WO2004081778A1

WO2004081778A1 - データ入力装置、データ入力方法、データ入力プログラム及びデータ入力プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number: WO2004081778A1
Application number: PCT/JP2004/002546
Authority: WO
Inventors: Kiyoshi Kanazawa; Takayuki Hayami
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 2003-03-03
Filing date: 2004-03-02
Publication date: 2004-09-23
Also published as: JPWO2004081778A1; EP1600846A1; WO2004081778B1; CA2517715A1; US20060156235A1; KR20050111342A

Description

データ入力装置、データ入力方法、データ入力プログラム及びデ一夕入力プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体技術分野

本発明は、数値データや文字明デ一夕を入力するデータ入力装置、データ入力方法、データ入力プロダラム及びデ一タ入力プログラムを記録したコンビユータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。書

背景技術

従来、コンピュータを初めとする情報機器の操作は、キ一ボードやテンキ一による文字/数値の入力が基本であつたが、近年の個人向け汎用コンピュータでは、ビットマップディスプレイとウインドウシステムの浸透に伴って、所謂マウスに代表されるポインティングデバイスを併用したシステムが主流となり、マウスカーソルの移動とマウスポタンのクリックゃドラッグアンドドロップ操作など. マウスによって大部分の操作を行えるように工夫されたソフトウェアが増加し、ユーザがキーボードを用いて入力操作を行う場面は少なくなりつつある。

携帯電話機など、元々フルキーボードを必要としない専用情報機器においても、電話番号などの数値を入力する際には 0〜 9の数値ポタンが操作される。一方、数値入力を伴わない検索機能などを用いる際や、画面上に表示される選択項目の上下左右への移動と選択項目の確定のための操作をする際には、マウスの代わりに設けられた専用ポタンが用いられることが多い。

こうした近年の情報機器では、マウスや、選択項目の移動および確定に用いる専用ポタンを、文字デ一夕や数値デ一夕を直接入力するためのキ一ポードゃ数字ポタンとは独立させた構成が採られている。そのため、特定の場面でのみ要求される文字データや数値データの直接入力時には、キーポードゃ数字ボタンを操作するようにユーザを誘導することが、ユーザインターフェース上望ましいものとなってきている。

これに対して、汎用コンピュータ上のユーザインターフエ一スでは、数値デ一夕や文字データを直接入力すべきときに、ビットマップディスプレイ上に入力結果を表示するための領域とテキストカーソルを表示することが広く行われている。このテキスト力一ソルとして、点滅カーソルが用いられることもある。また、携帯電話機において数値ポタンを操作すべきときに数値ポタンに付与された発光ダイオードを点灯させる技術が提案されている。この従来技術は、例えば、特開平 0 2— 2 8 8 1 7号公報（特許文献 1 ) に開示されている。更に、必要に応じて数字ボタンを点灯させる類似の提案もなされている。この従来技術は、例えば、特開 2 0 0 2— 1 6 3 0 6 3号公報（特許文献 2 ) に開示されている。

しかしながら、こうした従来の技術には、ユーザの注意をキ一ボードゃ数字ポタンへと誘導する能力が必ずしも十分でないという課題がある。

すなわち、ビットマップディスプレイ上に入力結果を表示するための領域とテキストカ一ソルとを表示した場合には、テキストカ一ソルの位置にユーザの視線を誘導することはできても、テキストカーソルとキーボードとのつながりを明確に表わすものがないのであまり情報機器の操作に慣れていないュ一ザには、何を操作すればよいのかが明確に伝わらないという課題がある。テキストカーソルとして点滅力―ソルを用いた場合には、ュ一ザの注意をテキストカ一ソルへと向ける効果が高くなるが、テキストカーソルとキーボ一ドとのつながりを表現できない限り、何を操作すべきかをユーザに明確に伝えられないという課題が解決されるものではない。

特許文献 1や特許文献 2で提案されている数値ポタンに付与した発光ダイォードを点灯させる技術を用いれば、ユーザの視線を数値ポタンへと誘導し、数値ポタンを操作すべきことを直感的に認識させることが可能となる。しかしながら、人間の視覚には変化する部分には気づきやすいが変化しないものには気づきにくいという特性があるため、たまたまユーザの注意を一時的にそらす事象が身近に発生するなどして、最初に発光ダイオードが点灯したときにユーザが気づかないと、その後は注意を引くことが難しいという課題がある。また、携帯電話機のようなバッテリーで動作する情報機器においては、発光ダイォ一ドを点灯し続けることによって消費電力が増大し、使用可能な時間が減少するという課題もある。発明の開示

本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、キーボードや数字ポタンからデ一夕を直接入力するときに、ユーザの視線をキーボードや数字ポタンへと良好に誘導することができるデータ入力装置、デ一夕入力方法、データ入力プログラム及びデータ入力プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とするものである。

第 1の発明は、数値データ及び文字データのうちの少なくとも一方を直接入力する第 1の操作手段と、数値データ及び文字データの直接入力以外の操作を行う第 2の操作手段と、第 1の操作手段によるデータ入力を開始するとき点滅動作を伴ってユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導手段とを備えた構成としているので、視覚的変化を伴う点滅動作を用いてユーザの視線を効果的に第 1の操作手段へと誘導することができる。また、たまたまユーザの注意を一時的にそらす事象が身近に発生するなどして、点滅動作の開始にユーザが気づかなかったとしても、点滅動作は視覚的変化が継続するので、後に容易にユーザの注意を引き第 1の操作手段を操作するよう誘導することができる。第 2の発明は、第 1の発明において、誘導手段は、第 1の操作手段によるデ一夕入力を開始するときユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導印を点滅させる誘導手段を更に備えた構成としているので、誘導手段が誘導印を点滅させることにより、ユーザの視線を効果的に第 1の操作手段へと誘導することができる。

第 3の発明は、第 2の発明において、第 1の操作手段により入力されたデー夕を表示する表示手段と、表示手段上に点滅カーソルを表示させるカーソル表示手段とを更に備え、誘導手段は、点滅力一ソルの点滅と誘導手段による誘導印の点滅とを同期させる構成としているので、誘導手段が点滅させる誘導印と点滅力一ソルとを関連づけ、第 1の操作手段を用いて入力操作を行うべきことをユーザに直感的に理解させることができる。

第 4の発明は、第 3の発明において、誘導手段が点滅させる誘導印と第 1の操作手段との距離が点滅カーソルと第 1の操作手段との距離よりも短くなるように誘導印を配置しているので、逆の位置関係に配置するよりも良好に、ユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導することができる。

第 5の発明は、第 3の発明において、誘導手段は、ュ一ザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導印を表示手段上に点滅表示させるので、元々ユーザが注視している表示手段上にユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導印を点滅表示させ、効果的にユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導することができる。

第 6の発明は、第 5の発明において、誘導手段が点滅させる誘導印を表示手段上の中央よりも第 1の操作手段に近い位置に配置した構成としているので、逆の位置関係に配置するよりも良好に、ユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導することができる。

第 7の発明は、第 5の発明において、ユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導印が第 1の操作手段の形状を表わす図形を含んでいるので、当該デ一夕入力装置のどの部分が第 1の操作手段であるかをユーザに直感的に理解させることができる。

第 8の発明は、第 5の発明において、ユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導印が第 1の操作手段が存在する方向を表わす図形を含んでいるので、どの方向に第 1の操作手段が存在するかをユーザに直感的に理解させることができる。

第 9の発明は、第 2の発明において、誘導手段は第 1の操作手段の操作が開始されたときユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導印の点滅を停止するので、第 1の操作手段を操作することを理解したュ一ザに対してその後も誘導印がユーザの視線を引きつけ、数値や文字を入力するという本来の行為からユーザの注意をそらせてしまうのを未然に防止することができる。

第 1 0の発明は、第 2の発明において、誘導手段は、表示手段によって数値データ及び文字データのうちの少なくとも一方の最初の文字が表示されたとき、誘導印の点滅を停止するので、第 1の操作手段を操作することを理解したユーザに対してその後も誘導印がユーザの視線を引きつけ、数値や文字を入力する. という本来の行為からユーザの注意をそらせてしまうのを未然に防止することができる。

第 1 1の発明は、第 9又は 1 0の発明において、前記誘導印の点滅を停止した後誘導印を点灯させる構成としているので、誘導印の点滅が停止した後も引き続き第 1の操作手段の操作を継続すべきことを明確に示すことができる。第 1 2の発明は、第 2の発明において、誘導手段は第 1の操作手段の操作が完了したときユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導印を消灯させる構成としているので、必要でないときに第 1の操作手段を操作すべきかのような誤解をュ一ザに与えるのを未然に防止することができる。

第 1 3の発明は、第 3の発明において、誘導手段が点滅カーソルの表示に同期して誘導印を表示し、点滅カーソルの非表示に同期して誘導印を非表示とする構成としているので、誘導手段が点滅させる誘導印と点滅力一ソルとを自然な形で関連づけ、第 1の操作手段を用いて入力操作を行うべきことをユーザに直感的に理解させることができる。

第 1 4の発明は、第 3の発明において、誘導手段が点滅カーソルの表示に同期して誘導印を非表示とし、点滅力一ソルの非表示に同期して誘導印を表示する構成としているので、点滅力一ソルが表示されたときの視覚的印象および表示されないときの視覚的印象が、それぞれ、誘導印が表示されたときの視覚的印象および表示されないときの視覚的印象とは一致せず、逆に、誘導印が表示されないときの視覚的印象および誘導印が表示されたときの視覚的印象に近い配色で表示される場合においても、誘導手段が点滅させる誘導印と点滅カーソルとを自然な形で関連づけ、第 1の操作手段を用いて入力操作を行うべきことをユーザに直感的に理解させることができる。

第 1 5の発明は、第 2の発明において、誘導手段は第 1の操作手段近傍に設けた誘導灯を有し、ユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導印として誘導灯を点滅させる構成としているので、周囲があまり明るくない環境においても誘導灯の点滅によりユーザの視線を効果的に第 1の操作手段へと誘導することができる。

第 1 6の発明は、第 1 5の発明において、誘導灯は点灯時に第 1の操作手段の操作面を照らす構成としているので、ユーザの視線を第 1の操作手段へと直接誘導することができる。

第 1 7の発明は、第 1 5の発明において、誘導手段は誘導灯に供給する電力を断続して誘導灯を点滅させる構成としているので、誘導灯の点灯に要する消費電力を、誘導灯を点灯させ続ける場合よりも低減することができ、特にバッテリ一で動作する情報機器においてはバッテリ一を充電したり交換したりせずに使用可能な時間を伸ばすことができる。

第 1 8の発明は、数値データ及び文字データのうちの少なくとも一方の直接入力を行う第 1の操作手段と、数値データ及び文字データの直接入力以外の操作を行う第 2の操作手段と、第 1の操作手段によるデータ入力を開始するとき点滅動作を伴ってユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導手段としてコンピュータを機能させるデ一夕入力プログラムである。これにより、視覚的変化を伴う点滅動作を用いてユーザの視線を効果的に第 1の操作手段へと誘導することができる。また、たまたまユーザの注意を一時的にそらす事象が身近に発生するなどして点滅動作の開始にユーザが気づかなかったとしても、点滅動作は視覚的変化が継続するので、後に容易にユーザの注意を引き、第 1の操作手段を操作するよう誘導することができる。従って、文字や数値の直接入力が必要なときにユーザの視線を第 1の操作手段へと良好に誘導するソフトゥエアを実現することができる。このソフトウェアは、汎用の情報処理装置として構成されたハードウエア資源を協調動作させ、本発明のデータ入力装置の少なくとも一部を容易に実現することができる。更に、記録媒体や通信回線を介して配布し、新たな機能の追加や機能の更新を容易に行うことができる。第 1 9の発明は、数値データ及び文字デ一夕のうちの少なくとも一方の直接入力を行う第 1の操作手段と、数値データ及び文字データの直接入力以外の操作を行う第 2の操作手段と、第 1の操作手段によるデータ入力を開始するとき点滅動作を伴ってユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導手段としてコンピュータを機能させるデータ入力プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。従って、視覚的変化を伴う点滅動作を用いてユーザの視線を効果的に第 1の操作手段へと誘導することができ、また、たまたまユーザの注意を一時的にそらす事象が身近に発生するなどして、点滅動作の開始にュ一ザが気づかなかったとしても、点滅動作は視覚的変化が継続するので、後に容易にユーザの注意を引き、第 1の操作手段を操作するよう誘導することができるデータ入力プログラムを良好に記録し、配布することができる。

第 2 0の発明は、誘導手段が、数値データ及び文字デ一夕のうちの少なくとも一方の直接入力を行う第 1の操作手段によるデータ入力を開始するとき点滅動作を伴ってユーザの視線を前記第 1の操作手段へと誘導する誘導ステップと、第 1の操作手段が、数値デ一夕及び文字デ一夕のうちの少なくとも一方の直接入力を行う第 1の操作ステップとを含むデ一夕入力方法である。従って、視覚的変化を伴う点滅動作を用いてユーザの視線を効果的に第 1の操作手段へと誘導することができる。また、たまたまユーザの注意を一時的にそらす事象が身近に発生するなどして、点滅動作の開始にユーザが気づかなかったとしても、点滅動作は視覚的変化が継続するので、後に容易にユーザの注意を引き、第 1 の操作手段を操作するよう誘導することができる。

本発明の目的特徴、局面、及び利点を、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明確にする。図面の簡単な説明

図 1は、本発明の第 1の実施形態におけるデータ入力装置の構成を示す図である。

図 2は、図 1に示すデータ入力装置のデ一夕入力処理を説明するためのフロ一チャートである。

図 3は、タイマ割込処理について説明するためのフローチャートである。図 4 (A) は、同表示手段に表示する画面の内容を説明する第 1の説明図であり、図 4 ( B ) は同表示手段に表示する画面の内容を説明する第 2の説明図である。図 5 (A) は、表示手段に表示する画面の内容を説明する第 1の説明図であり、図 5 ( B ) は、表示手段に表示する画面の内容を説明する第 2の説明図であり、図 5 ( C ) は、表示手段に表示する画面の内容を説明する第 3の説明図であり、図 5 (D ) は、表示手段に表示する画面の内容を説明する第 4の説明図であり、図 5 ( E ) は、表示手段に表示する画面の内容を説明する第 5の説明図である。

図 6 (A) は、本発明の第 2の実施形態における表示手段に表示する画面の内容を説明する第 1の説明図であり、図 6 ( B ) は、同表示手段に表示する画面の内容を説明する第 2の説明図である。

図 7は、本発明の第 3の実施形態におけるデ一夕入力装置の構成を示す図である。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。

(第 1の実施形態）

図 1は、本発明の第 1の実施形態におけるデータ入力装置の構成を示す図でめる。

図 1においてデータ入力装置 1 0は、第 1の操作手段 1、第 2の操作手段 2、表示手段 3、カーソル表示手段 4及び誘導手段 5を備えている。数値デー夕を直接入力する第 1の操作手段 1は、数値を入力するための「0」〜「9」の 1 0個の数字ポタン、小数点を入力するための小数点ボタン「. J 及び入力された数値を削除するためのクリアポタン「C」からなる数字キーボード 1 a を備えている。また、数値の直接入力以外の操作を行う第 2の操作手段 2は、選択項目を移動する「下へ」ポタン 2 a及び「上へ」ポタン 2 bと、選択項目を確定する「確定」ポタン 2じと、確定した操作を取り消す「取消」ポタン 2 dとを備えている。表示手段 3は、例えば液晶ディスプレイにより実現され、第 1の操作手段 1により入力された数値データの表示やその他の表示を行う。表示手段 3の画面の一部は、第 1の操作手段 1から入力された数値データを表示するためのデータ表示領域 3 aとして用いられる。データ表示領域 3 aには、必要に応じてテキストカーソル 3 bが表示される。また、表示手段 3の他の一部は、ユーザの視線を第 1の操作手段 1へと誘導する誘導印 3 cを表示するために用いられる。第 1の操作手段 1は表示手段 3の右側に配置され、誘導印 3 cは表示手段 3の画面中央よりも右寄り、かつ、テキストカーソル 3 よりも右側の、第 1の操作手段 1の近くに表示される。また、第 2の操作手段 2は表示手段 3の下方に配置されている。カーソル表示手段 4は、第 1の操作手段 1 から数値デ一タを入力する際に、データ表示領域 3 a中にテキストカーソル 3 bを表示する。誘導手段 5は、表示手段 3の表示領域の一部に誘導印 3 cを点滅させることによりユーザの視線を第 1の操作手段 1·へと誘導する。

なお、データ入力装置 1 0は、ハードウェア的には中央演算処理装置（所謂 C P U) と、プロダラムゃ恒久的なデー夕を記録した不揮発性メモリまたは記憶装置と、一時的なデータを格納する高速アクセス可能な揮発性メモリと、入出力装置とを備えた汎用の情報処理装置として構成し、それらのハードウェア資源を協調動作させるデータ入力プログラムを、予め不揮発性メモリ又は記憶装置に記憶させて、ソフトウエア的に実現してもよい。この場合、データ入力プログラムを磁気ディスクゃ光ディスクなどの記録媒体ゃィン夕ーネットなどの通信回線を介して配布し不揮発性メモリや記憶装置に書き込む機能を予め設けておき、新たな機能の追加や機能の更新を行えるようにしてもよい。

次に、第 1の実施形態におけるデータ入力装置 1 0の動作について説明する。図 2は、図 1に示すデータ入力装置 1 0のデータ入力処理を説明するためのフ口—チヤ—トである。なお、以下の説明では、デ一夕入力装置 1 0を用いて体温、体重、血圧及び血糖値などの生体情報を入力する例について説明する。ステップ S 1において、表示手段 3は、ユーザが第 2の操作手段 2を用いて選択すべき複数の項目を項目選択画面として表示する。項目選択画面には、体温、体重、血圧及び血糖値などの生体情報を入力するための測定項目が表示される。

ステップ S 2において、第 2の操作手段 2は、ユーザによる測定項目の選択を受け付ける。ユーザは、第 2の操作手段 2の「下へ」ポタン 2 a、「上へ」ポタン 2 b、「確定」ポタン 2 c及び「取消」ポタン 2 dを用いてデータを入力する測定項目を選択する。

ステップ S 3において、第 2の操作手段 2は、「確定」ポタン 2 cが押下されたか否かを判断する。ここで、「確定」ポタン 2 cが押下された場合（ステップ S 3で Y E S ) はステップ S 4に移行し、「確定」ポタン 2 cが押下されない場合（ステップ S 3で N O) にはステップ S 2へ戻り、ユーザによる測定項目の選択を受け付ける。

「確定」ポタン 2 cが押下された場合、ステップ S 4において、表示手段 3 は、ュ一ザが数字キーボード 1 aを用いて入力するための数値入力画面を表示する。数値入力画面には、ユーザによって入力された数値データを表示するためのデータ表示領域 3 aが表示される。

ステップ S 5において、力一ソル表示手段 4は、カーソル状態フラグをオフにし、誘導手段 5は、誘導印点滅フラグをオンにする。ここで、カーソル状態フラグとは、オンでテキストカ一ソル 3 bが点灯中であることを表し、オフでテキストカーソル 3 bが消灯中であることを表すフラグである。また、誘導印点滅フラグは、オンで誘導印 3 cを点滅させ、オフで誘導印 3 cを点灯させるフラグである。

ステップ S 6において、. 誘導手段 5は、夕イマ割込処理を許可する。夕イマ割込処理が許可されると、 0 . 5秒間隔でタイマ割込による処理が実行される。ここで、タイマ割込処理について図 3を用いて説明する。

図 3は、タイマ割込処理について説明するためのフローチャートである。図 3のステップ S 2 1において、カーソル表示手段 4は、力一ソル状態フラグがオンであるかオフであるかを判定する。ここで、力一ソル状態フラグがオンである場合は (ステップ S 2 1でオン) ステップ S 2 2に移行し、カーソル状態フラグがオフである場合には (ステップ S 2 1でオフ) ステップ S 2 3に移行する。

カーソル状態フラグがオンであった場合は、ステップ S 2 2において、カーソル表示手段 4は、テキストカーソル 3 bを消灯させ、カーソル状態フラグをオフにする。一方、力一ソル状態フラグがオフであった場合には、ステップ S 2 3において、カーソル表示手段 4は、テキストカーソル 3 bを点灯させ、カーソル状態フラグをオンにする。

ステップ S 2 4において、誘導手段 5は、誘導印点滅フラグがオンであるかオフであるかを判定する。ここで、誘導印点滅フラグがオンである場合は（ステツプ S 2 4でオン）ステップ S 2 5に移行し、誘導印点滅フラグがオフである場合には（ステップ S 2 4でオフ）ステップ S 2 7に移行する。

誘導印点滅フラグがオンであった場合は、ステップ S 2 5において、誘導手段 5は、力一ソル状態フラグがオンであるかオフであるかを判定する。ここで、カーソル状態フラグがオンである場合は (ステップ S 2 5でオン) ステップ S 2 7に移行し、力一ソル状態フラグがオフである場合には (ステップ S 2 5でオフ) ステップ S 2 6に移行する。

誘導印点滅フラグがオンであり、かつカーソル状態フラグがオフであった場合、ステップ S 2 6において、誘導手段 5は、誘導印 3 cを消灯させる。一方、誘導印点滅フラグがオフであるかまたは力―ソル状態フラグがォンであった場合には、ステップ S 2 7において、誘導手段 5は、誘導印 3 cを点灯させる。図 3のタイマ割込処理は数ミリ秒以内に実行され、ステップ S 2 2 , 2 3の処理とステップ S 2 6， 2 7の処理、. すなわち力一ソルの消灯点灯と誘導印の消灯点灯とは人間の眼には事実上同時に行われるように見える。

以上の夕イマ割込処理が、例えば 0 . 5秒間隔で行われることによって、テキストカ一ソル 3 bと誘導印 3 cとが 0 . 5秒間隔で同期して点滅表示されることとなる。

図 2に戻って、ステップ S 7において、第 1の操作手段 1は、ユーザによる数値デ一夕の入力を受け付ける。数値デ一夕は、ユーザが第 1の操作手段 1中の数字キーボード 1 aを用いて入力される。そして、表示手段 3は、第 1の操作手段 1に入力された数値データに対応する数値をデータ表示領域 3 a内に表示する。ここで、誘導手段 5は、数字キ一ボード 1 aのいずれかのキーが押下されたとき、誘導印点滅フラグをオフにする。

ステップ S 8において、第 2の操作手段 2は、「確定」ポタン 2 cが押下されたか否かを判断する。ここで、「確定」ポタン 2 cが押下された場合は（ステツプ S 8で Y E S ) 、ステップ S 9に移行する。「確定」ポタン 2 cが押下されない場合には（ステップ S 8で N O) 、ステップ S 7に戻り、再びユーザによる数値入力を受け付ける。

「確定」ポタン 2 cが押下された場合、ステップ S 9において、誘導手段 5 は、タイマ割込処理を禁止する。そして、ステップ S 1 0において、力一ソル表示手段 4はテキストカーソル 3 bを消灯させ、誘導手段 5は誘導印 3 cを消灯させる。

ステップ S 1 1において、表示手段 3は、入力が完了した数値デ一夕をユーザに提示する入力確認画面を表示する。入力確認画面が表示された後、ステツプ S 1に戻り、表示手段 3は再び項目選択画面を表示する。

図 4 (A) 及び図 4 ( B ) は、第 2の操作手段 2を用いて当該データ入力装置を操作する際に表示手段 3に表示される画面例を示す説明図である。図 5 (A) 〜図 5 ( E ) は、第 1の操作手段 1を用いて当該デ一夕入力装置 1 0に数値データを直接入力する際に表示手段 3に表示される画面例を示す説明図である。

まず、第 2の操作手段 2を用いて、数値の直接入力以外の操作を行う場合の動作について説明する。なお、以下の説明では.. データ入力装置 1 0を、体温、体重及び血圧などの生体情報を入力及び管理する装置に応用した場合を例に説明する。図 4 (A) は、生体情報を入力する際に表示手段 3に表示される画面 (項目選択画面）の一例を示す図である。

図 4 (A) において、表示手段 3の最上段には、この画面のタイトルとして「測定メニュー」という文字列を表示している。次の行には、この画面でユーザが行うべき操作の概要を、「測定項目を選んでください。 J と表示している。その下に続く 4行には、ユーザが選択可能な測定項目として、「体重」、「体温」、「血圧」及び「血糖値」の 4項目をこの順に上から下へと並べて表示する。この 4項目の中で、測定項目として選択されている項目だけは黒地に白文字で表示し、残りの 3項目は白地に黒文字で表示する。すなわち、選択された項目だけを白黒反転して表示する。初期状態では、先頭の項目である「体重」が選択され反転表示されている。

図 1に戻って、ユーザは上記 4項目の選択操作を、第 2の操作手段 2を用いて行う。ユーザが「下へ」ポタン 2 aを押下すると、反転表示された項目が一つ下へと移動する。例えば、図 4 (A) に示すように「体重」が選択され反転表示されている状態で「下へ」ポタン 2 aが押下されると、図 4 ( B ) に示すように「体重」の反転表示を解除して白地に黒文字で表示し、「体重」の一つ下の項目である「体温」を反転表示して黒地に白文字で表示する。同様に、表示手段 3に図 4 ( B ) の画面が表示されている状態でユーザが再び「下へ」ポタン 2 aを押下すると、「体温」の反転表示を解除して「血圧」を反転表示し、更にュ一ザが「下へ」ポタン 2 aを押下すると、「血圧」の反転表示を解除して「血糖値」を反転表示する。最下段の「血糖値」が選択され反転表示された状態では、それ以上「下へ」ポタン 2 aを押下しても表示手段 3の表示内容は変化しない。

ユーザが「上へ」ボタン 2 bを押下した場合には、選択され反転表示する項目を一つ上へと移動する。例えば、図 4 ( B ) に示すように「体温」が選択され反転表示されている状態で「上へ」ポタン 2 bが押下されると、図 4 (A) に示すように「体温」の反転表示を解除して白地に黒文字で表示し、「体温」の一つ上の項目である「体重」を反転表示して黒地に白文字で表示する。同様に、最下段の「血糖値」が反転表示された状態でユーザが「上へ」ポタン 2 b を押下すると、「血糖値」の反転表示を解除して、一つ上の項目である「血圧」を反転表示する。この状態で更にユーザが「上へ」ポタン 2 bを押下すると、図 4 ( B ) に示すように「血圧」の反転表示を解除して、一つ上の項目である「体温」を反転表示する。図 4 (A) のように最上段の項目「体重」が選択され反転表示された状態では、それ以上「上へ」ポタン 2 bを押下しても表示手段 3の表示内容は変化しない。

なお、表示手段 3は、最下段の「血糖値」が反転表示された状態で「下へ」ポタン 2 aが押下されたとき、最上段の「体重」を反転表示してもよい。同様に、表示手段 3は、最上段の「体重」が反転表示された状態で「上へ」ポタン 2 bが押下されたとき、最下段の「血糖値」を反転表示してもよい。「確定」ポタン 2 cが押下されると、表示手段 3の表示内容は選択され反転表示されていた項目の測定/入力画面へと変化する。

例えば、図 4 ( B ) のように「体温」が選択された状態で「確定」ポタン 2 cが押下されると、表示手段 3は画面の表示内容を図 5 (A) のように変化させ、体温データの入力を促す。図 5 (A) の内容については、後に詳しく説明する。

表示手段 3に図 5 (A) の画面が表示され、体温データの入力が促されている状態では、ユーザが「取消」ポタン 2 dを押下することによって、表示手段 3に表示される画面を図 4 ( B ) の状態に戻すことができる。

このように、ユーザが表示手段 3に表示された項目を選択し確定する操作と確定を取り消す操作とは、第 1の操作手段 1を用いることなく第 2の操作手段 2だけで行うことができる。

こうした第 2の操作手段 2だけで行える操作の比率が高くなればなるほど、ユーザにとっては本データ入力装置 1 0を第 2の操作手段 2だけで操作するのが当たり前となり、他の操作を要求されたときに戸惑いを生じることになる。次に、数値を直接入力する場合の動作について、ユーザが測定した体温の値をデータ入力装置 1 0に入力する場合を例として説明する。

数値の直接入力は、第 1の操作手段 1を用いて行われる。例えば、体温の直接入力開始に際しては、表示手段 3は図 5 (A) および図 5 ( B ) に示す画面 (数値入力画面）を表示する。

図 5 (A) において、表示手段 3の最上段には、この画面のタイトルとして「体温測定」という文字列を左端から表示している。その下には、この画面でユーザが行うべき操作の概要を、「体温を測定し、数値を入力してください。 J と 2行に渡って表示している。

画面下半分の左右中央には、入力された体温データの値を表示するための領域であるデータ表示領域 3 aを設け、その最左欄にはテキストカーソル 3 bを、例えば 0 . 5秒間点灯し 0 . 5秒間消灯して 1秒間隔で点滅表示するというように、周期的に点滅表示する。テキストカーソル 3 bの点滅制御は、図 1の力 —ソル表示手段 4によって行う。図 5 (A) はテキストカーソル 3 bが点灯した状態を表している。データ表示領域 3 aのすぐ右には、体温の単位として「」という文字を表示している。また、画面の上半分の右端には、ユーザの視線を数字キーボード 1 aへと誘導するための誘導印 3 cが表示される。誘導印 3 cは、テキストカーソル 3 bが点灯するときには同時に点灯し、テキスト力一ソル 3 bが消灯するときには同時に消灯する。誘導印 3 cは、数字キ一ポード 1 a上の 1 2個のポタン表わす点と、数字キーボード 1 aが存在する方向を表わす右向き矢印を含む。誘導印 3 cの点滅制御は図 1の誘導手段 5によつて行う。図 5 (A) の画面は誘導印 3 cが点灯した状態を表している。

図 5 ( B ) は、テキストカーソル 3 bと誘導印 3 cとが消灯された状態における表示手段 3の表示内容を示す画面図である。体温の入力を開始する際には、図 5 (A) の画面と図 5 ( B ) の画面とが、 0 . 5秒毎に交互に切り替えて表示されることになる。

なお、誘導印 3 cとして表示する画像データやその点滅周期を指定する数値データ等は、予めデータ入力装置 1 0が有する不揮発性メモリに記憶されており、誘導手段 5はそれらのデ一夕を読み出して表示手段 3に表示させる。

ユーザが第 1の操作手段 1中の数字キ一ポ一ド 1 aを操作し、体温データの値を一文字入力すると、その数値を表わす文字がデータ表示領域 3 a中の、それまでテキスト力一ソル 3 bが表示されていた場所に表示される。例えば、ュ一ザが体温の値として 3 6 . 5を入力しょうとして最初の数値ボタン「3」を押下した場合に、表示手段 3は、図 5 ( C ) に示すようにデータ表示領域 3 a の左端に数字「3」を表示する。力一ソル表示手段 4はテキストカーソル 3 b を点滅表示させる位置を一文字分右に移動する。一方、誘導手段 5は誘導印 3 cの点滅を停止し、誘導印 3 cを点灯させたまま維持する。

従って、表示手段 3には、テキストカーソル 3 bと誘導印 3 cとが共に表示された図 5 ( C ) の画面と、テキストカーソル 3 bが表示されずに誘導印 3 c が表示された図 5 (D ) の画面とが、 0 . 5秒毎に交互に切り替えて表示されることになる。

この後、ユーザが体温の値として 3 6 . 5を入力するために、数字キーポード l aの「6」、「. 」及び「5」の各ポタンをュ一ザが押下するにつれ、デ一夕表示領域 3 a中の入力データを表わす文字列は、「3 6」から「3 6 . 」そして「3 6 . 5」へと順次変化し、それに伴ってカーソル表示手段 4がテキストカーソル 3 bを表示する位置も一文字分ずつ右方向へ移動する。このとき、誘導手段 5は誘導印 3 cを点灯させたまま維持している。ユーザが入力の途中で数字キーボード 1 aの誤ったポタンを押下してしまった場合には、数字キーボード l a上の「C」ポタンを押下することによって、最後に行った数字一桁分の入力をクリァすることができる。

こうして、体温を表わす数値「3 6 . 5」の入力が完了すると、ユーザは第 2の操作手段 2の「確定」ポタン 2 cを押下することにより入力の完了を宣言する。このとき、表示手段 3は図 5 ( E ) に示すように、「体温を測定し、数値を入力してください。」という表示を消去し、代わりに「体温が入力されました。」と表示し、入力が完了した数値データをユーザに確認する。また、力一ソル表示手段 4はテキストカ一ソル 3 bを消去し、誘導手段 5は誘導印 3 c を消去する。表示手段 3は図 5 ( E ) の画面を 5秒間表示した後、表示内容を図 4 ( B ) の画面に戻す。

以上のようにして数値データの直接入力が完了する。 ' このように、本実施の形態によれば、第 1の操作手段 1によるデータの直接入力を開始するときに、点滅動作を伴ってユーザの視線を第 1の操作手段 1へと誘導する機能を有するので、従来の技術のように単にテキストカーソルを表示するのと異なり、第 1の操作手段 1を操作すべきことをユーザに明確に意識させることができる。

また、視覚的変化が継続する点滅動作を利用してユーザの視線を誘導するので、最初にユーザが気づかなくても、その後で容易にユーザの注意を引き、第

1の操作手段 1を操作するよう誘導することが可能になる。

また、第 1の操作手段 1を用いて数値データの直接入力を開始すべきときに、誘導手段 5が表示手段 3上に誘導印 3 cを点滅表示させて、まずユーザの注意を引く。そして、誘導印 3 cが右向きの矢印を含むことにより表示手段 3よりも右側方向に第 1の操作手段 1があることをュ一ザに示し、更に、第 1の操作手段 1中の数字キポ一ド 1 aのポタン群の形状を表わす図形を含むことにより、本データ入力装置のどの部分が第 1の操作手段 1であるかをュ一ザに直感的に理解させることができるので、ユーザの視線を第 1の操作手段 1へと良好に誘導することが可能となる。

また、ユーザが第 1の操作手段 1を操作するまで、誘導手段 5は表示手段 3 上で誘導印 3 cを点滅させ続けるので、最初に誘導印 3 cが点灯したときにュ一ザがよそ見をしていて気づかなかったとしても、ユーザが画面を見たときにユーザの視線を第 1の操作手段 1へと誘導することができる。

また、テキストカーソル 3 bが表示されるのに同期して誘導印 3 cを表示し、テキストカーソル 3 bが非表示となるのに同期して誘導印 3 cを非表示とすることによって、入力された数値が表示されるデータ表示領域 3 aと誘導印 3 c とを関連づけることができるので、誘導印 3 cの点滅により視線が誘導される第 1の操作手段 1を操作すれば数値データを直接入力できることを、ユーザに直感的に理解させることができる。

また、元々ユーザが注視している表示画面中で誘導印 3 cを点滅させるので、効果的にユーザの視線を第 1の操作手段 1へと誘導することができる。

また、誘導印 3 cが表示手段 3の画面中央よりも第 1の操作手段 1に近い位置に表示されるので、誘導印 3 cの点滅によってユーザの視線を効果的に第 1 の操作手段 1へと誘導することができる。

また、誘導印 3 cをテキスト力一ソル 3 bよりも第 1の操作手段 1の近くに配置しているので、逆の位置関係に配置するよりも良好に、ュ一ザの視線を第 1の操作手段 1へと誘導することができる。

また、ユーザが第 1の操作手段 1を操作すればよいことを認識し、第 1の操作手段 1から数値データの一桁目を入力したときに、誘導手段 5は誘導印 3 c の点滅を停止し、その後第 1の操作手段 1の操作を続けるべき間は点灯状態を維持するので、第 1の操作手段 1を操作することを理解したユーザに対してその後も誘導印 3 cがユーザの視線を引きつけ、数値や文字を入力するという本来の行為からユーザの注意をそらせてしまうのを未然に防止することができる。なお、本実施の形態では、ュ一ザが数字キ一ポ一ド 1 aを操作して体温の値を入力する際に最初に「3」ポタンを押下する場合を例として説明したが、ユーザが最初に「C」ポタンや」ポタンのように数値の最初の値としてふさわ . しくないポタンを押下した場合には、そのポタン操作は無視して最初に数値ポタンが押下されたときに初めて誘導印 3 cの点滅をやめて点灯し続けるようにしてもよい。あるいは、押下するポタンは間違えたが第 1の操作手段 1を操作すべきことはユーザが既に理解したとみなし、「C」ポタンや「. 」ポタンが押下された段階で誘導印 3 cの点滅をやめて点灯し続けるようにしても構わない。

また、第 1の操作手段 1による数値データの直接入力が完了したときに誘導印 3 cを消灯することにより、必要でないときに第 1の操作手段 1を操作すベきかのような誤解をユーザに与えるのを未然に防止することができる。

なお、本実施形態では、誘導印 3 cは第 1の操作手段 1中の数字キーポード 1 aのポ夕ン群の形状を表わす図形と第 1の操作手段 1が存在する方向を表わす矢印の両方を含む場合を例として説明したが、いずれか一方だけを表示するようにしても構わない。

また、数値以外の文字も直接入力する必要がある場合には、数字キーボード 1 aの代わりにフルキ一ボ一ドを設けるなどして、第 1の操作手段 1を構成しても勿論構わない。このとき、誘導印 3 cはフルキーボードの形状を的確に表わすように変更すべきであるのはいうまでもない。フルキ一ボードを汎用コンピュー夕のように表示手段 3の下側に配置する場合には、誘導印 3 cを表示手段 3の画面中央よりも右寄りに表示する代わりに、中央よりも下寄りに表示し、誘導印 3 cの矢印も下向きのものとすることにより、本実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。

また、本実施形態では、第 2の操作手段 2を「下へ」ポタン 2 a〜「取消」ポタン 2 dで構成する場合を例として説明したが、夕ツチパネルやマウスなどのポインティングデバイスを用いるようにしても構わない。

また、本実施形態では、第 1の操作手段 1を表示手段の右側に配置しているが、例えば、第 1の操作手段 1を表示手段 3の左側に配置してもよい。特にュ一ザが左利きである場合には、第 1の操作手段 1を表示手段 3の左側に配置することによって入力操作が容易となる。この場合、誘導印 3 cは、表示手段 3 の画面中央よりも左寄り、かつ、テキスト力一ソル 3 bよりも左側の、第 1の操作手段 1の近くに表示する。

更に、本実施形態では、テキストカーソル 3 b及び誘導印 3 cを 0 . 5秒間隔で点滅させるとしているが、点滅させる間隔は、ユーザの視線を第 1の操作手段 1へと誘導することが可能な間隔であればよい。

更にまた、本実施形態において、データ入力装置 1 0は、体温、体重、血圧及び血糖値などの生体情報を入力及び管理する装置であるとして説明したが、本発明は特にこれに限定されず、数値データ及び文字データのうちの少なくとも一方を直接入力する専用の情報処理装置、汎用のコンピュータ及び携帯型のデータ入力装置などに適用可能である。

(第 2の実施形態）

次に、本発明に係る第 2の実施形態について説明する。テキストカ一ソル 3 bと誘導印 3 cとを、図 6 (A) および図 6 ( B ) のように表示してもよい。図 6 (A) 及び図 6 ( B ) は、表示手段 3に表示される画面例を示す説明図である。データ入力装置の構成については、第 1の実施形態と同じなので説明は省略する。

第 1の実施形態におけるデータ入力装置 1 0では、データ表示領域 3 aを白色で表示し. 入力された数値が白地を背景として黒い文字で表示されるが、第 2の実施形態におけるデータ入力装置 1 0では、データ表示領域 3 aを白黒反転し、入力された数値が黒地を背景として白い文字で表示される。テキスト力一ソル 3 bも、黒地を背景として白いカーソルを点滅表示する。

誘導手段 5が表示する誘導印 3 cは、第 1の実施形態と同じく、数字キ一ポード 1 a上の 1 2個のポタン表わす点と、数字キーポード 1 aが存在する方向を表わす右向き矢印とを含むが、図 6 ( B ) に示すように、誘導印 3は白い部分の面積よりも黒い部分の面積が多く、全体として黒っぽく見える。誘導印 3 cが表示される部分の背景は白である。

なお、第 2の実施形態のデータ入力処理は、図 3に示す第 1の実施形態の夕イマ割込処理におけるステップ S 2 5のカーソル状態フラグのオン/オフ判定を逆転させることのみが異なり、その他の処理は同じである。第 2の実施形態におけるデータ入力装置 1 0では、第 1の操作手段 1を用いた数値データの直接入力を開始する際に、誘導手段 5が、図 6 (A) に示すようにテキストカ一ソル 3 bが表示されるとき誘導印 3 cの表示を消し、図 6 ( B ) に示すようにテキスト力一ソル 3 bの表示が消されるとき誘導印 3 cを表示する。すなわち、図 5 (A) に示す第 1の実施形態の画面が表示される夕イミングで図 6 (A) に示す画面を表示し、図 5 ( B ) に示す第 1の実施形態の画面が表示されるタイミングで図 6 ( B ) に示す画面を表示する。

第 2の実施形態によれば、表示手段 3の画面には、テキストカーソル 3 が表示されるのに同期して誘導印 3 cが非表示となり、テキストカーソル 3 が非表示となるのに同期して誘導印 3 cが表示される。この結果、視覚的には白いテキストカ一ソル 3 bがデータ表示領域 3 aに表示されるのに同期して黒つぼい誘導印 3 cの表示が消えて白い背景が表示され、テキストカ一ソル 3 が消えて黒い背景がデータ表示領域 3 aに表示されるのに同期して黒っぽい誘導印 3 cが表示されるので、入力された数値が表示されるデー夕表示領域 3 aと誘導印 3 cとを関連付けることができる。

そして、誘導印 3 cが右向きの矢印を含むことにより表示手段 3よりも右側方向に第 1の操作手段 1があることをュ一ザに示し、更に、誘導印 3 cが第 1 の操作手段 1中の数字キ一ボード 1 aのボタン群の形状を表わす図形を含むことにより、本データ入力装置のどの部分が第 1の操作手段 1であるかをユーザに直感的に理解させることができるので、ュ一ザの視線を第 1の操作手段 1へと良好に誘導することが可能となる。

(第 3の実施形態)

次に、本発明に係る第 3の実施形態について説明する。図 7は、本発明の第 3の実施形態におけるデータ入力装置の構成を示す図である。図 7において、ユーザの視線を第 1の操作手段 1へと誘導する誘導手段 1 5は、内部に、ユーザの視線を第 1の操作手段 1へと誘導する誘導印として点滅する誘導灯 1 5 a と、誘導灯 1 5 aに供給する電力を断続させることにより誘導灯 1 5 aを点滅させる電力断続手段 1 5 bとを備えている。誘導灯 1 5 aは、例えば、発光ダィオードにより実現され、数字キーボード 1 aのすぐ横に設けられている。第 3の実施形態におけるデータ入力装置 2 0は、第 1の実施形態と比較して、誘導手段 5の代わりに誘導手段 1 5を設けている点と、表示手段 3上に誘導印 3 cを表示しない点が異なるだけなので、その他、第 1の実施形態と同一の構成要素については第 1の実施形態と同じ符合を付し、詳しい説明は省略する。次に、第 3の実施形態におけるデータ入力装置 2 0の動作について説明する。第 2の操作手段 2を用いて数値の直接入力以外の操作を行う場合の動作は、第 1の実施形態と全く同じである。

体温の直接入力開始に際しては、表示手段 3は図 5 ( B ) の画面をまず表示する。カーソル表示手段 4は、図 5 ( B ) の画面上に、例えば 0 . 5秒間点灯し 0 . 5秒間消灯して 1秒間隔で点滅表示するというように、テキストカーソル 3 bを周期的に点滅表示する。すなわち、表示手段 3には、図 5 (A) から誘導印 3 cを取り除いた画面と図 5 ( B ) の画面とが、 0 . 5秒毎に交互に切り替えて表示されることになる。

電力断続手段 1 5 bは、カーソル表示手段 4がテキストカーソル 3 bを点滅させるのに同期して、テキス卜力一ソル 3 bが表示されているときには誘導灯 1 5 aへ電力を供給し、テキス 1、カーソル 3 bが表示されていないときには誘導灯 1 5 aへの電力供給を停止する。誘導灯 1 5 aは電力断続手段 1 5 から電力が供給されたとき点灯し電力供給が停止されたときには当然のことながら消灯する。

すなわち、第 3の実施形態のデータ入力処理は、図 2に示す第 1の実施形態のデータ入力処理におけるステップ S 5乃至 1 1の処理のみが異なり、その他の処理は同じである。第 3の実施形態の場合、図 2に示すステップ S 5においてカーソル表示手段 4は、力一ソル状態フラグをオフにし、誘導手段 1 5は、誘導灯点滅フラグをオンにする。ここで、カーソル状態フラグとは、オンでテキストカーソル 3 bが点灯中であることを表し、オフでテキストカーソル 3 b が消灯中であることを表すフラグである。また、誘導灯点滅フラグは、オンで誘導灯 1 5 aを点滅させ、オフで誘導灯 1 5 aを点灯させるフラグである。ステツプ S 6において、表示手段 3は、タイマ割込処理を許可する。

なお、タイマ割込処理は、誘導印点滅フラグの代わりに誘導灯点滅フラグを使用する点が異なり、電力断続手段 1 5 bが電力の供給を停止することによつて誘導灯 1 5 aを消灯させ、電力断続手段 1 5 bが電力を供給することによつて誘導灯 1 5 aを点灯させる。そして、ステップ S 7において、第 1の操作手段 1は、ユーザによる数値データの入力を受け付け、誘導手段 1 5は、数字キ一ボード 1 aのいずれかのポタンが押下されたとき、誘導灯点滅フラグをオフにする。ステップ S 8において、第 2の操作手段 2は、「確定」ポタン 2じが押下されたか否かを判断し、「確定」ポタン 2 cが押下された場合、ステップ S 9に移行する。「確定」ポタン 2 cが押下されない場合、ステップ S 7に戻り、再びユーザによる数値入力を受け付ける。「確定」ポタン 2 cが押下された場合、ステップ S 9において、表示手段 3は、タイマ割込処理を禁止する。そして、ステップ S 1 0において、カーソル表示手段 4は、テキス卜カーソル 3 bを消灯させ、電力断続手段 1 5 bは、誘導灯 1 5 aに供給する電力を停止して誘導灯 1 5 aを消灯させる。

従って、表示手段 3の画面上にテキス卜カーソル 3 bが表示されるときには誘導灯 1 5 aが点灯し、テキストカ一ソル 3 bが表示されないときには誘導灯 1 5 aも消灯することになる。

第 3の実施形態によれば、第 1の操作手段 1を用いて数値デ一夕の直接入力を開始すべきときに、誘導手段 1 5が数字キ一ボード 1 aのすぐ横に設けられた誘導灯 1 5 aを点滅させてユーザの注意を引くので-. 表示手段 3の画面上に誘導印 3 cを表示する領域を用意することなく、ユーザの視線を第 1の操作手段 1へと良好に誘導することができる。更に、周囲があまり明るくない環境においてもユーザの視線を第 1の操作手段 1へと良好に誘導することができる。また、電力断続手段 1 5 bが誘導灯 1 5 aに供給する電力を断続することにより誘導灯 1 5 aを点滅表示させるので、従来の技術のように誘導灯 1 5 aを点灯させ続けるよりも消費電力を押さえることができる。特に、バッテリーで動作する携帯電話機などの携帯型のデ一夕入力装置においては、バッテリーを充電したり交換したりせずに使用可能な時間を伸ばすことも可能となる。なお、本実施形態では、誘導灯 1 5 aを単に数字キ一ボード 1 aのすぐ横に設けたが、数字キーボード 1 aのキートップを光が透過しやすい材料で成形して誘導灯 1 5 aを数字キーポ一ド 1 aの背後に配置しキートップが点灯するようにしてもよい。また、数字キーボード 1 aが有する各キ一一つ一つに誘導灯 1 5 aを設けるなどして、複数の誘導灯 1 5 aが第 1の操作手段 1の操作面を照らすようにしてもよい。このようにすれば、ユーザが操作すべきキーが直接点滅するので、ユーザの視線を第 1の操作手段 1へと直接誘導することが可能となる。

また、第 2の操作手段 2は、選択項目を移動するポタンとして、「下へ」ポタン 2 a、「上へ」ポタン 2 bだけでなく、左やおへ移動するポタンを付加して設けてもよいし、「下へ」ポタン 2 a、「上へ」ポタン 2 bの代わりに左や右へ移動するポタンを設けてもよい。また、「取消」ポタン 2 dを排除して各画面の選択項目に「取消」という項目を設けるようにしてもよい。

また、数字キーボード 1 aは、「0」ポタン、小数点ポタン「. 」、クリアポタン「C」の代わりに「*」ポタン、「0」ポタン、「#」ボタンを設けて電話機と同じ構成にしてもよいし、それ以外の構成にしてもよい。また、これらのポタン操作の組合わせによって、数値だけでなく、任意の文字を入力できるようにしても勿論構わない。

以上、本発明を詳細に説明したが、上記の説明は、全て例示であって、本発明を限定するものではない。例示されていない無数の変形例がこの発明の範囲から外れることなく想定できる。産業上の利用可能性

本発明によるデータ入力装置、データ入力方法、データ入力プログラム及びデータ入力プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、キ —ボードゃ数字ポ夕ンからデータを直接入力するときに、ユーザの視線をキーポードゃ数字ボタンへと良好に誘導することができ、数値データや文字データを入力する専用の情報処理装置、汎用のコンピュータ、携帯型のデ一夕入力装置などに利用可能である。

Claims

請求の範囲

1 . 数値データ及び文字データのうちの少なくとも一方を直接入力する第 1の操作手段と、

数値データ及び文字データの直接入力以外の操作を行う第 2の操作手段と、前記第 1の操作手段によるデータ入力を開始するとき点滅動作を伴ってユーザの視線を前記第 1の操作手段へと誘導する誘導手段とを備えたことを特徴とするデータ入力装置。

2 . 前記誘導手段は、前記第 1の操作手段によるデータ入力を開始するときユーザの視線を前記第 1の操作手段へと誘導する誘導印を点滅させることを特徴とする請求項 1記載のデータ入力装置。

3 . 前記第 1の操作手段により入力されたデータを表示する表示手段と、前記表示手段上に点滅カーソルを表示させる力一ソル表示手段とを更に備え、前記誘導手段は、前記点滅カーソルの点滅と前記誘導印の点滅とを同期させることを特徴とする請求項 2記載のデータ入力装置。

4 . 前記誘導手段が点滅させる誘導印と前記第 1の操作手段との距離が、前記カーソル表示手段によって表示される点滅力一ソルと前記第 1の操作手段との距離よりも短くなるように前記誘導印を配置することを特徴とする請求項 3記載のデータ入力装置。

5 . 前記誘導手段は、ユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導印を表示手段上に点滅表示させることを特徴とする請求項 3記載のデータ入力装置。

6 . 前記誘導手段が点滅させる誘導印は、前記表示手段上の中央よりも第 1の操作手段に近い位置に配置されることを特徴とする請求項 5記載のデータ入力装置。

7 . 前記誘導印は、前記第 1の操作手段の形状を表わす図形を含むことを特徴とする請求項 5記載のデータ入力装置。

8 . 前記誘導印は、前記第 1の操作手段が存在する方向を表わす図形を含むことを特徴とする請求項 5記載のデータ入力装置。

9 . 前記誘導手段は、前記第 1の操作手段の操作が開始されたときユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導印の点滅を停止することを特徴とする請求項 2記載のデータ入力装置。

1 0 . 前記誘導手段は、前記表示手段によって数値データ及び文字データのうちの少なくとも一方が表示されたとき、前記誘導印の点滅を停止することを特徴とする請求項 2記載のデータ入力装置。

1 1 . 前記誘導手段は、前記誘導印の点滅を停止した後前記誘導印を点灯させることを特徴とする請求項 9又は 1 0記載のデ一夕入力装置。

1 2 . 前記誘導手段は、前記第 1の操作手段の操作が完了したときユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導印を消灯させることを特徴とする請求項 2記載のデータ入力装置。

1 3 . 前記誘導手段は、前記点滅カーソルの表示に同期して誘導印を表示し、前記点滅力一ソルの非表示に同期して誘導印を非表示とすることを特徴とする請求項 3記載のデータ入力装置。

1 4 . 前記誘導手段は、前記点滅力一ソルの表示に同期して誘導印を非表示とし、前記点滅力一ソルの非表示に同期して誘導印を表示することを特徴とする請求項 3記載のデータ入力装置。

1 5 . 前記誘導手段は、第 1の操作手段近傍に設けられる誘導灯を有しユーザの視線を第 1の操作手段へと誘導する誘導印として前記誘導灯を点滅させることを特徴とする請求項 2記載のデータ入力装置。

1 6 . 前記誘導灯は、点灯時に第 1の操作手段の操作面を照らすことを特徵とする請求項 1 5記載のデータ入力装置。

1 7 . 前記誘導手段は、前記誘導灯に供給する電力を断続して当該誘導灯を点滅させることを特徴とする請求項 1 5記載のデータ入力装置。

1 8 . 数値データ及び文字データのうちの少なくとも一方の直接入力を行う第 1の操作手段と、

数値データ及び文字データの直接入力以外の操作を行う第 2の操作手段と、前記第 1の操作手段によるデ一タ入力を開始するとき点滅動作を伴ってユーザの視線を前記第 1の操作手段へと誘導する誘導手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするデータ入力プログラム。

1 9 . 数値データ及び文字データのうちの少なくとも一方の直接入力を行う第 1の操作手段と、

数値データ及び文字データの直接入力以外の操作を行う第 2の操作手段と、前記第 1の操作手段によるデータ入力を開始するとき点滅動作を伴ってユーザの視線を前記第 1の操作手段へと誘導する誘導手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするデータ入力プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

2 0 . 誘導手段が、数値デ一夕及び文字データのうちの少なくとも一方の直接入力を行う第 1の操作手段によるデータ入力を開始するとき点滅動作を伴つてユーザの視線を前記第 1の操作手段へと誘導する誘導ステップと、前記第 1の操作手段が、数値データ及び文字データのうちの少なくとも一方の直接入力を行う第 1の操作ステップとを含むことを特徴とするデ一夕入力方法。