JPWO2018127955A1 - 基地局装置、端末装置及び送信方法 - Google Patents

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Abstract

基地局装置(100)は、第1のデータを生成する第1生成部と、前記第1のデータよりも低遅延で伝送される第2のデータを生成する第2生成部と、前記第2生成部によって第2のデータが生成されたか否かを示す複数のビットを含む標示信号を生成する標示信号生成部と、リソースの所定の単位領域ごとに、前記標示信号生成部によって生成された標示信号をマッピングするとともに、前記第1生成部によって生成された第1のデータ又は前記第2生成部によって生成された第2のデータをマッピングして送信信号を生成するマッピング部と、前記マッピング部によって生成された送信信号を送信する送信部とを有する。

Description

本発明は、基地局装置、端末装置及び送信方法に関する。
現在のネットワークは、モバイル端末(スマートフォンやフィーチャーホン)のトラフィックがネットワークのリソースの大半を占めている。また、モバイル端末が使うトラフィックは、今後も拡大していく傾向にある。
一方で、IoT(Internet of things)サービス(例えば、交通システム、スマートメータ、装置等の監視システム)の展開に合わせて、多様な要求条件を持つサービスに対応することが求められている。そのため、5G(第5世代移動体通信)の通信規格では、4G(第4世代移動体通信)の技術に加えて、さらなる高データレート化、大容量化、低遅延化を実現する技術が求められている。
上記で述べたように、多種多様なサービスに対応するために、5Gでは、eMBB(Enhanced Mobile BroadBand)、Massive MTC(Machine Type Communications)、及びURLLC(Ultra−Reliable and Low Latency Communication)に分類される多くのユースケースのサポートが想定されている。
その中でも、URLLCは実現が最も困難なユースケースである。まず、無線区間でのエラーレートを10-5のオーダーにするという超高信頼性の要求がある。超高信頼性を実現する1つの方法として、使用リソース量を増やしてデータに冗長性を持たせる方法がある。しかし、無線リソースには限りがあるので、無制限に使用リソースを増やすことはできない。
低遅延に関しても、URLLCでは、上り回線及び下り回線におけるユーザプレーンの無線区間での遅延を0.5ミリ秒とすることが目標とされている。これは4G無線システムLTE(Long Term Evolution)の1/10未満という高い要求である。
URLLCは、上記のような超高信頼性と低遅延の2つの要求を、同時に満たさなければならない。また、5Gでは、超高信頼低遅延通信データ(URLLCデータ)と、他のデータ(例えば、eMBBデータ等)とを同一キャリアで同時にサポートできることが求められており、その実現のために周波数利用効率を損なわないことが望ましい。
"New SID Proposal: Study on New Radio Access Technology", NTT docomo, RP-160671, 3GPP TSG RAN Meeting #71, Goteborg, Sweden, 2016年3月7〜10日 3GPP TR 38.913 V0.3.0 (2016-03)
eMBBデータ及びURLLCデータを同一周波数帯に多重する場合には、時間又は/及び周波数などのリソースの利用効率が低下するという問題がある。具体的には、URLLCデータは、常に送信されるデータではなく、間欠的にデータの送信が発生する。そのため、あらかじめURLLCデータにリソースを割り当てると、送信されるURLLCデータが存在しない場合に、リソースが無駄になる。
開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであって、リソースを効率的に利用することができる基地局装置、端末装置及び送信方法を提供することを目的とする。
本願が開示する基地局装置は、1つの態様において、第1のデータを生成する第1生成部と、前記第1のデータよりも低遅延で伝送される第2のデータを生成する第2生成部と、前記第2生成部によって第2のデータが生成されたか否かを示す複数のビットを含む標示信号を生成する標示信号生成部と、リソースの所定の単位領域ごとに、前記標示信号生成部によって生成された標示信号をマッピングするとともに、前記第1生成部によって生成された第1のデータ又は前記第2生成部によって生成された第2のデータをマッピングして送信信号を生成するマッピング部と、前記マッピング部によって生成された送信信号を送信する送信部とを有する。
本願が開示する基地局装置、端末装置及び送信方法の1つの態様によれば、リソースを効率的に利用することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係る無線通信システムの構成を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る基地局装置の構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1に係るリソース割り当ての具体例を示す図である。 図4は、実施の形態1に係る送信処理を示すフロー図である。 図5は、実施の形態1に係るユーザ端末装置の構成を示すブロック図である。 図6は、実施の形態1に係る受信処理を示すフロー図である。 図7は、実施の形態1に係る他のユーザ端末装置の構成を示すブロック図である。 図8は、実施の形態1に係る他の受信処理を示すフロー図である。 図9は、実施の形態2に係るリソース割り当ての具体例を示す図である。 図10は、実施の形態3に係る基地局装置の構成を示すブロック図である。 図11は、実施の形態3に係るリソース割り当ての具体例を示す図である。 図12は、実施の形態4に係る基地局装置の構成を示すブロック図である。 図13は、実施の形態4に係るリソース割り当ての具体例を示す図である。 図14は、標示信号の周波数ホッピングを説明する図である。 図15は、OFDMシンボルの具体例を示す図である。 図16は、標示信号の分散配置を説明する図である。
以下、本願が開示する基地局装置、端末装置及び送信方法の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る無線通信システムの構成を示す図である。図1に示す無線通信システムは、基地局装置100と複数のユーザ端末装置200とを有する。
基地局装置100は、例えばeMBBデータ及びURLLCデータを含む信号をユーザ端末装置200へ送信する。すなわち、基地局装置100は、複数のユーザ端末装置200それぞれを宛先とするeMBBデータ及びURLLCデータに対して、時間及び周波数によって構成されるリソースを割り当てて送信信号を生成する。
このとき、基地局装置100は、eMBBデータに割り当てるリソースの領域内に、URLLCデータを配置する領域として暫定的に確保された領域(以下「URLLC領域」という)を設け、送信すべきURLLCデータが存在する場合には、このURLLCデータにURLLC領域のリソースを割り当てる。URLLC領域は、例えばスロットを細分化して得られるミニスロット単位で設けられても良い。これにより、スロットよりも短い時間単位であるミニスロットごとに、URLLCデータの送信を開始することが可能となる。そして、基地局装置100は、URLLCデータに対してURLLC領域のリソースが割り当てられているか否かを示す標示信号をURLLC領域に配置する。
このため、送信すべきURLLCデータが存在する場合には、URLLC領域のリソースがURLLCデータに割り当てられるとともに、その旨が標示信号によって通知される。また、送信すべきURLLCデータが存在しない場合には、URLLC領域のリソースがeMBBデータに割り当てられるとともに、URLLCデータが送信されないことが標示信号によって通知される。
ユーザ端末装置200は、基地局装置100から送信されるeMBBデータ及びURLLCデータを含む信号を受信する。具体的には、ユーザ端末装置200は、eMBBに係るサービスを利用するものと、URLLCに係るサービスを利用するものと、eMBB及びURLLC双方に係るサービスを利用するものとに分類される。eMBBに係るサービスを利用するユーザ端末装置200は、受信信号に含まれる制御信号及び標示信号に基づいて、自装置宛てのeMBBデータを特定し、eMBBデータを復調する。
また、URLLCに係るサービスを利用するユーザ端末装置200は、受信信号に含まれる標示信号に基づいてURLLCデータが受信信号に含まれるか否かを判定し、URLLCデータが含まれる場合には、制御信号に基づいて自装置宛てのURLLCデータを復調する。さらに、eMBB及びURLLC双方に係るサービスを利用するユーザ端末装置200は、上記と同様にeMBBデータを復調するとともに、URLLCデータを復調する。
図2は、実施の形態1に係る基地局装置100の構成を示すブロック図である。図2に示す基地局装置100は、プロセッサ100a、メモリ100b及び無線送信部100cを有する。
プロセッサ100aは、例えばCPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)又はDSP(Digital Signal Processor)などを備え、基地局装置100全体を統括制御する。具体的には、プロセッサ100aは、スケジューラ部110、eMBBデータ生成部120、URLLCデータ生成部130、標示信号生成部140、制御信号生成部150、マッピング部160、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)部170及びCP(Cyclic Prefix)付加部180を有する。
スケジューラ部110は、複数のユーザ端末装置200宛てのeMBBデータ及びURLLCデータにリソースを割り当てるスケジューリングを実行する。具体的には、スケジューラ部110は、例えば複数のユーザ端末装置200それぞれとの間のチャネル状態を推定し、チャネル状態に応じて各ユーザ端末装置200宛てのeMBBデータに割り当てるリソースを決定するeMBBスケジューリングを実行する。さらに、スケジューラ部110は、いずれかのユーザ端末装置200宛てのURLLCデータが発生したか否かを判断し、URLLCデータが発生した場合には、URLLCデータに割り当てるリソースを決定するURLLCスケジューリングを実行する。
スケジューラ部110は、URLLCスケジューリングをする際、eMBBデータに割り当てるリソースの領域内に設けられるURLLC領域にURLLCデータを配置する。すなわち、送信信号のリソースは、eMBBの制御信号が配置されるeMBB制御チャネル領域とeMBBデータが配置されるeMBBデータ領域とを有するが、eMBBデータ領域には、URLLCデータを配置する領域として暫定的に確保されたURLLC領域が設けられる。そこで、スケジューラ部110は、送信すべきURLLCデータが発生した場合には、URLLCデータにURLLC領域のリソースを割り当てる。
eMBBデータ生成部120は、スケジューラ部110によるeMBBスケジューリングに従って、各ユーザ端末装置200宛てのeMBBデータを生成する。すなわち、eMBBデータ生成部120は、各ユーザ端末装置200宛てのeMBBデータを符号化及び変調する。
URLLCデータ生成部130は、スケジューラ部110によるURLLCスケジューリングに従って、各ユーザ端末装置200宛てのURLLCデータを生成する。すなわち、URLLCデータ生成部130は、各ユーザ端末装置200宛てのURLLCデータを符号化及び変調する。
標示信号生成部140は、スケジューラ部110によってURLLCスケジューリングが実行されたか否かに応じて、URLLCデータの有無を示す標示信号を生成する。すなわち、標示信号生成部140は、送信すべきURLLCデータが存在せずにURLLC領域にURLLCデータが配置されない場合には、URLLCデータが無いことを示す標示信号を生成する。また、標示信号生成部140は、送信すべきURLLCデータが存在しURLLC領域にURLLCデータが配置される場合には、URLLCデータがあることを示す標示信号を生成する。
ここで、標示信号生成部140は、URLLCデータの有無を示す標示信号として、複数ビットを含む信号を生成する。すなわち、例えばURLLCデータが無いことを示す標示信号は複数の「0」を繰り返した信号であり、URLLCデータがあることを示す標示信号は複数の「1」を繰り返した信号である。このように標示信号が複数ビットを含むことにより、標示信号を受信するユーザ端末装置200においては、URLLCデータの有無が誤って判定される可能性が小さくなり、URLLCデータの超高信頼性の実現を可能にする。
制御信号生成部150は、スケジューラ部110によるeMBBスケジューリング及びURLLCスケジューリングに従って、eMBB及びURLLCの制御信号を生成する。具体的には、制御信号生成部150は、各ユーザ端末装置200宛てのeMBBデータに割り当てられるリソースを特定する情報や、eMBBデータの符号化率、変調方式及び送信電力などを示す情報を含むeMBBの制御信号を生成する。また、制御信号生成部150は、URLLC領域にURLLCデータが配置される場合には、各ユーザ端末装置200宛てのURLLCデータに割り当てられるリソースを特定する情報や、URLLCデータの符号化率、変調方式及び送信電力などを示す情報を含むURLLCの制御信号を生成する。
マッピング部160は、eMBBデータ、URLLCデータ、標示信号及び制御信号をマッピングして、送信信号を生成する。すなわち、マッピング部160は、eMBBデータ、URLLCデータ、標示信号及び制御信号をスケジューリングに従ったリソースに配置する。
具体的には、マッピング部160は、例えば図3に示すようなリソース割り当ての送信信号を生成する。図3は、例えば所定数のサブキャリア分の周波数帯域幅と1TTI分の時間幅を有するリソースの割り当ての具体例を示す図である。図3に示すように、このTTIのリソースは、eMBB制御チャネル領域301とeMBBデータ領域302とを有する。そして、eMBBデータ領域302は、複数のミニスロット311〜316を含み、このうちミニスロット312、314、316は、URLLCデータを配置する領域として暫定的に確保されたURLLC領域である。したがって、ミニスロット311、313、315には、eMBBデータがマッピングされる一方、ミニスロット312、314、316には、標示信号321〜323と、URLLCの制御信号331と、URLLCデータ332とがマッピングされる。
マッピング部160は、制御信号生成部150によって生成されたeMBBの制御信号をeMBB制御チャネル領域301にマッピングし、eMBBデータ生成部120によって生成されたeMBBデータをeMBBデータ領域302にマッピングする。また、マッピング部160は、URLLCスケジューリングが実行された場合には、制御信号生成部150によって生成されたURLLCの制御信号331とURLLCデータ生成部130によって生成されたURLLCデータ332とをミニスロット312、314、316にマッピングする。さらに、マッピング部160は、標示信号生成部140によって生成された標示信号321〜323をミニスロット312、314、316にマッピングする。
ここで、図3に示すように、ミニスロット312、314にはURLLCデータが配置されるため、標示信号321、322は、URLLCデータがあることを示す例えば複数の「1」を含む。これに対して、ミニスロット316にはURLLCデータが配置されないため、標示信号323は、URLLCデータがないことを示す例えば複数の「0」を含む。URLLCでは、無線区間でのエラーレートを10-5のオーダーにすることが要求されるが、この要求を達成するためには、SNR(Signal to Noise Ratio)を例えば12dB程度にするのが望ましい。また、無線通信方式によって例えば10dBのリンクバジェットが失われるものとすると、URLLCの要求を達成するためには、合計で例えば22dBの利得が求められる。この利得を得るために、標示信号は、「1」又は「0」を例えば64回繰り返すことで18dBの利得を得るととともに、送信電力を上昇させることで例えば4dBの利得を得れば良い。
ミニスロット312、314にマッピングされるURLLCの制御信号331は、UE#1〜#4宛てのURLLCデータそれぞれの周波数帯域を特定する情報を含む。すなわち、例えばミニスロット312には、UE#1〜#3の3つのユーザ端末装置200宛てのURLLCデータが配置されるため、制御信号331は、UE#1〜#3宛てのURLLCデータそれぞれの周波数帯域を特定する情報を含む。
また、ミニスロット314においては、一部のみにURLLCデータがマッピングされるため、残った領域にはeMBBデータがマッピングされる。同様に、ミニスロット316においては、URLLCデータがマッピングされないため、このミニスロット316全体にeMBBデータがマッピングされる。このように、送信すべきURLLCデータが存在しない場合には、URLLC領域であるミニスロット312、314、316にeMBBデータがマッピングされるため、リソースを有効利用することができる。特に、空いたURLLC領域にeMBBデータが配置されるため、最大限のリソースをeMBBデータに割り当てることができ、eMBBによる大容量化が可能となる。
なお、上記においては、ミニスロット312、314、316のみをURLLC領域としたが、すべてのミニスロット311〜316をURLLC領域とすることも可能である。この場合には、すべてのミニスロット311〜316に、それぞれURLLCデータの有無を示す標示信号がマッピングされることになる。
図2に戻って、IFFT部170は、マッピング部160によって生成された送信信号を逆高速フーリエ変換し、時間領域の送信信号を生成する。そして、IFFT部170は、送信信号をCP付加部180へ出力する。
CP付加部180は、IFFT部170から出力される送信信号にCPを付加する。そして、CP付加部180は、CPが付加された送信信号を無線送信部100cへ出力する。
メモリ100bは、例えばRAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)などを備え、プロセッサ100aによって処理が実行される際に、種々の情報を記憶する。
無線送信部100cは、CP付加部180から出力される送信信号に対して、例えばD/A(Digital/Analog)変換及びアップコンバートなどの無線送信処理を施す。そして、無線送信部100cは、アンテナを介して送信信号を送信する。
次いで、上記のように構成された基地局装置100による送信処理について、図4に示すフロー図を参照しながら説明する。
まず、スケジューラ部110によって、各ユーザ端末装置200宛てのeMBBデータに割り当てるリソースと符号化率及び変調方式とを決定するeMBBスケジューリングが実行される(ステップS101)。このeMBBスケジューリングは、例えば各ユーザ端末装置200から報告されるダウンリンクのチャネル状態などに基づいて実行される。eMBBスケジューリングにおいては、各TTIのeMBBデータ領域に各ユーザ端末装置200宛てのeMBBデータを配置することが決定される。
また、スケジューラ部110によって、いずれかのユーザ端末装置200宛てのURLLCデータが発生したか否かが判定される(ステップS102)。この判定の結果、送信すべきURLLCデータが発生している場合は(ステップS102Yes)、スケジューラ部110によって、URLLCデータに割り当てるリソースと符号化率及び変調方式とを決定するURLLCスケジューリングが実行される(ステップS103)。このURLLCスケジューリングは、例えば各ユーザ端末装置200から報告されるダウンリンクのチャネル状態などに基づいて実行される。URLLCスケジューリングにおいては、各TTIのeMBBデータ領域に設けられたURLLC領域に各ユーザ端末装置200宛てのURLLCデータを配置することが決定される。
そして、スケジューリングの結果がeMBBデータ生成部120、URLLCデータ生成部130、標示信号生成部140及び制御信号生成部150へ通知され、URLLCデータ生成部130によって、URLLC領域に配置されるURLLCデータが生成される(ステップS104)。すなわち、URLLCデータ生成部130によって、URLLCスケジューリングにおいて決定された符号化率及び変調方式でURLLCデータが符号化及び変調される。また、標示信号生成部140によって、URLLCデータがあることを示す複数のビットを含む標示信号が生成される(ステップS105)。具体的には、例えば複数の「1」を含む標示信号が生成される。
一方、ステップS102の判定の結果、送信すべきURLLCデータが発生していない場合は(ステップS102No)、eMBBスケジューリングの結果がeMBBデータ生成部120、標示信号生成部140及び制御信号生成部150へ通知される。そして、標示信号生成部140によって、URLLCデータがないことを示す複数のビットを含む標示信号が生成される(ステップS106)。具体的には、例えば複数の「0」を含む標示信号が生成される。
また、URLLCデータの有無に関わらず、eMBBデータ生成部120によって、eMBBデータ領域に配置されるeMBBデータが生成される(ステップS107)。すなわち、eMBBデータ生成部120によって、eMBBスケジューリングにおいて決定された符号化率及び変調方式でeMBBデータが符号化及び変調される。なお、URLLC領域にURLLCデータが配置される場合は、この領域に配置される予定だったeMBBデータの送信は中止されても良い。
eMBBデータが生成されると、制御信号生成部150によって、各ユーザ端末装置200宛てのeMBBデータに割り当てられたeMBBデータ領域内のリソースを特定し、eMBBデータの符号化率、変調方式及び送信電力などを通知する制御信号が生成される。また、URLLCデータが生成された場合は、制御信号生成部150によって、各ユーザ端末装置200宛てのURLLCデータに割り当てられたURLLC領域内のリソースを特定し、URLLCデータの符号化率、変調方式及び送信電力などを通知する制御信号が生成される。
そして、マッピング部160によって、eMBBデータ、URLLCデータ、標示信号及び制御信号がTTIの各領域にマッピングされる(ステップS108)。すなわち、図3に示したように、eMBBの制御信号がeMBB制御チャネル領域301にマッピングされ、eMBBデータがeMBBデータ領域302にマッピングされる。また、URLLCデータが生成された場合には、URLLCの制御信号331及びURLLCデータ332がURLLC領域であるミニスロット312、314、316にマッピングされる。そして、各URLLC領域には、URLLCデータの有無を示す複数のビットを含む標示信号321〜323がマッピングされる。これにより、送信信号が生成される。
送信信号は、IFFT部170によって逆高速フーリエ変換され(ステップS109)、時間領域の送信信号に変換される。そして、CP付加部180によって、送信信号にCPが付加され(ステップS110)、無線送信部100cによって、送信信号に対する無線送信処理が施される(ステップS111)。その後、送信信号は、アンテナを介してユーザ端末装置200へ送信される(ステップS112)。
このように、eMBBデータ領域にURLLCデータを配置するためのURLLC領域を設け、URLLCデータがある場合にはURLLC領域に配置し、URLLCデータがない場合にはURLLC領域にeMBBデータを配置する。そして、URLLC領域にURLLCデータが配置されているか否かを示す複数のビットを含む標示信号を各URLLC領域に配置する。このため、URLLCデータが発生した場合には、URLLCデータを低遅延で送信可能であるとともに、URLLCデータが発生しない場合には、URLLC領域のリソースをeMBBデータの送信に利用可能である。結果として、URLLCデータの有無に関わらず、リソースが無駄になることがなく、リソースを効率的に利用することができる。また、URLLCデータの有無を示す複数のビットを含む標示信号をURLLC領域に配置するため、URLLCデータの有無を高い信頼性で通知することができ、URLLCデータの超高信頼性の実現を可能にする。
次に、ユーザ端末装置200の構成について説明する。図5は、実施の形態1に係るユーザ端末装置200の構成を示すブロック図である。図5に示すユーザ端末装置200は、eMBBに係るサービスを利用するユーザ端末装置であり、無線受信部200a、プロセッサ200b及びメモリ200cを有する。
無線受信部200aは、アンテナを介して信号を受信し、受信信号に対して、例えばダウンコンバート及びA/D(Analog/Digital)変換などの無線受信処理を施す。そして、無線受信部200aは、受信信号をプロセッサ200bへ出力する。
プロセッサ200bは、例えばCPU、FPGA又はDSPなどを備え、ユーザ端末装置200全体を統括制御する。具体的には、プロセッサ200bは、CP除去部210、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)部220、標示信号復調部230、制御信号復調部240及びeMBBデータ復調部250を有する。
CP除去部210は、受信信号に付加されたCPを除去する。そして、CP除去部210は、CP除去後の受信信号をFFT部220へ出力する。
FFT部220は、CP除去部210から出力された受信信号を高速フーリエ変換し、周波数領域の受信信号に変換する。そして、FFT部220は、受信信号を標示信号復調部230、制御信号復調部240及びeMBBデータ復調部250へ出力する。
標示信号復調部230は、受信信号におけるURLLC領域に配置された標示信号を復調する。すなわち、URLLC領域及びURLLC領域内の標示信号の位置は既知であるため、標示信号復調部230は、各URLLC領域内の標示信号を復調する。この結果、標示信号復調部230は、それぞれのURLLC領域内にURLLCデータが含まれるか否かを示す複数のビットを取得する。そして、標示信号復調部230は、取得した複数のビットに基づいて、それぞれのURLLC領域内にURLLCデータが含まれるか否かを判定する。具体的には、標示信号復調部230は、例えば取得した複数のビットにおいて、URLLCデータがあることを示すビットの方が多ければURLLCデータが含まれると判定し、URLLCデータが無いことを示すビットの方が多ければURLLCデータが含まれないと判定する。
制御信号復調部240は、受信信号におけるeMBB制御チャネル領域に配置された制御信号を復調する。すなわち、制御信号復調部240は、eMBBの制御信号を復調し、自装置宛てのeMBBデータに割り当てられたリソースの情報と、eMBBデータの符号化率及び変調方式などの情報とを取得する。
eMBBデータ復調部250は、受信信号におけるeMBBデータ領域に配置されたeMBBデータを復調する。このとき、eMBBデータ復調部250は、標示信号の復調結果に基づいて、URLLCデータが配置された領域をeMBBデータ領域から除外し、制御信号の復調結果に基づいて、URLLCデータが除外されたeMBBデータ領域から自装置宛てのeMBBデータのリソースを特定する。そして、eMBBデータ復調部250は、制御信号が示す符号化率及び変調方式などに基づいて、自装置宛てのeMBBデータを復調する。
次いで、上記のように構成されたeMBBに係るユーザ端末装置200による受信処理について、図6に示すフロー図を参照しながら説明する。
基地局装置100から送信された信号は、アンテナを介して受信され(ステップS201)、無線受信部200aによって、受信信号に対する無線受信処理が施される(ステップS202)。そして、CP除去部210によって、受信信号に付加されたCPが除去され(ステップS203)、FFT部220によって、受信信号が高速フーリエ変換されることにより(ステップS204)、周波数領域の受信信号が得られる。
受信信号のeMBBデータ領域にはURLLC領域が設けられており、URLLC領域のリソースは既知であるため、標示信号復調部230によって、URLLC領域に配置された標示信号が復調される(ステップS205)。この結果、URLLC領域にURLLCデータが含まれるか否かを示す複数のビットが取得され、取得された複数のビットに基づいて、URLLC領域にURLLCデータが含まれるか否かが判定される。そして、URLLCデータが含まれないと判定されたURLLC領域には、eMBBデータが配置されていると判断される。
また、受信信号のeMBB制御チャネル領域に配置された制御信号が制御信号復調部240によって復調され(ステップS206)、自装置宛てのeMBBデータに割り当てられたリソースが特定されるとともに、このeMBBデータの符号化率及び変調方式などが特定される。このため、eMBBデータ復調部250によって、受信信号から自装置宛てのeMBBデータが取得され、復調される(ステップS207)。
図7は、実施の形態1に係る他のユーザ端末装置200の構成を示すブロック図である。図7において、図5と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図7に示すユーザ端末装置200は、URLLCに係るサービスを利用するユーザ端末装置であり、図5に示すユーザ端末装置200と同様に、無線受信部200a、プロセッサ200b及びメモリ200cを有する。ただし、図7に示すユーザ端末装置200のプロセッサ200bは、図5に示すeMBBデータ復調部250に代えて、URLLCデータ復調部260を有する。
URLLCデータ復調部260は、標示信号が復調された結果、受信信号にURLLCデータが含まれると判明した場合、受信信号におけるURLLC領域に配置された自装置宛てのURLLCデータを復調する。このとき、URLLCデータ復調部260は、URLLCの制御信号の復調結果に基づいて、URLLC領域から自装置宛てのURLLCデータのリソースを特定する。そして、URLLCデータ復調部260は、URLLCの制御信号が示す符号化率及び変調方式などに基づいて、自装置宛てのURLLCデータを復調する。
次いで、上記のように構成されたURLLCに係るユーザ端末装置200による受信処理について、図8に示すフロー図を参照しながら説明する。図8において、図6と同じ部分には同じ符号を付し、その詳しい説明を省略する。
基地局装置100から送信された信号は、アンテナから無線受信部200a、CP除去部210及びFFT部220を経由して、周波数領域の受信信号が得られる(ステップS201〜S204)。そして、標示信号復調部230によって、受信信号のURLLC領域に配置された標示信号が復調され(ステップS205)、URLLC領域にURLLCデータが含まれるか否かが判明する(ステップS301)。具体的には、標示信号に含まれる複数のビットにおいて、URLLCデータがあることを示すビットの方が多い場合には、URLLC領域にURLLCデータが含まれることが判明する。一方、標示信号に含まれる複数のビットにおいて、URLLCデータが無いことを示すビットの方が多い場合には、URLLC領域にURLLCデータが含まれないことが判明する。
URLLC領域にURLLCデータが含まれない場合は(ステップS301No)、自装置宛てのURLLCデータがないことから、処理は終了する。一方、URLLC領域にURLLCデータが含まれる場合は(ステップS301Yes)、制御信号復調部240によって、URLLCの制御信号が復調される(ステップS302)。そして、URLLCの制御信号の復調結果から、自装置宛てのURLLCデータに割り当てられたリソースが特定されるとともに、自装置宛てのURLLCデータの符号化率及び変調方式などが特定される。これらの特定された情報が用いられることにより、URLLCデータ復調部260によって、自装置宛てのURLLCデータが復調される(ステップS303)。
以上のように、本実施の形態によれば、URLLCデータを配置する領域として暫定的に確保されたURLLC領域がeMBBデータ領域内に設けられ、URLLCデータが発生した場合には、URLLC領域のリソースを利用してURLLCデータが送信される。また、URLLC領域には、URLLCデータの有無を示す複数のビットを含む標示信号が配置される。このため、URLLCデータが発生した場合には、遅延を発生させることなく迅速にURLLCデータを送信可能であるとともに、URLLCデータが発生しない場合には、URLLC領域のリソースを利用してeMBBデータを送信可能である。また、受信側のユーザ端末装置は、複数のビットを含む標示信号によってURLLCデータの有無を精度良く把握することができ、自装置宛てのURLLCデータを受信信号から確実に取得することができる。結果として、URLLCデータの高信頼度及び低遅延を維持しつつ、リソースを効率的に利用することができる。
なお、上記実施の形態1においては、eMBBに係るユーザ端末装置200とURLLCに係るユーザ端末装置200とを分けて説明したが、1つのユーザ端末装置200がeMBBデータ及びURLLCデータの双方を復調しても良い。この場合には、ユーザ端末装置200のプロセッサ200bは、図5に示すeMBBデータ復調部250と図7に示すURLLCデータ復調部260との双方を有する。
また、上記実施の形態1においては、eMBBデータ領域内の一部のミニスロットがURLLC領域とされるものとしたが、eMBBデータ領域内のすべてのミニスロットがURLLC領域であっても良い。すなわち、eMBBデータ領域に含まれるすべてのミニスロットに、URLLCデータの有無を示す複数のビットを含む標示信号が配置され、URLLCデータが含まれないURLLC領域にeMBBデータが配置されるようにしても良い。
(実施の形態2)
実施の形態2の特徴は、URLLCデータの有無を示す複数ビットを復調のための参照信号としても用いる点である。
実施の形態2に係る基地局装置及びユーザ端末装置の構成は、実施の形態1と同様であるため、その説明を省略する。実施の形態2においては、標示信号生成部140が生成する標示信号が実施の形態1とは異なる。
すなわち、標示信号生成部140は、URLLCデータの有無を示す標示信号として、復調のための参照信号となる複数ビットを含む信号を生成する。具体的には、標示信号生成部140は、URLLCデータがある場合と無い場合とで、互いに直交する複数ビットの標示信号を生成する。したがって、標示信号生成部140は、例えばURLLCデータが無い場合の標示信号として(0,0,0,0)を生成し、URLLCデータがある場合の標示信号として(0,1,0,1)を生成する。これらの標示信号は、互いに直交しており、いずれの標示信号においても1ビット目及び3ビット目が「0」である。このため、受信側のユーザ端末装置200は、標示信号の1ビット目及び3ビット目を既知の参照信号としてチャネル推定を実行することが可能であり、標示信号を復調のための参照信号として用いることができる。なお、ここでは、説明を簡単にするために、標示信号が4ビットの信号であるものとしたが、標示信号はより多くのビットの信号であっても良い。
図9は、実施の形態2に係るリソース割り当ての具体例を示す図である。図9において、図3と同じ部分には同じ符号を付す。
図9に示すように、eMBBデータ領域302は、複数のミニスロット311〜316を含み、このうちミニスロット312、314、316は、URLLCデータを配置する領域として暫定的に確保されたURLLC領域である。したがって、ミニスロット311、313、315には、eMBBデータがマッピングされる一方、ミニスロット312、314、316には、標示信号401〜403と、URLLCの制御信号331と、URLLCデータ332とがマッピングされる。
eMBBの制御信号は、eMBB制御チャネル領域301にマッピングされ、eMBBeMBBデータは、eMBBデータ領域302にマッピングされる。また、送信すべきURLLCデータがある場合には、URLLCの制御信号331とURLLCデータ332とがミニスロット312、314、316にマッピングされる。さらに、標示信号401〜403がミニスロット312、314、316にマッピングされる。
ここで、図9に示すように、ミニスロット312、314にはURLLCデータが配置されるため、標示信号401、402は、URLLCデータがあることを示す例えば(0,1,0,1)の4ビットを含む。これに対して、ミニスロット316にはURLLCデータが配置されないため、標示信号403は、URLLCデータがないことを示す例えば(0,0,0,0)の4ビットを含む。したがって、URLLCデータがある場合の(0,1,0,1)は、URLLCデータ332を復調する際の参照信号として用いられる。一方、URLLCデータが無い場合の(0,0,0,0)は、URLLC領域に配置されたeMBBデータを復調する際の参照信号として用いられる。このように、URLLCデータの有無に応じた標示信号を互いに直交する信号とすることで、標示信号をURLLCデータ又はeMBBデータの復調のための参照信号として用いることが可能となり、参照信号に別途リソースを割り当てる必要がない。結果として、リソースを効率的に利用することができる。
図9に示すようなリソース割り当てがされた信号を受信するユーザ端末装置200は、各URLLC領域の標示信号401〜403を復調し、復調結果に基づいてURLLC領域にURLLCデータが配置されているか否かを判定する。具体的には、標示信号の復調結果が、URLLCデータが無いことを示す(0,0,0,0)及びURLLCデータがあることを示す(0,1,0,1)のいずれとより多く一致するか否かによって、URLLCデータの有無を判定する。そして、例えば2つの標示信号に共通する1ビット目及び3ビット目が用いられてチャネル推定が実行され、URLLCデータ又はeMBBデータが復調される。なお、URLLCデータの有無が判定されれば、送信された標示信号が(0,0,0,0)及び(0,1,0,1)のどちらであるかが判明するため、1ビット目及び3ビット目だけではなく、すべてのビットを既知の参照信号としてチャネル推定が実行されても良い。
以上のように、本実施の形態によれば、URLLC領域には、URLLCデータの有無に応じた互いに直交する複数のビットを含む標示信号が配置される。このため、URLLCデータの有無を示す標示信号を復調のための参照信号としても用いることができ、参照信号に別途リソースを割り当てる必要がない。結果として、URLLCデータの高信頼度及び低遅延を維持しつつ、リソースを効率的に利用することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3の特徴は、複数のアンテナから送信される送信信号にURLLC領域を設け、それぞれのアンテナで異なる周波数に標示信号をマッピングする点である。
図10は、実施の形態3に係る基地局装置100の構成を示すブロック図である。図10において、図2と同じ部分には同じ符号を付す。図10に示す基地局装置100は、複数のアンテナを有し、それぞれのアンテナごとにマッピング部160、IFFT部170、CP付加部180及び無線送信部100cを有する。マッピング部160、IFFT部170、CP付加部180及び無線送信部100cそれぞれの動作は、実施の形態1と同様であるため、その説明を省略する。実施の形態3に係る基地局装置100は、複数のアンテナからそれぞれ信号を送信する。これらの送信信号は、同一の信号であっても異なる信号であっても良い。複数のアンテナから異なる信号が送信される場合には、基地局装置100は、例えばMIMO(Multi Input Multi Output)による送信を実行しても良い。
図11は、実施の形態3に係るリソース割り当ての具体例を示す図である。図11において、図3と同じ部分には同じ符号を付す。
実施の形態3においては、基地局装置100が複数のアンテナを有するため、マッピング部160は、それぞれ対応するアンテナから送信される送信信号にeMBBデータ及びURLLCデータをマッピングする。すなわち、図11の上図に示すように、1つのアンテナから送信される送信信号において、URLLC領域のミニスロットには、URLLCの制御信号331と、URLLCデータ332とがマッピングされるとともに、標示信号501がマッピングされる。一方、図11の下図に示すように、他のアンテナから送信される送信信号において、URLLC領域のミニスロットには、URLLCの制御信号331と、URLLCデータ332とがマッピングされるとともに、標示信号502がマッピングされる。
それぞれの標示信号501、502は、URLLCデータの有無に応じて直交する信号であるとともに、標示信号501と標示信号502も直交する系列の信号である。具体的には、標示信号501は、例えばURLLCデータがない場合に(0,0,0,0)の4ビットを含み、URLLCデータがある場合に(0,1,1,0)の4ビットを含む。これに対して、標示信号502は、例えばURLLCデータがない場合に(0,1,0,1)の4ビットを含み、URLLCデータがある場合に(0,0,1,1)の4ビットを含む。これらの4つの4ビット信号は、互いに直交する。このように、アンテナごとのURLLCデータの有無に応じた標示信号を互いに直交する信号とすることで、標示信号をURLLCデータ又はeMBBデータの復調のための参照信号として用いることが可能となり、参照信号に別途リソースを割り当てる必要がない。結果として、リソースを効率的に利用することができる。
また、異なるアンテナから送信される標示信号501、502は、互いに異なる周波数にマッピングされる。このため、受信側のユーザ端末装置200は、基地局装置100の各アンテナからのチャネルそれぞれに関するチャネル推定をすることができ、URLLCデータ又はeMBBデータを正確に復調することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、基地局装置が複数のアンテナを有する場合に、各アンテナから送信される信号のURLLC領域に、URLLCデータの有無に応じた互いに直交する複数のビットを含む標示信号が配置される。このため、URLLCデータの有無を示す標示信号を復調のための参照信号として用いてアンテナごとのチャネル推定をすることができ、参照信号に別途リソースを割り当てる必要がない。結果として、URLLCデータの高信頼度及び低遅延を維持しつつ、リソースを効率的に利用することができる。
(実施の形態4)
実施の形態4の特徴は、URLLC領域において、eMBBデータ及び異なるユーザ端末装置宛てのURLLCデータを拡散してマッピングする点である。
図12は、実施の形態4に係る基地局装置100の構成を示すブロック図である。図12において、図2と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図12に示す基地局装置100は、図2に示す基地局装置100に拡散部610を追加した構成を採る。
拡散部610は、eMBBデータ生成部120によって生成されたeMBBデータ、URLLCデータ生成部130によって生成されたURLLCデータ、及び標示信号生成部140によって生成された標示信号を拡散する。すなわち、拡散部610は、eMBBデータ、URLLCデータ及び標示信号を、ユーザ端末装置200ごとに異なるコードや系列(例えばZadoff-Chu系列)を用いて拡散する。
図13は、実施の形態4に係るリソース割り当ての具体例を示す図である。図13においては、図3と同様に、例えば所定数のサブキャリア分の周波数帯域幅のリソースの割り当ての具体例が示されている。
図13に示すように、eMBBデータ領域内に設けられたURLLC領域では、異なるコードで拡散された標示信号611、612が多重されるとともに、URLLCデータ621、622及びeMBBデータ632が多重される。すなわち、異なるユーザ端末装置200宛てのeMBBデータ及びURLLCデータがURLLC領域内で多重される。また、URLLC領域には、URLLCの制御信号631が配置されている。
eMBBデータ、URLLCデータ及び標示信号は、上述したように、拡散部610によって拡散されている。すなわち、あるユーザ端末装置200宛てのURLLCデータ621とこのURLLCデータ621に対応する標示信号611とは、ユーザ端末装置200に固有のコードによって拡散されている。同様に、他のユーザ端末装置200宛てのURLLCデータ622及び標示信号612も、他のコードによって拡散されている。さらに、eMBBデータ632の宛先のユーザ端末装置200宛ての標示信号は、このユーザ端末装置200に固有のコードによって拡散されている。
そして、URLLCデータが無いことを示す標示信号と、各ユーザ端末装置200宛てのURLLCデータがあることを示す標示信号とは、互いに異なっている。具体的には、URLLCデータが無いことを示す標示信号は、例えば(0,0,0,0)の4ビットを含む。一方、URLLCデータがあることを示す標示信号は、宛先のユーザ端末装置200に応じて、例えば(0,0,1,1)、(0,1,1,0)、(0,1,0,1)などの4ビットを含む。このように、宛先が異なるeMBBデータ、URLLCデータ及び標示信号を拡散して、1つのURLLC領域に多重するため、リソースを効率的に利用することができる。また、それぞれの標示信号が異なっているため、eMBBデータ及びURLLCデータを復調する際に、対応する標示信号を参照信号として用いることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、宛先のユーザ端末装置ごとに異なるコードを用いてeMBBデータ及びURLLCデータを拡散し、1つのURLLC領域に多重する。また、多重されるeMBBデータ及びURLLCデータそれぞれに対応する標示信号として、互いに異なる複数ビットを含む信号をURLLC領域にマッピングする。このため、URLLCデータがマッピングされるURLLC領域に、さらにeMBBデータをマッピングすることができると同時に、それぞれのeMBBデータ及びURLLCデータに対応する標示信号を参照信号として用いることができる。結果として、リソースを効率的に利用することができる。
なお、上記実施の形態1〜4においては、eMBBデータ領域の一部にURLLC領域となるミニスロットが設けられるものとしたが、eMBBデータ領域のすべてのミニスロットがURLLC領域とされても良い。すなわち、eMBBデータ領域を構成するすべてのミニスロットに標示信号がマッピングされ、各ミニスロットにURLLCデータがマッピングされているか否かが通知されるようにしても良い。この場合、URLLCデータが無いことを示す標示信号がマッピングされたミニスロットには、eMBBデータがマッピングされている。また、URLLCデータがマッピングされたミニスロットには標示信号がマッピングされ、URLLCデータがマッピングされていないミニスロットには標示信号がマッピングされないようにしても良い。こうすることにより、受信側の端末装置は、標示信号の有無によってミニスロットにURLLCデータが含まれるか否かを判断することができる。
また、各URLLC領域の標示信号は、異なる周波数にマッピングされるようにしても良い。すなわち、例えば図14に示すように、各ミニスロットの標示信号(図中斜線のハッチング)は、周波数ホッピング方式で互いに異なる周波数にマッピングされても良い。これらの標示信号が復調のための参照信号として用いられる場合、過去のミニスロットの標示信号を用いることにより、全帯域のチャネル推定が可能となる。ミニスロットは、非常に短い単位時間であるため、過去のミニスロットにマッピングされた標示信号を参照信号として用いても、チャネルの状態が大きく変化していることはなく、復調の精度が低下することはない。
URLLC領域のミニスロットにおいて、標示信号とURLLCの制御信号とは時間多重されても良い。すなわち、例えば図15の左図に示すように、1つのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルの一部の周波数帯域において、標示信号(図中斜線のハッチング)とURLLCの制御信号(図中ドットのハッチング)とが時間多重されても良い。また、複数のポートの信号を送信する場合には、ポートごとの標示信号が周波数多重されても良い。すなわち、例えば図15の右図に示すように、1つのOFDMシンボルの異なる周波数帯域に、参照信号として用いられる標示信号(図中斜線のハッチング)が周波数多重されても良い。この場合、例えば空間周波数ブロック符号化(SFBC:Space Frequency Block Coding)が用いられても良い。さらに、ポートごとの標示信号は、符号多重されても良い。
また、例えば図16に示すように、参照信号となる標示信号を1つのミニスロットの複数の物理リソースブロック(Physical Resource Block)に分散配置しても良い。すなわち、例えば図16のミニスロット#1には、URLLCデータが含まれることを示す(0,1,0,1)の標示信号(図中斜線のハッチング)が周波数が異なる複数の物理リソースブロックに配置される。一方、ミニスロット#3には、URLLCデータではなくeMBBデータが含まれることを示す(0,0,0,0)の標示信号(図中横線のハッチング)が周波数が異なる複数の物理リソースブロックに配置される。このようにした場合でも、受信側の端末装置は、各ミニスロットの物理リソースブロックに配置された標示信号によって、当該ミニスロットにURLLCデータが含まれているかeMBBデータが含まれているかを判断することが可能である。また、標示信号が参照信号として用いられることにより、各ミニスロットのURLLCデータ又はeMBBデータを復調することが可能となる。さらに、標示信号が周波数の異なる複数の物理リソースブロックに分散配置されることにより、周波数ダイバーシチの効果が得られ、標示信号伝送の信頼性を高めることができる。
なお、eMBBデータの再送が行われる場合には、低遅延が要求されるURLLCデータは再送されずに、eMBBデータのみが再送されるようにしても良い。また、標示信号が参照信号として用いられる場合には、受信側の端末装置ごとに固有の参照信号が用いられるようにしても良い。具体的には、例えば端末装置の識別子であるC−RNTI(Cell-Radio Network Temporary Identifier)に基づいて端末装置ごとの参照信号が決定されても良い。
100c 無線送信部
110 スケジューラ部
120 eMBBデータ生成部
130 URLLCデータ生成部
140 標示信号生成部
150 制御信号生成部
160 マッピング部
170 IFFT部
180 CP付加部
200a 無線受信部
210 CP除去部
220 FFT部
230 標示信号復調部
240 制御信号復調部
250 eMBBデータ復調部
260 URLLCデータ復調部
610 拡散部

Claims (12)

  1. 第1のデータを生成する第1生成部と、
    前記第1のデータよりも低遅延で伝送される第2のデータを生成する第2生成部と、
    前記第2生成部によって第2のデータが生成されたか否かを示す複数のビットを含む標示信号を生成する標示信号生成部と、
    リソースの所定の単位領域ごとに、前記標示信号生成部によって生成された標示信号をマッピングするとともに、前記第1生成部によって生成された第1のデータ又は前記第2生成部によって生成された第2のデータをマッピングして送信信号を生成するマッピング部と、
    前記マッピング部によって生成された送信信号を送信する送信部と
    を有することを特徴とする基地局装置。
  2. 前記標示信号生成部は、
    前記第2生成部によって第2のデータが生成された場合と生成されなかった場合とで一部のビットが共通し残りのビットが相違する複数のビットを含む標示信号を生成することを特徴とする請求項1記載の基地局装置。
  3. 前記標示信号生成部は、
    前記第2生成部によって第2のデータが生成された場合と生成されなかった場合とで互いに直交する複数のビットを含む標示信号を生成することを特徴とする請求項1記載の基地局装置。
  4. 前記マッピング部は、
    前記第2生成部によって第2のデータが生成された場合に、前記第1のデータと前記第2のデータとをコード多重して同一周波数及び同一時間の領域にマッピングすることを特徴とする請求項1記載の基地局装置。
  5. 前記マッピング部は、
    前記第2生成部によって第2のデータが生成された場合に、標示信号と第2のデータに関する制御信号とを周波数多重してマッピングすることを特徴とする請求項1記載の基地局装置。
  6. 前記マッピング部は、
    前記第2生成部によって第2のデータが生成された場合に、標示信号と第2のデータに関する制御信号とを時間多重してマッピングすることを特徴とする請求項1記載の基地局装置。
  7. 前記マッピング部は、
    リソースの1つの単位領域において、互いに異なる周波数に標示信号を分散配置することを特徴とする請求項1記載の基地局装置。
  8. 前記マッピング部は、
    リソースの複数の単位領域において、互いに異なる周波数に標示信号をマッピングすることを特徴とする請求項1記載の基地局装置。
  9. リソースの所定の単位領域ごとに、第1のデータ又は前記第1のデータよりも低遅延で伝送される第2のデータがマッピングされるとともに、各単位領域に前記第2のデータが含まれるか否かを示す複数のビットを含む標示信号がマッピングされた受信信号を受信する受信部と、
    前記受信信号にマッピングされた標示信号に基づいて、前記受信信号中のリソースの単位領域ごとに、前記第2のデータが含まれるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部における判定結果に基づいて、前記第1のデータ又は前記第2のデータを復調する復調部と
    を有することを特徴とする端末装置。
  10. 前記復調部は、
    前記受信信号にマッピングされた標示信号に含まれる複数のビットを用いてチャネル推定を実行し、前記第1のデータ又は前記第2のデータを復調することを特徴とする請求項9記載の端末装置。
  11. 基地局装置と端末装置とを有する無線通信システムであって、
    前記基地局装置は、
    第1のデータを生成する第1生成部と、
    前記第1のデータよりも低遅延で伝送される第2のデータを生成する第2生成部と、
    前記第2生成部によって第2のデータが生成されたか否かを示す複数のビットを含む標示信号を生成する標示信号生成部と、
    リソースの所定の単位領域ごとに、前記標示信号生成部によって生成された標示信号をマッピングするとともに、前記第1生成部によって生成された第1のデータ又は前記第2生成部によって生成された第2のデータをマッピングして送信信号を生成するマッピング部と、
    前記マッピング部によって生成された送信信号を送信する送信部とを有し、
    前記端末装置は、
    前記送信部によって送信された送信信号を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された受信信号にマッピングされた標示信号に基づいて、前記受信信号中のリソースの単位領域ごとに、前記第2のデータが含まれるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部における判定結果に基づいて、前記第1のデータ又は前記第2のデータを復調する復調部とを有する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  12. 第1のデータを生成し、
    前記第1のデータよりも低遅延で伝送される第2のデータが生成されたか否かを示す複数のビットを含む標示信号を生成し、
    リソースの所定の単位領域ごとに、生成された標示信号をマッピングするとともに、生成された第1のデータ又は第2のデータをマッピングして送信信号を生成し、
    生成された送信信号を送信する
    処理を有することを特徴とする送信方法。
JP2018560285A 2017-01-05 2017-01-05 基地局装置、端末装置及び送信方法 Pending JPWO2018127955A1 (ja)

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