JPWO2017038187A1 - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

課題: 本発明の目的は、選択候補となる所定の公衆携帯電話網に対して、無線通信装置自身が対応している無線通信のための無線アクセス方式と、対象となる公衆携帯電話網が対応している無線通信のための無線アクセス方式について適切に処理することにある。
解決手段: 本発明の無線通信方法は、公衆携帯電話網で無線通信を行う無線通信装置の無線通信方法であって、無線通信のための無線アクセス方式を設定し、受信可能セルを探索し、全候補のセルを抽出し、位置登録失敗の公衆携帯電話網リストと照合し、無線通信のための無線アクセス方式毎の公衆携帯電話網リストと照合し、候補セルが複数ある場合に優先度を判定し、第1候補のセルを選択することを特徴とする。

Description

本発明は、無線通信装置とその無線通信方法に関するものである。
携帯電話等の無線通信装置は、移動局(ユーザー端末、User Equipment:UE)として用いられ、任意のPLMN(Public Land Mobile network、公衆携帯電話網)に属する基地局と接続することで、当該PLMNに接続し無線通信を行う。
UEではまず電源投入後に、通信を実施するためにPLMN との接続を試みる。この時接続するPLMNについては、複数のPLMN から適切なPLMNを選択し、さらに選択したPLMNに対して自らの位置を登録することが行われる。
各PLMNにおいて、UEとサービスネットワーク間の無線通信は、例えば、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)/GPRS(General Packet Radio Service)方式、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)方式、あるいはLTE(Long Term Evolution)方式などの種々の無線通信のためのRAT(Radio Access Technology、無線アクセス方式)を用いることが可能である。
また、このようなセルラー通信ネットワークにおいては、PLMN毎にID(Identifier)が付与され、さらにUEに適用する加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module:SIM)には、接続するPLMNの候補のIDがリストとして保存されている。
この保存されたPLMN IDリスト(選択候補PLMNリスト)は、その接続の優先順位に基づいてリスト化されており、UEはこの優先度に従って、接続するPLMNを選択する。そして、選択したPLMNにおいて、接続する最適なセル(基地局から電波の届く範囲)を検出し、そのセルにて位置登録を実施する。位置登録後UEはいわゆるアイドル状態に移行するが、アイドル状態に移行する前後で、いくつかのセル選択が実施される。
本PLMN選択やセル選択の動作を図5と、図6を用いて説明する。図5はPLMN選択を含むセル選択の状態及び動作の遷移図であり、図6はPLMN選択動作を説明するためのフローチャートである。
UEは上述のように電源投入後、PLMN との接続を試みるためPLMN選択を行う(501)。PLMN選択で選択すべきPLMNが見つかった場合は、「選択PLMNあり」となり、見つからなかった場合は、「選択PLMNなし」となる。
ここでPLMN選択動作について説明する。PLMN選択とは上述のように複数のPLMN から適切なPLMNを選択することであるが、適用するSIMには、その接続の優先順位に基づいて選択候補PLMNリストが保存されている。またPLMNによっては、複数のRATに対応している場合があり、かつUEも自身が対応できるRATが複数存在する場合がある。つまり、UEは自身が対応できるRATを切り替えながら、任意のPLMNが選択可能かどうかを判断するということが必要となる。
次に、UE動作について図6を用いて説明する。
UEは、PLMN選択が開始されると(601)、まず対応できるRATのうちの一つを設定する(603)。設定したRATにおいて、各PLMNからの制御信号が受信可能なセルを探索する(604)。探索の結果、選択可能な全ての候補セルを抽出する(605)。ここで、選択可能とは例えば、受信可能な制御信号のレベルが閾値以上であるとする。候補セルが有るか否かを判定し(606)、候補セルが存在しない場合(NO)には設定したRATで選択可能なセルがなかったということになるので、次のRATに移行し(611)、(602)の処理に戻る。(606)の判定で候補セルが有る場合(YES)にはそのセルが後述する位置登録失敗PLMNリストにあるPLMNのセルであるかどうかを照合する(607)。この照合により位置登録失敗PLMNリストにあるPLMNのセルは候補から除外される。再度、候補セルが有るか否かを判定し(608)、候補セルが存在しない場合(NO)には次のRATに移行し、(602)の処理に戻る。(608)の判定で候補セルが有る場合(YES)には(609)の処理に進み、複数の選択候補が存在する場合は、接続する優先順位に基づいて保存されているSIM内の選択候補PLMNリストを用いて、候補セルの優先度を判定し(609)、その中から一番優先度の高いPLMNのセルを第1候補として選択する(610)。そして「選択PLMN」をPLMN選択の結果として出力する(611)。(602)の処理でUEが対応できる全RATについて探索が終了していた場合(YES)には、選択するPLMNが存在しなかったとして、「選択PLMNなし」というPLMN選択結果を出力する(612)。
引き続き図5を用いて動作を説明する。UEは(501)で「選択PLMNあり」の場合、選択PLMNでの保存セル情報の確認を行う(502)。(501)で「選択PLMNなし」の場合、サービス圏外(508)に移行する。サービス圏外とはすなわち、選択したPLMNで通信が出来ない状態ということである。そして(502)の処理では当該UEが当該PLMNに対して過去に位置登録した実績があり、その時のセル情報が保存されているかどうかを確認する。保存セルがある場合、そのセルの情報、例えば周波数情報やタイミング情報などを利用することにより、接続のためのセル選択を短時間に行うことが可能となる。保存セルがある場合は、「保存セルあり」となり、ない場合は、「保存セルなし」となる。(502)で「保存セルあり」の場合、保存セルを対象としたセル選択処理を行う(503)。保存セルの中に、この時に選択する条件が整うセルがある場合は、「選択セルあり」となり、ない場合は、「選択セルなし」となる。(503)で「選択セルあり」の場合、選択セルにキャンプオンする(504)。
選択セルにキャンプオン後、UEは位置登録が必要な場合は位置登録処理を実施し(505)、選択したPLMNに対する位置登録が成功すると、アイドル状態に移行する。なお、キャンプオンとは任意のセルを受信し、そのセルで待機している状態のこととし、位置登録が完了した状態でかつ選択したPLMNセルにキャンプオンしている状態をアイドル状態と定義する。(505)において、位置登録処理が失敗した場合は、位置登録が失敗したPLMNを位置登録失敗PLMNリストに保存(507)し、サービス圏外状態(508)に移行する。
位置登録失敗PLMNリストは、サービス圏外から再度PLMN選択を行う時に、位置登録失敗したPLMNを再度選択することを防ぐために使用する。また、アイドル状態あるいはキャンプオンのみの状態において、UEは例えば周期的に、あるいはキャンプオンセルの品質劣化などにより「再選択トリガ」が発生すると、セル再選択を行う(509)。セル再選択とは、キャンプオンセルの周辺情報によって得られるキャンプオンセルの周辺にあるセルの品質や状態の確認を行い、現在キャンプオンしているセルと比較し、選択セルを決定することである。セル再選択の結果、選択セルがある場合は「選択セルあり」となり、ない場合は「選択セルなし」となる。「選択セルあり」の場合は、その選択セルにおいてアイドル状態もしくはキャンプオンのみの状態に戻る。「選択セルなし」の場合は、サービス圏外(508)に移行する。さらに、アイドル状態において、UEはデータ通信が発生すると、アイドル状態を終了し、コネクト状態に移行する(510)。データ通信が終了すると、コネクト状態を終了し、アイドル状態に復帰しようとするが、その時にコネクト状態終了時にセル選択を行う(511)。コネクト状態終了時にセル選択の結果、選択セルがある場合は「選択セルあり」となり、ない場合は「選択セルなし」となる。選択セルありの場合は、アイドル状態(504)に復帰する。「選択セルなし」の場合、すなわちキャンプオンすべきセルが存在しない場合は、新たにキャンプオンすべきセルを見つける必要がある。コネクト状態終了時のセル選択では、キャンプオンすべきセルをネットワークから指示される場合があり、その指示されたセルが選択条件を満たさない場合などに「選択セルなし」となる可能性が有る。新たにキャンプオンすべきセルを見つけるため、(503)の保存セル対象セル選択を行う。
(502)において保存セルなしの場合、あるいは(503)において「選択セルなし」の場合、UEは初期セル選択を行う(506)。初期セル選択とはUEがその選択したPLMNにおいて、対応できる全てのセルについて探索を行い(例えば全ての周波数、全てのタイミングなど)、セルの選択を行うことである。初期セル選択の結果、選択セルがある場合は「選択セルあり」となり、ない場合は「選択セルなし」となる。「選択セルあり」の場合は、その選択セルにおいてアイドル状態もしくはキャンプオンのみの状態に戻る。「選択セルなし」の場合は、サービス圏外(508)に移行する。
(508)のサービス圏外状態になっても、例えば時間経過による選択候補セルの品質向上、あるいはUEの移動による無線環境の変化が想定されるため、サービス圏内への復帰のために、周期的、あるいは何らかのトリガにより、再度(501)のPLMN選択(図1中“1”の遷移)から行う。
次に、図5中の4つのセル選択の動作((503)(506)(509)(511))について説明する。選択したPLMNを対象に4つのセル選択動作が行われるが、その動作を図7で説明する。
図7はセル選択の基本動作を説明するためのフローチャートである。セル選択が開始される(701)と、UEが対応可能なRATのうちの一つを設定(702)し、セル探索の条件を設定する(703)。セル探索条件設定とは例えば、(703)の保存セル対象セル選択であれば、保存セルそのものを指定(周波数、タイミング、あるいはセルのIDなど)し、(506)の初期セル設定であれば、UEが対応可能な探索の対象となる全ての周波数やタイミングを指定し、(509)のセル再選択であれば、ネットワークから報知される周辺セル情報によって得られる周辺セルの周波数やタイミングを指定し、(511)のコネクト状態終了時セル選択であれば、ネットワークから指示された探索すべきセルを指定(周波数、タイミング、あるいはセルのIDなど)する。そして指定された条件に基づき受信可能なセルの探索を行う(704)。受信可能なセルの中から、制御信号のレベルが閾値以上であるセルを候補セルとして抽出する(705)。もし、探索条件が複数ある場合は、全ての組合せでの探索が完了するまで(704)(705)を繰り返えし(706)、完了後そのRATにおける選択候補を決定する(707)。さらに、当該UEが複数のRATに対応している場合は、全てのRATについて同様に(703)〜(707)までを行う(708)。そして(709)にて各RATにおける選択候補の中から最終的な「選択セル」を決定する(711)。また、候補セルがない場合には「選択セルなし」とする(710)。
ここで、従来技術における問題点について説明する。従来技術におけるセルの選択方法では、当該UEで対応可能なRATについて全ての探索を行ってしまうということがある。選択するPLMNによっては、当該UEが対応しているRATのうち未対応のRATが存在する場合がある。すなわち、選択したPLMNが対応していない(させたくない)RATのセルを探索することになってしまうこととなり、その処理に余分な時間や、電力を消費してしまうという問題がある。この問題を解消するための方法として、例えば外部からの設定によりUEに対してセル選択におけるRATを固定するという方法がある。この場合、固定したRATしかセル選択の対象とならないので、余分な探索は回避できるが、それ以外のRATに対応しているPLMNのセルを選択できなくなり、本来選択すべき、あるいは選択可能なセルを選択できないという問題が発生する可能性が有り、ハンドオーバーすべき状況においてハンドオーバー出来ない可能性が有る。
また、PLMN選択においても、例えば当該UE自体はLTE方式及びWCDMA(登録商標)方式に対応しており、また当該選択候補PLMN(仮にPLMN_A)もLTE方式及びWCDMA(登録商標)方式に対応しているが、当該UEがPLMN_Aと通信する場合には、WCDMA(登録商標)方式でのみ通信を行う(LTE方式での通信を禁止する)状況がある。すなわちPLMN選択においてRAT:LTEを設定している場合、選択候補としてはPLMN_Aが抽出される可能性が有る。しかしながら、当該UEはPLMN_AとRAT:LTEで通信することを禁止されているので、RAT:LTEでのPLMN選択処理において、本来PLMN_Aは選択されるべきではないが、候補から除外することが出来ないという問題もある。
先行技術文献としては、例えば、特許文献1に異なる通信事業者間のローミングサービスを実現する交換機に関する技術が開示されている。
特開2011−19105号公報
本発明の目的は、選択候補となる所定の公衆携帯電話網に対して、無線通信装置自身が対応している無線通信のための無線アクセス方式と、対象となる公衆携帯電話網が対応している無線通信のための無線アクセス方式について適切に処理することにある。
本発明の無線通信方法は、公衆携帯電話網で無線通信を行う無線通信装置の無線通信方法であって、無線通信のための無線アクセス方式を設定し、受信可能セルを探索し、全候補のセルを抽出し、位置登録失敗の公衆携帯電話網リストと照合し、無線通信のための無線アクセス方式毎の公衆携帯電話網リストと照合し、候補セルが複数ある場合に優先度を判定し、第1候補のセルを選択することを特徴とする。
また、本発明の無線通信方法は、上述の無線通信方法であって、さらに第1候補のセルを公衆携帯電話網の選択結果として出力することを特徴とする。
また、本発明の無線通信方法は、上述の無線通信方法であって、無線通信装置がサービス圏外となった場合には選択公衆携帯電話網の変更および無線通信のための無線アクセス方式の変更を実施しないことを特徴とする。
また、本発明の無線通信装置は、公衆携帯電話網で無線通信を行う無線通信装置であって、無線部とPLMN選択部とRAT設定部を有し、PLMN選択部はRAT設定部に記憶している情報に基づいて、無線通信のための無線アクセス方式を設定し、受信可能セルを探索し、全候補のセルを抽出し、位置登録失敗の公衆携帯電話網リストと照合し、無線通信のための無線アクセス方式毎の公衆携帯電話網リストと照合し、候補セルが複数ある場合に優先度を判定し、第1候補のセルを選択することを特徴とする。
また、本発明の無線通信装置は、上述の無線通信装置であって、PLMN選択部はさらに第1候補のセルを公衆携帯電話網の選択結果として出力することを特徴とする。
さらに、本発明の無線通信装置は、上述の無線通信装置であって、PLMN選択部は無線通信装置がサービス圏外となった場合には選択公衆携帯電話網の変更および無線通信のための無線アクセス方式の変更を実施しないことを特徴とする。
本発明によれば、選択候補となる所定の公衆携帯電話網に対して、無線通信装置自身が対応している無線通信のための無線アクセス方式と、対象となる公衆携帯電話網が対応している無線通信のための無線アクセス方式について適切に処理することができる。
本発明の一実施例に係る無線通信装置におけるPLMN選択を含むセル選択の状態及び動作の遷移図である。 本発明の一実施例に係る無線通信装置におけるPLMN選択動作を説明するためのフローチャートである。 RAT毎禁止PLMNリストの概念を説明するための図である。 PLMN−RAT対応リストの概念を説明するための図である。 従来技術におけるPLMN選択を含むセル選択の状態及び動作の遷移図である。 従来技術におけるPLMN選択動作を説明するためのフローチャートである。 セル選択の基本動作を説明するためのフローチャートである。 無線通信装置の概要を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図8は無線通信装置の概要を示すブロック図である。
図8において、無線通信装置800は、PLMN選択部801、RAT設定部802、無線部803、アンテナ804で構成されている。
PLMN選択部801は、RAT設定部802の設定情報に基づいて無線部803とアンテナ804を介して、図示していない所定の基地局と通信を行う。
図1は本発明の一実施例に係る無線端末におけるPLMN選択を含むセル選択の状態及び動作の遷移図である。
図2は本発明の一実施例に係る無線端末におけるPLMN選択動作を説明するためのフローチャートである。
無線通信装置であるUE(User Equipment、ユーザー端末)800のPLMN選択部801は、電源投入後、PLMN(Public Land Mobile network、公衆携帯電話網) との接続を試みるためPLMN選択を行う(101)。PLMN選択で選択すべきPLMNが見つかった場合は、「選択PLMNあり」となり、見つからなかった場合は、「選択PLMNなし」となる。
本発明に係るPLMN選択部801のPLMN選択動作の詳細について説明する。
UE800のPLMN選択部801は、PLMN選択が開始されると(201)、全RAT(Radio Access Technology)について探索が実施済みか否かを判定し(202)、全RATの探索が実施済みではない場合(NO)には(203)の処理に進み、全RATの探索が実施済みの場合(YES)には(222)に進む。
PLMN選択部801は、対応できるRATのうちの一つをRAT設定部802に設定する(203)。RAT設定部802に設定したRATにおいて、各PLMNからの制御信号が受信可能なセルを探索する(204)。探索の結果、選択可能な全ての候補セルを抽出する(205)。ここで、選択可能とは例えば、受信可能な制御信号のレベルが閾値以上であるとする候補セルが有るか否かを判定し(206)、仮にこの時点で候補セルが存在しない場合(NO)には、設定したRATで選択可能なセルがなかったということになるので、次のRATを設定に移行し(211)、(202)の処理に戻る。(206)の判定で候補セルが有る場合(YES)には位置登録失敗PLMNリストにあるPLMNのセルであるかどうかを照合する(207)。この照合により位置登録失敗PLMNリストにあるPLMNのセルは候補から除外する。再度、候補セルが有るか否かを判定し(208)、候補セルが存在しない場合(NO)には次のRATに移行し(211)、(202)の処理に戻る。
PLMN選択部801は、(207)で残った候補セルに対して、そのセルがRAT毎禁止PLMNリストにあるPLMNのセルであるかどうかを照合する(209)。
ここで、RAT毎禁止PLMNリストについて図3を用いて説明する。図3はRAT毎禁止PLMNリストの概念を説明するための図である。
本発明の一実施例であるUE800のRAT設定部802はRAT毎禁止PLMNリストを記憶している。RAT毎禁止PLMNリストには当該RATにて接続しないPLMN、つまり選択禁止のPLMNが登録されている。図3にはリストのパラメータとしてPLMN IDを使用している例を示している。PLMN IDのMCC(Mobile Country Code)の部分(図3のRAT:LTEの場合では、jjjやmmmの部分)やMNC(Mobile Network Code)の部分を使用することで、「“jjj”国の“kk”ネットワーク(事業者)はLTEでの選択を禁止する」ということを意味することが可能である。また、MNCの部分を“**”とすることで、例えば、図3のRAT:LTEの場合は「“mmm”国の全てのネットワーク(事業者)はLTEでの選択を禁止する」ということ意味することが可能である。このようにRAT毎に禁止するPLMNを設定しておく。
PLMN選択部801は、RAT設定部802のRAT毎禁止PLMNリストと候補セルを照合する(211)ことにより、当該RATにおいて禁止されているPLMNを選択することがなくなる。これは、例えば、当該UEはLTE(Long Term Evolution)方式及びWCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)方式に対応しており、また当該選択候補PLMN(例えば、PLMN_A)もLTE方式及びWCDMA(登録商標)方式に対応しているが、当該UEがPLMN_Aと通信する場合には、WCDMA(登録商標)方式でのみ通信を行ってほしいような状況において、PLMN選択処理でRAT:LTEを設定している場合、選択候補としてはPLMN_Aが抽出される可能性が有るが、このような時にRAT設定部802のRAT毎禁止PLMNリストと照合することにより、誤った選択を防ぐことが出来る。
引き続き図2を用いて動作を説明する。PLMN選択部801はステップ(209)により選択禁止のPLMNのセルを候補から除外する。再度、候補セルが有るか否かを判定し(210)、候補セルが存在しない場合(NO)には次のRATに移行し(211)、(202)の処理に戻り、候補セルが存在する場合(YES)には(212)の処理に進む。
PLMN選択部801は、複数の選択候補が存在する場合には、接続する優先順位に基づいて記憶されているSIM (Subscriber Identity Module、加入者識別モジュール)内の選択候補PLMNリストを用いて、候補セルの優先度を判定し(212)、その中から一番優先度の高いPLMNのセルを第1候補として選択する(213)。そして「選択PLMN」をPLMN選択の結果として出力する(221)。
PLMN選択部801は、(202)の処理でUEが対応できる全RATについて探索が終了していた場合(YES)には、選択するPLMNが存在しなかったとして、「選択PLMNなし」というPLMN選択結果を出力する(222)。
次に、対応RAT設定動作について、図4を用いて説明する。図4はPLMN−RAT対応リストの概念を説明するための図である。
本発明の一実施例であるUE800のRAT設定部802はPLMN−RAT対応リストを記憶している。PLMN−RAT対応リストには当該選択PLMNにて接続の対象となるRATが優先度付きで記憶されており、また接続の対象とならないRATについても記憶されている。図4にはリストのパラメータとしてPLMN IDとRAT毎(図4ではLTE及びWCDMA(登録商標))の対応を示している。PLMN IDのMCC(Mobile Country Code)の部分(図4の場合では、aaaやbbbの部分)やMNC(Mobile Network Code)の部分(図4の場合では、ccやddの部分)を使用することで、「“aaa”国の“cc”ネットワーク(事業者)はLTE第1優先、WCDMA(登録商標)は第2優先で接続する」ということを意味したり、「“aaa”国の“dd”ネットワーク(事業者)はLTE第1優先、WCDMA(登録商標)接続禁止」ということを意味することが可能である。このようにPLMN毎のRAT対応を設定する。
本発明の一実施例であるUE800のPLMN選択部801は、PLMN−RAT対応リストと選択PLMNを関連付けることにより、セル選択動作におけるRAT設定を過不足なく適切に制御することが出来る。すなわち、図1の(112)の対応RAT設定において、以降の図1中の4つのセル選択の動作((103)(106)(109)(111))における探索RATを過不足なく適切に設定し、選択したPLMNに合わせることが出来る。また、セル探索の動作に留まらず、端末動作の全ておける当該UEの対応RATを、選択したPLMNに合わせることも可能になる。具体的にはPLMNに対する登録、あるいは接続時にネットワークに報告するUE Capabilityを選択PLMNに合わせ、かつ全ての端末動作をそれに合わせることにより実現できる。さらには当該UE Capabilityを適切にすることにより、選択したPLMNが本来対応しているRATと当該UEが選択PLMNに対して禁止していないRATが完全に一致しない場合にも、ネットワークから当該UEに対して禁止RATへの移行などを求められることがなく、不用意な制御を削減することも可能である。
引き続き図1を用いて動作を説明する。PLMN選択部801は(101)で「選択PLMNあり」の場合、セル選択動作を含む全ての端末動作の対応RAT設定(112)で行った後、選択PLMNでの保存セル情報の確認を行う(102)。(101)で「選択PLMNなし」の場合、サービス圏外(108)に移行する。サービス圏外とはすなわち、選択したPLMNで通信が出来ない状態ということである。そして(102)の処理では当該UEが当該PLMNに対して過去に位置登録した実績があり、その時のセル情報が保存されているかどうかを確認する。保存セルがある場合、そのセルの情報、例えば周波数情報やタイミング情報などを利用することにより、接続のためのセル選択を短時間に行うことが可能となる。保存セルがある場合は、「保存セルあり」となり、ない場合は、「保存セルなし」となる。(102)で「保存セルあり」の場合、保存セルを対象としたセル選択処理を行う(103)。保存セルの中に、この時に選択する条件が整うセルがある場合は、「選択セルあり」となり、ない場合は、「選択セルなし」となる。(103)で「選択セルあり」の場合、選択セルにキャンプオンする(104)。
選択セルにキャンプオン後、PLMN選択部801は位置登録が必要な場合は位置登録処理を実施し(105)、選択したPLMNに対する位置登録が成功すると、アイドル状態に移行する。なお、本発明の一実施例においては、キャンプオンとは任意のセルを受信し、そのセルで待機している状態のこととし、位置登録が完了した状態でかつ選択したPLMNセルにキャンプオンしている状態をアイドル状態と定義する。(105)において、位置登録処理が失敗した場合は、位置登録が失敗したPLMNを位置登録失敗PLMNリストに保存(107)し、サービス圏外状態(108)に移行する。
位置登録失敗PLMNリストは、サービス圏外から再度PLMN選択を行う時に、位置登録失敗したPLMNを再度選択することを防ぐために使用する。また、アイドル状態あるいはキャンプオンのみの状態において、UEは例えば周期的に、あるいはキャンプオンセルの品質劣化などにより「再選択トリガ」が発生すると、セル再選択を行う(109)。セル再選択とは、キャンプオンセルの周辺情報によって得られるキャンプオンセルの周辺にあるセルの品質や状態の確認を行い、現在キャンプオンしているセルと比較し、選択セルを決定することである。セル再選択の結果、選択セルがある場合は「選択セルあり」となり、ない場合は「選択セルなし」となる。「選択セルあり」の場合は、その選択セルにおいてアイドル状態もしくはキャンプオンのみの状態に戻る。「選択セルなし」の場合は、サービス圏外(108)に移行する。
さらに、アイドル状態において、PLMN選択部801はデータ通信が発生すると、アイドル状態を終了し、コネクト状態に移行する(110)。データ通信が終了すると、コネクト状態を終了し、アイドル状態に復帰しようとするが、その時にコネクト状態終了時にセル選択を行う(111)。コネクト状態終了時にセル選択の結果、選択セルがある場合は「選択セルあり」となり、ない場合は「選択セルなし」となる。選択セルありの場合は、アイドル状態(104)に復帰する。「選択セルなし」の場合、すなわちキャンプオンすべきセルが存在しない場合は、新たにキャンプオンすべきセルを見つける必要がある。コネクト状態終了時のセル選択では、キャンプオンすべきセルをネットワークから指示される場合があり、その指示されたセルが選択条件を満たさない場合などに「選択セルなし」となる可能性が有る。新たにキャンプオンすべきセルを見つけるため、(103)の保存セル対象セル選択を行う。
PLMN選択部801は、(102)において保存セルなしの場合、あるいは(103)において「選択セルなし」の場合、初期セル選択を行う(106)。初期セル選択とはUEがその選択したPLMNにおいて、対応できる全てのセルについて探索を行い(例えば全ての周波数、全てのタイミングなど)、セルの選択を行うことである。初期セル選択の結果、選択セルがある場合は「選択セルあり」となり、ない場合は「選択セルなし」となる。「選択セルあり」の場合は、その選択セルにおいてアイドル状態もしくはキャンプオンのみの状態に戻る。「選択セルなし」の場合は、サービス圏外(108)に移行する。
PLMN選択部801は、(108)のサービス圏外状態になっても、例えば時間経過による選択候補セルの品質向上、あるいはUEの移動による無線環境の変化が想定されるため、サービス圏内への復帰のために、周期的、あるいは何らかのトリガにより、再度(101)のPLMN選択(図中 “1”の遷移)から行う。
次に、図1の4つのセル選択の動作((103)(106)(109)(111))について説明する。選択したPLMNを対象に4つのセル選択動作が行われるが、その動作を図7で説明する。
図7はセル選択の基本動作を説明するためのフローチャートである。セル選択が開始される(701)と、PLMN選択部801が対応可能なRATのうちの一つをRAT設定部802に設定(702)し、セル探索の条件を設定する(703)。セル探索条件設定とは例えば、(703)の保存セル対象セル選択であれば、保存セルそのものを指定(周波数、タイミング、あるいはセルのIDなど)し、(106)の初期セル設定であれば、UEが対応可能な探索の対象となる全ての周波数やタイミングを指定し、(109)のセル再選択であれば、ネットワークから報知される周辺セル情報によって得られる周辺セルの周波数やタイミングを指定し、(111)のコネクト状態終了時セル選択であれば、ネットワークから指示された探索すべきセルを指定(周波数、タイミング、あるいはセルのIDなど)する。
そして、PLMN選択部801は、指定された条件に基づき受信可能なセルの探索を行う(704)。受信可能なセルの中から、制御信号のレベルが閾値以上であるセルを候補セルとして抽出する(705)。もし、探索条件が複数ある場合は、全ての組合せでの探索が完了するまで(704)(705)を繰り返えし(706)、完了後そのRATにおける選択候補を決定する(707)。さらに、当該UEが複数のRATに対応している場合は、全てのRATについて同様に(703)〜(707)までを行う(708)。そして(709)にて各RATにおける選択候補の中から最終的な「選択セル」を決定する(711)。また、候補セルがない場合には「選択セルなし」とする(710)。
次に、本発明の一実施例に係る無線通信装置のサービス圏外時(108)の動作について図1を用いて説明する。
PLMN選択部801は、サービス圏外状態になった場合、その原因としては例えば、短時間の無線品質の劣化、あるいはUEの移動による無線環境の変化などがある。短時間の無線品質劣化の場合は、時間経過による選択候補セルの品質向上の可能性があるため、選択PLMNを積極的に変更する必要がないため、選択PLMNの変更及び対応RAT設定の変更を実施しない。
このような場合は図1中 “2”の遷移が有効である。一方、UEの移動による無線環境の変化の場合は、選択するセルの変更のみならず、選択PLMNサービス圏外になっていることもあるため、サービス圏内への復帰のために、RAT設定を解除してPLMN選択から実施する必要がある。このような場合は図1中 “1”の遷移が有効である。すなわち、選択PLMN自体を変更する必要はある場合に、サービス圏外を契機に自動的にRAT設定を解除し、本来当該UEが対応しているRATの全てに対して、PLMNの選択処理が実施できる。
この方法により、UE800のPLMN選択部801は、本来選択すべき、あるいは選択可能なセルを選択することが出来る。
また、PLMN選択部801は、サービス圏外への移行の原因が特定できない場合、例えば、サービス圏内に復帰することなく “2”の遷移が連続したら “1”の遷移とするという実装も可能である。
さらに、RAT毎禁止PLMNリスト、PLMN−RAT対応リストについては、外部からの設定を可能とすることで、例えば任意のPLMNの対応RATが変更、追加になった場合やあるいは、UEの動作を変更することも可能となる。
本発明の実施形態である無線通信方法は、選択候補となる所定の公衆携帯電話網に対して、無線通信装置自身が対応している無線通信のための無線アクセス方式と、対象となる公衆携帯電話網が対応している無線通信のための無線アクセス方式について適切に処理することができる。
以上本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された無線通信方法に限定されるものではなく、上記以外の無線通信方法に広く適用することができることは言うまでもない。
この出願は、2015年8月31日に出願された日本出願特願2015−170619を基礎として優先権の利益を主張するものであり、その開示の全てを引用によってここに取り込む。
無線通信装置自身が対応している無線回線と、対象となる公衆携帯電話網が対応している無線回線について適切に処理する用途にも適用できる。
101:PLMN選択、102:選択PLMNでの保存セル情報確認、103:保存セル対象セル選択、104:キャンプオン、105:位置登録処理、106:初期セル選択、107:登録失敗PLMN保存、108:サービス圏外、109:セル再選択、110:コネクト状態、111:コネクトモード終了時セル選択、112:対応RAT設定、800:無線通信装置、801:PLMN選択部、802:RAT設定部、803:無線部、804:アンテナ。

Claims (8)

  1. 公衆携帯電話網で無線通信を行う無線通信装置の無線通信方法であって、
    無線通信のための無線アクセス方式を設定し、受信可能セルを探索し、全候補のセルを抽出し、位置登録失敗の公衆携帯電話網リストと照合し、無線通信のための無線アクセス方式毎の公衆携帯電話網リストと照合し、候補セルが複数ある場合に優先度を判定し、第1候補のセルを選択することを特徴とする無線通信方法。
  2. 請求項1に記載の無線通信方法であって、
    さらに前記第1候補のセルを公衆携帯電話網の選択結果として出力することを特徴とする無線通信方法。
  3. 請求項1に記載の無線通信方法であって、
    無線通信装置がサービス圏外となった場合には選択公衆携帯電話網の変更および無線通信のための無線アクセス方式の変更を実施しないことを特徴とする無線通信方法。
  4. 請求項2に記載の無線通信方法であって、
    無線通信装置がサービス圏外となった場合には選択公衆携帯電話網の変更および無線通信のための無線アクセス方式の変更を実施しないことを特徴とする無線通信方法。
  5. 公衆携帯電話網で無線通信を行う無線通信装置において、
    無線部とPLMN選択部とRAT設定部を有し、
    前記PLMN選択部は、前記RAT設定部に記憶している情報に基づいて、無線通信のための無線アクセス方式を設定し、受信可能セルを探索し、全候補のセルを抽出し、位置登録失敗の公衆携帯電話網リストと照合し、無線通信のための無線アクセス方式毎の公衆携帯電話網リストと照合し、候補セルが複数ある場合に優先度を判定し、第1候補のセルを選択することを特徴とする無線通信装置。
  6. 請求項5に記載の無線通信装置において、
    前記PLMN選択部は、さらに前記第1候補のセルを公衆携帯電話網の選択結果として出力することを特徴とする無線通信装置。
  7. 請求項5に記載の無線通信装置において、
    前記PLMN選択部は、無線通信装置がサービス圏外となった場合には選択公衆携帯電話網の変更および無線通信のための無線アクセス方式の変更を実施しないことを特徴とする無線通信装置。
  8. 請求項6に記載の無線通信装置において、
    前記PLMN選択部は、無線通信装置がサービス圏外となった場合には選択公衆携帯電話網の変更および無線通信のための無線アクセス方式の変更を実施しないことを特徴とする無線通信装置。
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