WO2001029723A1 - Systeme de commerce electronique - Google Patents

Description

¾子商取引システム 電子商取引 シ ス テム及び電子商取引方法、 識別情報付加装置及び識別 情報付加プロ グラ ムを記録 したコ ン ピ ュ ータ読み取り可能な記録媒体、 取引情報提供装置及び取引情報提供プロ グラムを記録した コ ン ピュータ 読み取り 可能な記録媒体、 決済情報提供装置及び決済情報提供プロ グラ ムを記録 した コ ン ピュータ読み取り可能な記録媒体、 决済処理装置及び 決済処理プロ グラムを記録 したコ ン ピ ュータ読み取り可能な記録媒体、 電子商取引端末及び電子商取引プ D グラムを記録したコ ン ピュータ読み 取り 可能な記録媒体 技術分野

本発明は、 イ ン タ ーネ ッ ト等のネ ッ ト ワーク を介して商取引の情報の 提供を行う電子商取引シ ス テム等に関 し、 特に、 画像データ に付加 した 識別情報を用いて、 取引の自 由度を向上させ、 ユーザが容易に商取引を 行う こ とができる電子商取引システム等に関す る。 背景技術

イ ン タ ー ネ ッ ト に 接続 さ れ た 多 く の H T T P ( H y p e r T e x t T r a n s f e r P r o t o c o l ) サ 一 ノく に よ つ て 提供 さ れ る W W W ( W o r l d W i d e W e b ) サ 一 ビ ス は 、 イ ン タ ー ネ ッ ト に 接続 さ れ た ユ ー ザ端末上 で実行 さ れ る W e b ブ ラ ウ ザ等 の H T T P 閲 覧 ソ フ ト ウ ヱ ァ を 操 作 す る こ と に よ り 容易 に 利用 す る こ と が で き る 。

W e b ブラ ウザの操作は、 G U I ( G r a p h i c a 1 U s e r I n t e r f a c e ) の導入によ っ て容易になっ た。 また、 イ ンターネ ッ 卜 に接続される H T T Pサーバも急速に増加 している。 これによ り、 ユーザは、 容易に多く の情報を得る こ とができ るよう にな り、 WWWサ 一ビスが急速に普及した。

近年、 このよう な W W Wサービスを用いた電子商取引システムが実用 ィ匕されている。

こ のよ う な電子商取引シ ス テムでは、 例えば商品の機能、 商品の外観 、 価格等の商品情報が、 イ ン タ 一ネ ッ ト に接続された H T T Pサーバに よ っ て H T M Lフ ァ イ ル、 画像データ等と して提供されており、 ユーザ は端末で実行されている H T T P閲覧ソ フ ト ゥ ： L ァ （W e b ブラ ウザ） を操作する こ とによ って商品の情報を閲覧し、 商品情報を入手する こ と ができる。

商品情報を入手 したユーザは、 例えば H T T Pサーバから提供されて いる所定のフ ォ ームに名称、 価格等の取引する商品の情報、 氏名、 住所 、 ク レジ ッ ト カー ド番号等の購入者に関する情報を記入 し、 決済情報を 受け付けるサーバ装置に送信する こ と によ って決済を行う こ とができる また、 例えば W e b ブラ ウザによ って商品情報の閲覧を行いながら適 宜商品を選択し、 最後に決済する こ とができ る電子商取引システム も存 在する。

こ のよ う な電子商取引シス テムでは、 例えばユーザか らの H T T Pサ ーバに対するア ク セス に基づいてユーザによ る指示を検出 し、 ユーザが 商品を選択した際にこ の商品の情報を記録しておく 。 （具体的には、商品 情報を提供するための H T M L (ハイ パーテキス ト記述言語） フ ァ イ ル において、 商品を選択するためのボタ ン等を定義しておき、 ボタ ンが選 択された際に、 所定のプロ セ ス に商品番号、 価格等に関する情報と、 ュ 一ザに関する情報 （例えば I P ア ド レス等） を渡す。） これによ り、 ュ一 ザは適宜商品情報を閲覧しながら順次、 商品を選択する こ とができる。 また、 例えば商品情報を提供するための H T M L フ ァ イ ルにおいて、 决済を指示するためのボタ ン等を定義 しておき、 ユーザが当該ボタ ンの 選択によ つ て決済を指示した際に、 それまでに記録しておいた商品に基 いて購入商品 リ ス ト 、 価格等の情報を含む所定のフ ォ ームを作成 し、 ュ 一ザに提供する。 このフ ォ ームを受け取ったユーザは、 氏名、 住所、 ク レジ ッ ト カー ド番号等の購入者に関する情報を記入し、 決済情報を受け 付けるサーバ装置に送信する こ と によ って決済を行う。 これによ り、 ュ 一ザは商品の購入等の取引を容易に行う こ とができる。

上述の W e b ブラ ウザによ って商品情報の閲覧を行いながら適宜商品 を選択し、 最後に決済する こ とができる電子商取引シス テムでは、 ュ一 ザ毎に商品の選択状況等を記録しておく 必要がるため、 ユーザを特定す る必要がある。 ユーザを特定するための情報と しては、 イ ンターネ ッ ト 上で特定ユーザからのア ク セスを示す情報、 例えばユーザが使用 してい る端末の I Pァ ド レス等が必要となる。

と こ ろが、 いわゆるダイ アルア ッ プ接続でイ ンターネ ッ ト を利用 して いる場合には、 接続毎に異なる I Pァ ド レスが割り 当て られる こ とが一 般的であるため、 一回の接続中に商品の選択と決済を行わなければなら ず、 選択した商品の決済を後の接続中で行う こ とはできない。

また、 常時イ ンターネ ッ ト に接続している場合であっても、 動的 I P ア ド レ ス制御 （いわゆる D H C P ) によ っ て端末装置の I P ア ド レスを 設定している場合には、 端末装置の起動毎に I P ァ ド レスが変わって し まう場合があり、 端末装置の再起動前に商品の選択と決済を行わなけれ ばならない。

ま た 、 い わ ゆ る N A T、 I P マ ス カ レ ー ド 等 の I P ア ド レ ス の 変換 を 行 っ て い る 場合 に は 、 H T T P サ ー バ側 か ら ル ー タ の I P ア ド レ ス し か特定で き ず、 個 々 の端末 の I P ア ド レ ス が 認 識で き な い場合 が あ る 。 と こ ろで、 W e bブラ ウザによ って商品情報の閲覧を行いなが ら適宜 商品を選択し、 最後に決済する こ とができる電子商取引システムでは、 商品の選択状況等は H T T Pサーバにおいて管理されているため、 複数 の H TT Pサーバで提供されている商品について一括して決済を行う こ とができなかっ た。

また、 セキ ュ リ テ ィ の観点等から上述の決済がイ ンタ 一ネ ッ ト 上では できず、 決済するために、 電話、 F A X等を用いて決済情報を送らなけ ればならなかっ た り、 専用の回線、 V P N (仮想プライ ベー ト ネ ッ ト ヮ —ク） 等に接続を変更しなければならない場合もあ り、 利便性の観点か ら改善の余地があった。

本発明は、 上述のよう な問題点に鑑みてなされたものであり、 商取引 の自 由度を向上させ、 ユーザが比較的容易に商取引を行う こ とができる 電子商取引シス テム等を提供する こ とを 目的とする。 発明の開示

本発明は、 取引対象に応じた固有の識別情報を生成し、 生成 した識別 情報を情報提供装置が提供する所定の画像データ に付加 し、 識別情報と 上記取引対象との対応関係を記録する点に特徴を有する。

情報提供装置には、 汎用 O S上で動作する HTT Pサーバ、 フ ァ イ ル サーバ等のアプリ ケーシ ョ ンソ フ ト ウ ェ アの他、 専用 O Sに組み込まれ た処理、 あるいは専用ソ フ ト ウ ェ ア等の手段も含まれる。

また、 決済処理装置には、 端末と同一のネ ッ ト ワーク に接続された装 置の他、 他の回線経由で端末に接続される装置、 物理的には端末と同一 のネ ッ ト ワークであるが V P N等の他のセキュ アな経路で接続される装 置等が含まれる。

また、 端末には、 汎用 O S上で動作する H TT P閲覧ソ フ ト ウ ェ ア等 の他、 専用 O S に組み込まれた処理、 あるいは専用ソ フ ト ゥ ヱ ァ等の手 段も含まれる。

また、 取引対象に応じた固有の識別情報を生成する手段ない し処理に は、 H T T Pサーバの拡張プログラムの他、 画像フ ァ イ ルに対する ァク セスを監視、 制御する独立のソ フ ト ゥ ヱ ァ、 あるいは、 同様の機能を有 するハー ドウ X ァ等の手段が含まれる。

また、 識別情報と取引対象との対応関係を記録する手段ない し処理に は、 情報提供装置内で独立して動作する ソ フ ト ウ ェ アの他、 H T T Pサ ーバのロ グ機能等の手段が含まれ、 あるいは、 情報提供装置外で動作す る ソ フ ト ゥ I ァ等の手段も含まれる。 図面の簡単な説明

第 1 図は、 本発明の一実施形態に係る電子商取引シス テムの構成を示 すブロ ッ ク図、

第 2 図は、 上記電子商取引シ ス テムを構成するサーバ装置、 端末装置 、 決済装置の動作の概略を示す概念図、

第 3 図は、 上記サーバ装置のデータベースによ っ て記録されるテープ ル （生成ロ グ） の一例を示す図、

第 4 図は、 上記端末装置のディ スプレイ装置に表示される画像の一例 を示す図、

第 5 図は、 上記サーバ装置のデータベースによ って記録されるテープ ル （更新ロ グ） の一例を示す図、

第 6 図は、 プリ ペイ ド方式によ り決済を行う際に、 上記端末装置のデ ィ スプ レイ装置に表示される画像の一例を示す図、

第 7 図は、 画像関連情報の格納構造を示す情報画像フ ァ イ ルの構成図 第 8図は、 画像関連情報の一例、

第 9図は、 メ ニュー選択によ るボイ ンタへのア ク セスの説明図、 第 1 0図は、 テロ ッ プ表示処理の説明図、

第 1 1 図は、 メ ニ ュ ーか らの ド ラ ッ グ ' ア ン ド - ド ロ ッ プに よ る情報 画像追加の説明図、

第 1 2図は、 タ ブの選択によ り第 1 の管理領域の表示と第 2の管理領 域の表示とを切り替える実施例の説明図、

第 1 3図は、 第 1 の管理領域の表示と第 2の管理領域の表示とがフ レ —ムによ り区分されて同時に表示される実施例の説明図、

第 1 4図は、 第 1 の管理領域 （HTML) において情報画像フ ァ イ ル にアクセス した場合に、 第 2の管理領域 （HTML) が更新後に表示さ れ新規情報画像フ ァ イ ルが管理される実施例の説明図である。 発明を実施するための最良の形態

第 1 図は本発明の一実施形態に係る電子商取引シ ス テムの構成を示す ブロ ッ ク 図である。

この電子商取引シス テムは、 イ ンタ 一ネ ッ ト等のネ ッ ト ワーク 1 0を 介して接続されたサーバ装置 2 0 と、 端末装置 3 0 と、 決済情報を受け 付ける決済装置 4 0 とを有している。 なお、 この第 1 図では、 便宜上、 ネ ッ ト ワーク 1 0に接続されたサーバ装置 2 0、 端末装置 3 0及び决済 装置 4 0を各々 1 つと して示しているが、 各装置の数は特に制約を受け ない。

また、 サーバ装置 2 0 と決済装置 4 0 とは、 こ の第 1 図に示すよう に 別個の装置と して構成しても、 同一の装置と して も よい。

サーバ装置 2 0は、 マ イ ク ロ プロセ ッ サ （M P U) 2 1 と、 メ モ リ 2 2 と、 オペ レーテ ィ ングシス テム （O S ), H TT Pサーバ等の ソ フ ト ゥ エ ア， テキス ト データ， 及び圃像データ等が格納されたハー ドディ ス ク ド ラ イ ブ装置 （H D D) 2 3 と、 ネ ッ ト ワー ク イ ン 夕 一 フ ェ ース （N I C ) 2 4等を備えている。

また、 端末装置 3 0は、 マイ ク ロプロセ ッ サ （M P U) 3 1 と、 メ モ リ 3 2 と、 オペ レーテ ィ ン グシス テム （O S ) 及び HT T P閲覧ソ フ ト ウ ェ ア （W e bブラ ウザ） 等が格納された H D D 3 3 と、 表示イ ンタ フ エ ース 3 4 と、 入力イ ン タ フ ェ ース 3 5と、 ネ ッ ト ワーク イ ン タ ーフ エ —ス （N I C) 3 6等を備えている。

表示ィ ンタ フ ヱ ース 3 4にはディ スプレイ 装置 3 7が接続されてお り 、 O Sの操作画面、 W e bブラ ウザの表示画面等が表示される。 また、 入力イ ンタ フ ェ ース 3 5 にはキーボー ド 3 8、 マ ウ ス等のポイ ンテ ィ ン グデバイ ス 3 9が接続されており、 これらの周辺機器を介してユーザか らの指示等が入力される。

また、 決済装置 4 0は、 マイ ク ロプロセ ッ サ （M P U) 4 1 と、 メ モ リ 4 2 と、 オペ レーテ ィ ン グシステム （O S ), HT T Pサーバ等のソ フ ト ウ エ ア， テキス ト データ . 及び画像データ等が格納されたハー ドディ ス ク ドラ イ ブ装置 （H D D) 4 3 と、 ネ ッ ト ワー ク イ ン タ 一フ ェ ース （ N I C) 4 4等を備えている。

第 2図は、 サーバ装置 2 0、 端末装置 3 0、 決済装置 4 0の動作を示 す機能ブロ ッ クの概略を示す概念図である。

サーバ装置 2 0では、 O S 2 0 1 による管理下、 装置全体の制御、 ポ — ト 情報等に基づいて通信処理を T e l n e t 、 F T P、 HT T P等の 所定のサービスに振り分ける通信制御処理 2 0 2、 HT T Pサーバ 2 0 3等の処理が並列に実行されている。

HTT Pサーバ 2 0 3は、 H TMLフ ァ イ ル、 画像データ等と して、 取引対象に関する情報を提供している。 また、 商取引では、 取引対象の名称、 価格等によ り、 取引対象を特定 する必要がある。 こ の商取引システムでは、 このよ う な情報は、 ユーザ に提供する特定の画像データ に付加 した識別情報に対応する決済情報を 得る こ と によ って特定するよ う になっ ている。

こ の た め に 、 サ ー ノ 装置 2 0 で は 、 H T T P サ ー ノく 2 0 3 が 送信す る 特定 の 画像 デ ー タ に 、 取引 対象 毎 に 固 有 の識別 情報 （ 取引 識別 情報） 、 ュ 一 ザ か ら の ア ク セ ス に 応 じ た 固 有 の識別 情 報 （ ア ク セ ス 識別 情報） を 含む識別 情報 を 付加 す る 識別 情報付 加処理 2 0 5 と 、 各 々 の 識別情報 を 記録 し て お き 、 こ れ ら の 識 別情報 と 、 識別 情報 を 付加 し た 画像デー タ . 取引 対象毎 の 名 称

. 及び価格等 の決済情報等 と の 対応 を 示す テ ー ブ ル を 管理す る デ ー タ ベ ー ス ₂ 0 6 等 の 処理 が 実行 さ れ て い る 。

識別情報 を 付加す る 特定 の 画像 デ ー タ は 、 例 え ば取引 対象 に 関す る 情報 を 提供す る H T M L フ ァ イ ル か ら 参照 さ れ、 こ の H T M L フ ァ イ ル に 従 っ て 端 末 装 置 3 0 の 表示 画 面 に 表示 さ れ る 。 端末装置 3 0 に お い て 、 こ の 画像 デ ー タ を 所定 の取引 処理 プ ロ グ ラ ム に 渡す こ と に よ り 、 識別 情報 を 用 い た 决済 を 実行 し 得 る よ う に な る 。

なお、 識別情報と、 取引対象毎の名称、 価格等の決済情報等の対応を 示すテーブルの管理は、 必ずしもサーバ装置 2 0で実行されるデータべ ース 2 0 6等の処理によ って実行せずと も よ く 、 他の装置で実行される 処理によ って実行する こ と もできる。

また、 端末装置 3 0では、 O S 3 0 1 によ る管理下、 装置全体の制御 、 通信制御処理 3 0 2、 ユーザからの入力制御、 W e b ブラウザ 3 0 3 、 商取引処理 3 0 4等の処理が並列に実行されている。

商取引処理 3 0 4 は、 上述のよ う に画像データ に付加された識別情報 の抽出等を実行する画像データ処理 3 0 5 と、 決済装置 4 0に決済情報 等を送信 して決済を要求する決済処理 3 0 6 と を有 している。

ま た 、 決済装 置 4 0 で は 、 O S 4 0 1 に よ る 管理下、 装置全 体の 制御、 通信制御処理 4 0 2 、 及 び端 末装置 3 0 の 決済処理 3 0 6 か ら の 決済 情 報 に 基 い て 決済 要 求 を 処 理 す る 決済 サ ー ノ 4 0 3 等 の 処理が 並列 に 実行 さ れ て い る 。

この決済サーバ 4 0 3によ って実行される決済処理は、 ク レジ ッ ト カ ー ドによ る決済、 ユーザの口座からの引き落と しによる決済等の他、 い わゆるプリ ペイ ド方式による決済等とする こ とができる。

な お、 決済時 に 決済 サ ー ノく 4 ◦ 3 が 、 取引 対象 に 関す る 情報 を 取得で き れ ば足 り る た め 、 上述 の 特定 の 画像 デー タ に 付加 さ れた 取引 識別 情報 に 対応す る 取引 対象 の 名 称、 価格等の決済情 報 の 取得 は 、 以下 に （ A ) 、 （ B ) と し て 示す よ う な動作 に よ り 、 決済装置 4 0 側 で実行 し て も よ い し （ A の例） 、 端末装置 3 0 側 で実行 し て も よ く （ B の例） 、 実装方法 は適宜変更す る こ と が で き る 。

( A) 決済サーバ 4 0 3が端末装置 3 0から上述の画像データ に付加 された取引識別情報のみを受け取り、 サーバ装置 3 0から識別情報に対 応する取引対象の価格等の決済情報を取得する。

( B ) 端末装置 3 0 で実行 さ れ る 決済処理 3 0 6 が 、 サ ー ノ 装 置 2 0 か ら 識 別 情 報 に 対応 す る 取 引 対 象 の 価 格 等 の 決済 情 報 を 取得 し て 決済サ ー バ 4 0 3 に 送信 す る 。

と こ ろ で、 氏 名 、 住所、 ク レ ジ ッ ト カ ー ド 番号等 の購入者 に 関す る 情報は 、 デ ー タ ベ ー ス 2 0 6 等 に よ っ て ク ラ イ ア ン ト I D に 対応 さ せ て 管理す る 構成 と し た場合、 あ る い は 决済装置 4

0 で ク ラ イ ア ン ト I D に 対応 さ せ て 管 理 す る 構成 と し た 場 合 に は 、 決済時 に 決済装置 4 0 に ク ラ イ ア ン ト I D の み を 送信 し 、 決済装置 4 0 が デ ー タ ベ ー ス 2 0 6 か ら 取得 な い し 決 済装置 4 0 が管理情報か ら 取得すれ ば特定 で き る 。

例 え ば 従 来 の 端 末 装 置 3 0 に 保 存 し て あ る c o o k i e を 送信す る 方法 で は 、 各端末装置 4 0 か ら の c o o k i e が イ ン 夕 一 ネ ッ ト 上 を伝送 さ れ る た め 、 c o o k i e 中 の 購入 者 に 関 す る 情報 が流 出 す る 可能性 が あ る 。 端末装置 3 0 か ら ク ラ イ ァ ン ト I D の み を 送信 し 、 決済装置 4 0 が サ 一 ノく装置 2 0 か ら ュ — ザ を特定す る た め の 情報 を 取得す る よ う に 構成すれ ば、 一般 に サ ー ノ 装置 2 0 の 数 は 端末 装 置 3 0 の 数 に 比 較 し て 少 な く 、 サ ー バ 装 置 2 0 の 管理 者 の 管 理 技術 も 一 般 ユ ー ザ よ り 比 較 的 高 い と 考 え ら れ る た め 、 決済装置 4 0 と 端末装置 3 0 間 の セ キ ュ リ テ ィ の 向 上 に 比較 し て 、 决済装置 4 0 と サ ー バ装置 2 0 間 の セ キ ュ リ テ ィ C 向 上 が 比較的容易 で あ り 、 購入者 に 関 す る 情 報 の 流 出 の 可能性 を 低減 さ せ る こ と が で き る 。

あ る い は 、 ク ラ イ ア ン ト I D で足 り る 場合で あ っ て も 、 取引 の 安 全性 の 観 点 か ら 決 済 時 に 端 末 装 置 3 0 か ら 決 済 装 置 4 0 に 送信す る よ う に し て も よ い 。 決済装置 が別途取得 し た 購入者 に 関 す る 情 報 と 端 末 装 置 3 0 か ら の 購 入 者 に 関 す る 情 報 を 比 較す る こ と に よ っ て 購 入 者 に 関 す る 情報 の 信 頼 性等 を 評 価 す る こ と が で き る か ら で あ る 。

あるいは、 識別情報と して上述の取引識別情報のみを用い、 氏名、 住 所、 ク レジ ッ ト カー ド番号等の購入者に関する情報は、 決済時に端末装 置 3 0から決済装置 4 0に送信するよう に して もよい。

以下、 W e bブラウザ 3 0 3、 HTT Pサーバ 2 0 3、 決済サーバ 4 0 3の動作を説明する。 入カイ ン タ フ ヱ 一ス 3 5 を介してユーザから端末装置 3 0を操作 し、 目的とする ア ド レ ス （U R L : U n i f o r m R e s o u r c e L o c a t o r、 H T T Pサーバが実行されているサーバ装置のホス ト名 を指定する部分と、 フ ァ イ ル名を指定する部分を有する。） を入力する と 、 W e bブラ ウザ 3 0 3は、 ホス ト名に対応するサーバ装置 2 0に対し てフ ァ イ ル名を含む接続要求を送信する。 こ の接続要求は、 通信制御処 理 3 0 2、 ネ ッ ト ワーク 1 0を介して 目的とするサーバ装置 2 0に供給 され、 通信制御処理 2 0 2を介して、 HT T Pサーバ 2 0 3に供給され る。

接続要求が供給される と、 H T T Pサーバ 2 0 3は、 接続要求中のフ ア イ ル名に対応するデータ を H D D 2 3から読み出 し、 端末装置 3 0に 向けて送信する。

ユーザから最初に指示される U R Lは、 ホス ト名のみあるいはホス ト 名と特定のディ レク ト リ のみを示している場合があ り、 こ のよ う な場合 には、 まず、 当該ホス ト のルー ト ディ レク ト リ あるいは示されたディ レ ク ト リ にある標準名のフ ァ イ ル （ i n d e x, h t m l ) が読み出され て端末装置 3 0に送信される。

このよう な標準名のフ ァ イ ル、 あるいはユーザから指示されたフ ア イ ルは、 HTM L (ハイ パーテキス ト記述言語） に従って文字の表示、 画 像の表示、 他のフ ァ イ ルへの リ ン ク等が記述されている。

HT T Pサーバ 2 0 3からのフ ァ イ ルは、 ネ ッ ト ワーク 1 0、 端末装 置 3 0の通信制御処理 3 0 2を介して W e bブラ ウザ 3 0 3に供給され る。 W e bブラウザ 3 0 3は、 このフ ァ イ ルの記述に従っ て、 表示画像 データ を生成し、 O S 3 0 1 に供給する。 O S 3 0 1 は、 W e bブラウ ザ 3 0 3からの表示画像データ を W e bブラ ウザに割り 当てたゥ ヱ イ ン ドウ内の画像と し、 表示ィ ンタ フ ヱース 3 4を介してディ スプ レイ装置 3 7の表示画面に表示させる。

こ こ で、 例えば H T T Pサーノく 2 0 3から供給されたフ ァ イ ル中で、 画像データ のフ ァ イ ル名 と共に画像の表示が指示されている場合には、 W e bブラ ウザ 3 0 3は H T T Pサーバ 2 0 3に当該フ ァ イ ル名に対応 する画像データ の送信を要求する。

こ のよ う な送信要求を受け付ける と、 H T T Pサーバ 2 0 3は、 要求 されたフ ァ イ ル名の画像データ を H D D 2 3から読み出 し、 W e bブラ ゥザ 3 0 3に送信する。

こ の画像データ を受信する と、 W e bブラ ウザ 3 0 3は、 この画像デ 一夕 を上述の表示画像データ中の所定位置の画像データ と し、 O S 3 0 1 に供給する。

これによ り、 W e bブラウザ 3 0 3のウ ィ ン ドウ内の所定位置に、 受 信 した画像データ に基づく 画像が表示される。

商品情報の提供は、 上述のよ う に行われるが、 HTT Pサーバ 2 0 3 は、 決済情報に対応する上述の取引識別情報を付加 した特定の画像デー タ も同様に提供 している。

上述の識別情報付加処理 2 0 5は、 例えば HTT Pサーバ 2 0 3の拡 張プロ グラム （いわゆるプラグイ ン） と して実装されている。 識別情報 付加処理 2 0 5は、 HT T Pサーバ 2 0 3内のフ ア イ ル送出処理 2 0 4 が、 H D D 2 3から特定の画像データ のフ ァ イ ルを読み出 して送信 しよ う とする際に、 当該画像データ に、 上述の取引識別情報、 ア ク セ ス識別 情報等の識別情報を付加する。

個々 の取引対象を特定する こ とができれば足り る るため、 取引識別情 報と しては、 例えば取引対象毎に付した番号、 記号等を用いる こ とがで きる。 また。 重複がなければ取引対象の名称を用いる こ と もできる。

ま た 、 個 々 の ア ク セ ス に 対 し て 固 有 の 情報で あ れ ば足 り る た め 、 ア ク セ ス 別 情報 と し て は 、 例 え ば ユ ー ザ が操作 し て い る 端 末装 置 3 0 の I P ア ド レ ス 、 サ 一 ノ に 対す る ア ク セ ス 日 時等 の 情報 に 基 づ い て 生成す る こ と が で き る 。 あ る い は 、 後述 の よ う に 商 取 引 処理 3 0 4 に 対 し て ユ ー ザ 毎 あ る い は 端 末 装 置 3 0 毎 に 付与 さ れ た 固 有 の識別 情報 （ ク ラ イ ア ン ト I D ) を も 用 い て 、 ア ク セ ス 識別 情報 を 生成 し て も よ い 。

あるいは、 アクセス識別情報と してアク セス 日時そのものを用いて も よい。 通常、 1 つのサーバ装置 2 0 に対する 2 つ以上のアクセスが同時 に処理される こ とはないため、 アクセス 日時のみで個々 のアクセスを特 定する情報た り得る。 従って、 アクセス 日時をアクセス識別情報と して 画像データ に付加 して も、 個々 の画像データ を識別する こ とができる。

H T T Pサーバの機能と して、 ユーザからのアクセス ロ グを記録する 機能が実装されており、 こ のア ク セス ロ グには、 H T T Pサーバを利用 しているユーザの端末装置 3 0 の I P ア ド レス、 ア ク セス 日時等を記録 しておく こ とができるよう になつ ている。 このため、 アクセス 日時を識 別情報と して用いた場合には、 こ のアクセス ロ グを参照する こ と によ り 、 画像データ に付加されたア ク セ ス 日時に対応する I P ア ド レ スを得る こ とができる。 従って、 容易に画像データ にアクセス してきたユーザの I P ァ ド レスを特定する こ とができる。

な お、 個 々 の 取引 対象 の 決済情報 を 特定す る た だ け で あ れ ば 、 取引 識別情報 の み を 付加す れ ば足 り 、 必ず し も ア ク セ ス 識別 情報 を 付加す る 必要 は な い が 、 ア ク セ ス 識別情報 を 付加す る こ と に よ り 、 個 々 の ア ク セ ス を 特定 し て 、 ユ ー ザ が操作 し て い る 端末装置 3 0 の I P ア ド レ ス 、 上述 の ク ラ イ ア ン ト I D 等 を 特 定す る こ と が 比 較的 容 易 に で き る た め 、 セ キ ュ リ テ ィ の 向 上 、 取引 の安全 の 観点 か ら は 望 ま し い。 1 また、 識別情報の付加は、 画像データ と して認識でき るよう に行えば 足り るため、 例えば画像フ ォ ーマ ツ ト 上で定義されている空き領域に付 加 して も よい し、 画像データ中に拡散 して付加するいわゆる電子すか し 技術を用いて画像データ 中に埋め込んでも よい し、 画像フ ォ ーマ ツ ト 上 で画像データ本体の前方領域又は後方領域に付加 して も よい。 また、 処 理負荷を抑えるために識別情報をそのま ま付加 して も よい し、 セキュ リ テ ィ の向上等のために適宜符号化、 暗号化等の処理を行った上で付加 し て も よい。

こ の よ う に識別情報が付加された画像データ は、 フ ア イ ル送出処理 2 0 4、 通信制御処理 2 0 2上は通常の画像データ と同様に扱われ、 端末 装置 3 0の W e bブラウザ 3 0 3に送信される。

と こ ろ で、 デ ー タ ベ ー ス 2 0 6 に は 、 予 め 名 称、 価格、 決済 可能 な決済方法 （ ク レ ジ ッ ト カ ー ド 、 振込 み 、 プ リ ペ イ ド 方式 等） 、 決済可能 な 決済 サ ー ノ 4 0 3 の ア ド レ ス を 示す U R L 、 あ る い は 決済 サ ー ノ が 接 続 さ れ て い る 回 線 な い し V P N 等 の ネ ッ ト ワ ー ク へ の ア ク セ ス 方 法 等 の 取 引 対象 毎 に 固 有 な 決済 情報 と 、 取引 識別情報 と の 関 係 を 示す決済 テ ー ブ ル が記録 さ れ て い る 。

また、 データベース 2 0 6は、 O S 2 0 1 、 H TT Pサーバ 2 0 3等 を介してユーザのアク セス状況を示す情報を取得 し、 識別情報付加処理 2 0 5が付加 したア ク セス識別情報と、 ユーザのア ク セス状況を示す情 報の対応関係を示すテーブル （生成ロ グ） を作成 し、 H D D 2 3に記録 する。 この生成ロ グは、 例えば第 3図に示すよう に、 ア ク セス元の I P ァ ド レ ス、 HT T Pサーバ 2 0 3が動作しているサーバ装置 2 0のホス ト名、 ア ク セ ス 日時、 画像データ のフ ァ イ ル名、 識別情報付加処理 2 0 5が付加 したアクセス識別情報等を含むものである。 これによ り、 生成ロ グ （あるいは後述の更新ロ グ） を参照すれば、 画 像データ に付加されたア ク セ ス識別情報と、 ア ク セス元 I Pア ド レ ス、 ア ク セス 日時等のユーザのア ク セ ス状況を示す情報を得る こ とができる 。 従って、 ユーザの特定が比較的容易に行う こ とができる。

なお、 第 2図中では、 識別情報付加処理 2 0 5を H T T Pサーバ 2 0 3の拡張プログラムと して実装 した例を示しているが、 特定の画像デー 夕 に、 上述の取引識別情報、 アク セス識別情報を付加する機能を有 して いれば足り るため、 例えば画像フ ア イ ルを H T T Pサーバとは独立した フ ア イ ルザ一ノ ·πこ置いておき、 こ のフ ア イ ルザーノ に対する ア ク セス を 監視し、 特定の画像フ ァ イ ルに対するアク セ ス要求があつ たと きに、 取 引識別情報、 アクセス識別情報を付加 した画像データ を送出する処理等 と して実装する こ と もでき る。

この場合、 Η Τ Τ Ρサーバと フ ァ イ ルサーバ等は、 必ずしも別個の装 置と して実装する必要はな く 、 単一の O S上で複数のサーバプロ グラム 、 識別情報付加処理等と して実行させても よい。 あるいは、 いわゆるェ ミ ュ レ一夕の使用によ り、 単一の装置上で複数の O Sを実行させ、 一の O S上で HT T Pサーバと しての処理を実行させ、 他の O S上でフ ア イ ルザ一バ等と しての処理を実行させる こ とができる。 これによ り、 物理 的には 1 つの装置ではあるが、 複数の装置と等価な処理を実行させる こ とができる。

このよ う に H T T Pサーバと フ ァ イ ルサーバ等を分離する こ と によ り

、 アクセス権の設定等を H TT Pサーバと フ ア イ ルサーバ等で別個に設 定する こ とができ、 セキ ュ リ テ ィ の設定等の柔軟性が向上する。 従って

、 セキュ リ テ ィ の向上に寄与する こ とができる。

と こ ろ で、 上述 の識別情報 は 、 端末装置 3 0 側 で は 変 更 さ れ な い た め 、 識別 情報 あ る い は識別情報 を 含む画 像 デ ー タ を 保存 し て お け ば、 後 で決済 を 行 う こ と が で き る 。 す な わ ち 、 ダ イ ァ ル ア ッ プで イ ン タ 一 ネ ッ 卜 に 接続 し て い る ユ ー ザが 、 接続 を 解 除 し て I P ア ド レ ス が 変 わ っ て も 、 保存 し て お い た識別 情報 あ る い は 識別 情 報 が 付 加 さ れ た 画 像 デ ー タ を 用 い て 決 済 を 行 う こ と が で き る 。 こ の た め 、 1 回 の 接続 中 に 取引 対象 の選択 と 決 済 を 行わ な く て も よ く 、 商取引 の 自 由 度 を 向 上 さ せ る こ と が で ぎ る 。

ま た 、 同 一 の 決済 サ ー バ で決済可能 な 取引 対象 で あれ ば、 複 数 の 識別 情 報 あ る い は 識 別 情 報 が 付 加 さ れ た 画 像 デ ー タ を 保 存 し て お き 、 ユ ー ザ か ら 決済 が 指示 さ れ た 際 に 、 決済時 に 、 こ れ ら の 識 別 情 報 中 の 取 引 識別 情 報 を 共 に 決 済 サ ー バ に 送 信 す る こ と に よ り 、 異 な る H T T P サ 一 ノく か ら 情報 が提供 さ れて い る 取引 対象 で あ っ て も 同 時 に 決済 を 行 う こ と が で き る 。 こ れ に よ り 、 操作 を 簡略化す る こ と が で き 、 ユ ー ザ が 比較的容易 に 商 取弓 Iを 行 う こ と が で き る よ う に な る 。

また、 端末装置 2 0で実行される商取引処理 3 0 4は、 W e bブラ ウ ザ 3 0 3から識別情報が付加された画像データが供給されると、 識別情 報に応じた処理を行う。 この処理には、 例えば画像データ に付加された 識別情報に基づいて、 画像データの保存、 削除、 更新等を行う管理が含 まれ、 さ らに、 上述のよう に画像データ に付加された取引識別情報に基 いて決済を実行する処理が含まれる。

以下、 各処理の詳細を説明する。

第 4図にディ スプレイ装置 3 7の表示画面例を示すよ う に、 この商取 引処理 3 0 4には、 上述の O S 3 0 1 によ って、 W e bブラウザ 3 0 3 のウ ィ ン ドウ 5 0 1 と同様に、 ウ ィ ン ドウ 5 0 2が割り 当てられている W e b ブラ ウザ 3 0 3 から商取引処理 3 0 4 に対する画像データ の供 給は、 0 S 3 0 1 によ る管理下、 いわゆる ドラ ッ グア ン ド ドロ ッ プ操作 によ っ て行う こ とができ る。

すなわち、 ユーザがポイ ンテ ィ ングデバイ ス 3 9 を操作 して、 ポイ ン 夕 5 0 3 を W e b ブラ ウザ 3 0 3 のウ ィ ン ドウ 5 0 1 内に表示されてい る画像 5 0 4 の表示位置に一致させ、 ボイ ンテ ィ ングデバイ ス 3 9 のボ タ ン等を操作した状態で、 さ らにボイ ンテ ィ ングデバイ ス 3 9 を操作 し 、 ポイ ンタ 5 0 3 を商取引処理 3 0 4 のウ イ ン ドウ 5 0 2上に移動させ 、 ポイ ンテ ィ ングデバイ ス 3 9 のボタ ン等の操作を解除する と、 O S 3 0 1 を介して W e b ブラ ウザ 3 0 3から商取引処理 3 0 4 に画像データ が供給される。

画像データが供給される と、 商取引処理 3 0 4 はボイ ンタ 5 0 3 の位 置に、 供給された画像データ に応じた画像 5 0 5 を表示させる。

画像データ の保存は、 上述の ドラ ッ グア ン ド ドロ ッ プ動作によ って、 画像データが供給された際に、 商取引処理 3 0 4が、 O S 3 0 1 を介し て H D D 3 3 の所定の領域に保存する こ とによ って行う。

こ の際、 商取引処理 3 0 4 が、 データベース 2 0 6 に対し、 画像デー 夕中の取引識別情報に対応する上述の決済情報を要求 し、 データベース 2 0 6 から取得した決済情報を画像データ に対応させて保存しておく よ う に して もよい。

また、 画像データ の削除は、 ユーザからの指示によ って選択された画 像データ を、 上述の H D D 3 3 の所定の領域から削除する こ と によ って 行う。

また、 画像デー タ の更新は、 保存されている画像デ一夕 を、 そのと き の最新のものに更新するために行う。 この更新処理は、 例えばユーザか らの指示に従って実行して もよい し、 画像データ のフ ァ イ ルに記録され ている作成日等の情報に基づいて実行して も よい。 さ らには、 所定間隔 毎に 自動的に実行する よ う に して も よい。

更新処理を開始する と、 商取引処理 3 0 4は、 まず、 更新しよ う とす る画像データ に付加されている識別情報を抽出 し、 こ の識別情報、 フ ァ ィ ル名等を H T T Pサーバ 2 0 3、 データベース 2 0 6に送信 して画像 データ の更新を要求する。

こ のよ うな更新要求は、 通信制御処理 3 0 2、 ネ ッ ト ワーク 1 0、 通 信制御処理 2 0 2を介し、 所定のポ一 卜 のバケ ツ ト と して HT T Pサー ノ' 2 0 3、 データ ベー ス 2 0 6に供給される。

なお、 更新時に、 商取引処理 3 0 4が画像データ全体を送信し、 H T T Pサーバ 2 0 3あるいはデータ ベース 2 0 6が、 得られた画像データ から識別情報を抽出するよう に して も よい。

また、 商取引処理 3 0 4には、 ユーザ毎あるいは端末装置 3 0毎に固 有の識別情報 （ク ライ アン ト I D) が付与されている。 こ のク ライ アン ト I Dは、 例えば画像データの更新を行う際等に、 通信制御処理 3 0 2 、 ネ ッ ト ワーク 1 0、 通信制御処理 2 0 2を介し、 所定のポー ト のパケ ッ ト と して H T T Pサーバ 2 0 3、 データ ベース 2 0 6に供給される。 画像データの更新が指示される と、 HT T Pサーバ 2 0 3のフ ァ イ ル 送出処理 2 0 4は、 更新要求中のフ ア イ ル名に対応する画像データの読 み出 しを H D D 2 3に指示する。

このと き、 識別情報付加処理 2 0 5は、 ユーザからのアクセス状況に 応じた新たなア ク セ ス識別情報を生成し、 画像デー タ に付加する。 また 、 識別情報付加処理 2 0 5は、 取引識別情報が更新されているか否かを 確認し、 取引識別情報が更新されていれば新たな取引識別情報を画像デ —タ付加する。

新たな識別情報が付加された画像データ は、 所定のポ一 ト を介して端 末装置 3 0 の商取引処理 3 0 4 に供給され、 画像データが更新される。 一方、 データ ベース 2 0 6 は、 O S 2 0 1 、 H T T Pサーバ 2 0 3等 を介してユーザのア ク セ ス状況を示す情報を取得 し、 識別情報付加処理 2 0 5 が新たに付加した識別情報と、 ユーザのア ク セ ス状況を示す情報 の対応関係を示すテーブル （更新ロ グ） を作成 し、 上述の生成ロ グとは 別に H D D 2 3 に記録する。

こ の更新ロ グは、 例えば第 5 図に示すよ う に、 生成ロ グと同様に、 ァ クセス元の I P ア ド レス、 新たに識別情報を付加 したサーバ装置 2 0 の ホス ト名、 ア ク セ ス 日時 （更新日時）、 画像データ のフ ァ イ ル名、 識別情 報付加処理 2 0 5 が付加 した識別情報等を含む他、 元の識別情報を生成 したサーバ装置 2 0 を特定するための情報 （生成サーバ I D )、 ユーザあ るいは当該ユーザが使用 している端末装置 3 0 を特定するためのク ライ アン ト I D等をも含むものである。

こ の更新ロ グを参照すれば、 画像データ に付加された識別情報に対応 するユーザあるいは端末装置 3 0 を特定するための情報が得られ、 画像 データの入手経路等をよ り正確に特定する こ とができる。 従っ て、 決済 サーバ 4 0 3 がユーザから送信された情報と、 更新ロ グから得られたュ —ザに関する情報を比較する こ とによ り、 ユーザからの情報の正確性、 信頼性を評価する こ とができ、 比較的容易に取引の安全性を向上させる こ とができる。

また、 画像データ に付加された取引識別情報に基く 決済処理は、 ユー ザが特定の画像データ を選択して、 決済を指示する こ と によ って行う。 決済が指示される と、 決済処理 3 0 6 は。 ユーザが選択した画像デー 夕 の取引識別情報、 ア ク セ ス識別情報、 上述のク ラ イ ア ン ト I Dを决済 サーバ 4 0 3 に送信し、 決済サーバ 4 0 3 は、 これらの識別情報等に応 じた決済処理を実行する。 また、 プリ ペイ ド方式によ っ て決済を行う場合には、 第 6図に示すよ う に、 ユーザがポイ ンテ ィ ングデバイ ス 3 9 を操作して、 ディ スプ レイ 装置 3 7 の表示画面上に表示されたプリ ペイ ド情報に対応付けられた識 別情報 （プリ ペイ ド識別情報） を含む画像 6 0 1 を決済対象の画像 6 0 2 に重ねる こ とによ っ て指示する よう に して も よい。

このよう な指示がある と、 決済処理 3 0 6 は決済サーバ 4 0 3 に、 取 引識別情報、 プリ ペイ ド識別情報等を送信 し、 決済サーバ 4 0 3 は、 こ れらの識別情報に応じた決済処理を実行する。

また、 例えば上述の取引識別情報に対応する決済情報と して、 決済可 能な決済サーバ 4 0 3 の U R Lが含まれている場合には、 ユーザが決済 を指示した際に、 画像データ処理 3 0 5がこ の U R L を決済処理 3 0 6 に供給して決済を指示する。 これによ り、 ユーザは、 画像データ のみ参 照して所定の U R Lの決済サーバ 4 0 3 に対する決済を指示する こ とが でき、 ユーザが容易に商取引を行う こ とができる。

また、 上述の取引識別情報に対応する決済情報と して、 決済サーバ 4 0 3が接続されているネ ッ ト ワークへのア ク セス方法 （例えば専用の回 線、 V P N等によ る接続） が示されている場合には、 商取引処理 3 0 4 ない し決済処理 3 0 6 が、 通信制御処理 3 0 2 を介し、 当該ア ク セ ス方 法によ り 自動的に決済サーバ 4 0 3 に接続し、 決済を行う よう に構成 し ても よい。 これによ り、 ユーザが決済サーバ 4 0 3へのア ク セスを特に 気にする こ とな く 、 商取引を行う こ とができ、 利便性を改善する こ とが できる。

なお、 上述の第 2 図中では、 商取引処理 3 0 4 を W e b ブラ ウザ 3 0 3 とは別の処理と して実装した例を示しているが、 ユーザからの指示に 応じて画像データ に付加された取引識別情報等を決済サーバに送信する 機能を有 していれば足り るため、 W e b ブラ ウザ 3 0 3 の拡張プロ ダラ ム （いわゆるプラグイ ン） と して実装する こ と もでき る。

また、 本発明は、 上述の実施形態に限定される ものではなく 、 本発明 の技術的思想の範囲内で適宜、 構成、 実装方法を変更する こ とができ る 例えば、 上述の第 1 図では、 サーバ装置 2 0、 決済装置 4 0 を各々 単 独の装置と して示 したが、 双方の処理を実行させるプロ グラムを実装さ せる こ と によ り サーバ装置と決済装置を兼ねる こ とができる。

また、 上述の説明では、 決済情報をデータ ベース 2 0 6 によ っ て取引 識別情報に対応させて管理しておき、 画像データ に取引識別情報を付加 する例を示したが、 画像データ に取引識別情報と共に決済情報をも付加 する よ う に して も よい。

以下、 上記実施形態に関 し更に詳述する。

[画像フ ァ イ ルの構造]

第 7 図は、 上記実施形態において扱われる画像フ ア イ ルのデータ構造 の一例である。 第 7 図に示す画像フ ァ イ ルは、 デ一タ ス ト リ ームの開始 を示す開始部 5 1 と、 画像の表示データ を記述する画像データ部 5 2 と 、 画像の表示に影響を与えない情報を記述する注釈部 5 3 と、 デ一タ ス ト リ ームの終了を示す終了部 5 4 と を含んでいる。 例えば、 J P E G フ ア イ ルゃ G I F フ ァ イ ルがこのよ う なデ一夕構造を採用 している。 上述 した画像データ に付加する識別情報や U R L等のポイ ンタ情報は、 画像 の表示に影響を与えない情報と して注釈部 5 3 に記述する こ とができる 。 また、 他の画像フ ォ ーマ ツ ト であっ て も、 画像の表示に影響を与えな い情報の領域を持つフ ォ ーマ ッ ト であれば当該領域に記述する こ とがで きる。 また、 画像フ ァ イ ルのデータ ス ト リ ーム中において、 当該画像の 表示にあたっ ては無視される領域に、 当該画像フ ァ イ ルに固有の識別情 報、 1 乃至複数の情報のポイ ンタ、 当該画像フ ァ イ ルに対応したメ ニュ 一項目 のイ ンデッ ク ス、 又は Z及びプログラムの実体を記録する こ とが でき る。 また、 前述のよ う に画像データ に対 しデジタルウ ォ ータ マ一ク (透か し） 技術によ り付加する こ と もできる。

以下の説明において、 画像データ に付加する識別情報やボイ ンタ情報 等を 「画像関連情報」 という。 また、 画像データ に画像関連情報を付加 した画像フ ァ イ ルを 「情報画像フ ァ イ ル」 という。

[画像関連情報の構成]

第 8 図は、 画像関連情報の構成図である。 第 8 図 （ a ) に示す画像関 連情報は、 画像名称、 パス ワー ド、 有効期限、 サムネ イ ル画像、 カ テ ゴ リ、 及びキーワー ドの情報を含んでいる。

「画像名称」 は、 画像データ処理 3 0 5 のウィ ン ドウ 5 0 2 にサムネ ィ ル表示される画像の名称である。 「パスヮー ド」 は、 情報画像フ ア イ ル を画像データ処理 3 0 5 に供給する際にユーザーが入力を要求されるパ スヮ一 ドである。 このパス ヮー ドを知るユーザーのみが情報画像フ ア イ ルを画像データ処理 3 0 5 に登録できるよう になつている。 「有効期限」 は、 画像データ処理 3 0 5 に供給された情報画像フ ァ イ ルの有効期限で あり、 この有効期限を柽過する と当該情報画像フ ア イ ルは H D D 3 3 の 記録領域から削除される よ う になっている。 「サムネイ ル画像」 は、 ブラ ゥザ上に表示されている情報画像フ ァ イ ルを画像データ処理 3 0 5のゥ イ ン ドウに供給した際に、 ブラウザ上に表示されていた画像と置き換え て画像データ処理 3 0 5 のウイ ン ドウにサムネイ ル表示する画像フ ア イ ルのデータである。 「カテゴ リ 」 は、 画像データ処理 3 0 5 に情報画像フ ア イ ルを供給した際に、 当該情報画像フ ァ イ ルを格納すべきフ ォ ルダを 指定したデ一夕である。 画像データ処理 3 0 5 は、 指定されたフ ォ ルダ が存在しない場合は、 指定された名称のフ オ ルダを新規作成する。「キー ワー ド」 は、 画像データ処理 3 0 5が供給済みの情報画像フ ァ イ ルを検 索する際に検索キーとなる ヮ一 ドである。

また、 第 8 図 （ b ) に示す画像関連情報は、 ポイ ンタ情報毎に、 コマ ン ド名称、 ア ク シ ョ ンテーブル、 マ ウ ス （ポイ ンテ ィ ン グデバイ ス） 操 作の割 り 当て、 及びプラ ッ ト フ オ ームを一組と して関連付けて構成され ている。

「ポイ ンタ情報」 は、 ロ ーカ ルコ ン ピュ ータ上又はネ ッ ト ワーク上の フ ァ イ ルの所在を指定する。 例えば、 フ ァ イ ル名、 ロー カ ルコ ン ビュ一 タ上にある リ ソースのロケーシ ョ ンを指 し示すパス名、 ネ ッ ト ワーク環 境にある リ ソースのロケーシ ョ ンを指 し示す U N C ( Universal Namin g Convention)、 イ ンターネ ッ ト 又はイ ン ト ラネ ッ ト 上にある リ ソース のロケーシ ョ ンを指し示す U R L ( Uniform Re source Locator) 又は U R I s ( Uniform Resource Identifiers) 等がポイ ンタ情報を構成する 。 「コ マン ド名称」 は、 ボイ ン夕 の内容をメ ニ ューに表示する際に使用す る表示名である。 例えば、 「ホームページにアク セス」 等である。 こ こで 、 「メ ニュー」 とは、 例えばマウス 3 9の右ボタ ンをク リ ッ ク した際に表 示手段 3 7 に表示され選択可能となるメ ニ ューである。 「ァク シ ョ ンテ 一ブル」 は、 画像データ処理 3 0 5 の動作を指定する。 指定する動作の 内容は、 情報画像フ ア イ ルが画像データ処理 3 0 5 に供給されたと きに 当該情報画像フ ア イ ルに付加されたボイ ンタ情報が指標するフ ア イ ルを 端末装置 3 0 の H D D (記憶手段） 3 3 に保存するか否か及び当該フ ァ ィ ルを 自動実行するか否か、 並びに当該フ ァ イ ルの実行方法 （テロ ッ プ 表示、 映像再生、 音声再生など） 等である。 「マ ウ ス操作の割り 当て」 は 、 ポイ ンタ情報にア ク セ スするためのマウス操作を設定する。 設定の種 類は、 ダブルク リ ッ ク、 S h i f t +ダブルク リ ッ ク、 C t r 1 +ダブ ルク リ ッ ク、 A 1 t +ダブルク リ ッ ク等である。 「ブラ ッ ト フ オーム」 は 、 ポイ ンタ情報が指標する フ ァ イ ルに適合する環境 （プラ ッ ト フ ォーム 、 O S ) を指定する。 例えば、 O S 3 0 1 が w i n d o w s (商標） の 場合、 画像データ処理 3 0 5は w i n d o w s に対応 した情報のボイ ン タ を選択 して上記のメ ニューに表示する。

[ボイ ン タ情報へのア ク セ ス ]

端末装置 3 0 において、 情報画像フ ァ イ ルに記録されたポイ ンタヘア ク セスする方法を説明する。

(1)メ ニュー選択による方法

第 9図は、 メ ニ ュー選択によ り ボイ ンタへア ク セ スする方法の説明図 である。 ユーザーは、 マウス 3 9 (ポイ ンテ ィ ングデバイ ス） を操作し 、 ポイ ンタ 4 0 3を画像データ処理のウィ ン ドウ 5 0 2 に供給された画 像 4 0 5に重ねる。 次に、 ユーザーは、 マ ウス 3 9の右ボタ ンをク リ ツ クする。 M P U 3 1 (情報処理手段） は、 このク リ ッ ク を検知する と、 画像 4 0 5に対応する情報画像フ アイ ルに含まれる画像関連情報 （第 8 図 （ b )) を記録手段 3 3から読み出 し、 メ ニュー表示データを生成する 。 即ち、 「コ マン ド名称」 をメ ニュー項目 と して抽出 し、 メ ニュー 5 5を 表示手段 3 7に表示する。 次に、 ユーザーは、 マ ウス 3 9を操作しボイ ンタ 4 0 3を移動させ、 選択したいメ ニュー項目 の上に重ねる。 そ して 、 マウ ス 3 9の左ボタ ンをク リ ッ ク し、 一つのメ ニ ュー項目 を選択決定 する。 M P U 3 1 は、 このク リ ッ クを検知する と、 画像関連情報 （第 8 図 （ b )) を参照し、 選択されたコマン ド名称に対応するポイ ンタ情報を ブラ ウザ 3 0 3に入力 して当該ポイ ンタ にアクセスする。 M P U 3 1 は 、 アクセス先に応 じてサーバ一から返信されたフ ア イ ルを受信する と、 今回選択されたコ マ ン ド名称に対応するァク シ ョ ンテーブルに従って、 当該受信フ ァ イ ルを実行する。 例えば、 リ アルプ レーヤー （商標） によ る映像の再生などを実行する。

こ こで、 画像データ処理のウィ ン ドウ 5 0 2に表示されている画像を ク リ ッ ク したと きに表示されるメ ニ ュ ーの項目 は、 情報画像フ ァ イ ルに 埋め込まれた画像関連情報の内容によ り決ま る ものである。 また、 画像 関連情報を含む情報画像フ ァ ィ ルは、 サーバ装置 2 0から送信された も のである。 即ち、 マウ ス ク リ ッ ク によ って表示されるメ ニ ューの項目が 、 サーバ装置 2 0からダウ ンロー ドされた情報によ って决定されている 、 という特徴を有している。

(2)マウス操作による方法

画像データ処理のウイ ン ドウ 5 0 2 が選択された状態で、 マウス 3 9 のボタ ン操作及びキーポー ド 3 8 のキー操作が行われる と、 この操作に 対応して所定の情報ポイ ンタへアクセスでき る よ う になつている。 マウ ス 3 9 の操作、 キーボー ド 3 8の操作が行われる と、 M P U 3 1 は、 画 像関連情報を参照し 「マウス操作の割り 当て」 （第 8図 （ b ) ) を参照し 、 該当する操作が定義されているか判断する。 該当する操作が定義され ていた場合は、 その操作に対応するポイ ンタ情報を読み出 し、 そのボイ ン夕 をブラウザ 3 0 3 に入力 して当該ポイ ンタ にアクセスする。 M P U 3 1 は、 アク セス先に応じてサーバーから返信されたフ ァ イ ルを受信す る と、 今回選択されたコ マン ド名称に対応するァク シ ョ ンテーブルに従 つて、 当該受信フ ァ イ ルを実行する。 こ こで、 複数のア ク シ ョ ンについ て同一のマウス操作が割り 当て られていて も よい。

[情報ポイ ンタへのア ク セ スの具体例]

次に、 情報のボイ ンタへアクセス した場合の動作の具体例を説明する 。 こ こでは第 8図 （ b ) のアク シ ョ ンテーブルに示 した 「テロ ッ プ表示 」 の例を説明する。 第 1 0図は、 テロ ッ プ表示動作の説明図である。 ァ ク シ ヨ ンテーブルに 「テ ロ ッ プ表示」 を定義する場合、 対応するポイ ン 夕情報にはテロ ッ プのテキス ト フ ァ イ ルが格納されたポイ ンタ を指定し 、 アク シ ョ ンテーブルには、 情報画像フ ァ イ ルのダウンロー ド時に当該 テキス ト フ ァ イ ルの口一カルディ ス クへの保存も同時に行う こ と を指定 し、 かつテロ ッ プ表示のア ク シ ョ ン （制御コー ド） を指定する。 また、 マウス操作の割り 当てには、 例えば左ボタ ンのシングルク リ ッ ク を指定 する （以上の指定は、 通常サーバー側の情報画像提供者によ っ て行われ る）。

こ の画像関連情報を持つ情報画像フ ア イ ルを端末装置 3 0においてブ ラウザ 3 0 3から画像データ処理 3 0 5に供給する と、 M P U 3 1 は画 像関連情報を参照し 「保存」 を指定されたポイ ンタ にア ク セスを開始す る。 そ して、 当該ポイ ンタ に該当するサーバーからテロ ッ プのテキス ト フ ァ イ ルをダウ ンロー ド し、 口一カルの H D D 3 3に保存する。

その後、 ユーザ一がマウス 3 9を操作し、 画像データ処理のウィ ン ド ゥ 5 0 2に表示された画像をク リ ッ ク して選択する と、 M P U 3 1 は、 選択された画像に対応する画像関連情報を参照 し、 ァク シ ョ ンテーブル に定義された制御コー ドが 「テロ ッ プ表示」 である こ とを確認する と、 第 1 0図に示すよ う に画像データ処理のウ イ ン ドウの領域内 （又は領域 外でもよい） にテロ ッ プ表示用の細長いウ ィ ン ドウを表示し、 このウ イ ン ドウに H D D 3 3から読み出 したテロ ッ プのテキス ト をスク ロール表 示する。 第 1 0図に示すよ う に、 複数の画像 4 0 5 , 4 0 5が供給され ている場合、 マウス 3 9によ り選択される画像に応じて各々異なるテロ ッ プを表示する こ と も可能である。

[画像データ処理への情報固像フ ア イ ルの供給]

上述の実施の形態において、 画像データ処理への情報画像フ ァ ィ ルの 供給は、 ブラ ウザのウイ ン ドウ 5 0 1 から画像データ処理のウイ ン ドウ 5 0 2への ドラ ッ グ ' ア ン ド · ドロ ッ プ操作によ り行う こ とができる こ とを説明 した。 こ こ では、 他の供給方法について説明する。

(1)メ ニ ューからの ドラ ッ グ ' アン ド ' ドロ ッ プ 第 1 1 図は、 メ ニューから ドラ ッ グ ' アン ド ' ドロ ッ プする操作の説 明図である。 既に説明 したよう にマウス 3 9 の右ボタ ンク リ ッ ク によ り メ ニュー 5 5 (第 1 の管理領域） を表示させ、 情報画像追加用のメ ニュ 一項目 をマウス 3 9 から選択する。 情報画像追加用のメ ニ ュ ーは、 例え ば第 8図 （ b ) の一番下の行に定義してあるよ う に、 ア ク シ ョ ンテープ ルの制御コ ー ドを画像追加専用の制御コ ー ドに設定しておく 。 ユーザ一 がマウス 3 9 を操作し、 情報画像追加用のメ ニ ュー項目 を画像データ処 理のウィ ン ドウ 5 0 2 (第 2 の管理領域） 内に ドラ ッ グ ' アン ド ' ドロ ッ プする と、 M P U 3 1 は、 この操作を検知 し画像関連情報 （第 8 図 （ b ) ) を参照する。 そ して、 操作されたメ ニ ュ ー項目 に対応するァク シ ョ ンテーブルの制御コ ー ドをチヱ ッ ク し、 「画像追加」である こ と を確認す る と、 対応するポイ ンタ にアクセスを開始する。 このアクセスに対し所 定のサ一バーから新規の情報画像フ ァ イ ルがダウ ン口 一 ドされる と、 M P U 3 1 は、 ブラウザ 3 0 3から画像データ処理 3 0 5 に情報画像フ ァ ィ ルを供給する処理と同様に、 新規にダウ ンロー ドされた情報画像フ ァ ィ ルを画像データ処理 3 0 5 に供給する。

これによる と、 新規の情報画像フ ァ イ ルを供給するために、 一々 ブラ ゥザを立ち上げな く て も よいという メ リ ッ 卜 がある。

無論、 情報画像追加用のメ ニュー項目 を単にマウス 3 9 でク リ ッ クす る こ と によ り、 新規情報画像フ ァ イ ルのダウ ン ロー ドと画像データ処理 3 0 5への供給を行える よ う に して もよい。

また、 新規の情報画像フ ア イ ルを他の既に供給済みの情報画像フ ア イ ルの内部に格納 しておいて もよい。 こ の場合、 M P U 3 1 は、 情報画像 追加用のメ ニ ュー項目 （第 1 の管理領域） が ドラ ッ グ ' ア ン ド · ドロ ッ プ等される と、 ネ ッ ト ワーク上のサーバにアクセスするのではな く 、 現 在対象となっ ている情報画像フ ア イ ルの画像関連情報を参照し、 その中 に予め登録されている別の情報画像フ ア イ ルを読み出 し、 画像データ処 理 3 0 5 (第 2 の管理領域） に供給する。

この場合、 新規の情報画像フ ァ イ ルを供給するために、 一々 ネ ッ ト ヮ ーク上のサーバーに接続する必要がない、 という効果がある。

(2)メ ールソ フ ト からの ドラ ッ グ ' アン ド · ドロ ッ プ

メ ールソ フ ト に添付された情報画像フ ァ イ ルを画像データ処理のウイ ン ドウ 5 0 2 に ドラ ッ グ · アン ド ， ドロ ッ プする こ と によ り、 画像デー タ処理 3 0 5への情報画像フ ァ イ ルの供給を行う よ う に して も よい。 メ —ル本文の閲覧ウイ ン ドウや添付フ ァ イ ルの確認ウイ ン ドウが第 1 の管 理領域となる。 この場合、 情報画像フ ァ イ ルを電子メ ールに乗せて流通 させ、 受取人に利用させる こ とができるので、 効果的な情報の拡布が可 能である。

(3)任意のフ ォルダからの ドラ ッ グ ' アン ド ' ドロ ッ プ

ブラウザやメ ールソ フ ト などから一旦所定のフ ォルダにコ ピー した情 報画像フ ァ イ ルを当該フ ォ ルダ （第 1 の管理領域） から画像データ処理 のウィ ン ドウ 5 0 2 (第 2 の管理領域） に ドラ ッ グ ' アン ド ' ドロ ッ プ する こ とによ り供給する よ う に しても よい。 M P U 3 1 は、 任意のフ ォ ルダから画像データ処理のウィ ン ドウ 5 0 2への ドラ ッ グ ， アン ド · ド ロ ッ プ操作を検知し、 上述したブラウザからの ドラ ッ グ ' アン ド ' ドロ ッ プ処理の場合と同様に画像データ処理 3 0 5 に情報画像フ ァ イ ルを供 給する。

(4)ドラ ッ グ . アン ド · ドロ ッ プ以外の供給方法

画像データ処理 3 0 5への情報画像フ ァ イ ルの供給は、 上記の ドラ ッ グ · アン ド · ドロ ッ プの操作を他の操作に置き換えて も実現可能である 。 例えば、 画像データ処理 3 0 5 の外部で管理されている情報画像フ ァ ィ ルがク リ ッ ク されたこ とを M P U 3 1 が検知して、 当該情報画像フ ァ ィ ルを画像データ処理 3 0 5に供給する よ う に して もよい。 また、 画像 データ処理 3 0 5の外部で管理されている情報画像フ ァ イ ルがク リ ッ プ ボー ドに コ ピーされ、 その後、 ク リ ッ プボー ドから画像データ処理のゥ イ ン ドウ 5 0 2に貼り付けられたと きに、 こ の操作を M P U 3 1 が検知 し、 当該情報画像フ ァ イ ルを画像データ処理に供給するよ う に して もよ い。

(5)C D R O M等の記録媒体からの供給

また、 情報画像フ ァ イ ルは C D R OM等の コ ン ピュータ読み取り可能 な記録媒体から供給されて も よい。 この場合、 C D R O Mのフ ォ ルダ （ 第 1 の管理領域） に表示された情報画像フ ァ イ ルを、 既述の ドラ ッ グ - アン ド ' ドロ ッ プ操作、 ク リ ッ ク操作、 コ ピー ' アン ド ' ペース ト操作 等によ っ て画像データ処理 3 0 5 (第 2の管理領域） に供給するよう に して も よい し、 C D R OMの立ち上げ時に 自動的にイ ンス ト ーラーを起 動させ、 このィ ンス ト ーラーが C D R OM等に記録された情報画像フ ァ ィ ルを画像データ処理 3 0 5に供給するよ う に してもよい。 また、 イ ン ス ト ーラーが情報画像フ ァ イ ルを供給する場合、 このィ ンス ト ーラーが 、 画像データ処理 3 0 5に既に供給済みの情報画像フ ァ イ ルを検査し、 未供給の情報画像フ ァ イ ルのみを選択して当該画像データ処理 3 0 5に 供給する よう に して もよい。

これによる と、 情報画像フ ァ イ ルを雑誌の付録と して流通させる こ と 等が可能とな り、 不特定多数のユーザーに配布 して利用させる こ とが可 能となる。

[第 1 の管理領域と第 2の管理領域の構成]

第 1 の管理領域と第 2の管理領域は、 第 4図に示したよう に、 それぞ れ独立したウ ィ ン ドウ （プロセス、 プロ グラム） によ っ て提供されて も よいが、 他の形態による実施も可能である。 以下に幾つかの実施例を示 す。

第 1 2図は、 W e bブラ ウザのウィ ン ドウ 5 0 1 と、 画像データ処理 のウィ ン ドウ 5 0 2 と を単一のプ πグラ ム によ り提供し、 入力手段 3 5 の操作を通じて ゥ ィ ン ド ウ上方の表示選択タ ブを選択させ、 選択された 側のウィ ン ドウを択一的に画面表示する実施例である。 まず W e bブラ ゥザのウィ ン ド ウ 5 0 1 に表示された情報画像フ ァ イ ル 4 0 4にァクセ ス し、 ノ ッ ク グラ ウ ン ドにある画像データ処理のウィ ン ドウ 5 0 2に登 録する。 情報画像フ ァ イ ル 4 0 4へのア ク セス方法は、 前述した種々 の 方法を採用する こ とが可能である。 次に、 入力手段 3 5 を通じて表示選 択タ ブを操作し、 画像データ処理のウィ ン ドウ 5 0 2を表示させる。 こ れによ り、 画像データ処理に登録済みの情報画像フ ア イ ルに対しァクセ スする こ とが可能になる。

また、 第 1 3図は、 フ レーム構造の表示ウィ ン ドウを設け、 或るフ レ ームを W e bブラウザのウィ ン ドウ 5 0 1 と して提供し、 他のフ レーム を画像データ処理のウィ ン ドウ 5 0 2 と して同時に提供する。 この場合 は、 情報画像フ ァ イ ル 4 0 4を W e bブラウザのフ レーム 4 0 1 から画 像データ処理のフ レームに ドラ ッ グア ン ド ドロ ッ プする アクセス操作が 容易であるが、 もちろん、 上述した他のア ク セス方法によ って情報画像 フ ァ イ ルを画像データ処理に供給する こ とができる。

また、 第 1 4図では、 W e bブラウザのウィ ン ドウ 5 0 1 に表示され た情報画像フ ァ イ ル 4 0 4に対しア ク セスを行う と、 処理手段 3 1 は、 当該 W e bブラ ウザに予め実装されたプラグィ ンを起動する。 情報画像 フ ァ イ ルへのアクセス方法は、 上述した種々 の方法を採用できる。 起動 されたプラグィ ンは、 第 2の管理領域と して予め記憶手段 3 3に格納さ れたローカル HTMLフ ァ イ ルに新規情報画像フ ァ イ ルの管理を追加す る。 そ して、 新規情報画像を追加 した後のローカル HTM Lフ ァ イ ルを 第 2 の管理領域 4 0 2 と して W e b ブラ ウザに展開する。 ローカル H T M L フ ア イ ルを W e b ブラ ウザに展開する場合、 既存の W e b ブラ ウザ に展開 して も よい し、 新規の W e b ブラウザを起動して別途展開 して も よい。

[画像関連情報の暗号化]

次に、 画像データ に付加する画像関連情報の暗号化処理について説明 する。

[サーバ装置における暗号化処理]

サーバ装置 2 0 の識別情報付加処理 2 0 5 は、 画像データ に付加する 画像関連情報を暗号化して付加する機能を備えている。 暗号化アルゴ リ ズムは所定の期間を置いて更新するよ う になっている。 画像関連情報を 暗号化する こ と によ り、 第三者が不正に画像関連情報を追加 · 削除 · 改 変して画像フ ァ イ ルを使用する こ とを防止する こ とができる。

[端末装置における復号化処理]

端末装置 3 0 において、 M P U 3 1 は、 画像データ に付加された画像 関連情報を参照する際は、 当該画像関連情報を復号する。 復号化ァルゴ リ ズムは、 サーバ装置 2 0 における暗号化アルゴリ ズムに対応して予め H D D 3 3 に格納されている。 しかしながら、 サーバ装置 2 0 の暗号化 アルゴリ ズムが一定の期間を置いて更新されるため、 サーバ装置 2 0 の 暗号化アルゴリ ズムが更新された場合は、 端末装置 3 0 の復号化ァルゴ リ ズムも更新された暗号化アルゴリ ズムに適合するよう に更新する必要 がある。

[復号化アルゴ リ ズムの更新]

サーバ装置 2 0 は、 端末装置 3 0 に格納されている復号化アルゴリ ズ ムのバージ ョ ンを当該端末装置の I D ( I P ア ド レス等） 毎にデータべ —ス に管理している。 サーバ装置 2 0 において画像関連情報の暗号化ァ ルゴリ ズムを更新した場合は、 すべての端末装置の I Dに フラ グを立て 、 その後にサーバ装置 2 0 にア ク セス して きた端末装置であっ て当該端 末装置の I Dに対応する フ ラグが立っ ている ものには新しい暗号化アル ゴリ ズムに対応した復号化アルゴ リ ズムを送信 し更新させる。 そ して、 更新を完了 した端末装置の I D に対応する フ ラ グを解除する。 復号化ァ ルゴリ ズムは、 サーバ装置の H D D 2 3 に格納されている。

画像データ処理 3 0 5 は、 情報画像フ ァ イ ルが供給される際に当該情 報画像フ ア イ ルに含まれた画像関連情報の復号を試み、 復号した画像関 連情報のデータ構造が正常であるかチ X ッ クする機能を備えている。 そ して、 復号後のデータ構造が正常でなければ当該情報画像フ ァ イ ルの供 給を禁止する。 これによ り、 不正に改変された情報画像フ ァ イ ルの供給 を防止する こ とができる。 また、 不正な情報画像フ ァ イ ルの判定は、 画 像データ に付加された識別情報に基づいて行って もよい。

[課金処理]

次に、 情報画像フ ァ イ ルをブラウザから画像データ処理 3 0 5 に供給 したと きの課金方法について説明する。 課金は、 ブラウザから画像デー 夕処理 3 0 5 に情報画像フ ァ イ ルが供給されたと きに、 当該画像データ 処理 3 0 5がサーバ装置 2 0 にアクセス し課金の処理を要求する こ とに よって行われるよう になつている。

発明の実施の形態で説明 したア ク セスログ （生成ロ グ） は、 端末装置 3 0 においてブラ ウザから画像データ処理 3 0 5 に情報画像フ ァ イ ルが 供給されたこ とを条件に生成されるよ う になっ ている。 即ち、 画像デ一 夕処理 3 0 5 に情報画像フ ァ イ ルが供給される と、 M P U 3 1 は、 供給 した情報画像フ ァ イ ルから当該情報画像フ ァ イ ルに埋め込まれた識別情 報を抽出 し、 この識別情報と情報画像フ ァ イ ルのフ ァ イ ル名とをサーバ 装置 2 0 に送信する。 サーバ装置 2 0 は、 受信した識別情報及び画像フ ア イ ル名 と、 アク セス して きた端末の I P ア ド レス及びホス ト 名 と、 ァ クセス 日時と を関連付け、 既述の生成ロ グ （第 3 図） を生成する。 こ の ため、 端末装置 3 0 において画像データ処理に情報画像フ ァ イ ルが供給 された事実は、 サーバ装置 2 0 のアク セス ロ グに記録されている。

[課金処理 （ 1 ) ]

第 1 の課金方法は、 同一端末 （又は同一ユーザ又は同一 I Dを持つ画 像データ処理 3 0 5でも よい） による同一の情報画像フ ア イ ルの供給に ついては、 最初の供給のみ課金し、 2 回目以降の供給については課金を 行わない方法である。 端末装置の M P U 3 1 は、 画像データ処理 3 0 5 に情報画像フ ァ イ ルが供給されたとき、 その情報画像フ ァ イ ルに付与さ れている固有の識別情報及び当該情報画像フ ァ イ ルのフ ァ イ ル名をサ一 バ装置 2 0 に送信する と共に、 サーバ装置 3 0 に対し課金の申出を行う 。 課金の申出を受けたサーバ装置の M P U 2 1 は、 今回ア ク セス してき た端末の I P ァ ド レス及びホス 卜名、 並びに受信 した識別情報及び画像 フ ァ イ ル名を生成ログと対比し、 過去に同一の端末において同一の情報 画像フ ア イ ルが画像データ処理 3 0 5 に供給されていたか判断する。 こ の結果、 同一の画像フ ァ イ ルが供給されていれば、 今回の供給について は課金を行わない。 一方、 同一の端末において同一の情報画像フ ァ イ ル が画像データ処理 3 0 5 に供給されていない場合は、 新規の供給と して 課金の対象とする。

[課金処理 （ 2 ) ]

第 2 の課金方法は、 第 1 の課金方法において、 同一端末における同一 の情報画像フ ァ ィ ルの供給であっても、 異なる 日 の供給である場合は新 たに課金を行う方法である。 情報画像フ ァ イ ルの使い方と して、 有効期 限内に限り無料のコ ンテ ンツサービスが受け られるよう にする、 といつ た使い方が考え られる。 かかる場合に同一の端末で同一の情報画像フ ァ ィ ルを繰 り返し課金な しで供給でき る となる と、 無料コ ンテ ン ツサ一 ビ ス の有効期限が無意味となって しま う。 そ こで、 同一の端末で同一の情 報画像フ ァ ィ ルが供給された場合でも異なる 日 の場合は課金を行う もの である。

端末装置の M P U 3 1 は、 画像データ処理 3 0 5 に情報画像フ ァ イ ル が供給されたと き、 その情報画像フ ァ イ ルに付与されている固有の識別 情報及び当該情報画像フ ア イ ルのフ ア イ ル名をサーバ装置 2 0 に送信す る と共に、 サーバ装置 3 0 に対 し課金の申出を行う。 課金の申出を受け たサーバ装置の M P U 2 1 は、 今回アクセス してきた端末の I P ァ ド レ ス及びホス ト名、 並びに受信した識別情報及び画像フ ァ イ ル名を生成口 グと対比 し、 全く 同 じデータが同日 に登録されているか判断する。 この 結果、 同 日 に登録されていれば、 課金を行わない。 一方、 同日 に同 じデ —夕が登録されていない場合は、 今回の情報画像フ ア イ ルの供給につい て課金を行う。

[課金方法 （ 3 ) ]

第 1 及び第 2 の課金方法において、 同一の端末ではな く 同一のユーザ —を判断 して もよい。 この場合、 サーバ装置 2 0 の内部又は外部にユ ー ザ認証機関 （機能） を設け、 端末装置 3 0 からサーバ装置 2 0ヘアクセ スが要求された場合はユーザ認証機関がユーザーに認証を求め、 ユーザ 一の認証が正 し く 行われた場合にサーバ装置 3 0へのア ク セスを許可す る。 これによる と、 ユーザーの特定ができるため、 ユーザ一単位で過去 に同 じ情報画像フ ア イ ルを画像データ処理 3 0 5 に供給したか否かを判 断できる。

こ こ で、 情報画像フ ァ イ ル （アイ コ ン） に対して画像関連情報を埋め 込む形態については、 上記のよ う にアイ コ ン形式でパッ ケージとするほ か、 Java (商標） アブレ ッ ト や ActiveX (商標） コ ン ト π —ルなどを用 いてノ ッ ケージに して実施する こ とが可能である。 J_{a v a} アブ レ ツ 卜 と ActiveX コ ン ト ロールは、 と も にネ ッ ト スケープ （商標） やイ ンタ ーネ ッ ト ' エク スプローラ （商標） などのブラ ウザ ' ソ フ ト ウ ェ アが実行さ せる こ とができるプロ グラムユニ ッ ト である。 そ して、 その実行コ ー ド は、 Java アブ レ ツ ト は Java 中間コ ー ドで、 ActiveX コ ン ト ロールは C P Uのネィ テ ィ ブコ一 ドで記述されており、 それぞれブラ ウザが実行を 開始させる こ とができる よ う になつている。 そ して、 Java アブレ ツ ト と ActiveX コ ン ト ロ ールは と も に、 そのグラ フ ィ ッ ク表示をブラ ウザの表 示面上にさせる こ とができるよ う になっている。 これら Java アブレ ツ ト 、 ActiveX コ ン ト ロ ールなどを用いる場合には、 関連情報を埋め込ん だア イ コ ンの代わり に、 画像を表示するだけのアブ レ ツ ト を用意する。 また、 ブラ ウザ上で （IMG) タ グを用いて上記アイ コ ンを表示していた と こ ろ、 （EMBED) 若し く は （APPLET) タ グを用いて、 該ァプ レ ツ ト を実行させる よう にすればよい。 そ して、 関連情報の埋め込みは、 両者 と もプロ グラムの形式で行えば足り る ものである。 産業上の利用可能性

本発明では、 取引対象に応じた固有の識別情報を生成 し、 生成 した識 別情報を取引情報提供装置が提供する所定の画像データ に付加 し、 識別 情報と取引対象との対応関係を記録しておく こ と によ り、 この対応関係 を参照すれば、 固像データ に付加された識別情報に対応する取引対象を 特定 して、 決済処理装置が取引対象毎に別途設定されている名称、 価格 等の決済情報等を比較的容易に取得する こ とができる。

従って、 ユーザは、 識別情報が付加された画像データ を保存しておく だけで、 後で取引対象を特定する こ とができる。 これによ り、 决済を比 較的容易に行う こ とができ、 ユーザが容易に商取引を行う こ とができる

τΜί

Claims

請 求 の 範 囲

1 . ネ ッ ト ワーク を介して少な く と も取引対象の画像データ を提供する 取引情報提供装置と、 決済処理を実行する決済処理装置と、 上記取引情 報提供装置からの画像データ を取得し、 決済処理装置に対 して決済を要 求する端末と を有する電子商取引シス テムであ っ て、

上記取引対象に応じた固有の識別情報を生成 し、 該生成した識別情報 を上記取引情報提供装置が提供する所定の画像データ に付加する識別情 報付加手段と、

該識別情報付加手段によ って付加された識別情報と上記取引対象との 対応関係を記録する識別情報記録手段と

を備える こ とを特徴とする電子商取引シス テム。

2 . 上記識別情報記録手段は、 上記識別情報に対応する決済情報を記録 する こ とを特徴とする請求の範囲第 1 項記載の電子商取引シス テム。

3 . 上記識別情報付加手段は、 上記決済処理装置へのア ク セス方法を示 す情報を有する上記識別情報を生成する こ とを特徴とする請求の範囲第 1 項記載の電子商取引シス テム。

4 . 上記識別情報付加手段は、 上記端末からのアクセス に応じた固有の 識別情報を有する上記識別情報を生成する こ とを特徴とする請求の範囲 第 1 項記載の電子商取引シス テム。

5 . ネ ッ ト ワーク を介して取引情報提供装置から提供される取引対象の 固像データ を取得 した端末が決済処理装置に対して決済処理を要求する 電子商取引方法であっ て、

上記取引対象に応じた固有の識別情報を生成し、

該生成した識別情報を、 上記取引情報提供装置が送信する所定の画像 データ に付加 し、

該付加 した識別情報と上記取引対象との対応関係を記録する こ とを特徴とする電子商取引方法。

6 . ネ ッ ト ワーク を介して少な く と も取引対象の画像データ を提供する 取引情報提供装置が、 所定の画像データ を提供する際に、 取引対象に応 じた固有の識別情報を生成 し、 該生成 した識別情報を上記取引情報提供 装置が提供する所定の画像データ に付加する識別情報付加手段と、 該識別情報付加手段によ って付加された識別情報と上記取引対象と の 対応関係を記録する識別情報記録手段と

を備える こ と を特徴とする識別情報付加装置。

7 . ネ ッ ト ワーク を介して少な く と も取引対象の画像データ を提供する 取引情報提供装置が、 所定の画像データ を提供する際に、 取引対象に応 じた固有の識別情報を生成し、

該生成した識別情報を上記取引情報サーバ装置が提供する所定の画像 データ に付加 し、

該付加 した識別情報と上記取引対象との対応関係を記録する識別情報 付加プロ グラムを記録したコ ン ピュータ読み取り可能な記録媒体。

8 . ネ ッ ト ワーク を介して接続された端末に対して少なく と も取引対象 の画像データ を提供する取引情報提供装置であって、

上記取引対象に応じた固有の識別情報を生成し、 該生成 した識別情報 を当該情報提供装置が提供する所定の画像データ に付加する識別情報付 加手段と、

該識別情報付加手段によ って付加された識別情報と上記取引対象との 対応関係を記録する識別情報記録手段と

を備える こ とを特徴とする取引情報提供装置。

9 . ネ ッ ト ワーク を介して接続された端末に対して所定の取引対象の画 像データ を提供する際に、 取引対象に応じた固有の識別情報を生成し、 該生成した識別情報を上記所定の画像データ に付加し、

該付加 した識別情報と上記取引対象との対応関係を記録するための取 引情報提供プロ グラ ムを記録 した コ ン ピュ ー タ読み取り 可能な記録媒体

1 0 . 取引対象に応じた固有の識別情報に対応する決済情報を記録する 決済情報記録手段と、

上記識別情報が指示されたと き に、 当該識別情報に対応する決済情報 を决済情報記録手段から取得して提供する决済情報提供手段と

を備える こ と を特徴とする決済情報提供装置。

1 1 . 取引対象に応じた固有の識別情報に対応する決済情報を記録 し、 上記識別情報が指示されたと きに、 当該識別情報に対応する決済情報 を取得して提供するための決済情報提供プロ グラムを記録したコ ン ビュ 一夕読み取り可能な記録媒体。

1 2 . 取引対象に応じた固有の識別情報が指定されて決済が指示された と きに、 識別情報に対応する決済情報を提供する決済情報提供装置から 当該指示された識別情報に対応する決済情報を取得する決済情報取得手 段と、

該決済情報取得手段によ って取得された決済情報に基いて決済を処理 する決済処理手段と

を備える こ とを特徴とする決済処理装置。

1 3 . 取引対象に応じた固有の識別情報が指定されて決済が指示された ときに、 上記識別情報に対応する決済情報を提供する決済情報提供装置 から当該指示された識別情報に対応する决済情報を取得し、

該取得した決済情報に基いて決済を処理する決済処理プロ グラムを記 録したコ ン ピュータ読み取り可能な記録媒体。

1 4 . 少なく と も取引対象の画像データを提供する取引情報提供装置か ら、 取引対象に応じた固有の識別情報が付加された画像データ を取得す る画像データ取得手段と、 該画像データ取得手段によ っ て取得 した画像データから上記識別情報 を抽出する識別情報抽出手段と、

該識別情報抽出手段によ って抽出された識別情報に応じて、 決済を処 理する決済処理装置に決済を要求する決済要求手段と

を備える こ と を特徴とする電子商取引端末。

1 5 . 少な く と も取引対象の画像データ を提供する取引情報提供装置か ら、 取引対象に応 じた固有の識別情報が付加された画像データ を取得し 該取得した画像データ から上記識別情報を抽出 し、

該抽出 した識別情報に応じて、 決済を処理する決済処理装置に決済を 要求する電子商取引プロ グラムを記録したコ ン ピュータ読み取り可能な 記録媒体。