JPWO2019136135A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、患者のバイタルサインおよび病歴を監視して、患者のケアに関する意思決定を継続的に改善することを容易にする、継続的改善ツールを対象とする。
継続的な改善の連鎖を促進するのに使用する任意のプロセス制御の基本的な基盤は、プロセスを監視して、規定のプロトコルに一貫して準拠することを確実にすることである。プロトコルが一貫して守られていると知っていれば、データ分析を使用して、プロトコルの機能および期待される成果をもたらす機能を評価することができる。継続的改善ツールを使用する理由はいくつもある。例としては、(1)センチネルまたはネバーイベントの調査、(2)再検討担当者が規定した基準による過去の症例からの患者の転帰の再検討、(3)再検討担当者が規定した基準の頻度の監視、(4)患者ケアプロトコル要件に対する遵守の評価、(5)規定した基準を満たす新しい症例について再検討担当者への警告などが挙げられるが、これらに限定されない。
医療施設は、患者の転帰の改善に焦点を当てた継続的な改善プログラムを実施する義務がある。したがって、継続的改善ツールは、医療施設の継続的改善計画をサポートする。継続的改善ツールを使用する多くの理由が存在するが、ある理由により、継続的改善ツールの機能をどのように活用することができるかを示すため、以下の活用事例を提供する。
センチネルまたはネバーイベントが発生した場合、要件は、(1)イベントに至るまでの特定の条件を再検討し、可能な限り再発を防ぐための適切な措置を講じることである。これには、イベントの根本的な原因を特定することに焦点を当てた誤り調査(failure investigation)が含まれる。いくつかの潜在的な根本原因を特定することは珍しいことではない。したがって、効果的な誤り調査には、すべての患者とのやり取りの影響(患者のケア活動と状態)と、患者の反応を評価する機能が必要である。しかし、現在の電子患者記録は、患者ケア中の時間内の一連のスナップショットに限られている。スナップショットは、患者のやり取りや反応を評価するための有効な手段を日常的に提供するものではない。したがって、特定の患者のやり取りの相関関係の判断は、その判断に必要な科学的に重要な事実がいくつか不足していることによって、制限される可能性がある。
プロセス制御を効果的に実施できないと、用紙および電子健康記録(EHR)の両方が著しく制限されてしまう。患者記録の制限には、患者記録に含まれる情報が、イベント発生時またはイベント発生前に医療者が入手できる関連情報を明確に評価するのに十分な詳細を提供していないことが含まれる。制限事項には、例えば、患者のバイタルサインの数値、波形情報、やり取りの特定のタイムライン、患者記録に含まれないデータへのアクセスなどが含まれ得る。
医療デバイス画面に表示される患者のバイタルサインの数値は、患者との特定のやり取りに対する患者の反応を適切に評価するのに十分な頻度で収集されていない。医療デバイスに表示される波形情報は、患者記録の一部ではない場合がある。存在していても、内容は所定間隔の連続スナップショットである。スナップショットは、必要な詳細を日常的に提供するものではない。特定のタイムラインは、それが存在する場合には、患者とのすべての患者のやり取りおよび各患者のやり取りの前後のバイタルサインを示すものではない。過去のデータへのアクセスは、患者記録に含まれるデータに限定される。病歴データが患者記録に含まれていない場合、他の病歴データへのアクセス機能は、不可能ではないにしても、制限される。現行システムでは、ほとんどの場合、データを収集していないため、その後の再検討には利用できない。
根本原因が特定されると、このプロセスでは、根本原因を除去するか、少なくとも実質的に除去する潜在的な是正/予防措置を特定する必要がある。これを達成するためには、潜在的な措置を評価し、その措置が、新たな潜在的な問題を生み出すことなく、根本原因の除去/実質的な削減に効果的であることを、実施前に検証し、認証する必要がある。
医療施設は、予期せぬ転帰を排除し、期待された転帰を確実にすることを目指している(例:患者は予定した抗嘔吐薬やマルチモダルをすべて受け取る)。患者の転帰を改善するには、改善プロセス制御の継続的な連鎖が必要である。そのため、継続的改善プログラムは、予期しない転帰を排除する機会を特定することに焦点を当てている。このプログラムでは、既存のプロセス制御や手順が、負の結果および/または予期しない転帰をもたらす状況を探索する。真に高度なプログラムは、転帰が予想以上にプラスになる状況も探索する。改善の機会を示す状況が特定されると、組織は再発のリスクを判断し、リソースに優先順位をつけて最優先の機会に取り組む。特定された状況は、是正および予防(C/P)措置プロセスにおいて、追跡および管理される。このプロセスでは、文書化した誤り調査の詳細と、潜在的な是正および/または予防措置の評価と、試行したC/P措置の検証および認証結果とが必要になる。現行のシステムは、効果的な継続的改善プログラムを十分にサポートしていない。
現在利用可能なツールは、従来の誤り調査、プロセス制御方法、ならびに提案された是正および予防措置の検証および認証をサポートする機能に関して、制限されている。
複数の異なるソースからデータを取得し、すべての情報を統一された画面に統合し、プロセス制御および/またはワークフローを実行し、特定のユーザにほぼリアルタイムで実用的な洞察を提供することが問題となっていた。
例えば、Rosenfeldらに対する米国特許第7,315,825号は、患者の治療中に遠隔医療をサポートすることを目的として、遠隔監視医療現場で使用するためのルールに基づく患者ケアシステムを教示している。患者ルールジェネレータは、患者のルールを作成する。ルールジェネレータは、患者の状態の変化を予測するルールの機能を示す性能指標を取得する。ルールを改訂するかどうかは、ルールの性能指標から判断する。ルールエンジンは、データベースに記憶されている選択したデータ要素にルールを適用して、患者の病状の変化を示す出力を生成する。ルールエンジンからの出力を使用して、介入を是認するかどうか判断する。しかし、遠隔監視では、現在の再検討を行うのみである。過去に遡って検分することはできない。
遠隔医療と、特定の患者ケア手順の事後評価とを完全にサポートするには、患者ケア中に関連するすべてのものへのアクセスを可能にする必要が実際にある。これにより、患者ケア中の様々な潜在的原因に対する患者の反応の評価が、サポートされる。患者ケア中の特定の時間を選択して、患者ケアの履歴全体を評価する機能がなければ、評価は不完全な全体像に限られる。
本発明の継続的改善ツールは、データの分析およびプロトコルの潜在的な変更の影響を容易にするように設計されている。継続的改善ツールは、医療デバイス、検査記録、患者ケア記録、画像記録などを含む電子ソースを含む様々なソースから、データを収集することが可能なプロセス制御システムと相互作用するように設計されている。プロセス制御システムは、患者ケア記録に必要なデータだけでなく、有用なデータとして特定された任意の数のパラメータも保存する。
本発明の継続的改善ツールは、考慮すべき潜在的な措置によって規定される基準を満たす過去および将来の症例の分析を可能にする。そのため、このツールは、変化の影響を効果的に評価する手段を提供する。このツールがない場合、一般的に受け入れられるプロセス制御とは、制御された検討において実験計画ツールを使用することである。ツールを使用すれば、必要な分析により、過去の症例から得られる知識が迅速に提供される。さらに、前記基準を満たす新規症例があれば、再検討担当者に新規症例を通知することができる。
本発明の継続的改善ツールは、(1)特定の症例のデータにアクセスして、評価を行い、(3)過去の記録または発生した場合に生じる将来の記録から、再検討担当者が特定して規定した条件で、他の症例にアクセスして、評価を行う手段を提供する。プロセス制御ツールの可用性は、医療施設で得られるものではなかった。これらのツールは、あらゆるソースからデータを収集し、保存することができる。
したがって、本発明は、患者の転帰を改善するために医療患者のプロセス制御を操作可能とする継続的改善システムおよび方法を対象とし、遠距離通信ネットワークと、監視装置を含む少なくとも1つの監視ステーションであって、監視装置が、データ要素を監視し、監視されているデータ要素を、遠距離通信ネットワークを介して送信するための命令を含み、監視されているデータ要素を患者から受信し、患者の各々に関連付けられた病状を示す患者データ要素にアクセスするための命令を含む、監視ステーションと、患者の各々の病状、病歴、および状態に関する情報を含む患者データベースと、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスからデータを収集するための命令と、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスにデータを送信するための命令と、患者記録に関連付けられたデータおよび/または有用なデータとして記憶されるデータを記憶するための命令と、を含む少なくとも1つの通信ハブと、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスからデータを収集するための手段と、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスにデータを送信するための命令と、患者記録に関連付けられたデータおよび/または有用なデータとして記憶されるデータを記憶するための命令と、を含む、データ記憶エンジンと、を含み、遠距離通信ネットワークは、患者の治療中に収集された連続波形データと、いずれの患者記録保存場所にも含まれない有用なデータとを含む、すべてのデータへのアクセスを提供し、継続的改善システムおよび方法はさらに、ユーザインターフェースルールエンジンを含み、ユーザインターフェースルールエンジンは、患者の治療中のある特定の時間をユーザが選択すると、
i.前記ユーザによって選択された特定の時間における治療に関して収集された詳細を再検討することと、
ii.選択された時間の前後の詳細を再検討することと、
iii.規定されたルールに準拠していると特定された症例を特定するためのガイダンスルールを作成することであって、ユーザが、再検討する症例を特定するのに使用する期間を規定することができ、前記ユーザが、将来の症例のみ、またはある規定日までの過去の症例、または両者の組み合わせを選択することができ、
iv.誰が、いつ、どのように、規定された基準を満たす症例が再検討可能であることを伝えるかを規定することであって、この場合、誰とは、現在の症例を監視しているいずれの人にも通知することなく、規定された基準を評価する個人のみであってもよいし、現在の症例を監視している特定の個人を含めてもよいことを規定することと、を行う機能をユーザに提供するものであって、
ユーザインターフェースルールエンジンが、
データをほぼリアルタイムで、収集、記憶、および処理する手段と、
エンドユーザが閲覧するデータを構成する画面を構成する手段と、
ユーザにデータストリーム上における実行ステップを作成させる手段と、
エンドユーザが規定した実行ステップに基づいて、エンドユーザに通知を行う手段と、
イベントのタイムラインにおいて整理されたデータの画面を表示する手段と、
エンドユーザが、実行ステップを変更または拡張する手段と、エンドユーザが、データを再検討するのと同時にユーザに通知を提供する手段と、を含み、
これにより、複数の異なるソースからのデータを取得し、統一された画面に統合し、プロセス制御およびワークフローを実行し、実用的な洞察をほぼリアルタイムで特定のユーザに配信することができる。
i.前記ユーザによって選択された特定の時間における治療に関して収集された詳細を再検討することと、
ii.選択された時間の前後の詳細を再検討することと、
iii.規定されたルールに準拠していると特定された症例を特定するためのガイダンスルールを作成することであって、ユーザが、再検討する症例を特定するのに使用する期間を規定することができ、前記ユーザが、将来の症例のみ、またはある規定日までの過去の症例、または両者の組み合わせを選択することができ、
iv.誰が、いつ、どのように、規定された基準を満たす症例が再検討可能であることを伝えるかを規定することであって、この場合、誰とは、現在の症例を監視しているいずれの人にも通知することなく、規定された基準を評価する個人のみであってもよいし、現在の症例を監視している特定の個人を含めてもよいことを規定することと、を行う機能をユーザに提供するものであって、
ユーザインターフェースルールエンジンが、
データをほぼリアルタイムで、収集、記憶、および処理する手段と、
エンドユーザが閲覧するデータを構成する画面を構成する手段と、
ユーザにデータストリーム上における実行ステップを作成させる手段と、
エンドユーザが規定した実行ステップに基づいて、エンドユーザに通知を行う手段と、
イベントのタイムラインにおいて整理されたデータの画面を表示する手段と、
エンドユーザが、実行ステップを変更または拡張する手段と、エンドユーザが、データを再検討するのと同時にユーザに通知を提供する手段と、を含み、
これにより、複数の異なるソースからのデータを取得し、統一された画面に統合し、プロセス制御およびワークフローを実行し、実用的な洞察をほぼリアルタイムで特定のユーザに配信することができる。
本発明の上記および他の特徴、ならびに利点は、添付の図面を参照して以下の説明を読むことにより、本発明が関連する当業者に明らかになるであろう。
本発明は、患者の転帰を改善するための、医療患者に向けた継続的改善システムおよび方法を対象とし、遠距離通信ネットワークと、監視装置を含む少なくとも1つの監視ステーションと、監視装置は、データ要素を監視し、監視されているデータ要素を、遠距離通信ネットワークを介して送信するための命令を含み、かつ監視されているデータ要素を患者から受信し、患者の各々に関連付けられた病状を示す患者データ要素にアクセスするための命令を含み、患者の各々の病状、病歴、および状態に関する情報を含む患者データベースと、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスからデータを収集するための命令と、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスにデータを送信するための命令と、患者記録に関連付けられたデータおよび/または有用なデータとして記憶されるデータを記憶するための命令と、を含む少なくとも1つの通信ハブと、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスからデータを収集するための手段と、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスにデータを送信するための命令と、患者記録に関連付けられたデータおよび/または有用なデータとして記憶されるデータを記憶するための命令と、を含む、データ記憶エンジンと、を含み、遠距離通信ネットワークは、患者の治療中に収集された連続波形データと、いずれの患者記録保存場所にも含まれない有用なデータとを含む、すべてのデータへのアクセスを提供し、継続的改善システムおよび方法はさらに、ユーザインターフェースルールエンジンを含み、ユーザインターフェースルールエンジンは、患者の治療中のある特定の時間をユーザが選択すると、
i.前記ユーザによって選択された時間における治療に関して収集された詳細を再検討することと、
ii.選択された時間の前後の詳細を再検討することと、
iii.規定されたルールに準拠していると特定された症例を特定するためのガイダンスルールを作成することであって、ユーザが、再検討する症例を特定するのに使用する期間を規定することができ、前記ユーザが、将来の症例のみ、またはある規定日までの過去の症例、または両者の組み合わせを選択することができるガイダンスルールを作成することと、
iv.誰が、いつ、どのように、規定された基準を満たす症例が再検討可能であることを伝えるかを規定することであって、この場合、誰とは、現在の症例を監視しているいずれの人にも通知することなく、規定された基準を評価する個人のみであってもよいし、現在の症例を監視している特定の個人を含めてもよいことを、規定することと、を行う機能をユーザに提供するものであって、
ユーザインターフェースルールエンジンが、
データをほぼリアルタイムで、収集、記憶、および処理する手段と、
エンドユーザが閲覧するためのデータを構成する画面表示用のデータを構成する手段と、
ユーザにデータストリーム上における実行ステップを作成させる手段と、
エンドユーザが規定した実行ステップに基づいて、エンドユーザに通知を行う手段と、
イベントのタイムラインにおいてデータの整理された画面を表示する手段とし、
エンドユーザが、実行ステップを変更または拡張する手段と、エンドユーザがデータを再検討するのと同時に通知を提供する手段と、を含み、
これにより、複数の異なるソースからのデータを取得し、統一された画面内に統合し、プロセス制御およびワークフローを実行し、実用的な洞察をほぼリアルタイムで特定のユーザに配信することができる。
i.前記ユーザによって選択された時間における治療に関して収集された詳細を再検討することと、
ii.選択された時間の前後の詳細を再検討することと、
iii.規定されたルールに準拠していると特定された症例を特定するためのガイダンスルールを作成することであって、ユーザが、再検討する症例を特定するのに使用する期間を規定することができ、前記ユーザが、将来の症例のみ、またはある規定日までの過去の症例、または両者の組み合わせを選択することができるガイダンスルールを作成することと、
iv.誰が、いつ、どのように、規定された基準を満たす症例が再検討可能であることを伝えるかを規定することであって、この場合、誰とは、現在の症例を監視しているいずれの人にも通知することなく、規定された基準を評価する個人のみであってもよいし、現在の症例を監視している特定の個人を含めてもよいことを、規定することと、を行う機能をユーザに提供するものであって、
ユーザインターフェースルールエンジンが、
データをほぼリアルタイムで、収集、記憶、および処理する手段と、
エンドユーザが閲覧するためのデータを構成する画面表示用のデータを構成する手段と、
ユーザにデータストリーム上における実行ステップを作成させる手段と、
エンドユーザが規定した実行ステップに基づいて、エンドユーザに通知を行う手段と、
イベントのタイムラインにおいてデータの整理された画面を表示する手段とし、
エンドユーザが、実行ステップを変更または拡張する手段と、エンドユーザがデータを再検討するのと同時に通知を提供する手段と、を含み、
これにより、複数の異なるソースからのデータを取得し、統一された画面内に統合し、プロセス制御およびワークフローを実行し、実用的な洞察をほぼリアルタイムで特定のユーザに配信することができる。
本発明は、複数の異なるソースからのデータを取得し、統一された画面内にすべての情報を統合し、プロセス制御/ワークフローを実行し、実用的な洞察をほぼリアルタイムで特定のユーザに配信することができる。本システムは、意思決定支援アルゴリズムおよび管理ソフトウェアを使用して、ユーザ基準に基づいて、どの情報が実用的であるかを特定する。実用的な情報は、代表的な独立型補助システムと比較して、豊富なコンテキストで表示することができる。情報は、患者、臨床、および/または管理者ユーザに対してパーソナライズすることができる。ユーザは、所与のコンテキストで、すべての関連情報と共に、イベントをタイムラインに再生することができる。情報を追加または削除して、コンテキストを明確にしたり、追加の知識を得たり、または再検討に基づいてすぐに変更を実施することができる。
新規のプロセス改善ツールは、通常、用紙による記録ではアクセスできない、あるいは独立型補助システムのために現在の電子システムではアクセスしにくい、膨大な異なるデータストリーム上で、プロセス制御および/またはワークフローの収集、記憶、および自動化を可能にする。ワークフローの自動化の変更および収集したデータポイントを、簡単に拡張することができる。本発明の改善ツールは、地理的な位置に関係なく、患者集団の画面にデータを動的に整理するユニークな機能、ユーザが指定した基準に従って、画面を縮小する付加的な機能、ならびにデバイス、HITシステム、外部ソース、ユーザ入力、または電子フォーマットで利用可能な他のデータソースからデータを収集する機能を、ユーザに提供する。
データ入力は、自動入力およびユーザ入力の組み合わせることができる。本発明は、上記のいずれかを使用して、データストリーム上に一連の評価を作成し、予想されるワークフロー、プロセス制御、または臨床経過からの逸脱について通知することを意図した通知を発動する機能と、ユーザが、否定的な臨床結果、またはプロセス制御またはワークフローの不遵守または失敗につながった特定のイベントまたは一連のイベントの重要な評価に参加できるように、過去における一連のデータポイントを再検討及び再生する機能を有している。
本発明は、病歴データを使用して、臨床状態または新しいプロセス制御/ワークフローをリアルタイムで管理するためのガイダンスを生成する機能、ならびに臨床ガイダンスが真である/有効であることをリアルタイムでユーザに認識させる機能を有する。
本発明は、リアルタイムでの入力に応じて、ユーザ基準ごとに実行経路を変更し(例えば、マイクロ評価からのデータは、今後の評価の頻度などを変更することができる)、ならびに改善ツールの通知を閲覧しているエンドユーザが、データの再検討時に改善ツールに提供される入力を変更することができるように、チームに指示し、調整することを可能にする、例えば追加の評価または修正された評価に伴ってワークフローが更新されるようにする機能を有している。
本発明は、ほぼリアルタイムで、データを収集、記憶、および処理する機能を有する。データを整理して、エンドユーザに閲覧させ、データストリーム上における実行ステップをユーザに作成させ、エンドユーザによって規定された実行ステップに基づいて、エンドユーザに通知し、イベントのタイムラインにおいて整理されたデータの画面を提示する画面を構成することができる。さらに、本発明は、エンドユーザがデータを再検討するのと同時に、実行ステップおよび通知をエンドユーザに変更または拡張させる機能を有している。
インターフェースルールエンジンは、エンドユーザが、評価する基準と、治療チームに届ける必要のある通知とを規定するガイダンスルールを作成する。エンドユーザは、例えば、医療デバイスから収集されたデータストリームで利用可能ないずれかのデータポイントに基づいて、基準を規定することができる。ユーザは、グループにまとめることができる。患者は、グループにまとめることができる。患者は、ユーザが規定した基準で「タグ付け」することができる。患者は、リアルタイムで、ユーザが規定した基準に従って、階層化することができる。その場の判断でエンドユーザは、特定の閾値を変更することができる。
「継続的改善ツール」を使用する認定エンドユーザが、通信タイプ(例えば、Cockpitユーザへのメール通知、SMS、誰が受信するかなど、を規定する機能を有する場合、再検討を必要とする規定された基準を満たす症例について、いつ、どのように通信が行われるかに気づく。また、受信するときも含まれる。通信は、規定されたワークフローを最適にサポートするために、認定エンドユーザが指示するいずれかのデバイスで配信される。また、エンドユーザは、通知が認知または対処されなかった場合に実行される段階的に上にあげるプロセス(escalation process)を構成することができる。エンドユーザは、認定エンドユーザが許可すれば、特定の通信を再通知(「スヌーズ」)する機能を有することになる。
エンドユーザが従うプロセスと、最善の措置、査読出版物、または継続的改善ツールによって収集及び記憶されたデータの再検討に基づいて従い得た良いプロセスとの間に違いがあることに、エンドユーザが気づくたびに、改善は実現される。しかし、これは複雑である。エラーや負のイベントは、動的に特定される。これが遡って起こると、すべてのデータ(波形を含む)は、可能な限り最も豊かな臨床的再検討を可能にするために利用できる。特定のセンチネルイベントまたは一連のデータが特定されれば、リアルタイムで新しいガイダンスを作成することができる。予想されるプロセスやワークフローからの逸脱は、リアルタイムで特定することができる。評価後、プロセス制御またはワークフローへのなんらかの変更は、動的に実施することができる。
以下の記述で使用される以下の用語。理解しやすくするために、定義を提供する。
評価データは、患者の健康に関連するすべてのデータである。
「医療現場」とは、一時的であれ永続的であれ、一般的には24時間体制で専門家による医療を提供するための設備が整っていない施設のことである。例示であって、限定するものではないが、医療現場は、遠隔診療所、医師のオフィス、野戦病院、災害援助ステーション、患者搬送車、および同様のケア施設であってもよい
介護者とは、患者を介護する個人のことである。例としては、看護師、医師、医療専門家(例えば、限定するものではないが、集中治療専門医、心臓病専門医、または他の同様の医療専門医)が挙げられる。
臨床データとは、病状の観察された症状に関するデータである。
監視対象の患者とは、医療現場に入院している者のことである。
監視されているデータは、監視データが収集され、その状態が遠隔コマンドセンターからの継続的リアルタイム評価の対象となる監視対象の患者に接続された、監視デバイスから受信されるデータである。
患者データとは、患者の診断、処方箋、病歴、状態、検査結果、およびその他の健康関連データに関連するデータである。
生理学的データは、人体の機能およびそのプロセスに関連するあらゆるデータである。
症状-患者の報告書および/または評価データから特定することができる健康状態のいずれかの兆候または表れ。
症状-患者の報告書および/または評価データから特定することができる健康状態のいずれかの兆候または表れ。
本発明は、遠距離通信ネットワークを含む医療患者のための継続的改善システムを対象としており、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスからデータを収集するための命令と、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスにデータを送信するための命令と、患者記録に関連付けられたデータおよび/または有用なデータとして記憶されるデータを記憶するための命令と、を含む、少なくとも1つのECOシステム(本明細書で使用されるように、「ECOシステム」、「ecoシステム」、および「エコシステム」は入れ換えて使用することができる)(通信ハブ)と、患者の各々の病状、病歴、および状態に関する情報を含む患者データベースと、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスからデータを収集する手段と、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスにデータを送信するための命令と、患者記録に関連付けられたデータおよび/または有用なデータとして記憶されるデータを記憶するための命令と、を含むデータ記憶エンジンと、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスからデータを収集するための命令と、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスにデータを送信するための命令と、患者記録に関連付けられたデータおよび/または有用なデータとして記憶されるデータを記憶するための命令と、を含む少なくとも1つのコミュニケーションハブと、を含み、遠距離通信ネットワークは、患者の治療中に収集された連続波形データと、いずれの患者記録保存場所にも含まれない有用なデータとを含む、すべてのデータへのアクセスを提供し、継続的改善システムはさらに、ユーザインターフェースルールエンジンを含み、ユーザインターフェースルールエンジンは、ユーザに、患者の治療中のある特定の時間を選択して、その選択した時間に、治療に関して収集された詳細を再検討することと、その選択した時間の前後の詳細を再検討することを容易にすることと、規定されたルールに準拠していると特定された症例を特定するためのガイダンスルールを作成し、ユーザが、再検討する症例を特定するのに使用する期間を規定し、ユーザが、将来の症例のみ、またはある規定日までの過去の症例、または両者の組み合わせを選択することができ、誰に、いつ、どのように、ユーザに規定された基準を満たす症例が再検討可能であることを伝えるかを規定する機能を提供し、この場合、誰とは、現在の症例を監視しているいずれの人にも通知することなく、規定された基準を評価する個人のみであってもよいし、現在の症例を監視している特定の個人を含めてもよい。
本発明は、遠距離通信ネットワークを使用して、医療現場でケアを受ける患者のルールに基づくケアを容易にする。本明細書で使用されるように、医療現場は、遠隔診療所、医師のオフィス、野外病院、災害援助ステーション、患者輸送車、および同様の医療施設であり得る。患者は、治療施設が確立した基準に基づいて、監視のために選択されることがある。例示であって、限定するものではないが、「監視対象の患者」は、重症患者、急性疾患患者、特定の疾患を持つ患者、重傷を負う患者、および診断が不明確な患者を含む。
ECOシステムコミュニケーションハブは、患者を監視および/または治療する医療デバイスを含むいずれかの電子デバイスから監視されているデータ要素を取得し、監視データを、ネットワーク上で、相互運用環境エンジンによって処理される保管場所に送信する。監視されているデータは、生理学的データ要素、映像データ要素、および音声データ要素を含む。遠隔コマンドセンターは、すべての患者監視ステーションから、監視データを受信する。相互運用環境エンジンはまた、患者の状態に関連する他のデータにもアクセスする。例示であって、限定するものではないが、遠隔コマンドセンターは、医療現場から入手できる範囲で、患者についての個人情報に関するデータ(氏名、住所、婚姻状況、年齢、性別、民族、近親者)、病歴(病気、怪我、手術、アレルギー、薬剤)、入院情報(症状、生理学的データ、入院時間、入所介護者の観察)、治療、検査データ、検査報告書(例えば放射線学的報告書および微生物学的報告書)、医師のメモ、患者の診断、処方箋、病歴、状態、検査結果、および他の健康に関連するデータ(総称して「患者データ」)にアクセスする。
本発明では、監視対象患者ケアシステムは、医療現場の機能に基づいて監視対象の患者にケアを提供する。ルールエンジン、意思決定支援アルゴリズム、オーダーライティングソフトウェア設備、継続的ケアソフトウェアは、医療現場への現場評価ルールの適用に基づいて、医療現場の機能に適応される。本発明では、治療機能のレベルを向上させるために、医療現場患者ケアシステムの構成要素が、医療現場に供給されてもよい。
本発明は、ハードウェアエコシステムを含む相互運用環境上で動作し、該システムは、通信方法を介して、いずれかの電子ソースに対して、電子データを収集、翻訳、記憶し、コアソフトウェアエンジンに送信するルールエンジンと、医療デバイス、臨床情報システム、病院情報システムを含む任意の数のソースから電子データを収集および転送する手段を有するコアソフトウェアエンジンと、病院で承認されたプロトコル、基準、およびガイダンスの遵守を改善するルールを適用するルールエンジンと、パラメータがそのパラメータの正式に認識された真のソースにおいて更新されたときに、パラメータを使用してすべてのサブシステムを更新するルールを適用するルールエンジンと、すべての必要な患者情報を、コンピュータ情報システム(またはCIS)に入力するルールを適用するルールエンジンと、CISデータとは別に、高度な分析をサポートするフォーマットで、すべての品質およびプロセス制御データを維持するルールを適用するルールエンジンと、プラットフォームの制限なしに、任意の数の遠隔電子デバイスに通知を行う手段を提供するルールエンジンと、誤り調査およびプロセス制御を含むデータ分析と機械学習ツールとをサポートするルールエンジンと、医師が指示した患者ケアに対する遵守を改善する手段を提供するルールエンジンと、医療デバイスを含む電子デバイスとの双方向通信を提供するルールエンジンとを含む。
ECOシステムハードウェアは、患者モニターを含む医療デバイスからデータ要素を取得し、データをネットワーク経由でデータ記憶装置、特定されたターゲット、通知を必要とする個人、遠隔ダッシュボード、遠隔モバイル通信デバイス、遠隔監視場所に送信する。収集されたデータは、生理学的データ要素、映像データ要素、音声データ要素、手動で入力された患者評価、薬物送達、切開時間および場所、血液製品送達、検査結果、入院時評価結果、術後査定、I/Oデータなどを含む。相互運用環境はまた、患者の状態に関連する他のデータにもアクセスする。例示であって、限定するものではないが、相互運用環境は、医療ITネットワークから入手できる範囲で、患者に関する個人情報、病歴(病気、怪我、手術、アレルギー、薬剤など)、入院情報(症状、生理学的データ、入院時間、入所介護者の観察)、治療、検査データ、検査報告書(例えば放射線学的報告書および微生物学的報告書)、医師のメモ、患者の診断、処方箋、病歴、状態、検査結果、およびその他の健康に関連するデータ(総称して「患者データ」)にアクセスする。ネットワーク上で収集されるデータ、すなわち、監視データおよび患者データを、総称して「評価データ」と呼ぶ。
好適なシステムは、データソースとデータターゲットとの間の通信に対して、アグノスティックなアプローチを利用する。これにより、病院は、相互運用環境の中で、任意の数のサプライヤおよび/またはデバイスモデルを利用することができる。これにより、相互運用性を実現するためだけに、新たに機器を購入する必要がなくなる。システムは、上述したように、すべての適用ソースからすべての関連患者データへのアクセスを可能にし、患者ケアおよび患者の反応/転帰に関するすべての関連データを正確に、適時に、かつ完全に記憶する手段を与える。
一般的に受け入れられているアプローチは、患者を監視する医療デバイスが、患者治療を提供する医療デバイスと通信して、提供される治療を適切に調整する手段を特定することに焦点を当てている。現在のシステムでは、臨床的に証明されたアルゴリズムに、適切な意思決定を下すのに必要なすべての情報を提供して、医療デバイスが提供する治療を調整するには、ケアの際に収集したバイタルサインのみが必要であると仮定しているが、これによって、デバイスの相互運用インフラストラクチャの最大の可能性が制限されてしまう。本発明は、限定されるわけではないが、最適な患者ケアの転帰の発展及び制御に適用できるすべての利用可能な医療デバイス、患者固有の詳細が含まれるように、システムの機能を拡張する。
相互運用環境は図1に示されており、これは広範囲な相互運用環境のブロック図である。図1の中央は、相互運用環境エンジン101であり、これはエンジンと呼ばれる。これは、広範囲な環境で収集および共有されているデータの様々なソースとターゲットと間で、適時かつ正確な通信を確実にするコア通信ツールであることを象徴するものである。両矢印で示されるように、本発明はまた、相互運用エンジンに接続された任意の数の場所間の通信もサポートする。
相互運用環境はまた、ECOシステム102からも構成される。ECOシステムは、Linux(登録商標)、Windows、MacOSなどの様々なオペレーティングシステムを利用して、任意の数のハードウェアオプションで構成される。ECOシステムは、電子医療デバイス(またはEMD)106を含む電子デバイスに近接して存在し、これらデバイスは、LAN、シリアル、Wi-Fi、無線などを含む任意の数の通信チャネルを介して、ECOシステムと通信する。ECOシステムは、医療デバイスとエンジンとの間の導管として利用され、電子データを収集し、翻訳し、エンジンに転送して、適切な記憶場所または特定のデータターゲットに対して処理する。
相互運用環境はまた、1つ以上のデータリポジトリからも構成されており、データをいずれかのターゲット場所に送信する前に収集されたすべてのデータを保存する。例えば、データは、患者100、電子医療デバイス102、ワークステーション103、患者記録データ記憶装置106、遠隔ディスプレイ108、遠隔アクセスデバイス109、モバイルデバイス110、参考資料111、インターネットリンク112などから得ることができる。エンジンは、収集されているパラメータの開始日と終了日に基づいて、各データフィールドを追跡する。エンジンのタイムスタンプおよびデータ収集を組み合わせることで、相互運用環境は、個々のパラメータのデータ分析、ならびに他のパラメータとの相互作用をサポートすることができる。患者記録データ記憶装置103は、エンジンによって収集され、記憶されるすべての必要な患者ケアデータを収容している。
患者監視装置は、監視されているデータ要素を患者監視ステーションから取得し、監視されているデータ(本明細書では「監視データ」とも呼ばれることもある)をネットワーク経由で遠隔コマンドセンターに送信する。監視されているデータは、生理学的データ要素、映像データ要素、および音声データ要素を含む。遠隔コマンドセンターは、すべての患者監視ステーションから監視されているデータを受信する。遠隔コマンドセンターはまた、患者の状態に関連する他のデータにもアクセスする。例示であって、限定するものではないが、遠隔コマンドセンターは、医療現場から入手できる範囲で、患者についての個人情報に関するデータ(氏名、住所、婚姻状況、年齢、性別、民族、近親者)、病歴(病気、怪我、手術、アレルギー、薬剤)、入院情報(症状、生理学的データ、入院時間、入所介護者の観察)、治療、検査データ、検査報告書(例えば放射線学的報告書および微生物学的報告書)、医師のメモ、患者の診断、処方箋、病歴、状態、検査結果、および他の健康に関連するデータ(総称して「患者データ」)にアクセスする。ネットワーク上の遠隔コマンドセンターで利用可能なデータ、すなわち、監視されているデータおよび患者データを総称して「評価データ」と呼ぶ。
ルールエンジンは、各監視対象患者からの評価データから選択したデータ要素に、ルールまたはルールセットを適用して、その場所のルールに違反しているかどうかを判断する。ルールに違反した場合、遠隔コマンドセンターで警告が発生する。各監視対象患者のルールは、患者の状態の認可ごとに、遠隔コマンドセンターで確立され、変更されることがある。本発明の一実施形態では、患者の状態が悪化しているかどうかを判断するための規則が確立されている。規則に違反したという警告には、患者の治療に関する助言が含まれる。
患者ルールジェネレータは、患者監視ステーションに関連付けられた監視対象患者のための1つ以上のルールを確立する。患者ルールジェネレータは、患者の状態の変化を予測するルールの機能を示すルール性能指標を収集し、これらの指標を使用してルールの有効性を評価する。患者ルールジェネレータは、ルールを更新し、ルールがそのまま容認できると判断し、またはルールを改訂するためのデータが不十分であると判断することもある。
患者ルールジェネレータはまた、同様の状態を有する患者の評価データを評価し、予測ルールを書き込んで、同一または同様の状態を有する患者に適用することができるかどうかを判断することもできる。患者ルールジェネレータはまた、提案されたルールを病歴データに対してテストして、ルールが患者の状態の変化を予測するかどうかを判断することもできる。患者ルールジェネレータは、現場査定モジュールが確立したサービスレベル指標に一致するルールを生成する。
本発明は、評価データの要素を利用して意思決定支援を行い、介護者に意思決定支援を行うための入力をユーザに促す継続的ケアソフトウェアを提供する。意思決定支援アルゴリズムは、評価データの要素に応答して、病状、科学的治療、および起こり得る合併症を記述した原文の資料を生成する。この情報は、リアルタイムで利用可能であり、診断から治療、トリアージに至るまであらゆるタイプの臨床判断を支援する。
本発明では、医療現場患者ケアシステムは、医療現場の機能に基づいて、医療現場の患者にケアを提供する。本実施例においては、ルールエンジン、意思決定支援アルゴリズム、オーダーライティングソフトウェア設備、及び継続的ケアソフトウェアは、医療現場への現場査定ルールの適用に基づいて、医療現場の機能に適応される。医療現場患者ケアシステムの構成要素は、治療機能のレベルを向上させるために、医療現場に供給され得る。本発明のさらに別の実施形態では、医療現場の構成要素はパッケージ化され、現場査定コードが割り当てられる。コードは、現場査定プロセスの要素を事前に決定するために、遠隔コマンドセンターによって使用されるので、そのプロセスは簡素化される。
本発明において、患者監視装置は、患者監視ステーションから監視されているデータ要素を取得し、監視データを局所的に記憶する。記憶された監視データは、所定の時間または遠隔コマンドセンターが要求したときに、患者データと共に、遠隔コマンドセンターに送信される。遠隔コマンドセンターは、「遅延」の監視されているデータと評価データを、リアルタイムで受信した場合と同様の方法で評価する。例として、遠隔コマンドセンターは、遅延の監視されているデータおよび患者データに、ルールエンジンおよび意思決定支援アルゴリズムを適用し、医療現場にガイダンスを提供する。したがって、本発明は、連続的な高帯域幅通信が利用できない、または経済的に不可能な環境において、高品質のケアを提供する。
本発明のシステムは、データを収集し、データを記憶する。医療施設の電子カルテシステム(EMR)の患者記録には、当技術分野で周知のように、他のシステムと同じ情報が含まれる。EMRは1つのターゲットであり、特定のターゲットが要求するデータのみを受信する。EMRに送信されたデータおよび収集された任意の他のデータが、クラウド上に記憶され、症例の査定をサポートするために保管される。症例記録としてのデータの一部と、有用なデータで収集した他の追加データとを記憶する機能がある。したがって、本発明は、システムが知識を得る際に得られる知識をより十分に活用する方法を見出すことにより、機能や特徴を追加することができる。したがって、このシステムは、新しい知識が得られるにつれて成長する機能を有する。
本発明は、患者とのやり取りおよびそれらのやり取りに対する患者の反応の重要な評価をサポートする頻度で、任意の特定されたデータを収集することができる。用語データには、限定されるわけではないが、患者の病歴、やり取りを行う人を含む患者とのやり取りの詳細、提供された時間、いずれかの薬品、やり取りを完了させるのに使用された使い捨てまたは医療デバイス、有効な患者モニターで提供される患者のバイタルサイン数値、有効な患者モニターで提供される波形、患者に使用されるいずれかの医療デバイスの設定の変更、検査結果、医療者メモ、および文書化された観察が含まれる。
本発明は、治療期間のタイムラインに沿って情報を表示することができる。ディスプレイは、治療中に収集された任意の患者バイタルサイン数値を、グラフ表示するように構成されてもよい。加えて、本発明は、治療中に生成された波形データを、有効な患者モニター上の波形画面を正確に示すものとして表示することをサポートする。
レビュー画面を使用して、ユーザは、タイムライン上のいずれかの特定の時間を選択し、その時点で患者のバイタルサイン値を再検討することができる。数値および波形データに関して、システムは、治療中に前後に移動して、患者のやり取りと患者の反応との間の潜在的な関連性を査定する機能を有している。
これらのツールを使用して、査定を実施する人物またはチームは、潜在的な根本原因およびまたはガイダンスの確立を含む潜在的な是正/予防措置を特定することができる。システムは、ユーザにパラメータまたは条件制限を確立させて、ガイダンスを実施するように設計されている。この場合、実施は、システムが指定された条件に対して今後の治療(再検討したのと同じ治療)を監視し、その条件のいずれかが観測された場合に、警告/通知が送信されることを意味している。実施レベルは、提供者とのやり取りを一切せずに、バックグラウンドで監視する程度にとどめてもよい。この場合、ガイダンスで特定された個人には、着目した治療症例が再検討の対象となることが通知される。注意:いくつかのガイダンスを作成して実施し、様々な代わりのアプローチのデータ収集を加速させることができる。このアプローチを使用することで、必要な科学的根拠を構築して、適切な治療プロトコルガイダンスを正当化するのに必要なデータを、現在承認されているプロトコルを変更することなく収集することができる。
医療施設のプロトコルの正式な変更を正当化するために科学的根拠が収集されると、適切な再検討を実行することができ、適切に正当化された場合には、承認されたプロトコルの変更によって、移植が認められる。この基本的な実験計画法を使用して知識を得るにつれ、十分な論理を発展させて、機械学習ツールの使用をサポートし、継続的改善プログラムをさらに加速させることができる。
本発明は、再検討対象の現在の患者ケア中に、時間を遡る機能をサポートする。同じ画面を利用して、正式な再検討中に、症例を評価することもできる。これらの画面には、特定の患者とのやり取りがいつ行われたかを示すアイコンも含まれている。
波形データは、医療デバイスから直接収集される。これらの波形は、患者記録と共に記憶される。一度記憶されれば、波形を表示および再生することができる。記憶された波形を実行する機能がある場合、システムはまた、これらの記録を再検討する医療者にとって重要である期間を特定するために、実行、再生、高速早送り、または高速巻き戻しすることも含んでいる。
患者の転帰に焦点を当てた継続的改善プログラム:
患者の転帰を改善するには、改善プロセス制御の継続的な連鎖が必要である。そのため、継続的改善プログラムは、予期しない転帰を排除する機会を特定することに焦点を当てている。本発明は、既存のプロセス制御または処置が負の結果をもたらす状況を探求する。真に高度なプログラムは、転帰が予想以上にプラスになる状況も探索する。改善の機会を示す状況が特定されると、組織は再発のリスクを判断し、リソースに優先順位をつけて最優先の機会に取り組む。特定された状況は、是正および予防措置プロセスで追跡および管理される。このプロセスでは、文書化された誤り調査の詳細と、潜在的な是正および/または予防措置の査定と、試行されたC/P措置の検証および認証結果とが必要になる。上述したように、現在の従来技術システムは、効果的な継続的改善プログラムを十分にサポートしていない。
患者の転帰を改善するには、改善プロセス制御の継続的な連鎖が必要である。そのため、継続的改善プログラムは、予期しない転帰を排除する機会を特定することに焦点を当てている。本発明は、既存のプロセス制御または処置が負の結果をもたらす状況を探求する。真に高度なプログラムは、転帰が予想以上にプラスになる状況も探索する。改善の機会を示す状況が特定されると、組織は再発のリスクを判断し、リソースに優先順位をつけて最優先の機会に取り組む。特定された状況は、是正および予防措置プロセスで追跡および管理される。このプロセスでは、文書化された誤り調査の詳細と、潜在的な是正および/または予防措置の査定と、試行されたC/P措置の検証および認証結果とが必要になる。上述したように、現在の従来技術システムは、効果的な継続的改善プログラムを十分にサポートしていない。
継続的改善ツールの例:
本発明のシステムは、症例の詳細を分析する具体的な理由がある場合に、最適に使用されるであろう。例えば、センチネルまたはネバーイベントに対応している。しかしながら、このツールは、いずれかの病歴データの詳細な分析に使用することができる。様々な分析ツールを使用して顧客の知識が得られるようになると、ツールを拡張し、再検討のために選択された基準を満たす病歴記録を評価することができる。この病歴の再検討を使用して、必要な科学的正当性を収集して、提案された変更を認証することができる。
本発明のシステムは、症例の詳細を分析する具体的な理由がある場合に、最適に使用されるであろう。例えば、センチネルまたはネバーイベントに対応している。しかしながら、このツールは、いずれかの病歴データの詳細な分析に使用することができる。様々な分析ツールを使用して顧客の知識が得られるようになると、ツールを拡張し、再検討のために選択された基準を満たす病歴記録を評価することができる。この病歴の再検討を使用して、必要な科学的正当性を収集して、提案された変更を認証することができる。
図1は、本発明の継続的改善ツールの利用論理およびプロセスを示すフロー図である。着目する症例を特定し、症例にアクセスし、症例を再検討して、着目する項目や期間を特定することから始まる。分析の反復プロセスの後、ガイダンスルールが作成され、プロトコルの変更や実施に関する通知や通信を含む、着目する症例に適用される。
図2~10は、麻酔プロトコルの例を提供する。しかし、その例とそのスライド、および各画面の説明は、継続的改善ツールの機能の範囲を制限することを意図していない。ツールは、任意の数のプロセスをサポートするように構成されてもよい。
症例分析の本例では、症例の概要を示す再検討画面が提供されており、該画面には以下が含まれるが、これらに限定されることはない。
・患者との特定のやり取りがいつ起こるかを示すアイコンを含む、症例中の患者のバイタルサインのグラフ表示
○ グラフの凡例
○ 薬剤送達
○ 切開
○ 換気
○ 症例詳細選択キー
○ 患者-詳細
○ 症例
○ データ
○ ガイダンス
・患者との特定のやり取りがいつ起こるかを示すアイコンを含む、症例中の患者のバイタルサインのグラフ表示
○ グラフの凡例
○ 薬剤送達
○ 切開
○ 換気
○ 症例詳細選択キー
○ 患者-詳細
○ 症例
○ データ
○ ガイダンス
スクリーンショットでは、症例を通して収集されたデータを再検討する例の概略を提供した。タイムラインでは、臨床イベント(すなわち切開)と共に複数のソースからのデータが明らかになっている。図3、4、および5のスクリーンショットは、臨床医がどのようにガイダンスエディタと共に対話形式でデータを再検討するかを示している。その後、現在のプロセス制御(図6)を評価し、症例の再検討に基づいて、プロセスを変更することができる。スクリーンショットは、これがどのように起こるかの例を示している。例えば、再検討中に、臨床医は、再検討ツールの画面に表示されるデータが、利用可能な脳酸素測定からのデータも表示すれば、より効果的であると特定し得る。プラットフォームが脳モニターをサポートしているため、臨床医は、収集したデータセットに脳酸素濃度計が含まれるように要求することができるので、臨床医はそのデータを再検討して使用し、より効果的なガイダンスを作成することができる。
図3は、症例の特定の時間にカーソルを移動し、クリックして特定のデータ詳細を表示する機能を含む、再検討画面のデータオプションとのやり取りを示す再検討画面のスクリーンショットである。このスクリーンショットは、図4のスクリーンショットにおいて、症例の要求時間での、実際に収集されたデータを表示している。
波形を見る場合、図3のスクリーンショットに示すように、ユーザは波形キーをクリックし、図5のスクリーンショットに示すように、収集された波形データが表示される。
図6のスクリーンショットに見られるように、波形表示の下部にスライドがあり、これにより、ユーザは、時間を前後に移動させて、選択した時間の前後の変化を再検討することができる。
スクリーンショットは、ユーザが、どのように再検討画面からガイダンスツールにアクセスするのかを示し、ガイダンスの作成や修正のプロセスについてユーザに教えている。
図7は、再検討画面と、この場合、症例タイプGENAを規定する一次フィルタの範囲の選択を示している。
図8は、再検討画面および患者とのやり取りを示すと共に、イベントが切開であることを示している。
図9は、気道の概要のスクリーンショットを示しており、ETT、Parker ETT、RAE、MLTおよび/または強化で始まるいずれかのリストを有する。
図10は、麻酔タイプが一般的であることを示すスクリーンショットであり、処置記述に頭蓋が含まれているかどうか、および/または処置記述に神経が含まれているかどうかを含む、一定のルールに従って、二次フィルタの範囲を規定している。また、図10は、第3レベルフィルタの定義を示しており、15分前にイソフルランが発生し、15分前にセボフルランが発生したことも示している。
図11は、以下のルールによって規定される第4レベルフィルタの範囲を示す。
ボーラス(薬剤名はリスト(ロクロニウム、ベクロニウム、パンクロニウム、アトラクリウム)にある、)10分前から始まった直近9分間の最新読み取りの発生は0
点滴(薬剤名はリスト(ロクロニウム、ベクロニウム、パンクロニウム、アトラクリウム)にある、)10分前から始まった直近9分間の最新読み取りの発生は0
TOF最新のエントリは、直近5分前に生じた
TOF最新のエントリは、直近11分以降に生じた
TOF最新のエントリは、2よりも大きい
ボーラス(薬剤名はリスト(ロクロニウム、ベクロニウム、パンクロニウム、アトラクリウム)にある、)10分前から始まった直近9分間の最新読み取りの発生は0
点滴(薬剤名はリスト(ロクロニウム、ベクロニウム、パンクロニウム、アトラクリウム)にある、)10分前から始まった直近9分間の最新読み取りの発生は0
TOF最新のエントリは、直近5分前に生じた
TOF最新のエントリは、直近11分以降に生じた
TOF最新のエントリは、2よりも大きい
本発明の前述の実施形態は、例示および説明の目的のために提示されている。これらの説明および実施形態は、網羅的であること、または本発明を開示された正確な形態に限定することを意図したものではなく、明らかに、上記開示に照らして多くの修正および変更が可能である。本発明の原理およびその実用的な応用を、最もよく説明するために、本発明の実施形態を選択して説明し、それによって、当業者は、想定される特定の用途に適するように、発明の様々な実施形態において、および様々な変更を伴って、本発明を最もよく利用することが可能となる。
Claims (4)
- 患者の転帰を改善する医療患者のための継続的改善システムであって、
遠距離通信ネットワークと、
監視装置を含む少なくとも1つの監視ステーションであって、前記監視装置は、データ要素を監視し、前記監視されているデータ要素を、前記遠距離通信ネットワークを介して送信するための命令を含み、かつ監視されているデータ要素を患者から受信し、前記患者の各々に関連付けられた病状を示す患者データ要素にアクセスするための命令を含む、監視ステーションと、
前記患者の各々の病状、病歴、および状態に関する情報を含む患者データベースと、
医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスからデータを収集するための命令と、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスにデータを送信するための命令と、監視されているデータおよび/または有用なデータとして記憶されるデータを記憶するための命令と、を含む、少なくとも1つの通信ハブと、
医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスからデータを収集する手段と、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスにデータを送信するための命令と、前記監視されているデータおよび/または有用なデータとして記憶されるデータを記憶するための命令と、を含む、データ記憶エンジンと、
前記遠距離通信ネットワークは、前記患者の治療中に収集された連続波形データと、いずれの患者記録保存場所にも含まれない有用なデータと、を含む、すべてのデータへのアクセスを提供し、
前記継続的改善システムはさらに、ユーザインターフェースルールエンジンを含み、
前記ユーザインターフェースルールエンジンは、前記患者の治療中のある特定の時間をユーザが選択すると、
i.前記ユーザによって選択された時間における治療に関して収集された詳細を再検討することと、
ii.前記選択された時間の前後の詳細を再検討することと、
iii.規定されたルールに準拠していると特定された症例を、特定するためのガイダンスルールを作成することであって、ユーザが、再検討する症例を特定するのに使用する期間を規定することができ、前記ユーザが、将来の症例のみ、またはある規定日までの過去の症例、または両者の組み合わせを選択することができるガイダンスルールを作成することと、
iv.誰が、いつ、どのように、将来の症例および/または過去の症例を参照して、ユーザが規定した基準を満たす現在の症例が再検討可能であることを伝えるかを規定することであって、この場合、誰とは、現在の症例を監視しているいずれの人にも通知することなく、規定された基準を評価する個人のみであってもよいし、現在の症例を監視している特定の個人を含めてもよいと規定することと、を行う機能をユーザに提供し、
前記ユーザインターフェースルールエンジンは、
データをほぼリアルタイムで、収集、記憶、および処理する手段と、
エンドユーザが閲覧するためのデータを構成する画面表示用のデータを構成する手段と、
ユーザにデータストリーム上における実行ステップを作成させる手段と、
エンドユーザが規定した実行ステップに基づいて、エンドユーザに通知を行う手段と、
イベントのタイムラインにおいてデータの整理された画面を表示する手段と、
エンドユーザが、前記実行ステップを変更または拡張する手段と、
前記エンドユーザがデータを再検討するのと同時に前記ユーザに前記再検討するにあたり追加的に他の関連するデータを前記画面に表示を要求する手段を提供する手段と、を含み、
これにより、複数の異なるソースからのデータを取得し、統一された画面表示用のデータに統合することができ、プロセス制御およびワークフローを実行することができ、洞察をほぼリアルタイムで特定のユーザに配信することができる、継続的改善システム。 - 前記システムは、前記ユーザが規定した基準に基づいて、アルゴリズムを使用して、どの情報が実用的かを特定する、請求項1に記載のシステム。
- 前記システムが、所与の状況下において、前記患者に関連する情報およびデータでイベントをタイムラインに再生することができ、情報を追加または削除して、前記再検討に基づいて即座に変更を実施することができる、請求項1に記載のシステム。
- 患者の転帰を改善するための医療患者の継続的改善方法であって、
遠距離通信ネットワークを提供することと、
監視装置を含む少なくとも1つの監視ステーションを提供することであって、前記監視装置が、データ要素を監視し、前記監視されているデータ要素を、前記遠距離通信ネットワークを介して送信するための命令を含み、かつ監視されているデータ要素を患者から受信し、前記患者の各々に関連付けられた病状を示す患者データ要素にアクセスするための命令を含む、少なくとも1つの監視ステーションを提供することと、
前記患者の各々の前記病状、病歴、および状態に関する情報を含む患者データベースを提供することと、
医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスからデータを収集するための命令と、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスにデータを送信するための命令と、監視されているデータおよび/または有用なデータとして記憶されるデータを記憶するための命令と、を含む、少なくとも1つの通信ハブを提供することと、
医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスからデータを収集する手段と、医療デバイスを含む任意の数の電子デバイスにデータを送信するための命令と、前記監視されているおよび/または有用なデータとして記憶されるデータを記憶するための命令と、を含む、データ記憶エンジンを提供することと、を含み、
前記遠距離通信ネットワークは、前記患者の治療中に収集された連続波形データと、いずれの患者記録保存場所にも含まれない有用なデータと、を含む、すべてのデータへのアクセスを提供し、
前記方法はさらに、ユーザインターフェースルールエンジンを提供することを含み、前記ユーザインターフェースルールエンジンは、前記患者の治療中のある特定の時間をユーザが選択すると、
i.前記ユーザによって選択された特定の時間における治療に関して収集された詳細を再検討することと、
ii.前記選択された時間の前後の前記詳細を再検討することと、
iii.規定されたルールに準拠していると特定された症例を特定するためのガイダンスルールを作成することであって、ユーザが、再検討する症例を特定するのに使用する期間を規定することができ、前記ユーザが、将来の症例のみ、またはある規定日までの過去の症例、または両者の組み合わせを選択することができるガイダンスルールを作成することと、
iv.誰が、いつ、どのように、将来の症例および/または過去の症例を参照して、ユーザが規定した基準を満たす現在の症例が再検討可能であることを伝えるかを規定することであって、この場合、前記誰とは、現在の症例を監視しているいずれの人にも通知することなく、前記規定された基準を評価する個人のみであるか、または前記現在の症例を監視している特定の個人を含めてもよいと規定することと、を行う機能を前記ユーザに提供し、
前記ユーザインターフェースルールエンジンは、
データをほぼリアルタイムで、収集、記憶、および処理する手段と、
エンドユーザが閲覧するためのデータを構成する画面表示用のデータを構成する手段と、
ユーザにデータストリーム上における実行ステップを作成させる手段と、
エンドユーザが規定した実行ステップに基づいて、エンドユーザに通知を行う手段と、
イベントのタイムラインにおいてデータの整理された画面を表示する手段と、
エンドユーザが、前記実行ステップを変更または拡張する手段と、前記エンドユーザが、データを再検討するのと同時に前記ユーザに前記再検討するにあたり追加的に他の関連するデータを前記画面に表示を要求する手段を提供する手段と、を含み、
これにより、複数の異なるソースからのデータを取得し、統一された画面表示用のデータに統合することができ、プロセス制御およびワークフローを実行することができ、洞察をほぼリアルタイムで特定のユーザに配信することができる、方法。
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