WO2003102948A1 - Systeme, serveur, terminal, procede et programme d'acheminement/accumulation de contenu - Google Patents

Description

明 細 書 コンテンツ配信蓄積システム、 サーバ、 端末、 方法およびプログラム 技術分野

本発明は、 ネットワークを介して音楽や映像などのデジタルコンテンツを暗号 化してストリーミング配信するシステムに関するものである。 背景技術

現在の暗号化ストリーミング技術の 1つとレて、 デジタル放送により配信され るストリーミングコンテンツを受信側のメディア内に蓄積するものが提案されて いる。 そして、 このシステムでは、 放送事業者やプロバイダ等、 配信側の秘密情 報をそのメディア内に保存することができる。

ここで、 ストリーミングコンテンツとは、 ネットワークを通じて配信される映 像や音 （音声を含む） などのデータであって、 それを視聴する際に、 コンテンツ を受信しながら同時に再生することができるものをいう。 また、 秘密情報を保存 できるとは、 受信側でアクセスすることができなレ、領域に配信側の情報を保存で きることをいう。

ただし、 このようなシステムでは、 蓄積できるコンテンツはプロバイダ （放送 事業者） 自身が製作したものなど、 あくまで他者権利 （著作権など） に依存しな いものに限られている。 すなわち、 このようなシステムでは、 他者に全面的に権 利があるコンテンツに関しては蓄積できないように制御される。

また課金システムに関しては主に 2種の方法に分類できる。 コンテンツホルダ が直接配信する場合と、 プロバイダが配信する場合である。 ここで、 コンテンツ ホルダとは、 そのコンテンツについての著作権等、 権利の所有者をいう。

コンテンツホルダがコンテンツを直接配信するシステムでは、 コンテンツホル ダがプロバイダも兼ねている。 この場合、 コンテンツホルダが配信システムから 課金システムまで独自に構築し、 運営する場合が多い。

プ口パイダがコンテンツを配信するシステムでは、 コンテンツホルダと契約し たコンテンツをプロバイダが有料で配信し、 そのコンテンツを受信 ·視聴するュ 一ザから徴収した課金をコンテンツホルダと分配するシステムとなっている。 発明の開示

ネットワーク上におけるストリーミングコンテンツの受信は、 デジタルコンテ ンッであっても蓄積されなければ 「放送の視聴」 と同意である。 しかしながら、 品質劣化のないデジタルコンテンツであるストリーミングコンテンツを配信し、 それを受信して蓄積できるようにしてしまうと、 その受信は 「コンテンツの複 製」 、 すなわち 「コンテンツの購入」 と同じ意味を持ってしまう。

そのため、 コンテンツホルダは蓄積型の配信には慎重になり、 他者権利がある ような人気のあるコンテンツを提供しようとはしない傾向にある。 その結果、 そ のようなコンテンッを配信するストリーミングシステム自体の魅力がなくなり廃 れることにつながる。

その一方、 すべての放送を販売形式で配信すると、 そのコストはストリーミン グコンテンツの受信料に上乗せされる。 その結果、 そのシステムにおける受信料 が高額となり、 そのシステムはユーザから敬遠されてしまう。

このような問題を解決するための妥協の結果として、 現状はコンテンツの蓄積 を制限している。 すなわち、 ユーザは、 コンテンツを比較的安価に視聴できるが、 それを蓄積することができない。

し力 し、 せっかく製品レベルのコンテンツがユーザまで配信されているのに、 それを再度利用できないのはシステムの欠陥である。

また、 コンテンツをネットワーク上で販売するシステムに関しても問題がある。 プ口パイダがコンテンツホルダと契約してコンテンツを販売する場合、 プロバイ ダはコンテンツホルダの販売戦略にしたがって配信しなければならなレ、。 この販 売戦略に追従することは、 プロバイダ側にはかなりの負担となる。

本発明はこのような従来の技術の問題点に鑑みてなされたものである。 すなわ ち、 本発明の課題は、 コンテンツを安価に視聴したいユーザと、 コンテンツを蓄 積し所有したいユーザとに対して、 コンテンツを共通に提供できる技術を実現す ることにある。 さらに、 本発明は、 そのようなコンテンツの提供において、 プロバイダに対す るコンテンツホルダからの拘束を軽減する一方、 コンテンツホルダを保護し、 コ ンテンッ提供に対する課金を支援する機能を実現するものである。

本発明は前記課題を解決するために、 以下の手段を採用した。 すなわち、 本発 明は、 サーバとクライアント装置からなるシステムであり、

上記サーバは、

ネットワークを通じてコンテンッデータを上記クライアント装置へ配信する手 段を備え、

上記クライアント装置は、

上記コンテンツデータを受信する手段と、

蓄積許可を示す情報が存在する場合に上記サーバから受信したコンテンツデ一 夕の蓄積を許可する手段と、 を備えるものである。

好ましくは、 上記サーバから配信されるコンテンッデータは暗号化されており、 上記クライアント装置は、

復号化情報を参照する手段と、

上記復号化情報にしたがい上記サーバから受信したコンテンツデータを復号す る手段と、

を備えるものでもよい。

好ましくは、 上記システムは、 上記コンテンツデータの蓄積を許可された場合 に上記復号したコンテンツデータを保存する手段を備えてもよい。

好ましくは、 上記クライアント装置の上記保存する手段は、 上記復号したコン テンッデータを、 保存されたデータの複製を許可しない保護装置内に保存しても よい。

好ましくは、 上記クライアント装置は、

上記復号したコンテンツデータを利用者によって視聴可能な形態で出力する手 段を備えてもよい。

好ましくは、 上記サーバは、

提供される上記コンテンツデータを暗号化する手段を備えてもよい。

好ましくは、 上記蓄積許可を示す情報は、 それに対応するコンテンツデータの 訂; ¾された用紙 (規則 91) 購入手続により提供されてもよい。

好ましくは、 上記サーバは、

上記復号化情報を発行する手段と、

上記蓄積許可を示す情報を発行する手段とを備えてもよい。

好ましくは、 上記サーバは、 上記コンテンツデータを配信する手段を有する第

1のサーバと、 上記復号化情報を発行する手段を有する第 2のサーバとを含むも のでもよレ、。

また、 本発明は、 コンテンツデータを入力する手段と、

蓄積許可を示す情報が存在する場合に上記コンテンツデータの蓄積を許可する 手段と、 を備えることを特徵とする電子装置であってもよい。

また、 本発明は、 サーバとクライアント装置からなるシステムであり、 上記サーバは、

ネットワークを通じてコンテンツデータを前記クライアント装置へ配信する手 段を備え、 '

上記クライアント装置は、

上記コンテンッデータを受信する手段と、

上記受信したコンテンツデータを蓄積する手段と、

上記受信したコンテンッデータを利用者により視聴可能な形態で出力する手段 と、

上記コンテンツデータの購入手続により提供される情報が存在する場合に、 上 記蓄積したコンテンツデータを利用者により視聴可能な形態で出力する手段と、 を備えるものでもよい。

また、 本発明は、 コンテンツデータを入力する手段と、

上記入力したコンテンツデータを蓄積する手段と、

上記入力したコンテンツデータを利用者により視聴可能な形態で出力する手段 と、

上記コンテンツデータの購入手続により提供される情報が存在する場合に、 上 記蓄積したコンテンッデータを利用者により視聴可能な形態で出力する手段と、 を備える電子装置であってもよい。 また、 本発明は、 コンピュータその他の装置、 機械等が上記いずれかの処理を 実行する方法であってもよい。 また、 本発明は、 コンピュータその他の装置、 機 械等に、 以上のいずれかの機能、 ステップ、 または処理を実現させるプログラム であってもよい。 また、 本発明は、 そのようなプログラムをコンピュータその他 の装置、 機械等が読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。 図面の簡単な説明

F I G. 1は、 本発明の第 1実施形態に係る情報システムのシステム構成図で あり、

F I G. 2は、 F I G. 1に示した端末 3の機能ブロック図であり、

F I G. 3は、 ユーザがコンテンツを視聴するときの端末 3の処理手順を示す 図であり、

F I G. 4は、 ユーザがコンテンツホルダにより運用されるホルダサーバ 2か ら購入キーを取得する手順を示す図であり、

F I G. 5は、 プロバイダが運用するプロパイダサーパ 1においてコンテンツ を配信する手順を示す図であり、

F I G. 6は、 プロバイダサーバ 1において購入キーを発行する仲介販売の手 順を示す図であり、

F I G. 7は、 コンテンツホルダにより運用されるホルダサーバ 2において、 購入キーを配布する手順を示す図であり、

F I G. 8は、 本発明の第 2実施形態において、 ユーザがコンテンツを視聴す るときの端末 3の処理手順を示す図であり、

F I G. 9は、 本発明の第 2実施形態において、 プロバイダサーバ 1がコンテ ンッを配信する手順を示す図であり、

F I G. 10は、 本発明の第 3実施形態に係る端末 3 Aの機能ブロック図であ る。 発明を実施するための最良の形態

以下、 図面を参照して、 本発明の好適な実施の形態を説明する。 《第 1実施形態》 .

くシステムの概要 >

以下、 F I G. 1から F I G. 7の図面に基づいて本発明の第 1実施形態を説 明する。 F I G. 1に、 本情報システムのシステム構成図を示す。 この情報シス テムは、 コンテンツプロバイダのサーバ (以下、 プロバイダサーバ 1という） 、 コンテンツに対する権利の所有者 （以下、 コンテンツホルダという） のサーバ

(以下、 ホルダサーバ 2という) 、 およびユーザの端末 3をネットワークで接続 して構成される。

なお、 F I G. 1においては、 暗号化部、 視聴鍵発行部が 1つのプロバイダサ ーパ 1に存在するように図示しているが、 プロバイダサーバ 1を処理連携される 複数台のサーバで構成し、 暗号化部、 視聴鍵発行部を別々のサーバに別けて設け るようにしてもよい。

また、 コンテンツは、 先に記述したような映像や音（音声を含む）などのストリ 一ミングデータやその他の各種データである。 なお、 プロバイダサーバ 1からネ ットワークを通じてユーザの端末 3に提供するのではなく、 CD— ROMや DV D、 コンパク トフラッシュ (コンパク トフラッシュは米国サンディスクコーポレ ーションの商標） などの各種可搬型記録媒体にコンテンツを記録して提供するも のであってもよい。

プロバイダサーバ 1およびホルダサーバ 2は、 ネットワークに接続可能な一般 的なコンピュータである。 また、 端末 3は、 パーソナルコンピュータ、 ケーブル テレビ用のセットトップボックス、 衛星放送受信用のセットトップボックス、 チ ユーナ等である （F I G. 1では、 これらを総称して PC/STBと表示してレ、 る) 。

プロバイダサーバ iは、 暗号化部を有しており、 ホルダサーバ 2から提供され るコンテンッを暗号化し、 暗号化されたコンテンツをユーザの端末 3に配信する。 また、 プロバイダサーバ 1は、 視聴鍵発行部を有し、 暗号化されたコンテンツを 復号するための視聴鍵を発行する。 この視聴鍵は、 ネットワークを通じて、 また は、 端末 3により読み取り可能な媒体を通じて端末 3に提供される。 ホルダサ一 バ 2は、 コンテンツをプロバイダサーバ 1に提供する。 このようなコンテンツの 提供と配信は、 コンテンツホルダとコンテンップロバイダとの放送契約に基づく。 また、 ホルダサーバ 2は、 蓄積許可情報発行部を有し、 端末 3において復号さ れたコンテンツを蓄積するための蓄積許可情報 （これを購入キーと呼ぶ） を発行 する。 この購入キーは、 ネットワークを通じて、 または、 端末 3により読み取り 可能な媒体を通じて端末 3に提供される。

コンテンツホルダは、 この購入キーを直接ユーザに提供してもよい。 また、 コ ンテンッホルダは、 コンテンツプロバイダを通じてこの購入キーを間接的にユー ザに提供してもよい。

ユーザは、 このような情報システムにより、 コンテンツホルダが著作権などの 権利を有するコンテンツをコンテンツプロパイダを通じて視聴することができる。 その場合、 ユーザは、 このコンテンツの視聴に関しては通常の放送科を支払うこ とにより （または契約形態により無料で） 、 視聴鍵を入手し、 コンテンツを視聴 できる。

一方、 ユーザは、 コンテンツを単に視聴するのでなく、 コンテンツを購入する こともできる。 コンテンツを購入するとは、 ユーザがコンテンツを随時視聴可能 な形態で蓄積して保有することをいう。

ユーザがコンテンツを蓄積する場合には、 ユーザは、 コンテンツプロバイダま たはコンテンツホルダに対し購入手続をし、 通常の放送料の他、 別途料金 （コン テンッの購入価格） を支払う。 このような手続により、 ユーザは、 購入キーを入 手し、 コンテンツを蓄積することが可能になる。

図 1のように、 端末 3は上記のようなコンテンツの蓄積のため、 蓄積判断シス テム 1 3を装備する。 ユーザはコンテンツホルダから、 購入キーを別途購入 （コ ンテンップロバイダが代理販売してもよい） し、 蓄積判断システム 1 3に提供す る。 この購入キーにより、 復号されたコンテンツが端末 3において蓄積できるよ うになる。

購入したコンテンツは、 蓄積メディア 1 5に蓄積され、 ユーザから操作に応じ てテレビモニタ等に出力される。 これにより、 ユーザは、 購入したコンテンツを いつでも視聴することができるようになる。

なお、 本実施形態においては、 以下の技術は広く知られているものとし、 これ らの技術を前提とした上で、 本情報システムを説明する。

( 1 ) ストリームコンテンツを暗号ィヒして配信するストリーム配信の技術。 これ は、 例えば、 スクランブルを掛けた M P E Gデータの配信技術である。

( 2 ) ユーザに対して暗号鍵を配信し、 契約したユーザにコンテンツを復号させ 提供するようなコンテンツの購入システムの技術。 これは、 例えば、 上記スクラ ンブルを解除 (デスクランブル) するための暗号鍵の配布技術、 およびその暗号 鍵によるデスクランブルの技術である。

( 3 ) 暗号鍵およぴデスクランブルしたコンテンッをユーザの不正コピーから保 護した上で保存する装置。 このような装置は、 耐タンパ装置と呼ばれている。 ま た、 そのような保護の構造は、 耐タンパ構造と呼ばれている。 このような技術は、 例えば、 I Cカード内に記録された情報が書き替えられるような場合、 その情報 が消滅し、 その情報が無効化し、 またはその情報が利用できなくなる技術として 知られている。

また、 音楽や映像等のデジタルコンテンツを保護するシステムは、 D RM (Dig ital Rights Manager)と呼ばれ、 米国 Microsoft社、 RealNetworks社、 Intertru st社などから提案されている。

また、 そのようなコンテンツを保護する機器のための技術として、 コンテンツ のソースデバイス (例えば、 コンテンツを格納した D V D等) からのシンクデバ イス (そのコンテンツを保存するハードディスク等） への伝送路において、 複製 (Copying) , 横取り（Intercepting)、 あるいは不正アクセス （tampering) を防止 する技術が提案されている （例えば、 5C Digital Transmission Content Protec tion White Paper, Rivision 1. 0, July 14, 1998、 7こは Digital Transmission Content Protection Specification Volume I Rivision 1. 2 (いずれも http : / /www. dtcp. com)を参照 ； 。

本情報システムは、 このような技術によって実現される耐タンパ装置を前提と した上で、 視聴用と蓄積用とで同一のコンテンツを配信し、 かつ、 コンテンツの 視聴と蓄積とで異なる課金を可能にする。

F I G . 2に、 端末 3の機能プロック図を示す。 この端末 3は、 プロパイダサ ーバ 2からのストリームデータを受信し、 不図示の表示装置に出力する機能を提 供する。

F I G. 2のように、 端末 3は、 受信したストリームデータをチャンネルごと に分離するチャンネル分離部 1 1、 チャンネルごとに分離されたストリームデー タ （暗号化されたデータ） をデコードするデコーダ 1 2、 デコードされたストリ ームデータの蓄積の可否を判定する蓄積判断システム 1 3 (これを購入キー判定 システムともいう） 、 蓄積判断システム 1 3が蓄積の可否を判定するための購入 キーを格納する購入キー格納領域 14、 デコードされたコンテンツ （ R a wコン テンッ） を蓄積する蓄積メディア 15およびデコードされたコンテンツから映像 または音声等の出力信号を生成する TVOUT装置 1 6を有している。

暗号化されたストリームデータはプロバイダサーバ 1より配信され、 デコーダ 12で復号される。 ここで、 復号とは、 暗号化されたストリームデータの復号を いう。

蓄積判断システム 1 3は復号されたデータからコンテンツ情報を読みとり、 す でに購入済みの購入キーとマッチングを行う。 ここで、 コンテンツ情報は、 その コンテンツ （ストリームデータ） を一意に特定できる情報である。 また、 購入キ 一は購入されたコンテンツを一意に特定できる情報である。 このような情報内容 を有するコンテンツ情報と購入キーとのマッチング処理により、 購入キー取得の 有無、 すなわち、 その購入キーに対応するコンテンツが購入されたか否かを判定 できる。

そして、 そのコンテンツに対する購入キーを購入済みの場合に、 蓄積判断シス テム 13は蓄積メディア 1 5に対してコンテンツを蓄積する。 ここで、 蓄積メデ ィァ 15は、 例えば、 ハードディスク装置、 DVD (Digital Versatile Disk) 記録装置、 各種のテープドライブ装置等である。

蓄積メディア 1 5に格納されているコンテンツは、 ユーザの指示にしたがい、 TVOUT装置 1 6を介して随時再生可能である。 ここで、 TVOUT装置 1 6 は、 例えば、 MP EGデコーダ、 D/Aコンバータ等を含む。

なお、 F I G. 2の構成要素のうち、 チャンネル分離部 1 1、 デコーダ 1 2お ょぴ TVOUT 16については、 デジタル放送受信装置の D I RD (Digital In tegrated Receiver/Decoder) の構成要素として広く知られている。 F I G. 2の点線部分 1 7は保護された領域であり、 外部からの攻撃を防ぐ機 能を有する。 また、 秘密情報である購入キーや商品そのものである Rawコンテ ンッは他へ移動ゃコピーができないようになっている。

く作用〉

F I G. 3に、 ユーザがコンテンツを視聴するときの端末 3の処理手順を示す。 この処理は、 端末 3内の不図示の CPUが所定の処理プログラムを実行すること により実現される。

この処理では、 まず、 ユーザにより視聴するコンテンツの選択を受ける （S 1) 。 すると、 端末 2は、 選択されたコンテンツ （暗号化されたコンテンツ） を 受信する （S 5) 。 そして、 端末 3は、 その暗号化されたコンテンツを復号する (S 6) 。

次に、 端末 3は、 そのコンテンツに対する購入キーが取得済みであるか否かを 判定する （S 7) 。 そのコンテンツに対する購入キーが取得済みでない場合、 端末 3は、 単にそのコンテンツをストリーム再生する （S 8) 。

一方、 そのコンテンツの購入キーが取得済みである場合、 端末 3は、 復号され たコンテンツ （これを R awコンテンツと呼ぶ） を蓄積メディア 1 5に蓄積する (S 9) 。 この蓄積メディア 1 5に蓄積された Rawコンテンツは、 端末 3上で 任意に再生可能である。 ここで、 任意に再生可能とは、 例えば、 ユーザにより随 時再生可能であることをいう。

なお、 購入キーが取得済みの場合も、 上記 S 9で蓄積メディア 1 5にコンテン ッを蓄積すると共に、 上記 S 8と同様にそのコンテンツをストリーム再生できる ことはいうまでもない。

F I G. 4に、 ユーザがコンテンツホルダにより運用されるホルダサーバ 2力 ら購入キーを取得する手順を示す。 この処理では、 ユーザは、 端末 3からホルダ サーバ 2にアクセスし、 購入手続を行う （S 20) 。 これは、 例えば、 ホルダサ ーバ 2が提供するウェブページに対する所望のコンテンツの購入申込み処理であ る。

このとき、 ユーザからコンテンツホルダの口座に購入キーの代金を入金する入 金処理が実行される。 この入金手続と引き換えに、 ユーザ所望のコンテンツの購 入キーが端末 3にダウンロードされ、 購入キー格納部 14に格納される。 このよ うな手続により、 ユーザは購入キーを取得する （S 21) 。

F I G. 5に、 プロバイダが運用するプロバイダサーバ 1においてコンテンツ を配信する手順を示す。 この処理は、 プロバイダサーバ 1の不図示の CPUが所 定の処理プログラムを実行することにより実現される。

この処理では、 プロバイダサーバ 1は、 ユーザからコンテンツの選択を受ける (S 30) 。 これは、 例えば、 プロバイダサーバ 1のウェブページにおいて、 ュ ザ所望のコンテンツの選択を受ける処理である。

すると、 プロパイダサーパ 1は、 選択されたコンテンツをユーザの端末 3に配 信する （S 3 1) 。

F I G. 6に、 プロバイダサーバ 1において購入キーを発行する仲介販売の手 順を示す。 この処理では、 プロバイダサーバ 1がコンテンツホルダに代ってユー ザに購入キーを発行する。

この処理では、 プロバイダサーバ 1は、 まず、 ユーザから購入手続を受ける (S 40) 。 このとき、 ユーザは、 プロバイダサーバ 1に所望のコンテンツを指 定し、 購入代金の入金手続を行う。

すると、 プロバイダサーバ 1は、 ユーザ所望のコンテンツに対する購入キーを 代理配布する （S 4 1) 。

そして、 プロバイダサーバ 1は、 コンテンツホルダの口座への代金の支払い処 理を実行する （S 42) 。 ただし、 この支払い額は、 ユーザの購入代金から仲介 料を差し引いた額である。 これにより、 コンテンツプロバイダは仲介料を受け取 る （S 42) 。

F I G. 7に、 ホルダサーバ 2またはプロバイダサーバ 1において、 購入キー を配布する手順を示す。 この処理では、 まず、 ユーザにより、 プロバイダによる 仲介販売か、 コンテンツホルダによる直接販売かが選択される （S 50) 。 ユーザが直接販売を選択した場合、 ホルダサーバ 2においてユーザとの直接の 決済がなされる （S 5 1) 。 この決済は、 例えば、 ユーザがホルダサーバ 2のゥ エブページにアクセスし、 購入手続を実行することによりなされる。 すると、 ホ ルダサーバ 2は、 ユーザ所望のコンテンツに対する購入キーをユーザの端末 3に 配布する （S 5 2 ) 。

一方、 ユーザが仲介販売を選択した場合、 プロバイダサーバ 1において仲介販 売が行われる。 このとき、 プロバイダサーバ 1からユーザへの購入キーの代理配 布、 代金の回収が行われ、 コンテンツホルダから仲介料がプロバイダに支払われ る （S 5 1 ) 。 この処理は、 F I G . 6に述べた処理と同様である。

このような処理により、 ユーザは、 所望のコンテンツに対する購入キーを入手 し、 プロバイダから提供されるコンテンツを購入することができる。 この情報シ ステムによれば、 コンテンツを購入する必要のないユーザはプ口パイダと通常の 視聴契約を結べばよく、 その場合には、 ユーザは契約条件にしたがい安価または 無料でコンテンツを視聴できる。

一方、 コンテンツを購入したいユーザは別途購入キーを取得することで、 通常 の視聴経路と同様の経路でコンテンツを購入し、 蓄積することができる。

このような購入キー、 あるいは、 購入した R a wコンテンツは、 ユーザが複製 することができない保護された領域に格納される。 したがって、 コンテンツホル ダは購入キーを購入しないユーザに対しては視聴だけ許容し、 購入キーを購入し たユーザに対しては、 複製を阻止した上で蓄積を許容することができる。

そのため、 コンテンツホルダは、 コンテンツの視聴と蓄積とに応じて適正な料 金を回収することができる。 また、 一回のコンテンツの配信により、 コンテンツ 視聴と、 コンテンツの購入とが実現される。 そのため、 従来のように、 視聴用の コンテンツと販売用のコンテンツを区別して用意する必要はない。

<変形例 >

上記実施形態では、 ユーザは、 コンテンッホルダのホルダサーバ 2またはプロ バイダサーバ 1にアクセスし、 ネットワークを通じて購入キーをダウンロードし た。 しかし、 本発明の実施は、 そのような手順には、 限定されない。 例えば、 ュ 一ザは、 店舗等において、 I Cカード、 磁気カードその他の着脱可能な記録媒体 に記録した購入キーを取得するようにしてもよい。

そして、 端末 3に、 そのような記録媒体から購入キーを読み取るための記録媒 体読み取り部 （例えば、 カードスロット等） を設ければよい。 端末 3は、 記録媒 体読み取り部から読み取った購入キーを購入キー格納部 1 4に格納すればよい。 《第 2実施形態》

以下、 本発明の第 2実施形態に係る情報システムを F I G. 8および F I G. 9の図面に基づいて説明する。 上記実施形態では、 ユーザが事前に購入キーを取 得しておくことにより、 視聴したいコンテンツを購入できる情報システムについ て説明した。 本実施形態では、 コンテンツを視聴するときに、 さらに購入手続を 行うことができる情報システムについて説明する。 他の構成およぴ作用は第 1実 施形態の場合と同様である。 そこで、 同一の構成要素については同一の符号を付 してその説明を省略する。 また、 必要に応じて F I G. 1から F I G. 7の図面 を参照する。

F I G. 8に、 本情報システムにおいて、 ユーザがコンテンツを視聴するとき の端末 3の処理手順を示す。 この処理では、 まず、 第 1実施形態の場合 （F I G. 3) と同様、 ユーザにより視聴または購入されるコンテンツが選択される （S 1 A) 。

次に、 端末 3は、 ユーザにコンテンツを視聴するのか購入するのかを選択させ る。 ユーザが購入を選択した場合、 端末 3は、 ユーザに購入手続をさせる （S 3) 。 これは、 第 1実施形態で述べたものと同様、 ホルダサーバ 2における直接 販売 （F I G. 7参照） 、 あるいはプロバイダサーバ 1における仲介販売 （F I G. 6参照） 等の処理である。 この購入手続が完了すると、 端末 3は購入キーを 取得する （S 4) 。 また、 本実施形態においては、 ユーザは、 プロバイダと別途 契約を結ぴ （S 60) 、 視聴キーを取得しているものとしている （S 6 1) 。 以下、 S 5以降の処理は第 1実施形態の場合 （F I G. 3) と同様であるので、 その説明を省略する。 なお、 本実施形態の情報システムにおいて、 第 1実施形態 のように、 購入キーを別途購入してもよいのはいうまでもない。 すなわち、 ユー ザがすでに購入キーを別途購入済みの場合は、 F I G. 8の S 3および S 4の処 理により購入キーを購入しなくても、 コンテンツを蓄積できる。

F I G. 9に、 プロバイダサーバ 1がコンテンツを配信する手順を示す。 この 処理では、 まず、 プロバイダサーバ 1は、 ユーザにより、 視聴または購入される コンテンツの選択を受ける （S 70) 。

次に、 プロバイダサーバ 1は、 ユーザにコンテンツを視聴するのか購入するの かを選択させる （S 7 1 ) 。 ユーザが視聴を選択した場合、 プロバイダサーバ 1 は、 そのまま選択されたコンテンツを配信する （S 7 3 ) 。

一方、 ユーザが購入を選択した場合、 プロバイダサーバ 1は、 購入手続の仲介 処理を実行する （S 7 2 ) 。 この処理は、 第 1実施形態で説明した F I G . 6の 処理と同様である。 そして、 プロバイダサーバ 1は、 コンテンツを配信する （S 7 2 ) o

以上の述べたように、 本実施形態の情報システムによれば、 ユーザがコンテン ッを視聴するときに、 さらに、 購入手続を行うことにより、 その視聴したいコン テンッを購入することができる。

一方、 コンテンツホルダは、 ユーザからの要求に応じて、 同一のコンテンツに より、 ユーザに単に視聴させることもできるし、 さらに、 購入させることもでき る。

<変形例 >

上記第 1実施形態または第 2実施形態においては、 いずれもユーザがコンテン ッを選択し、 それに応答してコンテンツが配信されるオンデマンドシステムを想 定して説明した （例えば、 F I G . 5参照） 。 しかし、 本発明の実施はそのよう なシステムに限定されるものではない。

例えば、 データ放送を通じてコンテンツを配信し、 放送受信装置により受信し、 蓄積媒体に蓄積してもよい。 そのようなデータ配信形態では、 上記第 1実施形態 または第 2実施形態で述べたように、 有償でコンテンツを提供してもよいし、 無 料で提供してもよい。 すなわち、 無料のコンテンツ放送によりユーザにコンテン ッを提供してもよい。

《第 3実施形態》

F I G . 1 0の図面に基づき、 本発明の第 3実施形態に係る情報システムを説 明する。 上記第 1実施形態では、 事前に購入キーを取得することにより、 視聴し たいコンテンツをさらに蓄積できる情報システムを説明した。 また、 第 2実施形 態では、 コンテンツ視聴時に購入キーを取得することによりそのコンテンツを購 入できる情報システムを説明した。

本実施形態では、 まず、 暗号化されたコンテンツを蓄積しておき、 購入キーを 後買いできる情報システムについて説明する。 他の構成および作用は第 1実施形 態または第 2実施形態の場合と同様である。 そこで、 同一の構成要素については 同一の符号を付してその説明を省略する。 また、 必要に応じて F I G . 1から F I G . 9の図面を参照する。

F I G . 1 0に、 本発明の第 3実施形態に係る端末 3 Aの機能ブロック図を示 す。 この端末 3 Aは、 第 1実施形態の端末 3 ( F I G . 2 ) と比較して、 自動保 存装置 2 8および暗号化コンテンツを蓄積する暗号化蓄積メディア 2 5を保護さ れた領域 2 7の外部に有している。

この自動保存装置 2 8は、 常時受信する暗号化コンテンツを暗号化蓄積メディ ァ 2 5に保存している。 暗号化蓄積メディア 2 5は、 いわゆるリングバッファを 構成しており、 所定容量までの暗号化コンテンツを保存する。 そして、 保存され るコンテンツが所定容量を超えると、 保存時期の古いコンテンツが順次廃棄され る。

このような自動保存装置 2 8により、 ユーザは予め購入予定のあるコンテンツ を自由に保存できる。 ただし、 ここで保存されるデータは暗号化されたデータ

(暗号化コンテンツ） であり、 ユーザは、 そのままではそのコンテンツを視聴で きない。 コンテンツを視聴するためには、 ユーザは視聴するための購入キーを取 得する必要がある。

この情報システムでは、 ユーザは、 第 1実施形態で述べたような購入手続によ りそのコンテンツに対応する購入キーを取得し、 購入キー格納領域 1 4に格納す る。

端末 3の蓄積判断システム 1 3 (購入キー判定装置） は、 ユーザの操作により 蓄積された暗号化コンテンツの再生 （出力指示） がなされたとき、 購入キー格納 領域 1 4にその暗号化コンテンツに対応する購入キーを格納済みか否かを判定し て、 暗号化コンテンツが購入済みか否かを判定する。

そして、 購入キーが格納済み、 すなわち、 暗号化コンテンツの購入手続き済み であれば、 暗号化蓄積メディア 2 5からその購入キーに対応する暗号化コンテン ッを読み出し、 デコーダ 1 2によって復号し、 T V O U T装置 1 5を通じて表示 装置に出力する。 購入キー格納領域 1 4に購入キーが格納されていれば、 その後 もユーザの操作に応じて随時再生可能であり、 デコーダ 1 2および T V O U T装 置 1 6を通じて表示装置に出力される。

以上述べたように、 本情報システムによれば、 暗号化コンテンツを事前に蓄積 しておき、 別途購入キーを取得することにより、 ユーザは、 自在にそのコンテン ッを視聴できる。

ぐ変形例 >

上記第 3実施形態では、 自動保存装置 2 8により常時、 暗号化蓄積メディア 2 5に暗号化コンテンツを蓄積しておき、 別途ユーザが購入キーを取得することに よりそのコンテンツを復号して視聴する例を示した。 し力 し、 本発明の実施は、 そのような構成には限定されない。

例えば、 自動保存装置 2 8は、 ユーザの設定により予約されたコンテンツを暗 号化蓄積メディア 2 5に蓄積するものでもよい。 その場合には、 ユーザが所望し たものだけが蓄積されるので、 暗号化蓄積メディア 2 5をリングバッファとして 構成する必要はない。

また、 そのようなコンテンツの蓄積を予約する自動保存装置 2 8を第 1実施形 態で説明した端末 3に組み込むようにしてもよい。 その場合には、 ユーザにより 予約されたコンテンツに対応する購入キーが購入キー格納領域 1 4に保存されて いる場合に、 そのコンテンツを復号し、 自動保存装置 2 8が F I G . 2の蓄積メ ディア 1 5に蓄積するようにすればよレ、。

《実施形態の効果》

従来の技術では、 蓄積できるコンテンツとできないコンテンツに分類してコン テンッの蓄積を制限していたが、 本情報システムでは、 そのような分類は不要と なる。

ユーザは、 無料または通常の視聴料金でコンテンツの視聴が可能である。 ただ し、 ユーザが別途料金 （コンテンツの購入価格） を支払うことにより、 そのコン テンッの蓄積が可能になる。

この蓄積のためのシステムを実現するために図 1のように蓄積判断システム 1 3を端末 3内に装備する。 ユーザがコンテンツホルダから購入キーを別途購入 (コンテンツプロバイダが代理販売してもよい） し、 購入キー格納領域 1 4に保 存することにより、 コンテンツが蓄積できるようになる。

このようにコンテンツの放送と購入を別の課金体系にすることにより、 コンテ ンッの販売に関してコンテンツホルダは （自社で配信システムを構築するという 労力無しに） 自由に販売戦略を展開することがきる。

また、 その販売戦略の一環としてコンテンツの放送を許可し、 広くコンテンツ を流通させようとする動きにも繋がる。 これは配信システムの活性化に直結する。 また、 プロバイダ側もコンテンツ販売に関してはコンテンツホルダに任せ、 コ ンテンッの配信のみに集中できることになる。

さらに、 ユーザは視聴に関しては安価に受信することができ、 またどうしても 購入したいコンテンツは同じシステム上から購入できるため煩わしさがない。

《コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体》

コンピュータその他の装置、 機械等 （以下コンピュータ等） に上記いずれかの機 能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録す ることができる。 そして、 コンピュータ等に、 この記録媒体のプログラムを読み 込ませて実行させることにより、 その機能を提供させることができる。

ここで、 コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、 データやプログラム 等の情報を電気的、 磁気的、 光学的、 機械的、 または化学的作用によって蓄積し、 コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。 このような記録媒体の うち、 コンピュータ等から取り外し可能なものとしては、 例えばフロッピーディ スク、 光磁気ディスク、 CD- R0M、 CD- R/W、 DVD, DAT、 8 mmテープ、 メモリカード 等がある。

また、 コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクや R OM (リードオンリーメモリ） 等がある。

《搬送波に具現化されたデータ通信》

また、 上記プログラムは、 コンピュータ等のハードディスクやメモリに格納し、 通信媒体を通じて他のコンピュータに配布することができる。 この場合、 プログ ラムは、 搬送波によって具現化されたデータ通信信号として、 通信媒体を伝送さ れる。 そして、 その配布を受けたコンピュータ等に上記機能を提供させることが できる。 ここで通信媒体としては、 有線通信媒体、 例えば、 同軸ケーブルおよぴッイス トペアケープルを含む金属ケーブル類、 光通信ケーブル等、 または、 無線通信媒 体例えば、 衛星通信、 地上波無線通信等のいずれでもよい。

また、 搬送波は、 データ通信信号を変調するための電磁波または光である。 た だし、 搬送波は、 直流信号でもよい。 この場合、 データ通信信号は、 搬送波がな いベースバンド波形になる。 したがって、 搬送波に具現化されたデータ通信信号 は、 変調されたブロードバンド信号と変調されていないベースバンド信号 （電圧 0の直流信号を搬送波とした場合に相当） のいずれでもよい。 産業上の利用可能性

本発明は、 放送機能、 放送受信機能、 通信機能等を有する情報機器の製造産業、 そのような情報機器を利用したサービス産業、 またはそのようなサービス産業で 提供されるコンテンツの制作産業に利用できる。

Claims

請求の範囲

1 . サーバとクライアント装置からなるシステムであり、

前記サーバは、

ネットワークを通じてコンテンッデータを前記クライァント装置へ配信する手 段を備え、

前記クライアント装置は、

前記コンテンツデ一夕を受信する手段と、

蓄積許可を示す情報が存在する場合に前記サーバから受信したコンテンツデー 夕の蓄積を許可する手段と、

を備えるシステム。

2 . 前記サーバから配信されるコンテンッデ一夕は暗号化されており、 前記クライアント装置は、

復号化情報を参照する手段と、

前記復号化情報にしたがい前記サーバから受信したコンテンツデ一夕を復号す る手段と、

を備える請求の範囲 1に記載のシステム。

3 . 前記コンテンツデータの蓄積を許可された場合に前記復号したコンテンツ データを保存する手段を備える請求の範囲 2に記載のシステム。

4 . 前記クライアント装置の前記保存する手段は、 前記復号したコンテンツデ 一夕を、 保存されたデータの複製を許可しない保護装置内に保存する請求の範囲 3に記載のシステム。

5 . 前記クライアント装置は、

前記復号したコンテンツデ一夕を利用者によって視聴可能な形態で出力する手 段を備える請求の範囲 2に記載のシステム。

訂正された用紙 (規則 91)

6 . 前記サーバは、

提供される前記コンテンツデータを暗号化する手段を備える請求の範囲 2に記載 のシステム。

7 . 前記蓄積許可を示す情報は、 それに対応するコンテ ッデータの購入手続 により提供される請求の範囲 1に記載のシステム。

8 . 前記サーバは、

前記復号化情報を発行する手段と、

前記蓄積許可を示す情報を発行する手段とを備える請求の範囲 1に記載のシステ ム。

9 . 前記サーバは、 前記コンテンツデータを配信する手段を有する第 1のサー バと、 前記復号化情報を発行する手段を有する第 2のサーバとを含む請求の範囲 2に記載のシステム。

1 0 . コンテンッデータを入力する手段と、

蓄積許可を示す情報が存在する場合に前記コンテンツデータの蓄積を許可する 手段と、

を備えることを特徴とする電子装置。

1 1 . 前記入力する手段は、 サーバから配信される前記コンテンツデータをネ ットワークを通じて入力する請求の範囲 1 0に記載の電子装置。

1 2 . 前記コンテンツデータは暗号化されており、

復号化情報を参照する手段と、

前記復号化情報にしたがい前記サーバから受信したコンテンツデータを復号す る手段と、

をさらに備える請求の範囲 1 0に記載の電子装置。

1 3 . 前記コンテンツデータの蓄積を許可された場合に前記復号したコンテン ッデータを保存する手段を備える請求の範囲 1 2に記載の電子装置。

1 4 . 前記保存する手段は、 保存されたデータの複製を許可しない保護装置内 に前記復号したコンテンツデータを保存する請求の範囲 1 3に記載の電子装置。

1 5 . 前記復号したコンテンツデータを利用者によって視聴可能な形態で出力 する手段を備える請求の範囲 1 2に記載の電子装置。

1 6 . 前記蓄積許可を示す情報は、 それに対応するコンテンツデータの購入手 続により提供されることを特徴とする請求の範囲 1 0に記載の電子装置。

1 7 . サーバとクライアント装置からなるシステムにおけるコンテンツデータ を送受信する方法であり、

サーバがネットワークを通じてコンテンツデータをクライアント装置へ配信す 前記クライアント装置において前記コンテンツデータを受信するステップと、 蓄積許可を示す情報が存在する場合に前記クライアント装置で受信されるコン テンッデータの蓄積を許可するステップと、

を備える方法。

1 8 . 電子装置におけるコンテンツデータの処理方法であって、

コンテンッデータを入力するステツプと、

蓄積許可を示す情報が存在する場合に前記コンテンツデータの蓄積を許可する ステップと、

を備える方法。

1 9 . クライアント装置へコンテンツデータを配信するコンピュータに、 ネットワークを通じてコンテンツデータを配信するステップと、 前記配信するコンテンッデータをクライアント装置にて保存することを許可 する蓄積許可を示す情報を発行するステップと、

を備えるプログラム。

2 0 . 前記配信するコンテンツデータを暗号化した暗号化コンテンツデータを 作成するステップと、

前記暗号化コンテンツデータを復号する復号化情報を発行するステップと、 を備える請求の範囲 1 9に記載のプログラム。

2 1 . コンピュータに、

コンテンッデータを入力するステツプと、

蓄積許可を示す情報が存在する場合に前記コ 'タの蓄積を許可する ステップと、

を実行させるためのプログラム。

2 2 . 前記入力するステップは、 サーバから配信される前記コンテンツデータ をネットワークを通じて入力する請求の範囲 2 1に記載のプログラム。

2 3 . 前記コンテンツデータは暗号化されており、

復号化情報を参照するステップと、

前記復号化情報にしたがい前記サーバから受信したコンテンツデータを復号す るステップと、

を備える請求の範囲 2 1に記載のプログラム。

2 4 . 前記コンテンツデータの蓄積を許可された場合に前記復号したコンテン ッデータを保存するステップを備える請求の範囲 2 3に記載のプログラム。

2 5 . 前記保存するステップは、 保存されたデータの複製を許可しない保護装 置内に前記復号したコンテンツデータを保存する請求の範囲 2 4に記載のプログ ラム。

2 6 . 前記復号したコンテンツデータを利用者によって視聴可能な形態で出力 するステップを備える請求の範囲 2 3に記載のプログラム。

2 7 . 前記蓄積許可を示す情報は、 それに対応するコンテンツデータの購入手 続により提供されることを特徴とする請求の範囲 2 1に記載のプログラム。

2 8 . サーバとクライアント装置からなるシステムであり、

前記サーバは、

ネットワークを通じてコンテンツデータを前記クライアント装置へ配信する手 段を備え、

前記クライアント装置は、

前記コンテンツデータを受信する手段と、

前記受信したコンテンツデータを蓄積する手段と、

前記受信したコンテンツデータを利用者により視聴可能な形態で出力する手段 と、

前記コンテンツデータの購入手続により提供される情報が存在する場合に、 前 記蓄積したコンテンッデータを利用者により視聴可能な形態で出力する手段と、 を備えるシステム。

2 9 . コンテンツデータを入力する手段と、

前記入力したコンテンツデータを蓄積する手段と、

前記入力したコンテンツデータを利用者により視聴可能な形態で出力する手段 と、

前記コンテンツデータの購入手続により提供される情報が存在する場合に、 前 記蓄積したコンテンッデータを利用者により視聴可能な形態で出力する手段と、 を備える電子装置。

3 0 . コンピュータに、

コンテンツデータを入力するステップと、

前記入力したコンテンツデータを蓄積するステップと、

前記入力したコンテンツデータを利用者が視聴可能な形態で出力するステップ と、

前記コンテンツデータの購入手続により提供される情報が存在する場合に、 前 記蓄積したコンテンツデータを利用者が視聴可能な形態で出力するステップと、 を実行させるためのプログラム。