WO2006129648A1 - 階層型メニュー作成装置および階層型メニュー作成方法および階層型メニュー作成プログラムおよび階層型メニュー作成装置で用いられる集積回路 - Google Patents

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Abstract

 ユーザが操作の複雑さを事前に認識することができる利便性の高い階層型メニュー作成装置を提案する。入力部(101)は、ユーザから操作情報が入力され、メニュー体系記憶部(105)は、複数の項目が階層的に関連付けられたメニュー体系を記憶する。項目選択部(102)は、入力部に入力された操作情報に基づいてメニュー体系記憶部に記憶された複数の項目のうち一つの項目を選択し、選択された項目のメニュー体系における階層位置を検知する。経路検索部(107)は、選択された項目から、下位の階層に向けて存在する最下位階層項目に至るまでの全ての経路を検索する。階層数計算部(108)は、選択された項目の階層位置から各最下位階層までの階層数が最大となる経路を特定し、特定した経路の階層数を出力する。画像作成部(103)は、階層数を示す階層数表示画像を作成する。

Description

明 細 書
階層型メニュー作成装置および階層型メニュー作成方法および階層型メ ニュー作成プログラムおよび階層型メニュー作成装置で用いられる集積回路 技術分野
[0001] 本発明は、 AV機器や情報処理装置などにおける階層型メニュー作成装置および 階層型メニュー作成方法に関する。
背景技術
[0002] 近年、 DVDレコーダなどの AV機器や、パーソナルコンピュータ、携帯電話などの 情報処理装置の高度化に伴い、これらの操作も複雑になってきている。この操作の 複雑さを解消するために様々なユーザインターフェイスが提案されており、その中で も階層型メニューによる選択方式が広く採用されている。これら階層型メニューを採 用したシステムでは、ユーザがリモコンの十字キーやジョグダイヤル、またはマウスな どの入力装置を用いて順次項目を選択しながら階層を移動させることにより、目的の コマンド実行を完了することができる。
[0003] このような階層型メニューを採用したシステムとして、現在の階層までにユーザが選 択した項目の履歴を表示する情報処理装置が提案されて!ヽる (特許文献 1)。特許文 献 1の情報処理装置により、ユーザは常に自分が行った操作履歴を参照しながら操 作を進めることができる。さらに特許文献 1の情報処理装置は、ユーザが選択した項 目に準ずる下位階層が存在する場合には、それら下位階層の存在を示すマークを 提示する。これにより、特許文献 1の情報処理装置は、ユーザに対して事前に下位層 の存在を提示するので、弓 Iき続きメニュー選択操作が必要であることを認識させるこ とがでさるとしている。
[0004] また、ユーザの視点の移動を減少させ、負担を軽減するメニュー表示方法が提案さ れている(特許文献 2)。特許文献 2の表示方法は、現在の階層で選択されている項 目に準ずる下位階層のメニュー項目群を現在の階層項目として表示されているメ- ユー項目群の隣に表示したり、下位階層で選択された項目を上位階層で選択された 項目と一直線になるよう表示する。これにより、特許文献 2は、メニュー項目群から目 的の項目を探す際にユーザの視点の移動を減少させ、ユーザの負担を軽減させるこ とがでさるとしている。
特許文献 1 :特開 2002— 140143号公報
特許文献 2:特開 2002— 116857号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] しかしながら、特許文献 1の情報処理装置及び特許文献 2のメニュー表示方法は、 ユーザが目的のコマンド実行を完了するまでに必要となる操作数、すなわち、コマン ド実行を完了するまでの操作の複雑さを事前に認識することができないという課題が めつに。
[0006] 本発明の目的は、このような課題に鑑みて行われたものであり、ユーザが操作の複 雑さを事前に認識することができる利便性の高い階層型メニュー作成装置を提案す る。
課題を解決するための手段
[0007] 本発明の目的は、以下の構成を備える階層型メニュー装置によって達成される。階 層型メニュー作成装置は、ユーザ力 操作情報が入力される入力部と、複数の項目 が階層的に関連付けられたメニュー体系を記憶するメニュー体系記憶部と、入力部 に入力された操作情報に基づいてメニュー体系記憶部に記憶された複数の項目のう ち一つの項目を選択し、選択した項目のメニュー体系における階層位置を検知する 項目選択部と、メニュー体系記憶部に記憶されたメニュー体系に基づ!/、て、項目選 択部により選択された項目から、下位の階層に向けて存在する最下位階層項目に至 るまでの全ての経路を検索する経路検索部と、経路検索部により検索された各経路 のうち、項目選択部により選択された項目の階層位置から各最下位階層までの階層 数が最大となる経路を特定し、特定した経路の階層数を出力する階層数計算部と、 階層数計算部により出力された階層数を示す階層数表示画像を作成する画像作成 部とを備える。
[0008] 本発明の目的は、以下の構成を備える階層型メニュー作成方法によって達成され る。階層型メニュー作成方法は、ユーザ力も操作情報が入力される入力部と、複数の 項目が階層的に関連付けられたメニュー体系を記憶するメニュー体系記憶部とを有 する階層型メニュー装置における階層型メニュー作成方法であって、入力部に入力 された操作情報に基づいてメニュー体系記憶部に記憶された複数の項目のうち一つ の項目を選択し、選択した項目のメニュー体系における階層位置を検知する項目選 択ステップと、メニュー体系記憶部に記憶されたメニュー体系に基づいて、項目選択 部により選択された項目から、下位の階層に向けて存在する最下位階層項目に至る までの全ての経路を検索する経路検索ステップと、検索された各経路のうち、項目選 択部により選択された項目の階層位置から各最下位階層までの階層数が最大となる 経路を特定し、特定した経路の階層数を出力する階層数計算ステップと、出力され た階層数を示す階層数表示画像を作成する画像作成ステップとを備える。
[0009] 本発明の目的は、以下の構成を備える階層型メニュー作成プログラムによって達成 される。階層型メニュー作成プログラムは、ユーザ力も操作情報が入力される入力部 と、複数の項目が階層的に関連付けられたメニュー体系を記憶するメニュー体系記 憶部とを有するコンピュータに、
入力部に入力された操作情報に基づいてメニュー体系記憶部に記憶された複数 の項目のうち一つの項目を選択し、選択した項目のメニュー体系における階層位置 を検知する項目選択ステップと、メニュー体系記憶部に記憶されたメニュー体系に基 づいて、項目選択部により選択された項目から、下位の階層に向けて存在する最下 位階層項目に至るまでの全ての経路を検索する経路検索ステップと、検索された各 経路のうち、項目選択部により選択された項目の階層位置から各最下位階層までの 階層数が最大となる経路を特定し、特定した経路の階層数を出力する階層数計算ス テツプと、出力された階層数を示す階層数表示画像を作成する画像作成ステップと を実行させる。
[0010] 本発明の目的は以下の構成を備える集積回路によって達成される。集積回路は、 ユーザ力 の操作情報の入力を受け付ける入力部を備える階層型メニュー作成装置 に用いられ、複数の項目が階層的に関連付けられたメニュー体系を記憶するメモリに 接続される集積回路であって、
入力部に入力された操作情報に基づいてメニュー体系記憶部に記憶された複数 の項目のうち一つの項目を選択し、選択した項目のメニュー体系における階層位置 を検知する項目選択部と、メモリに記憶されたメニュー体系に基づ 、て、項目選択部 により選択された項目から、下位の階層に向けて存在する最下位階層項目に至るま での全ての経路を検索する経路検索部と、経路検索部により検索された各経路のう ち、項目選択部により選択された項目の階層位置から各最下位階層までの階層数が 最大となる経路を特定し、特定した経路の階層数を出力する階層数計算部と、階層 数計算部により出力された階層数を示す階層数表示画像を作成する画像作成部と を備える。
[0011] 本発明の目的は以下の構成を備える階層型メニュー表示方法によって達成される
。階層型メニュー表示方法は、複数の項目が階層的に関連付けられたメニュー体系 を記憶するメニュー体系記憶部から項目を読み出して表示装置に階層型メニューを 表示する方法であって、
選択候補となる項目を含むメニューを表示するステップと、項目から最下位階層項 目に至るまでの階層の深さを示す階層表示画像を項目と関連付けて表示するステツ プとを備える。
発明の効果
[0012] 以上述べたように、本発明によれば、ユーザが操作の複雑性を事前に認識すること ができる利便性の高い階層型メニュー作成装置を提供することができる。
図面の簡単な説明
[0013] [図 1]図 1は、本実施の形態における階層型メニュー作成装置の構成を示すブロック 図である。
[図 2]図 2は、本実施の形態におけるメニュー体系の一部を模式的に示したメニュー 体系図の一例である。
[図 3A]図 3Aは、本実施の形態におけるメニュー体系の構造体を示す図である。
[図 3B]図 3Bは、本実施の形態におけるメニュー体系の構造体を示す図である。
[図 3C]図 3Cは、本実施の形態におけるメニュー体系の構造体を示す図である。
[図 4]図 4は、本実施の形態における階層型メニュー作成装置のメニュー作成処理を 示すフローチャートである。 [図 5]図 5は、本実施の形態における階層型メニュー作成装置の初期メニューの表示 画面例である。
[図 6]図 6は、本実施の形態における階層型メニュー作成装置において「録画 '予約 する」に対してセット操作が行われた場合の表示画面例である。
[図 7]図 7は、本実施の形態における階層型メニュー作成装置において「検索する」に 対してセット操作が行われた場合の表示画面例である。
[図 8]図 8は、本実施の形態における階層型メニュー作成装置において第 2階層のメ ニュー項目のうち「簡単検索」に対してセット操作が行われた場合の表示画面例であ る。
[図 9]図 9は、本実施の形態における階層型メニュー作成装置において第 2階層のメ ニュー項目のうち「詳細検索」にセット操作が行われた場合の表示画面例である。
[図 10]図 10は、本実施の形態における階層型メニュー作成装置において第 3階層の メニュー項目のうち「スポーツ」に対してセット操作が行われた場合の表示画面例であ る。
[図 11]図 11は、本実施の形態における階層型メニュー作成装置において第 4階層の メニュー項目のうち「野球」に対してセット操作が行われた場合の表示画面例である。
[図 12]図 12は、本実施の形態における階層型メニュー作成装置において第 5階層の メニュー項目のうち「米大リーグ」に対してセット操作が行われた場合の表示画面例で ある。
[図 13]図 13は、その他の変形例における表示画面例である。
[図 14]図 14は、その他の変形例における表示画面例である。
符号の説明
100 階層型メニュー作成装置
101 入力部
102 項目選択部
103 GUI作成部
104 表示部
105 メニュー体系記憶部 106 選択項目履歴記憶部
107 経路検索部
108 階層数計算部
200 表示画面
201 初期メニュー
202 第 2階層表示画像
203 第 3階層表示画像
204 第 4階層表示画像
205 第 5階層表示画像
210 モーション'ノ ー
220 タグ情報表示画像
発明を実施するための最良の形態
[0015] 以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態)
まず、本実施の形態における階層型メニュー作成装置の構成について説明する。 図 1は、本実施の形態における階層型メニュー作成装置の構成を示すブロック図で ある。
[0016] 図 1に示すように、階層型メニュー作成装置 100は、入力部 101とメニュー体系記 憶部 105と選択項目履歴記憶部 106と項目選択部 102と経路検索部 107と階層数 計算部 108と GUI作成部 103と表示部 104とを備えている。
[0017] 入力部 101は、ユーザ力もの操作情報が入力される。すなわち入力部 101は、ュ 一ザが階層移動や項目選択などの操作を行うために用いるユーザーインタフェース デバイスであり、例えば、リモコンの十字キーやジョグダイヤル、マウスなどを用いるこ とがでさる。
[0018] メニュー体系記憶部 105は、複数のメニュー項目を階層的に関連付けたメニュー体 系を記憶する。つまり、メニュー体系記憶部 105は、メニュー項目及び各メニュー項 目の上位、下位関係を保持する。さらにメニュー体系記憶部 105には、各階層にお V、てユーザに対して選択を要求する各メニュー項目を所定の項目群に分類し、各項 目群を示す情報をタグ情報として記憶している。図 2は、本実施の形態で用いるメ- ユー体系の一部を模式的に示したメニュー体系図の一例である。
[0019] 図 2は、メニュー体系記憶部 105に記憶されるメニュー体系の例として DVDレコー ダのメニュー体系図の一部を示している。図 2中、メニュー体系は第 1〜第 6階層で構 成され、各階層にはそれぞれ複数のメニュー項目が存在する。例えば第 1階層には 、「録画 ·予約する」、「ダビングする」、「検索する」の 3つのメニュー項目が存在する。 つまり、これら 3項目を初期メニューとして、ユーザは目的のコマンド実行を完了する ために各階層においてメニュー項目を選択する操作を順次行うことになる。また、第 1 階層のメニュー項目にはそれぞれ従属する下位階層項目が存在し、下位階層で選 択される項目群 (各メニュー項目)と、それらの項目群を示す情報がタグ情報として保 持される。例えば図 2のメニュー体系図においては、第 1階層のメニュー項目「録画' 予約する」に従属する下位階層項目として、第 2階層に「予約確認」、「番組表から」、 「今放送中から」、「日時指定で」、「Gコードで」の各メニュー項目と、これらのメニュー 項目の概要を示す「録画 ·予約方法選択」がタグ情報として保持される。同様に、第 1 階層のメニュー項目「ダビングする」に従属する下位階層項目として、第 2階層に「V HS」、「DVD」、「SDカード」の各メニュー項目と、これらのメニュー項目の概要を示 す「ターゲット媒体選択」がタグ情報として保持される。さらに、第 1階層項目「検索す る」に従属する下位階層項目として、第 2階層に「簡単検索」、「詳細検索」、「キーヮ ード検索」の各メニュー項目と、これらのメニュー項目の概要を示す「検索方法選択」 力 Sタグ情報として保持される。以下同様に、第 2階層に従属する下位階層項目および タグ情報が第 3階層に保持され、さらに第 3階層に従属する下位階層が存在する場 合には、それぞれに従属する下位階層項目およびタグ情報が第 4階層に保持される
[0020] なお、このようなメニュー体系は、一例として図 3A〜Cに示すような構造体としてメ ニュー体系記憶部 105に記憶されている。図 3A〜Cに示すように、各メニュー項目 に対応する構造体は、メニュー項目の名前を示す項目名 1201と、メニュー項目を識 別する項目 ID1202と、メニュー項目の 1つ下の階層に従属する各メニュー項目の従 属タグ情報 1203と、メニュー項目が選択された場合に 1つ下の階層で選択候補とな るメニュー項目(以下、「従属下位階層項目」と呼ぶ)をそれぞれ識別する従属下位 階層項目 ID1204と、メニュー項目が選択された場合に実行されるコマンドのプログ ラム本体が格納されているアドレスを示した実体ポインタ 1205とカゝら構成される。
[0021] 具体的には、図 2のメニュー体系図における第 1階層のメニュー項目「録画'予約す る」を示す構造体を図 3Aに示す。図 3Aの項目名 1201には、このメニュー項目の名 称である「録画'予約する」が記憶されている。また項目 ID1202には、このメニュー項 目の ID「1— 001」が記憶されている。さらに従属タグ情報 1203には、メニュー項目「 録画 ·予約する」の従属下位階層項目につ ヽてのタグ情報「録画 ·予約方式選択」が 記録されている。従属下位階層項目 ID1204には、従属下位階層項目である「予約 確認」「番組表から」「今放送中から」「日時指定で」「Gコードで」をそれぞれ識別する 項目 IDが記録されている。なお、これらのメニュー項目を選択してもコマンドは実行さ れな 、ため、実行ポインタ 1205には何も記憶されて 、な 、ことを示す「 」が記録さ れている。
[0022] 同様に、図 3Bは、第 2階層のメニュー項目「予約確認」を示す構造体である。ここで 、図 3Bの項目 ID1202「2— 001」と、図 3Aの従属下位階層項目 ID1204「2— 001 」とは一致する。したがって、メニュー項目「予約確認」はメニュー項目「録画'予約す る」の従属下位階層項目であることが分かる。
[0023] さらに、図 3Cは、第 3階層のメニュー項目「録画予約番組一覧」を示す構造体であ る。上記と同様にして、図 3Bの従属下位階層項目 ID「3— 001」と、図 3Cの項目 ID「 3— 001」がー致することから、メニュー項目「録画予約番組一覧」は「予約確認」の従 属下位階層項目であることが分かる。また、メニュー項目「録画予約番組一覧」が選 択されると「録画予約番組の一覧表を表示する」というコマンドを実行するため、実体 ポインタ 1205には「録画予約番組の一覧表を表示する」という動作を行うためのプロ グラムが格納されて 、るアドレス Γχχχχ]が記録されて 、る。
[0024] 選択項目履歴記憶部 106は、ユーザが入力部 101に入力した操作情報の履歴を 記憶する。すなわち、選択項目履歴記憶部 106は、ユーザが現在選択しているメ- ユー項目に達するまでに上位階層で選択したメニュー項目の履歴を記憶する。
[0025] 経路検索部 107は、メニュー体系記憶部 105と項目選択部 102とを参照し、現在 選択されて ヽるメニュー項目カゝら実行可能な全てのコマンド実行経路を検索する。例 えば図 2のメニュー体系図において、第 1階層項目「ダビングする」から実行可能なコ マンド実行経路には、「VHS」→「録画済番組一覧」、「DVD」→「録画済番組一覧」 、「SDカード」→「録画済番組一覧」がある。
[0026] 階層数計算部 108は、経路検索部 107により出力されたコマンド実行経路のうち、 現在選択されているメニュー項目力 コマンド実行を完了するまでに必要となる階層 数が最大となる経路を特定し、その階層数 (以下、階層数の最大値または最大階層 数という)を出力する。例えば、図 2のメニュー体系図において、現在選択されている メニュー項目が第 1階層の「録画 ·予約する」であるとき、階層数が最大値となる経路 は、第 2階層において「番組表から」が選択され、第 3階層において「地上波アナログ 」が選択され、第 4階層において「番組表」が選択され、そして第 5階層において「内 容確認画面」が選択される経路である。このとき階層数計算部 108は、コマンド実行 を完了するまでに必要となる階層数「4」を出力する。また例えば、現在選択されてい るメニュー項目が第 2階層の「予約確認」である場合、階層数が最大値となる経路は 第 3階層においてメニュー項目「録画予約番組一覧」が選択される経路であり、階層 数計算部 108は「1」を出力する。
[0027] 項目選択部 102は、入力部 101より入力された操作情報に基づいて、メニュー体系 記憶部 105から一つのメニュー項目を選択する。また項目選択部 102は、メニュー体 系記憶部 105に記憶されたメニュー体系と、選択項目履歴記憶部 106に記憶された 操作情報の履歴とから、現在選択されて 、るメニュー項目のメニュー体系における階 層位置を検知する。さらに項目選択部 102は、検知した階層位置に関する情報と、 現在選択されているメニュー項目の 1階層下位にあたる項目群に関するタグ情報とを GUI作成部 103及び経路検索部 107へ出力する。
[0028] なお、現在選択されて 、るメニュー項目の階層位置は、操作情報の履歴から検知 されたが、これに限られない。例えば、各メニュー項目の構造体にメニュー体系にお ける階層位置に関する情報が記録されてもよい。
[0029] GUI作成部 103は、インジケータ作成部 1031と階層表示画像作成部 1032とタグ 情報表示画像作成部 1033と表示画像配置部 1034とから構成され、現在選択され ている項目のメニュー体系における階層位置とタグ情報と階層数の最大値について
、ユーザに視覚的に提示するための GUI (Graphical User Interface)をそれぞ れ作成する。
[0030] インジケータ作成部 1031は、階層数の最大値を視覚的に表示するインジケータを 作成する。階層表示画像作成部 1032は、各階層の階層表示画像を作成する。ここ で、階層表示画像とは、各階層において過去に選択候補となったメニュー項目、もし くは現在選択候補となって 、るメニュー項目を示す画像である(具体的には、後述す る図 5の初期メニュー 201や図 8の第 2階層表示画像 202等が相当する)。なお、階 層表示画像作成部 1032は、現在選択されているメニュー項目が属する階層の階層 表示画像のみを新たに作成する。すなわち、現在選択されているメニュー項目が属 する階層よりも上位階層にある階層表示画像にっ 、ては、各階層におけるメニュー 項目の選択時に作成したものを再利用する。これにより、各階層においてメニュー項 目が選択される毎に階層表示画像を作成する方法を取った場合よりも、階層表示画 像の作成回数を抑えることが出来るのでより高速な処理を行うことができる。タグ情報 表示画像作成部 1033は、メニュー体系記憶部 105に記憶されたタグ情報を示す画 像を作成する。表示画像配置部 1034は、作成された各画像を表示部 104の表示画 面内の適切な位置に配置する。
[0031] 表示部 104は、 GUI作成部 103で作成された GUIを表示するディスプレイデバイス であり、例えばプラズマディスプレイや液晶ディスプレイなどを用いることができる。
[0032] 次に、上記の構成を備えた階層型メニュー作成装置 100の動作について説明する 。図 4は、本実施の形態における階層型メニュー作成装置 100のメニュー作成処理を 示すフローチャートである。以下、説明のため、入力部 101を介してユーザが行う操 作を次のように定義する。
[0033] "セッド'とは、入力部 101からの入力により、あるメニュー項目上にカーソルを合わ せる操作のことをいう。なお、以下では、「現在選択されているメニュー項目」および「 現在選択して 、るメニュー項目」とは、セット操作が行われて 、るメニュー項目である ものとする。
[0034] "セレクド'とは、セットされた状態にあるメニュー項目の選択を確定するために入力 部からユーザが行う操作のことをいう。なお、セレクト操作が行われると、セット操作の 対象となる階層が 1階層下位に移動する。
[0035] 本実施の形態における階層型メニュー作成装置 100は、まず、メニュー体系記憶 部 105に記憶されたメニュー体系の第 1階層に属する各メニュー項目を初期メニュー 画面として表示部 104に表示し、入力部 101からのユーザの入力を受け付ける(ステ ップ Sl)。なお、本実施の形態における表示処理は、より具体的には、 GUI作成部 1 03中の階層表示画像作成部 1032が初期メニュー画面を作成し、表示画像配置部 1 034が初期メニュー画面を所定の位置に配置して表示部 104に出力することにより 行われる。
[0036] 次に、ユーザカ -ユー項目に対してセット操作あるいはセレクト操作を入力したか 否かが判断される (ステップ S2)。入力部 101によりセット操作が検知されると処理は ステップ S3へ移行する。一方、入力部 101によりセレクト操作が検知されると処理は ステップ S 5へ移行する。
[0037] ステップ S3の処理では、最大階層数が計算され、各 GUIが表示部 104に表示され る。すなわち、階層数計算部 108は、メニュー体系記憶部 105に記憶されたメニュー 体系と選択項目履歴記憶部 106に記録された操作情報の履歴と、経路検索部 107 による検索結果とから、現在選択されて 、るメニュー項目力 コマンド実行を完了す るまでの階層数が最大値となるコマンド実行経路を特定する。そして階層数計算部 1 08は、特定したコマンド実行経路の階層数を示す情報を出力する。 GUI作成部 103 は、階層数計算部 108から出力された最大階層数を示す情報をユーザに視覚的に 提示するインジケータに変換するとともに、現在選択している項目の 1階層下位にあ たる項目群に関するタグ情報の GUIを作成する。作成されたインジケータ及びタグ情 報の GUIは、表示部 104に表示される。より具体的には、インジケータの GUIは、 G UI作成部 103中のインジケータ作成部 1031により作成される。また、タグ情報を示 す GUIは、タグ情報表示画像作成部 1033により作成される。さらに初期メニュー画 面は、階層表示画像作成部 1032により作成される。作成されたインジケータとタグ情 報を示す GUI、および初期メニュー画面は、表示画像配置部 1034によって適切な 位置に配置されたのちに、表示部 104に出力される。なお、説明を簡略にするため に、以下の説明では GUI作成部 103中の各要素の動作については触れないが、各 要素は同様の動作を行っているものとする。
[0038] ここで、最大階層数を示すインジケータは、ユーザが最大階層数を視覚的に認識 できるものであればよい。例えばインジケータは、最大階層数をそのまま数字で提示 してもよいし、最大階層数に応じて色を変化させてもよい。また、最大階層数に応じて バーの長さを動的に変化させて表示してもよいし (以下、この表示態様をモーション' バーという)、さらにこれらの表示態様を組み合わせてもよい。特に、上記の表示態様 を組み合わせることは、表示部 104の表示スペースに制限があるような場合に有効で ある。
[0039] ステップ S3の処理がおこなわれた後、項目選択部 102は、現在選択されて 、るメ- ユー項目が属する階層が各コマンド実行経路において最下位階層であるか否かを判 断する (ステップ S4)。現在の階層位置が最下位階層であると判断されると、メニュー 項目の選択操作を完了し、選択されたメニュー項目に対応するコマンドが実行される 。一方、現在の階層位置が最下位階層でないと判断されると、再び入力部 101から の入力を受け付ける (ステップ Sl)。
[0040] 次に、ステップ S2においてセレクト操作が検知されると、セレクトされたメニュー項目 が選択項目履歴記憶部 106へ書き込まれ、操作情報の履歴が更新される (ステップ S5)。続いて項目選択部 102は、選択項目履歴記憶部 106に記憶された更新後の 操作情報の履歴とメニュー体系記憶部 105に記憶されたメニュー体系とを参照して、 現在選択されて!ヽるメニュー項目の従属下位階層項目を検出する。検出された従属 下位階層項目は、 GUI作成部 103により GUIに変換され、表示部 104に階層表示 画像が表示される (ステップ S6)。なお、ステップ S6が完了した時点では、現在セット 操作の対象となる階層は 1階層下位に移動しており、移動後の階層にお ヽてある 1つ のメニュー項目に対してセット操作がなされている状態となっている。そのため、ステ ップ S3の最大階層数の計算及び表示処理の対象は移動後の新たな階層となる。次 にステップ S4において、現在選択されているメニュー項目が属する階層が最下位階 層であると判断されると、選択されたメニュー項目に対応するコマンドが実行される。 以上により、図 4に示したメニュー作成処理は終了する。 [0041] 次に、本実施の形態における階層型メニュー作成装置 100の動作について、表示 画面例を示して具体的に説明する。ここでは、図 2に示したメニュー体系をメニュー体 系の一部として持つ、 DVDレコーダにおける動作を例に説明している。図 5〜図 12 は、表示部 104に表示される表示画面例を示す。
[0042] 図 5に示すように、階層型メニュー作成装置 100は、まず、メニュー体系記憶部 105 に記憶されたメニュー体系の第 1階層に属する各メニュー項目を初期メニュー 201と して表示し、入力部 101からのユーザの入力を受け付ける。図 5は、初期メニュー 20 1の表示画面例であり、図 4に示したフローチャートのステップ S1において表示される
[0043] 図 6は、初期メニュー 201に示されたメニュー項目の 1つである「録画'予約する」に 対してセット操作がなされた場合の表示画面例を示している。これは、図 3に示したフ ローチャートにおけるステップ S2、ステップ S3が実行された後、ステップ S1で再び入 力を受け付けている表示画面に相当する。図 6に示すように、表示画面 200には、初 期メニュー 201と、タグ情報表示画像 220と、インジケータが表示される。本実施の形 態では一例とし、タグ情報表示画像 220は現在選択されているメニュー項目の従属 下位階層項目に関するタグ情報を吹き出し画像としている。すなわちタグ情報表示 画像 220は、「録画 ·予約する」の従属下位階層項目に関するタグ情報である「録画 · 予約方法選択」を吹き出し画像として表示される。
[0044] また、本実施の形態では一例として、最大階層数を表すインジケータは、左右に長 さが変化するモーション 'バー 210としている。これにより、ユーザはモーション 'バー 210の長さから、階層数の最大値を視覚的に認識できる。なお、図 6に示すように、タ グ情報表示画像 220は、現在の階層よりも一つ下の階層の位置に表示される。これ により、ユーザはタグ情報表示画像 220が現在の階層よりも一つ下の階層の各メ-ュ 一項目に関する情報を示していることを直感的に知ることができる。
[0045] ここで、本実施の形態で用いるモーション 'バー 210の詳細について説明する。本 実施の形態で用いるモーション 'バー 210は、初期メニュー 201に含まれる各メ-ュ 一項目のうち 1つのメニュー項目を始点とする一直線のバーであり、その長さは階層 数計算部 108より出力される最大階層数に応じて左右方向に変化する。例えば、ュ 一ザのセット操作に応じて、最大階層数が「4」から「1」に変化した場合、モーション' バー 210の長さは右力も左へ短く変化する。逆に、最大階層数が「1」から「4」へ変化 した場合、モーション 'バー 210の長さは左力も右へ長く変化する。
[0046] 次に、図 6の表示画面の状態から、入力部 101に別のメニュー項目に対してセット 操作が入力された場合について説明する。図 7は、初期メニュー 201のメニュー項目 の 1つである「検索する」に対してセット操作が行われた場合の表示画面例である。図 7において、タグ情報表示画像 220には、「検索する」の従属下位階層項目に関する タグ情報である「検索方法選択」が表示される。ここでタグ情報表示画像 220が表示 される位置は、メニュー項目「録画予約する」と隣接する位置から、メニュー項目「検 索する」と隣接する位置に移動する。このように、タグ情報表示画像 220が表示される 上下方向の位置 (高さ)をセット操作が行われたメニュー項目の隣に調節することで、 ユーザは現在注目して 、るメニュー項目(すなわちセット操作を行って 、る項目)から 大きく視線を動かす必要がないので、従属下位階層項目についての情報を容易に 得ることができる。
[0047] ここで、初期メニュー 201のうち「検索する」に対してセット操作が行われると、図 2の メニュー体系図に示すように最大階層数は「5」となる。したがって、図 6、図 7に示す モーション 'バー 210の長さを比較すると明らかなように、セット操作が行われるメ-ュ 一項目が「録画'予約する」から「検索する」へと変化すると、モーション 'バー 210の 長さは動的に長く変化する。すなわち、モーション 'バー 210は、「録画 ·予約する」を 実行するために必要となる最大階層数「4」から「検索する」を実行するのに必要とな る最大階層数「5」に変化していることをユーザに対して視覚的に認識させる。このよう に、ユーザはモーション 'バー 210の長さの変化を視認することにより、「録画'予約す る」を実行するよりも、「検索する」を実行する方が操作回数を多く必要とする可能性 が高 、と 、うことを直感的に認識することができる。
[0048] 次に、図 7に示した表示画面において(「検索する」に対してセット操作がなされてい る状態において)、「検索する」に対してセレクト操作が行われると、項目選択部 102 は、「検索する」の従属下位階層(第 2階層)のメニュー項目である「簡単検索」「詳細 検索」「キーワード検索」を検出する。検出された各メニュー項目は、第 2階層表示画 像 202として初期メニュー 201に隣接する位置に表示される(図 8)。このとき、第 2階 層表示画像 202に表示されたメニュー項目のうち、ある 1つのメニュー項目に対して セット操作が行われることになる。なお、第 2階層においてセット操作が行われている メニュー項目が表示される高さ(上下方向の位置)は、第 1階層においてセレクト操作 されたメニュー項目に隣接する位置である。また、第 2階層表示画像 202に表示され たメニュー項目のうち、あるメニュー項目に対してセット操作が行われるのに伴い最大 階層数が変化する場合にはモーション 'バー 210の長さが変化する。図 8は、初期メ ニュー 201の「検索する」に対してセレクト操作が行われた後、第 2階層の各メニュー 項目のうち「簡単検索」に対してセット操作が行われた場合の表示画面例を示す。ま た、図 9は、第 2階層のメニュー項目のうち「詳細検索」に対してセット操作が行われた 場合の表示画面例を示す。
[0049] なお、図 8及び図 9に示すように、第 2階層においてセット操作されたメニュー項目 の従属下位階層項目(第 3階層項目)に関するタグ情報表示画像 220は、第 2階層 においてセット操作が行われたメニュー項目と隣接する位置に表示される。また、図 8 及び図 9のモーション 'バー 210の長さを比較すると分力るように、第 2階層のメ-ュ 一項目「簡単検索」の最大階層数は、メニュー項目「詳細検索」の最大階層数よりも 小さい。
[0050] 図 3に示したフローチャートの手順に従い、図 9の表示画面の状態からユーザがセ ットおよびセレクト操作を順次行うことにより変化する表示画面例を図 10〜図 12に示 す。図 10は、図 9の表示画面において第 2階層のメニュー項目のうち「詳細検索」に 対してセレ外操作が行われた後、「詳細検索」の従属下位階層 (第 3階層)のメ-ュ 一項目のうち「スポーツ」に対してセット操作が行われた場合の表示画面例である。図 11は、図 10の表示画面にお!ヽて第 3階層のメニュー項目のうち「スポーツ」に対して セレクト操作が行われた後、「スポーツ」の従属下位階層(第 4階層)のメニュー項目 のうち「野球」に対してセット操作が行われた場合の表示画面例である。さらに、図 12 は、図 11の表示画面にぉ ヽて第 3階層のメニュー項目のうち「野球」に対してセレクト 操作が行われた後、「野球」の従属下位階層(第 5階層)のメニュー項目のうち「米大リ ーグ」に対してセット操作が行われた場合の表示画面例である。続いて、図 12におい て第 5階層のメニュー項目のうち「米大リーグ」に対してセレクト操作が行われると、最 下層である日時指定を行うための日時指定画面が表示される(図示せず)。 日時指 定画面において日時指定が入力されると、「検索する」→「詳細検索」→「スポーツ」 →「野球」→「米大リーグ」→「指定日時」に相当するコマンド実行が完了する。
[0051] なお、従属下位階層の各メニュー項目を示す従属下位階層表示画像は、上位階 層表示画像と隣接する位置に表示される。ここで、従属下位階層においてセットされ るメニュー項目と上位階層においてセレクトされたメニュー項目とが隣接して表示され るよう従属下位階層項目表示画像の表示する高さ(上下方向の位置)を移動させる 理由は、本実施の形態で用いた一直線のモーション 'バー 210の利点を最大限に生 かすためである。すなわち、コマンド実行を完了するために各階層でセレクトされたメ ニュー項目(選択履歴)を一直線に並べるとともに、セレクトされたメニュー項目とモー シヨン'バー 210とを重畳して表示することで、非常に整然とした表示画面をユーザに 提示することが可能となり、ユーザの操作に対する負担を軽減することができる。
[0052] このように、本実施の形態における階層型メニュー作成装置 100によれば、メ-ュ 一項目の選択を行う際、ユーザは常に、現在の階層に至るまでに選択したメニュー 項目の履歴を参照することができるだけでなく、現在選択して 、るメニュー項目から 目的のコマンド実行を完了するまでに必要となる最大の操作数、すなわち、コマンド 実行を完了するまでの操作の複雑さを事前に視覚的に認識することができる。さらに 、現在選択している項目に引き続き、次の階層で選択するべき各メニュー項目に関 する情報を事前に知ることができる。
[0053] これにより、例えば同一コマンドに対し複数のメニュー選択経路が存在するような場 合、ユーザは相対的な操作の複雑さを認識できる。また、ユーザは複数あるメニュー 選択経路を比較することで、状況に応じたメニュー選択経路を選択することが可能と なる。
[0054] また、本実施の形態における階層型メニュー作成装置は、最大階層数に応じた長 さを有するモーション'バーを表示部に表示させるので、最大の操作数を数字で提示 するよりも、ユーザの視覚に直感的に訴えることができる。
[0055] また、本実施の形態における階層型メニュー作成装置は、選択されたメニュー項目 及び階層の変化に応じてモーション 'バーの長さを変化させるので、ユーザは操作の 複雑さの変化を容易に比較し、認識できる。
[0056] また、本実施の形態における階層型メニュー作成装置は、現在選択されて!ヽるメ- ユー項目に対して 1階層下位にあるメニュー項目を表示するので、ユーザは引き続い て選択するべきメニュー項目に関する情報を事前に知ることができる。
[0057] (その他変形例)
なお、本発明を上記実施の形態に基づいて説明してきた力 本発明は、上記の実 施の形態に限定されないのはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる
[0058] (1)上記実施の形態では、表示画面 200の左側から右側に向かうにつれて、階層 が深くなる(上位階層から下位階層に変化する)例を示したが、これに限られない。例 えば、表示画面の右側力も左側に向かうにつれて、階層が深くなつてもよい。
[0059] さらに、階層の深さが変化する方向は、表示画面の横方向に限られるものではなく 、縦方向等、他の方向に沿って変化してもよいことは言うまでもない。さらにこの場合 、本実施の形態の階層型メニュー作成装置は、各階層表示画像を表示する位置を 上下方向に揃えていたが、階層の深さが変化する方向に応じて適宜変化させてもよ いことは言うまでもない。
[0060] また、階層が深くなる方向は、直線的な方向に限られない。例えば所定の回転方向 に円弧を迪るにつれて、階層が深くなつてもよい。また、円弧に限られず、所定の曲 線的な方向に迪るにつれて、階層が深くなつてもよい。この場合、モーション 'バーの 形態もまた直線だけではなぐ円弧に沿って描かれる等、曲線であってもよい。
[0061] (2)上記実施の形態において、操作の複雑さは、コマンド実行までに必要とする操 作数、すなわち現在選択されて 、るメニュー項目力 コマンドを実行するまでに迪る べき階層数の最大値を用いて表現したが、これに限られない。例えば、操作の複雑 さは、階層数の最大値と最小値とを用いて表現してもよい。これにより、ユーザは操作 の複雑さをより多様な情報に基づいて認識することができる。
[0062] (3)上記実施の形態において、モーション 'バーの始点は初期メニューにおいて選 択されているメニュー項目とした力 これに限られない。モーション 'バーの始点は、 現在選択しているメニュー項目としてもよい。また、上記実施の形態では、モーション •バーと各階層においてセレクトされたメニュー項目とを重畳させて表示させた力 こ れに限られない。例えば、 GUI上に別途モーション 'バー表示用の領域を設け、モー シヨン ·バーはその領域内にのみ描画される構成としてもよ!、。
[0063] (4)上記実施の形態において、経路検索部 107は、現在選択されている項目から 実行可能な全てのコマンド実行経路を検索したが、検索方法については特に限定さ れるものではない。例えば、現在選択されている項目力も迪ることのできる全ての項 目を一つずつ参照しながら各項目が実行可能なコマンドを示す項目であるか否かを 確認していき、実行可能なコマンドを示す項目を発見した時に、現在選択されている 項目力 その発見した項目へ至るまでに迪るべき経路を取得および出力する検索方 法を用いてもよい。
[0064] ここで、現在選択されて!、るメニュー項目力ら迪ることのできる全てのメニュー項目 を一つずつ参照していく処理、および、現在選択されているメニュー項目力 その発 見した項目へ至るまでに迪るべき経路を取得する処理は、グラフ理論等の分野で公 知のアルゴリズムを用いることにより容易に実現できると考えられるため、ここでは説 明を省略する。また、参照中のメニュー項目が実行可能なコマンドを示す項目である か否かの確認は、例えば、図 3の構造体における実体ポインタ 1205内に何らかのァ ドレスが記録されているか否かを確認することにより行われる。
[0065] さらに、他の検索方法としては、各メニュー項目の構造体に予め階層数の最大値を 記録しておいたり、実行経路を記録しておく等の方法などが挙げられる。これにより、 各メニュー項目の構造体を迪ることなぐ現在選択されているメニュー項目に対応す る構造体を読み出すのみで、実行経路の検索や最大値を取得できるため、素早い 検索を行うことが可能となる。なお、前述の変形例は、特にメニュー体系が予め固定 されている機器などで特に有用であるが、たとえメニュー体系が更新可能な機器が対 象である場合にも、メニュー体系の更新後、初めて実行経路等を検索した時にその 結果を各項目の構造体に記憶しておくことにより、 2回目の検索時以降は同様の処 理を行うことが出来る。
[0066] なお、上記実施の形態では、各経路の最下層にあるメニュー項目はコマンドを示す 項目としたが、これに限られない。
[0067] (5)上記実施の形態では、各メニュー項目間の繋がりを示す情報として各メニュー 項目に対応する構造体の IDを使用したが、これに限られるものではない。例えば、各 構造体が格納されているアドレスを示す情報等を各メニュー項目間の繋がりを示す 情報として用いても良い。これにより、各構造体力 従属下位階層項目の構造体を直 接参照することができるようになるため、コマンド実行経路の検索処理等を素早く行う ことができる。
[0068] (6)上記実施の形態にお!、て、タグ情報は各階層にお 、て選択候補となる各メ-ュ 一項目の概要を示す情報としたが、これに限られない。例えばタグ情報は、選択候補 となる各メニュー項目そのものを示す情報であってもよい。これにより、ユーザは実際 に選択候補となる各メニュー項目を確認することが出来るので、現在選択されている メニュー項目の従属下位階層の各メニュー項目について、より詳細な情報を得ること が出来る。
[0069] (7)上記実施の形態にお!ヽて、各階層で選択された (セレクト操作が行われた)メ- ユー項目を表示する階層表示画像には選択候補となったメニュー項目が含まれたが 、各階層で選択された 1つのメニュー項目のみを示してもよい。これにより、表示画面 に表示すべき画像の大きさを小さくすることができるので、より効率的に表示画面を 禾 IJ用することがでさる。
[0070] (8)上記実施の形態において、初期メニュー 201に示された各メニュー項目のうち「 検索する」に対してセット操作が行われると、第 1階層の従属下位階層項目である「簡 単検索」、「詳細検索」、「キーワード検索」の 3種類の項目が次に選択されうるメ-ュ 一項目となる。この場合、図 2のメニュー体系図から分力るように、コマンド実行を完 了するまでに必要となる操作数 (階層数)は、「簡単検索」が「4」であり、「詳細検索」 力 S「6」であり、「キーワード検索」が「3」である。したがって、上述のように階層数計算 部 108は、階層数の最大値である「6」を出力する。し力しながら本発明はこれに限ら れるものではなぐ階層数計算部 108は、階層数の最大値だけでなぐ他の階層数に ついても出力してもよい。また、表示部 104には階層数を示すモーション 'バーだけ でなく、従属下位階層に属するメニュー項目名を表示してもよ ヽ。 [0071] 例えば図 13に示すように、初期メニュー 201の各メニュー項目のうち「検索する」に 対してセット操作が行われると、表示画面 200には最大階層数「6」に応じた長さを有 するモーション 'バー 210及び最大階層数「6」に対応するメニュー項目名「詳細検索 」を表示するとともに、階層数の最小値「4」を出力し、表示画面 200には最小階層数 「4」に対応するメニュー項目名「簡単検索」を表示してもよ ヽ。なお、各メニュー項目 名は、それぞれコマンド実行までに入力が必要な階層数に応じた位置に表示される 。図 13の例では、初期メニュー 201により近い位置に表示されたメニュー項目がコマ ンド実行までに必要な操作数の少な 、メニュー項目であることを示して 、る。このよう に、最大階層数に対応する従属下位階層項目を表示するだけでなぐ最大階層数 以外の階層数を出力し、対応する従属下位階層項目を表示するので、コマンド実行 を完了するまでの操作の複雑さを比較することができ、利便性の高 、階層型メニュー 作成装置を提供できる。
[0072] なお、上記実施の形態において、操作の複雑さにはコマンドを実行するまでの操作 数のみを考慮したが、これに限られない。操作の複雑さには、さらにコマンド実行に おける操作数が含まれてもよい。例えば、コマンド実行によりウイザード画面が起動す る場合、力かるウイザード画面における入力項目数 (操作数)が考慮されてもよい。図 14は、コマンド実行を完了するまでの操作数とコマンド実行における操作数とをモー シヨン ·バーを用いて表示させた場合の画面表示例である。図 2のメニュー体系図に 示すように、初期メニューにおいて「検索する」に対してセレクト操作が行われた後、 続いて第 2階層の各メニュー項目のうち「キーワード検索」に対してセレクト操作が行 われると、「キーワード入力ウイザード」が起動する。ここで「キーワード入力ウイザード 」において入力が必要な操作数が「2」である場合、初期メニューにおけるメニュー項 目の選択力もコマンドの実行を完了するまでに必要な操作数は、「キーワード入カウ ィザード」が選択されるまでに必要な操作数 (階層数)「3」に、「キーワード入力ウイザ ード」における入力項目数「2」を加えた合計「5」となる。例えば図 14に示すように、初 期メニューにおいて「検索する」に対してセット操作が行われると、表示画面 200には 最大階層数「6」に応じた長さを有するモーション 'バー 210が表示されるとともに (こ の例では「詳細検索」が最大階層数となる)、最大階層数に対応するもの以外のメ- ユー項目名「簡単検索」及び「キーワード検索」がそれぞれ入力に必要な操作数に応 じた位置に表示される。このとき、入力に必要な操作数にはコマンドを実行するまで の階層数とコマンド実行における入力項目数が含まれるので、表示画面 200には初 期メニュー 201に近い位置力も順に、「簡単検索」(操作数「4」)、「キーワード検索」( 操作数「5」)、「詳細検索」(操作数「6」)の各メニュー項目名が表示される。
[0073] さらに、コマンド実行における操作の複雑さについても同様に、モーション 'バーを 用いて表示されてもよい。この場合、コマンド実行における入力項目数を示すモーシ ヨン'バーの色をコマンド実行までに必要となる操作数を示すモーション 'バーの色と 変えて表示させてもよい。
[0074] (9)上記実施の形態にお!、て、操作の複雑さは入力に必要な操作数を用いて表わ されたが、これに限られない。例えば操作の複雑さは、入力に必要な時間を用いて 表してもよい。かかる場合、モーション 'バーの長さは入力に必要な時間に応じて変 化する。
[0075] なお、上記の実施の形態における階層型メニュー作成装置は、入力に必要な操作 数を画像に変換してユーザに提示した力 これに限られない。例えば、階層型メ-ュ 一作成装置は、音声により操作の複雑さをユーザに提示してもよぐ入力に必要な操 作数が増大するにつれて音量を増大させたり、音色を変化させてもよい。
[0076] (10)上記の実施の形態において、メニュー体系はあら力じめメニュー体系記憶部 1 05に記憶されていた力 これに限られない。例えば、階層型メニュー作成装置とサー バ装置とがインターネットを介して接続されてもよい。かかる場合、サーバ装置に記憶 された新たなメニュー体系が階層型メニュー装置に送信され、メニュー体系記憶部 1 05に記憶されたメニュー体系は新たなメニュー体系に更新される。
[0077] (11)上記の各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、 ROM, RAM,ハードデ イスクユニット、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュー タシステムである。前記 RAMまたはハードディスクユニットには、コンピュータプロダラ ムが記憶されている。前記マイクロプロセッサ力 前記コンピュータプログラムにしたが つて動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプロダラ ムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが 複数個組み合わされて構成されたものである。
[0078] (12)上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、 1個のシステム LSI
(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしてもよい。 システム LSIは、複数の構成部を 1個のチップ上に集積して製造された超多機能 LSI であり、具体的には、マイクロプロセッサ、 ROM、 RAMなどを含んで構成されるコン ピュータシステムである。前記 RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。 前記マイクロプロセッサ力 前記コンピュータプログラムにしたがって動作することによ り、システム LSIは、その機能を達成する。
[0079] (13)上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、各装置に脱着可能 な ICカードまたは単体のモジュール力も構成されて 、るとしてもよ 、。前記 ICカード または前記モジュールは、マイクロプロセッサ、 ROM, RAMなどから構成されるコン ピュータシステムである。前記 ICカードまたは前記モジュールは、上記の超多機能 L SIを含むとしてもよい。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムにしたがって動 作することにより、前記 ICカードまたは前記モジュールは、その機能を達成する。この ICカードまたはこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしてもよ!/、。
[0080] (14)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンビュ ータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプ ログラム力もなるデジタル信号であるとしてもよい。
[0081] また、本発明は、前記コンピュータプログラムまたは前記デジタル信号をコンビユー タ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、 CD— R OM、 MO、 DVD, DVD-ROM, DVD -RAM, BD (Blu— ray Disc)、半導体 メモリなどに記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前 記デジタル信号であるとしてもよ 、。
[0082] また、本発明は、前記コンピュータプログラムまたは前記デジタル信号を、電気通信 回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放 送等を経由して伝送するものとしてもよい。
[0083] また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、 前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは 、前記コンピュータプログラムにしたがって動作するとしてもよい。
[0084] また、前記プログラムまたは前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送する ことにより、または前記プログラムまたは前記デジタル信号を前記ネットワーク等を経 由して移送すること〖こより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしても よい。
[0085] (15)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよ!/、。
産業上の利用可能性
[0086] 以上述べたように、本発明によれば、階層型メニューステムにぉ ヽてメニュー選択を 行う際、ユーザは常に、現在の階層までに行った選択項目の履歴を参照することが できるだけでなぐ現在の選択項目から目的のコマンド実行を完了するまでに必要と なる最大の操作数、すなわち、コマンド実行を完了するまでの操作の複雑性を事前 に視覚的に認識することができる。特に、同一コマンドに対し複数のメニュー選択経 路が存在するような場合、ユーザは相対的な操作の複雑さを認識および比較するこ とで、状況に応じたメニュー選択経路を選択することができると 、う優れた効果を有す るので、 DVDレコーダなどの AV機器や、パーソナルコンピュータ、携帯電話などの 情報処理装置における階層型メニュー作成装置および階層型メニュー作成方法とし て有用である。

Claims

請求の範囲
[1] ユーザ力 操作情報が入力される入力部と、
複数の項目が階層的に関連付けられたメニュー体系を記憶するメニュー体系記憶 部と、
前記入力部に入力された操作情報に基づいて前記メニュー体系記憶部に記憶さ れた複数の項目のうち一つの項目を選択し、前記選択した項目の前記メニュー体系 における階層位置を検知する項目選択部と、
前記メニュー体系記憶部に記憶されたメニュー体系に基づ!/、て、前記項目選択部 により選択された項目から、下位の階層に向けて存在する最下位階層項目に至るま での全ての経路を検索する経路検索部と、
前記経路検索部により検索された各前記経路のうち、前記項目選択部により選択さ れた項目の前記階層位置力 各前記最下位階層までの階層数が最大となる経路を 特定し、前記特定した経路の階層数を出力する階層数計算部と、
前記階層数計算部により出力された階層数を示す階層数表示画像を作成する画 像作成部とを備える、階層型メニュー作成装置。
[2] 前記階層数計算部は、さらに、前記経路検索部により検索された各前記経路のうち 、前記項目選択部により選択された項目の前記階層位置から各前記最下位階層ま での階層数が最小となる経路を特定し、前記特定した経路の階層数を出力する、請 求項 1に記載の階層型メニュー作成装置。
[3] 前記入力部に入力された前記操作情報の履歴を記憶する操作情報履歴記憶部を さらに備え、
前記項目選択部は、前記入力部に入力された操作情報に基づいて前記メニュー 体系記憶部に記憶された複数の項目のうち 1つの項目を選択し、前記メニュー体系と 前記操作情報の履歴とから前記選択した項目の前記メニュー体系における階層位 置を検知する、請求項 1に記載の階層型メニュー作成装置。
[4] 前記画像作成部は、前記階層数計算部により出力された階層数に応じた長さを有 する階層数表示画像を作成する、請求項 1に記載の階層型メニュー作成装置。
[5] 前記画像作成部は、前記階層数計算部により出力された階層数に応じた長さを有 する階層数表示画像を作成するとともに、前記項目選択部により選択された項目及 び前記項目の階層位置の変更に応じて動的に前記階層数表示画像の長さを変化さ せる、請求項 1に記載の階層型メニュー作成装置。
[6] 前記画像作成部は、さらに、前記項目選択部により選択された項目に対して 1階層 下位にある項目を示す下位階層項目表示画像を作成する、請求項 1に記載の階層 型メニュー作成装置。
[7] 前記画像作成部により作成された画像を表示する表示部に接続可能な階層型メ- ユー作成装置であって、
前記画像作成部は、前記階層数計算部により出力された階層数に応じた長さを有 する階層数表示画像及び前記項目選択部により選択された項目に対して 1階層下 位にある項目を示す下位階層項目表示画像を作成し、前記作成した前記階層数表 示画像及び前記下位階層項目表示画像を前記表示部に出力し、
前記階層型メニュー作成装置は、さらに、前記階層数表示画像及び前記下位階層 項目表示画像の前記表示部における座標位置を指定する座標指定部を備える、請 求項 1に記載の階層型メニュー作成装置。
[8] 前記メニュー体系記憶部は、さらに、各階層における複数の項目をそれぞれ予め 定められた項目群に分類し、前記項目群を示す情報をタグ情報として記憶する、請 求項 1に記載の階層型メニュー作成装置。
[9] 前記メニュー体系記憶部は、さらに、各階層における複数の項目をそれぞれ予め 定められた項目群に分類し、前記項目群を示す情報をタグ情報として記憶し、 前記画像作成部は、前記タグ情報を示すタグ情報表示画像を作成する、請求項 1 に記載の階層型メニュー作成装置。
[10] 前記画像生成部により作成された画像を表示する表示部に接続可能な階層型メニ ユー作成装置であって、
前記メニュー体系記憶部は、さらに、各階層における複数の項目をそれぞれ予め 定められた項目群に分類し、前記項目群を示す情報をタグ情報として記憶し、 前記画像作成部は、前記タグ情報を示すタグ情報表示画像を作成し、前記作成し た前記タグ情報表示画像を前記表示部に出力し、 前記階層型メニュー作成装置は、さらに、前記タグ情報表示画像の前記表示部に おける座標位置を指定する座標指定部を備える、請求項 1に記載の階層型メニュー 作成装置。
[11] ユーザ力 操作情報が入力される入力部と、
複数の項目が階層的に関連付けられたメニュー体系を記憶するメニュー体系記憶 部とを有する階層型メニュー装置における階層型メニュー作成方法であって、 前記入力部に入力された操作情報に基づいて前記メニュー体系記憶部に記憶さ れた複数の項目のうち一つの項目を選択し、前記選択した項目の前記メニュー体系 における階層位置を検知する項目選択ステップと、
前記メニュー体系記憶部に記憶されたメニュー体系に基づ!/、て、前記項目選択部 により選択された項目から、下位の階層に向けて存在する最下位階層項目に至るま での全ての経路を検索する経路検索ステップと、
前記検索された各前記経路のうち、前記項目選択部により選択された項目の前記 階層位置力 各前記最下位階層までの階層数が最大となる経路を特定し、前記特 定した経路の階層数を出力する階層数計算ステップと、
前記出力された階層数を示す階層数表示画像を作成する画像作成ステップとを備 える、階層型メニュー作成方法。
[12] ユーザ力 操作情報が入力される入力部と、
複数の項目が階層的に関連付けられたメニュー体系を記憶するメニュー体系記憶 部とを有するコンピュータに、
前記入力部に入力された操作情報に基づいて前記メニュー体系記憶部に記憶さ れた複数の項目のうち一つの項目を選択し、前記選択した項目の前記メニュー体系 における階層位置を検知する項目選択ステップと、
前記メニュー体系記憶部に記憶されたメニュー体系に基づ!/、て、前記項目選択部 により選択された項目から、下位の階層に向けて存在する最下位階層項目に至るま での全ての経路を検索する経路検索ステップと、
前記検索された各前記経路のうち、前記項目選択部により選択された項目の前記 階層位置力 各前記最下位階層までの階層数が最大となる経路を特定し、前記特 定した経路の階層数を出力する階層数計算ステップと、
前記出力された階層数を示す階層数表示画像を作成する画像作成ステップとを実 行させる、階層型メニュー作成プログラム。
[13] ユーザ力 の操作情報の入力を受け付ける入力部を備える階層型メニュー作成装 置に用いられ、複数の項目が階層的に関連付けられたメニュー体系を記憶するメモ リに接続される集積回路であって、
前記入力部に入力された操作情報に基づいて前記メニュー体系記憶部に記憶さ れた複数の項目のうち一つの項目を選択し、前記選択した項目の前記メニュー体系 における階層位置を検知する項目選択部と、
前記メモリに記憶されたメニュー体系に基づ!/、て、前記項目選択部により選択され た項目から、下位の階層に向けて存在する最下位階層項目に至るまでの全ての経 路を検索する経路検索部と、
前記経路検索部により検索された各前記経路のうち、前記項目選択部により選択さ れた項目の前記階層位置力 各前記最下位階層までの階層数が最大となる経路を 特定し、前記特定した経路の階層数を出力する階層数計算部と、
前記階層数計算部により出力された階層数を示す階層数表示画像を作成する画 像作成部とを備える、集積回路。
[14] 複数の項目が階層的に関連付けられたメニュー体系を記憶するメニュー体系記憶 部から前記項目を読み出して表示装置に階層型メニューを表示する方法であって、 選択候補となる項目を含むメニューを表示するステップと、
前記項目カゝら最下位階層項目に至るまでの階層の深さを示す階層表示画像を前 記項目と関連付けて表示するステップとを備える、階層型メニュー表示方法。
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