JPWO2017208395A1 - マニピュレータシステム - Google Patents

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Abstract

マニピュレータシステム(1)は、医療デバイス(100)を保持する保持部(10)と、保持部(10)に連結された遠位関節部(13)と、遠位関節部(13)に連結された中間関節部(17)と、中間関節部(17)に連結された基端部(20)と、中間関節部(17)の能動関節(18)を動作させる動力を発生させる駆動部(21)と、駆動部(21)を動作させる指令を生成して駆動部(21)へ出力可能な制御部(30)と、能動関節(18)を動作させるために操作者が操作可能な操作部(23)と、を有し、遠位関節部(13)は、保持部(10)と中間関節部(17)とを屈曲又は回転可能に連結する受動関節(14)と、受動関節(14)の姿勢を検知する姿勢検知部(16)とを有し、制御部(30)は、姿勢検知部(16)によって検知された姿勢及び能動関節(18)の姿勢に基づいて前記指令を生成する。

Description

本発明は、マニピュレータシステムに関する。
トロカールを通じて体内に挿入された医療デバイスを遠隔操作するマニピュレータシステムが知られている。このようなマニピュレータシステムの使用時には、体壁に複数のトロカールを取り付けて、あるトロカールに挿入された医療デバイスを抜去して別のトロカールへと挿入することによって、体内への医療デバイスの挿入位置を変更する場合がある。たとえば特許文献1には、鉗子などの医療デバイスの体内への挿入位置の変更などに柔軟に対応可能な遠隔操作型手術システムが開示されている。特許文献1に開示された技術によれば、遠隔操作型手術システムの多自由度ロボットアームの可動域の範囲内で医療デバイスを移動させることによって、体内への医療デバイスの挿入位置を容易に変更することができる。
国際公開第2013/018908号
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、多自由度ロボットアームの可動域に限界があるので、医療デバイスの挿入位置を変更した後における医療デバイスの使用時に可動域が不足する可能性がある。
本発明は、医療デバイスの可動域が広いマニピュレータシステムを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、医療デバイスを保持する保持部と、前記保持部に連結された遠位関節部と、前記遠位関節部に連結され、能動関節を有する中間関節部と、前記中間関節部に連結された基端部と、前記基端部に連結され前記能動関節を動作させる動力を発生させる駆動部と、前記能動関節の姿勢を取得可能であるとともに前記駆動部を動作させる指令を生成して前記駆動部へ出力可能な制御部と、前記制御部に接続され前記能動関節を動作させるために操作者が操作可能な操作部と、を有し、前記遠位関節部が、前記保持部と前記中間関節部とを屈曲又は回転可能に連結する受動関節と、前記受動関節に接続されているとともに前記制御部に接続され前記受動関節の姿勢を検知する姿勢検知部と、を有し、前記制御部は、前記姿勢検知部によって検知された姿勢及び前記能動関節の姿勢に基づいて前記指令を生成する、マニピュレータシステムである。
前記受動関節はトルクリミッタを有していてもよい。
前記制御部は、前記トルクリミッタの作動の有無を検知可能であってもよく、前記トルクリミッタが作動したことを検知した場合に前記操作部に対する操作に基づく前記能動関節の動作を停止させてもよい。
前記保持部は、前記医療デバイスの長手方向が前記能動関節の回動中心軸方向と直交する方向になるように前記医療デバイスを保持可能であってもよい。
前記遠位関節部は、前記遠位関節部と前記中間関節部とを着脱可能とする着脱部を有していてもよい。
本発明によれば、医療デバイスの可動域が広いマニピュレータシステムを提供することができる。
本発明の第1実施形態のマニピュレータシステムの全体図である。 同マニピュレータシステムの保持部近傍の拡大図である。 同マニピュレータシステムのブロック図である。 同マニピュレータシステムの動作説明図である。 同マニピュレータシステムの動作説明図である。 本発明の第2実施形態のマニピュレータシステムのブロック図である。 本発明の第3実施形態のマニピュレータシステムにおける保持部近傍の拡大図である。 本発明の第4実施形態のマニピュレータシステムにおける保持部近傍の拡大図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態のマニピュレータシステムの全体図である。図2は、マニピュレータシステムの保持部近傍の拡大図である。図3は、マニピュレータシステムのブロック図である。
図1に示すように、本実施形態のマニピュレータシステム1は、トロカール107を通じて患者Pの体内へ挿入される医療デバイス100を取り付け可能なシステムである。本実施形態のマニピュレータシステム1に取り付けて使用される医療デバイス100の例は、腹腔鏡視下手術において使用される鉗子や切開具などである。
たとえば、医療デバイス100は、細長のシャフト101と、シャフト101の先端に配された処置部102と、シャフト101の基端に配された本体部105とを有している。
処置部102は、例えば、開閉動作可能な一対のジョー103と、処置部102をシャフト101に対して首振り可能に連結するジョイント104とを有している。
また、本実施形態では、処置部102を動作させるための動力源106が本体部105の内部に配されている。本体部105内の動力源106の動作は後述する制御部30によって制御される。
図1から図3までに示すように、マニピュレータシステム1は、保持部10と、遠位関節部13と、中間関節部17と、基端部20と、駆動部21と、制御部30と、操作部23とを備えている。
保持部10は、医療デバイス100を保持する。本実施形態の保持部10は、医療デバイス100のシャフト101を挿入可能な筒状部11と、シャフト101を挟み込んで固定する固定機構12とを有している。固定機構12がシャフト101を固定したり開放したりする動作は、手動であってもよいし、制御部30によって制御されてもよい。
遠位関節部13は、保持部10に連結されているとともに、中間関節部17に連結されている。遠位関節部13は、受動関節14と、姿勢検知部16とを有している。
受動関節14は、遠位関節部13が直線状態にあるときに互いに直交する3軸線をそれぞれ回転中心とする回転関節15(第一関節15a,第二関節15b,第三関節15c)を含む。
第一関節15aは、中間関節部17の先端に配された先端関節(能動関節18)に対して回転可能な関節である。
第二関節15bは、第一関節15aの回転中心に対して直交する方向に延びる軸線を回転中心とする関節である。
第三関節15cは、第二関節15bの回転中心に対して直交する方向に延びる軸線を回転中心とする関節である。
受動関節14が設けられていることによって、中間関節部17の先端に対して保持部10が首振り及び回転可能である。
受動関節14に含まれる各回転関節15は、医療デバイス100の自重によって各回転関節15が動いてしまうことが無いように、動作が制限されている。たとえば、医療デバイス100の自重を支えることができる程度に各回転関節15が動きにくくなるように、摩擦によって動作が制限されている。また、医療デバイス100を保持する場合には各回転関節15が固定され、医療デバイス100を操作者が移動させる場合には各回転関節15を自在に移動可能とするためのクラッチを各回転関節15が有していてもよい。
姿勢検知部16は、受動関節14に接続されているとともに、制御部30に接続されている(図3参照)。
姿勢検知部16は、受動関節14に含まれる回転関節15の姿勢を検知する。姿勢検知部16は、例えば、ロータリーエンコーダを含む。
図1に示すように、中間関節部17は、遠位関節部13に連結されている。
中間関節部17は、複数の能動関節18と、各能動関節18の姿勢を検知するエンコーダ19とを有している。
複数の能動関節18は、不図示の動力伝達部材によって駆動部21に接続されている。
エンコーダ19は、中間関節部17に設けられた複数の能動関節18の姿勢を検知する。エンコーダ19は、制御部30に接続されている。
基端部20は、中間関節部17に連結されている。
基端部20は、本実施形態のマニピュレータシステム1を用いた手術の対象となる患者が載置される載置台110に取り付けられている。基端部20は、載置台110における複数の位置のいずれかに取り付け可能である。また、基端部20は、載置台110に対して所定の範囲で移動可能となるように載置台110に連結されていてもよい。
駆動部21は、基端部20に連結されている。駆動部21は、動力伝達部材(不図示)を介して能動関節18に接続されている。駆動部21は、制御部30に電気的に接続されている。駆動部21は、制御部30による指令に従って、能動関節18を動作させるための動力を発生させる。
なお、駆動部21が基端部20に連結されていることに代えて、中間関節部17の各能動関節18にアクチュエータ(不図示)を有し、制御部30から各能動関節18のアクチュエータへ指令が出力されるようになっていてもよい。
また、本実施形態の駆動部21は、医療デバイス100に対して、制御部30による指令に従って、医療デバイス100を動作させるための動力を伝達することができる。
操作部23は、制御部30に接続されている。操作部23は、例えば、能動関節18を動作させて医療デバイス100の位置や姿勢を変化させるためのマスタアーム24を有している。マスタアーム24は、医療デバイス100の処置部102を動作させる操作入力を行うための入力デバイス25を有している。
図1及び図3に示すように、制御部30は、中間関節部17の各エンコーダ19と、遠位関節部13の姿勢検知部16と、駆動部21と、医療デバイス100の本体部105と、操作部23とに対して、電気的に接続されている。
制御部30は、操作部23からの入力を受け付ける操作入力部31と、能動関節18及び受動関節14の姿勢に基づいて保持部10及び医療デバイス100の姿勢を算出する姿勢算出部32と、操作入力部31に対する入力に基づいて駆動部21に対して指令を生成して出力する駆動制御部33とを有している。
姿勢算出部32は、保持部10及び医療デバイス100の姿勢を、所定の原点を基準とする座標系における座標データ等として取得する。
駆動制御部33は、姿勢算出部32が取得した座標データ等を始点として、操作入力部31に対する入力に対応するように医療デバイス100の移動方向及び移動速度を含む指令を生成し、この指令を駆動部21へ出力する。
本実施形態では、受動関節14の姿勢は操作者等によって手動で変更されるものであり、能動関節18の姿勢は操作部23における操作に従って制御部30が駆動部21を動作させることによって変更されるものである。ここで、制御部30は、姿勢検知部16において受動関節14の姿勢を検知可能であり、操作者等が受動関節14の姿勢を変更した場合に、変更後の姿勢を認識することができる。このため、制御部30は、操作者等が受動関節14の姿勢を変更したり、外力が医療デバイス100にかかって受動関節14の姿勢が変化したりする場合であっても、医療デバイス100の位置及び姿勢を正しく認識することができる。
本実施形態のマニピュレータシステム1の作用について説明する。図4及び図5は、本実施形態のマニピュレータシステム1の動作説明図である。
本実施形態のマニピュレータシステム1の使用時には、図1に示すように医療デバイス100の位置や姿勢を変化させるために、制御部30が駆動部21を動作させる。医療デバイス100は、患者の体壁に留置されたトロカール107を通じて患者の体内へ導入される。体壁に対するトロカール107の留置位置は、患者に対する処置の内容に応じて決定される。また、体壁に複数のトロカール107が留置される場合もある。
マニピュレータシステム1の制御部30は、医療デバイス100がトロカール107を通じて体内に導入されたら、その状態の医療デバイス100の姿勢を初期姿勢として認識するとともに、トロカール107の位置を不動点として設定する。制御部30によって不動点が設定された後、制御部30は、不動点を揺動中心として医療デバイス100が揺動するように、操作部23に対する操作に基づいて駆動部21を動作させる。また、制御部30は、医療デバイス100のシャフト101をその軸線方向に進退させるように駆動部21を動作させることもできる。この場合、医療デバイス100における不動点の位置はシャフト101の進退に応じて変化する。
体壁に複数のトロカール107が留置されている場合に、医療デバイス100が挿入されるトロカール107を、あるトロカール107(例えば図1に示す第一トロカール107a)から別のトロカール107(例えば図1に示す第二トロカール107b)へと変更する場合がある。このとき、本実施形態では、操作者が受動関節14(図2参照)を動作させることによって、別のトロカール107b近傍へと医療デバイス100を移動させた後に医療デバイス100を処置に適した初期姿勢とすることができ、且つ、中間関節部17における各能動関節18が極端に屈曲していない状態とすることができる。
図4及び図5は、トロカール107bへ挿入されて適切な初期位置に配された医療デバイス100を保持するマニピュレータシステム1における2つの異なる姿勢の例を示している。図4は、受動関節14が直線状である場合のマニピュレータシステム1の姿勢を示している。図5は、受動関節14を構成する回転関節15のうち第二関節15bが動作して受動関節14が屈曲状態とされた場合のマニピュレータシステム1の姿勢を示している。
図4に示す姿勢と比較して、図5に示す姿勢では、中間関節部17の姿勢に余裕がある。これにより、受動関節14がなければ中間関節部17の可動域を消費して医療デバイス100の姿勢を調整しなければならないことに対して、本実施形態では中間関節部17の可動域を広く残しておくことができる。
以上に説明したように、本実施形態のマニピュレータシステム1は、遠位関節部13が受動関節14を有していることによって、中間関節部17の能動関節18を使用せずに医療デバイス100の姿勢を変更することができる。その結果、本実施形態のマニピュレータシステム1は、医療デバイス100の可動域が広い。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態において、第1実施形態に開示された構成要素と同様の構成要素には、第1実施形態と同一の符号が付され、重複する説明は省略される。図6は、本実施形態のマニピュレータシステムのブロック図である。
図6に示すように、本実施形態のマニピュレータシステム2は、受動関節14がトルクリミッタ40を有している。また、本実施形態のマニピュレータシステム2の制御部30は、姿勢算出部32においてトルクリミッタ40の作動の有無を検知可能であり、トルクリミッタ40が作動したことを検知した場合には、操作部23に対する操作に基づく能動関節18の動作を停止させることができる。
本実施形態において、トルクリミッタ40が作動する程度に受動関節14に外力がかかった場合には、受動関節14の姿勢は外力に応じて変化する。たとえば、駆動部21が医療デバイス100を移動させたときに医療デバイス100が他の器具等に衝突した場合には、医療デバイス100がこの器具等から受ける外力によって、トルクリミッタ40が作動する。すると、受動関節14の姿勢が変化するとともに、能動関節18の動作が停止する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図7は、本実施形態のマニピュレータシステムにおける保持部近傍の拡大図である。
図7に示すように、本実施形態のマニピュレータシステム3における中間関節部17は、中間関節部17における最も遠位側の能動関節18がロール関節18aとされており、このロール関節18aによって遠位関節部13と接続されている。
また保持部10は、医療デバイス100の長手方向L2がこのロール関節18aの回動中心軸が延びる方向L1と直交する方向になるように医療デバイス100を保持可能である。
本実施形態では、医療デバイス100の本体部105が中間関節部17に干渉しにくいので、中間関節部17の可動範囲を広く確保することができる。
なお、本実施形態において、医療デバイス100の長手方向L2がロール関節18aの回転中心軸が延びる方向L1と直交していなくてもよい、例えば、医療デバイス100の長手方向がロール関節18aの回転中心軸が延びる方向に対して所定の角度で交差する方向となっていてもよい。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。図8は、本実施形態のマニピュレータシステムにおける保持部近傍の拡大図である。
図8に示すように、本実施形態のマニピュレータシステム4の遠位関節部13は、遠位関節部13と中間関節部17とを着脱可能とする着脱部41を有している。
着脱部41が設けられていることによって、本実施形態では、中間関節部17に対して遠位関節部13を交換可能である。本実施形態では、姿勢検知部16と制御部30(図3参照)とは、接点若しくは非接触通信手段によって、着脱可能である。
例えば、本実施形態では、医療デバイス100の寸法等に対応した遠位関節部13(例えば、図8に示す第一遠位関節部13A及び第二遠位関節部13B)を中間関節部17に取り付けることができる。
また、本実施形態では、医療デバイス100の重量に対応して各回転関節15の動作制限状態(例えば摩擦の大きさ)が設定された遠位関節部13を中間関節部17に取り付けることができる。たとえば、重い医療デバイス100Aに対応する遠位関節部13Aの回転関節15Aは、軽い医療デバイス100Bに対応する遠位関節部13Bの回転関節15Bよりも摩擦が大きく設定されている。
また、本実施形態では、着脱部41を含んだ遠位側の機器を清潔域の機器とし、中間関節部17を含んだ近位側の機器を不潔域の機器として設定するために、着脱部41と中間関節部17との間にドレープを挟むことができる。
本実施形態のマニピュレータシステム4によれば、医療デバイス100の構成に対応した遠位関節部13を有していることによって、マニピュレータシステム4に取り付け可能な医療デバイス100の選択の幅を広げることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上述の各実施形態において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
本発明は、マニピュレータシステムに利用することができる。
1,2,3,4 マニピュレータシステム
10 保持部
11 筒状部
12 固定機構
13 遠位関節部
14 受動関節
15 回転関節
15a 第一関節
15b 第二関節
15c 第三関節
16 姿勢検知部
17 中間関節部
18 能動関節
18a ロール関節
19 エンコーダ
20 基端部
21 駆動部
23 操作部
24 マスタアーム
25 入力デバイス
30 制御部
31 操作入力部
32 姿勢算出部
33 駆動制御部
40 トルクリミッタ
41 着脱部
100 医療デバイス
101 シャフト
102 処置部
103 ジョー
104 ジョイント
105 本体部
106 動力源
107 トロカール
110 載置台
本発明の一態様は、医療デバイスを保持する保持部と、前記保持部に連結された遠位関節部と、前記遠位関節部に連結され、能動関節を有する中間関節部と、前記中間関節部に連結された基端部と、前記基端部に連結され前記能動関節を動作させる動力を発生させる駆動部と、前記能動関節の姿勢を取得可能であるとともに前記駆動部を動作させる指令を生成して前記駆動部へ出力可能な制御部と、前記制御部に接続され前記能動関節を動作させるために操作者が操作可能な操作部と、を有し、前記遠位関節部が、前記保持部と前記中間関節部とを屈曲又は回転可能に連結する受動関節と、前記受動関節に接続されているとともに前記制御部に接続され前記受動関節の姿勢を検知する姿勢検知部と、を有し、前記制御部は、前記姿勢検知部によって検知された姿勢及び前記能動関節の姿勢に基づいて前記指令を生成し、前記受動関節はトルクリミッタを有するマニピュレータシステムである。

Claims (5)

  1. 医療デバイスを保持する保持部と、
    前記保持部に連結された遠位関節部と、
    前記遠位関節部に連結され、能動関節を有する中間関節部と、
    前記中間関節部に連結された基端部と、
    前記基端部に連結され前記能動関節を動作させる動力を発生させる駆動部と、
    前記能動関節の姿勢を取得可能であるとともに前記駆動部を動作させる指令を生成して前記駆動部へ出力可能な制御部と、
    前記制御部に接続され前記能動関節を動作させるために操作者が操作可能な操作部と、
    を有し、
    前記遠位関節部は、
    前記保持部と前記中間関節部とを屈曲又は回転可能に連結する受動関節と、
    前記受動関節に接続されているとともに前記制御部に接続され前記受動関節の姿勢を検知する姿勢検知部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記姿勢検知部によって検知された姿勢及び前記能動関節の姿勢に基づいて前記指令を生成する
    マニピュレータシステム。
  2. 前記受動関節はトルクリミッタを有する、請求項1に記載のマニピュレータシステム。
  3. 前記制御部は、前記トルクリミッタの作動の有無を検知可能であり、前記トルクリミッタが作動したことを検知した場合に前記操作部に対する操作に基づく前記能動関節の動作を停止させる、請求項2に記載のマニピュレータシステム。
  4. 前記保持部は、前記医療デバイスの長手方向が前記能動関節の回動中心軸方向と直交する方向になるように前記医療デバイスを保持可能である、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のマニピュレータシステム。
  5. 前記遠位関節部は、前記遠位関節部と前記中間関節部とを着脱可能とする着脱部を有する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のマニピュレータシステム。
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