WO2006100743A1

WO2006100743A1 - 表示機能付情報メディア

Info

Publication number: WO2006100743A1
Application number: PCT/JP2005/005027
Authority: WO
Inventors: Tomohisa Shingai; Masaki Nose
Original assignee: Fujitsu Limited
Priority date: 2005-03-18
Filing date: 2005-03-18
Publication date: 2006-09-28
Also published as: CN101142587A; EP1862942A1; US20080061152A1; EP1862942A4; JPWO2006100743A1

Abstract

　表示機能付情報メディア用表示ドライバチップをどの情報メディア用チップにも適用可能にするため、表示機能付情報メディアが、リーダライタ装置と非接触で情報の送受信を行う第１の通信手段と第１の通信手段と同一の通信インターフェースを有し、第１の通信手段とは独立にリーダライタからの情報を受信する第２の通信手段とリーダライタから第２の通信手段により受信した情報を表示する表示手段を備えるようにしたので、既存のＩＣカードチップ等の情報メディア用チップを改造することなしにメモリ表示パネルが搭載可能となり、どの情報メディア用チップに対しても、同一の表示ドライバチップを用いることが可能となる。

Description

明細書

表示機能付情報メディア

技術分野

[0001] 本発明は、リーダ Zライタ装置と非接触で情報の送受信を行う、非接触型 ICカード、 RFIDタグ等の情報メディアに関し、特に、表示部を有し、非接触でリーダ/ライタとデータの送受信を行う情報メディアに関する。

背景技術

[0002] 非接触でデータ Zライタ装置とデータの授受を行う情報メディアは近年急激に普及してきて!/、る。このような非接触でリーダ Zライタ装置とデータの送受信を行う情報メディア、例えば非接触型 ICカードは、その記録内容の書き換えを非接触で行うため、プリペイドカード残高やポイントなどの情報を、リーダ Zライタ装置により印刷して表示することができな力つた。これを解決するものとして、図 1に記載されたような、電源を切っても元の表示状態を保持可能なメモリ性表示パネル 30 (たとえばコレステリック相を形成する液晶を用いた選択反射型のコレステリック液晶表示パネル)をカード上に搭載した非接触型 ICカード 10が提案されている。この非接触型 ICカード 10においては、非接触型 ICカードチップ力も信号線，および電源線を引き出し、コレステリック液晶表示パネル 30の表示ドライバチップに接続することで，残高やポイントなどの情報を表示可能としている。

[0003] 図 2には、表示機能なしの一般的な非接触型 ICカード 20の構造が示されている。

非接触型 ICカード 20は、例えばフィルム基板 22上に ICカードチップ 24が搭載され、その周りにループアンテナ 26がフィルム基板 22上で複数回卷回され、巻き終わりの部分はスルーホール 29を介して ICカードチップ 24に接続されており、表裏全体を PETカバー 28で覆った構造を持って、る。

[0004] 非接触型 ICカード 20は、カードに内蔵されたループアンテナ 26を介して，リーダライタに接続されたコンピュータと通信する。ループアンテナ 26以外には，信号線を一切必要としな、のが特徴である。

[0005] したがって，メモリ性表示パネルを非接触型 ICカードに搭載する場合、図 3、 4に示すように非接触型 ICカードチップ 34の改造 (信号線，電源線引き出し）が必要であつた。

[0006] 以下、図 3, 4を参照して、従来の、メモリ性表示パネル 30を搭載した非接触型 IC力ード 10について説明する。

図 3、 4には図示することを省略したが、図 1のメモリ性表示パネル 30は、表示素子 32と LCDドライバ 31から構成される。 LCDドライバ 31は、表示素子 32のセグメントを駆動するセグメントドライバ 313、表示素子のコモン電極を駆動するコモンドライバ 31 4、 ICカードチップ 34から与えられるタイミングにより信号を変換して、セグメントドライノ 313とコモンドライバ 314を制御するインターフェース 312、及び ICカードチップから与えられる電源に基づいてセグメントドライバ 313とコモンドライバ 314に駆動電源を供給する表示部電源 311を含む。

[0007] ICカードチップ 34はループアンテナ 36を介して得た表示データと電力をインターフェース 312を介してメモリ性表示パネル 30に供給するために、信号線と電源線引出の改造を行う必要がある。

[0008] 例えば、住民基本台帳用カードに用いられている TYPE-Bカードの場合、 ICカードチップは 32ビット CPU搭載の大規模 LSIであり，その改造に莫大な費用がかかる。このように改造に莫大な費用の力かることが表示付 ICカードの普及を妨げる最大要因となっていた。また、 ICカードチップの電源電圧'信号レベルの組み合わせが複数あるため、複数種類の表示ドライバチップが必要であった。

[0009] 上記と同様の構成を持つものとして、下記特許文献 1には、 RFIDタグ等の非接触で電力の供給を受け、デジタル情報の送受信を行う非接触型通信手段と表示部を搭載した電子メディアが記載されている。この電子メディアにおいても、表示部は前記非接触型通信手段により駆動されている。

[0010] また、上記以外の非接触型 ICカードにおいてメモリ性の表示を行う方法として、下記特許文献 2、 3に記載されたものがある。

特許文献 2に記載されたものは、従来からの非接触型通信手段とは別に情報光投射を受ける手段を設けて表示部を駆動するようにしたものである。特許文献 2に記載された方法では、確かに非接触型通信手段の改造は必要ないとしても、リーダ Zライタ側の改造が必要である。

[0011] 特許文献 3に記載されてものは、従来型の非接触通信手段との通信に使われる外部電磁波により発熱する発熱部の発熱により表示を行うものである。したがって、表示内容には甚だしい制限が加えられる。また、外部電磁波で発熱をするのであるから

、正規のリーダ Zライタ以外の装置の発する電磁波によっても表示が行われる可能性もある。

[0012] 特許文献 1：特開 2004-102840号公報

特許文献 2 :特開 2004-127279号公報

特許文献 3：特開平 7 - 68978号公報

発明の開示

[0013] 本発明が解決しょうとする課題は、非接触でリーダライタと情報の授受を行う情報メディア用の表示モジュールのオープン化（どの情報メディア用チップにも適用可能にする）である。

[0014] このため、本発明の表示機能付情報メディアは、リーダライタ装置と非接触で情報の送受信を行う第 1の通信手段と前記第 1の通信手段と同一の通信インターフェースを有し、前記第 1の通信手段とは独立に前記リーダライタからの情報を受信する第 2 の通信手段と前記リーダライタから前記第 2の通信手段を介して受信した情報を表示する表示手段を有する。

[0015] したがって、本発明によれば、既存の ICカードチップ等の情報メディア用チップを改造することなしに，メモリ表示パネルが搭載可能となる。また、情報メディア用チップに対しても，同一の表示制御チップを用いることが可能となる。

図面の簡単な説明

[0016] [図 1]従来の表示機能付非接触型 ICカードの外観を示す図である。

[図 2]表示機能なしの一般的な非接触型 ICカードの構造を示す図である。

[図 3]従来の表示機能付非接触型 ICカードの構造を示す図である。

[図 4]従来の表示機能付非接触型 ICカードのブロック図である。

[図 5]本発明による表示機能付非接触型 ICカードのブロック図である。

[図 6]本発明による表示機能付非接触型 ICカードの構造を示す図である。 [図 7]RFIDチップと表示制御チップとでアンテナを共用する表示機能付非接触型 IC カードのブロック図である。

[図 8]非接触型 ICカードに表示モジュールを貼付して表示機能付非接触型 ICカードとする本発明の実施例を説明する図である。

[図 9]手順に応じた本発明の表示機能付非接触型 ICカードと RFIDリーダライタの通信可能な対応関係を説明する図である。

[図 10]各手順による表示機能付非接触型 ICカードと RFIDリーダライタの処理シーケンスを示す図である。

発明を実施するための最良の形態

[0017] 以下、非接触型の情報メディアとして、 RFIDチップを ICカードチップとして搭載した非接触型 ICカードを例にあげて、本発明の実施例を説明する。

まず、本発明の原理とその第 1の実施例を図 5、図 6及び図 7を参照して説明する。

[0018] 図 5に示すように、本発明の表示制御チップ 41は、図 4に示されている従来例の L CDドライバ 31とは異なり、アンテナ 416が接続された ICカードインターフェース 412 を備えており、 ICカードチップ 44と同一の通信インターフェースで ICカードリーダライタと非接触で信号の授受を行うことが可能である。したがって、表示データを ICカードリーダライタ力直接受信することができるので、 ICカードチップの改造は不要であり、図 5に記載された ICカードチップ 44は図 2に記載された ICカードチップ 24と同一のものを用いることができる。また、表示制御チップ 41とともに表示モジュール 40を構成する表示素子 42、表示制御チップ 41の表示部電源 411、セグメントドライバ 413 及びコモンドライバ 414もそれぞれ図 4に記載された従来例の表示部電源 311、セグメントドライバ 313及びコモンドライバ 314と同様なものとすることができる。表示制御チップ用のアンテナについては、図 5に示されているアンテナ 416のように、表示制御チップ 51に内蔵することができる。アンテナをオンチップとして内蔵することにより、製造コストを安くすることができる。なお、 ICカードインターフェース 412には、図示されてはいないがロジック電源回路（図 4に示す 5Vに相当。）が含まれており、表示制御チップ 41の各部に供給され、これに基づいて、表示部電源 411は、表示素子 42 の駆動電源を生成する。 [0019] 図 6に示されている表示機能付非接触型 ICカード 50は、第 1の実施例のアンテナに関する変形例であり、この変形例においては、表示制御チップ 51のアンテナ 56は、表示制御チップ 51に内蔵するのではなぐ表示制御チップ 51外の表示モジュール 55の部分に配置されている。アンテナ 56が表示制御チップ外となるので、表示制御チップの設計の自由度を増やすことができる。

[0020] また、図 7に示されているのは、第 1の実施例のアンテナに関する別の変形例である表示機能付非接触型 ICカード 60である。 ICカードチップ 44用と表示制御チップ 6 1用のアンテナとして、アンテナ 66が共用されている。アンテナを共用とすることで、製造コストを下げることができる。

[0021] ICカードチップ 44用のアンテナ 46、 66については、既存の非接触型 ICカードに本発明の表示モジュールが搭載されるのであるから、共振周波数が変化し、一般には、その影響を考慮して再設計を行うことが必要である。

[0022] しかし、既存の非接触型 ICカードの共振周波数の製造誤差は 5%程度までは許容されて、ることから、表示モジュールを搭載したときの共振周波数の変動をこの範囲以内に納めることができれば、 ICカードチップに加えて、 ICカードチップ用アンテナにつ、ても改造の必要がなくなる。

[0023] そこで、既存の ICカードチップ用アンテナについて改造の必要がない本発明の第 2の実施例について以下説明する。

まず、本発明の表示モジュールを既存の非接触型 ICカードに搭載した場合の共振周波数の変動を 5%以内とするための表示モジュールに要求される条件について、説明する。

[0024] 表示モジュール搭載時の共振周波数変動は、電磁気学的解析によれば、 ICカードチップ用アンテナの負荷電流に対する表示モジュール用のアンテナの負荷電流の割合で決まる。そして、既存の非接触型 ICカードの共振周波数を 13. 56MHz,表示モジュール搭載時には 5%以内の変動であるその 95%とすると、表示モジュール用の負荷電流は、 ICカードチップ用アンテナの負荷電流の 5. 4%以下、電力に換算すると 10. 8%以下とすればよいことがわかる。

[0025] 典型的な RFIDチップの消費電力は 5mWであるから、表示モジュールの消費電力の上限は 0. 54mWとなる力これは、充分実現可能な値である。

したがって、表示モジュールの消費電力の上限を制限することにより、図 5— 7に示されたようないずれのアンテナの配置においても、 RFIDチップのためのアンテナの改造を不要とする、本発明の第 2の実施例を実現することができる。また、本発明の第 2の実施例の構成は、表示モジュールの消費電力に対する制限を除いては、図 5 一図 7に記載されたいずれのものも採用可能であることは明らかである。

[0026] 次に、既存の非接触型 ICカード自体の改造を必要としない第 3の実施例について説明する。

本発明によれば、既存の ICカードチップと表示制御チップの間を信号線や電源線で接続する必要がな、ことから、表示素子及び表示制御チップとアンテナ力なる表示モジュールを非接触型 ICカードに密着した状態で保持させることにより、既存の非接触型 ICカードの改造を行うことなく表示機能付非接触型 ICカードを実現することができる。

[0027] 非接触型 ICカードが表示モジュールを保持する機構は、例えば図 8に示すように表示モジュール 80の裏面に粘着部 81を設けて非接触型 ICカード 70に貼付することで実現できる。この場合、非接触型 ICカード 70には、図 8に示すように、表示モジュールを貼付可能なエリア 79を表示することが望ましい。また、安定した動作のためには、表示モジュール 80を非接触型 ICカード 70に密着させた状態での全体の共振周波数力非接触型 ICカード 70単独の共振周波数の 95%以上であることが望ましい。

[0028] 最後に、本発明による表示機能付非接触型 ICカードと RFIDリーダライタの通信手順について説明する。

RFIDチップを搭載した既存の非接触型 ICカードと RFリーダライタとの間の通信手順には標準規格が定められており、その中に、 ICカードの認証を行い、複数の IC力ード間の衝突を防止し、一度に複数の ICカードを取り扱うことを可能にするアンチコリジョン手順が定義されて、る。

[0029] したがって、次のようにリーダライタと非接触型 ICカードは信号授受を実行することができる。まず、上記アンチコリジョン手順によりリーダライタはポーリングでメインの R FIDチップを識別して検出し，通常通り通信する。次に，リーダライタはポーリングで表示制御チップを検出し，表示すべきデータを送信する。表示制御チップは，表示すべきデータを受信し，メモリ性表示パネルに表示する。

[0030] しかし、アンチコリジョン手順の実行には時間が力かることから、単に表示データを送信するだけの表示制御チップとの通信には、アンチコリジョン手順に替えて認証無しのライト手順を用いることもできる。

[0031] 図 9は、各手順対応の RFIDリーダライタと表示機能付非接触型 ICカードの相互に通信可能な関係を示す図である。本発明に係る RFIDリーダライタによる処理は、既存の機能に関するファームウェア（基本 FW)による処理と、各手順に応じたユーザァプリケーシヨンプログラム（UP— A、 UP— B, UP— C)による処理で構成される。 RFID リーダライタと表示機能付非接触型 ICカードは、ともにアンチコリジョン手順と認証無しライト手順の双方に対応可能とすることができる。

[0032] したがって、 RFIDリーダライタと表示機能付非接触型 ICカードはそれぞれ 3種類あり、相互に通信可能な組み合わせは、図 9に示すとおりである。アンチコリジョン手順の表示機能付非接触型 ICカード 200は、アンチコリジョン手順の RFIDリーダライタ 1 00及び両手順対応の RFIDリ一ダライタ 120と、認証なしライト手順の表示機能付非接触型 ICカード 210は認証なしライト手順の RFIDリーダライタ 110及び両手順対応の RFIDリ一ダライタ 120と通信可能であり、両手順に対応した表示機能付非接触型 ICカード 220は 3つの RFIDリーダライタ 100, 110および 120と通信可能である。

[0033] 図 10は、各手順による処理シーケンスを示す図である。

まず、 RFIDリーダライタがアンチコリジョン手順対応で表示機能付非接触型 ICカードがアンチコリジョン手順対応の場合を説明する。

[0034] RFIDリーダライタのポーリングに応じて、 RFIDチップと表示制御チップがそれぞれ応答を返す。 RFIDリーダライタはこれらの複数の応答に対してアンチコリジョン手順を適用して一つの相手、この場合は RFIDチップを選択して RFIDチップの認証を行う。認証が終了したらアプリケーションに応じた通常の通信を行い、その後、再度ポ一リングを行い、表示制御チップの応答に応じて表示制御チップの認証を行う。認証が成功したら認証時に得られた表示制御チップのデバイス IDを用いて表示制御チップへ表示データの書込を行う。表示制御チップは表示データを表示素子に表示する [0035] 次に、 RFIDリーダライタが認証無しライト手順対応で表示機能付非接触型 ICカードが認証無しライト手順対応の場合を説明する。

この場合、 RFIDリーダライタのポーリングに応答するのは RFIDチップだけであり、認証手順の後、通常の通信が RFIDチップとの間で行われる。その通信の終了後、 R FIDリーダライタは、 RFIDチップに表示制御チップのデバイス IDを要求する。 RFID チップは表示制御チップのデバイス IDを保持しており、それを RFIDリーダライタに送信する。 RFIDリーダライタは、書込データにそのデバイス IDを付けて表示制御チップに送信する。なお、表示制御チップのデバイス IDは、表示制御チップのデバイス I Dと対応する RFIDチップのデバイス IDとを特定の関係のものとすることにより、 RFI Dチップの認証時に得られる RFIDチップのデバイス ID力も算出することもできる。

[0036] 次に、 RFIDリーダライタがアンチコリジョン手順のカードと認証無しライト手順の力ードの両方に対応している場合について説明する。アンチコリジョン手順のカードに対しては、ポーリングに対して表示制御チップが応答することから、上述のアンチコリジョン手順同士の処理シーケンスと同じである。認証無しライト手順のカードに対しては、表示制御チップからの応答がな!、ことから認証無しライト手順のカードであることを認識し、以下、認証無しライト手順に従って表示データの書込を行う。

[0037] 次に、表示機能付非接触型 ICカードがアンチコリジョン手順の RFIDリーダライタと認証無しライト手順の表示機能付非接触型 ICカードの両方に対応している場合について説明する。 RFIDリーダライタがアンチコリジョン手順のカード、またはアンチコリジョン手順のカードと認証無しライト手順のカードの両方に対応している場合には、ポ一リングに対して表示制御チップが応答することから、前述のアンチコリジョン手順同士の処理シーケンスと同じである。 RFIDリーダライタが認証無しライト手順のカードに対応している場合には、表示制御チップに対するポーリングは行われず，認証無しライト手順に従って処理が進行する。

[0038] 以上、情報メディアとして、非接触型 ICカードを例にあげて本発明を説明したが、本発明の情報メディアの形状がカードに限られるものではないことは明らかである。また、以上説明したところから明らかなように、本発明の特徴によれば、 ICカードチップのような既存の情報メディアのコア部分の改造なしに、表示機能を付加することができる。また、本発明の別の特徴によれば、既存の情報メディアのアンテナの改造も不要〖こすることができる。さらに本発明の別の特徴によれば、既存の情報メディア自体を改造することなぐ表示機能を付加することができる。

さらに、リーダライタ力表示モジュールに送信する表示データは、リーダライタが処理をした結果の例えば残高データ等に限らず、情報メディア側で処理したデータを表示データとしてリーダライタを介して表示モジュールに送信し、表示することもできる。

Claims

請求の範囲

[1] リーダライタ装置と非接触で情報の送受信を行う第 1の通信手段と前記第 1の通信手段と同一の通信インターフェースを有し、前記第 1の通信手段とは独立に前記リーダライタからの情報を非接触で受信する第 2の通信手段と前記リーダライタ力前記第 2の通信手段を介して受信した情報を表示する表示手段を有することを特徴とする表示機能付情報メディア。

[2] RFIDチップを備えた情報メディアにおいて、メモリ表示素子と表示制御チップからなる表示モジュールを備え、前記表示モジュールは、前記 RFIDチップと同一の通信インターフェースによる RFIDリーダライタとの信号授受機能を有することを特徴とする情報メディア。

[3] 前記表示制御チップは電源回路を内蔵することを特徴とする請求項 2に記載の情報メディア。

[4] 前記 RFIDチップと前記表示制御チップは、アンテナを共用することを特徴とする請求項 2に記載の情報メディア。

[5] 前記 RFIDチップと前記表示制御チップは、それぞれ専用アンテナを有することを特徴とする請求項 2に記載の情報メディア。

[6] 前記表示制御チップの専用アンテナは、前記表示制御モジュールに内蔵されることを特徴とする請求項 5に記載の情報メディア。

[7] 前記表示制御チップの専用アンテナは、前記表示制御チップに内蔵されることを特徴とする請求項 6に記載の情報メディア。

[8] RFIDチップと前記 RFIDチップ用アンテナを備え、前記 RFIDチップ用アンテナを介して RFIDリーダライタと非接触で信号の授受を行う情報メディアにお、て、メモリ表示素子と表示制御チップ力なる表示モジュールを備え、前記表示モジュールは、表示モジュール用アンテナを介して前記 RFIDチップと同一の通信インターフエ一スで RFIDリーダライタと非接触で信号の授受を行う機能を有し、前記 RFIDチップ、前記 RFIDチップ用のアンテナ、前記表示モジュール及び前記表示モジュール用ァンテナカもなる系の共振周波数を、前記 RFIDチップと前記 RFIDチップ用アンテナカゝらなる系が前記 RFIDリーダライタと通信する場合に許容される共振周波数の製造誤差の範囲内としたことを特徴とする情報メディア。

[9] 前記 RFIDチップ用アンテナと前記表示モジュール用アンテナは、それぞれ前記 R FIDチップと前記表示モジュールの専用アンテナであることを特徴とする請求項 8に記載の情報メディア。

[10] 前記 RFIDチップ用アンテナと前記表示モジュール用アンテナは、前記 RFIDチップと前記表示モジュールとの単一の共用アンテナであることを特徴とする請求項 8に記載の情報メディア。

[11] RFIDチップを備えた情報メディアにおいて、メモリ表示素子と表示制御チップからなり、前記 RFIDチップと同一の通信インターフェースによる RFIDリーダライタとの信号授受機能を有する表示モジュールを密着した状態で保持したことを特徴とする情報メディア。

[12] 前記表示モジュールのアンテナは、前記表示制御チップに内蔵されることを特徴とする請求項 11に記載の情報メディア。

[13] 前記表示モジュールを密着させた状態での全体としての共振周波数が、情報メディァ単独の共振周波数の 95%以上であることを特徴とする請求項 11に記載の情報メディア。

[14] 前記表示モジュールの片面に粘着部を有することを特徴とする請求項 11に記載の情報メディア。

[15] 表面に前記表示モジュールを保持可能なエリアを表示したことを特徴とする請求項

11に記載の情報メディア。

[16] 前記表示制御チップは前記 RFIDリーダライタとの間の信号送受信機能及び認証機能を有し、表示制御チップと RFIDチップの識別にはアンチコリジョン手順が用いられることを特徴とする請求項 2又は請求項 11に記載の情報メディア。

[17] 前記表示制御チップは前記 RFIDリーダライタ力の信号受信機能を有し、表示制御チップへのデータ送信には認証無しライト手順が用いられることを特徴とする請求項 2又は請求項 11に記載の情報メディア。

[18] 前記表示制御チップのデバイス IDが前記 RFIDチップに格納されて、ることを特徴とする請求項 17に記載の情報メディア。

[19] 前記表示制御チップのデバイス ID力前記 RFIDのデバイス IDと特定の関係にあることを特徴とする請求項 17に記載の情報メディア。

[20] アンチコリジョン手順を用いる RFIDリーダライタとはアンチコリジョン手順で、認証無しライト手順を用いる RFIDリーダライタとは認証無しライト手順で通信を行うことを特徴とする請求項 2又は請求項 11に記載の情報メディア。

[21] メモリ表示素子と表示制御チップとを備え、 RFIDチップと同一の通信インターフエースで RFIDリーダライタとの信号授受機能を有する表示モジュール。

[22] RFIDチップを備えた情報メディアと密着させた状態での全体としての共振周波数力前記情報メディア単独の共振周波数の 95%以上であることを特徴とする請求項

21に記載の表示モジュール。

[23] 前記メモリ表示素子の表示面と反対側の面に粘着部を有することを特徴とする請求項 21に記載の表示モジュール。

[24] RFIDチップと、メモリ表示素子と表示制御チップ力なる表示モジュールを備え、前記表示制御チップは前記 RFIDチップと同一の通信インターフェースを有し、かつ認証機能を有する情報メディアとの間で信号の授受を行う RFIDリーダライタにおいて、前記 RFIDチップと表示制御チップの識別にアンチコリジョン手順を用いることを特徴とする RFIDリーダライタ。

[25] RFIDチップと、メモリ表示素子と表示制御チップ力なる表示モジュールを備え、前記表示制御チップは前記 RFIDチップと同一の通信インターフェースを有する情報メディアとの間で信号の授受を行う RFIDリーダライタにぉ、て、前記表示制御チップへのデータ送信には認証無しライト手順を用いることを特徴とする RFIDリーダライタ。

[26] 前記表示制御チップのデバイス IDの取得を前記 RFIDチップに要求し、前記データ送信時に使用することを特徴とする請求項 25に記載の RFIDリーダライタ。

[27] 前記表示制御チップのデバイス IDを、前記 RFIDチップの認証時に得られる前記 R FIDチップのデバイス IDカゝら算出し、前記データ送信時に使用することを特徴とする請求項 25記載の RFIDリーダライタ。

[28] RFIDチップと、メモリ表示素子と表示制御チップ力なる表示モジュールを備え、前記表示制御チップは前記 RFIDチップと同一の通信インターフェースを有する情報メディアとの間で信号の授受を行う RFIDリーダライタにぉレ、て、前記表示制御チップが認証機能を有する場合はアンチコリジョン手順を用い、前記表示制御チップが認証機能を持たなヽ場合は、前記表示制御チップへのデータ送信には認証無しライト手順を用いることを特徴とする RFIDリーダライタ。