JPWO2020183936A1 - 検査装置、検査方法及び記憶媒体 - Google Patents

検査装置、検査方法及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

取得部41Bは、検査対象となる対象物を表示した対象画像を取得する。検出部42Bは、正常状態の対象物を表示した画像群に基づき、取得部41Bが取得する対象画像のうち、正常状態でない対象物を表示した対象画像を検出する。

Description

本発明は、検査に関する検査装置、検査方法及び記憶媒体の技術分野に関する。
従来から、臓器の管腔内における所定の領域を自動検出する内視鏡システムが知られている。例えば、特許文献1には、内視鏡画像に基づき、管腔内において病変部又は正常部の少なくともいずれかを含む関心領域を検出した場合に、検出した関心領域の位置情報を表示部に表示する内視鏡システムが開示されている。上述の内視鏡システムは、位置情報として、内視鏡の挿入長を計測し、計測した挿入長に基づく位置情報を生成する。
国際公開WO2018/179991
内視鏡システムのように、連続的に得られる複数の画像から検査対象となる病変部等を表示した画像を目視により判定する場合には、重要な検査箇所の見逃し等が生じてしまう可能性がある。一方、特許文献1は、管腔内において病変部又は正常部の少なくともいずれかを含む関心領域をテンプレートマッチング等により検出する点について開示しているものの、対象物の正常でない状態を表した画像を的確に検出する技術については開示していない。
本発明の目的は、上述した課題を鑑み、対象物の正常でない状態を表した画像を好適に検出することが可能な検査装置、検査方法及び記憶媒体を提供することを主な課題とする。
検査装置の一の態様は、検査装置であって、検査対象となる対象物を表示した対象画像を取得する取得部と、正常状態の前記対象物を表示した画像群に基づき、前記取得部が取得する対象画像のうち、前記正常状態でない前記対象物を表示した対象画像を検出する検出部と、を有する。
検査方法の一の態様は、検査装置が実行する検査方法であって、検査対象となる対象物を表示した対象画像を取得し、正常状態の前記対象物を表示した画像群に基づき、前記対象画像のうち、前記正常状態でない前記対象物を表示した対象画像を検出する。
記憶媒体の一の態様は、コンピュータが実行するプログラムが格納された記憶媒体であって、検査対象となる対象物を表示した対象画像を取得する取得部と、正常状態の前記対象物を表示した画像群に基づき、前記取得部が取得する対象画像のうち、前記正常状態でない前記対象物を表示した対象画像を検出する検出部として前記コンピュータを機能させるプログラムが格納された記憶媒体である。
本発明によれば、取得した対象画像から、正常状態でない対象物を表示した対象画像を好適に検出することができる。
第1実施形態に係る内視鏡検査システムの概略構成を示す。 第1実施形態に係る検査装置のハードウェア構成を示す。 第1実施形態に係る検査装置の機能ブロック図である。 アノマリー画像と判定されなかった撮影画像を示す。 アノマリー画像と判定された撮影画像を示す。 第1実施形態に係る検査装置が実行する処理手順を示すフローチャートの一例である。 第2実施形態に係る検査装置のハードウェア構成を示す。 第2実施形態に係る検査装置の機能ブロック図である。 病理組織画像の表示例である。 病理組織画像を自己符号化器に入力した場合の復元誤差を示す。 第2実施形態に係る検査装置が実行する処理手順を示すフローチャートの一例である。 第3実施形態における検査装置の機能ブロック図である。
以下、図面を参照しながら、検査装置、検査方法及び記憶媒体の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
まず、内視鏡検査システムに関する実施形態について説明する。
(1−1)構成
図1は、内視鏡検査システム100の概略構成を示す。図1に示すように、内視鏡検査システム100は、主に、検査装置1と、表示装置2と、検査装置1に接続された内視鏡スコープ3と、を備える。
検査装置1は、内視鏡スコープ3が時系列により撮影する画像(「撮影画像Ic」とも呼ぶ。)を内視鏡スコープ3から取得し、当該撮影画像Ic及び関連する表示を表示装置2に表示させる。本実施形態においては、検査装置1は、撮影対象である大腸などの被検者の臓器の管腔を撮影した撮影画像Icのうち、正常状態ではない(即ちアノマリーとなる)部位を撮影した撮影画像Icを検出し、検出した撮影画像Icをランドマークとみなす処理を行う。この処理の詳細は後述する。なお、以後では、代表例として、大腸に関する内視鏡検査における処理の説明を行う。
表示装置2は、検査装置1から供給される表示情報に基づき所定の表示を行うディスプレイ等である。
内視鏡スコープ3は、被検者の大腸に挿入されることで大腸の管腔を撮影する機器である。内視鏡スコープ3は、主に、検査装置1と接続するための接続部31と、検査者が所定の入力を行うための操作部32と、管腔内に挿入され、柔軟性を有するシャフト33と、超小型撮像素子などの撮影部を内蔵した先端部34とを有する。
図2は、検査装置1のハードウェア構成を示す。検査装置1は、主に、プロセッサ11と、メモリ12と、インターフェース13と、入力部14と、光源部15とを含む。これらの各要素は、データバス19を介して接続されている。
プロセッサ11は、メモリ12に記憶されているプログラム等を実行することにより、所定の処理を実行する。プロセッサ11は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)などのプロセッサである。
メモリ12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどの各種のメモリにより構成される。また、メモリ12には、検査装置1が本実施形態における各処理を実行するためのプログラムが記憶される。また、メモリ12は、作業メモリとしても使用される。また、メモリ12は、機能的には、パラメータ情報記憶部20と、ランドマーク位置情報記憶部21と、注目箇所情報記憶部22とを有している。これらの記憶部の詳細については後述する。
インターフェース13は、検査装置1と表示装置2とを接続するためのインターフェース、及び、検査装置1と内視鏡スコープ3とを接続するためのインターフェースを含む。例えば、インターフェース13は、プロセッサ11が生成した表示情報を表示装置2に供給する。また、インターフェース13は、光源部15が生成する光等を内視鏡スコープ3に供給する。また、インターフェース13は、内視鏡スコープ3から供給される撮影画像Icを示す電気信号をプロセッサ11に供給する。
入力部14は、検査者による操作に基づく入力信号を生成する。入力部14は、例えば、ボタン、タッチパネル、リモートコントローラ、音声入力装置等である。光源部15は、内視鏡スコープ3の先端部34に供給するための光を生成する。また、光源部15は、内視鏡スコープ3に供給する水や空気を送り出すためのポンプ等も内蔵してもよい。
次に、パラメータ情報記憶部20、ランドマーク位置情報記憶部21、及び注目箇所情報記憶部22について説明する。
パラメータ情報記憶部20は、自己符号化器(オートエンコーダ)を構成するためのパラメータを示すパラメータ情報を記憶する。上述の自己符号化器は、入力データとなる画像を再現するデータを出力するように学習されたニューラルネットワークであり、アノマリーとなる部位を撮影した撮影画像Ic(「アノマリー画像Ica」とも呼ぶ。)を検出するために用いられる。そして、パラメータ情報記憶部20に記憶されるパラメータ情報は、自己符号化器のネットワークの重み等を示すパラメータの情報であり、正常状態の検査対象物(ここでは大腸の管腔)を撮影した複数の画像(画像群)を用いて自己符号化器を学習することにより得られる。なお、アノマリー画像Icaは、例えば、炎症が生じている箇所、手術痕その他の切り傷が生じている箇所、ひだや突起が生じている箇所、又は癌などの病変部を表示した撮影画像Icである。
ランドマーク位置情報記憶部21は、撮影対象である大腸内部におけるランドマークの位置を示す情報(「ランドマーク位置情報」とも呼ぶ。)を記憶する。本実施形態では、プロセッサ11は、アノマリー画像Icaとみなした撮影画像Icの撮影範囲となった部位をランドマークとみなす。そして、プロセッサ11は、当該ランドマークに関する情報を、ランドマーク位置情報としてランドマーク位置情報記憶部21に記憶する。後述するように、ランドマークは、検査対象である大腸の管腔全体における位置を示す目印として機能すると共に、要検査対象の候補を示す目印としても機能する。
ランドマーク位置情報は、例えば、検出器により検出されたアノマリー画像Icaと、アノマリー画像Icaの特徴を示す情報(「特徴情報Ifa」とも呼ぶ。)と、ランドマークの識別番号(例えば通し番号)とを含む。特徴情報Ifaは、例えば、自己符号化器により算出されるアノマリー画像Icaの圧縮された特徴(潜在変数)であってもよく、復元誤差等であってもよい。
注目箇所情報記憶部22は、ランドマーク以外において、検査上注目すべき箇所である注目箇所を示した情報(「注目箇所情報」とも呼ぶ。)を記憶する。注目箇所は、後述するように、検査者により指定された部位、又は、病変部等を検出するための画像解析プログラムにより検出された部位に相当する。注目箇所情報は、例えば、注目箇所を表わす撮影画像Ic(「注目箇所画像Icr」とも呼ぶ。)と、注目箇所の識別番号(例えば通し番号)と、注目箇所の前後に存在するランドマークの識別番号と、を含む。なお、注目箇所情報は、対象の注目箇所画像Icrを上述の自己符号化器に入力すること得られる注目箇所画像Icrの特徴情報をさらに含んでもよい。
(1−2)機能ブロック
図3は、検査装置1の機能ブロック図である。図3に示すように、検査装置1のプロセッサ11は、機能的には、取得部41と、検出部42と、位置情報生成部43と、位置判定部44と、出力部45とを有する。
取得部41は、インターフェース13を介して内視鏡スコープ3が時系列に撮影した撮影画像Icを所定間隔により取得する。そして、取得部41は、内視鏡スコープ3の管腔内への挿入工程では、取得した撮影画像Icを検出部42に供給し、内視鏡スコープ3の排出工程では、取得した撮影画像Icを位置判定部44に供給する。なお、取得部41は、内視鏡スコープ3の挿入工程であるか排出工程であるかを、例えば、内視鏡スコープ3の操作部32又は検査装置1の入力部14による入力(例えば挿入開始時及び挿入完了時を示す入力)に基づき判定してもよい。他の例では、取得部41は、撮影画像Icによる画像認識処理又は内視鏡スコープ3に付属するセンサの出力等に基づき上述の判定を行ってもよい。
また、取得部41は、注目箇所を指定するための操作部32による入力情報(「入力情報Ii」とも呼ぶ。)を内視鏡スコープ3から受信した場合、当該入力情報Iiと同一タイミングにより内視鏡スコープ3から受信した撮影画像Ic及び入力情報Iiを位置情報生成部43に供給する。また、取得部41は、内視鏡スコープ3の挿入工程又は排出工程に関わらず、取得した撮影画像Icを出力部45に供給する。これにより、取得部41が取得した撮影画像Icが即時に表示装置2に表示される。
検出部42は、撮影画像Icのうち、管腔内においてアノマリーとなる部位を示したアノマリー画像Icaの検出を行う。この場合、検出部42は、パラメータ情報記憶部20を参照することで自己符号化器を構成する。そして、検出部42は、取得部41から供給される撮影画像Icを自己符号化器に入力することで得られる出力画像と、入力された撮影画像Icとの誤差(所謂、復元誤差)を算出する。この場合、42は、復元誤差として、例えば、出力画像と撮影画像Icとの画素毎の画素値の差の平均値、その他の代表値等を算出する。そして、検出部42は、算出した復元誤差が所定の閾値以上となる場合に、入力された撮影画像Icがアノマリー画像Icaであると判定する。上述の閾値は、例えば実験等に基づき予め定められる。そして、検出部42は、アノマリー画像Icaを検出した場合、検出したアノマリー画像Ica及び自己符号化器により生成されたアノマリー画像Icaの特徴(例えば潜在変数又は復元誤差等)を示す特徴情報Ifaを位置情報生成部43へ供給する。
位置情報生成部43は、検出部42からアノマリー画像Ica及び特徴情報Ifaを受信した場合、当該アノマリー画像Ica及び特徴情報Ifaを含むランドマーク位置情報を生成し、生成したランドマーク位置情報をランドマーク位置情報記憶部21に記憶する。
また、位置情報生成部43は、入力情報Ii及び撮影画像Icが取得部41から供給された場合、注目箇所の指定があったと判定する。よって、この場合、位置情報生成部43は、入力情報Iiと共に供給された撮影画像Icを注目箇所画像Icrとみなし、当該注目箇所画像Icrを含む注目箇所情報を、注目箇所情報記憶部22に記憶する。また、位置情報生成部43は、病変部等の要検査対象を検出するための画像解析プログラムを取得部41が取得する撮影画像Icに対して実行している場合、当該画像解析プログラムにより検出した要検査対象を示した撮影画像Icを、注目箇所画像Icrとみなす。そして、位置情報生成部43は、当該注目箇所画像Icrを含む注目箇所情報を、注目箇所情報記憶部22に記憶する。
好適には、位置情報生成部43は、注目箇所情報を、注目箇所画像Icrが検出される直前に生成されたランドマーク位置情報、又は、注目箇所画像Icrが検出された直後に生成されたランドマークのランドマーク位置情報の少なくとも一方と関連付けるとよい。例えば、位置情報生成部43は、注目箇所画像Icrが検出される直前に検出されたランドマークの識別番号、又は、注目箇所画像Icrが検出された直後に検出されたランドマークの識別番号の少なくとも一方を、注目箇所情報に含める。これにより、位置情報生成部43は、ランドマーク位置情報により特定されるランドマークの位置と対象の注目箇所との相対位置関係を好適に把握可能な注目箇所情報を生成することができる。また、位置情報生成部43は、注目箇所情報を生成する場合、上述の自己符号化器に対象の注目箇所画像Icrを入力することで得られた特徴情報を、注目箇所情報に含めてもよい。
位置判定部44は、取得部41から撮影画像Icを受信した場合、ランドマーク位置情報記憶部21に記憶されたランドマークと同一部位を撮影した撮影画像Icを受信したか否か判定する。例えば、位置判定部44は、パラメータ情報記憶部20を参照して構成した自己符号化器に当該撮影画像Icを入力することで得られる特徴情報と、ランドマーク位置情報記憶部21に記憶されたランドマーク位置情報に含まれる特徴情報Ifaとの照合を行う。そして、位置判定部44は、撮影画像Icに対して得られる特徴情報との誤差が所定度合以下となる特徴情報Ifaを示したランドマーク位置情報が存在する場合、当該ランドマーク位置情報が示す位置を内視鏡スコープ3が現在撮影中であると判定する。よって、この場合、位置判定部44は、対象のランドマーク位置情報に含まれるアノマリー画像Icaを出力部45に供給する。
また、位置判定部44は、取得部41から撮影画像Icを受信した場合、注目箇所情報記憶部22に記憶された注目箇所と同一部位を撮影した撮影画像Icを受信したか否か判定する。例えば、位置判定部44は、取得部41から供給される撮影画像Icの特徴情報と、注目箇所情報記憶部22に記憶された注目箇所情報に含まれる注目箇所画像Icrの特徴情報との照合を行う。そして、位置判定部44は、取得部41から供給される撮影画像Icの特徴情報との誤差が所定度合以下の特徴情報に対応する注目箇所画像Icrが存在する場合、当該注目箇所画像Icrが示す位置を先端部34が撮影していると判定する。よって、この場合、位置判定部44は、対象の注目箇所画像Icrを出力部45に供給する。
出力部45は、取得部41から供給される撮影画像Icを示す映像信号を表示装置2に供給することで、取得部41が取得する撮影画像Icを即時に表示装置2に表示させる。また、出力部45は、位置判定部44からアノマリー画像Icaを受信した場合には、取得部41が取得する撮影画像Icと共にアノマリー画像Icaを表示装置2に表示させ、現在の撮影箇所について確認を促す情報を出力する。確認を促す情報の出力は、文字又は図形等による表示であってもよく、音声出力であってもよい。これにより、出力部45は、アノマリーであると判定された箇所の存在を好適に検査者に認識させ、検査が必要な箇所の見逃しを好適に抑制することができる。また、出力部45は、好適には、ランドマーク位置情報記憶部21に記憶されたランドマークの全体数と、対象のランドマークが挿入工程において検出された順番とをさらに表示装置2に表示させてもよい。このようにすることで、検査対象となる大腸の管腔全体における現在のおおよその撮影位置を好適に検査者に認識させることができる。
同様に、出力部45は、位置判定部44から注目箇所画像Icrを受信した場合には、取得部41が取得する撮影画像Icと共に注目箇所画像Icrを表示装置2に表示させ、現在の撮影箇所について確認を促す情報を出力する。この場合、好適には、出力部45は、対応する注目箇所情報を注目箇所情報記憶部22から参照することで、対象の注目箇所の前後のランドマークの識別番号をさらに表示装置2に表示させるとよい。これにより、出力部45は、ランドマークに対する対象の注目箇所の相対位置を、好適に検査者に認識させることができる。
なお、ランドマーク又は注目箇所と同一部位を撮影した撮影画像Icを受信した場合であって、対象のランドマーク又は注目箇所と同一部位を撮影した撮影画像Icが内視鏡スコープ3から供給される時間長が閾値以下である場合、出力部45は、所定の警告を出力してもよい。上述の閾値は、対象のランドマーク又は注目箇所に対して検査者による確認が行われていないと判断される時間長となるように設定される。これにより、検査が必要な箇所の見逃しをより確実に抑制することができる。
(1−3)アノマリー画像の具体例
ここで、検出部42によるアノマリー画像Icaに関する判定の具体例について、図4及び図5を参照して説明する。
図4は、検出部42によりアノマリー画像Icaと判定されなかった撮影画像「Ic1」を示す。また、図5は、検出部42によりアノマリー画像Icaと判定された撮影画像「Ic2」を示す。
図4に示す撮影画像Ic1には、炎症が生じている箇所、手術痕その他の切り傷が生じている箇所、ひだや突起が生じている箇所、又は癌などの病変部等が存在していない。この撮影画像Ic1がパラメータ情報記憶部20に記憶されたパラメータ情報に基づく自己符号化器に入力された場合の復元誤差は、閾値未満となる。よって、この場合、検出部42は、撮影画像Ic1がアノマリー画像Icaではないと判定する。
一方、図5に示す撮影画像Ic2の破線枠50内には、突起箇所が存在している。そして、この撮影画像Ic2が上述の自己符号化器に入力された場合の復元誤差は、閾値以上となる。よって、この場合、検出部42は、撮影画像Ic2がアノマリー画像Icaであると判定する。
このように、検出部42は、正常状態の管腔を撮影した画像のみに基づき学習された自己符号化器を用いることで、炎症が生じている箇所、手術痕その他の切り傷が生じている箇所、ひだや突起が生じている箇所、又は癌などの病変部等をランドマークとして好適に検出することができる。また、正常状態の管腔を撮影した画像のみに基づき学習された自己符号化器を用いることで、学習データを生成するための病理医による詳細なアノテーションが不要となるため、大量の学習データが少ない手間で用意できるという利点も生じる。
(1−4)処理フロー
図6は、内視鏡検査において第1実施形態に係る検査装置1が実行する処理手順を示すフローチャートの一例である。
まず、検査装置1の取得部41は、内視鏡スコープ3の先端部34が検査対象である大腸の管腔に挿入されたか否か判定する(ステップS101)。そして、先端部34が大腸内に挿入された場合(ステップS101;Yes)、取得部41は、内視鏡スコープ3から所定間隔により撮影画像Icを取得する(ステップS102)。また、取得部41は、取得した撮影画像Icを出力部45に供給することで、時系列により取得される撮影画像Icを表示装置2に即時に表示させる。
次に、検査装置1の検出部42は、パラメータ情報記憶部20を参照して構成した自己符号化器に撮影画像Icを入力する(ステップS103)。これにより、検出部42は、撮影画像Icの復元誤差等を算出する。そして、検出部42は、算出した復元誤差に基づき、撮影画像Icがアノマリー画像Icaに該当するか否か判定する(ステップS104)。
そして、撮影画像Icがアノマリー画像Icaに該当する場合(ステップS104;Yes)、検査装置1の位置情報生成部43は、ランドマーク位置情報を生成し、当該ランドマーク位置情報をランドマーク位置情報記憶部21に記憶する(ステップS105)。例えば、位置情報生成部43は、上述の復元誤差が所定の閾値以上である場合に、ランドマークの識別番号、対象のアノマリー画像Ica及び特徴情報Ifaを含むランドマーク位置情報の生成及び記憶を行う。一方、撮影画像Icがアノマリー画像Icaに該当しない場合(ステップS104;No)、ステップS106へ処理を進める。
さらに、位置情報生成部43は、注目箇所が指定又は検出されたか否か判定する(ステップS106)。例えば、位置情報生成部43は、注目箇所の指定に関する入力情報Ii及び撮影画像Icを取得部41が内視鏡スコープ3から取得した場合、注目箇所の指定があったと判定する。他の例では、位置情報生成部43は、要検査対象を表した撮影画像Icの検出を行う画像解析プログラムが要検査対象を表した撮影画像Icを検出した場合、注目箇所が検出されたと判定する。そして、位置情報生成部43は、注目箇所が指定又は検出された場合(ステップS106;Yes)、対象の撮影画像Icを注目箇所画像Icrとして含む注目箇所情報を生成し、当該注目箇所情報を注目箇所情報記憶部22に記憶する(ステップS107)。
次に、取得部41は、検査対象である大腸から内視鏡スコープ3を排出する排出工程であるか否か判定する(ステップS108)。そして、取得部41は、排出工程ではないと判定した場合(ステップS108;No)、即ち、まだ挿入工程であると判定した場合、ステップS102へ処理を戻す。
一方、取得部41は、排出工程であると判定した場合(ステップS108;Yes)、内視鏡スコープ3から撮影画像Icを取得する(ステップS109)。また、取得部41は、取得した撮影画像Icを出力部45に供給することで、取得した撮影画像Icを表示装置2に即時に表示させる。
そして、検査装置1の位置判定部44は、ステップS109で取得した撮影画像Icの撮影範囲となった位置がランドマーク又は注目箇所に該当するか否か判定する(ステップS110)。この場合、位置判定部44は、ステップS109で取得した撮影画像Icの特徴情報との誤差が所定の閾値未満となる特徴情報Ifaを含むランドマーク位置情報が存在する場合、ステップS109で取得した撮影画像Icの撮影範囲となった位置がランドマークに該当すると判定する。同様に、位置判定部44は、ステップS109で取得した撮影画像Icの特徴情報との誤差が所定の閾値未満となる特徴情報が得られる注目箇所画像Icrを含む注目箇所情報が存在する場合、撮影画像Icの撮影範囲となった位置が注目箇所に該当すると判定する。
そして、ステップS109で取得した撮影画像Icの撮影範囲となった位置がランドマーク又は注目箇所に該当する場合(ステップS110;Yes)、出力部45は、表示装置2に表示している撮影画像Icについて確認を促す出力を行う(ステップS111)。これにより、検査装置1は、検査箇所の見逃しを好適に抑制する。また、好適には、出力部45は、注目箇所に該当する場合には、当該注目箇所の直前又は直後のランドマークに関する情報をさらに表示する。これにより、ランドマークに対する注目箇所の相対位置を検査者に好適に把握させる。
一方、ステップS109で取得した撮影画像Icの撮影範囲となった位置がランドマーク又は注目箇所に該当しない場合(ステップS110;No)、又は、ステップS111の終了後、取得部41は、内視鏡スコープ3の排出が完了したか否か判定する(ステップS112)。そして、取得部41は、内視鏡スコープ3の排出が完了したと判定した場合(ステップS112;Yes)、フローチャートの処理を終了する。一方、取得部41は、内視鏡スコープ3の排出が完了していないと判定した場合(ステップS112;No)、ステップS109へ処理を戻す。
(1−5)変形例
次に、上述した実施形態の変形例について説明する。以後の変形例は、組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
(変形例1−1)
検査装置1の検出部42等は、自己符号化器を用いることなくアノマリー画像Icaの検出処理等を実行してもよい。
この場合、検出部42は、他の一般的なアノマリーディテクション(即ち、正常状態の対象物を表示した画像群に基づきアノマリーな対象物を表示した画像を検出するアルゴリズム)に基づきアノマリー画像Icaの検出を行ってもよい。例えば、検出部42は、PCA(Principal Component Analysis)、クラスタリング、k最近傍法などを用いた教師なし学習アルゴリズム、サポートベクターマシーン(SVM:Support Vector Machine)をアノマリー検出に応用した1−class SVM等に基づくアルゴリズムを用いてアノマリー画像Icaの検出を行ってもよい。
(変形例1−2)
パラメータ情報記憶部20、ランドマーク位置情報記憶部21、及び注目箇所情報記憶部22は、検査装置1とは別の記憶装置に記憶されてもよい。
この場合、検査装置1は、インターフェース13を介してパラメータ情報記憶部20、ランドマーク位置情報記憶部21、及び注目箇所情報記憶部22の参照及び更新を行う。例えば、上述の記憶装置がネットワークを介して通信を行うサーバ装置等である場合、インターフェース13は、通信を行うためのネットワークアダプタなどの通信インターフェースを含む。また、上述の記憶装置が検査装置1とケーブル等を介して接続する場合、インターフェース13は、例えば、USB、SATA(Serial AT Attachment)などに準拠したインターフェースを含む。また、パラメータ情報記憶部20、ランドマーク位置情報記憶部21、及び注目箇所情報記憶部22は、検査装置1が参照及び更新が可能な記憶媒体に記憶されてもよい。
(変形例1−3)
ランドマーク位置情報記憶部21は、ランドマーク位置情報として、アノマリー画像Icaと特徴情報Ifaの両方を有する代わりに、いずれか一方のみを有してもよい。
例えば、ランドマーク位置情報がアノマリー画像Icaを含まない場合、出力部45は、撮影画像Icがランドマークを表すと位置判定部44が判定した場合に、内視鏡スコープ3の挿入工程で取得されたアノマリー画像Icaを表示することなく、確認を促す出力を行う。また、ランドマーク位置情報が特徴情報Ifaを含まない場合には、位置判定部44は、取得部41から供給される撮影画像Icとランドマーク位置情報に含まれるアノマリー画像Icaとの類比判定を行う。この場合、位置判定部44は、自己符号化器によりそれぞれの画像の特徴情報を生成することで上述の類比判定を行ってもよく、他の一般的な画像の類比判定手法により上述の類比判定を行ってもよい。
同様に、注目箇所情報記憶部22は、注目箇所情報として、注目箇所画像Icrを含む代わりに、注目箇所画像Icrの特徴情報を含んでもよい。
<第2実施形態>
次に、病理組織画像の部分画像からアノマリーな細胞を示す部分画像を検出する第2実施形態について説明する。
(2−1)構成
図7は、第2実施形態における検査装置1Aのハードウェア構成を示す。図7に示すように、検査装置1Aは、プロセッサ11Aと、メモリ12Aと、インターフェース13Aとを有する。
プロセッサ11Aは、メモリ12Aに記憶されているプログラム等を実行することにより、所定の処理を実行する。プロセッサ11Aは、CPU、GPUなどのプロセッサである。
メモリ12Aは、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの各種のメモリにより構成される。また、メモリ12Aには、検査装置1が第2実施形態における各処理を実行するためのプログラムが記憶される。また、メモリ12Aは、作業メモリとしても使用される。また、メモリ12Aは、自己符号化器のパラメータを記憶するパラメータ情報記憶部20Aを有している。
インターフェース13Aは、病理組織画像Ixの入力処理及び病理組織画像Ixからアノマリーな状態を示す部分画像(「アノマリー部分画像Ixpa」とも呼ぶ。)の出力処理を行うためのインターフェースである。インターフェース13Aは、プロセッサ11Aの制御に基づき外部装置とデータの送受信を有線又は無線により行うためのネットワークアダプタなどの通信インターフェースであってもよい。他の例では、インターフェース13Aは、周辺機器である記憶装置とデータの授受を行うためのUSB、SATAなどに準拠したインターフェースであってもよい。なお、病理組織画像Ixの供給元及びアノマリー部分画像Ixpaの供給先は、同一装置であってもよく、異なる装置であってもよい。
なお、検査装置1Aのハードウェア構成は、図7に示す構成に限定されない。例えば、検査装置1Aは、表示部、音出力部、又は/及び入力部などをさらに備えてもよい。
(2−2)機能ブロック
図8は、第2実施形態における検査装置1Aの機能ブロック図である。図8に示すように、検査装置1Aのプロセッサ11は、機能的には、取得部41Aと、検出部42Aとを備える。
取得部41Aは、インターフェース13Aを介して病理組織画像Ixを外部装置から取得する。ここで、病理組織画像Ixは、非常に大きい画素数(例えば縦横各7000画素)を有している。そして、取得部41Aは、取得した病理組織画像Ixから、所定の大きさ(例えば縦横各256画素)の部分画像(単に「部分画像Ixp」とも呼ぶ。)を生成する。例えば、取得部41Aは、病理組織画像Ixに含まれる細胞核毎に部分画像Ixpを生成する。そして、取得部41Aは、生成した各部分画像Ixpを検出部42Aに供給する。
検出部42Aは、パラメータ情報記憶部20Aを参照して構成した自己符号化器に、取得部41Aから供給される部分画像Ixpを入力することで得られる復元誤差が所定の閾値以上となる部分画像Ixpを、アノマリー部分画像Ixpaとして検出する。そして、検出部42Aは、検出したアノマリー部分画像Ixpaを外部装置等へ出力する。その後、アノマリー部分画像Ixpaは、例えば、より高精度な異常検出プログラムに入力されることでより詳細な異常検査が行われてもよく、検査者の目視確認による異常検査が行われてもよい。
ここで、パラメータ情報記憶部20Aに記憶されるパラメータ情報は、学習により得られた自己符号化器のパラメータを示す情報である。この場合、自己符号化器は、正常な細胞核の状態を示す学習用のサンプル画像に基づき学習が行われる。検出部42Aは、このように生成されたパラメータ情報を参照することで、正常な状態を示す部分画像Ixpが入力された場合には小さい復元誤差となり、アノマリーな状態を示す部分画像Ixpが入力された場合には大きい復元誤差となる自己符号化器を好適に構成することができる。
(2−3)具体例
図9は、胃の細胞を切り取った病理組織画像Ixの表示例である。また、図10は、病理組織画像Ixに対する自己符号化器の画素毎の復元誤差を示す。具体的には、図10は、図9に示す病理組織画像Ixを部分画像Ixpに分割し、正常な胃の細胞の部位を示す画像のみを用いて学習を行った自己符号化器に入力することで得られる復元誤差の大きさを、病理組織画像Ixの部分画像毎に示している。なお、図10では、便宜上、細胞の背景部分を白以外の所定色により配色し、細胞を復元誤差が大きいほど薄く(白に近づくように)表示している。
図9に示す病理組織画像Ixでは、楕円枠51〜53により囲まれた部分が癌の部位に相当する。この場合、図9の楕円枠51〜53と同一領域を示す図10の楕円枠51A〜53Aの領域内では、他の細胞領域と比べて明らかに復元誤差が大きくなっている。従って、この場合、検査装置1Aは、楕円枠51〜53内の領域を含む部分画像Ixpの復元誤差が所定の閾値以上となることから、楕円枠51〜53内の領域を含む部分画像Ixpをアノマリー部分画像Ixpaとみなす。
このように、第2実施形態に係る検査装置1Aは、癌などの病変部を含む部分画像Ixpをアノマリー部分画像Ixpaとして認識することができる。そして、検査装置1Aは、病理組織画像Ixから生成される部分画像Ixpからアノマリー部分画像Ixpaを好適に検出し、出力することができる。
(2−4)処理フロー
図11は、第2実施形態における検査装置1Aの処理手順を示すフローチャートである。
まず、検査装置1Aの取得部41Aは、外部装置等から病理組織画像Ixを取得する(ステップS201)。次に、取得部41Aは、ステップS201で取得した病理組織画像Ixから複数の部分画像Ixpを生成する(ステップS202)。
次に、検出部42Aは、自己符号化器に部分画像Ixpを入力する(ステップS203)。そして、検出部42Aは、自己符号化器への入力と出力との誤差である復元誤差に基づき、各部分画像Ixpについて、アノマリー部分画像Ixpaに該当するか否か判定する(ステップS204)。そして、検出部42Aは、対象の部分画像Ixpがアノマリー部分画像Ixpaに該当する場合(ステップS204;Yes)、当該部分画像Ixpをアノマリー部分画像Ixpaとして出力する(ステップS205)。一方、検出部42Aは、対象の部分画像Ixpがアノマリー部分画像Ixpaに該当しない場合(ステップS204;No)、ステップS206へ処理を進める。
そして、検出部42Aは、全ての部分画像Ixpに対してステップS204の判定処理を行ったか否か判定する(ステップS206)。そして、検出部42Aは、全ての部分画像Ixpに対してステップS204の判定処理を行った場合(ステップS206;Yes)、フローチャートの処理を終了する。一方、検出部42Aは、全ての部分画像Ixpに対してステップS204の判定処理を行っていない場合(ステップS206;No)、ステップS203へ処理を戻す。
(2−5)変形例
次に、第2実施形態に好適な変形例について説明する。以後の変形例は、組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
(変形例2−1)
検査装置1Aの検出部42Aは、上述した第1実施形態の(変形例1−1)と同様、自己符号化器以外のアノマリーディテクションのアルゴリズムに基づき、アノマリー部分画像Ixpaの検出を行ってもよい。
(変形例2−2)
検査装置1Aは、検出したアノマリー部分画像Ixpaを検査装置1A以外の装置へ出力する代わりに、検査装置1Aのメモリ12A内に記憶してもよい。同様に、検査装置1Aは、病理組織画像Ixを外部装置から取得する代わりに、メモリ12Aに記憶された病理組織画像Ixを読み出すことで、病理組織画像Ixを取得してもよい。
また、検査装置1Aは、自己符号化器よりも高精度な異常検出が可能な異常検出プログラムを記憶している場合には、アノマリー部分画像Ixpaに対して上述の異常検出プログラムを実行してもよい。この場合においても、検査装置1Aは、全ての部分画像Ixpに対して異常検出プログラムを実行する場合に比べて、処理時間を好適に短縮して効率的かつ高精度な異常検出を行うことができる。
さらに別の例では、検査装置1Aは、検出部42Aが検出したアノマリー部分画像Ixpaを表示部に表示することで検査者にアノマリー部分画像Ixpaを視認させ、検査者による目視の異常判定の入力を受け付けてもよい。この場合においても、検査装置1Aは、検査者が目視による異常判定を行う対象を、部分画像Ixpの一部であるアノマリー部分画像Ixpaに好適に限定することができる。
(変形例2−3)
検査装置1Aの取得部41Aは、病理組織画像Ixを取得する代わりに、病理組織画像Ixから生成された部分画像Ixpを外部装置から取得してもよい。また、取得部41Aは、予め生成されてメモリ12Aに記憶された部分画像Ixpをメモリ12Aから読み出すことで、部分画像Ixpを取得してもよい。
(変形例2−4)
検査装置1Aは、病理組織診断において用いられる病理組織画像Ixの部分画像Ixpがアノマリーな状態であるか否か判定する処理に代えて、細胞診検査において用いられる画像の部分画像に対し、アノマリーな状態を示すか否かを判定する処理を行ってもよい。このように、検査装置1Aは、病理組織画像Ix以外の病理画像を対象とした場合であっても、上述の第2実施形態における処理を実行し、アノマリーな状態を示す画像を好適に検出することができる。
<第3実施形態>
図12は、第3実施形態における検査装置1Bの機能ブロック図である。検査装置1Bは、機能的には、取得部41Bと、検出部42Bとを備える。
取得部41Bは、検査対象となる対象物を表示した対象画像を取得する。対象画像は、例えば、第1実施形態における撮影画像Icであってもよく、第2実施形態の部分画像Ixpであってもよい。検出部42Bは、正常状態の対象物を表示した画像群に基づき、取得部41Bが取得する対象画像のうち、正常状態でない対象物を表示した対象画像を検出する。この場合、検出部42Bは、例えば、第1及び第2実施形態と同様、正常状態の対象物を表示した画像群に基づき学習した自己符号化器に基づき、正常状態でない対象物を表示した対象画像を検出する。
第3実施形態によっても、検査装置1Bは、正常状態でない検査対象物を表示した対象画像を好適に検出することができる。
その他、上記の各実施形態(変形例を含む、以下同じ)の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが以下には限られない。
[付記1]
検査対象となる対象物を表示した対象画像を取得する取得部と、
正常状態の前記対象物を表示した画像群に基づき、前記取得部が取得する対象画像のうち、前記正常状態でない前記対象物を表示した対象画像を検出する検出部と、
を有する検査装置。
[付記2]
前記検出部は、前記画像群により学習された自己符号化器に基づき、前記取得部が取得する対象画像のうち、前記正常状態でない前記対象物を表示した対象画像を検出する、付記1に記載の検査装置。
[付記3]
前記取得部は、内視鏡検査において前記対象物となる管腔内に挿入された撮影部により時系列に撮影された画像を、前記対象画像として取得する、付記1または2に記載の検査装置。
[付記4]
前記撮影部の挿入工程において、前記検出部が検出した対象画像又は当該対象画像の特徴情報の少なくとも一方を含む情報を、前記管腔内においてランドマークとなる位置を示すランドマーク位置情報として生成する位置情報生成部をさらに備える、付記3に記載の検査装置。
[付記5]
前記位置情報生成部は、前記撮影部の挿入工程において、検査者による外部入力を検知したときに前記取得部が取得した対象画像又は当該対象画像の特徴情報の少なくとも一方を含む情報を、注目箇所を示す注目箇所情報として生成する、付記4に記載の検査装置。
[付記6]
前記位置情報生成部は、前記撮影部の挿入工程において、画像解析により要検査対象として検出された前記対象画像又は当該対象画像の特徴情報の少なくとも一方を、注目箇所を示す注目箇所情報として生成する、付記4または5に記載の検査装置。
[付記7]
前記位置情報生成部は、前記注目箇所情報を、当該注目箇所情報の直前又は直後に生成された前記ランドマーク位置情報の少なくとも一方と関連付けて記憶部に記憶する、付記5または6に記載の検査装置。
[付記8]
前記撮影部の排出工程において、前記取得部が取得した対象画像が前記ランドマーク位置情報と対応する場合、当該対象画像について確認を促す情報を出力する出力部を備える、付記4〜7のいずれか一項に記載の検査装置。
[付記9]
前記撮影部の排出工程において、前記取得部が取得した対象画像が前記注目箇所情報と対応する場合、当該対象画像について確認を促す情報を出力する出力部を備える、付記5〜7のいずれか一項に記載の検査装置。
[付記10]
前記取得部は、病理画像から生成される複数の部分画像を、前記対象画像として取得する、付記1または2に記載の検査装置。
[付記11]
検査装置が実行する検査方法であって、
検査対象である対象物を表示した対象画像を取得し、
正常状態の前記対象物を表示した画像群に基づき、前記対象画像のうち、前記正常状態でない前記対象物を表示した対象画像を検出する、
検査方法。
[付記12]
コンピュータが実行するプログラムであって、
検査対象となる対象物を表示した対象画像を取得する取得部と、
正常状態の前記対象物を表示した画像群に基づき、前記取得部が取得する対象画像のうち、前記正常状態でない前記対象物を表示した対象画像を検出する検出部
として前記コンピュータを機能させるプログラム。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。すなわち、本願発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。また、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。
1 検査装置
2 表示装置
3 内視鏡スコープ
11、11A プロセッサ
12、12A メモリ
13、13A インターフェース
14 入力部
15 光源部
100 内視鏡検査システム
検査装置の一の態様は、検査装置であって、検査対象となる対象物を表示した対象画像を取得する取得手段と、正常状態の前記対象物を表示した画像群に基づき、前記取得手段が取得する対象画像のうち、前記正常状態でない前記対象物を表示した対象画像を検出する検出手段と、を有する。
プログラムの一の態様は、コンピュータが実行するプログラムであって、検査対象となる対象物を表示した対象画像を取得する取得手段と、正常状態の前記対象物を表示した画像群に基づき、前記取得手段が取得する対象画像のうち、前記正常状態でない前記対象物を表示した対象画像を検出する検出手段として前記コンピュータを機能させる。

Claims (12)

  1. 検査対象となる対象物を表示した対象画像を取得する取得部と、
    正常状態の前記対象物を表示した画像群に基づき、前記取得部が取得する対象画像のうち、前記正常状態でない前記対象物を表示した対象画像を検出する検出部と、
    を有する検査装置。
  2. 前記検出部は、前記画像群により学習された自己符号化器に基づき、前記取得部が取得する対象画像のうち、前記正常状態でない前記対象物を表示した対象画像を検出する、請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記取得部は、内視鏡検査において前記対象物となる管腔内に挿入された撮影部により時系列に撮影された画像を、前記対象画像として取得する、請求項1または2に記載の検査装置。
  4. 前記撮影部の挿入工程において、前記検出部が検出した対象画像又は当該対象画像の特徴情報の少なくとも一方を含む情報を、前記管腔内においてランドマークとなる位置を示すランドマーク位置情報として生成する位置情報生成部をさらに備える、請求項3に記載の検査装置。
  5. 前記位置情報生成部は、前記撮影部の挿入工程において、検査者による外部入力を検知したときに前記取得部が取得した対象画像又は当該対象画像の特徴情報の少なくとも一方を含む情報を、注目箇所を示す注目箇所情報として生成する、請求項4に記載の検査装置。
  6. 前記位置情報生成部は、前記撮影部の挿入工程において、画像解析により要検査対象として検出された前記対象画像又は当該対象画像の特徴情報の少なくとも一方を、注目箇所を示す注目箇所情報として生成する、請求項4または5に記載の検査装置。
  7. 前記位置情報生成部は、前記注目箇所情報を、当該注目箇所情報の直前又は直後に生成された前記ランドマーク位置情報の少なくとも一方と関連付けて記憶部に記憶する、請求項5または6に記載の検査装置。
  8. 前記撮影部の排出工程において、前記取得部が取得した対象画像が前記ランドマーク位置情報と対応する場合、当該対象画像について確認を促す情報を出力する出力部を備える、請求項4〜7のいずれか一項に記載の検査装置。
  9. 前記撮影部の排出工程において、前記取得部が取得した対象画像が前記注目箇所情報と対応する場合、当該対象画像について確認を促す情報を出力する出力部を備える、請求項5〜7のいずれか一項に記載の検査装置。
  10. 前記取得部は、病理画像から生成される複数の部分画像を、前記対象画像として取得する、請求項1または2に記載の検査装置。
  11. 検査装置が実行する検査方法であって、
    検査対象となる対象物を表示した対象画像を取得し、
    正常状態の前記対象物を表示した画像群に基づき、前記対象画像のうち、前記正常状態でない前記対象物を表示した対象画像を検出する、
    検査方法。
  12. コンピュータが実行するプログラムが格納された記憶媒体であって、
    検査対象となる対象物を表示した対象画像を取得する取得部と、
    正常状態の前記対象物を表示した画像群に基づき、前記取得部が取得する対象画像のうち、前記正常状態でない前記対象物を表示した対象画像を検出する検出部
    として前記コンピュータを機能させるプログラムが格納された記憶媒体。
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