JPWO2020157881A1 - 中継装置及び中継方法 - Google Patents
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Abstract
中継装置(20)は、マルチビーム中継衛星(10)に搭載される。中継装置(20)は、受信部(32)、選択部(143)及び送信部(34)を備える。受信部(32)は、ビームに存在するそれぞれの端末装置が送信する信号であるリターンリンクのアップリンク信号を受信する。選択部(143)は、それぞれのアップリンク信号のうち、ゲートウェイに送信するダウンリンク信号を、それぞれのアップリンク信号の信号電力強度に基づいて選択する。送信部(34)は、選択されたアップリンク信号を、リターンリンクのダウンリンク信号としてゲートウェイに送信する。
Description
本発明は、マルチビーム中継衛星に搭載される中継装置に関する。
衛星通信において周波数の利用効率を改善して通信容量の増大を実現するため、デジタルチャネライザを搭載するマルチビーム中継衛星が提案されている(例えば特許文献1)。
マルチビーム中継衛星は、HTS(High Throughput Satellite)とも呼ばれ、複数のアップリンクビームから複数のダウンリンクビームにデータを中継する。
マルチビーム中継衛星は、HTS(High Throughput Satellite)とも呼ばれ、複数のアップリンクビームから複数のダウンリンクビームにデータを中継する。
デジタルチャネライザを搭載するマルチビーム中継衛星は、次のような機能を有する。マルチビーム中継衛星は、入力ビームを複数のサブチャネルに分割する。そして、マルチビーム中継衛星は、各サブチャネルを各出力ビームにマッピングすることによって、1つ以上のサブチャネルを合成して出力する。例えば、マルチビーム中継衛星は、フィーダリンクであるゲートウェイからのビームを複数帯域に分割し、分割された各ビームをアクセスリンクへ伝送する。
上記のようなマルチビーム中継衛星が使用される衛星通信システムをマルチビーム中継衛星システムという。マルチビーム中継衛星システムでは、出力ビーム間の干渉を回避するため、周波数繰り返し(例えば3周波繰り返し)が適用される。
上記のようなマルチビーム中継衛星システムでは、サービスカバレッジを覆うように複数のビームを割り当てるため、ユーザ数が少ないカバレッジエリアの地域では、割り当てられた周波数の利用率が低下してしまう。
本発明は、ユーザ数が少ないビームがあっても周波数利用率が低下しないよう、各ビームからのリターンリンクのアップリンク信号を選択し、ダウンリンクGW周波数帯域の任意周波数帯域を複数のユーザ端末信号で共有する通信方式を提供することを目的とする。
この発明のマルチビーム中継衛星に搭載される中継装置は、
ビームに存在するそれぞれの端末装置が送信する信号であるリターンリンクのアップリンク信号を受信する受信部と、
それぞれの前記アップリンク信号のうち、地上局装置に送信する前記アップリンク信号を、それぞれの前記アップリンク信号の信号電力強度に基づいて選択する選択部と、
選択された前記アップリンク信号を、前記地上局装置にダウンリンクにて送信する送信部と、
を備える。
ビームに存在するそれぞれの端末装置が送信する信号であるリターンリンクのアップリンク信号を受信する受信部と、
それぞれの前記アップリンク信号のうち、地上局装置に送信する前記アップリンク信号を、それぞれの前記アップリンク信号の信号電力強度に基づいて選択する選択部と、
選択された前記アップリンク信号を、前記地上局装置にダウンリンクにて送信する送信部と、
を備える。
本発明によれば、ダウンリンクGW周波数帯域の任意周波数帯域を複数のユーザ端末信号で共有する方式を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。
実施の形態1の説明では以下の(1)〜(5)のように表記する。
(1)デジタルチャネライザ30はチャネライザ30と表記する。
(2)競合サブチャネル選択部143は選択部143と表記する。
(3)ユーザ端末はUTと示す。
(4)ゲートウェイはGWと示す。
(5)帯域はBWと示す。
実施の形態1の説明では以下の(1)〜(5)のように表記する。
(1)デジタルチャネライザ30はチャネライザ30と表記する。
(2)競合サブチャネル選択部143は選択部143と表記する。
(3)ユーザ端末はUTと示す。
(4)ゲートウェイはGWと示す。
(5)帯域はBWと示す。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1から図28を参照して実施の形態1を説明する。実施の形態1はマルチビーム中継衛星10に搭載される中継装置20の有するデジタルチャネライザ30に関する。実施の形態1の特徴は、チャネライザ30が選択部143を有することである。
***構成の説明***
図1から図28を参照して実施の形態1を説明する。実施の形態1はマルチビーム中継衛星10に搭載される中継装置20の有するデジタルチャネライザ30に関する。実施の形態1の特徴は、チャネライザ30が選択部143を有することである。
図1は、マルチビーム中継衛星10に搭載される中継装置20を示す。中継装置20は、受信部32と、チャネライザ30と、送信部34とを備えている。
チャネライザ30は、選択部143、サブチャネルレベル測定部120〜128、マルチキャスト部720を備えている。
選択部143は、制御テーブル143a及び競合選択タイマ143bを備えている。なお、チャネライザ30は選択部143等の他にも入力帯域をサブチャネルに分割する分波部、サブチャネルを出力スペクトラムに合波する合波部、任意の入力ポートからのサブチャネル情報を任意の出力ポートへスイッチングするスイッチ部等を備えているが、図1では分波部、合波部、スイッチ部を省略している。
受信部32は、複数の受信部(#1〜#3)31から構成される。受信部31はアンテナ33を有する。各受信部31は、アンテナ33から受信した後述する入力信号110〜112を、チャネライザ30に入力する。各受信部31は、異なるビームに対応している。受信部32は、ビームに存在するそれぞれの端末装置が送信する信号であるリターンリンクのアップリンク信号を受信する。入力信号110〜112は、いずれもアップリンク信号である。選択部143は、それぞれのアップリンク信号のうち、地上局装置に送信するアップリンク信号を、それぞれのアップリンク信号の信号電力強度に基づいて選択する。具体的には、選択部143は、入力信号110〜112のうち、地上局装置であるゲートウェイに送信する入力信号を、それぞれの入力信号の信号電力強度に基づいて選択する。
送信部34は、選択部143によって選択されたアップリンク信号を、アンテナ35から地上局装置であるゲートウェアにダウンリンクにて送信する。
チャネライザ30は、選択部143、サブチャネルレベル測定部120〜128、マルチキャスト部720を備えている。
選択部143は、制御テーブル143a及び競合選択タイマ143bを備えている。なお、チャネライザ30は選択部143等の他にも入力帯域をサブチャネルに分割する分波部、サブチャネルを出力スペクトラムに合波する合波部、任意の入力ポートからのサブチャネル情報を任意の出力ポートへスイッチングするスイッチ部等を備えているが、図1では分波部、合波部、スイッチ部を省略している。
受信部32は、複数の受信部(#1〜#3)31から構成される。受信部31はアンテナ33を有する。各受信部31は、アンテナ33から受信した後述する入力信号110〜112を、チャネライザ30に入力する。各受信部31は、異なるビームに対応している。受信部32は、ビームに存在するそれぞれの端末装置が送信する信号であるリターンリンクのアップリンク信号を受信する。入力信号110〜112は、いずれもアップリンク信号である。選択部143は、それぞれのアップリンク信号のうち、地上局装置に送信するアップリンク信号を、それぞれのアップリンク信号の信号電力強度に基づいて選択する。具体的には、選択部143は、入力信号110〜112のうち、地上局装置であるゲートウェイに送信する入力信号を、それぞれの入力信号の信号電力強度に基づいて選択する。
送信部34は、選択部143によって選択されたアップリンク信号を、アンテナ35から地上局装置であるゲートウェアにダウンリンクにて送信する。
図2は、選択部143、サブチャネルレベル測定部120〜128、マルチキャスト部720を処理回路40で実現する例を示している。
図3は、実施の形態1の中継装置20の比較例である。
図4は、実施の形態1の中継装置20を説明する図である。
比較例の図3では、カバレッジエリア#1、カバレッジエリア#2、カバレッジエリア#3に対して、それぞれGW#1、GW#2、GW#3が必要である。これに対して、図4では、
図3のカバレッジエリア#1、カバレッジエリア#2及びカバレッジエリア#3の全体に相当するカバレッジエリア#1に対して、一つのGW#1で対応可能である。これは、チャネライザ30の有する選択部143の機能による。
図4は、実施の形態1の中継装置20を説明する図である。
比較例の図3では、カバレッジエリア#1、カバレッジエリア#2、カバレッジエリア#3に対して、それぞれGW#1、GW#2、GW#3が必要である。これに対して、図4では、
図3のカバレッジエリア#1、カバレッジエリア#2及びカバレッジエリア#3の全体に相当するカバレッジエリア#1に対して、一つのGW#1で対応可能である。これは、チャネライザ30の有する選択部143の機能による。
図5及び図6は、中継装置20の具体的な比較例である。図5及び図6は、一つの図を、便宜的にA1−A2で分けて2図としている。
図7及び図8は、中継装置20の具体的な構成を示す。図7及び図8は、一つの図を、便宜的にB1−B2で分けて2図としている。
図7及び図8は、中継装置20の具体的な構成を示す。図7及び図8は、一つの図を、便宜的にB1−B2で分けて2図としている。
比較例のチャネライザ010は、複数の分波部031〜039、スイッチ部020、複数の合波部を有する。分波部031〜039の出力は、合波部051〜合波部053に入力される。実施の形態1のチャネライザ30は選択部143を有する。
図5及び図6のリターンリンク通信では、GW帯域(061)からGW帯域(063)に静的に、ユーザビーム帯域(021BW)からユーザビーム帯域(029BW)がマッピングされる。このため、ユーザビーム帯域(021BW)〜ユーザビーム帯域(029BW)が存在するか否かにかかわらず、図の右に示すGW帯域(061)からGW帯域(063)を必要とする。なお、ここで「GW帯域」の表記はゲートウェイ帯域を示す。このため、図5及び図6ではGW#1〜GW#3を必要とする。
図5及び図6では、ユーザビーム(001)からユーザビーム(009)に、UT#1(011)〜UT#9(019)が存在する例を示している。
図5のGW#1ゲートウェイ帯域(081 GW BW)では、ユーザビーム(001)からユーザビーム(003)のアップリンク信号がマッピングされ、ゲートウェイ帯域(081)の任意帯域(061)には、UT#1(011)〜UT#3(013)のアップリンク信号であるユーザビーム帯域(021BW)〜ユーザビーム帯域(023BW)が、GW帯域(061)にマッピングされる。
図5に示すGW#2のゲートウェイ帯域(082 GW BW)では、ユーザビーム(004)からユーザビーム(006)のアップリンク信号がマッピングされ、ゲートウェイ(082)の任意帯域(062)には、UT#4(014)〜UT#6(016)のアップリンク信号であるユーザビーム帯域(024BW)〜ユーザビーム帯域(026BW)が帯域062にマッピングされる。
図6に示すGW#3のゲートウェイ帯域(083 GW BW)では、ユーザビーム(007)からユーザビーム(009)のアップリング信号がマッピングされ、ゲートウエイ(083)の任意帯域(063)には、UT#7(017)〜UT#9(019)のアップリンク信号であるユーザ帯域(027BW)〜ユーザ帯域(029BW)が帯域063にマッピングされる。
図5及び図6では、ユーザビーム(001)からユーザビーム(009)に、UT#1(011)〜UT#9(019)が存在する例を示している。
図5のGW#1ゲートウェイ帯域(081 GW BW)では、ユーザビーム(001)からユーザビーム(003)のアップリンク信号がマッピングされ、ゲートウェイ帯域(081)の任意帯域(061)には、UT#1(011)〜UT#3(013)のアップリンク信号であるユーザビーム帯域(021BW)〜ユーザビーム帯域(023BW)が、GW帯域(061)にマッピングされる。
図5に示すGW#2のゲートウェイ帯域(082 GW BW)では、ユーザビーム(004)からユーザビーム(006)のアップリンク信号がマッピングされ、ゲートウェイ(082)の任意帯域(062)には、UT#4(014)〜UT#6(016)のアップリンク信号であるユーザビーム帯域(024BW)〜ユーザビーム帯域(026BW)が帯域062にマッピングされる。
図6に示すGW#3のゲートウェイ帯域(083 GW BW)では、ユーザビーム(007)からユーザビーム(009)のアップリング信号がマッピングされ、ゲートウエイ(083)の任意帯域(063)には、UT#7(017)〜UT#9(019)のアップリンク信号であるユーザ帯域(027BW)〜ユーザ帯域(029BW)が帯域063にマッピングされる。
図7及び図8では、中継装置20は、チャネライザ30のスイッチ部103の出力段に、競合するサブチャネルを選択する機能を有する選択部143を備えている。
チャネライザ30が選択部143を備えることで、選択部143がユーザ帯域(021BW)〜ユーザ帯域(029BW)のユーザビームのサブチャネルを、選択する。
この選択により、GW#1のゲートウェイ帯域(081GW BW)の帯域(061)を共有するリターンリンク通信を実現する。
チャネライザ30が選択部143を備えることで、選択部143がユーザ帯域(021BW)〜ユーザ帯域(029BW)のユーザビームのサブチャネルを、選択する。
この選択により、GW#1のゲートウェイ帯域(081GW BW)の帯域(061)を共有するリターンリンク通信を実現する。
図9は、競合サブチャネル選択機能を有する選択部143を備えた3入力(110〜112)1出力(165)のチャネライザ30の構成を示す。実施の形態1のチャネライザ30は、分波部100〜102、スイッチ部103、合波部104を備えている。分波部100〜102は、サブチャネル分割部113〜115、サブチャネルレベル測定部120〜128を備えている。スイッチ部103は、ハイブリッド部140〜142、メモリ180〜191、セレクタ144、選択部143を備えている。合波部104は、順序入れ替え部163、合波生成部164を備えている。
入力信号110は、サブチャネル分割部113でサブチャネルに分割される。サブチャネルレベル測定部120〜122は、サブチャネルごとの信号電力を測定し、サブチャネル測定結果とサブチャネルシンボル情報とをスイッチ部103に入力信号130〜132として入力する。入力信号111及び入力信号112も入力信号110と同様に処理される。
図10は、入力信号130のフォーマットを示す。入力信号130は、時間軸170とビット幅171で規定されるフレーム構成である。入力信号130は、分波部100とスイッチ部103間をシリアルで伝送される。フレーム172は、フレームの先頭を示すフレームフラグ174、サブチャネルレベル測定結果175、サブチャネルシンボル情報176で構成される。
分波部#1(100)では、入力信号130がサブチャネル01であり、入力信号131がサブチャネル02である。入力信号131に連続する入力信号は図示していないが、この入力信号を入力信号131aとすれば、入力信号131aがサブチャネル03である。分波部#2(101)も同様であり、入力信号133がサブチャネル01であり、入力信号134がサブチャネル02である。入力信号134に連続する入力信号は図示していないが、この入力信号を入力信号134aとすれば、入力信号134aがサブチャネル03である。分波部#3(102)も同様である。分波部#3(102)の説明は省略する。
スイッチ部103に入力された入力信号130〜138は、ハイブリッド部140〜142で複製され、出力ポートごとに設置されるメモリ180〜191に伝送される。メモリ180〜191はセレクタ144に接続している。図9のハイブリッド部140〜142は出力ポートが1つの例を示しているので、ハイブリッド部140〜142で複製されるデータ経路は省略している。
選択部143は、入力信号145〜156がメモリ180〜191に格納されると、メモリアクセスライン195を通して、サブチャネルごとのフレーム情報を参照し、出力サブチャネルが競合する場合、出力するべきサブチャネルを選択する。
図11は、ゲートウェイ出力サブチャネルの合波例を示す。帯域(200 GW BW)に、順序入れ替え部163が、サブチャネル201〜203、及びサブチャネル205〜207をマッピングする。サブチャネル201〜203は、合波部104の合波生成部164によって連続帯域に組立てられて、出力チャネル204を形成する。サブチャネル205〜207も同様に合波生成部164の機能により連続帯域に組立てられ、出力チャネル208を形成する。
図12は、競合するサブチャネルの選択制御に選択部143が使用する制御テーブル143aを示す。選択部143は、制御テーブル143aを管理する。制御テーブル143aは、サブチャネル単位に競合する入力信号(任意ビームのサブチャネル)と、競合選択を実施するサブチャネル情報から構成される。
図13は、制御テーブル143aを説明するための図である。図13は図9の入力信号110、入力信号111、入力信号112が、分波部100、分波部101、分波部102で分波された状態を模式的に示す。図13の上段は、入力信号110が分波部100で分波された状態を示す。中段は、入力信号111が分波部101で分波された状態を示す。下段は、入力信号112が分波部102で分波された状態を示す。分波された信号は、ハイブリッド部140、141、142から出力される。ハイブリッド部140からは上から順に、サブチャネル01の入力信号145、サブチャネル02の入力信号146、サブチャネル03の入力信号147、が出力される。ハイブリッド部141からは上から順に、サブチャネル01の入力信号149、サブチャネル02の入力信号150、サブチャネル03の入力信号151、が出力される。ハイブリッド部142からは上から順に、サブチャネル01の入力信号153、サブチャネル02の入力信号154、サブチャネル03の入力信号155、が出力される。図13は、これら入力信号との対応を示している。
図12の制御テーブル143aのサブチャネル01(210)には、入力信号145、入力信号149、入力信号153が記載されている。この意味は、図13において、縦に並ぶサブチャネル01は、入力信号145、入力信号149、入力信号153が競合することを意味する。制御テーブル143aのサブチャネル02(214)には、入力信号146、入力信号150、入力信号154が記載されている。この意味は、図13において、縦に並ぶサブチャネル02は、入力信号146、入力信号150、入力信号154が競合することを意味する。制御テーブル143aのサブチャネル03(218)には、入力信号147、入力信号151、入力信号155が記載されている。この意味は、図13において、縦に並ぶサブチャネル03は、入力信号147、入力信号151、入力信号155が競合することを意味する。また図12の制御テーブル143aの競合選択実施チャネル230、232、234には、いずれもサブチャネル02と記載されている。
サブチャネルの競合は、図13で点線の四角で囲む3つのサブチャネル02を対象に、選択部143により実施される。具体的には、選択部143は、3つのサブチャネル02の信号である入力信号146、入力信号150、入力信号154のうち、信号電力強度がもっとも大きい入力信号を選択する。サブチャネル02の入力信号が選択された場合、サブチャネル01及びサブチャネル03の入力信号は、選択された入力信号の両隣のサブチャネル01及びサブチャネル03の入力信号が選択部143によって選択される。例で示せば、上段のサブチャネル02の入力信号146が選択された場合、サブチャネル01及びサブチャネル03の入力信号として、入力信号146の両隣の入力信号145、入力信号147が選択される。
このように、選択部143は、アップリンク信号であるそれぞれの入力信号のうち、信号電力強度が最大の入力信号を選択する。
このように、選択部143は、アップリンク信号であるそれぞれの入力信号のうち、信号電力強度が最大の入力信号を選択する。
図12では以下のようである。
<1>サブチャネル01(210)は、入力信号145(211),入力信号149(212),入力信号153(213)が競合する。
サブチャネル01は、サブチャネル02(231)の競合選択の結果に従い、選択部143によって入力信号が選択される設定である。
<2>サブチャネル02(214)は、入力信号146(215)、入力信号150(216)、入力信号154(217)競合する。
サブチャネル02(214)では競合選択チャネルとして、サブチャネル02(233)が設定される。
そのため、選択部143は、サブチャネル02に相当する入力信号146、サブチャネル02に相当する入力信号150、サブチャネル02に相当する入力信号154のフレーム情報からサブチャネルレベル測定結果を取得し競合制御を実行する。
<3>サブチャネル03(218)は、入力信号147(219),入力信号151(220),入力信号155(221)が競合する。
サブチャネル03(218)では、サブチャネル02(235)の競合サブチャネル選択結果に従うことを示している。
<4>サブチャネルN(222)は、入力信号M(223)を入力信号とし、競合選択実施チャネル(237)指定は無い。
<5>サブチャネルN+1(224)は、入力信号M+1(225)を入力信号とし、競合選択実施チャネル(239)の指定は無い。
<6>サブチャネルN+2(226)は、入力信号M+2(226)を入力信号とし、競合選択実施チャネル(241)の指定は無い。
<1>サブチャネル01(210)は、入力信号145(211),入力信号149(212),入力信号153(213)が競合する。
サブチャネル01は、サブチャネル02(231)の競合選択の結果に従い、選択部143によって入力信号が選択される設定である。
<2>サブチャネル02(214)は、入力信号146(215)、入力信号150(216)、入力信号154(217)競合する。
サブチャネル02(214)では競合選択チャネルとして、サブチャネル02(233)が設定される。
そのため、選択部143は、サブチャネル02に相当する入力信号146、サブチャネル02に相当する入力信号150、サブチャネル02に相当する入力信号154のフレーム情報からサブチャネルレベル測定結果を取得し競合制御を実行する。
<3>サブチャネル03(218)は、入力信号147(219),入力信号151(220),入力信号155(221)が競合する。
サブチャネル03(218)では、サブチャネル02(235)の競合サブチャネル選択結果に従うことを示している。
<4>サブチャネルN(222)は、入力信号M(223)を入力信号とし、競合選択実施チャネル(237)指定は無い。
<5>サブチャネルN+1(224)は、入力信号M+1(225)を入力信号とし、競合選択実施チャネル(239)の指定は無い。
<6>サブチャネルN+2(226)は、入力信号M+2(226)を入力信号とし、競合選択実施チャネル(241)の指定は無い。
選択部143は、制御テーブル143aに従い、サブチャネル02である入力信号146、サブチャネル02である入力信号150、サブチャネル02である入力信号154の各フレームから、サブチャネル測定結果を取得し、レベルの最も高い入力フレーム(入力信号)を選択する。
例えば、入力信号150のフレームから取得したサブチャネル測定結果が一番大きな値の場合、選択部143は、入力信号150の入力サブチャネルを選択する。
例えば、入力信号150のフレームから取得したサブチャネル測定結果が一番大きな値の場合、選択部143は、入力信号150の入力サブチャネルを選択する。
***動作の説明***
以下、図14〜図16を参照して選択部143の動作を説明する。
図14から図16は、選択部143の動作を説明するフローチャートである。
選択部143の動作は、選択方法に相当する。また、選択部143の動作は、選択プログラムの処理に相当する。なお選択プログラムは処理回路40に格納されており、処理回路40がこのプログラムを実行すること選択部143を実現できる。
また中継装置の動作は中継方法に該当する。
以下、図14〜図16を参照して選択部143の動作を説明する。
図14から図16は、選択部143の動作を説明するフローチャートである。
選択部143の動作は、選択方法に相当する。また、選択部143の動作は、選択プログラムの処理に相当する。なお選択プログラムは処理回路40に格納されており、処理回路40がこのプログラムを実行すること選択部143を実現できる。
また中継装置の動作は中継方法に該当する。
図14は、選択部143がサブチャネルを選択する競合処理を示すフローチャートである。
入力サブチャネルは、図14に示すアルゴリズムに従う。選択部143は、フレーム先頭が受信(ステップS301)されると、制御テーブル143aに従って、競合するサブチャネル(入力信号)のレベル測定結果を取得(ステップS303)する。具体的には、図13において、選択部143は、入力110、入力111、入力112のサブチャネル02の入力信号146、150,154のレベル測定結果を、メモリ181,185、189から取得する。選択部143は測定レベルが最も大きいサブチャネルを選択(ステップS304)する。
入力サブチャネルは、図14に示すアルゴリズムに従う。選択部143は、フレーム先頭が受信(ステップS301)されると、制御テーブル143aに従って、競合するサブチャネル(入力信号)のレベル測定結果を取得(ステップS303)する。具体的には、図13において、選択部143は、入力110、入力111、入力112のサブチャネル02の入力信号146、150,154のレベル測定結果を、メモリ181,185、189から取得する。選択部143は測定レベルが最も大きいサブチャネルを選択(ステップS304)する。
次に、選択部143は競合選択の競合選択タイマ起動中(ステップS302)か判定し、競合選択タイマ未起動の場合、競合選択タイマを起動(ステップS305)する。
競合選択タイマが起動中の場合、選択部143は、測定レベルの結果に関係なく継続的に現在選択されているサブチャネルを選択する(ステップS306)。次に選択部143は、競合するサブチャネル(入力信号)において、最大の測定レベルを持つサブチャネル(入力信号)が選択中のサブチャネル(入力信号)と同じ(ステップS307)か判定する。選択部143は、最大の測定レベルを持つサブチャネルが選択中のサブチャネル(入力信号)と同じ場合、競合選択タイマを再起動(ステップS308)する。選択部143は、最大の測定レベルを持つサブチャネルが選択中のサブチャネルと異なる場合、競合選択タイマ操作を行わない。
競合選択タイマが起動中の場合、選択部143は、測定レベルの結果に関係なく継続的に現在選択されているサブチャネルを選択する(ステップS306)。次に選択部143は、競合するサブチャネル(入力信号)において、最大の測定レベルを持つサブチャネル(入力信号)が選択中のサブチャネル(入力信号)と同じ(ステップS307)か判定する。選択部143は、最大の測定レベルを持つサブチャネルが選択中のサブチャネル(入力信号)と同じ場合、競合選択タイマを再起動(ステップS308)する。選択部143は、最大の測定レベルを持つサブチャネルが選択中のサブチャネルと異なる場合、競合選択タイマ操作を行わない。
よって、選択部143は、アップリンク信号である入力信号の選択に伴って起動させるタイマを有し、入力信号の選択後にタイマが起動している場合、信号電力強度に関係なく入力信号を続けて選択し、選択した入力信号と後の入力信号が同一かどうかを判定し、入力信号どうしが同一のときにはタイマを再起動させる。
このような制御アルゴリズムをとることで、選択部143は、一定時間、選択したサブチャネル(入力信号)を継続して選択することを可能となり、ユーザのトランザクションを途中で阻害しない通信が可能となる。
図15は、図14のステップS307をステップS310に変更した制御アルゴリズムである。図15に示すアルゴリズムでは、競合選択タイマ起動中の判定において、選択中のサブチャネル(入力信号)の測定レベルが閾値以上(ステップS310)であれば、選択部143は競合選択タイマを再起動(ステップS308)する。
このように閾値判定をすることで、セルエッジに在圏するUT(ユーザ端末)が、通信中にセルセンタに在圏するUTに通信を中断されることを防止する。
このように閾値判定をすることで、セルエッジに在圏するUT(ユーザ端末)が、通信中にセルセンタに在圏するUTに通信を中断されることを防止する。
以上のように選択部143は、アップリンク信号である入力信号の選択に伴って起動させるタイマを有し、入力信号の選択後にタイマが起動している場合、信号電力強度に関係なく入力信号を続けて選択し、続けて選択した入力信号の信号電力強度が閾値以上かどうかを判定する。選択部143は、信号電力強度が閾値以上のときにタイマを再起動する。
図16は、選択部143による競合選択タイマ起動処理を示す。競合選択タイマ起動時には、選択部143は、タイマの再起動回数が最大許容再起動回数内か判定し(ステップS312)、タイマの再起動回数が最大許容再起動回数内であれば、競合選択タイマを再起動(ステップS313)する。選択部143は、タイマの再起動回数が最大許容再起動回数以上であれば、競合選択タイマを再起動しない。このように制御することで、1台のUTにアップリンク回線を占有されることを防止することが可能となる。
このように選択部143は、タイマを再起動するときには、タイマの再起動回数が許容回数の範囲内かどうかを判定し、再起動回数が許容回数の範囲内のときにタイマを再起動する。
図9のチャネライザ30では、分波部でサブチャネルレベル測定を実施したが、スイッチ部103の出力側でサブチャネルレベル測定を行う構成も可能である。
図17は、スイッチ部103の出力側でサブチャネルレベル測定を行う構成である。図17では、サブチャネルレベル測定部900が選択部143に接続している。選択部143は、制御テーブル143aによって競合チャネルとして指定されるサブチャネルのシンボル情報から、そのサブチャネルの信号電力レベルをサブチャネルレベル測定部900を用いて測定する。選択部143は、サブチャネルレベル測定部900の測定結果を用いて、図9と同様に、サブチャネル選択を実行する。
図17は、スイッチ部103の出力側でサブチャネルレベル測定を行う構成である。図17では、サブチャネルレベル測定部900が選択部143に接続している。選択部143は、制御テーブル143aによって競合チャネルとして指定されるサブチャネルのシンボル情報から、そのサブチャネルの信号電力レベルをサブチャネルレベル測定部900を用いて測定する。選択部143は、サブチャネルレベル測定部900の測定結果を用いて、図9と同様に、サブチャネル選択を実行する。
図9に示すチャネライザ30では、サブチャネル単位でスイッチを行うスイッチ構成での競合サブチャネルの選択制御を示しているが、時分割多重フレームスイッチで構成することも可能である。
図18は、時分割多重フレームのスイッチ構成を示す。分波部100〜102が時分割多重部400〜402を備えている。時分割多重部400〜402は、多重フレームをパス405〜407を、スイッチ部103に入力する。スイッチ部103のハイブリッド部140〜142は、出力ポートごとに配置されているセレクタ144に対して、フレームを複製し伝送する。図18では、1出力ポートの例を示しているため、フレーム複製による伝送経路を省略している。ハイブリッド部140〜142から伝送されるフレーム410〜412は、メモリ420〜422に一時保存される。
選択部143は、フレーム410〜412が受信されると、メモリ420〜422に、メモリアクセスライン425〜427を介してアクセスし、フレーム410〜412から、競合するサブチャネルのレベル測定結果を取得する。選択部143は、レベル測定結果を比較し、図9の構成と同様のアルゴリズム(図14〜図16)を用いてサブチャネルを択し、サブチャネルシンボル情報を合波部104に伝送する。
図19は、時分割多重フレームを示す。図19は、フレームN(450)に引き続きフレームN+1(451)が連続して伝送される例を示している。フレームN(450)は、フレーム先頭を示すフレームフラグ(452)に引き続き、サブチャネル01レベル測定結果(453)、サブチャネル01シンボル情報(454)が設定されている。フレームN(450)では、この情報に引き続き、次のサブチャネルのサブチャネル02レベル測定結果(455)及びサブチャネル02シンボル情報(456)が設定される。
図18、図19のように、時分割多重フレームであっても、フレーム受信タイミングでメモリアクセスし、競合サブチャネルのレベル測定結果を取得することで、サブチャネル選択を行うことができる。
次に、図20〜図22を参照して、通信方式について説明する。
図20は、以下に述べる通信方式のシステム構成を示す。ビーム#1(001)にUT#1(500)、UT#2(501)が在圏し、UT#1(500)のアップリンク信号502、UT#2(501)のアップリンク信号(503)を送信する。衛星ペイロードは、アンテナ504、受信部31、チャネライザ30、送信部34で構成される。受信部31には、フィルタ505と入力側のアンプ506で構成され、送信部34は、出力側のアンプ507とフィルタ508で構成される。受信部31は、アンプ506の出力側に周波数変換部を接続する場合もある。同様に送信部34は、アンプ507入力側に周波数変換部を接続する場合もある。
図20は、以下に述べる通信方式のシステム構成を示す。ビーム#1(001)にUT#1(500)、UT#2(501)が在圏し、UT#1(500)のアップリンク信号502、UT#2(501)のアップリンク信号(503)を送信する。衛星ペイロードは、アンテナ504、受信部31、チャネライザ30、送信部34で構成される。受信部31には、フィルタ505と入力側のアンプ506で構成され、送信部34は、出力側のアンプ507とフィルタ508で構成される。受信部31は、アンプ506の出力側に周波数変換部を接続する場合もある。同様に送信部34は、アンプ507入力側に周波数変換部を接続する場合もある。
チャネライザ−30のスイッチ部103に含まれる選択部143で用いる制御テーブル143aは、打ち上げ前に事前設定されている、もしくは、図示していないミッション制御局によって軌道上で設定されているとする。
UT#1(500)とUT#2(501)は、GW側の同じチャネル41を利用する。
図21は、図20における通信シーケンスを示す。UT#1(500)は、事前に規定された回数の同じパケットS1(0)520〜526を連続して送信する。UT#1(500)は、連続送信後、引き続くパケットS1(1)527、S1(2)528、S1(3)529、S1(4)530、S1(5)531を送信する。ここで、S1(0)は0番目のフレームを示し、同様に、S1(1)は1番目のフレーム、S1(2)は2番目のフレーム、S1(3)は3番目のフレーム、S1(4)は4番目のフレーム、S1(5)は5番目のフレームを示す。
UT#2(501)は、事前に規定された回数の同じパケットS2(0)540〜546を連続して送信する。UT#2(501)は、連続送信後、引き続くパケットS2(1)547、S2(2)548、S2(3)549、S2(4)550を送信する。ここで、S2(0)は0番目のフレームを示し、S2(1)は1番目のフレーム、S2(2)は2番目のフレーム、S2(3)は3番目のフレーム、S2(4)は4番目のフレームを示す。
チャネライザ30は、サブチャネルごとにレベル測定を実施するが、チャネライザ30は、サブチャネル電力を検出するまでに任意のレベル測定期間511を必要とする。任意のレベル測定期間511の間、選択部143は競合サブチャネル選択512を実行できないため、上記レベル測定期間511に受信されたフレームは選択されず廃棄される。そこで、UT#1(500)とUT#2(501)は、レベル測定期間511を越えるように先頭フレームを連送する。
チャネライザ30は、サブチャネル電力を検出すると、選択部143にてサブチャネルを選択する。選択部143がサブチャネルを選択すると、選択されたサブチャネルが合波生成部164によって合波され、合波された信号がGW510に伝送される。
図21では、UT#1(500)が選択され、パケットS1(0)550〜553、パケットS1(1)554、パケットS1(2)555、パケットS1(3)556、パケットS1(4)557、パケットS1(5)558が、GW510に伝送される。GW510に受信される重複パケットS1(0)551、パケットS1(0)552、パケットS1(0)553は、例えばリンクレイヤプロトコルに含まれるシーケンス番号602が同一であることから重複パケットであると判断しGW510にて廃棄される。
図22は、リンクレイヤフレームフォーマットを示す。リンクレイヤフレームフォーマットは、リンクレイヤヘッダ600、リンクID601、シーケンス番号602、データ603を持つ。GW510はリンクレイヤフレームフォーマットによって、パケットの重複を判断できる。
図22は、リンクレイヤフレームフォーマットを示す。リンクレイヤフレームフォーマットは、リンクレイヤヘッダ600、リンクID601、シーケンス番号602、データ603を持つ。GW510はリンクレイヤフレームフォーマットによって、パケットの重複を判断できる。
UT#2(501)からの信号540〜550は、チャネライザ30で廃棄される。
このように、図20〜図22に示す通信方式では、チャネライザ30でユーザ端末からの信号に対しレベル測定期間511を必要としても、GW510にデータ伝送することが可能となる。
図23、図24、図25、図26、図27、図28を参照して、ユーザ端末にて選択部143の選択結果を把握する方法を説明する。
図23では、ビーム#1(700)に在圏するUT#1(702)がリターンリンクのアップリンク714でUT#1信号710を送信し、ビーム#2(701)に在圏するUT#2(703)がリターンリンクのアップリンク715でUT#2信号711を送信する。マルチビーム中継衛星10は、アンテナ707からUT#1信号710を受信し、アンテナ708からUT#2信号711を受信する。マルチビーム中継衛星10に搭載されている中継装置20の選択部143は、UT#1信号710とUT#2信号711の競合サブチャネル選択により、UT#1信号710を選択し、アンテナ709を経由し、GW帯域712のUT帯域713へUT#1信号710をマッピングして、ダウンリンク716で送信する。
GW#1(704)は、UT#1信号710がマッピングされた信号をダウンリンク716で受信すると、格納装置であるデータサーバ705へ保存する。
地上局装置であるGW#1は、送信部34によってダウンリンクにて送信されたアップリンク信号である入力信号を格納するデータサーバ705を備える。
GW#1(704)は、UT#1信号710がマッピングされた信号をダウンリンク716で受信すると、格納装置であるデータサーバ705へ保存する。
地上局装置であるGW#1は、送信部34によってダウンリンクにて送信されたアップリンク信号である入力信号を格納するデータサーバ705を備える。
図23では、データサーバ705を地上に配置しているが、マルチビーム中継衛星10の内部に置くことも可能である。その場合、データサーバ705は、マルチビーム中継衛星10のチャネライザ30の出力側に配備され、中継装置20は、選択部143によって選択されたアップリンク信号である入力信号を格納するデータサーバ705を備える。
図24は、データサーバ705のハードウェア構成を示す。データサーバ705はコンピュータである。データサーバ705は、ハードウェアとして、プロセッサ705a、主記憶装置705c、補助記憶装置705d、入力インタフェース705e、出力インタフェース705f、通信インタフェース705gを備える。プロセッサ705aは、制御部705bの機能を実現する。制御部705bのプログラムは、補助記憶装置705dに格納されている。また、補助記憶装置705dには、ビームに存在する端末装置(UT)から送信された、UT#1信号710がマッピングされた信号713に含まれるデータが格納される。
図25は、選択部143で選択された結果、格納されたデータをデータサーバから取得するフォワードリンクの通信形態を示す。データサーバ705は、ユーザ端末からデータ取得要求を受けると、データ取得要求に対応するデータをフォワードリンクのアップリンク725でGW帯域721のUT帯域722にマッピングし、データがUT帯域722にマッピングされたUT信号を、マルチビーム中継衛星10へ送信する。マルチビーム中継衛星10は、アンテナ709から受信した、UT帯域722にマッピングされたUT信号を、リターンリンクのアップリング選択対象となるビーム#1(700)とビーム#2(701)にマルチキャストする。マルチビーム中継衛星10のマルチキャスト部720は、ビーム#1(700)に対して、UT帯域722にマッピングされたUT信号を、UT#1帯域(723)へマッピングしてダウンリンク726で送信する。マルチキャスト部720は、ビーム#2(701)に対して、UT帯域722にマッピングされたUT信号を、UT#2帯域724にマッピングしてダウンリンク727で送信する。
このように中継装置20は、データサーバに格納されたアップリンク信号である入力信号を、異なるビームのそれぞれのビームにマルチキャストするマルチキャスト部720を備えている。
図26は、チャネライザ30の構成を示す。マルチキャスト部720によるマルチキャストは、チャネライザ30のスイッチ機能を用いる。マルチキャスト部720はスイッチ機能を制御する。分波部800からのサブチャネルごとの信号は、サブチャネル810、サブチャネル811、サブチャネル812で伝送される。これらの信号はハイブリッド部804で複製されて、セレクタ805とセレクタ806に、サブチャネル信号813、サブチャネル信号814、サブチャネル信号815として伝送される。
セレクタ805は、入力信号からサブチャネルを選択し、合波部801にサブチャネル816、サブチャネル817、サブチャネル818として伝送する。
セレクタ806は、入力信号からサブチャネルを選択し、合波部802にサブチャネル819、サブチャネル820、サブチャネル821として伝送する。
図26では、パス822でのマルチキャスト送信例を示している。サブチャネル信号812を、サブチャネル情報815としてセレクタ805とセレクタ806に伝送する。セレクタ805からサブチャネル情報信号818として信号を合波部801へ伝送し、セレクタ806からサブチャネル情報821としてこの信号を合波部802に伝送する。
図27及び図28は、衝突検出制御シーケンスを示している。図27のH,I,J,Kは、図28のH,I,J,Kに接続する。UT#1(702)とUT#2(703)がトランザクション処理を開始し、マルチビーム中継衛星10の選択部143でサブチャネル競合制御を実行した後、データサーバ705へトランザクションデータを送信し保存し、データサーバ705から上記保存されたトランザクションデータを取得することで、選択部143での衝突を検出するシーケンスを示している。
UT#1(702)が送信したUT#1トランザクション(0)900は、シーケンス番号0番目のトランザクションデータを示す。シーケンス番号0番目のトランザクションデータは、マルチビーム中継衛星10で受信され、マルチビーム中継衛星10は、データサーバ705にUT#1トランザクション(0)901として送信する。UT#2(703)からのUT#2トランザクション(0)902は、マルチビーム中継衛星10の選択部143のサブチャネル競合制御で廃棄903される。このとき、UT#2(703)は、サブチャネル競合制御でトランザクションが廃棄されたことを知らない。
同様に、UT#1(702)からのUT#1トランザクション(1)904は、上記トランザクションのシーケンス番号1番目のデータを示す。シーケンス番号1番目のトランザクションデータは、マルチビーム中継衛星10で受信され、マルチビーム中継衛星10は、データサーバ705にUT#1トランザクション(1)905として送信する。UT#2(703)からのUT#2トランザクション(1)906は、マルチビーム中継衛星10のサブチャネル競合制御で廃棄907される。このとき、UT#2(703)は、サブチャネル競合制御でトランザクションが廃棄されたことを知らない。
サブチャネル競合制御での廃棄は、図14から図16で示したアルゴリズムに従い、UT#1のトランザクションが終了するまで継続される。
サブチャネル競合制御での廃棄は、図14から図16で示したアルゴリズムに従い、UT#1のトランザクションが終了するまで継続される。
UT#1トランザクション(2)908は、上記トランザクションのシーケンス番号2番目のデータを示す。
シーケンス番号2番目のトランザクションデータは、マルチビーム中継衛星10により中継されて、UT#1トランザクション(1)909として送信される。
UT#2トランザクション(2)911は、マルチビーム中継衛星10のサブチャネル競合制御で廃棄912される。
シーケンス番号2番目のトランザクションデータは、マルチビーム中継衛星10により中継されて、UT#1トランザクション(1)909として送信される。
UT#2トランザクション(2)911は、マルチビーム中継衛星10のサブチャネル競合制御で廃棄912される。
UT#1(702)は、UT#1トランザクションデータを全て送信すると、UT#1データ取得要求913を送信する。マルチビーム中継衛星10は、UT#1データ取得要求913を、UT#1データ取得要求915としてデータサーバ705に送信する。
UT#2(703)は、UT#2トランザクションデータを全て送信すると、UT#2データ取得要求917を送信する。マルチビーム中継衛星10は、UT#2データ取得要求917を、マルチビーム中継衛星10のサブチャネル競合制御にて廃棄919する。
UT#1(702)は、UT#1データ取得要求913を送信すると、タイマを起動する(914)。
同様にUT#2(703)は、UT#2データ取得要求917を送信すると、タイマを起動する(918)。
データサーバ705は、マルチビーム中継衛星10からUT#1データ取得要求915を受けると、これに応答し、UT#1へのトランザクション(0)920、UT#1へのトランザクション(1)925、UT#1へのトランザクション(2)930をマルチビーム中継衛星10へ送信する。トランザクション(0)は、上記トランザクションのシーケンス番号0番目のデータ、トランザクション(1)は、上記トランザクションのシーケンス番号1番目のデータ、トランザクション(2)は、上記トランザクションのシーケンス番号2番目のデータを示す。
マルチビーム中継衛星10は、UT#1へのトランザクション(0)920を受信すると、マルチキャスト921を行う。マルチビーム中継衛星10は、UT#1(702)に対しUT#1へのトランザクション(0)922を送信し、UT#2(703)に対しUT#1へのトランザクション(0)923を送信する。
UT#2(703)に対するUT#1へのトランザクション(0)923は、UT#2(703)で、宛先が異なることから廃棄924される。
UT#1(702)は、UT#1データ取得要求913を送信すると、タイマを起動する(914)。
同様にUT#2(703)は、UT#2データ取得要求917を送信すると、タイマを起動する(918)。
データサーバ705は、マルチビーム中継衛星10からUT#1データ取得要求915を受けると、これに応答し、UT#1へのトランザクション(0)920、UT#1へのトランザクション(1)925、UT#1へのトランザクション(2)930をマルチビーム中継衛星10へ送信する。トランザクション(0)は、上記トランザクションのシーケンス番号0番目のデータ、トランザクション(1)は、上記トランザクションのシーケンス番号1番目のデータ、トランザクション(2)は、上記トランザクションのシーケンス番号2番目のデータを示す。
マルチビーム中継衛星10は、UT#1へのトランザクション(0)920を受信すると、マルチキャスト921を行う。マルチビーム中継衛星10は、UT#1(702)に対しUT#1へのトランザクション(0)922を送信し、UT#2(703)に対しUT#1へのトランザクション(0)923を送信する。
UT#2(703)に対するUT#1へのトランザクション(0)923は、UT#2(703)で、宛先が異なることから廃棄924される。
マルチビーム中継衛星10は、UT#1へのトランザクション(1)925を受信すると、マルチキャスト926を行う。
マルチビーム中継衛星10は、UT#1(702)に対しUT#1へのトランザクション(1)927を送信し、UT#2(703)に対しUT#1へのトランザクション(1)928を送信する。
UT#2(703)に対するUT#1へのトランザクション(1)928は、UT#2(703)で、宛先が異なることから廃棄929される。
マルチビーム中継衛星10は、UT#1(702)に対しUT#1へのトランザクション(1)927を送信し、UT#2(703)に対しUT#1へのトランザクション(1)928を送信する。
UT#2(703)に対するUT#1へのトランザクション(1)928は、UT#2(703)で、宛先が異なることから廃棄929される。
マルチビーム中継衛星10は、UT#1へのトランザクション(2)930を受信すると、マルチキャスト931を行う。
マルチビーム中継衛星10は、UT#1(702)に対しUT#1へのトランザクション(2)932を送信し、UT#2(703)に対しUT#1へのトランザクション(2)935を送信する。
UT#2(703)に対するUT#1へのトランザクション(2)936は、UT#2(703)で、宛先が異なることから廃棄936される。
UT#1(702)は、最後のトランザクションデータであるUT#1へのトランザクション(2)932を受信すると、データを組み立てる。
UT#1(702)は、正しく受信されることを確認すると送達確認933と判断し、タイマを停止934する。
UT#2(703)は、所望のトランザクションデータが受信されないため、タイマがタイムアウト937し、送達失敗を検出938する。UT#2(703)は、送達失敗を検出すると、トランザクションの再送を開始する。
マルチビーム中継衛星10は、UT#1(702)に対しUT#1へのトランザクション(2)932を送信し、UT#2(703)に対しUT#1へのトランザクション(2)935を送信する。
UT#2(703)に対するUT#1へのトランザクション(2)936は、UT#2(703)で、宛先が異なることから廃棄936される。
UT#1(702)は、最後のトランザクションデータであるUT#1へのトランザクション(2)932を受信すると、データを組み立てる。
UT#1(702)は、正しく受信されることを確認すると送達確認933と判断し、タイマを停止934する。
UT#2(703)は、所望のトランザクションデータが受信されないため、タイマがタイムアウト937し、送達失敗を検出938する。UT#2(703)は、送達失敗を検出すると、トランザクションの再送を開始する。
***実施の形態1の効果***
以上の実施の形態1では、中継装置20のチャネライザ30が選択部143を備えている。よって、図3では3つのビームに対して3台のGWが必要であったのに対して、中継装置20を用いた場合、図3の3つのビームに対して、より少ない台数のGW、例えば図4に示すように、1台のGWで対応することが可能である。
以上の実施の形態1では、中継装置20のチャネライザ30が選択部143を備えている。よって、図3では3つのビームに対して3台のGWが必要であったのに対して、中継装置20を用いた場合、図3の3つのビームに対して、より少ない台数のGW、例えば図4に示すように、1台のGWで対応することが可能である。
なお中継装置20は受信部32及び送信部34を備えているが、受信部32はハードウェアである受信機で実現できる。また送信部34はハードウェアである送信機で実現できる。
10 マルチビーム中継衛星、20 中継装置、32 受信部、34 送信部、143 選択部、143a 制御テーブル、143b 競合選択タイマ、705 データサーバ、720 マルチキャスト部。
Claims (9)
- マルチビーム中継衛星に搭載される中継装置において、
ビームに存在するそれぞれの端末装置が送信する信号であるリターンリンクのアップリンク信号を受信する受信部と、
それぞれの前記アップリンク信号のうち、地上局装置に送信する前記アップリンク信号を、それぞれの前記アップリンク信号の信号電力強度に基づいて選択する選択部と、
選択された前記アップリンク信号を、前記地上局装置にダウンリンクにて送信する送信部と、
を備える中継装置。 - 前記選択部は、
それぞれの前記アップリンク信号のうち、信号電力強度が最大の前記アップリンク信号を選択する請求項1に記載の中継装置。 - 前記選択部は、
前記アップリンク信号の選択に伴って起動させるタイマを有し、前記アップリンク信号の選択後に前記タイマが起動している場合、前記信号電力強度に関係なく前記アップリンク信号を続けて選択し、選択した前記アップリンク信号と後の前記アップリンク信号が同一かどうかを判定し、前記アップリンク信号どうしが同一のときには前記タイマを再起動させる請求項2に記載の中継装置。 - 前記選択部は、
前記アップリンク信号の選択に伴って起動させるタイマを有し、前記アップリンク信号の選択後に前記タイマが起動している場合、前記信号電力強度に関係なく前記アップリンク信号を続けて選択し、続けて選択した前記アップリンク信号の前記信号電力強度が閾値以上かどうかを判定し、前記信号電力強度が前記閾値以上のときに前記タイマを再起動する請求項2に記載の中継装置。 - 前記選択部は、
前記タイマを再起動するときには、前記タイマの再起動回数が許容回数の範囲内かどうかを判定し、前記再起動回数が許容回数の範囲内のときにタイマを再起動する請求項3または請求項4に記載の中継装置。 - 前記中継装置は、さらに、
前記選択部によって選択された前記アップリンク信号を格納する格納装置を備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の中継装置。 - 前記地上局装置は、
前記送信部によって前記ダウンリンクにて送信された前記アップリンク信号を格納する格納装置を備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の中継装置。 - 前記中継装置は、さらに、
前記格納装置に格納された前記アップリンク信号を、異なるビームのそれぞれの前記ビームにマルチキャストするマルチキャスト部を備える請求項6または請求項7に記載の中継装置。 - 受信部が、ビームに存在するそれぞれの端末装置が送信する信号であるリターンリンクのアップリンク信号を受信し、
選択部が、それぞれの前記アップリンク信号のうち、地上局装置に送信する前記アップリンク信号を、それぞれの前記アップリンク信号の信号電力強度に基づいて選択し、
送信部が、選択された前記アップリンク信号を、前記地上局装置にダウンリンクにて送信する中継方法。
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