JPWO2020026358A1 - コンピュータシステム、収穫時期予測方法及びプログラム - Google Patents

コンピュータシステム、収穫時期予測方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より簡単に農作物の生育状況や収穫時期を予測することが容易なコンピュータシステム、収穫時期予測方法及びプログラムを提供することを目的とする。【解決手段】コンピュータシステムは、農作物の画像を取得し、前記画像から前記農作物の収穫物を認識し、認識した前記収穫物の画像から、当該収穫物の状況又は状態(収穫時期又は収穫量のうちの少なくとも一つ)を予測する。また、コンピュータシステムは、農作物周辺における一定期間の環境データ(積算温度、積算日射量、農作物の位置情報のうちの少なくとも一つ)に基づいて、当該収穫物の状況又は状態を予測する。【選択図】図1

Description

本発明は、農作物の収穫時期を予測するコンピュータシステム、収穫時期予測方法及びプログラムに関する。
近年、様々なモノをインターネットに接続するIoT(Internet of Things)が盛んになっている。特に、農業分野において、作業者の高齢化、個人のカンや経験に頼った生産活動、生産に関わる原価管理等の問題を解決するために、IoTを利用した農作物の育成が望まれている。
このような農作物の育成において、例えば、農作物の画像と、この農作物に含まれる化合物とに基づいて、農作物の評価を行う構成が開示されている(特許文献1参照)。
特開2017−3526号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、予め農作物に含まれる化合物に関する情報を取得する必要や、予め特定の化合物と農作物の画像との関係に関する情報が必要となることから手間やコストがかかってしまうおそれがあった。
本発明は、より簡単に農作物の生育状況や収穫時期を予測することが容易なコンピュータシステム、収穫時期予測方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
本発明は、農作物の画像を取得する画像取得手段と、
前記画像から前記農作物の収穫物を認識する認識手段と、
認識した前記収穫物の画像から、当該収穫物の状況又は状態を予測する予測手段と、
を備えることを特徴とするコンピュータシステムを提供する。
本発明によれば、コンピュータシステムは、農作物の画像を取得し、前記画像から前記農作物の収穫物を認識し、認識した前記収穫物の画像から、当該収穫物の状況又は状態を予測する。
本発明は、コンピュータシステムのカテゴリであるが、方法及びプログラム等の他のカテゴリにおいても、そのカテゴリに応じた同様の作用・効果を発揮する。
本発明によれば、より簡単に農作物の生育状況や収穫時期を予測することが容易なコンピュータシステム、収穫時期予測方法及びプログラムを提供することが可能となる。
図1は、収穫時期予測システム1の概要を示す図である。 図2は、収穫時期予測システム1の全体構成図である。 図3は、コンピュータ10が実行する第一予測処理を示すフローチャートである。 図4は、コンピュータ10が実行する第二予測処理を示すフローチャートである。 図5は、コンピュータ10が実行する学習処理を示すフローチャートである。 図6は、コンピュータ10が取得した画像に対して、画像解析を実行した結果を模式的に示した図である。 図7は、コンピュータ10が認識したトマトの実100を模式的に示した図である。 図8は、コンピュータ10が記憶する環境データデータベースの一例を模式的に示した図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれらに限られるものではない。
[収穫時期予測システム1の概要]
本発明の好適な実施形態の概要について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明の好適な実施形態である収穫時期予測システム1の概要を説明するための図である。収穫時期予測システム1は、コンピュータ10から構成され、農作物の収穫時期を予測するコンピュータシステムである。
なお、収穫時期予測システム1は、コンピュータ10に加え、農作物の静止画や動画等の画像を撮影する撮影手段を有したドローンや、農作物の収穫作業や管理等を行う作業者が所持する作業者端末等が含まれていてもよい。
コンピュータ10は、ドローンが撮影した農作物(例えば、レーン毎に育成中のトマト)の画像を取得し、この画像から農作物の収穫物(一のレーンにおける各トマトの実)を認識する。このとき、コンピュータ10は、農作物の画像を画像解析することにより、画像に含まれる収穫物を認識する。コンピュータ10は、この認識した収穫物の画像から、収穫物の育成状況(収穫物の状況又は状態(収穫時期又は収穫量のうちの少なくとも一つ))を予測する。
また、コンピュータ10は、農作物の周辺における一定期間の環境データ(積算温度、積算日射量、農作物の位置情報のうちの少なくとも一つ)を取得し、この環境データを加味して、収穫物の育成状況を予測する。
また、コンピュータ10は、実際に収穫物を収穫した際の、この収穫物の育成状況を教師データとして学習し、この教師データを加味して、収穫物の育成状況を予測する。
収穫時期予測システム1が実行する処理の概要について説明する。
はじめに、コンピュータ10は、農作物の画像を取得する(ステップS01)。コンピュータ10は、ドローンが撮影した農作物の動画や静止画等の画像を取得する。このとき、ドローンは栽培中の全ての農作物を撮影する。例えば、ドローンは、レーン毎に農作物が育成されている場合、各レーンの画像を撮影する。コンピュータ10は、この各レーンにおける農作物の画像を取得することになる。コンピュータ10は、全てのレーンにおける農作物の画像を取得することにより、管理する全ての農作物の画像を取得する。
コンピュータ10は、取得した画像から農作物の収穫物を認識する(ステップS02)。コンピュータ10は、取得した画像を画像解析し、その特徴点(形状、輝度、色、輪郭等)や特徴量(画素値の平均、分散、ヒストグラム等)を抽出する。コンピュータ10は、この抽出した特徴点や特徴量に基づいて、農作物の収穫物を認識する。ここでの収穫物とは、例えば、農作物がトマトである場合、一つ一つのトマトの実といったように、個々の農作物を意味する。コンピュータ10は、上述した例では、各レーンにおけるトマトにおける、個々のトマトの実を認識する。
コンピュータ10は、認識した収穫物の画像から、この収穫物の育成状況を予測する(ステップS03)。コンピュータ10は、育成状況として、収穫物の収穫時期(何日後に出荷可能か、何月何日に出荷可能か等)又は収穫量(各収穫物の熟度等に基づいた全体の収穫可能数)の少なくとも一つを予測する。この時、コンピュータ10は、育成状況の予測に際して、この農作物周における一定期間の環境データ(積算温度、積算日射量、農作物の位置情報のうちの少なくとも一つ)を加味したうえで、収穫物の育成状況を予測してもよい。また、コンピュータ10は、育成状況の予測に際して、過去に収穫した収穫物と同種の収穫物の育成状況を教師データとして学習しておき、この教師データを加味したうえで、収穫物の育成状況を予測してもよい。
以上が、収穫時期予測システム1の概要である。
[収穫時期予測システム1のシステム構成]
図2に基づいて、本発明の好適な実施形態である収穫時期予測システム1のシステム構成について説明する。図2は、本発明の好適な実施形態である収穫時期予測システム1のシステム構成を示す図である。図2において、収穫時期予測システム1は、コンピュータ10から構成され、農作物の収穫時期を予測するコンピュータシステムである。
なお、収穫時期予測システム1は、上述した通り、ドローンや作業者端末等が含まれていてもよい。
コンピュータ10は、制御部として、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部として、他の機器(図示していないドローンや作業者端末等)と通信可能にするためのデバイスス、例えば、IEEE802.11に準拠したWi―Fi(Wireless―Fidelity)対応デバイス等を備える。また、コンピュータ10は、記憶部として、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。また、コンピュータ10は、処理部として、各種処理を実行する各種デバイス等を備える。
コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部と協働して、画像取得モジュール20、通知モジュール21、環境データ取得モジュール22、育成状況取得モジュール23を実現する。また、コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、記憶部と協働して、記憶モジュール30を実現する。また、コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、処理部と協働して、解析モジュール40、認識モジュール41、熟度判定モジュール42、予測モジュール43、学習モジュール44を実現する。
[第一予測処理]
図3に基づいて、収穫時期予測システム1が実行する第一予測処理について説明する。図3は、コンピュータ10が実行する第一予測処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
画像取得モジュール20は、農作物の画像を取得する(ステップS10)。ステップS10において、画像取得モジュール20は、ドローンが撮影した農作物の動画や静止画等の画像を取得する。このとき、ドローンは、栽培中の作物をレーン毎等の所定範囲毎に撮影する。ドローンは、この撮影した画像を、画像データとして、コンピュータ10に送信する。画像取得モジュール20は、このドローンが送信した画像データを受信することにより、農作物の画像を取得する。画像取得モジュール20は、自身が管理する全ての農作物又は管理する農作物のうち一又は複数種類の農作物の画像を取得する。例えば、対象の農作物がトマトであり、トマトが複数のレーンで栽培されている場合、ドローンは、この複数のレーンの其々に栽培されたトマトを撮影した画像を、画像データとしてコンピュータ10に送信する。画像取得モジュール20は、この画像データを受信することにより、複数のレーンにおけるトマトの画像を取得することになる。
解析モジュール40は、取得した画像を画像解析する(ステップS11)。ステップS11において、解析モジュール40は、画像の特徴点や特徴量を抽出することにより、画像解析を実行する。解析モジュール40は、画像の特徴点として、形状、輝度、色、輪郭等を抽出する。また、解析モジュール40は、画像の特徴量として、画素値の平均、分散、ヒストグラム等を抽出する。ここで、解析モジュール40は、上述した例において、この画像に含まれているトマトを農作物として解析する。このとき、解析モジュール40は、トマトの数、位置、形状、色味、大きさを其々抽出する。
認識モジュール41は、取得した画像から、農作物の収穫物を認識する(ステップS12)。ステップS12において、認識モジュール41は、抽出した農作物から収穫物を認識する。認識モジュール41は、この収穫物の形状、色味、大きさ等の育成状況を類推可能な育成情報を認識する。収穫物は、上述した例において、一のレーンに存在するトマトのうち、個々のトマトの実を意味する。認識モジュール41は、個々のトマトの実の育成情報を認識する。
熟度判定モジュール42は、収穫物の熟度を判定する(ステップS13)。ステップS13において、熟度判定モジュール42は、認識した収穫物の育成情報に基づいて、この収穫物の熟度を判定する。熟度とは、収穫物の熟した程度である。熟度は、複数の段階(例えば、出荷可能な状態を100%とし、それ以前の段階(出荷前状態)では、各段階に応じた100%未満の値とし、それ以後の段階(過熟状態)では100%を超えた値とする)に分けられている。熟度判定モジュール42は、予め記憶モジュール30に記憶させた、収穫物の種類毎に育成情報と熟度とを対応付けた熟度管理データベースを参照することにより、この収穫物の熟度を判定する。熟度判定モジュール42は、認識した収穫物の育成情報に基づいて、熟度管理データベースにおけるこの収穫物の育成情報を特定し、この特定した育成情報に対応付けられた熟度を、収穫物の熟度として判定する。
図6に基づいて、認識モジュール41が実行する収穫物の認識について説明する。図6は、画像取得モジュール20が取得した画像に対して、画像解析を実行した結果を模式的に示した図である。認識モジュール41は、画像解析の結果に基づいて、取得したこのレーンの画像におけるトマトの数及びその位置を認識する。認識モジュール41は、トマトの実100〜113がこの画像中に含まれていることを認識し、収穫物として、このトマトの実100〜113の其々を認識する。また、認識モジュール41は、このトマトの実100〜113の其々の育成情報を其々認識する。
図7に基づいて、熟度判定モジュール42が実行する収穫物の熟度の判定について説明する。図7は、認識モジュール41が認識したトマトの実100を模式的に示した図である。熟度判定モジュール42は、このトマトの実100の育成情報に基づいて、このトマトの実100の熟度を判定する。熟度判定モジュール42は、今回認識した収穫物がトマトの実であることから、上述した熟度管理データベースにおけるトマトの実に対応付けられた育成情報を特定する。熟度判定モジュール42は、特定したこの熟度管理データベースにおける育成情報に対応付けられた熟度を特定する。熟度判定モジュール42は、認識したトマトの実100の育成情報と、熟度管理データベースにおける育成情報とを比較し、認識したトマトの実100の育成情報に近似(一致又は類似)する育成情報に対応付けられた熟度を特定する。熟度判定モジュール42は、この特定した熟度を、トマトの実100の熟度として判定する。
予測モジュール43は、この判定した熟度に基づいて、この収穫物の育成状況を予測する(ステップS14)。ステップS14において、予測モジュール43は、育成状況として、収穫物の収穫時期(出荷可能予定日、出荷可能予定期間等)又は収穫量(各レーン又は全体の出荷可能な収穫物の総数、特定期間における出荷可能な収穫物の数等)のうちの少なくとも一つを予測する。
このとき、予測モジュール43は、特定した収穫物の熟度の値に基づいて、収穫時期を予測する。具体的には、予測モジュール43は、この収穫物の熟度が100%である場合、この熟度の判定をした日付から所定の期間(当日又は数日)を収穫時期として予測する。また、予測モジュール43は、この収穫物の熟度が100%未満である場合、収穫時期を熟度が100%になるまでに必要な日数を加味して予測する。すなわち、予測モジュール43は、熟度の判定をした日付に熟度が100%になるまでに必要な日数を加算した日付から所定の期間(数日後)を収穫時期として予測する。また、予測モジュール43は、この収穫物の熟度が100%を超える場合、収穫時期が既に過ぎていることから当日中を収穫時期として予測する。
なお、収穫物の熟度が100%を大幅(例えば、120%以上)に超えている場合、収穫時期の予測を中止し、廃棄を予測してもよい。
予測モジュール43は、特定した収穫物の熟度に基づいて、収穫量を予測する。具体的には、予測モジュール43は、この収穫物の熟度が100%であるものの個数を、収穫量として予測する。また、予測モジュール43は、この収穫物の熟度が100%未満であるものの個数を、収穫可能ではないことから収穫量を0として予測する。また、予測モジュール43は、この収穫物の熟度が100%を超えるものの個数を、熟度の値に応じて、収穫量として予測する(例えば、100%〜110%のものはカウントし、110%以上のものはカウントしない)。
なお、収穫物の熟度が100%を大幅(例えば、120%以上)に超えている場合、収穫量の予測を中止し、廃棄を予測してもよい。
また、予測モジュール43は、特定した収穫物の熟度の値に基づいて、収穫時期及び収穫量を予測してもよい。
通知モジュール21は、この予測した結果を、作業者端末等に通知する(ステップS15)。ステップS15において、通知モジュール21は、この予測した育成状況を、育成状況データとして、作業者端末等に送信する。作業者端末は、この育成状況データを受信し、表示部等に表示することにより、作業者に育成状況を通知する。通知モジュール21は、収穫物の育成状況を作業者端末等に表示させることにより、作業者に収穫物の育成状況を通知する。
以上が、第一予測処理である。
[第二予測処理]
図4に基づいて、収穫時期予測システム1が実行する第二予測処理について説明する。図4は、コンピュータ10が実行する第二予測処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
なお、上述した第一予測処理と同様の処理については、その詳細な説明は省略する。
画像取得モジュール20は、農作物の画像を取得する(ステップS20)。ステップS20の処理は、上述したステップS10の処理と同様である。
解析モジュール40は、取得した画像を画像解析する(ステップS21)。ステップS21の処理は、上述したステップS11の処理と同様である。
認識モジュール41は、取得した画像から、農作物の収穫物を認識する(ステップS22)。ステップS22の処理は、上述したステップS12の処理と同様である。
熟度判定モジュール42は、収穫物の熟度を判定する(ステップS23)。ステップS23の処理は、上述したステップS13の処理と同様である。
環境データ取得モジュール22は、農作物の一定期間の環境データを取得する(ステップS24)。ステップS24において、環境データとは、積算温度、積算日射量又は農作物の位置情報のうちの少なくとも一つである。環境データ取得モジュール22は、所定範囲(例えば、複数のレーンで農作物を栽培している場合、各レーン)における環境データを取得する。積算温度とは、所定期間における日平均気温が基準温度を超過した分の温度を合計したものである。積算日射量とは、所定期間における所定の範囲(例えば、複数のレーンで農作物を栽培している場合、各レーン)における日射量を所定の計算式で計算したものである。農作物の位置情報とは、所定の範囲(例えば、複数のレーンで農作物を栽培している場合、各レーン)における代表的な位置情報である。
環境データ取得モジュール22が取得する環境データの其々について説明する。積算温度は、所定の範囲に設置された積算温度計が、所定期間において測定した積算温度である。環境データ取得モジュール22は、この積算温度計が測定した積算温度を取得することにより、一定期間の積算温度を取得する。また、積算日射量は、所定の範囲に設置された日射計が、所定期間において測定した日射量に基づいたものである。環境データ取得モジュール22は、この日射計が測定した日射量を取得し、所定の計算をすることにより、一定期間の積算日射量を取得する。また農作物の位置情報は、予め作業者端末等により登録された農作物の位置情報である。環境データ取得モジュール22は、この登録された位置情報を取得することにより、農作物の位置情報を取得する。
記憶モジュール30は、取得した環境データを、環境データデータベースとして記憶する(ステップS25)。ステップS25において、記憶モジュール30は、環境データを取得した一定期間における所定の範囲と、各環境データとを対応付けて記憶する。
[環境データデータベース]
図8に基づいて、記憶モジュール30が記憶する環境データデータベースについて説明する。図8は、記憶モジュール30が記憶する環境データデータベースの一例を模式的に示した図である。記憶モジュール30は、環境データを取得した一定期間における環境データを取得した範囲と、各環境データとを対応付けて記憶する。この環境データデータベースにおいて、一定期間として「6月1日〜6月15日」、環境データを取得した範囲として「レーン名」、環境データとして「積算温度」、「積算日射量」、「位置情報」が登録されている。これは、この環境データを取得した期間と、場所と、この場所における環境データが登録されていることを意味する。すなわち、今回、環境データ取得モジュール22が環境データを取得したのは、「6月1日〜6月15日」の期間であり、環境データを取得した場所が「各レーン」であり、この「各レーン」における「積算温度」と、「積算日射量」と、「位置情報」とを対応付けて登録している。レーン1は、積算温度が5度、積算日射量が0.92MJ/m、位置情報がX1,Y1である。レーン2は、積算温度が3度、積算日射量が0.81MJ/m、位置情報がX2,Y2である。
コンピュータ10は、このように記憶した環境データを、後述する処理に利用する。
なお、環境データ取得モジュール22が環境データを取得し記憶するタイミングは、上述したタイミングに限らず、ステップS20の処理からステップS23の処理の間の任意のタイミングであってもよい。
予測モジュール43は、判定した熟度及び取得した環境データに基づいて、この収穫物の育成状況を予測する(ステップS26)。ステップS26において、予測モジュール43は、育成状況として、収穫物の収穫時期(出荷可能予定日、出荷可能予定期間等)又は収穫量(各レーン又は全体の出荷可能な収穫物の総数、特定期間における出荷可能な収穫物の数等)のうちの少なくとも一つを予測する。
予測モジュール43は、取得した環境データが生育に適したものである場合、熟度のみで予測したものよりも短い収穫時期を予測し、取得した環境データが生育に適さないものである場合、熟度のみで予測したものよりも長い収穫時期を予測する。
このとき、予測モジュール43は、特定した収穫物の熟度の値と、取得した環境データとに基づいて、収穫時期を予測する。この収穫時期の予測に関して、予測モジュール43は、各レーンにおける収穫物の収穫時期を其々予測し、各レーンにおいて予測した結果を、合算したものを収穫時期として予測する。レーン1を例として説明する。レーン1において、積算温度が5度、積算日射量が0.92MJ/m、位置情報が「X1,Y1」である。
予測モジュール43は、収穫物の熟度が100%である場合、この熟度における日数に、この積算温度、積算日射量又は位置情報を加味して収穫時期を予測する。例えば、熟度のみで判定した場合の収穫時期が当日又は3日以内であるとした場合、この積算温度、積算日射量又は位置情報が通常よりも生育に適したものである場合、熟度のみで予測した場合に比べて同じ日数であってもより熟すことが予測される。その結果、予測モジュール43は、この収穫物の収穫時期を、熟度のみで判定した場合と比較してより短い期間(例えば、熟度のみで判定した場合の収穫時期が当日又は3日以内である場合、今回の予測を当日又は2日以内)であるものと予測する。一方、この積算温度、積算日射量又は位置情報が通常よりも生育に適さないものである場合、熟度のみで予測した場合に比べて同じ日数であってもより熟さないことが予測される。その結果、予測モジュール43は、この収穫物の収穫時期を、熟度のみで判定した場合と比較してより長い期間(例えば、熟度のみで判定した場合の収穫時期が当日又は3日以内である場合、今回の予測を当日又は5日以内)であるものと予測する。
予測モジュール43は、収穫物の熟度が100%未満である場合、熟度が100%になるまでに必要な日数に、この積算温度、積算日射量又は位置情報を加味して収穫時期を予測する。例えば、熟度のみで判定した場合の収穫時期が3日後であるとした場合、この積算温度、積算日射量又は位置情報が通常よりも生育に適したものである場合、熟度のみで予測した場合に比べて同じ日数であってもより熟すことが予測される。その結果、予測モジュール43は、この収穫物の収穫時期を、熟度のみで判定した場合と比較してより短い期間(例えば、熟度のみで判定した場合の収穫時期が3日後である場合、今回の予測を2日後)であるものと予測する。一方、この積算温度、積算日射量又は位置情報が通常よりも生育に適さないものである場合、熟度のみで予測した場合に比べて同じ日数であってもより熟さないことが予測される。その結果、予測モジュール43は、この収穫物の収穫時期を、熟度のみで判定した場合と比較してより長い期間(例えば、熟度のみで判定した場合の収穫時期が3日後である場合、今回の予測を5日後)であるものと予測する。
予測モジュール43は、収穫物の熟度が100%を超える場合、収穫時期が既に過ぎていることに加え、この積算温度、積算日射量又は位置情報を加味して収穫時期を予測する。例えば、熟度のみで判定した場合の収穫時期が当日中であるとした場合、この積算温度、積算日射量又は位置情報が通常よりも生育に適したものである場合、熟度のみで予測した場合に比べて同じ日数であってもより熟すことが予測される。その結果、予測モジュール43は、この収穫物の収穫時期を、熟度のみで判定した場合と比較してより短い期間(例えば、熟度のみで判定した場合の収穫時期が当日中である場合、今回の予測を収穫には不適切)であるものと予測する。一方、この積算温度、積算日射量又は位置情報が通常よりも生育に適さないものである場合、熟度のみで予測した場合に比べて同じ日数であってもより熟さないことが予測される。その結果、予測モジュール43は、この収穫物の収穫時期を、熟度のみで判定した場合と比較してより長い期間(例えば、熟度のみで判定した場合の収穫時期が当時中である場合、今回の予測を当日又は2日後)であるものと予測する。
なお、収穫物の熟度が100%を大幅(例えば、120%以上)に超えている場合、収穫時期の予測を中止し、廃棄を予測してもよい。
予測モジュール43は、取得した環境データが生育に適したものである場合、熟度のみで予測したものよりも少ない又は多い収穫量を予測し、取得した環境データが生育に適さないものである場合、熟度のみで予測したものよりも少ない収穫量を予測する。
このとき、予測モジュール43は、特定した収穫物の熟度の値と、取得した環境データとに基づいて、収穫量を予測する。この収穫量の予測に関して、予測モジュール43は、各レーンにおける収穫物の収穫量を其々予測し、各レーンにおいて予測した結果を、合算したものを収穫量として予測する。レーン1を例として説明する。レーン1において、積算温度が5度、積算日射量が0.92MJ/m、位置情報が「X1,Y1」である。
予測モジュール43は、収穫物の熟度が100%である場合、収穫量を、この熟度における個数に、この積算温度、積算日射量又は位置情報を加味して収穫量を予測する。例えば、熟度のみで判定した場合の収穫量が2である場合、この積算温度、積算日射量又は位置情報が通常よりも生育に適したものである場合、熟度のみで予測した場合に比べてより熟していることが予測される。その結果、予測モジュール43は、この収穫物の収穫量を、熟度のみと判定した場合と比較してより多い個数(例えば、熟度のみで判定した場合の収穫量が2個である場合、今回の予測を4個)であるものと予測する。一方、この積算温度、積算日射量又は位置情報が通常よりも生育に適さないものである場合、熟度のみで予測した場合に比べてより熟さないことが予測される。その結果、予測モジュール43は、この収穫物の収穫量を、熟度のみで判定した場合と比較してより少ない個数(例えば、熟度のみで判定した場合の収穫量が2個である場合、今回の予測を1個)であるものと予測する。
予測モジュール43は、収穫物の熟度が100%未満である場合、収穫量を、この熟度における個数に、この積算温度、積算日射量又は位置情報を加味して収穫量を予測する。例えば、熟度のみで判定した場合の収穫量が未熟であることから0であるが、この積算温度、積算日射量又は位置情報が通常よりも生育に適したものである場合、熟度のみで予測した場合に比べてより熟していることが予測される。その結果、予測モジュール43は、この収穫物の収穫量を、熟度のみと判定した場合と比較してより多い個数(例えば、熟度のみで判定した場合の収穫量が0個である場合、今回の予測を2個)であるものと予測する。一方、この積算温度、積算日射量又は位置情報が通常よりも生育に適さないものである場合、熟度のみで予測した場合に比べてより熟さないことが予測される。その結果、予測モジュール43は、この収穫物の収穫量を、熟度のみで判定した場合と比較してより少ない個数(例えば、熟度のみで判定した場合の収穫量が0個である場合、今回の予測を0個)であるものと予測する。
予測モジュール43は、収穫物の熟度が100%を超える場合、収穫量を、この熟度における個数に、この積算温度、積算日射量又は位置情報を加味して収穫量を予測する。例えば、熟度のみで判定した場合の収穫量が熟度の値に応じて収穫量を予測するもの(例えば、100%〜110%のものはカウントし、110%以上のものはカウントしない。)であるが、この積算温度、積算日射量又は位置情報が通常よりも生育に適したものである場合、熟度のみで予測した場合に比べてより熟していることが予測される。その結果、予測モジュール43は、この収穫物の収穫量を、熟度のみと判定した場合と比較してより少ない個数(例えば、熟度のみで判定した場合の収穫量において、100%〜120%のものをカウントし、120%以上のものはカウントしない)であるものと予測する。一方、この積算温度、積算日射量又は位置情報が通常よりも生育に適さないものである場合、熟度のみで予測した場合に比べてより熟さないことが予測される。その結果、予測モジュール43は、この収穫物の収穫量を、熟度のみで判定した場合と比較してより多い個数(例えば、熟度のみで判定した場合の収穫量において、100%〜110%のものをカウントし、110%以上のものはカウントしない)であるものと予測する。
なお、収穫物の熟度が100%を大幅(例えば、130%以上)に超えている場合、収穫量の予測を中止し、廃棄を予測してもよい。
また、予測モジュール43は、特定した収穫物の熟度の値に基づいて、収穫時期及び収穫量を予測してもよい。
通知モジュール21は、この予測した結果を、作業者端末等に通知する(ステップS27)。ステップS27の処理は、上述したステップS15の処理と同様である。
以上が、第二予測処理である。
[学習処理]
図5に基づいて、収穫時期予測システム1が実行する学習処理について説明する。図5は、コンピュータ10が実行する学習処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
なお、上述した第一予測処理又は第二予測処理と同様の処理については、その詳細な説明は省略する。
育成状況取得モジュール23は、実際に収穫物を収穫した際の収穫物の育成状況を取得する(ステップS30)。ステップS30において、育成状況取得モジュール23は、作業者端末から、実際に農作物の収穫物の育成状況を取得する。このとき、作業者端末は、作業者からの入力操作を受け付け、収穫した時点における収穫物の育成状況の入力を受け付ける。ここでは、作業者端末は、この収穫物の収穫時の画像と、収穫時期と、収穫量との入力を受け付ける。育成状況取得モジュール23は、この作業者端末に入力された育成状況を取得する。
なお、ここで、作業者端末は、上述した環境データの入力を受け付けていてもよい。この場合、育成状況取得モジュール23は、収穫物の育成状況に加えて、この環境データを取得する構成であってもよい。
学習モジュール44は、取得した育成状況を教師データとして学習する(ステップS31)。ステップS31において、学習モジュール44は、取得した収穫物の育成状況と、この収穫物の画像とを教師データとして学習する。
記憶モジュール30は、学習した教師データを記憶する(ステップS32)。
コンピュータ10は、上述したステップS30−S32の処理を繰り返して実行することにより、教師データの精度を向上させていく。
コンピュータ10は、上述した第一予測処理におけるステップS14以降の処理又は上述した第二予測処理におけるステップS25以降の処理において、この教師データを加味して、収穫物の育成状況を予測する。
以上が、学習処理である。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、コンピュータからネットワーク経由で提供される(SaaS:ソフトウェア・アズ・ア・サービス)形態で提供される。また、プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記録装置又は外部記録装置に転送し記録して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記録装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記録装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 収穫時期予測システム、100 指示者端末、200 被指示者端末
本発明は、各レーンにおける農作物の画像を取得する画像取得手段と、
前記画像から前記農作物の収穫物を認識する認識手段と、
認識した前記収穫物の熟度を判定する熟度判定手段と、
前記各レーンにおける一定期間の環境データを取得する環境データ取得手段と、
認識した前記収穫物の画像から判定した前記熟度と、取得した前記環境データとから、各レーンにおける当該収穫物の状況又は状態を予測する予測手段と、
を備え
前記予測手段は、前記環境データが生育に適したものである場合、前記熟度のみで予測した前記収穫物の状況又は状態よりも熟すものとして予測し、当該環境データが生育に適したものでない場合、当該熟度のみで予測した当該収穫物の状況又は状態よりも熟さないものとして予測する、
とを特徴とするコンピュータシステムを提供する。
本発明によれば、コンピュータシステムは、各レーンにおける農作物の画像を取得し、前記画像から前記農作物の収穫物を認識し、認識した前記収穫物の熟度を判定し、前記各レーンにおける一定期間の環境データを取得し、認識した前記収穫物の画像から判定した前記熟度と、取得した前記環境データとから、各レーンにおける当該収穫物の状況又は状態を予測し、前記環境データが生育に適したものである場合、前記熟度のみで予測した前記収穫物の状況又は状態よりも熟すものとして予測し、当該環境データが生育に適したものでない場合、当該熟度のみで予測した当該収穫物の状況又は状態よりも熟さないものとして予測する。

Claims (7)

  1. 農作物の画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像から前記農作物の収穫物を認識する認識手段と、
    認識した前記収穫物の画像から、当該収穫物の状況又は状態を予測する予測手段と、
    を備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  2. (追加)
    前記収穫物の状況又は状態は、当該収穫物の収穫時期、収穫量のうちの少なくとも一つである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  3. 前記農作物周辺における一定期間の環境データを取得する環境データ取得手段と、
    をさらに備え、
    前記予測手段は、前記農作物の画像に加え、取得した前記環境データに基づいて予測する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  4. (追加)
    前記環境データは、積算温度、積算日射量、前記農作物の位置情報のうちの少なくとも一つである、
    ことを特徴とする請求項3に記載のコンピュータシステム。
  5. 実際に前記収穫物を収穫した際の当該収穫物の状況又は状態の少なくとも一つを教師データとして学習する学習手段と、
    をさらに備え、
    前記予測手段は、前記農作物の画像に加え、学習した前記教師データに基づいて、予測を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  6. コンピュータシステムが実行する収穫時期予測方法であって、
    農作物の画像を取得するステップと、
    前記画像から前記農作物の収穫物を認識するステップと、
    認識した前記収穫物の画像から、当該収穫物の状況又は状態を予測するステップと、
    を備えることを特徴とする収穫時期予測方法。
  7. コンピュータシステムに、
    農作物の画像を取得するステップ、
    前記画像から前記農作物の収穫物を認識するステップ、
    認識した前記収穫物の画像から、当該収穫物の状況又は状態を予測するステップ、
    を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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