JPWO2018163259A1 - 監視処理プログラム、監視処理方法及び監視装置 - Google Patents

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Abstract

ネットワーク管理装置(10)は、監視対象のネットワークに含まれる各装置から収集した情報に基づいて、リンクダウンが発生した装置のポートを特定し、監視対象のネットワークに含まれる各装置から収集した情報に基づいて、特定したポートが他の装置のポートと結線されているか否かを判定し、結線されていると判定した場合に、特定したポートについて障害発生の通知を行い、結線されていると判定しなかった場合に、特定したポートについて障害発生の通知を行わない。

Description

本発明は、監視処理プログラム、監視処理方法及び監視装置に関する。
ネットワークの監視機能を持つ製品の中には、一例として、監視対象とするネットワークに含まれるデバイス間の接続形状が模式化されたマップを障害発生の通知に用いるものがある。例えば、マップに表示されるデバイスのポートのうち、リンクダウン等の障害が発生したポートと、リンクダウンが発生していないポートとの間で表示形態を区別することにより、障害発生の通知が実現される。
特開2003−209683号公報 特開2009−199387号公報 特開2010−212762号公報
しかしながら、上記の技術では、異なる原因でリンクダウン状態にあるポートの通知が画一的に行われる。すなわち、リンクダウン状態が通知されるポートの中には、設定ミスなどが原因となってリンクダウン状態に陥ったポートも含まれれば、他のポートと結線されていないことが原因でリンクダウン状態となっているポートも含まれる。このため、リンクとして機能させる企図のないポートに関する障害発生の通知の中に、リンクアップしていたポートに関する障害発生の通知が紛れる。
1つの側面では、本発明は、障害発生の通知が煩雑化するのを抑制できる監視処理プログラム、監視処理方法及び監視装置を提供することを目的とする。
一態様では、監視対象のネットワークに含まれる装置のポートに関する障害発生の通知を行う監視装置に実行させる監視処理プログラムにおいて、前記監視対象のネットワークに含まれる各装置から収集した情報に基づいて、リンクダウンが発生した装置のポートを特定し、前記監視対象のネットワークに含まれる各装置から収集した情報に基づいて、特定した前記ポートが他の装置のポートと結線されているか否かを判定し、結線されていると判定した場合に、特定した前記ポートについて障害発生の通知を行い、結線されていると判定しなかった場合に、特定した前記ポートについて障害発生の通知を行わない、ことを特徴とする。
障害発生の通知が煩雑化するのを抑制できる。
図1は、実施例1に係るネットワーク管理システムの構成例を示す図である。 図2は、実施例1に係るネットワーク管理装置の機能的構成を示すブロック図である。 図3は、トポロジマップの一例を示す図である。 図4は、トポロジマップの一例を示す図である。 図5は、実施例1に係る監視処理の手順を示すフローチャートである。 図6は、実施例1及び実施例2に係る監視処理プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
以下に添付図面を参照して本願に係る監視処理プログラム、監視処理方法及び監視装置について説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[システム構成]
図1は、実施例1に係るネットワーク管理システムの構成例を示す図である。図1に示すネットワーク管理システム1は、企業システム等の監視対象システム3のネットワークNWを構築するネットワークデバイス30A〜30Cに対する各種のネットワーク設定をGUI(Graphical User Interface)を介して実現するネットワーク管理サービスを提供するものである。このネットワーク管理サービスの一環として、ネットワーク管理システム1は、ネットワークNWに含まれるデバイス間の接続形状が模式化されたトポロジマップ上で障害発生の通知が煩雑化するのを抑制する監視処理を実現する。
図1に示すように、ネットワーク管理システム1には、ネットワーク管理装置10と、ネットワークデバイス30A〜30Cと、クライアント端末50とが含まれる。以下では、ネットワークデバイス30A〜30Cのことを総称する場合に「ネットワークデバイス30」と記載する場合がある。なお、図1には、3つのネットワークデバイス30A〜30Cが監視対象システム3に収容される場合を例示したが、あくまでこれは例示であり、監視対象システム3が任意の数のネットワークデバイスを収容することができるのは言うまでもない。
ネットワーク管理装置10は、上記のネットワーク管理サービスを提供するコンピュータである。このネットワーク管理装置10は、監視装置の一例である。
一実施形態として、ネットワーク管理装置10は、上記のネットワーク管理サービスを実現するパッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアを所望のコンピュータにインストールさせることによってSDN(Software-Defined Networking)コントローラとして実装できる。このネットワーク管理装置10は、ネットワークNWの一例として、IP−VPN(Internet Protocol Virtual Private Network)や広域イーサネット(登録商標)などのキャリアイーサネットの監視、設定や制御などを含む管理を実行することができる。このようにネットワーク管理装置10により管理されるネットワークNWは、物理ネットワークに限定されず、SDNやNFV(Network Function Virtualization)などの技術により仮想化された仮想ネットワークであってもよい。
ネットワークデバイス30は、監視対象システム3のネットワークNWを構築する通信装置である。このネットワークデバイス30には、一例として、ルータやスイッチなどのデータ転送装置を始め、ファイアーウォール、ロードバランサなどを採用することができる。なお、ネットワークデバイス30は、装置の一例である。
クライアント端末50は、上記のネットワーク管理サービスの提供を受けるコンピュータである。このクライアント端末50は、一例として、ネットワークNWを管理するネットワーク管理者等の関係者により使用される。ここで、上記のネットワーク管理サービスの提供により、クライアント端末50は、必ずしもtelnetの動作環境を有さずともかまわない。例えば、クライアント端末50には、汎用のブラウザの動作環境を有する任意のコンピュータを採用することができる。
[ネットワーク管理装置10の構成]
図2は、実施例1に係るネットワーク管理装置10の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、ネットワーク管理装置10は、通信I/F(interface)部11と、記憶部13と、制御部15とを有する。なお、ネットワーク管理装置10は、図2に示した機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイスなどの機能部を有することとしてもかまわない。
通信I/F部11は、他の装置、例えばネットワークデバイス30やクライアント端末50との間で通信制御を行うインタフェースである。
一実施形態として、通信I/F部11は、LAN(Local Area Network)カードなどのネットワークインタフェースカードを採用できる。例えば、通信I/F部11は、各種のコマンドをネットワークデバイス30へ送信したり、ネットワークデバイス30からネットワークデバイス30が記憶するConfig情報やMIB(Management Information Base)の全部またはその一部を受信したりする。また、通信I/F部11は、クライアント端末50からネットワークデバイス30の設定に対する編集操作などを受け付けたり、ネットワークNWの接続形状が模式化されたトポロジマップ画面などをクライアント端末50へ送信したりする。
記憶部13は、制御部15で実行されるOS(Operating System)を始め、上記のネットワーク管理サービスを実現するネットワーク管理プログラムなどの各種プログラムに用いられるデータを記憶する記憶デバイスである。
一実施形態として、記憶部13は、ネットワーク管理装置10における補助記憶装置として実装することができる。例えば、記憶部13には、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスクやSSD(Solid State Drive)などを採用できる。なお、記憶部13は、必ずしも補助記憶装置として実装されずともよく、ネットワーク管理装置10における主記憶装置として実装することもできる。この場合、記憶部13には、各種の半導体メモリ素子、例えばRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリを採用できる。
記憶部13は、制御部15で実行されるプログラムに用いられるデータの一例として、トポロジ情報13aと、フィルタ情報13bとを記憶する。これらトポロジ情報13a及びフィルタ情報13b以外にも、他の電子データを併せて記憶することもできる。例えば、記憶部13には、ネットワーク管理者等のユーザの権限を管理するために、ユーザごとに設定操作や閲覧を許可するネットワークデバイス30またはネットワークデバイス30のグループが規定されたユーザ権限情報なども記憶することができる。
トポロジ情報13aは、ネットワークNWの接続形状に関する情報である。このトポロジ情報13aには、デバイス情報13a1、ポート情報13a2およびリンク情報13a3などが含まれる。
このうち、デバイス情報13a1には、ネットワークデバイス30に関する情報が定義される。例えば、デバイス情報13a1には、デバイスID(IDentification)及びデバイス名などの項目が対応付けられたデータを採用できる。ここで言う「デバイスID」とは、ネットワークデバイス30を識別する識別情報を指す。また、「デバイス名」とは、ネットワークデバイス30に定義された名称を指す。なお、ここでは、ネットワークデバイス30を定義する項目の一例として、デバイス名を例示したが、この他にも製造番号や型番などの他の項目をデバイス情報13a1にさらに含めることもできる。
また、ポート情報13a2には、ネットワークデバイス30が有するポートに関する情報が定義される。例えば、ポート情報13a2には、ポートID、デバイスIDおよびポート名などの項目が対応付けられたデータを採用できる。ここで言う「ポートID」とは、ネットワークデバイス30が有するポートを識別する識別情報を指す。また、「デバイスID」は、デバイス情報13a1に含まれるデバイスIDと同様に、ネットワークデバイス30の識別情報を指すが、ここでは、ポートIDで識別されるポートを有するネットワークデバイス30のことを意味する。また、「ポート名」とは、ポートに定義された名称を指す。なお、ここでは、上記3つの項目を例示したが、この他にも、ポートに関する設定、例えばVLAN(Virtual LAN)やLAG(Link Aggregation Group)などの設定をさらに対応付けることとしてもかまわない。
また、リンク情報13a3には、ネットワークデバイス30のポート間を接続するリンクに関する情報が定義される。例えば、リンク情報13a3には、リンクID、デバイスID1、ポートID1、デバイスID2及びポートID2などの項目が対応付けられたデータを採用できる。ここで言う「リンクID」とは、リンクを識別する識別情報を指す。また、「ポートID1」及び「ポートID2」は、ポート情報13a2に含まれるポートIDと同様に、ポートの識別情報を指すが、ここでは、リンクIDで識別されるリンクを接続する2つのポートの識別情報を意味する。さらに、「デバイスID1」及び「デバイスID2」は、デバイス情報13a1に含まれるデバイスIDと同様に、ネットワークデバイス30の識別情報を指すが、ここでは、ポートID1で識別されるポートを有するネットワークデバイス30の識別情報と、ポートID2で識別されるポートを有するネットワークデバイス30の識別情報のことを意味する。このように、リンク情報13a3には、デバイス情報13a1に含まれるポートの中でも、結線済みのポートまたはリンクアップ後のポートが登録される。
フィルタ情報13bには、フィルタが適用される範囲に関する情報である。ここで言う「フィルタ」とは、あくまで1つの側面として、リンクダウン状態の通知を抑止する機能を指す。
例えば、上記のフィルタは、リンクダウン状態が発生する原因が未結線と識別されることを条件に適用させることとしてもよい。一例として、フィルタ情報13bには、上記のフィルタが適用されるネットワークデバイスの範囲と、上記のフィルタが適用される通知形態の範囲とが設定される。
ここで、ネットワークデバイス30の適用範囲の一例として、なし、個別、全体およびエッジスイッチなどの選択肢の中から少なくともいずれか1つが設定される。例えば、「個別」が設定される場合、ネットワークNWを構築するネットワークデバイス30のうちフィルタを適用するネットワークデバイス30を個別に指定できる。この場合、クライアント端末50により指定されたネットワークデバイス30のデバイスIDが併せて設定される。また、「全体」が設定される場合、ネットワークNWを構築する全てのネットワークデバイス30に上記のフィルタが適用される。また、「エッジスイッチ」が設定される場合、ネットワークNWを構築するネットワークデバイス30のうちユーザ端末や周辺機器が接続されるネットワークデバイス30、いわゆるエッジスイッチに上記のフィルタが適用される。当然のことながら、「なし」が設定される場合、ネットワークNWを構築する全てのネットワークデバイス30に上記のフィルタが適用されない。なお、ここでは、ネットワークデバイス30の適用範囲の一例として、上記の3つを例示したが、フィルタが適用される範囲をポート単位で設定させることとしてもかまわない。
また、通知形態の適用範囲の一例として、パトランプ、デバイスアイコン及びパトランプ+デバイスアイコンなどの選択肢の中から少なくともいずれか1つが設定される。ここで言う「パトランプ」とは、トポロジマップ上に表示される警告灯の標示の一種であり、「通常」または「異常」のいずれかを表すマークが表示される。すなわち、ネットワークNWにリンクダウン状態のポートを持つネットワークデバイス30が存在しない場合、「通常」が表示される一方で、ネットワークNWにリンクダウン状態のポートを持つネットワークデバイス30が少なくとも1つ以上存在する場合、「異常」が表示される。また、「デバイスアイコン」とは、ネットワークデバイス30及びネットワークデバイス30が持つポートが模式化されたアイコンを指す。例えば、「パトランプ」が設定される場合、パトランプの表示に上記のフィルタが適用される。また、「デバイスアイコン」が設定される場合、デバイスアイコンの表示に上記のフィルタが適用される。さらに、「パトランプ+デバイスアイコン」が設定される場合、パトランプ及びデバイスアイコンの表示に上記のフィルタが適用される。
また、フィルタ情報13bには、ポートの結線チェックの判定フラグを設けることができる。例えば、判定フラグは、ポートの結線チェックを上記のフィルタを適用する条件とするか否かに用いることができる。この判定フラグには、一例として、0または1、falseまたはtrueなどの2値の変数を設定することができる。例えば、判定フラグが立っている場合、結線チェックの結果によりリンクダウン状態の通知が抑止されるか否かが左右される一方で、判定フラグが立っていない場合、未結線または結線済のいずれであるかに左右されず、リンクダウン状態の通知が抑止される。このように、判定フラグをクライアント端末50等を介してONまたはOFFに設定することにより、フィルタを適用する条件として、結線のチェックを行うか否かを選択できる。
制御部15は、ネットワーク管理装置10の全体制御を行う処理部である。
一実施形態として、制御部15は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などのハードウェアプロセッサにより実装することができる。ここでは、プロセッサの一例として、CPUやMPUを例示したが、汎用型および特化型を問わず、任意のプロセッサにより実装することができる。この他、制御部15は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードワイヤードロジックによって実現されることとしてもかまわない。
制御部15は、図示しない主記憶装置として実装されるDRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)などのRAMのワークエリア上に、上記のネットワーク管理サービスの機能を実現する制御プログラムを展開することにより、下記の処理部を仮想的に実現する。
制御部15は、図2に示すように、第1の収集部15aと、表示制御部15bと、第2の収集部15cと、特定部15dと、判定部15eと、通知制御部15fとを有する。
第1の収集部15aは、ネットワークデバイス30からトポロジに関する情報を収集する処理部である。
一実施形態として、第1の収集部15aは、次に挙げるタイミングで、ネットワークNW上のネットワークデバイス30からトポロジに関する情報を収集する。このような収集が実行されるタイミングの例として、前回に取得が実行されてからの時間が所定の周期、例えば5秒間を経過する場合の他、クライアント端末50を介して指示入力が行われた場合、図示しない内部メモリに保存されるシステム時刻が所定の定期時刻、例えば6時、12時、18時などの時刻に到達する場合などが挙げられる。
具体的には、第1の収集部15aは、show running-configやshow interfaces status等のコマンドをネットワークNW上のネットワークデバイス30へ送信する。これにより、ポートのリンクアップ状態やポートの設定、例えばVLAN_IDなどをコマンドの戻り値として取得することができる。さらに、第1の収集部15aは、show lldp neighbors等のコマンドをネットワークNW上のネットワークデバイス30へ送信する。これにより、コマンドの送信先のネットワークデバイス30と、コマンドの送信先のネットワークデバイス30が隣接するネットワークデバイス30との間でLLDP(Link Layer Discovery Protocol)を介してアドバタイズされる情報、例えば互いに接続するポートのインタフェース情報などをコマンドの戻り値として取得することができる。これらのコマンドを用いて収集された情報にしたがって、第1の収集部15aは、トポロジ情報13aを生成して記憶部13へ新規に登録したり、記憶部13に記憶されたトポロジ情報13aを更新したりする。ここでは、デバイス間でLLDPを介して情報が授受される場合を例示したが、LLDP以外の他のプロトコル、例えばCDP(Cisco(登録商標) Discovery Protocol)を用いることとしてもかまわない。この場合、第1の収集部15aは、ネットワークデバイス30に対し、show cdp neighbors等のコマンドをネットワークNW上のネットワークデバイス30へ送信することにより、インタフェース情報を収集できる。
なお、ここでは、第1の収集部15aにより取得された情報にしたがってトポロジ情報13aの登録及び更新が行われる場合を例示したが、これらの登録及び更新は、他の方法により実現することもできる。例えば、ネットワークデバイス30から取得されるMIB情報からトポロジ情報13aの登録および更新を行うことができる。また、ネットワーク管理者等にクライアント端末50を介して入力させることとしてもかまわない。この場合、一例として、デバイスアイコンの配置およびポート間を接続するリンクの描画などをクライアント端末50を介して受け付けることにより、トポロジマップを描画させることができる。
表示制御部15bは、クライアント端末50に対する表示制御を行う処理部である。
一側面として、表示制御部15bは、記憶部13に記憶されたトポロジ情報13aを参照して、ネットワークNWに含まれるデバイス間の接続形状が模式化されたトポロジマップをクライアント端末50に表示させる。例えば、表示制御部15bは、上記のトポロジ情報13aのうちデバイス情報13a1に定義されたデバイスIDに対応するネットワークデバイス30が模式化されたデバイスアイコンを配置する。さらに、表示制御部15bは、上記のトポロジ情報13aのうちポート情報13a2にしたがってデバイスアイコンに対応するネットワークデバイス30が有する各ポートが模式化されたシンボルをさらに展開して表示する。さらに、表示制御部15bは、上記のトポロジ情報13aのうちリンク情報13a3にポートID1及びポートID2の登録があるネットワークデバイス30のポートのシンボル同士を接続するリンクの線画をさらに描画する。このようにして生成されたトポロジマップがクライアント端末50に表示される。
第2の収集部15cは、ネットワークデバイス30から障害に関する情報を収集する処理部である。
一実施形態として、第2の収集部15cは、SNMP(Simple Network Management Protocol)マネージャなどにより実装できる。例えば、第2の収集部15cは、ネットワークデバイス30上で動作するSNMPエージェントにSNMPコマンドを所定の間隔、例えば5分間で送信することにより、各ネットワークデバイス30のMIB情報を定期的に取得する。このとき、第2の収集部15cは、MIB情報のうちインタフェース情報を取得するオブジェクトIDを指定してSNMPコマンドをSNMPエージェントへ送信することができる。この他、第2の収集部15cは、ポートのlinkdownトラップの受信設定を行うことにより、ネットワークデバイス30のポートにリンクダウンが発生した場合に当該ネットワークデバイス30上で動作するSNMPエージェントにリンクダウンを通知させることもできる。これらSNMPコマンドおよびSNMPトラップのうちいずれか1つを用いることもできるし、両方を併用することもできる。
特定部15dは、ネットワークNWに含まれる各ネットワークデバイス30から収集した情報に基づいて、リンクダウンが発生したネットワークデバイス30のポートを特定する処理部である。
一実施形態として、特定部15dは、第2の収集部15cにより収集されたインタフェース情報に含まれるポートの中からリンクダウン状態のポートを検索することにより、リンクダウンが発生したネットワークデバイス30のポートを特定する。また、特定部15dは、SNMPエージェントから通知されるlinkdownトラップにより、リンクダウンが発生したネットワークデバイス30のポートを特定する。
その後、特定部15dは、記憶部13に記憶されたフィルタ情報13bを参照して、リンクダウン状態にあるポートを持つネットワークデバイス30がフィルタの適用範囲内であるか否かを判定する。例えば、フィルタ情報13bのネットワークデバイス30の適用範囲が「個別」に設定されている場合、リンクダウン状態にあるポートを持つネットワークデバイス30に対応するデバイスIDの登録がフィルタ情報13bにあるか否かを判定する。このとき、フィルタ情報13bにデバイスIDの登録があれば、リンクダウン状態にあるポートを持つネットワークデバイス30がフィルタの適用範囲内であると識別される。また、フィルタ情報13bのネットワークデバイス30の適用範囲が「全体」に設定されている場合、リンクダウン状態にあるポートを持つネットワークデバイス30は、無条件にフィルタの適用範囲内であると識別される。また、フィルタ情報13bのネットワークデバイス30の適用範囲が「エッジスイッチ」に設定されている場合、リンクダウン状態にあるポートを持つネットワークデバイス30がエッジスイッチである場合にフィルタの適用範囲内であると識別される。なお、当然のことながら、フィルタ情報13bのネットワークデバイス30の適用範囲が「なし」に設定されている場合、リンクダウン状態にあるポートを持つネットワークデバイス30は、無条件にフィルタの適用範囲外であると識別される。
判定部15eは、ネットワークNWに含まれるネットワークデバイス30から収集した情報に基づいて、特定したポートが他の装置のポートと結線されているか否かを判定する処理部である。
一実施形態として、判定部15eは、リンクダウン状態にあるポートを持つネットワークデバイス30がフィルタの適用範囲内であると識別された場合、次のような処理を実行する。すなわち、判定部15eは、記憶部13に記憶されたトポロジ情報13aのうちリンク情報13a3を参照して、特定部15dにより特定されたポートが他のポートと結線されているか否かを判定する。例えば、判定部15eは、リンク情報13a3に定義されたポートID1またはポートID2のフィールドに、特定部15dにより特定されたポートに対応するポートIDの登録があるか否かを判定する。このとき、リンク情報13a3のポートID1またはポートID2のフィールドにポートIDの登録がある場合、リンクダウン状態にあるポートが結線済みであると識別できる。
通知制御部15fは、障害発生の通知を制御する処理部である。
一側面として、通知制御部15fは、判定部15eによりリンクダウン状態にあるポートが結線済みであると判定された場合に、特定部15dによりリンクダウン状態が特定されたポートについて障害発生の通知を許可する。この障害発生の通知は、フィルタ情報13bの通知形態の適用範囲、例えば「パトランプ」、「デバイスアイコン」または「パトランプ+デバイスアイコン」にしたがって実施される。例えば、フィルタ情報13bの通知形態の適用範囲が「パトランプ」または「パトランプ+デバイスアイコン」である場合、次のような通知制御が実施される。すなわち、パトランプの表示が「Normal(通常)」である場合、通知制御部15fは、トポロジマップ上に配置されたパトランプの表示を「Normal(通常)」から「Error(異常)」へ切り替える表示制御を表示制御部15bに実行させる。また、フィルタ情報13bの通知形態の適用範囲が「デバイスアイコン」または「パトランプ+デバイスアイコン」である場合、次のような通知制御が実施される。すなわち、通知制御部15fは、トポロジマップ上でリンクダウン状態にあるポートのシンボルと、リンクダウン状態にないポートのシンボルとの表示形態を区別する表示制御を表示制御部15bに実行させる。例えば、通知制御部15fは、トポロジマップ上でリンクダウン状態にあるポートのシンボルにリンクダウンを示すマークを付与する。
他の側面として、通知制御部15fは、判定部15eによりリンクダウン状態にあるポートが結線済みであると判定されなかった場合に、特定部15dによりリンクダウン状態が特定されたポートについて障害発生の通知を抑止する。
[障害発生の通知と抑止の具体例]
図3は、トポロジマップの一例を示す図である。図3には、説明の便宜上、2つのネットワークデバイス30に関するポート及びリンクが抜粋して示されているが、監視対象システム3に構築されるネットワークNWの形態が図示の例に限定される訳ではない。また、図3の左側には、リンクダウンが発生するポートを持つNode−1がフィルタ情報13bのネットワークデバイス30の適用範囲外である場合のトポロジマップ300が示される一方で、図3の中央及び右側には、リンクダウンが発生するポートを持つNode−1がフィルタ情報13bのネットワークデバイス30の適用範囲内である場合のトポロジマップ310及び320が示されている。さらに、図3の中央及び右側には、フィルタ情報13bの通知形態の適用範囲が「パトランプ+デバイスアイコン」である場合のトポロジマップ310及び320が示されている。また、図3のトポロジマップ310には、Node−1のポート「02」及びNode−2のポート「02」が未結線である例が示される一方で、図3のトポロジマップ320には、Node−1のポート「02」及びNode−2のポート「02」が結線済みである例が示されている。
例えば、Node−1のポート「02」にリンクダウンが発生したとしても、Node−1がフィルタ情報13bのネットワークデバイス30の適用範囲外である場合、図3のトポロジマップ300に示す通り、リンクダウン発生の通知は抑止されない。すなわち、パトランプ300Aには、Node−1のポート「02」のリンクダウンにより「Error」が表示されると共に、Node−1のデバイスアイコンが持つポート「02」のシンボルには、リンクダウン状態を示すマーク、図中の黒丸が付加される。
これに対し、Node−1がフィルタ情報13bのネットワークデバイス30の適用範囲内である場合、図3のトポロジマップ310に示す通り、リンクダウン発生の通知は抑止される。なぜなら、Node−1のポート「02」は、他のポートと結線されていないからである。この場合、パトランプ310Aには、Node−1のポート「02」のリンクダウンがあっても「Normal」の表示のままであると共に、Node−1のデバイスアイコンが持つポート「02」のシンボルにも、リンクダウン状態を示すマークは付加されない。このようにリンクダウンの発生原因が未結線である場合、リンクダウン発生の通知を抑止することで、リンクダウン発生の通知を発生原因が障害であるものに絞り込むと共に、リンクとして機能させる企図のないポートに関するリンクダウン発生が通知される煩わしさを低減できる。それ故、リンクダウン発生の通知が煩雑化するのを抑制できる。さらに、Node−1がエッジスイッチでなければ、未結線のポートのシャットダウンを行った方が省電力の面から障害発生の通知によるメリットを得られるが、Node−1がエッジスイッチである場合、Node−1のポートに接続する機器、例えばユーザ端末や周辺機器を柔軟に変更するために未結線のポートをあえてシャットダウンしないユースケースがある。この場合、リンクダウン発生が通知されるよりも通知が抑止された方がメリットが大きい。このようなユースケースに対応するために、フィルタ情報13bのネットワークデバイス30の適用範囲をエッジスイッチに絞り込むこともできる。
このようにNode−1がフィルタ情報13bのネットワークデバイス30の適用範囲内であっても、Node−1のポート「02」及びNode−2のポート「02」が結線された場合、図3のトポロジマップ320に示す通り、リンクダウン発生は通知されることになる。すなわち、パトランプ320Aには、Node−1のポート「02」のリンクダウンにより「Error」が表示されると共に、Node−1のデバイスアイコンが持つポート「02」のシンボルには、リンクダウン状態を示すマーク、図中の黒丸が付加される。このように未結線から結線への結線状態の変化に合わせてリンクダウン発生の通知の抑止を解除することができる。
図4は、トポロジマップの一例を示す図である。図4においても、説明の便宜上、2つのネットワークデバイス30に関するポート及びリンクが抜粋して示されているが、監視対象システム3に構築されるネットワークNWの形態が図示の例に限定される訳ではない。また、図4の左側には、リンクダウンが発生するポートを持つNode−1がフィルタ情報13bのネットワークデバイス30の適用範囲外である場合のトポロジマップ400が示される一方で、図4の右側には、リンクダウンが発生するポートを持つNode−1がフィルタ情報13bのネットワークデバイス30の適用範囲内である場合のトポロジマップ410が示されている。さらに、図4の右側には、フィルタ情報13bの通知形態の適用範囲が「パトランプ+デバイスアイコン」である場合のトポロジマップ410が示されている。
図4のトポロジマップ400及び410に示す通り、結線済みであるNode−1のポート「01」にリンクダウンが発生した場合、Node−1がフィルタ情報13bのネットワークデバイス30の適用範囲内であろうと、Node−1がフィルタ情報13bのネットワークデバイス30の適用範囲外であろうと、リンクダウン発生の通知は抑止されない。すなわち、パトランプ400A及び410Aには、Node−1のポート「01」のリンクダウンにより「Error」が表示されると共に、Node−1のデバイスアイコンが持つポート「01」のシンボルには、リンクダウン状態を示すマーク、図中の黒丸が付加される。このように、結線済みのポートのリンクダウン発生は通知されるので、リンクアップしていたポートに関する障害発生の通知がリンクとして機能させる企図のないポートに関するリンクダウン発生の通知の中に紛れない。したがって、リンクダウン発生の通知が煩雑化するのを抑制できる。この結果、リンクダウンから復旧するまでの期間を短縮するのを支援することもできる。
[処理の流れ]
図5は、実施例1に係る監視処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、一例として、リンクダウンの発生が特定されることを条件に起動する。図5に示すように、リンクダウンが発生したポートが特定された場合(ステップS101Yes)、特定部15dは、記憶部13に記憶されたフィルタ情報13bを参照して、リンクダウン状態にあるポートを持つネットワークデバイス30がフィルタの適用範囲内であるか否かを判定する(ステップS102)。
このとき、リンクダウン状態にあるポートを持つネットワークデバイス30がフィルタの適用範囲外である場合(ステップS102No)、通知制御部15fは、トポロジマップ上のパトランプやデバイスアイコンの表示を通じてリンクダウン発生の通知を行い(ステップS103)、処理を終了する。
一方、リンクダウン状態にあるポートを持つネットワークデバイス30がフィルタの適用範囲内である場合(ステップS102Yes)、特定部15dは、記憶部13に記憶されたフィルタ情報13bを参照して、結線チェックの判定フラグがONであるか否か、すなわち未結線であるポートにのみフィルタを適用するか否かをさらに判定する(ステップS104)。
このとき、未結線であるポートにのみフィルタを適用する場合(ステップS104Yes)、判定部15eは、記憶部13に記憶されたトポロジ情報13aのうちリンク情報13a3を参照して、ステップS101で特定されたポートが他のポートと結線されているか否かを判定する(ステップS105)。
ここで、リンクダウン状態にあるポートが未結線である場合(ステップS105No)、通知制御部15fは、特定部15dによりリンクダウン状態が特定されたポートについて障害発生の通知を抑止し(ステップS106)、処理を終了する。
また、リンクダウン状態にあるポートが結線済みである場合(ステップS105Yes)、通知制御部15fは、トポロジマップ上のパトランプやデバイスアイコンの表示を通じてリンクダウン発生の通知を行い(ステップS103)、処理を終了する。
また、フィルタの適用が未結線のポートに限られない場合(ステップS104No)、リンクダウン状態の通知を抑止するのに、リンクダウン状態にあるポートの結線チェックを実施せずともかまわない。この場合、通知制御部15fは、特定部15dによりリンクダウン状態が特定されたポートについて障害発生の通知を抑止し(ステップS106)、処理を終了する。
[効果の一側面]
上述してきたように、本実施例に係るネットワーク管理装置10は、リンクダウンが発生したポートが他のポートと結線されているか否かにより、リンクダウン発生の通知を抑止するか否かを制御する。このため、リンクとして機能させる企図のないポートに関するリンクダウン発生が通知される煩わしさを低減できる。また、リンクダウン発生の通知を発生原因が障害であるものに絞り込むことができる結果、リンクアップしていたポートに関する障害発生の通知がリンクとして機能させる企図のないポートに関するリンクダウン発生の通知の中に紛れるのも抑止できる。したがって、本実施例に係るネットワーク管理装置10によれば、リンクダウン発生の通知が煩雑化するのを抑制できる。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
[通知形態]
上記の実施例1では、障害発生の通知が表示により実現される場合を例示したが、障害発生の通知形態は表示に限定されない。例えば、ネットワーク管理装置10は、障害発生の通知を音声により実現することもできるし、表示および音声により実現することもできる。この場合にも、リンクダウンが発生したポートが未結線であれば、音声による通知を抑止することができる。また、障害発生の通知を表示および音声により実現する場合、リンクダウンが発生したポートが未結線であれば、表示または音声のいずれか一方の通知に絞って抑止することもできる。
[ログ出力の抑止]
上記の実施例1では、障害発生の通知を抑止する場合を例示したが、他の処理、例えばネットワークデバイス30のログ出力を抑止することもできる。例えば、リンクダウンが発生したポートが未結線であれば、リンクダウンのログ出力を抑止することができる。
[リンクダウン以外の障害]
上記の実施例1では、障害の一例として、リンクダウンを例示したが、通知制御を行う対象がリンクダウンに限定される訳ではない。例えば、ネットワーク管理装置10は、他の障害、例えばネットワークデバイス30またはネットワークデバイス30のポートの電源故障、ネットワークデバイス30の温度異常、ネットワークデバイス30の部品故障、これら以外の障害についてもその通知を未結線であるか否かにより抑止することができる。
[分散および統合]
また、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、第1の収集部15a、表示制御部15b、第2の収集部15c、特定部15d、判定部15eまたは通知制御部15fをネットワーク管理装置10の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしてもよい。また、第1の収集部15a、表示制御部15b、第2の収集部15c、特定部15d、判定部15eまたは通知制御部15fを別の装置がそれぞれ有し、ネットワーク接続されて協働することで、上記のネットワーク管理装置10の機能を実現するようにしてもよい。また、記憶部13に記憶されるトポロジ情報13a、フィルタ情報13bの全部または一部を別の装置がそれぞれ有し、ネットワーク接続されて協働することで、上記のネットワーク管理装置10の機能を実現するようにしてもかまわない。
[監視処理プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図6を用いて、上記の実施例と同様の機能を有する監視処理プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図6は、実施例1及び実施例2に係る監視処理プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図6に示すように、コンピュータ100は、操作部110aと、スピーカ110bと、カメラ110cと、ディスプレイ120と、通信部130とを有する。さらに、このコンピュータ100は、CPU150と、ROM160と、HDD170と、RAM180とを有する。これら110〜180の各部はバス140を介して接続される。
HDD170には、図6に示すように、上記の実施例1で示した第1の収集部15a、表示制御部15b、第2の収集部15c、特定部15d、判定部15e及び通知制御部15fと同様の機能を発揮する監視処理プログラム170aが記憶される。この監視処理プログラム170aは、図2に示した第1の収集部15a、表示制御部15b、第2の収集部15c、特定部15d、判定部15e及び通知制御部15fの各構成要素と同様、統合又は分離してもかまわない。すなわち、HDD170には、必ずしも上記の実施例1で示した全てのデータが格納されずともよく、処理に用いるデータがHDD170に格納されればよい。
このような環境の下、CPU150は、HDD170から監視処理プログラム170aを読み出した上でRAM180へ展開する。この結果、監視処理プログラム170aは、図6に示すように、監視処理プロセス180aとして機能する。この監視処理プロセス180aは、RAM180が有する記憶領域のうち監視処理プロセス180aに割り当てられた領域にHDD170から読み出した各種データを展開し、この展開した各種データを用いて各種の処理を実行する。例えば、監視処理プロセス180aが実行する処理の一例として、図5に示す処理などが含まれる。なお、CPU150では、必ずしも上記の実施例1で示した全ての処理部が動作せずともよく、実行対象とする処理に対応する処理部が仮想的に実現されればよい。
なお、上記の監視処理プログラム170aは、必ずしも最初からHDD170やROM160に記憶されておらずともかまわない。例えば、コンピュータ100に挿入されるフレキシブルディスク、いわゆるFD、CD−ROM、DVD、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。そして、コンピュータ100がこれらの可搬用の物理媒体から各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ100に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ100がこれらから各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
1 ネットワーク管理システム
3 監視対象システム
10 ネットワーク管理装置
11 通信I/F部
13 記憶部
13a トポロジ情報
13b フィルタ情報
15 制御部
15a 第1の収集部
15b 表示制御部
15c 第2の収集部
15d 特定部
15e 判定部
15f 通知制御部
30A,30B,30C ネットワークデバイス
50 クライアント端末

Claims (9)

  1. 監視対象のネットワークに含まれる装置のポートに関する障害発生の通知を行う監視装置に実行させる監視処理プログラムにおいて、
    前記監視対象のネットワークに含まれる各装置から収集した情報に基づいて、リンクダウンが発生した装置のポートを特定し、
    前記監視対象のネットワークに含まれる各装置から収集した情報に基づいて、特定した前記ポートが他の装置のポートと結線されているか否かを判定し、
    結線されていると判定した場合に、特定した前記ポートについて障害発生の通知を行い、結線されていると判定しなかった場合に、特定した前記ポートについて障害発生の通知を行わない、
    ことを特徴とする監視処理プログラム。
  2. 結線されていると判定した場合に、特定した前記ポートに対応するシンボルと、結線先の他の装置または該他の装置のポートに対応するシンボルとの間を結ぶ線を表示しつつ特定した前記ポートに対応するシンボルに対応させて障害発生の通知を示す表示を行い、結線されていないと判定した場合に、特定した前記ポートに対応するシンボルは、他の装置または該他の装置のポートに対応するシンボルと線で結ばれていない状態の表示とし、かつ、特定した前記ポートに対応するシンボルに対応させた障害発生の通知を示す表示を行わない、
    ことを特徴とする請求項1記載の監視処理プログラム。
  3. 結線されていると判定しなかった場合、かつ前記リンクダウンが発生した装置が前記監視対象のネットワーク上でエッジスイッチに対応する場合に、特定した前記ポートについて障害発生の通知を行わないことを特徴とする請求項1記載の監視処理プログラム。
  4. 監視対象のネットワークに含まれる装置のポートに関する障害発生の通知を行う監視装置における監視処理方法において、
    前記監視対象のネットワークに含まれる各装置から収集した情報に基づいて、リンクダウンが発生した装置のポートを特定し、
    前記監視対象のネットワークに含まれる各装置から収集した情報に基づいて、特定した前記ポートが他の装置のポートと結線されているか否かを判定し、
    結線されていると判定した場合に、特定した前記ポートについて障害発生の通知を行い、結線されていると判定しなかった場合に、特定した前記ポートについて障害発生の通知を行わない、
    ことを特徴とする監視処理方法。
  5. 結線されていると判定した場合に、特定した前記ポートに対応するシンボルと、結線先の他の装置または該他の装置のポートに対応するシンボルとの間を結ぶ線を表示しつつ特定した前記ポートに対応するシンボルに対応させて障害発生の通知を示す表示を行い、結線されていないと判定した場合に、特定した前記ポートに対応するシンボルは、他の装置または該他の装置のポートに対応するシンボルと線で結ばれていない状態の表示とし、かつ、特定した前記ポートに対応するシンボルに対応させた障害発生の通知を示す表示を行わない、
    ことを特徴とする請求項4記載の監視処理方法。
  6. 結線されていると判定しなかった場合、かつ前記リンクダウンが発生した装置が前記監視対象のネットワーク上でエッジスイッチに対応する場合に、特定した前記ポートについて障害発生の通知を行わないことを特徴とする請求項4記載の監視処理方法。
  7. 監視対象のネットワークに含まれる装置のポートに関する障害発生の通知を行う監視装置において、
    前記監視対象のネットワークに含まれる各装置から収集した情報に基づいて、リンクダウンが発生した装置のポートを特定する特定部と、
    前記監視対象のネットワークに含まれる各装置から収集した情報に基づいて、特定した前記ポートが他の装置のポートと結線されているか否かを判定する判定部と、
    結線されていると判定した場合に、特定した前記ポートについて障害発生の通知を行い、結線されていると判定しなかった場合に、特定した前記ポートについて障害発生の通知を行わない通知制御部と、
    を有することを特徴とする監視装置。
  8. 前記通知制御部は、結線されていると判定した場合に、特定した前記ポートに対応するシンボルと、結線先の他の装置または該他の装置のポートに対応するシンボルとの間を結ぶ線を表示しつつ特定した前記ポートに対応するシンボルに対応させて障害発生の通知を示す表示を行い、結線されていないと判定した場合に、特定した前記ポートに対応するシンボルは、他の装置または該他の装置のポートに対応するシンボルと線で結ばれていない状態の表示とし、かつ、特定した前記ポートに対応するシンボルに対応させた障害発生の通知を示す表示を行わない、
    ことを特徴とする請求項7記載の監視装置。
  9. 前記通知制御部は、結線されていると判定しなかった場合、かつ前記リンクダウンが発生した装置が前記監視対象のネットワーク上でエッジスイッチに対応する場合に、特定した前記ポートについて障害発生の通知を行わないことを特徴とする請求項7記載の監視装置。
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