JPWO2018220925A1 - 情報処理システムおよび情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

情報処理システム1は、被検体の生体組織を処置するための処置装置における処置部21aへのエネルギー出力に関する情報に基づいて統計データを生成する統計データ生成部523と、統計データを表示部に表示させる出力部633と、を備える。

Description

本発明は、情報処理システムおよび情報処理装置に関する。
超音波エネルギーや熱エネルギーなどによって被検体の生体組織を処置する処置装置が知られている。処置装置は、エネルギーが出力される処置部と、処置部に対して開閉可能なジョーとを備える。処置部とジョーとで処置対象である被検体の生体組織を把持した状態で処置部にエネルギーを出力することにより、処置対象が処置される。
国際公開第2009−072338号
生体組織の処置が完了しているにもかかわらず処置部へのエネルギー出力が継続されると、超音波エネルギーや熱エネルギーにより処置部が劣化あるいは破壊されるおそれがある。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、被検体の生体組織を処置するための処置装置を操作する操作者に対して、エネルギー出力に関する操作を改善するための情報を提供する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の情報処理システムは、被検体の生体組織を処置するための処置装置における処置部へのエネルギー出力に関する情報に基づいて統計データを生成する統計データ生成部と、統計データを表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
本発明の別の態様は、情報処理装置である。この装置は、被検体の生体組織を処置するための処置装置における処置部へのエネルギー出力に関する情報に基づいて生成された統計データを出力する出力部を備える。
本発明のさらに別の態様もまた、情報処理装置である。この装置は、被検体の生体組織を処置するための処置装置における処置部へのエネルギー出力に関する情報により生成された統計データに基づいて提供される、処置部へのエネルギー出力操作についての改善ポイントを出力する出力部を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、被検体の生体組織を処置するための処置装置を操作する操作者に対して、エネルギー出力に関する操作を改善するための情報を提供することができる。
実施の形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 ログファイルに出力されたログの一例を示す図である。 ログ解析画面の一例を示す図である。 出力自動制御動作状況画面の一例を示す図である。 第1の変形例に係る情報処理システム1の構成を示すブロック図である。 第2の変形例に係る情報処理システム1の構成を示すブロック図である。 第3の変形例に係る情報処理システム1の構成を示すブロック図である。 第4の変形例に係る情報処理システム1の構成を示すブロック図である。
図1は、実施の形態に係る情報処理システム1の機能および構成を示すブロック図である。情報処理システム1は、処置装置10と、情報管理装置40と、管理サーバ50と、端末装置60と、を備える。処置装置10は、被検体の生体組織の切断、封止、凝固、切開等の処置を行う外科手術装置であり、各医療施設が所有する。管理サーバ50は、処置装置10を製造、販売するメーカーによって管理されるサーバ、あるいは、クラウドサービス事業者が提供するサーバである。端末装置60は、そのメーカーの担当者(以下、ユーザともよぶ)に使用される端末装置である。
処置装置10は、処置具20と、制御ユニット30と、を備える。処置具20は、プローブ21と、樹脂等からなるパッドを有するジョー(把持部)22と、出力操作検出部23と、記憶部24と、を含む。プローブ21の先端部分である処置部21aとジョー22のパッドとで被検体の処置対象の生体組織を把持する。この状態で、出力操作検出部23が操作部(不図示)に対する術者のエネルギー出力操作を検出すると、制御ユニット30から処置具20に電力が供給され、プローブ21にはこの電力に基づく超音波、高周波電流、またはその両方が伝達される。これにより、生体組織を把持している処置部に超音波エネルギー、熱エネルギーまたはその両方が出力され、処置対象が処置される。
記憶部24は、HDD、SSD等の不揮発性の記録媒体からなり、処置具情報テーブル241を格納する。処置具情報テーブル241には、当該処置具20の種別名が記憶されている。本実施の形態では、超音波エネルギーのみを出力できる「A処置具」と、熱エネルギーと超音波エネルギーを出力できる「B処置具」のいずれかの種別名が記憶されているものとする。なお、処置具情報テーブル241には、処置具20を一意に識別するための識別情報(例えばシリアル番号)が記憶されていてもよい。
制御ユニット30は、電源31と、インピーダンス検出部32と、通信部33と、制御部34と、記憶部35と、を含む。電源31は、処置具20に電力を供給する。インピーダンス検出部32は、電源31および制御部34に電気的に接続される。インピーダンス検出部32は、例えば検出回路であり、電源31から供給されている電力のインピーダンス値を検出する。通信部33は、所定の通信プロトコルに準拠した通信処理を実行する。
制御部34は、電力制御部341と、エラー検出部343と、プローブチェック実行部344と、ログ出力部345と、処置具情報取得部346と、データ送信部347と、を含む。制御部34はハードウェア資源とソフトウェア資源の協働、又はハードウェア資源のみにより実現できる。ハードウェア資源としてプロセッサ、ROM、RAM、その他のLSIを利用できる。プロセッサとしてCPU、GPU等を利用できる。ソフトウェア資源としてオペレーティングシステム、アプリケーション等のプログラムを利用できる。処置具情報取得部346は、処置具20が制御ユニット30に接続されると、処置具20の処置具情報テーブル241に記憶されている種別名を読み出す。処置具情報取得部346は、読み出した種別名を処置具IDとして後述の設定情報テーブル352に記憶する。
電力制御部341は、電源31からの電力の供給を制御する。具体的には、電力制御部341は、出力操作検出部23からエネルギー出力操作を検出した旨を示す信号を受信すると、電源31から処置具20に電力を供給させる。すなわち、電力制御部341は、処置部21aにエネルギーを出力させる。
ところで、生体組織の切断等の処置が完了しているにもかかわらず処置部21aへのエネルギー出力が継続されると、すなわち処置部21aとジョー22のパッドとが当接した状態で処置部21aへのエネルギー出力が比較的長時間継続されると、パッドが摩耗または熱変形しうる。このため、電力制御部341は、インピーダンス検出部32により検出されたインピーダンス値に基づいて、処置部21aとジョー22とで把持されている処置対象が切れ分かれたか否かを判断する。電力制御部341は、切れ分かれたと判断した場合、電源31から処置具20に供給される電力を下げるあるいは停止する、すなわち処置部21aに出力されるエネルギーを下げるあるいは停止する。このとき、エネルギー出力を下げたあるいは停止したことを術者に音声やメッセージ表示で通知してもよい。以下、このようにエネルギー出力を自動的に変化させる制御を、「出力自動制御」とよぶ。ただし、制御ユニット30の中には、この出力自動制御を有しないものもある。
エラー検出部343は、エネルギー出力に関する各種のエラーを検出する。例えばエラー検出部343は、処置部21aへのエネルギー出力が規定の出力時間(例えば3秒)を超えて継続された場合に、出力時間異常のエラーを検出する。また例えばエラー検出部343は、処置具20に電力を供給するための電気配線が断線した場合に、断線異常のエラーを検出する。また例えばエラー検出部343は、プローブチェック(後述)の実行時に検出されるインピーダンス値が所定の範囲内にない場合に、プローブ破損異常のエラーを検出する。
プローブチェック実行部344は、不図示のプローブチェックボタンが押されると、プローブチェック(動作チェック)を実行する。具体的には、電源31から処置具20に電力を供給させ、そのときのインピーダンス値が所定の範囲内にあるか否かをチェックする。
ログ出力部345は、操作ログ、エラーログ、その他のログをログファイル353(後述)に出力する。本実施の形態では、すべてのログが1つのログファイル353に出力されるものとして説明するが、ログの種別ごとに別個のファイルに出力されてもよい。
データ送信部347は、ログファイル353に出力されたログを情報管理装置40に通信部33を介して送信する。データ送信部347がログを送信するタイミングは特に限定されない。データ送信部347は、例えば実質的にリアルタイムにログを送信してもよいし、所定の周期(例えば10分)でログを送信してもよいし、不図示のユーザインタフェース部または情報管理装置40を介して指示された場合にログを送信してもよい。
記憶部35は、HDD、SSD等の不揮発性の記録媒体からなり、処置装置情報テーブル351と、設定情報テーブル352と、ログファイル353と、を格納する。処置装置情報テーブル351には、処置装置IDが登録される。処置装置IDは、処置装置10を一意に識別するための識別情報であり、本実施の形態では処置装置10のシリアル番号である。
設定情報テーブル352には、医療施設ID、診療科ID、処置具ID、術者ID、症例IDおよび部位IDが登録される。これらは、不図示のユーザインタフェース部または情報管理装置40を介して登録される。医療施設ID、診療科IDはそれぞれ、処置装置10を使用している医療施設、診療科を一意に識別するための識別情報であり、本実施の形態では医療施設名、診療科名である。医療施設ID、診療科IDは、初期設定時等に予め登録されてもよく、処置装置10を手術に使用する際に登録されてもよい。処置具IDは、処置具の種別を識別するための識別情報であり、本実施の形態では処置具の種別名である。なお、処置具IDは、処置具20を一意に識別するための識別情報、例えば処置具20のシリアル番号であってもよい。処置具IDは、処置具情報取得部346により登録される。術者IDは、術者を一意に識別するための識別情報であり、本実施の形態では術者氏名である。症例IDは、症例を一意に識別するための識別情報であり、本実施の形態では症例名である。術者ID、症例IDは、処置装置10を手術に使用する際に登録される。部位IDは、処置装置10により処置される生体の部位を一意に識別するための識別情報であり、本実施の形態では生体の部位名(例えば、臓器名、臓器内の領域の名称、血管名など)である。部位IDは、手術中に、手術の進行に合わせて登録される。
図2は、ログファイル353に出力されたログの一例を示す。図2に示すログは、デリミタ文字が「,」(カンマ)であり、ログが出力された時刻すなわち操作が実施されたまたはエラーが発生した時刻を示すタイムスタンプと、操作またはエラーに関する情報と、医療施設IDと、診療科IDと、処置装置IDと、処置具IDと、術者IDと、症例IDと、部位IDと、を含む。医療施設ID、診療科ID、処置装置ID、処置具ID、術者ID、症例ID、および部位IDは、処置装置情報テーブル351および設定情報テーブル352に登録されている情報である。つまり、ログ出力部345は、処置装置情報テーブル351および設定情報テーブル352を参照してこれらの情報を出力する。
ログ71は、制御ユニット30を起動したときのログを示す。
ログ72は、プローブチェックを実行したときのログを示す。
ログ73、ログ74はそれぞれ、処置部21aへのエネルギー出力を開始、終了したときのログを示す。これらのログは、術者がエネルギー出力操作を開始、終了したとき、すなわち処置具20の出力操作検出部23が術者による操作を検出し、その旨を示す信号を制御ユニット30の制御部34が受信したときに出力されてもよく、プロセッサがエネルギー出力の制御を開始、終了したとき、すなわち電力制御部341が電力供給(エネルギー出力)の制御を開始、終了したときであってもよい。エネルギー出力操作の開始のタイムスタンプと、エネルギー出力操作の終了のタイムスタンプとの差が、エネルギー出力の出力時間である。
また、エネルギー出力操作の開始、終了のログには、エネルギー出力の出力モードとその出力レベルが出力される。ここで、A処置具を使用している場合は、生体組織を切断するモード1と生体組織を封止および切断するモード2との2つの出力モードを選択でき、B処置具を使用している場合は、生体組織を凝固および切開するモード3と生体組織を凝固するモード4との2つの出力モードを選択できる。選択された出力モード、出力レベルについての情報は、出力操作検出部23から送信される信号に含まれる。図2のログ73の例では、出力モードがモード1で出力レベルがレベル1のエネルギー出力操作が実施されたことが示されている。
ログ75は、エラーコード「Err01」のエラーが発生したときのログを示す。
ログ76は、出力自動制御が動作したときのログを示す。
情報管理装置40は、所定の通信プロトコルに準拠した通信処理を実行する通信部41と、各種の情報処理を実行する制御部42と、制御部42により参照、更新されるデータを記憶する記憶領域である記憶部43と、を含む。
記憶部43は、HDD、SSD等の不揮発性の記録媒体からなり、ログ情報テーブル431を格納する。ログ情報テーブル431は、制御ユニット30から送信されるログを記憶する。
制御部42は、データ受信部421と、データ送信部422と、を含む。制御部42はハードウェア資源とソフトウェア資源の協働、又はハードウェア資源のみにより実現できる。ハードウェア資源としてプロセッサ、ROM、RAM、その他のLSIを利用できる。プロセッサとしてCPU、GPU等を利用できる。ソフトウェア資源としてオペレーティングシステム、アプリケーション等のプログラムを利用できる。データ受信部421は、制御ユニット30から送信されるログを通信部41を介して受信する。データ受信部421は、受信したログをログ情報テーブル431に記録する。データ送信部422は、ログ情報テーブル431に記憶されたログを管理サーバ50に送信する。
管理サーバ50は、所定の通信プロトコルに準拠した通信処理を実行する通信部51と、各種の情報処理を実行する制御部52と、制御部52により参照、更新されるデータを記憶する記憶領域である記憶部53と、を含む。
記憶部53は、HDD、SSD等の不揮発性の記録媒体からなり、ログ情報テーブル531を含む。ログ情報テーブル531は、情報管理装置40から送信されるログを記憶する。
制御部52は、データ受信部521と、要求受信部522と、統計データ生成部523と、画面生成部524と、画面提供部525と、を含む。制御部52は、さらに分析部526を含んでいてもよい。制御部52はハードウェア資源とソフトウェア資源の協働、又はハードウェア資源のみにより実現できる。ハードウェア資源としてプロセッサ、ROM、RAM、その他のLSIを利用できる。プロセッサとしてCPU、GPU等を利用できる。ソフトウェア資源としてオペレーティングシステム、アプリケーション等のプログラムを利用できる。データ受信部521は、情報管理装置40から送信されたログを通信部51を介して受信する。データ受信部521は、受信したログをログ情報テーブル531に記憶する。
要求受信部522は、各種画面の提供要求を通信部51を介して端末装置60から受信する。統計データ生成部523は、要求受信部522が画面の提供要求を受信すると、ログ情報テーブル531を参照して要求された画面に応じた統計データを生成する。例えば統計データ生成部523は、ログ解析画面の提供要求を受信すると、図3で後述するログ解析画面に含まれる統計データを生成する。また例えば統計データ生成部523は、出力自動制御動作状況画面の提供要求を受信すると、図4で後述する出力自動制御動作状況画面に含まれる統計データを生成する。
画面生成部524は、統計データ生成部523が生成した統計データを含む画面であって端末装置60から要求された画面を生成する。画面提供部525は、画面生成部524が生成した画面の画面データを通信部51を介して端末装置60に送信する。
分析部526は、統計データ生成部523によって生成された統計データを分析し、処置部21aへのエネルギー出力操作についての改善ポイントを生成する。例えば分析部526は、特定の医療施設における特定の出力モードでのエネルギー出力操作において処置部21aへのエネルギー出力が規定の出力時間を超える傾向が高い(発生回数が所定の閾値以上である)場合に、その特定の医療施設の特定の出力モードでのエネルギー出力操作を改善ポイントとして特定する。分析部526は、特定した改善ポイントが表示された画面を生成し、端末装置60に提供(送信)してもよい。なお、分析部526は人工知能により実現されていてもよい。
端末装置60は、例えばノートPCやタブレット端末であり、所定の通信プロトコルに準拠した通信処理を実行する通信部61と、情報提供および操作入力を担当するUI部62と、各種の情報処理を実行する制御部63と、を含む。
制御部63は、データ受信部631と、要求送信部632と、出力部(表示制御部)633と、を含む。制御部63はハードウェア資源とソフトウェア資源の協働、又はハードウェア資源のみにより実現できる。ハードウェア資源としてプロセッサ、ROM、RAM、その他のLSIを利用できる。プロセッサとしてCPU、GPU等を利用できる。ソフトウェア資源としてオペレーティングシステム、アプリケーション等のプログラムを利用できる。要求送信部632は、UI部62において受け付けられた各種画面の送信要求を通信部61を介して管理サーバ50に送信する。データ受信部631は、管理サーバ50から送信される各種画面の画面データを通信部61を介して受信する。出力部633は、データ受信部631が受信した各種画面データに基づき各種画面を所定の表示部に表示させる。なお、出力部633は、各種画面すなわち統計データを、印刷装置に出力してもよい。
図3は、ログ解析画面の一例を示す図である。ログ解析画面は、ログ絞り込み領域81と、ログ件数時系列表示領域82と、処置具データ表示領域83と、エネルギー出力情報表示領域84と、エラー比率表示領域85と、出力回数表示領域86と、起動回数表示領域87と、出力自動制御動作回数表示領域88と、エラーカウント表示領域89と、トラブルシューティング表示領域90と、を含む。
ログ絞り込み領域81には、統計データの基となるログを絞り込む条件が入力される。ログ絞り込み領域81は、医療施設選択領域811と、診療科選択領域812と、術者選択領域813と、処置装置選択領域814と、処置具選択領域815と、症例選択領域816と、部位選択領域817と、日付入力領域818と、を含む。
医療施設選択領域811には、医療施設名がプルダウン形式などの選択形式で入力される。診療科選択領域812には、診療科名がプルダウン形式などの選択形式で入力される。なお、診療科選択領域812では、医療施設選択領域で選択された施設に属する診療科のいずれかまたはそのすべて(ALL)を選択できる。術者選択領域813には、術者名がプルダウン形式などの選択形式で入力される。なお、術者選択領域813では、医療施設選択領域、診療科選択領域において選択された施設の診療科に属する術者のいずれかまたはそのすべて(ALL)を選択できる。処置装置選択領域814では、処置装置IDがプルダウン形式などの選択形式で入力される。なお、処置装置選択領域814では、医療施設選択領域、診療科選択領域において選択された施設の診療科に属する処置装置のいずれかまたはそのすべて(ALL)を選択できる。処置具選択領域815には、処置具IDがプルダウン形式などの選択形式で入力される。症例選択領域816には、症例名がプルダウン形式などの選択形式で入力される。部位選択領域817には、部位名がプルダウン形式などの選択形式で入力される。日付入力領域818には、各表示領域に表示される統計データの対象となる期間が入力される。
各表示領域には、ログ絞り込み領域81に入力された条件により絞り込まれたログに基づいて生成される統計データが表示される。以下、それぞれについて説明する。
ログ件数時系列表示領域82には、対象期間中に発生したすべてのログの件数が時系列に表示される。図3の例では、ログの件数は、ログの種別が識別可能な態様で、棒グラフで表示されている。ログの件数は、日付入力領域818に入力された期間に応じて、分単位、時間単位、日単位、週単位、月単位、または年単位で集計される。たとえば、3ヶ月以上の期間が選択された場合は月単位で表示されてもよい。また例えば、1時間の期間が選択された場合は分単位で表示されてもよい。あるいはまた、ログ件数を集計する集計単位をログ解析画面上で選択できるようにしてもよい。
ログ件数時系列表示領域82を参照することにより、例えば、どの程度の割合で処置部21aへのエネルギー出力が規定の出力時間(例えば3秒)を超える傾向にあるか、すなわちどの程度不必要にエネルギーを出力しているかの傾向を把握できる。特に、ログ絞り込み領域81において入力した絞り込み条件の単位で、どの程度不必要にエネルギーを出力しているかの傾向を把握できる。図3の例では、ログ絞り込み領域81において医療施設「AAA病院」の診療科「消化器外科」が選択されているので、「AAA病院」の「消化器外科」が、どの程度不必要にエネルギーを出力しているかの傾向を把握できる。
また例えば、分単位で集計されたログの件数を時系列に表示させれば、手術の後半になるほどエネルギー出力が規定の出力時間を超える傾向にある、あるいは手術の後半になるほどエラーの発生頻度が高くなる、といった1つの手術の中での傾向を把握することができる。
またログ件数時系列表示領域82には、対象期間中に発生したエラーログの件数だけが時系列に表示されてもよい。例えば、エラーログの件数が、エラーの種類が識別可能な態様で、棒グラフで表示されてもよい。
処置具データ表示領域83には、処置具の種類別の使用比率がグラフ表示される。図3の例では、処置具の種類別の使用比率は円グラフで表示されている。なお、処置具表示領域には、処置具別(すなわち処置具のシリアル番号別)の使用比率が表示されてもよい。
エネルギー出力情報表示領域84には、エネルギー出力操作に関する情報がグラフ表示される。図3の例では、エネルギー出力のモード別、出力レベル別、エネルギー出力時間別で集計したエネルギー出力操作の実施比率が円グラフで表示されている。
エネルギー出力情報表示領域84を参照することにより、どのモードのエネルギー出力操作のときに処置部21aへのエネルギー出力が規定の出力時間(例えば3秒)を超える傾向にあるか、すなわちどのモードのエネルギー出力操作が不得意であるかが分かる。特に、ログ絞り込み領域81において入力した条件の単位で、どのモードのエネルギー出力操作が不得意であるかが分かる。
なお、エネルギー出力情報表示領域84には、エネルギー出力のモード、処置された生体組織の部位、使用された処置具20の種類のうちの少なくとも1つの集計単位別、かつ、エネルギー出力時間別で集計したエネルギー出力操作の実施比率が表示されてもよい。具体的には例えば、エネルギー出力のモード別、処置された生体組織の部位別、かつ、エネルギー出力時間別で集計したエネルギー出力操作の実施比率が表示されてもよい。
エラー比率表示領域85には、エラー別の発生回数比率がグラフ表示される。図3の例では、エラーの種類別で集計したエラー発生回数比率が円グラフで表示されている。
エラー比率表示領域85を参照することにより、どのエラーが多く発生する傾向にあるかがわかる。特に、ログ絞り込み領域81において入力した条件の単位で、どのエラーが頻発しているのか、あるいはどのモードのエネルギー出力操作が不得意であるかが分かる。
なお、エラー比率表示領域85には、エラーに関係するエネルギー出力操作、すなわちエラーが発生する直前に実施されたエネルギー出力操作であってエラーの原因と考えられるエネルギー出力操作において処置された生体組織の部位、使用された処置装置10の種類、処置部21aへのエネルギー出力の出力モード、エネルギー出力時間のうちの少なくとも1つの集計単位別で集計したエラーの発生回数比率が表示されてもよい。
出力回数表示領域86には、エネルギー出力操作が実施された回数が表示される。
起動回数表示領域87には、制御ユニット30を起動した回数が表示される。
出力自動制御動作回数表示領域88には、出力自動制御が動作した回数が表示される。
エラーカウント表示領域89には、エラーの発生回数が表示される。
トラブルシューティング表示領域90には、エラーの一覧が表示される。具体的には、トラブルシューティング表示領域90には、エラーコード91と、エラー概要92と、考えられる発生原因93と、対策94と、が表示される。
図4は、出力自動制御動作状況画面の一例を示す図である。出力自動制御動作状況画面は、ログ絞り込み領域95と、集計結果表示領域96と、出力自動制御動作状況表示領域97と、を含む。
ログ絞り込み領域95には、統計データの基となるログを絞り込む条件が入力される。ログ絞り込み領域95は、医療施設選択領域951と、診療科選択領域952と、術者選択領域953と、処置装置選択領域954と、処置具選択領域955と、症例選択領域956と、部位選択領域957と、を含む。医療施設選択領域951、診療科選択領域952、術者選択領域953、処置装置選択領域954、処置具選択領域955、症例選択領域956、部位選択領域957はそれぞれ、図3の医療施設選択領域811、診療科選択領域812、術者選択領域813、処置装置選択領域814、処置具選択領域815、症例選択領域816、部位選択領域817と対応する。
集計結果表示領域96には、ログ絞り込み領域95に入力された条件により絞り込まれたログを日付別、処置装置別、ハンドピース別、症例別に集計して得られる各種統計データが表示される。具体的には、集計結果表示領域96には、エネルギー出力回数表示領域961と、総エネルギー出力秒数表示領域962と、エネルギー出力が継続された時間が規定の出力時間を超えた回数であるエネルギー出力回数(秒数超過)表示領域963と、出力自動制御動作回数表示領域964と、出力回数に対する出力自動制御動作回数の割合である出力自動制御動作率表示領域965と、処置具20の劣化や破壊に関わる重大なエラーであるエラーコード「Err01」のエラーが発生した回数が表示されるErr01発生回数表示領域966と、軽微なエラーであるその他のエラーが発生した回数が表示されるErr01以外発生回数表示領域967と、を含む。
出力自動制御動作状況表示領域97には、集計結果表示領域96において選択された症例について、各エネルギー出力の出力時間が時系列にグラフ表示される。図4の例では、各エネルギー出力の出力時間は、その出力モードが識別可能な態様で、時系列に棒グラフで表示されている。具体的には、出力モードごとに異なる色で棒グラフ表示されている。また、出力自動制御動作状況表示領域97には、出力自動制御の動作、Err01の発生、Err01以外の発生が時系列で表示される。
図4の例では、集計結果表示領域96において2つの症例が選択され、出力自動制御動作状況表示領域97にはその2つの症例についての情報が表示されている。図4の例では特に、2つの同一症例についての情報であって、出力自動制御の機能を有しない処置装置10が使用された症例(出力自動制御動作状況表示領域97の左側)と出力自動制御の機能を有する処置装置10が使用された症例(出力自動制御動作状況表示領域97の右側)とが表示されている。図4より、出力自動制御の機能を有する処置装置10を導入することにより、エネルギー出力が規定の出力時間(例えば3秒)以上継続された回数が減少し、エラーの発生回数が減少していることが分かる。このことから、処置具20の劣化や破壊が抑制されることも分かる。さらに、出力自動制御の機能によって不必要にエネルギーを出力する時間が削減されることにより、手術時間が短縮されることが分かる。したがって、このようなデータを医療施設に提示することで、出力自動制御の機能を有する処置装置10の優位性を実感してもらうことができ、出力自動制御の機能を有する処置装置10の販売を促進できる。
以上説明した実施の形態に係る情報処理システム1によると、制御ユニット30において出力された各種のログに基づいて、エネルギー出力に関する各種の統計データが生成され、その統計データを含む画面が生成され、所定の表示部に表示される。ユーザがその画面または統計データの印刷物を術者に提示することにより、術者は処置装置10のエネルギー出力操作に関する現状や改善点を把握できる。このとき、ユーザは統計データに基づいて処置装置10のエネルギー出力操作に関する改善点を術者に提案することもできる。あるいは、ユーザはエネルギー出力に関する各種の統計データを分析して得られた、エネルギー出力操作についての改善ポイントが表示された画面を術者に提示することにより、術者は処置装置10のエネルギー出力操作に関する改善点を把握できる。つまり、本実施の形態に係る情報処理システム1によれば、被検体の生体組織を処置するための処置装置10を操作する操作者に対して、エネルギー出力に関する操作を改善するための情報を提供できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
(第1の変形例)
図5は、第1の変形例に係る情報処理システム1の構成を示すブロック図である。情報処理システム1は、処置装置10と、管理サーバ50と、端末装置60と、を備える。すなわち本変形例では、情報処理システム1は情報管理装置40を備えていない。
制御ユニット30のデータ送信部347は、ログファイル353に出力されたログを通信部33を介して管理サーバ50に送信する。データ受信部521は、制御ユニット30から送信されたログを通信部51を介して受信する。
(第2の変形例)
図6は、第2の変形例に係る情報処理システム1の構成を示すブロック図である。情報処理システム1は、処置装置10と、端末装置60と、を備える。すなわち本変形例では、情報処理システム1は情報管理装置40および管理サーバ50を備えていない。
制御ユニット30のデータ送信部347は、ログファイル353に出力されたログを通信部33を介して端末装置60に送信する。
端末装置60は、所定の通信プロトコルに準拠した通信処理を実行する通信部61と、情報提供および操作入力を担当するUI部62と、各種の情報処理を実行する制御部63と、制御部63により参照、更新されるデータを記憶する記憶領域である記憶部64と、を含む。
記憶部64は、ログ情報テーブル641を含む。ログ情報テーブル641は、実施の形態の管理サーバ50のログ情報テーブル531に対応する。
制御部63は、データ受信部631と、出力部633と、統計データ生成部634と、画面生成部635と、を含む。制御部63は、さらに分析部636を含んでいてもよい。統計データ生成部634、画面生成部635、分析部636はそれぞれ、実施の形態の管理サーバ50の統計データ生成部523、画面生成部524、分析部526に対応する。
(第3の変形例)
図7は、第3の変形例に係る情報処理システム1の構成を示すブロック図である。情報処理システム1は、処置装置10と、情報管理装置40と、管理サーバ50と、を備える。すなわち本変形例では、情報処理システム1は端末装置60を備えていない。
管理サーバ50の画面提供部525は、生成された各種画面データを、通信部51を介して情報管理装置40に送信する。
情報管理装置40は、UI部44をさらに備える。また、情報管理装置40の制御部42は、要求送信部423と、出力部424と、をさらに含む。要求送信部423、出力部424はそれぞれ、実施の形態の要求送信部632、出力部633に対応する。
(第4の変形例)
図8は、第4の変形例に係る情報処理システム1の構成を示すブロック図である。情報処理システム1は、処置装置10と、情報管理装置40と、を備える。すなわち本変形例では、情報処理システム1は管理サーバ50および端末装置60を備えていない。
情報管理装置40は、UI部44をさらに備える。また、情報管理装置40の制御部42は、統計データ生成部425と、画面生成部426と、出力部424と、をさらに含む。制御部42は、さらに分析部427を含んでいてもよい。統計データ生成部425、画面生成部426、分析部427、出力部424はそれぞれ、実施の形態の統計データ生成部523、画面生成部524、分析部526、出力部633に対応する。
(第5の変形例)
実施の形態では特に言及しなかったが、統計データ生成部523は、症例ごとにプローブチェック(動作チェック)が実行されているか否か、すなわちプローブチェックの実施率を統計データとして生成してもよい。具体的には、統計データ生成部523は、例えば情報管理装置40、端末装置60を介して、所定の期間における症例数を取得する。また、統計データ生成部523は、その期間におけるプローブチェックの実行回数を、ログ情報テーブル531に記憶されているログから抽出する。統計データ生成部523は、取得した症例数と、抽出したプローブチェックの実行回数から、プローブチェックの実行率を算出する。これにより、症例ごとにプローブの動作チェックが行われているのかどうかを術者が把握することができる。
(第6の変形例)
第3〜第5の変形例では特に言及しなかったが、実質的にリアルタイムに、統計データを生成してその統計データに基づく分析結果画面を所定の表示部に表示させてもよい。この場合、第3、4変形例の各データ送信部は、ログが出力されるとそのログを実質的にリアルタイムにすなわち即時に送信する。また、第3〜5変形例の各統計データ生成部は、ログが出力されるとあるいはログが受信されると、実質的にリアルタイムにすなわち即時に統計データを更新する。この場合、例えば症例(手術)の開始から現在までの間に出力されたログを統計データの対象とすればよい。分析部は、統計データに基づいて、リアルタイムに改善ポイントを提供する。例えば分析部は、統計データが更新されると、あるいは所定の周期(例えば1分周期)で、改善ポイントを提供してもよい。また、統計データが更新されると、あるいは所定の周期(例えば1分周期)で、画面生成部がログ解析画面や出力自動制御動作状況画面を更新し、出力部が更新されたログ解析画面や出力自動制御動作状況画面を即時に表示させてもよい。
(第7の変形例)
実施の形態および上述の変形例では特に言及しなかったが、エネルギー出力に関するランキングを示す統計データを生成し、その統計データを示す画面を所定の表示部に表示させてもよい。各統計データ生成部は例えば、ユーザにより指定された期間のログに基づいて、医療施設別、医療施設および診療科別、術者別、術者および出力モード別、処置装置別、または症例別に、以下の統計データを生成する。
・エラー発生件数
・重大エラー発生件数
・1症例あたりの平均エラー発生件数
・1症例あたりの平均重大エラー発生件数
・規定の出力時間以上のエネルギー出力が実施された回数
・規定の出力時間以上のエネルギー出力が実施された1症例あたりの平均回数
各画面提供部は、各統計データ生成部が生成したエネルギー出力に関するランキングを示す統計データを、件数順や回数順に表示した画面を生成する。各出力部は、生成されたランキングを示す統計データを含む画面を所定の表示部に表示する。
医療施設別、医療施設および診療科別、術者別、または術者および出力モード別にランキングを示す統計データを出力することで、処置装置10の使用方法についての説明会を実施すべき医療施設、診療科、術者を把握できる。また、医療施設ごと、診療科ごと、術者ごとに、何から改善すればよいのか優先順位をつけることができる。
また、特定の処置装置でエラー発生件数等が多い場合、その処置装置に不具合が生じている可能性がある。したがって、処置装置別にランキングを示す統計データを出力することで、メンテナンスが必要な可能性が高い処置装置を把握できる。
また、症例別にランキングを示す統計データを出力することで、その症例に処置装置10を使用する上で処置装置に改善の余地があるか否かを把握できる。
1 情報処理システム、 10 処置装置、 20 処置具、 30 制御ユニット、 40 情報管理装置、 50 管理サーバ、 60 端末装置、 523 統計データ生成部、 633 出力部。
本発明は、被検体の生体組織を処置するための処置装置を操作する操作者に対して、エネルギー出力操作に関する情報を提供する情報処理システムおよび情報処理装置に利用できる。

Claims (11)

  1. 被検体の生体組織を処置するための処置装置における処置部へのエネルギー出力に関する情報に基づいて統計データを生成する統計データ生成部と、
    前記統計データを表示部に表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記統計データ生成部は、前記処置部へのエネルギー出力が継続された時間について統計データを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記統計データ生成部は、処置された生体組織の部位、前記処置装置の種類、または前記処置部へのエネルギー出力の出力モードの少なくとも1つと、前記処置部へのエネルギー出力が継続された時間との関連性を示す統計データを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記統計データ生成部は、前記処置部へのエネルギー出力が継続された時間と、前記処置部へのエネルギー出力を自動的に変化させるための制御の発生との関連性を示す統計データを生成することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 前記統計データ生成部は、前記処置部へのエネルギー出力の出力モードと、前記処置部へのエネルギー出力を自動的に変化させるための制御の発生との関連性を示す統計データを生成することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報処理システム。
  6. 前記統計データ生成部は、前記処置装置の動作チェックについての統計データを生成することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の情報処理システム。
  7. 前記統計データ生成部は、処置された生体組織の部位、前記処置装置の種類、前記処置部へのエネルギー出力の出力モード、前記処置部へのエネルギー出力が継続された時間の少なくとも1つと、前記処置部へのエネルギー出力におけるエラー情報との関連性を示す統計データを生成することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の情報処理システム。
  8. 前記統計データ生成部により生成された統計データに基づいて、前記処置部へのエネルギー出力操作についての改善ポイントを提供する分析部をさらに備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の情報処理システム。
  9. 前記統計データ生成部は、実質的にリアルタイムに統計データを生成し、
    前記表示制御部は、リアルタイムに生成された前記統計データを表示部に即時に表示させることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の情報処理システム。
  10. 被検体の生体組織を処置するための処置装置における処置部へのエネルギー出力に関する情報に基づいて生成された統計データを出力する出力部を備えることを特徴とする情報処理装置。
  11. 被検体の生体組織を処置するための処置装置における処置部へのエネルギー出力に関する情報により生成された統計データに基づいて提供される、前記処置部へのエネルギー出力操作についての改善ポイントを出力する出力部を備えることを特徴とする情報処理装置。
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