JPWO2018142477A1 - 要求分析装置、要求分析方法および要求分析プログラム - Google Patents

要求分析装置、要求分析方法および要求分析プログラム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2018142477A1
JPWO2018142477A1 JP2018565117A JP2018565117A JPWO2018142477A1 JP WO2018142477 A1 JPWO2018142477 A1 JP WO2018142477A1 JP 2018565117 A JP2018565117 A JP 2018565117A JP 2018565117 A JP2018565117 A JP 2018565117A JP WO2018142477 A1 JPWO2018142477 A1 JP WO2018142477A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
requirement
relationship
item
items
analysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018565117A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6739555B2 (ja
Inventor
貴博 秋元
貴博 秋元
利大 小林
利大 小林
敏樹 北島
敏樹 北島
泰夫 細谷
泰夫 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2018142477A1 publication Critical patent/JPWO2018142477A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6739555B2 publication Critical patent/JP6739555B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/28Databases characterised by their database models, e.g. relational or object models
    • G06F16/284Relational databases
    • G06F16/285Clustering or classification
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • G06F11/26Functional testing
    • G06F11/263Generation of test inputs, e.g. test vectors, patterns or sequences ; with adaptation of the tested hardware for testability with external testers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/22Indexing; Data structures therefor; Storage structures
    • G06F16/2228Indexing structures
    • G06F16/2272Management thereof
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N5/00Computing arrangements using knowledge-based models
    • G06N5/04Inference or reasoning models

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

要求分析装置(100)において、関係分析部(110)が、項目関係情報(20)に表された要求項目間の関係に基づいて、複数の要求項目をグループに分類する。また、サブシステム分析部(120)が、項目関係情報(20)に表された要求項目間の関係と、項目関係情報(20)に表された各要求項目と各サブシステムとの関係とに基づいて、各要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数を抽出する。また、結果表示部(140)が、複数の要求項目の要求項目ごとに、その要求項目が分類されたグループを識別する識別子と、その要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数とを設定した分析結果情報(30)を表示する。

Description

本発明は、試験設計の品質向上のための要求分析装置、要求分析方法および要求分析プログラムに関する。
組込みシステムの開発における試験設計において、組込みシステムに求められる要求項目に対応する試験項目が作成される。要求項目が多くなり複雑になると、試験項目の抜け漏れおよび重複が生じやすくなる。そこで、特許文献1および2には、要求項目を図示あるいは詳細化し、分析することで、試験項目の抜け漏れおよび重複を削減する手法が開示されている。
特開2012−226652号公報 特開2003−108405号公報
特許文献1に開示された手法では、複数の試験項目間の関係性を図示することで、試験項目の最適化を行い、抜け漏れおよび重複を削減することを可能とする。
特許文献2に開示された手法では、試験項目の詳細化を行い、システムの挙動要素を最小単位に分割することで、試験項目の抜け漏れおよび重複を削減することを可能とする。
しかし、特許文献1および特許文献2のように、図にまとめた試験項目に基づいて、より確実に抜け漏れおよび重複がない試験項目を策定するためには、更なる指標が必要である。
本発明は、図にまとめた要求項目に基づいて、各要求項目の関係性を評価するための更なる指標を自動的に算出し、より確実に試験項目の抜け漏れおよび重複を防止することを目的とする。
本発明に係る要求分析装置は、複数のサブシステムを有する組込みシステムに求められる複数の要求項目の要求項目間の関係を表し、かつ、前記複数の要求項目の各要求項目と前記複数のサブシステムの各サブシステムとの関係を表す項目関係情報を分析する要求分析装置において、
前記項目関係情報に表された前記要求項目間の関係に基づいて、前記複数の要求項目をグループに分類する関係分析部と、
前記要求項目間の関係と、前記複数の要求項目の各要求項目と前記複数のサブシステムの各サブシステムとの関係とに基づいて、前記複数の要求項目の各要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数を抽出するサブシステム分析部と、
前記複数の要求項目の要求項目ごとに、前記要求項目が分類されたグループを識別する識別子と前記要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数とを設定した分析結果情報を表示する結果表示部とを備えた。
本発明に係る要求分析装置では、関係分析部が、項目関係情報に表された要求項目間の関係に基づいて、複数の要求項目をグループに分類する。また、サブシステム分析部が、項目関係情報に表された要求項目間の関係と、項目関係情報に表された各要求項目と各サブシステムとの関係とに基づいて、各要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数を抽出する。また、結果表示部が、複数の要求項目の要求項目ごとに、その要求項目が分類されたグループを識別する識別子と、その要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数とを設定した分析結果情報を表示する。よって、本発明に係る要求分析装置によれば、各要求項目の関係性を評価するための更なる指標を自動的に提示することができる。
実施の形態1に係る要求分析装置100の構成図。 実施の形態1に係る項目関係情報20の例を示す図。 実施の形態1に係る項目関係情報20の各要素の説明図。 実施の形態1に係る要求分析装置100の要求分析方法520および要求分析プログラム510の要求分析処理S100のフロー図。 実施の形態1に係る要求項目301の例を示す図。 実施の形態1に係る包含分析処理S11を示すフロー図。 実施の形態1に係る下位包含探索処理S12を示すフロー図。 実施の形態1に係るグループ名変更処理S13を示すフロー図。 実施の形態1に係る最上位抽出処理S14を示すフロー図。 実施の形態1に係る最下位抽出処理S15を示すフロー図。 実施の形態1に係る関係分析処理S10による項目関係情報20の分析結果である包含分析結果21の例を示す図。 実施の形態1に係る関連分析処理S21を示すフロー図。 実施の形態1に係る関連性探索処理S22を示すフロー図。 実施の形態1に係る関連性探索処理S22による探索結果。 実施の形態1に係る分析結果情報30の例を示す図。 実施の形態1に係る結果表示処理S30を示すフロー図。 実施の形態1の変形例に係る要求分析装置100の構成図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。
図にまとめた要求項目あるいは試験項目に基づいて、抜け漏れおよび重複がない具体的試験項目を策定するためには、各項目の関係性を評価するための更なる指標が必要である。以下に各項目の関係性を評価するための更なる指標の例(A)および(B)を示す。
(A)包含の関係にある複数の項目をグループ化する指標。システムの評価試験では、試験の工数を削減するため、包含関係にあり、重複する内容があると考えられる複数の項目を一部の項目に絞り込んで試験を実施することが望ましい。絞り込む方法としては、様々な方法が考えられる。具体例としては、論理性の観点における試験では、抽象度の低い項目に絞り込むことが考えられる。また、ユーザビリティの観点における試験では、抽象度の高い項目に絞り込むことが考えられる。さらに、グループ化することによって、システム全体を俯瞰的に捉えることができ、項目の抜け漏れを発見しやすくなる。
(B)項目に対する試験を実施する試験フェーズを判断するための指標。システムの評価においては、各項目の粒度に応じ、試験フェーズを分けて試験を実施することが一般的である。このとき、試験フェーズ間の役割分担が曖昧な場合、試験フェーズ間において試験項目の抜け漏れあるいは重複が発生しやすい。特に、複数のサブシステムが関連する複合的システムの試験を実施する場合、システム全体の評価試験と各サブシステムの評価試験との間の役割分担が不明確であり、試験項目の抜け漏れあるいは重複が懸念される。これを避けるため、個々の試験フェーズ毎に項目を考えるのではなく、システム全体に求められる要求項目を抽出した後、各要求項目を、各サブシステムの評価試験において評価する要求項目と、システム全体の評価試験において評価する要求項目に分類して考える。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を用いて、本実施の形態に係る要求分析装置100の構成について説明する。
図1に示すように、要求分析装置100は、コンピュータである。要求分析装置100は、プロセッサ910、記憶装置920、入力インタフェース930、および出力インタフェース940といったハードウェアを備える。記憶装置920は、メモリ921と補助記憶装置922とを有する。プロセッサ910は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
要求分析装置100は、構成要素として、関係分析部110とサブシステム分析部120と記憶部130と結果表示部140とを備える。関係分析部110は、包含分析部111と下位包含探索部112とグループ名変更部113と最上位抽出部114と最下位抽出部115とを有する。また、サブシステム分析部120は、関連分析部121と関連性探索部122とを有する。
包含分析部111と下位包含探索部112とグループ名変更部113と最上位抽出部114と最下位抽出部115と関連分析部121と関連性探索部122と結果表示部140との機能は、ソフトウェアで実現される。
記憶部130は、メモリ921により実現される。記憶部130には、入力インタフェース930を介して入力された項目関係情報20が記憶される。また、記憶部130には、プロセッサ910に要求項目関係の分析結果である分析結果情報30が記憶される。なお、記憶部130は、メモリ921および補助記憶装置922により実現されていてもよい。あるいは、記憶部130は、補助記憶装置922のみで実現されてもよい。記憶部130の実現方法は任意である。
補助記憶装置922には、包含分析部111と下位包含探索部112とグループ名変更部113と最上位抽出部114と最下位抽出部115と関連分析部121と関連性探索部122と結果表示部140との機能を実現する要求分析プログラム510が記憶されている。このプログラムは、プロセッサ910によりメモリ921に読み込まれ、プロセッサ910によって実行される。これにより、包含分析部111と下位包含探索部112とグループ名変更部113と最上位抽出部114と最下位抽出部115と関連分析部121と関連性探索部122と結果表示部140との機能が実現される。また、補助記憶装置922には、OS(Operating System)も記憶されている。OSの少なくとも一部がメモリ921にロードされ、プロセッサ910はOSを実行しながら、要求分析プログラム510を実行する。
プロセッサ910は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ910は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、あるいはGPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ921は、データを一時的に記憶する記憶機器である。メモリ921は、具体例としては、SRAM(Static Random Access Memory)あるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
補助記憶装置922は、データを保管する記憶機器である。補助記憶装置922は、具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)である。また、補助記憶装置922は、SD(登録商標)(Secure Digital)メモリカード、CF(CompactFlash)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記憶媒体であってもよい。
入力インタフェース930は、マウス、キーボード、タッチパネルといった入力装置と接続されるポートである。入力インタフェース930は、具体例としては、USB(Universal Serial Bus)端子である。なお、入力インタフェースは、LAN(Local Area Network)と接続されるポートであってもよい。
出力インタフェース940は、ディスプレイといった表示機器のケーブルが接続されるポートである。出力インタフェース940は、具体例としては、USB端子またはHDMI(登録商標)端子である。ディスプレイは、具体例としては、LCD(Liquid Crystal Display)である。
要求分析装置100は、1つのプロセッサのみを備えていてもよいし、複数のプロセッサを備えていてもよい。複数のプロセッサが包含分析部111と下位包含探索部112とグループ名変更部113と最上位抽出部114と最下位抽出部115と関連分析部121と関連性探索部122と結果表示部140との機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
包含分析部111と下位包含探索部112とグループ名変更部113と最上位抽出部114と最下位抽出部115と関連分析部121と関連性探索部122と結果表示部140との処理の結果を示す情報、データ、信号値、および、変数値は、補助記憶装置922、メモリ921、または、プロセッサ910内のレジスタまたはキャッシュメモリに記憶される。
要求分析プログラムプロダクトとは、包含分析部111と下位包含探索部112とグループ名変更部113と最上位抽出部114と最下位抽出部115と関連分析部121と関連性探索部122と結果表示部140として説明している機能を実現するプログラムが記録された記憶媒体あるいは記憶装置である。要求分析プログラムプロダクトは、見た目の形式に関わらず、コンピュータ読み取り可能なプログラムをロードしているものである。
図2は、本実施の形態に係る項目関係情報20の構成を示す図である。また、図3は、本実施の形態に係る項目関係情報20の各要素の説明図である。
図2および図3を用いて、本実施の形態に係る項目関係情報20について説明する。
項目関係情報20は、図にまとめられた要求項目である。項目関係情報20としては、モデリング言語SysMLの要求図といった要求項目間の関係性を図あるいはダイヤグラムで表す方式が知られている。本実施の形態では、具体的な試験項目を機械的に決定するための指標として、試験対象を絞り込むための指標あるいは試験フェーズを判断するための指標を定量的に算出することを目的としている。
項目関係情報20は、複数のサブシステムを有する組込みシステムに求められる複数の要求項目の要求項目間の関係を表し、かつ、複数の要求項目の各要求項目と複数のサブシステムの各サブシステムとの関係を表す。
図2および図3に示すように、項目関係情報20は、要求項目301と、サブシステム302と、要求項目間の関係を表す包含関係303および導出関係304と、要求項目とサブシステム間の関係を表す充足関係305とを備える。
包含関係303は、親要求項目306と呼ばれる片方の要求項目301が、子要求項目307と呼ばれるもう片方の要求項目301を包含していることを図示した関係である。このとき、ある親要求項目306が満たされることと、その親要求項目306と包含関係にある全ての子要求項目307が満たされることは同義である。
導出関係304は、親要求項目306と呼ばれる片方の要求項目301を達成する手段として、子要求項目307と呼ばれるもう片方の要求項目301を導出可能であること図示した関係である。
充足関係305は、親要求項目306と呼ばれる要求項目301を充足させるために子サブシステム308と呼ばれるサブシステム302を用いることを図示した関係である。
包含関係303および導出関係304は、複数の要求項目の要求項目間の関係の例である。充足関係305は、複数の要求項目の各要求項目と複数のサブシステムの各サブシステムとの関係の例である。
親要求項目と、子要求項目あるいは子サブシステムとの関係は、親子関係あるいは上下関係である。親要求項目は、上位要求項目ともいう。子要求項目は、下位要求項目ともいう。子サブシステムは、下位サブシステムともいう。
***動作の説明***
図4を用いて、本実施の形態に係る要求分析装置100の要求分析方法520および要求分析プログラム510の要求分析処理S100について説明する。
要求分析処理S100において、要求分析装置100は、要求図である項目関係情報20を分析する。要求分析処理S100は、関係分析処理S10とサブシステム分析処理S20と結果表示処理S30とを有する。
関係分析処理S10において、関係分析部110は、項目関係情報20に表された要求項目間の関係に基づいて、複数の要求項目をグループに分類する。関係分析部110は、複数の要求項目の各要求項目から同一の関係で辿ることにより、複数の要求項目から抽出される要求項目を1つのグループとして分類する。項目関係情報20は、複数の要求項目の要求項目間の包含関係を表している。関係分析部110は、複数の要求項目の各要求項目から包含関係を下位に向かって辿ることにより、複数の要求項目から抽出される要求項目を1つのグループとして分類する。すなわち、関係分析部110は、項目関係情報20の各要求項目について包含関係を分析する。
サブシステム分析処理S20において、サブシステム分析部120は、要求項目間の関係と、複数の要求項目の各要求項目と複数のサブシステムの各サブシステムとの関係とに基づいて、複数の要求項目の各要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数を抽出する。サブシステム分析部120は、上下関係を持つ要求項目間の関係または上下関係を持つ各要求項目と各サブシステムとの関係を上位項目から下位項目の方向に辿ることにより到達するサブシステムの数を抽出する。すなわち、サブシステム分析部120は、項目関係情報20の各要求項目について関連するサブシステムを分析する。
結果表示処理S30において、結果表示部140は、複数の要求項目の要求項目ごとに、要求項目が分類されたグループを識別する識別子と要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数とを設定した分析結果情報30を表示する。結果表示部140は、出力インタフェース940を介して、分析結果情報30をディスプレイといった表示機器に表示する。
図5を用いて、本実施の形態に係る要求項目301の構成について説明する。要求項目301は、要求項目名701と、グループ名702と、最上位要求項目フラグ703と、最下位要求項目フラグ704と、関連サブシステム数705とを有する。グループ名702の初期値は、要求項目名701と一致する。
<関係分析処理S10>
関係分析処理S10は、包含分析部111による包含分析処理S11と、下位包含探索部112による下位包含探索処理S12と、グループ名変更部113によるグループ名変更処理S13と、最上位抽出部114による最上位抽出処理S14と、最下位抽出部115による最下位抽出処理S15とを有する。
図6を用いて、本実施の形態に係る包含分析処理S11について説明する。包含分析処理S11は、関係分析処理S10において、最初に実行されるルーチンである。
図7を用いて、本実施の形態に係る下位包含探索処理S12について説明する。下位包含探索処理S12は、与えられた要求項目に対して直接的または間接的に包含関係を持つ子要求項目を抽出し、探索するルーチンである。
図8を用いて、本実施の形態に係るグループ名変更処理S13について説明する。グループ名変更処理S13は、要求項目が持つグループ名を変更するルーチンである。
図9を用いて、本実施の形態に係る最上位抽出処理S14について説明する。最上位抽出処理S14は、グループ内において最上位となる要求項目を抽出するルーチンである。
図10を用いて、本実施の形態に係る最下位抽出処理S15について説明する。最下位抽出処理S15は、グループ内において最下位となる要求項目を抽出するルーチンである。
<包含分析処理S11>
ステップS801からステップS802において、包含分析部111は、i番目の要求項目に対して、下位包含探索処理S12を実行する。包含分析部111は、iが項目関係情報20に含まれる要求項目301の総数になるまで、ステップS801からステップS802の処理を繰り返す。
iが要求項目301の総数を超えると、ステップS803において、包含分析部111は、最上位抽出処理S14を実行する。次に、ステップS804において、包含分析部111は、最下位抽出処理S15を実行する。
<下位包含探索処理S12>
ステップS901において、下位包含探索部112は、与えられた要求項目301が調査済みであるかを確認し、調査済みであったら処理を終了する。
下位包含探索部112は、与えられた要求項目301が調査済みでない場合、与えられた要求項目301と包含関係を持つ子要求項目の各々についてステップS902からステップS904の処理を繰り返す。
ステップS903において、下位包含探索部112は、与えられた要求項目301を親要求項目306とした包含関係303を持つ子要求項目307に対し、グループ名変更処理S13を実行する。具体的には、下位包含探索部112は、与えられた要求項目301を親要求項目306とした包含関係303を持つ子要求項目307のうちi番目の要求項目に対し、変更前のグループ名を子要求項目307のグループ名702とし、変更後のグループ名を親要求項目306のグループ名702として、グループ名変更処理S13を実行する。つまり、「変更前のグループ名」および「変更後のグループ名」は、「グループ名変更処理S13」に入力するパラメータである。
ステップS904において、下位包含探索部112は、与えられた要求項目301を親要求項目306とした包含関係303を持つ子要求項目307に対し、下位包含探索処理S12を再帰実行する。具体的には、下位包含探索部112は、与えられた要求項目301を親要求項目306とした包含関係303を持つ子要求項目307のうちi番目の要求項目に対し、下位包含探索処理S12を実行する。
iが与えられた要求項目301と包含関係を持つ子要求項目307の総数を超えると、ステップS905において、下位包含探索部112は、与えられた要求項目301を調査済みとする。
<グループ名変更処理S13>
ステップS001からステップS003において、グループ名変更部113は、存在する全ての要求項目301に対し、グループ名702が変更前のグループ名と一致する場合、グループ名702を変更後のグループ名に変更する。
以下に説明する最上位抽出処理S14および最下位抽出処理S15では、関係分析部110は、1つのグループにおける最上位の要求項目を最上位要求項目として抽出するとともに最下位の要求項目を最下位要求項目として抽出する。
<最上位抽出処理S14>
ステップS011において、最上位抽出部114は、存在する全ての要求項目301について、ステップS012からステップS013を繰り返す。
ステップS012において、最上位抽出部114は、i番目の要求項目301を子要求項目307とした包含関係303を持つ親要求項目306が存在するかを判定する。存在しない場合、ステップS013において、最上位抽出部114は、要求項目301における最上位要求項目フラグ703をオンにする。存在する場合、処理はステップS011に戻る。
<最下位抽出処理S15>
ステップS021において、最下位抽出部115は、存在する全ての要求項目301について、ステップS022からステップS023を繰り返す。
ステップS022において、最下位抽出部115は、i番目の要求項目301を親要求項目306とした包含関係303を持つ子要求項目307が存在するかを判定する。存在しない場合、ステップS023において、最下位抽出部115は、要求項目301における最下位要求項目フラグ704をオンにする。存在する場合、処理はステップS021に戻る。
図11は、本実施の形態に係る関係分析処理S10による項目関係情報20の分析結果である包含分析結果21を示した図である。
関係分析処理S10により、図11に示すように、一点鎖線で囲まれた要求項目は生産性改善グループ401に包含される。生産性改善グループ401において、生産性改善の要求項目は、最上位要求項目402である。また、生産性改善グループ401において、ねじ締め忘れ防止と部品および工具の探索時間の削減の要求項目は、最下位要求項目403である。
以上のように、関係分析処理S10では、関係分析部110は、複数の要求項目の各要求項目から包含関係を下位に向かって辿ることにより、複数の要求項目から抽出される要求項目を1つのグループとして分類する。
また、関係分析部110は、複数の要求項目の要求項目ごとに、識別子として要求項目が分類されたグループの名称と、要求項目が分類されたグループにおいてその要求項目が最上位要求項目あるいは最下位要求項目であるかを示す情報とを設定する。図11に示す生産性改善グループ401は、グループを識別する識別子としてグループの名称である「生産性改善」が付与される。よって、図5に示すように、要求項目301には、グループを識別する識別子としてグループの名称である生産性改善がグループ名702に付与される。また、要求項目301は、最上位要求項目フラグ703と最下位要求項目フラグ704とを有し、最上位要求項目であるか最下位要求項目であるかが設定される。
<サブシステム分析処理S20>
サブシステム分析処理S20は、関連分析部121による関連分析処理S21と関連性探索部122による関連性探索処理S22とを有する。
図12を用いて、本実施の形態に係る関連分析処理S21について説明する。関連分析処理S21は、サブシステム分析処理S20において、最初に実行されるルーチンである。
図13を用いて、本実施の形態に係る関連性探索処理S22について説明する。関連性探索処理S22は、与えられた要求項目またはサブシステムに対して関係を持つ親要求項目を抽出し、探索する処理である。
<関連分析処理S21>
ステップS031において、関連分析部121は、iが項目関係情報20に含まれるサブシステム302の総数になるまで、ステップS031からステップS032の処理を繰り返す。
ステップS032において、関連分析部121は、i番目のサブシステム302に対し、このi番目のサブシステム302を調査対象とした関連性探索処理S22を実行する。
<関連性探索処理S22>
ステップS041において、関連性探索部122は、与えられた要求項目301またはサブシステム302が、調査対象のサブシステム302に関して調査済みであるか確認し、調査済みであったら処理を終了する。調査済みでなければ、関連性探索部122は、ステップS042に処理を進める。
ステップS041において、関連性探索部122は、与えられた要求項目301またはサブシステム302が、要求項目301である場合、この要求項目301の関連サブシステム数705に1を追加する。
次に、関連性探索部122は、iに1を代入し、iが与えられた要求項目301またはサブシステム302と関連性を有する親要求項目の総数になるまで、ステップS043からステップS044の処理を繰り返す。与えられた要求項目301またはサブシステム302と関連性を有する親要求項目の総数とは、与えられた要求項目301またはサブシステム302を子要求項目307または子サブシステム308とした、包含関係303、導出関係304、または充足関係305を持つ全ての親要求項目306の総数である。
ステップS044において、関連性探索部122は、i番目の親要求項目に対して、関連性探索処理S22を再帰実行する。
iが与えられた要求項目301またはサブシステム302と関連性を有する親要求項目の総数を超えると、ステップS045において、関連性探索部122は、与えられた要求項目301またはサブシステム302を調査済みとする。
図14は、本実施の形態に係る関連性探索処理S22による探索結果を示す図である。
図14に示すように、関連性探索処理S22により、各要求項目に対して、関連性を有するサブシステムの数として関連サブシステム数501が対応付けられる。このように、関連性探索処理S22により、各要求項目について関連するサブシステムの数が計数される。各要求項目について関連するサブシステムの数は、図5に示す関連サブシステム数705に設定される。
図15は、本実施の形態に係る分析結果情報30の例を示す図である。
図15に示すように、分析結果情報30には、関係分析処理S10およびサブシステム分析処理S20の処理結果が設定される。図5の各要求項目301における、要求項目名701、グループ名702、最上位要求項目フラグ703、最下位要求項目フラグ704、および関連サブシステム数705の各々が、図15の分析結果情報30における、要求項目名601、グループ名602、最上位要求項目フラグ603、最下位要求項目フラグ604、および関連サブシステム数605の各々に設定される。
<結果表示処理S30>
図16を用いて、本実施の形態に係る結果表示処理S30について説明する。
ステップS31において、結果表示部140は、複数の要求項目の要求項目ごとに、要求項目が分類されたグループを識別する識別子と要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数とを設定する。具体的には、結果表示部140は、各要求項目の、要求項目名701とグループ名702と最上位要求項目フラグ703と最下位要求項目フラグ704と関連サブシステム数705とに基づいて、分析結果情報30を生成する。
ステップS32において、結果表示部140は、生成した分析結果情報30を、出力インタフェース940を介して、ディスプレイといった表示機器に表示する。
***他の構成***
本実施の形態では、要求分析装置100は、入力インタフェースを介して項目関係情報を取得し、記憶部130に記憶していた。しかし、要求分析装置100は通信装置を有し、通信装置を介して他の装置から項目関係情報を受信する構成でもよい。このとき、通信装置はレシーバとトランスミッタとを備える。具体的には、通信装置は通信チップまたはNIC(Network Interface Card)である。通信装置はデータを通信する通信部として機能する。レシーバはデータを受信する受信部として機能し、トランスミッタはデータを送信する送信部として機能する。
また、本実施の形態では、要求分析装置100の包含分析部111と下位包含探索部112とグループ名変更部113と最上位抽出部114と最下位抽出部115と関連分析部121と関連性探索部122と結果表示部140との機能がソフトウェアで実現される。しかし、変形例として、要求分析装置100の包含分析部111と下位包含探索部112とグループ名変更部113と最上位抽出部114と最下位抽出部115と関連分析部121と関連性探索部122と結果表示部140との機能がハードウェアで実現されてもよい。
図17を用いて、本実施の形態の変形例に係る要求分析装置100の構成について説明する。
図17に示すように、要求分析装置100は、処理回路909、入力インタフェース930、および出力インタフェース940といったハードウェアを備える。
処理回路909は、上述した包含分析部111と下位包含探索部112とグループ名変更部113と最上位抽出部114と最下位抽出部115と関連分析部121と関連性探索部122と結果表示部140との機能および記憶部130を実現する専用の電子回路である。処理回路909は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、ASIC、または、FPGAである。GAは、Gate Arrayの略語である。ASICは、Application Specific Integrated Circuitの略語である。FPGAは、Field−Programmable Gate Arrayの略語である。
要求分析装置100の包含分析部111と下位包含探索部112とグループ名変更部113と最上位抽出部114と最下位抽出部115と関連分析部121と関連性探索部122と結果表示部140との機能は、1つの処理回路909で実現されてもよいし、複数の処理回路909に分散して実現されてもよい。
別の変形例として、要求分析装置100の機能がソフトウェアとハードウェアとの組合せで実現されてもよい。すなわち、要求分析装置100の一部の機能が専用のハードウェアで実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。
要求分析装置100のプロセッサ910、記憶装置920、および、処理回路909を、総称して「プロセッシングサーキットリ」という。つまり、要求分析装置100の構成が図1および図17のいずれに示した構成であっても、要求分析装置100の機能は、プロセッシングサーキットリにより実現される。
「部」を「工程」または「手順」または「処理」に読み替えてもよい。また、要求分析装置100の機能をファームウェアで実現してもよい。
***本実施の形態の効果の説明***
本実施の形態に係る要求分析装置100は、各要求項目に対し、機械的に関係性の評価を行うことによって、試験対象の絞込みあるいは試験フェーズの判断を行う。要求分析装置100は、まず、要求項目間の包含関係を分析し、包含関係を持つ複数の要求項目をグループにまとめ、グループの最上位要求項目と最下位要求項目とを明確にする関係分析部を有する。関係分析部により、各試験観点に対して評価すべき要求項目を判断できるようにする。次に、要求項目に関連するサブシステムの数を算出するサブシステム分析部を有する。サブシステム分析部により、サブシステムの数によって試験フェーズを判断できるようにする。
本実施の形態に係る要求分析装置100によれば、要求項目あるいはサブシステム間の関係性を表した要求図といった情報に基づいて、包含関係のある要求項目をグループ化し、最上位要求項目と最下位要求項目を明確にすることができる。よって、本実施の形態に係る要求分析装置100によれば、一部の要求項目に絞り込んで試験を実施することが可能となる。また、本実施の形態に係る要求分析装置100によれば、各要求項目に対応する試験項目を実施する試験フェーズを明確化することが可能となる。よって、本実施の形態に係る要求分析装置100によれば、試験項目の重複あるいは抜け漏れ防止につなげることができる。
上述した実施の形態では、包含分析部と下位包含探索部とグループ名変更部と最上位抽出部と最下位抽出部と関連分析部と関連性探索部との各々が独立した機能ブロックとして要求分析装置を構成している。しかし、上述した実施の形態のような構成でなくてもよく、要求分析装置の構成は任意である。要求分析装置の機能ブロックは、上述した実施の形態で説明した機能を実現することができれば、任意である。これらの機能ブロックを、他のどのような組み合わせ、あるいは任意のブロック構成で、要求分析装置を構成しても構わない。
実施の形態1について説明したが、この実施の形態のうち、複数の部分を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、この実施の形態のうち、1つの部分を実施しても構わない。その他、この実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
なお、上述した実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物および用途の範囲を制限することを意図するものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
20 項目関係情報、21 包含分析結果、30 分析結果情報、100 要求分析装置、110 関係分析部、111 包含分析部、112 下位包含探索部、113 グループ名変更部、114 最上位抽出部、115 最下位抽出部、120 サブシステム分析部、121 関連分析部、122 関連性探索部、130 記憶部、140 結果表示部、301 要求項目、302 サブシステム、303 包含関係、304 導出関係、305 充足関係、306 親要求項目、307 子要求項目、308 子サブシステム、401 生産性改善グループ、402 最上位要求項目、403 最下位要求項目、501 関連サブシステム数、510 要求分析プログラム、520 要求分析方法、601,701 要求項目名、602,702 グループ名、603,703 最上位要求項目フラグ、604,704 最下位要求項目フラグ、605,705 関連サブシステム数、909 処理回路、910 プロセッサ、920 記憶装置、921 メモリ、922 補助記憶装置、930 入力インタフェース、940 出力インタフェース、S100 要求分析処理、S10 関係分析処理、S11 包含分析処理、S12 下位包含探索処理、S13 グループ名変更処理、S14 最上位抽出処理、S15 最下位抽出処理、S20 サブシステム分析処理、S21 関連分析処理、S22 関連性探索処理、S30 結果表示処理。

Claims (8)

  1. 複数のサブシステムを有する組込みシステムに求められる複数の要求項目の要求項目間の関係を表し、かつ、前記複数の要求項目の各要求項目と前記複数のサブシステムの各サブシステムとの関係を表す項目関係情報を分析する要求分析装置において、
    前記項目関係情報に表された前記要求項目間の関係に基づいて、前記複数の要求項目をグループに分類する関係分析部と、
    前記要求項目間の関係と、前記複数の要求項目の各要求項目と前記複数のサブシステムの各サブシステムとの関係とに基づいて、前記複数の要求項目の各要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数を抽出するサブシステム分析部と、
    前記複数の要求項目の要求項目ごとに、前記要求項目が分類されたグループを識別する識別子と前記要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数とを設定した分析結果情報を表示する結果表示部と
    を備えた要求分析装置。
  2. 前記関係分析部は、
    前記複数の要求項目の各要求項目から同一の関係で辿ることにより、前記複数の要求項目から抽出される要求項目を1つのグループとして分類する請求項1に記載の要求分析装置。
  3. 前記関係分析部は、
    前記1つのグループにおける最上位の要求項目を最上位要求項目として抽出するとともに最下位の要求項目を最下位要求項目として抽出する請求項2に記載の要求分析装置。
  4. 前記関係分析部は、
    前記複数の要求項目の要求項目ごとに、前記識別子として前記要求項目が分類されたグループの名称と、前記要求項目が分類されたグループにおいて前記要求項目が前記最上位要求項目あるいは前記最下位要求項目であるかを示す情報とを設定する請求項3に記載の要求分析装置。
  5. 前記項目関係情報は、前記複数の要求項目の要求項目間の包含関係を表し、
    前記関係分析部は、
    前記複数の要求項目の各要求項目から包含関係を下位に向かって辿ることにより、前記複数の要求項目から抽出される要求項目を前記1つのグループとして分類する請求項2から4のいずれか1項に記載の要求分析装置。
  6. 前記サブシステム分析部は、
    上下関係を持つ要求項目間の関係または上下関係を持つ各要求項目と各サブシステムとの関係を上位項目から下位項目の方向に辿ることにより到達するサブシステムの数を抽出する請求項5に記載の要求分析装置。
  7. 複数のサブシステムを有する組込みシステムに求められる複数の要求項目の要求項目間の関係を表し、かつ、前記複数の要求項目の各要求項目と前記複数のサブシステムの各サブシステムとの関係を表す項目関係情報を分析する要求分析装置の要求分析方法において、
    関係分析部が、前記項目関係情報に表された前記要求項目間の関係に基づいて、前記複数の要求項目をグループに分類し、
    サブシステム分析部が、前記要求項目間の関係と、前記複数の要求項目の各要求項目と前記複数のサブシステムの各サブシステムとの関係とに基づいて、前記複数の要求項目の各要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数を抽出し、
    結果表示部が、前記複数の要求項目の要求項目ごとに、前記要求項目が分類されたグループを識別する識別子と前記要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数とを設定した分析結果情報を表示する要求分析方法。
  8. 複数のサブシステムを有する組込みシステムに求められる複数の要求項目の要求項目間の関係を表し、かつ、前記複数の要求項目の各要求項目と前記複数のサブシステムの各サブシステムとの関係を表す項目関係情報を分析する要求分析装置のプログラムにおいて、
    前記項目関係情報に表された前記要求項目間の関係に基づいて、前記複数の要求項目をグループに分類する関係分析処理と、
    前記要求項目間の関係と、前記複数の要求項目の各要求項目と前記複数のサブシステムの各サブシステムとの関係とに基づいて、前記複数の要求項目の各要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数を抽出するサブシステム分析処理と、
    前記複数の要求項目の要求項目ごとに、前記要求項目が分類されたグループを識別する識別子と前記要求項目から関係を辿ることにより到達するサブシステムの数とを設定した分析結果情報を表示する結果表示処理と
    をコンピュータである前記要求分析装置に実行させる要求分析プログラム。
JP2018565117A 2017-01-31 2017-01-31 要求分析装置、要求分析方法および要求分析プログラム Active JP6739555B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/003443 WO2018142477A1 (ja) 2017-01-31 2017-01-31 要求分析装置、要求分析方法および要求分析プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018142477A1 true JPWO2018142477A1 (ja) 2019-06-27
JP6739555B2 JP6739555B2 (ja) 2020-08-12

Family

ID=63040406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018565117A Active JP6739555B2 (ja) 2017-01-31 2017-01-31 要求分析装置、要求分析方法および要求分析プログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11176178B2 (ja)
JP (1) JP6739555B2 (ja)
DE (1) DE112017006969T5 (ja)
WO (1) WO2018142477A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6914901B2 (ja) * 2018-09-21 2021-08-04 Kddi株式会社 オープン化設備の検証装置、検証方法、およびプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004185592A (ja) * 2002-10-09 2004-07-02 Fujitsu Ltd 検証支援方法、検証支援プログラムおよび検証支援装置
JP2007323573A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 機能テスト・スクリプト生成装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09223040A (ja) 1996-02-16 1997-08-26 Nippon Steel Corp ソフトウェアのシステムテスト支援装置およびこれに用いるテストシナリオ生成装置
JP2003108405A (ja) 2001-09-27 2003-04-11 Toshiba Corp 試験仕様の作成支援装置及びプログラム
JP5119765B2 (ja) 2007-06-26 2013-01-16 富士電機株式会社 仕様書作成支援装置および支援方法
US7818713B2 (en) 2007-08-06 2010-10-19 International Business Machines Corporation Method, system and program product for generating requirement relationships for designing a solution
JP4977681B2 (ja) 2008-12-10 2012-07-18 株式会社日立システムズ データパターン/テストデータ生成・蓄積方法及びシステム
JP2011028313A (ja) 2009-07-21 2011-02-10 Toyota Motor Corp 検証項目自動生成装置
JP5452366B2 (ja) 2010-05-26 2014-03-26 三菱電機株式会社 試験仕様作成装置、試験仕様作成方法及び試験仕様作成プログラム
JP5814603B2 (ja) 2011-04-21 2015-11-17 株式会社東芝 テスト仕様作成支援装置、方法及びプログラム
US9411876B2 (en) * 2012-08-10 2016-08-09 Blackberry Limited Methods and devices for storing content based on classification options
JP5901505B2 (ja) 2012-12-11 2016-04-13 三菱電機株式会社 テストケース生成システム
JP6198529B2 (ja) 2013-08-30 2017-09-20 三菱電機株式会社 テスト実行システム、テスト実行装置、テスト実行方法及びテスト実行プログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004185592A (ja) * 2002-10-09 2004-07-02 Fujitsu Ltd 検証支援方法、検証支援プログラムおよび検証支援装置
JP2007323573A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 機能テスト・スクリプト生成装置

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
BILL HASLING ET AL.: ""Model Based Testing of System Requirements using UML Use Case Models"", 2008 INTERNATIONAL CONFERENCE ON SOFTWARE TESTING, VERIFICATION, AND VALIDATION, JPN6017011667, 11 April 2008 (2008-04-11), US, pages 367 - 376, XP031270166, ISSN: 0004217525 *
TIM WEILKIENS著,今関 剛 他訳, SYSML/UMLによるシステムエンジニアリング入門, vol. 第1版, JPN6017011665, 25 November 2012 (2012-11-25), pages 276 - 288, ISSN: 0004217524 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP6739555B2 (ja) 2020-08-12
US20200073875A1 (en) 2020-03-05
WO2018142477A1 (ja) 2018-08-09
US11176178B2 (en) 2021-11-16
DE112017006969T5 (de) 2019-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10698800B2 (en) Indicating a readiness of a change for implementation into a computer program
US10235234B2 (en) Method and apparatus for determining failure similarity in computing device
CN109240912B (zh) 一种基于大数据分析的网页应用的性能评估方法及终端
JP6042974B2 (ja) データ管理装置、データ管理方法及び非一時的な記録媒体
US10379992B2 (en) Adaptive dynamic code analysis
JP2015162090A (ja) 故障診断方法及び故障診断装置
CN110945559A (zh) 用于时间事件数据序列的优化视觉概要的方法和系统
CN104123275B (zh) 翻译验证
US8813036B2 (en) Visual representation of a difference between Cartesian product models
JPWO2018142477A1 (ja) 要求分析装置、要求分析方法および要求分析プログラム
WO2016147403A1 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法及び情報処理プログラム
JP6120607B2 (ja) 要件検出装置及び要件検出プログラム
US10372849B2 (en) Performing and communicating sheet metal simulations employing a combination of factors
US20160350318A1 (en) Method, system for classifying comment record and webpage management device
US8302045B2 (en) Electronic device and method for inspecting electrical rules of circuit boards
US20190369997A1 (en) Simulation device, simulation method, and computer readable medium
JPWO2018163274A1 (ja) リスク分析装置、リスク分析方法及びリスク分析プログラム
CN113157671A (zh) 一种数据监控方法及装置
JP6873332B2 (ja) 点数化装置、点数化プログラム及び点数化方法
US11068381B2 (en) Program analysis device, program analysis system, program analysis method and computer readable medium
US11347777B2 (en) Identifying key words within a plurality of documents
US9280622B2 (en) Circuit verifying apparatus, circuit verifying method, and circuit verifying program
US20170220339A1 (en) Device, method, and program for visualizing dependent portions of program
US11226935B2 (en) Method, device and computer program product for determining duplicated data
US20150331770A1 (en) Extracting test model from textual test suite

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200225

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200623

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6739555

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250