JPWO2020014389A5 - - Google Patents
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[0210] 様々な例が説明されている。これらの例および他の例は、以下の特許請求の範囲の範囲内である。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ビデオデータをコーディングする方法であって、
ピクチャの第1のコーディングツリー単位(CTU)ラインの動き情報をメモリの第1の履歴動きベクトル予測子(MVP)バッファに記憶することと、
前記メモリの第2の履歴MVPバッファをリセットすることと、
前記第2の履歴MVPバッファをリセットした後に、前記ピクチャの第2のCTUラインの動き情報を前記第2の履歴MVPバッファに記憶することと、ここで、前記第2のCTUラインは、前記第1のCTUラインとは異なる、
を備える方法。
[C2]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファとは異なり、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、ビデオコーディングプロセスの第1のスレッドによって、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することを備え、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記ビデオコーディングプロセスの第2のスレッドによって、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶することを備え、ここで、前記第1のスレッドは、前記第2のスレッドとは異なる、C1に記載の方法。
[C3]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファと同じであり、前記第2の履歴MVPバッファをリセットすることは、波面並列処理中に前記第2のCTUラインの開始を処理することに応答して前記第2の履歴MVPバッファをリセットすることを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第1の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第1の履歴MVPバッファに記憶することを備え、
前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第2の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第2の履歴MVPバッファに記憶することを備える、
C1に記載の方法。
[C5]
前記第1の履歴MVPバッファが満杯になると、先入れ先出し(FIFO)規則に従って前記第1の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去することと、
前記第2の履歴MVPバッファが満杯になると、前記FIFO規則に従って前記第2の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第1の履歴MVPバッファを含む第1の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶することを備え、
前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第2の履歴MVPバッファを含む第2の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶することを備える、
C1に記載の方法。
[C7]
前記複数の異なるタイプの動きモデルは、アフィン動きモデル、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロック動きベクトル予測(MVP)、または時間的動き予測のうちの1つまたは複数を備える、C6に記載の方法。
[C8]
1つまたは複数の履歴MVPバッファ内の2つ以上のMVPから合成MVPを生成することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記2つ以上のMVPは、コーディングされた動き情報、アフィン動きモデル動き情報、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロックMVP動き情報、時間的動き予測子動き情報、MVP動き情報に基づく合成動きベクトル情報、空間MVP動き情報、または時間MVP動き情報のうちの2つ以上を備える異なる動き情報タイプを有する、C8に記載の方法。
[C10]
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、第1の事前定義された動き情報で前記第1の履歴MVPバッファを事前に満たすことをさらに備え、ここにおいて、前記第1の事前定義された動き情報は、第1の参照フレームインデックスと第1のインター予測方向とを有する第1のゼロ動きベクトルを備える、
前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、第2の事前定義された動き情報で前記第2の履歴MVPバッファを事前に満たすことをさらに備え、ここにおいて、前記第2の事前定義された動き情報は、第2の参照フレームインデックスと第2のインター予測方向とを有する第2のゼロ動きベクトルを備える、
C1に記載の方法。
[C11]
前記第1のCTUラインと前記第2のCTUラインとを含むピクチャは、第1の時間レイヤ内にあり、
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第1の時間レイヤまたは前記第1の時間レイヤより低い1つまたは複数の時間レイヤ内の第1の1つまたは複数のコーディングされたピクチャからの第1の動き情報で前記第1の履歴MVPバッファを事前に満たすことをさらに備え、
前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第1の時間レイヤまたは前記第1の時間レイヤより低い1つまたは複数の時間レイヤ内の第2の1つまたは複数のコーディングされたピクチャからの第2の動き情報で前記第2の履歴MVPバッファを事前に満たすことをさらに備え、
前記方法は、時間差に従って前記第1の動き情報または前記第2の動き情報のうちの少なくとも1つをスケーリングすることをさらに備える、
C1に記載の方法。
[C12]
第1の参照フレームインデックスと第1のインター予測方向とを有する第1のゼロ動きベクトルで前記第1の履歴MVPバッファを初期化することと、
第2の参照フレームインデックスと第2のインター予測方向とを有する第2のゼロ動きベクトルで前記第2の履歴MVPバッファを初期化することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C13]
前記第2のCTUラインは、前記第1のCTUラインの真下にあり、前記方法は、前記第1の履歴MVPバッファを使用して前記第2の履歴MVPバッファを初期化または変更することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C14]
前記第1の履歴MVPバッファを使用して前記第1のCTUラインのCTUのコーディング単位(CU)を復号することと、
前記第2の履歴MVPバッファを使用して前記第2のCTUラインのCTUのCUを復号することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C15]
前記第1の履歴MVPバッファを使用して前記第1のCTUラインのCTUのコーディング単位(CU)を符号化することと、
前記第2の履歴MVPバッファを使用して前記第2のCTUラインのCTUのCUを符号化することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C16]
前記第1の履歴MVPバッファを使用して前記第1のCTUラインのCTUのコーディング単位(CU)の第1の動き情報をコーディングすることと、ここにおいて、前記第1の動き情報をコーディングすることは、AMVP、マージ、またはアフィンモードを使用して前記第1の動き情報をコーディングすることを備える、
前記第2の履歴MVPバッファを使用して前記第2のCTUラインのCTUのCUの第2の動き情報をコーディングすることと、ここにおいて、前記第2の動き情報をコーディングすることは、AMVP、マージ、またはアフィンモードを使用して前記第2の動き情報をコーディングすることを備える、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C17]
前記第1の履歴MVPバッファ内の第1の単方向動き情報を第1の双方向動き情報に変換するために、前記第1の単方向動き情報の第1の1つまたは複数の動きベクトルに1つまたは複数の動きベクトルを追加することと、
前記第2の履歴MVPバッファ内の第2の単方向動き情報を第2の双方向動き情報に変換するために、前記第2の単方向動き情報の第2の1つまたは複数の動きベクトルに1つまたは複数の動きベクトルを追加することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C18]
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第1の履歴MVPバッファ内の他の動きベクトルとしきい値だけ異なる動きベクトルだけを前記第1の履歴MVPバッファに記憶することを備え、
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第2の履歴MVPバッファ内の他の動きベクトルと前記しきい値だけ異なる動きベクトルだけを前記第2の履歴MVPバッファに記憶することを備える、
C1に記載の方法。
[C19]
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第1のCTUラインの前記動き情報の動きベクトルがマージモードコーディングされたコーディング単位(CU)に関連付けられているかAMVPコーディングされたCUに関連付けられているかを示すデータを記憶することを備え、
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第2のCTUラインの前記動き情報の動きベクトルがマージモードコーディングされたCUに関連付けられているかAMVPコーディングされたCUに関連付けられているかを示すデータを記憶することを備える、
C1に記載の方法。
[C20]
ビデオデータをコーディングするためのデバイスであって、
ビデオデータを記憶するように構成されたメモリと、
回路で実施され、
ピクチャの第1のコーディングツリー単位(CTU)ラインの動き情報を前記メモリの第1の履歴動きベクトル予測子(MVP)バッファに記憶することと、
前記メモリの第2の履歴MVPバッファをリセットすることと、
前記第2の履歴MVPバッファをリセットした後に、前記ピクチャの第2のCTUラインの動き情報を前記第2の履歴MVPバッファに記憶することと、ここで、前記第2のCTUラインは、前記第1のCTUラインとは異なる、
を行うように構成された1つまたは複数の処理ユニットと
を備えるデバイス。
[C21]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファとは異なり、前記1つまたは複数のプロセッサは、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶するためにビデオコーディングプロセスの第1のスレッドを実行し、前記1つまたは複数のプロセッサは、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶するために前記ビデオコーディングプロセスの第2のスレッドを実行し、ここで、前記第1のスレッドは、前記第2のスレッドとは異なる、C20に記載のデバイス。
[C22]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファと同じであり、前記第2の履歴MVPバッファをリセットするために、前記1つまたは複数の処理ユニットは、波面並列処理中に前記第2のCTUラインの開始を処理することに応答して前記第2の履歴MVPバッファをリセットするように構成される、C20に記載のデバイス。
[C23]
前記1つまたは複数の処理ユニットは、前記第1の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第1の履歴MVPバッファに記憶するように構成され、
前記1つまたは複数の処理ユニットは、前記第2の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第2の履歴MVPバッファに記憶するように構成される、
C20に記載のデバイス。
[C24]
前記1つまたは複数の処理ユニットは、
前記第1の履歴MVPバッファが満杯になると、先入れ先出し(FIFO)規則に従って前記第1の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去することと、
前記第2の履歴MVPバッファが満杯になると、前記FIFO規則に従って前記第2の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去することと
を行うようにさらに構成される、C20に記載のデバイス。
[C25]
前記1つまたは複数の処理ユニットは、複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第1の履歴MVPバッファを含む第1の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶するように構成され、
前記1つまたは複数の処理ユニットは、前記複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第2の履歴MVPバッファを含む第2の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶するように構成される、
C20に記載のデバイス。
[C26]
前記複数の異なるタイプの動きモデルは、アフィン動きモデル、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロック動きベクトル予測(MVP)、または時間的動き予測のうちの1つまたは複数を備える、C25に記載のデバイス。
[C27]
前記1つまたは複数の処理ユニットは、1つまたは複数の履歴MVPバッファ内の2つ以上のMVPから合成MVPを生成するようにさらに構成される、C20に記載のデバイス。
[C28]
前記2つ以上のMVPは、コーディングされた動き情報、アフィン動きモデル動き情報、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロックMVP動き情報、時間的動き予測子動き情報、MVP動き情報に基づく合成動きベクトル情報、空間MVP動き情報、または時間MVP動き情報のうちの2つ以上を備える異なる動き情報タイプを有する、C27に記載のデバイス。
[C29]
前記ビデオデータを表示するように構成されたディスプレイをさらに備える、C20に記載のデバイス。
[C30]
前記ビデオデータをキャプチャするように構成されたカメラをさらに備える、C20に記載のデバイス。
[C31]
前記デバイスは、カメラ、コンピュータ、モバイルデバイス、ブロードキャスト受信機デバイス、またはセットトップボックスのうちの1つまたは複数を備える、C20に記載のデバイス。
[C32]
前記デバイスは、
集積回路、
マイクロプロセッサ、または
ワイヤレス通信デバイス
のうちの少なくとも1つを備える、C20に記載のデバイス。
[C33]
コンピュータ読取可能な記憶媒体であって、実行されると、プロセッサに、
ピクチャの第1のコーディングツリー単位(CTU)ラインの動き情報をメモリの第1の履歴動きベクトル予測子(MVP)バッファに記憶することと、
前記メモリの第2の履歴MVPバッファをリセットすることと、
前記第2の履歴MVPバッファをリセットした後に、前記ピクチャの第2のCTUラインの動き情報を前記第2の履歴MVPバッファに記憶することと、ここで、前記第2のCTUラインは、前記第1のCTUラインとは異なる、
を行わせる命令が記憶されている、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C34]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファとは異なり、前記プロセッサに、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶させる前記命令は、前記プロセッサに、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶するためにビデオコーディングプロセスの第1のスレッドを実行させる命令を備え、前記プロセッサに、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶させる前記命令は、前記プロセッサに、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶するために前記ビデオコーディングプロセスの第2のスレッドを実行させる命令を備え、ここで、前記第1のスレッドは、前記第2のスレッドとは異なる、C33に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C35]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファと同じであり、前記プロセッサに、前記第2の履歴MVPバッファをリセットさせる前記命令は、前記プロセッサに、波面並列処理中に前記第2のCTUラインの開始を処理することに応答して前記第2の履歴MVPバッファをリセットさせる命令を備える、C33に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C36]
前記プロセッサに、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶させる前記命令は、前記プロセッサに、前記第1の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第1の履歴MVPバッファに記憶させる命令を備え、
前記プロセッサに、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶させる前記命令は、前記プロセッサに、前記第2の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第2の履歴MVPバッファに記憶させる命令を備える、
C33に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C37]
前記プロセッサに、
前記第1の履歴MVPバッファが満杯になると、先入れ先出し(FIFO)規則に従って前記第1の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去することと、
前記第2の履歴MVPバッファが満杯になると、前記FIFO規則に従って前記第2の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去することと
を行わせる命令をさらに備える、C33に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C38]
前記プロセッサに、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶させる前記命令は、前記プロセッサに、複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第1の履歴MVPバッファを含む第1の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶させる命令を備え、
前記プロセッサに、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶させる前記命令は、前記プロセッサに、前記複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第2の履歴MVPバッファを含む第2の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶させる命令を備える、
C33に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C39]
前記複数の異なるタイプの動きモデルは、アフィン動きモデル、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロック動きベクトル予測(MVP)、または時間的動き予測のうちの1つまたは複数を備える、C38に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C40]
前記プロセッサに、1つまたは複数の履歴MVPバッファ内の2つ以上のMVPから合成MVPを生成させる命令をさらに備える、C33に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C41]
前記2つ以上のMVPは、コーディングされた動き情報、アフィン動きモデル動き情報、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロックMVP動き情報、時間的動き予測子動き情報、MVP動き情報に基づく合成動きベクトル情報、空間MVP動き情報、または時間MVP動き情報のうちの2つ以上を備える異なる動き情報タイプを有する、C40に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C42]
ビデオデータをコーディングするためのデバイスであって、
ビデオデータを記憶するように構成されたメモリと、
ピクチャの第1のコーディングツリー単位(CTU)ラインの動き情報を前記メモリの第1の履歴動きベクトル予測子(MVP)バッファに記憶するための手段と、
前記メモリの第2の履歴MVPバッファをリセットするための手段と、
前記第2の履歴MVPバッファをリセットした後に、前記ピクチャの第2のCTUラインの動き情報を前記第2の履歴MVPバッファに記憶するための手段と、ここで、前記第2のCTUラインは、前記第1のCTUラインとは異なる、
を備えるデバイス。
[C43]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファとは異なり、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶するための前記手段は、ビデオコーディングプロセスの第1のスレッドを備え、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶するための前記手段は、前記ビデオコーディングプロセスの第2のスレッドを備える、C42に記載のデバイス。
[C44]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファと同じであり、前記第2の履歴MVPバッファをリセットするための前記手段は、波面並列処理中に前記第2のCTUラインの開始を処理することに応答して前記第2の履歴MVPバッファをリセットするための手段を備える、C42に記載のデバイス。
[C45]
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶するための前記手段は、前記第1の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第1の履歴MVPバッファに記憶するための手段を備え、
前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶するための前記手段は、前記第2の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第2の履歴MVPバッファに記憶するための手段を備える、
C42に記載のデバイス。
[C46]
前記第1の履歴MVPバッファが満杯になると、先入れ先出し(FIFO)規則に従って前記第1の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去するための手段と、
前記第2の履歴MVPバッファが満杯になると、前記FIFO規則に従って前記第2の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去するための手段と
をさらに備える、C42に記載のデバイス。
[C47]
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶するための前記手段は、複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第1の履歴MVPバッファを含む第1の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶するための手段を備え、
前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶するための前記手段は、前記複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第2の履歴MVPバッファを含む第2の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶するための手段を備える、
C42に記載のデバイス。
[C48]
前記複数の異なるタイプの動きモデルは、アフィン動きモデル、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロック動きベクトル予測(MVP)、または時間的動き予測のうちの1つまたは複数を備える、C47に記載のデバイス。
[C49]
1つまたは複数の履歴MVPバッファ内の2つ以上のMVPから合成MVPを生成するための手段をさらに備える、C42に記載のデバイス。
[C50]
前記2つ以上のMVPは、コーディングされた動き情報、アフィン動きモデル動き情報、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロックMVP動き情報、時間的動き予測子動き情報、MVP動き情報に基づく合成動きベクトル情報、空間MVP動き情報、または時間MVP動き情報のうちの2つ以上を備える異なる動き情報タイプを有する、C49に記載のデバイス。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ビデオデータをコーディングする方法であって、
ピクチャの第1のコーディングツリー単位(CTU)ラインの動き情報をメモリの第1の履歴動きベクトル予測子(MVP)バッファに記憶することと、
前記メモリの第2の履歴MVPバッファをリセットすることと、
前記第2の履歴MVPバッファをリセットした後に、前記ピクチャの第2のCTUラインの動き情報を前記第2の履歴MVPバッファに記憶することと、ここで、前記第2のCTUラインは、前記第1のCTUラインとは異なる、
を備える方法。
[C2]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファとは異なり、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、ビデオコーディングプロセスの第1のスレッドによって、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することを備え、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記ビデオコーディングプロセスの第2のスレッドによって、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶することを備え、ここで、前記第1のスレッドは、前記第2のスレッドとは異なる、C1に記載の方法。
[C3]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファと同じであり、前記第2の履歴MVPバッファをリセットすることは、波面並列処理中に前記第2のCTUラインの開始を処理することに応答して前記第2の履歴MVPバッファをリセットすることを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第1の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第1の履歴MVPバッファに記憶することを備え、
前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第2の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第2の履歴MVPバッファに記憶することを備える、
C1に記載の方法。
[C5]
前記第1の履歴MVPバッファが満杯になると、先入れ先出し(FIFO)規則に従って前記第1の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去することと、
前記第2の履歴MVPバッファが満杯になると、前記FIFO規則に従って前記第2の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第1の履歴MVPバッファを含む第1の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶することを備え、
前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第2の履歴MVPバッファを含む第2の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶することを備える、
C1に記載の方法。
[C7]
前記複数の異なるタイプの動きモデルは、アフィン動きモデル、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロック動きベクトル予測(MVP)、または時間的動き予測のうちの1つまたは複数を備える、C6に記載の方法。
[C8]
1つまたは複数の履歴MVPバッファ内の2つ以上のMVPから合成MVPを生成することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記2つ以上のMVPは、コーディングされた動き情報、アフィン動きモデル動き情報、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロックMVP動き情報、時間的動き予測子動き情報、MVP動き情報に基づく合成動きベクトル情報、空間MVP動き情報、または時間MVP動き情報のうちの2つ以上を備える異なる動き情報タイプを有する、C8に記載の方法。
[C10]
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、第1の事前定義された動き情報で前記第1の履歴MVPバッファを事前に満たすことをさらに備え、ここにおいて、前記第1の事前定義された動き情報は、第1の参照フレームインデックスと第1のインター予測方向とを有する第1のゼロ動きベクトルを備える、
前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、第2の事前定義された動き情報で前記第2の履歴MVPバッファを事前に満たすことをさらに備え、ここにおいて、前記第2の事前定義された動き情報は、第2の参照フレームインデックスと第2のインター予測方向とを有する第2のゼロ動きベクトルを備える、
C1に記載の方法。
[C11]
前記第1のCTUラインと前記第2のCTUラインとを含むピクチャは、第1の時間レイヤ内にあり、
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第1の時間レイヤまたは前記第1の時間レイヤより低い1つまたは複数の時間レイヤ内の第1の1つまたは複数のコーディングされたピクチャからの第1の動き情報で前記第1の履歴MVPバッファを事前に満たすことをさらに備え、
前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第1の時間レイヤまたは前記第1の時間レイヤより低い1つまたは複数の時間レイヤ内の第2の1つまたは複数のコーディングされたピクチャからの第2の動き情報で前記第2の履歴MVPバッファを事前に満たすことをさらに備え、
前記方法は、時間差に従って前記第1の動き情報または前記第2の動き情報のうちの少なくとも1つをスケーリングすることをさらに備える、
C1に記載の方法。
[C12]
第1の参照フレームインデックスと第1のインター予測方向とを有する第1のゼロ動きベクトルで前記第1の履歴MVPバッファを初期化することと、
第2の参照フレームインデックスと第2のインター予測方向とを有する第2のゼロ動きベクトルで前記第2の履歴MVPバッファを初期化することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C13]
前記第2のCTUラインは、前記第1のCTUラインの真下にあり、前記方法は、前記第1の履歴MVPバッファを使用して前記第2の履歴MVPバッファを初期化または変更することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C14]
前記第1の履歴MVPバッファを使用して前記第1のCTUラインのCTUのコーディング単位(CU)を復号することと、
前記第2の履歴MVPバッファを使用して前記第2のCTUラインのCTUのCUを復号することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C15]
前記第1の履歴MVPバッファを使用して前記第1のCTUラインのCTUのコーディング単位(CU)を符号化することと、
前記第2の履歴MVPバッファを使用して前記第2のCTUラインのCTUのCUを符号化することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C16]
前記第1の履歴MVPバッファを使用して前記第1のCTUラインのCTUのコーディング単位(CU)の第1の動き情報をコーディングすることと、ここにおいて、前記第1の動き情報をコーディングすることは、AMVP、マージ、またはアフィンモードを使用して前記第1の動き情報をコーディングすることを備える、
前記第2の履歴MVPバッファを使用して前記第2のCTUラインのCTUのCUの第2の動き情報をコーディングすることと、ここにおいて、前記第2の動き情報をコーディングすることは、AMVP、マージ、またはアフィンモードを使用して前記第2の動き情報をコーディングすることを備える、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C17]
前記第1の履歴MVPバッファ内の第1の単方向動き情報を第1の双方向動き情報に変換するために、前記第1の単方向動き情報の第1の1つまたは複数の動きベクトルに1つまたは複数の動きベクトルを追加することと、
前記第2の履歴MVPバッファ内の第2の単方向動き情報を第2の双方向動き情報に変換するために、前記第2の単方向動き情報の第2の1つまたは複数の動きベクトルに1つまたは複数の動きベクトルを追加することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C18]
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第1の履歴MVPバッファ内の他の動きベクトルとしきい値だけ異なる動きベクトルだけを前記第1の履歴MVPバッファに記憶することを備え、
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第2の履歴MVPバッファ内の他の動きベクトルと前記しきい値だけ異なる動きベクトルだけを前記第2の履歴MVPバッファに記憶することを備える、
C1に記載の方法。
[C19]
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第1のCTUラインの前記動き情報の動きベクトルがマージモードコーディングされたコーディング単位(CU)に関連付けられているかAMVPコーディングされたCUに関連付けられているかを示すデータを記憶することを備え、
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶することは、前記第2のCTUラインの前記動き情報の動きベクトルがマージモードコーディングされたCUに関連付けられているかAMVPコーディングされたCUに関連付けられているかを示すデータを記憶することを備える、
C1に記載の方法。
[C20]
ビデオデータをコーディングするためのデバイスであって、
ビデオデータを記憶するように構成されたメモリと、
回路で実施され、
ピクチャの第1のコーディングツリー単位(CTU)ラインの動き情報を前記メモリの第1の履歴動きベクトル予測子(MVP)バッファに記憶することと、
前記メモリの第2の履歴MVPバッファをリセットすることと、
前記第2の履歴MVPバッファをリセットした後に、前記ピクチャの第2のCTUラインの動き情報を前記第2の履歴MVPバッファに記憶することと、ここで、前記第2のCTUラインは、前記第1のCTUラインとは異なる、
を行うように構成された1つまたは複数の処理ユニットと
を備えるデバイス。
[C21]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファとは異なり、前記1つまたは複数のプロセッサは、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶するためにビデオコーディングプロセスの第1のスレッドを実行し、前記1つまたは複数のプロセッサは、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶するために前記ビデオコーディングプロセスの第2のスレッドを実行し、ここで、前記第1のスレッドは、前記第2のスレッドとは異なる、C20に記載のデバイス。
[C22]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファと同じであり、前記第2の履歴MVPバッファをリセットするために、前記1つまたは複数の処理ユニットは、波面並列処理中に前記第2のCTUラインの開始を処理することに応答して前記第2の履歴MVPバッファをリセットするように構成される、C20に記載のデバイス。
[C23]
前記1つまたは複数の処理ユニットは、前記第1の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第1の履歴MVPバッファに記憶するように構成され、
前記1つまたは複数の処理ユニットは、前記第2の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第2の履歴MVPバッファに記憶するように構成される、
C20に記載のデバイス。
[C24]
前記1つまたは複数の処理ユニットは、
前記第1の履歴MVPバッファが満杯になると、先入れ先出し(FIFO)規則に従って前記第1の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去することと、
前記第2の履歴MVPバッファが満杯になると、前記FIFO規則に従って前記第2の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去することと
を行うようにさらに構成される、C20に記載のデバイス。
[C25]
前記1つまたは複数の処理ユニットは、複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第1の履歴MVPバッファを含む第1の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶するように構成され、
前記1つまたは複数の処理ユニットは、前記複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第2の履歴MVPバッファを含む第2の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶するように構成される、
C20に記載のデバイス。
[C26]
前記複数の異なるタイプの動きモデルは、アフィン動きモデル、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロック動きベクトル予測(MVP)、または時間的動き予測のうちの1つまたは複数を備える、C25に記載のデバイス。
[C27]
前記1つまたは複数の処理ユニットは、1つまたは複数の履歴MVPバッファ内の2つ以上のMVPから合成MVPを生成するようにさらに構成される、C20に記載のデバイス。
[C28]
前記2つ以上のMVPは、コーディングされた動き情報、アフィン動きモデル動き情報、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロックMVP動き情報、時間的動き予測子動き情報、MVP動き情報に基づく合成動きベクトル情報、空間MVP動き情報、または時間MVP動き情報のうちの2つ以上を備える異なる動き情報タイプを有する、C27に記載のデバイス。
[C29]
前記ビデオデータを表示するように構成されたディスプレイをさらに備える、C20に記載のデバイス。
[C30]
前記ビデオデータをキャプチャするように構成されたカメラをさらに備える、C20に記載のデバイス。
[C31]
前記デバイスは、カメラ、コンピュータ、モバイルデバイス、ブロードキャスト受信機デバイス、またはセットトップボックスのうちの1つまたは複数を備える、C20に記載のデバイス。
[C32]
前記デバイスは、
集積回路、
マイクロプロセッサ、または
ワイヤレス通信デバイス
のうちの少なくとも1つを備える、C20に記載のデバイス。
[C33]
コンピュータ読取可能な記憶媒体であって、実行されると、プロセッサに、
ピクチャの第1のコーディングツリー単位(CTU)ラインの動き情報をメモリの第1の履歴動きベクトル予測子(MVP)バッファに記憶することと、
前記メモリの第2の履歴MVPバッファをリセットすることと、
前記第2の履歴MVPバッファをリセットした後に、前記ピクチャの第2のCTUラインの動き情報を前記第2の履歴MVPバッファに記憶することと、ここで、前記第2のCTUラインは、前記第1のCTUラインとは異なる、
を行わせる命令が記憶されている、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C34]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファとは異なり、前記プロセッサに、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶させる前記命令は、前記プロセッサに、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶するためにビデオコーディングプロセスの第1のスレッドを実行させる命令を備え、前記プロセッサに、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶させる前記命令は、前記プロセッサに、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶するために前記ビデオコーディングプロセスの第2のスレッドを実行させる命令を備え、ここで、前記第1のスレッドは、前記第2のスレッドとは異なる、C33に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C35]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファと同じであり、前記プロセッサに、前記第2の履歴MVPバッファをリセットさせる前記命令は、前記プロセッサに、波面並列処理中に前記第2のCTUラインの開始を処理することに応答して前記第2の履歴MVPバッファをリセットさせる命令を備える、C33に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C36]
前記プロセッサに、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶させる前記命令は、前記プロセッサに、前記第1の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第1の履歴MVPバッファに記憶させる命令を備え、
前記プロセッサに、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶させる前記命令は、前記プロセッサに、前記第2の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第2の履歴MVPバッファに記憶させる命令を備える、
C33に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C37]
前記プロセッサに、
前記第1の履歴MVPバッファが満杯になると、先入れ先出し(FIFO)規則に従って前記第1の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去することと、
前記第2の履歴MVPバッファが満杯になると、前記FIFO規則に従って前記第2の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去することと
を行わせる命令をさらに備える、C33に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C38]
前記プロセッサに、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶させる前記命令は、前記プロセッサに、複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第1の履歴MVPバッファを含む第1の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶させる命令を備え、
前記プロセッサに、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶させる前記命令は、前記プロセッサに、前記複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第2の履歴MVPバッファを含む第2の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶させる命令を備える、
C33に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C39]
前記複数の異なるタイプの動きモデルは、アフィン動きモデル、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロック動きベクトル予測(MVP)、または時間的動き予測のうちの1つまたは複数を備える、C38に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C40]
前記プロセッサに、1つまたは複数の履歴MVPバッファ内の2つ以上のMVPから合成MVPを生成させる命令をさらに備える、C33に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C41]
前記2つ以上のMVPは、コーディングされた動き情報、アフィン動きモデル動き情報、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロックMVP動き情報、時間的動き予測子動き情報、MVP動き情報に基づく合成動きベクトル情報、空間MVP動き情報、または時間MVP動き情報のうちの2つ以上を備える異なる動き情報タイプを有する、C40に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C42]
ビデオデータをコーディングするためのデバイスであって、
ビデオデータを記憶するように構成されたメモリと、
ピクチャの第1のコーディングツリー単位(CTU)ラインの動き情報を前記メモリの第1の履歴動きベクトル予測子(MVP)バッファに記憶するための手段と、
前記メモリの第2の履歴MVPバッファをリセットするための手段と、
前記第2の履歴MVPバッファをリセットした後に、前記ピクチャの第2のCTUラインの動き情報を前記第2の履歴MVPバッファに記憶するための手段と、ここで、前記第2のCTUラインは、前記第1のCTUラインとは異なる、
を備えるデバイス。
[C43]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファとは異なり、前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶するための前記手段は、ビデオコーディングプロセスの第1のスレッドを備え、前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶するための前記手段は、前記ビデオコーディングプロセスの第2のスレッドを備える、C42に記載のデバイス。
[C44]
前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファと同じであり、前記第2の履歴MVPバッファをリセットするための前記手段は、波面並列処理中に前記第2のCTUラインの開始を処理することに応答して前記第2の履歴MVPバッファをリセットするための手段を備える、C42に記載のデバイス。
[C45]
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶するための前記手段は、前記第1の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第1の履歴MVPバッファに記憶するための手段を備え、
前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶するための前記手段は、前記第2の履歴MVPバッファ内で一意の動きベクトルだけを前記第2の履歴MVPバッファに記憶するための手段を備える、
C42に記載のデバイス。
[C46]
前記第1の履歴MVPバッファが満杯になると、先入れ先出し(FIFO)規則に従って前記第1の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去するための手段と、
前記第2の履歴MVPバッファが満杯になると、前記FIFO規則に従って前記第2の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去するための手段と
をさらに備える、C42に記載のデバイス。
[C47]
前記第1のCTUラインの前記動き情報を記憶するための前記手段は、複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第1の履歴MVPバッファを含む第1の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶するための手段を備え、
前記第2のCTUラインの前記動き情報を記憶するための前記手段は、前記複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第2の履歴MVPバッファを含む第2の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶するための手段を備える、
C42に記載のデバイス。
[C48]
前記複数の異なるタイプの動きモデルは、アフィン動きモデル、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロック動きベクトル予測(MVP)、または時間的動き予測のうちの1つまたは複数を備える、C47に記載のデバイス。
[C49]
1つまたは複数の履歴MVPバッファ内の2つ以上のMVPから合成MVPを生成するための手段をさらに備える、C42に記載のデバイス。
[C50]
前記2つ以上のMVPは、コーディングされた動き情報、アフィン動きモデル動き情報、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロックMVP動き情報、時間的動き予測子動き情報、MVP動き情報に基づく合成動きベクトル情報、空間MVP動き情報、または時間MVP動き情報のうちの2つ以上を備える異なる動き情報タイプを有する、C49に記載のデバイス。
Claims (15)
- ビデオデータをコーディングする方法であって、
ピクチャの第1のコーディングツリー単位(CTU)行の動き情報をメモリの第1の履歴動きベクトル予測子(MVP)バッファに記憶することと、
前記メモリの第2の履歴MVPバッファを、前記ピクチャの第2のCTU行をコーディングする前に空になるようにリセットすることと、前記第2のCTU行は前記第1のCTU行とは異なり、
前記第2の履歴MVPバッファをリセットした後に、前記第2のCTU行の動き情報を前記第2の履歴MVPバッファに記憶することと、
を備える方法。 - 前記第1の履歴MVPバッファおよび前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1のCTU行および前記第2のCTU行の各々についての別個のMVPバッファであり、
前記第1のCTU行の前記動き情報を記憶することは、ビデオコーディングプロセスの第1のスレッドによって、前記第1のCTU行の前記動き情報を記憶することを備え、
前記第2のCTU行の前記動き情報を記憶することは、前記ビデオコーディングプロセスの第2のスレッドによって、前記第2のCTU行の前記動き情報を記憶することを備え、ここで、前記第1のスレッドは、前記第2のスレッドとは異なる、
または、
前記第1のCTU行および前記第2のCTU行について、前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファと同じ共通のMVPバッファであり、前記第2の履歴MVPバッファをリセットすることは、波面並列処理中に前記第2のCTU行の開始を処理することに応答して前記第2の履歴MVPバッファをリセットすることを備える、請求項1に記載の方法。 - 前記第1のCTU行の前記動き情報を記憶することは、前記第1の履歴MVPバッファ内に既に記憶されている動き情報と重複しないようにすることによって、前記第1の履歴MVPバッファ内で一意の動き情報だけを前記第1の履歴MVPバッファに記憶することを備え、
前記第2のCTU行の前記動き情報を記憶することは、前記第2の履歴MVPバッファ中に既に記憶されている動き情報と重複しないようにすることによって、前記第2の履歴MVPバッファ内で一意の動き情報だけを前記第2の履歴MVPバッファに記憶することを備える、または、
前記第2のCTU行は、前記第1のCTU行の真下にあり、前記方法は、前記第1の履歴MVPバッファに記憶された動き情報を使用して前記第2の履歴MVPバッファを初期化または変更することをさらに備える、
請求項1に記載の方法。 - 前記第1の履歴MVPバッファが満杯になると、先入れ先出し(FIFO)規則に従って前記第1の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去することと、
前記第2の履歴MVPバッファが満杯になると、前記FIFO規則に従って前記第2の履歴MVPバッファから1つまたは複数の最も古い挿入された動きベクトルを除去することと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記第1のCTU行の前記動き情報を記憶することは、複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第1の履歴MVPバッファを含む第1の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶することを備え、
前記第2のCTU行の前記動き情報を記憶することは、前記複数の異なるタイプの動きモデルの各々の動き情報を、前記第2の履歴MVPバッファを含む第2の複数の履歴MVPバッファのそれぞれの異なる履歴MVPバッファに記憶することを備え、
前記複数の異なるタイプの動きモデルは、特に、アフィン動きモデル、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロック動きベクトル予測(MVP)、または時間的動き予測のうちの1つまたは複数を備える、請求項1に記載の方法。 - 1つまたは複数の履歴MVPバッファ内の2つ以上のMVPから1つのMVPを生成することをさらに備え、
前記2つ以上のMVPは、特に、コーディングされた動き情報、アフィン動きモデル動き情報、イントラブロックコピーモードの動き情報、局所照明補償の動き情報、サブブロックMVP動き情報、時間的動き予測子動き情報、MVP動き情報に基づく合成動きベクトル情報、空間MVP動き情報、または時間MVP動き情報のうちの2つ以上を備える異なる動き情報タイプを有する、請求項1に記載の方法。 - 前記第1のCTU行の前記動き情報を記憶することは、第1の事前定義された動き情報で前記第1の履歴MVPバッファを事前に満たすことをさらに備え、ここにおいて、前記第1の事前定義された動き情報は、第1の参照フレームインデックスと第1のインター予測方向とを有する第1のゼロ動きベクトルを備える、および、
前記第2のCTU行の前記動き情報を記憶することは、第2の事前定義された動き情報で前記第2の履歴MVPバッファを事前に満たすことをさらに備え、ここにおいて、前記第2の事前定義された動き情報は、第2の参照フレームインデックスと第2のインター予測方向とを有する第2のゼロ動きベクトルを備える、
または、
前記第1のCTU行と前記第2のCTU行とを含むピクチャは、第1の時間レイヤ内にあり、
前記第1のCTU行の前記動き情報を記憶することは、前記第1の時間レイヤまたは前記第1の時間レイヤより低い1つまたは複数の時間レイヤ内の第1の1つまたは複数のコーディングされたピクチャからの第1の動き情報で前記第1の履歴MVPバッファを事前に満たすことをさらに備え、および、
前記第2のCTU行の前記動き情報を記憶することは、前記第1の時間レイヤまたは前記第1の時間レイヤより低い1つまたは複数の時間レイヤ内の第2の1つまたは複数のコーディングされたピクチャからの第2の動き情報で前記第2の履歴MVPバッファを事前に満たすことをさらに備え、
前記方法は、時間差に従って前記第1の動き情報または前記第2の動き情報のうちの少なくとも1つをスケーリングすることをさらに備える、
請求項1に記載の方法。 - 前記第1の履歴MVPバッファを使用して前記第1のCTU行のCTUのコーディング単位(CU)を復号することと、
前記第2の履歴MVPバッファを使用して前記第2のCTU行のCTUのCUを復号することと、
をさらに備える、
または、
前記第1の履歴MVPバッファを使用して前記第1のCTU行のCTUのコーディング単位(CU)を符号化することと、
前記第2の履歴MVPバッファを使用して前記第2のCTU行のCTUのCUを符号化することと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記第1の履歴MVPバッファを使用して前記第1のCTU行のCTUのコーディング単位(CU)の第1の動き情報をコーディングすることと、ここにおいて、前記第1の動き情報をコーディングすることは、AMVP、マージ、またはアフィンモードを使用して前記第1の動き情報をコーディングすることを備える、
前記第2の履歴MVPバッファを使用して前記第2のCTU行のCTUのCUの第2の動き情報をコーディングすることと、ここにおいて、前記第2の動き情報をコーディングすることは、AMVP、マージ、またはアフィンモードを使用して前記第2の動き情報をコーディングすることを備える、
をさらに備える、
または、
前記第1の履歴MVPバッファ内の第1の単方向動き情報を第1の双方向動き情報に変換するために、前記第1の単方向動き情報の第1の1つまたは複数の動きベクトルに1つまたは複数の動きベクトルを追加することと、
前記第2の履歴MVPバッファ内の第2の単方向動き情報を第2の双方向動き情報に変換するために、前記第2の単方向動き情報の第2の1つまたは複数の動きベクトルに1つまたは複数の動きベクトルを追加することと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記第1のCTU行の前記動き情報を記憶することは、前記第1の履歴MVPバッファ内の他の動きベクトルとしきい値だけ異なる動きベクトルだけを前記第1の履歴MVPバッファに記憶することを備え、および、
前記第2のCTU行の前記動き情報を記憶することは、前記第2の履歴MVPバッファ内の他の動きベクトルと前記しきい値だけ異なる動きベクトルだけを前記第2の履歴MVPバッファに記憶することを備える、
または、
前記第1のCTU行の前記動き情報を記憶することは、前記第1のCTU行の前記動き情報の動きベクトルがマージモードコーディングされたコーディング単位(CU)に関連付けられているかAMVPコーディングされたCUに関連付けられているかを示すデータを記憶することを備え、および、
前記第2のCTU行の前記動き情報を記憶することは、前記第2のCTU行の前記動き情報の動きベクトルがマージモードコーディングされたCUに関連付けられているかAMVPコーディングされたCUに関連付けられているかを示すデータを記憶することを備える、
請求項1に記載の方法。 - ビデオデータをコーディングするためのデバイスであって、
ビデオデータを記憶するように構成されたメモリと、
回路内に実装された1つまたは複数の処理ユニットと、を備え、前記1つまたは複数の処理ユニットは、
ピクチャの第1のコーディングツリー単位(CTU)行の動き情報を前記メモリの第1の履歴動きベクトル予測子(MVP)バッファに記憶することと、
前記メモリの第2の履歴MVPバッファを、前記ピクチャの第2のCTU行をコーディングする前に空になるようにリセットすることと、前記第2のCTU行は前記第1のCTU行とは異なり、
前記第2の履歴MVPバッファをリセットした後に、前記第2のCTU行の動き情報を前記第2の履歴MVPバッファに記憶することと、
を行うように構成された、デバイス。 - 前記第1の履歴MVPバッファおよび前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1のCTU行および前記第2のCTU行の各々についての別個のMVPバッファであり、
前記1つまたは複数のプロセッサは、前記第1のCTU行の前記動き情報を記憶するためにビデオコーディングプロセスの第1のスレッドを実行し、および、
前記1つまたは複数のプロセッサは、前記第2のCTU行の前記動き情報を記憶するために前記ビデオコーディングプロセスの第2のスレッドを実行し、ここで、前記第1のスレッドは、前記第2のスレッドとは異なる、
または、
前記第1のCTU行および前記第2のCTU行について、前記第2の履歴MVPバッファは、前記第1の履歴MVPバッファと同じ共通のMVPバッファであり、前記第2の履歴MVPバッファをリセットするために、前記1つまたは複数の処理ユニットは、波面並列処理中に前記第2のCTU行の開始を処理することに応答して前記第2の履歴MVPバッファをリセットするように構成される、請求項11に記載のデバイス。 - 前記1つまたは複数の処理ユニットは、請求項3~10のうちのいずれか1つの方法を実行するようにさらに構成された、請求項11に記載のデバイス。
- 前記ビデオデータを表示するように構成されたディスプレイをさらに備える、
または、
前記ビデオデータをキャプチャするように構成されたカメラをさらに備える、
または、
前記デバイスは、カメラ、コンピュータ、モバイルデバイス、ブロードキャスト受信機デバイス、またはセットトップボックスのうちの1つまたは複数を備える、
または、
前記デバイスは、
集積回路、
マイクロプロセッサ、または
ワイヤレス通信デバイス
のうちの少なくとも1つを備える、請求項11に記載のデバイス。 - コンピュータ読取可能な記憶媒体であって、実行されると、プロセッサに、請求項1~10のうちのいずれか1つに記載の方法を行わせる命令が記憶されている、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
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