JPWO2017145781A1 - ペーシング制御装置、ペーシング制御方法、及びプログラム - Google Patents

ペーシング制御装置、ペーシング制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

ストリーミング型のコンテンツ配信を行うコンテンツ配信装置から配信されるコンテンツに対するペーシング制御を行うペーシング制御装置において、前記ペーシング制御装置における通信環境に対応する通信品質閾値を取得する取得手段と、前記ペーシング制御装置における通信品質が前記通信品質閾値よりも低い場合に、前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求せず、前記通信品質が前記通信品質閾値よりも高い場合に前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求する制御手段とを備える。

Description

本発明は、ストリーミング型のコンテンツ配信におけるペーシング制御に関連するものである。
近年、動画配信サービスや音楽配信サービス等のコンテンツ配信サービスの利用が広まっている。これらのサービスの中には、全てのデータを再生端末にダウンロードしてから再生するダウンロード型配信サービスと、データをダウンロードしながら、同時に再生も行うストリーミング型配信サービスが存在する。
これらのサービスの中で、ストリーミング型配信サービスは、ダウンロード型配信サービスと比較して、視聴できるまでにかかる時間が短くて済むことから、多くのユーザが利用している。また、通信環境に追従して動的に画質を変更するAdaptive bitrate技術の進展により、モバイル環境からも多く利用されている。
一方、ストリーミング型配信サービスでは、手軽に利用できることから、ユーザが視聴を中断するということが頻繁に発生する。この時、視聴終了時にバッファに溜まっていたデータは、視聴されないまま捨てられてしまうため、無駄なトラヒックとなってしまう。
そこで、再生の停止が起こらない範囲でバッファ量を貯めすぎないように制御するペーシング技術が提案されている。ペーシング技術の中には、閾値を2つ設定し(それぞれTha、Thbと置く)、バッファ量がThaまで貯まったら、それ以上貯めるのをやめ、Thbまでバッファ量が減ってきたらバッファを貯めることを再開する手法や、スループットの確率的拡散を予測することにより再生停止を防ぐ手法などが提案されている(非特許文献1)。
Satoda, K.; Yoshida, H.; Ito, H.; Ozawa, K., "Adaptive video pacing method based on the prediction of stochastic TCP throughput," in Global Communications Conference (GLOBECOM), 2012 IEEE , vol., no., pp.1944-1950, 3-7 Dec. 2012
しかしながら、従来技術には、例えば以下のような二点の課題がある。
一点目は、通信品質が悪い場合に、低いビットレートのデータをバッファに貯めすぎてしまうという点である。通信品質が悪い場合には、ビットレート選択アルゴリズムが、その時の通信品質に追従して、低いビットレートを選択する。このとき、既存のペーシングアルゴリズムでは、この低いビットレートのデータをバッファ量の上限まで受信してしまうため、後に通信品質が向上したとしても、高いビットレートのデータを受信できなくなってしまう。結果として平均ビットレートは低下してしまい、視聴品質(体感品質)が損なわれてしまう。
二点目は、通信品質が良い場合に、高いビットレートのデータをバッファにあまり貯められていないという点である。既存のペーシングアルゴリズムでは、バッファ量が一定値になるとしばらく受信をしないアルゴリズムや、システム上の限界バッファ量よりも少ないバッファ量を目指して制御するアルゴリズムとなっている。そのため、たとえ通信品質が良くても、高いビットレートのデータをバッファにあまり貯めることができない。その結果、平均ビットレートは低下してしまい、一点目の課題と同様、視聴品質(体感品質)が損なわれてしまう。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ストリーミング型で配信されるコンテンツを視聴するユーザの体感品質を向上させることを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態によれば、ストリーミング型のコンテンツ配信を行うコンテンツ配信装置から配信されるコンテンツに対するペーシング制御を行うペーシング制御装置であって、
前記ペーシング制御装置における通信環境に対応する通信品質閾値を取得する取得手段と、
前記ペーシング制御装置における通信品質が前記通信品質閾値よりも低い場合に、前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求せず、前記通信品質が前記通信品質閾値よりも高い場合に前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求する制御手段と
を備えることを特徴とするペーシング制御装置が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、ストリーミング型のコンテンツ配信を行うコンテンツ配信装置から配信されるコンテンツに対するペーシング制御を行うペーシング制御装置が実行するペーシング制御方法であって、
前記ペーシング制御装置における通信環境に対応する通信品質閾値を取得する取得ステップと、
前記ペーシング制御装置における通信品質が前記通信品質閾値よりも低い場合に、前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求せず、前記通信品質が前記通信品質閾値よりも高い場合に前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求する制御ステップと
を備えることを特徴とするペーシング制御方法が提供される。
本発明の実施の形態によれば、ストリーミング型で配信されるコンテンツを視聴するユーザの体感品質を向上させることを可能とする技術が提供される。
本発明の実施の形態における動画ペーシング制御システムの構成図である。 動画ペーシング制御システムの動作の流れを示すシーケンス図である。 各装置の構成を示す図である。 ネットワーク品質応答装置100及び視聴端末200のハードウェア構成例である。 参照用品質DB103に格納されるデータ例を示す図である。 蓄積用品質DB102に格納されるデータ例を示す図である。 ペーシング制御部202の処理のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明を適用可能な形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態では、動画配信サービスを挙げて説明しているが、本発明は、動画配信サービス以外のコンテンツ配信サービス、例えば、音楽のストリーミング配信サービスにも適用可能である。また、以下で説明する実施の形態では、通信品質としてスループットを用いているが、これは一例に過ぎない。通信品質として、スループットの他に、電波強度、遅延、ジッタ、基地局との距離の情報、及びそれらを組み合わせた指標を利用することとしてもよい。
(システムの全体構成、動作概要)
図1に、本発明の実施の形態に係る動画ペーシング制御システムの全体構成図を示す。図1に示すように、本実施の形態の動画ペーシング制御システムは、ネットワーク品質応答装置100、視聴端末200、動画配信装置300を有し、これらがネットワーク400に接続された構成を有する。ネットワーク400は、特定の種類に限定されないが、ここでは、視聴端末200と無線接続する基地局を有するモバイルネットワークであることを想定している。
また、動画配信装置300は、ストリーミング型の動画配信を行う。ストリーミング型の動画配信では、動画配信装置300は動画データを小さなデータの塊(チャンク)に分割して配信している。視聴端末200は各チャンクを動画配信装置300に要求し、ダウンロードしながら随時再生を行う。以下、基本的に、"動画データ"は、チャンクを意味する。
ネットワーク品質応答装置100は、様々な通信環境における通信品質の情報を格納しており、当該通信品質に基づき、各通信環境での通信品質閾値を定期的に計算して保持している。なお、視聴端末200は、ペーシング制御を実行するので、これをペーシング制御装置と呼んでもよい。
図2のシーケンス図を参照して、動画ペーシング制御システムにおける動作の全体の流れを説明する。
視聴端末200は、動画視聴開始の際に、視聴端末200における現在の通信環境情報をネットワーク品質応答装置100に送信する(ステップS101)。
通信環境情報を受信したネットワーク品質応答装置100は、保持している様々な通信環境における通信品質閾値の中から、視聴端末200の通信環境に対応する通信品質閾値を取得して、当該通信品質閾値を視聴端末200に対して送信する(ステップS102)。
視聴端末200は、この通信品質閾値に基づいて、動画配信装置300に対して(次の)動画データを要求するかどうかの判定を行う(ステップS103)。
より具体的には、ステップS103において、視聴端末200は、現在の通信品質が通信品質閾値以下、もしくは、現在のバッファ量が予め設定された上限値に達している場合には、動画データを要求しないと判定する。ただし、現在の通信品質が通信品質閾値以下でも、現在のバッファ量が予め設定されたバッファ量閾値まで減っているならば動画データを要求すると判定する。
また、視聴端末200は、現在の通信品質が通信品質閾値以上であれば動画データを要求すると判定する。ただし、上述したように、現在の通信品質が通信品質閾値以上であっても、現在のバッファ量が予め設定された上限値に達している場合には、動画データを要求しないと判定する。
なお、上記の「以下」を「より小さい」としてもよく、「以上」を「より大きい」としてもよい。本実施の形態では、「以上」と「より大きい」とで、制御内容は実質的に同じであり、また、「以下」、「未満」、「より小さい」についても実質的に同じである。
動画データを要求する場合、視聴端末200は、動画配信装置300に対して動画データを要求し(ステップS104)、動画配信装置300から動画データを受信する(ステップS105)。また、視聴端末200は、バッファにある動画データの再生を行う(ステップS106)。ステップS103〜ステップS106は、動画を視聴中、例えば一定時間間隔で繰り返される。
視聴端末200は、定期的に(例えば、ステップS103の判定を行う時間間隔で)通信品質を測定し、視聴端末200内に記録しておく。ステップS107において視聴が終了すると、視聴端末200は、通信品質の系列(測定時間毎の通信品質)を通信環境情報と組にしてネットワーク品質応答装置100に送信する(ステップS108)。
ネットワーク品質応答装置100は、視聴端末200から受信する通信品質情報により、蓄積している通信品質情報をアップデートし、通信品質閾値の精度を向上させる。
(各装置の構成)
図3は、動画ペーシング制御システムを構成する各装置の構成を詳細に示す図である。
図3に示すとおり、ネットワーク品質応答装置100は、参照用品質DB更新部101、蓄積用品質DB102、参照用品質DB103を有する。参照用品質DB更新部101は、蓄積用品質DB102に蓄積されている通信品質情報に基づいて、通信品質閾値を算出し、算出した通信品質閾値を参照用品質DB103に格納(更新)する。
蓄積用品質DB102は、各視聴端末から収集された通信品質情報を通信環境情報と対応付けて格納するとともに、参照用品質DB更新部101からの要求(問い合わせ)に応じて、通信品質情報を返す。参照用品質DBは、参照用品質DB更新部101により算出された通信品質閾値を通信環境情報と対応付けて格納するとともに、視聴端末200からの要求(問い合わせ)に応じて、通信品質閾値を返す。
視聴端末200は、通信品質報告部201、ペーシング制御部202、通信品質蓄積DB203、動画再生部204を有する。通信品質報告部201は、通信品質情報を通信環境情報とともにネットワーク品質応答装置100に報告する。ペーシング制御部202は、通信品質閾値等に基づく動画データ要求判定を行う。通信品質蓄積DB203は、動画再生部204により測定された通信品質の情報を格納する。
動画再生部204は、動画配信装置300から受信した動画データ(符号化データ)を再生し、表示する。動画再生部204は、動画配信装置300から受信した動画データを蓄積するバッファを有し、バッファから動画データが読み出されることで再生が行われる。また、動画再生部204は、バッファ量(バッファに蓄積されている動画データのサイズ)をペーシング制御部202に渡す機能を含む。
動画配信装置300は、動画データDB301、動画配信部302を有する。動画データDB301は動画データを格納する。動画配信部302は、視聴端末200からの動画データの要求に基づいて、当該動画データを動画データDB301から取得し、視聴端末200に送信する。
なお、ネットワーク品質応答装置100と動画配信装置300を1つの装置としてもよい。つまり、ネットワーク品質応答装置100の中に動画配信装置300の機能を含める、あるいは、動画配信装置300の中にネットワーク品質応答装置100の機能を含めることとしてもよい。
本実施の形態におけるネットワーク品質応答装置100は、コンピュータに、本実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。すなわち、ネットワーク品質応答装置100が有する機能は、当該コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ等のハードウェア資源を用いて、ネットワーク品質応答装置100で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メール等、ネットワークを通して提供することも可能である。
同様に、本実施の形態に係る視聴端末200は、例えば、スマートフォンやタブレット等、コンピュータ(CPUとメモリ等)を含む端末において、本実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。すなわち、視聴端末200が有する機能は、当該コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ等のハードウェア資源を用いて、視聴端末200で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メール等、ネットワークを通して提供することも可能である。
図4は、ネットワーク品質応答装置100及び視聴端末200をコンピュータで実現する場合におけるこれら装置のハードウェア構成例を示す図である。図4は、ネットワーク品質応答装置100及び視聴端末200いずれにも適用できるハードウェア構成例である。図4に示す装置は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置150、補助記憶装置152、メモリ装置153、CPU154、インタフェース装置155、表示装置156、及び入力装置157等を有する。
当該装置での処理を実現するプログラムは、例えば、CD−ROM又はメモリカード等の記録媒体151によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体151がドライブ装置150にセットされると、プログラムが記録媒体151からドライブ装置150を介して補助記憶装置152にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体151より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置152は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置153は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置152からプログラムを読み出して格納する。CPU154は、メモリ装置153に格納されたプログラムに従って各装置に係る機能を実現する。インタフェース装置155は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置156はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置157はキーボード及びマウス、ボタン、又はタッチパネル等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
以下、ネットワーク品質応答装置100における参照用品質DB103の更新に関する動作と、動画の視聴が行われる際の視聴端末200におけるペーシング制御動作、及びネットワーク品質応答装置100における蓄積用品質DB102を更新する動作のそれぞれについて詳細に説明する。
(参照用品質DB103の更新に関する動作)
前述したように、参照用品質DB103には、通信環境情報と対応付けて、通信品質閾値が格納されている。つまり、参照用品質DB103から、通信環境情報をキーとして、通信品質閾値を得ることができる。
本実施の形態では、通信環境情報は<時間帯、無線LAN利用判定、ISP、キャリア、基地局ID、セルID>の組からなり、基本的に、これら全ての要素が一致した条件に対して通信品質閾値が対応して格納される。
ただし、通信環境情報のうち、一部の要素をドントケア(*)にしたデータを格納してもよい。視聴端末200からの通信環境情報を用いた通信品質閾値の要求に対し、参照用品質DB103は、最も細かい粒度でデータがヒットしない場合には、一部の要素をドントケアにした場合の通信品質閾値を応答する。なお、通信環境情報を<時間帯、無線LAN利用判定、ISP、キャリア、基地局ID、セルID>の組とすることは一例に過ぎない。
図5は、参照用品質DB103に格納されるデータの例を示す図である。図5に示す例では、通信品質の指標としてスループットを採用しており、通信環境情報と対応付けてスループット閾値が格納されている。
図5の例において、例えば、参照用品質DB103に、通信環境情報<時間帯=10、無線LAN利用判定=True、 ISP=ISP-A、キャリア=キャリアA、基地局ID=205511、 セルID=111>が入力された場合には、参照用品質DB103はスループット閾値として1650を応答する。また、<時間帯=11、無線LAN利用判定=False、ISP=*、キャリア=キャリアA、基地局ID=205511、セルID=111>が入力された場合には、完全に一致する条件が存在しないため、セルIDの条件をドントケアにした場合の結果である1800を応答する。
蓄積用品質DB102には、視聴端末200における動画の視聴が終了した後に、時刻、セッションID、通信環境情報、及び動画視聴時の通信品質情報が組として格納される。
図6は、蓄積用品質DB102に格納されるデータの例を示す図である。図6の例では、例えば、セッションID(各視聴ごとの一意の値)が0abjの視聴に関して、1秒毎の4回分のスループット測定結果が格納されている。
参照用品質DB更新部101は、蓄積用品質DB102から、通信環境が同じ通信品質情報を取得し、取得した通信品質情報から通信品質閾値を計算する。例えば、通信環境が同じ通信品質情報の統計値(平均値、中央値等)を通信品質閾値とすることができる。
より具体的には、例えば、参照用品質DB更新部101は、蓄積用品質DB102において、時間帯、無線LAN利用判定、ISP、キャリア、基地局ID、セルIDのうちの所定数の要素が一致する系列(例:図6に示す各行)のセッションIDごとの平均値の平均値を通信品質閾値とすることができる。「所定数」は、時間帯、無線LAN利用判定、ISP、キャリア、基地局ID、セルIDの全部でもよいし、全部よりも少ない数(1以上の数)でもよい。例えば、予め定められた所定数の要素が一致する系列が8つあり、そのうち、セッションID=ID-Aについては3つあり、セッションID=ID-Bについては5つあったとすると、セッションID=ID-Aの3つについての平均値と、セッションID=ID-Bの5つについての平均値との平均値が「セッションIDごとの平均値の平均値」に相当する。
また、「セッションIDごとの平均値の平均値」のほか、セッションIDごとの平均値の中央値を通信品質閾値としてもよい。
そして、参照用品質DB更新部101は、計算された通信品質閾値を、その通信環境(一致した要素からなる通信環境)における通信品質閾値として、参照用品質DB103に格納する。この更新処理は、例えば1日に1回、タイマー等を用いて実行される。
(ペーシング制御について)
次に、視聴端末200におけるペーシング制御について説明する。
ユーザが動画の視聴を開始する際に、まず、ペーシング制御部202は、現在の視聴端末200の通信環境情報を取得し、当該通信環境情報をネットワーク品質応答装置100に送信する。ネットワーク品質応答装置100は、参照用品質DB103を参照し、その通信環境に対応する通信品質閾値Thsを応答する。また、ペーシング制御部202は、動画再生部204から、現在蓄積しているバッファ量の情報を取得する。
そして、ペーシング制御部202は、現時点で、動画データを要求すべきか否かを、図7に示すフローに従って判断する。当該フローにおいては、上記通信品質閾値Thsに加えて、バッファ量に関する予め定められた閾値Thlow、Thhighが用いられる。これらの閾値は、視聴端末200のメモリ等に予め格納されている。なお、図7のフローは、動画視聴中、例えば一定時間間隔で繰り返し実行される。
ステップS201において、現在のバッファ量を変数bufに入れ、直前の通信品質(ここではスループット)を変数thpに入れる。なお、直前の通信品質は、現在の通信品質とみなしてよい。
ステップS202において、ペーシング制御部202は、通信品質thpが通信品質閾値Thsよりも小さいかどうかを判定する。通信品質thpが通信品質閾値Thsよりも小さい場合にはステップS203に進み、バッファ量bufが閾値Thlowよりも小さいかどうかを判定する。バッファ量bufが閾値Thlowよりも小さい場合、ステップS204に進み、ペーシング制御部202は、動画配信装置300に対して動画データを要求する。
ステップS203において、バッファ量bufが閾値Thlow以上である場合、ステップS206に進み、ペーシング制御部202は、動画配信装置300に対して動画データを要求しない。
一方、ステップS202において、通信品質thpが通信品質閾値Ths以上である場合には、ステップS205に進み、バッファ量bufが閾値Thhigh以上であるかどうかを判定する。バッファ量bufが閾値Thhigh以上であればステップS206に進み、動画データを要求しない。また、バッファ量bufが閾値Thhighよりも小さければ、ステップS204に進み、動画データを要求する。
すなわち、基本的には、現在の通信品質が通信品質閾値Ths未満であれば動画データを要求せず、通信品質閾値Ths以上であれば動画データを要求する。ただし、現在の通信品質が通信品質閾値Ths未満であっても、現在のバッファ量が閾値Thlow以下であれば、動画データを要求する。また、現在の通信品質が通信品質閾値Ths以上であっても、現在のバッファ量が閾値Thhigh以上であれば、動画データを要求しない。
上記の閾値Thlow、Thhighは、視聴端末200に事前に与えておく閾値であり、例えば、動画サービスの運営者が自由に設定することができるようにする。例えば、Thlow、Thhighを共に大きく設定することで、図7のS203がYesになる可能性が高くなり、また、S205がNoになる可能性が高くなり、動画データを要求することになるから、なるべく再生が停止しない制御を行うことができる。また、Thhighを小さめに設定することで、比較的少ないバッファ量でS205がYesになり、動画データの要求を行わないことになるから、視聴停止時に無駄になるトラヒック量を減らすことができる。
なお、ここで、通信品質閾値Thsと比較する値は必ずしも直前の通信品質である必要はなく、直前の系列における数点から計算された統計量であればどのような値でもよい。例えば、仮に、直前の系列における通信品質が、図6に示す「2016/01/01 12:30:14」のスループット「1800」であるとした場合、この「1800」を用いてもよいし、直前の数点(仮に3点とする)である「1800」、「1100」、「1200」の統計値(例:平均値、中央値)を使用してもよい。
現在の動画プレイヤーでは、設定されている2つの閾値を調整することで動画データの調整を行う実装がある。このような実装に、本実施の形態に係る通信品質に関する機能を加えることで、上述の制御を行うことが可能である。バッファ量と閾値との比較に関する処理に着目して、これらの閾値をそれぞれTha、Thbと置くと、Thaに達するまでは順次動画データを要求し、その後は、バッファ量が減り、Thbに達するまで次の動画データは要求しない。そのため、上記アルゴリズムにより動画データを要求する際は、Tha= Thhigh、Thb =Thlowに設定し、動画データを要求しない際には、Tha = Thlow、Thb = Thlowに設定すればよい。
また、本実施の形態における動画配信において用いることが想定されるAdaptive bitrateの枠組みでは、動画データを要求する際に画質を選択することができる。しかし、本実施の形態におけるアルゴリズムは、動画の要求タイミングを調整することに特化しており、要求する画質を限定するものではない。そのため、既存のあらゆる画質選択アルゴリズムを組み合わせて利用することができる。
更に、本実施の形態で利用する通信品質閾値Thsは、ネットワーク品質応答装置100から応答があった値に限定されるものではなく、現在ペーシング制御を行っているセッションから得られた情報を用いて逐次的に更新してもよい。例えば、αを0以上1以下の実数、thpを現在のセッションにおける通信品質の平均値(例:前述した3つのスループットの平均値)とすると、Ths=αThs+(1-α)thpとして更新することができる。
また、動画データを要求するかしないかを判定する際に、動画データに用意されているビットレートの情報を用いてもよい。例えば、通信品質としてスループットを採用し、ある動画について、用意された最大のビットレートが1000kbps、Ths=2000kbps、thp = 1800kbps、buf < Thhighであった時を考える。この時、上記アルゴリズムによると動画データの要求は行わない。しかし、用意された最大のビットレートbrmaxとthpを比較すると、十分なスループットが出ているため、受信を行ったとしても平均ビットレートが低下する恐れはない。したがって、このような場合には受信を行うようアルゴリズムを修正したほうが平均ビットレートの向上する可能性が高くなる。この処理は、ステップS203でNoと判定された後、brmaxとthpを比較し、brmaxの方が大きい場合には動画データを要求せず、thpの方が大きい場合には動画データを要求するようアルゴリズムを修正することで実現することができる。
すなわち、通信品質thpが閾値Thsよりも低い場合において、ペーシング制御部202は、動画データに対して用意された最大ビットレートbrmaxと通信品質thpとを比較し、最大ビットレートbrmaxが通信品質thpよりも大きい場合に動画データを要求せず、通信品質thpが最大ビットレートbrmaxよりも大きい場合に動画データを要求する。ただし、最大ビットレートbrmaxが通信品質thpよりも大きい場合でも、現在のバッファ量bufが閾値Thlow以下であれば、動画データを要求し、通信品質thpが最大ビットレートbrmaxよりも大きい場合でも、現在のバッファ量bufが閾値Thhigh以上であれば、動画データを要求しない。
(蓄積用品質DB102の更新について)
視聴端末200における動画再生部204は、動画データの受信及び再生を行うときに、定期的に現在の通信環境における通信品質(例:スループット)を測定し、通信品質蓄積DB203に蓄積しておく。
通信品質蓄積DB203は、動画再生中、動画再生部204から送られてきた通信品質情報を時間情報と共に蓄積し続ける。そして、動画再生が終了したときに、通信品質報告部201が通信品質蓄積DB203に問い合わせを行い、得られた通信品質情報を蓄積用品質DB102に格納する。蓄積用品質DB102に格納されるデータ例は図6に示したとおりである。前述したとおり、格納されたデータは、参照用品質DB103を更新する際に利用される。
ただし、通信品質情報の蓄積要品質DB102への蓄積は、必ずしも上述した仕組みで行わなければならないというわけではない。例えば、視聴端末200において、通信品質情報を取得するアプリケーションをバックグラウンドで起動させておき、そのアプリケーションで収集した情報を蓄積用品質DB102に送信してもよい。
(実施の形態の効果)
本実施の形態の技術により、再生が途中で停止することを防ぎながら、既存手法よりも平均的に高い符号化ビットレートで動画を視聴することが可能となる。一般に、再生停止回数や時間が一定で、かつ符号化ビットレートが上昇した場合に、体感品質は向上するため、本実施の形態に係る技術により、動画視聴時の体感品質向上を図ることが可能となる。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本実施の形態によれば、ストリーミング型のコンテンツ配信を行うコンテンツ配信装置から配信されるコンテンツに対するペーシング制御を行うペーシング制御装置であって、前記ペーシング制御装置における通信環境に対応する通信品質閾値を取得する取得手段と、前記ペーシング制御装置における通信品質が前記通信品質閾値よりも低い場合に、前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求せず、前記通信品質が前記通信品質閾値よりも高い場合に前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求する制御手段とを備えるペーシング制御装置が提供される。
なお、実施の形態で説明したペーシング制御部202は、取得手段と制御手段の例である。
前記ペーシング制御装置は、コンテンツの再生を行う再生手段を更に備えてもよく、前記通信品質が前記通信品質閾値よりも低い場合でも、前記再生手段におけるコンテンツのバッファ量が、第1の閾値よりも小さい場合には、前記制御手段は前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求し、前記通信品質が前記通信品質閾値よりも高い場合でも、前記再生手段におけるコンテンツのバッファ量が、第2の閾値よりも大きい場合には、前記制御手段は前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求しないこととしてもよい。
また、前記通信品質が前記通信品質閾値よりも低い場合において、前記制御手段は、コンテンツに対して用意された最大ビットレートと前記通信品質とを比較し、前記最大ビットレートが前記通信品質よりも大きい場合にコンテンツを要求せず、前記通信品質が前記最大ビットレートよりも大きい場合にコンテンツを要求することとしてもよい。
前記取得手段は、通信環境と通信品質閾値とを対応付けて保持するネットワーク品質応答装置から、前記ペーシング制御装置における通信環境に対応する通信品質閾値を取得することとしてもよい。
前記ペーシング制御装置において測定された通信品質を前記ネットワーク品質応答装置に送信する通信品質報告手段を更に備え、前記ネットワーク品質応答装置において、当該通信品質に基づいて通信品質閾値が算出されることとしてもよい。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
本特許出願は2016年2月25日に出願した日本国特許出願第2016−034730号に基づきその優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2016−034730号の全内容を本願に援用する。
100 ネットワーク品質応答装置
101 参照用品質DB更新部
102 蓄積用品質DB
103 参照用品質DB
150 ドライブ装置
152 補助記憶装置
153 メモリ装置
154 CPU
155 インタフェース装置
156 表示装置
157 入力装置
200 視聴端末
201 通信品質報告部
202 ペーシング制御部
203 通信品質蓄積DB
204 動画再生部
300 動画配信装置
301 動画データDB
302 動画配信部
400 ネットワーク

Claims (8)

  1. ストリーミング型のコンテンツ配信を行うコンテンツ配信装置から配信されるコンテンツに対するペーシング制御を行うペーシング制御装置であって、
    前記ペーシング制御装置における通信環境に対応する通信品質閾値を取得する取得手段と、
    前記ペーシング制御装置における通信品質が前記通信品質閾値よりも低い場合に、前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求せず、前記通信品質が前記通信品質閾値よりも高い場合に前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求する制御手段と
    を備えることを特徴とするペーシング制御装置。
  2. 前記ペーシング制御装置は、コンテンツの再生を行う再生手段を更に備え、
    前記通信品質が前記通信品質閾値よりも低い場合でも、前記再生手段におけるコンテンツのバッファ量が、第1の閾値よりも小さい場合には、前記制御手段は前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求し、
    前記通信品質が前記通信品質閾値よりも高い場合でも、前記再生手段におけるコンテンツのバッファ量が、第2の閾値よりも大きい場合には、前記制御手段は前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求しない
    ことを特徴とする請求項1に記載のペーシング制御装置。
  3. 前記通信品質が前記通信品質閾値よりも低い場合において、前記制御手段は、コンテンツに対して用意された最大ビットレートと前記通信品質とを比較し、前記最大ビットレートが前記通信品質よりも大きい場合にコンテンツを要求せず、前記通信品質が前記最大ビットレートよりも大きい場合にコンテンツを要求する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のペーシング制御装置。
  4. 前記取得手段は、通信環境と通信品質閾値とを対応付けて保持するネットワーク品質応答装置から、前記ペーシング制御装置における通信環境に対応する通信品質閾値を取得する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のペーシング制御装置。
  5. 前記ペーシング制御装置において測定された通信品質を前記ネットワーク品質応答装置に送信する通信品質報告手段を更に備え、
    前記ネットワーク品質応答装置において、当該通信品質に基づいて通信品質閾値が算出される
    ことを特徴とする請求項4に記載のペーシング制御装置。
  6. ストリーミング型のコンテンツ配信を行うコンテンツ配信装置から配信されるコンテンツに対するペーシング制御を行うペーシング制御装置が実行するペーシング制御方法であって、
    前記ペーシング制御装置における通信環境に対応する通信品質閾値を取得する取得ステップと、
    前記ペーシング制御装置における通信品質が前記通信品質閾値よりも低い場合に、前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求せず、前記通信品質が前記通信品質閾値よりも高い場合に前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求する制御ステップと
    を備えることを特徴とするペーシング制御方法。
  7. 前記ペーシング制御装置は、コンテンツの再生を行う再生手段を備えており、
    前記通信品質が前記通信品質閾値よりも低い場合でも、前記再生手段におけるコンテンツのバッファ量が、第1の閾値よりも小さい場合には、前記制御ステップにおいて、前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求し、
    前記通信品質が前記通信品質閾値よりも高い場合でも、前記再生手段におけるコンテンツのバッファ量が、第2の閾値よりも大きい場合には、前記制御ステップにおいて、前記コンテンツ配信装置に対してコンテンツを要求しない
    ことを特徴とする請求項6に記載のペーシング制御方法。
  8. コンピュータを、請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載のペーシング制御装置における各手段として機能させるためのプログラム。
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