JPWO2020065708A1 - コンピュータシステム、危険運転車両通知方法及びプログラム - Google Patents

コンピュータシステム、危険運転車両通知方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

車両に備えられたカメラデバイス(10)と、分散型台帳とからなるコンピュータシステムは、前記カメラデバイス(10)が撮影する周辺の他の車両の画像を取得し、前記画像を解析して、前記周辺の他の車両の車両ナンバーを特定し、前記画像を解析して、前記周辺の他の車両が危険運転であるか否かを判定し、危険運転であると判定した場合、特定した前記車両ナンバーを、危険運転車両として前記分散型台帳に記録し、前記画像を解析して、前記周辺の他の車両が入れ替わったか否かを検出し、入れ替わったと検出した場合、入れ替わった車両の車両ナンバーを、前記分散型台帳に照会し、照会の結果、前記入れ替わった車両の車両ナンバーが前記分散型台帳に記録されていた場合、前記危険運転車両が周辺に存在することをユーザ端末に通知する。

Description

本発明は、車両に備えられたカメラデバイスと、分散型台帳とからなるコンピュータシステム、危険運転車両通知方法及びプログラムに関する。本発明は、IoT(Internet of Things)に関連し、技術分野はIPC分類においてG06Q等に該当する。
近年、煽り運転等の危険運転が社会問題化している。このような危険運転の例としては、異常接近、つきまとい、追い回し、無理な割り込み、急ブレーキ、パッシング・クラクション・幅寄せ・罵声等が挙げられる。そのため、このような危険運転に該当する車両を通知する技術が求められている。
危険運転によるものではないが、周辺に位置する停止車両の危険度に基づいて、危険車両の存在を通知する構成が開示されている(特許文献1参照)。これは、周辺に位置する停止車両を撮影し、この撮影した画像に基づいて、危険度を判定している。
特開2009−208533号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、停止している車両が危険車両であるか否かを判定するものに過ぎず、自身の周辺を走行する車両が危険車両であるか否かを判定するものではなかった。加えて、煽り運転等の危険運転を行う車両であるか否かを判定するものでもなかった。
本発明は、信用度を担保した状態で、危険運転車両が周辺に存在することを通知することが容易なコンピュータシステム、危険運転車両通知方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
本発明は、車両に備えられたカメラデバイスと、分散型台帳とからなるコンピュータシステムであって、
前記カメラデバイスが撮影する周辺の他の車両の画像を取得する取得手段と、
前記画像を解析して、前記周辺の他の車両の車両ナンバーを特定する特定手段と、
前記画像を解析して、前記周辺の他の車両が危険運転であるか否かを判定する判定手段と、
危険運転であると判定した場合、特定した前記車両ナンバーを、危険運転車両として前記分散型台帳に記録する記録手段と、
前記画像を解析して、前記周辺の他の車両が入れ替わったか否かを検出する検出手段と、
入れ替わったと検出した場合、入れ替わった車両の車両ナンバーを、前記分散型台帳に照会する照会手段と、
照会の結果、前記入れ替わった車両の車両ナンバーが前記分散型台帳に記録されていた場合、前記危険運転車両が周辺に存在することをユーザ端末に通知する通知手段と、
を備えることを特徴とするコンピュータシステムを提供する。
本発明によれば、車両に備えられたカメラデバイスと、分散型台帳とからなるコンピュータシステムは、前記カメラデバイスが撮影する周辺の他の車両の画像を取得し、前記画像を解析して、前記周辺の他の車両の車両ナンバーを特定し、前記画像を解析して、前記周辺の他の車両が危険運転であるか否かを判定し、危険運転であると判定した場合、特定した前記車両ナンバーを、危険運転車両として前記分散型台帳に記録し、前記画像を解析して、前記周辺の他の車両が入れ替わったか否かを検出し、入れ替わったと検出した場合、入れ替わった車両の車両ナンバーを、前記分散型台帳に照会し、照会の結果、前記入れ替わった車両の車両ナンバーが前記分散型台帳に記録されていた場合、前記危険運転車両が周辺に存在することをユーザ端末に通知する。
本発明は、コンピュータシステムのカテゴリであるが、方法及びプログラム等の他のカテゴリにおいても、そのカテゴリに応じた同様の作用・効果を発揮する。
本発明によれば、信用度を担保した状態で、危険運転車両が周辺に存在することを通知することが容易なコンピュータシステム、危険運転車両通知方法及びプログラムを提供することが容易となる。特に、本発明では、サーバを介すことなく、車両に備えられたカメラデバイスと分散型台帳でシステムを実現するので、データを改竄されることが少なくなる。
図1は、危険運転車両通知システム1の概要を示す図である。 図2は、危険運転車両通知システム1の全体構成図である。 図3は、カメラデバイス10が実行する危険運転車両記録処理を示すフローチャートである。 図4は、カメラデバイス10が実行する第一の危険運転車両通知処理を示すフローチャートである。 図5は、カメラデバイス10が実行する第二の危険運転車両通知処理を示すフローチャートである。 図6は、カメラデバイス10がユーザ端末に危険運転車両が周辺に存在することを通知する通知画面の一例を示す図である。 図7は、カメラデバイス10がユーザ端末に危険運転車両が周辺に存在することを通知する通知画面の一例を示す図である。 図8は、カメラデバイス10がユーザ端末に危険運転車両が自身の進行方向に存在することを通知する通知画面の一例を示す図である。 図9は、カメラデバイス10がユーザ端末に危険運転車両が目的地までの経路上に存在することを通知する通知画面の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[危険運転車両通知システム1の概要]
本発明の好適な実施形態の概要について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明の好適な実施形態である危険運転車両通知システム1の概要を説明するための図である。危険運転車両通知システム1は、カメラデバイス10、分散型台帳から構成され、危険運転車両を通知するためのコンピュータシステムである。
なお、危険運転車両通知システム1は、図示していないユーザが所持するユーザ端末(カーナビゲーション・システム等の車載端末や、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末等)等の他の端末類が含まれていてもよい。
カメラデバイス10は、他の車両に設けられたカメラデバイス10やユーザ端末等と公衆回線網等を介してデータ通信可能に接続されており、必要なデータの送受信を実行する。また、カメラデバイス10は、分散型台帳を共有し、必要なデータの照会、記録等を実行する。
カメラデバイス10は、自身が備えられた車両の周辺の他の車両(以下、他車両と称す)の動画や静止画等の画像を撮影し、この画像を取得する。このとき、カメラデバイス10は、画像を撮影した時間情報及び位置情報を取得してもよい。カメラデバイス10は、内臓タイマ等から撮影時間を時間情報として取得する。また、カメラデバイス10は、GPS(Global Positioning System)等から自身の位置を位置情報として取得する。
なお、カメラデバイス10は、画像だけなく、他車両が発した音声をマイク等の集音装置により集音してもよい。
カメラデバイス10は、画像を画像解析し、特徴点(形状、輪郭等)又は特徴量(画素値の平均、分散、ヒストグラム等の統計的な数値)を抽出する。カメラデバイス10は、この抽出した特徴点又は特徴量に基づいて、他車両の車両ナンバー(自動車登録番号標、車両番号標又は標識であり、ナンバープレートを意味する)を特定する。また、カメラデバイス10は、抽出した特徴点又は特徴量に基づいて、自身が備えられた車両と、他車両との間の速度差、距離、位置関係や、他車両が自身の周辺にいる時間、他車両の走行軌跡、ヘッドライトの向きや点灯の有無等を特定する。
カメラデバイス10は、この画像解析の結果に基づいて、他車両が危険運転であるか否かを判定する。危険運転であるか否かの判定基準としては、走行速度が所定以上、所定時間以上周辺にある、車間距離が所定以下、蛇行運転の有無、幅寄せ運転の有無、急停止の有無、煽り運転の有無等のうちの基準のうち、少なくとも一つの基準に基づいて、危険運転であるか否かを判定する。
カメラデバイス10は、この他車両が、危険運転であると判定した場合、画像解析の結果特定した車両ナンバーを、危険運転車両として分散型台帳に記録する。分散型台帳は、例えば、ブロックチェーン、IOTA等であってよい。記録方法としては、例えば、カメラデバイス10は、過去に記録されたデータに対して、今回新たに特定した車両ナンバーを結合し、分散型台帳に記録する。分散型台帳に記録可能なカメラデバイス10は、予め認証が行われたもののみにより行われてもよい。また、カメラデバイス10は、新たに分散型台帳に記録した際、自身に紐付けられたユーザに対してトークンを発行してもよい。また、カメラデバイス10は、時間情報及び位置情報を取得していた場合、車両ナンバーに併せてこの時間情報及び位置情報を分散型台帳に記録してもよい。
カメラデバイス10は、新たに画像を取得した際、この新たに取得した画像を画像解析し、他車両が入れ替わったか否かを検出する。カメラデバイス10は、新たに取得した画像における車両ナンバーを特定しこの特定した車両ナンバーと、これまでに取得した画像における特定した車両ナンバーとを比較することにより、他車両が入れ替わったか否かを検出する。
カメラデバイス10は、他車両が入れ替わったことを検出した場合、この入れ替わったタイミングで、入れ替わった他車両の車両ナンバーを分散型台帳に照会する。カメラデバイス10は、入れ替わった他車両の車両ナンバーを特定し、今回特定した車両ナンバーと、分散型台帳に記録された車両ナンバーとを照会する。
カメラデバイス10は、照会の結果、入れ替わった他車両の車両ナンバーが分散型台帳に記録されていた場合、危険運転車両が周辺に存在することをユーザ端末に通知する。カメラデバイス10は、例えば、カーナビゲーション・システムを介して、危険運転車両が周辺に存在することを音声又は表示部に表示することにより通知する。また、カメラデバイス10は、例えば、スマートフォンアプリを介して、危険運転車両が周辺に存在することを音声又は表示部に表示することにより通知する。カメラデバイス10は、画像に併せて時間情報及び位置情報を取得していた場合、危険運転車両が存在する位置を、この時間情報及び位置情報に応じて、ユーザ端末が表示する地図上に表示することにより通知してもよい。また、カメラデバイス10は、自身の進行方向又は目的の経路上にある危険運転車両を、ユーザ端末が表示する地図上に表示してもよい。
カメラデバイス10は、トークンが発行されている場合、このトークンを消費することにより、この通知を行ってもよい。この場合、トークンを発行したユーザに紐付けられたユーザ端末に、この通知を行う。すなわち、トークンを保有するユーザに対して、この通知を行う。
分散型台帳は、分散型台帳技術により実現されるものであり、各ノード(カメラデバイス10)が共有して管理する台帳である。この分散型台帳は、データを一つの台帳として記録し、この台帳を各ノードが共有するものや、データを数珠繋ぎにブロックとして記録し、各ノードがこのブロックを共有するものである。
危険運転車両通知システム1が実行する処理の概要について説明する。
はじめに、カメラデバイス10は、他車両の動画や静止画等の画像を撮影し、この撮影した画像を取得する(ステップS01)。カメラデバイス10は、車両ナンバーとして、各車両のナンバープレート及びこの車両を撮影する。
なお、カメラデバイス10は、画像を取得するのみでなく、他車両が発した音声をマイク等の集音装置により集音してもよい。また、カメラデバイス10は、画像を撮影した時点における時間情報(内臓タイマ等から取得)及び位置情報(GPS等から取得)を取得してもよい。
カメラデバイス10は、取得した画像を画像解析し、この画像における特徴点又は特徴量を抽出する。カメラデバイス10は、抽出した特徴点又は特徴量に基づいて他車両の車両ナンバー(本例では、ナンバープレート)を特定する(ステップS02)。また、カメラデバイス10は、画像における特徴点又は特徴量に基づいて、他車両との間の距離(例えば、車間距離、車間距離の変化及び不必要な急停止等の特定)、他車両との位置関係(例えば、幅寄運転、無理な割り込み及び不必要な急停止等の特定)、他車両の速度及び速度差(蛇行運転、車間距離の変化、無理な割り込み及び不必要な急停止等の特定)、ヘッドライトの変化(パッシング等の特定)、走行軌跡(蛇行運転等の特定)を特定する。このような特定する項目は、主として、危険運転に該当する項目である。すなわち、カメラデバイス10は、画像解析の結果として、他車両が危険運転に該当する運転をしているか否かを特定することになる。
なお、カメラデバイス10は、音声を取得していた場合、この音声をスペクトラムアナライザ等により音声認識し、音声波形に基づいて、音声を認識する。カメラデバイス10は、認識した音声に基づいて、異常音(クラクション又は罵声等の特定)を特定する。すなわち、カメラデバイス10は、音声認識の結果として、他車両が危険運転に該当する運転をしているか否かを、同様に特定することになる。
カメラデバイス10は、画像解析の結果として、この他車両が、危険運転に該当する運転を行っているか否かを判定する(ステップS03)。カメラデバイス10は、危険運転の基準として、走行速度が所定以上、所定時間以上周辺に位置、車間距離が所定以下、蛇行運転、幅寄せ運転、急停止又は煽り運転の少なくとも一つの基準に基づいて、この他車両が危険運転に該当する運転を行う危険運転車両であるか否かを判定する。さらに、カメラデバイス10は、これらの基準に限らず、パッシングや無理な割り込み等の他の基準に基づいて、危険運転車両であるか否かを判定してもよい。
なお、カメラでバス10は、音声を取得している場合、上述した例に加えて、特定した異常音に基づいて、危険運転車両であるか否かを判定してもよい。
カメラデバイス10は、危険運転を行っていると判定した場合、特定したこの危険運転車両の車両ナンバーを、危険運転車両として分散型台帳に記録する(ステップS04)。カメラデバイス10は、例えば、過去に記録されたデータに対して、今回新たに特定した車両ナンバーを結合し、分散型台帳に記録する。各ノードは、この記録された分散型台帳を共有する。
なお、この分散型台帳に記録することが可能なカメラデバイス10は、予め認証されたもののみであってもよい。また、カメラデバイス10は、時間情報及び位置情報を取得している場合、時間情報及び位置情報も車両ナンバーに併せて記録してもよい。また、カメラデバイス10は、車両ナンバーを分散型台帳に記録する際、自身に紐付けられたユーザに対してトークンを発行してもよい。
カメラデバイス10は、新たに画像を取得した際、この新たに取得した画像を画像解析し、この新たに取得した画像の特徴点又は特徴量を抽出する。カメラデバイス10は、抽出した特徴点又は特徴量に基づいて、この画像における他車両の車両ナンバーを特定する。カメラデバイス10は、今回特定した車両ナンバーと、これまでに取得した他車両の画像において特定した車両ナンバーとを比較することにより、他車両が入れ替わったか否かを検出する(ステップS05)。カメラデバイス10は、今回特定した車両ナンバーと、これまでの画像において特定した車両ナンバーとが相違しているか否かに基づいて、車両が入れ替わったか否かを検出する。
なお、カメラデバイス10は、新たに画像を取得した際、画像を撮影した時点における時間情報及び位置情報を取得していてもよい。
カメラデバイス10は、他車両が入れ替わったことを検出した場合、この入れ替わりを検知したタイミングで、この入れ替わった他車両の車両ナンバー(新たに特定した車両ナンバー)を、分散型台帳に照会する(ステップS06)。
カメラデバイス10は、照会の結果、入れ替わった他車両の車両ナンバーが、分散型台帳に記録されていた場合、危険運転車両が周辺に存在することをユーザ端末(車載端末又は携帯端末)に通知する(ステップS07)。カメラデバイス10は、例えば、カーナビゲーション・システムを介して、危険運転車両が周辺に存在する旨の通知画面を表示部に表示又は通知音声を出力することによりユーザに通知する。また、カメラデバイス10は、例えば、スマートフォンアプリを介して、危険運転車両が周辺に存在する旨の通知画面を表示部に表示又は通知音声を出力することによりユーザに通知する。
なお、カメラデバイス10は、画像とともに時間情報及び位置情報を取得していた場合、危険運転車両が存在する位置を、この時間情報及び位置情報に応じて、ユーザ端末が表示する地図上に表示することにより通知してもよい。また、カメラデバイス10は、別ノードである他のカメラデバイス10が特定した危険運転車両の位置情報及び時間情報に基づいて、自身の進行方向又は目的地までの経路上にある危険運転車両を、ユーザ端末が表示する地図上に表示することにより通知してもよい。
また、カメラデバイス10は、トークンが発行されている場合、このトークンを消費することにより、危険運転車両が周辺に存在する旨の通知を行ってもよい。この場合、トークンが発行されたユーザに紐付けられたユーザ端末に、トークンを消費したうえで通知する。
以上が、危険運転車両通知システム1の概要である。
[危険運転車両通知システム1のシステム構成]
図2に基づいて、本発明の好適な実施形態である危険運転車両通知システム1のシステム構成について説明する。図2は、本発明の好適な実施形態である危険運転車両通知システム1のシステム構成を示す図である。図2において、危険運転車両通知システム1は、車両に備えられたカメラデバイス10、分散型台帳から構成され、危険運転車両を通知するためのコンピュータシステムである。カメラデバイス10は、他の車両に設けられたカメラデバイス10やユーザが所持するユーザ端末と公衆回線網等を介してデータ通信可能に接続されている。
なお、危険運転車両通知システム1は、図示していないユーザが所持するユーザ端末(カーナビゲーション・システム等の車載端末や、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末等)等の他の端末類が含まれていてもよい。
カメラデバイス10は、上述した通り、他の車両に設けられたカメラデバイス10やユーザ端末等と公衆回線網等を介してデータ通信可能に接続されており、必要なデータの送受信を実行する。また、カメラデバイス10は、分散型台帳を共有し、必要なデータの照会、記録等を実行する。
分散型台帳は、上述した通り、各ノードが共有して管理する台帳である。
カメラデバイス10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only
Memory)等を備え、通信部として、ユーザ端末や他のカメラデバイス10と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWi―Fi(Wireless―Fidelity)対応デバイス等を備える。また、カメラデバイス10は、記録部として、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。また、カメラデバイス10は、処理部として、各種処理を実行する各種デバイス等を備える。
カメラデバイス10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部と協働して、位置情報取得モジュール20、通知モジュール21を実現する。また、カメラデバイス10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、記録部と協働して、記録モジュール30を実現する。また、カメラデバイス10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、処理部と協働して、撮影モジュール40、集音モジュール41、時間情報取得モジュール42、画像解析モジュール43、特定モジュール44、音声認識モジュール45、危険運転判定モジュール46、トークン発行モジュール47、他車両入替検出モジュール48、照会モジュール49を実現する。
[危険運転車両記録処理]
図3に基づいて、危険運転車両通知システム1が実行する危険運転車両記録処理について説明する。図3は、カメラデバイス10が実行する危険運転車両記録処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
はじめに、撮影モジュール40は、自身が備えられた車両の周辺の他の車両(例えば、自身の周囲360度の位置に存在する車両、前後の位置に存在する車両であり、以下、他車両と称す)の動画や静止画等の画像を撮影し、他車両の画像を取得する(ステップS10)。ステップS10において、撮影モジュール40は、他車両の車両ナンバー(ナンバープレート)及びこの他車両の一部又は全部を撮影する。カメラデバイス10は、撮影モジュール40により、他車両の画像を撮影するこの他車両の画像を取得する。
集音モジュール41は、他車両が発した音声(例えば、クラクションの音、搭乗者の音声)をマイク等の集音装置により集音する(ステップS11)。ステップS11において、カメラデバイス10は、集音モジュール41により、他車両の音声を集音するこの他車両の音声を取得する。
なお、上述したステップS11の処理は、省略してもよい。この場合、カメラデバイス10は、後述する処理において、音声に該当するものを省略した処理を実行すればよい。
時間情報取得モジュール42は、時間情報を取得する(ステップS12)。ステップS12において、時間情報取得モジュール42は、自身が内蔵するタイマ等から画像を撮影した時間(日付及び日時)を、時間情報として取得する。
位置情報取得モジュール20は、自身の位置情報を取得する(ステップS13)。ステップS13において、位置情報取得モジュール20は、GPS等から自身の現在位置に関する情報を位置情報として取得する。このとき、位置情報取得モジュール20は、自身(カメラデバイス10)の位置を取得することにより、自身が備えられた車両の現在位置に関する情報を位置情報として取得することになる。
なお、上述したステップS12及びS13の処理は、省略してもよい。この場合、カメラデバイス10は、後述する処理において、時間情報及び位置情報に該当するものを省略した処理を実行すればよい。
画像解析モジュール43は、取得した画像を画像解析する(ステップS14)。ステップS14において、画像解析モジュール43は、画像の特徴点又は特徴量を抽出することにより、画像解析を実行する。画像解析モジュール43は、特徴点として、形状、輪郭等を抽出する。また、画像解析モジュール43は、特徴量として、画素値の平均、分散、ヒストグラム等の統計的な数値を抽出する。画像解析モジュール43は、特徴点又は特徴量を抽出することにより、この画像に写り込んでいる他車両及びこの他車両の車両ナンバーを抽出することになる。
特定モジュール44は、抽出した特徴点又は特徴量に基づいて、抽出した他車両に関するデータを、他車両画像データとして特定する(ステップS15)。ステップS15において、特定モジュール44は、他車両画像データとして、車両ナンバー、他車両の速度、自身と他車両との間の速度差、自身と他車両との間の距離、自身と他車両との間の位置関係、他車両が自身の周辺にいる時間、他車両のヘッドライトの向きや点灯の有無、他車両の走行軌跡等を特定する。特定モジュール44は、車両ナンバーとして、ナンバープレートに記載された文字列を特定する。また、特定モジュール44は、画像における他車両のフロント、リア又はサイドの状態や状態の変化に基づいて、速度、速度差、距離、位置関係、ヘッドライトの向きや点灯の有無、走行軌跡等を特定する。また、特定モジュール44は、画像の撮影時間を他車両が周辺に存在する時間として特定する。
すなわち、特定モジュール44は、他車両画像データとして、車両ナンバーと、様々な危険運転(所定速度以上で他車両が接近、つきまとい、車間距離が異常に狭い、蛇行運転、幅寄せ運転、不必要な急停止、無理な割り込み、煽り運転等)に該当する項目を特定することになる。
なお、特定モジュール44は、上述した例に限らず、その他の項目を特定してもよい。また、特定モジュール44は、上述した全ての項目を特定するのではなく、少なくとも一つの項目を特定する構成であってもよい。この場合、カメラデバイス10は、後述する処理において、特定した項目を用いればよい。
上述した他車両画像データに基づいた危険運転の例について説明する。他車両の速度又は自身と他車両との間の速度差は、急停止、幅寄せ運転、無理な割り込み、煽り運転等に該当する可能性がある項目である。自身と他車両との間の距離又は位置関係は、急停止、幅寄せ運転、無理な割り込み、煽り運転、蛇行運転等に該当する可能性がある項目である。他車両が自身の周辺にいる時間は、煽り運転、つきまとい等の可能性がある項目である。他車両のヘッドライトの向きや点灯の有無は、煽り運転等に該当する可能性がある項目である。他車両の走行軌跡は、急停止、幅寄せ運転、無理な割り込み、煽り運転、蛇行運転等に該当する可能性がある項目である。
なお、他車両画像データに基づいた危険運転の例は、あくまでも例に過ぎず、上述したものに限定されるものではない。
音声認識モジュール45は、取得した音声を、音声認識する(ステップS16)。ステップS16において、音声認識モジュール45は、取得した音声を、スペクトラムアナライザ等により、音声波形を分析し、取得した音声を認識する。このとき、音声認識モジュール45は、他車両が発した異常音(クラクションの音又は罵声等)を認識する。
特定モジュール44は、認識した音声に基づいて、認識した異常音に関するデータを、他車両音声データとして特定する(ステップS17)。ステップS17において、特定モジュール44は、他車両音声データとして、クラクションの音の有無、罵声の有無などを特定する。
すなわち、特定モジュール44は、他車両音声データとして、様々な危険運転(煽り運転等)に該当する項目を特定することになる。
なお、特定モジュール44は、上述した例に限らず、その他の項目を特定してもよい。また、特定モジュール44は、上述した全ての項目を特定するのではなく、いずれかの項目を特定する構成であってもよい。この場合、カメラデバイス10は、後述する処理において、特定した項目を用いればよい。
上述した他車両音声データに基づいた危険運転の例について説明する。他車両のクラクションの有無又は罵声の有無は、煽り運転等に該当する可能性がある項目である。
なお、他車両音声データに基づいた危険運転の例は、あくまでも例に過ぎず、上述したものに限定されるものではない。
危険運転判定モジュール46は、画像解析及び音声認識の結果に基づいて、他車両が危険運転に該当する運転を行っている危険運転車両であるか否かを判定する(ステップS18)。ステップS18において、特定した項目に基づいて、走行速度が所定以上、所定時間以上周辺で走行中、車間距離が所定の閾値以下、蛇行運転、幅寄せ運転、急停止又は煽り運転の少なくとも一つに該当する運転を行っているか否かを判定する。
危険運転判定モジュール46が実行する判定の一例について説明する。危険運転判定モジュール46は、特定モジュール44が特定した項目に基づいて、この項目が上述した運転内容のうちの少なくとも一つに該当するものであった場合、この運転内容に該当した他車両を危険運転車両であるものと判定する。例えば、特定モジュール44が特定した項目が、速度差と時間である場合、煽り運転に該当する運転を行っていることからこの他車両を危険運転車両であるものと特定する。また、同様に、特定モジュール44は、特定した項目が一又は複数の場合であっても、上述した運転内容の少なくとも一つに該当するものである場合、この他の車両を危険運転車両であるものと判定する。
危険運転判定モジュール46が実行する判定の一例について説明する。危険運転判定モジュール46は、特定モジュール44が特定した各項目の其々に対してスコアを予め設定しておき、スコアの合計が所定の閾値以上である場合、このスコアを満たす他車両を危険運転を行う危険運転車両であるものと判定し、このスコアを満たさない他車両を、危険運転を行わない安全運転車両であるものと判定する。このスコアは、各項目に対して、均等に割り振られた数字(例えば、速度、速度差、距離、位置関係、時間、ヘッドライトの向きや点灯、走行軌跡及びクラクションや罵声の其々に対してスコア「1」を設定する)に基づいて、特定した項目の数に応じてスコアを合算する。危険運転判定モジュール46は、例えば、速度差、距離、クラクションを特定した場合、スコアは「3」となり、所定の閾値以上である場合、この他車両を危険運転車両であるものと判定する。
危険運転判定モジュール46が実行する判定の一例について説明する。危険運転判定モジュール46は、特定モジュール44が特定した各項目の其々に対してスコアを予め設定しておき、スコアの合計が所定の閾値以上である場合、このスコアを満たす他車両を危険運転を行う危険運転車両であるものと判定し、このスコアを満たさない他車両を、危険運転を行わない安全運転車両であるものと判定する。この場合、このスコアは、各項目に対して不均等に割り振られた数字(例えば、速度、速度差をスコア「3」、距離、位置関係をスコア「3」、ヘッドライトや点灯をスコア「1」、走行軌跡をスコア「2」、クラクションや罵声をスコア「5」といったように、より危険運転に結びつく行為や行動を高いスコアに設定し、そうでないものを低スコアに設定する)に基づいて、特定した項目の内容に応じてスコアを合算する。危険運転判定モジュール46は、例えば、速度差、距離、クラクションを特定した場合、スコアは「11」となり、所定の閾値以上である場合、この他車両を危険運転車両であるものと判定する。
なお、危険運転判定モジュール46は、上述した例以外の方法により、他車両が危険運転車両であるか否かを判定する構成であってもよい。
ステップS18において、危険運転判定モジュール46は、危険運転車両ではないと判定した場合(ステップS18 NO)、カメラデバイス10は、本処理を終了する。
一方、ステップS18において、危険運転判定モジュール46は、危険運転車両であると判定した場合(ステップS18 YES)、記録モジュール30は、この特定した他車両の車両ナンバー、時間情報及び位置情報を危険車両データとして、分散型台帳に記録する(ステップS19)。ステップS19において、記録モジュール30は、過去に分散型台帳に記録された危険車両データに、今回新たに判定した他車両の危険車両データを結合し、分散型台帳に記録する。他ノードは、今回新たに記録した分散型台帳を共有する。あるいは、記録モジュール30は、過去に分散型台帳に記録した危険車両データに、今回新たに判定した他車両の危険車両データを結合したハッシュ値を生成し、このハッシュ値を分散型台帳に記録する。
なお、分散型台帳に記録可能なカメラデバイス10は、予め認証されたもののみであってもよい。すなわち、記録モジュール30が分散型台帳に記録可能なカメラデバイス10は、予め認証されたものであってもよい。このカメラデバイス10の認証方法の一例としては、このカメラデバイス10を所有するユーザが、専用アプリ、認証用サイト又は事前の申し込み等により、ユーザの識別子(氏名、電話番号、使用するユーザ端末の識別子、カメラデバイス10が設置された車両ナンバー等)及びパスワード等を登録することにより、カメラデバイス10を分散型台帳に記録可能なデバイスとして認証する。
トークン発行モジュール47は、分散型台帳に危険車両データを記録したユーザにトークンを発行する(ステップS20)。ステップS20において、トークン発行モジュール47は、予めカメラデバイス10に紐付けられたユーザに対して、トークンを発行する。このトークンは、分散型台帳に危険車両データを記録する度又は所定回数記録する度に発行される。カメラデバイス10に紐付けられたユーザの一例としては、このユーザの識別子と、カメラデバイス10の識別子とを予め紐付けることにより実現される。
なお、ステップS20の処理は、省略してもよい。この場合、カメラデバイス10は、後述する処理において、発行したトークンに関連するものを省略した処理を実行すればよい。
また、このとき、カメラデバイス10は、危険運転車両が周辺にいることを通知してもよい。この場合、カメラデバイス10は、自身に紐付けられたユーザが使用するユーザ端末等に危険運転車両が周辺にいることを示す危険運転車両通知を出力する。ユーザ端末は、この危険運転車両通知を受信し、後述するような通知画面を自身の表示部に表示又はスピーカ等を介して通知音声を放音してもよい。カメラデバイス10は、この危険運転車両通知を実行する場合、発行されたトークンを消費することにより実行する。
以上が、危険運転車両記録処理である。
[第一の危険運転車両通知処理]
図4に基づいて、危険運転車両通知システム1が実行する第一の危険運転車両通知処理について説明する。図4は、カメラデバイス10が実行する第一の危険運転車両通知処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
なお、上述した危険運転車両記録処理と同様の処理については、その詳細な説明を省略する。
はじめに、撮影モジュール40は、他車両の画像を撮影する(ステップS30)。ステップS30の処理は、上述したステップS10の処理と同様である。
時間情報取得モジュール42は、時間情報を取得する(ステップS31)。ステップS31の処理は、上述したステップS12の処理と同様である。
位置情報取得モジュール20は、自身の位置情報を取得する(ステップS32)。ステップS32の処理は、上述したステップS13の処理と同様である。
画像解析モジュール43は、取得した画像を画像解析する(ステップS33)。ステップS33の処理は、上述したステップS14の処理と同様である。
特定モジュール44は、抽出した特徴点又は特徴量に基づいて、他車両画像データを特定する(ステップS34)。ステップS34の処理は、上述したステップS15の処理と略同様であるが、特定する他車両画像データは、車両ナンバーのみであればよい。
他車両入替検出モジュール48は、今回取得した画像における他車両画像データと、これまでに取得した画像(例えば、上述した危険運転車両記録処理時に取得した画像や、今回以前の時間に取得した画像)における他車両画像データとを比較し、他車両が入れ替わったか否かを検出する(ステップS35)。ステップS35において、他車両入替検出モジュール48は、他車両画像データにおける車両ナンバーを其々で比較し、相違しているか否かに基づいて、他車両が入れ替わったか否かを検出する。
ステップS35において、他車両入替検出モジュール48は、他車両が入れ替わったことを検出しなかった場合(ステップS35 NO)、カメラデバイス10は、本処理を終了する。
一方、ステップS35において、他車両入替検出モジュール48は、他車両が入れ替わったことを検出した場合(ステップS35 YES)、照会モジュール49は、この入れ替わった他車両の車両ナンバーを、分散型台帳に照会する(ステップS36)。ステップS36において、照会モジュール49は、例えば、この入れ替わった他車両の車両ナンバーを、これまでに分散型台帳に記録された他車両の車両ナンバーと照会する。あるいは、照会モジュール49は、この他車両の車両ナンバーのハッシュ値を、分散型台帳に記録したハッシュ値と照会する。
照会モジュール49は、照会の結果、他車両の車両ナンバーが、分散型台帳に記録されているか否かを判定する(ステップS37)。ステップS37において、照会モジュール49は、この車両ナンバーが分散型台帳に記録されていないと判定した場合(ステップS37 NO)、カメラデバイス10は、本処理を終了する。
一方、ステップS37において、照会モジュール49は、この車両ナンバーが分散型台帳に記録されていると判定した場合(ステップS37 YES)、通知モジュール21は、危険運転車両が自身の周辺に存在することをユーザに通知する(ステップS38)。ステップS38において、通知モジュール21は、このユーザに紐付けられたユーザ端末に、この通知を実行する。通知モジュール21は、記録モジュール30が予めユーザの識別子と、ユーザ端末の識別子と紐付けて記録したデータベース等を参照することにより、このユーザに紐付けられたユーザ端末を特定する。通知モジュール21は、この特定したユーザ端末に、危険運転車両がユーザの周辺に存在することを通知する。通知モジュール21は、このユーザ端末として、例えば、車載端末や携帯端末等に危険運転車両が周辺に存在することを通知することにより、ユーザにこのことを通知する。このとき、通知モジュール21は、この旨の通知をユーザ端末の画面上に表示又は音声により出力の何れか又は双方を実行させることにより、ユーザに通知する。
さらに、通知モジュール21は、危険運転車両の車両ナンバーを分散型台帳に記録した際に発行したトークンを消費することにより、危険運転車両が自身の周辺に存在することをユーザに通知する。通知モジュール21は、一回ユーザにこの通知を実行する際、1のトークンを消費する。
なお、このトークンの消費量は、必ずしも一定でなくてもよく、可変であってもよい。例えば、上述した危険運転車両記録処理において、危険車両データにスコアも併せて分散型台帳に記録することにより、このスコアの値に応じて、消費するトークン量を変更していてもよい。例えば、スコアが高い他車両程、悪質性が高い危険運転車両であることが考えられることから、このスコアが高い他車両の車両ナンバーを通知する際のトークンの消費量を少なく設定する。一方、スコアが低い他車両程、悪質性は低い危険運転車両であることが考えられることから、このスコアが低い他車両の車両ナンバーを通知する際のトークンの消費量を高く設定する。また、例えば、スコアが極めて高い(例えば、全ての項目に該当する場合)他車両の車両ナンバーを通知する際は、トークンの消費量を0と設定してもよい。また、その逆のトークンの消費量であってもよい。
また、通知モジュール21は、トークンが発行されていない場合、トークンを必要とせずにユーザ端末に通知してもよい。
通知モジュール21が実行する通知内容の一例について説明する。図6は、通知モジュール21がユーザ端末に危険運転車両が周辺に存在することを通知する通知画面の一例を示す図である。図6において、ユーザ端末100は、通知モジュール21が通知した内容を、自身の表示部に表示する。ユーザ端末100は、通知画面として、自身の表示部に、危険運転車両が周辺に存在することをテキスト表示する。例えば、ユーザ端末100は、「貴方の周辺に危険運転車両が存在しています。注意して運転してください。」と表示する。また、このとき、ユーザ端末100は、この表示するテキストを音声変換し、スピーカ等により音声変換したテキストを出力する。
なお、通知モジュール21が実行する通知内容は、ユーザ端末の表示部に表示又は音声による出力の何れかであってもよい。
通知モジュール21が実行する通知内容の一例について説明する。図7は、通知モジュール21がユーザ端末に危険運転車両が周辺に存在することを通知する通知画面の一例を示す図である。図7において、ユーザ端末100は、通知モジュール21が通知した内容を自身の表示部に表示する。ユーザ端末100は、通知画面として、カメラデバイス10が設けられた車両110、危険運転車両120の位置を地図上に表示する。通知モジュール21は、車両110の時間情報及び位置情報を通知内容に含めて通知する。その結果、ユーザ端末100は、車両110の現在位置と、危険運転車両120の特定した時間情報や位置情報とに基づいて、地図上に、車両110の現在位置と、危険運転車両120の現在位置及び上述したようなテキスト130とを併せて表示する。このとき、上述した音声を出力してもよい。
なお、通知モジュール21が実行する通知内容は、地図上に危険運転車両を表示するのみで、ユーザ端末の表示部にテキスト表示又は音声による出力の何れも行わなくてもよい。また、通知モジュール21が実行する通知内容は、ユーザ端末の表示部に表示又は音声による出力の何れかであってもよい。
以上が、第一の危険運転車両通知処理である。
[第二の危険運転車両通知処理]
図5に基づいて、危険運転車両通知システム1が実行する第二の危険運転車両通知処理について説明する。図5は、カメラデバイス10が実行する第二の危険運転車両通知処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
なお、上述した危険運転車両記録処理又は第一の危険運転車両通知処理と同様の処理については、その詳細な説明を省略する。
時間情報取得モジュール42は、時間情報を取得する(ステップS40)。ステップS40の処理は、上述したステップS12の処理と同様である。
位置情報取得モジュール20は、自身の位置情報を取得する(ステップS41)。ステップS41の処理は、上述したステップS13の処理と同様である。
照会モジュール49は、今回取得した時間情報及び位置情報を、分散型台帳に照会する(ステップS42)。ステップS42において、照会モジュール49は、例えば、この取得した時間情報及び位置情報を、これまでに分散型台帳に記録された他車両の時間情報及び位置情報と照会する。あるいは、照会モジュール49は、この時間情報及び位置情報のハッシュ値を、分散型台帳に記録されたハッシュ値と照会する。
照会モジュール49は、照会の結果、危険運転車両が、自身の進行方向又は目的地までの経路上にあるか否かを判定する(ステップS43)。ステップS43において、照会モジュール49は、危険運転車両の位置情報及び時間情報に基づいて、この条件を満たす危険運転車両があるか否かを判定する。例えば、自身の進行方向の所定範囲内にこの危険運転車両があるか否か、自身の目的地までに必要な時間内かつ目的地までの経路上にこの危険運転車両があるか否かを判定する。
ステップS43において、照会モジュール49は、危険運転車両が、自身の進行方向又は目的地までの経路上にないと判定した場合(ステップS43 NO)、カメラデバイス10は、本処理を終了する。
一方、ステップS43において、照会モジュール49は、危険運転車両が、自身の進行方向又は目的地までの経路上にあると判定した場合(ステップS43 YES)、通知モジュール21は、危険運転車両が、自身の進行方向又は目的地までの経路上にあることをユーザに通知する(ステップS44)。ステップS44において、通知モジュール21は、記録モジュール30が予めユーザの識別子と、ユーザ端末の識別子と紐付けて記録したデータベース等を参照することにより、このユーザに紐付けられたユーザ端末を特定する。通知モジュール21は、この特定したユーザ端末に、危険運転車両が自身の進行方向又は目的地までの経路上にあることを通知する。通知モジュール21は、このユーザ端末に危険運転車両が自身の進行方向又は目的地までの経路上にあることを通知することにより、ユーザにこのことを通知する。このとき、通知モジュール21は、この旨の通知をユーザ端末の画面上に表示又は音声により出力の何れか又は双方を実行させることにより、ユーザに通知する。
さらに、通知モジュール21は、上述したステップS38の処理と同様に、危険運転車両の車両ナンバーを分散型台帳に記録した際に発行したトークンを消費することにより、危険運転車両が自身の進行方向又は目的地までの経路上にあることをユーザに通知する。
通知モジュール21が実行する通知内容の一例について説明する。図8は、通知モジュール21がユーザ端末に危険運転車両が自身の進行方向に存在することを通知する通知画面の一例を示す図である。図8において、ユーザ端末100は、通知モジュール21が通知した内容を、自身の表示部に表示する。ユーザ端末100は、通知画面として、自身の表示部に、カメラデバイス10が設けられた車両の進行方向に、危険運転車両が存在することをテキスト表示する。例えば、ユーザ端末100は、「貴方の進行方向に危険運転車両が存在しています。注意して運転してください。」と表示する。また、このとき、ユーザ端末100は、この表示するテキストを音声変換し、スピーカ等により音声変換したテキストを出力する。
通知モジュール21は、危険運転車両が目的地までの経路上にある場合も、上述した図8と同様に、ユーザ端末に通知する。このとき、例えば、ユーザ端末100は、「貴方の目的地までの経路上に危険運転車両が存在しています。注意して運転してください。」と表示する。また、このとき、ユーザ端末100は、この表示するテキストを音声変換し、スピーカ等により音声変換したテキストを出力する。
なお、通知モジュール21が実行する通知内容は、ユーザ端末の表示部に表示又は音声による出力の何れかであってもよい。
通知モジュール21が実行する通知内容の一例について説明する。図9は、通知モジュール21がユーザ端末に危険運転車両が目的地までの経路上に存在することを通知する通知画面の一例を示す図である。図9において、ユーザ端末100は、通知モジュール21が通知した内容を自身の表示部に表示する。ユーザ端末100は、通知画面として、カメラデバイス10が設けられた車両110、目的地200、目的地までの経路210、危険運転車両120の位置を地図上に表示する。通知モジュール21は、車両110の時間情報及び位置情報を通知内容に含めて通知する。その結果、ユーザ端末100は、車両110の現在位置と、危険運転車両120の特定した時間情報や位置情報とに基づいて、地図上に車両110の現在位置、目的地200、目的地までの経路210、危険運転車両120の現在位置と上述したようなテキスト220とを併せて表示する。このとき、上述したような音声を出力してもよい。
通知モジュール21は、危険運転車両が自身の進行方向に存在する場合も、上述した図9と同様に、ユーザ端末に通知する。このとき、例えば、ユーザ端末100は、車両110、進行方向、危険運転車両の現在位置と上述したようなテキストとを地図上に表示する。このとき、上述したような音声を出力してもよい。
なお、通知モジュール21が実行する通知内容は、地図上に危険運転車両を表示するのみで、ユーザ端末の表示部にテキスト表示又は音声による出力の何れも行わなくてもよい。また、通知モジュール21が実行する通知内容は、ユーザ端末の表示部に表示又は音声による出力の何れかであってもよい。
以上が、第二の危険運転車両通知処理である。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、コンピュータからネットワーク経由で提供される(SaaS:ソフトウェア・アズ・ア・サービス)形態で提供される。また、プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記録装置又は外部記録装置に転送し記録して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記録装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記録装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 危険運転車両通知システム、10 カメラデバイス
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
本発明の第1の態様に係るコンピュータシステムは、車両に備えられたカメラデバイスと、分散型台帳とからなるコンピュータシステムであって、カメラデバイスが撮影する周辺の他の車両の画像を取得する取得手段と、画像を解析して、周辺の他の車両の車両ナンバーを特定する特定手段と、画像を解析して、周辺の他の車両が危険運転であるか否かを判定する判定手段と、危険運転であると判定した場合、特定した車両ナンバーを、危険運転車両として分散型台帳に記録する記録手段と、分散型台帳に車両ナンバーを記録したカメラデバイスに紐付けられたユーザに、トークンを発行する発行手段と、画像を解析して、周辺の他の車両が入れ替わったか否かを検出する検出手段と、入れ替わったと検出した場合、入れ替わった車両の車両ナンバーを、分散型台帳に照会する照会手段と、照会の結果、入れ替わった車両の車両ナンバーが分散型台帳に記録されていた場合、トークンを消費して、危険運転車両が周辺に存在することをユーザ端末に通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様に係るカメラデバイスは、車両に備えられたカメラデバイスであって、自身が撮影する周辺の他の車両の画像を取得する取得手段と、画像を解析して、周辺の他の車両の車両ナンバーを特定する特定手段と、画像を解析して、周辺の他の車両が危険運転であるか否かを判定する判定手段と、危険運転であると判定した場合、特定した車両ナンバーを、危険運転車両として分散型台帳に記録する記録手段と、画像を解析して、周辺の他の車両が入れ替わったか否かを検出する検出手段と、入れ替わったと検出した場合、入れ替わった車両の車両ナンバーを、分散型台帳に照会する照会手段と、照会の結果、入れ替わった車両の車両ナンバーが分散型台帳に記録されていた場合、危険運転車両が周辺に存在することをユーザ端末に通知する通知手段と、を備え、分散型台帳に車両ナンバーを記録したカメラデバイスに紐付けられたユーザにトークンが発行され、通知手段は、トークンを消費してユーザに紐付けられたユーザ端末に通知する、ことを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る危険運転車両通知方法は、車両に備えられたカメラデバイスと、分散型台帳とからなるコンピュータシステムが実行する危険運転車両通知方法であって、カメラデバイスが撮影する周辺の他の車両の画像を取得するステップと、画像を解析して、周辺の他の車両の車両ナンバーを特定するステップと、画像を解析して、周辺の他の車両が危険運転であるか否かを判定するステップと、危険運転であると判定した場合、特定した車両ナンバーを、危険運転車両として分散型台帳に記録するステップと、分散型台帳に車両ナンバーを記録したカメラデバイスに紐付けられたユーザに、トークンを発行するステップと、画像を解析して、周辺の他の車両が入れ替わったか否かを検出するステップと、入れ替わったと検出した場合、入れ替わった車両の車両ナンバーを、分散型台帳に照会するステップと、照会の結果、入れ替わった車両の車両ナンバーが分散型台帳に記録されていた場合、トークンを消費して、危険運転車両が周辺に存在することをユーザ端末に通知するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明の第4の態様に係るプログラムは、車両に備えられたカメラデバイスと、分散型台帳とからなるコンピュータシステムに、カメラデバイスが撮影する周辺の他の車両の画像を取得するステップ、画像を解析して、周辺の他の車両の車両ナンバーを特定するステップ、画像を解析して、周辺の他の車両が危険運転であるか否かを判定するステップ、危険運転であると判定した場合、特定した車両ナンバーを、危険運転車両として分散型台帳に記録するステップ、分散型台帳に車両ナンバーを記録したカメラデバイスに紐付けられたユーザに、トークンを発行するステップ、画像を解析して、周辺の他の車両が入れ替わったか否かを検出するステップ、入れ替わったと検出した場合、入れ替わった車両の車両ナンバーを、分散型台帳に照会するステップ、照会の結果、入れ替わった車両の車両ナンバーが分散型台帳に記録されていた場合、トークンを消費して、危険運転車両が周辺に存在することをユーザ端末に通知するステップ、を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムである。

Claims (10)

  1. 車両に備えられたカメラデバイスと、分散型台帳とからなるコンピュータシステムであって、
    前記カメラデバイスが撮影する周辺の他の車両の画像を取得する取得手段と、
    前記画像を解析して、前記周辺の他の車両の車両ナンバーを特定する特定手段と、
    前記画像を解析して、前記周辺の他の車両が危険運転であるか否かを判定する判定手段と、
    危険運転であると判定した場合、特定した前記車両ナンバーを、危険運転車両として前記分散型台帳に記録する記録手段と、
    前記画像を解析して、前記周辺の他の車両が入れ替わったか否かを検出する検出手段と、
    入れ替わったと検出した場合、入れ替わった車両の車両ナンバーを、前記分散型台帳に照会する照会手段と、
    照会の結果、前記入れ替わった車両の車両ナンバーが前記分散型台帳に記録されていた場合、前記危険運転車両が周辺に存在することをユーザ端末に通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 前記取得手段は、前記画像を取得した時間情報及び位置情報を取得し、
    前記記録手段は、特定した前記車両ナンバーと、取得した前記時間情報及び前記位置情報とを記録し、
    前記通知手段は、前記周辺に存在する危険運転車両を、前記時間情報及び前記位置情報に応じて、前記ユーザ端末に対して、地図上に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  3. 前記分散型台帳に前記車両ナンバーを記録した前記カメラデバイスに紐付けられたユーザに、トークンを発行する発行手段と、
    をさらに備え、
    前記通知手段は、前記トークンを消費して前記ユーザに紐付けられたユーザ端末に通知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  4. 前記記録手段は、予め認証されたカメラデバイスのみが記録する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  5. 前記判定手段は、所定速度、所定時間、車両距離、蛇行運転、幅寄せ運転、急停止又は煽り運転のうち少なくとも一つに基づいて、危険運転であるか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  6. 前記通知手段は、自身の進行方向にある前記危険運転車両を地図上に表示させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のコンピュータシステム。
  7. 前記通知手段は、目的地までの経路上にある前記危険運転車両を地図上に表示させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のコンピュータシステム。
  8. 車両に備えられたカメラデバイスであって、
    自身が撮影する周辺の他の車両の画像を取得する取得手段と、
    前記画像を解析して、前記周辺の他の車両の車両ナンバーを特定する特定手段と、
    前記画像を解析して、前記周辺の他の車両が危険運転であるか否かを判定する判定手段と、
    危険運転であると判定した場合、特定した前記車両ナンバーを、危険運転車両として分散型台帳に記録する記録手段と、
    前記画像を解析して、前記周辺の他の車両が入れ替わったか否かを検出する検出手段と、
    入れ替わったと検出した場合、入れ替わった車両の車両ナンバーを、前記分散型台帳に照会する照会手段と、
    照会の結果、前記入れ替わった車両の車両ナンバーが前記分散型台帳に記録されていた場合、前記危険運転車両が周辺に存在することをユーザ端末に通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とするカメラデバイス。
  9. 車両に備えられたカメラデバイスと、分散型台帳とからなるコンピュータシステムが実行する危険運転車両通知方法であって、
    前記カメラデバイスが撮影する周辺の他の車両の画像を取得するステップと、
    前記画像を解析して、前記周辺の他の車両の車両ナンバーを特定するステップと、
    前記画像を解析して、前記周辺の他の車両が危険運転であるか否かを判定するステップと、
    危険運転であると判定した場合、特定した前記車両ナンバーを、危険運転車両として前記分散型台帳に記録するステップと、
    前記画像を解析して、前記周辺の他の車両が入れ替わったか否かを検出する検出手段と、
    入れ替わったと検出した場合、入れ替わった車両の車両ナンバーを、前記分散型台帳に照会するステップと、
    照会の結果、前記入れ替わった車両の車両ナンバーが前記分散型台帳に記録されていた場合、前記危険運転車両が周辺に存在することをユーザ端末に通知するステップと、
    を備えることを特徴とする危険運転車両通知方法。
  10. 車両に備えられたカメラデバイスと、分散型台帳とからなるコンピュータシステムに、
    前記カメラデバイスが撮影する周辺の他の車両の画像を取得するステップ、
    前記画像を解析して、前記周辺の他の車両の車両ナンバーを特定するステップ、
    前記画像を解析して、前記周辺の他の車両が危険運転であるか否かを判定するステップ、
    危険運転であると判定した場合、特定した前記車両ナンバーを、危険運転車両として前記分散型台帳に記録するステップ、
    前記画像を解析して、前記周辺の他の車両が入れ替わったか否かを検出するステップ、
    入れ替わったと検出した場合、入れ替わった車両の車両ナンバーを、前記分散型台帳に照会するステップ、
    照会の結果、前記入れ替わった車両の車両ナンバーが前記分散型台帳に記録されていた場合、前記危険運転車両が周辺に存在することをユーザ端末に通知するステップ、
    を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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