JPWO2020185640A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 非小細胞肺がんに罹患している女性患者を処置するための医薬組成物であって、２，２’－ジチオ－ビス－エタンスルホナート又はその医薬的に許容され得る塩を含む、上記医薬組成物。
2. 前記患者が非喫煙者である、請求項１に記載の医薬組成物。
3. 前記非小細胞肺がんが肺腺がんである、請求項２に記載の医薬組成物。
4. 非小細胞肺がんの処置に有用な第２の治療薬を、その投与を必要とする患者に同時投与するための、請求項１に記載の医薬組成物。
5. 前記第２の治療薬がパクリタキセル又はシスプラチンである、請求項４に記載の医薬組成物。
6. 前記第２の治療薬が、カンプトテシン誘導体、パクリタキセル、ドセタキセル、エポチロンＢ、５－ＦＵ、ゲムシタビン、オキサリプラチン、シスプラチナム、カルボプラチン、メルファラム、ダカルバジン、テモゾロミド、ドキソルビシン、イマチニブ、エルロチニブ、ベバシズマブ及びセツキシマブから選択される、請求項４に記載の医薬組成物。
7. 前記非小細胞肺がんが、ＥＧＦＲ変異陽性非小細胞肺がんである、請求項４に記載の医薬組成物。
8. 一用量あたり１０～４０グラムの２，２’－ジチオ－ビス－エタンスルホナート又は医薬的に許容され得る塩を含む、請求項１に記載の医薬組成物。
9. 前記患者が喫煙未経験者である、請求項１に記載の医薬組成物。
10. 女性患者において進行及び／又は転移性非小細胞肺がんを処置するための医薬組成物であって、二次治療又はより高次の治療を受けた非小細胞肺がんを有するヒト患者に、２，２’－ジチオ－ビス－エタンスルホナート又はその医薬的に許容され得る塩及び第２の治療薬の医薬組成物を投与するための医薬組成物。
11. 非小細胞肺がんがＥＧＦＲ変異陰性非小細胞肺がんである、請求項１０に記載の医薬組成物。
12. 前記第２の治療薬がパクリタキセル又はシスプラチンである、請求項１０に記載の医薬組成物。
13. ２，２’－ジチオ－ビス－エタンスルホナート又はその医薬的に許容され得る塩の範囲の有効量が、１用量当たり０．０１～１０グラムの範囲である、請求項１２に記載の医薬組成物。
14. 前記非小細胞肺がんが、ＡＬＫ、ＲＯＳ、ＭＥＴ、ＥＧＦＲ変異陽性非小細胞肺がんである、請求項２に記載の医薬組成物。
15. 前記非小細胞肺がんが、ＡＬＫ遺伝子及びＲＯＳ１遺伝子の融合／再編成、ＥＧＦＲ遺伝子の変異／欠失、並びにＭＥＴ／ＨＧＦＲ遺伝子の増幅を含む、請求項２に記載の医薬組成物。