JPWO2020202301A1 - 基地局装置、端末装置、及び通信システム - Google Patents

基地局装置、端末装置、及び通信システム Download PDF

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Abstract

第1データの送信用として割り当てられた第1無線リソース以外の無線リソースを、前記第1データ以外の第2データの送信用の第2無線リソースとして割り当てる制御部と、前記第2無線リソースに関する情報を含む無線リソース情報を端末装置に通知する通知部と、を有する。

Description

本発明は、基地局装置、端末装置、及び通信システムに関する。
現在の通信ネットワークは、モバイル端末(スマートフォンやフューチャーホン)のトラフィックが通信ネットワークのリソースの大半を占めている。また、モバイル端末が使用するトラフィックは、今後も拡大していく傾向にある。
一方で、通信ネットワークは、IoT(Internet of things)サービス(例えば、交通システム、スマートメータ、装置等の監視システム)の展開にあわせて、多様な要求条件を持つサービスに対応することが求められている。そのため、第5世代移動体通信(5Gまたは、NR(New Radio))の通信規格では、第4世代移動体通信(4G)の標準技術(例えば、非特許文献1〜12)に加えて、さらなる高データ信号レート化、大容量化、低遅延化を実現する技術が求められている。なお、第5世代通信規格については、3GPPの作業部会(例えば、TSG−RAN WG1、TSG−RAN WG2等)で技術検討が進められており、2017年12月に、初版がリリースされている(非特許文献13〜40)。
上述した多種多様なサービスに対応するため、5Gにおいては、eMBB(Enhanced Mobile BroadBand)、Massive MTC(Machine Type Communications)、およびURLLC(Ultra−Reliable and Low Latency Communication)に分類される多くのユースケースのサポートを想定している。
そのなかでも、URLLCは実現が最も困難なユースケースである。URLLCが利用されるサービスの種類に応じて無線データ伝送要求特性が異なるが、もっとも厳しい内容のものでは、無線部エラーレート10−6以下という非常に厳しい超高信頼性の要求がある。超高信頼性を実現する1つの方法として、使用リソース量を増やしてデータに冗長性を持たせる方法がある。しかし、無線リソースは限りがあるので、無制限に使用リソースを増やすことはできない。
低遅延に関しても、URLLCでは、上り回線および下り回線におけるユーザプレーンの無線部遅延を0.5ミリ秒とすることが目標とされている。これは4G無線システムLTE(Long Term Evolution)の1/10未満という高い要求である。
URLLCは、上述したような超高信頼性と低遅延の2つの要求を、同時に満さなければならない。
5Gに関する技術については、以下の先行技術文献に記載されている。
3GPP TS 36.133 V15.5.0(2018-12) 3GPP TS 36.211 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 36.212 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 36.213 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 36.300 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 36.321 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 36.322 V15.1.0(2018-07) 3GPP TS 36.323 V15.2.0(2018-12) 3GPP TS 36.331 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 36.413 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 36.423 V15.4.0(2018-06) 3GPP TS 36.425 V15.0.0(2018-06) 3GPP TS 37.340 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 38.201 V15.0.0(2017-12) 3GPP TS 38.202 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 38.211 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 38.212 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 38.213 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 38.214 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 38.215 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 38.300 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 38.321 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 38.322 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 38.323 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 38.331 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 38.401 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 38.410 V15.2.0(2018-12) 3GPP TS 38.413 V15.2.0(2018-12) 3GPP TS 38.420 V15.2.0(2018-12) 3GPP TS 38.423 V15.2.0(2018-12) 3GPP TS 38.470 V15.4.0(2018-12) 3GPP TS 38.473 V15.4.1(2019-01) 3GPP TR 38.801 V14.0.0(2017-03) 3GPP TR 38.802 V14.2.0(2017-09) 3GPP TR 38.803 V14.2.0(2017-09) 3GPP TR 38.804 V14.0.0(2017-03) 3GPP TR 38.900 V15.0.0(2018-06) 3GPP TR 38.912 V15.0.0(2018-06) 3GPP TR 38.913 V15.0.0(2018-06) 3GPP TS 37.213 V15.1.0(2019-09)
URLLCの超低遅延伝送実現のための手段の一つとして、時間長が短い無線リソースを用いる場合がある。URLLCは、時間長を短くすると、所定量のデータを送信するために、周波数領域での無線リソースのサイズ(周波数幅)を大きくする必要がある。また、URLLCでは、高信頼伝送も満たすため、符号化率を下げる、例えば、十分な量の誤り訂正用パリティ信号の付加を行う場合があり、サイズは更に大きくなる。
すなわち、URLLCデータを送信する無線リソースは、時間長が短いが周波数帯域が広い無線リソースとなる場合がある。例えば、URLLCデータの送信無線リソースが、無線リソースの割り当て単位(例えばスロット)に満たない場合、URLLCデータの送信に使用しない無線リソースの領域を効率的に使用できない場合がある。
そこで、一つの側面では、無線リソースを効率的に使用することができる基地局装置、端末装置、及び通信システムを提供する。
第1データの送信用として割り当てられた第1無線リソース以外の無線リソースを、前記第1データ以外の第2データの送信用の第2無線リソースとして割り当てる制御部と、前記第2無線リソースに関する情報を含む無線リソース情報を端末装置に通知する通知部と、を有する。
一つの側面では、無線リソースを効率的に使用することができる。
図1は、通信システム10の構成例を示す図である。 図2は、URLLC無線リソースの例を示す図である。 図3は、基地局装置200の構成例を示す図である。 図4は、端末装置100の構成例を示す図である。 図5は、データを送信するシーケンスの例を示す図である。 図6は、OFDMシンボルとスロットの関係の例を示す図である。 図7は、シンボルパターンの例を示す図である。 図8は、データを送信するシーケンスの例を示す図である。 図9は、シンボルパターン1及びシンボルパターン2の例を示す図である。 図10は、複数OFDMシンボルに対応するシンボルパターンの例を示す図である。 図11は、データを送信するシーケンスの例を示す図である。 図12は、スロットとフレームの関係の例を示す図である。 図13は、シンボルパターン適用スロットパターンの例を示す図である。 図14は、データを送信するシーケンスの例を示す図である。 図15は、OFDMシンボルと周波数帯域の関係の例を示す図である。 図16は、シンボルパターン適用周波数帯域パターンの例を示す図である。
以下、本実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本明細書における課題及び実施例は一例であり、本願の権利範囲を限定するものではない。特に、記載の表現が異なっていたとしても技術的に同等であれば、異なる表現であっても本願の技術を適用可能であり、権利範囲を限定するものではない。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態について説明する。
<無線通信システムの構成例>
図1は、通信システム10の構成例を示す図である。通信システム10は、端末装置100−1,2(以下、端末装置100と呼ぶ場合がある)及び基地局装置200を有する。通信システム10は、例えば、5Gに準拠した無線通信を行う無線通信システムである。この場合、基地局装置200は、例えば、gNodeBである。また、端末装置100は、基地局装置200と、あるいは基地局装置200を介して他の通信装置と通信を行う装置であって、例えば、スマートフォンやタブレット端末などの移動体通信端末である。
通信システム10において、基地局装置200及び端末装置100は、低遅延、高信頼のデータを、URLLCデータ(第1データ)として送受信する。通信システム10において、端末装置100は、URLLCデータを送信するための無線リソース(URLLC無線リソース)を使用して、URLLCデータを送信する。URLLC無線リソースは、例えば、基地局装置200によって割り当てられ、端末装置100に通知される。
図2は、URLLC無線リソースの例を示す図である。URLLCデータD1は、例えば、端末装置100−1が使用するURLLC無線リソースであり、URLLCデータD2は、例えば、端末装置100−2が使用するURLLC無線リソースである。また、データD11〜D13は、URLLC無線リソース以外の無線リソース(第2データ)であって、例えば、eMBBのデータを送信するための無線リソースである。なお、第2データは、第1データよりも優先度が低い他の種類のURLLCデータであってもよい。
基地局装置200は、URLLC無線リソースとして、低遅延の要求を満たすために、他のデータD11〜D13と比較して、時間長が短い無線リソースを割り当てる。図2に示すように、URLLCデータD1及びD2は、それぞれ1スロットより短い時間長の無線リソースである。
スロットは、例えば、無線リソースの割り当て単位である。1スロットは、複数のOFDM(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing)シンボルで構成され、例えば、14個のOFDMシンボルで構成される。OFDMシンボルは、スロットよりも小さい無線リソースの単位であり、例えば、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)により生成される単位である。URLLC無線リソースは、例えば、1個又は2個のOFDMシンボルで構成される。なお、URLLC無線リソースは、3個以上のOFDMシンボルで構成されてもよい。
また、基地局装置200は、URLLC無線リソースとして、高信頼の要求を満たすために、他のデータD11〜D13と比較して、周波数帯域が広い無線リソースを割り当てる。図2に示すように、URLLCデータD1及びD2は、それぞれ他のデータD11〜13よりも広い周波数帯域の無線リソースである。
例えば、基地局装置200が端末装置100に対してスロット単位で無線リソースの割り当てを行う場合、図2における網掛け部分の無線リソースR1〜R3は、端末装置100が使用しない無線リソースとなってしまい、無線リソースの効率的な使用ができない。そこで、第1の実施の形態において、基地局装置200は、無線リソースR1〜R3を、URLLCデータ以外のデータ(eMBBデータ)を送信する無線リソースとして、端末装置100に割り当てる。
<基地局装置の構成例>
図3は、基地局装置200の構成例を示す図である。基地局装置200は、例えば、5GにおけるgNodeBである。基地局装置200は、CPU(Central Processing Unit)210、ストレージ220、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などのメモリ230、NIC(Network Interface Card)240、及びRF(Radio Frequency)回路250を有する。基地局装置200は、例えば、端末装置100と無線接続し、端末装置100とデータを送受信する。また、基地局装置200は、端末装置100から受信したデータを送信先の通信装置またはネットワークに送信したり、他の通信装置やネットワークから受信したデータを端末装置100に送信したりする、端末装置100が実施する通信の中継装置である。
ストレージ220は、プログラムやデータを記憶する、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、又はSSD(Solid State Drive)などの補助記憶装置である。ストレージ220は、通信制御プログラム221、及び無線リソース制御プログラム222を記憶する。
メモリ230は、ストレージ220に記憶されているプログラムをロードする領域である。また、メモリ230は、プログラムがデータを記憶する領域としても使用される。
NIC240は、インターネットやイントラネットなどのネットワーク(図示しない)と接続するネットワークインターフェースである。基地局装置200は、NIC240を介して、ネットワークに接続する通信装置と通信する。
RF回路250は、端末装置100と無線接続する装置である。RF回路250は、例えば、アンテナ251を有する。
CPU210は、ストレージ220に記憶されているプログラムを、メモリ230にロードし、ロードしたプログラムを実行し、各処理を実現するプロセッサ又はコンピュータである。
CPU210は、通信制御プログラム221を実行することで、通信制御処理を行う。通信制御処理は、端末装置100との間の無線通信を制御する処理である。
CPU210は、無線リソース制御プログラム222を実行することで、制御部及び通信部を構築し、無線リソース制御処理を行う。無線リソース制御処理は、無線リソースを制御する処理で、端末装置100がURLLCデータ以外のデータを送信するときに使用する無線リソースを、端末装置100に割り当てたり、端末装置100に通知したりする処理である。
CPU210は、OFDMシンボル情報通知モジュール2221を実行することで、制御部及び通信部を構築し、OFDMシンボル情報通知処理を行う。OFDMシンボル情報通知処理は、端末装置100がURLLCデータ以外のデータを送信するときに使用することを許可する無線リソースに関する情報を通知する処理である。
CPU210は、シンボルパターン適用判定モジュール2222を実行することで、制御部及び通信部を構築し、シンボルパターン適用判定処理を行う。シンボルパターン適用判定処理は、端末装置100がURLLCデータ以外のデータを送信するときに送信する無線リソースの割り当て要求メッセージに対して、事前に通知しているシンボルパターンを適用するか否かを示す情報を通知する処理である。シンボルパターンについては後述する。
<端末装置の構成例>
図4は、端末装置100の構成例を示す図である。端末装置100は、例えば、基地局装置200と無線通信を行う、携帯端末装置である。端末装置100は、CPU110、ストレージ120、DRAMなどのメモリ130、及びRF回路150を有する。端末装置100は、例えば、基地局装置200と無線接続し、基地局装置200とデータを送受信する通信装置である。
ストレージ120は、プログラムやデータを記憶する、フラッシュメモリ、HDD、又はSSDなどの補助記憶装置である。ストレージ120は、通信プログラム121、OFDMシンボル情報通知受信プログラム122、及びデータ送信プログラム123を記憶する。
メモリ130は、ストレージ120に記憶されているプログラムをロードする領域である。また、メモリ130は、プログラムがデータを記憶する領域としても使用される。
RF回路150は、基地局装置200と無線接続する装置である。RF回路150は、例えば、アンテナ151を有する。
CPU110は、ストレージ120に記憶されているプログラムを、メモリ130にロードし、ロードしたプログラムを実行し、各処理を実現するプロセッサ又はコンピュータである。
CPU110は、通信プログラム121を実行することで、通信処理を行う。通信処理は、基地局装置200との間の無線通信を行う処理である。
CPU110は、OFDMシンボル情報通知受信プログラム122を実行することで、受信部を構築し、OFDMシンボル情報通知受信を行う。OFDMシンボル情報通知受信処理は、基地局装置200からOFDMシンボル情報通知を受信し、シンボルパターン等の情報を記憶する処理である。
CPU110は、データ送信プログラム123を実行することで、送信部を構築し、データ送信処理を行う。データ送信処理は、データを送信する処理であり、URLLCデータ以外のデータを送信する場合、記憶するシンボルパターンを適用するか否かを判定する処理である。
<データ送信シーケンス>
以下に、URLLCデータ以外のデータ(例えばeMMBデータ)送信時のシーケンスについて説明する。
図5は、データを送信するシーケンスの例を示す図である。基地局装置200は、OFDMシンボル情報通知を、端末装置100に送信する(S100)。OFDMシンボル情報通知は、例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリングで通知される。OFDMシンボル情報通知は、シンボルパターンを含む。シンボルパターンは、URLLC以外のデータを送信することができるOFDMシンボルの位置パターンを示す情報である。
図6は、OFDMシンボルとスロットの関係の例を示す図である。OFDMシンボルは、周波数帯域及び時間で区分された無線リソースである。1スロットは、例えば、14個のOFDMシンボルで構成される。1スロット内のOFDMシンボルは、時間が古い方から順に1〜14までの番号x(xは整数)を付し、OFDMxと表現する。
図7は、シンボルパターンの例を示す図である。以下、ビット番号y(yは整数)のビットをビットyと表現する場合がある。
シンボルパターンの各ビットは、それぞれOFDMシンボルと対応する。そして、シンボルパターンは、URLLCデータ以外のデータの送信が許可されたOFDMシンボルに対応するビットをON(例えば1)、それ以外をOFF(例えば0)で示す。よって、シンボルパターンは、例えば、1スロットを構成するOFDMシンボルの数で構成され、図6に示すように1スロットが14個のOFDMシンボルで構成される場合、14ビットで構成される。ビットがON(例えば1)である場合、当該ビットに対応するOFDMシンボルは、URLLCデータ以外のデータの送信に使用してもよいことを示す。一方、ビットがOFF(例えば0)である場合、当該ビットに対応するOFDMシンボルは、URLLCデータ以外のデータの送信に使用できない、すなわち、URLLCデータの送信用として割り当てられている無線リソースであることを示す。
図7においては、ビット2、3、4、5、8、9、10、及び11が1(ON)であって、その他のビットが0(OFF)である。すなわち、図7におけるシンボルパターンは、OFDMシンボル2〜5及び8〜11が、URLLCデータ以外のデータの送信が許可されているシンボルであることを示す。
図5に戻り、端末装置100は、OFDMシンボル情報通知を受信すると(S100)、シンボルパターンを記憶する。
そして、端末装置100は、URLLCデータ以外の送信データが発生した時、SR(Scheduling Request)を基地局装置200に送信する(S101)。SRは、データを送信する無線リソースの割り当てを要求する無線リソース要求メッセージである。
基地局装置200は、SRを受信すると(S101)、端末装置100に無線リソースを割り当て、UL grantを端末装置100に送信する(S102)。UL grantは、SRに応答するメッセージで、端末装置100に対して割り当てた無線リソースに関する情報が含まれる。
また、UL grantは、シンボルパターンフラグが含まれる。シンボルパターンフラグは、例えば、1ビットのフラグである。シンボルパターンフラグは、OFDMシンボル情報通知で指定されたシンボルパターンを適用するか否かを示すフラグである。例えば、シンボルパターンフラグがON(例えば1)である場合、端末装置100は、シンボルパターンを適用し、シンボルパターンでURLLCデータ以外のデータの送信が許可されたOFDMシンボルを使用して、データを送信する。一方、例えば、シンボルパターンフラグがOFF(例えば0)である場合、端末装置100は、シンボルパターンを適用せず、割り当てられた無線リソース(スロット)の全OFDMシンボルを使用して、データを送信する。
基地局装置200は、シンボルパターンフラグがOFFであることを含む、UL grantを端末装置100に送信する(S102)。
端末装置100は、シンボルパターンフラグがOFFであるUL grantを受信すると(S102)、記憶しているシンボルパターンを適用せず、割り当てられたスロットの全OFDMシンボルを使用して、データを送信する(S103)。
また、端末装置100は、URLLCデータ以外の送信データが発生した時、SRを基地局装置200に送信する(S104)。
基地局装置200は、SRを受信すると(S104)、端末装置100に無線リソースを割り当て、UL grantを端末装置100に送信する(S105)。基地局装置200は、シンボルパターンフラグがONであることを含め、UL grantを端末装置100に送信する(S105)。
端末装置100は、シンボルパターンがONであるUL grantを受信すると(S105)、記憶しているシンボルパターンを適用し、割り当てられたスロットのOFDMシンボルの内、記憶するシンボルパターンでURLLCデータ以外のデータの送信が許可されたOFDMシンボルを使用して、データを送信する(S106)。記憶するシンボルパターンが、例えば図7のシンボルパターンである場合、端末装置100は、OFDMシンボル2〜5及び8〜11を使用し、データを送信する(S106)。
第1の実施の形態において、基地局装置200は、シンボルパターンでURLLCデータ以外のデータを送信することができるOFDMシンボルを、端末装置100に通知することができる。これにより、URLLCデータ用無線リソース(OFDMシンボル)が存在するスロットの他の無線リソースを有効に使用することができる。
さらに、基地局装置200は、無線リソースの割り当て時に、シンボルパターンフラグを使用し、シンボルパターンの適用又は非適用を端末装置100に通知する。これにより、例えば、URLLCデータが送信されない時はシンボルパターンを非適用にするなど、柔軟に無線リソースの使用ができ、無線リソースをより有効に使用することができる。
<第1の実施の形態の変形例1>
第1の実施の形態の変形例1について説明する。第1の実施の形態の変形例1において、基地局装置200は、シンボルパターンを複数パターン(変形例1においては2パターン)用意する。そして、基地局装置200は、シンボルパターンを適用するか否か、また、適用する場合はいずれのシンボルパターンを適用するかを、端末装置100に通知する。
<データ送信シーケンス>
図8は、データを送信するシーケンスの例を示す図である。基地局装置200は、OFDMシンボル情報通知を、端末装置100に送信する(S200)。OFDMシンボル情報通知は、2つのシンボルパターン(シンボルパターン1及びシンボルパターン2)を含む。
図9は、シンボルパターン1及びシンボルパターン2の例を示す図である。シンボルパターン1は、ビット2、3、4、5、8、9、10、及び11が1(ON)であって、その他のビットが0(OFF)である。すなわち、シンボルパターン1は、OFDMシンボル2〜5及び8〜11が、URLLCデータ以外のデータの送信が許可されているシンボルであることを示す。
一方、シンボルパターン2は、ビット3、4、10、及び11が1(ON)であって、その他のビットが0(OFF)である。すなわち、シンボルパターン1は、OFDMシンボル3、4、10、及び11が、URLLCデータ以外のデータの送信が許可されているシンボルであることを示す。
図8に戻り、端末装置100は、OFDMシンボル情報通知を受信すると(S200)、シンボルパターン1及びシンボルパターン2を記憶する。
そして、端末装置100は、URLLCデータ以外の送信データが発生した時、SRを基地局装置200に送信する(S201)。
基地局装置200は、SRを受信すると(S201)、端末装置100に無線リソースを割り当て、UL grantを端末装置100に送信する(S202)。UL grantは、シンボルパターンフラグが含まれる。
変形例において、シンボルパターンフラグは、例えば、2ビットのフラグである。シンボルパターンフラグは、OFDMシンボル情報通知で指定されたシンボルパターンを適用するか否か、また、適用する場合はどのシンボルパターンを適用するか、を示すフラグである。例えば、シンボルパターンフラグがOFF(例えば0)である場合、端末装置100は、シンボルパターンを適用せず、割り当てられた無線リソース(スロット)の全OFDMシンボルを使用して、データを送信する。一方、シンボルパターンフラグは、OFF以外である場合、適用するシンボルパターンに関する情報を示す。例えば、シンボルパターンフラグが1(0x01)である場合、シンボルパターン1を適用し、シンボルパターンフラグが2(0x10)である場合、シンボルパターン2を適用することを示す。
基地局装置200は、シンボルパターンを適用させるか否かを判定し、判定結果をシンボルパターンフラグとして、端末装置100に送信する。この場合、基地局装置200は、シンボルパターンフラグがOFFであることを含む、UL grantを端末装置100に送信する(S202)。端末装置100は、シンボルパターンフラグがOFFであるUL grantを受信すると(S202)、記憶しているシンボルパターンを適用せず、割り当てられたスロットの全OFDMシンボルを使用して、データを送信する(S203)。
また、端末装置100は、URLLCデータ以外の送信データが発生した時、SRを基地局装置200に送信する(S204)。
基地局装置200は、SRを受信すると(S204)、端末装置100に無線リソースを割り当て、UL grantを端末装置100に送信する(S205)。基地局装置200は、シンボルパターンフラグが1(0x01)であることを含め、UL grantを端末装置100に送信する(S205)。
端末装置100は、シンボルパターンが1であるUL grantを受信すると(S205)、記憶しているシンボルパターン1を適用し、割り当てられたスロットのOFDMシンボルの内、記憶するシンボルパターン1でURLLCデータ以外のデータの送信が許可されたOFDMシンボルを使用して、データを送信する(S206)。記憶するシンボルパターンが、例えば図9のシンボルパターン1である場合、端末装置100は、OFDMシンボル2〜5及び8〜11を使用し、データを送信する(S206)。
さらに、端末装置100は、URLLCデータ以外の送信データが発生した時、SRを基地局装置200に送信する(S207)。
基地局装置200は、SRを受信すると(S207)、端末装置100に無線リソースを割り当て、UL grantを端末装置100に送信する(S208)。基地局装置200は、シンボルパターンフラグが2(0x10)であることを含め、UL grantを端末装置100に送信する(S208)。
端末装置100は、シンボルパターンが2であるUL grantを受信すると(S208)、記憶しているシンボルパターン2を適用し、割り当てられたスロットのOFDMシンボルの内、記憶するシンボルパターン2でURLLCデータ以外のデータの送信が許可されたOFDMシンボルを使用して、データを送信する(S209)。記憶するシンボルパターン2が、例えば図9のシンボルパターン2である場合、端末装置100は、OFDMシンボル2、3、10、及び11を使用し、データを送信する(S209)。
第1の実施の形態の変形例1において、基地局装置200は、シンボルパターンを複数用意する。これにより、基地局装置200は、複数のシンボルパターンを使い分けることで、より柔軟性のある無線リソースの割り当てが可能となり、無線リソースの使用効率が向上する。
<第1の実施の形態の変形例2>
また、第1の実施の形態の変形例2について説明する。第1の実施の形態の変形例2では、シンボルパターンのビット数を減少させる。例えば、URLLCデータは、2つや3つなど、複数の連続したOFDMシンボルを使用して送信されることが多い。そのため、複数のOFDMシンボルを、シンボルパターンの1ビットに対応させることで、シンボルパターンのビット数を減少させることができる。
図10は、複数OFDMシンボルに対応するシンボルパターンの例を示す図である。図10のシンボルパターンは、2つのOFDMシンボルを1つのビットに対応させている。例えば、OFDMシンボル1及び2は、シンボルパターンのビット1に対応する。ビット1がON(1)である場合、OFDMシンボル1及び2は、URLLCデータ以外のデータの送信が許可されたシンボルであることを示す。一方、ビット1がOFF(0)である場合、OFDMシンボル1及び2は、URLLCデータが送信されるため、URLLCデータ以外のデータの送信が許可されていないシンボルであることを示す。
図10におけるシンボルパターンは、ビット2及び5がONである。よって、図10におけるシンボルパターンは、ビット2に対応するOFDMシンボル3、4、及びビット5に対応するOFDMシンボル9、10を使用して、URLLCデータ以外のデータを送信してもよいことを示す。
[第2の実施の形態]
次に第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態において、基地局装置200は、スロットごとにシンボルパターンを適用するか否かを決定し、端末装置100に通知する。
<データ送信シーケンス>
図11は、データを送信するシーケンスの例を示す図である。基地局装置200は、OFDMシンボル情報通知を、端末装置100に送信する(S300)。OFDMシンボル情報通知は、シンボルパターン及びシンボルパターン適用スロットパターンに関する情報を含む。
図12は、スロットとフレームの関係の例を示す図である。フレームは、例えば、連続する複数のスロットで構成される無線リソースの単位である。1フレームを構成するスロットの数は、例えば、サブキャリア間隔で決まる場合がある。図12においては、1フレームは10スロットで構成される。以下、1フレーム内のスロットは、古い方から順に番号n(nは1以上の整数)を付され、スロットnと表現される場合がある。
図13は、シンボルパターン適用スロットパターンの例を示す図である。シンボルパターン適用スロットパターンの各ビットは、それぞれフレーム内のスロット番号に対応する。そして、シンボルパターン適用スロットパターンは、シンボルパターンを適用するスロット番号に対応するビットをON(例えば1)、それ以外をOFF(例えば0)で示す。よって、シンボルパターン適用スロットパターンは、例えば、1フレームを構成するスロットの数のビットで構成され、図12に示すように1フレームが10スロットで構成される場合、10ビットで構成される。端末装置100は、ビットがON(例えば1)である場合、当該ビットに対応するスロット番号のスロットを使用してデータを送信するとき、シンボルパターンを適用し、シンボルパターンで許可されたOFDMシンボルを使用してデータを送信する。一方、端末装置100は、ビットがOFF(例えば0)である場合、当該ビットに対応するスロット番号のスロットを使用してデータを送信するとき、シンボルパターンを適用せず、スロット内の全OFDMシンボルを使用してデータを送信する。
図13においては、シンボルパターン適用スロットパターンは、ビット2及び5が1(ON)であって、その他のビットが0(OFF)である。すなわち、シンボルパターン適用スロットパターンは、各フレームのスロット2及び5を使用してデータを送信するときは、シンボルパターンを適用しなければならないことを示す。
図11に戻り、端末装置100は、OFDMシンボル情報通知を受信すると(S300)、シンボルパターン及びシンボルパターン適用スロットパターンを記憶する。
そして、端末装置100は、URLLCデータ以外の送信データが発生した時、SRを基地局装置200に送信する(S301)。
基地局装置200は、SRを受信すると(S301)、端末装置100に無線リソースを割り当て、UL grantを端末装置100に送信する(S302)。UL grantは、端末装置100に割り当てた無線リソースの情報を含む。無線リソースの情報は、例えば、端末装置100がデータ(URLLCデータ以外)送信に使用することが許可されたスロットに関する情報も含む。基地局装置200は、例えば、シンボルパターンを適用しないスロットN(Nは整数)を端末装置100に割り当て、UL grantで端末装置100に通知する(S302)。
端末装置100は、UL grantを受信し(S302)、スロットNが割り当てられたことを認識する。端末装置100は、記憶するシンボルパターン適用スロットパターンを参照し、スロットNがシンボルパターン適用スロットか否かを確認する。端末装置100は、スロットNがシンボルパターンを適用しないスロットであることを認識し、スロットNの全OFDMシンボルを使用して、データを送信する(S303)。
また、端末装置100は、URLLCデータ以外の送信データが発生した時、SRを基地局装置200に送信する(S304)。
基地局装置200は、SRを受信すると(S305)、端末装置100に無線リソースを割り当て、UL grantを端末装置100に送信する(S305)。基地局装置200は、例えば、シンボルパターンを適用するスロットM(Mは整数)を端末装置100に割り当て、UL grantで端末装置100に通知する(S305)。
端末装置100は、UL grantを受信し(S305)、スロットMが割り当てられたことを認識する。端末装置100は、記憶するシンボルパターン適用スロットパターンを参照し、スロットMがシンボルパターン適用スロットか否かを確認する。端末装置100は、スロットMがシンボルパターンを適用するスロットであることを認識し、スロットMのシンボルパターンでURLLCデータ以外のデータの送信が許可されたOFDMシンボルを使用して、データを送信する(S306)。
第2の実施の形態において、基地局装置200は、シンボルパターンに加え、さらにシンボルパターン適用スロットパターンを、端末装置100に通知する。これにより、基地局装置200は、スロットごとにシンボルパターンの適用または非適用を設定でき、より柔軟に無線リソースを割り当てることができる。
[第3の実施の形態]
次に第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態において、基地局装置200は、シンボルパターンに加え、さらに、周波数帯域パターンを端末装置100に通知する。
<データ送信シーケンス>
図14は、データを送信するシーケンスの例を示す図である。基地局装置200は、OFDMシンボル情報通知を、端末装置100に送信する(S400)。OFDMシンボル情報通知は、シンボルパターン及びシンボルパターン適用周波数帯域パターンに関する情報を含む。
図15は、OFDMシンボルと周波数帯域の関係の例を示す図である。基地局装置200は、端末装置100に割り当てる無線リソースを、複数の周波数帯域に分割する。図15において、基地局装置200は、6つの周波数帯域に分割している。周波数帯域は、周波数が低いほうから順に番号z(zは整数)を付され、周波数帯域zと呼ぶ場合がある。
図16は、シンボルパターン適用周波数帯域パターンの例を示す図である。シンボルパターン適用周波数帯域パターンの各ビットは、それぞれ周波数帯域の番号に対応する。そして、シンボルパターン適用周波数帯域パターンは、シンボルパターンを適用する周波数帯域に対応するビットをON(例えば1)、それ以外をOFF(例えば0)で示す。よって、シンボルパターン適用周波数パターンは、例えば、周波数帯域の分割数のビットで構成され、図15に示すように周波数帯域を6つに分割する場合、6ビットで構成される。端末装置100は、ビットがON(例えば1)である場合、当該ビットに対応する周波数帯域番号の周波数帯域を使用してデータを送信するとき、シンボルパターンを適用し、シンボルパターンで許可されたOFDMシンボルを使用してデータを送信する。一方、端末装置100は、ビットがOFF(例えば0)である場合、当該ビットに対応する周波数帯域番号の周波数帯域を使用してデータを送信するとき、シンボルパターンを適用せず、当該周波数帯域のスロット内の全OFDMシンボルを使用してデータを送信する。
図16においては、シンボルパターン適用周波数帯域パターンは、ビット2及び5が1(ON)であって、その他のビットが0(OFF)である。すなわち、シンボルパターン適用周波数帯域パターンは、周波数帯域2及び5を使用してデータを送信するときは、シンボルパターンを適用しなければならないことを示す。
図14に戻り、端末装置100は、OFDMシンボル情報通知を受信すると(S400)、シンボルパターン及びシンボルパターン適用周波数帯域パターンを記憶する。
そして、端末装置100は、URLLCデータ以外の送信データが発生した時、SRを基地局装置200に送信する(S401)。
基地局装置200は、SRを受信すると(S401)、端末装置100に無線リソースを割り当て、UL grantを端末装置100に送信する(S402)。UL grantは、端末装置100に割り当てた無線リソースの情報を含む。無線リソースの情報は、例えば、端末装置100がデータ(URLLCデータ以外)送信に使用することが許可された周波数帯域に関する情報も含む。基地局装置200は、例えば、シンボルパターンを適用しない周波数帯域X(Xは整数)を端末装置100に割り当て、UL grantで端末装置100に通知する(S402)。
端末装置100は、UL grantを受信し(S402)、周波数帯域Xが割り当てられたことを認識する。端末装置100は、記憶するシンボルパターン適用周波数帯域パターンを参照し、周波数帯域Xがシンボルパターン適用周波数帯域に属するか否かを確認する。端末装置100は、周波数帯域Xがシンボルパターンを適用しない周波数帯域であることを認識し、周波数帯域Xの割当スロットの全OFDMシンボルを使用して、データを送信する(S403)。
また、端末装置100は、URLLCデータ以外の送信データが発生した時、SRを基地局装置200に送信する(S404)。
基地局装置200は、SRを受信すると(S404)、端末装置100に無線リソースを割り当て、UL grantを端末装置100に送信する(S405)。基地局装置200は、例えば、シンボルパターンを適用する周波数帯域Y(Yは整数)を端末装置100に割り当て、UL grantで端末装置100に通知する(S405)。
端末装置100は、UL grantを受信し(S405)、周波数帯域Yが割り当てられたことを認識する。端末装置100は、記憶するシンボルパターン適用周波数帯域パターンを参照し、周波数帯域Yがシンボルパターン適用周波数帯域に属するか否かを確認する。端末装置100は、周波数帯域Yがシンボルパターンを適用する周波数帯域であることを認識し、周波数帯域Yの割当スロットの、シンボルパターンでURLLCデータ以外のデータの送信が許可されたOFDMシンボルを使用して、データを送信する(S406)。
第3の実施の形態において、基地局装置200は、シンボルパターンに加え、さらにシンボルパターン適用周波数帯域パターンを、端末装置100に通知する。これにより、基地局装置200は、周波数帯域ごとにシンボルパターンの適用または非適用を設定でき、より柔軟に無線リソースを割り当てることができる。
[その他の実施の形態]
第1から第3の実施の形態は、それぞれ組み合わせてもよい。基地局装置200は、例えば、端末装置100に、複数のシンボルパターンを通知すること、シンボルパターン適用スロットパターンを通知すること、シンボルパターン適用周波数帯域パターンを通知すること、及びシンボルパターンの各ビットを複数OFDMシンボルに対応させること、それぞれ又はそれぞれの組み合わせを実行してもよい。
また、各実施の形態において、シンボルパターンの数、1スロットに含まれるOFDMシンボル数、1フレームに含まれるスロット数、及び周波数帯域の分割数は、あくまで一例であり、実施の形態に限定されるものではない。また、シンボルパターン、シンボルパターン適用スロットパターン、及びシンボルパターン適用周波数帯域パターンは、1スロットに含まれるOFDMシンボル数、1フレームに含まれるスロット数、及び周波数帯域の分割数などに応じて、ビット数が決定される。さらに、シンボルパターン適用フラグは、シンボルパターンの数に応じて、ビット数が決定される。
100 :端末装置
100−1 :端末装置
100−2 :端末装置
110 :CPU
120 :ストレージ
121 :通信プログラム
122 :OFDMシンボル情報通知受信プログラム
123 :データ送信プログラム
130 :メモリ
150 :RF回路
151 :アンテナ
200 :基地局装置
210 :CPU
220 :ストレージ
221 :通信制御プログラム
222 :無線リソース制御プログラム
230 :メモリ
250 :RF回路
251 :アンテナ
2221 :OFDMシンボル情報通知モジュール
2222 :シンボルパターン適用判定モジュール

Claims (11)

  1. 第1データの送信用として割り当てられた第1無線リソース以外の無線リソースを、前記第1データ以外の第2データの送信用の第2無線リソースとして割り当てる制御部と、
    前記第2無線リソースに関する情報を含む無線リソース情報を端末装置に通知する通知部と、を有する
    基地局装置。
  2. 前記制御部は、前記第1無線リソース以外の無線リソースを前記第1無線リソースと同じ周波数領域内に割り当てる
    請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記制御部は、前記端末装置から前記第2データを送信する無線リソースの割り当てを要求されたとき、前記第2無線リソースを適用するか否かを判定し、
    前記通知は、前記判定した結果を前記端末装置に通知する
    請求項1記載の基地局装置。
  4. 前記第1データは、URLLC(Ultra−Reliable and Low Latency Communication)に対応するデータを含み、前記第2データは、eMBB(Enhanced Mobile BroadBand)に対応するデータを含む
    請求項1記載の基地局装置。
  5. 前記第1データと前記第2データは異なる優先度である
    請求項1記載の基地局装置。
  6. 前記第1無線リソースは、前記第1データの送信用として割り当てられた、スロット内のOFDM(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing)シンボルであって、
    前記第2無線リソースは、前記第1無線リソースとして割り当てられたOFDMシンボル以外の、スロット内のOFDMシンボルである
    請求項1記載の基地局装置。
  7. 前記無線リソース情報は、さらに、前記第2無線リソースが適用される、フレーム内のスロット番号に関する情報を含む
    請求項6記載の基地局装置。
  8. 前記無線リソース情報は、さらに、前記第2無線リソースが適用される、周波数帯域に関する情報を含む
    請求項6記載の基地局装置。
  9. 前記無線リソース情報は、前記第2無線リソースと割り当てられたOFDMシンボルのスロット内の位置を示す情報である
    請求項6記載の基地局装置。
  10. 基地局装置から、第1データの送信用として割り当てられた第1無線リソース以外の無線リソースであって、前記第1データ以外の第2データの送信用の無線リソースとして割り当てられた第2無線リソースに関する情報を含む無線リソース情報を受信して、記憶する受信部と、
    前記記憶する無線リソース情報に含まれる前記第2無線リソースを使用して、前記第2データを送信する送信部と、を有する
    端末装置。
  11. 基地局装置と端末装置を有する通信システムであって、
    前記基地局装置は、第1データの送信用として割り当てられた第1無線リソース以外の無線リソースを、前記第1データ以外の第2データの送信用の第2無線リソースとして割り当て、前記第2無線リソースに関する情報を含む無線リソース情報を前記端末装置に通知し、
    前記端末装置は、前記通知された無線リソース情報を受信し、記憶し、前記第2データを送信するとき、前記記憶する無線リソース情報に含まれる前記第2無線リソースを使用して送信する
    通信システム。
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