JPWO2021146350A5 - - Google Patents

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JPWO2021146350A5
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データセット中の2つの偽陰性は、試験閾値を僅かに満たしておらず(>33Ct)、時間に関連しているというより、ランダムであるように見える。その高い感度により、SARS-CoV-2 Ag試験(LOD32TCID50/ml)は、Ct<33の全ての陽性患者を正しく識別する。他のSARS-CoV-2抗原試験の報告されたLOD値に基づくと、それらの試験はCt>30を特定できない可能性があるようである。この(図示の)データセットに基づくと、Ct>30を識別できない試験は、約80%(51/65)の比較感度に変換される。
なお、出願時の請求項は、以下の通りである。
<請求項1>
(a)マイクロ流体デバイスのマイクロチャネルにサンプル液体を導入する工程であって、前記サンプル液体は、前記マイクロチャネルの第1部分を占め、前記第1部分に隣接する前記マイクロチャネルの第2部分が、ガスによって占められ、前記サンプル液体及び前記ガスは、それらの間に液体-気体の界面を形成する、という工程と、
(b)前記マイクロチャネルの前記第2部分において前記ガスの圧力を繰り返し変更することにより、前記サンプル液体に圧力振動を誘発する工程と、
を備えたことを特徴とする方法。
<請求項2>
前記マイクロチャネルに前記サンプル液体を導入する前記工程は、前記マイクロ流体デバイスのサンプル導入ポートに前記サンプル液体を適用する工程を含み、
前記マイクロチャネルの前記第1部分は、前記サンプル導入ポートの下流(すなわち、チャネルまたはネットワーク内で前記適用ゾーンに対して遠位側)にあり、
前記マイクロチャネルの前記第2部分は、前記マイクロチャネルの前記第1部分の下流にある
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
<請求項3>
前記マイクロチャネルの前記第2部分において前記ガスの圧力を繰り返し変更する前記工程は、少なくとも約10Hzの周波数、少なくとも約25Hzの周波数、少なくとも約100Hzの周波数、少なくとも約250Hzの周波数、少なくとも約500Hzの周波数、少なくとも約700Hzの周波数、少なくとも約750Hzの周波数、または、少なくとも約1000Hzの周波数、で実行される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
<請求項4>
前記マイクロチャネルの前記第2部分において前記ガスの圧力を繰り返し変更する前記工程は、音響周波数以下の周波数、例えば、約2000Hz以下の周波数、約1500Hz以下の周波数、約1250Hz以下の周波数、約1000Hz以下の周波数、約900Hz以下の周波数、または、約800Hz以下の周波数、で実行される
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
<請求項5>
前記マイクロチャネルの前記第2部分において前記ガスの圧力を繰り返し変更する前記工程は、前記マイクロチャネルの前記第2部分の壁を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の方法。
<請求項6>
前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁を振動させる前記工程は、前記マイクロチャネルの前記第2部分において前記ガスの圧力を変更する前記工程の周波数で、前記壁を全ピークツーピーク距離に亘って振動させる工程を含み、
前記全ピークツーピーク距離は、前記マイクロ流体デバイスによって規定される平面に対して垂直な軸に沿って測定され、約75μm以下、約65μm以下、約50μm以下、約40μm以下、約25μm以下、約20μm以下、約15μm以下、約10μm以下、約8μm以下、約7μm以下、または、約6μm以下、である
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
<請求項7>
前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁を振動させる前記工程は、前記マイクロチャネルの前記第2部分において前記ガスの圧力を変更する前記工程の周波数で、前記壁を全ピークツーピーク距離に亘って振動させる工程を含み、
前記全ピークツーピーク距離は、前記マイクロ流体デバイスによって規定される平面に対して垂直な軸に沿って測定され、少なくとも約1μm、少なくとも約2μm、少なくとも約2.5μm、少なくとも約3μm、少なくとも約4μm、少なくとも約5μm、少なくとも約10μm、少なくとも約15μm、または、少なくとも約20μm、である
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
<請求項8>
前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁を振動させる前記工程は、前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁の外面を機械的部材と接触させることによって実行される
ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の方法。
<請求項9>
前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁によって移動される距離とほぼ同じ距離である、前記マイクロ流体デバイスによって規定される平面に対して垂直な軸に沿って測定される距離の全体に亘って、前記機械的部材を振動させる工程
を備えたことを特徴とする請求項8に記載の方法。
<請求項10>
前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁の外面を機械的部材と接触させる前記工程は、前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁を前記機械的部材と、約12mm2以下、約10mm2以下、約8mm2以下、約6mm2以下、または、約5mm2以下、である全面積に亘って接触させる工程を含む
ことを特徴とする請求項8または9に記載の方法。
<請求項11>
前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁の外面を機械的部材と接触させる前記工程は、前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁を前記機械的部材と、少なくとも約1mm2、少なくとも約2mm2、少なくとも約3mm2、少なくとも約4mm2、または、少なくとも約5mm2、である全面積に亘って接触させる工程を含む
ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の方法。
<請求項12>
前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁の外面を機械的部材と接触させる前記工程は、前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁を前記機械的部材と、当該接触位置における前記マイクロチャネルの前記第2部分の幅の、少なくとも約10%、少なくとも約15%、少なくとも約20%、または、少なくとも約25%、に対応する距離に亘って接触させる工程を含む
ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載の方法。
<請求項13>
前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁の外面を機械的部材と接触させる前記工程は、前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁を前記機械的部材と、当該接触位置における前記マイクロチャネルの前記第2部分の幅の、約35%以下、約30%以下、または、約25%以下、に対応する距離に亘って接触させる工程を含む
ことを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載の方法。
<請求項14>
前記機械的部材との前記接触位置における前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記幅は、前記液体サンプルによって占められる前記マイクロチャネルの前記第1部分の幅よりも、少なくとも約1.25倍大きい、少なくとも約1.5倍大きい、または、少なくとも約2倍大きい
ことを特徴とする請求項8乃至13のいずれかに記載の方法。
<請求項15>
前記機械的部材を振動させる前記工程は、前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁の前記外面と接触する前記機械的部材を、例えば圧電的に、作動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項8乃至14のいずれかに記載の方法。
<請求項16>
前記機械的部材は、横方向に延在するアーム、例えば圧電ベンダー、を介してアクチュエータ、例えば圧電アクチュエータ、に接続されており、
前記アクチュエータは、前記マイクロチャネルの前記第1及び第2部分から横方向にオフセットされている
ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
<請求項17>
前記アクチュエータは、前記機械的部材によって接触される領域から、少なくとも約1cm、少なくとも約1.5cm、または、少なくとも約2cm、の距離だけ横方向にオフセットされている
ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
<請求項18>
前記サンプル液体を前記マイクロチャネルに導入する前に前記マイクロチャネルの前記第2部分の壁を圧縮する工程と、
前記サンプル液体を前記マイクロチャネルに導入しながら前記マイクロチャネルの前記壁の圧縮を維持する工程と、
を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至17のいずれかに記載の方法。
<請求項19>
前記マイクロチャネルの前記第2部分の内部が、間隔を置いて配置された第1及び第2の電気接点を含み、
前記圧縮する工程は、前記第1及び第2の電気接点が電気的導通状態であることを示す電気信号を受信するまで、前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁を圧縮する工程を含む
ことを特徴とする請求項18に記載の方法。
<請求項20>
前記電気信号を受信した後であって前記サンプル液体を前記マイクロチャネルに導入する前に、前記第1及び第2の電気接点間の電気的導通の喪失を示す電気信号を受信するまで、前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁の前記圧縮を低減させる工程
を更に備えることを特徴とする請求項19に記載の方法。
<請求項21>
前記圧縮する工程は、前記マイクロ流体デバイスによって規定される平面に対して垂直な軸に沿って測定される最大距離Dだけ、前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁を圧縮する工程を含み、
当該方法は、前記サンプル液体を前記マイクロチャネルに導入する工程の前に、前記距離Dに対する前記圧縮の、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、または、本質的に全て、を維持する工程
を更に備えたことを特徴とする請求項18乃至20のいずれかに記載の方法。
<請求項22>
前記マイクロチャネルの前記第2部分を圧縮する前記工程は、前記マイクロ流体デバイスによって規定される平面に対して垂直な軸に沿って測定される前記マイクロチャネルの前記第2部分の内部高さを、当該圧縮の前に測定される前記マイクロチャネルの前記第2部分の全体内部高さの、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約65%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、または少なくとも約90%、だけ低減させる工程を含む
ことを特徴とする請求項18乃至21のいずれかに記載の方法。
<請求項23>
前記マイクロチャネルの前記第2部分を圧縮する前記工程は、前記マイクロ流体デバイスによって規定される平面に対して垂直な軸に沿って測定される前記マイクロチャネルの前記第2部分の内部高さを、少なくとも約40μm、少なくとも約50μm、少なくとも約60μm、少なくとも約70μm、少なくとも約75μm、少なくとも約85μm、または、少なくとも約90μm、だけ低減させる工程を含む
ことを特徴とする請求項18乃至21のいずれかに記載の方法。
<請求項24>
前記マイクロ流体デバイスによって規定される平面に対して垂直な軸に沿って測定される前記マイクロチャネルの前記第2部分の全体内部高さは、前記圧縮する工程の前において、約50~200μmの間、約75~150μmの間、約90~130μmの間、または、約110μm、である
ことを特徴とする請求項18乃至23のいずれかに記載の方法。
<請求項25>
前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁を圧縮する前記工程は、前記ガスの一部分を前記マイクロチャネルの前記第2部分から少なくとも前記マイクロチャネルの前記第1部分内へと追い出す
ことを特徴とする請求項18乃至24のいずれかに記載の方法。
<請求項26>
前記圧縮する工程の前に、前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁の外面は略平面状であり、
前記圧縮する工程の後には、前記マイクロチャネルの前記第2部分の前記壁の前記外面は、凹面状である
ことを特徴とする請求項18乃至25のいずれかに記載の方法。
<請求項27>
前記サンプル液体の導入時に、当該サンプル液体は、毛細管現象によって、前記マイクロチャネルの少なくとも一部分を通るように、
(i)前記サンプル液体の先頭の液体-気体の界面が、前記チャネル内で前記マイクロチャネルの少なくとも前記第2部分の上流(すなわち、チャネルまたはネットワーク内で前記適用ゾーンに対して近位側)に配置された第1毛細管停止部に到達するまで、及び/または、
(ii)前記先頭の液体-気体の界面の下流側のガス圧力が、前記サンプル液体の更に下流側への毛細管流れを停止させるのに十分に高くなるまで、
流れる
ことを特徴とする請求項18乃至26のいずれかに記載の方法。
<請求項28>
前記サンプル液体の下流への流れが停止した後、前記マイクロチャネルの前記第2部分に適用される前記圧縮を低減させることによって前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面のガス圧力を低減させ、それによって、前記サンプル液体をして前記マイクロチャネルの前記第2部分に向けて前記マイクロチャネルに沿って更なる距離だけ移動させる工程
を更に備えたことを特徴とする請求項27に記載の方法。
<請求項29>
前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面をして、前記マイクロチャネルの前記第2部分に向けて、少なくとも約10μm/s、少なくとも約20μm/s、少なくとも約50μm/s、少なくとも約400μm/s、少なくとも約600μm/s、少なくとも約750μm/s、少なくとも約1000μm/s、少なくとも約1250μm/s、または、少なくとも約1500μm/s、の速度で移動させる、
のに十分な速度で前記マイクロチャネルの前記第2部分に適用される前記圧縮を低減させる工程
を更に備えたことを特徴とする請求項28に記載の方法。
<請求項30>
前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面をして、前記マイクロチャネルの前記第2部分に向けて、約2000μm/s以下、約1900μm/s以下、約1800μm/s以下、約1500μm/s以下、約1250μm/s以下、約1000μm/s以下、約750μm/s以下、約500μm/s以下、約250μm/s以下、約150μm/s以下、約100μm/s以下、または、約75μm/s以下、の速度で移動させる、
のに十分な速度で前記マイクロチャネルの前記第2部分に適用される前記圧縮を低減させる工程
を更に備えたことを特徴とする請求項28または29に記載の方法。
<請求項31>
前記更なる距離は、最初に停止された時の前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面と、前記マイクロチャネルの前記第2部分の最大圧縮点と、の間の前記マイクロチャネルに沿った全体距離の、約10%~60%の間、約20%~50%の間、約25%~40%の間、約25%、約35%、または、約50、である
ことを特徴とする請求項28乃至30のいずれかに記載の方法。
<請求項32>
前記更なる距離は、
少なくとも約1mm、少なくとも約2mm、少なくとも約3mm、少なくとも約4mm、または、少なくとも約5mm、
である
ことを特徴とする請求項28乃至31のいずれかに記載の方法。
<請求項33>
前記更なる距離は、
約10mm以下、約9mm以下、約8mm以下、約7mm以下、約6mm以下、または、約5mm以下、である
ことを特徴とする請求項28乃至32のいずれかに記載の方法。
<請求項34>
前記更なる距離は、前記サンプル液体をして、少なくとも約100nL、少なくとも約200nL、少なくとも約300nL、または、少なくとも約400nL、だけ前記マイクロチャネル内の前記先頭の液体-気体の界面の前方にあるガスの体積を置換させる
ことを特徴とする請求項28乃至33のいずれかに記載の方法。
<請求項35>
前記更なる距離は、前記サンプル液体をして、約1000nL以下、約900nL以下、約800nL以下、約700nL以下、約600nL以下、または、約500nL以下、だけ前記マイクロチャネル内の前記先頭の液体-気体の界面の前方にあるガスの体積を置換させる
ことを特徴とする請求項28乃至34のいずれかに記載の方法。
<請求項36>
前記マイクロチャネルは、その中に堆積された1または複数の第1試薬を含む第1試薬ゾーンを有しており、
当該試薬ゾーンは、最初に停止された時の前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面と、前記マイクロチャネルの前記第2部分の最大圧縮点と、の間に配置されており、
前記更なる距離は、前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面をして、前記第1試薬ゾーンの全体をトラバースさせるのに十分である
ことを特徴とする請求項28乃至35のいずれかに記載の方法。
<請求項37>
前記マイクロチャネルの前記第2部分に適用される前記圧縮を低減させる前記工程は、エネルギパルスの付与と同時に実行される
ことを特徴とする請求項28乃至36のいずれかに記載の方法。
<請求項38>
前記マイクロチャネルの前記第2部分において前記ガスの圧力を変更する前記工程は、混合を誘発する
ことを特徴とする請求項37に記載の方法。
<請求項39>
前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面が前記マイクロチャネルの前記第2部分に向けて前記マイクロチャネルに沿って所定の更なる距離だけ移動した後で、前記マイクロチャネルの前記第2部分の圧縮を低減させる前記工程を停止する工程
を更に備え、
前記サンプル液体は、毛細管現象によって、
(i)前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面が、前記第1毛細管停止部の下流側で前記マイクロチャネルの少なくとも前記第2部分の上流側に配置された前記チャネル内の第2毛細管停止部に到達するまで、及び/または、
(ii)前記先頭の液体-気体の界面の下流側のガス圧力が、前記サンプル液体の更に下流側への毛細管流れを停止させるのに十分に高くなるまで、
流れる
ことを特徴とする請求項28乃至38のいずれかに記載の方法。
<請求項40>
前記試薬は、前記サンプル液体によって動員可能である
ことを特徴とする請求項37乃至39のいずれかに記載の方法。
<請求項41>
前記マイクロチャネルの前記第2部分の圧縮を低減させる前記工程の停止に引き続いて前記サンプル液体の下流への流れが停止した後、前記マイクロチャネルの前記第2部分に適用される前記圧縮を更に低減させることによって前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面のガス圧力を再び低減させ、それによって、前記サンプル液体をして前記マイクロチャネルの前記第2部分に向けて前記マイクロチャネルに沿って更なる距離だけ再び移動させる工程
を更に備えたことを特徴とする請求項39または40に記載の方法。
<請求項42>
前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面をして、前記マイクロチャネルの前記第2部分に向けて、少なくとも約400μm/s、少なくとも約600μm/s、少なくとも約750μm/s、少なくとも約1000μm/s、少なくとも約1250μm/s、または、少なくとも約1500μm/s、の速度で移動させる、
のに十分な速度で前記マイクロチャネルの前記第2部分に適用される前記圧縮を低減させる工程
を更に備えたことを特徴とする請求項41に記載の方法。
<請求項43>
前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面をして、前記マイクロチャネルの前記第2部分に向けて、約2000μm/s以下、約1900μm/s以下、約1800μm/s以下、または、約1700μm/s以下、の速度で移動させる、
のに十分な速度で前記マイクロチャネルの前記第2部分に適用される前記圧縮を低減させる工程
を更に備えたことを特徴とする請求項41または42に記載の方法。
<請求項44>
前記更なる距離は、最初に停止された時の前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面と、前記マイクロチャネルの前記第2部分の最大圧縮点と、の間の前記マイクロチャネルに沿った全体距離の、約10%~60%の間、約20%~50%の間、約25%~40%の間、約25%、約35%、または、約50、である
ことを特徴とする請求項41乃至43のいずれかに記載の方法。
<請求項45>
前記更なる距離は、
少なくとも約1mm、少なくとも約2mm、少なくとも約3mm、少なくとも約4mm、または、少なくとも約5mm、
である
ことを特徴とする請求項41乃至44のいずれかに記載の方法。
<請求項46>
前記更なる距離は、
約10mm以下、約9mm以下、約8mm以下、約7mm以下、約6mm以下、または、約5mm以下、である
ことを特徴とする請求項41乃至45のいずれかに記載の方法。
<請求項47>
前記更なる距離は、前記サンプル液体をして、少なくとも約100nL、少なくとも約200nL、少なくとも約300nL、または、少なくとも約400nL、だけ前記マイクロチャネル内の前記先頭の液体-気体の界面の前方にあるガスの体積を置換させる
ことを特徴とする請求項41乃至46のいずれかに記載の方法。
<請求項48>
前記更なる距離は、前記サンプル液体をして、約1000nL以下、約900nL以下、約800nL以下、約700nL以下、約600nL以下、または、約500nL以下、だけ前記マイクロチャネル内の前記先頭の液体-気体の界面の前方にあるガスの体積を置換させる
ことを特徴とする請求項41乃至47のいずれかに記載の方法。
<請求項49>
前記マイクロチャネルは、その中に堆積された1または複数の第2試薬を含む第2試薬ゾーンを有しており、
当該第2試薬ゾーンは、前記第1試薬ゾーンと、前記マイクロチャネルの前記第2部分の最大圧縮点と、の間に配置されており、
前記更なる距離は、前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面をして、前記第2試薬ゾーンの全体をトラバースさせるのに十分である
ことを特徴とする請求項41乃至48のいずれかに記載の方法。
<請求項50>
前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面が前記マイクロチャネルの前記第2部分に向けて前記マイクロチャネルに沿って所定の更なる距離だけ再び移動した後で、前記マイクロチャネルの前記第2部分の圧縮を更に低減させる前記工程を停止する工程
を更に備え、
前記サンプル液体は、毛細管現象によって、
(i)前記サンプル液体の前記先頭の液体-気体の界面が、前記第1毛細管停止部の下流側で前記マイクロチャネルの少なくとも前記第2部分の上流側に配置された前記チャネル内の第2毛細管停止部に到達するまで、及び/または、
(ii)前記先頭の液体-気体の界面の下流側のガス圧力が、前記サンプル液体の更に下流側への毛細管流れを停止させるのに十分に高くなるまで、
流れる
ことを特徴とする請求項41乃至49のいずれかに記載の方法。
<請求項51>
前記マイクロチャネルの前記第2部分に適用される前記圧縮を低減させる前記工程を同時に実行しながら、前記マイクロチャネルの前記第2部分において前記ガスの圧力を繰り返し変更する前記工程を実行する工程
を更に備えたことを特徴とする請求項43乃至50のいずれかに記載の方法。
<請求項52>
前記マイクロチャネルの前記第2部分において前記ガスの圧力を変更する前記工程は、混合を誘発する
ことを特徴とする請求項51に記載の方法。
<請求項53>
前記マイクロチャネルは、前記マイクロチャネルの前記第2部分の上流側で周囲雰囲気と気体連通しており、前記マイクロチャネルの前記第2部分の下流側では前記周囲雰囲気に対してシールされており、それによって、前記マイクロチャネルの前記第2部分の圧縮が、前記マイクロチャネルの前記第2部分から前記マイクロチャネルの前記第1部分に向けてガスを追い出す
ことを特徴とする請求項1乃至52のいずれかに記載の方法。
<請求項54>
前記サンプル液体に圧力振動を誘発する前記工程の前に、前記圧縮の、少なくとも約50%、少なくとも約65%、少なくとも約75%、少なくとも約85%、または、少なくとも約90%、を維持する工程
を更に備えたことを特徴とする請求項18乃至53のいずれかに記載の方法。
<請求項55>
前記液体-気体の界面は、前記マイクロチャネルの長手方向軸線に対して略垂直に配向されている
ことを特徴とする請求項1乃至54のいずれかに記載の方法。
<請求項56>
前記マイクロチャネルの前記第1及び第2部分は、前記マイクロチャネルの長手方向軸線に沿って連続的に位置決めされている
ことを特徴とする請求項1乃至55のいずれかに記載の方法。
<請求項57>
前記液体-気体の界面は、略鉛直方向の軸線に沿って配向されており、
前記マイクロチャネルの長手方向軸線は、略水平方向の軸線に沿って配向されている
ことを特徴とする請求項1乃至56のいずれかに記載の方法。
<請求項58>
前記マイクロチャネルの前記第2部分において前記ガスの圧力を繰り返し変更する工程を同時に実行しながら、前記マイクロチャネルに沿った前記振動の振幅よりも大きい距離に亘って前記マイクロチャネルに沿って前記液体-気体の界面の平均位置を平行移動させる工程
を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至57のいずれかに記載の方法。
<請求項59>
前記サンプル液体は、磁性粒子に免疫学的リンクによって結合された蛍光タグ、及び、磁性粒子を含まない蛍光タグ、を含んでおり、
当該方法は、
前記マイクロチャネルの前記第2部分において前記ガスの圧力を繰り返し変更する工程を同時に実行しながら、前記マイクロチャネルの前記第1部分に磁界を適用する工程
を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至58のいずれかに記載の方法。
<請求項60>
前記磁界の軸線は、前記液体-気体の界面によって規定される対称軸に略平行に配向されている
ことを特徴とする請求項59に記載の方法。
<請求項61>
前記マイクロチャネルの長手方向軸線に沿って前記液体-気体の界面の位置を平行移動させる工程
を更に備え、
前記磁界の軸線は、前記マイクロチャネルの前記長手方向軸線に対して略垂直に配向されている
ことを特徴とする請求項59または60に記載の方法。
<請求項62>
前記マイクロチャネルの前記第1部分は、前記マイクロチャネルの前記第1部分の長手方向軸線に沿って互いから間隔を置いて配置されたサンプル液体の複数の液体-気体の界面を有しており、
前記マイクロチャネルの前記第2部分において前記ガスの圧力を繰り返し変更する工程は、前記マイクロチャネルの前記長手方向軸線に対して、前記複数の界面の位置を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項1乃至58のいずれかに記載の方法。
<請求項63>
各界面の位置の振動は、前記マイクロチャネルの前記第1部分の前記長手方向軸線に対して略垂直な軸線に沿って生じる
ことを特徴とする請求項62に記載の方法。
<請求項64>
マイクロ流体デバイス内でサンプル液体を移動させる方法であって、
(a)マイクロ流体デバイスのマイクロチャネルの壁の一部を圧縮する工程と、
(b)サンプル液体を前記マイクロチャネルに導入する工程であって、前記液体は前記マイクロチャネルに沿って前記マイクロチャネルの前記圧縮される壁に向かって途中までしか進行しない、という工程と、
(c)前記壁の前記圧縮を少なくとも部分的に低減させ、且つ、前記圧縮される壁を振動させることにより、前記サンプル液体を前記マイクロチャネルに沿って前記マイクロチャネルの前記圧縮される壁に向けて更に移動させる工程と、
を備えたことを特徴とする方法。
<請求項65>
前記圧縮を低減させる工程と前記壁を振動させる工程とを、同時に実行する工程
を備えたことを特徴とする請求項64に記載の方法。
<請求項66>
前記壁を圧縮する前記工程は、前記マイクロチャネルの高さを、少なくとも約50μm、少なくとも約60μm、または、少なくとも約70μm、だけ減少させる工程を含む
ことを特徴とする請求項64または65に記載の方法。
<請求項67>
前記壁を振動させる前記工程は、前記マイクロチャネルの高さに対応する寸法に沿って測定される、約10μm以下、約7.5μm以下、または、約5μm以下、の距離だけ前記壁を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項64乃至66のいずれかに記載の方法。
<請求項68>
前記壁を振動させる前記工程は、少なくとも約1μm、少なくとも約2μm、または、少なくとも約2.5μm、の距離だけ前記壁を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項64乃至67のいずれかに記載の方法。
<請求項69>
(a)毛細管を提供する工程であって、前記毛細管は、長手方向軸線を規定すると共に液体とガスとを含む毛細管チャネルを有している、という工程と、
(b)前記ガスの圧力を振動させる工程と、
を備えた方法であって、
前記液体及び前記ガスは、前記長手方向軸線に沿った前記毛細管チャネルのそれぞれの連続的な第1及び第2部分内に配置されており、
前記液体及び前記ガスは、それらの間に気体-液体の界面を形成している
ことを特徴とする方法。
<請求項70>
前記毛細管は、前記毛細管チャネルの前記第1部分の前記長手方向軸線に沿って互いに間隔を置いて配置された複数のキャビティを規定し、
各キャビティは、その中に配置されたガスを含み、
各キャビティ内の前記ガス及び前記液体が、それらの間の気体-液体の界面を形成している
ことを特徴とする請求項69に記載の方法。
<請求項71>
前記壁は、外壁である
ことを特徴とする請求項5乃至68のいずれかに記載の方法。
<請求項72>
互いに対して固定され、共に略平面状の広がりを有し、少なくとも部分的にマイクロ流体チャネルネットワークを規定する第1及び第2の基板と、
試薬と、
を備え、
前記第1の基板は、前記マイクロ流体チャネルネットワークのマイクロチャネルの上方または下方の内面を規定しており、
前記第2の基板は、前記マイクロチャネルの2つの対向する側壁の少なくとも一方を規定しており、
前記試薬の第1部分が、前記マイクロチャネルの前記2つの対向する側壁の間の前記マイクロチャネルの前記上方または下方の内面上の前記マイクロチャネル内に配置されており、
前記試薬の第2部分が、前記第1及び第2の基板の前記略平面状の広がりに対して略垂直な軸線に沿って前記第1及び第2の基板の間であって前記マイクロチャネルの外側に配置されている
ことを特徴とするマイクロ流体デバイス。
<請求項73>
前記第2基板に対して固定され、前記第1及び第2の基板と共に略平面状の広がりを有し、少なくとも部分的に前記第1及び第2の基板と共に前記マイクロ流体チャネルネットワークを規定する第3の基板
を更に備え、
前記第3の基板は、前記マイクロチャネルの前記上方または下方の内面の他方を規定している
ことを特徴とする請求項72に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項74>
前記試薬は、溶解試薬、緩衝試薬、検出可能に標識付け(ラベル付け)された試薬(例えば、蛍光標識試薬)、検出対象の標的に特異的に結合するように構成された試薬、磁気的に標識付け(ラベル付け)された試薬、または、それらの組み合わせ、からなる群から選択される
ことを特徴とする請求項72または73に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項75>
前記試薬は、非液体状態、例えば、乾燥状態または凍結乾燥状態である
ことを特徴とする請求項72乃至74のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項76>
当該マイクロ流体デバイスの使用中、
前記マイクロチャネル内の前記試薬の前記第1部分は、サンプル液体によって可溶化され、
前記マイクロチャネルの外側の前記試薬の前記第2部分の実質的に全てが、前記サンプル液体によって可溶化された状態を維持し、及び/または、前記第1及び第2の基板の前記略平面状の広がりに対して略垂直な前記軸線に沿って前記第1及び第2の基板の間であって前記マイクロチャネルの外側に配置された状態を維持する
ことを特徴とする請求項72乃至75のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項77>
前記第1、第2及び第3の基板のうちの、少なくとも1つ、例えば少なくとも2つまたは3つ全てが、前記第1及び第2の基板の前記略平面状の広がりに対して略垂直な前記軸線に沿って複数層からなっている
ことを特徴とする請求項73乃至76のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項78>
前記第1、第2及び第3の基板のうちの、少なくとも1つ、例えば少なくとも2つまたは3つ全てが、前記第1及び第2の基板の前記略平面状の広がりに対して略平行な軸線に沿って配置された2以上の別個の基板からなっている
ことを特徴とする請求項73乃至77に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項79>
前記第2の基板は、前記第1及び第2の基板を共に固定し、且つ、前記第2及び第3の基板を共に固定する接着剤層を含む
ことを特徴とする請求項73乃至78のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項80>
前記第2の基板は、前記マイクロチャネルの2つの対向する側壁を規定している
ことを特徴とする請求項72乃至79のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項81>
前記マイクロチャネルは、長手方向軸線を規定しており、
前記マイクロチャネルの少なくとも1つの側壁、例えば両方の側壁が、複数のキャビティを規定しており、
前記複数のキャビティの各々が、当該キャビティの位置で前記長手方向軸線に略垂直に配向された長手方向軸線を有する
ことを特徴とする請求項72乃至80のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項82>
前記試薬の前記第2部分は、
(i)前記第1及び第2の基板の前記略平面状の広がりに対して略垂直な軸線に沿って前記第1及び第2の基板の間であって前記マイクロチャネルの外側に、及び、
(ii)隣接するキャビティ間の位置で前記チャネルの前記長手方向軸線に略平行な軸線に沿うように当該隣接するキャビティ間に、
配置された試薬を含む
ことを特徴とする請求項81に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項83>
前記第2の基板は、前記マイクロチャネルの2つの対向する側壁を規定している
ことを特徴とする請求項72乃至82のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項84>
マイクロ流体デバイスであって、
液体を受容するように構成されたマイクロチャネル、及び、当該マイクロチャネルと流体通信する機械的操作ゾーン、を含むマイクロ流体チャネルネットワークと、
第1位置で前記マイクロ流体チャネルネットワーク内の液体に接触するように配置された第1電極と、
前記第1電極から、前記マイクロ流体チャネルネットワークの外側の当該マイクロ流体デバイス上に配置された第1電気接点まで延在する第1導電性リード線と、
前記第1位置から離間した第2位置で前記マイクロ流体ネットワーク内の液体に接触するように配置された第2電極と、
前記第2電極から、前記マイクロ流体チャネルネットワークの外側の当該マイクロ流体デバイス上に配置され且つ前記第1電気接点から離間して配置された第2電気接点まで延在する第2導電性リード線と、
を備え、
前記機械的操作ゾーンは、第1操作部分と第2操作部分とを含み、
前記第1及び第2操作部分の一方の機械的操作が、前記第1及び第2操作部分の他方に対して、前記マイクロチャネル内に液体が存在する場合、当該液体の移動を誘発し、
前記第1導電性リード線は、前記機械的操作ゾーン内に、または、前記機械的操作ゾーンに隣接して配置された第1リード線部分を含み、
前記第2導電性リード線は、前記機械的操作ゾーン内に、または、前記機械的操作ゾーンに隣接して配置された第2リード線部分を含み、
前記第1及び第2電極は、各々、それぞれの第1及び第2位置でそれぞれの液体感知機能または標的検出機能を実行するように構成されており、
前記第1及び第2操作部分の一方の機械的操作は、前記第1及び第2操作部分の他方に対して、前記第1及び第2リード線を互いに電気的導通状態にもたらすか、あるいは、前記第1及び第2リード線間の電気的導通を遮断する
ことを特徴とするマイクロ流体デバイス。
<請求項85>
前記機械的操作ゾーンは、前記マイクロチャネルと流体連通しているガスブラダーである
ことを特徴とする請求項84に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項86>
前記第1操作部分は、前記ガスブラダーの第1壁であり、
前記第2操作部分は、前記ガスブラダーの第2壁であり、
前記第1及び第2壁は、互いに対向して配置されている
ことを特徴とする請求項85に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項87>
前記第1及び第2操作部分は、前記機械的操作ゾーンの圧縮が前記第1及び第2リード線を互いに電気的導通状態にもたらすように、配置されている
ことを特徴とする請求項85または86に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項88>
前記第1及び第2操作部分は、各々、前記機械的操作ゾーンの前記第1及び第2壁の一方の内面上に配置され、
前記第1及び第2壁の他方の内部は、前記機械的操作ゾーンの圧縮時に前記第1及び第2リード線を互いに電気的導通状態にもたらすように構成された導電性表面を含む
ことを特徴とする請求項87に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項89>
前記導電性表面は、前記第1及び第2壁の他方の内部に固定された導電性ブリッジ部材の表面である
ことを特徴とする請求項88に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項90>
被験者からのサンプル内の抗コロナウイルススパイクタンパク質抗体を検出するための方法であって、
第1及び第2試薬を含む血清学的アッセイに前記サンプルを適用する工程
を備え、
前記第1試薬は、コロナウイルススパイクタンパク質の受容体結合ドメイン(RBD)またはそのフラグメントを含み、検出可能な標識または捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されており、
前記第2試薬は、検出可能な標識または捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されており、
前記第1試薬及び前記第2試薬は、抗コロナウイルススパイクタンパク質抗体に結合して、前記第1試薬、前記抗コロナウイルススパイクタンパク質抗体、及び、前記第2試薬を含む錯体を形成し、
前記錯体の形成が、前記サンプル内の前記抗コロナウイルススパイクタンパク質抗体の存在を示す
ことを特徴とする方法。
<請求項91>
前記第2試薬は、前記コロナウイルススパイクタンパク質のS1サブユニット、または、そのフラグメント、を含む
ことを特徴とする請求項90に記載の方法。
<請求項92>
前記RBDのアミノ酸配列が、SARS-CoV-2 のスパイクタンパク質(配列ID NO:1)のアミノ酸319~541に対して、少なくとも75%、80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5、または、100%、の配列同一性を有する
ことを特徴とする請求項90または91に記載の方法。
<請求項93>
前記コロナウイルススパイクタンパク質のRBD及び/またはS1サブユニット、あるいはそのフラグメントは、Fc領域を更に含む
ことを特徴とする請求項90乃至92のいずれかに記載の方法。
<請求項94>
前記第1試薬は、検出可能な標識に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項90乃至93のいずれかに記載の方法。
<請求項95>
前記第1試薬は、捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項90乃至94のいずれかに記載の方法。
<請求項96>
前記第2試薬は、検出可能な標識に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項90乃至93、95のいずれかに記載の方法。
<請求項97>
前記第2試薬は、捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項90乃至94、96のいずれかに記載の方法。
<請求項98>
前記検出可能な標識は、蛍光粒子、例えば蛍光ラテックスビーズ、を含む
ことを特徴とする請求項90乃至94のいずれかに記載の方法。
<請求項99>
前記捕捉剤は、ビオチン、アビジン、ストレプトアビジン、及び/または、磁気ビーズを含む
ことを特徴とする請求項1乃至98のいずれかに記載の方法。
<請求項100>
当該方法は、請求項72乃至89のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス内で実行される
ことを特徴とする請求項90乃至99のいずれかに記載の方法。
<請求項101>
前記コロナウイルスは、SARS-CoV-2である
ことを特徴とする請求項90乃至100のいずれかに記載の方法。
<請求項102>
前記サンプルは、血液、血清、または、血漿を含む
ことを特徴とする請求項90乃至101のいずれかに記載の方法。
<請求項103>
前記サンプルを前記結合アッセイに適用する前に、前記サンプルはラテックス粒子と接触される
ことを特徴とする請求項90乃至102のいずれかに記載の方法。
<請求項104>
前記サンプルを前記結合アッセイに適用する前に、前記サンプルは塩溶液を含む緩衝液と接触される
ことを特徴とする請求項90乃至103のいずれかに記載の方法。
<請求項105>
前記サンプルを前記結合アッセイに適用する時、前記抗コロナウイルススパイクタンパク質抗体の存在が検出される
ことを特徴とする請求項90乃至104のいずれかに記載の方法。
<請求項106>
前記試薬は、捕捉剤または検出可能な標識を含む
ことを特徴とする請求項100乃至105のいずれかに記載の方法。
<請求項107>
前記マイクロチャネルは、その内部に乾燥された第1試薬及び第2試薬を含み、
前記第1試薬は、コロナウイルススパイクタンパク質の受容体結合ドメイン(RBD)またはそのフラグメントを含み、検出可能な標識または捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されており、
前記第2試薬は、検出可能な標識または捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されており、
前記第1試薬及び前記第2試薬は、サンプルによって可溶化されると、前記第1試薬と、前記サンプル内に存在する場合には抗コロナウイルススパイクタンパク質抗体と、前記第2試薬と、を含む錯体を形成する
ことを特徴とする請求項72乃至89のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項108>
前記RBDのアミノ酸配列が、SARS-CoV-2 のスパイクタンパク質(配列ID NO:1)のアミノ酸319~541に対して、少なくとも75%、80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5、または、100%、の配列同一性を有する
ことを特徴とする請求項107に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項109>
前記コロナウイルススパイクタンパク質のRBDまたはS1サブユニット、あるいはそのフラグメントは、Fc領域を更に含む
ことを特徴とする請求項107または108に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項110>
前記第1試薬は、検出可能な標識に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項107乃至109のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項111>
前記第1試薬は、捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項107乃至110のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項112>
前記第2試薬は、検出可能な標識に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項107乃至109、111のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項113>
前記第2試薬は、捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項107乃至110、112のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項114>
前記検出可能な標識は、蛍光粒子、例えば蛍光ラテックスビーズ、を含む
ことを特徴とする請求項107乃至113のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項115>
前記捕捉剤は、磁気ビーズを含む
ことを特徴とする請求項101乃至114のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項116>
前記コロナウイルスは、SARS-CoV-2である
ことを特徴とする請求項107乃至115のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項117>
前記サンプルは、血液、血清、または、血漿を含む
ことを特徴とする請求項107乃至116のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項118>
被験者からのサンプル内の抗コロナウイルススパイクタンパク質抗体を検出するためのマイクロ流体デバイスであって、
その内部に乾燥された第1試薬及び第2試薬を含む第1マイクロチャネルと、
その内部に乾燥された第1試薬及び第2試薬を含む第2マイクロチャネルと、
を備え、
前記第1マイクロチャネル内の前記第1及び第2試薬は、各々、コロナウイルススパイク糖タンパク質のS1サブユニットを含み、
前記第2マイクロチャネル内の前記第1試薬は、前記コロナウイルススパイク糖タンパク質のS1サブユニットを含み、
前記第2マイクロチャネル内の前記第2試薬は、前記コロナウイルススパイクタンパク質の受容体結合ドメイン(RBD)を含み、
前記第1試薬の各々は、検出可能な標識または捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されており、
前記第2試薬の各々は、検出可能な標識または捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されており、
前記第1試薬及び前記第2試薬の各々は、サンプルによって可溶化されると、前記第1試薬と、前記抗コロナウイルススパイクタンパク質抗体と、前記第2試薬と、を含む錯体を形成する
ことを特徴とするマイクロ流体デバイス。
<請求項119>
前記第2マイクロチャネル内の前記第1及び第2試薬と同一の第1及び第2試薬を含む第3マイクロ流体チャネル
を更に備えたことを特徴とする請求項118に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項120>
コントロール試薬を含むマイクロチャネル
を更に備えたことを特徴とする請求項118または119に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項121>
前記コントロール試薬は、前記検出可能な標識及び前記捕捉剤を含む
ことを特徴とする請求項120に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項122>
前記RBDのアミノ酸配列が、SARS-CoV-2 のスパイクタンパク質(配列ID NO:1)のアミノ酸319~541に対して、少なくとも75%、80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5、または、100%、の配列同一性を有する
ことを特徴とする請求項118乃至121のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項123>
前記コロナウイルススパイクタンパク質のRBDまたはS1サブユニット、あるいはそのフラグメントは、Fc領域を更に含む
ことを特徴とする請求項118乃至122のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項124>
被験者からのサンプル内のコロナウイルス抗原を検出するための方法であって、
第1試薬及び第2試薬を含む結合アッセイに前記サンプルを適用する工程
を備え、
前記第1試薬は、コロナウイルス抗原に対する抗体を含み、
前記第1試薬は、検出可能な標識または捕捉剤で標識付けされており、
前記第2試薬は、検出可能な標識または捕捉剤に付着されており、
前記第1試薬及び前記第2試薬は、前記コロナウイルス抗原に結合し得て、前記第1試薬と、前記コロナウイルスまたはコロナウイルス抗原と、前記第2試薬と、を含む錯体を形成し得る
ことを特徴とする方法。
<請求項125>
前記第2試薬は、前記コロナウイルス抗原に対する第2抗体を含む
ことを特徴とする請求項124に記載の方法。
<請求項126>
前記抗原は、コロナウイルスの、スパイクタンパク質、ヌクレオカプシドタンパク質、エンベロープタンパク質、膜タンパク質、または、ヘマグルチニン-エステラーゼ二量体タンパク質、である
ことを特徴とする請求項124または125に記載の方法。
<請求項127>
前記抗原は、ヌクレオカプシドタンパク質である
ことを特徴とする請求項126に記載の方法。
<請求項128>
前記第1試薬は、検出可能な標識に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項124乃至127のいずれかに記載の方法。
<請求項129>
前記第1試薬は、捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項124乃至127のいずれかに記載の方法。
<請求項130>
前記第2試薬は、検出可能な標識に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項124乃至127、129のいずれかに記載の方法。
<請求項131>
前記第2試薬は、捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項124乃至128、130のいずれかに記載の方法。
<請求項132>
前記検出可能な標識は、蛍光標識、例えば蛍光ラテックスビーズ、を含む
ことを特徴とする請求項124乃至131のいずれかに記載の方法。
<請求項133>
前記捕捉剤は、磁気ビーズを含む
ことを特徴とする請求項124乃至132のいずれかに記載の方法。
<請求項134>
当該方法は、請求項72乃至89のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス内で実行される
ことを特徴とする請求項124乃至133のいずれかに記載の方法。
<請求項135>
前記コロナウイルスは、SARS-CoV-2である
ことを特徴とする請求項124乃至134のいずれかに記載の方法。
<請求項136>
前記サンプルは、血液、血清、血漿、唾液、粘液、及び/または、喉、鼻咽頭若しくは鼻のスワブから採取された検体、を含む
ことを特徴とする請求項124乃至135のいずれかに記載の方法。
<請求項137>
前記サンプルを前記結合アッセイに適用する前に、前記サンプルはラテックス粒子と接触される
ことを特徴とする請求項124乃至136のいずれかに記載の方法。
<請求項138>
前記サンプルを前記結合アッセイに適用する前に、前記サンプルは塩溶液を含む緩衝液と接触される
ことを特徴とする請求項124乃至137のいずれかに記載の方法。
<請求項139>
前記サンプルを前記結合アッセイに適用する時、前記コロナウイルス抗原の存在が検出される
ことを特徴とする請求項124乃至138のいずれかに記載の方法。
<請求項140>
被験者からのサンプル内のコロナウイルス抗原を検出するためのマイクロ流体デバイスであって、
その内部に乾燥された第1試薬及び第2試薬を含むマイクロチャネルと、
を備え、
前記第1試薬は、コロナウイルス抗原に対する抗体を含み、
前記第1試薬は、検出可能な標識または捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されており、
前記第2試薬は、検出可能な標識または捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されており、
前記第1試薬及び前記第2試薬は、サンプルによって可溶化されると、前記第1試薬と、前記コロナウイルス抗原と、前記第2試薬と、を含む錯体を形成する
ことを特徴とするマイクロ流体デバイス。
<請求項141>
前記第2試薬は、前記コロナウイルス抗原に対する抗体を含む
ことを特徴とする請求項140に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項142>
前記抗原は、コロナウイルスの、スパイクタンパク質、ヌクレオカプシドタンパク質、エンベロープタンパク質、膜タンパク質、または、ヘマグルチニン-エステラーゼ二量体タンパク質、を含む
ことを特徴とする請求項140または141に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項143>
前記第1試薬は、検出可能な標識に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項140乃至142のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項144>
前記第1試薬は、捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項140乃至142のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項145>
前記第2試薬は、検出可能な標識に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項140乃至142、144のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項146>
前記第2試薬は、捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されている
ことを特徴とする請求項140乃至143のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項147>
前記検出可能な標識は、蛍光標識、例えば蛍光ラテックスビーズ、を含む
ことを特徴とする請求項140乃至146のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項148>
前記捕捉剤は、磁気ビーズを含む
ことを特徴とする請求項140乃至147のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項149>
前記コロナウイルスは、SARS-CoV-2である
ことを特徴とする請求項140乃至148のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項150>
前記サンプルは、血液、血清、血漿、唾液、粘液、及び/または、喉、鼻咽頭若しくは鼻のスワブから採取された検体、を含む
ことを特徴とする請求項140乃至149のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項151>
前記第1及び第2試薬と同一の試薬を含む第2マイクロ流体チャネル
を更に備えたことを特徴とする請求項140乃至150のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項152>
抗体をコロナウイルス抗原に結合させるための試薬を含む第2または第3マイクロ流体チャネル
を更に備えたことを特徴とする請求項140乃至151のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項153>
前記抗体を前記コロナウイルス抗原に結合させるための前記試薬は、
コロナウイルススパイクタンパク質の受容体結合ドメイン(RBD)、またはそのフラグメント、を含む第1試薬と、
第2試薬と、
を含み、
前記第1試薬は、検出可能な標識または捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成されており、
前記第2試薬は、検出可能な標識または捕捉剤に結合しているか、あるいは、結合するように構成された抗免疫グロブリン抗体を含み、
前記第1試薬及び前記第2試薬は、前記抗コロナウイルススパイクタンパク質抗体に結合して、前記第1試薬、前記抗コロナウイルススパイクタンパク質抗体、及び、前記第2試薬を含む錯体を形成し、
前記錯体の形成が、前記サンプル内の前記コロナウイルス抗原に対する前記抗体の存在を示す
ことを特徴とする請求項152に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項154>
前記抗免疫グロブリン抗体は、抗IgA抗体または抗IgG抗体である
ことを特徴とする請求項153に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項155>
前記抗免疫グロブリン抗体は、抗IgA抗体である
ことを特徴とする請求項154に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項156>
コントロール試薬を含む第2、第3または第4マイクロチャネル
を更に備えたことを特徴とする請求項145乃至155のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項157>
(a)内部にマイクロ流体チャネルネットワークを規定するマイクロ流体デバイスと、
(b)供給接点、供給リード線、及び、供給部分、を含む供給電極と、
(c)感知接点、複数の感知リード線部分を含む感知リード線、及び、複数の液体感知部分、を含む感知電極と、
を備え、
前記供給接点及び前記供給リード線の各々は、前記マイクロ流体チャネルネットワークの外側に配置されており、
前記供給リード線は、前記マイクロ流体デバイスに沿って前記供給接点から前記マイクロ流体チャネルネットワー内の供給位置に配置された前記供給部分にまで延在しており、
(i)前記感知接点及び各感知リード線部分は、前記マイクロ流体チャネルネットワークの外側に配置されており、
(ii)各液体感知部分は、それぞれの液体感知位置で前記マイクロ流体チャネルネットワーク内に配置されており、
各液体感知位置は、(a)前記供給位置及び他の液体感知位置から離間して配置されており、(b)前記感知リード線部分の少なくとも1つを介して他の液体感知部分と電気的導通状態である
ことを特徴とする製品。
<請求項158>
前記マイクロ流体チャネルネットワークは、複数のチャネルを含み、
少なくとも複数の前記液体感知位置の各々が、前記複数のチャネルのうちの異なるチャネル内に配置される
ことを特徴とする請求項157に記載の製品。
<請求項159>
前記感知電極は、N個の連続する感知対を含み、
各感知対は、前記感知リード線部分の少なくとも1つと、前記複数のチャネルのそれぞれの1つ内に配置された前記液体感知部分の少なくとも1つと、を含み、
前記Nは、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、または、少なくとも5、である
ことを特徴とする請求項158に記載の製品。
<請求項160>
前記N個の連続する感知対の各々の前記液体感知部分は、複数のN個のチャネルの異なるそれぞれの1つ内に配置されている
ことを特徴とする請求項159に記載の製品。
<請求項161>
前記感知リード線は、第1及び第2感知リード線分岐部を含み、
前記第1及び第2感知リード線分岐部の各々が、マイクロ流体チャネルネットワークのそれぞれの異なるチャネル内に配置された前記液体感知部分の少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項157乃至160のいずれかに記載の製品。
<請求項162>
前記第1感知リード線分岐部は、複数の前記感知リード線部分を含む
ことを特徴とする請求項161に記載の製品。
<請求項163>
前記マイクロ流体チャネルネットワークは、前記供給部分と前記複数の液体感知部分の少なくとも1つ、例えば全て、との間の導通を確立する導電性液体を含む
ことを特徴とする請求項157乃至160のいずれかに記載の製品。
<請求項164>
前記導電性液体は、血液ベースの液体、全血、フィンガースティック採取血液、静脈採取血液、血漿、鼻咽頭サンプル、唾液、痰、尿、緩衝液、または、それらの組み合わせ、からなる群から選択されたサンプルを含む
ことを特徴とする請求項163に記載の製品。
<請求項165>
前記マイクロ流体チャネルネットワーク内の前記導電性液体の全体積は、約100μL以下、約50μL以下、約25μL以下、約15μL以下、または、約10μLである
ことを特徴とする請求項163または164に記載の製品。
<請求項166>
本願明細書に開示されたリーダのいずれかと、
前記リーダ内に受容される、請求項157乃至165のいずれかに記載の製品と、
を備えたことを特徴とするシステム。
<請求項167>
(a)マイクロ流体チャネルネットワーク内の供給位置で、当該マイクロ流体チャネルネットワーク内の当該供給位置に存在する導電性液体に、電気供給信号を入力する工程と、
(b)感知電極の感知接点において、電気出力信号を判定する工程と、
を備え、
前記感知電極は、
(i)導電性感知リード線と、
(ii)前記感知リード線を介して前記感知接点と電気的導通状態にあって前記マイクロ流体チャネルネットワーク内で第1液体感知位置を規定して当該第1液体感知位置で当該マイクロ流体チャネルネットワーク内に存在する場合の前記導電性液体と電気的導通状態となるように構成された第1液体感知部分と、
(ii)前記感知接点と電気的導通状態にあって前記マイクロ流体チャネルネットワーク内で第2液体感知位置を規定して当該第2液体感知位置で当該マイクロ流体チャネルネットワーク内に存在する場合の前記導電性液体と電気的導通状態となるように構成された第2液体感知部分と、
を含み、
(a) 前記供給位置、前記第1液体感知位置及び前記第2液体感知位置の各々は、他の前記供給位置、前記第1液体感知位置及び前記第2液体感知位置から離間して配置されており、
(b) 前記供給位置及び前記感知電極は、前記マイクロ流体チャネルネットワーク内に配置されて前記供給位置から前記第1及び第2液体感知位置の少なくとも一方にまで延在する導電性液体が不在の場合には互いから電気的に絶縁されており、
当該方法は、更に、
(c)前記電気出力信号の前記判定に基づいて、前記導電性液体が前記供給位置において存在してそこから前記マイクロ流体チャネルネットワーク内で前記第1及び第2液体感知位置の少なくとも一方まで延在しているか否か、を判定する工程
を備えたことを特徴とする方法。
<請求項168>
前記マイクロ流体チャネルネットワークは、マイクロ流体デバイス内に配置されている
ことを特徴とする請求項167に記載の方法。
<請求項169>
前記マイクロ流体デバイスは、供給電極を含み、
前記供給電極の供給部分が、前記マイクロ流体チャネルネットワーク内に配置されて前記供給位置を画定している
ことを特徴とする請求項168記載の方法。
<請求項170>
前記供給電極は、供給接点及び供給リード線を含み、
前記供給接点及び前記供給リード線は、各々、前記マイクロ流体チャネルネットワークの外側に配置されており、
前記供給接点は、前記供給リード線を介して、前記供給部分と電気的導通状態にあり、
前記入力する工程は、前記電気供給信号を前記供給接点に入力する工程を含む
ことを特徴とする請求項169記載の方法。
<請求項171>
(i)前記マイクロチャネルは、第1分析チャネルであり、
(ii)前記マイクロ流体デバイスは、サンプル適用ポートと、前記サンプル適用ポートと前記第1分析チャネルとの間に配置されそれらと流体連通状態にある供給チャネルと、を含む
ことを特徴とする請求項140乃至156のいずれかに記載の方法。
<請求項172>
前記マイクロ流体デバイスは、前記サンプル適用ポート、前記供給チャネル、または、それらの組み合わせ、の内部に配置された、乾燥抗凝固剤の少なくとも1つのゾーンを含む
ことを特徴とする請求項171記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項173>
前記可溶性の乾燥抗凝固剤の少なくとも1つのゾーンは、
(i)前記サンプル適用ポートの内部に若しくは前記サンプル適用ポートに隣接して、またはそれらの両方の位置に、あるいは、
(ii)前記供給チャネル内であって、可溶性の乾燥抗凝固剤を本質的に含まないかまたは全く含まない当該供給チャネルの長さだけ、例えば、少なくとも約3mm、少なくとも約5mm、少なくとも約7.5mm、または、少なくとも約10mm、の長さだけ、前記サンプル適用ポートから離間して、
配置されている
ことを特徴とする請求項172に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項174>
前記乾燥抗凝固剤の少なくとも1つのゾーンは、前記サンプル適用ポートの内部にまたは前記サンプル適用ポートに隣接して配置され、
前記マイクロ流体デバイスは、前記供給チャネル内に配置されて、可溶性の乾燥抗凝固剤を本質的に含まないかまたは全く含まない当該供給チャネルの長さだけ、例えば、少なくとも約3mm、少なくとも約5mm、少なくとも約7.5mm、または、少なくとも約10mm、の長さだけ、前記乾燥抗凝固剤の第1ゾーンから離間して配置された、可溶性の乾燥抗凝固剤の第2ゾーンを有している
ことを特徴とする請求項173に記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項175>
前記乾燥抗凝固剤は、ヘパリンリチウムを含むか、または、本質的にヘパリンリチウムからなる
ことを特徴とする請求項172乃至174のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項176>
前記サンプルを結合アッセイに適用する前記工程の少なくとも一部の間に、前記サンプルを約37℃~約47℃の間にまで加熱する工程
を更に備えたことを特徴とする請求項124乃至139のいずれかに記載の方法。
<請求項177>
前記サンプルを結合アッセイに適用する前記工程の少なくとも一部の間に、前記サンプルを約40℃~約44℃の間にまで加熱する工程
を更に備えたことを特徴とする請求項176に記載の方法。
<請求項178>
前記サンプルを結合アッセイに適用する前記工程の少なくとも一部の間に、前記サンプルを約42℃にまで加熱する工程
を更に備えたことを特徴とする請求項177に記載の方法。
<請求項179>
前記サンプルを結合アッセイに適用する前記工程の、少なくとも実質的に全て、本質的に全て、または、全てが、マイクロ流体デバイスのマイクロ流体チャネルネットワーク内で実行される
ことを特徴とする請求項124乃至139、176乃至178のいずれかに記載の方法。
<請求項180>
当該方法は、
前記サンプルを前記マイクロ流体チャネルネットワークのサンプルポートに導入する工程
を更に備え、
前記サンプルを結合アッセイに適用する前記工程は、前記サンプルの少なくとも第1部分を前記サンプルポートと流体連通している供給チャネルに沿って流す工程を含む
ことを特徴とする請求項179に記載の方法。
<請求項181>
前記導入する工程、及び/または、前記流す工程は、前記サンプルの前記第1部分を、前記サンプルポート及び/または前記供給チャネル内に配置された可溶性の乾燥抗凝固剤と接触させる工程
を含む
ことを特徴とする請求項180に記載の方法。
<請求項182>
前記接触させる工程は、
前記サンプルの前記第1部分を、前記サンプルポート内及び/またはそれに隣接する前記供給チャネル内に配置された可溶性の乾燥抗凝固剤と接触させる工程と、
乾燥抗凝固剤を本質的に含まないかまたは全く含まない前記供給チャネルの長さに沿って前記サンプルを流す工程と、
その後に、前記サンプルの前記第1部分を、前記供給チャネル内に配置された第2量の可溶性の乾燥抗凝固剤と接触させる工程と、
を含む
ことを特徴とする請求項180に記載の方法。
<請求項183>
可溶性の乾燥抗凝固剤を本質的に含まないかまたは全く含まない前記供給チャネルの前記長さに沿って前記サンプルの前記第1部分を流す前記工程は、
前記サンプルの前記第1部分の先頭端を、前記供給チャネルの前記長さに沿って、当該先頭端が前記第2量の可溶性の乾燥抗凝固剤と接触する前に、少なくとも約3mm、少なくとも約5mm、少なくとも約7.5mm、または、少なくとも約10mm、流す工程を含む
ことを特徴とする請求項182に記載の方法。
<請求項184>
前記可溶性の乾燥抗凝固剤は、ヘパリンリチウムを含むか、または、本質的にヘパリンリチウムからなる
ことを特徴とする請求項181乃至183のいずれかに記載のマイクロ流体デバイス。
<請求項185>
当該方法は、前記供給チャネルに沿って前記サンプルを流す工程のうちの、約15分以内、約12.5分以内、約11.5分以内、または、約10.5分以内に、インフルエンザ抗原、コロナウイルス抗原、例えばSARS-CoV-2抗原、及び、それらの組み合わせ、のうちの少なくとも1つの存在を判定する工程を含む
ことを特徴とする請求項180乃至184のいずれかに記載の方法。
<請求項186>
前記サンプルを前記結合アッセイに適用する前記工程は、前記サンプルの一部分を前記第1及び第2試薬と混合させる工程を含み、
前記第1及び第2試薬と混合された前記サンプルの全体積は、約5μL以下、約4μL以下、約3μL以下、約2.5μL以下、約2μL以下、または、約1.75μL以下、である
ことを特徴とする請求項180乃至185のいずれかに記載の方法。
<請求項187>
前記第1及び第2試薬と混合された前記サンプルの全体積は、可溶性の乾燥抗凝固剤と接触させられた前記サンプルの少なくとも一部からなる
ことを特徴とする請求項186に記載の方法。
<請求項188>
前記サンプルを前記結合アッセイに適用する前記工程は、
前記サンプルを、前記マイクロ流体デバイスの前記マイクロ流体チャネルネットワーク内の前記第1及び第2試薬の少なくとも一方と接触させる工程と、
前記サンプルが前記第1及び第2試薬の少なくとも一方と接触する時、前記サンプルの液体-気体の界面のガスの圧力を、少なくとも1つの周波数で、ある振動持続時間に亘って振動させる工程と、
を含む
ことを特徴とする請求項179乃至187のいずれかに記載の方法。
<請求項189>
前記少なくとも1つの周波数は、音響周波数、例えば、約900~1300Hzの間、約1000~1200Hzの間、または、約1050~1150Hzの間、の周波数である
ことを特徴とする請求項188に記載の方法。
<請求項190>
前記振動持続時間は、約5~60秒の間、約10~50秒の間、約15~40秒の間、または、約20~30秒の間、である
ことを特徴とする請求項188または189に記載の方法。
<請求項191>
前記少なくとも1つの周波数で前記ガスの圧力を振動させる前記工程は、前記振動持続時間中の前記振動の平均周波数の、約1%~25%の間、約2.5%~15の間、または、約5~12.5%の間、である周波数範囲に亘って、例えば三角波、方形波または正弦波等によって周期的に、前記少なくとも1つの周波数を変化させる工程を含む
ことを特徴とする請求項188乃至190のいずれかに記載の方法。
<請求項192>
変化させる前記工程は、周期的に実行され、
周期的に変化させる前記工程の周期は、前記振動持続時間の、約1%~約25%の間、約2%~約20%の間、または、約3%~約15%の間、である
ことを特徴とする請求項188乃至191のいずれかに記載の方法。
<請求項193>
前記振動持続時間は、約25秒であり、
前記振動持続時間中の振動の平均周波数は、約1100Hzであり、
前記振動持続時間中の振動の周波数範囲は、約100Hz(約1050Hz~約1050Hz)であり、
周期的に変化させる前記工程は、約1.5秒の周期で正弦波または三角波として実行される
ことを特徴とする請求項191乃至193のいずれかに記載の方法。
<請求項194>
変化させる前記工程は、
(a)周期的に実行されるか、あるいは、
(b)前記振動持続時間中に増大するまたは減少する線形または非線形ランプとして実行され、
周期的に変化させる前記工程は、前記振動持続時間中に、N回実行され、N=x×tosc/tperであり、
xは、少なくとも約0.05、少なくとも約0.1、少なくとも約0.25、少なくとも約0.5、少なくとも約0.75、少なくとも約0.9、少なくとも約0.95、または、少なくとも約0.975、であり、
oscは、前記振動持続時間であり、
perは、周期的に変化させる当該工程の周期である
ことを特徴とする請求項191乃至193のいずれかに記載の方法。
<請求項195>
前記液体-気体の界面の前記ガスは、前記マイクロ流体デバイスのチャンバ内に封入されており、
前記ガスの圧力を振動させる前記工程は、前記少なくとも1つの周波数で、前記チャンバの壁の一部の位置を振動させることによって実行される
ことを特徴とする請求項188乃至194のいずれかに記載の方法。
<請求項196>
前記壁の一部の位置を振動させる前記工程は、前記少なくとも1つの周波数で、前記チャンバの内部寸法、例えば高さまたは幅、を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項195に記載の方法。
<請求項197>
前記壁の一部の位置を振動させる前記工程は、少なくとも約±5μm、少なくとも約±7.5μm、または、少なくとも約±10μm、だけ前記壁の内部寸法を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項195または196に記載の方法。
<請求項198>
前記壁の一部の位置を振動させる前記工程は、約±35μm以下、約±30μm以下、または、約±25μm、だけ前記壁の内部寸法を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項195または196に記載の方法。
<請求項199>
前記壁の一部の位置を振動させる前記工程は、前記少なくとも1つの周波数で、前記液体-気体の界面の前記ガスの体積を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項195乃至198のいずれかに記載の方法。
<請求項200>
前記ガスの前記体積を振動させる前記工程は、振動サイクル中の前記ガスの平均全体積の、少なくとも約±5%、少なくとも約±7.5%、少なくとも約±10%、少なくとも約±15%、または、少なくとも約±20%、だけ前記体積を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項199に記載の方法。
<請求項201>
前記ガスの前記体積を振動させる前記工程は、振動サイクル中の前記ガスの平均全体積の、約±75%以下、約50%以下、約35%以下、または、約27.5%以下、だけ前記体積を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項199に記載の方法。
<請求項202>
前記液体-気体の界面の前記ガスの圧力を振動させる前記工程は、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約25%、または、少なくとも約35%、である全相対量(((Pmax-Pmin)/Pavg)×100)によってピークツーピークに前記ガスの圧力を振動させる工程を含み、
maxは、振動サイクル中の最大ガス圧力であり、
minは、振動サイクル中の最小ガス圧力であり、
avgは、振動サイクル中の平均ガス圧である
ことを特徴とする請求項188乃至201のいずれかに記載の方法。
<請求項203>
前記液体-気体の界面の前記ガスの圧力を振動させる前記工程は、約200%以下、約135%以下、約100%以下、または、約75%以下、である全相対量(((Pmax-Pmin)/Pavg)×100)によってピークツーピークに前記ガスの圧力を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項188乃至202のいずれかに記載の方法。
<請求項204>
前記液体-気体の界面の前記ガスの圧力を振動させる前記工程は、少なくとも約5kPa、少なくとも約10kPa、少なくとも約20kPa、少なくとも約25kPa、または、少なくとも約35kpa、である全量(Pmax-Pmin)によってピークツーピークに前記ガスの圧力を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項188乃至203のいずれかに記載の方法。
<請求項205>
前記液体-気体の界面の前記ガスの圧力を振動させる前記工程は、約200kPa以下、約135kPa以下、約100kPa以下、または、約75kPa以下、である全量(Pmax-Pmin)によってピークツーピークに前記ガスの圧力を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項188乃至204のいずれかに記載の方法。
<請求項206>
前記サンプルを前記結合アッセイに適用する前記工程は、
(i)前記サンプルを、前記マイクロ流体デバイスの前記マイクロ流体チャネルネットワーク内の前記第1及び第2試薬の少なくとも一方と接触させる工程と、
(ii)前記サンプルの液体-気体の界面を前記マイクロ流体チャネルネットワークのチャネルに沿って第1の方向に移動させる工程と、
(iii)前記サンプルの前記液体-気体の界面が前記チャネル内に配置された電極に接触する時を感知する工程と、
(iv)前記チャネルに沿った前記第1の方向への前記サンプルの移動を停止する工程と、
を備えたことを特徴とする請求項179乃至205のいずれかに記載の方法。
<請求項207>
前記電極は、第1電極であり、
当該方法は、前記第1の方向への移動を停止する前記工程の後に、
(i)前記チャネルに沿って、前記第1の方向とは反対の第2の方向に、前記液体-気体の界面が前記チャネル内に配置された第2電極の位置を超えて通過するまで、前記サンプルの前記液体-気体の界面を移動させる工程と、
(ii)前記第2電極を介して、前記液体-気体の界面が当該第2電極を超えて通過したことを感知する工程と、
(iii)前記チャネルに沿った前記第2の方向への前記サンプルの移動を停止する工程と、
を更に備えたことを特徴とする請求項206に記載の方法。
<請求項208>
(a)請求項206に記載の工程(ii)~(iv)を繰り返す工程と、
(b)その後に、請求項207に記載の工程(i)~(iii)を繰り返す工程と、
を更に備えたことを特徴とする請求項206及び207に記載の方法。
<請求項209>
前記サンプルを前記第1の方向に移動させる工程は、前記液体-気体の界面の前記ガスが占める体積を増大させる工程を含み、
前記サンプルを前記第2の反対方向に移動させる工程は、前記ガスが占める前記体積を減少させる工程を含む
ことを特徴とする請求項206乃至208のいずれかに岸あの方法。
<請求項210>
(a)請求項206に記載の工程(ii)~(iv)を実行して(b)その後に請求項207に記載の工程(i)~(iii)を実行する合計時間が、約2~8秒の間、約3~7秒の間、約4~6秒の間、または、約4.5~5.5秒の間、である
ことを特徴とする請求項206乃至209のいずれかに岸あの方法。
<請求項211>
請求項191に記載の工程(ii)~(iv)を実行する際に、前記液体-気体の界面の液体によって置換される前記チャネル内のガスの全体積が、約75~1000nLの間、約150~750nLの間、約250~550nLの間、または、約300~500nLの間、である
ことを特徴とする請求項206乃至210のいずれかに岸あの方法。
<請求項212>
請求項191に記載の工程(ii)~(iv)を実行する際に、前記液体-気体の界面によってトラバースされる前記チャネルに沿った全距離が、約2~10mmの間、約3~9mmの間、約4~8mmの間、、約4~7mmの間、または、約4~6mmの間、である
ことを特徴とする請求項206乃至210のいずれかに岸あの方法。
<請求項213>
前記第1及び第2電極は、約2~10mmの間、約3~9mmの間、約4~8mmの間、約4~7mmの間、または、約4~6mmの間、の距離だけ前記チャネルの長手方向軸線に沿って離間されて配置されている
ことを特徴とする請求項207乃至212のいずれかに岸あの方法。
<請求項214>
前記液体-気体の界面の前記ガスの全体積が、約1μL~約25μLの間、約2.5μL~約20μLの間、約3.5μL~約15μLの間、約3.5μL~約10μLの間、または、約3.5μL~約μLの間、である
ことを特徴とする請求項188乃至213のいずれかに岸あの方法。
<請求項215>
前記サンプルは、血液、血清、または、血漿、を含み、
例えば、前記サンプルは、血清及び/または血漿を含むか、あるいは、本質的に血清及び/または血漿からなる
ことを特徴とする請求項124乃至139のいずれかに記載の方法。
<請求項216>
前記サンプルを結合アッセイに適用する前記工程は、前記サンプルを溶解に供すること無しで、例えば、前記サンプル内の、白血球、赤血球、または、ウイルス、例えばSARS-CoV-2等のコロナウイルス、を溶解させるのに十分な溶解工程に前記サンプルを供すること無しで、実行される
ことを特徴とする請求項215に記載の方法。
<請求項217>
前記サンプルを結合アッセイに適用する前記工程は、前記サンプル内に存在する細胞からコロナウイルス抗原を放出させること無しで、例えば、白血球内から、赤血球内から、または、白血球若しくは赤血球のいずれかから、コロナウイルス抗原を放出させること無しで、実行される
ことを特徴とする請求項215に記載の方法。
<請求項218>
前記サンプルを結合アッセイに適用する前記工程は、最初に前記サンプルを化学的溶解試薬と接触させること無しで、例えば、最初に前記サンプルを当該サンプル内に存在する細胞の壁、例えば、白血球、赤血球、または、白血球若しくは赤血球のいずれかの壁、を破裂させるのに十分な濃度のアルカリ、洗浄剤または酵素と接触させること無しで、実行される
ことを特徴とする請求項215に記載の方法。
<請求項219>
前記サンプルを結合アッセイに適用する前記工程は、最初に前記サンプルを物理的溶解工程に曝すこと無しで、例えば、最初に前記サンプルを当該サンプル内に存在する細胞の壁、例えば、白血球、赤血球、または、白血球若しくは赤血球のいずれかの壁、を破裂させるのに十分な熱条件、浸透圧、剪断力またはキャビテーションに曝すこと無しで、実行される
ことを特徴とする請求項215に記載の方法。
<請求項220>
前記サンプルを結合アッセイに適用する前記工程は、最初に前記サンプルを当該サンプル内のコロナウイルスを溶解する、例えばエンベロープを除去するまたは不活化する、のに十分な溶解工程に曝すこと無しで、例えば、最初に前記サンプルを当該サンプル内に存在するSARS-CoV-2を溶解するのに十分な溶解工程に曝すこと無しで、実行される
ことを特徴とする請求項215に記載の方法。
<請求項221>
前記サンプルを結合アッセイに適用する際に、前記コロナウイルス抗原の存在が検出され、
当該検出されるコロナウイルス抗原の実質的に全てが、遊離型抗原、例えば完全なウイルスに付随しない抗原、である。
ことを特徴とする請求項215乃至220のいずれかに記載の方法。
<請求項222>
前記サンプルは、血清及び/または血漿を含むか、あるいは、本質的に血清及び/または血漿からなる
ことを特徴とする請求項215乃至221のいずれかに記載の方法。
<請求項223>
当該方法は、前記サンプルを調製するために、ある体積の血液中の赤血球を凝集させる工程を含む
ことを特徴とする請求項222に記載の方法。
<請求項224>
赤血球を凝集させる前記工程は、前記体積の血液を、赤血球によって生成されるタンパク質あるいは他の態様で赤血球に関連するタンパク質に対する抗体、例えば、グリコホリンAに対する抗体、と接触させる工程を含む
ことを特徴とする請求項223に記載の方法。
<請求項225>
赤血球を凝集させる前記工程は、前記体積の血液を、凝集性タンパク質、例えばフィトヘマグルチニンE、と接触させる工程を含む
ことを特徴とする請求項223または224に記載の方法。
<請求項226>
前記サンプルを結合アッセイに適用する前記工程の、全て、または、実質的に全てが、マイクロ流体デバイス内で実行される
ことを特徴とする請求項222乃至225のいずれかに記載の方法。
<請求項227>
凝集させる前記工程は、マイクロ流体デバイス内で実行される
ことを特徴とする請求項223乃至226のいずれかに記載の方法。
<請求項228>
当該方法は、
前記体積の血液を前記マイクロ流体デバイスに導入する工程と、
前記マイクロ流体デバイスのチャネル内で、前記血液を、請求項224に記載の抗体、あるいは、請求項225に記載の凝集性タンパク質、に接触させる工程と、
を含む
ことを特徴とする請求項227に記載の方法。
<請求項229>
当該方法は、
赤血球から血漿及び/または血清のサンプルを分離する工程
を含む
ことを特徴とする請求項227または228に記載の方法。
<請求項230>
血漿及び/または血清のサンプルを分離する前記工程は、血漿及び/または血清をフィルターを通過させること無しで実行される
ことを特徴とする請求項229に記載の方法。
<請求項231>
血漿及び/または血清のサンプルを分離する前記工程は、略平滑な内部表面を有するマイクロ流体チャネル内で実行される
ことを特徴とする請求項229または230に記載の方法。
<請求項232>
血漿及び/または血清のサンプルを分離する前記工程は、
前記マイクロ流体チャネルの幅または高さに対して、約10%、7.5%、5%、または、約2.5%、を超える高さを有する突起を含まない内部表面を有するマイクロ流体チャネルの一部分内で実行される
ことを特徴とする請求項229乃至231のいずれかに記載の方法。
<請求項233>
血漿及び/または血清のサンプルを分離する前記工程は、赤血球の前記マイクロ流体チャネルの長手方向軸線に沿った移動を血漿及び/または血清の当該長手方向軸線に沿った移動に対して遅延させるように構成された突起を含まない内部表面を有するマイクロ流体チャネルの一部分内で実行される
ことを特徴とする請求項229乃至232のいずれかに記載の方法。
<請求項234>
血漿及び/または血清のサンプルを分離する前記工程は、少なくとも約90度の少なくとも1回の内部ターンを有するマイクロ流体チャネルの一部分内で実行される
ことを特徴とする請求項229乃至234のいずれかに記載の方法。
<請求項235>
前記マイクロ流体デバイスは、請求項140乃至156及び請求項171乃至175のいずれかに記載のマイクロ流体デバイスである
ことを特徴とする請求項226乃至234のいずれかに記載の方法。
<請求項236>
前記サンプルは、SARS-CoV-2に感染しているヒト、または、SARS-CoV-2に感染していると考えられるヒト、から得られたサンプルである
ことを特徴とする請求項215乃至236のいずれかに記載の方法。
<請求項237>
前記ヒトは、無症状である
ことを特徴とする請求項236に記載の方法。
<請求項238>
前記ヒトは、呼吸困難、あるいは、青みがかった唇または顔、を示していない
ことを特徴とする請求項236に記載の方法。
<請求項239>
前記ヒトから得られたサンプルは、症状の発症から、7日以内、6日以内、5日以内、4日以内、3日以内、または、2日以内、に得られたものである
ことを特徴とする請求項236または238に記載の方法。
<請求項240>
前記ヒトから得られたサンプルは、症状の発症の日までに得られたものである
ことを特徴とする請求項236、238または239に記載の方法。
<請求項241>
前記ヒトから得られたサンプルは、SARS-CoV-2に関する血清変換の発生前に得られたものである
ことを特徴とする請求項236乃至240のいずれかに記載の方法。
<請求項242>
前記抗原は、SARS-CoV-2の、スパイクタンパク質、ヌクレオカプシドタンパク質、エンベロープタンパク質、膜タンパク質、または、ヘマグルチニン-エステラーゼ二量体タンパク質、である
ことを特徴とする請求項215乃至241のいずれかに記載の方法。
<請求項243>
(a)赤血球を含む血液サンプルを凝集試薬と混合させる工程と、
(b)マイクロ流体デバイスのマイクロチャネル内で、混合された前記血液サンプル及び前記凝集試薬を、前記マイクロチャネルの第1部分に配置された赤血球部分と、前記マイクロチャネルの第2部分に配置された血漿部分と、に分離する工程と、
を備え、
前記赤血球部分は、本質的に前記血液サンプルの前記赤血球の全てを含み、
前記血漿部分は、本質的に前記血液サンプルの血漿からなる
ことを特徴とする方法。
<請求項244>
前記血液サンプルは、哺乳動物、例えばヒト、の全血サンプルである
ことを特徴とする請求項243に記載の方法。
<請求項245>
混合させる前記工程は、前記マイクロ流体デバイスの前記マイクロチャネル内で実行される
ことを特徴とする請求項243または244に記載の方法。
<請求項246>
(i)前記マイクロ流体デバイスは、前記マイクロチャネルと流体連通する液体サンプル導入ポートを含み、前記マイクロチャネルは、その中に配置された前記凝集試薬を含み、
(ii)混合させる前記工程は、前記液体サンプル導入ポートを介して前記血液サンプルを前記マイクロチャネルに導入する工程と、前記マイクロチャネルに沿って前記血液サンプルを流す工程と、その中に配置された前記凝集試薬と前記血液サンプルを混合させる工程と、を含む
ことを特徴とする請求項245に記載の方法。
<請求項247>
分離する前記工程は、前記マイクロチャネルに沿って順次に前記赤血球部分及び前記血漿部分を形成する工程を含む
ことを特徴とする請求項243乃至246のいずれかに記載の方法。
<請求項248>
当該方法は、前記マイクロチャネル内に配置され、少なくとも前記赤血球部分及び前記血漿部分によって前記マイクロ流体デバイスを取り囲む周囲ガスから離間して配置された、遠位の液体-気体の界面を形成する工程
を含み、
前記遠位の液体-気体の界面の液体は、前記赤血球部分または前記血漿部分の一方である
ことを特徴とする請求項247に記載の方法。
<請求項249>
前記遠位の液体-気体の界面の前記液体は、前記血漿部分の血漿である
ことを特徴とする請求項248に記載の方法。
<請求項250>
分離する前記工程は、前記赤血球部分と前記血漿部分との間に液体-液体の界面を形成する工程を含み、
前記液体-液体の界面の液体の一方は、前記赤血球部分の液体であり、
前記液体-液体の界面の液体の他方は、前記血漿部分の液体である
ことを特徴とする請求項247乃至249のいずれかに記載の方法。
<請求項251>
前記血漿部分の血漿を、前記マイクロチャネル内に配置された1または複数の試薬と混合させる工程
を備え、
前記1または複数の試薬は、前記血漿部分中に存在する標的と相互作用するように構成されている
ことを特徴とする請求項250に記載の方法。
<請求項252>
前記1または複数の試薬は、前記標的との結合反応、例えば前記標的との免疫学的反応、に関与するように構成された少なくとも1つの試薬、例えば前記標的と結合するように構成された抗体またはそのフラグメント、を含む
ことを特徴とする請求項251に記載の方法。
<請求項253>
少なくとも部分的に前記少なくとも1つの試薬の前記標的との前記相互作用に基づいて、前記血漿部分内の前記標的の存在及び/または量を判定する工程
を更に備えたことを特徴とする請求項251または252に記載の方法。
<請求項254>
前記血漿部分の前記血漿と前記マイクロチャネル内に配置された前記1または複数の試薬との混合工程中、前記液体-液体の界面を維持する工程
を含むことを特徴とする請求項251乃至253のいずれかに記載の方法。
<請求項255>
前記血漿部分内の前記標的の存在及び/または量を判定する前記工程の間、前記液体-液体の界面を維持する工程
を含むことを特徴とする請求項254に記載の方法。
<請求項256>
混合された前記血液サンプル及び前記凝集試薬を分離する前記工程は、
混合された前記血液サンプル及び前記凝集試薬を前記マイクロチャネルに沿った第1の方向に流す工程と、
その後に、当該混合物を前記マイクロチャネルに沿った前記第1の方向とは反対向きの第2の方向に流す工程と、
を含む
ことを特徴とする請求項243乃至255のいずれかに記載の方法。
<請求項257>
混合された前記血液サンプル及び前記凝集試薬を分離する前記工程は、
混合された前記血液サンプル及び前記凝集試薬を前記第1の方向に流す前記工程と、その後に当該混合物を前記第2の方向に流す前記工程と、を少なくともN回繰り返す工程
を含み、
前記Nは、少なくとも約3、少なくとも約5、少なくとも約7、または、少なくとも約10、である
ことを特徴とする請求項249に記載の方法。
<請求項258>
前記Nは、約20以下、約15以下、または、約10以下、である
ことを特徴とする請求項250に記載の方法。
<請求項259>
分離する前記工程は、前記血漿部分をフィルター、例えば膜、に通過させること無しで、実行される
ことを特徴とする請求項243乃至258のいずれかに記載の方法。
<請求項260>
分離する前記工程は、前記血液サンプルを前記赤血球部分と前記血漿部分とに分離するのに十分な決定論的な横方向変位に曝すこと無しで、例えば前記血液サンプルを決定論的な横方向変位に曝すこと無しで、実行される
ことを特徴とする請求項243乃至259のいずれかに記載の方法。
<請求項261>
分離する前記工程が実行される前記マイクロチャネルの一部分の内部表面は、前記赤血球部分と前記血漿部分とを分離するのに十分な量だけ赤血球を優先的に保持するのに十分な突起またはマイクロ構造を実質的に含まない
ことを特徴とする請求項243乃至260のいずれかに記載の方法。
<請求項262>
分離する前記工程は、前記血液サンプルを前記赤血球部分と前記血漿部分とに分離するのに十分な慣性集束に曝すこと無しで、例えば前記血液サンプルを本質的に何らの慣性集束にも曝すこと無しで、実行される
ことを特徴とする請求項243乃至261のいずれかに記載の方法。
<請求項263>
分離する前記工程は、前記血液サンプルを前記赤血球部分と前記血漿部分とに分離するのに十分な遠心力に曝すこと無しで、例えば前記血液サンプルを本質的に何らの遠心力にも曝すこと無しで、実行される
ことを特徴とする請求項243乃至262のいずれかに記載の方法。
<請求項264>
分離する前記工程は、前記マイクロ流体デバイスを回転させること無しで、実行される
ことを特徴とする請求項243乃至263のいずれかに記載の方法。
<請求項265>
分離する前記工程は、前記マイクロチャネル内の曲線状の流路に沿って前記血液サンプルを流すこと無しで、実行される
ことを特徴とする請求項243乃至264のいずれかに記載の方法。
<請求項266>
分離する前記工程は、地球の局所的な重力場に対して実質的に垂直に配向された前記マイクロチャネルの流れ軸を用いて、例えば、地球の局所的な重力場に対して、約20度以内、約15度以内、約10度以内、または、約5度以内、で垂直または本質的に垂直に配向された前記マイクロチャネルの流れ軸を用いて、実行される
ことを特徴とする請求項243乃至265のいずれかに記載の方法。
<請求項267>
前記凝集試薬は、
凝集を誘発または促進するタンパク質、例えばフィトヘマグルチニン、
凝集を誘発または促進する抗体、例えば抗グリコホリンA抗体、及び、
レクチン、例えばマメ科植物由来のレクチン、例えば大豆由来の大豆凝集素、
のうちの1または複数を含む
ことを特徴とする請求項243乃至266のいずれかに記載の方法。
<請求項268>
前記血液サンプルから分離された前記血漿部分の体積は、少なくとも約0.075μL、少なくとも約0.1μL、少なくとも約0.15μL、少なくとも約0.175μL、または、少なくとも約0.2μL、である
ことを特徴とする請求項243乃至267のいずれかに記載の方法。
<請求項269>
前記血液サンプルから分離された前記血漿部分の体積は、約0.75μL以下、約0.65μL以下、約0.55μL以下、約0.45μL以下、約0.4μL以下、約0.35μL以下、または、約0.325μL以下、である
ことを特徴とする請求項243乃至268のいずれかに記載の方法。
<請求項270>
(a)血液サンプル、例えばヒト等の哺乳動物からの全血サンプルを、マイクロ流体デバイスのマイクロチャネルに導入する工程と、
(b)前記マイクロチャネル内で前記血液サンプルを凝集試薬と混合させる工程と、
(c)前記マイクロ流体デバイスの前記マイクロチャネル内で、混合された前記血液サンプル及び前記凝集試薬を、前記マイクロチャネルの第1部分に配置された赤血球部分と、前記マイクロチャネルの第2部分に配置された血漿部分と、に分離する工程であって、前記赤血球部分と前記血漿部分とはそれらの間で界面で接触する工程と、
(d)前記マイクロ流体デバイスの前記マイクロチャネル内で、前記血漿部分の血漿を、当該血漿内に存在する標的と結合するように構成された試薬、例えば免疫学的試薬、と混合させる工程と、
(e)前記界面における前記赤血球部分と前記血漿部分との間の前記接触を維持しながら、前記血漿部分の前記血漿内の前記標的の存在及び/または量を判定する工程と、
を備え、
前記赤血球部分は、本質的に前記血液サンプルの前記赤血球の全てを含み、
前記血漿部分は、本質的に前記血液サンプルの血漿からなる
ことを特徴とする方法。
<請求項271>
(a)血液サンプル、例えば全血サンプルを、赤血球部分と血漿部分とに分離する工程であって、前記赤血球部分と前記血漿部分とはそれらの間で液体界面によって接続される工程と、
(d)前記血漿部分の血漿を、当該血漿内に存在する標的の判定を容易化するように構成された試薬、例えば免疫学的試薬、と混合させる工程と、
(e)前記界面における前記赤血球部分と前記血漿部分との間の接触を維持しながら、前記血漿部分の前記血漿内の前記標的の存在及び/または量を判定する工程と、
を備え、
前記赤血球部分は、本質的に前記血液サンプルの赤血球の全てを含み、
前記血漿部分は、本質的に前記血液サンプルの血漿からなる
ことを特徴とする方法。

配列表
配列ID NO:1

Figure 2021146350000001
The two false negatives in the data set barely meet the test threshold (>33 Ct) and appear to be random rather than time-related. Due to its high sensitivity, the SARS-CoV-2 Ag test (LOD32TCID50/ml) correctly identifies all positive patients with Ct<33. Based on the reported LOD values of other SARS-CoV-2 antigen tests, it appears that those tests may not be able to identify Ct>30. Based on this (illustrated) data set, a test that fails to discriminate Ct>30 translates into a comparative sensitivity of approximately 80% (51/65).
The claims as filed are as follows.
<Claim 1>
(a) introducing a sample liquid into a microchannel of a microfluidic device, the sample liquid occupying a first portion of the microchannel, and a second portion of the microchannel adjacent to the first portion; , the sample liquid and the gas forming a liquid-gas interface therebetween;
(b) inducing pressure oscillations in the sample liquid by repeatedly changing the pressure of the gas in the second portion of the microchannel;
A method characterized by comprising:
<Claim 2>
The step of introducing the sample liquid into the microchannel includes applying the sample liquid to a sample introduction port of the microfluidic device,
the first portion of the microchannel is downstream of the sample introduction port (i.e. distal within the channel or network to the application zone);
the second portion of the microchannel is downstream of the first portion of the microchannel
The method according to claim 1, characterized in that:
<Claim 3>
The step of repeatedly varying the pressure of the gas in the second portion of the microchannel is performed at a frequency of at least about 10 Hz, a frequency of at least about 25 Hz, a frequency of at least about 100 Hz, a frequency of at least about 250 Hz, a frequency of at least about 500 Hz. , at a frequency of at least about 700 Hz, at a frequency of at least about 750 Hz, or at a frequency of at least about 1000 Hz.
The method according to claim 1 or 2, characterized in that:
<Claim 4>
The step of repeatedly changing the pressure of the gas in the second portion of the microchannel is performed at a frequency below the acoustic frequency, such as a frequency below about 2000 Hz, a frequency below about 1500 Hz, a frequency below about 1250 Hz, a frequency below about 1000 Hz. , at a frequency of about 900 Hz or less, or at a frequency of about 800 Hz or less
The method according to any one of claims 1 to 3, characterized in that:
<Claim 5>
The step of repeatedly changing the pressure of the gas in the second portion of the microchannel includes vibrating walls of the second portion of the microchannel.
The method according to any one of claims 1 to 4, characterized in that:
<Claim 6>
The step of vibrating the wall of the second portion of the microchannel causes the wall to vibrate over the entire peak-to-peak distance at a frequency of the step of changing the pressure of the gas in the second portion of the microchannel. including the step of vibrating the
The total peak-to-peak distance is measured along an axis perpendicular to a plane defined by the microfluidic device and is about 75 μm or less, about 65 μm or less, about 50 μm or less, about 40 μm or less, about 25 μm or less, about 20 μm or less, about 15 μm or less, about 10 μm or less, about 8 μm or less, about 7 μm or less, or about 6 μm or less
6. The method according to claim 5, characterized in that:
<Claim 7>
Said step of vibrating said wall of said second portion of said microchannel vibrates said wall over a full peak-to-peak distance at a frequency of said step of changing the pressure of said gas in said second portion of said microchannel. including the step of vibrating the
The total peak-to-peak distance is measured along an axis perpendicular to a plane defined by the microfluidic device and is at least about 1 μm, at least about 2 μm, at least about 2.5 μm, at least about 3 μm, at least about 4 μm. , at least about 5 μm, at least about 10 μm, at least about 15 μm, or at least about 20 μm.
6. The method according to claim 5, characterized in that:
<Claim 8>
The step of vibrating the wall of the second portion of the microchannel is carried out by contacting an outer surface of the wall of the second portion of the microchannel with a mechanical member.
The method according to any one of claims 5 to 7, characterized in that:
<Claim 9>
over a distance measured along an axis perpendicular to a plane defined by the microfluidic device that is approximately the same distance as traveled by the wall of the second portion of the microchannel. , vibrating the mechanical member;
9. The method according to claim 8, comprising:
<Claim 10>
The step of contacting the outer surface of the wall of the second portion of the microchannel with a mechanical member includes contacting the wall of the second portion of the microchannel with the mechanical member by about 12 mm.2Approximately 10mm below2Approximately 8mm below2Approximately 6mm below2Less than or about 5mm2The following includes the step of contacting over the entire area of
The method according to claim 8 or 9, characterized in that.
<Claim 11>
The step of contacting an outer surface of the wall of the second portion of the microchannel with a mechanical member includes contacting the wall of the second portion of the microchannel with the mechanical member by at least about 1 mm.2, at least about 2mm2, at least about 3mm2, at least about 4mm2, or at least about 5mm2, including the step of contacting over the entire area of
The method according to any one of claims 8 to 10, characterized in that:
<Claim 12>
The step of contacting the outer surface of the wall of the second portion of the microchannel with a mechanical member may include contacting the outer surface of the wall of the second portion of the microchannel with the mechanical member and the outer surface of the wall of the second portion of the microchannel at the contact location. contacting over a distance corresponding to at least about 10%, at least about 15%, at least about 20%, or at least about 25% of the width of the second portion.
A method according to any one of claims 8 to 11, characterized in that:
<Claim 13>
The step of contacting the outer surface of the wall of the second portion of the microchannel with a mechanical member may include contacting the outer surface of the wall of the second portion of the microchannel with the mechanical member and the outer surface of the wall of the second portion of the microchannel at the contact location. contacting over a distance corresponding to about 35% or less, about 30% or less, or about 25% or less of the width of the second portion.
A method according to any one of claims 8 to 12, characterized in that:
<Claim 14>
the width of the second portion of the microchannel at the location of contact with the mechanical member is at least about 1.25 times greater than the width of the first portion of the microchannel occupied by the liquid sample; at least about 1.5 times larger, or at least about 2 times larger
A method according to any one of claims 8 to 13, characterized in that:
<Claim 15>
The step of vibrating the mechanical member includes actuating, e.g. piezoelectrically, the mechanical member in contact with the outer surface of the wall of the second portion of the microchannel.
15. The method according to any one of claims 8 to 14.
<Claim 16>
the mechanical member is connected to an actuator, e.g. a piezoelectric actuator, via a laterally extending arm, e.g. a piezoelectric bender;
the actuator is laterally offset from the first and second portions of the microchannel
16. The method according to claim 15, characterized in that:
<Claim 17>
The actuator is laterally offset from the area contacted by the mechanical member by a distance of at least about 1 cm, at least about 1.5 cm, or at least about 2 cm.
17. The method according to claim 16, characterized in that:
<Claim 18>
compressing the walls of the second portion of the microchannel before introducing the sample liquid into the microchannel;
maintaining compression of the wall of the microchannel while introducing the sample liquid into the microchannel;
18. The method according to any one of claims 1 to 17, further comprising:
<Claim 19>
an interior of the second portion of the microchannel includes first and second spaced apart electrical contacts;
The compressing step includes compressing the wall of the second portion of the microchannel until an electrical signal is received indicating that the first and second electrical contacts are in electrical continuity.
19. A method according to claim 18, characterized in that.
<Claim 20>
After receiving the electrical signal and before introducing the sample liquid into the microchannel, the microchannel reducing the compression of the wall of the second portion of the channel;
20. The method of claim 19, further comprising:
<Claim 21>
said compressing step comprises compressing said wall of said second portion of said microchannel by a maximum distance D measured along an axis perpendicular to a plane defined by said microfluidic device;
The method includes at least about 75%, at least about 80%, at least about 85%, at least about 90%, at least about 95% of the compression relative to the distance D before introducing the sample liquid into the microchannel. The process of maintaining % or essentially all
21. The method according to any one of claims 18 to 20, further comprising:
<Claim 22>
The step of compressing the second portion of the microchannel increases the internal height of the second portion of the microchannel measured along an axis perpendicular to a plane defined by the microfluidic device. at least about 40%, at least about 50%, at least about 60%, at least about 65%, at least about 75%, at least about 80%, at least about 85%, or at least about 90%.
22. A method according to any one of claims 18 to 21, characterized in that:
<Claim 23>
The step of compressing the second portion of the microchannel increases the internal height of the second portion of the microchannel measured along an axis perpendicular to a plane defined by the microfluidic device. reducing by at least about 40 μm, at least about 50 μm, at least about 60 μm, at least about 70 μm, at least about 75 μm, at least about 85 μm, or at least about 90 μm.
22. A method according to any one of claims 18 to 21, characterized in that:
<Claim 24>
The overall internal height of the second portion of the microchannel, measured along an axis perpendicular to the plane defined by the microfluidic device, is between about 50 and 200 μm before the compacting step. , between about 75 and 150 μm, between about 90 and 130 μm, or about 110 μm
24. A method according to any one of claims 18 to 23, characterized in that:
<Claim 25>
The step of compressing the walls of the second portion of the microchannel forces a portion of the gas from the second portion of the microchannel into at least the first portion of the microchannel.
25. A method according to any one of claims 18 to 24.
<Claim 26>
before the compressing step, the outer surface of the wall of the second portion of the microchannel is substantially planar;
After the compressing step, the outer surface of the wall of the second portion of the microchannel is concave.
26. A method according to any one of claims 18 to 25.
<Claim 27>
upon introduction of the sample liquid, the sample liquid passes through at least a portion of the microchannel by capillary action;
(i) the leading liquid-gas interface of the sample liquid is located within the channel upstream of at least the second portion of the microchannel (i.e. proximal within the channel or network to the application zone); until reaching a first capillary stop located; and/or
(ii) until the gas pressure downstream of the leading liquid-gas interface is high enough to stop capillary flow of the sample liquid further downstream;
flowing
27. A method according to any one of claims 18 to 26.
<Claim 28>
after the downstream flow of the sample liquid has ceased, reducing the gas pressure at the leading liquid-gas interface of the sample liquid by reducing the compression applied to the second portion of the microchannel; , thereby causing the sample liquid to move a further distance along the microchannel towards the second portion of the microchannel.
28. The method of claim 27, further comprising:
<Claim 29>
at least about 10 μm/s, at least about 20 μm/s, at least about 50 μm/s, at least about 400 μm/s from the leading liquid-gas interface of the sample liquid toward the second portion of the microchannel. s, at least about 600 μm/s, at least about 750 μm/s, at least about 1000 μm/s, at least about 1250 μm/s, or at least about 1500 μm/s.
reducing the compression applied to the second portion of the microchannel at a rate sufficient to
29. The method of claim 28, further comprising:
<Claim 30>
about 2000 μm/s or less, about 1900 μm/s or less, about 1800 μm/s or less, about 1500 μm/s from the leading liquid-gas interface of the sample liquid toward the second portion of the microchannel. Below, about 1250 μm/s or less, about 1000 μm/s or less, about 750 μm/s or less, about 500 μm/s or less, about 250 μm/s or less, about 150 μm/s or less, about 100 μm/s or less, or about 75 μm/s Move at the following speed,
reducing the compression applied to the second portion of the microchannel at a rate sufficient to
30. The method according to claim 28 or 29, further comprising:
<Claim 31>
the further distance along the microchannel between the leading liquid-gas interface of the sample liquid when first stopped and the point of maximum compression of the second portion of the microchannel; between about 10% and 60%, between about 20% and 50%, between about 25% and 40%, about 25%, about 35%, or about 50 of the total distance
31. A method according to any one of claims 28 to 30.
<Claim 32>
Said further distance is
at least about 1 mm, at least about 2 mm, at least about 3 mm, at least about 4 mm, or at least about 5 mm,
is
32. A method according to any one of claims 28 to 31, characterized in that:
<Claim 33>
The further distance is
It is about 10 mm or less, about 9 mm or less, about 8 mm or less, about 7 mm or less, about 6 mm or less, or about 5 mm or less
33. A method according to any one of claims 28 to 32.
<Claim 34>
The additional distance may be such that the sample liquid is at least about 100 nL, at least about 200 nL, at least about 300 nL, or at least about 400 nL gas in front of the leading liquid-gas interface in the microchannel. replace the volume of
34. A method according to any one of claims 28 to 33, characterized in that:
<Claim 35>
The additional distance may be such that the sample liquid is no more than about 1000 nL, no more than about 900 nL, no more than about 800 nL, no more than about 700 nL, no more than about 600 nL, or no more than about 500 nL of the leading liquid in the microchannel. Displace the volume of gas in front of the gas interface
35. A method according to any one of claims 28 to 34.
<Claim 36>
the microchannel has a first reagent zone containing one or more first reagents deposited therein;
the reagent zone is located between the leading liquid-gas interface of the sample liquid when first stopped and the point of maximum compression of the second portion of the microchannel;
The further distance is sufficient to cause the leading liquid-gas interface of the sample liquid to traverse the entire first reagent zone.
36. A method according to any one of claims 28 to 35.
<Claim 37>
The step of reducing the compression applied to the second portion of the microchannel is performed simultaneously with the application of an energy pulse.
37. A method according to any one of claims 28 to 36.
<Claim 38>
The step of changing the pressure of the gas in the second portion of the microchannel induces mixing.
38. A method according to claim 37, characterized in that.
<Claim 39>
after the leading liquid-gas interface of the sample liquid has moved a predetermined further distance along the microchannel toward the second portion of the microchannel. stopping said step of reducing compaction;
further comprising;
The sample liquid is caused by capillary action to
(i) a second capillary in the channel, wherein the leading liquid-gas interface of the sample liquid is located downstream of the first capillary stop and upstream of at least the second portion of the microchannel; until a stop is reached, and/or
(ii) until the gas pressure downstream of the leading liquid-gas interface is high enough to stop capillary flow of the sample liquid further downstream;
flowing
39. A method according to any one of claims 28 to 38.
<Claim 40>
the reagent is mobilizable by the sample liquid
40. A method according to any one of claims 37 to 39, characterized in that.
<Claim 41>
further reducing the compression applied to the second portion of the microchannel after downstream flow of the sample liquid has ceased following cessation of the step of reducing compression of the second portion of the microchannel; The gas pressure at the leading liquid-gas interface of the sample liquid is again reduced by causing the sample liquid to move further along the microchannel toward the second portion of the microchannel. The process of moving again by a distance
41. The method according to claim 39 or 40, further comprising:
<Claim 42>
at least about 400 μm/s, at least about 600 μm/s, at least about 750 μm/s, at least about 1000 μm/s from the leading liquid-gas interface of the sample liquid toward the second portion of the microchannel. s, at least about 1250 μm/s, or at least about 1500 μm/s.
reducing the compression applied to the second portion of the microchannel at a rate sufficient to
42. The method of claim 41, further comprising:
<Claim 43>
The leading liquid-gas interface of the sample liquid toward the second portion of the microchannel is about 2000 μm/s or less, about 1900 μm/s or less, about 1800 μm/s or less, or about 1700 μm/s. Move at a speed of /s or less,
reducing the compression applied to the second portion of the microchannel at a rate sufficient to
43. The method according to claim 41 or 42, further comprising:
<Claim 44>
The further distance is along the microchannel between the leading liquid-gas interface of the sample liquid when first stopped and the point of maximum compression of the second portion of the microchannel. between about 10% and 60%, between about 20% and 50%, between about 25% and 40%, about 25%, about 35%, or about 50 of the total distance
44. A method according to any one of claims 41 to 43, characterized in that:
<Claim 45>
The further distance is
at least about 1 mm, at least about 2 mm, at least about 3 mm, at least about 4 mm, or at least about 5 mm,
is
45. A method according to any one of claims 41 to 44.
<Claim 46>
Said further distance is
It is about 10 mm or less, about 9 mm or less, about 8 mm or less, about 7 mm or less, about 6 mm or less, or about 5 mm or less.
46. A method according to any one of claims 41 to 45.
<Claim 47>
The additional distance may be such that the sample liquid is at least about 100 nL, at least about 200 nL, at least about 300 nL, or at least about 400 nL gas in front of the leading liquid-gas interface in the microchannel. replace the volume of
47. A method according to any one of claims 41 to 46.
<Claim 48>
The additional distance may be such that the sample liquid is no more than about 1000 nL, no more than about 900 nL, no more than about 800 nL, no more than about 700 nL, no more than about 600 nL, or no more than about 500 nL of the leading liquid in the microchannel. Displace the volume of gas in front of the gas interface
48. A method according to any one of claims 41 to 47.
<Claim 49>
the microchannel has a second reagent zone containing one or more second reagents deposited therein;
the second reagent zone is located between the first reagent zone and the point of maximum compression of the second portion of the microchannel;
The further distance is sufficient to cause the leading liquid-gas interface of the sample liquid to traverse the entire second reagent zone.
49. A method according to any one of claims 41 to 48.
<Claim 50>
the second portion of the microchannel after the leading liquid-gas interface of the sample liquid has moved again a predetermined further distance along the microchannel toward the second portion of the microchannel; stopping the step of further reducing the compression of the
further comprising;
The sample liquid is caused by capillary action to
(i) a second capillary in the channel, wherein the leading liquid-gas interface of the sample liquid is located downstream of the first capillary stop and upstream of at least the second portion of the microchannel; until a stop is reached, and/or
(ii) until the gas pressure downstream of the leading liquid-gas interface is high enough to stop capillary flow of the sample liquid further downstream;
flowing
50. A method according to any one of claims 41 to 49.
<Claim 51>
performing said step of repeatedly varying the pressure of said gas in said second portion of said microchannel while simultaneously performing said step of reducing said compression applied to said second portion of said microchannel;
51. The method according to any one of claims 43 to 50, further comprising:
<Claim 52>
The step of changing the pressure of the gas in the second portion of the microchannel induces mixing.
52. The method of claim 51.
<Claim 53>
The microchannel is in gas communication with the ambient atmosphere upstream of the second portion of the microchannel and sealed to the ambient atmosphere downstream of the second portion of the microchannel; wherein compression of the second portion of the microchannel displaces gas from the second portion of the microchannel toward the first portion of the microchannel.
53. A method according to any one of claims 1 to 52, characterized in that:
<Claim 54>
maintaining at least about 50%, at least about 65%, at least about 75%, at least about 85%, or at least about 90% of the compression prior to inducing pressure oscillations in the sample liquid;
54. A method according to any one of claims 18 to 53, further comprising:
<Claim 55>
The liquid-gas interface is oriented substantially perpendicular to the longitudinal axis of the microchannel.
55. A method according to any one of claims 1 to 54, characterized in that:
<Claim 56>
the first and second portions of the microchannel are sequentially positioned along a longitudinal axis of the microchannel;
56. A method according to any one of claims 1 to 55.
<Claim 57>
the liquid-gas interface is oriented along a substantially vertical axis;
The longitudinal axis of the microchannel is oriented along a generally horizontal axis.
57. A method according to any one of claims 1 to 56, characterized in that:
<Claim 58>
the liquid along the microchannel over a distance greater than the amplitude of the oscillations along the microchannel while simultaneously performing the steps of repeatedly varying the pressure of the gas in the second portion of the microchannel; Process of moving the average position of the gas interface in parallel
58. A method according to any one of claims 1 to 57, further comprising:
<Claim 59>
The sample liquid includes a fluorescent tag bound to magnetic particles by an immunological link, and a fluorescent tag that does not contain magnetic particles,
The method is
applying a magnetic field to the first portion of the microchannel while simultaneously performing the steps of repeatedly changing the pressure of the gas in the second portion of the microchannel;
59. A method according to any one of claims 1 to 58, further comprising:
<Claim 60>
The axis of the magnetic field is oriented substantially parallel to an axis of symmetry defined by the liquid-gas interface.
60. The method of claim 59.
<Claim 61>
translating the position of the liquid-gas interface along the longitudinal axis of the microchannel;
further comprising;
The axis of the magnetic field is oriented substantially perpendicular to the longitudinal axis of the microchannel.
61. A method according to claim 59 or 60, characterized in that.
<Claim 62>
the first portion of the microchannel has a plurality of liquid-gas interfaces of sample liquid spaced from each other along a longitudinal axis of the first portion of the microchannel;
Iteratively changing the pressure of the gas in the second portion of the microchannel includes oscillating the position of the plurality of interfaces with respect to the longitudinal axis of the microchannel.
59. A method according to any one of claims 1 to 58, characterized in that:
<Claim 63>
Oscillations in the position of each interface occur along an axis substantially perpendicular to the longitudinal axis of the first portion of the microchannel.
63. The method of claim 62.
<Claim 64>
A method of moving a sample liquid within a microfluidic device, the method comprising:
(a) compressing a portion of the wall of the microchannel of the microfluidic device;
(b) introducing a sample liquid into the microchannel, the liquid traveling only part way along the microchannel towards the compressed wall of the microchannel;
(c) directing the sample liquid along the microchannel and toward the compressed wall of the microchannel by at least partially reducing the compression of the wall and vibrating the compressed wall; and further moving the
A method characterized by comprising:
<Claim 65>
a step of simultaneously performing the step of reducing the compression and the step of vibrating the wall;
65. The method of claim 64, comprising:
<Claim 66>
The step of compressing the walls includes reducing the height of the microchannel by at least about 50 μm, at least about 60 μm, or at least about 70 μm.
66. A method according to claim 64 or 65, characterized in that.
<Claim 67>
The step of vibrating the wall vibrates the wall by a distance of no more than about 10 μm, no more than about 7.5 μm, or no more than about 5 μm, measured along a dimension corresponding to the height of the microchannel. including process
67. A method according to any one of claims 64 to 66.
<Claim 68>
The step of vibrating the wall includes vibrating the wall a distance of at least about 1 μm, at least about 2 μm, or at least about 2.5 μm.
68. A method according to any one of claims 64 to 67.
<Claim 69>
(a) providing a capillary tube, the capillary tube having a capillary channel defining a longitudinal axis and containing a liquid and a gas;
(b) vibrating the pressure of the gas;
A method comprising:
the liquid and the gas are disposed within respective successive first and second portions of the capillary channel along the longitudinal axis;
The liquid and the gas form a gas-liquid interface between them.
A method characterized by:
<Claim 70>
the capillary defines a plurality of cavities spaced from each other along the longitudinal axis of the first portion of the capillary channel;
each cavity contains a gas disposed therein;
the gas and the liquid within each cavity forming a gas-liquid interface therebetween;
70. The method of claim 69.
<Claim 71>
the wall is an exterior wall
69. A method according to any one of claims 5 to 68.
<Claim 72>
first and second substrates fixed relative to each other, both having a generally planar extent and at least partially defining a microfluidic channel network;
reagent and
Equipped with
the first substrate defines an inner surface above or below the microchannels of the microfluidic channel network;
the second substrate defines at least one of two opposing sidewalls of the microchannel;
a first portion of the reagent is disposed within the microchannel on the upper or lower inner surface of the microchannel between the two opposing sidewalls of the microchannel;
A second portion of the reagent is located between the first and second substrates along an axis substantially perpendicular to the generally planar extent of the first and second substrates and in the microchannel. placed on the outside
A microfluidic device characterized by:
<Claim 73>
a second substrate fixed to the second substrate and having a generally planar extent with the first and second substrates and at least partially defining the microfluidic channel network with the first and second substrates; 3 board
further comprising;
The third substrate defines the other of the upper or lower inner surfaces of the microchannel.
73. The microfluidic device of claim 72.
<Claim 74>
The reagents include lysis reagents, buffer reagents, detectably labeled reagents (e.g., fluorescently labeled reagents), reagents configured to specifically bind to the target to be detected, magnetically selected from the group consisting of labeled reagents or combinations thereof;
74. The microfluidic device according to claim 72 or 73.
<Claim 75>
The reagent is in a non-liquid state, for example in a dry or lyophilized state.
75. The microfluidic device according to any one of claims 72 to 74.
<Claim 76>
During use of the microfluidic device,
the first portion of the reagent within the microchannel is solubilized by a sample liquid;
Substantially all of the second portion of the reagent outside the microchannel remains solubilized by the sample liquid, and/or the substantially planar portion of the first and second substrates remains solubilized by the sample liquid. between the first and second substrates and outside the microchannel along the axis substantially perpendicular to the extent of the microchannel;
76. The microfluidic device according to any one of claims 72 to 75.
<Claim 77>
At least one, such as at least two or all three of the first, second and third substrates are substantially perpendicular to the substantially planar extent of the first and second substrates. Consisting of multiple layers along the axis
77. The microfluidic device according to any one of claims 73 to 76.
<Claim 78>
At least one, such as at least two or all three of the first, second and third substrates are substantially parallel to the substantially planar extent of the first and second substrates. Consists of two or more separate substrates arranged along an axis
78. A microfluidic device according to claims 73 to 77.
<Claim 79>
The second substrate includes an adhesive layer that secures the first and second substrates together and secures the second and third substrates together.
79. A microfluidic device according to any one of claims 73 to 78.
<Claim 80>
The second substrate defines two opposing sidewalls of the microchannel.
80. A microfluidic device according to any one of claims 72 to 79.
<Claim 81>
the microchannel defines a longitudinal axis;
at least one sidewall, e.g. both sidewalls, of the microchannel define a plurality of cavities;
Each of the plurality of cavities has a longitudinal axis oriented substantially perpendicular to the longitudinal axis at the location of the plurality of cavities.
81. The microfluidic device according to any one of claims 72 to 80.
<Claim 82>
The second portion of the reagent comprises:
(i) between the first and second substrates and outside the microchannel along an axis substantially perpendicular to the generally planar extent of the first and second substrates;
(ii) between adjacent cavities along an axis substantially parallel to the longitudinal axis of the channel at a location between the adjacent cavities;
Contains arranged reagents
82. The microfluidic device of claim 81.
<Claim 83>
The second substrate defines two opposing sidewalls of the microchannel.
83. A microfluidic device according to any one of claims 72 to 82.
<Claim 84>
A microfluidic device,
a microfluidic channel network comprising a microchannel configured to receive a liquid and a mechanically manipulated zone in fluid communication with the microchannel;
a first electrode positioned to contact a liquid within the microfluidic channel network at a first location;
a first electrically conductive lead extending from the first electrode to a first electrical contact located on the microfluidic device outside of the microfluidic channel network;
a second electrode positioned to contact a liquid within the microfluidic network at a second location spaced apart from the first location;
a second electrically conductive lead extending from the second electrode to a second electrical contact located on the microfluidic device outside of the microfluidic channel network and spaced apart from the first electrical contact; ,
Equipped with
the mechanical manipulation zone includes a first manipulation part and a second manipulation part;
mechanical manipulation of one of the first and second manipulating parts induces movement of liquid, if present, in the microchannel relative to the other of the first and second manipulating parts;
the first electrically conductive lead includes a first lead portion disposed within or adjacent the mechanical manipulation zone;
the second electrically conductive lead includes a second lead portion disposed within or adjacent the mechanical manipulation zone;
the first and second electrodes are each configured to perform a respective liquid sensing function or target detection function at respective first and second positions;
Mechanical manipulation of one of the first and second manipulating parts brings the first and second leads into electrical communication with each other with respect to the other of the first and second manipulating parts, or cutting off electrical continuity between the first and second lead wires;
A microfluidic device characterized by:
<Claim 85>
The mechanical manipulation zone is a gas bladder in fluid communication with the microchannel.
85. The microfluidic device of claim 84.
<Claim 86>
the first operating part is a first wall of the gas bladder;
the second operating part is a second wall of the gas bladder;
The first and second walls are arranged opposite to each other.
86. The microfluidic device of claim 85.
<Claim 87>
The first and second manipulating portions are arranged such that compression of the mechanical manipulating zone brings the first and second leads into electrical communication with each other.
87. The microfluidic device according to claim 85 or 86.
<Claim 88>
the first and second operating portions are each disposed on an inner surface of one of the first and second walls of the mechanical operating zone;
The interior of the other of the first and second walls includes an electrically conductive surface configured to bring the first and second leads into electrical communication with each other upon compression of the mechanical manipulation zone.
88. The microfluidic device of claim 87.
<Claim 89>
The conductive surface is a surface of a conductive bridge member fixed within the other of the first and second walls.
89. The microfluidic device of claim 88.
<Claim 90>
A method for detecting anti-coronavirus spike protein antibodies in a sample from a subject, the method comprising:
applying said sample to a serological assay comprising first and second reagents;
Equipped with
the first reagent comprises a receptor binding domain (RBD) of the coronavirus spike protein or a fragment thereof, and is conjugated or configured to bind a detectable label or capture agent;
the second reagent is bound or configured to bind a detectable label or capture agent;
the first reagent and the second reagent bind to an anti-coronavirus spike protein antibody to form a complex comprising the first reagent, the anti-coronavirus spike protein antibody, and the second reagent;
Formation of said complex indicates the presence of said anti-coronavirus spike protein antibody within said sample.
A method characterized by:
<Claim 91>
The second reagent contains the S1 subunit of the coronavirus spike protein or a fragment thereof.
91. The method of claim 90.
<Claim 92>
the amino acid sequence of the RBD is at least 75%, 80%, 85%, 90%, 95%, 96% of amino acids 319-541 of the SARS-CoV-2 spike protein (SEQ ID NO: 1); have 97%, 98%, 99%, 99.5, or 100% sequence identity
92. A method according to claim 90 or 91, characterized in that.
<Claim 93>
The RBD and/or S1 subunit of the coronavirus spike protein, or a fragment thereof further comprises an Fc region.
93. A method according to any one of claims 90 to 92.
<Claim 94>
The first reagent is bound or configured to bind a detectable label.
94. A method according to any one of claims 90 to 93.
<Claim 95>
The first reagent is bound to or configured to bind to a capture agent.
95. A method according to any one of claims 90 to 94.
<Claim 96>
The second reagent is bound or configured to bind a detectable label.
96. The method according to any one of claims 90 to 93 and 95.
<Claim 97>
The second reagent is bound or configured to bind to a capture agent.
97. A method according to any one of claims 90 to 94, 96.
<Claim 98>
The detectable label includes fluorescent particles, such as fluorescent latex beads.
95. A method according to any one of claims 90 to 94.
<Claim 99>
The capture agent includes biotin, avidin, streptavidin, and/or magnetic beads.
99. A method according to any one of claims 1 to 98.
<Claim 100>
The method is carried out in a microfluidic device according to any of claims 72 to 89.
100. A method according to any one of claims 90 to 99.
<Claim 101>
The coronavirus is SARS-CoV-2
101. A method according to any one of claims 90 to 100.
<Claim 102>
The sample includes blood, serum, or plasma.
102. A method according to any one of claims 90 to 101.
<Claim 103>
Before applying the sample to the binding assay, the sample is contacted with latex particles.
103. A method according to any one of claims 90 to 102.
<Claim 104>
Before applying the sample to the binding assay, the sample is contacted with a buffer containing a salt solution.
104. A method according to any one of claims 90 to 103.
<Claim 105>
When applying said sample to said binding assay, the presence of said anti-coronavirus spike protein antibodies is detected.
105. A method according to any one of claims 90 to 104.
<Claim 106>
The reagent includes a capture agent or a detectable label.
106. A method according to any one of claims 100 to 105.
<Claim 107>
The microchannel includes a dried first reagent and a second reagent therein,
the first reagent comprises a receptor binding domain (RBD) of the coronavirus spike protein or a fragment thereof, and is conjugated or configured to bind a detectable label or capture agent;
the second reagent is bound or configured to bind a detectable label or capture agent;
The first reagent and the second reagent, when solubilized by the sample, include the first reagent, an anti-coronavirus spike protein antibody if present in the sample, and the second reagent. form a complex
90. A microfluidic device according to any one of claims 72 to 89.
<Claim 108>
the amino acid sequence of the RBD is at least 75%, 80%, 85%, 90%, 95%, 96% of amino acids 319-541 of the SARS-CoV-2 spike protein (SEQ ID NO: 1); have 97%, 98%, 99%, 99.5, or 100% sequence identity
108. The microfluidic device of claim 107.
<Claim 109>
The RBD or S1 subunit of the coronavirus spike protein, or a fragment thereof further comprises an Fc region.
109. The microfluidic device according to claim 107 or 108.
<Claim 110>
The first reagent is bound or configured to bind a detectable label.
110. The microfluidic device according to any one of claims 107 to 109.
<Claim 111>
The first reagent is bound to or configured to bind to a capture agent.
111. The microfluidic device according to any one of claims 107 to 110.
<Claim 112>
The second reagent is bound or configured to bind a detectable label.
112. The microfluidic device according to any one of claims 107 to 109 and 111.
<Claim 113>
The second reagent is bound or configured to bind to a capture agent.
113. The microfluidic device according to any one of claims 107 to 110 and 112.
<Claim 114>
The detectable label includes fluorescent particles, such as fluorescent latex beads.
114. The microfluidic device according to any one of claims 107 to 113.
<Claim 115>
The capture agent includes magnetic beads.
115. The microfluidic device according to any one of claims 101 to 114.
<Claim 116>
The coronavirus is SARS-CoV-2
116. The microfluidic device according to any one of claims 107 to 115.
<Claim 117>
The sample includes blood, serum, or plasma.
117. The microfluidic device according to any one of claims 107 to 116.
<Claim 118>
A microfluidic device for detecting anti-coronavirus spike protein antibodies in a sample from a subject, the device comprising:
a first microchannel containing a dried first reagent and a second reagent therein;
a second microchannel containing a dried first reagent and a second reagent therein;
Equipped with
the first and second reagents in the first microchannel each include the S1 subunit of coronavirus spike glycoprotein;
the first reagent in the second microchannel comprises the S1 subunit of the coronavirus spike glycoprotein;
the second reagent in the second microchannel comprises a receptor binding domain (RBD) of the coronavirus spike protein;
each of the first reagents is bound or configured to bind a detectable label or capture agent;
each of the second reagents is bound or configured to bind a detectable label or capture agent;
Each of the first reagent and the second reagent, when solubilized by the sample, forms a complex comprising the first reagent, the anti-coronavirus spike protein antibody, and the second reagent.
A microfluidic device characterized by:
<Claim 119>
a third microfluidic channel containing the same first and second reagents as the first and second reagents in the second microchannel;
120. The microfluidic device of claim 118, further comprising:
<Claim 120>
Microchannel containing control reagents
120. The microfluidic device of claim 118 or 119, further comprising:
<Claim 121>
The control reagent includes the detectable label and the capture agent.
121. The microfluidic device of claim 120.
<Claim 122>
the amino acid sequence of the RBD is at least 75%, 80%, 85%, 90%, 95%, 96% of amino acids 319-541 of the SARS-CoV-2 spike protein (SEQ ID NO: 1); have 97%, 98%, 99%, 99.5, or 100% sequence identity
122. The microfluidic device according to any one of claims 118 to 121.
<Claim 123>
The RBD or S1 subunit of the coronavirus spike protein, or a fragment thereof further comprises an Fc region.
123. A microfluidic device according to any one of claims 118 to 122.
<Claim 124>
A method for detecting coronavirus antigens in a sample from a subject, the method comprising:
applying said sample to a binding assay comprising a first reagent and a second reagent;
Equipped with
The first reagent includes an antibody against a coronavirus antigen,
the first reagent is labeled with a detectable label or capture agent;
the second reagent is attached to a detectable label or capture agent;
The first reagent and the second reagent are capable of binding to the coronavirus antigen and forming a complex comprising the first reagent, the coronavirus or coronavirus antigen, and the second reagent.
A method characterized by:
<Claim 125>
The second reagent includes a second antibody against the coronavirus antigen.
125. The method of claim 124.
<Claim 126>
The antigen is the spike protein, nucleocapsid protein, envelope protein, membrane protein, or hemagglutinin-esterase dimeric protein of the coronavirus.
126. The method according to claim 124 or 125.
<Claim 127>
the antigen is nucleocapsid protein
127. The method of claim 126.
<Claim 128>
The first reagent is bound or configured to bind a detectable label.
128. A method according to any one of claims 124 to 127.
<Claim 129>
The first reagent is bound to or configured to bind to a capture agent.
128. A method according to any one of claims 124 to 127.
<Claim 130>
The second reagent is bound or configured to bind a detectable label.
130. The method according to any one of claims 124 to 127, 129.
<Claim 131>
The second reagent is bound or configured to bind to a capture agent.
131. A method according to any one of claims 124 to 128, 130.
<Claim 132>
The detectable label includes a fluorescent label, such as fluorescent latex beads.
132. A method according to any one of claims 124 to 131, characterized in that:
<Claim 133>
The capture agent includes magnetic beads.
133. A method according to any of claims 124 to 132.
<Claim 134>
The method is carried out in a microfluidic device according to any of claims 72 to 89.
134. A method according to any one of claims 124 to 133.
<Claim 135>
The coronavirus is SARS-CoV-2
135. A method according to any one of claims 124 to 134.
<Claim 136>
The samples include blood, serum, plasma, saliva, mucus, and/or specimens taken from throat, nasopharyngeal, or nasal swabs.
136. A method according to any of claims 124 to 135.
<Claim 137>
Before applying the sample to the binding assay, the sample is contacted with latex particles.
137. A method according to any one of claims 124 to 136.
<Claim 138>
Before applying the sample to the binding assay, the sample is contacted with a buffer containing a salt solution.
138. A method according to any one of claims 124 to 137.
<Claim 139>
When applying said sample to said binding assay, the presence of said coronavirus antigen is detected.
139. A method according to any one of claims 124 to 138.
<Claim 140>
A microfluidic device for detecting coronavirus antigens in a sample from a subject, the device comprising:
a microchannel containing a dried first reagent and a second reagent therein;
Equipped with
The first reagent includes an antibody against a coronavirus antigen,
the first reagent is bound or configured to bind a detectable label or capture agent;
the second reagent is bound or configured to bind a detectable label or capture agent;
The first reagent and the second reagent, when solubilized by the sample, form a complex comprising the first reagent, the coronavirus antigen, and the second reagent.
A microfluidic device characterized by:
<Claim 141>
The second reagent includes an antibody against the coronavirus antigen.
141. The microfluidic device of claim 140.
<Claim 142>
The antigen includes the spike protein, nucleocapsid protein, envelope protein, membrane protein, or hemagglutinin-esterase dimeric protein of the coronavirus.
142. The microfluidic device according to claim 140 or 141.
<Claim 143>
The first reagent is bound or configured to bind a detectable label.
143. A microfluidic device according to any one of claims 140 to 142.
<Claim 144>
The first reagent is bound to or configured to bind to a capture agent.
143. A microfluidic device according to any one of claims 140 to 142.
<Claim 145>
The second reagent is bound or configured to bind a detectable label.
145. The microfluidic device according to any one of claims 140 to 142 and 144.
<Claim 146>
The second reagent is bound or configured to bind to a capture agent.
144. The microfluidic device according to any one of claims 140 to 143.
<Claim 147>
The detectable label includes a fluorescent label, such as fluorescent latex beads.
147. A microfluidic device according to any one of claims 140 to 146.
<Claim 148>
The capture agent includes magnetic beads.
148. A microfluidic device according to any one of claims 140 to 147.
<Claim 149>
The coronavirus is SARS-CoV-2
149. A microfluidic device according to any one of claims 140 to 148.
<Claim 150>
The samples include blood, serum, plasma, saliva, mucus, and/or specimens taken from throat, nasopharyngeal, or nasal swabs.
150. The microfluidic device according to any one of claims 140 to 149.
<Claim 151>
a second microfluidic channel containing the same reagents as the first and second reagents;
151. The microfluidic device according to any one of claims 140 to 150, further comprising:
<Claim 152>
a second or third microfluidic channel containing reagents for binding antibodies to coronavirus antigens;
152. The microfluidic device according to any one of claims 140 to 151, further comprising:
<Claim 153>
The reagent for binding the antibody to the coronavirus antigen includes:
a first reagent comprising a receptor binding domain (RBD) of coronavirus spike protein, or a fragment thereof;
a second reagent;
including;
the first reagent is bound or configured to bind a detectable label or capture agent;
the second reagent comprises an anti-immunoglobulin antibody bound or configured to bind a detectable label or capture agent;
the first reagent and the second reagent bind to the anti-coronavirus spike protein antibody to form a complex comprising the first reagent, the anti-coronavirus spike protein antibody, and the second reagent;
Formation of said complex indicates the presence of said antibody against said coronavirus antigen within said sample.
153. The microfluidic device of claim 152.
<Claim 154>
The anti-immunoglobulin antibody is an anti-IgA antibody or an anti-IgG antibody.
154. The microfluidic device of claim 153.
<Claim 155>
The anti-immunoglobulin antibody is an anti-IgA antibody.
155. The microfluidic device of claim 154.
<Claim 156>
2nd, 3rd or 4th microchannel containing control reagents
156. The microfluidic device according to any one of claims 145 to 155, further comprising:
<Claim 157>
(a) a microfluidic device defining a microfluidic channel network therein;
(b) a supply electrode including a supply contact, a supply lead, and a supply portion;
(c) a sensing electrode including a sensing contact, a sensing lead including a plurality of sensing lead portions, and a plurality of liquid sensing portions;
Equipped with
each of the supply contacts and the supply leads are located outside of the microfluidic channel network;
the supply lead extends along the microfluidic device from the supply contact to the supply portion disposed at a supply location within the microfluidic channel network;
(i) the sensing contacts and each sensing lead portion are located outside the microfluidic channel network;
(ii) each liquid sensing portion is disposed within the microfluidic channel network at a respective liquid sensing location;
Each liquid sensing location is (a) spaced apart from the supply location and other fluid sensing locations, and (b) electrically connected to the other fluid sensing locations via at least one of the sensing lead portions. is in a conductive state
A product characterized by:
<Claim 158>
the microfluidic channel network includes a plurality of channels;
each of the at least plurality of liquid sensing locations being disposed within a different channel of the plurality of channels;
158. The product of claim 157.
<Claim 159>
the sensing electrodes include N consecutive sensing pairs;
each sensing pair includes at least one of the sensing lead portions and at least one of the liquid sensing portions disposed within a respective one of the plurality of channels;
The N is at least 2, at least 3, at least 4, or at least 5.
159. The product of claim 158.
<Claim 160>
The liquid sensing portion of each of the N consecutive sensing pairs is disposed within a different respective one of the plurality of N channels.
160. The product of claim 159.
<Claim 161>
the sensing lead includes first and second sensing lead branches;
Each of the first and second sensing lead branches includes at least one of the liquid sensing portions disposed within a respective different channel of the microfluidic channel network.
161. A product according to any one of claims 157 to 160.
<Claim 162>
The first sensing lead branch includes a plurality of the sensing lead portions.
162. The product of claim 161.
<Claim 163>
The microfluidic channel network includes an electrically conductive liquid that establishes electrical communication between the supply portion and at least one, such as all, of the plurality of liquid sensing portions.
161. A product according to any one of claims 157 to 160.
<Claim 164>
The conductive liquid is selected from the group consisting of blood-based liquids, whole blood, fingerstick blood, venous blood, plasma, nasopharyngeal samples, saliva, sputum, urine, buffers, or combinations thereof. Contains samples
164. The product of claim 163.
<Claim 165>
The total volume of the conductive liquid within the microfluidic channel network is about 100 μL or less, about 50 μL or less, about 25 μL or less, about 15 μL or less, or about 10 μL.
165. A product according to claim 163 or 164.
<Claim 166>
with any of the readers disclosed herein;
166. The article of any of claims 157-165 received within the reader;
A system characterized by:
<Claim 167>
(a) inputting an electrical supply signal to a conductive liquid present at the supply location within the microfluidic channel network at a supply location within the microfluidic channel network;
(b) determining an electrical output signal at the sensing contact of the sensing electrode;
Equipped with
The sensing electrode is
(i) a conductive sensing lead;
(ii) defining a first liquid sensing location within the microfluidic channel network in electrical communication with the sensing contact via the sensing lead; a first liquid sensing portion configured to be in electrical communication with the conductive liquid when present in the conductive liquid;
(ii) in electrical communication with the sensing contact to define a second liquid sensing location within the microfluidic channel network, such that the electrical conductivity when present within the microfluidic channel network at the second liquid sensing location; a second liquid sensing portion configured to be in electrical continuity with the sexual liquid;
including;
(a) Each of the supply position, the first liquid sensing position, and the second liquid sensing position is spaced apart from the other supply position, the first liquid sensing position, and the second liquid sensing position. Ori,
(b) the supply location and the sensing electrode are arranged in the microfluidic channel network in the absence of a conductive liquid extending from the supply location to at least one of the first and second liquid sensing locations; are electrically isolated from each other,
The method further includes:
(c) based on the determination of the electrical output signal, the conductive liquid is present at the dispensing location and extends therefrom within the microfluidic channel network to at least one of the first and second liquid sensing locations; The process of determining whether or not
A method characterized by comprising:
<Claim 168>
The microfluidic channel network is located within a microfluidic device.
168. The method of claim 167.
<Claim 169>
The microfluidic device includes a supply electrode;
A feed portion of the feed electrode is disposed within the microfluidic channel network to define the feed location.
169. The method of claim 168.
<Claim 170>
the supply electrode includes a supply contact and a supply lead;
the supply contact and the supply lead are each located outside the microfluidic channel network;
the supply contact is in electrical communication with the supply portion via the supply lead;
The inputting step includes inputting the electrical supply signal to the supply contact.
170. The method of claim 169.
<Claim 171>
(i) the microchannel is a first analysis channel;
(ii) the microfluidic device includes a sample application port and a supply channel disposed between and in fluid communication with the sample application port and the first analysis channel;
157. A method according to any one of claims 140 to 156.
<Claim 172>
The microfluidic device includes at least one zone of dry anticoagulant disposed within the sample application port, the supply channel, or a combination thereof.
172. The microfluidic device of claim 171.
<Claim 173>
At least one zone of soluble dry anticoagulant comprises:
(i) within or adjacent to the sample application port, or both;
(ii) a length within said feed channel that is essentially free or free of soluble dry anticoagulant, such as at least about 3 mm, at least about 5 mm, at least about 7 mm; spaced from the sample application port by a length of 5 mm, or at least about 10 mm;
is placed
173. The microfluidic device of claim 172.
<Claim 174>
at least one zone of dry anticoagulant is located within or adjacent to the sample application port;
The microfluidic device is disposed within the supply channel for a length of the supply channel that is essentially free or free of soluble dry anticoagulant, e.g., at least about 3 mm, at least about 5 mm, a second zone of soluble dry anticoagulant spaced apart from the first zone of dry anticoagulant by a length of at least about 7.5 mm, or at least about 10 mm;
174. The microfluidic device of claim 173.
<Claim 175>
The dry anticoagulant comprises lithium heparin or consists essentially of lithium heparin.
175. The microfluidic device according to any one of claims 172 to 174.
<Claim 176>
heating the sample to between about 37°C and about 47°C during at least a portion of applying the sample to a binding assay;
140. The method of any of claims 124-139, further comprising:
<Claim 177>
heating the sample to between about 40° C. and about 44° C. during at least a portion of applying the sample to a binding assay;
177. The method of claim 176, further comprising:
<Claim 178>
heating the sample to about 42° C. during at least a portion of applying the sample to a binding assay;
178. The method of claim 177, further comprising:
<Claim 179>
At least substantially all, essentially all, or all of the steps of applying the sample to a binding assay are performed within a microfluidic channel network of a microfluidic device.
179. A method according to any one of claims 124-139, 176-178.
<Claim 180>
The method is
introducing the sample into a sample port of the microfluidic channel network;
further comprising;
The step of applying the sample to a binding assay includes flowing at least a first portion of the sample along a supply channel in fluid communication with the sample port.
180. The method of claim 179.
<Claim 181>
The introducing step and/or the flowing step includes contacting the first portion of the sample with a soluble dry anticoagulant disposed within the sample port and/or the supply channel.
including
181. The method of claim 180.
<Claim 182>
The contacting step includes:
contacting the first portion of the sample with a soluble dry anticoagulant disposed within and/or adjacent the supply channel;
flowing the sample along the length of the feed channel essentially free or free of dry anticoagulant;
thereafter contacting the first portion of the sample with a second amount of soluble dry anticoagulant disposed within the supply channel;
including
181. The method of claim 180.
<Claim 183>
flowing the first portion of the sample along the length of the feed channel essentially free or free of soluble dry anticoagulant;
The leading edge of the first portion of the sample is at least about 3 mm along the length of the feed channel before the leading edge contacts the second amount of soluble dry anticoagulant. 5 mm, at least about 7.5 mm, or at least about 10 mm.
183. The method of claim 182.
<Claim 184>
The soluble dry anticoagulant comprises or consists essentially of lithium heparin.
184. The microfluidic device according to any one of claims 181 to 183.
<Claim 185>
The method provides for producing influenza antigens within about 15 minutes, within about 12.5 minutes, within about 11.5 minutes, or within about 10.5 minutes of flowing the sample along the supply channel. , a coronavirus antigen, such as a SARS-CoV-2 antigen, and combinations thereof.
185. A method according to any of claims 180 to 184.
<Claim 186>
The step of applying the sample to the binding assay includes mixing a portion of the sample with the first and second reagents;
The total volume of the sample mixed with the first and second reagents is about 5 μL or less, about 4 μL or less, about 3 μL or less, about 2.5 μL or less, about 2 μL or less, or about 1.75 μL or less.
186. A method according to any of claims 180 to 185.
<Claim 187>
The total volume of the sample mixed with the first and second reagents comprises at least a portion of the sample contacted with a soluble dry anticoagulant.
187. The method of claim 186.
<Claim 188>
The step of applying the sample to the binding assay comprises:
contacting the sample with at least one of the first and second reagents within the microfluidic channel network of the microfluidic device;
oscillating the gas pressure at the liquid-gas interface of the sample at at least one frequency for an oscillation duration when the sample is in contact with at least one of the first and second reagents;
including
188. A method according to any of claims 179 to 187.
<Claim 189>
The at least one frequency is an acoustic frequency, such as a frequency between about 900 and 1300 Hz, between about 1000 and 1200 Hz, or between about 1050 and 1150 Hz.
189. The method of claim 188.
<Claim 190>
The vibration duration is between about 5 and 60 seconds, between about 10 and 50 seconds, between about 15 and 40 seconds, or between about 20 and 30 seconds.
200. A method according to claim 188 or 189, characterized in that.
<Claim 191>
The step of oscillating the pressure of the gas at the at least one frequency is between about 1% and 25%, between about 2.5% and 15%, or between about 2.5% and 15% of the average frequency of the oscillations during the oscillation duration. , between about 5 and 12.5%, periodically varying said at least one frequency, such as by a triangular wave, a square wave or a sine wave, over a frequency range of between about 5 and 12.5%.
191. A method according to any one of claims 188 to 190.
<Claim 192>
The step of varying is performed periodically,
The period of the cyclically varying step is between about 1% and about 25%, between about 2% and about 20%, or between about 3% and about 15% of the vibration duration. be
192. A method according to any of claims 188 to 191, characterized in that:
<Claim 193>
The vibration duration is about 25 seconds,
the average frequency of vibration during the vibration duration is about 1100 Hz;
The frequency range of vibration during the vibration duration is about 100 Hz (about 1050 Hz to about 1050 Hz),
The periodic variation step is performed as a sine wave or a triangular wave with a period of about 1.5 seconds.
194. A method according to any one of claims 191 to 193.
<Claim 194>
The step of changing
(a) is executed periodically, or
(b) implemented as a linear or non-linear ramp increasing or decreasing during said vibration duration;
Said step of cyclically varying is performed N times during said vibration duration, N=x×tosc/tperand
x is at least about 0.05, at least about 0.1, at least about 0.25, at least about 0.5, at least about 0.75, at least about 0.9, at least about 0.95, or at least about 0 .975, and
toscis the vibration duration,
tperis the period of the process that is changed periodically
194. A method according to any one of claims 191 to 193.
<Claim 195>
the gas at the liquid-gas interface is encapsulated within a chamber of the microfluidic device;
The step of oscillating the pressure of the gas is carried out by oscillating the position of a portion of the wall of the chamber at the at least one frequency.
195. A method according to any of claims 188 to 194.
<Claim 196>
The step of vibrating the position of the portion of the wall includes the step of vibrating an internal dimension of the chamber, such as a height or a width, at the at least one frequency.
196. The method of claim 195.
<Claim 197>
The step of vibrating the position of the portion of the wall includes vibrating the internal dimensions of the wall by at least about ±5 μm, at least about ±7.5 μm, or at least about ±10 μm.
197. A method according to claim 195 or 196.
<Claim 198>
The step of vibrating the position of the portion of the wall includes vibrating the internal dimensions of the wall by about ±35 μm or less, about ±30 μm or less, or about ±25 μm.
197. A method according to claim 195 or 196.
<Claim 199>
The step of vibrating the position of the portion of the wall includes the step of vibrating the volume of gas at the liquid-gas interface at the at least one frequency.
200. A method according to any of claims 195 to 198.
<Claim 200>
The step of vibrating the volume of the gas comprises at least about ±5%, at least about ±7.5%, at least about ±10%, at least about ±15%, of the average total volume of the gas during the vibration cycle; or vibrating said volume by at least about ±20%.
200. The method of claim 199.
<Claim 201>
The step of vibrating the volume of the gas can be performed by no more than about ±75%, no more than about 50%, no more than about 35%, or no more than about 27.5% of the average total volume of the gas during the vibrating cycle. including the step of vibrating the volume.
200. The method of claim 199.
<Claim 202>
The step of oscillating the pressure of the gas at the liquid-gas interface comprises a total relative amount of at least about 5%, at least about 10%, at least about 20%, at least about 25%, or at least about 35%. (((Pmax-Pmin)/Pavg)×100), oscillating the pressure of the gas peak-to-peak by
Pmaxis the maximum gas pressure during the oscillation cycle,
Pminis the minimum gas pressure during the oscillation cycle,
Pavgis the average gas pressure during the vibration cycle
202. A method according to any one of claims 188 to 201, characterized in that.
<Claim 203>
The step of oscillating the pressure of the gas at the liquid-gas interface comprises a total relative amount (((Pmax-Pmin)/Pavg)×100) to oscillate the pressure of the gas peak-to-peak.
203. A method according to any of claims 188 to 202.
<Claim 204>
The step of oscillating the pressure of the gas at the liquid-gas interface comprises a total amount (Pmax-Pmin) oscillating the pressure of the gas peak-to-peak by
204. A method according to any one of claims 188 to 203.
<Claim 205>
The step of oscillating the pressure of the gas at the liquid-gas interface includes a total amount (Pmax-Pmin) oscillating the pressure of the gas peak-to-peak by
205. A method according to any of claims 188 to 204.
<Claim 206>
The step of applying the sample to the binding assay comprises:
(i) contacting the sample with at least one of the first and second reagents within the microfluidic channel network of the microfluidic device;
(ii) moving the liquid-gas interface of the sample in a first direction along the channels of the microfluidic channel network;
(iii) sensing when the liquid-gas interface of the sample contacts an electrode disposed within the channel;
(iv) stopping movement of the sample in the first direction along the channel;
206. A method according to any one of claims 179 to 205, comprising:
<Claim 207>
The electrode is a first electrode,
The method includes, after the step of stopping movement in the first direction,
(i) along said channel in a second direction opposite to said first direction until said liquid-gas interface passes beyond the location of a second electrode disposed within said channel; moving the liquid-gas interface of the sample;
(ii) sensing, via the second electrode, that the liquid-gas interface has passed beyond the second electrode;
(iii) stopping movement of the sample in the second direction along the channel;
207. The method of claim 206, further comprising:
<Claim 208>
(a) repeating steps (ii) to (iv) according to claim 206;
(b) thereafter repeating steps (i) to (iii) according to claim 207;
208. The method of claims 206 and 207, further comprising:
<Claim 209>
The step of moving the sample in the first direction includes increasing the volume occupied by the gas at the liquid-gas interface,
Moving the sample in the second opposite direction includes reducing the volume occupied by the gas.
209. A method according to any one of claims 206 to 208, characterized in that:
<Claim 210>
The total time for (a) performing steps (ii) to (iv) of claim 206 and (b) subsequently performing steps (i) to (iii) of claim 207 is about 2 to for 8 seconds, for about 3 to 7 seconds, for about 4 to 6 seconds, or for about 4.5 to 5.5 seconds.
210. A method according to any one of claims 206 to 209, characterized in that:
<Claim 211>
In carrying out steps (ii)-(iv) of claim 191, the total volume of gas in the channel displaced by the liquid at the liquid-gas interface is between about 75 and 1000 nL. between about 150 and 750 nL, between about 250 and 550 nL, or between about 300 and 500 nL
211. A method according to any one of claims 206 to 210, characterized in that:
<Claim 212>
In performing steps (ii) to (iv) of claim 191, the total distance along the channel traversed by the liquid-gas interface is between about 2 and 10 mm, between about 3 and 9 mm. between about 4 to 8 mm, between about 4 to 7 mm, or between about 4 to 6 mm
211. A method according to any one of claims 206 to 210, characterized in that:
<Claim 213>
The first and second electrodes are separated by a distance of between about 2 and 10 mm, between about 3 and 9 mm, between about 4 and 8 mm, between about 4 and 7 mm, or between about 4 and 6 mm. spaced apart along the longitudinal axis of the channel
213. A method according to any one of claims 207 to 212, characterized in that:
<Claim 214>
The total volume of the gas at the liquid-gas interface is between about 1 μL and about 25 μL, between about 2.5 μL and about 20 μL, between about 3.5 μL and about 15 μL, between about 3.5 μL and about 10 μL. or between about 3.5 μL and about μL.
214. A method according to any one of claims 188 to 213, characterized in that:
<Claim 215>
The sample includes blood, serum, or plasma,
For example, the sample comprises or consists essentially of serum and/or plasma.
140. A method according to any of claims 124 to 139.
<Claim 216>
The step of applying the sample to a binding assay may lyse, for example, white blood cells, red blood cells, or viruses, such as coronaviruses such as SARS-CoV-2, in the sample without subjecting the sample to lysis. carried out without subjecting said sample to a sufficient lysis step to cause
216. The method of claim 215.
<Claim 217>
The step of applying the sample to a binding assay may be performed without releasing coronavirus antigens from the cells present in the sample, for example from within white blood cells, from within red blood cells, or from either white blood cells or red blood cells. Performed without releasing coronavirus antigens
216. The method of claim 215.
<Claim 218>
The step of applying the sample to a binding assay may include, for example, first applying the sample to the walls of cells present within the sample, such as white blood cells, red blood cells, etc., without first contacting the sample with a chemical lysis reagent. or without contact with alkali, detergents, or enzymes of sufficient concentration to rupture the walls of either white blood cells or red blood cells.
216. The method of claim 215.
<Claim 219>
The step of applying the sample to a binding assay may include, for example, first dissolving the sample into cells present within the sample, such as white blood cells, red blood cells, red blood cells, etc., without first subjecting the sample to a physical lysis step. or without exposure to thermal conditions, osmotic pressure, shear forces or cavitation sufficient to rupture the walls of either white blood cells or red blood cells.
216. The method of claim 215.
<Claim 220>
The step of applying the sample to a binding assay may be performed without first subjecting the sample to a lysis step sufficient to lyse, e.g. deenvelop or inactivate, the coronavirus within the sample, e.g. , without first subjecting said sample to a lysis step sufficient to dissolve the SARS-CoV-2 present within said sample.
216. The method of claim 215.
<Claim 221>
upon applying said sample to a binding assay, the presence of said coronavirus antigen is detected;
Substantially all of the detected coronavirus antigens are free antigens, eg, antigens not associated with the complete virus.
221. The method of any of claims 215-220.
<Claim 222>
The sample comprises or consists essentially of serum and/or plasma.
222. The method of any of claims 215-221.
<Claim 223>
The method includes agglutinating red blood cells in a volume of blood to prepare the sample.
223. The method of claim 222.
<Claim 224>
The step of agglutinating the red blood cells includes contacting the volume of blood with antibodies directed against proteins produced by or otherwise associated with red blood cells, such as antibodies against glycophorin A.
224. The method of claim 223.
<Claim 225>
The step of agglutinating red blood cells includes contacting the volume of blood with an agglutinating protein, such as phytohemagglutinin E.
225. A method according to claim 223 or 224, characterized in that.
<Claim 226>
All or substantially all of the steps of applying the sample to the binding assay are performed within a microfluidic device.
226. The method of any of claims 222-225.
<Claim 227>
Said step of aggregating is performed within a microfluidic device
227. The method of any of claims 223-226.
<Claim 228>
The method is
introducing the volume of blood into the microfluidic device;
contacting the blood with the antibody of claim 224 or the aggregating protein of claim 225 within a channel of the microfluidic device;
including
228. The method of claim 227.
<Claim 229>
The method is
Separation of plasma and/or serum samples from red blood cells
including
229. A method according to claim 227 or 228.
<Claim 230>
Said step of separating the plasma and/or serum sample is carried out without passing the plasma and/or serum through a filter.
230. The method of claim 229.
<Claim 231>
Said step of separating plasma and/or serum samples is performed in a microfluidic channel having a substantially smooth internal surface.
231. The method of claim 229 or 230.
<Claim 232>
Said step of separating the plasma and/or serum sample comprises:
A microfluidic channel having an interior surface free of protrusions having a height greater than about 10%, 7.5%, 5%, or about 2.5% relative to the width or height of the microfluidic channel. executed within a portion of
232. A method according to any of claims 229 to 231, characterized in that:
<Claim 233>
Said step of separating a sample of plasma and/or serum is such that the movement of red blood cells along the longitudinal axis of said microfluidic channel is retarded relative to the movement of plasma and/or serum along said longitudinal axis. carried out within a portion of a microfluidic channel that has an internal surface free of structured protrusions.
233. The method of any of claims 229-232.
<Claim 234>
Said step of separating plasma and/or serum samples is performed within a portion of a microfluidic channel having at least one internal turn of at least about 90 degrees.
235. The method of any of claims 229-234.
<Claim 235>
The microfluidic device is a microfluidic device according to any one of claims 140 to 156 and claims 171 to 175.
235. The method of any of claims 226-234.
<Claim 236>
The sample is a sample obtained from a human infected with SARS-CoV-2 or a human suspected of being infected with SARS-CoV-2.
237. The method of any of claims 215-236.
<Claim 237>
The human is asymptomatic
237. The method of claim 236.
<Claim 238>
The person does not exhibit difficulty breathing or bluish lips or face.
237. The method of claim 236.
<Claim 239>
The sample obtained from the human is obtained within 7 days, within 6 days, within 5 days, within 4 days, within 3 days, or within 2 days from the onset of symptoms.
239. The method of claim 236 or 238.
<Claim 240>
The sample obtained from said person is obtained by the date of onset of symptoms.
240. The method of claim 236, 238 or 239, characterized in that.
<Claim 241>
The sample obtained from the human was obtained before the occurrence of seroconversion regarding SARS-CoV-2.
241. The method of any of claims 236-240.
<Claim 242>
The antigen is the spike protein, nucleocapsid protein, envelope protein, membrane protein, or hemagglutinin-esterase dimeric protein of SARS-CoV-2.
242. The method of any of claims 215-241.
<Claim 243>
(a) mixing a blood sample containing red blood cells with an agglutination reagent;
(b) in a microchannel of a microfluidic device, the mixed blood sample and the agglutination reagent are placed in a red blood cell portion disposed in a first portion of the microchannel and in a second portion of the microchannel; a step of separating into a plasma portion;
Equipped with
the red blood cell portion comprises essentially all of the red blood cells of the blood sample;
Said plasma portion consists essentially of plasma of said blood sample.
A method characterized by:
<Claim 244>
The blood sample is a whole blood sample of a mammal, e.g. a human.
244. The method of claim 243.
<Claim 245>
The step of mixing is performed within the microchannel of the microfluidic device.
245. A method according to claim 243 or 244, characterized in that.
<Claim 246>
(i) the microfluidic device includes a liquid sample introduction port in fluid communication with the microchannel, the microchannel including the agglutination reagent disposed therein;
(ii) the step of mixing includes introducing the blood sample into the microchannel via the liquid sample introduction port, flowing the blood sample along the microchannel, and mixing the agglutination reagent and the blood sample.
246. The method of claim 245.
<Claim 247>
The separating step includes sequentially forming the red blood cell portion and the plasma portion along the microchannel.
247. The method of any of claims 243-246.
<Claim 248>
The method includes forming a distal liquid-gas interface disposed within the microchannel and spaced apart from an ambient gas surrounding the microfluidic device by at least the red blood cell portion and the plasma portion.
including;
The liquid at the distal liquid-gas interface is one of the red blood cell portion or the plasma portion.
248. The method of claim 247.
<Claim 249>
The liquid at the distal liquid-gas interface is plasma of the plasma portion.
249. The method of claim 248.
<Claim 250>
the step of separating includes forming a liquid-liquid interface between the red blood cell portion and the plasma portion;
One of the liquids at the liquid-liquid interface is the liquid of the red blood cell portion,
The other liquid at the liquid-liquid interface is the liquid of the plasma portion.
250. A method according to any of claims 247 to 249.
<Claim 251>
mixing the plasma of the plasma portion with one or more reagents disposed within the microchannel;
Equipped with
The one or more reagents are configured to interact with a target present in the plasma portion.
251. The method of claim 250.
<Claim 252>
The one or more reagents include at least one reagent configured to participate in a binding reaction with the target, such as an immunological reaction with the target, such as an antibody configured to bind to the target. or a fragment thereof, containing
252. The method of claim 251.
<Claim 253>
determining the presence and/or amount of the target within the plasma portion based at least in part on the interaction of the at least one reagent with the target;
253. The method of claim 251 or 252, further comprising:
<Claim 254>
maintaining the liquid-liquid interface during mixing of the plasma of the plasma portion with the one or more reagents disposed within the microchannel;
254. A method according to any one of claims 251 to 253, comprising:
<Claim 255>
maintaining the liquid-liquid interface during the step of determining the presence and/or amount of the target within the plasma portion;
255. The method of claim 254, comprising:
<Claim 256>
The step of separating the mixed blood sample and the agglutination reagent comprises:
flowing the mixed blood sample and the agglutination reagent in a first direction along the microchannel;
thereafter flowing the mixture in a second direction opposite to the first direction along the microchannel;
including
256. The method of any of claims 243-255.
<Claim 257>
The step of separating the mixed blood sample and the agglutination reagent comprises:
repeating the step of flowing the mixed blood sample and the agglutination reagent in the first direction, and then the step of flowing the mixture in the second direction at least N times;
including;
The N is at least about 3, at least about 5, at least about 7, or at least about 10.
250. The method of claim 249.
<Claim 258>
The N is about 20 or less, about 15 or less, or about 10 or less.
251. The method of claim 250.
<Claim 259>
Said step of separating is carried out without passing said plasma portion through a filter, e.g. a membrane.
259. The method of any of claims 243-258.
<Claim 260>
Said step of separating may include, for example, subjecting said blood sample to a deterministic lateral displacement sufficient to separate said blood sample into said red blood cell portion and said plasma portion. carried out without exposure to
260. The method of any of claims 243-259.
<Claim 261>
The internal surface of the portion of the microchannel in which the step of separating is carried out has projections or microstructures sufficient to preferentially retain red blood cells in sufficient quantity to separate the red blood cell portion and the plasma portion. substantially free of
261. The method of any of claims 243-260.
<Claim 262>
Said step of separating may be performed without subjecting said blood sample to sufficient inertial focusing to separate said red blood cell portion and said plasma portion, e.g., without subjecting said blood sample to essentially any inertial focusing. is executed with
262. The method of any of claims 243-261.
<Claim 263>
Said step of separating may be performed without subjecting said blood sample to centrifugal force sufficient to separate said red blood cell portion and said plasma portion, e.g., without subjecting said blood sample to essentially any centrifugal force. is executed with
263. The method of any of claims 243-262.
<Claim 264>
The step of separating is performed without rotating the microfluidic device.
264. The method of any of claims 243-263.
<Claim 265>
The step of separating is performed without flowing the blood sample along a curved flow path within the microchannel.
265. The method of any of claims 243-264.
<Claim 266>
Said step of separating is performed with the flow axis of said microchannel oriented substantially perpendicular to the Earth's local gravitational field, e.g., at about 20 degrees to the Earth's local gravitational field. with the flow axis of the microchannel oriented vertically or essentially vertically within about 15 degrees, within about 10 degrees, or within about 5 degrees.
266. The method of any of claims 243-265.
<Claim 267>
The agglutination reagent is
proteins that induce or promote aggregation, such as phytohemagglutinin,
antibodies that induce or promote aggregation, such as anti-glycophorin A antibodies, and
Lectins, such as lectins from legumes, such as soy agglutinin from soybeans,
including one or more of
267. The method of any of claims 243-266.
<Claim 268>
The volume of the plasma portion separated from the blood sample is at least about 0.075 μL, at least about 0.1 μL, at least about 0.15 μL, at least about 0.175 μL, or at least about 0.2 μL.
268. The method of any of claims 243-267.
<Claim 269>
The volume of the plasma portion separated from the blood sample is about 0.75 μL or less, about 0.65 μL or less, about 0.55 μL or less, about 0.45 μL or less, about 0.4 μL or less, about 0.35 μL or less, or approximately 0.325 μL or less
269. The method of any of claims 243-268.
<Claim 270>
(a) introducing a blood sample, e.g. a whole blood sample from a mammal such as a human, into a microchannel of the microfluidic device;
(b) mixing the blood sample with an agglutination reagent within the microchannel;
(c) disposing the mixed blood sample and the agglutination reagent within the microchannel of the microfluidic device with a red blood cell portion disposed in a first portion of the microchannel and a second portion of the microchannel; a step of separating said red blood cell portion and said plasma portion into contact at an interface therebetween;
(d) mixing the plasma of the plasma portion within the microchannel of the microfluidic device with a reagent, such as an immunological reagent, configured to bind to a target present within the plasma;
(e) determining the presence and/or amount of the target within the plasma of the plasma portion while maintaining the contact between the red blood cell portion and the plasma portion at the interface;
Equipped with
the red blood cell portion comprises essentially all of the red blood cells of the blood sample;
Said plasma portion consists essentially of plasma of said blood sample.
A method characterized by:
<Claim 271>
(a) separating a blood sample, e.g. a whole blood sample, into a red blood cell portion and a plasma portion, the red blood cell portion and the plasma portion being connected by a liquid interface therebetween;
(d) mixing the plasma of the plasma portion with a reagent, such as an immunological reagent, configured to facilitate the determination of targets present within the plasma;
(e) determining the presence and/or amount of the target within the plasma of the plasma portion while maintaining contact between the red blood cell portion and the plasma portion at the interface;
Equipped with
the red blood cell portion comprises essentially all of the red blood cells of the blood sample;
Said plasma portion consists essentially of plasma of said blood sample.
A method characterized by:

Sequence list
Array ID NO: 1
Figure 2021146350000001

Claims (24)

サンプル液体内の少なくとも1つの標的物質を検出するための方法であって、
(a)マイクロ流体デバイスのマイクロ流体チャネルにサンプル液体を導入する工程であって、前記マイクロ流体チャネルは、その内部にガスを収容し、前記サンプル液体は、前記ガスと接触し、それによってそれらの間にサンプル液体-気体の界面を形成する、という工程と、
(b)前記ガスの圧力を低減させることによって、前記サンプル液体及び前記サンプル液体-気体の界面を第1ゾーンに移動させる工程であって、前記第1ゾーンは、その内部に配置された第1試薬を収容している、という工程と、
(c)前記ガスの前記圧力を振動させることによって、前記サンプル液体を前記第1試薬と混合して、第1混合物を形成する工程と、
を備え、
前記ガスの前記圧力を振動させる工程は、前記ガスの前記圧力を低減させる工程に対して、
i)後者の前に実施されるか、
ii)後者と同時に実施されるか、
iii)後者の後に実施されるか、あるいは、
iv)後者の前、後者と同時、及び、後者の後に実施される
ことを特徴とする方法。
A method for detecting at least one target substance in a sample liquid, the method comprising:
(a) introducing a sample liquid into a microfluidic channel of a microfluidic device, the microfluidic channel containing a gas therein, and the sample liquid contacting the gas, thereby causing their a step of forming a sample liquid-gas interface between the two;
(b) moving the sample liquid and the sample liquid-gas interface to a first zone by reducing the pressure of the gas, the first zone being a first zone disposed therein; A process of accommodating reagents,
(c) mixing the sample liquid with the first reagent to form a first mixture by oscillating the pressure of the gas;
Equipped with
The step of oscillating the pressure of the gas is different from the step of reducing the pressure of the gas,
i) is carried out before the latter;
ii) be carried out simultaneously with the latter;
iii) carried out after the latter; or
iv) A method characterized in that it is carried out before, simultaneously with, and after the latter.
前記ガスの前記圧力を振動させる工程は、2000Hz以下の周波数、1500Hz以下の周波数、1250Hz以下の周波数、1000Hz以下の周波数、900Hz以下の周波数、800Hz以下の周波数、5~2500Hzの周波数、または、10~2000Hzの周波数、で実行される
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
The step of vibrating the pressure of the gas is performed at a frequency of 2000 Hz or less, a frequency of 1500 Hz or less, a frequency of 1250 Hz or less, a frequency of 1000 Hz or less, a frequency of 900 Hz or less, a frequency of 800 Hz or less, a frequency of 5 to 2500 Hz, or a frequency of 5 to 2500 Hz. The method according to claim 1, characterized in that it is carried out at a frequency of ~2000 Hz.
前記第1試薬は、溶解試薬、結合試薬、または、光学的ラベル、を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
2. The method of claim 1, wherein the first reagent comprises a lysis reagent, a binding reagent, or an optical label.
前記ガスの前記圧力を低減させる工程は、前記マイクロ流体デバイスの遠位部に位置するブラダー領域の第1内側壁と第2内側壁との間の内部間隔を増大する工程を含み、
前記ブラダー領域、前記第1内側壁及び前記第2内側壁は、前記ガスと直接的に接触しており、前記サンプル液体-気体の界面及び前記マイクロ流体チャネルと気体連通している
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
Reducing the pressure of the gas includes increasing an internal spacing between a first inner wall and a second inner wall of a bladder region located at a distal portion of the microfluidic device;
The bladder region, the first inner wall, and the second inner wall are in direct contact with the gas and in gas communication with the sample liquid-gas interface and the microfluidic channel. The method according to claim 1.
前記ガスの前記圧力を振動させる工程は、1または複数の音響周波数で、前記第1内側壁と前記第2内側壁との間の前記内部間隔を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
5. The step of oscillating the pressure of the gas includes the step of oscillating the internal spacing between the first inner wall and the second inner wall at one or more acoustic frequencies. The method described in 4.
前記内部間隔を振動させる工程は、5μm~75μmの全ピークツーピーク距離に亘って前記内部間隔を変更する工程を含み、
前記全ピークツーピーク距離は、前記マイクロ流体デバイスによって規定される平面に対して垂直な軸に沿って測定される
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
oscillating the internal spacing includes varying the internal spacing over a total peak-to-peak distance of 5 μm to 75 μm;
6. The method of claim 5, wherein the total peak-to-peak distance is measured along an axis perpendicular to a plane defined by the microfluidic device.
(a)前記ガスの前記圧力を再度低減させることによって、前記第1混合物及び前記サンプル液体-気体の界面を前記第1ゾーンから第2ゾーンに移動させる工程であって、前記第2ゾーンは、その内部に配置された第2試薬を収容している、という工程と、
(b)前記ガスの前記圧力を再度振動させることによって、前記第1混合物を前記第2試薬と混合して、第2混合物を形成する工程と、
を更に備え、
前記ガスの前記圧力を再度振動させる工程は、前記ガスの前記圧力を再度低減させる工程に対して、
i)後者の前に実施されるか、
ii)後者と同時に実施されるか、
iii)後者の後に実施されるか、あるいは、
iv)後者の前、後者と同時、及び、後者の後に実施される
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
(a) moving the first mixture and the sample liquid-gas interface from the first zone to a second zone by reducing the pressure of the gas again, the second zone comprising: accommodating a second reagent disposed therein;
(b) mixing the first mixture with the second reagent to form a second mixture by again oscillating the pressure of the gas;
further comprising;
The step of oscillating the pressure of the gas again is the step of reducing the pressure of the gas again,
i) is carried out before the latter;
ii) carried out simultaneously with the latter;
iii) carried out after the latter; or
6. A method according to claim 5, characterized in that iv) is carried out before, simultaneously with and after the latter.
(a)前記ガスの前記圧力を更に再度低減させることによって、前記第2混合物及び前記サンプル液体-気体の界面を前記第2ゾーンから第3ゾーンに移動させる工程であって、前記第3ゾーンは、その内部に配置された第3試薬を収容している、という工程と、
(b)前記ガスの前記圧力を更に再度振動させることによって、前記第2混合物を前記第3試薬と混合して、第3混合物を形成する工程と、
を更に備え、
前記ガスの前記圧力を更に再度振動させる工程は、前記ガスの前記圧力を更に再度低減させる工程に対して、
i)後者の前に実施されるか、
ii)後者と同時に実施されるか、
iii)後者の後に実施されるか、あるいは、
iv)後者の前、後者と同時、及び、後者の後に実施される
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
(a) moving the second mixture and the sample liquid-gas interface from the second zone to a third zone by further reducing the pressure of the gas again, the third zone being , containing a third reagent disposed therein;
(b) mixing the second mixture with the third reagent to form a third mixture by further oscillating the pressure of the gas;
further comprising;
The step of further oscillating the pressure of the gas again is the step of further reducing the pressure of the gas again,
i) is carried out before the latter;
ii) be carried out simultaneously with the latter;
iii) carried out after the latter; or
8. Method according to claim 7, characterized in that iv) is carried out before, simultaneously with and after the latter.
前記マイクロ流体チャネルの内側壁に向けて前記標的物質を移動させるべく磁場発生器を起動する工程
を更に備え、
前記標的物質は、磁性粒子に結合されている
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
further comprising activating a magnetic field generator to move the target substance toward an inner wall of the microfluidic channel;
9. The method according to claim 8, wherein the target substance is bound to magnetic particles.
(a)前記ガスの前記圧力を増大させることによって、磁性粒子に結合されていない前記第3混合物と前記サンプル液体-気体の界面とを、前記第3ゾーンから、i)前記第2ゾーンへ、ii)前記第1ゾーンへ、iii)毛細管停止部へ、または、iv)サンプル適用ポートへ、移動する工程であって、前記磁性粒子に結合されている前記標的物質は前記第3ゾーン内に留まる、という工程と、
(b)前記ガスの前記圧力を増大させる工程と同時に、前記ガスの前記圧力を振動させる工程と、
を更に備えたことを特徴とする請求項9に記載の方法。
(a) increasing the pressure of the gas to transfer the third mixture not bound to magnetic particles and the sample liquid-gas interface from the third zone to i) the second zone; ii) to the first zone, iii) to a capillary stop, or iv) to a sample application port, wherein the target substance bound to the magnetic particles remains within the third zone. , and the process of
(b) simultaneously increasing the pressure of the gas and oscillating the pressure of the gas;
10. The method of claim 9, further comprising:
(a)前記第3ゾーンを光で照射して、それによって光学的ラベルに信号を発信させる工程と、
(b)光学的検出器を介して前記信号を検出し、それによって前記サンプル液体内の前記標的物質の存在を示す工程と、
を更に備えたことを特徴とする請求項10に記載の方法。
(a) illuminating the third zone with light, thereby causing the optical label to emit a signal;
(b) detecting the signal via an optical detector, thereby indicating the presence of the target substance within the sample liquid;
11. The method of claim 10, further comprising:
前記ガスの前記圧力を再度振動させる工程、前記ガスの前記圧力を更に再度振動させる工程、または、前記ガスの前記圧力を増大させる時に前記ガスの前記圧力を振動させる工程は、前記第1内側壁と前記第2内側壁との間の前記対応する内部間隔を振動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
The step of vibrating the pressure of the gas again, the step of vibrating the pressure of the gas again, or the step of vibrating the pressure of the gas when increasing the pressure of the gas includes: 12. The method of claim 11, including the step of vibrating the corresponding internal spacing between and the second inner wall.
前記対応する内部間隔を振動させる工程は、75μm以下の、65μm以下の、50μm以下の、40μm以下の、25μm以下の、20μm以下の、15μm以下の、10μm以下の、8μm以下の、7μm以下の、6μm以下の、少なくとも1μmの、少なくとも2μmの、少なくとも2.5μmの、少なくとも3μmの、少なくとも4μmの、少なくとも5μmの、少なくとも10μmの、少なくとも15μmの、または、少なくとも20μmの、全ピークツーピーク距離に亘って前記対応する内部間隔を変更する工程を含み、
前記全ピークツーピーク距離は、前記マイクロ流体デバイスによって規定される平面に対して垂直な軸に沿って測定される
ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
The step of vibrating the corresponding internal spacing includes vibration of 75 μm or less, 65 μm or less, 50 μm or less, 40 μm or less, 25 μm or less, 20 μm or less, 15 μm or less, 10 μm or less, 8 μm or less, or 7 μm or less. , less than or equal to 6 μm, at least 1 μm, at least 2 μm, at least 2.5 μm, at least 3 μm, at least 4 μm, at least 5 μm, at least 10 μm, at least 15 μm, or at least 20 μm. changing the corresponding internal spacing over
13. The method of claim 12, wherein the total peak-to-peak distance is measured along an axis perpendicular to a plane defined by the microfluidic device.
前記ガスの前記圧力を再度振動させる工程、前記ガスの前記圧力を更に再度振動させる工程、または、前記ガスの前記圧力を増大させる時に前記ガスの前記圧力を振動させる工程は、少なくとも10Hzの周波数、少なくとも25Hzの周波数、少なくとも100Hzの周波数、少なくとも250Hzの周波数、少なくとも500Hzの周波数、少なくとも700Hzの周波数、少なくとも750Hzの周波数、少なくとも1000Hzの周波数、2000Hz以下の周波数、1500Hz以下の周波数、1250Hz以下の周波数、1000Hz以下の周波数、900Hz以下の周波数、または、800Hz以下の周波数、で実行される
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
oscillating the pressure of the gas again, oscillating the pressure of the gas again, or oscillating the pressure of the gas when increasing the pressure of the gas, at a frequency of at least 10 Hz; a frequency of at least 25 Hz, a frequency of at least 100 Hz, a frequency of at least 250 Hz, a frequency of at least 500 Hz, a frequency of at least 700 Hz, a frequency of at least 750 Hz, a frequency of at least 1000 Hz, a frequency of 2000 Hz or less, a frequency of 1500 Hz or less, a frequency of 1250 Hz or less, 12. The method of claim 11, wherein the method is performed at a frequency of 1000 Hz or less, 900 Hz or less, or 800 Hz or less.
前記ガスの前記圧力を低減させる工程及び前記ガスの前記圧力を振動させる工程は、前記第1内側壁の少なくとも一部分と整列された前記ブラダー領域の外部表面の接触部分に結合された作動足を有する作動システムを介してなされ、前記第1内側壁の当該一部分は、前記サンプル液体-気体の界面から遠位方向に間隔を空けられる
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
The steps of reducing the pressure of the gas and oscillating the pressure of the gas include an actuation foot coupled to a contact portion of an exterior surface of the bladder region aligned with at least a portion of the first interior wall. 6. The method of claim 5, wherein the portion of the first inner wall is spaced distally from the sample liquid-gas interface via an actuation system.
前記第1内側壁の前記一部分は、少なくとも0.2cm、少なくとも0.3cm、少なくとも0.5cm、少なくとも0.75cm、少なくとも1.00cm、少なくとも1.25cm、または、少なくとも1.5cm、だけ前記サンプル液体-気体の界面から遠位方向に間隔を空けられる
ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
The portion of the first inner wall may extend from the sample by at least 0.2 cm, at least 0.3 cm, at least 0.5 cm, at least 0.75 cm, at least 1.00 cm, at least 1.25 cm, or at least 1.5 cm. 16. A method according to claim 15, characterized in that it is spaced distally from the liquid-gas interface.
前記作動足と前記接触部分との間の接触の全面積は、12mm2以下、10mm2以下、8mm2以下、6mm2以下、5mm2以下、少なくとも1mm2、少なくとも2mm2、少なくとも3mm2、少なくとも4mm2、または、少なくとも5mm2、である
ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
The total area of contact between the actuating foot and the contact portion is less than or equal to 12 mm2 , less than or equal to 10 mm2 , less than or equal to 8 mm2 , less than or equal to 6 mm2 , less than or equal to 5 mm2 , at least 1 mm2 , at least 2 mm2 , at least 3 mm2 , at least 16. A method according to claim 15, characterized in that it is 4 mm <2> or at least 5 mm <2> .
当該方法は、
前記マイクロ流体チャネルに前記サンプル液体を導入する前に前記内部間隔を圧縮する工程と、
前記マイクロ流体チャネルに前記サンプル液体を導入する間において前記内部間隔の前記圧縮を維持する工程と、
を更に備えたことを特徴とする請求項5に記載の方法。
The method is
compressing the internal space prior to introducing the sample liquid into the microfluidic channel;
maintaining the compression of the internal space during introduction of the sample liquid into the microfluidic channel;
6. The method of claim 5, further comprising:
前記内部間隔を圧縮する工程は、当該圧縮前に測定される時の前記ブラダー領域の全内部高さの少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%または少なくとも90%だけ、前記ブラダー領域の内部高さを低減させる工程を含み、
前記内部高さは、前記マイクロ流体デバイスによって規定される平面に対して垂直な軸に沿って測定される時、前記第1内側壁及び前記第2内側壁の間の距離によって規定される
ことを特徴とする請求項18に記載の方法。
Compressing the internal spacing comprises at least 40%, at least 50%, at least 60%, at least 65%, at least 75%, at least 80% of the total internal height of the bladder area as measured before said compression. , reducing the internal height of the bladder region by at least 85% or at least 90%;
The internal height is defined by the distance between the first internal wall and the second internal wall when measured along an axis perpendicular to a plane defined by the microfluidic device. 20. The method of claim 18, characterized in that:
前記内部間隔を圧縮する工程は、少なくとも40μm、少なくとも50μm、少なくとも60μm、少なくとも70μm、少なくとも75μm、少なくとも85μmまたは少なくとも90μmだけ、前記ブラダー領域の内部高さを低減させる工程を含み、
前記内部高さは、前記マイクロ流体デバイスによって規定される平面に対して垂直な軸に沿って測定される時、前記第1内側壁及び前記第2内側壁の間の距離によって規定される
ことを特徴とする請求項18に記載の方法。
compressing the internal spacing comprises reducing the internal height of the bladder region by at least 40 μm, at least 50 μm, at least 60 μm, at least 70 μm, at least 75 μm, at least 85 μm or at least 90 μm;
The internal height is defined by the distance between the first internal wall and the second internal wall when measured along an axis perpendicular to a plane defined by the microfluidic device. 20. The method of claim 18, characterized in that:
前記マイクロ流体デバイスによって規定される平面に対して垂直な軸に沿って測定される時に前記第1内側壁及び前記第2内側壁の間の距離によって規定される前記ブラダー領域の全内部高さは、前記圧縮する工程の前において、50~200μm、75~150μm、90~130μm、または、110μm、である
ことを特徴とする請求項18に記載の方法。
The total internal height of the bladder region defined by the distance between the first inner wall and the second inner wall when measured along an axis perpendicular to a plane defined by the microfluidic device is , 50-200 μm, 75-150 μm, 90-130 μm, or 110 μm before the compressing step.
前記サンプル液体及び前記サンプル液体-気体の界面は、少なくとも10μm/s、少なくとも20μm/s、少なくとも50μm/s、少なくとも400μm/s、少なくとも600μm/s、少なくとも750μm/s、少なくとも1000μm/s、少なくとも1250μm/s、少なくとも1500μm/s、2000μm/s以下、1900μm/s以下、1800μm/s以下、1500μm/s以下、1250μm/s以下、1000μm/s以下、750μm/s以下、500μm/s以下、250μm/s以下、150μm/s以下、100μm/s以下、または、75μm/s以下、の速度で、前記第1ゾーンに移動される
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
The sample liquid and the sample liquid-gas interface are at least 10 μm/s, at least 20 μm/s, at least 50 μm/s, at least 400 μm/s, at least 600 μm/s, at least 750 μm/s, at least 1000 μm/s, at least 1250 μm /s, at least 1500 μm/s, 2000 μm/s or less, 1900 μm/s or less, 1800 μm/s or less, 1500 μm/s or less, 1250 μm/s or less, 1000 μm/s or less, 750 μm/s or less, 500 μm/s or less, 250 μm/s The method according to claim 1, wherein the method is moved to the first zone at a speed of less than 150 μm/s, less than 100 μm/s, or less than 75 μm/s.
振動される前記ガスの体積は、5μL~10μL、6.5μL~9.0μL、または、6.9μL~8.6μL、の範囲である
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
A method according to claim 1, characterized in that the volume of the gas that is vibrated ranges from 5 μL to 10 μL, from 6.5 μL to 9.0 μL, or from 6.9 μL to 8.6 μL.
前記サンプル液体-気体の界面の面積は、少なくとも0.03mm2、少なくとも0.04mm2、少なくとも0.06mm2、少なくとも0.07mm2、少なくとも0.08mm2、0.25mm2以下、0.2mm2以下、0.175mm2以下、0.15mm2以下、0.135mm2以下、0.12mm2以下、または、0.1mm2以下、である
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
The area of the sample liquid-gas interface is at least 0.03 mm 2 , at least 0.04 mm 2 , at least 0.06 mm 2 , at least 0.07 mm 2 , at least 0.08 mm 2 , not more than 0.25 mm 2 , 0.2 mm 2 or less, 0.175 mm 2 or less, 0.15 mm 2 or less, 0.135 mm 2 or less, 0.12 mm 2 or less, or 0.1 mm 2 or less.
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