JPWO2021025911A5 - - Google Patents

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好適な実施形態は、自動的かつ自律的に、気管に挿管可能で、人工呼吸が導通し得る管腔を形成可能な、外翻するツル状(vine)ロボット挿管のデバイスを提供する。当該デバイスは、マウスピースに取り付けられた、外翻する(everting)一次ツル状ロボットと、一次ツル状ロボットに付随する、外翻する小径の挿管ツル状ロボットと、を備える。一次ツル状ロボットが、完全作動時に、患者の喉頭の後ろに伸長するような形状及びサイズを有すると共に、挿管外翻ツル状ロボットが、完全作動時に、一次ツル状ロボットから患者の気管へと伸長するような形状及びサイズを有する。
患者に挿管するための方法が提供される。外翻する一次ツル状ロボット及び挿管ツル状ロボットに取り付けられたマウスピースが、一次ツル状ロボット及び挿管ツル状ロボットが非作動の位置にある状態で、患者の口に挿入される。これを徐々に外翻させ患者の喉頭の後ろに伸長させるために、一次ツル状ロボット内に流体圧がかけられる。挿管ツル状ロボットを患者の気管内に伸長させ、管腔をマウスピースから気管へと提供するために、流体圧がかけられる。管腔を通して気管内へ空気又は酸素を提供される。
一次ツル状ロボット16は、顎を前に突き出させて気管をさらに露出させつつ、より小さい挿管ツル状ロボット20を喉頭の後方に送り込む、より大きい一次ツル状ロボットである。一次ツル状ロボット16の直径は、口腔と中咽頭を満たしつつ、下顎を持ち上げて前方及び下方に突き出すように設定されている。一次ツル状ロボット16をゆっくりと膨張及び反転させるのに十分な圧力により、流体が喉頭の後方に達するまで、流体、例えば空気がポート18を通して供給される。その地点に到達すると、より小さい挿管ツル状ロボット20は、マウスピースを介して伸長するその近位端から、流体圧によって作動される。一次ツル状ロボット16は、あらかじめ定められた非直線形状(伸長時)に成形され得ると共に、下顎を突出させ、喉頭蓋を持ち上げ、気管を露出させるための特定の圧力点をもたらすための特定の位置に部材を有し得る。特定の部分において材料を成形し、固さを作り出すための方法は、ホークスらによる米国特許出願公開第2019/0217908号明細書に開示されている。
図1Bは、作動状態にある一次ツル状ロボット16を示す。この段階は、次の2つのサブステップとして開始される:まず一次ツル状ロボット16が膨張し、マウスピース12から離れて、患者の喉の方向へ生長する。図1Cは、一次ツル状ロボット16が喉頭へと完全に伸長した状態を示す。この時点で、挿管ツル状ロボット20は、膨張及び生長するべき場所に位置する。挿管ツル状ロボット20は、平均的な解剖学的な構造を近似するように予め形成され得る。
(付記)
(付記1)
ツル状(vine)ロボット気管挿管デバイスであって、
マウスピースに取り付けられた、外翻する(everting)一次ツル状ロボットと、
前記一次外翻ツル状ロボットに付随する、外翻する小径の挿管ツル状ロボットと、
を備え、
前記一次ツル状ロボットが、完全作動時に、患者の喉頭の後ろに伸長するような形状及びサイズを有すると共に、前記挿管外翻ツル状ロボットが、完全作動時に、前記一次ツル状ロボットから前記患者の気管へと伸長するような形状及びサイズを有し、このことにより前記デバイスによって管腔が前記マウスピースから前記患者の気管へと提供される、
ツル状ロボット気管挿管のデバイス。
(付記15)
患者の挿管の方法であって、
外翻する一次ツル状ロボット及び挿管ツル状ロボットに取り付けられたマウスピースを、前記一次ツル状ロボット及び挿管ツル状ロボットの両方が非作動の位置にある状態で、前記患者の口に挿入することと、
前記一次ツル状ロボット内に流体圧をかけて、これを徐々に外翻させ前記患者の前記喉頭の後ろに伸長させることと、
前記挿管ツル状ロボットを前記患者の前記気管内に伸長させ、管腔を前記マウスピースから前記気管へと提供するために、流体圧をかけることと、
前記管腔を通して前記気管内へ空気又は酸素を提供することと、
を含む、
方法。

Claims (18)

  1. ツル状(vine)ロボット気管挿管デバイスであって、
    マウスピースに取り付けられた、外翻する(everting)一次ツル状ロボットと、
    前記一次外翻ツル状ロボットに付随する、外翻する小径の挿管ツル状ロボットと、
    を備え、
    前記一次ツル状ロボットが、完全作動時に、患者の喉頭の後ろに伸長するような形状及びサイズを有すると共に、前記挿管外翻ツル状ロボットが、完全作動時に、前記一次ツル状ロボットから前記患者の気管へと伸長するような形状及びサイズを有し、このことにより前記デバイスによって管腔が前記マウスピースから前記患者の気管へと提供される、
    ツル状ロボット気管挿管のデバイス。
  2. 前記一次ツル状ロボットの直径が、前記口腔と中咽頭を満たしつつ、前記下顎を持ち上げ前下方に突出させるように設定される、
    請求項1のツル状ロボット気管挿管のデバイス。
  3. 前記挿管ツル状ロボットが、前記管腔を前記気管内に配置し方向付けるように構成された、予め湾曲された区間を備える、
    請求項1のツル状ロボット気管挿管のデバイス。
  4. 前記挿管ツル状ロボットが、前記一次ツル状ロボットの外表面上で運ばれる、
    請求項3のツル状ロボット気管挿管のデバイス。
  5. 前記挿管ツル状ロボットが、管腔のサイズを、呼吸チューブがそれを介して通れるように定める、
    請求項4のツル状ロボット気管挿管のデバイス。
  6. 前記マウスピースが、前記一次ツル状ロボットの膨張を可能にするためのアクセスポートを定める、
    請求項4のツル状ロボット気管挿管のデバイス。
  7. 前記挿管ツル状ロボットが、前記マウスピースを通って伸長する、
    請求項6のツル状ロボット気管挿管のデバイス。
  8. 前記挿管ツル状ロボットが、前記一次ツル状ロボットと一体的に形成されると共に、伸長時に、前記一次ツル状ロボットからの枝を形成するように構成される、
    請求項3のツル状ロボット気管挿管のデバイス。
  9. 前記マウスピースが、単一の圧力源から、前記一次ツル状ロボット及び前記挿管ツル状ロボットの両方を膨張可能にするためのアクセスポートを定める、
    請求項8のツル状ロボット気管挿管のデバイス。
  10. 前記管腔が、伸長時に、前記一次ツル状ロボット及び前記挿管ツル状ロボットの両方によって定められる、
    請求項8のツル状ロボット気管挿管のデバイス。
  11. 前記一次ツル状ロボットが、伸長時に、あらかじめ定められた非直線形状を有する、
    請求項1のツル状ロボット気管挿管のデバイス。
  12. 前記あらかじめ定められた非直線形状が、前記下顎を突出させ、前記喉頭蓋を持ち上げ、前記気管を露出させるための圧力点を生成するように構成される、
    請求項11のツル状ロボット気管挿管のデバイス。
  13. 前記挿管ツル状ロボットの遠位端が、柔軟な自己伸長型の素材を備える、
    請求項1のツル状ロボット気管挿管のデバイス。
  14. 前記柔軟な自己伸長型の素材がニチノールである、
    請求項13のツル状ロボット気管挿管のデバイス。
  15. 患者の挿管に際してツル状ロボット気管挿管デバイスを制御する方法であって、
    外翻する一次ツル状ロボット及び挿管ツル状ロボットに取り付けられたマウスピースを、前記一次ツル状ロボット及び挿管ツル状ロボットの両方が非作動の位置にある状態で、前記患者の口に挿入した後に、
    前記一次ツル状ロボット内に流体圧をかけて、これを徐々に外翻させ前記患者の前記喉頭の後ろに伸長させることと、
    前記挿管ツル状ロボットを前記患者の前記気管内に伸長させ、管腔を前記マウスピースから前記気管へと提供するために、流体圧をかけることと、
    前記管腔を通して前記気管内へ空気又は酸素を提供することと、
    を含む、
    ツル状ロボット気管挿管デバイスを制御する方法
  16. 前記提供することが、前記挿管ツル状ロボットを介して呼吸チューブを通すことと、前記呼吸チューブを介して前記空気又は酸素を供給することと、を含む、
    請求項15に記載のツル状ロボット気管挿管デバイスを制御する方法
  17. 前記提供する前の位置に前記呼吸チューブを残しつつ、前記マウスピース、一次ツル状ロボット、及び、前記挿管ツル状ロボットを取り除くことを含む、
    請求項16に記載のツル状ロボット気管挿管デバイスを制御する方法
  18. 前記提供することが、前記一次ツル状ロボット及び前記挿管ツル状ロボットの両方によって定められる前記管腔を介して前記空気又は酸素を通すことを含む、
    請求項16に記載のツル状ロボット気管挿管デバイスを制御する方法
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