WO2000047119A1 - Dispositif destine au traitement d'une fracture osseuse - Google Patents

Dispositif destine au traitement d'une fracture osseuse Download PDF

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Description

明 細 書 骨折治療具 技術分野
本発明は、 髄内釘型の骨折治療具に関し、 特に荷重長管骨の骨折治療に好適な 髄内釘型の骨折治療具に関する。 背景技術
ありとあらゆる外傷の中で、 骨折は最も一般的に起り得るものであり、 またそ の治癒にもっとも時間を要するものである。 特に、 大腿骨、 脛骨等荷重長管骨は 人間が歩行する上で要となる器官であり、 これらを骨折すると、 これらが体重を 再び支えることができる程度まで骨修復がなされない限り起立歩行ができない。 これら荷重長管骨の接合手術は、 プレートによるものと髄内釘によるものとに 大別されるが、 髄内釘そのものが骨の代わりに体重を支えることができるため、 骨癒合が起る前に歩行可能であること、 骨折部を手術にて直接開ける必要がない ため、 骨折部の手術損傷がなく、 その結果、 早期の骨癒合が起る等の利点より、 長管骨の接合手術においては髄内釘が骨折治療具の主流となった。
しかしながら、 初期の髄内釘においては、 骨折部における回旋がおこること、 更には不安定な骨折の骨折部における短絡を防止できないこと等を理由として、 その適用範囲が、 比較的単純な骨折で、 しかも長管骨の中央部近傍の骨折の治療 に限定されていた。
これらの欠点を解消するものとして横止め髄内釘が開発され、 これにより、 不 安定な骨幹部骨折 (骨折部がバラバラであったり、 大きな第三 ·第四骨片がある ものゃ斜骨折等) 、 長管骨の完全な横骨折 (従来の髄内釘では回旋を起こす) 、 更には関節近傍部の長管骨骨折等にまで髄内釘を適用することができるように なった (現在では、 下肢の長管骨骨折治療具としては圧倒的である) 。
しかしながら、 この横止め髄内釘にも下記のような問題があった。 1 . 横止め用の骨螺子 (ネジ) を骨外から髄内釘を貫通させて挿入しなければ ならないため、 少なくとも、 横止め部位で皮膚、 筋膜、 筋層に侵襲を加える必要 がある。 そのため、 術後、 筋肉損傷に起因して膝関節の屈曲訓練に時間を要した り、 同部位の癒着に起因して疼痛が長期間残存する。
2 . X線透視にて髄内釘の横止め孔の位置をモニタリングしながらのドリリン グ (ラジオルーセントドリルを用いる) や複雑なガイドアセンブリの使用を余儀 なくされ、 手術手技が煩雑で、 且つ時間を要する。 X線被曝の時間が長いという ことは、 患者のみならず医療従事者にとっても相当な負担である。
3 . 抜釘時に再び横止め部位に侵襲を加える必要があり (骨螺子を見つけ出し 当該部位を露出させる必要があるため、 大腿部など筋層が厚い部位では当然なが ら接合時よりもはるかに大きな手術侵襲を加えなければならない) 、 また骨螺子 の破損も少なくない。
これらの新たな問題を解決したとする報告が、 例えば特開昭 8 — 1 0 3 4 5 3号公報、 特開平 1 0 — 5 7 3 9 8号公報、 特開平 1 0 — 2 1 6 1 5 0号公報等になされているが、 臨床的に未だ満足できるものが得られ ていないのが現状である。 発明の開示
本発明は、 従来の髄内釘型骨折治療具の課題、 すなわち手術侵襲の問題、 放射 線被曝の問題、 抜釘時の問題を解決すると共に、 より簡便な操作で、 より強固な 固定を可能とする髄内釘型骨折治療具を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、 骨髄内に挿入される骨折治療具であって、 対象骨の近位端 から骨折部位を通過して延伸し得る長さを有する筒状体であって、 その壁部に該 壁部を貫通する複数の開口部を有する釘部材;と、 該開口部を該釘部材の内腔か ら外側へと貫通し得る径を有し、 且つ骨皮質を斜め遠位方向に貫通し得る長さの 先端部と、 該先端部に引き続き該対象骨の近位端まで延伸する胴部を有する少な くとも 1本の線状部材であって、その数が該開口部の数以下である線状部材;と、 該線状部材をその内腔に挿通可能に収容し得ると共に該線状部材の先端部を対応 する該開口部へと斜め遠位方向に誘導し得る少なくとも 1つの誘導路を備え、 そ の外面の少なくとも 2つの領域で該釘部材の内面と当接する誘導部材と、 からな ることを特徴とする。 図面の簡単な説明
第 1図は、 本発明の第 1の実施態様における釘部材の全体構成を示す斜視図で ある。
第 2図は、 第 1図に示した釘部材の縦断面図である。
第 3図は、 本発明の第 1の実施態様における誘導部材の全体構成を示す斜視図 である。
第 4図は、 第 3図に示した誘導部材の一部拡大縦断面図である。
第 5図は、 本発明の第 1の実施態様に係る骨折治療具を大腿骨の骨折治療に適 用した状態を示す縦断面図 (一部、 側面を図示) である。
第 6図は、 本発明の第 2の実施態様における釘部材の全体構成を示す斜視図で ある。
第 7図は、 本発明の第 2の実施態様における誘導部材の全体構成を示す斜視図 である。
第 8図は、 本発明の第 3の実施態様における誘導部材の全体構成を示す斜視図 である。
第 9図は、 第 8図に示した誘導部材の横断面図である。
第 1 0図は、 本発明の第 3の実施態様に係る骨折治療具を大腿骨の骨折治療に 適用した状態を示す縦断面図 (一部、 側面を図示) である。
第 1 1図は、 本発明の骨折治療具の釘部材に適用する付属品としてのキャップ 部材の縦断面図である。
第 1 2図は、 本発明の第 4の実施態様における誘導部材の全体構成を示す斜視 図である。
第 1 3図は、 第 1 2図に示した誘導部材の横断面図である。
第 1 4図は、 本発明の第 4の実施態様における釘部材と線状部材との係合状態 を示す側面図である。
第 1 5図は、 本発明の第 4の実施態様に係る骨折治療具を上腕骨の骨折治療に 適用した状態を示す縦断面図 (一部、 側面を図示) である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の実施態様の一部を示す図面を参照しつつ、 本発明を詳細に説明 する。
先ず本発明の骨折治療具を構成する基本部材であるが、 骨髄内に挿入され本件 治療具の構造部材としての釘部材 (1 0, 1 1 0, 4 1 0 ) と、 骨折した骨の回 旋防止部材及び該骨折した骨を釘部材に固定する部材としての線状部材 (3 0 ) と、 該線状部材の先端部を打ち込むべき骨の所定の位置に誘導する部材としての 誘導部材 (2 0, 1 2 0, 2 2 0 , 3 2 0 ) の 3部材である。
これら 3部材の基本的特徴は、 下記の通りである。
1 . 釘部材
この部材は、 それが挿入される骨 (以下、 「対象骨」 という) の近位端から 骨折部位を通過して延伸し得る長さを有する筒状体であり、 その壁部に該壁部を 貫通する複数の開口部(1 1, 1 1 1 ) を有する部材である。添付図面において、 該開口部は丸孔として描かれているが、 本発明はこの形状に限定されず、 後述す る線状部材 (3 0 ) を斜め遠位方向に通過せしめ得る形状であればよく、 例えば 長孔ゃスリットであってもよい。 尚、 該開口部は、 多くの症例に対処し得るよう 沢山設けておくことが好ましい。 但し、 その数は、 釘部材自体の強度が低下しな いように配慮して定めるべきである。 該釘部材の材料としては、 一般に整形外科 用の医用材料として用いられているもの、 例えば、 チタン、 ステンレス、 バイ夕 リウム、 アルミナ、 ジルコ二ァ等を用いればよい。
2 . 線状部材
この部材は、 該釘部材の開口部を内腔から外側へと貫通し得る径を有し、 且 つ骨皮質を斜め遠位方向に貫通し得、 更に該釘部材の開口部内縁と契合し得る長 さの先端部 (3 1, 5 3 1 ) と、 該先端部に引き続き少なくとも対象骨の近位端 まで延伸する胴部 (3 2 ) を有する部材である (第 5図、 第 1 0図及び第 1 5図 図示のこの部材は、 側面にて描かれている) 。 この部材に要求される機能、 特に 処置後の骨片の回旋を防止する、 という機能からは、 その数は、 荷重長管骨の単 純骨折の場合には少なくとも 1本 (原則として、 骨折箇所: F Pの両側の骨片に 対して各 1本を要するが、釘部材(1 0, 1 1 0 , 4 1 0 )の近位側の外面であつ て、 近位側の骨片の骨皮質内面に対面する部位に回旋防止具一図示せず一、 例え ば該釘部材の軸方向に所定の長さ分延伸しているフィン状の部材が該軸廻りに少 なくとも 1っ配設されている場合には、 それが該近位側の骨片に食い込み、 該釘 部材が該近位側の骨片を回旋不能に係止するので、 遠位側の骨片に係合させるた めの 1本であってもその目的は達成される) あればよい。 但し、 これは当然のこ とであるが、 その数は該釘部材に設けた開口部の数を超えることはない。
この部材の代表的材料としては、 整形外科の分野で公知のキルシュナー鋼線が 挙げられる (その他チタンやバイタリウム等であってもよい) 。 該線状部材は、 その先端部 (3 1 ) と胴部 (3 2 ) とが連続した 1本の直状部材であることを基 本とする。 該線状部材は、 後述する誘導部材の誘導路内腔をその近位端から遠位 端に向けて誘導され、 該先端部から該胴部への移行部分が緩やかな弧を描くよう に変形せしめられた状態にて、 強制的に、 例えばその近位端を回転させ、 該先端 部の先端を骨皮質: Cを内面から外面に向けて貫通させるようにして用いるため、 該近位端の回転カを該先端部に伝達する観点から適度な弾性と靭性を有し、 更に は、 骨折した骨片を該釘部材に固定する機能を果たさせるため、 適度な棼断耐力 を有するものが好ましいからである。
尚、 この部材の骨皮質: Cへの食いつき及び貫通を容易にするために、 その先 端は尖鋭にしておくこと (第 5図の符号 3 1 a〜3 1 d参照)が好ましい。 また、 該食いつき及び貫通を更に容易にすると共に、引抜けに抗する力を付与するため、 該先端部に雄ネジ (好ましくはタッピングネジ) を切っておくこと (第 5図の符 号 3 1 b参照) が更に好ましい (このような態様にすることは、 第 3又はそれ以 上の数の骨片が存在する骨折の場合にも有効である。 すなわち、 手技その他で本 来の位置に整復したそのような骨片に該先端部をねじ込んだ後で、 該線状部材の 近位端を引くことにより、 該骨片をその他の主たる骨片に整合 ·固定させること ができるからである) 。
ここまで、 線状部材 (3 0 ) がその近位端から遠位端まで均質な 1本の部材か らなるものにて説明してきたが、 その先端部 (3 1 ) と胴部 (3 2 ) とは、 要求 される機能が異なる、 すなわち、 該先端部には、 回転しつつ骨皮質: Cを貫通し そして抜去し得ること、 及び該釘部材の開口部内面と協働して剪断荷重に抗し得 ること力 該胴部には、近位端に加えられる回転カを該先端部に伝え得ることが、 そして該先端部から該胴部への移行部分には、 誘導部材にて円弧状に変形せしめ られた状態にて該回転力を円滑に該先端部に伝え得ることがそれぞれ求められる ので、 要求機能を果たし得るようにこれらの部分を個別の部材にすること (該先 端部を剛性と靭性のバランスのとれた材からなるものとしたり、 またネジそのも のを適用したり、 該移行部分を弾性に富む材とすること等) や、 これらの部分の 性質を変えること (例えば、 該先端部の径を変える、 すなわち該移行部分に連な る部分を抗剪断荷重性を重視した径の太い部分とし、 その先端を形成する部分を 骨皮質の貫通性 ·抜去性を重視した径の細い部分とすること(第 5図の符号 3 1 d 参照) や、 該先端部分に熱処理を施したり、 該先端部分の外周面に硬度の高い中 空部材を嵌合して (第 5図の符号 3 1 c参照) 硬度を高めること等) もまた許容 される。
3 . 誘導部材
この部材は、 該線状部材をその内腔に挿通可能に収容し得ると共に該線状部 材の先端部を、 対応する該釘部材の開口部へと斜め遠位方向に誘導する少なくと も 1つの誘導路 (2 1 , 1 2 1 , 2 2 1 , 3 2 1 ) を備えている (該誘導路は、 このような誘導を行うため少なくとも 1個所の湾曲部を備えている。 使用時にお ける前記の線状部材の先端部から胴部への移行部分がこの湾曲部に対応する。 し たがって、 誘導路の径と湾曲部の曲率は、 該線状部材の先端部が通過し得る値に 設定すればよい) 。 また、 その外面の少なくとも 2つの領域 (該釘部材の内面が 実質的に円周面の場合であって、 該誘導部材が板状体からなる時にはその 2つの 側面が、 その横断面が多角形 (その究極の形状が円形である) である該誘導部材 の場合にはその上下の頂点を結んだ辺又は側面が、 この領域に相当する) が該釘 部材の内面と当接している。 尚、 この部材の好ましい材料としては、 高密度ポリ エチレンを代表とするプラスチック、 ステンレス、 チタン、 アルミナ、 ジルコ二 ァ、 ハイドロキシアパタイト等が挙げられる。
以下に、 本発明の代表的な実施態様を説明する。
先ず、 第 1の実施態様 (第 1図〜第 5図及び第 1 1図参照。 尚、 第 5図におい ては、 表示の煩雑さを避けるために誘導部材 (2 0 ) の表記を割愛した) である が、 これは、 誘導部材 (2 0 ) を骨折が完治するまで (正確には、 抜釘時まで) 体内に残置するタイプの骨折治療具である。
ここで、 釘部材 (1 0 ) は、 それが挿入される骨髄(海綿骨が存している部分) の最小内径に対応した外径を有する、 その横断面が実質的に円形の筒状体である (開口部 1 1は、 最大公約数の症例に共通して用いることができるよう、 適用す べき症例によっては、 必要とされる線状部材 (3 0 ) の数より多く形成されてい る) 。 尚、 図示では、 その先端がテーパー状に徐々に縮径する態様になつている が、 これは、 骨折によって形成された狭部 (軸がずれた遠位側の骨片と近位側の 骨片の接合されるべき部分) をスムースに通過せしめるためである。
一方、 誘導部材 (2 0 ) は、 実質的にその外面が該釘部材の内面と当接するよ うな外径を有する、 その横断面が実質的に円形の柱状体である (その中に複数の 誘導路 (2 1 ) が形成されている。 図示では、 円柱状の誘導部材に該誘導路が穿 孔'形成されている態様になっているが、該誘導路の態様はこれに限定されない。 例えば、 該誘導路の数に相当する所定数の管材を筒状体の中に固定したもので あってもよいし、 これらの管状体を上下両端に配された円板 (その周面が該釘部 材の内面と当接するような外径を有するもの) と両円板を連結するロッド部材か らなる支持部材に固定したものであってもよい) 。 ここで重要なことは、 該誘導 路の先端部 (2 2 ) は、 後述する線状部材 (3 0 ) の先端部 (3 1 ) 力 貫通す べき骨皮質に対して斜め遠位方向に誘導されるよう、 斜め遠位方向に傾斜してい ること、 該先端部の最先端が対応する該釘部材の開口部にその軸が一致するよう に形成されていること、 更には湾曲部が該線状部材をスムースに誘導し得る径及 び曲率を有していることである。 尚、 該誘導路の数は、 該線状部材の数に等しい か又はそれ以上である。
因みに、 成人男子の大腿骨骨折(単純骨折) に適用した場合を例として示せば、 その骨折治療具の主要諸元は下記の通りである。
1 ) 釘部材
•材質 :ステンレス製 (これに代えて先に例示した材料を適用しても よい)
-外径 1 0 0〜 1 6 O mm
•長さ 1 5 0〜 4 5 0 mm
•厚さ 1〜 3 mm
•開口部の数 1〜 1 2個
2 ) 誘導部材
•材質 ステンレス製 (これに代えて先に例示した材料を適用しても よい)
•外径 8 0〜 1 5 0 mm
•長さ 1 5 0〜 4 5 0 mm
•誘導路の数 1〜8個
3 ) 線状部材
•材質 キルシュナー鋼線 (これに代えて先に例示した材料を適用し てもよい)
.本数 : 1〜8本
使用にあたっては、 該誘導部材の所定の誘導路の先端が、 該釘部材の所定の開 口部に対応するように該釘部材の内腔に該誘導部材を嵌め込む。
尚、 このタイプの治療具は以下のようにして使用する (大腿骨の中央部近傍が 単純骨折した場合を例として説明する) 。
1 ) 股関節部を切開して転子窟を露出させ、 該転子窟切開部から大腿骨: F E の骨髄空間(前記の通り海綿骨が存する。以下、同様)に、所定の誘導部材(2 0 ) をその内腔に所定の角度で、 且つ所定の位置まで嵌め込んだ釘部材 (1 0 ) を挿 入する。 これによつて、 該釘部材は、 骨折部位: FPの近位側から遠位側に渡つ て位置することになる。
2) 該誘導部材の近位端から、 所定長さの線状部材 (30) (先端部 (31) の態様は、 第 5図図示の各種態様 (3 1 a) 〜 (3 1 d) を始めとする前記の態 様から適宜選択すればよい。 以下、 同様) を所定の誘導路 (2 1) に挿入する。 これによつて、 該線状部材の先端部 (31) は該誘導路の湾曲部を通過し、 該釘 部材の開口部 (1 1) を突き抜け、 その最先端が骨皮質: Cの内面に、 斜め遠位 方向に傾いた状態で突き当たる。
3) 該線状部材の近位端を回転機 (例えば、 ストライカー社製 "コマンド" や スリーェム社製 "ミニドライバー" や "マキシドライバー" 等が挙げられる。 以 下、 同様) に連結し、 該線状部材を回転させる。 これによつて、 該線状部材の先 端部 (31) は骨皮質中を斜め遠位方向に進入する。
4) 該線状部材の最先端が骨皮質の外面を突き抜けた時点で、 該回転機の回転 を止める。 このように、 該線状部材を、 骨皮質を貫通するように適用することが 本発明の大きな特徴である。
5)該線状部材の近位端部を、 該釘部材の近位端部に形成した切り欠き (12) (第 1図及び第 5図参照) に引っかけ、 そして該切り欠きの上方に位置する該線 状部材の近位端部を外方に折り曲げる。
6) 所定数の線状部材に同様の処置を施した上で、 該釘部材の近位端にキヤッ プ部材 (15) (第 5図及び第 1 1図参照) をかぶせる (ここで、 該キャップ部 材の筒部 1 5 bの外周面及び該釘部材の近位端部内周面に、 それぞれネジを切つ ておくことが好ましい。 予期しない該線状部材近位端の該切り欠きからの抜けを より確実に防止し得るからである) 。
尚、 治療が完了した時点で、 再度股関節部を切開し、 線状部材 (30) 、 釘部 材 (1 0) (誘導部材を嵌挿したまま) の順に引抜く (該線状部材の引抜きには、 その適用時とは逆の回転を与える) 。
次に、 第 2の実施態様 (第 6図及び第 7図参照) であるが、 これは、 第 1の実 施態様と同タイプの治療具であり、 釘部材 (1 10) 力 その長手方向全長に渡 り切り欠き (1 13) を有するものであり、 該切り欠きが、 該釘部材の軸廻りの 角度として 60度以下 (該釘部材の開口部 (1 1 1) を形成する面の確保及び該 釘部材の内腔に嵌揷する誘導部材 (120) の抜け落ち防止のため) のものであ る点を除き、 その構成及び使用方法を第 1の実施態様と実質的に同じくするもの である。 尚、その他図示の各符号は、 (121)が該誘導部材の誘導路、 (122) が該誘導路の先端部である (図面には、 第 1の実施態様において説明した該釘部 材の近位端部に設けた切り欠き (12) が明示されていないが、 同様に設けても よい。 以下、 同様) 。
以下に示すものは、 これまでに説明した第 1及び第 2の実施態様とは異なり、 誘導部材を骨折治療具の体内装填完了時に引抜くタイプの骨折治療具 (第 8図〜 第 1 5図参照) である。
その基本的特徴は、 誘導部材 (220, 320) が実質的に板状の部材である こと、 該板状部材の表面又は裏面のいずれか一方の面上又は該板状部材の内部に 1つの誘導路 (22 1, 321) を有している (例えば、 板状体への添設又は板 状体の内部に管状の通路を穿設若しくは板状体一管一板状体の組み合わせ)こと、 該板状部材の 2つの側面において釘部材 (10, 1 10) の内面と当接するもの であること、 である (該釘部材及び線状部材 (30) については、 原則として第 1及び第 2の実施態様にて説明したものを使用すればよい) 。
具体的態様の一つ (第 3の実施態様) は、 第 8図及び第 9図に示す通りである。 尚、 符号 (222) は該誘導路の先端部、 (223) は該誘導部材を引抜くため の取っ手である。
また、 符号 (14) は該誘導部材を該釘部材に嵌合せしめる際のガイドとなる 部材であり、 具体的には該釘部材の内面にその長手方向に直線状に延伸する溝で ある。 一方、 該誘導部材の 2つの側面: SF 1, SF 2には、 この溝と当接係合 する突起 (図示せず) を形成しておく (この突起と溝の関係は逆、 すなわち該釘 部材に該突起を、 該誘導部材に該溝を各々備えたものであってもよい) 。 該釘部 材の内面にこのような溝又は突起を、 それに当接係合させた誘導部材に備えられ た誘導路 (22 1) の先端部 (222) が該釘部材の所定の開口部 (1 1) に対 応するように形成しておけば、 所定の線状部材の先端部 (3 1 ) を該釘部材の所 定の開口部 (1 1 ) に導くことができる。 また、 該誘導部材の該釘部材長手方向 における位置決めは、 例えば該誘導部材の側面に目盛りをつけておくことによつ て行い得る。
この態様の誘導部材を用いた骨折治療は、 該釘部材の骨髄内への挿入に先立つ 該誘導部材の該釘部材内腔への嵌揷を行わないこと、 該線状部材の本数に相当す る回数、 該誘導部材を該釘部材に (該釘部材から) 出し入れすること、 及び該誘 導部材を該治療具の体内装填完了時に該釘部材から抜きとること、 を除き第 1の 実施態様のそれと同様に行えばよい。 尚、 第 1 0図に示した態様は、 この態様の 骨折治療具の体内装填完了時を示している。 この態様においては、 誘導部材 ( 2 2 0 ) は釘部材 (1 0, 1 1 0, 2 1 0 ) の内腔に残置されていないため、 図示されない。
第 1 2図〜第 1 5図に示した態様は、 このタイプの骨折治療具の別の具体的態 様 (第 4の実施態様) を示したものである。
この態様の治療具は、 荷重の掛からない若しくは荷重が掛かることを気にしな くてもよい部位の骨折の治療に用いるものである。
その構成として、 釘部材 (4 1 0 ) が開口部 (1 1 ) を有しない筒状体である こと、 線状部材 (3 0, 5 3 0 ) を少なくとも 1本有すること (先に 「釘部材」 の項にて説明したように、 釘部材の近位側外周に回旋防止具を設ければ 1本でも 骨片の回旋は抑止し得る) 、 該線状部材の先端部 (3 1, 5 3 1 ) が該釘部材の 遠位端より突出するものであること、 該誘導部材が、 その表面又は裏面のいずれ か一方の面上に配設された又は該誘導部材の内部に設けた 1つの誘導路 ( 3 2 1 ) を有する板状の部材であり、 その内部の長手方向に直線状に延伸する 芯合わせ用ロッド部材の通路 (3 2 4 ) を有する (第 3の実施例と同様に、 この 通路も板状体一管一板状体の組み合わせにて形成されたものであってもよい) も のであること、 が前述の実施態様と異なる主な点である (尚、 符号 (3 2 2 ) は 該誘導路の先端部、 (3 2 3 ) は該誘導部材引抜き用の取っ手である) 。
この態様においては、 該誘導部材自体に、 その骨髄内への出し入れ及び該誘導 路先端の位置決めのための細工 (具体的には通路 (3 2 4 ) 及び該通路に内挿さ れるロッド部材 (図示せず) ) をそれぞれ施しているので、 前記第 3の実施態様 のように該誘導部材の側面において該釘部材の内面と当接係合させる必要はない。 尚、 該誘導路先端の位置決めは、 該通路の周り及びロッド部材の周面長手方向に 各々目盛りをつけておくだけでよい。 勿論、 該通路周面と該ロッド部材の周面の 長手方向に第 3の実施例のような溝と突起を各々設けておいてもよい。
因みに、 成人男子の大腕骨骨折 (単純骨折) に適用した場合の骨折治療具の主 要諸元は下記の通りである。
1 ) 釘部材
•材質 :ステンレス製 (これに代えて先に例示した材料を適用しても よい)
•外径 1 0 0〜 1 6 0 mm
•長さ 1 0 0〜4 0 O mm
•厚さ 1 ~ 3 mm
2 ) 誘導部材
•材質 ステンレス製 (これに代えて先に例示した材料を適用しても よい)
•幅 6 0〜: L 4 O mm
•長さ 1 0 0〜3 5 O mm
•厚さ 1〜 5 mm
•誘導路材質 ステンレス製 (これに代えて先に例示した材料を適用しても よい)
3 ) 線状部材
•材質 :キルシュナー鋼線 (これに代えて先に例示した材料を適用し てもよい)
•本数 : 丄〜 1 2本
この態様の治療具は、 次のようにして使用する (上腕骨中央部の単純骨折を例 に説明する) 。 1) 肩関節部を切開して大結節を露出させ、 該大結節切開部から上腕骨: HU の内腔に、 ロッド部材 (図示せず) を挿入し、 該ロッド部材に誘導部材 (320) の通路 (324) を所定の角度で、 かつ所定の位置 (少なくとも骨折部: FPを 超える位置) まで挿通する。
2) 該誘導部材の近位端から、 所定長さの線状部材 (30) を挿入する。 これ によって、 該線状部材の先端部 (3 1) (その態様は前記 31 a〜3 1 dを始め として種々の態様のものを選択し得る)の最先端が骨皮質の所定位置の内面に、 斜め遠位方向に突き当たる。
3) 該誘導路内腔に挿通することによって先端部 (31) から胴部 (32) へ の移行部分が湾曲せしめられた該線状部材の近位端を前記の回転機に連結し、 該 線状部材を回転させる。 これによつて、 該線状部材の先端部 (31) は骨皮質中 を斜め遠位方向に進入する。
4) 該線状部材の最先端が骨皮質の外面を突き抜けた時点で、 該回転機の回転 を止める。
5) 該線状部材から該誘導部材を引抜く。
6) 先に適用した該線状部材をかわしつつ、 再度、 該誘導部材を該ロッド部材 に挿通する。
7) 操作 2) 〜6) までを所定の線状部材の本数分繰り返す。
8) 最後の線状部材における 5) の操作完了後、 全ての線状部材がその内腔に 位置するように、 釘部材 (410) を大腕骨内腔に挿入する。 これによつて、 該 釘部材は、 骨折部位: FPの近位側から遠位側に渡って位置することになる。
9) 最後に、 該線状部材の近位端部を該釘部材の近位端を超えて外方に折り曲 げる。 これによつて、 該線状部材は、 釘部材を介して遠位側の骨皮質と近位側の 骨片とに係止された状態となる。 尚、 第 1から第 3の実施態様のごとく、 該釘部 材の近位端部に切り込み (12) を設け、 これらの切り込みに該線状部材の折り 曲げた近位端を引っかけると共にキャップ部材 (1 5) を該釘部材の近位端にか ぶせる(ねじ込む)態様にしてもよい。また、該釘部材の遠位端に、切り込み(12) に相当する別の切り込み (図示せず) をさらに設け、 該線状部材の先端部がこの 切り込みを通過するようにしてもよい。
尚、 治療が完了した時点で、 再度肩関節部を切開し、 釘部材、 線状部材、 の順 に引抜く。 産業上の利用可能性
上述の通り本発明の骨折治療具によれば、 手術は治療具の挿入時及び引抜き時の 2度、 ごく限られた範囲のみに施されるだけゆえ、 極めて低侵襲な処置をもたら す。 更に、 原則として X線の使用は限られた範囲及び時間行うので X線被曝は、 特に問題となることはない。 また、 本発明の線状部材は、 釘部材の開口部を介し て、 骨髄側から骨皮質を斜めに貫通し該骨皮質中に固定されるので、 骨片の固定 は極めて強固である。 しかも、 それに係る操作は誘導部材にて極めて容易に行い 得るので、 術者の負担は大幅に改善される。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 骨髄内に挿入される骨折治療具であって、 対象骨の近位端から骨折部位を通 過して延伸し得る長さを有する筒状体であって、 その壁部に該壁部を貫通する複 数の開口部を有する釘部材;と、 該開口部を該釘部材の内腔から外側へと貫通し 得る径を有し、 且つ骨皮質を斜め遠位方向に貫通し得る長さの先端部と、 該先端 部に引き続き該対象骨の近位端まで延伸する胴部を有する少なくとも 1本の線状 部材であって、 その数が該開口部の数以下である線状部材; と、 該線状部材をそ の内腔に挿通可能に収容し得ると共に、 該線状部材の先端部を対応する該開口部 へと斜め遠位方向に誘導し得る少なくとも 1つの誘導路を備え、 その外面の少な くとも 2つの領域で該釘部材の内面と当接する誘導部材と、からなる骨折治療具。
2 . 該誘導部材が、 少なくとも該線状部材の数と同数の誘導路を有するものであ り、 その外面が該釘部材の内面と当接するものである請求の範囲第 1項に記載の 骨折治療具。
3 . 該釘部材が、 その長手方向全長に渡り切り欠きを有するものであり、 該切り 欠きが、 該釘部材の軸廻りの角度として 6 0度以下のものである請求の範囲第 1項又は第 2項に記載の骨折治療具。
4 . 該誘導部材が、 板状の部材であり、 その表面又は裏面のいずれか一方の面上 に添設された又はその内部に設けられた 1つの誘導路を有し、 その 2つの側面に おいて該釘部材の内面と当接するものである請求の範囲第 1項に記載の骨折治療 具。
5 . 該釘部材の内面に、 その長手方向に直線状に延伸する突起又は溝を備えると 共に、 該誘導部材の側面に、 その長手方向に直線状に延伸する該釘部材の突起又 は該溝と当接係合する溝又は突起を備えている請求の範囲第 4項に記載の骨折治 療具。
6 . 該線状部材が直線状のキルシュナー鋼線である請求の範囲第 1項乃至第 5項 のいずれか 1に記載の骨折治療具。
7 . 該線状部材が、 その先端に雄ネジが切られたものである請求の範囲第 6項に 記載の骨折治療具。
8 . 該釘部材の近位端の壁部に、 少なくとも該線状部材の数と同数の切り欠きを 有する請求の範囲第 1項乃至第 5項のいずれか 1に記載の骨折治療具。
9 . 該切り欠きが、 折り曲げた該線状部材の近位端部を係止可能なものである請 求の範囲第 8項に記載の骨折治療具。
1 0 . 該線状部材が直線状のキルシュナー鋼線である請求の範囲第 8項又は第 9項に記載の骨折治療具。
1 1 .該線状部材が、その先端に雄ネジが切られたものである請求の範囲第 1 0項 に記載の骨折治療具。
1 2 . 該釘部材が該開口部を有しない筒状体であり、 その先端部が該釘部材の遠 位端より突出する該線状部材を少なくとも 1本有するものであり、該誘導部材が、 板状の部材であり、 その表面又は裏面のいずれか一方の面上に添設された又はそ の内部に設けられた 1つの誘導路と、 その長手方向に直線状に延伸する芯合わせ 用の通路を有するものである請求の範囲第 1項に記載の骨折治療具。
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