)エンジンプロセッサにおけるプログラム実行動作の即時停止
開発者力 所望の時にストロークデバイス 67又はポインティングデバイス 68の操作 をして、エンジンプロセッサ 41の即時停止指令を行うことにより、エンジンプロセッサ 4 1のプログラム実行動作力 図 16に示される手順で即時停止される。なお、エンジン プロセッサ 41にお 、て実行されて!、るプログラム力 エンジン統括制御プログラム 39 であっても、開発中プログラムであっても、図 16に示される手順で即時停止される。
0
[0111] エンジンプロセッサ即時停止処理では、開発者によるエンジンプロセッサ 41の即時 動作停止指令を受けた実行態様設定部 62が、内部バス 69及びバスインターフエ一 ス部 72を介して、即時動作停止設定を実行態様制御部 75へ送る。この即時動作停 止設定を受けた実行態様制御部 75は、直ちに、動作停止要求信号 HTを有意とし、 エンジンプロセッサ 41に対して動作停止要求を行う。動作停止要求を受けたェンジ ンプロセッサ 41では、制御処理部 51が、その時に実行している命令の実行終了後 に、プログラム実行動作を停止する。
[0112] なお、プログラム実行動作を停止しても、制御処理部 51は、エンジン出力制御信号 ECT、エンジン表示画像信号 EIDについて、プログラム実行動作停止の直前の出力 内容を維持する。このため、プログラム実行動作の停止中においては、プログラム実 行動作停止の直前の表示画像がメイン表示部 25Mに表示される。
[0113] こうしてプログラムの実行動作が停止された後、実行態様制御部 75は、レジスタ読 出信号 RRWを利用して、エンジンプロセッサ 41の制御処理部 51内の各種内部レジ スタの内容の読出要求を行い、プログラムカウンタ等の各種内部レジスタの内容を読 み出す。そして、実行態様制御部 75は、バスインターフェース部 72及び内部バス 69 を介して、読出結果を処理制御部 60の実行状況情報収集部 63へ報告する。
[0114] この報告を受けた実行状況情報収集部 63は、報告された内容を表示デバイス 66 に表示し、開発者に提供する。この結果、開発者は、即時停止指令を行った時点に おけるエンジンプロセッサの実行状況情報を知ることができる。
[0115] なお、エンジンプロセッサ 41の制御処理部 51におけるプログラム実行動作の停止 中に即時動作停止設定を受けた場合には、実行態様制御部 75は、プログラム実行 動作が停止中である旨の実行状況情報収集部 63への報告のみを行うようになって いる。
[0116] (2)エンジンプロセッサにおけるプログラム実行動作の再開停止 上記のプログラム実行動作停止指令によってプログラム実行動作が停止されたェ ンジンプロセッサ 41は、開発者が、所望の時にストロークデバイス 67又はポインティ ングデバイス 68の操作をして、エンジンプロセッサ 41の再開停止指令を行うことによ り、図 16に示される手順で、プログラムの実行動作を再開する。
[0117] このプログラム実行動作再開処理では、開発者によるエンジンプロセッサ 41の動作 再開指令を受けた実行態様設定部 62が、内部バス 69及びバスインターフェース部 7 2を介して、動作再開設定を実行態様制御部 75へ送る。この動作再開設定を受けた 実行態様制御部 75は、直ちに、動作停止要求信号 HTを非有意とし、エンジンプロ セッサ 41に対して動作再開要求を行う。動作再開要求を受けたエンジンプロセッサ 4 1では、制御処理部 51が、動作停止直前の状態からプログラムの実行動作を再開す る。
[0118] なお、エンジンプロセッサ 41の制御処理部 51におけるプログラムの実行動作中に 動作再開設定を受けた場合には、実行態様制御部 75は、プログラムの実行動作中 である旨の実行状況情報収集部 63への報告のみを行うようになって ヽる。
[0119] (3)ブレークポイント設定
開発者が、ストロークデバイス 67又はポインティングデバイス 68の操作をして、ブレ ークポイントの設定指令を行うことにより、図 17に示される手順で、ブレークポイントを 設定することができる。ここで、「ブレークポイント」とは、エンジンプロセッサ 41の制御 処理部 51が実行後にエンジンプロセッサ 41の動作を停止させるべきプログラムアド レスをいう。こうしたブレークポイントの設定は、本実施形態では、エンジンプロセッサ 41力 プログラム実行処理を停止して 、るときにのみ行えるようになって!/、る。
[0120] このブレークポイント設定処理では、ブレークポイントのアドレスを指定した開発者 によるブレークポイントの設定指令を受けた実行態様設定部 62が、内部バス 69及び バスインターフェース部 72を介して、ブレークポイント設定を実行態様制御部 75へ送 る。このブレークポイント設定を受けた実行態様制御部 75は、ブレークポイントァドレ ス値及び当該ブレークポイントアドレスの命令実行がブレーク条件である旨をブレー ク条件監視部 76へ通知する。
[0121] ブレークポイントの設定が終了後、開発者がストロークデバイス 67又はポインティン グデバイス 68の操作をして、エンジンプロセッサ 41の再開停止指令を行うことにより、 上記のようにして、エンジンプロセッサ 41によるプログラムの実行動作が再開される。 そして、エンジンプロセッサ 41が、設定されたブレークポイントアドレスの命令の実行 を開始すると、ブレーク条件監視部 76が、ブレーク条件の発生を検出し、その旨を実 行態様制御部 75へ通知する。
[0122] ブレーク条件発生通知を受けた実行態様制御部 75は、直ちに、動作停止要求信 号 HTを有意とし、エンジンプロセッサ 41に対して動作停止要求を行う。動作停止要 求を受けたエンジンプロセッサ 41では、制御処理部 51が、その時に実行している命 令、すなわちブレークポイントアドレスの命令の実行終了後に、プログラム実行動作を 停止する。
[0123] こうしてエンジンプロセッサ 41によるプログラム実行動作が停止すると、上述した即 時停止処理の場合と同様にして、実行態様制御部 75は、レジスタ読出信号 RRWを 利用して、エンジンプロセッサ 41の制御処理部 51内の各種内部レジスタの内容の読 出要求を行い、プログラムカウンタ等の各種内部レジスタの内容を読み出す。そして 、実行態様制御部 75は、バスインターフェース部 72及び内部バス 69を介して、読出 結果を処理制御部 60の実行状況情報収集部 63へ報告する。
[0124] この報告を受けた実行状況情報収集部 63は、報告された内容を表示デバイス 66 に表示し、開発者に提供する。この結果、開発者は、ブレークポイントアドレスの命令 の実行直後の時点におけるエンジンプロセッサ 41の実行状況情報を知ることができ る。
[0125] なお、エンジンプロセッサ 41の制御処理部 51におけるプログラムの実行動作中に ブレークポイント設定を受けた場合には、実行態様制御部 75は、プログラムの実行 動作中である旨の実行状況情報収集部 63への報告のみを行うようになって 、る。
[0126] (4) 1ステップ実行設定
開発者は、ストロークデバイス 67又はポインティングデバイス 68の操作をして、 1ス テツプ実行の設定指令を行うことにより、図 18に示される手順で、 1ステップ実行を設 定することができる。こうした 1ステップ実行の設定は、本実施形態では、エンジンプロ セッサ 41が、プログラム実行処理を停止して ヽるときにのみ行えるようになって ヽる。 [0127] この 1ステップ実行設定処理では、開発者による 1ステップ実行の設定指令を受け た実行態様設定部 62が、内部ノ ス 69及びバスインターフェース部 72を介して、 1ス テツプ実行設定を実行態様制御部 75へ送る。この 1ステップ実行設定を受けた実行 態様制御部 75は、まず、 1ステップ実行がブレーク条件である旨をブレーク条件監視 部 76へ通知する。
[0128] 次に、実行態様制御部 75は、動作停止要求信号 HTを非有意とすることにより、ェ ンジンプロセッサ 41に対して動作再開要求を行う。この結果、エンジンプロセッサ 41 では、制御処理部 51が、次の命令の実行を開始する。この次の命令の実行開始を、 ブレーク条件監視部 76は、ブレーク条件の発生として検出し、その旨を実行態様制 御部 75へ通知する。
[0129] ブレーク条件発生通知を受けた実行態様制御部 75は、直ちに、動作停止要求信 号 HTを有意とすることにより、エンジンプロセッサ 41に対して動作停止要求を行う。 動作停止要求を受けたエンジンプロセッサ 41では、制御処理部 51が、その時に実 行している命令、すなわち次の命令の実行終了後に、プログラム実行動作を停止す る。
[0130] こうしてエンジンプロセッサ 41によるプログラム実行動作が停止すると、上述した即 時停止処理やブレークポイント処理の場合と同様にして、実行態様制御部 75は、レ ジスタ読出信号 RRWを利用して、エンジンプロセッサ 41の制御処理部 51内の各種 内部レジスタの内容の読出要求を行い、プログラムカウンタ等の各種内部レジスタの 内容を読み出す。そして、実行態様制御部 75は、バスインターフェース部 72及び内 部バスを介して、読出結果を処理制御部 60の実行状況情報収集部 63へ報告する。
[0131] この報告を受けた実行状況情報収集部 63は、報告された内容を表示デバイス 66 に表示し、開発者に提供する。この結果、開発者は、 1ステップ実行直後の時点にお けるエンジンプロセッサの実行状況情報を知ることができる。
[0132] なお、エンジンプロセッサ 41の制御処理部 51におけるプログラムの実行動作中に 1ステップ実行設定を受けた場合には、実行態様制御部 75は、プログラムの実行動 作中である旨の実行状況情報収集部 63への報告のみを行うようになって ヽる。
[0133] (5)コマンド履歴の読出し 開発者は、ストロークデバイス 67又はポインティングデバイス 68の操作をして、コマ ンド履歴要求を行うことにより、図 19に示される手順で、コマンドモニタ部 77にバッフ ァリングされているコマンド履歴を読み出すことができる。こうしたコマンド履歴の読出 しは、本実施形態では、エンジンプロセッサ 41が、プログラム実行処理を停止してい るときにのみ行えるようになって 、る。
[0134] このコマンド履歴要求処理では、読出し数を指定した開発者によるコマンド履歴要 求を受けた実行状況情報収集部 63が、内部バス 69及びバスインターフェース部 72 を介して、読出し数をパラメータとするコマンド履歴要求を実行態様制御部 75へ送る 。なお、開発者により読出し数が指定された力つた場合には、実行状況情報収集部 6 3は、読出し数を 1としたコマンド履歴要求を実行態様制御部 75へ送る。
[0135] このコマンド履歴要求を受けた実行態様制御部 75は、指定された読出し数のコマ ンド又は応答を、コマンドモニタ部 77から古い順に読み出す。そして、実行態様制御 部 75は、バスインターフェース部 72及び内部バスを介して、読出結果を処理制御部 60の実行状況情報収集部 63へ報告する。
[0136] この報告を受けた実行状況情報収集部 63は、報告された内容を表示デバイス 66 に表示し、開発者に提供する。この結果、開発者は、ホストエミユレーシヨン部 61とェ ンジン部 40との間でやり取りされたコマンド及び応答を知ることができる。
[0137] なお、エンジンプロセッサ 41の制御処理部 51におけるプログラムの実行動作中に コマンド履歴要求を受けた場合には、実行態様制御部 75は、プログラムの実行動作 中である旨の実行状況情報収集部 63への報告のみを行うようになって 、る。
[0138] (5)エンジン部内のメモリデータの読出し
開発者は、ストロークデバイス 67又はポインティングデバイス 68の操作をして、メモ リデータ要求を行うことにより、図 20に示される手順で、エンジン部 40の記憶部 42内 に記憶されているデータを読み出すことができる。こうしたメモリデータの読出しは、ェ ンジンプロセッサ 41が、プログラム実行処理を停止しているときにのみ行えるようにな つている。
[0139] このメモリデータ処理では、読出し領域を指定した開発者によるメモリデータ要求を 受けた実行状況情報収集部 63が、内部バス 69及びバスインターフェース部 72を介 して、読出し領域指定をパラメータとするメモリデータ要求を実行態様制御部 75へ送 る。このメモリデータ要求を受けた実行態様制御部 75は、指定された領域内のデー タを、記憶部 42から読み出す。そして、実行態様制御部 75は、バスインターフェース 部 72及び内部バス 69を介して、読出結果を処理制御部 60の実行状況情報収集部 63へ報告する。
[0140] この報告を受けた実行状況情報収集部 63は、報告された内容を表示デバイス 66 に表示し、開発者に提供する。この結果、開発者は、現時点における記憶部 42に格 納されて ヽるデータを知ることができる。
[0141] 以上説明したように、本実施形態では、処理制御部 60のホストエミユレーシヨン部 6 1が、内部バス 69を介して、開発中プログラム実行部 70へ開発中プログラムを送る。 開発中プログラム実行部 70では、エンジン部 40の揮発性の記憶部 42に格納される 。その後、ホストエミユレーシヨン部 61が、内部バス 69を介して、開発中プログラム実 行部 70へプログラム実行制御コマンドを送る。こうしてホストエミユレーシヨン部 61から 送られてきたプログラム実行制御コマンドに対応して、エンジン部 40では、エンジン プロセッサ 41が、記憶部 42に格納されている開発中プログラムの実行開始、停止、 一時停止又は再開を行う。
[0142] 一方、処理制御部 60の実行態様設定部 62から開発中プログラム実行部 70の実行 状況情報報告部 71へは、開発者からの指令に対応して、開発中プログラムの実行 態様の設定情報が内部バス 69を介して送られる。実行状況情報報告部 71では、実 行態様の設定情報を、実行態様制御部 75が受ける。そして、実行態様制御部 75が 、エンジンプロセッサ 41によるプログラム実行動作を制御する。
[0143] この結果、開発者は、処理制御部 60のみに対して指令を行うことにより、開発中プ ログラムのデバッグを行うことができる。したがって、本実施形態によれば、ホストプロ セッサ 31を有するホスト部 30と、エンジンプロセッサ 41を有し、ホスト部 30の管理下 で動作するエンジン部 40とを備える携帯電話装置 10においてエンジン部 40が実行 するプログラムの開発に際して、別途にエンジンプロセッサ 41についてのインサーキ ットエミュレータ装置を用意することなぐ良好な開発環境を提供することができる。
[0144] また、実行状況情報報告部 71における実行態様制御部 75が、エンジンプロセッサ 41のプログラム実行動作を停止させたときに、エンジンプロセッサ 41の状態情報を 収集し、内部ノ ス 69を介して、処理制御部 60へ向けて送る。このため、処理制御部 60は、動作の停止時におけるエンジンプロセッサ 41内の各種レジスタの内容等とい つたエンジンプロセッサ 41の状態情報を得ることができる。そして、処理制御部 60が 、得られた状態情報の表示等をすることにより、開発者に対して、エンジンプロセッサ 41の動作を停止させたときにおけるエンジンプロセッサの状態情報という、プログラム デバッグにおいて必須の情報を提供することができる。
[0145] また、開発中プログラム実行部 70におけるコマンドモニタ部 77が、内部バス 69を介 してエンジンプロセッサ 41とホストエミユレーシヨン部 61との間でやり取りされるコマン ド及び応答を収集し、コマンド履歴として記憶する。そして、処理制御部 60における 実行状況情報収集部 63からのコマンド履歴要求に応答して、実行態様制御部 75が 、コマンド履歴を実行状況情報収集部 63へ報告する。このため、処理制御部 60は、 エンジンプロセッサ 41とホストエミユレーシヨン部 61との間でやり取りされたコマンド及 び応答力もなるコマンド履歴を、開発者の要請に応じて得ることができる。そして、処 理制御部 60が、得られた状態情報を表示等をすることにより、開発者に対して、開発 中プログラムのデバッグに有効なコマンド履歴情報を提供することができる。
[0146] また、開発中プログラムが、表示出力及び音出力の少なくとも一方を行う場合に、開 発中プログラムによる表示出力及び音出力の際に利用する専用のテレビ受像機 79 を備えている。このため、良好なデバッグ環境を提供することができる。
[0147] なお、上記の実施形態では、ブレークポイント設定、 1ステップ実行及びコマンド履 歴要求が、エンジンプロセッサ 41のプログラム実行動作の停止中にのみ行えるように したが、これらの設定又は要求の少なくとも 1つを、エンジンプロセッサ 41のプログラ ム実行動作中にも行えるようにすることもできる。
[0148] また、上記の実施形態では、エンジンプロセッサ 41のプログラム実行動作を停止さ せるブレーク条件を、即時停止指令、ブレークポイント設定がなされている場合にお けるブレークポイントアドレスの命令の実行、 1ステップ実行設定がなされて ヽる場合 の 1ステップ実行の 3種とした。これらの 3種の条件に加えて、指定アドレスへのデー タの書込み、指定アドレス力 のデータの読出し、及び、指定アドレスへの指定デー タの書込み等を、ブレーク条件とすることもできる。
[0149] また、上記の実施形態では、デバッグ用の記憶部 42へのアクセスにつ 、て、記憶 部 42からのデータ読出しのみを可能とした力 データ書込みも可能とすることができ る。
[0150] また、上記の実施形態では、携帯電話装置にお!、て実行されるプログラムのための 開発支援装置に本発明を適用したが、ホストプロセッサを有するホスト部と、エンジン プロセッサを有し、ホスト部の管理下で動作するエンジン部とを備える移動通信端末 装置であれば、携帯電話装置以外の移動通信端末装置において実行されるプログ ラムのための開発支援装置に対して本発明を適用することができるのは勿論である。 産業上の利用可能性
[0151] 以上説明したように、本発明のプログラム開発支援装置は、ホストプロセッサを有す るホスト部と、エンジンプロセッサを有し、ホスト部の管理下で動作するエンジン部とを 備える移動通信端末装置においてエンジン部が実行するプログラムの開発に際して 利用可能である。

Claims

請求の範囲
[1] ホストプロセッサを有するホスト部と、エンジンプロセッサ及び前記ホスト部力 送ら れてきたプログラムを格納する揮発性記憶領域を有し、前記ホスト部力 のプログラム 実行制御コマンドに従って、前記揮発性記憶領域に格納された前記プログラムの実 行を行うエンジン部とを備える移動通信端末装置にお 、て、前記エンジン部が実行 する前記プログラムの開発を支援するプログラム開発支援装置であって、
前記ホスト部のエミユレーシヨンを行うとともに、開発中プログラムの実行態様の設定 を行う制御処理部と;
前記制御処理部と内部バスを介して接続され、開発中プログラムを実行する開発 中プログラム実行部と;を備え、
前記開発中プログラム実行部が、
前記エンジンプロセッサと;
前記エンジンプロセッサに接続され、前記制御処理部から前記内部バスを介して 送られてきた前記開発中プログラムが格納される揮発性記憶部と;
前記制御処理部力 前記内部バスを介して送られてきた前記開発中プログラムの 実行態様の設定情報に応じて前記エンジンプロセッサによるプログラム実行態様を 制御する実行態様制御部と;
前記内部バスと、前記エンジンプロセッサ及び前記実行態様制御部とのインター フエ一シングを行うバスインターフェース部と;を備えることを特徴とするプログラム開 発支援装置。
[2] 前記開発中プログラム実行部は、前記エンジンプロセッサのプログラム実行動作が 停止されたときに、前記エンジンプロセッサの状態情報を収集し、前記内部バスを介 して、実行状況情報として、前記制御処理部へ向けて送る、ことを特徴とする請求項 1に記載のプログラム開発支援装置。
[3] 前記開発中プログラム実行部は、前記内部バスを介して前記エンジンプロセッサと 前記制御処理部との間でやり取りされるコマンド及び応答を収集し、コマンド履歴とし て記憶するとともに、前記制御処理部からのコマンド履歴要求に応答して、前記コマ ンド履歴を前記制御処理部へ送るコマンド履歴報告部を更に備える、ことを特徴とす る請求項 1に記載のプログラム開発支援装置。
[4] 前記開発中プログラムは、表示出力及び音出力の少なくとも一方を行うアプリケー シヨンのプログラムであり、
前記開発中プログラムによる表示出力の際に利用する画面表示手段と; 前記開発中プログラムによる音出力の際に利用する音再生手段と;を更に備える、 ことを特徴とする請求項 1に記載のプログラム開発支援装置。
[5] 前記実行態様の設定には、前記開発中プログラムの指定ブレークポイントアドレス までの実行の設定、及び、プログラムカウンタの現在値に応じたプログラムアドレスに 記載された 1命令の実行の設定が含まれる、ことを特徴とする請求項 1に記載のプロ グラム開発支援装置。
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