映像データ記録方法、 映像データ記録装置、 映像データ記録再生装置、
及び映像データ記録媒体 技術分野
この発明は、 ハードディスク ZDVD コンボ型ビデオレコーダ、 DVD ビデオレコ —ダ、 DVD ス トリームレコーダ、 ハ明ードディスクビデオレコーダなど記録装置に おけるデジタル放送データ、 アナログ放送データ、 インターネットデータなど映 像データの記録再生方法、 装置、 および記録書媒体に関する。 背景技術
従来、 DVD (Digital Versati le Disc) におけるビデオ記録フォーマツ トとし ては、 DVD— VR (Digital Versatile Disc-Video Recording) フォーマツトカ規格 化されている。
DVD-VR は、 アナログビデオをディジタル化し、 MPEG (Moving Picture Expert s Group) -2 ェンコ一ドして記録することを主たる目的としたフォーマツトであ り、 商品として世界中に広まりつつある。
—方、 最近では次世代に向け、 青色レーザーダイオードにより大容量記録可能 な HD (High Definition) DVDが研究されており、 HDTV (High Definition Telev ision) ビデオ記録フォーマツトとして HD DVD-HDVR フォーマツトが規格化され つつある。
特開 2 0 0 3— 9 1 9 3 6号公報 (文献 1 ) には、 記録媒体としての蓄積デバ イスに、 特殊再生情報として、 M P E G 2データ中の各 I (Intra) ピクチャの 前記蓄積デバイスにおける格納位置 (蓄積デバイスにおける格納開始位置ァドレ ス及び格納終了位置アドレス) を格納することが開示されている ( [ 0 0 1 2 ] 段落参照) 。
発明の開示
発明が解決しようとする課題:
しかしながら、 DVD- VR フォーマットでは、 記録再生したデータを一部再生、 または一部伝送しようとすると、 以下のような問題点がある。
即ち、 記録ス トリームのうち、 コアピクチャー、 即ち I ピクチャーのみ抜き出 して連続して再生する、 または Iピクチャーのみ抜き出して静止画データとして 他の機器にデータ伝送しょうとすると、 前記 Iピクチャーの終了点が即座には分 からない。 そこで、 ス トリームをデコードし、 解析することにより、 初めて Iピ クチャ一のみ抜き出すことができるようになるが、 これでは、 一部再生 (Iピク チヤ一再生) 或いは一部伝送 (Iピクチャー伝送) の、 高速化、 複数チャンネル 同時動作、 別機能実現との同時動作、 低消費電力化が非常に困難となる。
特許文献 1は、 Iピクチャの位置として、 記録媒体のアドレスを格納しており、 実際の映像データにおける Iピクチャの位置を記録媒体に記録するものではない。 従って、 前記記録媒体とは異なった別の記録媒体にデータをダビングすると、 ァ ドレスが変わるため、 ア ドレス再計算が必要になり、 高速ダビングが不可能であ る。
本発明の目的は、 記録媒体に記録された複数のピクチャーの集合体から、 容易 に少なくとも一つのピクチャーを抽出することができ、 しかも、 他の記録媒体へ のデータの高速ダビングを可能とした記録方法を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、 デジタル放送において、 記録媒体に記録された映 像ス トリームから容易にコアピクチャーのみを抽出することができ、 しかも、 他 の記録媒体へのデータの高速ダビングを可能とした映像データ記録方法を提供す ることにある。
本発明の別の目的は、 上述の映像データ記録方法を実行する映像データ記録装 置を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、 上述の映像データ記録方法を実行し、 かつ、 記録デ ータを再生する映像データ記録再生装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、 上述の映像データ記録方法で記録された映像データ記録
媒体を提供することにある。
課題を解決するための手段:
本発明によれば、
複数のピクチャ一の集合体を備える映像データを記録データとして記録するス テツプと、
前記集合体に出現する少なくとも 1つのピクチャーの前記映像データにおける 開始点または終了点が存在する位置を記録するステップとを含むことを特徴とす る記録方法が得られる。
また本発明によれば、
映像データから、 1以上の GOP (Group Of Pictures) ごとにストリームォブジ ェクトユニット (S0BU) を構成するステップと、
前記ストリームオブジェク トュニットを記録データとして記録するステップと、 各ストリームォブジェク トュニットに出現するコアピクチャーの開始点または 終了点が存在する位置を記録するステップとを含むことを特徴とする映像データ 記録方法が得られる。
更に本発明によれば、
映像データから、 1以上の GOP (Group Of Pictures) ごとにス トリームォブジ ェク トユニット (S0BU) を構成するステップと、
前記ストリームォブジェク トュニットを第 1のファイルに記録データとして記 録するステップと、
各ストリームオブジェク トュニッ卜に出現するコアピクチャーの開始点または 終了点が存在する位置を第 2のフアイルに記録するステップとを含むことを特徴 とする映像データ記録方法が得られる。
また本発明によれば、
映像データから、 1以上の GOP (Group Of Pictures) ごとにス トリームォブジ ェク トユニット (S0BU) を構成するステップと、
前記ストリームオブジェク トュニットを記録データとして記録するステップと、 各ストリームォブジェク トュニットに最初に出現するコアピクチャーの開始点
または終了点が存在する位置を記録するステップとを含むことを特徴とする映像 データ記録方法が得られる。
更に本発明によれば、
映像データから、 1以上の GOP (Group Of Pictures) ごとにストリームォブジ ェク トユニット (S0BU) を構成するステップと、
前記ストリームォブジェク トュ-ットを第 1のファイルに記録データとして記 録するステップと、
各ストリームォブジェク トュニットに最初に出現するコアピクチャーの開始点 または終了点が存在する位置を第 2のファイルに記録するステップとを含むこと を特徴とする映像データ記録方法が得られる。
また本発明によれば、 上記映像データ記録方法のいずれかを実行する映像デ一 タ記録装置が得られる。
更に本発明によれば、 上記映像データ記録方法のいずれかを実行し、 かつ、 前 記記録データを再生することを特徴とする映像データ記録再生装置が得られる。 また本発明によれば、 上記映像データ記録方法のいずれかで、 前記ストリーム オブジェク トュニットが記録され、 かつ、 前記コアピクチャーの開始点または終 了点が存在する各ストリームオブジェク トュニットにおける位置が記録されたこ とを特徴とする映像データ記録媒体が得られる。
更に本発明によれば、
コンピュータに所定の処理を実行させるためのプログラムであって、 前記所定の処理は、
複数のピクチャーの集合体を備える映像データを記録データとして記録するス テツプと、
前記集合体に出現する少なくとも 1つのピクチャーの前記映像データにおける 開始点または終了点が存在する位置を記録するステップとを含むことを特徴とす る記録用プログラムが得られる。
また本発明によれば、
コンピュータに所定の処理を実行させるためのプログラムであって、
前記所定の処理は、
映像データから、 1または複数の GOP (Group Of Pictures) ごとにストリー ムオブジェク トユニット (S0BU) を構成するステップと、
前記ストリームォブジェク トュニットを記録データとして記録するステップと、 各ストリームオブジェク トュニットに出現するコアピクチャーの開始点または 終了点が存在する位置を記録するステップとを含むことを特徴とする映像データ 記録用プログラムが得られる。
また本発明によれば、
コンピュータに所定の処理を実行させるためのプログラムであって、
前記所定の処理は、
映像データから、 1または複数の GOP (Group Of Pictures) ごとにストリー ムオブジェクトユニット (S0BU) を構成するステップと、
前記ストリームォブジェク トュニットを第 1のファイルに記録データとして記 録するステップと、
各ストリームォブジェク トュニッ卜に出現するコアピクチャーの開始点または 終了点が存在する位置を第 2のファイルに記録するステップとを含むことを特徴 とする映像データ記録用プログラムが得られる。
更に本発明によれば、
コンピュータに所定の処理を実行させるためのプログラムであって、
前記所定の処理は、
映像データから、 1または複数の GOP (Group Of Pictures) ごとにストリー ムオブジェク トユニット (S0BU) を構成するステップと、
前記ストリ一ムォブジェク トュニットを記録データとして記録するステップと、 各ストリームオブジェク トュニットに最初に出現するコアピクチャーの開始点 または終了点が存在する位置を記録するステップとを含むことを特徴とする映像 データ記録用プログラムが得られる。
また本発明によれば、
コンピュータに所定の処理を実行させるためのプログラムであって、
前記所定の処理は、
映像データから、 1または複数の GOP (Group Of Pictures) ごとにストリー ムオブジェク トユニット (S0BU) を構成するステップと、
前記ス トリームオブジェク トュニットを第 1のファイルに記録データとして記 録するステップと、
各ストリームォブジェク トュ-ットに最初に出現するコアピクチャーの開始点 または終了点が存在する位置を第 2のファイルに記録するステップとを含むこと を特徴とする映像データ記録用プログラムが得られる。
発明の効果:
本発明に従えば、 記録媒体に記録された複数のピクチャーの集合体から、 容易 に少なくとも一つのピクチャーを抽出することができ、 しかも、 他の記録媒体へ のデータの高速ダビングを可能とした記録方法及び記録用プログラムが得られる。 というのは、 集合体に出現する少なくとも 1つのピクチャーの映像データにおけ る開始点または終了点が存在する位置が記録されているからである。
更に、 本発明による映像データ記録方法及び本発明による映像データ記録用プ ログラムでは、 デジタル放送において、 記録媒体に記録された映像ストリームか ら容易にコアピクチャーのみを抽出することができる。 本発明による映像データ 記録方法及び本発明による映像データ記録用プログラムでは、 しかも、 Iピクチ ャの位置として、 記録媒体のアドレスを格納するものではなく、 実際の映像デー タにおける I ピクチャの位置を記録媒体に記録するものである。 従って、 前記記 録媒体とは異なった別の記録媒体にデータをダビングしても、 ァドレス再計算が 不要であり、 高速ダビングが可能である。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明の第 1の実施例による映像データ記録方法を説明するための図 である。
図 2は、 図 1の映像データ記録方法を説明するための図である。
図 3は、 本発明の第 2の実施例による映像データ記録方法を説明するための図
である。
図 4は、 DVD-VR フォーマットに本発明を適用することにより、 デジタル放送 を記録する映像デ一タ記録再生装置のブロック図である。
図 5は、 図 4におけるパーシャル TSを説明するための図である。
図 6は、 図 4において用いるタイムマップの例である。 発明を実施するための最良の形態:
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
[第 1の実施例]
図 1を参照して、 本発明の第 1の実施例による映像データ記録方法を説明する。 第 1の実施例による映像データ記録方法は、 映像データ 1 0 1から、 少なくと も一つの GOP (Group Of Pictures) ごとに、 SOBU (ストリ一ムォブジェクトュ ニット) を構成する第 1のステップを含む。 図 1において、 映像データ 1 0 1は、 Iで れる I ピクテヤー ntra picture 或レヽは intra coded picture) と、 Bで; れる Bピクテャ一 (bidirectional ly predictive coded picture) と、 Pで示されるで Pピクチャー (predictive picture或レヽは predictive coded pi cture) とを含んでいる。 映像データ 1 0 1において、 1 G0P は、 1個の Iピク チヤ一と 4個の Pピクチャーと 1 0個の Bピクチャーとからなる。 図 1に図示の 例では、 前記第 1のステップでは、 映像データ 1 0 1から、 1 G0P ( = 1 5ピク チヤ一) ごとに S0BU (ストリームオブジェク トユニッ ト) を構成している。
更に、 第 1の実施例による映像データ記録方法は、 S0BU を、 ディスク 1 1 2 の第 1のファイル 1 1に、 記録データとして記録し、 かつ、 各 S0BU に出現する コアピクチャー (すなわち、 Iピクチャー) の開始点または終了点が存在する各 S0BU における位置を、 ディスク 1 1 2の第 2のファイル 1 2に、 タイムマップ として記録する第 2のステップを含む。
なお、 前記コアピクチャーは、 Iピクチャーおよび Pピクチャーであっても良 レ、。 この場合、 第 2のステップでは、 S0BU を、 ディスク 1 1 2の第 1のフアイ ル 1 1に、 記録データとして記録し、 かつ、 各 S0BU に出現するコアピクチャー
(すなわち、 Iピクチャーおよび Pピクチャー) の開始点または終了点が存在す る各 S0BU における位置を、 ディスク 1 1 2の第 2のファイル 1 2に、 タイムマ ップとして記録する。
また、 上述のステップを、 所定の処理として含むプログラムを作成し、 該プロ グラムをコンピュータに実行させることにより、 上記第 1の実施例による映像デ
—タ記録方法をコンピュータ上で行なうことができる。
図 2を参照すると、 図 1における映像データ 1 0 1が、 1以上の一定のバケツ ト数 (図示の例では 1 7 0個) のパケット (図示の例では、 トランスポートスト リーム (T S ) パケット) を有するパケットグループを複数有し、 前記パケット の各々は、 ヘッダー Hと、 1以上の一定のバイ ト数のデータとを有するデジタル 放送データ 1 0 1として示されている。 バケツトの各々は、 図示の例では、 1 8 8 B y t e sである。 また、 バケツトグループは、 先頭にヘッダー (バケツトグ ループヘッダー) 、 各パケットの直前または直後に到着時刻 (PATS: Packet Arr ival Time Stamp) を持っていてもよく、 その他のデータが含まれていてもいい。 この場合、 図 1において、 各 S O B Uに出現するコアピクチャー (すなわち、 Iピクチャー) の開始点または終了点が存在する、 パケットグループナンバーお よびバケツトグループ中のトランスポートストリームバケツトナンバーを、 前記 コアピクチャーの開始点または終了点が存在する各 S O B Uにおける位置として 示す。
なお、 各 S O B Uに出現するコアピクチャー (Iピクチャー) の開始点または 終了点が存在する、 バケツトグル一プナンパ一、 バケツトグループ中のバケツト ナンバー、 及びバケツト中のバイ トナンバーのうち、 少なくとも一つを、 前記コ ァピクチャー (Iピクチャー) の開始点または終了点が存在する各 S O B Uにお ける位置として示すようにすれば良い。
図 1において、 前記コアピクチャー (Iピクチャー) の開始点または終了点が 存在する各 S O B Uにおける位置を記録するか記録しないか選択したうえで、 記 録することを選択したときは記録を行い、 さらに記録するか記録しないかを示す フラグを、 ディスク 1 1 2の第 3のファイル 1 3に、 別途記録する。
この際、 第 1のファイル 1 1に記録される前記記録データを所定の単位でダル ープ化し、 グループ単位で前記コアピクチャー (Iピクチャー) の開始点または 終了点が存在する各 S O B Uにおける位置を記録するか記録しなレ、か選択したう えで、 記録することを選択したときは記録を行い、 さらにグループ単位で記録す るか記録しないかを示すフラグを、 ディスク 1 12の第 3のファイル 13に、 別 途記録するようにしても良い。
[第 2の実施例]
次に、 図 3を参照して、 本発明の第 2の実施例による映像データ記録方法を説 明する。
第 2の実施例による映像データ記録方法は、 映像データ 101から、 複数の G 0P ごとに SOBU (ストリームオブジェク トユニット) を構成するステップを 含む。 図 3に図示の例では、 映像データ 101から、 2個の G0Pごとに SOBU を構成している。
更に、 第 2の実施例による映像データ記録方法は、 S0BU を、 ディスク 1 1 2 の第 1のファイル 1 1に、 記録データとして記録し、 かつ、 各 SOBUに最初に 出現するコアピクチャー (すなわち、 最初の GOPの Iピクチャー) の開始点ま たは終了点が存在する各 SOBUにおける位置を、 ディスク 1 12の第 2のファ ィル 12に、 タイムマップとして記録する記録ステップを含む。
ここで、 上述のステップを、 所定の処理として含むプログラムを作成し、 該プ ログラムをコンピュータに実行させることにより、 上記第 2の実施例による映像 データ記録方法をコンピュータ上で行なうことができる。
図 3における映像データ 101力 図 2に示したようなデジタル放送データ 1 01であるとする。 すなわち、 図 2におけるデジタル放送データ 101は、 1以 上の一定のパケット数 (図示の例では 1 70個) のパケット (図示の例では、 ト ランスポートストリーム (TS) パケット) を有するパケットグループを複数有 し、 前記パケッ トの各々は、 ヘッダー Hと、 1以上の一定のバイ ト数のデータと を有している。 パケットの各々は、 図示の例では、 1 88 By t e sである。 ま た、 パケットグループは、 先頭にヘッダー (パケットグループヘッダ一) 、 各パ
ケットの直前または直後に到着時刻 (PATS: Packet Arrival Time Stamp) を持 つていてもよく、 その他のデータが含まれていてもいい。
この場合、 図 3において、 各 S O B Uに最初に出現するコアピクチャー (最初 の G O Pの Iピクチャー) の開始点または終了点が存在する、 パケットグループ ナンバーおよびバケツトグループ中のトランスポートストリームバケツトナンパ 一を、 前記コアピクチャー . (最初の G O Pの Iピクチャー) の開始点または終了 点が存在する各 S O B Uにおける位置として示す。
なお、 各 S O B Uに最初に出現するコアピクチャー (最初の G O Pの Iピクチ ヤー) の開始点または終了点が存在する、 パケットグループナンバー、 パケット グループ中のバケツトナンバー、 及びバケツト中のバイ トナンバーのうち、 少な くとも一つを、 前記コアピクチャー (最初の G O Pの Iピクチャー) の開始点ま たは終了点が存在する各 S O B Uにおける位置として示すようにすれば良い。 図 3において、 前記コアピクチャー (最初の G O Pの Iピクチャー) の開始点 または終了点が存在する各 S O B Uにおける位置を記録するか記録しなレ、か選択 したうえで、 記録することを選択したときは記録を行い、 さらに記録するか記録 しないかを示すフラグを、 ディスク 1 1 2の第 3のファイル 1 3に、 別途記録す る。
この際、 第 1のファイル 1 1に記録される前記記録データを所定の単位でダル —プ化し、 グループ単位で前記コアピクチャー (Iピクチャー) の開始点または 終了点が存在する各 S O B Uにおける位置を記録するか記録しない力選択したう えで、 記録することを選択したときは記録を行い、 さらにグループ単位で記録す るか記録しないかを示すフラグを、 ディスク 1 1 2の第 3のファイル 1 3に、 別 途記録するようにしても良い。
上述した映像データ記録方法のいずれかで、 前記 S0BU が記録され、 かつ、 前 記コアピクチャーの開始点または終了点が存在する各ストリームォブジェク トュ ニットにおける位置が記録された映像データ記録媒体としてのディスク 1 1 2が 得られる。
以上説明したように、 本発明では、 映像データから、 1または複数 GOP (Grou
p Of Pictures) ごとにス トリームオブジェクトを構成したとき、 前記 S0BUと、 各ストリームオブジェク トめうちコアピクチャーの開始点または終了点が存在す る位置とを、 ファイルに記録することにより、 コアピクチャーの開始点または終 了点を即座に知ることができ、 一部再生或いは一部伝送の高速化、 複数チャンネ ル同時動作、 別機能実現との同時動作、 そして低消費電力化が容易に実現可能と なる。
本発明では、 同時に、 ジョグ (Jog)、 シャ トル (Shuttle)などの特殊再生機能も、 容易に実現可能とすることができる。 というのは、 コアピクチャーを高速でとり だせるからである。
また、 開始点または終了点のパケットグループナンバー、 およびパケットダル ープ中のトランスポートストリ一ムナンバー、 即ちバケツトナンバーを記録する ことにより、 パケット単位でコアピクチャーの開始点、 終了点が分かり、 かつ、 ストリーム中のバケツトナンバーで開始点、 終了点を記録することにより、 媒体 ごとのァドレス構成に影響されずに開始点、 終了点が分かる。
即ち、 例えば、 特許文献 1のように、 コアピクチャーの開始点、 終了点のセク ターァドレスを記録する場合と比べて、
• コアピクチャーを送信しなければならないバケツトを直接指定できるため、 パケット単位でデータを送信する際のゴミデータを削除できる。
• ス トリ一ム中のバケツトナンバーにより開始点、 終了点が指定するため、 記 録媒体によって表示が変わらず、 異なった媒体にデータをダビングするときなど にもアドレス再計算不要、 低計算負荷、 低消費電力、 高速ダビングを可能とでき る。
という効果を持つ。
ここで、 図 1及び図 3をまとめると、 本発明は、
複数のピクチャーの集合体 (S O B U) を備える映像データを記録データとし て記録するステップ (1 1 ) と、
前記集合体に出現する少なくとも 1つのピクチャーの前記映像データにおける 開始点または終了点が存在する位置を記録するステップ (1 2 ) とを含むことを
特徴とする記録方法としてとらえることもできる。
更に、 上述のステップを、 所定の処理として含むプログラムを作成し、 該プロ グラムをコンピュータに実行させることにより、 上記記録方法をコンピュータ上 で行なうことができる。
次に、 上述した映像データ記録方法を実行し、 かつ、 前記記録データを再生す る映像データ記録再生装置を示した図 4について説明する。
図 4は、 DVD- VR フォーマットに本発明を適用することにより、 デジタル放送 を記録する例である。
図 4では、 放送されたデータ放送データを、 TS (Transport Stream: トランス ポートストリーム) として記録する例を示している。
入力したデジタル放送データ 101は、 STB (Set Top Box:セットトップボッ タス) 102を経由し、 パーシャル TS103として分離される。
パーシャル TS103とは、 図 5に示すように、 複数の TS中で、 同じ周波数 (図示の例では、 4チャンネル) の T Sのみを取り出して得られたものである。 パーシャル TS103は、 映像ストリームデータ処理ブロック 1 04により映 像ス トリームデータファイル HR—STRx.SRO (105) として出力されると同時に、 ナビゲーションデータ処理ブロック 106によりナビゲ一ションデータファイル HR_MANGR. IF0 (107) 、 タイムマップデータ処理ブロック 108によりタイム マップデータファイル HR_STMx. IF0 (109) が出力される。
104は、 パーシャル TS103に対して、 所定の DVD記録フォーマツトで定 められているフォーマツトに従って、 映像ストリームデータファイル HR_STRx. S R0 (1 05) を発生するものであるが、 独自の記録フォーマットでもよく、 また は 103をそのまま記録してもレ、い。
106は、 パーシャル TS103に対して、 所定の DVD記録フォーマツトで定 められているフォーマツトに従って、 ナビゲ一シヨンデータファイル HR_MANGR. IF0 (107) を発生するものである。 例えば、 映像圧縮フォーマット、 ビット レート、 フレーム周波数、 アスペク ト比などのデータがこれに相当する。
また、 後述する、 第 1のコアピクチャーの開始点または終了点が存在する位置
を記録する力記録しないかを示すフラグ、 第 1のコアピクチャーの開始点または 終了点が存在する位置を記録するか記録しないかをグループ単位で示すフラグ、 コアピクチャーを Iピクチャーとすることを示すフラグ、 コアピクチャ一を Iピ クチャ一および pピクチャーとすることを示すフラグを含ませてもレ、い。
1 0 7は、 発生後メモリにストアしておき、 記録終了時に一挙に DVDに記録し てもいい。
1 0 8は、 パーシャル TS 1 0 3に対して、 タイムマップデータファイル HR—ST Mx. IF0 ( 1 0 9 ) を発生するものであり、 例えば後述の図 2に示すようなデータ である 1STREF— SZ、 SOBU— PB_TM、 S0BU_SZ、 SOBU— S— PKT— P0S、 1STREF— E— POS をタ ィムマップとして発生する。
1 0 9は、 発生後メモリにストアしておき、 記録終了時に一挙に DVDに記録し てもいい。
タイムマツプデータに関しては、 後ほど詳しく説明する。
そして、 最終的に、 記録ストリーム発生ブロック 1 1 0によりこれらのフアイ ルが統合され、 1本の記録データ 1 1 1となり、 光ヘッド 1 1 4からディスク (DVD) 1 1 2に記録映像ストリームとして記録される。
また、 これらの記録データ発生における制御は、 全体制御ブロック 1 1 3によ り行われる。
記録映像ストリームは、 TS またはパーシャル TS より構成される。 1つの TS は 188バイ トで構成される。
170個の TSにより、 バケツトグル一プが構成されるものとする。
また、 パケットグループは、 先頭にヘッダー (パケットグループヘッダー) 、 各バケツトの直前または直後に到着時刻 (PATS : Packet Arrival Time Stamp) を持っていてもよく、 その他のデータが含まれていてもレ、い。
また、 1つの G0Pから、 SOBU (Stream Object Unit : ス トリームオブジェク ト ュニット)が構成されるものとする。
S0BU ごとにタイムマップが発生する。 映像ス トリームは HR— STRx. SRO フアイ ル、 タイムマップは HR— STMx. IF0ファイルに配置される。
従って、 映像ストリームが配置された HR—STRx. SROファイルをアクセスしなく ても、 タイムマツプが配置された HR_STRx. SROフアイルのみをァクセスすれば、 各 S0BU における Iピクチャーの先頭位置、 終了位置を知ることができ、 容易に Iピクチャーのみを伝送することができる。
図示していないが、 タイムマップが 1STREF_S_PG、 1STREF_S_P0S、 ISTREF— SZ、 1STREF_E_P0Sにより構成される例を示す。
1STREF_S_PG は、 第 1 リファレンスピクチャー (即ち、 Iピクチャー) の開始 パケットグループナンバーを示す。
1STREF_S_P0S は、 第 1 リファレンスピクチャ一 (即ち、 I ピクチャー) の開 始バケツトグループ中の開始バケツトナンバー (即ち、 開始 TS ナンバー) を示 す。
1STREF_SZ は、 第 1 リファレンスピクチャー (即ち、 Iピクチャー) が要する パケットグループ数である。 開始パケットグループ、 終了パケットグループとも ISTREF— SZ に加算される。 また、 この値は、 ISTREF— E_PG として、 終了パケット グループナンバーとしてもいい。
1STREF_E_P0S は、 第 1 リファレンスピクチャー (即ち、 I ピクチャー) の終 了パケットグループ中の終了パケットナンバー (即ち、 終了 TS ナンバー) を示 す。
各 S0BU における Iピクチャーの先頭位置に関しては、 通常第 1バケツトグル —プのため、 記述しなくてもいい。 ただし、 S0BU はパケットグループの先頭か ら開始するとは限らないため、 第 1 TS、 または第 1バイ トとは限らない。 また、 タイムマップには、 終了位置以外のデータが記述されてもいい。
図 6に、 タイムマップの例を示す。
1STREF_SZ は、 第 1 リファレンスピクチャー (即ち、 Iピクチャー) が要する パケットグループ数である。
S0BU_PB_TMは、 当該 S0BUの表示時間が、 ビデオフレーム数またはフィ一ルド 数で示されている。
S0BLLSZは、 当該 S0BUが記録されるパケットグループ数である。
S0BU_S_PKT_P0Sは、 当該 SOBUが開始する、 バケツトグループ中の TSナンパ 一である。 前項で示した 1STREF_S__P0Sと同じ結果となる。
1STREF— E_P0S は、 第 1 リファレンスピクチャー (即ち、 Iピクチャー) の終 了パケットグループ中の終了パケットナンバー (即ち、 終了 TS ナンパ一) を示 す。
例えば、 Iピクチャーが要するバケツトグループ数が 1 0、 S0BU 当たりのフ ィールド数が 3 0、 S0BUのパケットグループ数が 2 5、 当該 S0BUが開始するパ ケットグループ中の TS ナンバーが 1 4 8、 Iピクチャーの終了バケツトグル一 プ中の終了 TSナンバーが 7 3のとき、
1STREF—SZ: 1 0
S0BU—PB一 TM: 3 0
S0BU—SZ: 2 5
S0BU—S—PKT—P0S: 1 4 8
1STREF一 E— P0S: 7 3
となる。
これにより、 第 1パケットグループ第 1 4 8バケツトの TS から、 第 1 0パケ ットグループ第 7 3パケットの TS まで伝送することにより、 Iピクチャーを含 む TSパケットを、 無駄なく効率よく伝送することができる。
ただし、 図 6に示したタイムマップを、 データの名称と順序に関して変更して も良い。 例えば、 第 1 リファレンスピクチャーの終了パケットグループ中の終了 パケットナンバーの名称を、 「1STREF— E_P0S」 から 「1STREF_E_PKT_P0SJ へと変 更し、
1STREF—SZ: 1 0
1STREF— E一 PKT— P0S: 7 3
S0BU—PB一 TM: 3 0
S0BU—SZ: 2 5
SOBU— S—PKT— P0S: 1 4 8
のように順序を変更しても良い。
また、 図示していないが、 第 1のコアピクチャーの開始点または終了点が存在 する位置を記録するか記録しないか選択したうえで、 記録することを選択したと きは記録を行い、 記録しないことを選択したときは記録を行わなレ、。
さらに、 記録するか記録しないかを示すフラグを別途記録する。
この場合、 前記フラグはタイムマップと異なったファイルに記録されてもよく、 同じファイルに記録されてもレ、い。
なお、 図 4においても、 記録データを所定の単位でグループ化し、 グループ単 位で第 1のコアピクチャーの開始点または終了点が存在する位置を記録するか記 録しないか選択したうえで、 記録することを選択したときは記録を行い、 記録し ないことを選択したときは記録を行わない。
さらに、 グループ単位で記録するか記録しないかを示すフラグを別途記録する。 この場合も、 前記フラグはタイムマップと異なったフアイルに記録されてもよ く、 同じファイルに記録されてもいい。
ここで、 コアピクチャーを、 I (Intra) ピクチャーとしてもレ、い。
あるいは、 コアピクチャーを、 Iピクチャーおよび P (Predictive) ピクチャ —としてもレ、い。
また、 コアピクチャーを Iピクチャ一とする力、 Iピクチャ一および Pピクチ ヤーとするかをフラグで示し、 そのフラグを記録してもレ、い。
前記フラグはタイムマップと異なったファイルに記録されてもよく、 同じファ ィルに記録されてもいい。
また、 前記映像データ記録方法で記録すること、 または記録された媒体を再生 することを特徴とする映像データ記録再生装置も、 本発明に含まれるものである。 また、 前記映像データ記録方法で記録された映像データ記録媒体も、 本発明に 含まれるものである。