WO2006022011A1

WO2006022011A1 - 情報表示プログラム、情報表示プログラムの作成プログラム及び情報表示プログラムの作成装置

Info

Publication number: WO2006022011A1
Application number: PCT/JP2004/012306
Authority: WO
Inventors: Osamu Aoki; Hiroaki Kawano
Original assignee: Intelligent Wave Inc.
Priority date: 2004-08-26
Filing date: 2004-08-26
Publication date: 2006-03-02
Also published as: JPWO2006022011A1

Abstract

【課題】　秘密情報等を特定の相手にのみ閲覧させたい場合に用いることができる、特定の端末又は特定のユーザのみに情報の表示が可能な情報表示プログラム、情報表示プログラムの作成プログラム及び作成装置であって、特に業務用等で日常的に各人のＰＣ上で作成されて頻繁に送受信が行われるファイルの管理に適した簡易なプログラム及びシステムを提供する。【解決手段】　送信者が作成した送信ファイルから、表示プログラム作成プログラムによりビューアと表示データが結合された専用の表示プログラムを作成して送信する。受信者端末では、最初の起動時に受信者端末のＭＡＣアドレスを取得して表示プログラムの表示条件として書き込み、２回目以降の起動時には書き込まれたＭＡＣアドレスと起動された端末のＭＡＣアドレスが一致しなければ表示プログラムは表示されないため、第三者が不正コピーを行っても他の端末で情報を閲覧することができない。

Description

明細書

情報表示プログラム、情報表示プログラムの作成プログラム及び情報表示プログラムの作成装置

技術分野

[0001] 本発明は、秘密情報等を特定の相手にのみ閲覧させたい場合に用いることができる、特定の端末のみで情報の表示が可能な情報表示プログラム、情報表示プロダラムの作成プログラム及び情報表示プログラムの作成装置に関するものである。

背景技術

[0002] 特定の相手に電子データで情報を伝達するために、当該情報を表示するためのフアイルを電子メールに添付して送信することが広く行われている。当該情報が秘密情報であり、特定の相手のみにファイルを閲覧させたい場合には、ファイルにパスヮードを設定して送信先の相手にパスワードを知らせたり、送信先の相手に復号鍵を渡して暗号化したファイルを送信したりする方法が、一般に用いられている。

[0003] また、社内 LANなどクローズドなネットワークで情報を伝達する場合には、秘密情報を閲覧させるための手法として、秘密情報が含まれるサーバやファイルへのァクセスに IDやパスワードの入力を要求するアクセスコントロールによる情報管理が行われている (例えば、特許文献 1、特許文献 2、特許文献 3参照。）。

[0004] 特許文献 1：特開平 9 - 44407号公報

特許文献 2 :特開平 10— 111833号公報

特許文献 3：特開 2000 - 259567号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0005] パスワードや暗号化を用いる方法については、パスワードや復号化キーの管理を徹底すれば、第三者がファイルを取得した場合であっても閲覧を防止することができる力パスワードや復号ィ匕キーを合わせて取得されてしまった場合には、情報が閲覧されることを許してしまう。また、この方法を用いるためにはパスワードや復号化キーの受渡しが必要になる力これらの受渡し自体を安全性の高い方法により行わねばならないため、業務用等で頻繁にファイルのやり取りが行われる場合には特に煩雑となる。

[0006] アクセスコントロールについては、社内 LANなどクローズドなネットワークにおいては有効であるが、例えば代理店や協力会社など外部への情報の伝達が必要な場合には、限界が生じてしまう。また、新たな送信先にファイルを送信する場合にはァクセス権限の設定を行わなければならず、様々な相手に頻繁にファイルを送信するようなケースにぉレ、ては、アクセス権限の設定手続が特に煩雑となる。

[0007] この他に、例えば音楽や映像、ソフトウェアなどの有料コンテンツの配信においては

、課金の確認や不正コピーを防止するために、電子透かしやシリアルキー等を用いたコピーコントロール技術が用いられている力通常これらのコピーコントロールを施したプログラムの生成は、配信するコンテンツが限られた範囲のものであるため専用の配信サーバ等を用いて行われており、業務用等で日常的に各人の PC上で作成されて頻繁に送受信が行われるファイルの管理には適していない。

[0008] 本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、秘密情報等を特定の相手にのみ閲覧させたい場合に用いることができる、特定の端末又は特定のュ一ザが操作する場合にのみ情報の表示が可能な情報表示プログラム、情報表示プログラムの作成プログラム及び情報表示プログラムの作成装置であって、特に業務用等で日常的に各人の PC上で作成されて頻繁に送受信が行われるファイルの管理に適した簡易なプログラム及びシステムを提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

[0009] 本願にかかる課題を解決する第 1の発明は、所定の情報の表示が許諾されたコンピュータに関する第 1の識別情報が記述された前記情報を表示するためのプロダラムであって、前記プログラムを起動したコンピュータに、前記プログラムから前記第 1 の識別情報を読み出すステップと、前記コンピュータに関する第 2の識別情報を取得するステップと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたデイスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させることを特徴とする情報表示プログラムである。

[0010] また、第 1の発明は、前記プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、前記プログラムを起動したコンピュータに、前記表示条件を読み出すステップと、前記表示条件に合致するか否かを判定するステップと、を実行させ、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報がー致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に、前記表示データを作成することを特 ί敫としてもよレ、。

[0011] さらに、第 1の発明は、前記プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータは前記第 1の識別情報をキーに暗号化されていて、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキーに復号化して前記表示データを作成することを特徴としてもよレ、。

[0012] 第 1の発明においては、情報を伝える相手方の操作するコンピュータの IPアドレスや MACアドレス等の識別情報を情報表示用のプログラムに記述し、プログラムを起動したコンピュータの識別情報と対比して情報の表示が許諾されたコンピュータであることを確認した上で情報表示の処理が実行されるように設定することにより、不正コピー等による第三者による不正な情報の閲覧を防止することができる。

[0013] また、第 1の発明においては、 IPアドレスや MACアドレス等の識別情報の一致を条件とすることに加えて、例えば情報の表示について表示期限や表示回数などの条件を設定することにより、第三者による不正な情報の閲覧の可能性を低減させることもできる。

[0014] さらに、第 1の発明においては、 IPアドレスや MACアドレス等の識別情報をキーに情報を喑号ィ匕して、情報を表示するコンピュータの識別情報をキーに復号ィ匕するように設定することにより、情報の表示が許諾されたコンピュータであることを重ねて確認することが可能になり、第三者による不正な情報の閲覧の可能性をより低減させることが可能になる。尚、暗号化するデータは、情報表示プログラムにおける所定の情報を表示するための変数部分のデータを対象にすることが好ましいが、その他に表示のためのビューァプログラム部分なども暗号化することとしてもよい。 [0015] 本願にかかる課題を解決する第 2の発明は、所定の情報をコンピュータに表示するためのプログラムであって、前記プログラムを起動したコンピュータに、前記プロダラムの起動が初回の起動であるか否かを判定するステップを実行させ、前記プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記コンピュータに関する第 1の識別情報を取得するステップと、前記プログラムに前記第 1の識別情報を前記所定の情報の表示が許諾されたコンピュータの識別キーとして書き込み、前記第 1 の識別情報が書き込まれたプログラムを前記コンピュータに格納するステップと、前記プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンビユータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させ、前記プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記コンピュータに、前記プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステツプと、前記コンピュータに関する第 2の識別情報を取得するステップと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させることを特徴とする情報表示プログラムである。

[0016] また、第 2の発明は、前記プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、前記プログラムを起動したコンピュータに、前記表示条件を読み出すステップと、前記表示条件に合致するか否かを判定するステップと、を実行させ、前記プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成し、前記プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成することを特徴としてもよい。

[0017] さらに、第 2の発明は、前記プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 1の識別情報をキーに暗号化するステップを実行させ、前記プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキ一に復号化して前記表示データを作成することを特徴としてもよい。

[0018] 第 1の発明では、プログラムの作成側において情報を伝える相手方の操作するコンピュータの IPアドレスや MACアドレス等の識別情報を把握しておくことが必要になるが、第 2の発明においては、送信先の識別情報が不明な場合であっても、第 1の発明と同様の効果を発揮することが可能となっている。つまり、第 2の発明においては、プログラムを受信した相手方が始めて起動操作を行った場合に、相手方の操作するコンピュータの IPアドレスや MACアドレス等の識別情報を取得してプログラムに書き込む。 2回目以降の起動時には、プログラムを起動したコンピュータの識別情報と対比して情報の表示が許諾されたコンピュータであることを確認した上で情報表示の処理が実行されるように設定することにより、不正コピー等による第三者による不正な情報の閲覧を防止することができる。

[0019] また、第 2の発明においても、情報の表示について表示期限や表示回数などの表示条件の設定や、 IPアドレスや MACアドレス等のコンピュータの識別情報をキーに情報を喑号ィ匕することが可能な点については、第 1の発明の場合と同様である。表示条件の設定については、プログラムの作成側において行われる力識別情報をキーとした暗号化は、プログラムを受信した側での最初の起動時に行われる。

[0020] 本願に力かる課題を解決する第 3の発明は、所定の情報の表示が許諾されたユーザに関する第 1の識別情報が記述された前記情報を表示するためのプログラムであつて、前記プログラムを起動したコンピュータに、前記プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記コンピュータを操作するユーザに関する第 2の識別情報を取得するステップと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステツプと、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記プロダラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させることを特徴とする情報表示プログラムである。 [0021] また、第 3の発明は、前記プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、前記プログラムを起動したコンピュータに、前記表示条件を読み出すステップと、前記表示条件に合致するか否かを判定するステップと、を実行させ、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報がー致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に、前記表示データを作成することを特 ί敫としてもよレ、。

[0022] さらに、第 3の発明は、前記プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータは前記第 1の識別情報をキーに暗号化されていて、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキーに復号化して前記表示データを作成することを特徴としてもよレ、。

[0023] 第 3の発明においては、第 1の発明が情報を表示する正当権限をコンピュータ単位で判定するのに対して、ユーザ単位で判定することとしている。つまり、情報を伝える相手方のユーザを特定するために、コンピュータへのログイン時に用いるユーザ ID 等の識別情報を情報表示用のプログラムに記述し、プログラムを起動したユーザの識別情報と対比して情報の表示が許諾されたユーザであることを確認した上で情報表示の処理が実行されるように設定することにより、不正コピー等による第三者による不正な情報の閲覧を防止することができる。

[0024] また、第 3の発明においては、ユーザ ID等の識別情報の一致を条件とすることに加えて、例えば情報の表示について表示期限や表示回数などの条件を設定することにより、第三者による不正な情報の閲覧の可能性を低減させることもできることは、第 1 の発明と同様である。

[0025] さらに、第 3の発明においては、ユーザ ID等の識別情報をキーに情報を暗号化して、情報を表示する操作を実行するユーザの識別情報をキーに復号化するように設定することにより、情報の表示が許諾されたユーザであることを重ねて確認することが可能になり、第三者による不正な情報の閲覧の可能性をより低減させることが可能になる。尚、暗号化するデータは、情報表示プログラムにおける所定の情報を表示するための変数部分のデータを対象にすることが好ましいが、その他に表示のためのビューァプログラム部分なども喑号ィ匕することとしてもよい。

[0026] 本願にかかる課題を解決する第 4の発明は、所定の情報をコンピュータに表示するためのプログラムであって、前記プログラムを起動したコンピュータに、前記プロダラムの起動が初回の起動であるか否かを判定するステップを実行させ、前記プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記コンピュータを操作するユーザに関する第 1の識別情報を取得するステップと、前記プログラムに前記第 1の識別情報を前記所定の情報の表示が許諾されたユーザの識別キーとして書き込み、前記第 1の識別情報が書き込まれたプログラムを前記コンピュータに格納するステツプと、前記プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させ、前記プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記コンピュータに、前記プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記コンピュータを操作するユーザに関する第 2の識別情報を取得するステップと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたデイスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させることを特徴とする情報表示プログラムである。

[0027] また、第 4の発明は、前記プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、前記プログラムを起動したコンピュータに、前記表示条件を読み出すステップと、前記表示条件に合致するか否かを判定するステップと、を実行させ、前記プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成し、前記プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成することを特徴としてもよい。

[0028] さらに、第 4の発明は、前記プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 1の識別情報をキーに暗号化するステップを実行させ、前記プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキ一に復号化して前記表示データを作成することを特徴としてもよい。

[0029] 第 3の発明では、プログラムの作成側において情報を伝える相手方のユーザ ID等の識別情報を把握しておくことが必要になるが、第 4の発明においては、送信先の識別情報が不明な場合であっても、第 3の発明と同様の効果を発揮することが可能となつている。つまり、第 4の発明においては、プログラムを受信した相手方が始めて起動操作を行った場合に、コンピュータの操作者のユーザ ID等の識別情報を取得してプログラムに書き込む。 2回目以降の起動時には、プログラムを起動したコンピュータを操作するユーザの識別情報と対比して情報の表示が許諾されたコンピュータであることを確認した上で情報表示の処理が実行されるように設定することにより、不正コピ一等による第三者による不正な情報の閲覧を防止することができる。

[0030] また、第 4の発明においても、情報の表示について表示期限や表示回数などの表示条件の設定や、ユーザ ID等の識別情報をキーに情報を暗号化することが可能な点については、第 3の発明の場合と同様である。表示条件の設定については、プログラムの作成側において行われるが、識別情報をキーとした暗号化は、プログラムを受信した側での最初の起動時に行われる。

[0031] 本願に力かる課題を解決するために、第 1の発明乃至第 4の発明にかかる情報表示プログラムは、プログラムの作成側において情報表示プログラムを簡易な手順で作成することのできる情報表示プログラムの作成プログラム及び作成装置として構成することちでさる。

[0032] つまり、第 1の発明に対応する情報表示プログラムの作成プログラムは、所定の情報をコンピュータに表示するための情報表示プログラムを作成するための作成プログラムであって、第 1のコンピュータに、前記情報表示プログラムにより表示させる所定の情報を含むファイルの選択を受け付けるステップと、前記ファイルから前記所定の情報を表示するためのデータを取得するステップと、前記所定の情報の表示が許諾されたコンピュータに関する第 1の識別情報を受け付けるステップと、少なくとも前記第 1の識別情報、前記所定の情報を表示するためのデータ、前記所定の情報を表示するためのビューァプログラムを含むデータ及びプログラムを結合して、前記所定の情報を表示するための情報表示プログラムを作成するステップと、を実行させ、前記情報表示プログラムは、前記情報表示プログラムを起動した第 2のコンピュータに、前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記第 2のコンピュータに関する第 2の識別情報を取得するステップと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させることを特徴とする情報表示プログラムの作成プログラムである。

[0033] また、第 1の発明に対応する情報表示プログラムの作成プログラムは、前記情報表示プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記表示条件を読み出すステップと、前記表示条件に合致するか否かを判定するステップと、を実行させ、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に、前記表示データを作成することを特徴とすることもできる。前記情報表示プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータは前記第 1の識別情報をキーに暗号化されていて、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキーに復号化して前記表示データを作成することを特徴としてもよい。

[0034] 第 2の発明に対応する情報表示プログラムの作成プログラムは、所定の情報をコンピュータに表示するための情報表示プログラムを作成するための作成プログラムであつて、第 1のコンピュータに、前記情報表示プログラムにより表示させる所定の情報を含むファイルの選択を受け付けるステップと、前記ファイルから前記所定の情報を表示するためのデータを取得するステップと、少なくとも前記所定の情報を表示するためのデータ、前記所定の情報を表示するためのビューァプログラムを含むデータ及びプログラムを結合して、前記所定の情報を表示するための情報表示プログラムを作成するステップと、を実行させ、前記情報表示プログラムは、前記情報表示プログラムを起動した第 2のコンピュータに、前記情報表示プログラムの起動が初回の起動であるか否かを判定するステップを実行させ、前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記コンピュータに関する第 1の識別情報を取得するステップと、前記情報表示プログラムに前記第 1の識別情報を前記所定の情報の表示が許諾されたコンピュータの識別キーとして書き込み、前記第 1の識別情報が書き込まれたプログラムを前記コンピュータに格納するステップと、前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させ、前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記コンピュータに、前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記コンピュータに関する第 2の識別情報を取得するステツプと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、前記第 1 の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させることを特徴とする情報表示プログラムの作成プログラムである。

また、第 2の発明に対応する情報表示プログラムの作成プログラムは、前記情報表示プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記表示条件を読み出すステップと、前記表示条件に合致するか否かを判定するステップと、を実行させ、前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成し、前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成することを特徴とすることもできる。前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記情報表示プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 1の識別情報をキーに暗号化するステップを実行させ、前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキーに複号化して前記表示データを作成することを特徴としてもよい。

[0036] 第 3の発明に対応する情報表示プログラムの作成プログラムは、所定の情報をコンピュータに表示するための情報表示プログラムを作成するための作成プログラムであつて、第 1のコンピュータに、前記情報表示プログラムにより表示させる所定の情報を含むファイルの選択を受け付けるステップと、前記ファイルから前記所定の情報を表示するためのデータを取得するステップと、前記所定の情報の表示が許諾されたコユーザに関する第 1の識別情報を受け付けるステップと、少なくとも前記第 1の識別情報、前記所定の情報を表示するためのデータ、前記所定の情報を表示するためのビューァプログラムを含むデータ及びプログラムを結合して、前記所定の情報を表示するための情報表示プログラムを作成するステップと、を実行させ、前記情報表示プログラムは、前記情報表示プログラムを起動した第 2のコンピュータに、前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記第 2のコンピュータを操作するユーザに関する第 2の識別情報を取得するステップと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させることを特徴とする情報表示プログラムの作成プログラムである。

[0037] また、第 3の発明に対応する情報表示プログラムの作成プログラムは、前記情報表示プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記表示条件を読み出すステップと、前記表示条件に合致するか否かを判定するステップと、を実行させ、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に、前記表示データを作成することを特徴とすることもできる。前記情報表示プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータは前記第 1の識別情報をキーに暗号化されていて、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキーに復号化して前記表示データを作成することを特徴としてもよい。

第 4の発明に対応する情報表示プログラムの作成プログラムは、所定の情報をコンピュータに表示するための情報表示プログラムを作成するための作成プログラムであつて、第 1のコンピュータに、前記情報表示プログラムにより表示させる所定の情報を含むファイルの選択を受け付けるステップと、前記ファイルから前記所定の情報を表示するためのデータを取得するステップと、少なくとも前記所定の情報を表示するためのデータ、前記所定の情報を表示するためのビューァプログラムを含むデータ及びプログラムを結合して、前記所定の情報を表示するための情報表示プログラムを作成するステップと、を実行させ、前記情報表示プログラムは、前記情報表示プログラムを起動した第 2のコンピュータに、前記情報表示プログラムの起動が初回の起動であるか否かを判定するステップを実行させ、前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記コンピュータを操作するユーザに関する第 1の識別情報を取得するステップと、前記情報表示プログラムに前記第 1の識別情報を前記所定の情報の表示が許諾されたユーザの識別キーとして書き込み、前記第 1の識別情報が書き込まれたプログラムを前記コンピュータに格納するステップと、前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させ、前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記コンピュータに、前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記コンピュータを操作するユーザに関する第 2の識別情報を取得するステップと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させることを特徴とする情報表示プログラムの作成プログラムである。

[0039] また、第 4の発明に対応する情報表示プログラムの作成プログラムは、前記情報表示プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記表示条件を読み出すステップと、前記表示条件に合致するか否かを判定するステップと、を実行させ、前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成し、前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成することを特徴とすることもできる。前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記情報表示プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 1の識別情報をキーに暗号化するステップを実行させ、前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキーに復号化して前記表示データを作成することを特徴としてもよい。

[0040] 第 1の発明に対応する情報表示プログラムの作成装置は、所定の情報をコンビユータに表示するための情報表示プログラムを作成するための作成装置であって、前記情報表示プログラムにより表示させる所定の情報を含むファイルの選択を受け付けるファイル選択受付手段と、前記ファイルから前記所定の情報を表示するためのデータを取得するデータ取得手段と、前記所定の情報の表示が許諾されたコンピュータに関する第 1の識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、少なくとも前記第 1の識別情報、前記所定の情報を表示するためのデータ、前記所定の情報を表示するためのビューァプログラムを含むデータ及びプログラムを結合して、前記所定の情報を表示するための情報表示プログラムを作成するプログラム作成手段と、を備えていて、前記情報表示プログラムは、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記第 2のコンピュータに関する第 2の識別情報を取得するステップと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させることを特徴とする情報表示プログラムの作成装置である。

[0041] また、第 1の発明に対応する情報表示プログラムの作成装置は、前記情報表示プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記表示条件を読み出すステップと、前記表示条件に合致するか否かを判定するステップと、を実行させ、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に、前記表示データを作成することを特徴とすることもできる。前記情報表示プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータは前記第 1の識別情報をキーに暗号化されていて、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキーに復号化して前記表示データを作成することを特徴としてもよい

[0042] 第 2の発明に対応する情報表示プログラムの作成装置は、所定の情報をコンビユータに表示するための情報表示プログラムを作成するための作成装置であって、前記情報表示プログラムにより表示させる所定の情報を含むファイルの選択を受け付けるファイル選択受付手段と、前記ファイルから前記所定の情報を表示するためのデータを取得するデータ取得手段と、少なくとも前記所定の情報を表示するためのデータ、前記所定の情報を表示するためのビューァプログラムを含むデータ及びプログラムを結合して、前記所定の情報を表示するための情報表示プログラムを作成するプログラム作成手段と、を備えていて、前記情報表示プログラムは、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記情報表示プログラムの起動が初回の起動であるか否かを判定するステップを実行させ、前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記コンピュータに関する第 1の識別情報を取得するステップと、前記情報表示プログラムに前記第 1の識別情報を前記所定の情報の表示が許諾されたコンピュータの識別キーとして書き込み、前記第 1の識別情報が書き込まれたプログラムを前記コンピュータに格納するステップと、前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させ、前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記コンピュータに、前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記コンピュータに関する第 2の識別情報を取得するステップと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたデイスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させることを特徴とする情報表示プログラムの作成装置である。

また、第 2の発明に対応する情報表示プログラムの作成装置は、前記情報表示プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記表示条件を読み出すステップと、前記表示条件に合致するか否かを判定するステップと、を実行させ、前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成し、前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成することを特徴とすることもできる。前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記情報表示プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 1の識別情報をキーに暗号ィヒするステップを実行させ、前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキーに復号化して前記表示データを作成することを特徴としてもよい

[0044] 第 1の発明に対応する情報表示プログラムの作成装置は、所定の情報をコンビユータに表示するための情報表示プログラムを作成するための作成装置であって、前記情報表示プログラムにより表示させる所定の情報を含むファイルの選択を受け付けるファイル選択受付手段と、前記ファイルから前記所定の情報を表示するためのデータを取得するデータ取得手段と、前記所定の情報の表示が許諾されたユーザに関する第 1の識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、少なくとも前記第 1の識別情報、前記所定の情報を表示するためのデータ、前記所定の情報を表示するためのビューァプログラムを含むデータ及びプログラムを結合して、前記所定の情報を表示するための情報表示プログラムを作成するプログラム作成手段と、を備えていて、前記情報表示プログラムは、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記第 2のコンビュータを操作するユーザに関する第 2の識別情報を取得するステップと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させることを特徴とする情報表示プログラムの作成装置である。

[0045] また、第 1の発明に対応する情報表示プログラムの作成装置は、前記情報表示プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記表示条件を読み出すステップと、前記表示条件に合致するか否かを判定するステップと、を実行させ、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に、前記表示データを作成することを特徴とすることもできる。前記情報表示プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータは前記第 1の識別情報をキーに暗号化されていて、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第

2の識別情報をキーに復号化して前記表示データを作成することを特徴としてもよい第 2の発明に対応する情報表示プログラムの作成装置は、所定の情報をコンビユータに表示するための情報表示プログラムを作成するための作成装置であって、前記情報表示プログラムにより表示させる所定の情報を含むファイルの選択を受け付けるファイル選択受付手段と、前記ファイルから前記所定の情報を表示するためのデータを取得するデータ取得手段と、少なくとも前記所定の情報を表示するためのデータ、前記所定の情報を表示するためのビューァプログラムを含むデータ及びプログラムを結合して、前記所定の情報を表示するための情報表示プログラムを作成するプログラム作成手段と、を備えていて、前記情報表示プログラムは、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記情報表示プログラムの起動が初回の起動であるか否かを判定するステップを実行させ、前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記コンピュータを操作するユーザに関する第 1の識別情報を取得するステップと、前記情報表示プログラムに前記第 1の識別情報を前記所定の情報の表示が許諾されたユーザの識別キーとして書き込み、前記第 1の識別情報が書き込まれたプログラムを前記コンピュータに格納するステップと、前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させ、前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記コンピュータに、前記情報表示プログラムから前記第 1 の識別情報を読み出すステップと、前記コンピュータを操作するユーザに関する第 2 の識別情報を取得するステップと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させることを特徴とする情報表示プログラムの作成装置である。

[0047] また、第 2の発明に対応する情報表示プログラムの作成装置は、前記情報表示プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記表示条件を読み出すステップと、前記表示条件に合致するか否かを判定するステップと、を実行させ、前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成し、前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成することを特徴とすることもできる。前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記情報表示プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 1の識別情報をキーに暗号化するステップを実行させ、前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキーに復号化して前記表示データを作成することを特徴としてもよい

発明の効果

[0048] 本発明により、秘密情報等を特定の相手にのみ閲覧させたい場合、特定の端末、又は特定のユーザが操作する場合のみに情報の表示が可能な情報表示プログラムを送信することにより、不正コピー等による第三者による不正な情報の閲覧を防止すること力 Sできる。本発明は、業務用等で日常的に各人の PC上で作成されて頻繁に送受信が行われるファイルの管理において、簡易な手順で安全にファイルを送信する手段として特に好適である。

発明を実施するための最良の形態

[0049] 本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。尚、以下の説明では、主として受信者側の端末の識別情報として MACァドレスを用いる例について説明するが、以下の説明において用いられる識別情報や変換元のファイル形式、表示条件等は本発明の実施形態の一例であって、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。

[0050] 図 1は、本発明に力かる情報表示プログラムが有用なネットワークの利用環境の一例を示す図である。図 2は、本発明にかかる情報表示プログラムを送信する送信者端末と、情報表示プログラムを受信する受信者端末の構成を示すブロック図である。図 3、図 4は、本発明の第 1の実施形態において、情報表示プログラムを作成して送信するフローを示す図である。図 5、図 6は、本発明の第 2の実施形態において、情報表示プログラムを作成して送信するフローを示す図である。図 7は、本発明の第 1の実施形態にぉレ、て、送信者側で情報表示プログラムを作成するフローを示すフローチャートである。図 8は、本発明の第 1の実施形態において、受信者側で情報表示プログラムを表示するフローを示すフローチャートである。図 9は、本発明の第 2の実施形態において、送信者側で情報表示プログラムを作成するフローを示すフローチヤートである。図 10は、本発明の第 2の実施形態において、受信者側で情報表示プログラムを初めて表示するフローを示すフローチャートである。図 11は、本発明の第 2 の実施形態において、受信者側で情報表示プログラムを 2回目以降に表示するフロ一を示すフローチャートである。図 12は、本発明に力かる情報表示プログラムにおいて、識別情報にユーザを特定する場合に参照する環境変数の一例を示す図である。

[0051] 図 1は、本発明に力かる情報表示プログラムが有用なネットワークの利用環境の一例を示している。ある業務上の秘密情報を社内の他の担当者に伝えたい場合、送信者端末が社内 LAN等のクローズドなネットワークにより当該担当者の端末に接続されていれば、例えばアクセスコントロール機能を備えたファイルサーバに当該秘密情報を記録したファイルを格納することにより、安全に情報を伝えることができる。

[0052] 一方、例えば代理店などの協力者や顧客など社外の相手先に対して業務上の秘密情報を伝えたい場合は、当該秘密情報を記録して暗号ィヒゃパスワード設定等を行つたファイルを電子メールに添付して、相手方のアドレスに送信することが行われている。これらの相手方に対して IDとパスワードを設定して社内ネットワーク上のフアイルサーバにアクセスさせる方法も可能ではある力社外からの社内ネットワークへのアクセスはセキュリティ上の問題が大きいとともに、送信する相手方ごとに IDとパスヮードを設定する手間が煩雑になるという問題も生じる。本発明は、このようなケースにおいて、送信者端末からの簡単な操作により、代理店などの協力者や顧客など社外の相手先に対して業務上の秘密情報を記録したファイルを、安全に送信することを目的としている。

[0053] 図 2は、本発明にかかる情報表示プログラムを送信する送信者端末と、情報表示プログラムを受信する受信者端末の構成の概要を示している。送信者端末 10と受信者端末 20は、いずれも通常はパーソナルコンピュータが用いられる力いずれもプログラムの送受信と演算処理が可能な端末であれば特に限定されない。

[0054] 送信者端末 10は、 CPU11、 RAM12、 ROM13、 HDD14、 NIC (ネットワークインターフェイスカード） 15を備えていて、 HDD14には本発明に力、かる情報表示プログラムを作成するための表示プログラム作成プログラム 30が格納されている。送信者端末 10にはキーボードやマウス等の入力装置 16よりデータの入力等を行レ、、演算結果はディスプレイやプリンタ等の出力装置 17に出力される。 HDD14に格納されたァプリケーシヨンプログラムによって所定の処理を実行するためには、 ROM13に記憶された入力制御や出力制御などのハードウェア制御のための基本的な各種プロダラムを起動し、 RAMI 2をアプリケーションプログラムのワークエリアとして機能させながら、 CPU11が演算処理を行う。

[0055] 送信者端末 10において、 HDD14には文書作成ソフトや表計算ソフトのプログラムが格納されていて、ある情報を送信したい送信者はこれらのソフトを起動し、入力装置 16から必要な情報を入力して文書ファイル等の作成を行う。作成したファイルは H DD14に保存される。

[0056] 次に、作成したファイルを所定の相手先にのみ閲覧できる形式で送信するために、表示プログラム作成プログラム 30を起動する。送信者は入力装置 16から送信したいファイルの選択を入力すると、 HDD14に格納された表示プログラム作成プログラム 3 0が RAMI 2に読み出され、 CPU11で演算処理を行って選択されたファイルを表示するためのビューァ機能を備えた表示プログラム 31を作成する。相手先である受信者端末 20を識別する MACアドレス等の識別情報が把握されている場合には、表示プログラムには当該識別情報が表示プログラム 31の表示条件として記述される。作成された表示プログラム 31は、 NIC15から受信者端末 20に送出される。

[0057] 尚、ここで用いられるファイルの表示権限を指定する識別情報は MACアドレスに限られず、 IPアドレス、コンピュータ名など相手方の端末を特定できるものであれば他の情報を用いてもよい。また、権限を設定する対象は端末単位に限られず、端末を操作する操作者を指定して権限設定を行うこととしてもよい。操作者を指定する識別情報としては、端末へのログイン時に用いられるユーザ ID等を用いることができる。

[0058] 受信者端末 20は、 CPU21、 RAM22, ROM23、 HDD24、 NIC25を備えている。受信者端末 20にはキーボードやマウス等の入力装置 26よりデータの入力等を行レ、、演算結果はディスプレイやプリンタ等の出力装置 27に出力される。 HDD24に格納されたアプリケーションプログラムによって所定の処理を実行するためには、 ROM 23に記憶された入力制御や出力制御などのハードウェア制御のための基本的な各種プログラムを起動し、 RAM22をアプリケーションプログラムのワークエリアとして機能させながら、 CPU21が演算処理を行う。

[0059] 受信者端末 20では、 NIC25で表示プログラム 31を受信して、表示プログラム 31は HDD24に格納される。受信者が当該情報を閲覧するために、入力装置 26を操作して表示プログラム 31を起動すると、 HDD24に格納された表示プログラム 31が RAM 22に読み出され、 CPU21で演算処理を行ってプログラムの処理を実行する。

[0060] 表示プログラム 31にファイルの閲覧を許諾された端末の識別情報が記述されている場合、当該識別情報が MACアドレスであれば NIC25から MACアドレスを取得し、表示プログラム 31に記述された MACアドレスと対比する。両者が一致する場合は、そのままプログラムの表示処理を続行してビューァを起動し、送信者が作成したファィルに表示されていた情報の表示画面を再現して、出力装置 27に表示する。一方、両者が一致しない場合は、送信者が指定した相手の操作する端末ではないと判定して、表示プログラム 31の表示処理は中断され、不正な操作者が表示プログラム 31をコピーして他の端末で情報を閲覧することを防止することができる。

[0061] 表示プログラム 31にファイルの閲覧を許諾されたユーザのユーザ IDが記述されている場合であれば、 RAM22や HDD24に記憶された環境変数の中力ユーザ IDを取得し、表示プログラム 31に記述されたユーザ IDと対比する。両者が一致する場合は、そのままプログラムの表示処理を続行してビューァを起動し、送信者が作成したファイルに表示されていた情報の表示画面を再現して、出力装置 27に表示する。一方、両者が一致しない場合は、送信者が指定した操作者ではないと判定して、表示プログラム 31の表示処理は中断され、不正な操作者が表示プログラム 31をコピーして他の端末で情報を閲覧することを防止することができる。

[0062] 図 12は、この場合に参照する環境変数の一例を示している。環境変数はコンビュータの属性や設定を定義するものであって、コンピュータにログインした際のユーザ I Dにかかる情報も、通常は環境変数の一部として保持されるため、この中からユーザ I Dの項目に記憶されたデータを取得することによって、その時点でコンピュータを操作しているユーザのユーザ IDを特定することができる。但し、ユーザ IDを取得する対象は、環境変数に限られるものではなレ、。尚、図 12には環境変数の 1つとしてコンビユータ名が記述されているが、このデータをキーに識別する場合には、表示が許諾される相手は、操作者単位ではなく端末単位で設定されることになる。

[0063] 表示プログラム 31にファイルの閲覧を許諾された端末やユーザの識別情報が記述されていない場合は、初回の起動時において端末の識別情報を記述するためのプログラムへの書き込み処理を行う。識別情報に MACアドレスを用いる場合であれば、 NIC25から MACアドレスを取得し、表示プログラム 31のヘッダー等に表示条件として当該 MACアドレスを記述して、 HDD24に格納する。識別情報にユーザ IDを用いる場合であれば、環境変数からユーザ IDを取得して、同様の処理を実行する。さらに、プログラムの表示処理を続行してビューァを起動し、送信者が作成したファイルに表示されてレ、た情報の表示画面を再現して、出力装置 27に表示する。

[0064] 2回目以降の起動時においては、 NIC25から MACアドレスを取得し、 RAM22に読み出された表示プログラム 31に記述された MACアドレスと対比する。又は、環境変数からユーザ IDを取得し、 RAM22に読み出された表示プログラム 31に記述されたユーザ IDと対比する。両者が一致する場合は、そのままプログラムの表示処理を続行してビューァを起動し、送信者が作成したファイルに表示されてレ、た情報の表示画面を再現して、出力装置 27に表示する。一方、両者が一致しない場合は、送信者が指定した相手の操作する端末ではなレ、（又は指定したユーザではなレ、）と判定して、表示プログラム 31の表示処理は中断され、不正な操作者が表示プログラム 31をコピーして他の端末で情報を閲覧することや、不正な操作者が情報を表示することを防止できる。

[0065] 続いて、図 3及び図 4の図、図 7及び図 8のフローチャートを用いて、本発明の第 1 の実施形態について説明する。図 3及び図 4は、本発明の第 1の実施形態において、情報表示プログラム (表示プログラム 31)を作成して送信するフローの概要を示しており、図 3は汎用的なビューァを用いて情報表示プログラムを作成する場合、図 4は入力時に作成したファイルのファイル形式に対応するビューァを用いて情報表示プログラムを作成する場合である。尚、以下の説明では、情報を表示する権限として受信者側の端末の識別情報、具体的には MACアドレスを用いる例について説明する、識別情報に IPアドレスなど端末を特定する他の情報を用いる場合、識別情報にユーザ IDなど操作者を特定する情報を用いる場合であっても、コンピュータの処理フローについては同様である。

[0066] 本発明の第 1の実施形態において、情報表示プログラム（表示プログラム 31)を作成するフローは、図 7のフローチャートに示したとおりである。ある相手先にのみ閲覧させたい秘密情報を送信したい送信者は、文書作成ソフトや表計算ソフトにより、当該秘密情報を伝えるための送信ファイル 35を作成する。送信者は、表示プログラム作成プログラム 30を起動して、送信したい送信ファイル 35を特定する（S01)。

[0067] 表示プログラム作成プログラム 30には、表示プログラム 31を作成するためにビューァ機能部分のモジュールが図 3では 1種類、図 4では複数種類備えられている。図 3 のビューァ 33は複数のファイル形式に対応できる汎用ビューァであって、このパターンでは送信ファイル 35が対応不可のファイル形式でない限り、どのようなファイル形式であってもビューァ 33を用いて表示プログラム 31が作成される。一方、図 4のビューァ 331等は特定のファイル形式に対応した専用ビューァであって、このパターンでは送信ファイル 35のファイル形式に対応するビューァ 331を選択して表示プログラム 31が作成される。ビューァの中には汎用的なものも含めておき、対応する専用ビューァが存在しない場合には汎用ビューァを用いることとしてもよい。

[0068] 図 7のフローチャートは、図 4のパターンに対応している。特定された送信ファイル 3 5は、最適のビューァを用いて表示プログラム 31を作成するために、送信ファイル 35 のファイル形式を特定するために、ファイルの拡張子を読み取る（S02)。尚、フアイル形式を特定する方法は拡張子の読み取りに限られるものではなぐファイルの先頭近辺のデータや、ファイル全体から判定するものであってもよい。続いて、当該拡張子に対応する専用ビューァが備えられているかを確認し (S03)、専用ビューァがある場合には対応するビューァを取得する（S04)。対応する専用ビューァがない場合は、汎用ビューァを取得する（S05)。尚、図 3のパターンであれば、この工程においてはファイル形式に関わらず汎用ビューァが取得される。また、図 3、図 4いずれのバターンにおいても、特定した送信ファイル 35のファイル形式がそもそも表示プログラム作成プログラム 30で対応できない形式である場合は、サポートされていない形式であることを示すエラーメッセージが表示される。

[0069] 次に、送信ファイル 35の内容を表示する表示プログラム 31を表示させる表示条件の設定を受け付ける（S06)。表示条件には、相手先の受信者端末 20を識別するための MACアドレス 32等の端末の識別情報が必ず含まれる。力かる識別情報は、送信者の入力を受け付けることとしてもよいが、送信する相手先の MACアドレス 32等のアドレス帳を送信先アドレステーブル 19に記憶させておいて、送信先を指定されると送信先アドレステーブル 19から読み出すこととしてもよい。表示条件については、その他に情報の閲覧を許諾する有効期限、情報の閲覧回数を制限する起動回数の制限などを加えることとしてもよい。尚、これらのその他の表示条件については、必ずしも設定されなくてもよレヽ。

[0070] このように表示条件が設定されると、 MACアドレス 32を含む表示条件、選択されたビューァ 33 (331)、送信ファイル 35の中の情報表示に必要な表示データ 34を結合して、閲覧専用の表示プログラム 31が作成される（S07)。送信者が作成した送信フアイノレ 35は、それぞれファイルが作成された文書作成ソフトなどのアプリケーションに依存したデータ形式となっているので、この中から当該アプリケーションの関数部分と変数部分を識別して、送信者がファイル作成時に入力又は選択した変数部分から表示データ 34が作成される。かかるデータの変換は、各々のアプリケーションについて定義された変換テーブル 18に従って行われる。 [0071] 作成された表示プログラム 31は、そのデータの少なくとも一部が MACアドレス 32をキーに喑号ィ匕される（S08)。喑号ィ匕されるデータは、通常は表示データ 34が対象となる力表示プログラム 31の起動に用いられる部分を除いてビューァ 33を含む他の部分を含めて喑号ィ匕することとしてもよレ、。暗号化のキーに MACアドレス 32を用いることにより、表示プログラム 31は MACアドレス 32の端末においてしか復号化できなくなる。

[0072] このように作成される表示プログラム 31は、 MACアドレス 32を含む表示条件、ビューァ 33 (331)、表示データ 34が一体化されて結合されたプログラムなので、受信側で対応するアプリケーションを備えていなくても、起動することが可能となっている。受信側のコンピュータのアプリケーションに依存することなく起動可能なように、表示プログラム 31は実行形式のバイナリーファイルで作成され、受信者端末 20に送信されて格納される。尚、この例では端末の識別情報に MACアドレスを用いた力個々の端末を特定できるものであれば、 IPアドレスなどその他の情報を用いることとしてもよレ、。

[0073] 具体的には、表示プログラム 31は送信者端末 10から電子メールの添付ファイルの形式で送信され、受信者端末 20で電子メールを受信すると、添付ファイルとして添付された表示プログラム 31を受信して、 HDD24の所定の領域に格納する。受信者が受信した秘密情報を閲覧したい場合は、以下のフローにより当該表示プログラム 31 を起動する。

[0074] 本発明の第 1の実施形態において、情報表示プログラムを起動して表示するフローは、図 8のフローチャートに示したとおりである。まず、受信者端末 20で起動用のアイコン等を選択して、表示プログラム 31を起動する（Sl l)。表示プログラム 31は、まず受信者端末 20の MACアドレス 32を NIC25から取得する（S12)。次に、当該 MAC アドレス 32と表示プログラム 31に表示条件として記述された MACアドレス 32を対比する（S13)。表示プログラム 31が起動された端末が送信者の指定した正規の受信者端末 20である場合、 MACアドレス 32は一致する力 S、表示プログラム 31が不正にコピーされて他の受信者端末 40で起動された場合は、取得する MACアドレス 41は MACアドレス 32と一致しないので、エラーメッセージが表示されて（S18)、情報の表示は行われない。

[0075] 次に、有効期限、起動回数など、その他の表示条件に合致するかの確認を行う (S 14)。有効期限の確認は、受信者端末 20内部のタイマーの日付と表示プログラム 31 に設定された有効期限を対比すればよい。起動回数の確認は、起動毎に表示プログラム 31に起動回数を示すフラグを書き込むこととして、当該フラグを確認することとすればよい。表示条件に合致しない場合は、エラーメッセージが表示されて（S 18)、情報の表示は行われなレ、。

[0076] MACアドレス 32がー致し、表示条件にも合致する場合は、 MACアドレス 32をキ一に表示プログラム 31のうち暗号化された部分の復号ィ匕が行われる（S15)。表示プログラム 31に含まれるビューァ 33のモジュールが読み出されて（S16)、表示データ 34がビューァ 33の形式で受信者端末 20の出力装置 27に表示される（S 17)。

[0077] 続いて、図 5及び図 6の図、図 9乃至図 11のフローチャートを用いて、本発明の第 2 の実施形態について説明する。図 5及び図 6は、本発明の第 2の実施形態において、情報表示プログラム (表示プログラム 31)を作成して送信するフローの概要を示しており、図 5は汎用的なビューァを用いて表示プログラム 31を作成する場合、図 6は入力時に作成したファイルのファイル形式に対応するビューァを用いて表示プログラム 31を作成する場合である。

[0078] 本発明の第 2の実施形態において、情報表示プログラム（表示プログラム 31)を作成するフローは、図 9のフローチャートに示したとおりである。ある相手先にのみ閲覧させたい秘密情報を送信したい送信者は、文書作成ソフトや表計算ソフトにより、当該秘密情報を伝えるための送信ファイル 35を作成する。送信者は、表示プログラム作成プログラム 30を起動して、送信したい送信ファイル 35を特定する（S21)。

[0079] 表示プログラム作成プログラム 30には、表示プログラム 31を作成するためにビューァ機能部分のモジュールが図 5では 1種類、図 6では複数種類備えられている。図 5 のビューァ 33は複数のファイル形式に対応できる汎用ビューァであって、このパターンでは送信ファイル 35が対応不可のファイル形式でない限り、どのようなファイル形式であってもビューァ 33を用いて表示プログラム 31が作成される。一方、図 6のビューァ 331等は特定のファイル形式に対応した専用ビューァであって、このパターンでは送信ファイル 35のファイル形式に対応するビューァ 331を選択して表示プログラム 31が作成される。ビューァの中には汎用的なものも含めておき、対応する専用ビューァが存在しない場合には汎用ビューァを用いることとしてもよい。

[0080] 図 9のフローチャートは、図 6のパターンに対応している。特定された送信ファイル 3 5は、最適のビューァを用いて表示プログラム 31を作成するために、送信ファイル 35 のファイル形式を特定するために、ファイルの拡張子を読み取る（S22)。当該拡張子に対応する専用ビューァが備えられているかを確認し (S23)、専用ビューァがある場合には対応するビューァを取得する（S24)。対応する専用ビューァがない場合は、汎用ビューァを取得する（S25)。尚、図 5のパターンであれば、この工程においてはファイル形式に関わらず汎用ビューァが取得される。また、図 5、図 6いずれのパターンにおいても、特定した送信ファイル 35のファイル形式がそもそも表示プログラム作成プログラム 30で対応できない形式である場合は、サポートされていない形式であることを示すエラーメッセージが表示される。

[0081] 次に、送信ファイル 35の内容を表示する表示プログラム 31を表示させる表示条件の設定を受け付ける（S26)。表示条件には、第 1の実施形態と異なり、相手先の受信者端末 20を識別するための MACアドレス 32等の端末の識別情報は含まれていなレ、。つまり、第 2の実施形態においては、相手方のコンピュータの MACアドレス等が不明な場合にも対応することが可能になっている。表示条件については、情報の閲覧を許諾する有効期限、情報の閲覧回数を制限する起動回数の制限などが設定される。尚、これらの表示条件については、必ずしも設定されなくてもよい。

[0082] このように表示条件が設定されると、有効期限等の表示条件、選択されたビューァ 33 (331)、送信ファイル 35の中の情報表示に必要な表示データ 34を結合して、閲覧専用の表示プログラム 31が作成される（S27)。送信者が作成した送信ファイル 35 は、それぞれファイルが作成された文書作成ソフトなどのアプリケーションに依存したデータ形式となっているので、この中から当該アプリケーションの関数部分と変数部分を識別して、送信者がファイル作成時に入力又は選択した変数部分から表示データ 34が作成される。かかるデータの変換は、各々のアプリケーションについて定義された変換テーブル 18に従って行われる。 [0083] このように作成される表示プログラム 31は、有効期限等の表示条件、ビューァ 33 (3 31)、表示データ 34が一体化されて結合されたプログラムなので、受信側で対応するアプリケーションを備えていなくても、起動することが可能となっている。受信側のコンピュータのアプリケーションに依存することなく起動可能なように、表示プログラム 3 1は実行形式のバイナリーファイルで作成され、受信者端末 20に送信されて格納される。

[0084] 具体的には、表示プログラム 31は送信者端末 10から電子メールの添付ファイルの形式で送信され、受信者端末 20で電子メールを受信すると、添付ファイルとして添付された表示プログラム 31を受信して、 HDD24の所定の領域に格納する。受信者が受信した秘密情報を閲覧したい場合は、以下のフローにより当該表示プログラム 31 を起動する。

[0085] 本発明の第 2の実施形態において、情報表示プログラムを起動して表示するフローは、図 10及び図 1 1のフローチャートに示したとおりである。まず、受信者端末 20で起動用のアイコン等を選択して、表示プログラム 31を起動する（S 31)。次に、表示プログラム 31の起動が、初回の起動であるか否力を確認する（S 32)。初回の起動であるか否かの判定は、起動回数等を示すフラグを表示プログラム 31に書き込んでこれを半 IJ定することとしてもよいし、オペレーティングシステム等に含まれるファイルの操作履歴等を用いることとしてもよぐ判定方法は特に限定されない。

[0086] 表示プログラム 31の起動力初回の起動であると判定されると、表示プログラム 31 は、受信者端末 20の MACアドレス 32を NIC25から取得する（S 33)。取得した MA Cアドレス 32を表示プログラム 31が表示できる端末の条件として表示プログラム 31に書き込むとともに（S34)、取得した MACアドレス 32をキーとして表示プログラム 31の少なくとも一部のデータの暗号化を行う（S35)。 MACアドレス 32が書き込まれ、少なくとも一部のデータが喑号化された表示プログラム 31は、受信者端末 20の HDD24 に格納される（S36)。さらに、表示プログラム 31に含まれるビューァ 33のモジュールが読み出されて（S37)、表示データ 34がビューァ 33の形式で受信者端末 20の出力装置 27に表示される（S38)。

[0087] 表示プログラム 31の起動力初回の起動でないと判定されると、図 1 1のフローが実行される。表示プログラム 31は、まず受信者端末 20の MACアドレス 32を NIC25から取得する（S39)。次に、当該 MACアドレス 32と表示プログラム 31に表示条件として記述された MACアドレス 32を対比する（S40)。表示プログラム 31には、初回の起動時に図 10のフローに従って MACアドレス 32が表示条件として記述されている。表示プログラム 31が起動された端末が送信者の指定した正規の受信者端末 20である場合、 MACアドレス 32は一致する力表示プログラム 31が不正にコピーされて他の受信者端末 40で起動された場合は、取得する MACアドレス 41は MACアドレス 32 と一致しないので、エラーメッセージが表示されて（S45)、情報の表示は行われない

[0088] 次に、有効期限、起動回数など、その他の表示条件に合致するかの確認を行う (S 41)。有効期限の確認は、受信者端末 20内部のタイマーの日付と表示プログラム 31 に設定された有効期限を対比すればよい。起動回数の確認は、起動毎に表示プログラム 31に起動回数を示すフラグを書き込むこととして、当該フラグを確認することとすればよい。表示条件に合致しない場合は、エラーメッセージが表示されて（S45)、情報の表示は行われなレ、。

[0089] MACアドレス 32がー致し、表示条件にも合致する場合は、 MACアドレス 32をキ一に表示プログラム 31のうち暗号化された部分の復号ィ匕が行われる（S42)。表示プログラム 31の少なくとも一部のデータは、初回の起動時に図 10のフローに従って M ACアドレス 32をキーに暗号化されている。表示プログラム 31に含まれるビューァ 33 のモジュールが読み出されて（S43)、表示データ 34がビューァ 33の形式で受信者端末 20の出力装置 27に表示される（S44)。

[0090] 以上にぉレ、ては、第 1の実施形態ではファイル作成時に送信者側で識別情報を特定し、第 2の実施形態では受信者側で初めてファイルを開いたときに識別情報を特定することとして説明したが、識別情報の特定はいずれか一方のみを用いる方法に限られるものではなぐ 2以上の識別情報を用いて両方のパターンを併用することとしてもよレ、。例えば、端末とユーザのいずれも特定してファイルを表示させたい場合であって、端末の MACアドレスは送信者側で把握しているがユーザ IDが不明というケースであれば、第 1の実施形態を用いて送信者側で MACアドレスを特定してフアイルに記述する（さらに MACアドレスをキーに喑号ィ匕してもよい）とともに、第 2の実施形態を用いて受信者側でファイルを読み出したユーザのユーザ IDを記述する（さらにユーザ IDをキーに喑号ィ匕してもょレ、）よう設定すればょレ、。

[0091] 力、かる方法による場合、送信者側で作成するファイルには必要な識別情報のうち特定できなかった情報がプログラムに記述され、受信者側での初回の起動時に識別情報に不足がないか否力、、プログラムに記述された当該情報を参照して追加的な識別情報の埋め込みの要否を判定する。つまり、図 10のフローチャートでいえば、 S33のステップの前に、必要な識別情報が全て特定されているか否かの判定を行レ、、特定されていないものがある場合には、特定すべき識別情報を取得する S34以下のステップに進むこととなる。

図面の簡単な説明

[0092] [図 1]本発明にかかる情報表示プログラムが有用なネットワークの利用環境の一例を示す図である。

[図 2]本発明にかかる情報表示プログラムを送信する送信者端末と、情報表示プログラムを受信する受信者端末の構成を示すブロック図である。

[図 3]本発明の第 1の実施形態において、情報表示プログラムを作成して送信するフローを示す第 1の図である。

[図 4]本発明の第 1の実施形態において、情報表示プログラムを作成して送信するフローを示す第 2の図である。

[図 5]本発明の第 2の実施形態において、情報表示プログラムを作成して送信するフローを示す第 1の図である。

[図 6]本発明の第 2の実施形態において、情報表示プログラムを作成して送信するフローを示す第 2の図である。

[図 7]本発明の第 1の実施形態において、送信者側で情報表示プログラムを作成するフローを示すフローチャートである。

[図 8]本発明の第 1の実施形態において、受信者側で情報表示プログラムを表示するフローを示すフローチャートである。

[図 9]本発明の第 2の実施形態において、送信者側で情報表示プログラムを作成するフローを示すフローチャートである。

園 10]本発明の第 2の実施形態において、受信者側で情報表示プログラムを初めて表示するフローを示すフローチャートである。

園 11]本発明の第 2の実施形態において、受信者側で情報表示プログラムを 2回目以降に表示するフローを示すフローチャートである。

園 12]本発明にかかる情報表示プログラムにおいて、識別情報にユーザを特定する場合に参照する環境変数の一例を示す図である。

符号の説明

10 达者) ί耑术

11 CPU

12 RAM

13 ROM

14 HDD

15 NIC

16 入力装置

17 出力装置

18 変換テーブル

19 送信先アドレステーブル

20 受信者端末

21 CPU

22 RAM

23 ROM

24 HDD

25 NIC

26 入力装置

27 出力装置

30 表示プログラム作成プロ:

31 表示プログラム MACアドレスビューァビューァビューァビューァ表示データ送信ファイル受 1目者端末

MACアドレス

Claims

請求の範囲

[1] 所定の情報の表示が許諾されたコンピュータに関する第 1の識別情報が記述された前記情報を表示するためのプログラムであって、前記プログラムを起動したコンビュータに、

前記プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、

前記コンピュータに関する第 2の識別情報を取得するステップと、

前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、

前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させることを特徴とする情報表示プログラム。

[2] 前記プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて前記プログラムを起動したコンピュータに、

前記表示条件を読み出すステップと、

前記表示条件に合致するか否力、を判定するステップと、を実行させ、

前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に、前記表示データを作成すること

を特徴とする請求項 1記載の情報表示プログラム。

[3] 前記プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータは前記第 1 の識別情報をキーに暗号化されてレ、て、

前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキーに復号化して前記表示データを作成すること

を特徴とする請求項 1又は 2記載の情報表示プログラム。

[4] 所定の情報をコンピュータに表示するためのプログラムであって、前記プログラムを起動したコンピュータに、前記プログラムの起動が初回の起動であるか否力を判定するステップを実行させ、前記プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記コンピュータに関する第 1の識別情報を取得するステップと、

前記プログラムに前記第 1の識別情報を前記所定の情報の表示が許諾されたコンビユータの識別キーとして書き込み、前記第 1の識別情報が書き込まれたプログラムを前記コンピュータに格納するステップと、

前記プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させ、

前記プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記コンピュータに、前記プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、

前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させること

を特徴とする情報表示プログラム。

前記プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて前記プログラムを起動したコンピュータに、

前記表示条件を読み出すステップと、

前記プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記表示データを作成するステツプでは、前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成し前記プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成すること

を特徴とする請求項 4記載の情報表示プログラム。

[6] 前記プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 1の識別情報をキーに喑号ィ匕するステップを実行させ、

前記プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキーに複号化して前記表示データを作成すること

を特徴とする請求項 4又は 5記載の情報表示プログラム。

[7] 所定の情報の表示が許諾されたユーザに関する第 1の識別情報が記述された前記情報を表示するためのプログラムであって、前記プログラムを起動したコンピュータに前記プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、

前記コンピュータを操作するユーザに関する第 2の識別情報を取得するステップと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、

[8] 前記プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて前記プログラムを起動したコンピュータに、

前記表示条件を読み出すステップと、

を特徴とする請求項 7記載の情報表示プログラム。 [9] 前記プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータは前記第 1 の識別情報をキーに暗号化されてレヽて、

を特徴とする請求項 7又は 8記載の情報表示プログラム。

[10] 所定の情報をコンピュータに表示するためのプログラムであって、前記プログラムを起動したコンピュータに、

前記プログラムの起動が初回の起動であるか否かを判定するステップを実行させ、前記プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記コンピュータを操作するユーザに関する第 1の識別情報を取得するステップと、前記プログラムに前記第 1の識別情報を前記所定の情報の表示が許諾されたユーザの識別キーとして書き込み、前記第 1の識別情報が書き込まれたプログラムを前記コンピュータに格納するステップと、

を特徴とする情報表示プログラム。

[11] 前記プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて前記プログラムを起動したコンピュータに、

前記表示条件を読み出すステップと、

前記表示条件に合致するか否力を判定するステップと、を実行させ、

を特徴とする請求項 10記載の情報表示プログラム。

[12] 前記プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 1の識別情報をキーに喑号ィ匕するステップを実行させ、

前記プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキーに復号化して前記表示データを作成すること

を特徴とする請求項 11又は 12記載の情報表示プログラム。

[13] 所定の情報をコンピュータに表示するための情報表示プログラムを作成するための作成プログラムであって、第 1のコンピュータに、

前記情報表示プログラムにより表示させる所定の情報を含むファイルの選択を受け付けるステップと、

前記ファイルから前記所定の情報を表示するためのデータを取得するステップと、前記所定の情報の表示が許諾されたコンピュータに関する第 1の識別情報を受け付けるステップと、

少なくとも前記第 1の識別情報、前記所定の情報を表示するためのデータ、前記所定の情報を表示するためのビューァプログラムを含むデータ及びプログラムを結合して、前記所定の情報を表示するための情報表示プログラムを作成するステップと、を実行させ、前記情報表示プログラムは、前記情報表示プログラムを起動した第 2のコンピュータに、

前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記第 2のコンピュータに関する第 2の識別情報を取得するステップと、

前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記情報表示プロダラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと

、を実行させること

を特徴とする情報表示プログラムの作成プログラム。

所定の情報をコンピュータに表示するための情報表示プログラムを作成するための作成プログラムであって、第 1のコンピュータに、

前記ファイルから前記所定の情報を表示するためのデータを取得するステップと、少なくとも前記所定の情報を表示するためのデータ、前記所定の情報を表示するためのビューァプログラムを含むデータ及びプログラムを結合して、前記所定の情報を表示するための情報表示プログラムを作成するステップと、を実行させ、

前記情報表示プログラムは、前記情報表示プログラムを起動した第 2のコンピュータに、

前記情報表示プログラムの起動が初回の起動であるか否力を判定するステップを実行させ、

前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに前記コンピュータに関する第 1の識別情報を取得するステップと、

前記情報表示プログラムに前記第 1の識別情報を前記所定の情報の表示が許諾されたコンピュータの識別キーとして書き込み、前記第 1の識別情報が書き込まれたプログラムを前記コンピュータに格納するステップと、前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させ、

前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記コンビュータに、

前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記コンピュータに関する第 2の識別情報を取得するステップと、

、を実行させること

を特徴とする情報表示プログラムの作成プログラム。

前記ファイルから前記所定の情報を表示するためのデータを取得するステップと、前記所定の情報の表示が許諾されたユーザに関する第 1の識別情報を受け付けるステップと、

少なくとも前記第 1の識別情報、前記所定の情報を表示するためのデータ、前記所定の情報を表示するためのビューァプログラムを含むデータ及びプログラムを結合して、前記所定の情報を表示するための情報表示プログラムを作成するステップと、を実行させ、

前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記第 2のコンピュータを操作するユーザに関する第 2の識別情報を取得するステツプと、

前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致する場合には、前記情報表示プロダラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させること

を特徴とする情報表示プログラムの作成プログラム。

前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに前記コンピュータを操作するユーザに関する第 1の識別情報を取得するステップと、前記情報表示プログラムに前記第 1の識別情報を前記所定の情報の表示が許諾されたユーザの識別キーとして書き込み、前記第 1の識別情報が書き込まれたプロダラムを前記コンピュータに格納するステップと、

前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させ、前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記コンビュータに、

前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記コンピュータを操作するユーザに関する第 2の識別情報を取得するステップと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、

、を実行させること

を特徴とする情報表示プログラムの作成プログラム。

所定の情報をコンピュータに表示するための情報表示プログラムを作成するための作成装置であって、

前記情報表示プログラムにより表示させる所定の情報を含むファイルの選択を受け付けるファイル選択受付手段と、

前記ファイルから前記所定の情報を表示するためのデータを取得するデータ取得手段と、

前記所定の情報の表示が許諾されたコンピュータに関する第 1の識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、

少なくとも前記第 1の識別情報、前記所定の情報を表示するためのデータ、前記所定の情報を表示するためのビューァプログラムを含むデータ及びプログラムを結合して、前記所定の情報を表示するための情報表示プログラムを作成するプログラム作成手段と、を備えていて、

前記情報表示プログラムは、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記第 2のコンピュータに関する第 2の識別情報を取得するステップと、

を特徴とする情報表示プログラムの作成装置。

[18] 前記情報表示プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、

前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、

前記表示条件を読み出すステップと、

を特徴とする請求項 13記載の情報表示プログラムの作成装置。

[19] 前記情報表示プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータは前記第 1の識別情報をキーに暗号化されてレ、て、

を特徴とする請求項 13又は 14記載の情報表示プログラムの作成装置。

[20] 所定の情報をコンピュータに表示するための情報表示プログラムを作成するための作成装置であって、

少なくとも前記所定の情報を表示するためのデータ、前記所定の情報を表示するためのビューァプログラムを含むデータ及びプログラムを結合して、前記所定の情報を表示するための情報表示プログラムを作成するプログラム作成手段と、を備えていて前記情報表示プログラムは、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記情報表示プログラムの起動が初回の起動であるか否力を判定するステップを実行させ、

前記情報表示プログラムに前記第 1の識別情報を前記所定の情報の表示が許諾されたコンピュータの識別キーとして書き込み、前記第 1の識別情報が書き込まれたプログラムを前記コンピュータに格納するステップと、

前記情報表示プログラムから前記所定の情報を表示するためのデータを読み出して前記コンピュータに接続されたディスプレイ又はプリンタに出力するための表示データを作成するステップと、を実行させ、

前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記コンビュータに、前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記コンピュータに関する第 2の識別情報を取得するステップと、

を特徴とする情報表示プログラムの作成装置。

前記情報表示プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、

前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、

前記表示条件を読み出すステップと、

前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成し、

前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成することを特徴とする請求項 16記載の情報表示プログラムの作成装置。

[22] 前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記情報表示プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 1の識別情報をキーに喑号ィ匕するステップを実行させ、

前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキーに復号化して前記表示データを作成することを特徴とする請求項 16又は 17記載の情報表示プログラムの作成装置。

[23] 所定の情報をコンピュータに表示するための情報表示プログラムを作成するための作成装置であって、

前記所定の情報の表示が許諾されたユーザに関する第 1の識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、

前記情報表示プログラムは、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記第 2のコンピュータを操作するユーザに関する第 2の識別情報を取得するステツプと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、

を特徴とする情報表示プログラムの作成装置。

[24] 前記情報表示プログラムには前記所定の情報を表示するための表示条件が記述されていて、

前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、

前記表示条件を読み出すステップと、

を特徴とする請求項 23記載の情報表示プログラムの作成装置。

[25] 前記情報表示プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータは前記第 1の識別情報をキーに暗号化されてレ、て、

を特徴とする請求項 23又は 24記載の情報表示プログラムの作成装置。

[26] 所定の情報をコンピュータに表示するための情報表示プログラムを作成するための作成装置であって、

少なくとも前記所定の情報を表示するためのデータ、前記所定の情報を表示するためのビューァプログラムを含むデータ及びプログラムを結合して、前記所定の情報を表示するための情報表示プログラムを作成するプログラム作成手段と、を備えていて前記情報表示プログラムは、前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、前記情報表示プログラムの起動が初回の起動であるか否力、を判定するステップを実行させ、

前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記コンビュータに、前記情報表示プログラムから前記第 1の識別情報を読み出すステップと、前記コンピュータを操作するユーザに関する第 2の識別情報を取得するステップと、前記第 1の識別情報と前記第 2の識別情報を対比するステップと、

を特徴とする情報表示プログラムの作成装置。

前記情報表示プログラムを起動したコンピュータに、

前記表示条件を読み出すステップと、前記表示条件に合致するか否力を判定するステップと、を実行させ、

前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、前記第 1の識別情報と第 2の識別情報が一致し、かつ前記表示条件に合致すると判定される場合に前記表示データを作成することを特徴とする請求項 26記載の情報表示プログラムの作成装置。

前記情報表示プログラムの起動が初回の起動である場合には、前記コンピュータに、前記情報表示プログラムに記述された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 1の識別情報をキーに喑号ィ匕するステップを実行させ、

前記情報表示プログラムの起動が 2回目以降の起動である場合には、前記表示データを作成するステップでは、暗号化された前記所定の情報を表示するためのデータを前記第 2の識別情報をキーに復号化して前記表示データを作成することを特徴とする請求項 26又は 27記載の情報表示プログラムの作成装置。