JPWO2017175654A1 - 無線基地局及び測定情報送受信方法 - Google Patents

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Abstract

張出局と中央集約局とを含む無線基地局において、前記張出局は、ユーザ装置が上りリンク参照信号を送信する際に用いるリソースの割り当てを判断する上りリンク参照信号受信判断部と、前記上りリンク参照信号受信判断部が判断した判断結果に基づいて前記ユーザ装置から上りリンク参照信号を受信するユーザ装置間信号受信部と、前記ユーザ装置間信号受信部が受信した上りリンク参照信号に基づいて測定情報を算出する測定情報算出部と、前記測定情報算出部が算出した測定情報を前記中央集約局に送信する中央集約局間信号送信部とを有し、前記中央集約局は、前記張出局から測定情報を受信する張出局間受信部を有する。

Description

本発明は、無線基地局及び測定情報送受信方法に関する。
LTE(Long Term Evolution)及びLTE−A(LTE-Advanced)の無線通信システムにおいて、トラフィックの高いホットスポットのようなエリアを効率よくサポートするために、装置コストを抑えながら多数のセルを収容することが可能なC−RAN(Centralized Radio Access Network)と呼ばれる技術が知られている(非特許文献1、2参照)。
C−RANは、リモート設置型の基地局である1又は複数のRU(Radio Unit)と、RUを集中制御する基地局であるDU(Digital Unit)とから構成されている。DUは、基地局が備えるレイヤ1〜レイヤ3までの機能を備えており、DUで生成されたOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号は、サンプリングされてRUに伝送され、RUが備えるRF(Radio Frequency)機能部から送信される。
"5G Vision for 2020 and Beyond", 3GPP RAN Workshop on 5G, RWS-150051, 2015年9月17-18日 "NOKIA Vision & Priorities for Next Generation Radio Technology", 3GPP RAN Workshop on 5G, RWS-150010, 2015年9月17-18日
次に、5Gで検討されているC−RAN構成について説明する。図1において、4G−DU及び4G−RUは、LTE−Aの機能(LTEの機能を含む)を有するDU及びRUを意味している。また、5G−DU及び5G−RUは、第5世代の無線技術の機能を有するDU及びRUを意味している。4G−DUと5G−DUとの間は、LTEにおけるX2−AP及びX2−Uインタフェースを拡張したインタフェースにより接続される。また、DUとRUとの間をつなぐネットワーク回線はFH(Front Haul)と呼ばれ、LTEではFHにCPRI(Common Public Radio Interface)が用いられている。
現在のLTEでは、レイヤ1(物理レイヤ:L1)及びレイヤ2(MAC、RLC、PDCP)の機能はDU側に実装される前提である。そのため、FHに必要な帯域は、DUでサポートされるピークレートの約16倍になる。例えば、システム帯域が20MHzであり、かつ、2×2MIMO(Multi Input Multi Output)の無線通信(最大150Mbps)をDUがサポートする場合、FHに必要な帯域は約2.4Gbpsになる。
現在検討が進められている5Gでは、10Gbps以上のピークレート及びさらなる低遅延化が実現される予定である。従って、5Gが導入されると、ピークレートの向上に伴いFHに必要な帯域も飛躍的に増大することになる。そこで、DUに実装されているレイヤの一部をRU側で実現することで、FHで伝送される情報量を削減することが検討されている。どのレイヤの機能をRU側で実現するのかについては様々なバリエーションが考えられるが、一例として、DUが備えるレイヤ1の機能の全部又は一部をRUで実現する案や、レイヤ1及びレイヤ2の一部をRU側で実現する案などが検討されている。
DUが備えるレイヤの機能の一部をRU側で実現する場合、上りリンクの品質測定などに用いられる上りリンク参照信号をDU及びRUによって適切に受信する必要がある。しかしながら、現状、3GPP(Third Generation Partnership Project)ではRUにおいて上りリンク参照信号を受信するためのインタフェース及び上りリンク参照信号に基づいて算出された測定情報をRUからDUに送信するためのインタフェースは規定されていない。
開示の技術は上記に鑑みてなされたものであって、C−RANによる無線通信ネットワークにおいて、RUにおいて上りリンク参照信号を受信し、上りリンク参照信号に基づいて算出された測定情報をDUにおいて受信することを可能にする技術を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る無線基地局は、
張出局と中央集約局とを含む無線基地局であって、
前記張出局は、
ユーザ装置が上りリンク参照信号を送信する際に用いるリソースの割り当てを判断する上りリンク参照信号受信判断部と、
前記上りリンク参照信号受信判断部が判断した判断結果に基づいて前記ユーザ装置から上りリンク参照信号を受信するユーザ装置間信号受信部と、
前記ユーザ装置間信号受信部が受信した上りリンク参照信号に基づいて測定情報を算出する測定情報算出部と、
前記測定情報算出部が算出した測定情報を前記中央集約局に送信する中央集約局間信号送信部と、
を有し、
前記中央集約局は、
前記張出局から測定情報を受信する張出局間受信部を有することを特徴とする。
開示の技術によれば、C−RANによる無線通信ネットワークにおいて、RUにおいて上りリンク参照信号を受信し、上りリンク参照信号に基づいて算出された測定情報をDUにおいて受信することが可能になる。
5Gで検討されているC−RAN構成例を示す図 本発明の実施例に係る無線通信システムのシステム構成例を示す図 DUとRUの機能分担を説明するための図 SRSを受信する際の処理手順の一例を示す図 SRSを受信する際の処理手順の一例を示す図(CA時) DUとRUとの間で伝送される測定情報のフォーマットの一例を示す図 DUとRUとの間で伝送される測定情報の具体例を示す図(その1) DUとRUとの間で伝送される測定情報の具体例を示す図(その2) 本発明の実施例に係るDUの機能構成例を示す図 本発明の実施例に係るRUの機能構成例を示す図 本発明の実施例に係るDUのハードウェア構成例を示す図 本発明の実施例に係るRUのハードウェア構成例を示す図
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。なお、以下で説明する実施例は一例に過ぎず、本発明が適用される実施例は、以下の実施例に限られるわけではない。例えば、本実施例に係る無線通信システムはLTE/LTE−Aに準拠した方式のシステムを想定しているが、本発明はLTE/LTE−Aに限定されるわけではなく、他の方式にも適用可能である。なお、本明細書及び請求の範囲において、「LTE/LTE−A」は、特に断りが無い限り、3GPPのリリース8、又は9に対応する通信方式のみならず、3GPPのリリース10、11、12、13、又はリリース14以降に対応する第5世代の通信方式も含む広い意味で使用する。
また、以下の説明において、1TTIはスケジューリングの最小単位である意味で使用する。また、1サブフレームは1TTIと同一の長さである前提として用いるが、これに限定されることを意図しているのではなく、他の単位に置き換えることも可能である。
なお、「レイヤ1」と「物理レイヤ」とは同義である。また、レイヤ2には、MAC(Medium Access Control)サブレイヤ、RLC(Radio Link Control)サブレイヤ、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)サブレイヤが含まれる。また、レイヤ3にはRRC(Radio Resource Control)レイヤが含まれる。
<システム構成>
図2は、本発明の実施例に係る無線通信システムのシステム構成例を示す図である。図2に示すように、本実施例に係る無線通信システムは、DU1とRU2とユーザ装置UEとを含む。DU1とRU2を併せて無線基地局と表現されてもよく、無線基地局システムと表現されてもよい。図2では、RU2が1つ図示されているが、2つ以上のRU2が含まれていてもよい。つまり、DU1は複数のRU2を制御するように構成されていてもよい。
DU1は、中央デジタルユニット(Central Digital Unit)と呼ばれてもよいし、ベースバンドユニット(BBU:Base Band Unit)と呼ばれてもよいし、CU(Central Unit)と呼ばれてもよい。また、中央集約局又は中央基地局と呼ばれてもよいし、単に基地局(eNB:enhanced Node B)と呼ばれてもよい。
RU2は、リモート無線ユニット(RRU:Remote Radio Unit)と呼ばれてもよいし、RAU(Remote Antenna Unit)と呼ばれてもよいし、RRH(Remote Radio Head)と呼ばれてもよい。また、張出局又はリモート基地局と呼ばれてもよいし、単に基地局と呼ばれてもよい。
図2では、ユーザ装置UEが1つのRU2と通信する例が示されているが、ユーザ装置UEは、2つ以上のRU2のキャリア又は1つのRU2の複数のキャリアを同時に用いて通信を行うことができる。このように、所定の帯域幅(最大20MHz)を基本単位として、複数のキャリアを同時に用いて通信を行うことを、キャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)と呼ぶ。キャリアアグリゲーションにおいて基本単位となるキャリアはコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)と呼ばれる。
CAが行われる際には、ユーザ装置UEに対して、接続性を担保する信頼性の高いセルであるPCell(Primary Cell:プライマリセル)及び付随的なセルであるSCell(Secondary Cell:セカンダリセル)が設定される。ユーザ装置UEは、第1に、PCellに接続し、必要に応じて、SCellを追加することができる。PCellは、RLM(Radio Link Monitoring)及びSPS(Semi-Persistent Scheduling)等をサポートする単独のセルと同様のセルである。SCellは、PCellに追加されてユーザ装置UEに対して設定されるセルである。SCellの追加及び削除は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングによって行われる。SCellは、ユーザ装置UEに対して設定された直後は、非アクティブ(deactive)状態であるため、アクティブ化することで初めて通信(スケジューリング)可能となるセルである。
RU2は、ユーザ装置UEから、上りリンクの品質測定などに用いられる上りリンク参照信号を受信し、上りリンク参照信号に基づいて算出された情報をDU1に送信する必要がある。上りリンク参照信号は、SRS(Sounding Reference Signal)と呼ばれてもよい。ユーザ装置UEがSRSを送信するタイミングは、周期的なタイミングでもよく非周期的なタイミングでもよい。周期的に送信されるSRSは周期的SRS(Periodic SRS)と呼ばれてもよい。非周期的に送信されるSRSは非周期的SRS(Aperiodic SRS)と呼ばれてもよい。非周期的SRSはDU1からのトリガによって送信される。
SRSは、周波数スケジューリングを適用するために必要な受信品質測定及びタイミング調整などに使用される。例えば、SRSは、上りリンクのAMC(Adaptive Modulation and Coding)及び送信電力制御のリンクアダプテーション(Link adaptation)のための上りリンク品質測定、上りリンクのタイミング制御及びタイミングアドバンス(TA:Timing Advance)コマンド算出などのためのタイミング推定、ユーザ装置UEの移動速度測定のためのFd推定、AFC(Automatic Frequency Control)における周波数オフセットの推定などに使用される。
本実施例に係る無線通信システムは、DU1が備えるレイヤの機能の一部をRU2で実現しつつ、RU2によってユーザ装置UEから上りリンク参照信号を受信し、上りリンク参照信号に基づいて算出された測定情報をRU2からDU1に送信することを可能にする。
<DUとRUの機能分担>
図3は、DUとRUの機能分担例を説明するための図である。図3の境界「A」〜「E」は、DU1とRU2にそれぞれ実装される機能の境界を示している。例えば境界「B」で機能分担する場合、レイヤ2以上の各機能はDU1側に実装され、レイヤ1の各機能はRU2側に実装されることを意味する。なお、境界「E」で機能分担する場合は、レイヤ1以上の機能をDU1側に実装し、CPRIを用いてDU1とRU2を接続する構成に相当する。
また、図3には、境界ごとに、FHに必要とされるビットレートの例を示す。例えば、DU1で150Mbps(DL:Downlink)/50Mbps(UL:Uplink)をサポートすると仮定する。この場合において、境界「A」又は「B」で機能分担する場合、FHに必要な帯域は150Mbps(DL)/50Mbps(UL)になる。また、境界「C」で機能分担する場合、FHに必要な帯域は350Mbps(DL)/175Mbps(UL)になる。同様に、境界「D」で機能分担する場合、FHに必要な帯域は470Mbps(DL)/470Mbps(UL)になる。一方で、境界「E」で機能分担する場合、FHに必要な帯域は2.4Gbps(DL)/2.4Gbps(UL)になる。
本実施例に係る無線通信システムは、境界「A」〜「E」のうち、いずれかの境界での機能分担をサポートするように構成してもよく、更に、ULとDLとでそれぞれ異なる境界での機能分担をサポートするように構成してもよい。
<処理手順>
次に、C−RANによる無線通信ネットワークにおいて、上りリンク参照信号を受信するための処理手順について説明する。
図4は、SRSを受信する際の処理手順の一例を示す図である。図4を用いて、RU2がユーザ装置UEからSRSを受信し、SRSに基づいて測定情報(例えば、上りリンク品質測定情報、タイミング情報、Fd情報、周波数オフセット情報)を算出してDU1に送信する処理手順について説明する。
まず、DU1は、ユーザ装置UEとRU2との間で信号を送受信するための設定情報を通知する(ステップS101)。例えば、DU1は、SRS受信に必要な設定情報として、SRSのリソース情報を事前にRU2に通知する。SRSのリソース情報とは、ユーザ装置UEがSRSを送信する際に用いるリソースを示し、SRSのリソース情報には、周期的SRSの周波数帯域、送信周期、ホッピングの有無などが含まれる。また、SRSのリソース情報には、非周期的SRSをトリガしたULグラント(UL Scheduling Grant)のリソース情報(周波数及び時間)が含まれてもよい。更に、DU1は、SRS受信に必要な設定情報として、例えば、ACK/NACKとSRSの同時送信が許容されているか否か、メジャメントギャップ(Measurement Gap)が設定されているか否か、DRXが設定されているか否か、又はCAが設定されているか否かをRU2に通知してもよい。
また、DU1は、ユーザ装置UEの送信モード(Transmission mode)、デュプレックスモード(Duplex mode)、CA設定情報などをRU2に通知し、RU2は、このような設定情報を受信して保持してもよい。
更に、DU1は、SRSの送信に関するユーザ装置UEの状態を管理し、ユーザ装置UEの状態が変化した場合、ユーザ装置UEの状態変化を示す状態変更通知をRU2に送信してもよい。ユーザ装置UEの状態(例えば、DRX(Discontinuous Reception)状態、TAタイマ(Time alignment timer)の状態、CA状態)によっては、ユーザ装置UEがSRSを送信しない場合がある。このようなユーザ装置UEの状態は、DU1において管理しておき、状態が変化した場合にDU1が状態変更通知をRU2に送信してもよい。
例えば、ユーザ装置UEにDRXが設定されている場合、ユーザ装置UEはアクティブ時(Active time)以外ではSRSを送信しないため、RU2はユーザ装置UEのDRX状態を把握する必要がある。例えば、DU1は、ユーザ装置UEがデータ送受信の終了後に非アクティブ状態になるまでの時間を管理するためにDRXタイマ(DRX inactive timer)を使用してもよい。DU1は、ユーザ装置UEとのデータ送受信が終了した後にDRXタイマを起動する。DRXタイマの満了前にデータ送受信が行われた場合にはDRXタイマをリスタートする。データ送受信が行われたか否かの判定には下りデータチャネルに対するACKを受信した場合又は上りデータチャネル割り当て時に実際にPUSCHを受信できた場合にデータ送受信が行われたと見なしてもよい。DRXタイマが満了した場合、ユーザ装置UEはSRSを送信しなくなるため、DU1はタイマの満了通知をRU2に送信してもよい。また、DRXタイマに関わらず、DU1がユーザ装置UEを非アクティブ状態に遷移させると決めた場合は、非アクティブ状態への変更をRU2に送信してもよい。
例えば、ユーザ装置UEはTAタイマが満了した場合、SRSのリソースを解放するため、RU2はユーザ装置UEのTAタイマの状態を把握する必要がある。例えば、DU1は、ユーザ装置UEがTA(Timing Advance)コマンドを受信してからの経過時間を管理するためにTAタイマを使用してもよい。UEは、TAコマンドを受信するたびにTAタイマをリスタートするため、DU1は、ユーザ装置UEにTAコマンドを送信してユーザ装置UEからACKを受信した場合、TAタイマを起動する。TAタイマの満了前にユーザ装置UEからTAコマンドのACKを受信した場合にはTAタイマをリスタートする。TAタイマが満了した場合、ユーザ装置UEはSRSのリソースを解放してSRSの送信を停止するため、DU1はタイマの満了通知をRU2に送信してもよい。
例えば、ユーザ装置UEにCAが設定されている場合、ユーザ装置UEは非アクティブ状態のSCellにはSRSを送信しないため、RU2はユーザ装置UEのCA状態を把握する必要がある。例えば、DU1は、ユーザ装置UEに設定されたSCellがアクティブ状態に設定されてから非アクティブ状態に遷移するまでの時間を管理するためにSCellディアクティベーションタイマ(sCellDeactivationTimer)を使用してもよい。DU1は、ユーザ装置UEに設定されたSCellをアクティブ状態に設定した場合、SCellディアクティベーションタイマを起動する。SCellディアクティベーションタイマの満了前にSCellに対するデータ送受信が行われた場合にはSCellディアクティベーションタイマをリスタートする。データ送受信が行われたか否かの判定には下りデータチャネルに対するACKを受信した場合又は上りデータチャネル割り当て時に実際にPUSCHを受信できた場合にデータ送受信が行われたと見なしてもよい。SCellディアクティベーションタイマが満了した場合、ユーザ装置UEはSRSを送信しなくなるため、DU1はタイマの満了通知をRU2に送信してもよい。また、SCellディアクティベーションタイマに関わらず、DU1がユーザ装置UEのSCellをディアクティブに指示すると決めた場合は、ディアクティブ状態への変更をRU2に送信してもよい。
上記の例では、ユーザ装置UEの状態管理がDU1によって行われる場合について説明したが、ユーザ状態UEの状態管理はRU2によって行われてもよい。
次に、RU2は、ユーザ装置UEがSRSを送信する際に用いるリソースの割り当てを判断し、判断結果に基づいてSRSの受信を試みる(ステップS103)。例えば、RU2は、DU1から事前に通知された設定情報(周期的SRSの周波数帯域、送信周期、ホッピングの有無など)に基づいて、SRSが送信されるリソースの割り当てを判断し、SRSの受信タイミングにおいて周期的にSRSの受信を試みる。また、非周期的SRSがトリガされている場合には、RU2は、DU1からULグラントを受信しているため、ULグラントに基づいて、SRSが送信されるリソースの割り当てを判断し、SRSの受信タイミングにおいてSRSの受信を試みる。
例えば、ACK/NACKとSRSの同時送信が許容されていない場合、ユーザ装置UEはACK/NACKの送信タイミングにおいてSRSを送信しない。RU2は、DU1からPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)のスケジューリング情報を受信しているため、ユーザ装置UEからのACK/NACKの受信タイミングを判断することができ、従って、ユーザ装置UEからのSRSの受信要否を判断することができる。
例えば、メジャメントギャップが設定されている場合、ユーザ装置UEは、メジャメントギャップ区間ではSRSを送信しない。RU2は、DU1からメジャメントギャップが設定されているか否かの設定情報を受信しておくことで、ユーザ装置UEからのSRSの受信要否を判断することができる。
例えば、DRXが設定されている場合、ユーザ装置UEは、アクティブ時(Active time)以外ではSRSを送信しない。上記のように、RU2はDU1又はRU2によって管理されているユーザ装置UEのDRX状態に基づいて、ユーザ装置UEからのSRSの受信要否を判断することができる。
例えば、ユーザ装置UEは、TAタイマが満了した場合、SRSのリソースを解放し、SRSを送信しない。上記のように、RU2はDU1又はRU2によって管理されているユーザ装置UEのTAタイマの状態に基づいて、ユーザ装置UEからのSRSの受信要否を判断することができる。
例えば、CAが設定されている場合、ユーザ装置UEは非アクティブ状態のSCellにはSRSを送信しない。上記のように、RU2はDU1又はRU2によって管理されているユーザ装置UEのCA状態に基づいて、ユーザ装置UEからのSRS受信を判断することができる。
次に、RU2がユーザ装置UEからSRSを受信した場合、SRSに基づいて測定情報を算出し、測定情報をDU1に送信する(ステップS105)。DU1は、RU2から測定情報を受信する。例えば、RU2は、SRSに基づいて上りリンク品質測定情報、タイミング情報、Fd情報、周波数オフセット情報などを算出する。RU2は、ユーザ装置UEの識別情報と共に測定情報をDU1に送信してもよく、DU1は、RU2からユーザUEの識別情報と共に測定情報を受信してもよい。
なお、RU2は、複数の測定情報を1つのフォーマットに多重してDU1に送信してもよい。この場合、1つのフォーマットに多重される複数の測定情報には、ユーザ装置UEの複数の種類の測定情報が含まれてもよく、複数のユーザ装置UEの測定情報が含まれてもよい。更に、1つのフォーマットに多重される複数の測定情報には、複数のサブフレームの測定情報が含まれてもよい。測定情報のフォーマットについては、以下で更に詳細に説明する。
次に、CA時のユーザ装置UEの状態管理について更に説明する。
図5は、CA時におけるSRSを受信する際の処理手順の一例を示す図である。ユーザ装置UEにCAが設定されている場合には、ユーザ装置UEの状態は、PCell及びSCellの双方にて把握する必要がある。同じRU2にPCell及びSCellが設定されている場合には、RU2はPCellにおけるユーザ装置UEの状態と、SCellにおけるユーザ装置UEの状態とを同時に把握することができる。しかし、図4に示すように、異なるRU2及びRU2'にPCell及びSCellが設定されている場合、PCellのRU2におけるユーザ装置UEの状態は、SCellのRU2'においても把握する必要がある。同様に、SCellのRU2'におけるユーザ装置UEの状態は、PCellのRU2においても把握する必要がある。このようなユーザ装置UEの状態の管理は、DU1において行われてもよく、RU2において行われてもよく、RU2'において行われてもよい。
一例として、DU1においてユーザ装置UEのTAタイマの状態を管理し、ユーザ装置UEのTAタイマの状態変化をRU2及びRU2'に通知する場合を説明する。
図4を参照して説明した通り、DU1は、ユーザ装置UEとRU2との間で信号を送受信するための設定情報を通知する(ステップS101)。同様に、DU1は、ユーザ装置UEとRU2'との間で信号を送受信するための設定情報を通知する(ステップS101')。
次に、RU2は、ユーザ装置UEがSRSを送信する際に用いるリソースの割り当てを判断し、判断結果に基づいてSRSの受信を試みる。(ステップS103)。同様に、RU2'は、ユーザ装置UEがSRSを送信する際に用いるリソースの割り当てを判断し、判断結果に基づいてSRSの受信を試みる。(ステップS103')。RU2及びRU2'がユーザ装置UEからSRSを受信した場合、SRSに基づいて測定情報を算出し、測定情報をDU1に送信する(ステップS105及びS105')。
上記のように、ユーザ装置UEは、TAタイマが満了した場合、SRSのリソースを解放し、SRSを送信しない。DU1は、ユーザ装置UEがTAコマンドを受信してからの経過時間を管理するためにTAタイマを使用してもよい。UEは、TAコマンドを受信するたびにTAタイマをリスタートするため、DU1は、ユーザ装置UEにTAコマンドを送信してユーザ装置UEからACKを受信した場合、TAタイマを起動する。TAタイマの満了前にユーザ装置UEからTAコマンドのACKを受信した場合にはTAタイマをリスタートする。TAタイマが満了した場合、ユーザ装置UEはSRSのリソースを解放してSRSの送信を停止するため、DU1はTAタイマの満了通知をRU2及びRU2'に送信する(ステップS107及びS107')。RU2及びRU2'は、DU1からTAタイマの満了通知を受信した場合、ユーザ装置UEがSRSを送信しないことを判断することができる。
上記の例では、ユーザ装置UEのTAタイマの状態管理がDU1によって行われる場合について説明したが、ユーザ状態UEのTAタイマの状態管理はRU2又はRU2'によって行われてもよい。なお、RU2がTAタイマの状態管理を行う場合、RU2がTAタイマの満了を検知した場合、RU2におけるSRSの受信処理を停止し、TAタイマの満了をDU1に通知する。DU1は、RU2からTAタイマの満了を受信した場合、他方のRU2'にTAタイマの満了を通知する。RU2'がTAタイマの状態管理を行う場合も同様である。
図5では、CA時におけるユーザ装置UEのTAタイマの状態管理を説明しているが、CA時におけるユーザ装置UEのDRXタイマの状態管理もDU1、RU2又はRU2'においてDRXタイマ(DRX inactive timer)を管理することで同様に適用可能である。更に、CA時におけるユーザ装置UEのCA状態の管理もDU1、RU2又はRU2'においてSCellディアクティベーションタイマ(sCellDeactivationTimer)を管理することで同様に適用可能である。
また、異なるRU2及びRU2'におけるCA時には、ACK/NACKとSRSの同時送信が許容されていない場合、RU2(又はRU2')は別のRU2'(又はRU2)におけるPDSCH送信を把握する必要がある。例えば、RU2'においてPDSCH送信が行われた場合、そのPDSCH送信に対するACK/NACKの送信タイミングにおいてユーザ装置UEはSRSを送信しない。従って、DU1はRU2'においてPDSCH送信を行う場合には、RU2'のみならずRU2にも下りリンクのスケジューリング情報を通知する。DU1はRU2'からPUSCHを受信する場合にも、RU2'のみならずRU2にも上りリンクのスケジューリング情報を通知してもよい。RU2はRU2'におけるスケジューリング情報をDU1から受信し、SRSの受信要否を判断する。
<測定情報のフォーマット>
次に、RU2からDU1に送信される測定情報のフォーマットについて説明する。
図6は、DU1とRU2との間で伝送される測定情報のフォーマットの一例を示す図である。RU2からDU1へ送信すべき情報には、測定情報がどのユーザ装置UEに対する測定情報であるかを識別するための識別情報と、SRSに基づいて算出した測定情報(例えば、上りリンク品質測定情報、タイミング情報、Fd情報、周波数オフセット情報)とが含まれる。また、RU2からDU1へ送信すべき情報には、測定情報に結びつけられるSRS受信タイミング(例えば、HFN(Hyper Frame Number)、SFN(System Frame Number)、サブフレーム番号)が含まれてもよい。
なお、測定情報のフォーマットには、1つのサブフレームにおいて算出した測定情報が含まれてもよく、複数のサブフレームにおいて算出した測定情報が含まれてもよい。複数のサブフレームの測定情報を1つのフォーマットでまとめて送信する場合には、サブフレーム単位で測定情報が繰り返されるフォーマットが用いられてもよい。また、測定情報は、SRSの受信タイミング毎にDU1に送信されてもよく、特定の周期でDU1に送信されてもよい。
図6に示すように、測定情報のフォーマットには、本フォーマットが何の情報を伝達するかを示すヘッダフィールド(Header field)が含まれる。本実施例では、ヘッダフィールドに、SRSの測定情報を示す情報が含まれる。
また、測定情報のフォーマットには、後続する測定情報の構成を示すSRSヘッダフィールド(SRS Header filed)が含まれる。例えば、SRSヘッダフィールドには、多重される識別情報の数(1つのフォーマットに多重されるユーザ装置UEの数)が含まれる。また、SRSヘッダフィールドには、ビット長が含まれてもよい。なお、各ユーザ装置UEの設定状況によりビット長が識別可能である場合には、ビット長は含まれなくてもよい。また、最大に想定されるビットフィールドを用意し、ビット長の情報を省略してもよい。或いは、各UEの測定情報にサブヘッダを用意し、サブヘッダ内にビット長を含めてもよい。
更に、測定情報のフォーマットには、ユーザ装置UEの識別情報が含まれる。ユーザ装置UEの識別情報は、後続する測定情報がどのユーザ装置UEに対する情報であるかを示す情報である。ユーザ装置UEの識別情報として、C−RNTI(Cell-Radio. Network Temporary Identifier)又はSPS C−RNTI(Semi-Persistent Scheduling C-RNTI)が用いられてもよく、S−TMSI(SAE Temporary Mobile Subscriber Identity)又はIMSI(International Mobile Subscriber Identity)が用いられてもよく、SRSのリソースインデックスであるSRS configuration indexが用いられてもよく、基地局eNBで割り当てた識別情報が用いられてもよい。例えば、CA時においてC−RNTIなどの識別情報が重複する場合には、ユーザ装置UEの識別情報を一意にするために、PCI(Physical Cell Identifier)又はECGI(E-UTRAN Cell Global Identifier)のようなセル識別子が付属情報として追加で用いられてもよく、キャリア周波数又はキャリア番号のようなキャリア情報が付属情報として追加で用いられてもよい。
更に、測定情報のフォーマットには、測定情報が含まれる。例えば、測定情報には、SRSで測定した上りリンク品質測定情報(SIR(Signal to Interference Ratio)情報)、SRSで測定したタイミング情報、SRSで測定したFd情報、及びSRSで測定した周波数オフセット情報のうち1つ以上が含まれてもよい。
例えば、SRSで測定したSIR情報は、受信帯域全体のSIRでもよく、受信帯域を予め決められたサブバンドに分割したサブバンド単位のSIRでもよい。サブバンド単位のSIRを通知する場合、受信帯域全体の平均からの量子化したオフセット値を報告することでビット数を削減してもよい。また、SIR情報として信号電力(S)と干渉電力(I)を別々に通知してもよい。また、SIR情報は、ある区間で平均化した平均値でもよい。また、SIR情報は、実際の測定値ではなく、例えばテーブルを使用することにより量子化された量子化値でもよい。また、例えばSIRなどの指標によって受信したSRSの信頼性が低いと判断された場合、SIR情報は、受信不可であったことを示す情報としてもよい。
例えば、SRSで測定したタイミング情報は、測定タイミングの絶対量でもよく、実際に基地局eNBがユーザ装置UEに送信するためのTAコマンドの値でもよい。
例えば、SRSで測定したFd情報は、推定した移動速度自体でもよく、予め決められた量子化値(例えば、低速(low)、中程度の速度(middle)、高速(high)など)でもよい。
例えば、SRSで測定したオフセット情報は、推定したオフセットの絶対量でもよく、予め決められた量子化値でもよい。
図7は、DUとRUとの間で伝送される測定情報の具体例を示す図(その1)である。図7には、ユーザ装置の識別情報としてC−RNTIが用いられ、C−RNTI#100であるユーザ装置UEと、C−RNTI#200であるユーザ装置UEの測定情報をまとめて報告する例を示している。この場合、SRSヘッダフィールドに、2つのユーザ装置の測定情報が多重されることを示す「識別情報数:2」という情報が含まれる。C−RNTI#100のユーザ装置UEの測定情報には、SIR=10dB、TAコマンド=31、及びFd=lowが含まれ、C−RNTI#200のユーザ装置UEの測定情報には、SIR=15dB、TAコマンド=33、及びFd=Middleが含まれる。
図8は、DUとRUとの間で伝送される測定情報の具体例を示す図(その2)である。図8には、ユーザ装置の識別情報としてC−RNTIが用いられ、C−RNTI#100であるユーザ装置UEと、C−RNTI#200であるユーザ装置UEの測定情報をまとめて報告する例を示している。この場合、SRSヘッダフィールドに、2つのユーザ装置の測定情報が多重されることを示す「識別情報数:2」という情報が含まれる。C−RNTI#100のユーザ装置UEの測定情報には、受信帯域全体のSIR=10dB、受信帯域全体のうちサブバンド#0のSIR=12db、サブバンド#1のSIR=8dB、・・・及びサブバンド#N−1のSIR=7dBが含まれ、C−RNTI#200のユーザ装置UEの測定情報には、受信帯域全体のSIR=15dB、受信帯域全体のうちサブバンド#0のSIR=17db、サブバンド#1のSIR=16dB、・・・及びサブバンド#N−1のSIR=10dBが含まれる。
<機能構成>
図9は、本発明の実施例に係るDUの機能構成例を示す図である。図9に示すように、DU1は、RU間信号送信部101と、RU間信号受信部103と、設定情報管理部105と、UE状態管理部107と、測定情報保持部109とを有する。なお、図9は、DU1において本発明の実施例に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTE/LTE−A(5G含む)に準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図9に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施例に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。ただし、これまでに説明したDU1の処理の一部(例:特定の1つ又は複数の変形例、具体例のみ等)を実行可能としてもよい。
RU間信号送信部101は、DU1から送信されるべきデータに対して各レイヤの処理を行うことで信号を生成し、生成した信号を、FHを介してRU2に送信する機能を含む。RU間信号受信部103は、RU2からFHを介して信号を受信し、受信した信号に対して各レイヤの処理を行うことでデータを取得する機能を含む。RU間信号送信部101及びRU間信号受信部103は、FHで用いられる所定のプロトコルのインタフェースとしての機能を含む。ユーザ装置UEとCAが設定されている場合、RU間信号送信部101は、データが送信又は受信されるCCに対応するRU2(又はRU2')のみならず、他のRU2'(又はRU2)にも下りリンクのスケジューリング情報又は上りリンクのスケジューリング情報を送信する。
RU2がユーザ装置UEからSRSを受信することを可能にするために、RU間信号送信部101は、SRS受信に必要な設定情報(SRSのリソース情報を含む)をRU2に送信してもよい。また、SRSの送信に関するユーザ装置UEの状態をDU1において管理する場合、RU間信号送信部101は、ユーザ装置UEの状態の変化をRU2に通知してもよい。ユーザ装置UEと複数のRU2及びRU2'との間で上りリンクのCAが設定されている場合、ユーザ装置UEの状態の変化は、複数のRU2及びRU2'に通知されてもよい。
また、RU間信号受信部103は、ユーザ装置UEから送信されたSRSに基づいてRU2で算出された測定情報を受信する。測定情報は、例えば、図6を参照して説明したフォーマットに従い、ユーザ装置UEの識別情報と共に送信されてもよい。
設定情報管理部105は、ユーザ装置UEとRU2との間で信号を送受信するための設定情報を管理する。例えば、設定情報管理部105は、周期的SRSの周波数帯域、送信周期、ホッピングの有無などを管理してもよく、スケジューラによって割り当てられた非周期的SRSのリソース情報を管理してもよい。また、設定情報管理部105は、SRS受信に必要な設定情報として、ACK/NACKとSRSの同時送信が許容されているか否か、メジャメントギャップが設定されているか否か、DRXが設定されているか否か、又はCAが設定されているか否かを管理してもよい。
UE状態管理部107は、SRSの送信に関するユーザ装置UEの状態をDU1において管理する場合、SRSの送信に関するユーザ装置UEの状態を管理する。例えば、UE状態管理部107は、DRX状態、TAタイマの状態、又はCA状態を管理してもよい。
測定情報保持部109は、RU間信号受信部103において受信した測定情報を保持する。測定情報は、周波数スケジューリング又はタイミング調整などに使用されてもよい。
図10は、本発明の実施例に係るRUの機能構成例を示す図である。図10に示すように、RU2は、DU間信号送信部201と、DU間信号受信部203と、UE間信号送信部205と、UE間信号受信部207と、設定情報取得部209と、SRS受信判断部210と、UE状態管理部211と、測定情報算出部213とを有する。なお、図10は、RU2において本発明の実施例に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTE/LTE−A(5G含む)に準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図10に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施例に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。ただし、これまでに説明したRU2の処理の一部(例:特定の1つ又は複数の変形例、具体例のみ等)を実行可能としてもよい。
DU間信号送信部201は、RU2から送信されるべきデータに対して各レイヤの処理を行うことで信号を生成し、生成した信号を、FHを介してDU1に送信する機能を含む。DU間信号受信部203は、DU1からFHを介して信号を受信し、受信した信号に対して各レイヤの処理を行うことでデータを取得する機能を含む。また、DU間信号送信部201及びDU間信号受信部203は、FHで用いられる所定のプロトコルのインタフェースとしての機能を含む。
RU2がユーザ装置UEからSRSを受信することを可能にするために、DU間信号受信部203は、DU1からSRS受信に必要な設定情報(SRSのリソース情報を含む)を受信してもよい。また、SRSの送信に関するユーザ装置UEの状態をDU1において管理する場合、DU間信号受信部203は、DU1からユーザ装置UEの状態の変化を受信してもよい。
また、DU間信号送信部201は、ユーザ装置UEから送信されたSRSに基づいて算出された測定情報をDU1に送信する。測定情報は、例えば、図6を参照して説明したフォーマットに従い、ユーザ装置UEの識別情報と共に送信されてもよい。
UE間信号送信部205は、ユーザ装置UEに送信されるべきデータ及び制御情報を含む無線信号をユーザ装置UEに送信する機能を含む。UE間信号受信部207は、ユーザ装置UEから無線信号を受信する機能を含む。ユーザ装置UEから受信する無線信号には、データ及び制御情報に加えて、SRSが含まれる。
設定情報取得部209は、ユーザ装置UEとRU2との間で信号を送受信するための設定情報をDU1から取得する。例えば、設定情報取得部209は、周期的SRSの周波数帯域、送信周期、ホッピングの有無などを取得してもよく、スケジューラによって割り当てられた非周期的SRSのリソース情報を取得してもよい。また、設定情報取得部209は、SRS受信に必要な設定情報として、ACK/NACKとSRSの同時送信が許容されているか否か、メジャメントギャップが設定されているか否か、DRXが設定されているか否か、又はCAが設定されているか否かを取得してもよい。
SRS受信判断部210は、ユーザ装置UEがSRSを送信する際に用いるリソースの割り当て、及びSRSの受信要否を判断する。ユーザ装置UEがSRSを送信する際に用いるリソースの割り当ては、設定情報取得部209においてDU1から取得した設定情報に基づいて判断されてもよい。また、SRSの受信要否は、ユーザ装置の状態の変化に基づいて判断されてもよい。
UE状態管理部211は、SRSの送信に関するユーザ装置UEの状態をRU2において管理する場合、SRSの送信に関するユーザ装置UEの状態を管理する。例えば、UE状態管理部211は、DRX状態、TAタイマの状態、又はCA状態を管理してもよい。また、異なるRU2'との間でCAが設定されている場合、ユーザ装置UEの状態の変化は、DU1を介して異なるRU'に通知されてもよい。
測定情報算出部213は、SRSに基づいて測定情報を算出する。測定情報は、DU間信号送信部201を介してDU1に送信される。
以上説明したDU1及びRU2の機能構成は、全体をハードウェア回路(例えば、1つ又は複数のICチップ)で実現してもよいし、一部をハードウェア回路で構成し、その他の部分をCPUとプログラムとで実現してもよい。
<ハードウェア構成>
図11は、本発明の実施例に係るDUのハードウェア構成例を示す図である。図11は、図9よりも実装例に近い構成を示している。図11に示すように、DU1は、RU2と接続するためのインタフェースであるRU間IF301と、ベースバンド信号処理を行うBB処理モジュール302と、上位レイヤ等の処理を行う装置制御モジュール303と、コアネットワーク等と接続するためのインタフェースである通信IF304とを有する。
RU間IF301は、DU1とRU2との間を接続するFHの物理回線を接続する機能、FHで用いられるプロトコルを終端する機能を有する。RU間IF301は、例えば、図9に示すRU間信号送信部101及びRU間信号受信部103の一部を含む。
BB処理モジュール302は、IPパケットと、RU2との間で送受信される信号とを相互に変換する処理を行う。DSP312は、BB処理モジュール302における信号処理を行うプロセッサである。メモリ322は、DSP312のワークエリアとして使用される。BB処理モジュール302は、例えば、図9に示すRU間信号送信部101及びRU間信号受信部103の一部を含む。
装置制御モジュール303は、IPレイヤのプロトコル処理、OAM(Operation and Maintenance)処理等を行う。プロセッサ313は、装置制御モジュール303が行う処理を行うプロセッサである。メモリ323は、プロセッサ313のワークエリアとして使用される。補助記憶装置333は、例えばHDD等であり、DU1自身が動作するための各種設定情報等が格納される。装置制御モジュール303は、例えば、図9に示す設定情報管理部105、UE状態管理部107、及び測定情報保持部109を含む。
図12は、本発明の実施例に係るRUのハードウェア構成例を示す図である。図12は、図10よりも実装例に近い構成を示している。図12に示すように、RU2は、無線信号に関する処理を行うRF(Radio Frequency)モジュール401と、ベースバンド信号処理を行うBB(Base Band)処理モジュール402と、DU1と接続するためのインタフェースであるDU間IF403とを有する。
RFモジュール401は、BB処理モジュール402から受信したデジタルベースバンド信号に対して、D/A(Digital-to-Analog)変換、変調、周波数変換、及び電力増幅等を行うことでアンテナから送信すべき無線信号を生成する。また、受信した無線信号に対して、周波数変換、A/D(Analog to Digital)変換、復調等を行うことでデジタルベースバンド信号を生成し、BB処理モジュール402に渡す。RFモジュール401は、RF機能を含む。RFモジュール401は、例えば、図10に示すUE間信号送信部205及びUE間信号受信部207を含む。
BB処理モジュール402は、DU間IF403を介してDU1と送受信される信号とデジタルベースバンド信号とを相互に変換する処理を行う。DSP(Digital Signal Processor)412は、BB処理モジュール402における信号処理を行うプロセッサである。メモリ422は、DSP412のワークエリアとして使用される。BB処理モジュール402は、例えば、図10に示す設定情報取得部209、SRS受信判断部210、UE状態管理部211、及び測定情報算出部213を含む。
DU間IF403は、DU1とRU2との間を接続するFHの物理回線を接続する機能、FHで用いられるプロトコルを終端する機能を有する。DU間IF403は、例えば、図10に示すDU間信号送信部201及びDU間信号受信部203を含む。
<本発明の実施例の効果>
以上、本発明の実施例によれば、C−RANによる無線通信ネットワークにおいて、DU1が備えるレイヤの機能の一部をRU2で実現しつつ、RU2によってユーザ装置UEから上りリンク参照信号を受信し、上りリンク参照信号に基づいて算出された測定情報をRU2からDU1に送信することが可能になる。
DU1は、SRSのリソース情報を予めRU2に通知することで、RU2は、SRSの受信タイミングを把握することが可能になる。一方、ユーザ装置UEの状態によっては、ユーザ装置UEはSRSを送信しないため、このような状態をDU1又はRU2において管理しておき、ユーザ装置UEの状態をRU2が把握することで、RU2はSRSの受信要否を判断することが可能になる。これにより、RU2は適切なタイミングでSRSを受信することが可能になる。ユーザ装置UEの状態は、RU2によって管理することも可能であるが、複数のRU2及びRU2'によりCAが設定されている場合、DU1によって集中管理することで、SRSの送信に関するユーザ装置UEの状態の変化を複数のRU2及びRU2'に適切に通知することが可能になる。
また、RU2がDU1に測定情報を送信する際に、複数のユーザ装置UEの測定情報、複数のサブフレームの測定情報をまとめて送信することができる。これにより、FHに必要な帯域を低減することが可能になる。また、測定情報には測定された絶対量ではなく、量子化値等を使用することができ、量子化値等の使用により測定情報に必要なビット数を更に低減することが可能になる。
<補足>
以上、本発明の実施例で説明する各装置(DU1/RU2)の構成は、CPUとメモリを備える当該装置において、プログラムがCPU(プロセッサ)により実行されることで実現される構成であってもよいし、本実施例で説明する処理のロジックを備えたハードウェア回路等のハードウェアで実現される構成であってもよいし、プログラムとハードウェアが混在していてもよい。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、開示される発明はそのような実施例に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施例で述べたシーケンス及びフローチャートは、矛盾の無い限り順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、DU1/RU2は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施例に従ってDU1が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施例に従ってRU2が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
以上、C−RANによる無線通信ネットワークにおいて、RUにおいて上りリンク参照信号を受信し、上りリンク参照信号に基づいて算出された測定情報をDUにおいて受信するための手法について説明したが、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、請求の範囲内において、種々の変更・応用が可能である。
本国際出願は2016年4月8日に出願した日本国特許出願2016−078503号に基づく優先権を主張するものであり、2016−078503号の全内容を本国際出願に援用する。
1 DU
2 RU
UE ユーザ装置
101 RU間信号送信部
103 RU間信号受信部
105 設定情報管理部
107 UE状態管理部
109 測定情報保持部
201 DU間信号送信部
203 DU間信号受信部
205 UE間信号送信部
207 UE間信号受信部
209 設定情報取得部
210 SRS受信判断部
211 UE状態管理部
213 測定情報算出部

Claims (8)

  1. 張出局と中央集約局とを含む無線基地局であって、
    前記張出局は、
    ユーザ装置が上りリンク参照信号を送信する際に用いるリソースの割り当てを判断する上りリンク参照信号受信判断部と、
    前記上りリンク参照信号受信判断部が判断した判断結果に基づいて前記ユーザ装置から上りリンク参照信号を受信するユーザ装置間信号受信部と、
    前記ユーザ装置間信号受信部が受信した上りリンク参照信号に基づいて測定情報を算出する測定情報算出部と、
    前記測定情報算出部が算出した測定情報を前記中央集約局に送信する中央集約局間信号送信部と、
    を有し、
    前記中央集約局は、
    前記張出局から測定情報を受信する張出局間受信部を有する無線基地局。
  2. 前記中央集約局は、
    上りリンク参照信号のリソース情報を前記張出局に送信する張出局間信号送信部を更に有し、
    前記張出局は、
    前記中央集約局から上りリンク参照信号のリソース情報を受信する中央集約局間受信部を更に有し、
    前記張出局の前記上りリンク参照信号受信判断部は、前記中央集約局間受信部が受信した上りリンク参照信号のリソース情報に基づいて、前記ユーザ装置が上りリンク参照信号を送信する際に用いるリソースの割り当てを判断する、請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記中央集約局は、上りリンク参照信号の送信に関する前記ユーザ装置の状態を管理するユーザ装置状態管理部を更に有し、
    前記中央集約局の前記張出局間信号送信部は、前記ユーザ装置の状態の変化を前記張出局に送信し、
    前記張出局の前記上りリンク参照信号受信判断部は、前記ユーザ装置の状態の変化に基づいて、前記ユーザ装置からの上りリンク参照信号の受信要否を判断する、請求項2に記載の無線基地局。
  4. 複数の張出局と前記ユーザ装置との間でキャリアアグリゲーションが設定されている場合、
    前記中央集約局の前記張出局間信号送信部は、前記ユーザ装置の状態の変化を前記複数の張出局に送信する、請求項3に記載の無線基地局。
  5. 複数の張出局と前記ユーザ装置との間でキャリアアグリゲーションが設定されている場合、
    前記中央集約局の前記張出局間信号送信部は、他の張出局における下りリンクのスケジューリング情報又は上りリンクのスケジューリング情報を前記複数の張出局に送信する、請求項3に記載の無線基地局。
  6. 前記張出局の前記中央集約局間信号送信部は、前記ユーザ装置の識別情報と共に測定情報を前記中央集約局に送信し、
    前記中央集約局の前記張出局間受信部は、前記張出局から前記ユーザ装置の識別情報と共に測定情報を受信する、請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の無線基地局。
  7. 前記張出局の前記中央集約局間信号送信部は、複数の測定情報を1つのフォーマットに多重して前記中央集約局に送信する、請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の無線基地局。
  8. 張出局と中央集約局とを含む無線基地局における測定情報送受信方法であって、
    前記張出局において、ユーザ装置が上りリンク参照信号を送信する際に用いるリソースの割り当てを判断するステップと、
    前記張出局において、前記の判断結果に基づいて前記ユーザ装置から上りリンク参照信号を受信するステップと、
    前記張出局において、前記の受信した上りリンク参照信号に基づいて測定情報を算出するステップと、
    前記張出局において、前記の算出した測定情報を前記中央集約局に送信するステップと、
    前記中央集約局において、前記張出局から測定情報を受信するステップと、
    を有する測定情報送受信方法。
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