JPWO2020156544A5

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Publication number: JPWO2020156544A5
Application number: JP2021543341A
Authority: JP
Publication date: 2022-06-16
Anticipated expiration: 2040-02-02

Claims

映像データを処理する方法であって、
映像の第１の映像領域にある映像ブロックをコーディングする前に、第１のバッファをリセットすることと、
前記第１の映像領域の第１の映像ブロックに対する再構成サンプルを生成することと、
前記再構成サンプルにフィルタリング処理を施すことなく、前記再構成サンプルを前記第１のバッファに記憶することと、
前記第１の映像領域の第２の映像ブロックと前記映像のビットストリームとの変換において、前記第２の映像ブロックに第１のコーディングモードが適用されていることを判定することと、
前記第２の映像ブロックのブロックベクトルを導出することと、
前記第１のバッファおよび前記ブロックベクトルに基づいて、前記第２の映像ブロックの予測サンプルを生成することと、
前記第２の映像ブロックの前記予測サンプルに基づいて、前記第２の映像ブロックの前記変換を行うことと、を含み、
前記第１のコーディングモードにおいて前記第２の映像ブロックの予測サンプルは前記第２の映像ブロックを含む同一のピクチャから導出され、
前記第１の映像領域から導出される前記第１のバッファは、前記第１の映像領域とは異なる第２の映像領域に対して無効化される、方法。
前記フィルタリング処理は、非ブロック化フィルタ、または適応ループフィルタ（ＡＬＦ）、またはサンプル適応オフセット（ＳＡＯ）フィルタ、またはクロス成分ＡＬＦのうちの少なくとも１つを使用することを含む、
請求項１に記載の方法。
前記第１のバッファをリセットすることは、前記第１のバッファを固定値で初期化することを含む、
請求項１または２に記載の方法。
前記第１の映像領域および前記第２の映像領域は、それぞれコーディングツリーユニット（ＣＴＵ）行を含む、
請求項１～３のいずれか１項に記載の方法。
前記第１の映像領域および前記第２の映像領域は、それぞれタイルまたはスライスを含む、
請求項１～４のいずれか１項に記載の方法。
前記第１のバッファのサイズおよび形状は、前記第２の映像領域に用いられる第２のバッファと同じである、
請求項１～５のいずれか１項に記載の方法。
前記ブロックベクトルは、係数関数を使用して前記第１のバッファ内に制限される、
請求項１～６のいずれか１項に記載の方法。
前記ブロックベクトルは、クリッピング関数を使用して前記第１のバッファ内に制限される、
請求項１～６のいずれか１項に記載の方法。
前記第１のバッファにおける対応する位置（Ｘｂｕｆ，Ｙｂｕｆ）は、変換関数に基づいてコーディング順に前記第１の映像ブロックの開始サンプルを規定する位置（Ｘ，Ｙ）から導出され、
前記第１の映像ブロックの前記再構成サンプルを前記記憶することは、前記位置（Ｘｂｕｆ，Ｙｂｕｆ）から開始される、
請求項１～８のいずれか１項に記載の方法。
前記変換関数は、係数関数である、
請求項９に記載の方法。
前記変換は、前記第２の映像ブロックを前記ビットストリームに符号化することを含む、
請求項１～１０のいずれか１項に記載の方法。
前記変換は、前記第２の映像ブロックを前記ビットストリームから復号化することを含む、
請求項１～１０のいずれか１項に記載の方法。
処理装置と、命令が記憶された非一時的メモリと、を備える映像処理装置であって、
前記命令が前記処理装置によって実行されると、前記処理装置に、
映像の第１の映像領域にある映像ブロックをコーディングする前に、第１のバッファをリセットすることと、
前記第１の映像領域の第１の映像ブロックに対する再構成サンプルを生成することと、
前記再構成サンプルにフィルタリング動作を施すことなく、前記再構成サンプルを前記第１のバッファに記憶することと、
前記第１の映像領域の第２の映像ブロックと前記映像のビットストリームとの変換において、前記第２の映像ブロックに第１のコーディングモードが適用されていることを判定することと、
前記第２の映像ブロックのブロックベクトルを導出することと、
前記第１のバッファおよび前記ブロックベクトルに基づいて、前記第２の映像ブロックの予測サンプルを生成することと、
前記第２の映像ブロックの前記予測サンプルに基づいて、前記第２の映像ブロックの前記変換を行うことと、を行わせ、
前記第１のコーディングモードにおいて前記第２の映像ブロックの予測サンプルは前記第２の映像ブロックを含む同一のピクチャから導出され、
前記第１の映像領域から導出される前記第１のバッファは、前記第１の映像領域とは異なる第２の映像領域に対して無効化される、装置。
処理装置に、
映像の第１の映像領域にある映像ブロックをコーディングする前に、第１のバッファをリセットすることと、
前記第１の映像領域の第１の映像ブロックに対する再構成サンプルを生成することと、
前記再構成サンプルにフィルタリング動作を施すことなく、前記再構成サンプルを前記第１のバッファに記憶することと、
前記第１の映像領域の第２の映像ブロックと前記映像のビットストリームとの変換において、前記第２の映像ブロックに第１のコーディングモードが適用されていることを判定することと、
前記第２の映像ブロックのブロックベクトルを導出することと、
前記第１のバッファおよび前記ブロックベクトルに基づいて、前記第２の映像ブロックの予測サンプルを生成することと、
前記第２の映像ブロックの前記予測サンプルに基づいて、前記第２の映像ブロックの前記変換を行うことと、を行わせる命令を記憶し、
前記第１のコーディングモードにおいて前記第２の映像ブロックの予測サンプルは前記第２の映像ブロックを含む同一のピクチャから導出され、
前記第１の映像領域から導出される前記第１のバッファは、前記第１の映像領域とは異なる第２の映像領域に対して無効化される、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
映像処理装置によって行われる方法によって生成される映像のビットストリームを記憶する、非一時的なコンピュータ可読記録媒体であって、
前記方法は、
映像の第１の映像領域にある映像ブロックをコーディングする前に、第１のバッファをリセットすることと、
前記第１の映像領域の第１の映像ブロックに対する再構成サンプルを生成することと、
前記再構成サンプルにフィルタリング動作を施すことなく、前記再構成サンプルを前記第１のバッファに記憶することと、
前記第１の映像領域の第２の映像ブロックと前記映像のビットストリームとの変換において、前記第２の映像ブロックに第１のコーディングモードが適用されていることを判定することと、
前記第２の映像ブロックのブロックベクトルを導出することと、
前記第１のバッファおよび前記ブロックベクトルに基づいて、前記第２の映像ブロックの予測サンプルを生成することと、
前記第２の映像ブロックの前記予測サンプルに基づいて、前記第２の映像ブロックの前記変換を行うことと、を行わせる命令を記憶し、
前記第１のコーディングモードにおいて前記第２の映像ブロックの予測サンプルは前記第２の映像ブロックを含む同一のピクチャから導出され、
前記第１の映像領域から導出される前記第１のバッファは、前記第１の映像領域とは異なる第２の映像領域に対して無効化される、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。