JPWO2020141513A5

JPWO2020141513A5 -

Info

Publication number: JPWO2020141513A5
Application number: JP2021538771A
Authority: JP
Publication date: 2022-12-28

Claims

翼と、
モータアセンブリであって、
航空機が水平前進飛行モードにあるとき、前記翼の上方であって前記航空機の重心より後方に配置される、第１の組の１以上のモータアセンブリと、
前記航空機が水平前進飛行モードにあるとき、前記翼の下方であって前記航空機の重心より前方に配置される、第２の組の１以上のモータアセンブリと、
を含むモータアセンブリと、
を備える航空機であって、
前記第１及び第２の組の１以上のモータアセンブリの少なくとも一方が、複数のモータアセンブリを含み、前記複数のモータアセンブリには、前記航空機の長手方向及び重心を通って延びる正中面に対していずれの側にも配置される、少なくとも１つのモータアセンブリが含まれ、
各モータアセンブリは、空気を、前記モータアセンブリの各推力軸に沿って、前記モータアセンブリを通過して移動させることにより推力を発生するように構成され、
前記推力軸の方向は、前記航空機の運転中は、前記翼のピッチ方向に対して斜交する、一定のピッチ角にそれぞれ固定され、
前記第１及び第２の組の１以上のモータアセンブリは共に、ホバリングモードにおいて前記航空機を完全に支持すること、及び前記水平前進飛行モードにおいて前記航空機を完全に前方へ推進することの両方のために動作可能であり、
前記推力軸の方向は、互いに３０°以内で傾斜され、
航空機。
前記複数のモータアセンブリからの推力で発生される５５ｋｍ／ｈを超える速度において、前記翼は、前記水平前進飛行モードにおいて前記航空機の重量支持に必要な揚力の少なくとも２５％を提供するように構成される、請求項１に記載の航空機。
前記複数のモータアセンブリからの推力で発生する速度において、前記翼は、前記水平前進飛行モードにおいて重力加速度に対する前記航空機の支持に必要な揚力の少なくとも５０％を提供する、請求項２に記載の航空機。
前記推力軸は、前記翼のピッチ方向から約５５°～８０°離れた方向を向く、請求項１～請求項３のいずれか一項に記載の航空機。
前記複数のモータアセンブリは、前記航空機の地上静止ホバリング中に前記航空機を完全に支持するように、及び、前記地上静止ホバリング中にその地上静止位置を完全に維持するように動作可能である、請求項１～請求項４のいずれか一項に記載の航空機。
前記複数のモータアセンブリは、前記航空機の重量を完全に支持している間に、前記航空機に水平推力を提供するように動作可能である、請求項５に記載の航空機。
前記複数のモータアセンブリは、重力による下向き加速度に対して前記航空機を完全に支持している間、及び前記航空機が最も効率のよい迎え角の翼で前傾している間に、前記航空機に対して水平推力を提供するように動作可能である、請求項６に記載の航空機。
前記複数のモータアセンブリのうちの少なくとも２つは前記翼の翼長内に取り付けられる、請求項１～請求項７のいずれか一項に記載の航空機。
前記翼は、前記水平前進飛行モードにおいて前記航空機の重量支持に必要な揚力の１００％未満を提供するように構成される、請求項１～請求項８のいずれか一項に記載の航空機。
前記モータアセンブリが重力の下向き加速度に対して前記航空機を完全に支持している間に、前記複数のモータアセンブリからの推力を用いるホバリング配向から、前記翼が最も効率のよい迎え角である前進飛行配向へピッチ角を回転されるように構成される、請求項１～請求項９のいずれか一項に記載の航空機。
前記航空機が水平な地面に静止している着地配向から、前記複数のモータアセンブリからの推力を使用するホバリング配向へ、前記航空機の機首を上方に傾斜させることにより、ピッチ角を回転させるように構成される、請求項１～請求項１０のいずれか一項に記載の航空機。
前記航空機は、少なくとも１人の乗員を搬送する大きさである、請求項１～請求項１１のいずれか一項に記載の航空機。
前記翼に取り付けられた胴体を備え、前記モータアセンブリは前記胴体を介して前記航空機に接続される、請求項１～請求項１２のいずれか一項に記載の航空機。
前記推力軸と前記翼のピッチ方向との間の斜交ピッチ角は７５°未満である、請求項１～請求項１３のいずれか一項に記載の航空機。
前記第１及び第２の組の１以上のモータアセンブリの前記推力軸と前記翼のピッチ方向との間の斜交ピッチ角は４５°より大きい、請求項１～請求項１４のいずれか一項に記載の航空機。
着陸装置を備え、前記航空機が地上に静止しているときの前記着陸装置と地面との接触面は、前記翼のピッチ方向と、前記複数のモータアセンブリの前記推力軸との両者に対して斜交する、請求項１～請求項１５のいずれか一項に記載の航空機。
前記水平前進飛行モードにおいて、前記第２の組の１以上のモータアセンブリは、前記第１の組の１以上のモータアセンブリより大きな推力を生成する、請求項１～請求項１６のいずれか一項に記載の航空機。
前記水平前進飛行モードにおいて、前記第２の組の１以上のモータアセンブリからの推力は、前記第１の組の１以上のモータアセンブリからの推力よりも、水平方向に近く傾斜される、請求項１～請求項１７のいずれか一項に記載の航空機。
前記水平前進飛行モードは、前記翼が最も効率のよい迎え角で傾斜している状態での水平飛行モードである、請求項１～請求項１８のいずれか一項に記載の航空機。
前記翼は、いずれかのモータアセンブリを中心とする直円柱であって、中心長手軸が前記モータアセンブリの推力軸に一致し、前記モータアセンブリのプロペラ半径に等しい半径を有する直円柱のいずれとも交差しない、請求項１～請求項１９のいずれか一項に記載の航空機。