JPWO2016158394A1 - 基地局及びユーザ装置 - Google Patents

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Abstract

より長いDRX周期をユーザ装置に設定するための仕組みが開示される。本発明の一態様は、ユーザ装置との無線通信を制御する通信制御部と、前記ユーザ装置による間欠受信(DRX)を制御するDRX制御部とを有する基地局であって、前記DRX制御部は、前記無線通信におけるシステムフレーム番号(SFN)、サブフレーム番号及び前記SFNの周回の回数をカウントするハイパーSFN(HSFN)を管理し、前記HSFNを用いて指定された受信期間を有する拡張DRX(eDRX)を前記ユーザ装置に設定する基地局に関する。

Description

本発明は、無線通信システムに関する。
LTE(Long Term Evolution)システム及びLTE−Advancedシステムでは、ユーザ装置(User Equipment:UE)のバッテリセービングのため間欠受信(Discontinuous Reception:DRX)制御が採用されている。LTE規格では、DRX制御は、アイドル状態のユーザ装置とConnected状態のユーザ装置とのそれぞれについて規定されている。何れの動作状態のDRXにおいても、ユーザ装置はある一定の周期で基地局(evolved Node B:eNB)から送信される無線信号を受信する受信期間を設定し、当該受信期間において、基地局はユーザ装置に無線信号を送信する。
LTEシステム及びLTE−Advancedシステムでは、アイドル状態のユーザ装置は、以下のようにして、DRX制御下において基地局からページングメッセージを受信する。LTE規格では、ページングメッセージが送信されるサブフレームであるPaging Occasion(PO)と、Paging Occasionを含みうる無線フレームであるPaging Frame(PF)とが、以下の式に従ってユーザ装置と基地局との双方において決定される。すなわち、PFのシステムフレーム番号(SFN)は、
SFN mod T=(T div N)*(UE_ID mod N)
により決定される。ここで、Tは、ページングメッセージを受信するためのユーザ装置のDRX周期であり、無線フレーム数により表される。Nは、TとnB(nBは、4T,2T,T,T/2,T/4,T/8,T/16,T/32から選択される値である)との最小値である。また、UE_IDは、
UE_ID=IMSI mod 1024
により決定され、ここで、IMSIは、当該ユーザ装置のIMSI(International Mobile Subscriber Identity)である。
このようにして決定されたPFにおけるPOのサブフレーム番号は、以下の式に従って算出されるインデックスi_sとパラメータNsとから、LTE規格において規定されている対応テーブルを利用して決定される。
i_s=floor(UE_ID/N)mod Ns
ここで、Nsは、1とnB/Tとの最大値である。
このようにして、PF及びPOは、ユーザ装置と基地局との双方が認識しているユーザ装置の識別子(IMSI)から一意的に決定することができ、当該PFに設定されるPOでは、アイドル状態のユーザ装置は、基地局からのページングメッセージの受信を待機する。このように決定された周期的なPFのPOにおいて基地局がページングメッセージを送信すると、ユーザ装置は、送信されたページングメッセージを受信することができる。
一方、Connected状態のユーザ装置は、以下のようにして、DRX制御下において基地局からPDCCH(Physical Downlink Control Channel)を受信する。Connected状態のDRX制御では、ユーザ装置は、基地局からPDCCHを受信するため通信回路を起動するアクティブ期間と、受信回路を起動しない非アクティブ期間との2つの状態により管理される。アクティブ状態では、ユーザ装置は、基地局からのPDCCHを監視すると共に、フィードバック情報やSRS(Sounding Reference Signal)を送信する。当該フィードバック情報として、例えば、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Precoding Matrix Indicator)、RI(Rank Indicator)、PTI(Precoding Type Indicator)などがあげられる。一方、非アクティブ状態では、ユーザ装置は、基地局からのPDCCHを監視せず、また、フィードバック情報及びSRSも送信しない。
LTE規格では、当該アクティブ状態は、On duration timer、drx−Inactivity timer、drx−Retransmission timer、mac−contention Resolution timerの何れかが起動している場合、スケジューリングリクエストを送信した場合、アップリンクHARQ再送のためのアップリンクグラントが割り当てられた場合、又は、ランダムアクセス(RA)レスポンスを受信し、その後に新規送信を指示するPDCCHを受信していない場合として定義される。一方、DRX制御における非アクティブ状態は、上述した場合以外として定義される。
例えば、図1に示されるように、drx−Inactivity timerが満了すると、ユーザ装置は、アクティブ状態から非アクティブ状態に移行し、その後にDRXを起動する。図示されるように、DRXの起動中、ユーザ装置は、一定のDRX周期(DRX cycle)によりアクティブ状態に遷移し、当該アクティブ状態の期間(On duration)において基地局からのPDCCHの受信を試みる。
また、図2に示されるように、基地局から当該ユーザ装置がDRXを起動すべきことを示す状態制御情報を含むDRX MAC(Medium Access Control) CE(Control Element)を受信すると、drx−Inactivity timerは、当該DRX MAC CEに従って停止される。この場合、図示されるように、ユーザ装置は、アクティブ状態から非アクティブ状態に移行し、その後にDRXを起動する。図1と同様に、DRXの起動中、ユーザ装置は、一定のDRX周期によりアクティブ状態に遷移し、当該アクティブ状態の期間(On duration)において基地局からのPDCCHの受信を試みる。
一方、現在策定中の3GPP Rel−13では、通信が頻繁には発生しないMTC(Machine Type Communication)端末に対して、シグナリング量の増加と遅延とを伴うアイドル状態からアクティブ状態への移行を抑制するため、上述した現状のDRXより長いDRX周期を適用したDRXの導入が検討されている。具体的には、現状のDRX周期は最大2.56秒まで設定可能であるが、これを5分以上に設定できるようにすること、すなわち、拡張DRX(extended DRX:eDRX)が検討されている。また、当該拡張DRXは、上述した従来のアイドル状態のためのDRXとConnected状態のDRXとの双方に適用できることが望まれる。
3GPP TS36.304 V12.4.0(2015−03) 3GPP TS36.321 V12.5.0(2015−03) 3GPP TS36.331 V12.5.0(2015−03) RP−150493
LTE規格では、ユーザ装置は、基地局から通知されるDRXの周期(longDRX−Cycle)及び始期(longDRX−CycleStartOffset)を規定するDRXパラメータに従って、DRXの受信期間又はオン期間(On duration)を決定している。ここで、DRX始期はDRX周期の長さに応じて範囲が規定されており、例えば、40サブフレームのDRX周期に対しては、0〜39番目のサブフレームから受信期間が設定可能であり、2560サブフレームのDRX周期に対しては、0〜2559番目のサブフレームから受信期間が設定可能である。基地局からこれらのDRXパラメータが通知されると、ユーザ装置は、
[(SFN*10)+サブフレーム番号]modulo(longDRX−Cycle)=drxStartOffset
となるサブフレームにおいてアクティブ状態に遷移する。
しかしながら、10個のサブフレーム(サブフレーム#0〜#9)からなる各無線フレーム(10ms)を識別するSFNは、0〜1023の値しかとらない。このため、DRX周期は最大で10240msしか設定できず、現状のLTE規格によると、5分などのより長いDRX周期を設定することはできない。
上述した問題点に鑑み、本発明の課題は、より長いDRX周期をユーザ装置に設定するための仕組みを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、ユーザ装置との無線通信を制御する通信制御部と、前記ユーザ装置による間欠受信(DRX)を制御するDRX制御部とを有する基地局であって、前記DRX制御部は、前記無線通信におけるシステムフレーム番号(SFN)、サブフレーム番号及び前記SFNの周回の回数をカウントするハイパーSFN(HSFN)を管理し、前記HSFNを用いて指定された受信期間を有する拡張DRX(eDRX)を前記ユーザ装置に設定する基地局に関する。
本発明の他の態様は、基地局との間で無線信号を送受信する送受信部と、前記基地局から送信される無線信号を間欠受信するDRX部とを有するユーザ装置であって、前記DRX部は、前記基地局との無線通信におけるシステムフレーム番号(SFN)、サブフレーム番号及び前記SFNの周回の回数をカウントするハイパーSFN(HSFN)を管理し、前記HSFNを用いて指定された受信期間を有する拡張DRX(eDRX)を起動するユーザ装置に関する。
本発明によると、より長いDRX周期をユーザ装置に設定することができる。
図1は、Connected状態からの一例となる間欠受信制御を示す概略図である。 図2は、Connected状態からの他の例となる間欠受信制御を示す概略図である。 図3Aは、本発明の一実施例による無線通信システムを示す概略図である。 図3Bは、本発明の一実施例による基地局のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3Cは、本発明の一実施例によるユーザ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の一実施例による基地局の構成を示すブロック図である。 図5は、eNBとUEとの間でHSFNの認識不一致が生じるケースを示す概略図である。 図6は、本発明の一実施例によるユーザ装置の構成を示すブロック図である。 図7は、本発明の一実施例によるeDRX制御のシグナリング例を示す図である。 図8は、本発明の一実施例によるeDRX制御のシグナリング例を示す図である。 図9は、本発明の一実施例によるeDRX制御のシグナリング例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
以下の実施例では、従来の間欠受信(DRX)、すなわち、システムフレーム番号(SFN)の範囲内で設定される受信期間を有するDRXを拡張した、より長いDRX周期を設定可能な拡張DRX(eDRX)を実現する基地局及びユーザ装置が開示される。後述される実施例を概略すると、SFNの上位のカウンタとして、SFNの周回の回数をカウントするハイパーSFN(HSFN)が導入される。基地局及びユーザ装置は、従来のDRXで用いられるSFN及びサブフレーム番号と共に当該HSFNを管理し、HSFNを用いてより長いDRX周期によるeDRXの受信期間を設定する。当該HSFNを利用したeDRXによって、MTC端末などの低頻度の通信しか必要としないユーザ装置の電力消費を低減することが可能になる。
図3Aを参照して、本発明の一実施例による無線通信システムを説明する。図3Aは、本発明の一実施例による無線通信システムを示す概略図である。
図3Aに示されるように、無線通信システム10は、基地局100及びユーザ装置200を有する。無線通信システム10は、例えば、LTEシステム又はLTE−Advancedシステムである。図示された実施例では、1つの基地局100しか示されていないが、無線通信システム10のサービスエリアをカバーするよう多数の基地局100が配置される。また、簡単化のため図示しないが、典型的には、MME(Mobility Management Entity)などの基地局100の上位局が基地局100に接続される。
基地局100は、ユーザ装置200と無線接続することによって、コアネットワーク(図示せず)上に通信接続された上位局やサーバから受信したダウンリンク(DL)パケットをユーザ装置200に送信すると共に、ユーザ装置200から受信したアップリンク(UL)パケットをサーバに送信する。本実施例では、基地局100は、後述されるHSFNを利用した拡張DRX(eDRX)機能を有する。
図3Bに示されるように、基地局100は、典型的には、ユーザ装置200との間で無線信号を送受信するためのアンテナ101、隣接する基地局と通信するための第1通信インタフェース(X2インタフェースなど)102、コアネットワークと通信するための第2通信インタフェース(S1インタフェースなど)103、ユーザ装置200との送受信信号を処理するためのプロセッサ104や回路、メモリ装置105などのハードウェアリソースにより構成される。後述される基地局100の各機能及び処理は、メモリ装置105に格納されているデータやプログラムをプロセッサ104が処理又は実行することによって実現されてもよい。しかしながら、基地局100は、上述したハードウェア構成に限定されず、他の何れか適切なハードウェア構成を有してもよい。
ユーザ装置200は、典型的には、スマートフォン、携帯電話、タブレット、モバイルルータ、ウェアラブル端末などの無線通信機能を備えた何れか適切な情報処理装置であってもよい。本実施例では、ユーザ装置200は、後述されるHSFNを利用したeDRX機能を有する。
図3Cに示されるように、ユーザ装置200は、プロセッサなどのCPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリなどのメモリ装置202、基地局100との間で無線信号を送受信するための無線通信装置203、入出力装置や周辺装置などのユーザインタフェース204などから構成される。例えば、後述されるユーザ装置200の各機能及び処理は、メモリ装置202に格納されているデータやプログラムをCPU201が処理又は実行することによって実現されてもよい。しかしながら、ユーザ装置200は、上述したハードウェア構成に限定されず、後述する処理の1以上を実現する回路などにより構成されてもよい。
次に、図4〜5を参照して、本発明の一実施例による基地局によるeDRX制御を説明する。図4は、本発明の一実施例による基地局の構成を示すブロック図である。
図4に示されるように、基地局100は、通信制御部110及びDRX制御部120を有する。
通信制御部110は、ユーザ装置200との無線通信を制御する。具体的には、ダウンリンク通信では、通信制御部110は、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)などの制御チャネルやPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)などのデータチャネルをユーザ装置200に送信する。また、アップリンク通信では、通信制御部110は、PUCCH(Physical Uplink Control Channel)などの制御チャネルやPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)などのデータチャネルを受信する。また、通信制御部110は、基地局100のセルに在圏するユーザ装置200にMIB(Master Information Block)やSIB(System Information Block)などの報知情報を送信する。
DRX制御部120は、ユーザ装置200による間欠受信(DRX)を制御すると共に、無線通信におけるシステムフレーム番号(SFN)、サブフレーム番号及び当該SFNの周回の回数をカウントするハイパーSFN(HSFN)を管理し、当該HSFNを用いて指定された受信期間を有する拡張DRX(eDRX)をユーザ装置200に設定する。すなわち、DRX制御部120は、無線通信の進捗に従ってHSFN、SFN及びサブフレーム番号を更新すると共に、当該HSFNを利用してより長いDRX周期による拡張DRX(eDRX)をユーザ装置200に設定する。
本発明によるHSFNは、無線フレームをカウントするSFNの上位のカウンタとして機能し、SFNが周回する毎に1だけインクリメントされる。LTE規格では、無線フレームをカウントするSFNは、0〜1023までの値をとり、1024個の無線フレームをカウントできる。SFN=1023に対応する無線フレームの次の無線フレームが出現すると、SFNは周回して0にリセットされると共に、HSFNが1だけインクリメントされる。例えば、HSFN=3及びSFN=1023におけるサブフレーム#9の次のサブフレームは、HSFN=4及びSFN=0におけるサブフレーム#0となる。現在のLTE規格では、DRXの受信期間は、SFN及びサブフレーム番号を用いて設定されるため、10240個のサブフレーム、すなわち、10240msの期間内でしか設定できない。しかしながら、このようなHSFNを利用してDRXの受信期間を設定することによって、より長いDRX周期を有する拡張DRX(eDRX)を設定することが可能になる。eDRXを実現するためには、基地局100とユーザ装置200とのそれぞれが管理するHSFN、SFN及びサブフレーム番号の認識が一致している必要がある。このため、DRX制御部120は、eDRXを設定する際にeDRXの受信期間の周期(longDRX−Cycle)及び始期(drxStartOffset)を通知すると共に、HSFN、SFN及びサブフレーム番号の認識が一致するようにユーザ装置200によるeDRXを制御する。
一実施例では、DRX制御部120は、ユーザ装置200に設定したeDRXの受信期間の周期及び始期に基づき、管理されているHSFNの値、SFNの値及びサブフレーム番号から算出されるサブフレームが当該受信期間に入ったか判断してもよい。一例として、DRX制御部120は、
[(HSFN)*10240+(SFN*10)+サブフレーム番号]mod(longDRX−Cycle)=drxStartOffset
となるサブフレームにおいて、ユーザ装置200がアクティブ状態に遷移すると判断してもよい。当該タイミングにおいて、通信制御部110は、ユーザ装置200にPDCCHを送信したり、あるいは、ユーザ装置200からのフィードバック情報やSRSの受信を待機してもよい。
一実施例では、DRX制御部120は、ユーザ装置200にeDRXを設定する際、eDRXの受信期間の周期及び始期と管理されているHSFNの値とをユーザ装置200に通知してもよい。すなわち、基地局100とユーザ装置200との間でHSFNを同期させるため、DRX制御部120は、管理しているHSFNの値をユーザ装置200に明示的に通知してもよい。当該HSFNの値は、eDRXを設定するためのRRC(Radio Resource Control)メッセージにより通知されてもよい。基地局100から当該HSFNの値を受信すると、ユーザ装置200は、受信したHSFNの値によって自らが管理するHSFNを初期化し、その後はSFNが周回する毎にHSFNをインクリメントする。これにより、例えば、ユーザ装置200にキャリアアグリゲーションが設定されている場合、DRX制御部120は、セル単位でユーザ装置200にHSFNを設定することが可能になり、eDRX制御をよりシンプルにすることができる。
一実施例では、DRX制御部120は、SFNの範囲内の値により表されたeDRXの受信期間の周期及び始期と、当該受信期間が属するHSFNを示す値とをユーザ装置200に通知してもよい。LTE規格では、DRX周期及び始期は、サブフレームを単位とする絶対値で通知される。しかしながら、長周期になったeDRXにおいて、DRX周期及び始期を絶対値で管理及び通知した場合、基地局100及びユーザ装置200の実装が複雑になる可能性がある。このため、eDRXにおけるDRX周期及び始期は、既存の絶対値によるDRX周期及び始期とHSFNの相対値との組み合わせによって通知されてもよい。すなわち、DRX制御部120は、eDRXの受信期間が属するHSFN、具体的には、当該受信期間が現在のHSFNから何回インクリメントされたHSFNに属するかを示すHSFNの値と、インクリメントされたHSFNにおける何れのサブフレームから受信期間が始まるかを示すDRX周期及び始期、すなわち、従来のDRXによる絶対値で表されたDRX周期及び始期とをユーザ装置200に通知してもよい。特定のHSFNにおける10240個のサブフレームは、現状のLTE規格におけるSFNの範囲内の絶対値により表すことができる。このため、DRX制御部120は、SFNの範囲内の絶対値と現在のHSFNからの相対値(インクリメント値)との組み合わせによって、eDRXの受信期間を特定することができる。本実施例によると、eDRXの受信期間をHSFNの範囲内の絶対値により表す直接的な表現方法と比較して、シグナリング量の増加を抑制できる。また、基地局100及びユーザ装置200がHSFNの範囲までサブフレームの絶対値をカウントする必要がなくなり、実装を簡素化できる。
一実施例では、DRX制御部120は、SFNが周回する直前の所定の期間ではeDRXをユーザ装置200に設定することを保留してもよい。上述したように、eDRX制御では、基地局100とユーザ装置200との間でHSFNの認識が一致している必要があるが、基地局100がユーザ装置200にeDRXを設定するタイミングによっては、基地局100とユーザ装置200との間でHSFNの認識不一致が生じる可能性がある。具体的には、図5に示されるように、DRX制御部120が、SFNの周回の直前でeDRXを設定すると、ユーザ装置200が周回直前のHSFNの値(x)を設定したのか、あるいは、周回後のHSFNの値(x+1)を設定したのか判断できない可能性がある。例えば、図示されるように、通信制御部110が、HSFN=xに属するサブフレームとHSFN=x+1に属するサブフレームとの境界の直前でeDRXを設定するためのRRCメッセージをユーザ装置200に送信し、HSFN=x+1に属するサブフレームで当該RRCメッセージに対するRRC completeメッセージを受信したとする。この場合、DRX制御部120は、ユーザ装置200がxとx+1との何れの値をHSFNに使用しているか確信することができなくなる。HSFNの認識不一致が生じた場合には、ユーザ装置200は、基地局100からのPDCCHを受信することができなくなる。このようなHSFNの同期外れを回避するため、DRX制御部120は、SFNが周回する直前の所定の期間ではeDRXの設定をしないようにしてもよい。なお、当該所定の期間は、eDRXを設定するためのRRCメッセージに対するRRC completeメッセージをユーザ装置200から受信できると予想される期間であってもよい。本実施例によると、ユーザ装置200に特別な制御をさせることなく、HSFNの認識不一致が生じる可能性がある曖昧な期間(ambiguity period)の発生を回避することができる。
他の実施例では、通信制御部110は、管理されているHSFNの値を報知情報により通知してもよい。上述したように、基地局100がユーザ装置200にeDRXを設定するタイミングに起因したHSFNの同期外れを回避するため、通信制御部110は、管理されているHSFNの値を所定の報知情報に含め、DRX制御部120が管理するHSFNの現在値をユーザ装置200に通知してもよい。具体的には、基地局100からeDRXを設定するよう指示されると、ユーザ装置200は、通信制御部110から送信される所定の報知情報(MIBなど)を確認し、当該報知情報におけるHSFNの値により自らのHSFNを再設定してもよい。ユーザ装置200は、通常は初期接続の際しかMIBを確認しないが、eDRXの設定指示を受信したときは常にMIBを確認するようにしてもよい。なお、当該所定の報知情報は、SFNを有するMIBであってもよいし、SIBであってもよい。
一実施例では、DRX制御部120は、ユーザ装置200にeDRXを設定する際、HSFNの最大値をユーザ装置200に通知してもよい。上述したように、HSFNの値をMIBで報知する場合、当該HSFNの値は、MIBのspare bitの10ビットを用いて通知されることになるであろう。この10ビット全てをHSFNに利用した場合、eDRX周期は、最大で220*10ms(=2.91時間)まで表現可能となる。一方、このように長い周期のeDRXをサポートするには、より大きなカウンタが必要となり、実際に使用されるeDRX周期の値と比較して過剰性能になるだけでなく、実装の複雑化を招くことなる。HSFNが過剰に大きな値になることを回避するため、HFSNの最大値が指定されてもよい。例えば、基地局100が所定値より大きいHSFNに対応していない場合、DRX制御部120は、ユーザ装置200にeDRXを設定する際、当該所定値以下のHSFNの最大値を通知してもよい。当該最大値が通知されると、ユーザ装置200は、自らのHSFNの最大値を設定し、HSFNが最大値に到達すると、次のSFNの周回時にはHSFNを周回してゼロにリセットすることになり、基地局100とユーザ装置200との間のHSFNの同期が実現される。なお、DRX制御部120は、HSFNの最下位ビット(LSB)など、下位ビットのビット数により当該最大値を通知してもよい。
一実施例では、アイドル状態で基地局100のセルに遷移したユーザ装置200にページングチャネルを送信するよう上位ノードから指示される際、DRX制御部120は、ユーザ装置200にeDRXが設定されているか通知されてもよい。上述したように、ユーザ装置200がアイドル状態にあるとき、基地局100は、DRX制御下においてユーザ装置200にページングメッセージを送信する。典型的には、アイドル状態のユーザ装置200は自律的に接続セルを変更する可能性がある。このため、ページングする際、DRX制御部120は、ユーザ装置200にeDRXが設定されているか、また、どのようなDRX周期及び始期が設定されているかを正しく認識する必要がある。例えば、ユーザ装置200がセル再選択を実行する際、遷移先の基地局100は、ページングの送信先となるユーザ装置200にeDRXが設定されているか、又は通常のDRXが設定されているか正しく認識する必要がある。このため、ページングに際して、MMEは、ユーザ装置200にeDRXが設定されていることを基地局100に通知してもよい。また、当該通知において、MMEは、ユーザ装置200に設定されているDRX周期及び始期もまた通知してもよい。当該通知を受信すると、DRX制御部120は、ユーザ装置200にeDRXが設定されていることを認識することが可能になる。
一実施例では、通信制御部110は、基地局100がeDRXをサポートしていることを報知情報により通知してもよい。上述したように、ユーザ装置200がアイドル状態にあるとき、基地局100は、DRX制御下においてユーザ装置200にページングメッセージを送信する。eDRXが適用されているアイドル状態のユーザ装置200が、eDRXをサポートしていない基地局100のセルへセル再選択した場合、遷移先の基地局100は、ユーザ装置200のアクティブ状態のタイミングを把握することができない。このため、基地局100がeDRXをサポートする場合、通信制御部110は、当該基地局100がeDRXをサポートしていることを報知情報において通知してもよい。この場合、eDRXが設定されているユーザ装置200は、セル再選択した際に報知情報を取得し、遷移先の基地局100がeDRXをサポートしている場合には、eDRXの適用を維持してもよい。他方、遷移先の基地局100がeDRXをサポートしていない場合には、ユーザ装置200は、SFN及びサブフレーム番号に基づく従来のDRXに従ってページングを受信するタイミングを決定してもよい。
他の実施例では、通信制御部110は、基地局100とHSFNが同期しているセル又は基地局を報知情報により通知してもよい。上述したように、ユーザ装置200がアイドル状態にあるとき、基地局100は、DRX制御下においてユーザ装置200にページングメッセージを送信する。ユーザ装置200が、基地局100とHSFNに関して同期していない基地局又はセルに遷移した場合、ユーザ装置200と遷移先の基地局との間でHSFNの認識不一致が生じる可能性がある。このため、通信制御部110は、当該基地局100とHSFNが同期しているセル又は基地局を報知情報において通知してもよい。例えば、HSFNが同期している隣接セル又は隣接基地局には、報知情報においてビット"1"を付与し、HSFNが同期していない隣接セル又は隣接基地局には、報知情報においてビット"0"を付与してもよい。これにより、ユーザ装置200は、遷移先の基地局と遷移元の基地局100とが同期しているか判断することが可能になり、同期していない場合には、遷移先の基地局に接続して当該基地局のHSFNの値により自らのHSFNを更新することができる。
次に、図6を参照して、本発明の一実施例によるユーザ装置によるeDRX処理を説明する。図6は、本発明の一実施例によるユーザ装置の構成を示すブロック図である。
図6に示されるように、ユーザ装置200は、送受信部210及びDRX部220を有する。
送受信部210は、基地局200との間で無線信号を送受信する。具体的には、ダウンリンク通信では、送受信部210は、基地局100からPDCCHやPDSCHなどの各種ダウンリンクチャネルを受信する。一方、アップリンク通信では、送受信部210は、基地局100にPUCCHやPUSCHなどの各種アップリンクチャネルを送信する。また、送受信部210は、基地局100から送信されるMIBやSIBなどの報知情報を受信する。
DRX部220は、基地局100から送信される無線信号を間欠受信すると共に、基地局100との無線通信におけるシステムフレーム番号(SFN)、サブフレーム番号及び当該SFNの周回の回数をカウントするハイパーSFN(HSFN)を管理し、当該HSFNを用いて指定された受信期間を有する拡張DRX(eDRX)を起動する。すなわち、DRX部220は、無線通信の進捗に従ってHSFN、SFN及びサブフレーム番号を更新すると共に、当該HSFNを利用してより長いDRX周期による拡張DRX(eDRX)を実行する。
本発明によるHSFNは、無線フレームをカウントするSFNの上位のカウンタとして機能し、SFNが周回する毎に1だけインクリメントされる。LTE規格では、無線フレームをカウントするSFNは、0〜1023までの値をとり、1024個の無線フレームをカウントできる。SFN=1023に対応する無線フレームの次の無線フレームが出現すると、SFNは周回して0にリセットされると共に、HSFNが1だけインクリメントされる。例えば、HSFN=3及びSFN=1023におけるサブフレーム#9の次のサブフレームは、HSFN=4及びSFN=0におけるサブフレーム#0となる。現在のLTE規格では、DRXの受信期間は、SFN及びサブフレーム番号を用いて設定されるため、10240個のサブフレーム、すなわち、10240msの期間内でしか設定できない。しかしながら、HSFNを利用してDRXの受信期間を設定することによって、より長いDRX周期を有する拡張DRX(eDRX)を設定することが可能になる。eDRXを実現するためには、基地局100とユーザ装置200とのそれぞれが管理するHSFN、SFN及びサブフレーム番号の認識が一致している必要がある。このため、DRX部220は、基地局100からeDRXを設定するよう指示された際に受信したeDRXの受信期間の周期(longDRX−Cycle)及び始期(drxStartOffset)と共に、管理されているHSFN、SFN及びサブフレーム番号に基づきeDRXを起動する。
一実施例では、DRX部220は、管理されているHSFNの値、SFNの値及びサブフレーム番号から算出されるサブフレームが、基地局100により設定されたeDRXの受信期間の周期及び始期に従って設定された当該受信期間に入ると、基地局100から送信される無線信号を間欠受信してもよい。一例として、DRX部220は、
[(HSFN)*10240+(SFN*10)+サブフレーム番号]mod(longDRX−Cycle)=drxStartOffset
となるサブフレームにおいて、基地局100からのPDCCHの受信を試みてもよい。また、当該タイミングにおいて、送受信部210は、フィードバック情報やSRSを基地局100に送信してもよい。
一実施例では、DRX部220は、基地局100からeDRXを設定するよう指示されると、HSFNを所定の初期値に設定してもよい。すなわち、基地局100からeDRXを設定するためのRRCメッセージを受信すると、DRX部220は、HSFNを基地局100により予め設定された初期値に設定してもよい。これにより、基地局100は、RRCメッセージにおいてHSFNを通知することなく、ユーザ装置200のHSFNを認識することができ、シグナリング量を増加させることなくユーザ装置200とHSFNを同期させることができる。ここで、所定の初期値は0であってもよいし、あるいは、MIBなどの報知情報により予め通知されてもよい。
一実施例では、DRX部220は、基地局100からeDRXを設定するよう指示されると、管理されているHSFNの値を基地局100に通知してもよい。すなわち、DRX部220は、HSFNを自律的に管理し、基地局100からeDRXを設定するよう指示されると、HSFNの現在値を基地局100に通知する。当該通知に基づき、基地局100は、ユーザ装置200のHSFNを認識することができ、ユーザ装置200とHSFNを同期させることができる。例えば、eDRXを設定する指示がRRC connection reconfigurationメッセージにより通知される場合、DRX部220は、当該RRC connection reconfigurationメッセージに対するRRC connection reconfiguration completeメッセージによりHSFNの現在値を通知してもよい。
一実施例では、DRX部220は、基地局100からHSFNの値を取得すると、eDRXの受信期間を計時するOn duration timer又は基地局100からの直近の制御チャネルの受信からの経過時間を計時するDRX−Inactivity timerが起動しているか判断し、On duration timer又はDRX−Inactivity timerを停止又は再起動してもよい。HSFNの値を新規に取得する際、On duration timerの起動タイミングが変更される可能性がある。このため、報知情報又は個別信号によりHSFNを取得した時点で、On duration timerやdrx−Inactivity timerが起動中である場合、DRX部220は、これらを一旦停止するか、あるいは、再起動してもよい。また、当該タイマの停止は、新規の動作として個別に定義されてもよいし、MACリセットのように既存の動作を流用することによって実現されてもよい。
一実施例では、DRX部220は、SFNの範囲内の値により表されたeDRXの受信期間の周期及び始期と、当該受信期間が属するHSFNを示す値とに基づき受信期間を設定してもよい。LTE規格では、DRX周期及び始期は、サブフレームを単位とする絶対値で通知される。しかしながら、長周期になったeDRXにおいて、DRX周期及び始期を絶対値で管理及び通知した場合、基地局100及びユーザ装置200の実装が複雑になる可能性がある。このため、eDRXにおけるDRX周期及び始期は、既存の絶対値によるDRX周期及び始期とHSFNの相対値との組み合わせによって通知されてもよい。すなわち、基地局100は、eDRXの受信期間が属するHSFN、具体的には、当該受信期間が現在のHSFNから何回インクリメントされたHSFNに属するかを示すHSFNの値と、当該受信期間がインクリメントされたHSFNにおける何れのサブフレームから始まるかを示す周期及び始期とをユーザ装置200に通知してもよい。例えば、DRX部220は、SFNの範囲内で表されたeDRXの受信期間の周期及び始期とHSFNの特定値nとを受信すると、まずHSFNを所定の初期値に設定する。その後、DRX部220は、無線通信の進捗に従ってHSFNを(n−1)までインクリメントする。HSFNが(n−1)になると、DRX部220は、当該HSFNにおけるサブフレームが通知されたSFNの範囲内で表される受信期間に入ったか判断する。現在のサブフレームが当該受信期間に入ると、DRX部220は、間欠受信を起動すると共にHFSNを初期値にリセットする。このようにして、DRX部220は、eDRXの受信期間をSFNの範囲内の絶対値と、現在のHSFNからの相対値(インクリメント値)との組み合わせにより特定することができる。このため、eDRXの受信期間をHSFNの範囲内の絶対値により表す直接的な表現方法と比較して、シグナリング量の増加を抑制できる。また、基地局100及びユーザ装置200がHSFNの範囲までサブフレームの絶対値をカウントする必要がなくなり、実装を簡素化できる。
一実施例では、DRX部220は、基地局100からeDRXを設定するよう指示されると、当該eDRXについて設定したHSFNの値を基地局100に通知してもよい。図5を参照して上述したように、基地局100がユーザ装置200にeDRXを設定するタイミングによっては、基地局100とユーザ装置200との間でHSFNの認識不一致が生じる可能性がある。このため、DRX部220は、DRX部220が当該eDRXについて設定したHFSNの値を基地局100に通知してもよい。これにより、HSFNがインクリメントされる直前にはeDRXの設定を指示しないなど、基地局100におけるスケジューリング制限を実行することなく、基地局100とユーザ装置200との間でHSFNの認識を一致させることが可能になる。当該HSFNの値は、例えば、MAC CEにより通知されてもよい。また、DRX部220は、RRC connection reconfiguration completeメッセージと共に、PUSCHを送信する時点でHSFNの値を基地局100に通知してもよい。これにより、基地局100は、アップリンクグラントの送信時に遡って、ユーザ装置200におけるHSFNの値を把握することが可能になる。
一実施例では、DRX部は、基地局100からeDRXを設定するよう指示されると、基地局100からの報知情報からHSFNの値を取得し、取得したHSFNの値によって管理されているHFSNの値を設定してもよい。上述したように、基地局100がユーザ装置200にeDRXを設定するタイミングに起因したHSFNの同期外れを回避するため、基地局100は、管理されているHSFNの値を所定の報知情報に含め、ユーザ装置200にHSFNの現在値を通知してもよい。このとき、基地局100からeDRXを設定するよう指示されると、DRX部220は、基地局100から送信される所定の報知情報(MIBなど)を確認し、当該報知情報におけるHSFNの値により自らのHSFNを再設定してもよい。ユーザ装置200は、通常は初期接続の際しかMIBを確認しないが、eDRXの設定指示を受信したときは常にMIBを確認するようにしてもよい。なお、当該所定の報知情報は、SFNを有するMIBであってもよいし、SIBであってもよい。
一実施例では、DRX部220は、基地局100からHFSNの最大値を受信すると、HSFNを最大値までインクリメントした後、HSFNを周回させてもよい。すなわち、DRX部220は、HSFNが最大値に到達すると、次のSFNの周回時にはHSFNを周回してゼロにリセットしてもよい。
一実施例では、送受信部210は、ユーザ装置200がサポートするHSFNの最大値を能力情報として基地局100に通知してもよい。例えば、ユーザ装置200が所定値より大きいHSFNに対応していない場合、DRX部220は、基地局100に能力情報を通知する際、当該所定値以下のHSFNの最大値を通知してもよい。当該最大値が通知されると、基地局100は、ユーザ装置200のHSFNの最大値に応じたDRX周期及び始期を設定することが可能になる。また、当該能力情報は、基地局100から能力情報の照会(capability enquiryなど)があったときにのみ通知されてもよい。
一実施例では、ユーザ装置200がアイドル状態により基地局100のセルに遷移すると、DRX部220は、基地局100から受信した報知情報に基づき基地局100がeDRXをサポートしているか判断してもよい。上述したように、ユーザ装置200がアイドル状態にあるとき、基地局100は、DRX制御下においてユーザ装置200にページングメッセージを送信する。eDRXが適用されているアイドル状態のユーザ装置200が、eDRXをサポートしていない基地局100のセルへ遷移した場合、遷移先の基地局100は、ユーザ装置200のアクティブ状態のタイミングを把握することができない。このため、基地局100がeDRXをサポートする場合、基地局100は、当該基地局100がeDRXをサポートしていることを報知情報において通知してもよい。この場合、DRX部220は、セル再選択した際に報知情報を取得し、遷移先の基地局100がeDRXをサポートしている場合には、eDRXの適用を維持してもよい。他方、遷移先の基地局100がeDRXをサポートしていない場合には、DRX部220は、SFN及びサブフレーム番号に基づく従来のDRXに従ってページングを受信するタイミングを決定してもよい。
一実施例では、ユーザ装置200がアイドル状態により基地局100のセルに遷移すると、DRX部220は、基地局100から受信した報知情報に基づき遷移先の基地局がHSFNについて遷移元の基地局と同期しているか判断し、遷移先の基地局100がHSFNについて遷移元の基地局と同期していない場合、遷移先の基地局100により管理されているHSFNの値を取得するため、遷移先の基地局100に接続してもよい。上述したように、ユーザ装置200がアイドル状態にあるとき、基地局100は、DRX制御下においてユーザ装置200にページングメッセージを送信する。ユーザ装置200が、HSFNに関して同期していない基地局100又はセルに遷移した場合、ユーザ装置200と遷移先の基地局100との間でHSFNの認識不一致が生じる可能性がある。DRX部220は、取得した報知情報に基づき遷移先の基地局100と遷移元の基地局とが同期しているか判断し、同期していないと判断した場合、ユーザ装置200は、遷移先の基地局100に接続し、当該基地局100のHSFNの値により自らのHSFNを更新することができる。
次に、図7〜9を参照して、本発明の一実施例によるeDRX制御のシグナリングを説明する。
図7は、本発明の一実施例によるeDRX制御のシグナリング例を示す図である。基地局100は、図示されるようなデータ構造のシグナリングによってユーザ装置200にeDRXを設定する。eDRXのDRX周期及び始期は、"ExtlongDRX−CycleStartOffset"により指示される。"ExtlongDRX−CycleStartOffset"は、"ExtLongDRX−Coeff"と、"drxStartOffset"とから構成されてもよい。ここで、eDRX周期は、10240*ExtLongDRX−Coeffにより導出されてもよい。また、SFNの範囲内の値により表されたeDRXの受信期間の周期及び始期と、当該受信期間が属するHSFNを示す値とに基づき受信期間が設定される場合、SFNの範囲内の値により表されたeDRXの受信期間の周期及び始期はそれぞれ、"longDRX−Cycle"及び"drxStartOffset"により通知され、受信期間が属するHSFNを示す値は、"ExtLongDRX−Coeff"により通知されてもよい。
図8は、本発明の一実施例によるeDRX制御のシグナリング例を示す図である。基地局100は、図示されるようなデータ構造のシグナリングによって、アイドル状態のユーザ装置200にページングを通知してもよい。ここで、ページングフレーム(PF)は、
SFN mod T=(T div N)*(UE_ID mod N)、又は
(Y×SFN)mod T=(T div N)*(UE_ID mod N) for 0≦Y≦(Ec−1) (拡張ページングサイクル係数が上位レイヤにより設定される場合)
により決定されてもよい。ここで、Tは、ページングメッセージを受信するためのユーザ装置のDRX周期であり、無線フレーム数により表される。Nは、TとnB(nBは、4T,2T,T,T/2,T/4,T/8,T/16,T/32から選択される値である)との最小値である。また、UE_IDは、
UE_ID=IMSI mod 1024、又は
IMSI mod(1024×Ec) (拡張ページングサイクル係数が上位レイヤにより設定される場合)
により決定され、ここで、IMSIは、当該ユーザ装置のIMSI(International Mobile Subscriber Identity)である。また、Ecは、Tを導出するのに用いられる拡張ページングサイクル係数であり、当該拡張ページングサイクル係数が上位レイヤにより設定されている場合、DRXサイクルは1024×Ecにより導出されてもよい。
図9は、本発明の一実施例によるeDRX制御のシグナリング例を示す図である。基地局100は、図示されるようなデータ構造のシグナリングによって、拡張ページングサイクルをサポートするユーザ装置200にページングに必要な情報を通知する。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本出願は、2015年4月3日に出願した日本国特許出願2015−077226号の優先権の利益に基づき、これを主張するものであり、2015−077226号の全内容を本出願に援用する。
10 無線通信システム
100 基地局
110 通信制御部
120 DRX制御部
200 ユーザ装置
210 送受信部
220 DRX部

Claims (10)

  1. ユーザ装置との無線通信を制御する通信制御部と、
    前記ユーザ装置による間欠受信(DRX)を制御するDRX制御部と、
    を有する基地局であって、
    前記DRX制御部は、前記無線通信におけるシステムフレーム番号(SFN)、サブフレーム番号及び前記SFNの周回の回数をカウントするハイパーSFN(HSFN)を管理し、前記HSFNを用いて指定された受信期間を有する拡張DRX(eDRX)を前記ユーザ装置に設定する基地局。
  2. 前記DRX制御部は、前記ユーザ装置に設定した前記eDRXの受信期間の周期及び始期に基づき、前記管理されているHSFNの値、SFNの値及びサブフレーム番号から算出されるサブフレームが前記受信期間に入ったか判断する、請求項1記載の基地局。
  3. 前記DRX制御部は、前記ユーザ装置に前記eDRXを設定する際、前記eDRXの受信期間の周期及び始期と前記管理されているHSFNの値とを前記ユーザ装置に通知する、請求項1又は2記載の基地局。
  4. 前記DRX制御部は、前記SFNの範囲内の値により表された前記eDRXの受信期間の周期及び始期と、前記受信期間が属するHSFNを示す値とを前記ユーザ装置に通知する、請求項1乃至3何れか一項記載の基地局。
  5. 前記DRX制御部は、前記SFNが周回する直前の所定の期間では前記eDRXを前記ユーザ装置に設定することを保留する、請求項1乃至4何れか一項記載の基地局。
  6. 基地局との間で無線信号を送受信する送受信部と、
    前記基地局から送信される無線信号を間欠受信するDRX部と、
    を有するユーザ装置であって、
    前記DRX部は、前記基地局との無線通信におけるシステムフレーム番号(SFN)、サブフレーム番号及び前記SFNの周回の回数をカウントするハイパーSFN(HSFN)を管理し、前記HSFNを用いて指定された受信期間を有する拡張DRX(eDRX)を起動するユーザ装置。
  7. 前記DRX部は、前記管理されているHSFNの値、SFNの値及びサブフレーム番号から算出されるサブフレームが、前記基地局により設定された前記eDRXの受信期間の周期及び始期に従って設定された前記受信期間に入ると、前記基地局から送信される無線信号を間欠受信する、請求項6記載のユーザ装置。
  8. 前記DRX部は、前記基地局から前記eDRXを設定するよう指示されると、前記HSFNを所定の初期値に設定する、請求項6又は7記載のユーザ装置。
  9. 前記DRX部は、前記基地局から前記eDRXを設定するよう指示されると、前記管理されているHSFNの値を前記基地局に通知する、請求項6又は7記載のユーザ装置。
  10. 前記送受信部は、当該ユーザ装置がサポートする前記HSFNの最大値を能力情報として前記基地局に通知する、請求項6乃至9何れか一項記載のユーザ装置。
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