JPWO2019064903A1 - 医療用ポンプ、医療用ポンプの制御方法、及び医療用ポンプシステム - Google Patents

医療用ポンプ、医療用ポンプの制御方法、及び医療用ポンプシステム Download PDF

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Abstract

医療用ポンプは、薬剤プロファイルを複数含む薬剤ライブラリを記憶する記憶部と、通信部及びメモリを有する通信器に記憶されたデータセットを読み取り可能なリーダと、前記通信器から読み取った前記データセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが前記記憶部に記憶されている場合、該薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報を設定する制御部と、を備える。

Description

本開示は、医療用ポンプ、医療用ポンプの制御方法、及び医療用ポンプシステムに関する。
シリンジポンプ及び輸液ポンプなどの医療用ポンプは、例えば手術室や集中治療室(ICU)等で使用される。医療用ポンプは、患者に対して抗癌剤、麻酔剤、化学療法剤、及び栄養剤などの薬剤の投与を、高い精度で比較的長時間行う場合などに用いられる。
医療用ポンプで薬剤を投与する際に、誤った設定で薬剤を投与することを抑制するために、薬剤ライブラリを用いる手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
薬剤ライブラリは、例えば数千種類の薬剤のそれぞれについて、投与する際の設定情報等をデータベース化したものである。薬剤ライブラリにおいて、各薬剤は、基準投与速度、投与速度の上限値/下限値、薬剤コード、及び薬剤カラーなどの設定情報を有する。以後、一つの薬剤についての複数の設定情報の集まりを「薬剤プロファイル」とも称する。
薬剤ライブラリにおける薬剤プロファイルの各種設定値は、医療用ポンプを所有する医療機関において独自にカスタマイズすることが可能である。通常、薬剤ライブラリは、各医療用ポンプに記憶されている。
医療用ポンプのユーザは、医療用ポンプに装着したシリンジなどに充填されている薬剤に対応する薬剤プロファイルを読み込んでから薬剤の投与量などを設定することにより、設定ミスによる誤投与を抑制することができる。
特開2012−179099号公報
医療用ポンプに装着したシリンジなどに充填されている薬剤に対応する薬剤プロファイルを読み込むためには、まず医療用ポンプが記憶している薬剤ライブラリから適切な薬剤プロファイルを選択する必要がある。しかしながら、例えば、薬剤ライブラリが数千種類の薬剤プロファイルを有する場合、適切な薬剤プロファイルを選択するには手間がかかる。
また、手術中においては、複数の医療用ポンプを使用することも多いが、その場合に、それぞれの医療用ポンプについて、適切な薬剤プロファイルを選択していると時間がかかる。
また、薬剤プロファイルを選択する際に、ユーザが誤った薬剤プロファイルを選択してしまうというヒューマンエラーも起こり得る。
かかる点に鑑みてなされた本開示の目的は、薬剤ライブラリから適切な薬剤プロファイルを容易に選択することができる医療用ポンプ、医療用ポンプの制御方法、及び医療用ポンプシステムを提供することにある。
本開示の第1の態様としての医療用ポンプは、薬剤プロファイルを複数含む薬剤ライブラリを記憶する記憶部と、通信部及びメモリを有する通信器に記憶されたデータセットを読み取り可能なリーダと、前記通信器から読み取った前記データセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが前記記憶部に記憶されている場合、該薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報を設定する制御部と、を備える。
本開示の1つの実施形態として、前記制御部は、前記データセットに含まれる前記薬剤特定情報に対応する前記薬剤プロファイルが前記記憶部に記憶されていない場合、前記データセットに前記薬剤特定情報に対応する前記薬剤プロファイルが含まれているか判定し、前記データセットに前記薬剤特定情報に対応する前記薬剤プロファイルが含まれている場合、前記データセットに含まれている該薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報を設定する。
本開示の1つの実施形態として、前記医療用ポンプは、報知部をさらに備え、前記制御部は、前記データセットに前記薬剤特定情報に対応する前記薬剤プロファイルが含まれていない場合、前記報知部に前記薬剤プロファイルが選択できないことを報知させる。
本開示の1つの実施形態として、前記リーダは、前記医療用ポンプに装着可能なシリンジに貼り付けられている前記通信器に記憶された前記データセットを読み取り可能である。
本開示の1つの実施形態として、前記通信器は、RFタグである。
本開示の第2の態様としての医療用ポンプの制御方法は、薬剤プロファイルを複数含む薬剤ライブラリを記憶する記憶部を備える医療用ポンプの制御方法であって、通信部及びメモリを有する通信器からデータセットを読み取ることと、前記データセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが前記記憶部に記憶されている場合、該薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報を設定することと、を含む。
本開示の第3の態様としての医療用ポンプシステムは、通信部及びメモリを有する通信器が貼り付けられたシリンジと、医療用ポンプと、を備える医療用ポンプシステムであって、前記医療用ポンプは、薬剤プロファイルを複数含む薬剤ライブラリを記憶する記憶部と、前記通信器の前記メモリに記憶されたデータセットを、前記通信部を介して読み取り可能なリーダと、前記通信器から読み取った前記データセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが前記記憶部に記憶されている場合、該薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報を設定する制御部と、を備える。
本開示の1つの実施形態として、前記シリンジは、静脈麻酔薬又は血管作動薬を含む薬剤が予め充填されたシリンジ本体と、シリンジ本体に予め貼り付けられた前記通信器とを有するプレフィルドシリンジであり、前記シリンジ本体に充填された前記薬剤に対応した前記薬剤特定情報を含む前記データセットが前記通信器の前記メモリに記憶されている。
本開示に係る医療用ポンプ、医療用ポンプの制御方法、及び医療用ポンプシステムによれば、薬剤ライブラリから適切な薬剤プロファイルを容易に選択することができる。
本開示の一実施形態に係る医療用ポンプシステムの概略構成図である。 シリンジが装着されている状態の、本開示の一実施形態に係る医療用ポンプを示す概観斜視図である。 図2に示す医療用ポンプの概観正面図である。 図1に示すシリンジの概観斜視図である。 図1に示す通信器の概略構成図である。 図1に示す医療用ポンプの電気的な構成を示す概略図である。 図1に示す医療用ポンプの表示部の表示の一例である。 図1に示す医療用ポンプの動作の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。また、各図において、共通の部材には同一の符号を付している。
図1は、本開示の一実施形態に係る医療用ポンプシステム1の概略構成図である。医療用ポンプシステム1は、医療用ポンプ100と、シリンジ200とを備える。シリンジ200は、医療用ポンプ100に装着可能である。シリンジ200には、通信器300が貼り付けられている。
通信器300は、例えばRFタグである。医療用ポンプ100と、通信器300とは、例えばNFC(Near Field Communication)のような、到達距離の短い無線通信によって通信を行うことができる。
医療用ポンプ100と通信器300との間の無線通信は到達距離が短いため、シリンジ200が医療用ポンプ100に装着されているときは通信可能であるが、シリンジ200が医療用ポンプ100から所定の距離以上離れているときは、医療用ポンプ100は、通信器300と通信することができない。これにより、医療用ポンプ100は、医療用ポンプ100に装着されていないシリンジ200に貼り付けられた通信器300からデータを読み取ることを抑制することができる。
シリンジ200には、シリンジ200に充填されている薬剤に対応する情報のセット(以後、単に「データセット」とも称する)を記憶している通信器300が貼り付けられている。
医療用ポンプ100は、複数の薬剤プロファイルを含む薬剤ライブラリを記憶している。
医療用ポンプ100は、シリンジ200が医療用ポンプ100に装着されると、通信器300から、通信器300に記憶されているデータセットを読み取る。医療用ポンプ100は、読み取ったデータセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが薬剤ライブラリに含まれている場合、該薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報(以後、単に「投与情報」とも称する)を設定する。
ここで薬剤特定情報とは、薬剤プロファイルを特定することのできる情報であり、例えば薬剤コードである。薬剤コードには、例えば、13桁の管理番号からなる所謂HOTコードなどがある。
また、投与に関する情報(投与情報)とは、例えば、基準投与速度、及び投与速度の上限値/下限値などである。医療用ポンプ100は、装着されたシリンジ200に充填されている薬剤に対応した投与情報を設定することにより、該医療用ポンプ100を所有する医療機関がカスタマイズした投与情報に基づいて薬剤を投与することができる。また、医療用ポンプ100は、該医療用ポンプ100を所有する医療機関が設定した上限値より大きい、又は、下限値より小さい投与速度で、薬剤を投与することを防止することができる。
次に、図2及び図3を参照して、本開示の一実施形態に係る医療用ポンプ100について説明する。図2は、本開示の一実施形態に係る医療用ポンプ100の概観斜視図である。図3は、本開示の一実施形態に係る医療用ポンプ100の概観正面図である。図2及び図3においては、一例として、医療用ポンプ100がシリンジポンプである場合を示している。
医療用ポンプ100は、例えば、手術室やICU(Intensive Care Unit)、CCU(Coronary Care Unit)、及びNICU(Neonatal Intensive Care Unit)等の集中治療室等において、シリンジ200に充填された静脈麻酔薬や血管作動薬等の薬剤を持続的に患者の体内に送液するために使用される。静脈麻酔薬は、神経系に作用して鎮静効果や鎮痛効果を発揮する薬剤を含む。
医療用ポンプ100は、シリンジ200に充填された静脈麻酔薬や血管作動薬等を含む種々の薬剤を患者の体内に送液することができる。適用可能な静脈麻酔薬の例として、プロポフォール、ミタゾラム、及びレミフェンタニル等がある。適用可能な血管作動薬の例として、エピネフリン、ノルアドレナリン、ドブタミン、ドパミン、硝酸イソソルビド、及びニトログリセリン等がある。
以下に、医療用ポンプ100の装置構成の一例を詳細に説明する。
図2及び図3に示すように、医療用ポンプ100は、薬剤を充填した、薬剤収納容器としてのシリンジ200のシリンジ押子202をT方向に押圧して、シリンジ本体201内の薬剤を、チューブ203及び留置針204を介して、患者Pに対して正確に送液する。このとき、シリンジ200のシリンジ本体201は、クランプ5によって医療用ポンプ100に動かないようにセットされている。
医療用ポンプ100は、本体カバー2を有する。
本体カバー2は、耐薬品性を有する成型樹脂材料により一体成型されている。これにより、本体カバー2は防沫処理構造を有する。防沫処理構造は、仮に医療用ポンプ100に薬剤等がかかっても、医療用ポンプ100の内部に薬剤等が侵入することを抑制することができる。防沫処理構造を有するようにしているのは、シリンジ本体201内の薬剤がこぼれたり、医療用ポンプ100の上方に配置されている点滴液がこぼれ落ちたり、周辺で用いる消毒液等が飛散して付着したりすることがあるためである。
図2及び図3に示すように、本体カバー2は、上部分2A及び下部分2Bを有する。
上部分2Aには、表示部3と、操作パネル部4とが配置されている。
下部分2Bには、シリンジ設置部6と、シリンジ押子202を押すためのシリンジ押子駆動部7とが配置されている。
表示部3は、カラー表示することができる画像表示装置である。表示部3は、例えば、カラー液晶表示装置により構成することができる。表示部3は、日本語表記による情報表記だけでなく、必要に応じて複数の外国語による情報の表示を行うことができる。表示部3は、本体カバー2の上部分2Aの左上位置であって、シリンジ設置部6とシリンジ押子駆動部7の上側に配置されている。表示部3は、タッチセンサ等の入力デバイスを備え、ユーザからの入力を受け付けてもよい。
操作パネル部4は、本体カバー2の上部分2Aにおいて表示部3の右側に配置されている。操作パネル部4には、電源ON/OFFボタン4A、動作インジケータ4F、及び操作ボタンが配置されている。図2及び図3には、操作ボタンとして、必要最小限の、早送りスイッチボタン4B、開始スイッチボタン4C、停止スイッチボタン4D、及びメニュー選択ボタン4Eが配置されている例を示している。
図2及び図3に示すように、シリンジ設置部6とシリンジ押子駆動部7は、X方向に沿って並べて配置されている。シリンジ設置部6は、シリンジ200を着脱可能にはめ込んで固定することができる。シリンジ設置部6は、複数の種類の大きさの異なるシリンジ200を固定することができる。
図4に、シリンジ200の外観斜視図を示す。シリンジ200は、シリンジ本体201と、シリンジ押子202とを有している。シリンジ本体201は、本体フランジ209を有し、シリンジ押子202は、押子フランジ205を有している。シリンジ本体201には、薬剤の目盛210が形成されている。シリンジ本体201の出口部211には、フレキシブルなチューブ203の一端部が着脱可能に接続される。シリンジ200がシリンジ本体201内に予め薬剤が充填されたプレフィルドシリンジである場合、シリンジ本体201の出口部211に出口部211の開口部を封止するキャップが装着された状態で、シリンジ200が医療機関に提供される。シリンジ本体201内に予め充填される薬剤としては、プロポフォール、ミタゾラム、及びレミフェンタニル等の静脈麻酔薬や、エピネフリン、ノルアドレナリン、ドブタミン、ドパミン、硝酸イソソルビド、及びニトログリセリン等の血管作動薬がある。
シリンジ本体201には、シリンジ200に充填されている薬剤に対応するデータセットを記憶している通信器300が貼り付けられている。シリンジ200がプレフィルドシリンジである場合、シリンジ本体201に充填された薬剤に対応する薬剤特定情報を含むデータセットを記憶したメモリを有する通信器300が予めシリンジ本体201に貼り付けられた状態で、シリンジ200が医療機関に提供される。
図5に、通信器300の概略構成図を示す。上述のように、通信器300は、例えばRFタグである。通信器300は、通信部310と、メモリ320とを備える。
通信部310は、医療用ポンプ100が備えるリーダ170(図6参照)と無線通信を行う。通信部310は、医療用ポンプ100と、例えばNFCのような、到達距離の短い無線通信によって通信を行う。
メモリ320は、シリンジ200に充填されている薬剤に対応するデータセットなどの情報を記憶している。メモリ320が記憶しているデータセットには、薬剤コードのような薬剤特定情報が含まれている。また、メモリ320が記憶しているデータセットには、さらに、薬剤プロファイルが含まれていてもよい。
通信部310は、医療用ポンプ100からデータセットの送信要求を受信すると、メモリ320に記憶されているデータセットを医療用ポンプ100に送信する。
再び図2及び図3を参照して、医療用ポンプ100の装置構成について説明する。
シリンジ設置部6は、シリンジ本体201を収容する収容部8と、クランプ5とを有している。収容部8は、シリンジ本体201を収容するために、断面がほぼ半円形形状の凹部であり、X方向に沿って形成されている。収容部8の端部の壁部分には、チューブ203を着脱可能に挟み込むためのチューブ固定部9が形成されている。
クランプ5を操作してシリンジ200をシリンジ設置部6から取り外す際には、クランプ5を図示しないスプリングの力に抗してY1方向(手前方向)に引っ張って、さらにR1方向に90度回す。この操作により、シリンジ本体201のクランプ5による固定は解除され、シリンジ200を収容部8から取り外すことができる。また、クランプ5を操作してシリンジ200をシリンジ設置部6に取り付ける際には、クランプ5を図示しないスプリングの力に抗してY1方向に引っ張ってR2方向に90度回して、スプリングの力によりY2方向に戻す。この操作により、シリンジ本体201を収容部8に収容して、クランプ5により固定することができる。クランプ5により、5mL、10mL、20mL、30mL、50mLなどの様々な収容量のシリンジ200を固定することができるように、シリンジ設置部6の収容部8の右端部8Eは一部が切欠部となっている。
シリンジ本体201が収容部8内に収容されて固定されると、シリンジ押子202がシリンジ押子駆動部7内に配置される。このシリンジ押子駆動部7は、スライダ10を有している。このスライダ10は、図3に示す制御部180からの指令により、シリンジ押子202の押子フランジ205を、シリンジ本体201に対して相対的にT方向に沿って少しずつ押す。
図2及び図3におけるX方向、Y方向、及びZ方向は互いに直交しており、Z方向は上下方向である。
次に、図6を参照して、図1に示す医療用ポンプ100の電気的な構成例を詳細に説明する。
図6において、医療用ポンプ100は、全体的な動作の判断及び制御を行う制御部(コンピュータ)180を有している。この制御部180は、例えばワンチップのマイクロコンピュータである。
制御部180は、電源ON/OFFボタン4Aと、スイッチ111とが接続されている。
スイッチ111は、電源コンバータ部(電源部)112と、例えばリチウムイオン電池のような充電池113とを切り換えることで、電源コンバータ部112及び充電池113のいずれか一方から制御部180に電源を供給する。
電源コンバータ部112は、コンセント114を介して商用交流電源115に接続されている。
図6において、ポンプ部160は、制御部180に電気的に接続されている。ポンプ部160は、制御部180からの指令により、薬剤プロファイルに基づいて設定された投与情報に従って薬剤を患者に投与する。
図6において、ポンプ部160の収容部8内には、一対の検出スイッチ120及び121が配置されている。検出スイッチ120及び121は、シリンジ200のシリンジ本体201が、収容部8に正しく配置されているかどうかを検知して、制御部180に通知する。
ポンプ部160のクランプセンサ122は、クランプ5の位置状態を検知することで、シリンジ本体201がクランプ5により確実にクランプされているかどうかを、制御部180に通知する。
ポンプ部160のシリンジ押子駆動部7のモータ133は、制御部180の指令によりモータドライバ134により駆動されると、送りネジ135を回転させてスライダ10をT方向に移動させる。これにより、スライダ10は、シリンジ押子202の押子フランジ205をT方向に押圧して、図3に示すシリンジ本体201内の薬剤を、チューブ203を通じて患者Pに対して留置針204を介して正確に送液する。
図6において、早送りスイッチボタン4B、開始スイッチボタン4C、停止スイッチボタン4D、及びメニュー選択ボタン4Eは、制御部180に電気的に接続されている。開始スイッチボタン4Cが押下されると送液開始の制御信号が制御部180に入力される。また、停止スイッチボタン4Dが押下されると送液停止の制御信号が制御部180に入力される。
図6において、表示部ドライバ130は、制御部180に電気的に接続されている。表示部ドライバ130は、制御部180の指令により表示部3を駆動して種々の情報を表示部3に表示する。
図6において、報知部131は、制御部180に電気的に接続されている。報知部131は、制御部180の指令により各種の警報内容を、音声、光、又は振動などにより告知する。また、制御部180が各種の警報内容を、表示部3への表示により告知する場合、表示部3が報知部としての機能を有してもよい。
通信部140は、ネットワークを介して医療機関のサーバなどとデータの送受信を行う。また、通信部140は、例えばデスクトップコンピュータのようなコンピュータとローカルに接続して、データの送受信を行ってもよい。
リーダ170は、シリンジ200に貼り付けられた通信器300の通信部310と、例えばNFCのような、到達距離の短い無線通信によって通信を行う。
リーダ170は、シリンジ200が医療用ポンプ100に装着されると、通信器300に対してデータセットの送信要求を送信する。リーダ170は、リーダ170からの送信要求に応答して通信器300から送信されるデータセットを読み取る。
記憶部110は、例えば半導体メモリ及び磁気メモリ等を用いて構成されてよい。記憶部110は、医療用ポンプ100の動作に必要な種々の情報及びプログラムを記憶する。
記憶部110は、複数の薬剤プロファイルを含む薬剤ライブラリを記憶している。記憶部110は、医療用ポンプ100を所有する医療機関によってカスタマイズされた薬剤ライブラリを記憶することができる。例えば、制御部180が、医療機関のサーバに保存されている薬剤ライブラリを、通信部140を介して記憶部110にダウンロードすることで、記憶部110は、医療機関によってカスタマイズされた薬剤ライブラリを記憶することができる。
制御部180は、シリンジ200が医療用ポンプ100に装着され、リーダ170が通信器300からデータセットを読み取ると、該データセットに含まれている薬剤特定情報を取得する。薬剤特定情報は、例えば薬剤コードであるが、薬剤コードに限定されず、薬剤を特定できる情報であればよい。
制御部180は、取得した薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが記憶部110に記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合、該薬剤プロファイルの情報を読み込んで、投与情報などを設定する。投与情報は、上述したように、基準投与速度、及び投与速度の上限値/下限値などである。
制御部180は、医療用ポンプ100に装着されたシリンジ200に充填されている薬剤に対応する薬剤プロファイルを読み込むと、薬剤プロファイルに含まれる情報を反映させて、表示部3の表示内容を更新する。
図7に、制御部180が薬剤プロファイルを読み込んだ場合の表示部3の表示の一例を示す。図7に示す例では、薬剤名表示欄701、薬剤カラー表示欄702、及び投与設定表示欄703が表示される。また、メッセージがある場合、メッセージ欄704にメッセージが表示される。
薬剤名表示欄701には、例えば、「ニトログリセリン」のような薬剤名が表示される。薬剤カラー表示欄702には、薬剤に対応して予め設定されている色が表示される。
投与設定表示欄703には、例えば、基準投与速度及び基準流量などが表示される。図7に示す例では、基準投与速度として、1.00[μg/kg/min]が表示され、基準流量として、1.20[mL/h]が表示されている。ユーザは、必要に応じて、例えば基準投与速度を変更することが可能である。しかしながら、ユーザが設定した値が、薬剤プロファイルにおいて規定されている投与速度の上限値を上回っているか、又は下限値を下回っている場合、制御部180は、報知部131に警告を報知させる。表示部3が報知部として機能している場合、制御部180は、表示部3の表示を変更することにより、警告を報知してもよい。医療用ポンプ100は、これにより、ユーザが薬剤プロファイルにおいて規定されている投与速度の上限値より大きい、又は、下限値より小さい投与速度で、薬剤を投与することを防止することができる。
メッセージ欄704には、制御部180が薬剤プロファイルを読み込んだ場合、例えば、「薬剤を認識しました」のようなメッセージが表示される。
制御部180は、開始スイッチボタン4Cが押されると、設定された投与情報に従って薬剤を患者に投与するように、ポンプ部160を制御する。
制御部180は、リーダ170が読み取ったデータセットから取得した薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが記憶部110に記憶されていない場合、リーダ170が読み取ったデータセットに、取得した薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが含まれているか否かを判定する。データセットに薬剤プロファイルが含まれている場合、制御部180は、該薬剤プロファイルの情報を読み込んで、投与情報などを設定する。
制御部180は、リーダ170が読み取ったデータセットから取得した薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが記憶部110に記憶されていず、且つ、データセットに含まれていない場合、薬剤プロファイルが選択できないことを報知部131に報知させる。表示部3を報知部として機能させる場合、制御部180は、例えば図7に示す表示において、メッセージ欄704に、「薬剤プロファイルが見つかりません」と表示させる。また、この場合、制御部180は、図7の薬剤名表示欄701に薬剤名を表示させず、薬剤カラー表示欄702に異常であることを示す色を表示させてもよい。
図8に示すフローチャートを参照して、医療用ポンプ100の動作の一例について説明する。
医療用ポンプ100のリーダ170は、シリンジ200が医療用ポンプ100に装着されると、通信器300から通信器300に記憶されているデータセットを読み取る。制御部180は、リーダ170が読み取ったデータセットに含まれている薬剤特定情報を取得する(ステップS101)。
制御部180は、取得した薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが記憶部110に記憶されているか否かを判定する(ステップS102)。
薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが記憶部110に記憶されている場合(ステップS102のYes)、制御部180は、記憶部110に記憶されている薬剤プロファイルを読み込む(ステップS103)。
薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが記憶部110に記憶されていない場合(ステップS102のNo)、制御部180は、取得した薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが、リーダ170が読み取ったデータセットに含まれているか否かを判定する(ステップS104)。
薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが、リーダ170が読み取ったデータセットに含まれている場合(ステップS104のYes)、制御部180は、データセットに含まれている薬剤プロファイルを読み込む(ステップS105)。
薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが、リーダ170が読み取ったデータセットに含まれていない場合(ステップS104のNo)、制御部180は、警告として、薬剤プロファイルが選択できないことを報知部131に報知させる(ステップS106)。
このように、本実施形態に係る医療用ポンプ100において、リーダ170は、通信器300に記憶されたデータセットを読み取り可能である。また、制御部180は、通信器300から読み取ったデータセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが記憶部110に記憶されている場合、該薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報を設定する。これにより、本実施形態に係る医療用ポンプ100は、薬剤ライブラリから適切な薬剤プロファイルを容易に選択することができる。また、記憶部110に、医療用ポンプ100を所有する医療機関でカスタマイズした薬剤プロファイルを記憶しておくことにより、医療用ポンプ100は、その医療機関でカスタマイズされた薬剤プロファイルを読み込むことができる。
また、本実施形態において、制御部180は、通信器300から読み取ったデータセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが記憶部110に記憶されていない場合、データセットに薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが含まれているか判定し、薬剤プロファイルが含まれている場合、該薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報を設定する。これにより、医療用ポンプ100は、通信器300から読み取ったデータセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルを記憶していない場合でも、汎用的な薬剤プロファイルを読み込むことができる。医療機関は、この汎用的な薬剤プロファイルを用いて投与を実行可能であるが、必要に応じて変更してもよい。
また、本実施形態に係る医療用ポンプ100において、制御部180は、通信器300から読み取ったデータセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが記憶部110に記憶されている場合、該薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報を設定する。また、制御部180は、通信器300から読み取ったデータセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが記憶部110に記憶されていない場合、データセットに薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが含まれているか判定し、薬剤プロファイルが含まれている場合、該薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報を設定する。したがって、制御部180は、通信器300から読み取ったデータセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが、記憶部110と通信器300の両方に記憶されている場合、記憶部110に記憶されている薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報を設定する。これにより、ユーザは、所望する投与情報を医療用ポンプ100に容易に設定することができる。
また、本実施形態において、制御部180は、通信器300から読み取ったデータセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが記憶部110に記憶されていず、且つ、データセットに該薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが含まれていない場合、報知部131又は表示部3に薬剤プロファイルが選択できないことを報知させる。これにより、医療用ポンプ100は、薬剤プロファイルが選択できない状態であり、注意が必要であることを、ユーザに知らせることができる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されず、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。例えば、医療用ポンプは、シリンジポンプに限定されず、輸液バッグに収容された薬剤を送液する輸液ポンプなどの他の種類の医療用ポンプであってもよい。
本開示は、医療用ポンプ、医療用ポンプの制御方法、及び医療用ポンプシステムに関する。
1 医療用ポンプシステム
2 本体カバー
2A 本体カバーの上部分
2B 本体カバーの下部分
3 表示部
4 操作パネル部
4A 電源ON/OFFボタン
4B 早送りスイッチボタン
4C 開始スイッチボタン
4D 停止スイッチボタン
4E メニュー選択ボタン
4F 動作インジケータ
5 クランプ
6 シリンジ設置部
7 シリンジ押子駆動部
8 収容部
8E 収容部の右端部
9 チューブ固定部
10 スライダ
100 医療用ポンプ
110 記憶部
111 スイッチ
112 電源コンバータ部(電源部)
113 充電池
114 コンセント
115 商用交流電源
120 検出スイッチ
121 検出スイッチ
122 クランプセンサ
130 表示部ドライバ
131 報知部
133 モータ
134 モータドライバ
135 送りネジ
140 通信部
160 ポンプ部
170 リーダ
180 制御部
200 シリンジ
201 シリンジ本体
202 シリンジ押子
203 チューブ
204 留置針
205 押子フランジ
209 本体フランジ
210 薬剤の目盛
211 シリンジの出口部
300 通信器
310 通信部
320 メモリ
701 表示部の薬剤名表示欄
702 表示部の薬剤カラー表示欄
703 表示部の投与設定表示欄
704 表示部のメッセージ欄
P 患者

Claims (8)

  1. 薬剤プロファイルを複数含む薬剤ライブラリを記憶する記憶部と、
    通信部及びメモリを有する通信器に記憶されたデータセットを読み取り可能なリーダと、
    前記通信器から読み取った前記データセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが前記記憶部に記憶されている場合、該薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報を設定する制御部と、を備える医療用ポンプ。
  2. 請求項1に記載の医療用ポンプにおいて、
    前記制御部は、
    前記データセットに含まれる前記薬剤特定情報に対応する前記薬剤プロファイルが前記記憶部に記憶されていない場合、前記データセットに前記薬剤特定情報に対応する前記薬剤プロファイルが含まれているか判定し、
    前記データセットに前記薬剤特定情報に対応する前記薬剤プロファイルが含まれている場合、前記データセットに含まれている該薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報を設定する、医療用ポンプ。
  3. 請求項2に記載の医療用ポンプにおいて、
    報知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記データセットに前記薬剤特定情報に対応する前記薬剤プロファイルが含まれていない場合、前記報知部に前記薬剤プロファイルが選択できないことを報知させる、医療用ポンプ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の医療用ポンプにおいて、
    前記リーダは、前記医療用ポンプに装着可能なシリンジに貼り付けられている前記通信器に記憶された前記データセットを読み取り可能である、医療用ポンプ。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の医療用ポンプにおいて、
    前記通信器は、RFタグである、医療用ポンプ。
  6. 薬剤プロファイルを複数含む薬剤ライブラリを記憶する記憶部を備える医療用ポンプの制御方法であって、
    通信部及びメモリを有する通信器からデータセットを読み取ることと、
    前記データセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが前記記憶部に記憶されている場合、該薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報を設定することと、を含む医療用ポンプの制御方法。
  7. 通信部及びメモリを有する通信器が貼り付けられたシリンジと、医療用ポンプと、を備える医療用ポンプシステムであって、
    前記医療用ポンプは、
    薬剤プロファイルを複数含む薬剤ライブラリを記憶する記憶部と、
    前記通信器の前記メモリに記憶されたデータセットを、前記通信部を介して読み取り可能なリーダと、
    前記通信器から読み取った前記データセットに含まれる薬剤特定情報に対応する薬剤プロファイルが前記記憶部に記憶されている場合、該薬剤プロファイルに基づいて投与に関する情報を設定する制御部と、を備える医療用ポンプシステム。
  8. 請求項7に記載の医療用ポンプシステムにおいて、
    前記シリンジは、静脈麻酔薬又は血管作動薬を含む薬剤が予め充填されたシリンジ本体と、シリンジ本体に予め貼り付けられた前記通信器とを有するプレフィルドシリンジであり、
    前記シリンジ本体に充填された前記薬剤に対応した前記薬剤特定情報を含む前記データセットが前記通信器の前記メモリに記憶されている、医療用ポンプシステム。
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