WO2007029408A1

WO2007029408A1 - 血圧計

Info

Publication number: WO2007029408A1
Application number: PCT/JP2006/313398
Authority: WO
Inventors: Kazunari Takahashi; Takako Suzuki
Original assignee: Citizen Holdings Co., Ltd.
Priority date: 2005-09-09
Filing date: 2006-07-05
Publication date: 2007-03-15
Also published as: JP2007075151A; EP1922992A1; JP4460511B2; US20090287096A1; EP1922992A4; CN101340844A

Abstract

　カフとチューブを介して接続され、圧力センサ（５）によるカフ内の圧力測定値の変動に基づいて制御部（６）によって決定された血圧値を表示する表示部（１４）を有する本体（２）と、該本体（２）に取り付けられ、圧縮操作によってカフに空気を供給して、カフを膨張させる球状の手押しポンプ（３）と、本体（２）から手押しポンプ（３）の軸方向に該ポンプ（３）の外面に沿って延設され、ポンプ（３）とともに把持可能な把持部（１６）とを備え、表示部（１４）が、ポンプ（３）の軸線とほぼ直交する方向から血圧値を視認可能に本体（２）に配置された血圧計（１）において、把持部（１６）の幅方向の中心線を、表示部（１４）に対してポンプ（３）の軸線回りの４５°の位置に配置した構成としてある。

Description

明細書

血圧計

技術分野

[0001] 本発明は、血圧値を表示する表示部を有する本体に、カフを膨張させる球状の手押しポンプが一体に設けられた血圧計に関する。

背景技術

[0002] 血圧計としては、被測定者の腕部に着脱自在に装着されるカフとチューブを介して接続される本体と、該本体に取り付けられ、圧縮操作によってカフに空気を供給して、カフを膨張させる球状の手押しポンプとを備えたものが知られて、る。

本体は、カフ内の圧力を測定する圧力センサが内蔵されているとともに、該測定値の変動に基づいて血圧値を決定する制御部が内蔵されている。また、本体の外面には、制御部によって決定された血圧値を表示する液晶パネル等の表示部が、該表示血圧値を手押しポンプの軸線とほぼ直交する方向力ら視認可能に配置されている。更に、本体には、手押しポンプの圧縮操作を行いやすくするための把持部が設けられている。

[0003] この把持部は、本体から手押しポンプの軸方向に、該手押しポンプの外面に沿って延設されており、従来においては、表示部と同じ位相（表示部に対して手押しポンプの軸線回りの 0° 位置 (例えば、特許文献 1及び特許文献 2参照） )、ある、は表示部の側方位置 (表示部に対して手押しポンプの軸線回りの 90° 位置 (例えば、特許文献 3参照） )に配置されて、る。

特許文献 1 :特表 2004— 515257号公報、図 2

特許文献 2：意匠登録第 1155988号公報

特許文献 3：実公昭 58 - 10566号公報

[0004] ところで、手押しポンプを圧縮操作するのは主に指の力によるものなので、指が把持部に当たることなぐ自由に動作できるように、該把持部は、できるだけ親指と人指し指との間から掌の凹部の方向（知能線の延びる方向）に握るようにすることが好ましい。しかし、上記特許文献 1及び特許文献 2のように、把持部が表示部と同じ位相に配置される場合は、把持部を掌の凹部の方向に握ると、表示部が操作者に対して正面を向かなくなり、該表示部に表示された血圧値が見にくくなる。また、上記特許文献 3 についても、把持部が表示部の側方に配置されているため、把持部を掌の凹部の方向に握ると、同様の理由で、表示部が操作者に対して正面を向かなくなり、該表示部に表示された血圧値が見にくくなる。

すなわち、上記特許文献 1〜3では、把持部を手押しポンプとともに把持して該手押しポンプを圧縮操作する際、表示部を使用者に対して正面に向けて、該表示部に表示された血圧値を見やすくすると、指が把持部に当たって、手押しポンプの圧縮操作がしに《なる。一方、指が把持部に当たらないようにして、手押しポンプを圧縮操作しやすくすると、表示部が操作者に対して正面を向力なくなり、該表示部に表示された血圧値が見にくくなるという問題がある。

[0005] 本発明は、このような不都合を解消するためになされたものであり、把持部を手押しポンプとともに把持して該手押しポンプを圧縮操作する際、表示部を使用者に対してほぼ正面に向けて、該表示部に表示された血圧値を見やすくすることができるとともに、指が把持部に当たらないようにして、手押しポンプを圧縮操作しやすくすることができる血圧計の提供を目的とする。

発明の開示

[0006] 上記目的を達成するために、本発明は、被測定者の腕部に着脱自在に装着されるカフとチューブを介して接続され、前記カフ内の圧力を測定する圧力センサを有するとともに、該測定値の変動に基づいて血圧値を決定する制御部を有し、かつ、決定された血圧値を表示する表示部を有する本体と、該本体に取り付けられ、圧縮操作によって前記カフに空気を供給して、前記カフを膨張させる球状の手押しポンプと、前記本体力前記手押しポンプの軸方向に該手押しポンプの外面に沿って延設され、前記手押しポンプとともに把持可能な把持部とを備え、前記表示部が、前記手押しポンプの軸線とほぼ直交する方向力血圧値を視認可能に前記本体に配置された血圧計において、

前記把持部の幅方向の中心線を、前記表示部に対して前記手押しポンプの軸線回りの 10° 以上 80° 未満の範囲内に配置した構成としてある。

このように構成すると、手押しポンプの操作者に対して表示部をほぼ正面に向けた状態で、把持部を、親指と人指し指との間から掌の凹部の方向（知能線の延びる方向）に握ることができる。従って、指が把持部に当たることなぐ指を自由に動作させることができ、また、手押しポンプの本体に対する動きを抑制することができる。これにより、効率よく手押しポンプの圧縮操作を繰り返すことができ、また、操作中に表示部をほぼ正面力も見て血圧値を容易に確認することができる。

[0007] また、本発明においては、前記把持部の幅方向の中心線を、前記表示部に対して前記手押しポンプの軸線回りの 45° の位置に配置することが好ましい。

このように構成にすると、手押しポンプの操作者に対して表示部を正面に向けた状態で、把持部を、親指と人指し指との間から掌の凹部の方向（知能線の延びる方向）に握ることができるので、操作中に表示部を正面から見ることができ、表示部に表示された血圧値をより見やすくすることができる。

[0008] また、本発明においては、前記把持部の幅寸法を、前記手押しポンプの軸回りの 9 0° 未満とすることが好ましい。

このように構成すると、把持部が手押しポンプの外面を覆う面積を少なくして、手で手押しポンプを把持部とともに握った際に、手押しポンプを握る部分の面積を大きくすることができる。これにより、手押しポンプを圧縮操作する際のポンプ縮小率を稼ぐことができ、手押しポンプの圧縮操作をより効率的に行うことができる。

[0009] また、本発明にお、ては、前記把持部の前記本体からの延出端を、前記手押しポンプの軸方向長さの 1Z2を超え、 4Z5未満の位置に配置することが好ましい。このように構成すると、把持部が手押しポンプの外面を覆う面積を少なくして、手で手押しポンプを把持部とともに握った際に、手押しポンプを握る部分の面積を大きくすることができる。これにより、手押しポンプを圧縮操作する際のポンプ縮小率を稼ぐことができ、手押しポンプの圧縮操作をより効率的に行うことができる。

また、手押しポンプの圧縮操作時に、把持部の延出端を支点として手押しポンプが屈曲するのを防止することができる。

[0010] また、本発明においては、前記把持部の前記本体力もの延出端を、前記手押しポンプの最大径より前記本体力離間する側に配置することが好ましい。このように構成すると、手押しポンプの圧縮操作時に、把持部の延出端を支点として手押しポンプが屈曲するのを、確実に防止することができる。

[0011] また、本発明においては、前記把持部を、前記本体からの延出方向に沿って前記手押しポンプの外面との間にすきまを形成して配置するとともに、延出端を前記手押しポンプに接触させることが好まし、。

このように構成すると、手押しポンプの圧縮操作時に圧縮ストロークを、すきま分だけ大きくとることができる。これにより、手押しポンプを圧縮操作する際の縮小率を更に稼ぐことができる。また、把持部の延出端が手押しポンプに接触しているので、手押しポンプの圧縮操作の操作性を阻害しな、。

[0012] また、本発明にお、ては、前記把持部を、前記本体に対して前記手押しポンプの軸線回りに回転可能に配置するとともに、該把持部を所定の回転角度で位置決め規制する規制手段を備えることが好まし、。

このように構成すると、操作者が右利き、左利きの場合でも、把持部の幅方向の中心線を、表示部に対して手押しポンプの軸線回りの 10° 以上 80° 未満の範囲内に酉己置することができる。

[0013] 本発明によれば、把持部を手押しポンプとともに把持して該手押しポンプを圧縮操作する際、表示部を使用者に対してほぼ正面に向けて、該表示部に表示された血圧値を見やすくすることができるとともに、指が把持部に当たらないようにして、手押しポンプを圧縮操作しやすくすることができる。

図面の簡単な説明

[0014] [図 1]本発明の実施の形態の一例である血圧計の正面図である。

[図 2]図 1の A— A線断面図である。

[図 3]図 1の矢印 B方向力見た図で、把持部の配置範囲を説明するための図である

[図 4]図 1の矢印 B方向力見た図で、把持部の幅寸法の好適範囲を説明するための図である。

[図 5]手押しポンプの最大径と把持部の延出端との位置関係を説明するための図である。

[図 6]手押しポンプと把持部との間のすきまによる手押しポンプの圧縮ストロークの増大効果を説明するための図である。

[図 7]本発明の他の実施の形態である血圧計の一部を破断した正面図である。発明を実施するための最良の形態

[0015] 以下、本発明の実施形態の一例を、図を参照して説明する。

図 1は本発明の実施の形態の一例である血圧計の正面図、図 2は図 1の A— A線断面図、図 3及び図 4は図 1の矢印 B方向から見た図、図 5は手押しポンプの最大径と把持部の延出端との位置関係を説明するための図、図 6は手押しポンプと把持部との間のすきまによる手押しポンプの圧縮ストロークの増大効果を説明するための図である。

[0016] 本発明の実施形態の一例である血圧計 1は、被測定者の腕部に着脱自在に装着されるカフとチューブ (共に図示せず)を介して接続される本体 2と、該本体 2の下部に取り付けられ、圧縮操作によってカフに空気を供給して、カフを膨張させるゴム球等力なる手押しポンプ 3とを備えて、る。

[0017] 本体 2は、図 2に示すように、合成樹脂製等のケース 4に、カフ内の圧力を測定する圧力センサ 5が内蔵されているとともに、該測定値の変動に基づいて血圧値を決定する制御部が搭載された基板 6が内蔵されている。本体 2の上部には、カフとの間に介装されるチューブが接続されるカフコネクタ 7が設けられている。

なお、図 2において、符号 8は手押しポンプ 3内とカフコネクタ 7との間の空気流路を形成するチューブ、 9は圧力センサ 5とカフコネクタ 7との間の空気流路を形成するチユーブ、 10は電源用の電池、 11はチューブ 8の手押しポンプ 3側の端部に配置された定速排気弁、 12は本体 2の背面側に設けられた強制排気ボタン、 13は本体 2の正面側に設けられた電源スィッチである。

[0018] また、本体 2の正面側には、基板 6に搭載された制御部によって決定された血圧値

(最高血圧値及び最低血圧値)を表示する液晶表示パネル等の表示部 14が、電源スィッチ 13の上方に位置して配置されている。表示部 14は、表示血圧値を手押しポンプ 3の軸線とほぼ直交する方向力も風防板 15を介して視認可能とされている。更に、本体 2には、手押しポンプ 3を手で握って圧縮操作するときに、この圧縮操作を行、やすくするとともに、該本体 2が倒れな、ようにするための把持部 16が設けられている。把持部 16は、本体 2から手押しポンプ 3の軸方向に該手押しポンプ 3の外面に沿って延設されており、延出端が円弧状に形成されている。

[0019] そして、この実施形態では、図 3に示すように、把持部 16の幅方向の中心線を、表示部 14に対して手押しポンプ 3の軸線回りの 45° の位置に配置している。これにより、手押しポンプ 3の操作者に対して表示部 14を正面に向けた状態で、把持部 16を、親指と人指し指との間から掌の凹部の方向（知能線の延びる方向）で握ることができる。

したがって、指が把持部 16にあたることなぐ指を自由に動作させることができ、また、手押しポンプ 3の本体 2に対する動きを抑制することができる。

[0020] なお、把持部 16の幅方向の中心線は、表示部 14に対して手押しポンプ 3の軸線回りの 45° に限定されるものではなぐ 10° 以上 80° 未満の範囲内に配置することができる。把持部 16の幅方向の中心線を、表示部 14に対して手押しポンプ 3の軸線回りの 10° 以上 80° 未満の範囲内に配置することにより、手押しポンプ 3の操作者に対して表示部 14をほぼ正面に向けた状態で、把持部 16を、親指と人指し指との間から掌の凹部の方向（知能線の延びる方向）に握ることができる。

特に、把持部 16の幅方向の中心線を、表示部 14に対して手押しポンプ 3の軸線回りの 45° ± 10° の範囲内にすると、表示部が見やすい状態で、手押しポンプの操作性も最も良好な状態を維持することができる。

[0021] また、把持部 16の幅寸法は、図 4に示すように、手押しポンプ 3の軸回りの 90° 未満としてあるので、把持部 16が手押しポンプ 3の外面を覆う面積を少なくして、手で手押しポンプ 3を把持部 16とともに握った際、手押しポンプ 3を握る部分の面積を大きくすることができる。これにより、手押しポンプ 3を圧縮操作する際のポンプ縮小率を稼ぐことができ、手押しポンプ 3の圧縮操作をより効率的に行うことができる。

[0022] 更に、図 1に示すように、把持部 16の本体 2からの延出端を、手押しポンプ 3の軸方向長さ Lの 1Z2を超え、 4Z5未満の位置で、かつ、図 5に示すように、手押しポンプ 3の最大径より本体 2から離間する側に配置して、把持部 16が手押しポンプ 3の外面を覆う面積を少なくしているので、手で手押しポンプ 3を把持部 16とともに握った際に、手押しポンプ 3を握る部分の面積を大きくすることができる。

これにより、手押しポンプ 3を圧縮操作する際のポンプ縮小率を稼ぐことができ、手押しポンプ 3の圧縮操作をより効率的に行うことができるとともに、手押しポンプ 3の圧縮操作時に、把持部 16の延出端を支点として手押しポンプ 3が屈曲するのを確実に防止することができる。

[0023] 更に、把持部 16は、図 6に示すように、本体 2からの延出方向に沿って手押しボンプ 3の外面との間にすきま 17を形成して配置するとともに、延出端を手押しポンプ 3 の外面に接触させて、るので、手押しポンプ 3の圧縮操作の操作性を阻害することなぐ手押しポンプ 3の圧縮操作時の圧縮ストローク Sをすきま 17分だけ大きくとることができる。

これにより、手押しポンプ 3を圧縮操作する際の縮小率を更に稼ぐことができ、手押しポンプ 3の圧縮操作をより効率的に行うことができる。

[0024] このように、この実施の形態では、把持部 16の幅方向の中心線を、表示部 14に対して手押しポンプ 3の軸線回りの 45° の位置に配置しているので、手押しポンプ 3の操作者に対して表示部 14を正面に向けた状態で、把持部 16を、親指と人指し指との間から掌の凹部の方向（知能線の延びる方向）に握ることができる。

[0025] したがって、指が把持部 16に当たることなぐ指を自由に動作させることができ、また、手押しポンプ 3の本体 2に対する動きを抑制することができる。これにより、効率よく手押しポンプ 3の圧縮操作を繰り返すことができ、また、操作中に表示部 14を正面から見て血圧値を容易に確認することができる。

[0026] なお、本発明の圧力センサ、制御部、表示部、本体、手押しポンプ、把持部、規制手段等の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなぐ本発明の要旨を逸脱しな、範囲にぉ、て適宜変更可能である。

例えば、上記実施形態では、把持部 16を本体 2に一体に配置した場合を例示した力これに代えて、図 7に示すように、把持部 16を本体 2に対して手押しポンプ 3の軸線回りに回転可能に配置した血圧計 20としてもよ、。

[0027] この血圧計 20は、本体 2の下部に小径部 21及び大径部 22が下方に向けて順番に形成されており、大径部 22の下面には円筒部 23がほぼ同心に形成されている。また、把持部 16の上部には、小径孔部 24及び大径孔部 25が下方に向けて順番に形成されている。

そして、把持部 16の小径孔部 24及び大径孔部 25を、それぞれ本体 2の小径部 21 及び大径部 22に嵌め込むことにより、把持部 16が本体 2に対して手押しポンプ 3の軸線回りに回転可能に支持されるようになっている。また、本体 2の円筒部 23と把持部 16の大径孔部 25との間には、 Oリング (規制手段） 26が介装されている。該 Oリング 26は、把持部 16の回転動作時に、本体 2の円筒部 23の外周面と把持部 16の大径孔部 25の内周面に摺接するようになっており、これにより、把持部 16に摺動抵抗が作用して、該把持部 16が所定の回転角度で位置決め規制される。

[0028] このように、把持部 16を本体 2に対して手押しポンプ 3の軸線回りに回転可能に配置するとともに、該把持部 16を所定の回転角度で位置決め規制する Oリング 26を備えた構成とすることにより、把持部 16の幅方向の中心線を、表示部 14に対して手押しポンプ 3の軸線回りの 10° 以上 80° 未満の範囲内において任意の角度に調整することがでさる。

また、操作者が左利きの場合でも、把持部 16を回転させることにより、左手で把持した場合においても、把持部 16の幅方向の中心線を、表示部 14に対して手押しポンプ 3の軸線回りの 10° 以上 80° 未満の範囲内に容易に配置することができる。なお、 Oリング 26の代わりにストツバを設けて把持部 16を所定の回転角度で位置決め規制するようにしてもよい。

産業上の利用可能性

[0029] 以上のように、本発明は、手押しポンプを操作して血圧を測定するタイプの血圧計に広く応用することができる。

Claims

請求の範囲

[1] 被測定者の腕部に着脱自在に装着されるカフとチューブを介して接続され、前記カフ内の圧力を測定する圧力センサを有するとともに、該測定値の変動に基づいて血圧値を決定する制御部を有し、かつ、決定された血圧値を表示する表示部を有する本体と、

該本体に取り付けられ、圧縮操作によって前記カフに空気を供給して、前記カフを膨張させる球状の手押しポンプと、

前記本体から前記手押しポンプの軸方向に該手押しポンプの外面に沿って延設され、前記手押しポンプとともに把持可能な把持部とを備え、

前記表示部が、前記手押しポンプの軸線とほぼ直交する方向から血圧値を視認可能に前記本体に配置された血圧計にぉヽて、

前記把持部の幅方向の中心線を、前記表示部に対して前記手押しポンプの軸線回りの 10° 以上 80° 未満の範囲内に配置したことを特徴とする血圧計。

[2] 前記把持部の幅方向の中心線を、前記表示部に対して前記手押しポンプの軸線回りの 45° の位置に配置したことを特徴とする請求項 1に記載した血圧計。

[3] 前記把持部の幅寸法を、前記手押しポンプの軸回りの 90° 未満としたことを特徴とする請求項 1又は 2に記載した血圧計。

[4] 前記把持部の前記本体からの延出端を、前記手押しポンプの軸方向長さの 1Z2 を超え、 4Z5未満の位置に配置したことを特徴とする請求項 1〜3のいずれか一項に記載した血圧計。

[5] 前記把持部の前記本体からの延出端を、前記手押しポンプの最大径より前記本体力離間する側に配置したことを特徴とする請求項 4に記載した血圧計。

[6] 前記把持部は、前記本体からの延出方向に沿って前記手押しポンプの外面との間にすきまを形成して配置されるとともに、延出端が前記手押しポンプに接触することを特徴とする請求項 4又は 5に記載した血圧計。

[7] 前記把持部を前記本体に対して前記手押しポンプの軸線回りに回転可能に配置するとともに、該把持部を所定の回転角度で位置決め規制する規制手段を備えたことを特徴とする請求項 1〜6のいずれか一項に記載した血圧計。