JPWO2020012595A1 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents
情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 Download PDFInfo
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Abstract
Description
特定の記事掲載場所は、例えば、ニュース掲載サイトのトップページに設けられている。このような特定の記事掲載場所には、記事内容を端的に説明するための記事見出し文が掲載されることがある。これは、記事全文を載せるだけのスペースが確保できないことや、多くの記事をユーザ(閲覧者)に提供することに起因する。
ところで、このようなニュース記事ごとに記事内容を端的に表す記事見出し文を作成することは、多大なコストを要するものである。
例えば、以下に示す特許文献1では、ウェブページの内容の要約を生成する構成が開示されている。
しかし、このようにして生成された記事見出し文は、ユーザ(閲覧者)によらず同じ文言であり、必ずしもユーザにとって最適な文章とは限らない。
記事内容に即した見出し文を手動で作成することは、非常に大きな工数が必要となる。本構成によれば、記事クラスタごとに注目キーワードが管理されると共に、注目キーワードを用いて記事内容に即した提示情報が生成される。提示情報としては、例えば、記事見出し文に使えそうなキーワードの候補や、記事見出し文の候補などである。
即ち、新着記事に応じた適切な記事クラスタの注目キーワードを第1キーワードとして選択し、その中から、新着記事の記事内容に応じた適切なキーワードを第2キーワードとして選択し、更にその中から、記事を閲覧するユーザごとの制約情報に応じて適切なキーワードを個人キーワードとして選択し決定する。従って、決定された個人キーワードは、新着記事の記事クラスタに適切であり、且つ記事内容に沿ったものであり、更に、ユーザの制約情報を加味したものとなる。
即ち、新着記事全てについて提示情報が生成されるのではなく、一部の新着記事について提示情報が生成される。
例えば、いくつかの記事見出し文の候補が掲載されると共に、候補から一つを選択することができるインタフェースを備えたウェブページが作業者に提示される。また、選択した一つの記事見出し文候補を編集できるようなインタフェースも設けられ、作業者は簡易的な操作で、記事見出し文を作成することができる。
これにより、記事見出し文を決定する作業者は、自動で生成された記事見出し文の候補から一つを選択するだけでよい。
類似判定部が設けられることにより、記事見出し文同士の類似/非類似が判定可能とされる。
例えば日本語の能力が高い人と低い人について、同じ記事見出し文を用いてしまうと、記事見出し文を目にしたユーザが推定した記事内容に相違が出てしまう場合や、そもそも記事内容の推定ができない場合が生じる。この構成によれば、そういった事態に対応するために、言語能力の高低に応じた注目キーワードが個人キーワードとして決定される。
例えば、全盲である視覚障害者は、記事見出し文や記事本文の情報を音声で取得することが考えられる。そのような状況で相応しくない注目キーワードとして、例えば同音異義語がある。本構成によれば、同音異義語のような適していない語句以外の注目キーワードを用いて提示情報が生成される。
ユーザが記事見出し文が掲載されたウェブページを閲覧した場合に、ユーザの制約情報(例えば、低語学ユーザであるか否かの情報や視覚障害を有したユーザであるか否かを示す情報)に基づいて設定されたユーザに特化した記事見出し文がユーザに提示される。
注目キーワードが一部のユーザにとって適切でない場合、そのユーザに対しては他の注目キーワードが個人キーワードとして決定されてもよいが、本構成によれば、それ以外の手段を用いて当該ユーザに適切な記事見出し文生成のための提示情報が生成される。
また、本発明に係る情報処理方法は、端末装置からのウェブページ要求を受信する要求受信ステップと、記事が属する記事クラスタと、前記記事の記事内容と、前記端末装置を使用するユーザの制約情報と、に基づいて設定されたユーザごとの記事見出し文を取得し、前記ユーザごとの記事見出し文が掲載されるウェブページの情報を生成するウェブページ生成ステップと、前記生成されたウェブページの情報を前記端末装置に送信する送信ステップと、を情報処理装置が実行するものである。
この情報処理方法により、ユーザごとに適した記事見出し文を生成するための環境を提供することができる。
本発明に係るプログラムは、上記各ステップに相当する手順を情報処理装置に実行させるプログラムである。本発明に係る記憶媒体は、上記プログラムを記憶したものである。これらにより上述の情報処理装置の処理を実現する。
<1.システム構成>
<2.コンピュータ装置のハードウェア構成>
<3.サイト管理端末の機能構成及びDB>
<4.各処理例>
<4−1.注目キーワード設定処理>
[4−2.置換キーワード設定処理]
[4−3.新着記事受信処理]
[4−4.ウェブページ情報要求受信処理]
<5.変形例>
[5−1.変形例1]
[5−2.変形例2]
[5−3.変形例3]
<6.まとめ>
<7.プログラム及び記憶媒体>
本実施の形態としてのニュース掲載サイトを管理するサイト管理端末1を含むネットワークシステム全体の構成について、図1を用いて説明する。
サイト管理端末1は、例えばインターネット等の通信ネットワーク2を介して、配信社端末3,3,・・・ユーザ端末4,4,・・・と互いに通信可能とされている。
また、通信ネットワーク2の全部又は一部を構成する伝送媒体についても多様な例が想定される。例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、電話線などの有線でも、IrDA(Infrared Data Association)のような赤外線、ブルートゥース(登録商標)、802.11無線、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網などの無線でも利用可能である。
例えば、サイト管理端末1は、配信社が所有する配信社端末3からネットワーク2を介して配信される配信記事の管理や、記事に付与するラベル情報(ジャンル情報など)の管理や、ニュース掲載サイトを閲覧するユーザのユーザID(Identification)やパスワードや閲覧履歴情報を管理するユーザ管理のための各種処理を行う。
ウェブページデータは、例えば、HTML(Hypertext Markup Language)やXHTML(Extensible Hypertext Markup Language)などの構造化文書ファイルである。構造化文書ファイルには、ニュースタイトルや記事本文などのテキストデータやニュースごとに用意された画像などの画像データと、それらの配置や表示態様(文字色やフォントや大きさや装飾など)が記述されている。
ウェブページとしては、例えば、ニュース掲載サイトのトップページや、各記事の詳細が掲載された記事個別ページや、ニュースに対して投稿されたコメントを閲覧可能なコメントページなどである。
なお、配信社は企業である必要はなく、記事の配信を行う記者であってもよい。従って、配信社端末3は記事の配信を行う配信者が使用する配信者端末であってもよい。
配信社端末3やユーザ端末4は、例えば、通信機能を備えたPC(Personal Computer)やフィーチャーフォンやPDA(Personal Digital Assistants)、或いは、スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスなどである。
サイト管理端末1をはじめとした各装置(記事DB50、ユーザDB51、クラスタDB52、キーワードDB53、置換ワードDB54、配信社端末3及びユーザ端末4)を構成するコンピュータ装置のハードウェア構成を図2に示す。各コンピュータ装置のCPU(Central Processing Unit)101は、ROM( Read Only Memory)102に記憶されているプログラム、または記憶部108からRAM( Random Access Memory )103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU101、ROM102、およびRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104には、入出力インタフェース105も接続されている。
入出力インタフェース105には、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109が接続されている。
入力部106はキーボード、マウス、タッチパネルなどにより構成される。
出力部107はLCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどにより構成される。
記憶部108はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ装置などにより構成される。
通信部109はネットワーク2を介しての通信処理や機器間通信を行う。
入出力インタフェース105にはまた、必要に応じてメディアドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111が適宜装着され、リムーバブルメディア111に対する情報の書込や読出が行われる。
CPU101が各種のプログラムに基づいて処理動作を行うことで、サイト管理端末1などの各装置(記事DB50、ユーザDB51、クラスタDB52、キーワードDB53、置換ワードDB54、配信社端末3及びユーザ端末4)としての必要な情報処理や通信が実行される。
なお、サイト管理端末1などの各装置(記事DB50、ユーザDB51、クラスタDB52、キーワードDB53、置換ワードDB54、配信社端末3及びユーザ端末4)を構成する情報処理装置は、図2のようなコンピュータ装置が単一で構成されることに限らず、複数のコンピュータ装置がシステム化されて構成されてもよい。複数のコンピュータ装置は、LAN等によりシステム化されていてもよいし、インターネット等を利用したVPN等により遠隔地に配置されたものでもよい。複数の情報処理装置には、クラウドコンピューティングサービスによって利用可能なサーバ群(クラウド)としての情報処理装置が含まれてもよい。
また各機能をソフトウェアで実現する場合に、各機能がそれぞれ独立したプログラムで実現される必要はない。一つのプログラムにより複数の機能の処理が実行されてもよいし、一つの機能が複数のプログラムモジュールの連携で実現されてもよい。
また各機能は複数の情報処理装置に分散されていてもよい。更に機能の一つが、複数の情報処理装置によって実現されてもよい。
サイト管理端末1の具体的な構成について、図3を参照して説明する。
サイト管理端末1は、記事管理部1a、ユーザ情報管理部1b、分類処理部1c、注目キーワード管理部1d、キーワード決定部1e、置換処理部1f、提示情報生成部1g、類似判定部1h、提示部1i、ウェブページ生成部1j、要求受信部1k、送信部1mを備えている。
例えば、配信社から配信された記事を新着記事として受信するための処理や、記事ごとの公開期限に基づく公開制御などの管理処理などを行う。
記事の公開期限は、配信社とニュース掲載サイトの運営者の間の契約等により設定され得るものであり、公開期限を過ぎると記事の閲覧が不能とされる。
詳細は後述するが、本実施の形態におけるユーザ情報には、制約情報が含まれる。制約情報とは、ユーザに適した記事見出し文SPを生成するために用いられる情報であり、ユーザの言語能力情報や視覚障害情報などである。
なお、勿論、ジャンルと記事クラスタACが略同一のものとされていてもよい。
注目キーワードKnは、記事クラスタACに属する記事の中で人気が高い(例えば閲覧数が多い)記事に共通しがちなキーワードである。具体的には、人気記事の記事見出し文SPに採用されることの多いキーワードである。
置換キーワードKrは、キーワード決定部1eによって、適宜、個人キーワードKiとして採用される。
本実施の形態では、個人キーワードKiを含む記事見出し文SPが掲載されたウェブページ情報を生成する。
図4は、ニュース掲載サイトのトップページ(ウェブページ)の一例を示したものである。
ニュース掲載サイトのトップページ(以降、単にトップページと記載)は、ユーザ端末4上で動作するウェブブラウザ20を用いて閲覧可能である。ウェブブラウザ20には、ウェブページ表示欄21が設けられ、その上部や側部には各種の操作子(ボタンや入力欄)22,22,22・・・が設けられている。
記事見出し文掲載場所23の周辺には、ログイン情報表示欄や広告表示欄、天候表示欄、他サービスへの導線部が配置されている。
記事見出し文掲載場所23は、例えば「総合」、「経済」、「社会」、「国際」、「芸能」などの複数のタブを有して構成されている。
送信部1mは、ウェブページの要求があった情報処理端末に対して、生成したウェブページデータを送信する処理を実行する。この処理により、ウェブページ要求を行った情報処理端末上にウェブページが表示される。
このような各部は、サイト管理端末1とは異なる情報処理装置に設けられていてもよいし、サイト管理端末1に設けられていてもよい。また、複数の情報処理装置を利用して各部の実現が可能とされていてもよい。
また、各機能は複数の情報処理装置に分散されていてもよい。更に、機能の一つが複数の情報処理装置によって実現されていてもよい。
画像情報は、画像データがそのまま記憶されていてもよいし、別の記憶領域に保存された画像を特定可能な画像IDなどの状態で記憶されていてもよい。
更に、ユーザDB51には、ユーザごとの制約情報が記憶される。制約情報とは、例えば「低語学力」ユーザであるか否かを示す情報や「視覚障害者」であるか否かを示す情報などである。
勿論、これらの情報の全てが記憶されていなくてもよく、記憶された情報量がユーザごとに異なっていてもよい。
「共通ワード」情報は、各記事クラスタACに属するニュース記事を判定するためのキーワードである。記事本文に共通キーワードが含まれたニュース記事は、該記事クラスタACに分類される。
なお、共通ワードは記事クラスタACごとに一つとされていてもよいし、複数とされていてもよい。例えば記事クラスタIDがAC00001とされた記事クラスタAC00001に10個の共通ワードが設定されており、記事クラスタAC00001に属する各記事は、10個の共通ワードのうち少なくとも4個以上の共通ワードを記事本文に含むものとされている。
「記事ID」情報は、記事クラスタACに属する各記事を特定するための情報として記事のIDが記憶されている。
語句とは、注目キーワードKnとして登録されているキーワードの文字列を指している。例えば、「東京オリンピック」という共通ワードが含まれることにより記事クラスタAC00001に属する各記事(記事ID=AID000001,AID000002,AID000003,・・・)において、該記事群の記事見出し文SPに頻繁に登場する「世界新記録」というキーワードがある場合、「世界新記録」というキーワードは記事クラスタAC00001における注目キーワードKnとして登録されることが考えられる。
その場合には、「語句」の情報として「世界新記録」が登録される。
具体的には、注目キーワードIDに対して、「置換キーワードKr」の情報と「置換条件」の情報が紐付けられている。
「置換キーワードKr」の情報は、注目キーワードIDによって特定される注目キーワードKnとの置換が可能な語句が置換キーワードKrのIDと共に記憶されている。「置換条件」の情報は、注目キーワードKnを置換キーワードKrに置き換える置換処理が実行される条件を示している。換言すれば、所定の条件以外では、記事の記事見出し文SPに使用される文言として注目キーワードKnが選択されるが、所定の条件下においては注目キーワードKnが置換キーワードKrに置き換えられて記事見出し文SPに使用される。
ニュース掲載サイトに掲載される情報が母国語でないユーザ(即ち外国人)や読解力の低いユーザ(例えば子供)など、低語学力ユーザである場合には、注目キーワードKnと同じ意味の平易な言葉である置換キーワードKrが記事見出し文SPに採用される。
他にも、ユーザが弱視の視覚障害者(以降、弱視ユーザと記載)である場合には、画数の多い注目キーワードKnを画数の少ない同じ意味の置換キーワードKrに置き換えてもよい。画数による置き換えは、例えば日本語や中国語など、漢字を用いる言語で行われることが考えられる。
サイト管理端末1が実行する各種の処理の一例について、各図を参照しながら説明する。
注目キーワード設定処理は、記事クラスタごとに注目されるキーワードとしての注目キーワードKnを設定する処理である。この処理は、例えば、サイト管理端末1が注目キーワード管理部1dの機能を用いて実行する処理である。図8を参照して説明する。
続いて、サイト管理端末1はステップS102で、人気記事特定処理を実行する。この処理では、選択された記事クラスタACに属する各記事の中から閲覧数が多い記事を特定する。閲覧数が多い記事は、記事が配信されてから現在までの総閲覧数から判定してもよいし、単位時間あたりの閲覧数に正規化してもよい。また、直近の所定時間における閲覧数とすることにより、最近話題の記事を特定してもよい。更には、記事掲載ページの記事見出し文掲載場所23に記事が掲載されていた間の閲覧数から判定してもよい。記事見出し文掲載場所23に記事見出し文SPが掲載されている間に多くの閲覧があった記事は、記事見出し文SPがユーザを引きつける要素を含んでいることが考えられる。従って、記事見出し文SPが掲載されていた期間に限定して閲覧数を取得し、その閲覧数が多い記事を人気記事と特定することにより、後述の注目キーワード選定処理において効果的な注目キーワードKnを選定することができる。
次に、サイト管理端末1はステップS104で、キーワード抽出処理を実行する。この処理では、取得した記事見出し文SPを構成する語句からキーワードと思われる単語を抽出する。キーワードとしては、例えば、名詞や動詞などである。この処理は、例えば、形態素解析を用いることにより実現可能である。
この処理では、ステップS104で抽出したキーワードの中から、記事の閲覧数の増加に寄与し得るキーワードを注目キーワードKnとして選定する処理である。例えば、より多くの人気記事に共通するキーワードなどを注目キーワードKnとして選定する。
なお、注目キーワードKnは一つに限らず複数個選定されてもよい。
未処理の記事クラスタACがある場合、サイト管理端末1はステップS101乃至S107の各処理を実行する。
一方、未処理の記事クラスタACがない場合、サイト管理端末1は図8に示す一連の処理を終了させる。
なお、図8の処理を行った場合に、全ての記事クラスタACについての注目キーワードKnが選定されなくてもよい。即ち、注目キーワードKnの更新が必要となった記事クラスタACを処理対象として、ステップS101乃至S107の各処理を実行してもよい。
注目キーワードKnの代替のキーワードとなりうる置換キーワードKrを設定する置換キーワード設定処理について、図9を参照して説明する。
なお、置換キーワード設定処理は、例えば、サイト管理端末1が置換処理部1fの機能を用いて実行する。
続いて、サイト管理端末1はステップS202で、注目キーワードKnと同じ意味を持つ語句を記憶する処理を行う。
なお、注目キーワードKnが同音異義語を有さない場合は、ステップS202の処理を行わなくてもよい。
例えば言語が「日本語」である場合に、文字を視認可能なユーザにとっては、注目キーワードKnが容易に理解できるキーワードだったとしても、文字を視認できないユーザにとっては音声だけでは理解しにくいキーワードとなってしまう可能性がある。具体的には、日常会話で余り使用されないキーワードが注目キーワードKnであった場合、漢字を視認できるユーザにとっては注目キーワードKnに含まれる漢字からおおよその意味を把握できるが、漢字を視認できず音声に頼らざるを得ない全盲ユーザなどにとっては意味の把握に時間を要することが考えられる。そのような場合に、ステップS202の処理を行うことにより、同じ意味の別のキーワードを注目キーワードKnの置換キーワードKrとして記憶してもよい。
例えば、注目キーワードKnがその言語における初学者にとっては理解しにくいことがある。注目キーワードKnが難読文字を含む場合や高い読解力を要するものである場合にステップS203を実行することが望ましい。
換言すれば、注目キーワードKnが難読文字を含まず平易なキーワードである場合は、ステップS203の処理を行わなくてもよい。勿論、注目キーワードKnを言い換えるための適切な別のキーワードが見つからない場合は、平易な語句情報の記憶処理は行われない。
なお、ステップS202では、文字の視認の可否で意味の把握の容易さが変わる場合などに、置換キーワードKrを記憶してもよい旨を記載したが、このような処理は、ステップS203の処理を行うことにより実現してもよい。
注目キーワードKnが平易な語句のみで構成されている場合には、ステップS203の処理を行わなくてもよい。
文字が完全に見えないわけではなくある程度は見える弱視ユーザにとっては、例えば、注目キーワードKnが込み入った文字を含んでいる場合に注目キーワードKnの理解ができないことが考えられる。
込み入った文字とは、画数の多い文字や線と線の間隔が他の語句と比べて狭い文字などである。このような文字は、例えば「日本語」や「中国語」などに多く見られるものである。
ステップS204の処理では、込み入った文字を含む注目キーワードKnの代替となり得る置換キーワードKrとして、見やすいキーワードの情報が記憶される。
注目キーワードKnが既に見やすい語句のみで構成されている場合には、ステップS204の処理は行わなくてもよい。これは、例えば、注目キーワードKnに所定数以上の画数とされた文字が含まれているか否かによって判定することが考えられる。
未処理の注目キーワードKnがない場合、サイト管理端末1は図9に示す置換キーワード設定処理を終了する。
勿論、注目キーワードKnによっては、同じ意味の語句、平易な語句、見やすい語句の全てが記憶される場合もあれば、その何れか二つが記憶される場合、何れか一つが記憶される場合もある。また、置換キーワードKrが設定されない注目キーワードKnもある。
新着記事受信処理は、配信者端末3から通信ネットワーク2を介して配信されてくる新着記事NAを受信したことに応じて、該新着記事NAをユーザに提示するための処理を行う。この処理は、例えば、サイト管理端末1が記事管理部1aや分類処理部1cやキーワード決定部1eや置換処理部1fや提示情報生成部1gや提示部1iの機能を用いて実行するものである。
以下、図10及び図11を参照しながら説明する。
具体的に、図11を参照して説明する。
残った注目キーワードKnとは前述の処理で新着記事NAとは無関係の注目キーワードKnを除いた結果残った注目キーワードKnである。
優先順位は、例えば、新着記事NAの記事本文に出現する出現回数に応じて決定する。なお、これはあくまで一例であり、他の例も考えられる。例えば、同じ記事クラスタACに属する他の記事における出現頻度も考慮して優先順位を付けてもよい。また、新着記事NAの記事本文の結論部分に用いられた注目キーワードKnに高い優先度を付与してもよい。更には、関連記事が多く検索できるような注目キーワードKnに高い優先度を付与してもよい。他にも各種の例が考えられる。
以降の処理では、制約情報の種別(「全盲」、「弱視」、「低語学力」など)に応じて注目キーワードKnや関連語を個人キーワードKiとして設定する処理を行う。「対応済フラグ」の情報は、制約条件ごとに個人キーワードKiの設定が行われたか否かを示すフラグ情報として用いられる。ここでは、全ての制約条件について個人キーワードKiの設定がまだ行われていないため、OFFとするものである。
サイト管理端末1はステップS404で、対応済フラグがOFFとされた制約条件を一つ選択し、ステップS405で、制約条件への対応が必要か否かを判定する処理を実行する。
一方、対応が必要である場合、サイト管理端末1はステップS407で制約条件に対応する置換キーワードKrの有無を判定する。即ち、置換ワードDB54を検索し、制約条件及び注目キーワードKnに対応した置換キーワードKrの有無を判定する。
サイト管理端末1はステップS410で当該制約条件についての対応済フラグをONに設定する。
未選択の制約条件がない場合、サイト管理端末1はステップS412の処理へと進む。
このような制約条件については、他の注目キーワードKnを用いて個人キーワードKiを設定することを考える。
全ての制約条件についての対応済みフラグがONである場合、制約情報を備えたそれぞれのユーザごとに適切な個人キーワード設定が行われたと見なし、図11に示す個人キーワード設定処理を終了する。
一方、対応済みフラグがOFFとされた制約条件がある場合、サイト管理端末1はステップS403の処理へ戻り未処理とされた注目キーワードKnのうち、優先度の高いものを更に一つ取得し、ステップS404乃至ステップS412の各処理を再度実行する。
制約条件がないユーザ(即ち制約情報が記憶されていないユーザ)には、注目キーワードKn00001が個人キーワードKiとして設定されている。また、「低語学力」であることが制約情報として記憶されたユーザについては、注目キーワードKn00001を置換した置換キーワードKr00001が個人キーワードKiとして設定されている。
また、「弱視」であることが制約情報として記憶されたユーザについては、注目キーワードKn00001では適切な個人キーワードKiが設定されず、次に優先度の高かった注目キーワードKn00003の置換キーワードKr00004が個人キーワードKiとして設定されている。
更に、「全盲」であることが制約情報として記憶されたユーザについては、注目キーワードKn00003が個人キーワードKiとして設定されている。
これにより、同じような注目キーワードKnが個人キーワードKiとして設定されてしまうことを防止することができる。
制約条件に応じた個人キーワードKiを設定した後、サイト管理端末1はステップS306で個人キーワードKiごとの提示情報を生成する。
提示情報としては、ステップS305で設定した個人キーワードKiそのものであってもよいし、個人キーワードKiに加えて、新着記事NAの記事内容の趣旨の情報(例えば人や会社など主語となり得る情報と、動詞などの述語となりうる情報)を提示情報として生成してもよい。
また、個人キーワードKiを含む記事見出し文SPを生成し、提示情報としてもよい。
この場合であっても、新着記事NAの一部について提示された記事見出し文SPのうちの一つを選択するだけで済むことから、作業者の作業工数の削減が図られる。
なお、上述したように、制約情報の種別ごとに異なる記事見出し文SPを作成する必要はない。例えば、制約情報がないユーザに提示するために作成した記事見出し文SPが、他の制約情報を有したユーザに対しても適切である場合には、新着記事NAの記事見出し文SPはユーザによらず一つとなる。
具体的には、提示情報(記事見出し文SPの候補や個人キーワードKiや記事内容の趣旨の情報など)が掲載されたウェブページ情報であって、編集を開始するためのボタンや、複数の記事見出し文SPの候補から一つを選択するためのラジオボタンや、個人キーワードKiを用いて記事見出し文SPを作成するための文章入力欄や、最終的に記事見出し文SPを決定するための編集完了ボタン等が設けられたウェブページ情報が作業者に提示される。
これにより、作業者の作業工数を削減することができる。
ユーザ端末4からウェブページ情報要求を受信した際にサイト管理端末1が実行する処理について、図13を参照して説明する。特に、ニュース掲載サイトにおける記事見出し文SPが掲載されたウェブページ情報の要求を受信した場合の例について説明する。
なお、この処理は、例えば、サイト管理端末1が記事管理部1aやウェブページ生成部1j、或いは、要求受信部1kや送信部1mの各機能を用いることにより実行される。
サイト管理端末1はステップS503で、記事見出し文SPに用いられる注目キーワードKnに関して、置換キーワードKrを使用するか否かを判定する。この判定は、ユーザの制約情報と記事見出し文SPに含まれる注目キーワードKnに基づいて行われる。
例えば、「低語学力」とされたユーザについては注目キーワードKnの代わりに置換キーワードKrを用いるが、「全盲」や「弱視」とされたユーザについては注目キーワードKnをそのまま用いる場合などである。
一方、置換キーワードKrを使用する場合は、サイト管理端末1はステップS506で置換キーワードKrを用いて作成された記事見出し文SPを選択する。このとき、ユーザの制約情報の種別に応じて適切な記事見出し文SPを選択する。
記事見出し文SPは、同じウェブページ上に複数設けられることが考えられる。例えば、10件分の新着記事NAの記事見出し文SPが掲載されるウェブページなどである。
そのような場合には、掲載される記事見出し文SPの数だけステップS502乃至ステップS506の各処理を行う必要がある。
ステップS507の分岐処理は、そのために実行されるものである。
一方、未処理の記事見出し文SPがない場合、即ち、全ての記事見出し文SPについての処理を完了した場合、サイト管理端末1はステップS508でウェブページ生成処理を実行する。この処理では、これまでに選択した各記事見出し文SPをウェブページ上の所定位置に配置したウェブページ情報(HTMLなど)を生成する。
[5−1.変形例1]
変形例1では、サイト管理端末1が記事見出し文SPの候補を作成すると共に、作成した記事見出し文SPが過去に掲載された記事見出し文SPと似ていないかを判定する処理を実行する。
記事の内容が異なるにも関わらず、記事見出し文SPが同じ(若しくは似ている)場合、ユーザは既に読んだことのある記事と誤認してしまい、新たな情報を得るための機会を損失してしまう虞がある。
そのために、新着記事NAの記事見出し文SPと過去に掲載済みの記事見出し文SPの類似判定を行うものである。
一方、似ていない(類似度が低い)と判定した場合は、サイト管理端末1はステップS307へと進み記事見出し文SPを作業者に提示する処理を行う。
ウェブページの特定の場所に掲載される記事見出し文SPには、文字数制限が設けられている場合がある。そのような場合にサイト管理端末1が行う処理について、図15を参照して説明する。
ユーザの制約情報の種別ごとに個人キーワードKiを設定した後、サイト管理端末1はステップS340で個人キーワードKiごとの記事見出し文SPを生成する処理を行う。この処理についても既述のため説明を省略する。
一方、新着記事NAの記事見出し文SPの文字数が所定文字数以下である場合、サイト管理端末1はステップS307の処理へと進む。
しかし、ウェブページのレイアウトを認識できないユーザに対して音声出力で記事見出し文SPを伝達することを考えると、レイアウトの崩壊は考慮しなくていい場合が考えられる。そのような場合には、例えば所定文字数が15文字であるところを20文字や倍の30文字に緩和してもよい。但し、過度に長すぎる文章(例えば100文字の文章)を記事見出し文SPとして音声出力してしまうと、複数の記事見出し文SPの情報をユーザが獲得するために要する時間が長くなってしまうため、これも好ましくない。
上述した各例では、サイト管理端末1が記事見出し文SPの候補を生成して提示するケースと、記事見出し文SPを作成するための個人キーワードKiを提示するケースの二つのパターンを説明した。
ここでは、その双方を組み合わせた場合について説明する。
これにより、日中の時間帯は、作業者の工数を多少消費して、記事見出し文SPの作成を行うと共に、夜間の時間帯は、作業者の工数を極力削減して、記事見出し文SPの作成を行うことができる。
なお、一部の記事見出し文SPの作成においては、サイト管理端末1が提示情報の作成を行わず、完全な手動による記事見出し文SPの作成を行ってもよい。このようにして手動で作成された記事見出し文SPに基づいて機械学習を行うことにより、作業者の記事見出し文SPの方針をより反映させることが可能となる。
上記の各例で説明したように、サイト管理端末1としての情報処理装置は、配信記事を受信し新着記事NAとして管理する記事管理部1aと、新着記事NAを記事クラスタACに分類する分類処理部1cと、記事クラスタACに属する閲覧数の多い人気記事の記事見出し文SPから取得したキーワードに基づいて人気記事が属する記事クラスタACの注目キーワードKnを管理する注目キーワード管理部1dと、ユーザについての制約情報を含むユーザ情報を管理するユーザ情報管理部1bと、新着記事NAの記事クラスタACと新着記事NAの記事内容と制約情報と注目キーワードKnに基づいてユーザごとに適切な個人キーワードKiを決定するキーワード決定部1eと、個人キーワードKiを用いて新着記事NAの記事見出し文SP生成のための提示情報を生成する提示情報生成部1gと、を備えている。
記事内容に即した記事見出し文SPを手動で作成することは、非常に大きな工数が必要となる。本構成によれば、記事クラスタACごとに注目キーワードKnが管理されると共に、注目キーワードKnを用いて記事内容に即した提示情報が生成される。提示情報としては、例えば、記事見出し文SPに使えそうなキーワードの候補や、記事見出し文SPの候補などである。
これによって、記事見出し文SPの作成に要する工数の大幅な削減を図ることができる。特に、記事クラスタACごとの注目キーワードKnを用いることで、ユーザに興味を持たせることが可能なクリック誘因性の高い記事見出し文を作成するための提示情報を生成することができる。
即ち、新着記事NAに応じた適切な記事クラスタACの注目キーワードKnを第1キーワードとして選択し、その中から、新着記事NAの記事内容に応じた適切なキーワードを第2キーワードとして選択し、更にその中から、記事を閲覧するユーザごとの制約情報に応じて適切なキーワードを個人キーワードKiとして選択し決定する。従って、決定された個人キーワードKiは、新着記事NAの記事クラスタACに適切であり、且つ記事内容に沿ったものであり、更に、ユーザの制約情報を加味したものとなる。
以上のような具体的な処理を実行することにより、ユーザの状況・環境に応じた適切な記事見出し文SPを提供することができる。
即ち、新着記事NA全てについて提示情報が生成されるのではなく、一部の新着記事NAについて提示情報が生成される。
即ち、他の一部の新着記事NAについては、作業者による手動の記事見出し文作成が行われる。情報処理装置(サイト管理端末1)は、この手動の記事見出し文SPを学習することにより、記事見出し文SPに使われやすい注目キーワードKnを継続的にアップデートすることができる。従って、最近話題のキーワードや流行のキーワードが注目キーワードKnとして加えられ、自動で記事見出し文生成のための提示情報を生成する場合に、人の目を引きやすいクリック誘因性の高い提示情報を生成することができる。
例えば、いくつかの記事見出し文SPの候補が掲載されると共に、候補から一つを選択することができるインタフェースを備えたウェブページが作業者に提示される。また、選択した一つの記事見出し文候補を編集できるようなインタフェースも設けられ、作業者は簡易的な操作で、記事見出し文SPを完成させることができる。
従って、記事見出し文SPの作成に係る作業工数の削減に寄与することができる。
また、記事見出し文SPを生成するためのパーツとして、新着記事NAに適したいくつかの注目キーワードKnが掲載されたウェブページであって、それらのキーワードを元に記事見出し文SPを作成できるような編集が可能なインタフェースが設けられたウェブページが作業者に提示されてもよい。
これにより、記事見出し文SPを決定する作業者は、自動で生成された記事見出し文SPの候補から一つを選択するだけでよい。
従って、作業効率の著しい向上が図られる。
また、記事見出し文SPの候補が一つである場合には、一つを選択する作業すら不要となり、更なる作業効率の改善が図られる。
なお、上述したように、記事見出し文SPの候補から選択した一つの記事見出し文SPの編集が可能とされていてもよい。これによって、作業効率の向上と適切な記事見出し文SPの生成の両立が図られる。
類似判定部1hが設けられることにより、記事見出し文SP同士の類似/非類似が判定可能とされる。
即ち、異なる記事で既に使われた記事見出し文SPと似たような記事見出し文SPが生成されてしまうことを防止することができる。これにより、記事が既に見た事がある記事であると誤認されてしまい記事が閲覧されない虞を排除し、記事の閲覧可能性を高めることができる。
例えば日本語の能力が高い人と低い人について、同じ記事見出し文SPを用いてしまうと、記事見出し文SPを目にしたユーザが推定した記事内容に相違が出てしまう場合や、そもそも記事内容の推定ができない場合が生じる。この構成によれば、そういった事態に対応するために、言語能力の高低(即ち低語学力ユーザであるか否か)に応じた注目キーワードKnが個人キーワードKiとして決定される。
従って、言語能力に応じた記事見出し文SPを生成することが可能となる。
例えば、全盲である視覚障害者は、記事見出し文SPや記事本文の情報を音声で取得することが考えられる。そのような状況で相応しくない注目キーワードKnとして、例えば同音異義語がある。本構成によれば、同音異義語のような適していない語句を避け、他の語句を用いて提示情報が生成される。
従って、視覚障害者にとっても利便性の高い記事見出し文SP生成のための環境を提供することができる。また、様々な人々に利用可能とされることで、公益性の高いシステムを提供することができる。
注目キーワードKnが一部のユーザにとって適切でない場合、そのユーザに対しては他の注目キーワードKnが個人キーワードKiとして決定されてもよいが、本構成によれば、それ以外の手段を用いて当該ユーザに適切な記事見出し文生成のための提示情報が生成される。
即ち、選択された注目キーワードKn(個人キーワード)と同じ意味を持つ他の代替キーワード(置換キーワードKr)が個人キーワードKiとして設定され、該個人キーワードKiを用いて提示情報生成が行われる。従って、当該一部のユーザにとっても最適な記事見出し文Spの生成を行うことができる。
ユーザが記事見出し文SPが掲載されたウェブページを閲覧した場合に、ユーザの制約情報(例えば、低語学ユーザであるか否かの情報や視覚障害を有したユーザであるか否かを示す情報)に基づいて設定されたユーザに特化した記事見出し文SPがユーザに提示される。これによって、ユーザは、自身の制約情報に基づいて設定された適切な記事見出し文SPを閲覧(或いは視聴、聴取も含むが、ここではそれらを含めて「閲覧」と記載する)することができるため、記事見出し文SPを適切に理解することができると共に、記事本文の内容を適切に予測することが可能となる。即ち、誤った予測によって閲覧したくない記事詳細の情報を閲覧してしまう可能性を低減させることができる。これによって、ユーザが無為に時間を浪費してしまうことを防止し、効率のよい情報収集が可能となる。
実施の形態のプログラムは、サイト管理端末1の演算処理装置(CPU等)に各種の処理を実行させるプログラムである。
また、新着記事を記事クラスタに分類する分類処理機能を演算処理装置に実行させる。
更に、記事クラスタに属する閲覧数の多い人気記事の記事見出し文から取得したキーワードに基づいて人気記事が属する記事クラスタの注目キーワードを管理する注目キーワード管理機能を演算処理装置に実行させる。
更にまた、ユーザについての制約情報を含むユーザ情報を管理するユーザ情報管理機能を演算処理装置に実行させる。
加えて、新着記事の記事クラスタと新着記事の記事内容と制約情報と注目キーワードに基づいてユーザごとに適切な個人キーワードを決定するキーワード決定機能を演算処理装置に実行させる。
そして、個人キーワードを用いて新着記事の記事見出し文生成のための提示情報を生成する提示情報生成機能を演算処理装置に実行させる。
即ちこのプログラムは、情報処理装置の演算処理装置に対して図8乃至図11、図13乃至図15の各図に示す処理を実行させるプログラムである。
更に、記事が属する記事クラスタと、前記記事の記事内容と、前記端末装置を使用するユーザの制約情報と、に基づいて設定されたユーザごとの記事見出し文を取得し、前記ユーザごとの記事見出し文が掲載されるウェブページの情報を生成するウェブページ生成機能を演算処理装置に実行させる。
そして、前記生成されたウェブページの情報を前記端末装置に送信する送信機能を演算処理装置に実行させる。
即ちこのプログラムは、情報処理装置の演算処理装置に対して図13に示す処理を実行させるプログラムである。
そしてこのようなプログラムはコンピュータ装置等の機器に内蔵されている記憶媒体としてのHDDや、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROM等に予め記憶しておくことができる。あるいはまた、半導体メモリ、メモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどのリムーバブル記憶媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記憶)しておくことができる。またこのようなリムーバブル記憶媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、このようなプログラムは、リムーバブル記憶媒体からパーソナルコンピュータ等にインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
Claims (16)
- 配信記事を受信し新着記事として管理する記事管理部と、
前記新着記事を記事クラスタに分類する分類処理部と、
記事クラスタに属する閲覧数の多い人気記事の記事見出し文から取得したキーワードに基づいて前記人気記事が属する記事クラスタの注目キーワードを管理する注目キーワード管理部と、
ユーザについての制約情報を含むユーザ情報を管理するユーザ情報管理部と、
前記新着記事の記事クラスタと前記新着記事の記事内容と前記制約情報と前記注目キーワードに基づいてユーザごとに適切な個人キーワードを決定するキーワード決定部と、
前記個人キーワードを用いて前記新着記事の記事見出し文生成のための提示情報を生成する提示情報生成部と、を備えた
情報処理装置。 - 前記キーワード決定部は、
前記注目キーワードから前記記事クラスタに応じた第1キーワードを選択する第1選択処理と、前記第1キーワードから前記新着記事の記事内容に応じて第2キーワードを選択する第2選択処理と、前記第2キーワードから前記制約情報に応じて前記個人キーワードを選択する第3選択処理と、を行う
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記キーワード決定部は、前記新着記事における一部の記事について前記個人キーワードの決定を行い、
前記提示情報生成部は、前記一部の記事についての提示情報を生成する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 記事見出し文を生成するための操作が可能な状態で前記提示情報を提示する提示部を備えた
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記提示情報生成部は、前記提示情報として所定以内の文字数で構成された記事見出し文を生成する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 直近の所定期間内に掲載された記事見出し文と前記提示情報生成部が生成した記事見出し文との類似を判定する類似判定部を備え、
前記提示情報生成部は、前記類似判定部が類似と判定した場合に、前記提示情報としての記事見出し文を再生成する
請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記制約情報は、ユーザの言語能力に関する情報とされた
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制約情報は、ユーザの視覚障害に関する情報とされた
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制約情報に基づいて、前記注目キーワードの置換処理を行う置換処理部を備え、
前記キーワード決定部は、前記置換処理によって得られたキーワードを前記個人キーワードとして決定する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 配信記事を受信し新着記事として管理する記事管理ステップと、
前記新着記事を記事クラスタに分類する分類処理ステップと、
記事クラスタに属する閲覧数の多い人気記事の記事見出し文から取得したキーワードに基づいて前記人気記事が属する記事クラスタの注目キーワードを管理する注目キーワード管理ステップと、
ユーザについての制約情報を含むユーザ情報を管理するユーザ情報管理ステップと、
前記新着記事の記事クラスタと前記新着記事の記事内容と前記制約情報と前記注目キーワードに基づいてユーザごとに適切な個人キーワードを決定するキーワード決定ステップと、
前記個人キーワードを用いて前記新着記事の記事見出し文生成のための提示情報を生成する提示情報生成ステップと、を
情報処理装置が実行する情報処理方法。 - 配信記事を受信し新着記事として管理する記事管理機能と、
前記新着記事を記事クラスタに分類する分類処理機能と、
記事クラスタに属する閲覧数の多い人気記事の記事見出し文から取得したキーワードに基づいて前記人気記事が属する記事クラスタの注目キーワードを管理する注目キーワード管理機能と、
ユーザについての制約情報を含むユーザ情報を管理するユーザ情報管理機能と、
前記新着記事の記事クラスタと前記新着記事の記事内容と前記制約情報と前記注目キーワードに基づいてユーザごとに適切な個人キーワードを決定するキーワード決定機能と、
前記個人キーワードを用いて前記新着記事の記事見出し文生成のための提示情報を生成する提示情報生成機能と、を
コンピュータに実行させるプログラム。 - 配信記事を受信し新着記事として管理する記事管理機能と、
前記新着記事を記事クラスタに分類する分類処理機能と、
記事クラスタに属する閲覧数の多い人気記事の記事見出し文から取得したキーワードに基づいて前記人気記事が属する記事クラスタの注目キーワードを管理する注目キーワード管理機能と、
ユーザについての制約情報を含むユーザ情報を管理するユーザ情報管理機能と、
前記新着記事の記事クラスタと前記新着記事の記事内容と前記制約情報と前記注目キーワードに基づいてユーザごとに適切な個人キーワードを決定するキーワード決定機能と、
前記個人キーワードを用いて前記新着記事の記事見出し文生成のための提示情報を生成する提示情報生成機能と、を
コンピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。 - 端末装置からのウェブページ要求を受信する要求受信部と、
記事が属する記事クラスタと、前記記事の記事内容と、前記端末装置を使用するユーザの制約情報と、に基づいて設定されたユーザごとの記事見出し文を取得し、前記ユーザごとの記事見出し文が掲載されるウェブページの情報を生成するウェブページ生成部と、
前記生成されたウェブページの情報を前記端末装置に送信する送信部と、を備えた
情報処理装置。 - 端末装置からのウェブページ要求を受信する要求受信ステップと、
記事が属する記事クラスタと、前記記事の記事内容と、前記端末装置を使用するユーザの制約情報と、に基づいて設定されたユーザごとの記事見出し文を取得し、前記ユーザごとの記事見出し文が掲載されるウェブページの情報を生成するウェブページ生成ステップと、
前記生成されたウェブページの情報を前記端末装置に送信する送信ステップと、を
情報処理装置が実行する情報処理方法。 - 端末装置からのウェブページ要求を受信する要求受信機能と、
記事が属する記事クラスタと、前記記事の記事内容と、前記端末装置を使用するユーザの制約情報と、に基づいて設定されたユーザごとの記事見出し文を取得し、前記ユーザごとの記事見出し文が掲載されるウェブページの情報を生成するウェブページ生成機能と、
前記生成されたウェブページの情報を前記端末装置に送信する送信機能と、を
コンピュータに実行させるプログラム。 - 端末装置からのウェブページ要求を受信する要求受信機能と、
記事が属する記事クラスタと、前記記事の記事内容と、前記端末装置を使用するユーザの制約情報と、に基づいて設定されたユーザごとの記事見出し文を取得し、前記ユーザごとの記事見出し文が掲載されるウェブページの情報を生成するウェブページ生成機能と、
前記生成されたウェブページの情報を前記端末装置に送信する送信機能と、を
コンピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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