JPWO2017221914A1 - Blind spot assist device - Google Patents
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Abstract
遮光板があることによる表示の見づらさを、使用環境に応じて適切に緩和することができる死角補助装置を提供する。
死角補助装置100は、第1ミラー111と第2ミラー112とを有し、第1ミラー111を透過した光によって視認者に死角領域の像を視認させる反射部と、第1ミラー111の視認者側に設けられ、視認者側から第1ミラー111に所定の角度で入射する光を遮る遮光板121〜126と、遮光板121〜126を支持する支持体と、を備える。遮光板121〜126は、支持体に対して回転可能に設けられていることで第1ミラー111に対する傾斜角度が可変となっており、当該回転の回転軸線に沿う第1軸部と、第1軸部と離れて位置する第2軸部と、を有する。第2軸部の可動範囲により遮光板121〜126の傾斜角度が規制される。Provided is a blind spot assisting device capable of appropriately mitigating the difficulty of display due to the presence of a light shielding plate depending on the use environment.
The blind spot assisting device 100 includes a first mirror 111 and a second mirror 112, a reflecting unit that allows a viewer to visually recognize an image of the blind spot area by light transmitted through the first mirror 111, and a viewer of the first mirror 111. And light shielding plates 121 to 126 that shield light incident on the first mirror 111 from the viewer side at a predetermined angle, and a support that supports the light shielding plates 121 to 126. Since the light shielding plates 121 to 126 are provided so as to be rotatable with respect to the support, the inclination angle with respect to the first mirror 111 is variable, and the first shaft portion along the rotation axis of the rotation, and the first A second shaft portion that is located away from the shaft portion. The inclination angle of the light shielding plates 121 to 126 is regulated by the movable range of the second shaft portion.
Description
本発明は、障害物によって遮られる死角領域の像を視認させる死角補助装置に関する。 The present invention relates to a blind spot assisting device for visually recognizing an image of a blind spot area blocked by an obstacle.
特許文献1には、車両のフロントピラーなどの障害物によって遮られる死角領域の像を視認させる死角補助装置が開示されている。この装置は、死角領域の像を表す光を透過可能な第1ミラーと、第1ミラーに入射した光をユーザ側へと反射させる第2ミラーとからなる一対のミラーの反射作用により死角領域の像をユーザに視認させる。一対のミラーは、第1ミラー越しに見える像と、第2ミラーに映る像とが連続するように調整されている。そして、第1ミラーのユーザ側には、余計な外光がユーザ側へと反射しないように、複数の遮光板(ルーバー)が設けられている。
遮光板があることによる表示の見づらさを緩和するためには、複数の遮光板それぞれの第1ミラーに対する傾斜を、想定されるユーザの視点位置に応じて適切に設定する必要がある(例えば特許文献1の図4参照)。しかし、使用環境(例えば、ユーザ毎の体格の違いや、ユーザの姿勢や位置など)によって想定される視点位置が変化するため、何の対策も施さなければ、あるユーザにとっては遮光板があることによる表示の見づらさが適切に緩和されない。 In order to alleviate display difficulty due to the presence of the light shielding plate, it is necessary to appropriately set the inclination of each of the plurality of light shielding plates with respect to the first mirror according to the assumed viewpoint position of the user (for example, patents). (See FIG. 4 of Document 1). However, since the assumed viewpoint position changes depending on the usage environment (for example, the difference in physique for each user, the posture and position of the user, etc.), there is a light shielding plate for some users if no measures are taken. The display difficulty due to is not alleviated properly.
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、遮光板があることによる表示の見づらさを、使用環境に応じて適切に緩和することができる死角補助装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a blind spot assisting device capable of appropriately mitigating display difficulty due to the presence of a light shielding plate according to the use environment. .
上記目的を達成するため、本発明に係る死角補助装置は、
障害物によって遮られる死角領域の像を視認させる死角補助装置であって、
前記像を表す光が入射し、入射光の一部を反射させて他の一部を透過させる第1ミラーと、前記第1ミラーと対向し、前記第1ミラーで反射した光を前記第1ミラーに向けて反射させる第2ミラーと、を有し、前記第1ミラーを透過した前記像を表す光によって視認者に前記像を視認させる反射部と、
前記第1ミラーの前記視認者側に設けられ、前記視認者側から前記第1ミラーに所定の角度で入射する光を遮る遮光板と、
前記遮光板を支持する支持体と、を備え、
前記遮光板は、前記支持体に対して回転可能に設けられていることで前記第1ミラーに対する傾斜角度が可変となっており、当該回転の回転軸線に沿う第1軸部と、前記第1軸部と離れて位置する第2軸部と、を有し、
前記第2軸部の可動範囲により前記遮光板の傾斜角度が規制される、
ことを特徴とする。In order to achieve the above object, a blind spot assisting device according to the present invention includes:
A blind spot assisting device that visually recognizes an image of a blind spot area obstructed by an obstacle,
A first mirror that receives light representing the image, reflects a part of the incident light and transmits the other part, and faces the first mirror, and reflects the light reflected by the first mirror to the first mirror. A second mirror that reflects toward the mirror, and a reflector that allows the viewer to visually recognize the image by light representing the image transmitted through the first mirror;
A light shielding plate that is provided on the viewer side of the first mirror and blocks light incident on the first mirror from the viewer side at a predetermined angle;
A support for supporting the light shielding plate,
The light shielding plate is provided so as to be rotatable with respect to the support so that an inclination angle with respect to the first mirror is variable, and a first shaft portion along a rotation axis of the rotation, and the first A second shaft portion located away from the shaft portion,
An inclination angle of the light shielding plate is regulated by a movable range of the second shaft portion.
It is characterized by that.
本発明によれば、遮光板があることによる表示の見づらさを、使用環境に応じて適切に緩和することができる。 According to the present invention, it is possible to appropriately alleviate the display difficulty due to the presence of the light shielding plate according to the use environment.
本発明の一実施形態に係る死角補助装置を、図面を参照して説明する。 A blind spot assisting apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る死角補助装置100は、図1に示すように、車両1内に配置される。車両1において、ユーザ(主に、ステアリング10が配置された運転席に着座する運転者)は、フロントガラス20とサイドガラス30,40越しに、車両1外部の風景を視認する。しかし、何の対策も施さなければ、ユーザは、ピラー(フロントピラー)50,60によって遮られて死角となる領域(死角領域D。図2参照)の像を視認できない。(First embodiment)
The blind
死角補助装置100は、上記のように生じる死角領域D内の像を視認可能とする。死角補助装置100は、ピラー50,60のうち、右側のピラー50に図示しないホルダ部材を介して配置される。
The blind
なお、フロントガラス20の端部には、図1に示すように、黒色のセラミックからなる遮光部21,22が印刷等により形成されていることが一般的である。右側のピラー50に近接した遮光部21によっても若干の死角が生じるが、死角補助装置100によれば、このように生じる死角の像も視認可能となる。以下では、説明の理解を容易にするため、遮光部21によって生じる死角は、ピラー50によって生じる死角に含まれるものとする。
As shown in FIG. 1,
死角補助装置100は、図2〜図8に示すように、反射部110と、ルーバー120と、支持体130と、可動部材140と、を備える。
As shown in FIGS. 2 to 8, the blind
(反射部110)
反射部110は、互いに対向する第1ミラー111と第2ミラー112という、一対の(二枚の)平面ミラーから構成されている。第1ミラー111と第2ミラー112とは、互いに向かい合う面が平行となるように、図示しない筐体(前記のホルダ部材と一体でも別体でもよい)に固定され、配置されている。第1ミラー111と第2ミラー112とは、図2等に示すように、概ね水平方向に段違い状となるように配置される。(Reflecting part 110)
The
なお、一対のミラーは、互いに対向配置されるものであれば、完全な平行に配置されていなくともよい。また、一対のミラーの少なくとも一方は、平面ミラーでなく曲面ミラーであってもよい。 Note that the pair of mirrors do not have to be arranged in parallel as long as they are arranged to face each other. Further, at least one of the pair of mirrors may be a curved mirror instead of a plane mirror.
第1ミラー111は、入射光の一部を反射させて他の一部を透過させる。第1ミラー111は、第2ミラー112よりも視認者側に配置され、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、アクリル等の透光性の樹脂材料からなる基材の表面にアルミなどの金属を蒸着させることにより、所望の反射率を有するように反射率調整層を形成してなる。反射率調整層の厚さや種類などにより、反射率(透過率)が調整される。例えば、第1ミラー111における透過光と反射光の光量比は、透過光:反射光=1:9である。なお、第1ミラー111は、基材の表面に誘電体多層膜をコーティングして形成されてもよい。
The
第2ミラー112は、第1ミラー111で反射した光を第1ミラー111に向けて反射させる。第2ミラー112は、例えば、上述の透光性樹脂材料からなる基材の表面にアルミなどの金属を蒸着させてなる、平面アルミ蒸着ミラーである。
The
第1ミラー111と第2ミラー112とは、反射部110において光Lが反射を繰り返しながら進む方向(以下、進行方向Fという。図3参照)に対して、垂直方向の幅が反射部110における光Lの進行方向に向かって徐々に小さくなるように、略楔状に形成されている。これは、視認者の視野範囲から外れる不要箇所を除去して小型化及び軽量化を図るためである。また、第1ミラー111と第2ミラー112とは、互いの平面形状が略相似となるように形成されている。
The
また、第1ミラー111の入射側端部(入射側の側辺)E10と、第2ミラー112の入射側端部(入射側の側辺)E11とは、フロントガラス20のガラス面に沿って傾斜している。これは、フロントガラス20のガラス面に近接して配置可能とするためである。
Further, the incident side end (incident side side) E10 of the
ここで、図2を参照して、反射部110の作用について説明する。視点(アイポイント)2は、視認者が車両1の運転席に着座した状態における視点を示している。
Here, with reference to FIG. 2, the effect | action of the
視認者(視点2)の前方視界には、ピラー50によって遮られる死角領域Dが生じる。したがって、視点2からは死角領域Dに存在する物体Mを直接視認することができない。
一方、物体Mを表す光Lは、反射部110に入射し、反射部110の間で反射を繰り返しつつ進行する。このように進行する光Lの一部は第1ミラー111を透過して、反射部110から射出され、視点2に達する。これにより、視点2からは、第2ミラー112に映る物体Mの像を第1ミラー111越しに視認可能となる。In the front view of the viewer (viewpoint 2), a blind spot area D that is blocked by the
On the other hand, the light L representing the object M enters the
なお、光Lは反射部110の間で反射を繰り返すので、光Lが第1ミラー111にn回入射した場合、物体Mの像を示すn個の光Lが1つの反射部110から射出される。すなわち、反射部110からは、視認者から見た左右方向に概ね沿って、n個の物体Mの像を示す光Lが射出されることになる。したがって、視認者は左右方向の広い範囲で物体Mの像を視認することができる。
また、死角領域Dのうち、ピラー50の背面側の僅かな領域(図2でハッチングを付した領域)における像については、反射部110によって映すことができない。しかし、死角領域Dにおいて、そのような領域以外のほとんどの像は反射部110によって視認可能となる。Since the light L is repeatedly reflected between the reflecting
Further, in the blind spot area D, an image in a slight area on the back side of the pillar 50 (area hatched in FIG. 2) cannot be reflected by the
(ルーバー120)
ルーバー120は、第1ミラー111の視認者側に設けられる非透光性部材であり、例えば黒色の合成樹脂材料からなる。ルーバー120は、図4などに示すように、視認者側から第1ミラー111に所定の角度で入射する光を遮る、複数の遮光板121〜126を有する。(Louvre 120)
The
遮光板121〜126は、図5に平面視で示すように、第1ミラー111が延びる方向に沿って所定の間隔を空けて設けられている。また、遮光板121〜126は、それぞれ、後述する支持体130(図6、図7参照)に支持される。そして、遮光板121〜126の各々は、後述するように第1ミラー111に対する傾斜角度が可変となっており、使用環境(例えば、ユーザ毎の体格の違いや、ユーザの姿勢や位置など)に応じて調整可能となっている。
As shown in a plan view in FIG. 5, the
以下では、遮光板121〜126が、第1ミラー111と略平行となっている状態をルーバー120の「閉状態」(図9(a)参照)と言い、当該閉状態以外の状態を「開状態」(図9(b)、(c)参照)と言う。
Hereinafter, a state in which the
ルーバー120の開状態では、図4に示すように、遮光板121〜126は、各々の先端が視認者側に向くように、第1ミラー111の視認者側の面に対して所定の角度だけ傾いた状態となる。
In the open state of the
ここで、図4を参照して、ルーバー120(遮光板121〜126)の作用について説明する。
Here, with reference to FIG. 4, the operation of the louver 120 (the
反射部110には、死角領域Dからの光L以外に、視認者(視点2)側からも外光が入射する。視認者側から反射部110に入射する外光のうち、第1ミラー111の視認者側の面の法線Pに対して傾いて入射する光(以下、迷光SLという)は、第2ミラー112に映る物体Mの像の視認性を低下させる要因となる。というのは、迷光SLは、(i)第1ミラー111で反射して視点2に到達したり、(ii)第1ミラー111を透過し、第2ミラー112で反射後に再度第1ミラー111を透過して視点2に到達したり、するからである。
In addition to the light L from the blind spot area D, external light also enters the reflecting
遮光板121〜126は、このような迷光SLが第1ミラー111に入射することを低減する。なお、遮光板121〜126は、その幅が大きいほど少数で迷光SLを遮ることができるが、幅を大きくしすぎると、視点2から第2ミラー112に映る像を見る際の視界を遮るおそれがある。このことを考慮して、遮光板121〜126の個数や各々の幅は、第1ミラー111に入射する迷光SLを効果的に遮るように、且つ、視点2から第2ミラー112に映る像を見る際の視界を遮らないように、適切に定めればよい。本実施形態では、6つの遮光板121〜126で迷光SLを遮る例を示している。なお、迷光SLの全てが遮光板121〜126で遮られることが好ましいが、迷光SLの一部さえ遮ることができれば、死角領域Dの像の視認性を向上させることができる。
The
次に、ルーバー120が開状態の場合における、遮光板121〜126の位置及び角度について、図3及び図5を参照して説明する。
Next, the position and angle of the
視点2から反射部110に映される死角領域Dの像を視認しようとすると、その像以外に、下記(i)〜(iii)のように視認されることになる。
(i)第1ミラー111の視認者側に設けられた遮光板121〜126自体が、上下方向(視認者から見ての上下方向)に沿う線状に視認される。(ii)また、第2ミラー112の入射側端部E11も、それ自体が上下方向に沿う線状に視認される。(iii)さらには、第2ミラー112の入射側端部E11の像を示す光は、反射部110内で反射を繰り返すことで、第2ミラー112上において複数の像E12〜E14として視認され、これらの各々も上下方向に沿う線状に視認される。
これらが別々に視認されると、死角補助装置100の視認性が損なわれるおそれがある。When an image of the blind spot area D projected on the
(I) The
If these are viewed separately, the visibility of the blind
そこで、本実施形態では、図5に示すように、基準視点位置として予め定められる視点2から見て、第2ミラー112の入射側端部E11と、像E12〜E14(第2ミラー112の入射側端部E11の反射像)との各々に重なるように、遮光板123〜126を配置することで、視認性の低下を防止している。
具体的には、遮光板123〜126の各々を、第2ミラー112の入射側端部E11(入射側の側辺)と平行に延びるように設ける(図3参照)と共に、図5に示すような角度で配置する。Therefore, in the present embodiment, as shown in FIG. 5, when viewed from the
Specifically, each of the
遮光板123については、視点2から見て入射側端部E11と重なるように、視点2と入射側端部E11とを結ぶ直線S1に沿う角度で配置する。
なお、直線S1は、視点2から見て第1ミラー111を介して背景を視認する領域(1回目)と、第1ミラー111、第2ミラー112の順で反射されて再度(2回目)第1ミラー111に入射する像を視認する領域との境界となる。The
The straight line S1 is reflected in the order of the
遮光板124については、視点2から見て第2ミラー112に映り込む像E12と重なるように、視点2と像E12の位置とを結ぶ直線S2に沿う角度で配置する。
なお、第1ミラー111と第2ミラー112との間隔を「間隔A」とすると(図5参照)、直線S2は、入射側端部E11と、入射側端部E11から第2ミラー112の背面の法線方向に「2×A」だけ移動した点E21とを結ぶ直線となる。また、直線S2は、2回目に第1ミラー111に入射する像を視認する領域とさらに第1ミラー111、第2ミラー112の順で反射されて再度(3回目)第1ミラー111に入射する像を視認する領域との境界となる。The
If the interval between the
遮光板125については、視点2から見て第2ミラー112に映り込む像E13と重なるように、視点2と像E13の位置とを結ぶ直線S3に沿う角度で配置する。
なお、直線S3は、入射側端部E11と、入射側端部E11から第2ミラー112の背面の法線方向に「4×A」だけ移動した点E31とを結ぶ直線となる。また、直線S3は、3回目に第1ミラー111に入射する像を視認する領域とさらに第1ミラー111、第2ミラー112の順で反射されて再度(4回目)第1ミラー111に入射する像を視認する領域との境界となる。The
The straight line S3 is a straight line connecting the incident side end E11 and the point E31 moved from the incident side end E11 by “4 × A” in the normal direction of the back surface of the
遮光板126については、視点2から見て第2ミラー112に映り込む像E14と重なるように、視点2と像E14の位置とを結ぶ直線S4に沿う角度で配置する。
なお、直線S4は、入射側端部E11と、入射側端部E11から第2ミラー112の背面の法線方向に「6×A」だけ移動した点E41とを結ぶ直線となる。また、直線S4は、4回目に第1ミラー111に入射する像を視認する領域とさらに第1ミラー111、第2ミラー112の順で反射されて再度(5回目)第1ミラー111に入射する像を視認する領域との境界となる。The
The straight line S4 is a straight line connecting the incident side end E11 and the point E41 moved from the incident side end E11 by “6 × A” in the normal direction of the back surface of the
また、視点2から反射部110に映される死角領域Dの像を視認しようとすると、第2ミラー112の入射側端部E11だけでなく、第1ミラー111の入射側端部E10も、それ自体が上下方向に沿う線状に視認される。
Further, when an image of the blind spot area D projected on the reflecting
そこで、本実施形態では、図5に示すように、遮光板121を基準視点位置として予め定められる視点2から見て、第1ミラー111の入射側端部E10と重なるように配置することで、視認性の低下を防止している。
具体的には、遮光板121を、第1ミラー111の入射側端部E10(入射側の側辺)と重なるように設けると共に、図5に示す角度で配置する。つまり、遮光板121を、視点2から見て入射側端部E10と重なるように、視点2と入射側端部E10とを結ぶ直線S0に沿う角度で配置する。なお、直線S0は、視点2から見て直接背景を視認する領域と第1ミラー111を介して背景を視認する領域との境界となる。Therefore, in the present embodiment, as shown in FIG. 5, the
Specifically, the
遮光板122は、遮光板121の長さを低減するために遮光板121と遮光板123との間に設けられる。遮光板122の第1ミラー111の平面に対する角度θ2は、一例として、遮光板121の第1ミラー111の平面に対する角度θ1よりも大きく、視点2に向く角度としている。
The
このように、遮光板121〜126を配置すると、遮光板121〜126の第1ミラー111の平面に対する角度θ1〜θ6が、反射部110における光Lの進行方向に沿って徐々に(段階的に1つずつ)大きくなるように設けられることとなる(θ1<θ2<θ3<θ4<θ5<θ6)。
As described above, when the
なお、角度θ2を角度θ1と同様とし(θ1=θ2)、複数の遮光板121〜126は、第1ミラー111の平面に対する角度θ1〜θ6が、反射部110における光Lの入射側から射出側に向かって、ある程度段階的に大きくなるように設けられてなるものであってもよい(θ1=θ2<θ3<θ4<θ5<θ6)。
Note that the angle θ2 is the same as the angle θ1 (θ1 = θ2), and the
遮光板121〜126は、それぞれ、第1ミラー111側に設定された回転軸線(図6の点線参照)を中心に独立して回転可能に、支持体130に支持されている。
Each of the
遮光板121〜126が支持体130へ支持される構造は同様であるため、以下では、主に遮光板123について説明する。また、遮光板123の回転軸線を、図6、図7に示すように「回転軸線AX」とする。
Since the structure in which the
図6は、図5に示す平面視から視点2側にやや傾いて見た場合における遮光板122〜125などの概略斜視図である。また、図7は、遮光板123の傾斜方向に沿って切った場合の、遮光板123、支持体130及び可動部材140の概略断面図である。なお、遮光板123については、見易さを考慮して断面を表すハッチングは省略している。
6 is a schematic perspective view of the
遮光板123は、支持体130に対して回転可能に設けられていることで第1ミラー111に対する傾斜角度が可変となっており、当該回転の回転軸線AXに沿う第1軸部127と、第2軸部128と、を有する。
Since the
第1軸部127は、遮光板123の第1ミラー111側に位置し、図7に示すように、遮光板123の上下各々に突出して、一対設けられている。
The
第2軸部128は、第1軸部127と離れて位置し(回転軸線AXの径方向に離れて位置し)、遮光板123の上下各々に突出して、一対設けられている。
The
例えば、一対の第1軸部127と、一対の第2軸部128とは、共に、遮光板123と一体に形成されている。なお、第1軸部127と第2軸部128との少なくとも一方は、遮光板123に形成された穴(上下方向に延びる穴)に挿入された棒であってもよい。
For example, the pair of
遮光板123以外についても同様に、遮光板1枚につき、一対の第1軸部127と、一対の第2軸部128とが設けられている。
Similarly, a pair of
(支持体130)
支持体130は、例えば、第1ミラー111及び第2ミラー112を保持する筐体(図示せず)と一体に形成される。なお、支持体130は、当該筐体と別体であってもよい。(Support 130)
The
支持体130は、図7に示すように、ルーバー120(図7では遮光板123のみ示した)の下側に位置する下板部131と、上側に位置する上板部132と、を有する。
As shown in FIG. 7, the
下板部131には、一対の第1軸部127の一方を受ける軸受部131aと、一対の第2軸部128の一方が挿入される規制部131bとが形成されている。
上板部132には、一対の第1軸部127の他方を受ける軸受部132aと、一対の第2軸部128の他方が挿入される規制部132bとが形成されている。The
The
つまり、支持体130には、一対の軸受部131a,132aと、一対の規制部131b,132bとが形成されている。なお、平面視において(図7に示す矢視Gにおいて)、軸受部131aと軸受部132aとは同様の形状をなし、規制部131bと規制部132bとは同様の形状をなす。そのため、以下では、主に軸受部131aと規制部131bについて説明する。
That is, the
軸受部131aは、第1軸部127を回転可能に軸支するものであり、図7に示すように、下板部131を回転軸線AXに沿って貫通する貫通孔として形成されている。なお、軸受部131aは、有底孔であってもよい。
The bearing
規制部131bは、第2軸部128が挿入されると共に、遮光板123の回転に伴って移動する第2軸部128の可動範囲を規制するものである。規制部131bは、下板部131を貫通する孔として形成され(図7参照)、平面視では、回転軸線AXを中心とした円弧状に形成されている(図8参照)。なお、規制部131bは、有底孔(円弧状の溝)として形成されてもよい。
The restricting
支持体130の上板部132には、図7に示すように、可動部材140を収容する収容部133が設けられている。収容部133は、例えば、上板部132の上面側に設けられ、可動部材140をスライド移動可能に収容する。
As shown in FIG. 7, the
(可動部材140)
可動部材140は、例えばユーザの手動操作(以下、スライド操作)によって、支持体130の収容部133内をスライド可能に設けられている。この実施形態では、可動部材140は、図9(b)、(c)に示すスライド方向S(順方向だけでなく逆方向も含む。また図3に示す進行方向Fと略一致)に沿って移動可能となっている。可動部材140は、板状の部材であり、例えば、平面視で上板部132よりも一回り小さく形成されている。(Movable member 140)
The
可動部材140は、第2軸部128の一部が挿入される挿入部141を有する。この実施形態では、挿入部141は、貫通孔として形成されている。図7に示すように、一方の(上側の)第2軸部128は、上板部132の規制部132bと、可動部材140の挿入部141とを通過して、その上端が可動部材140の上面から露出するような格好となる。
なお、挿入部141が有底孔として形成され(つまり溝形状)、第2軸部128の上端が、可動部材140の上面から露出しないようにしてもよい。The
The
挿入部141は、遮光板121〜126の各々に対応して複数(遮光板と同数)設けられている。なお、1枚の遮光板と1つの挿入部141との関係は同様なので、以下では、主に、図8(a)に示した任意の遮光板(遮光板123)に着目して、挿入部141の形状について説明する。
A plurality of insertion portions 141 (the same number as the light shielding plates) are provided corresponding to each of the
図8(a)は、図7に示した矢視Gから見た場合における支持体130の上板部132と、一部の遮光板(遮光板121〜123)との関係を表した概略平面図である。図8(b)は、同じく矢視Gから見た場合における可動部材140の概略平面図である。
FIG. 8A is a schematic plan view showing the relationship between the
図8(a)と図8(b)を比較してわかるように、挿入部141は、円弧状に形成された規制部132bと交差する方向に延びるように形成されている。なお、図示しないが、同様に円弧状に形成された規制部131bとも挿入部141は交差する。
As can be seen by comparing FIG. 8A and FIG. 8B, the
なお、図8(b)では、挿入部141を直線的に表し、また遮光板121〜123の各々に対応する挿入部141を同様な形状で表しているが、これらは簡易的に表したものである。実際は、挿入部141は直線的に延びるものに限られず、また、複数の挿入部141は各々異なる形状で形成されている。これについては、次に述べる動作説明において、併せて説明する。
In FIG. 8B, the
ここからは、図9(a)〜(c)と、図5を参照して、可動部材140の移動による遮光板121〜126の回転動作(角度調整)と、挿入部141の形状について説明する。
From here, with reference to FIG. 9 (a)-(c) and FIG. 5, the rotation operation (angle adjustment) of the light-shielding plates 121-126 by the movement of the
なお、図9(a)〜(c)は、図8(a)、(b)と対応した図であり、見易さのため可動部材140を破線で示したものである。また、可動部材140の移動による遮光板121〜126の概略動作は同様であるため、ここでも遮光板123に着目して説明する。また、以下に図9を用いて説明する際の上下左右方向とは、特に断りが無い場合は、同図における上下左右方向を示すものとする。
FIGS. 9A to 9C are views corresponding to FIGS. 8A and 8B, in which the
図9(a)は、ルーバー120の閉状態を示す図である。閉状態においては、上板部132に対して、可動部材140は下側(死角補助装置100に対してユーザ側に相当)にずれた状態に位置している。閉状態では、遮光板123の第2軸部128は、規制部132bの右端に位置し、且つ、可動部材140の挿入部141の右端に位置している。
FIG. 9A is a diagram illustrating a closed state of the
なお、一対の第2軸部128のうち他方の第2軸部128については、同様に、下板部131の規制部131bの右端に位置する。下板部131に対応した第2軸部128の挙動は、上板部132に対応した第2軸部128の挙動と同様であるため、以下では説明を割愛する。
In addition, about the other 2nd
図9(a)の閉状態から、可動部材140がスライド方向S(上方向)にスライド操作(例えば、ユーザが可動部材140を前方に押し出す操作)されると、挿入部141に挿入された第2軸部128が、図9(b)、(c)に順に示すように、規制部132bに沿って左上へと移動する。これにより、遮光板123が第1軸部127を中心に、図9における時計周りに回転する。
When the
このような可動部材140の移動に伴い、遮光板123と同様にして、図9に示す遮光板121,122や、その他の遮光板124〜126も一度に回転する。
反対に、可動部材140がスライド方向S(下方向)にスライド操作(例えば、ユーザが可動部材140を引っ張る操作)されると、遮光板121〜126が一度に反時計周りに回転する。As the
Conversely, when the
概ね上記のように遮光板121〜126は回転動作するが、詳細には、死角補助装置100は、可動部材140のスライド方向Sにおける移動量に対して、遮光板121〜126各々の回転量が異なるように設定されている。
In general, the
具体的には、図5に示すように、ルーバー120が開状態において遮光板121〜126の各々が視点2(予め定めた想定点)に同時に向くように設定される。
ここで、従来のように遮光板が固定されていた場合における表示の見づらさは、主に運転席の前後方向(図5の「前」「後」を付した両端矢印参照)の座席移動により視点2が前後方向に移動してしまうことで、視点2に対する遮光板の傾斜が変化してしまうことに起因する。なお、図5に示すように、第1ミラー111と第2ミラー112が沿う方向に対して、運転席に着座したユーザにとっての前後方向は斜めの関係となる(死角補助装置100はピラー50に配置されるため)。Specifically, as shown in FIG. 5, when the
Here, when the shading plate is fixed as in the conventional case, the display difficulty is mainly due to the movement of the seat in the front-rear direction of the driver's seat (see the double-headed arrows with “front” and “rear” in FIG. 5). This is because the inclination of the light shielding plate with respect to the
死角補助装置100は、図5に示す前後方向に沿う視点2の移動を遮光板121〜126が同時に追うことが可能に設定される。前述の通り、遮光板121〜126の第1ミラー111の視認者側の面に対する角度θ1〜θ6は、「θ1<θ2<θ3<θ4<θ5<θ6」という関係を満たす。これは、視点2が図5のように前後方向に移動した際(同図の白丸を参照)でも同様である。
そのため、可動部材140の同一移動量に対しては、図5における上側から、遮光板121、遮光板122、・・遮光板126の順に、回転量が大きくなるように設定される。The blind
Therefore, for the same movement amount of the
図9(b)、(c)に示すように、スライド方向Sに沿って所定量だけ可動部材140が移動した場合における、遮光板121の回転量をR1、遮光板122の回転量をR2、遮光板123の回転量をR3とすると、当該所定量に対する回転量は、R1<R2<R3という関係を満たすことになる。
As shown in FIGS. 9B and 9C, when the
同様な考えで、各遮光板121〜126の角度変化量を個別に設定可能となる。これは各挿入部141の形状を、遮光板121〜126毎にパターンを変えておくことで容易に実現できる。例えば挿入部141を急な傾斜で設ければ、一定のスライド量に対して遮光板は急に角度を変えることになり、逆に挿入部141を緩い傾斜で設ければルーバーの角度変化は少なくなる。これが可能になることは死角補助装置100においては極めて重要である。既に特許文献1に記載されている通り、ルーバーが視認性に影響を及ぼす点を鑑み、個々のルーバー角度は視認者の視点に向ける等の配慮を行ってきている。この視点が移動する場合を想定しての角度調整が、この実施形態に係る死角補助装置100の特徴の一つであるが、移動する一点(視点2の位置を想定した想定点)に各遮光板121〜126を正確に向けるには、想定点と各遮光板121〜126との距離の違いに応じて、遮光板121〜126の角度変化量を個々に変える必要が出てくる(想定点との距離が近いほど角度変化量を大きくする必要がある)。本実施形態のように、視点2と死角補助装置100が比較的近い距離にある場合には、遮光板121〜126の角度変化量の違いはより顕著に生じる。
そのため、この実施形態では、視点2が変化し得る位置(図5に示す前後方向に沿う線上の位置)を予測しておき、それぞれの位置における理想的な遮光板121〜126各々の角度設定を、可動部材140の挿入部141の形状に反映しておく手順を踏むことにより容易に実現することができる。With the same idea, the angle change amount of each of the
Therefore, in this embodiment, a position where the
具体的には、可動部材140に遮光板121〜126の各々に対応して形成された挿入部141は、遮光板121〜126の各々が視点2に同時に向くように(前後方向に沿う視点2の移動を同時に追うように)、形成される。前記の通り、所定量の可動部材140の移動に対しての遮光板121〜126の回転量は、それぞれ異なるため、複数(遮光板121〜126と同数)の挿入部141は、各々異なる形状で形成される。各挿入部141の形状は、図5に示す前後方向に沿う線上における想定点の位置と、当該想定点を同時に追うことが可能な遮光板121〜126の角度θ1〜θ6と、可動部材140のスライド量との関数によりを定めることが可能である。このように定めると、挿入部141の各々は、直線的な形状に限られず、傾斜角度も適宜に異なることになる。また、挿入部141の形状として、可動部材140のスライド量に対する遮光板121〜126それぞれの回転量を調整すべく曲率が徐変する曲線が含まれてもよい。
Specifically, the
なお、ルーバー120が開状態(図9(a)に示す閉状態以外の状態)の全範囲において、遮光板121〜126の各々が、図5に示す前後方向に沿う線上の想定点に、同時に向くようにする必要はなく、ルーバー120が開状態の範囲内のうち特定範囲において、同時に向くようにすればよい。この特定範囲は、運転席の前後方向の調整可能範囲に応じて、適切に定めればよい。第1実施形態の説明は以上である。
Note that, in the entire range of the
ここからは、支持体と可動部材との位置関係が第1実施形態とは異なる、第2実施形態に係る死角補助装置200を説明する。以下では、第1実施形態とは異なる点を中心に説明を行う。なお、第1実施形態と同様の機能を有する部材については、第1実施形態と同一の符号を付して適宜説明を省略する。
From here, the blind
(第2実施形態)
第2実施形態に係る死角補助装置200は、第1実施形態と同様の反射部110及びルーバー120と、図10及び図11に示す支持体230及び可動部材240と、を備える。(Second Embodiment)
The blind
第2実施形態に係る死角補助装置200においては、図10に示すように、遮光板123には、第1実施形態と同様に一対の第1軸部127が設けられているが、第2軸部128は、上方にのみ突出して設けられている。遮光板123以外についても同様に、遮光板1枚につき、一対の第1軸部127と、上方にのみ突出した第2軸部128とが設けられている。
In the blind
支持体230は、図10に示すように、ルーバー120(図10では遮光板123のみ示した)の下側に位置する下板部231と、上側に位置する上板部232と、を有する。
As shown in FIG. 10, the
下板部231には、一対の第1軸部127の一方を受ける軸受部231aが形成されている。上板部232には、一対の第1軸部127の他方を受ける軸受部232aが形成されている。なお、第2実施形態に係る下板部231及び上板部232には、第1実施形態の規制部131b,132bに相当する穴は設けられていない。つまり、支持体230には、一対の軸受部231a,232aが形成されている。
The
支持体230の上板部232には、図10に示すように、下方に突出し、互いに対向する一対の壁部232b,232cが設けられている。この一対の壁部232b,232cの間に形成される凹部は、可動部材240をスライド可能に収容する収容部233として機能する。つまり、第2実施形態では、可動部材240は、支持体230(上板部232)と遮光板123との間に位置する。
As shown in FIG. 10, the
また、上板部232は、図11に示すように、収容部233の内面から可動部材240に向かって突起する突起部233aが設けられている。突起部233aは、後述のガイド孔242内に位置する。
Further, as shown in FIG. 11, the
可動部材240は、スライド操作によって、支持体230の収容部233内をスライド方向Sに沿ってスライド可能に設けられている。可動部材240は、第1実施形態と同様に第2軸部128の一部が挿入される挿入部241と、図11に示すガイド孔242及び操作ノブ243と、を有する。
The
ガイド孔242は、スライド方向Sに沿って形成され、例えば、隣り合う挿入部241の間に位置する。ガイド孔242は、可動部材240をスライド方向Sに沿って安定して移動させるために設けられている。可動部材240に対して支持体230の突起部233aがガイド孔242内をスライド方向Sに沿って摺動することにより、可動部材240は、スライド方向Sに沿って安定して移動することができる。なお、上板部232が有する一対の壁部232b,232cの間隔を調整することによって、可動部材240をスライド方向Sに沿って案内する構成としてもよい。
The
操作ノブ243は、可動部材240を操作し易くするためのものであり、図11に示すように、上板部232の壁部232bに形成された切り欠きから、外部に突出するように設けられている。操作ノブ243は、可動部材240に対して不動であればよく、可動部材240と一体であっても別体であってもよい。ユーザは、このように露出した操作ノブ243をつまみながら、スライド方向Sに動かすことで、可動部材240をスライド方向Sに動かすことができる。
The
挿入部241は、貫通孔として形成され、遮光板121〜126の各々に対応して複数(遮光板と同数)設けられている。なお、1枚の遮光板と1つの挿入部241との関係は同様なので、図11に示した任意の遮光板(遮光板123)に着目する。図11は、下板部231を取り外した死角補助装置200の要部斜視図である。
The
挿入部241は、図11に示すように、概ね直線状に形成されている。なお、同図では、挿入部241が沿う方向を、方向Hとして表している。この方向Hとスライド方向Sとから分かるように、挿入部241は、可動部材240の移動方向であるスライド方向Sと交差する方向に延びるように形成されている。
As shown in FIG. 11, the
挿入部241の形状は、可動部材240のスライド方向における位置と、当該位置において実現したい遮光板123の傾斜角度とから決まる第2軸部128の位置を求め、求めた第2軸部128の位置の集合からなる軌跡に応じて定められる。
このように定められる挿入部241の形状によって、可動部材240の移動量に対する遮光板123の傾斜角度(第1軸部127を中心とした回転量)が定められている。The shape of the
The inclination angle of the
可動部材240に遮光板121〜126の各々に対応して形成された挿入部241は、遮光板121〜126の各々に設けられた第2軸部128の可動範囲を規制する。また、可動部材240は、第1実施形態と同様に、遮光板121〜126の各々が視点2に同時に向くように形成される。可動部材240の移動量に対しての遮光板121〜126の回転量は、それぞれ異なるため、複数の挿入部241は、各々異なる形状で形成される。各挿入部241の形状は、想定点の位置と、当該想定点を同時に追うことが可能な遮光板121〜126の角度と、可動部材240のスライド量との関数により定めることが可能である。このように定めると、挿入部241の各々は、直線的な形状に限られず、傾斜角度も適宜に異なることになる。また、挿入部241の形状として、可動部材240のスライド量に対する遮光板121〜126それぞれの回転量を調整すべく曲率が徐変する曲線が含まれてもよい。
The
第2実施形態に係る死角補助装置200における、可動部材240の移動による遮光板121〜126の回転動作(角度調整)は、第1実施形態と同様である。なお、第1実施形態に係る挿入部141も、図9(b)及び(c)を参照して分かるように、スライド方向Sと交差する方向に延びるように形成されている。また、挿入部141の形状によって、可動部材140の移動量に対する遮光板123の傾斜角度が定められている点も同様である。また、第1実施形態では、支持体130に形成した規制部131b,132bにより、第2軸部128の可動範囲を規制する例を示したが、これに限られない。例えば、第2軸部128の可動範囲は、挿入部141の形状によって規制され、支持体130に形成した規制部131b,132bに相当する構成は、第2軸部128の移動を妨げないように、第2軸部128と当接しないように形成されるものであってもよい。
In the blind
なお、本発明は上記実施形態及び図面によって限定されるものではない。上記実施形態及び図面に変更(構成要素の削除も含む)を加えることができるのはもちろんである。 In addition, this invention is not limited by the said embodiment and drawing. It goes without saying that changes (including deletion of components) can be added to the embodiment and the drawings.
以上では、操作性を踏まえ、可動部材140,240を用いて一度に各遮光板121〜126を調整する例を示したが、これに限られない。遮光板121〜126の各々を別々に調整可能としてもよい。また、可動部材140,240を、支持体130の上板部132側でなく、下板部131側に設けてもよい。また、連動する可動部材140,240を2つ用意し、一方を上板部132側に、他方を下板部131側に設けるようにしてもよい。
Although the example which adjusts each light shielding plate 121-126 at once using the
また、可動部材140,240のスライド操作が電動で行われる構成としてもよい。ただし、死角補助装置100,200は、電動制御のカメラや画像表示器等を必要とすることなく、死角領域Dの像を視認可能である点が優れた点の一つであるため、この優れた点を考慮して死角補助装置100,200を構成することが好ましい。
Moreover, it is good also as a structure by which the sliding operation of the
また、ルーバー120を構成する遮光板の数は任意である。複数であることが好ましいが、遮光板は1枚であってもよい。また、ルーバー120の閉状態(第1ミラー111が覆われる状態)を用意しなくともよい。ただし、閉状態を用意したほうが、死角補助装置100の不使用時に、第1ミラー111にゴミや埃が付着することや、傷がつくことなどを防止することができ、好ましい。また、遮光板121〜126の素材は任意である。例えば、シリコーンなどの柔軟性を有する材料によって構成すれば、視認者等が誤って死角補助装置100に接触した際に緩衝部材としての機能を果たすことができる。
Further, the number of light shielding plates constituting the
以上では、死角補助装置100,200が右側のピラー50に配置される例を示したが、左側のピラー60に配置してもよい。また、死角補助装置100,200を、左右のピラー50,60双方に配置してもよい。また、死角補助装置100,200は、車両1のセンターピラーやリアピラーなどに配置され、これらによって遮られる死角領域の像を映すものであってもよい。
Although the example in which the blind
また、死角補助装置100,200は、車両以外の用途にも広く適用することができる。例えば、住宅に用いる場合、大面積の死角補助装置100,200を天井に取り付けて、外光の入射部分のみを屋外に向ける(壁などから屋外に露出するようにしてもよい)ことで、屋内に居ながら空の様子を見ることができたり、屋内に太陽光を導いたりすることができる。これは、住宅密集地や通常の窓を付けられない事情のある住宅には特に好適である。
Further, the blind
また、例えば観光施設等の高層建築物で、高層階の床下に大面積の死角補助装置100,200を埋め込み、光入射部分のみを屋外に出すことで、床下の死角補助装置100,200で眼下の風景を直接足下に感じることが可能となり、建築物の高さを強調することができる。同様の効果を得るために、従来は床下に空間を設ける必要があったが、死角補助装置100,200によれば既存の建築物にも容易に配置することができ好適である。
In addition, for example, in a high-rise building such as a tourist facility, a blind
また、道路に近接して塀が立っている見通しの悪い交差点などにおいて、塀の角に死角補助装置100,200を配置することで、死角領域の歩行者や車両の存在をいち早く認識可能なようにしてもよい。こうすれば、出会い頭の事故の防止に貢献することができる。
In addition, by arranging the blind
(1)以上に説明した、障害物(車両1のピラー50など)によって遮られる死角領域Dの像を視認させる死角補助装置100,200は、反射部110と、遮光板(遮光板121〜126)と、支持体130,230と、を備える。遮光板は、支持体130,230に対して回転可能に設けられていることで第1ミラー111に対する傾斜角度が可変となっており、当該回転の回転軸線AXに沿う第1軸部127と、第1軸部127と離れて位置する第2軸部128と、を有し、第2軸部128の可動範囲により遮光板の傾斜角度が規制される。
この構成によれば、遮光板の傾斜角度を調整することができるため、遮光板があることによる表示の見づらさを、使用環境に応じて適切に緩和することができる。(1) As described above, the blind
According to this configuration, since the inclination angle of the light shielding plate can be adjusted, the display difficulty due to the presence of the light shielding plate can be appropriately reduced according to the use environment.
(1−2)また、死角補助装置100,200は、第2軸部128の一部が挿入される挿入部141,241を有する可動部材140,240を備え、可動部材140,240の移動に伴って、第2軸部128が挿入部141,241に沿って移動することで、遮光板が第1軸部127を中心に回転し、遮光板の傾斜角度が調整可能となっている。
(1-2) Further, the blind
(1−3)また、挿入部141,241は、可動部材140,240の移動方向(スライド方向S)と交差する方向に延びるように形成され、挿入部141,241の形状によって、可動部材140,240の移動量に対する遮光板の第1軸部127を中心とした回転量が定められている。
(1-3) Moreover, the
(1−4)また、第2実施形態に係る死角補助装置200においては、支持体230は、第1軸部127を受ける軸受部231a,232aを有し、可動部材240は、支持体230と遮光板との間に位置する。この構成によれば、可動部材240を操作するだけで、遮光板の角度調整が可能であるため、操作性に優れる。
(1-4) Further, in the blind
(2)また、第1実施形態に係る死角補助装置100においては、支持体130は、第1軸部127を受ける軸受部132aと、第2軸部128が挿入されると共に前記可動範囲を規制する規制部132bと、を有し、規制部132bは、回転軸線AXを中心とした円弧状に形成されている(軸受部131aと規制部131bとの関係も同様)。
(2) Further, in the blind
(3)また、死角補助装置100は、第2軸部128の一部が挿入される挿入部141を有する可動部材140を備え、可動部材140の移動に伴って、挿入部141に挿入された第2軸部128が規制部132bに沿って移動することで、遮光板が第1軸部127を中心に回転し、遮光板の傾斜角度が調整可能となっている。
この構成によれば、可動部材140を操作するだけで、遮光板の角度調整が可能であるため、操作性に優れる。(3) The blind
According to this configuration, since the angle of the light shielding plate can be adjusted only by operating the
(4)詳細には、挿入部141は、円弧状に形成された規制部132bと交差する方向に延びるように形成されている。
(4) Specifically, the
(5)また、第1及び第2実施形態に係る死角補助装置100,200においては、遮光板は、第1ミラー111が延びる方向に沿って複数設けられ、挿入部141,241は、複数の遮光板の各々に対応して可動部材140,240に複数設けられ、可動部材140,240を移動させることで、複数の遮光板の各々の傾斜角度が一度に調整可能となっている。
このようにしたから、より操作性に優れる。(5) Further, in the blind
Since it did in this way, it is more excellent in operativity.
(6)また、複数の挿入部141,241は、可動部材140,240の移動に伴って、複数の遮光板の各々が予め定めた想定点(例えば、図5に示す前後方向に沿う線上における視点2)に同時に向くように、各々異なる形状で形成されている。
この構成によれば、簡易な操作で遮光板各々の傾斜角度を、一度に適切に調整することができるため、遮光板があることによる表示の見づらさを良好に緩和することができる。なお、想定点は、図5に示す前後方向に沿う線上に限られない。用途に応じて、ユーザの視点ずれが顕著に発生する方向に沿って定めればよく、左右方向や斜め方向に沿う線上の想定点であってもよい。(6) In addition, the plurality of
According to this configuration, since the inclination angle of each light shielding plate can be appropriately adjusted at a time by a simple operation, it is possible to satisfactorily relieve the display difficulty due to the presence of the light shielding plate. Note that the assumed points are not limited to the lines along the front-rear direction shown in FIG. It may be determined along the direction in which the user's viewpoint deviation is remarkably generated according to the use, and may be an assumed point on a line along the left-right direction or the diagonal direction.
本発明は、障害物によって遮られる死角領域の像を視認させる死角補助装置に好適である。 The present invention is suitable for a blind spot assisting device that visually recognizes an image of a blind spot area that is blocked by an obstacle.
1…車両
2…視点
D…死角領域
50…ピラー(右側のフロントピラー)
100,200…死角補助装置
110…反射部、111…第1ミラー、112…第2ミラー
120…ルーバー
121〜126…遮光板、AX…回転軸線
127…第1軸部、128…第2軸部
130,230…支持体
131,231…下板部、132,232…上板部
131a,132a,231a,232a…軸受部、131b,132b…規制部
140,240…可動部材、141,241…挿入部、S…スライド方向DESCRIPTION OF
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記像を表す光が入射し、入射光の一部を反射させて他の一部を透過させる第1ミラーと、前記第1ミラーと対向し、前記第1ミラーで反射した光を前記第1ミラーに向けて反射させる第2ミラーと、を有し、前記第1ミラーを透過した前記像を表す光によって視認者に前記像を視認させる反射部と、
前記第1ミラーの前記視認者側に設けられ、前記視認者側から前記第1ミラーに所定の角度で入射する光を遮る遮光板と、
前記遮光板を支持する支持体と、を備え、
前記遮光板は、前記支持体に対して回転可能に設けられていることで前記第1ミラーに対する傾斜角度が可変となっており、当該回転の回転軸線に沿う第1軸部と、前記第1軸部と離れて位置する第2軸部と、を有し、
前記第2軸部の可動範囲により前記遮光板の傾斜角度が規制される、
ことを特徴とする死角補助装置。A blind spot assisting device that visually recognizes an image of a blind spot area obstructed by an obstacle,
A first mirror that receives light representing the image, reflects a part of the incident light and transmits the other part, and faces the first mirror, and reflects the light reflected by the first mirror to the first mirror. A second mirror that reflects toward the mirror, and a reflector that allows the viewer to visually recognize the image by light representing the image transmitted through the first mirror;
A light shielding plate that is provided on the viewer side of the first mirror and blocks light incident on the first mirror from the viewer side at a predetermined angle;
A support for supporting the light shielding plate,
The light shielding plate is provided so as to be rotatable with respect to the support so that an inclination angle with respect to the first mirror is variable, and a first shaft portion along a rotation axis of the rotation, and the first A second shaft portion located away from the shaft portion,
An inclination angle of the light shielding plate is regulated by a movable range of the second shaft portion.
A blind spot assisting device characterized by that.
前記可動部材の移動に伴って、前記第2軸部が前記挿入部に沿って移動することで、前記遮光板が前記第1軸部を中心に回転し、前記遮光板の傾斜角度が調整可能となっている、
ことを特徴とする請求項1に記載の死角補助装置。A movable member having an insertion part into which a part of the second shaft part is inserted;
As the movable member moves, the second shaft portion moves along the insertion portion, so that the light shielding plate rotates around the first shaft portion, and the inclination angle of the light shielding plate can be adjusted. Has become
The blind spot assisting device according to claim 1.
前記挿入部の形状によって、前記可動部材の移動量に対する前記遮光板の前記第1軸部を中心とした回転量が定められている、
ことを特徴とする請求項2に記載の死角補助装置。The insertion portion is formed to extend in a direction intersecting with the moving direction of the movable member,
The amount of rotation about the first shaft portion of the light shielding plate relative to the amount of movement of the movable member is determined by the shape of the insertion portion.
The blind spot assisting device according to claim 2, wherein:
前記可動部材は、前記支持体と前記遮光板との間に位置する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の死角補助装置。The support has a bearing portion that receives the first shaft portion,
The movable member is located between the support and the light shielding plate;
The blind spot assisting device according to claim 2, wherein the blind spot assisting device is provided.
前記規制部は、前記回転軸線を中心とした円弧状に形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の死角補助装置。The support includes a bearing portion that receives the first shaft portion, and a restriction portion that inserts the second shaft portion and restricts the movable range,
The restricting portion is formed in an arc shape around the rotation axis.
The blind spot assisting device according to claim 1.
前記可動部材の移動に伴って、前記挿入部に挿入された前記第2軸部が前記規制部に沿って移動することで、前記遮光板が前記第1軸部を中心に回転し、前記遮光板の傾斜角度が調整可能となっている、
ことを特徴とする請求項5に記載の死角補助装置。A movable member having an insertion part into which a part of the second shaft part is inserted;
As the movable member moves, the second shaft portion inserted into the insertion portion moves along the restricting portion, so that the light shielding plate rotates around the first shaft portion, and the light shielding is performed. The inclination angle of the plate is adjustable,
The blind spot assisting device according to claim 5.
ことを特徴とする請求項6に記載の死角補助装置。The insertion portion is formed so as to extend in a direction intersecting with the restriction portion formed in an arc shape.
The blind spot assisting device according to claim 6.
前記挿入部は、複数の前記遮光板の各々に対応して前記可動部材に複数設けられ、
前記可動部材を移動させることで、複数の前記遮光板の各々の傾斜角度が一度に調整可能となっている、
ことを特徴とする請求項2、3、4、6又は7に記載の死角補助装置。A plurality of the light shielding plates are provided along a direction in which the first mirror extends,
A plurality of the insertion portions are provided in the movable member corresponding to each of the plurality of light shielding plates,
By moving the movable member, the inclination angle of each of the plurality of light shielding plates can be adjusted at a time,
The blind spot assisting device according to claim 2, 3, 4, 6, or 7.
ことを特徴とする請求項8に記載の死角補助装置。The plurality of insertion portions are formed in different shapes so that each of the plurality of light shielding plates simultaneously faces a predetermined assumed point as the movable member moves.
The blind spot assisting device according to claim 8.
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