JPWO2019111675A1 - 波長可変レーザ装置 - Google Patents

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Abstract

複数の単一モードレーザが並列に配置されたレーザアレイと、レーザアレイの一端に接続された第1光結合器およびレーザアレイの他端に接続された第2光結合器とを含み、第1光結合器から第1出力光が出射し、第2光結合器から第2出力光が出射する第1半導体チップと、第1半導体チップと光結合された光回路を有し、第1半導体チップから光回路に入射した第2出力光の少なくとも一部を第1半導体チップに戻す、第2半導体チップと、第2光結合器に接続された第2光増幅器と、を含み、レーザアレイから単一モードレーザを選択し、単一モードレーザの動作温度を制御して、第1出力光および第2出力光の波長を変え、第2出力光の少なくとも一部を第2半導体チップ内に反射させ、第2半導体チップから第1半導体チップに戻された第2出力光の少なくとも一部は、第2光増幅器で強度が調整され、選択された単一モードレーザに戻される。

Description

本発明は、波長可変レーザ装置に関し、特に、光通信システムに用いる狭線幅の波長可変レーザ装置に関する。
近年、通信容量の増大を背景に、光ファイバ通信方式が従来の強度変調から位相変調に移行しつつあり、位相偏移変調(PSK:Phase Shift Keying)や直交振幅変調(QAM:Quadrature Amplitude Modulation)等の多値位相変調技術を用いた光変調器の適用が進んでいる。また、光源の半導体レーザ(LD)としては、分布帰還型LD(DFB−LD:Distributed Feedback LD)や分布ブラッグ反射型LD(DBR−LD:Distributed Bragg Reflector LD)等の単一モードレーザをアレイ状に集積して、光通信のC(Conventional)帯域又はL(Long)帯域の全波長をカバーする波長可変レーザ装置が必要とされている。
ここで、多値位相変調方式では、10〜100kHzオーダーの狭線幅光源が求められているが、DFB−LD、DBR−LDの発振スペクトル線幅(以下、単に「線幅」という)の値は概ね数MHz以下である。このため、DFB−LD、DBR−LDを狭線幅化する必要が生じるが、これには共振器長(一般的にはチップサイズ)を、例えば1500〜2000μm以上に大きくすることが原理的には有効である。
WO2015/162671号 特開2002−171023号公報 特開2014−110257号公報
しかしながら、単純に共振器長を大きくすると、光出力と、少なくとも30〜40dBが必要なサイドモード抑圧比(SMSR:Side Mode Suppression Ratio)とが犠牲となり、モード安定性が損なわれるという問題があった。
一方、反射鏡、エタロンなどの光学部品から成る共振器内に、III−V族の化合物半導体チップである半導体光増幅器(SOA:Semiconductor Optical Amplifier)を加えた構成を有する外部共振器型半導体レーザでは、比較的容易に狭線幅化できるものの、モジュールサイズが大きくなり、耐衝撃性を含む信頼性に問題があった。
そこで、本発明は、上述のような問題を解決するためになされたものであり、小型で発振スペクトル線幅の狭い波長可変レーザ装置を提供するものである。
本発明は、複数の単一モードレーザが並列に配置されたレーザアレイと、レーザアレイの一端に接続された第1光結合器およびレーザアレイの他端に接続された第2光結合器と、第1光結合器に接続された第1光増幅器および第2光結合器に接続された第2光増幅器とを含み、第1光増幅器から第1出力光が出射し、第2光増幅器から第2出力光が出射する第1半導体チップと、第1半導体チップと光結合された光回路を有し、第1半導体チップから光回路に入射した第2出力光の少なくとも一部を第1半導体チップに戻す、第2半導体チップと、を含み、レーザアレイから単一モードレーザを選択し、単一モードレーザの動作温度を制御して、第1出力光および第2出力光の波長を変え、第2出力光の少なくとも一部を第2半導体チップ内に反射させ、第2半導体チップから第1半導体チップに戻された第2出力光の少なくとも一部は、第2光増幅器で強度が調整され、選択された単一モードレーザに戻されることを特徴とする波長可変レーザ装置である。
本発明にかかる波長可変レーザ装置では、第1半導体チップの出力光を、第2半導体チップの光回路を用いて第1半導体チップに戻すため、単一モードレーザの共振器長を大きくすることなく、レーザ光の狭線幅化に必要な光フィードバック量を確保できる。また、第1半導体チップと第2半導体チップを光結合させるための光学部品が不要となるため、小型の波長可変レーザ装置を実現できる。
本発明の実施の形態1に係る波長可変レーザ装置の平面図である。 図1の第1半導体チップと第2半導体チップとの接合部近傍の拡大平面図である。 図2をIII−III方向に見た場合の断面図である。 第1半導体チップの底面図である。 図4の第1半導体チップをVA−VA方向に見た場合の断面図である。 図4の第1半導体チップをVB−VB方向に見た場合の断面図である。 図4の第1半導体チップをVC−VC方向に見た場合の断面図である。 第1半導体チップを取り除いた状態で、第2半導体チップを上から見た場合の平面図である。 図6の第2半導体チップの拡大平面図である。 図7Aの第2半導体チップをVIIB−VIIB方向に見た場合の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る波長可変レーザ装置の平面図である。 本発明の実施の形態1に係る波長可変光モジュールの平面図である。 図8Aの波長可変レーザ装置をIX−IX方向に見た場合の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る波長可変レーザ装置の平面図である。 本発明の実施の形態3に係る波長可変レーザ装置の平面図である。 本発明の実施の形態4に係る波長可変レーザ装置の平面図である。 本発明の実施の形態4に係る波長可変レーザ装置の断面図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。各図面において、同一符号は同一または相当する構成要素を示す。また、当業者の理解を容易にするために、既に知られた事項の詳細な説明は省略する。図面において、X方向、Y方向、Z方向は互いに垂直な方向であり、説明においてX方向を長さ方向、Y方向を幅方向、Z方向を高さ方向または上下方向と称する場合もある。これらの方向を示す用語は例示的なものであり、本発明を限定するものと理解するべきではない。
実施の形態1.
[レーザ共振器]
図1は、全体が100で表される、本発明の実施の形態1に係る波長可変レーザ装置の平面図である。図2は、図1の第1半導体チップと第2半導体チップの接合部近傍の拡大平面図(ただし光回路の一部は省略)である。図3は、図2をIII−III方向に見た場合の断面図である。図1において、実際に見えない構成は破線で示す。また、それぞれの構成については、[第1半導体チップ]および[第2半導体チップ]の中で説明する。
本発明の実施の形態1では、図1に示すように、波長可変レーザ装置100は、第1半導体チップ1と第2半導体チップ2とを備えている。第1半導体チップ1はIII−V族半導体材料のような化合物半導体材料からなり、一方、第2半導体チップ2はシリコン系半導体材料からなる。図3に示すように、第1半導体チップ1は、フリップチップボンディングにより第2半導体チップ2に接合され、第1半導体チップ1と第2半導体チップ2とが相互作用して共振器(光共振器)を構成する。以下、第1半導体チップ1と第2半導体チップ2の構成について、それぞれ詳しく説明する。
[第1半導体チップ]
図4は、図1に示す第1半導体チップ1を、下側(Z方向)から見た場合の底面図(ただし電極の表示は省略)である。図5A、図5B、および図5Cは、それぞれ図4の第1半導体チップ1をVA−VA方向、VB−VB方向、およびVC−VC方向に見た場合の断面図である。
図4に示すように、第1半導体チップ1では、複数のDFB−LD(Distributed Feedback LD)13が平行に設けられ、DFB−LDアレイ14を形成する。ここでは、DFB−LDアレイ14の右側を「前方」、左側を「後方」と定義する。DFB−LDアレイ14の前方および後方には、それぞれ多モード干渉型(MMI:Multi-Mode Interference)光結合器(Coupler)16、20が設けられている。MMI光結合器16の前方、およびMMI光結合器20の後方には、それぞれSOA(Semiconductor Optical Amplifier)18、22が設けられている。
DFB−LD13と、MMI光結合器16、20との間は、それぞれMMI入力導波路15、19で接続されている。また、MMI光結合器16とSOA18、MMI光結合器20とSOA22との間は、それぞれMMI出力導波路17、21で接続されている。
MMI入力導波路15、MMI出力導波路17、MMI入力導波路19、およびMMI出力導波路21は、MMI光結合器16、20のごく近傍を除いて、単一モード導波路で構成される。
本発明の実施の形態1に係る波長可変レーザ装置100では、後述するように、第2半導体チップ2からの光フィードバックを利用して、狭線幅化を実現するため、第1半導体チップ1上のDFB−LD13の共振器長(回折格子長にほぼ等しい)は概ね800〜900μm以下でよく、高い光出力と単一モード性が保たれる。
また、DFB−LD13やSOA18、22などの利得領域と、その他の受動領域とは、バットジョイント成長と呼ばれる公知の再成長技術を用いて接合される。SOA18、22のチップ端面(YZ面)とチップ上面(XY面)には、図示しない反射防止(AR:Anti Reflection)コーティングが施されても良い。
なお、図4では簡単のために、DFB−LDアレイ14に含まれるDFB−LD13の本数を8本としたが、実際には動作温度の範囲および波長可変幅に応じて本数が選定され、例えば12〜16本程度が好ましい。また、互いに隣接するDFB−LD13の回折格子の周期は、動作温度の範囲において異なる値に設定されている。DFB−LD13や動作温度を選択することで、発振波長が異なるため、光通信のC帯域又はL帯域の全発振波長をカバーした出力光23、24が第1半導体チップ1から出射できる。
第1半導体チップ1の構造は、図5A、図5Bに示すように、化合物半導体材料で構成された、いわゆるダブルへテロ構造であり、ダブルヘテロ構造中に導波路等が埋め込まれている。例えば、MMI出力導波路17は、図5Aに示すように、N型基板4の上に順次積層された、N型クラッド層(または下側クラッド層)5、光導波路としてストライプ状に加工された導波層6、P型クラッド層8で構成される。導波路6の両側は、電流ブロック層9で挟まれる。
また、SOA18では、図5Bに示すように、同様のダブルヘテロ構造において、導波路6は活性層7と呼ばれ、またP型クラッド層8の上にはP型コンタクト層10が設けられている。
なお、活性層7の名称は、DFB−LD13やSOA18、22のような利得領域において用いられ、一方、導波路(受動層)6の名称はそれ以外の受動領域において用いられるが、構成は同じである。
また、図5Cに示すように、第1半導体チップ1では、N型基板4の下面には裏面電極であるN側電極11が設けられ、一方、P型クラッド層8の上には表面電極であるP側電極12が設けられている。なお、図5Cでは、P側電極12とP型クラッド層8との間のP型コンタクト層10や、導波路6と活性層7の少なくとも一方に設けられ、これらを上下方向(Z方向)から挟む光閉じ込め(SCH:Separated Confinement Hetero structure)構造については省略している。N側電極11とP側電極12との間に順バイアス電圧を印可することにより、活性層7に電流を注入でき、これにより光を発生させることができる。第1半導体チップ1の一般的なチップサイズは、XY平面で、約500μm×5000μmである。
N型基板4、N型クラッド層5、P型クラッド層8および電流ブロック層9は、例えばInPで形成され、それぞれ適切な量のドーパントを含んでいる。導波路6および活性層7は、例えばInGaAsPで形成される。活性層7は、多重量子井戸(MQW)から構成されていても良いし、バルクのエピタキシャル層から形成されてもよい。
また、N型基板4等の材料は、これに限定されるものではなく、例えば、N型基板4、クラッド層5、8がInPで形成され、導波路6や活性層7がInGaAs/InGaAlAsの多重量子井戸で形成されても良い。
さらに、図5Cに示すように、第1半導体チップ1では、SOA22の長さ方向(X方向)端部に溝部25が形成されている。溝部25は、高さ方向(Z方向)から導波路6や活性層7が延びる長さ方向(X方向)つまり光の進行方向に対して、傾斜角度θで延びる。傾斜角度θは、好ましくは40°以上、50°以下であり、波長可変レーザ装置100の発振波長や第2半導体チップ2の光結合部の構造に応じて設定される。
溝部25の表面は、第1半導体チップ1と第2半導体チップ2との間を上下方向(Z方向)に往復する光のための反射ミラーとして機能する。溝部25は、開口部を除いた領域をマスクで覆い、斜めエッチングで形成される。傾斜角度θを有する溝部25を形成するために、エッチング角度の設定が可能なドライエッチング法、例えば反応性イオンエッチング(RIE)やケミカルアシスト型イオンビームエッチング(CAIBE)を用いることが好ましい。また、溝部25の近傍には、第2半導体チップ2との結合損失を下げ、出射する光ビームの形状を円形とするためのスポットサイズ変換構造(図示せず)が設けられてもよい。
第1半導体チップ1の複数のP側電極(表面電極)12は、いずれも上面が同じ高さとなっている。P側電極(表面電極)12は、図3に示すように、第1半導体チップ1の上下を反転させ、フリップチップボンディングにより第2半導体チップ2に接合される。溝部25は、幅方向(Y方向)から見て、第2半導体チップ2と、長さ方向(X方向)に少なくとも部分的に重なるように設けられる。
[第2半導体チップ]
図6は、波長可変レーザ装置100の平面図であり、第1半導体チップ1を除いた状態で、第2半導体チップ2の平面図となっている。図7Aは、図6の第1半導体チップ1と第2半導体チップ2の接合部近傍の拡大平面図である。図7Bは、図6、図7AをVIIB−VIIB方向に見た場合の断面図である。
図7Bに示すように、第2半導体チップ2は、シリコン基板26を有する。シリコン基板26の上面には、非露出領域26aと露出領域26bとが規定される。シリコン基板26の非露出領域26aの上には、シリコン層27、シリコン酸化膜層28、シリコン層29が順次積層される。シリコン層29の表面には、シリコン酸化物からなる保護膜(図示せず)が設けられてもよい。
図6および図7Aに示すように、シリコン層29には、光回路30が設けられている。ここで、光回路30の設けられた側の第2半導体チップ2の面を「表面」と定義する。光回路30は、グレーティングカプラ31と、グレーティングカプラ31に接続された単一モード導波路32を有する。単一モード導波路32には、スパイラル部33とループミラー34とが設けられている。グレーティングカプラ31は、周期的屈折率変調を実現するためのグレーティングを有しており、第1半導体チップ1の出力光24(図4参照)を高効率で結合する。ループミラー34は入力光をそのまま戻すように構成されている。また図6、図7Aでは省略したが、図1に示すように、グレーティングカプラ31とスパイラル部33の中間に光出力分岐用の方向性結合器35が設けられ、ループミラー34に接続された導波路とは別の、単一モード導波路32に、入力光の一部を導き、モニタポート36で光出力や波長をモニタすることもできる。
グレーティングカプラ31の直径は、光ファイバのモード径程度の大きさに形成される。これにより、第1半導体チップ1と第2半導体チップ2とが、比較的緩和されたミクロンオーダの精度で、接合のために位置合わせされた場合であっても、光結合の損失を小さくすることができる。グレーティングカプラ31の大きさは、例えばXY平面において約10μm×約10μmである。
図6に示すように、シリコン基板26の露出領域26bの上には、給電用電極37(複数の電極)が設けられている。給電用電極37は、第1半導体チップ1に設けられた複数のP側電極12に直接に接合され、給電を行う。複数の給電用電極37は、上面が同じ高さの位置となるように形成される。
図3に示すように第1半導体チップ1は、第2半導体チップ2の表面に設けられた給電用電極37の上に、P型電極12がフリップチップボンディングされて接続される。第1半導体チップ1と第2半導体チップ2とが接合された場合、第1半導体チップ1と、第2半導体チップ2のグレーティングカプラ31とは、互いに上下方向(Z方向)に所定の距離だけ隔てて配置される。所定の距離は、例えば約10μmが好ましい。
スパイラル部33は、導波路が渦巻状に形成され、これにより光路長を増大させる機能を有している。スパイラル部33は、例えばS字状スパイラル部(S-bend spiral)(Laser Photonics Review Vol.8 No.5 2014 pp667-686 参照)でも良い。
ここでは、光回路30はシリコン層29に設けられたが、本発明はこれに限定されるものではなく、光回路30は、他の材料からなる層、例えば窒化シリコンと酸化シリコンとを組み合わせた材料からなる層に形成されてもよい。これにより、光回路30における損失をさらに小さくできる。
[波長可変レーザ装置の動作]
次に、図8A、図8B、および図9を参照しながら、本発明の実施の形態1に係る波長可変レーザ装置100の動作について説明する。図8Aは、本発明の実施の形態1に係る波長可変レーザ装置100の平面図で、動作を説明するために、本来見えない第1半導体チップ1のDFB−LDアレイ14等も実線で記載してある。また、図8Bは、本発明の実施の形態1に係る波長可変光モジュール80の平面図である。また、図9は、図8をIX−IX方向に見た場合の断面図である。
図8Bに示すように、波長可変光モジュール80では、図8Aの波長可変レーザ装置100が熱電温度コントローラ83の上に固定される。熱電温度コントローラ83は、構成部品としてペルチェ素子を含み、波長可変レーザのチップ温度を調整するのに用いられる。出力光24の一部は、プリズム82やエタロン86を介して、光出力モニタ84や光波長モニタ87で検出され、光出力信号85や光波長信号88を各々生成する。これらの信号は、マイコンを構成要素として含む制御回路81に入力され、光出力や光波長の値を元にマイコンで計算後、チップ温度や駆動電流等の制御用信号61が出力される。なお簡単のため光ファイバ89への結像やビーム整形を行うためのレンズは、図示を省略した。
まず、第1半導体チップ1のDFB−LDアレイ14の中で、1つのDFB−LD13を選択し、素子動作温度を設定する。N側電極11とP側電極12との間に順バイアス電圧を印加すると、活性層7に電子と正孔が注入され、回折格子周期で決まる波長でDFB−LD13が発振する。DFB−LD13の素子動作温度を変化させると、約0.1nm/℃の割合で発振波長が変化する。従って、DFB−LD13と、動作温度を適切に選択することにより、発振周波数を変化させることができ、光通信のC帯域又はL帯域の全発振波長をカバーできる。特にDFB−LDアレイ14を用いる方法では、モードホッピングがなく、波長可変機構が単純であるため、制御性や長期安定性に優れた波長可変レーザ装置100を得ることができる。
DFB−LD13から前方および後方に進んだ光は、各々N×1(入力ポート数:N、出力ポート数:1)MMI16、20(アレイ数N:整数)に接続されたMMI入力導波路15、19の中を進行し、MMI光結合器16、20の内部で干渉する。この結果、MMI光結合器16、20のMMI出力導波路17、21に、約1/Nの割合で結合する。MMI出力導波路17、21の中を進行した光はSOA18、22に入射する。SOA18、22では、DFB−LD13と同様に、N側電極11とP側電極12との間に順バイアス電圧が印加される。これにより、活性層7に電子と正孔が注入されて利得が生じるため、MMI光結合器16、20での挿入損失を補償することができる。最終的に出力光23、24として、第1半導体チップ1から前方および後方に出射される。
図9において、第1半導体チップ1の活性層7を左側に向かって進む導波光は、反射ミラーとして機能する溝部25の表面で反射され反射光38となる。反射光38は第2半導体チップ2に設けられたグレーティングカプラ31に光結合される。そして、第2半導体チップ2に設けられた光回路30を進み、光回路30中のループミラー34で戻され、逆の経路を辿って第1半導体チップ1に向けて出射される(図示せず)。
第1半導体チップ1に向けて出射された光は、溝部25の表面で反射され、図8に示す戻り光39となる。そしてSOA22で増幅された戻り光40は、MMI出力導波路21、MMI光結合器20、MMI入力導波路19を経由して、DFB−LD13に戻る。DFB−LD13は、外部から−10dB程度の強い戻り光40を注入することにより、狭線幅動作させることが可能である(IEEE J. Lightwave Technology Vol.4 No.11 1986 pp1655-1661 参照)。
本発明の実施の形態1に係る波長可変レーザ装置100では、N側電極11とP側電極12との間に印加する電圧を制御し、SOA22への注入電流量を調整することにより、MMI光結合器16、20の分岐損失を補償して、狭線幅化に必要な戻り光強度を確保できる。
一方、前方への出力光23では、光出力モニタや光フィードバックに必要な分岐損や挿入損を考慮する必要はないため、高い光出力をそのまま取り出すことができる。なお、電流を注入していないDFB−LD13においては、入力光が吸収されるため他に影響しない。
このように、本発明の実施の形態1に係る波長可変レーザ装置100では、第1半導体チップ1の後方への出力光24を、溝部25で垂直方向に反射させて、第2半導体チップ2に設けられた光回路30に光結合させ、さらに第2半導体チップ2からの戻り光をSOA22で増幅させて第1半導体チップ1に戻し、複合共振器を構成している。これにより、波長可変レーザ装置100では、光結合器の分岐損失のチャネル位置依存性に関わらず、狭線幅化に必要な戻り光量を確保でき、第1半導体チップ単体で共振器を構成した場合と比較して、狭線幅動作が容易に達成できる。また、高い光出力を確保することもできる。さらに、第2半導体チップ2との光結合にグレーティングカプラ31を用いることにより、必要な位置合わせ精度が緩和できる。
第1半導体チップ1と第2半導体チップ2が電極12、37を介して直接接合されており、両者を光結合するレンズやミラー等の光学部品が不要となる。このため、レーザ共振器を構成するためにそれらを必要としていた外部共振器型半導体レーザに比べ、小型の波長可変レーザ装置を実現できる。
なお、特許文献1には、SOAの後方にシリコン導波路、波長可変フィルタ、外部ミラー等を配置した波長可変光源において、SOA前方の出射側光分岐器の分岐に各々SOAを接続した波長可変レーザ光源、光送信器及び光送受信器モジュールが開示されている。
また、特許文献2には、複数の半導体レーザの前方光導波路の途中に、合波器、増幅器、変調器がモノリシックに配置され、後方光を狭い範囲に導く後方光導波路を集積した、集積化光素子および半導体レーザモジュール並びに光送信機が開示されている。
さらに特許文献3には、第1の半導体基板にDFBレーザ部、反射鏡、凸レンズが形成され、グレーティングカプラと光導波路が形成された第2の半導体基板とが光結合できるように配置した光学装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1では、レーザ共振器は、化合物半導体素子とシリコン光導波路材料を含む波長可変ミラーとの突き合わせ結合で構成され、特許文献2、3では、いずれも化合物半導体素子単独でレーザ共振器を構成している。特に、特許文献1〜3のいずれも、出射光の一部をレーザ共振器側に戻す構成は備えておらず、化合物半導体素子だけで狭線幅化を実現する必要がある。また特許文献1のように、SOAと外部の光回路とを、突き合わせ結合により光学的に接続する構成においては、結合損失を1dB以下に抑えるためには、一般的にはサブミクロン精度の位置合わせが必要となり、量産が困難となり、製造コストが増大する。
実施の形態2.
図10は、全体が200で表される、本発明の実施の形態2に係る波長可変レーザ装置の平面図であり、動作を説明するために、本来見えない第1半導体チップ1のDFB−LDアレイ14等も実線で記載してある。図10中、図8と同一符号は、同一または相当箇所を示す。
波長可変レーザ装置200では、DFB−LDアレイ14を構成するDFB−LD13の前方には、ファンネル(Funnel)カプラ入力導波路150がそれぞれ接続され、更に、ファンネルカプラ入力導波路150には、ファンネルカプラスラブ導波路160、ファンネルカプラ出力導波路170が順に接続されている。他の構成は、図8の波長可変レーザ装置100と同様である。ファンネルカプラス入出力導波路150、170は、ファンネルカプラスラブ導波路160の近傍を除き、単一モード導波路である。
本発明の実施の形態2に係る波長可変レーザ装置200では、ファンネルカプラ150はMMI光結合器と同程度のサイズで、波長によらず均一な分岐設計が可能となる。
実施の形態3.
図11は、全体が300で表される、本発明の実施の形態3に係る波長可変レーザ装置の平面図であり、動作を説明するために、本来見えない第1半導体チップ1のDFB−LDアレイ14等も実線で記載してある。図11中、図8と同一符号は、同一または相当箇所を示す。
波長可変レーザ装置300では、DFB−LDアレイ14を構成するDFB−LD13の前方には、N×2二出力MMI入力導波路151がそれぞれ接続され、二出力MMI入力導波路151は、二出力MMI光結合器161に接続されている。二出力MMI光結合器161には、第1のMMI出力導波路171と第2のMMI出力導波路172とが並列に接続され、それぞれ第1のSOA181および第2のSOA182に接続されている。第1のSOA181および第2のSOA182からは、それぞれ第1の出力光231、第2の前方出力光232が出射される。
本発明の実施の形態3に係る波長可変レーザ装置300では、2つの出力光231、232を、デジタルコヒーレント通信の送信用および受信用として個別に制御し、独立の信号として利用することが可能となる。
実施の形態4.
図12は、全体が400で表される、本発明の実施の形態4に係る波長可変レーザ装置の平面図であり、本来見えない第1半導体チップ1のDFB−LDアレイ14等も破線で記載してある。図13は、図12をX−X方向に見た場合の断面図である。図12および図13中、図1と同一符号は、同一または相当箇所を示す。
図12および図13に示すように、波長可変レーザ装置400は、サブマウント50を有し、サブマウント50表面上に第1半導体チップ1および第2半導体チップ2が配置されている。
具体的には、図13に示すように、サブマウント50は、窒化アルミニウム(AlN)などのセラミック材料で構成されており、表面に第2半導体チップ2の厚みと同じ若しくはわずかに浅い段差52が設けられる。サブマウント50表面上の段差52以外の領域に第1半導体チップ1が配置され、第1半導体チップ1のP側電極12および給電用電極37が接合される一部のサブマウント50表面の箇所がメタライズされている。また、サブマウント50の段差52が設けられる領域には、第2半導体チップ2が設けられ、第1半導体チップ1と、第2半導体チップ2のグレーティングカプラ31とは、互いに上下方向(Z方向)に所定の距離だけ隔てて配置されるように、つまり、平面視で、第1半導体チップ1の端部と第2半導体チップ2の端部が所定の距離だけ離れて重なるように配置される。ここで、第1半導体チップ1と第2半導体チップ2との間の所定の距離は、例えば、約10μmが好ましい。例えば、第2半導体チップ2の厚みが602μmで、第1半導体チップ1と第2半導体チップ2との間を10μm離す場合、サブマウント50の段差52は、第2半導体チップ2の厚みと同じ602μm若しくはそれよりもわずかに浅い段差となる。
その他の図1と同一符号を附した構成については、実施の形態1と同様であるため説明は省略する。また、波長可変レーザ装置400の動作については、実施の形態1と同様であるため、説明は省略する。
以上のように、本実施の形態に係る波長可変レーザ装置400は、実施の形態1と同様、光結合器の分岐損失のチャネル位置依存性に関わらず、狭線幅化に必要な戻り光量を確保でき、第1半導体チップ単体で共振器を構成した場合と比較して、狭線幅動作が容易に達成できる。また、高い光出力を確保することもできる。さらに、第2半導体チップ2との光結合にグレーティングカプラ31を用いることにより、必要な位置合わせ精度が緩和できる。また、レーザ共振器を構成するためにそれらを必要としていた外部共振器型半導体レーザに比べ、小型の波長可変レーザ装置を実現できる。
また、本実施の形態に係る波長可変レーザ装置400は、サブマウント50の表面上に第1半導体チップ1および第2半導体チップ2を配置させているので、第2半導体チップ2に用いるシリコン基板26のサイズを大幅に小さくすることができる。また、サブマウント50は、例えば、窒化アルミニウム(AlN)などのセラミック材料からなり、シリコンチップに比べて安価である。そのため、サブマウント50を用いることで、波長可変レーザ装置の材料コストおよび製造コストを下げることができる。
なお、本実施の形態に係る構成は、実施の形態2または実施の形態3にも適用可能である。
なお、本発明の実施の形態1〜3に別個に記載された構成は、自由に組み合わせて使用しても良い。また、これらの実施の形態には、種々の改良、設計上の変更や削除が加えられてもよく、これらの実施の形態にはさまざまな変形例が存在する。
例えば、実施の形態1〜3の記載した第2半導体チップ2では、N型基板4の上に、N型クラッド層5、導波層6または活性層7、P型クラッド層8が順次積層された構成を用いたが、本発明はこれに限定されることなく、これらの導電型を反転させ、P型基板の上にP型クラッド層、導波層または活性層、N型クラッド層を積層した構成を用いても良い。
また、実施の形態1〜3では、第1半導体チップ1に設けられた導波路は、いわゆる埋め込み型としたが、本発明はこれに限定されることなく、リッジ型の導波路を用いても構わない。
1 第1半導体チップ、2 第2半導体チップ、13 分布帰還レーザダイオード(DFB−LD)、14 DFB−LDアレイ、15 MMI入力導波路、16 MMI光結合器、17 MMI出力導波路、18 光増幅器(SOA)、19 MMI入力導波路、20 MMI光結合器、21 MMI出力導波路、22 SOA、23、24 出力光、30 光回路、31 グレーティングカプラ、32 単一モード導波路、33 スパイラル部、34 ループミラー、35 方向性結合器、36 モニタポート、50 サブマウント、100 波長可変レーザ装置。
本発明は、複数の単一モードレーザが並列に配置されたレーザアレイと、レーザアレイの一端に接続された第1光結合器およびレーザアレイの他端に接続された第2光結合器と、第1光結合器に接続された第1光増幅器および第2光結合器に接続された第2光増幅器とを含み、第1光増幅器から第1出力光が出射し、第2光増幅器から第2出力光が出射する第1半導体チップと、第1半導体チップと光結合された光回路を有し、第1半導体チップから光回路に入射した第2出力光の少なくとも一部を戻り光として第1半導体チップに戻す、第2半導体チップと、を含み、レーザアレイから単一モードレーザを選択し、単一モードレーザの動作温度を制御して、第1出力光および第2出力光の波長を変え、第2出力光の少なくとも一部を第2半導体チップ内に反射させ、第2半導体チップから第1半導体チップに戻された戻り光は、第2光増幅器で強度が調整され、選択された単一モードレーザに戻され、第1出力光は戻り光により狭線幅化されることを特徴とする波長可変レーザ装置である。
本発明は、複数の単一モードレーザが並列に配置されたレーザアレイと、レーザアレイの前方の一端に接続された第1光結合器およびレーザアレイの後方の他端に接続された第2光結合器と、第1光結合器の前方に接続された第1光増幅器および第2光結合器の後方に接続された第2光増幅器とを含み、第1光増幅器から第1出力光を前方へ出射し、第2光増幅器から第2出力光を後方へ出射する第1半導体チップと、第1半導体チップの後方に配置され、第1半導体チップと光結合された光回路を有し、第1半導体チップの後方から光回路に入射した第2出力光の少なくとも一部を戻り光として前方の第1半導体チップに戻す、第2半導体チップと、を含み、レーザアレイから単一モードレーザを選択し、単一モードレーザの動作温度を制御して、第1出力光および第2出力光の波長を変え、第1半導体チップの後方から出射された第2出力光の少なくとも一部を第2半導体チップ内に反射させ、第2半導体チップから前方の第1半導体チップに戻された戻り光は、第2光増幅器で強度が調整され、選択された単一モードレーザに戻され、選択された単一モードレーザは戻り光により狭線幅動作し、狭線幅化された第1出力光が第1半導体チップの前方へ出射されることを特徴とする波長可変レーザ装置である。

Claims (8)

  1. 複数の単一モードレーザが並列に配置されたレーザアレイと、前記レーザアレイの一端に接続された第1光結合器および前記レーザアレイの他端に接続された第2光結合器と、前記第1光結合器に接続された第1光増幅器および前記第2光結合器に接続された第2光増幅器とを含み、前記第1光増幅器から第1出力光が出射し、前記第2光増幅器から第2出力光が出射する第1半導体チップと、
    前記第1半導体チップと光結合された光回路を有し、前記第1半導体チップから前記光回路に入射した前記第2出力光の少なくとも一部を前記第1半導体チップに戻す、第2半導体チップと、を含み、
    前記レーザアレイから前記単一モードレーザを選択し、前記単一モードレーザの動作温度を制御して、前記第1出力光および第2出力光の波長を変え、前記第2出力光の少なくとも一部を前記第2半導体チップ内に反射させ、前記第2半導体チップから前記第1半導体チップに戻された前記第2出力光の少なくとも一部は、前記第2光増幅器で強度が調整され、選択された前記単一モードレーザに戻されることを特徴とする波長可変レーザ装置。
  2. 前記第2半導体チップの表面上に前記第1半導体チップが配置され、前記第1半導体チップに設けられたミラーにより前記第2出力光が反射されて、前記第2半導体チップの表面に設けられたグレーティングカプラに入射することを特徴とする請求項1に記載の波長可変レーザ装置。
  3. 前記ミラーは、前記第1半導体チップに設けられたエッチング面であることを特徴とする請求項2に記載の波長可変レーザ装置。
  4. 前記第1光結合器および前記第2光結合器は、多モード干渉型光カプラからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の波長可変レーザ装置。
  5. 前記第1光結合器は、ファンネルカプラからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の波長可変レーザ装置。
  6. 前記第1光結合器は、二出力の多モード干渉型光カプラからなり、前記第1出力光は、2つの出力光からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の波長可変レーザ装置。
  7. 前記光回路は方向性結合器を含み、前記光回路に入った前記第2出力光の一部を分離して取り出すことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の波長可変レーザ装置。
  8. 段差を有するサブマウントを備え、
    前記サブマウントの前記段差以外の表面上に前記第1半導体チップが配置され、
    前記サブマウント表面上の前記段差が設けられる領域に前記第2半導体チップが配置されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の波長可変レーザ装置。
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