JP2002124927A - 総合データ配信サービスにおける受信端末 - Google Patents

総合データ配信サービスにおける受信端末

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JP2002124927A
JP2002124927A JP2000321922A JP2000321922A JP2002124927A JP 2002124927 A JP2002124927 A JP 2002124927A JP 2000321922 A JP2000321922 A JP 2000321922A JP 2000321922 A JP2000321922 A JP 2000321922A JP 2002124927 A JP2002124927 A JP 2002124927A
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Hiromi Harada
宏美 原田
Teruo Kataoka
照雄 片岡
Sentaro Komori
仙太郎 小森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 総合データ配信サービスにおいて、コンテン
ツ毎に蓄積/再生の許可/不許可の制御を行うことによ
り権利保護機能を有する受信端末を提供する。 【解決手段】 従来のデジタル放送サービス用受信機に
権利保護部と蓄積装置を追加した。権利保護部ではコン
テンツ毎に存在するメタデータを解析し、メタデータに
記述している制御情報を元に受信したコンテンツの蓄積
/再生制御を行う。蓄積装置には権利保護部により蓄積
許可と判断されたコンテンツのみ記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル放送用受信
端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル放送サービス用受信機の
中には映像音声コンテンツ(AVコンテンツ)やデータ
コンテンツの蓄積を行う際に必要な著作権等の権利保護
機能を有するものが存在するが、蓄積装置に格納する際
にはすべてのコンテンツで共通の暗号鍵で暗号化するも
のしか存在しない。したがって、複数の権利保有者の持
つ権利をそれぞれ個別に保護するというような細かい権
利保護をすることができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はコンテンツ毎
にきめ細かい権利保護機能を有する受信端末を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来のデジタル放送サー
ビス用受信機に権利保護部と蓄積装置を追加した。権利
保護部ではコンテンツ毎に存在するメタデータを解析
し、メタデータに記述している制御情報を元に受信した
コンテンツの蓄積/再生制御を行う。蓄積許可を持つコ
ンテンツのみ蓄積装置に蓄積することができる。また、
再生許可を持つコンテンツのみコンテンツの再生をする
ことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】(サービス概要)本発明で示す、
総合データ配信サービスは、衛星、地上回線等の通信回
線もしくはリムーバブルメディア等のメディア媒体を用
いて、家庭にコンテンツを配信し、家庭内でデジタルの
まま蓄積/コピー/再生を行うことを目的としている。こ
れに伴い、データの不正な書き換え、再生、私的利用を
超えるコピー等のサービスプロバイダ、著作権所有者も
しくはユーザーの権利、著作権を侵害する事態が起こり
かねない。そのためコンテンツの著作権者、放送事業
者、視聴者など各々の権利を保護、管理する必要があ
る。本発明では、例としてデジタル衛星放送を用いたデ
ータ配信を想定して説明する。
【0006】(権利保護)コンテンツの著作権保護もし
くは権利保護方法には、情報の不正な書き換えおよび視
聴を防ぐ暗号化、サービスプロバイダもしくは著作権所
有者による、コンテンツへのユーザーアクセス制限権利
と、ユーザーによるコンテンツ視聴権利の保護のための
個人認証と、著作権情報もしくは権利情報等の格納フォ
ーマットであるメタデータおよび、デジタルの画像、ビ
デオ、音声等の中に情報をうめこむ電子すかし等があ
る。それら、保護方法と目的、機能を表1に示す。
【0007】権利保護を目的として用いられる、暗号化
の目的には、情報の不正な書き換え防止や情報の不正な
視聴防止等があり、その機能としてコンテンツやメタデ
ータの暗号化等が想定される。個人認証の目的には、第
1に、サービスプロバイダ、著作権所有者のコンテンツ
へのユーザーアクセス制限権利の保護があり、その機能
として、著作権情報、権利情報のユーザーアクセス制限
と個人情報との照合が想定される。第2に、ユーザーの
コンテンツ視聴権利の保護があり、その機能として、個
人単位の契約情報に沿ったコンテンツにアクセスが想定
される。第3にプライバシーの保護があり、その機能と
して、本人のみ個人情報にアクセス可能が想定される。
その他にも、個人を判別する時など個人に関係する際等
に、様々な目的で用いられる。メタデータの目的には、
著作権情報、権利情報の使用等があり、その機能とし
て、コンテンツとセットで用い、そのコンテンツの著作
権情報、権利情報を格納等が想定される。電子すかしの
目的にはコンテンツに対する不正使用の抑止等があり、
その機能として、コンテンツの不正使用時にアプリケー
ションより使用不可が可能等が想定される。
【0008】
【表1】
【0009】(システム概要)本発明で示す、総合デー
タ配信サービスの全体構成図を図1に示す。全体システ
ムは、コンテンツの制作、配信等を行う送信側1と受信
端末等から構成される受信側2に大きく分けられる。全
体システム構成を表2に示す。
【0010】送信側1は、送信センタ、鍵管理センタ、
地上回線管理センタ、顧客管理センタ、物流管理センタ
から構成される。主な特徴として、コンテンツおよび関
連情報の制作、配信や、著作権、権利等を考慮したコン
テンツの暗号化、鍵管理および、視聴履歴等の情報の収
集、管理等があげられる。
【0011】受信側2は、受信端末3、KIOSK端末
4、販売店5、その他に拡張として、携帯電話6から構
成される。受信端末3の主な特徴として、コンテンツお
よび関連情報を蓄積するための、大容量蓄積装置の装備
と、暗号化コンテンツ、関連情報の複合および関連情報
の再暗号化と、個人単位の認証および課金が可能等、が
あげられる。KIOSK端末4の主な特徴を、送信側か
ら受信側と、受信側から送信側のアクションに分けて示
す。送信側から受信側のアクションの特徴として、衛星
回線7もしくは地上回線8を用いてコンテンツおよび関
連情報の配信と、衛星回線7もしくは地上回線8を用い
て暗号化コンテンツ、関連情報の鍵もしくは鍵情報の配
信があげられる。受信側から送信側のアクションの特徴
として、地上回線8を用いて課金処理情報の送信と、地
上回線8を用いて、視聴履歴、リクエスト等の個人情報
の送信等があげられる。
【0012】伝送路は、衛星回線7、地上回線8、その
他に拡張として携帯電話網9から構成される。地上回線
8の主な特徴を、送信側から受信側と、受信側から送信
側のアクションに分けて示す。送信側から受信側のアク
ションの特徴として、コンテンツおよび関連情報の配信
と、暗号化コンテンツ、関連情報の鍵もしくは鍵情報の
配信等があげられる。受信側から送信側のアクションの
特徴として、地上回線8を用いて、課金処理情報の送信
と、地上回線を用いて視聴履歴、リクエスト等の個人情
報の送信があげられる。
【0013】
【表2】
【0014】(受信端末)本発明で示す、総合データ配
信サービスにおいて主に家庭向けサービスで用いられる
受信端末について以下に示す。受信端末は送信側から配
信されるAVコンテンツ(映像および音声のコンテン
ツ)およびデータコンテンツ(画像ファイルや文書ファ
イルなど、ファイル構造をもつコンテンツ)の受信/蓄
積/再生に関して、メタデータの情報をもとに処理の制
御(視聴可否や蓄積可否)を行うことによってコンテン
ツの著作権等の権利を保護することができる。受信端末
は以下に示す基本機能を持つ。
【0015】(1)メタデータで示される情報に従って
受信したコンテンツの再生可否の制御を行う。再生可能
なコンテンツの場合は再生部により再生処理を行う機能
を持つ。 (2)メタデータで示される情報に従って受信したコン
テンツの蓄積可否の制御を行う。蓄積可能なコンテンツ
の場合は蓄積部へコンテンツおよびメタデータを蓄積す
る機能を持つ。 (3)メタデータで示される情報に従って蓄積されてい
るコンテンツの再生可否の制御を行う。再生可能なコン
テンツの場合は再生部により再生処理を行う機能を持
つ。 (4)リムーバブルメディアを接続しているときはメタ
データで示される情報に従ってコンテンツのリムーバブ
ルメディアへのコピー処理を行う機能を持つ。 (5)BSデジタル放送用の受信機能を併せ持ち、BS
デジタル放送を受信・再生する機能を持つ。 (6)コンテンツの視聴契約を端末単位または個人単位
で行う機能を持つ。
【0016】(受信端末の構成要素)図2に一般的なB
Sデジタル放送用受信機の構成を示す。BSデジタル放
送用受信機は大別して受信部21、および再生部22に
分けられる。受信部21では受信アンテナ24によって
受信したBSデジタル放送電波をチューナ25で復調し
デジタル化されたTS(トランスポートストリーム)を
取り出す。取り出されたTSはスクランブルがかかって
いる(暗号化されている)ので、デスクランブラ26で
スクランブルを解除する。TSは複数の番組を多重する
ことができるようにパケットの形式で配信されている。
TSには他の受信端末が受信対象としている情報など、
本受信機には不要なTSパケットが含まれているので、
受信に必要なTSパケットのみをデマルチプレクサ27
で選別、抽出する。再生部22では抽出されたTSパケ
ットに含まれる映像、音声コンテンツをMPEGデコー
ダ28で再生する。また、データコンテンツはホストC
PU23によって加工され、グラフィック処理部29お
よびPCMジェネレータ30を用いて出力される。受信
部21および再生部22はホストCPUを用いて制御さ
れる。BSデジタル放送用受信機においてはコンテンツ
を蓄積するための機構を持っておらずリアルタイムに受
信したコンテンツのみ再生可能である。
【0017】図3に本発明により考案する受信端末の構
成を示す。本受信端末は図2で示したBSデジタル放送
用受信機に権利保護部33および蓄積装置34を新規追
加した形を取っている。そのためBSデジタル放送用受
信機の機能を満たした上で本総合データ配信サービスで
の受信端末を容易に構成することが可能である。権利保
護部33では受信部21で受信して抽出されたコンテン
ツは、同時に配信されているメタデータの情報をもとに
蓄積許可/不許可および再生許可/不許可の判定を行
う。蓄積すべきコンテンツにおいて権利保護部33が蓄
積許可と判断したとき、ホストCPU23により蓄積装
置34へコンテンツの書き込みを行う。再生すべきコン
テンツにおいて権利保護部33が再生許可と判断したと
き、再生部22がコンテンツの再生を行う。また、蓄積
装置34に蓄積されているコンテンツにおいて権利保護
部33が再生許可と判断したとき、再生部22がコンテ
ンツの再生を行う。このように受信端末では受信したコ
ンテンツを蓄積することが可能であり、コンテンツのリ
アルタイム再生だけでなく、蓄積したコンテンツの再生
が可能である。
【0018】(受信端末の動作)図4に受信端末におけ
る受信/蓄積/再生処理について示す。受信端末では総
合データ配信サービスで行う放送のほかにBSデジタル
放送の受信を行うため、どの放送向けのコンテンツであ
るかの判定を行う。受信部でPSI/SI(番組配列情
報)を受信し(ステップ41)、その中に記述されてい
る情報を元にメタデータの有無の確認を行う(ステップ
42)。メタデータが存在しない場合、配信されている
コンテンツはBSデジタル放送のものであると判断し、
コンテンツを受信し(ステップ43)リアルタイム再生
処理を行う(ステップ44)。メタデータが存在する場
合、配信されているコンテンツは権利保護対応コンテン
ツと判断する。メタデータを受信(ステップ50)、解
析し、再生可否/蓄積可否の判断を行い(ステップ4
5)、再生/蓄積許可と判断されると、コンテンツの購
入などの視聴契約を行い(ステップ46)、リアルタイ
ム再生(ステップ44)もしくは蓄積(ステップ48)
を行う。蓄積したコンテンツはその後再生される(ステ
ップ49)。
【0019】(受信端末の基本構成)図5に受信端末の
基本構成を示す。以下に各ブロックの説明を行う。
【0020】(1)チューナ25は受信アンテナ24で
受信した変調電波を選局受信し、デジタル化されたTS
を取り出す。 (2)デスクランブラ26はスクランブルがかかったT
SをICカード54に記録されているスクランブル解除
鍵を用いて復号し、スクランブルが解除されたTSを抽
出する。メタデータと対で配信されるコンテンツの場合
はここではスクランブル解除されずTSはスルー出力さ
れる。 (3)デマルチプレクサ27はTSからPSI/SI、
AVコンテンツ、データコンテンツを分離抽出する。 (4)権利保護部33はメタデータの情報をもとに蓄積
/再生可否の制御を行う。蓄積/再生可否の判断はIC
カード57に記録されている個人情報と受信したメタデ
ータの情報を照合することにより行う。蓄積可能なコン
テンツの場合、ホストCPU23を経由して記録媒体で
ある蓄積装置34に蓄積する。再生可能なコンテンツは
権利保護部33でICカード57に格納されているスク
ランブル鍵により復号処理が行われる。AVコンテンツ
の場合、MPEGデコーダ28に入力される。データコ
ンテンツの場合はホストCPU23によってコンテンツ
の組み立て処理が行われる。グラフィックスなどのコン
テンツのときはグラフィック処理部29に入力され、音
声コンテンツのときはPCMジェネレータ30へ入力さ
れる。メタデータが付属されていないコンテンツのとき
はBSデジタル放送用コンテンツとみなして権利保護部
はスルー出力される。 (5)MPEGデコーダ28はMPEG形式で圧縮され
ているコンテンツの復号処理を行う。復号された映像は
グラフィック処理部に入力される。復号された音声は音
声出力63より出力される。 (6)グラフィック処理部29はMPEGデコーダ28
からの出力とホストCPU23が組み立てを行ったコン
テンツの出力の合成を行う。合成されたコンテンツは映
像出力64により出力される。 (7)PCMジェネレータ30は音声のデータコンテン
ツの再生に用いる。MPEGデコーダ28との出力と合
成されて音声出力63により出力される。 (8)電話モデム65は受信端末から送信局に対してデ
ータの送信を行うときに使用する。 (9)リムーバブルメディア用インタフェース66は外
部出力用DVD−RAM67やメモリカード68を接続
するために用いる。DVD−RAM67やメモリカード
68にコンテンツをコピーすることができる。
【0021】(権利保護部)権利保護部はメタデータお
よびコンテンツの復号、蓄積および再生可否の判定、鍵
管理テーブルおよび個人情報の管理など、著作権保護に
必要な処理を行う。コンテンツの鍵情報や個人情報な
ど、外部へ漏洩することを防ぐ必要があるため、蓄積/
再生可否判定部、コンテンツ復号処理、鍵および個人情
報管理部分はひとつのLSI内で行うことが望まれ、権
利保護部を1チップLSIの構成とした。権利保護部の
機能を以下に示す。
【0022】(1)ホストCPUからのコマンド/ステ
ータス送受信 ホストCPUから権利保護部をコントロールするための
コマンドを受信し、コマンドを解析および実行し、実行
結果をステータスとしてホストCPUに返す機能。 (2)メタデータ復号/解析処理 関連する鍵情報を用いて暗号化されたメタデータを復
号、解析し必要な情報を抜き取る機能。 (3)蓄積可否/再生可否判断 (2)で得られた情報を元にコンテンツの蓄積および再
生許可/不許可の判定を行う機能。 (4)コンテンツの復号 リアルタイムで受信しているコンテンツまたは蓄積部に
蓄積されているコンテンツで再生が許可されているもの
に関してコンテンツの復号処理を行う機能。 (5)ICカード通信 ICカードに暗号化されて格納されている個人情報を読
み込んで復号する機能、および権利保護部に保存されて
いる個人情報を暗号化してICカードに書き込む機能。 (6)アプリケーションの認証 (2)で得られた情報を元に使用するアプリケーション
ソフトウェアの認証を行う機能。
【0023】(権利保護部の内部構成)図6に権利保護
部33の内部構成を示す。権利保護部33は演算処理部
71、暗号復号モジュール72、デスクランブラ73、
ホストCPUインタフェース用共有RAM74、ワーク
用内部RAM75、不揮発メモリ76、ICカードコン
トローラ77、入出力FIFO78、ROM79、外部
メモリインタフェース80、入出力セレクタ81からな
る。ホストCPU23からのコマンドおよびホストCP
U23へのステータスはホストCPUインタフェース用
共有RAM74を介してやり取りされる。ホストCPU
23から書き込まれたメタデータの情報を元に権利保護
部は蓄積/再生可否の判断を行う。再生が許可された場
合、AVコンテンツはトランスポートデマルチプレクサ
27によって分離されAVストリーム入力より権利保護
部33に入力される。また蓄積装置34に蓄積されてい
るAVコンテンツはホストCPU23によって権利保護
部33に書き込まれる。データコンテンツの場合はホス
トCPU23によって暗号化されたコンテンツが権利保
護部33に書き込まれ、権利保護部33によって復号処
理が行われ、その結果をホストCPU23が引き取ると
いう処理が行われる。
【0024】以下、権利保護部33の各モジュールにつ
いて説明する。
【0025】(1)演算処理部71 演算処理部71は各モジュール(72〜81)の制御、
ホストCPUとのコマンド/ステータス送受信、コンテ
ンツのデスクランブルのためのデータ転送処理を行う。 (2)暗号復号モジュール72 暗号復号モジュール72はホストCPU23から書き込
まれたコンテンツおよびメタデータの復号およびICカ
ード84と通信を行う際のデータの暗号復号処理を行
う。 (3)デスクランブラ73 AVストリーム入力からのAVコンテンツはデスクラン
ブラ73で復号処理が行われる。受信したAVコンテン
ツをリアルタイムでMPEGデコーダ28に出力する
際、入出力セレクタ81をデスクランブラ73側に切り
替えることにより演算処理部71の処理と非同期でAV
コンテンツ復号を行うことができる。 (4)ホストCPUインタフェース用共用RAM74 メインCPUからのコマンド/ステータスの受け渡しお
よびコンテンツの受け渡しの際に一時的にデータを格納
するRAM。ホストCPU23および演算処理部71の
両方から参照が可能となっている。ホストCPUインタ
フェース用共用RAM74にコマンドを書き込んだ後、
演算処理部71に対し割り込み信号が通知されることに
より演算処理部71の動作が開始される。権利保護部3
3によってステータスが返される場合はホストCPU2
3に対して割り込みを発行することによって通知する。 (5)ワーク用内部RAM75 演算処理部71の実行コード(マイクロコード)の格納、
メタデータの復号および解析、コンテンツの復号などの
処理におけるワークエリアとして使用する。演算処理部
71からのみ参照が可能である。大容量のメモリが権利
保護部33内に取れない場合、ワーク用外部RAM76
を接続することができる。 (6)不揮発メモリ76 マイクロコードの格納、個人情報および鍵情報を格納す
る。LSIのリセット信号解除後ROM79にある初期
プログラムローダ(IPL)が不揮発メモリ76にある
マイクロコードをワーク用内部RAM75に転送して、
実行コードはワーク用内部RAM75上で実行される。
ホストCPU23からマイクロコードアップデートコマ
ンドを用いてマイクロコードを書き換えることができ
る。 (7)ICカードコントローラ77 ICカード84には個人情報や鍵情報が保存されている
ためICカード84とは暗号化通信を行う。暗号復号処
理は暗号復号モジュールが行う。 (8)入出力FIFO78 演算処理部71がAVコンテンツの復号以外の処理を行
っている間にトランスポートデマルチプレクサ27から
到着したAVコンテンツの取りこぼさないために入出力
部にFIFO78を実装する。 (9)ROM79 端末の識別に用いる端末IDや不揮発メモリ76に格納さ
れているマイクロコードをワーク用内部RAM75に転
送するためのIPLや、マイクロコードアップデートを
行うときの処理が格納される。 (10)外部メモリインタフェース80 権利保護部33内部に大量のRAMや不揮発メモリを取
れないときは外部でメモリと接続する必要がある。不揮
発メモリ87には暗号復号モジュールにより暗号化され
たデータが書き込まれる。
【0026】
【発明の効果】本発明の受信装置は、コンテンツ毎に蓄
積/再生の許可/不許可の細かい制御を行うことができ
るため、複数の権利保有者の持つ権利をそれぞれ保護す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】総合データ配信サービスのサービス構成。
【図2】一般的なBSデジタル放送用受信機の構成。
【図3】受信端末の構成。
【図4】受信端末における受信/蓄積/再生処理。
【図5】受信端末の基本構成。
【図6】権利保護部の内部構成。
【符号の説明】
1…送信側、2…受信側、3…受信端末、4…KIOS
K端末、5…販売店、6…携帯電話、7…衛星回線、8
…地上回線、9…携帯電話網、21…受信部、22…再
生部、23…ホストCPU、24…受信アンテナ、25
…チューナ、26…スクランブラ、27…デマルチプレ
クサ、28…MPEGデコーダ、29…グラフィック処
理部、30…PCMジェネレータ、33…権利保護部、
34…蓄積装置、41…PSI/SIの受信、42…メ
タデータの有無の確認、43…コンテンツ受信、44…
リアルタイム再生、45…視聴・蓄積可否の判定、46
…視聴契約、48…蓄積、49…蓄積後再生、54…I
Cカード(CAS)、57…ICカード(メタデー
タ)、63…音声出力、64…映像出力、65…電話モ
デム、66…リムーバブルメディア用インタフェース、
67…DVD−RAM、68…メモリカード、71…演
算処理部、72…暗号復号モジュール、73…デスクラ
ンブラ、74…ホストCPUインタフェース用共用RA
M、75…ワーク用内部RAM、76…不揮発メモリ、
77…ICカードコントローラ、78…入出力FIF
O、79…ROM、80…外部メモリインタフェース、
81…入出力セレクタ、84…ICカード、86…ワー
ク用外部RAM、87…外部不揮発メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/10 H04N 5/44 A 5K061 H04N 5/44 G06K 19/00 Q H04L 9/00 621A 5/765 H04N 5/91 L 5/91 P 7/08 7/08 Z 7/081 (72)発明者 小森 仙太郎 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所放送・通信システム推 進事業部内 Fターム(参考) 5B035 AA13 BB09 BC00 CA38 5C025 BA25 DA01 DA05 DA08 DA10 5C053 FA13 FA20 FA24 FA27 JA21 LA06 LA07 LA14 5C063 AA20 AB03 AB07 AC01 AC10 CA34 DA07 DA13 5J104 AA01 AA16 BA03 EA04 EA17 EA22 NA02 NA35 NA36 NA37 NA38 NA41 NA42 PA05 5K061 AA12 BB06 BB10 FF01 FF11 JJ07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衛星、地上回線等の通信回線もしくはリム
    ーバブルメディア等のメディア媒体を用いて配信を行う
    総合データ配信サービス用受信端末において、 受信したコンテンツを蓄積するための蓄積装置と、コン
    テンツと付随して配信されるメタデータの情報に従って
    蓄積/再生の許可/不許可の制御を行う権利保護部と、
    受信装置を使用するユーザーの個人情報を記録すること
    のできるICカードと、外部記録媒体と接続するための
    インタフェースを有し、 メタデータの情報に従って、配信されるコンテンツの蓄
    積および再生の処理の制御を行うことを特徴とする受信
    端末。
  2. 【請求項2】受信したコンテンツを蓄積するための蓄積
    装置は、受信したコンテンツを暗号化されたままの状態
    で蓄積され、再生を行う際に暗号化されたコンテンツを
    権利保護部において復号することにより、蓄積コンテン
    ツの不正利用を防止することを特徴とする請求項1記載
    の受信端末。
  3. 【請求項3】コンテンツと付随して配信されるメタデー
    タの情報に従って蓄積/再生の許可/不許可の制御を行
    う権利保護部はコンテンツ毎に存在するメタデータによ
    ってコンテンツ毎に権利保護処理を行え、細かい権利保
    護制御ができることを特徴とする請求項1あるいは2記
    載の受信端末。
  4. 【請求項4】コンテンツと付随して配信されるメタデー
    タの情報に従って蓄積/再生の許可/不許可の制御を行
    う権利保護部はメタデータの解析機能、コンテンツの復
    号機能、ICカード通信機能、個人情報およびコンテン
    ツ復号用鍵情報の管理機能を有し、不正な手段によりコ
    ンテンツ復号を行うなどの権利侵害を防ぐため、1チッ
    プLSIに集積することを特徴とする請求項1記載の受
    信端末。
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