JPWO2016121729A1 - 基地局及び通信装置 - Google Patents
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Abstract
実施形態に係る基地局は、ライセンスド帯域における第1のセルと、アンライセンスド帯域における第2のセルとを有する。前記基地局は、前記第2のセルにおいて発見参照信号を送信する制御を実行する制御部を備える。前記制御部は、前記発見参照信号を送信する前に、前記アンライセンスド帯域においてチャネルが空いているか否かを確認する制御と、前記アンライセンスド帯域における空きチャネルにおいて前記発見参照信号を送信する制御と、を実行する。前記発見参照信号は、セル固有参照信号、プライマリ同期信号、セカンダリ同期信号、及び、チャネル状態情報参照信号を含む。
Description
本出願は、アンライセンスド帯域において通信可能な基地局、ライセンスド帯域において通信可能な基地局、及び、ライセンスド帯域及びアンライセンスド帯域において通信可能な通信装置に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、急増するトラフィック需要に応えるべく、LTE(Long Term Evolution)を高度化する仕様策定が進められている(例えば非特許文献1参照)。
また、急増するトラフィック需要に応えるために、免許を要する周波数帯域(ライセンスド帯域)を用いた通信だけでなく、免許不要な周波数帯域(アンライセンスド帯域(Unlicensed Band/Unlicensed Spectrum))を用いた通信が注目されている。
ここで、法律(例えば、日本における電波法)上、アンライセンスド帯域を用いて無線信号を送信する場合、無線信号を送信する前にCCA(Clear channel Assessment)を実行することが要求されている。具体的には、基地局は、アンライセンスド帯域における干渉電力を測定する。測定結果が良好な場合(具体的には、干渉電力が低い場合)、アンライセンスド帯域において無線信号を送信できる。
3GPP技術仕様書「TS36.300 V12.4.0」 2015年1月7日
一実施形態に係る基地局は、ライセンスド帯域における第1のセルと、アンライセンスド帯域における第2のセルとを有する。前記基地局は、前記第2のセルにおいて発見参照信号を送信する制御を実行する制御部を備える。前記制御部は、前記発見参照信号を送信する前に、前記アンライセンスド帯域においてチャネルが空いているか否かを確認する制御と、前記アンライセンスド帯域における空きチャネルにおいて前記発見参照信号を送信する制御と、を実行する。前記発見参照信号は、セル固有参照信号、プライマリ同期信号、セカンダリ同期信号、及び、チャネル状態情報参照信号を含む。
一実施形態に係る基地局は、ライセンスド帯域及びアンライセンスド帯域において通信可能なユーザ端末と前記アンライセンスド帯域において通信可能である。前記基地局は、前記アンライセンスド帯域内の所定周波数における干渉電力を測定する制御部と、前記干渉電力の測定結果に基づいて、前記所定周波数において参照信号を送信する送信部と、を備える。前記制御部は、所定時間内における前記参照信号の送信回数が第1閾値未満である場合、前記所定周波数の使用を中止し、前記アンライセンスド帯域内の他の周波数を干渉電力の測定対象とする。
[実施形態の概要]
ユーザ端末がアンライセンスド帯域におけるセル(基地局)を発見するために、基地局は、アンライセンスド帯域において参照信号(DRS:Discovery Reference signal)を送信することが想定される。ユーザ端末は、当該参照信号に対する測定を行うことによって当該セルとの通信環境に関する情報を取得できる。
ユーザ端末がアンライセンスド帯域におけるセル(基地局)を発見するために、基地局は、アンライセンスド帯域において参照信号(DRS:Discovery Reference signal)を送信することが想定される。ユーザ端末は、当該参照信号に対する測定を行うことによって当該セルとの通信環境に関する情報を取得できる。
しかしながら、基地局は、干渉電力の測定結果が悪い状況が続いた場合、参照信号を長時間送信できない。その結果、アンライセンスド帯域を有効活用できないという問題がある。
そこで、本出願は、アンライセンスド帯域において参照信号が長時間送信できないことを抑制可能とすることを目的とする。
実施形態に係る基地局は、ライセンスド帯域における第1のセルと、アンライセンスド帯域における第2のセルとを有する。前記基地局は、前記第2のセルにおいて発見参照信号を送信する制御を実行する制御部を備える。前記制御部は、前記発見参照信号を送信する前に、前記アンライセンスド帯域においてチャネルが空いているか否かを確認する制御と、前記アンライセンスド帯域における空きチャネルにおいて前記発見参照信号を送信する制御と、を実行する。前記発見参照信号は、セル固有参照信号、プライマリ同期信号、セカンダリ同期信号、及び、チャネル状態情報参照信号を含む。
第1実施形態に係る基地局は、ライセンスド帯域及びアンライセンスド帯域において通信可能なユーザ端末と前記アンライセンスド帯域において通信可能である。前記基地局は、前記アンライセンスド帯域内の所定周波数における干渉電力を測定する制御部と、前記干渉電力の測定結果に基づいて、前記所定周波数において参照信号を送信する送信部と、を備える。前記制御部は、所定時間内における前記参照信号の送信回数が第1閾値未満である場合、前記所定周波数の使用を中止し、前記アンライセンスド帯域内の他の周波数を干渉電力の測定対象とする。
第1実施形態において、前記送信部は、所定時間内における前記参照信号の送信回数が第2閾値以上である場合に、前記ユーザ端末へデータを送信する。
第2及び第3実施形態に係る基地局は、ライセンスド帯域及びアンライセンスド帯域において通信可能なユーザ端末と前記アンライセンスド帯域において通信可能である。前記基地局は、前記アンライセンスド帯域内の所定周波数における干渉電力を測定する制御部と、前記干渉電力の測定結果に基づいて、前記所定周波数において参照信号を送信する送信部と、を備える。前記制御部は、所定時間内における前記参照信号の送信回数が閾値未満である場合、前記参照信号の送信方法を変更する。
第2実施形態において、前記制御部は、前記所定時間内における前記参照信号の送信回数が前記閾値未満である場合、前記所定時間内における前記干渉電力の測定回数を増加させる。
第3実施形態において、前記制御部は、前記所定時間内における前記参照信号の送信回数が前記閾値未満である場合、前記参照信号の送信方法を変更する前よりも、前記参照信号の送信電力を低減させると共に前記参照信号の送信時間を長くする。
第4実施形態に係る基地局は、ライセンスド帯域及びアンライセンスド帯域において通信可能なユーザ端末を有する移動通信システムにおいて用いられる。前記基地局であって、前記アンライセンスド帯域における前記移動通信システムのデータ送受信に使用可能な複数の周波数のうち所定周波数における干渉電力を測定する制御部と、前記干渉電力の測定結果に基づいて参照信号を送信する送信部と、を備える。前記アンライセンスド帯域は、前記複数の周波数と、前記複数の周波数以外の未使用周波数と、を含む。前記送信部は、前記未使用周波数において前記参照信号を送信する。
第5実施形態に係る基地局は、ライセンスド帯域及びアンライセンスド帯域において通信可能なユーザ端末と前記アンライセンスド帯域において通信可能である。前記基地局は、前記アンライセンスド帯域は、複数の周波数チャネルを含む。前記複数の周波数チャネルそれぞれは、周波数方向に分割された複数の周波数リソースを含む。前記基地局は、周波数リソース単位で前記干渉電力を測定する制御部と、前記干渉電力の測定結果に基づいて、前記複数の周波数リソースに含まれる所定の周波数リソースを用いて参照信号を送信する送信部と、を備える。前記制御部は、前記所定の周波数リソースを示すリソース情報を前記ユーザ端末に通知する。
第6実施形態に係る基地局は、ライセンスド帯域及びアンライセンスド帯域において通信可能なユーザ端末と前記ライセンスド帯域において通信可能である。前記基地局は、前記アンライセンスド帯域における干渉電力を測定する制御部と、前記アンライセンスド帯域において参照信号を送信する送信部と、を備える。前記制御部は、前記参照信号の送信タイミングを任意のタイミングにスケジューリングする。
第6実施形態では、前記制御部は、前記参照信号の送信タイミングを示すスケジューリング情報を前記ライセンスド帯域において前記ユーザ端末に通知する。
第7実施形態に係る通信装置は、ライセンスド帯域及びアンライセンスド帯域において通信可能である。前記通信装置は、前記アンライセンスド帯域内の所定周波数における干渉電力を測定する制御部と、前記干渉電力の測定結果に基づく前記所定周波数における無線信号の干渉電力が第1閾値未満である場合、前記所定周波数において参照信号を送信する送信部と、を備える。前記第1閾値は、前記所定周波数において前記参照信号と異なるデータ信号を送信可能か否かを判定するために用いられる第2閾値よりも高い値である。
第7実施形態では、前記送信部は、前記データ信号の送信電力よりも低い送信電力で前記参照信号を送信する。
第7実施形態では、前記制御部は、前記所定周波数における干渉電力に応じて、前記参照信号の送信電力を決定する。
[第1実施形態]
以下において、本出願の内容をLTEシステムに適用する場合の実施形態を説明する。
以下において、本出願の内容をLTEシステムに適用する場合の実施形態を説明する。
(システム構成)
図1は、実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、実施形態に係るLTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
図1は、実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、実施形態に係るLTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、ユーザ端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、接続先のセル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータのルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能などを有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
EPC20は、コアネットワークに相当する。E−UTRAN10及びEPC20によりLTEシステムのネットワーク(LTEネットワーク)が構成される。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。EPC20は、OAM(Operation and Maintenance)を含んでもよい。
MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御などを行う。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。
OAMは、オペレータによって管理されるサーバ装置であり、E−UTRAN10の保守及び監視を行う。
図2は、UE100のブロック図である。図2に示すように、UE100は、複数のアンテナ101、無線送受信機110、ユーザインターフェイス120、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130、バッテリ140、メモリ150、及びプロセッサ160を備える。UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)を制御部を構成するプロセッサ160’としてもよい。
アンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、アンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ160に出力する。
無線送受信機110は、無線送受信機110A及び無線送受信機110Bを有する。無線送受信110Aは、ライセンスド帯域において無線信号を送受信し、無線送受信110Bは、アンライセンスド帯域において無線信号を送受信する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給する電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160により実行されるプログラム、及びプロセッサ160による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、制御部に相当し、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図3は、eNB200のブロック図である。図3に示すように、eNB200は、複数のアンテナ201、無線送受信機210、ネットワークインターフェイス220、メモリ230、及びプロセッサ240を備える。なお、メモリ230をプロセッサ240と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)を制御部を構成するプロセッサ240’としてもよい。
アンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機210は、ライセンスド帯域において無線信号を送受信する。或いは、無線送受信機210は、ライセンスド帯域だけでなくアンライセンスド帯域において無線信号を送受信できてもよい。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ201から送信する。また、無線送受信機210は、アンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ240に出力する。
ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240により実行されるプログラム、及びプロセッサ240による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ240は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、制御部に相当し、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図4は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図4に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、及びハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理などを行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式)、UE100への割当リソースブロックを決定(スケジューリング)するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のための制御信号(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッド状態であり、そうでない場合、UE100はRRCアイドル状態である。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。
図5は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンク(DL)にはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、上りリンク(UL)にはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図5に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのサブキャリア及び1つのシンボルによりリソースエレメントが構成される。UE100に割り当てられる無線リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより構成され、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により構成される。
(アンライセンスド帯域を利用した通信)
以下において、本実施形態に係るアンライセンスド帯域を利用した通信について説明する。
以下において、本実施形態に係るアンライセンスド帯域を利用した通信について説明する。
UE100は、セルラネットワークオペレータに免許が付与されたライセンスド帯域(Licensed band/Licensed spectrum)だけでなく、免許不要で利用できるアンライセンスド帯域(Unlicensed Band/Unlicensed spectrum)を利用した通信を行うことができる。
具体的には、第1に、UE100は、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation:CA)によって、アンライセンスド帯域を利用した通信を行うことができる。
CAでは、LTEとの後方互換性を確保しながら広帯域化を実現すべく、LTEにおけるキャリア(周波数帯)をコンポーネントキャリアと位置付け、UE100が複数のコンポーネントキャリア(複数のサービングセル)を同時に使用して通信を行う。CAにおいて、UEがRRC接続を開始する際に所定の情報の提供を行うセルはプライマリセル(PCell)と称される。例えば、プライマリセルは、RRC接続確立/再確立/ハンドオーバ時にNASモビリティ情報(例えば、TAI)の提供を行ったり、RRC接続再確立/ハンドオーバ時にセキュリティ情報の提供を行ったりする。一方、プライマリセルと対をなす補助的なサービングセルはセカンダリセル(SCell)と称される。セカンダリセルは、プライマリセルと一緒に形成される。
アンライセンスド帯域を利用した通信にCAを利用する場合、アンライセンスド帯域内の所定周波数(キャリア)をセカンダリセルとして利用するケースがある。以下において、所定周波数をセカンダリセルとして利用する場合、当該セカンダリセルは、U−SCellと称される。
第2に、UE100は、二重接続方式(Dual Connectivity:DC)によって、アンライセンスド帯域を利用した通信を行うことができる。
DCでは、UE100には、複数のeNB200から無線リソースが割り当てられる。DCは、eNB間キャリアアグリゲーション(inter−eNB CA)と称されることもある。
DCでは、UE100との接続を確立する複数のeNB200のうち、マスタeNB(MeNB)のみが当該UE100とのRRC接続を確立する。これに対し、当該複数のeNB200のうちセカンダリeNB(SeNB)は、RRC接続をUE100と確立せずに、追加的な無線リソースをUE100に提供する。MeNBとSeNBとの間にはXnインターフェイスが設定される。Xnインターフェイスは、X2インターフェイス又は新たなインターフェイスである。
DCでは、UE100は、MeNBが管理するN個のセル及びSeNBが管理するM個のセルを同時に利用したキャリアアグリゲーションが可能である。また、MeNBが管理するN個のセルからなるグループは、マスタセルグループ(MCG)と称される。また、SeNBが管理するM個のセルからなるグループは、セカンダリセルグループ(SCG)と称される。また、SeNBが管理するセルのうち、少なくとも上りリンクの制御信号(PUCCH)の受信機能を持つセルは、PSCellと称される。PSCellは、PCellと同様のいくつかの機能を有するが、例えば、UE100とRRC接続を行わず、RRCメッセージを送信しない。なお、アンライセンスド帯域における所定周波数(キャリア)がSCellとして利用される場合には、当該SCellは、U−SCellと称され、PSCellとして利用される場合には、当該SCellは、U−PSCellと称される。
ここで、アンライセンスド帯域を利用した通信の一形態として、LAA(LAA:Licensed−Assited Access)を利用することが想定される。LAAでは、UE100は、ライセンスド帯域で運用されるセル(以下、ライセンスドセル)とアンライセンスド帯域で運用されるセル(以下、アンライセンスドセル)と通信を行う。ライセンスドセルは、PCellとして使用され、アンライセンスドセルは、SCell(又はPSCell)として使用されてもよい。UE100がライセンスドセル及びアンライセンスドセルと通信を行う場合、当該ライセンスドセル及び当該アンライセンスドセルは、1つのノード(例えば、eNB200)によって管理されていてもよい。なお、当該ライセンスドセル及び当該アンライセンスドセルは、1つのeNB200によって管理(制御)されている場合、アンライセンスドセル(及びライセンスドセル)は、無線送受信機を有するRRH(Remote Radio Head)によって形成されてもよい。或いは、ライセンスセルは、eNB200に管理され、アンライセンスドセルは、当該eNB200とは異なる無線通信装置に管理されていてもよい。eNB200と当該無線通信装置とは、所定のインターフェイス(X2インターフェイス又はS1インターフェイス)を介して後述する各種情報のやり取りを行うことができる。ライセンスセルを管理するeNB200は、UE100から取得した情報を無線通信装置に通知してもよいし、無線通信装置から取得した情報をUE100に通知してもよい。
アンライセンスド帯域においては、LTEシステムとは異なるシステム(無線LAN等)又は他のオペレータのLTEシステムとの干渉を回避するために、無線信号を送信する前にCCA(Clear channel Assessment)を実行すること(いわゆる、LBT(Listen Befor Talk))が要求されている。具体的には、CCAでは、eNB200は、アンライセンスド帯域内の周波数(キャリア)が空いているか否かを確認するために、干渉電力を測定する。eNB200は、干渉電力の測定結果に基づいて、空きチャネルであることが確認された周波数(キャリア)に含まれる無線リソースをUE100に割り当てる(スケジューリング)。eNB200は、アンライセンスドセルを介して、アンライセンスドセルにおけるスケジューリングを行う。或いは、eNB200は、ライセンスドセルを介して、アンライセンスドセルにおけるスケジューリングを行ってもよい(すなわち、クロスキャリアスケジューリング)。
ここで、eNB200が、干渉電力を測定した後、アンライセンスド帯域内の周波数において参照信号を送信するケースを想定する。UE100は、eNB200から送信される参照信号に対する測定を行い、測定結果をeNB200が管理に報告できる。eNB200は、測定結果に基づいて、アンライセンスド帯域におけるUE100との通信の可否又はアンライセンスド帯域における通信品質の判定を行うことができる。
しかしながら、eNB200は、干渉電力の測定結果が悪い状況が続いた場合(すなわち、干渉電力が継続して高い場合)、参照信号を長時間送信できない。その結果、アンライセンスド帯域を有効活用できないという問題がある。
そこで、以下に示す方法により、上述した問題を解決する。
以下において、eNB200による動作を、eNB200が管理するセルによる動作として適宜説明する。また、以下において、1つのeNB200がライセンスド帯域における周波数(ライセンスドセル)及びアンライセンスド帯域における周波数(アンライセンスドセル)によってUE100と通信を行うケースを中心に説明するが、これに限られないことに留意すべきである。
(第1実施形態に係る動作)
次に、第1実施形態に係る動作について、図6を用いて説明する。図6は、第1実施形態に係る動作を説明するための図である。
次に、第1実施形態に係る動作について、図6を用いて説明する。図6は、第1実施形態に係る動作を説明するための図である。
eNB200は、無線信号を周期的に(例えば、Xms間隔で)送信するように設定されている。しかしながら、eNB200は、アンライセンスド帯域内の所定周波数における干渉電力を測定した結果、干渉電力が閾値を超えていた場合(干渉を検知した場合)、無線信号の送信を中止する。
図6に示すように、t1において、eNB200は、アンライセンスド帯域内の周波数f1における干渉電力を測定する。eNB200は、測定結果に基づいて参照信号を送信する。eNB200は、干渉電力が閾値未満であるため、周波数f1において参照信号を送信する。
ここで、参照信号は、例えば、発見参照信号(DRS:Discovery Reference signal)である。DRSは、同期信号(プライマリ同期信号(PSS)及び/又はセカンダリ同期信号(SSS))、セル参照信号、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)、下りリンクにおける復調参照信号(DL−DMRS)の少なくともいずれかの信号を含む。従って、DRSは、セルの識別、同期、チャネル状況の観測の少なくともいずれかに用いられる。
t2において、eNB200は、t1と同様に、アンライセンスド帯域内の周波数f1における干渉電力を測定し、測定結果に基づいて参照信号を送信する。
t3において、eNB200は、t1と同様に、アンライセンスド帯域内の周波数f1における干渉電力を測定する。eNB200は、干渉電力が閾値以上であるため、参照信号の送信を中止する。
ここで、eNB200は、所定時間内における参照信号の送信回数が第1閾値未満である場合、周波数f1の使用を中止し、アンライセンスド帯域内の他の周波数を干渉電力の測定対象とする。実施形態では、eNB200は、送信回数が第1閾値以上であると判定し、周波数f2を干渉電力の測定対象とする。
t4において、eNB200は、t1と同様に、アンライセンスド帯域内の周波数f2における干渉電力を測定し、測定結果に基づいて参照信号を送信する。eNB200は、干渉電力が閾値未満であるため、周波数f2において参照信号を送信する。
これにより、eNB200は、干渉が検知されない周波数において参照信号を継続して送信できる。一方、eNB200は、干渉が検知される可能性が高い周波数において干渉電力の測定を継続しない。その結果、アンライセンスド帯域において参照信号が長時間送信できないことを抑制できる。
次に、第1実施形態に係るeNB200の動作例について図7から図10を用いて説明する。図7及び図8は、第1実施形態に係るeNB200の動作例1を説明するための図である。図9及び図10は、第1実施形態に係るeNB200の動作例2を説明するための図である。
(A)動作例1
まず、測定対象となる周波数(キャリア)の変更方法について、図7を用いて説明する。
まず、測定対象となる周波数(キャリア)の変更方法について、図7を用いて説明する。
図7に示すように、ステップS101において、eNB200は、DRSタイマを0に設定する。
ステップS102において、eNB200は、DRSタイマの値がDRS送信タイミングと等しいか否かを判定する。DRS送信タイミングは、例えば、X[ms]に設定されている。DRSタイマの値がDRS送信タイミングと等しくない場合(N)、ステップS103の処理が実行される。一方、DRSタイマの値がDRS送信タイミングと等しい場合(Y)、ステップS104の処理が実行される。
ステップS103において、eNB200は、DRSタイマの値を1増加させる。次に、eNB200は、ステップS102の処理を実行する。
ステップS104において、eNB200は、所定周波数における干渉電力が閾値未満であるか否かを判断する。干渉電力が閾値未満である場合(Y)、ステップS105の処理が実行される。一方、干渉電力が閾値以上である場合(N)、ステップS106の処理が実行される。
ステップS105において、eNB200は、所定周波数において参照信号を送信する。また、eNB200は、参照信号(DRS)が送信できなかった回数を示す未送信カウンタを0に設定する。
ステップS106において、eNB200は、未送信カウンタの数を1増加させる。
ここで、未送信カウンタが閾値を超えた場合(すなわち、参照信号の送信回数が閾値未満である場合)、eNB200は、現在の干渉電力の測定対象である所定周波数の使用を中止する。eNB200は、アンライセンスド帯域内の他の周波数を測定対象とする。
次に、eNB200がUE100へデータを送信するか否かの判定方法について、図8を用いて説明する。
図8に示すように、ステップS151において、eNB200は、データタイマの値を0に設定する。
ステップS152において、eNB200は、データタイマの値がデータ送信タイミングと等しいか否かを判定する。データ送信タイミングは、例えば、Y[ms]に設定されている。データタイマの値がデータ送信タイミングと等しくない場合(N)、ステップS153の処理が実行される。一方、データタイマの値がデータ送信タイミングと等しい場合(Y)、ステップS154の処理が実行される。
ステップS153において、eNB200は、データタイマの値を1増加させる。次に、eNB200は、ステップS152の処理を実行する。
ステップS154において、eNB200は、所定周波数における干渉電力が閾値未満であるか否かを判断する。干渉電力が閾値未満である場合(Y)、ステップS155の処理が実行される。一方、干渉電力が閾値以上である場合(N)、eNB200は、処理を終了する。
ステップS155において、eNB200は、参照信号(DRS)が送信できなかった回数を示す未送信カウンタが閾値未満であるか否かを判定する。未送信カウンタが閾値未満である場合(Y)、ステップS156の処理が実行される。一方、未送信カウンタが閾値以上である場合(N)、eNB200は、処理を終了する。
参照信号の送信回数が少ない場合、UE100が参照信号を一定期間受信できないことによって、eNB200とUE100との間で同期がとれていない可能性がある。このため、eNB200は、所定時間内において参照信号の送信回数が多い場合(参照信号の送信回数が閾値を超えた場合)にのみデータを送信することによって、UE100が受信できない無駄なデータの送信を省略することができる。
(B)動作例2
まず、測定対象となる周波数(キャリア)の変更方法について、図9を用いて説明する。
まず、測定対象となる周波数(キャリア)の変更方法について、図9を用いて説明する。
図9に示すように、ステップS201において、eNB200は、DRS送信状態が「送信」であるか否かを判定する。DRS送信状態が「送信」である場合(「Yes」)、ステップS202の処理が実行される。一方、DRS送信状態が「送信」でない場合(「No」)、ステップS207の処理が実行される。
ステップS202において、eNB200は、所定周波数における干渉電力の測定を行う。
ステップS203において、eNB200は、干渉電力の測定結果に基づいて、DRSを送信可能か否かを判定する。DRS送信可能である場合(Yes)、ステップS204の処理が実行される。一方、DRS送信不能である場合(No)、ステップS207の処理が実行される。
ステップS204において、eNB200は、所定周波数においてDRSを送信する。eNB200は、DRSの送信回数を1増加することによって、DRS送信回数を更新する。
ステップS205において、eNB200は、DRS送信回数が閾値(p)以上であるか否かを判定する。DRS送信回数が閾値以上である場合、ステップS206の処理が実行される。DRS送信回数が閾値未満である場合、ステップS207の処理が実行される。
所定時間内に、DRS送信回数が閾値(p)に達した場合、所定時間においてDRSの送信の試行を停止する。これにより、DRSを必要以上に送信することを抑制できる。なお、所定時間においてDRSの送信の試行のタイミングは、一定の規則に従う。
ステップS206において、eNB200は、DRS送信状態を「停止」にする。
ステップS207において、eNB200は、DRS試行回数を1増加することによって、DRS試行回数を更新する。
ステップS208において、eNB200は、DRS試行回数が閾値(m)以上であるか否かを判定する。DRS試行回数が閾値以上である場合(Yes)、ステップS209の処理が実行される。DRS試行回数が閾値未満である場合(No)、eNB200は、処理を終了する。
ステップS209において、eNB200は、DRS試行回数を0にすることによって、DRS試行回数を更新する。また、eNB200は、DRS送信回数を0にすることによって、DRS送信回数を更新する。また、eNB200は、DRS送信状態を「送信」にする。
なお、閾値(m)は、所定時間内にDRSの送信を試行する回数である。閾値(m)は、後述する閾値(n)よりも大きい値である。
次に、eNB200がUE100へデータを送信するか否かの判定方法について、図10を用いて説明する。
図10に示すように、ステップS251において、eNB200は、データ送信タイミングであるか否かを判定する。データ送信タイミングである場合、ステップS252の処理が実行される。一方、データ送信タイミングでない場合、eNB200は、処理を終了する。
ステップS252において、eNB200は、DRS送信回数が閾値(n)以上であるか否かを判定する。DRS送信回数が閾値以上である場合、ステップS253の処理が実行される。一方、DRS送信回数が閾値未満である場合、eNB200は、処理を終了する。
ステップS253において、eNB200は、データを送信する。なお、データを送信は、干渉電力が閾値未満である場合に、行われる。
このように、eNB200は、所定時間内において参照信号の送信回数が多い場合(参照信号の送信回数が閾値を超えた場合)に、データを送信することができる。また、eNB200は、参照信号の送信回数が閾値(p)以上である場合、参照信号の送信を停止する(ステップS205、S206)。これにより、参照信号を必要以上に送信しないことで、他の無線通信装置のデータ送信機会を増やすことができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。上述した実施形態と同様の部分は、説明を適宜省略する。
次に、第2実施形態について説明する。上述した実施形態と同様の部分は、説明を適宜省略する。
第2実施形態では、所定時間内における参照信号の送信回数が閾値未満である場合、参照信号の送信方法を変更する。具体的には、干渉電力の測定回数(CAAの回数)を増加させる。
例えば、eNB200は、参照信号をXms間隔で送信するように設定されていると仮定する。eNB200は、干渉電力の測定結果に基づいて参照信号を送信できないことが多い場合、所定時間内における参照信号の送信回数が閾値未満に達する。この場合、eNB200は、所定時間内における干渉電力の測定回数を増加させる。すなわち、eNB200は、干渉電力の測定頻度を増加させる。これによって、eNB200は、干渉電力の測定の母数が増加するため、干渉電力の閾値未満となる測定結果の数が増加する可能性がある。その結果、参照信号を送信できる回数が増加するため、アンライセンスド帯域において参照信号が長時間送信できないことを抑制し得る。
なお、eNB200は、干渉電力の測定頻度を増加させた場合、干渉電力の測定タイミングをランダムに設定してもよい。これにより、他の無線通信装置が周期的に無線信号を送信する場合、干渉電力の閾値未満となる測定結果の数が増加する。その結果、参照信号を送信できる回数が増加するため、参照信号が長時間送信できないことを抑制し得る。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について、図11及び図12を用いて説明する。図11及び図12は、第3実施形態に係る動作を説明するための図である。上述した各実施形態と同様の部分は、説明を適宜省略する。
次に、第3実施形態について、図11及び図12を用いて説明する。図11及び図12は、第3実施形態に係る動作を説明するための図である。上述した各実施形態と同様の部分は、説明を適宜省略する。
第3実施形態では、所定時間内における参照信号の送信回数が閾値未満である場合、参照信号の送信電力及び送信時間を変更する。
図11(A)に示すように、参照信号の送信方法を変更する前は、eNB200は、参照信号を周期的に(X[ms]間隔で)送信するように設定されている。
一方、図11(B)に示すように、参照信号の送信方法を変更した場合、eNB200は、参照信号の送信方法を変更する前よりも、参照信号の送信電力を低減させると共に、参照信号の送信時間を長くする。例えば、eNB200は、X[ms]の間中、低電力で参照信号を拡散して送信する。例えば、参照信号の送信電力は、拡散した参照信号を合計した送信電力が、通常の参照信号の送信電力となるような値である。或いは、参照信号の送信電力は、他の無線通信装置が、当該参照信号に基づいて干渉を検知できない値(干渉電力と判定する閾値未満の値)である。
図12に示すように、eNB200は、WT500からの無線信号によって干渉を検知した場合、参照信号を拡散して送信する。eNB200は、干渉を検知しない場合、通常の参照信号を送信してもよい。或いは、eNB200は、干渉を検知してから所定期間(例えば、X[ms]のn倍の期間)、参照信号を拡散して送信してもよい。
これにより、干渉が検知された場合であっても、参照信号を送信可能であるため、参照信号が長時間送信できないことを抑制できる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について、図13から図15を用いて説明する。図13から図15は、第4実施形態に係る参照信号の送信周波数の一例を示す図である。上述した各実施形態と同様の部分は、説明を適宜省略する。
次に、第4実施形態について、図13から図15を用いて説明する。図13から図15は、第4実施形態に係る参照信号の送信周波数の一例を示す図である。上述した各実施形態と同様の部分は、説明を適宜省略する。
第4実施形態では、eNB200は、アンライセンスド帯域において移動通信システムにおいてデータ送受信に使用可能な複数の周波数以外の未使用周波数において参照信号を送信する。例えば、アンライセンスド帯域においてチャネル(キャリア)として用いられる複数の周波数と異なる周波数(領域)に、参照信号送信用のDRS領域が設けられてもよい。例えば、全てのeNB200(LAAeNB200)が、DRS領域で参照信号を送信する。DRS領域では、干渉の検知に関係なく参照信号を送信できる。
図14に示すように、チャネル間に位置するガードバンド内にDRS領域が設けられてもよい。例えば、eNB200は、アンライセンスド帯域におけるチャネルである20MHz帯の間の周波数(DRS領域)において参照信号を送信する。DRS領域は、20MHz帯の両側に3MHzの幅で設けられてもよいし、20MHz帯の片側に6MHzの幅で設けられてもよい。
また、図15に示すように、アンライセンスド帯域におけるチャネル(20MHz帯)群の周波数方向における外側の周波数(チャネル)にDRS領域が設けられてもよい。
また、図15に示すように、WLANチャネルの周波数方向における外側の周波数(チャネル)にDRS領域が設けられてもよい。
これにより、eNB200は、DRS領域で参照信号を送信できるため、参照信号が長時間送信できないことを抑制し得る。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。上述した各実施形態と同様の部分は、説明を適宜省略する。
次に、第5実施形態について説明する。上述した各実施形態と同様の部分は、説明を適宜省略する。
第5実施形態では、アンライセンスド帯域内の複数のチャネル(周波数)のそれぞれは、周波数方向に分割された周波数リソースを含む。例えば、数のチャネルのそれぞれは、RB(リソースブロック)単位又はRBよりも大きい単位(例えば、1.4MHz単位)で分割された周波数リソースを含む。
eNB200は、周波数リソース毎に干渉の検知を行う。eNB200は、干渉が検知されない所定の周波数リソースを用いて参照信号を送信する。
eNB200は、所定の周波数リソースを示すリソース情報をUE100に通知してもよい。例えば、リソース情報は、サブフレームと空き周波数(干渉が検知されなかった周波数)を示す情報である。例えば、アンライセンスド帯域を利用するLTEのeNB200間(LAA eNB間)でAir信号を用いて、リソース情報のやり取りを行ってもよい。
これにより、各eNB200は、周波数リソース単位で参照信号が送信できる。従って、チャネル単位で参照信号が送信する場合と比べて、同じ帯域幅であっても、参照信号を送信できる箇所が増加する。その結果、アンライセンスド帯域において参照信号が長時間送信できないことを抑制し得る。
[第6実施形態]
次に、第6実施形態について説明する。上述した各実施形態と同様の部分は、説明を適宜省略する。
次に、第6実施形態について説明する。上述した各実施形態と同様の部分は、説明を適宜省略する。
第6実施形態では、eNB200は、アンライセンスド帯域における参照信号を動的にスケジューリングする。具体的には、eNB200は、参照信号の送信タイミングを任意のタイミングにスケジューリングする。eNB200は、参照信号の送信に割り当てたアンライセンスド帯域における時間・周波数リソースの前に干渉電力の測定を行う。eNB200は、干渉電力が閾値未満である場合に、割り当てた時間・周波数リソースを用いて参照信号を送信する。
また、eNB200は、参照信号の送信に割り当てたアンライセンスド帯域における時間・周波数リソースを示すスケジューリング情報をUE100に通知する。eNB200は、ライセンスド帯域において(PDCCH/ePDCCHを介して)スケジューリング情報をUE100に通知できる。アンライセンスド帯域を利用するLTEのeNB200間(LAA eNB間)でAir信号を用いて、スケジューリング情報のやり取りを行ってもよい。
これにより、参照信号が動的にスケジューリングされるため、参照信号が長時間送信できないことを抑制できる。
[第7実施形態]
次に、第7実施形態について説明する。上述した各実施形態と同様の部分は、説明を適宜省略する。
次に、第7実施形態について説明する。上述した各実施形態と同様の部分は、説明を適宜省略する。
第7実施形態では、アンライセンスド帯域において参照信号を送信するケースとアンライセンスド帯域においてデータ信号(ユーザデータなど)を送信するケースとで干渉を検出するための閾値が異なる。
具体的には、eNB200は、参照信号を送信するために干渉電力の測定(CAA)を行う場合、干渉電力(受信電力)を第1閾値と比較する。一方、eNB200は、データ信号を送信するために干渉電力の測定(CAA)を行う場合、干渉電力(受信電力)を第2閾値と比較する。ここで、第1閾値は、第2閾値よりも高い値である。従って、参照信号を送信するために測定された干渉電力(RS用干渉電力)とデータ信号を送信するために測定された干渉電力(データ用干渉電力)とが同じ電力であったとしても、RS用干渉電力は、第1閾値未満であり、データ用干渉電力は、第2閾値以上であることがある。この場合、eNB200は、データ信号は送信できないが、参照信号は送信できる。従って、参照信号の送信回数が増加するため、アンライセンスド帯域において参照信号が長時間送信できないことを抑制可能である。
また、eNB200は、データ信号の送信電力よりも低い送信電力で参照信号を送信してもよい。これにより、参照信号が干渉を与える可能性を低減できる。
また、eNB200は、参照信号の送信直前の干渉電力(CCA結果に基づく干渉電力)に応じて、参照信号の送信電力を決定してもよい。具体的には、eNB200は、干渉電力が大きい場合、参照信号の送信電力を小さくし、干渉電力が小さい場合、参照信号の送信電力を大きくしてもよい。eNB200は、値が異なる複数の閾値を記憶し、閾値に応じて参照信号の送信電力を決定してもよい。
また、eNB200は、参照信号の送信直前の干渉電力に応じて、参照信号の送信電力だけでなく、データ信号の送信電力も決定してもよい。すなわち、eNB200は、データ信号の送信電力を干渉電力に応じて決定される参照信号の送信電力と対応させてもよい。この場合、アンライセンスドセルのカバレッジが干渉電力に応じて変化する。従って、eNB200は、参照信号の送信間隔に応じて周期的にアンライセンスドセルのカバレッジを変更する。なお、参照信号の測定結果(RSRP:受信電力強度)が閾値以上であるUE100に対してのみ、アンライセンスドセルがサービングセルとして機能する。
これにより、アンライセンスド帯域において参照信号が長時間送信できないことを抑制可能である。
[その他の実施形態]
上述した各実施形態では、eNB200がアンライセンスド帯域において参照信号を送信するケースを説明したが、これに限られない。UE100がアンライセンスド帯域において参照信号を送信する場合、UE100は、上述したeNB200と同様の動作を行うことができる。
上述した各実施形態では、eNB200がアンライセンスド帯域において参照信号を送信するケースを説明したが、これに限られない。UE100がアンライセンスド帯域において参照信号を送信する場合、UE100は、上述したeNB200と同様の動作を行うことができる。
上述した各実施形態は、別個独立に実施されてもよいし、2以上の実施形態を組み合わせて実施されてもよい。
上述した実施形態では、移動通信システムの一例としてLTEシステムを説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本出願の内容を適用してもよい。
[付記]
(1)導入
この付記では、LAA RRM測定のための参照信号のデザインを述べる。参照信号へのアプローチを考慮した他の機能性についての見解も提供する。
(1)導入
この付記では、LAA RRM測定のための参照信号のデザインを述べる。参照信号へのアプローチを考慮した他の機能性についての見解も提供する。
(2)RRM測定のための参照信号のデザイン
Rel−12 DRSが、アンライセンスド帯域でのRRM測定において用いられる参照信号のデザインのための出発点であることが合意された。Rel−12DRSデザインに基づいて、eNBは、例外なく、一定の間隔でPSS/SSS/CRS(及びCSI−RS)を送信することが要求される。それは、eNBは、DRSを送信するために割り当てられたライセンスド帯域のリソースを使用するので、問題なく達成することができる。しかしながら、ライセンスド帯域とは対照的に、1より多い無線システム/ノードは、アンライセンスド帯域を共有することができるだろう。アンライセンスド帯域を共有することに加えて、各システムは、一部の国/地域で要求される衝突を回避するためにLBT(Listen Befor Talk)を使用する。従って、DRSは、我々の見解では、DRSがアンライセンスド帯域で送信された場合、LBTが必要である。
Rel−12 DRSが、アンライセンスド帯域でのRRM測定において用いられる参照信号のデザインのための出発点であることが合意された。Rel−12DRSデザインに基づいて、eNBは、例外なく、一定の間隔でPSS/SSS/CRS(及びCSI−RS)を送信することが要求される。それは、eNBは、DRSを送信するために割り当てられたライセンスド帯域のリソースを使用するので、問題なく達成することができる。しかしながら、ライセンスド帯域とは対照的に、1より多い無線システム/ノードは、アンライセンスド帯域を共有することができるだろう。アンライセンスド帯域を共有することに加えて、各システムは、一部の国/地域で要求される衝突を回避するためにLBT(Listen Befor Talk)を使用する。従って、DRSは、我々の見解では、DRSがアンライセンスド帯域で送信された場合、LBTが必要である。
一つのデザインの観点は、LBTは必須機能であるべきか否かを検討することである。LBTは、EUと日本では必須の機能であるが、EU規制は、信号の存在のための周波数を検知することなく、管理及び制御フレームの送信、すなわち、短時間制御シグナリング送信(Short Control Signalling Transmission)を許可する。EU規制によれば、適応型機器の短時間制御シグナリング送信は、50ミリ秒の観察期間内に最大10%の負荷サイクルを有するべきである。上記の要件に基づいて、DRS送信が条件を満たす場合、LTE eNBは、LBTを実行せずにアンライセンスド帯域でDRSを送信することができる。しかしながら、他のシステムとの公正な共存を取得し、衝突を回避するのに役立つので、LBTが義務付けられるべきである。LBTの義務付けは、また、シンプルなデザインと見なされ、かつ、LAAが展開されると予想されるすべての地域のための1つの汎用ソリューションを提供することができるだろう。
提案1:提言1:LAAのDRS送信ベースのRel−12 DRSにLBT機能性を適用することに同意すべきである。
提案1が合意事項として認められる場合、LBT機能性は、使用中チャネル(busy channel)が検出された場合、eNBがそのDRSをアンライセンスド帯域で送信することを許可しない(図16参照)。結果として、eNBがDRSの送信機会のいくつかの間にDRSを送信していない場合には、測定の精度要件を満たさないかもしれない。RSRP測定の現在の定義によれば、UEは、発見信号機会として設定されるサブフレーム内のRSRPを測定しなければならない。これは、UEが設定された無線リソースを監視しなければならず、かつ、DRSがこれらのリソースで実際に送信されたかどうかにかかわらず最終的な測定結果にUEがこれらのリソース結果を含めるかもしれないことを意味する。さらに、RSRPを決定するためにUEが使用する測定周波数帯内及び測定期間内のリソースエレメントの数は、対応する測定精度の要件が満たされなければならない制約を持つUEの実装に任されている。従って、報告されたRSRPが非常に不正確になる可能性がある。RSRP測定に基づくUEの実装とeNBのLBT機能性が原因であるいくつかのDRS送信の利用できないこととの組み合わせは、UEがeNBに正確なアンライセンスド帯域の正確な無線環境情報を提供することができないという問題をもたらす。
上述の課題は、RAN4で解決しなければならないと考える。1つのアプローチは、RAN1が、現在の測定正確要件が既存の仕様によって満足するかどうかを確かめるための調査を実行するために、要求LSをRAN4へ送ることである。現在の仕様が正確な要件を満たさないケースでは、新たな解決策を検討することができる。以下に候補の選択肢がいくつかある。
選択肢1:eNBがライセンスド帯域でDRS測定指示をブロードキャスト/ユニキャストする。
この選択肢では、eNBは、サブフレームのRSRPが計算されるべき条件について、UEにライセンスド帯域を介して通知する。RSRPの計算の間、アンライセンスド帯域でのRSRP測定条件についてeNBから提供された情報に従って、UEがDRS測定を採用及び修正することが期待される。eNBがこの情報をUEへいつ及びどのように提供できるかはさらなる課題である。
選択肢2:LAAのためのRSRP測定に基づく(DRSに含まれる)CRSを規定すること。
この選択肢2では、RSRPを決定するために、UEがDRS測定を実行する方法にいくつかの制約が適用される。例えば、UEは、1DRSバースト毎に1つの測定結果を送るべきである。eNBは、どのDRSがアンライセンスド帯域で送信されたかを認識しているので、当該eNBは、特定のUEから受信した測定報告が信頼できるかできないかを決定できる(図17参照)。
提案2:提案1が合意事項として認められる場合、RAN1が、現在の測定正確要件が既存の仕様によって満足するかどうかを要求するLSをRAN4へ送るべきである。
(3)LAAのための機能性の分析
RRM測定とは異なり、他の機能性をサポートするための参照信号は、扱われなかった。もし提案1が合意事項として認められる場合、LBTを伴うRel−12 DRSも同様に、他の機能性のための出発点であるべきである。AGC(Automatic Gain Control)設定、粗い同期及びCSI測定は、LAAのために上記のDRSを使用して実行できると考える。これは、ベースライン解決策であるだろう。しかしながら、eNBが、DRSの送信機会のいくつかの間のどこかでDRSを送信しないケースのために更なる研究が必要とされる。前で説明したように、この状況は、RRM測定に似ている。
RRM測定とは異なり、他の機能性をサポートするための参照信号は、扱われなかった。もし提案1が合意事項として認められる場合、LBTを伴うRel−12 DRSも同様に、他の機能性のための出発点であるべきである。AGC(Automatic Gain Control)設定、粗い同期及びCSI測定は、LAAのために上記のDRSを使用して実行できると考える。これは、ベースライン解決策であるだろう。しかしながら、eNBが、DRSの送信機会のいくつかの間のどこかでDRSを送信しないケースのために更なる研究が必要とされる。前で説明したように、この状況は、RRM測定に似ている。
一方、eNBが、現在仕様化された最大DRS間隔よりもDRSを送信できない場合、少なくとも復調用の細かい周波数/時間推定はできない可能性がある。既存の仕様は、160msecよりも長いDRS間隔を保証できない。この課題が次の章で考察される。
提案3:LBTを伴うRel−12 DRSに基づくLAA DRSも、AGC設定、粗い同期及びCSI測定に使用されるべきである。
(4)同期信号デザイン
上述の通り、送信に基づくLBTは、様々な国/地域でアンライセンスド帯域において必要とされる。従って、eNBが、同じ帯域を共有する隣接ノードによる他の送信の存在が原因で、長期間、アンライセンスド帯域でDRSを伝送することができない可能性がある。一つのアプローチは、2つのDRS送信の間の期間に関する固定上限、例えば160msecを設定することである。eNBが、DRSを上限よりも長い時間を送信できない場合、細かい周波数/時間推定が保証されないと想定されるべきである。しかしながら、干渉が原因でUEが正確なDRS送信のいくつかを検出/デコードできない可能性もある。この状況は、DRS送信に加えて、データ送信の中に他の同期信号を提供することを検討することを強制する。一つの解決策は、eNBは、データ領域(例えば、サブフレームの最初のシンボル)の前に位置するシンボルで同期信号(LAAシンク(LAA sync))を送信する(図18参照)。このアプローチは、D2D同期信号デザインに非常に類似している。そのケースでは、UEは、DRSを用いて粗い同期を実現し、上記LAAシンクを用いて細かい周波数/時間推定を実現する。この解決策が適用される場合、LAAシンクがUEで受信された最初のサブフレーム内のデータ領域の次に配置されているので、AGC設定は、DRSの代わりに、LAAシンクに基づいて行われる。
上述の通り、送信に基づくLBTは、様々な国/地域でアンライセンスド帯域において必要とされる。従って、eNBが、同じ帯域を共有する隣接ノードによる他の送信の存在が原因で、長期間、アンライセンスド帯域でDRSを伝送することができない可能性がある。一つのアプローチは、2つのDRS送信の間の期間に関する固定上限、例えば160msecを設定することである。eNBが、DRSを上限よりも長い時間を送信できない場合、細かい周波数/時間推定が保証されないと想定されるべきである。しかしながら、干渉が原因でUEが正確なDRS送信のいくつかを検出/デコードできない可能性もある。この状況は、DRS送信に加えて、データ送信の中に他の同期信号を提供することを検討することを強制する。一つの解決策は、eNBは、データ領域(例えば、サブフレームの最初のシンボル)の前に位置するシンボルで同期信号(LAAシンク(LAA sync))を送信する(図18参照)。このアプローチは、D2D同期信号デザインに非常に類似している。そのケースでは、UEは、DRSを用いて粗い同期を実現し、上記LAAシンクを用いて細かい周波数/時間推定を実現する。この解決策が適用される場合、LAAシンクがUEで受信された最初のサブフレーム内のデータ領域の次に配置されているので、AGC設定は、DRSの代わりに、LAAシンクに基づいて行われる。
現在の物理制御チャネル領域がLAAシンクにより置き換わるべきであることを提案する。物理制御チャネルを送信するために使用されるリソースエレメントの数は、例えば、サブフレームにスケジュールされたUEの数に応じて変更される。低交通状況のケースでは、物理制御チャネル領域が十分に占有されていない可能性があり、低リソースエレメント密度及び近隣ノードによってより高い誤検出という結果になるOFDMシンボルにわたる結果的な低送信電力をもたらす。近隣ノードがそれぞれの送信のためにチャネルが利用可能であると仮定する可能性があるので、これは、衝突をもたらす。衝突を回避するために、物理制御チャネルはアンライセンスド帯域送信から取り除くべきであり、代わりとして、LAAシンクが送信されるべきであることを提案する。どのようにLAAシンクがデータ領域の直前にマッピングされるかさらなる研究が必要とされる。
提案4:現在の物理制御チャネル領域は、このLAAシンクに置き換えるべきである。
なお、米国仮出願第62/109900号(2015年1月30日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
Claims (13)
- ライセンスド帯域における第1のセルと、アンライセンスド帯域における第2のセルとを有する基地局であって、
前記第2のセルにおいて発見参照信号を送信する制御を実行する制御部を備え、
前記制御部は、
前記発見参照信号を送信する前に、前記アンライセンスド帯域においてチャネルが空いているか否かを確認する制御と、
前記アンライセンスド帯域における空きチャネルにおいて前記発見参照信号を送信する制御と、を実行し、
前記発見参照信号は、セル固有参照信号、プライマリ同期信号、セカンダリ同期信号、及び、チャネル状態情報参照信号を含むことを特徴とする請求項1に記載の基地局。 - ライセンスド帯域及びアンライセンスド帯域において通信可能なユーザ端末と前記アンライセンスド帯域において通信可能な基地局であって、
前記アンライセンスド帯域内の所定周波数における干渉電力を測定する制御部と、
前記干渉電力の測定結果に基づいて、前記所定周波数において参照信号を送信する送信部と、を備え、
前記制御部は、所定時間内における前記参照信号の送信回数が第1閾値未満である場合、前記所定周波数の使用を中止し、前記アンライセンスド帯域内の他の周波数を干渉電力の測定対象とすることを特徴とする基地局。 - 前記送信部は、所定時間内における前記参照信号の送信回数が第2閾値以上である場合に、前記ユーザ端末へデータを送信することを特徴とする請求項2に記載の基地局。
- ライセンスド帯域及びアンライセンスド帯域において通信可能なユーザ端末と前記アンライセンスド帯域において通信可能な基地局であって、
前記アンライセンスド帯域内の所定周波数における干渉電力を測定する制御部と、
前記干渉電力の測定結果に基づいて、前記所定周波数において参照信号を送信する送信部と、を備え、
前記制御部は、所定時間内における前記参照信号の送信回数が閾値未満である場合、前記参照信号の送信方法を変更することを特徴とする基地局。 - 前記制御部は、前記所定時間内における前記参照信号の送信回数が前記閾値未満である場合、前記所定時間内における前記干渉電力の測定回数を増加させることを特徴とする請求項4に記載の基地局。
- 前記制御部は、前記所定時間内における前記参照信号の送信回数が前記閾値未満である場合、前記参照信号の送信方法を変更する前よりも、前記参照信号の送信電力を低減させると共に前記参照信号の送信時間を長くすることを特徴とする請求項4に記載の基地局。
- ライセンスド帯域及びアンライセンスド帯域において通信可能なユーザ端末を有する移動通信システムにおいて用いられる基地局であって、
前記アンライセンスド帯域における前記移動通信システムのデータ送受信に使用可能な複数の周波数のうち所定周波数における干渉電力を測定する制御部と、
前記干渉電力の測定結果に基づいて参照信号を送信する送信部と、を備え、
前記アンライセンスド帯域は、前記複数の周波数と、前記複数の周波数以外の未使用周波数と、を含み、
前記送信部は、前記未使用周波数において前記参照信号を送信することを特徴とする基地局。 - ライセンスド帯域及びアンライセンスド帯域において通信可能なユーザ端末と前記アンライセンスド帯域において通信可能な基地局であって、
前記アンライセンスド帯域は、複数の周波数チャネルを含み、
前記複数の周波数チャネルそれぞれは、周波数方向に分割された複数の周波数リソースを含み、
前記基地局は、
周波数リソース単位で前記干渉電力を測定する制御部と、
前記干渉電力の測定結果に基づいて、前記複数の周波数リソースに含まれる所定の周波数リソースを用いて参照信号を送信する送信部と、を備え、
前記制御部は、前記所定の周波数リソースを示すリソース情報を前記ユーザ端末に通知することを特徴とする基地局。 - ライセンスド帯域及びアンライセンスド帯域において通信可能なユーザ端末と前記ライセンスド帯域において通信可能な基地局であって、
前記アンライセンスド帯域における干渉電力を測定する制御部と、
前記アンライセンスド帯域において参照信号を送信する送信部と、を備え、
前記制御部は、前記参照信号の送信タイミングを任意のタイミングにスケジューリングすることを特徴とする基地局。 - 前記制御部は、前記参照信号の送信タイミングを示すスケジューリング情報を前記ライセンスド帯域において前記ユーザ端末に通知することを特徴とする請求項9に記載の基地局。
- ライセンスド帯域及びアンライセンスド帯域において通信可能な通信装置であって、
前記アンライセンスド帯域内の所定周波数における干渉電力を測定する制御部と、
前記干渉電力の測定結果に基づく前記所定周波数における無線信号の干渉電力が第1閾値未満である場合、前記所定周波数において参照信号を送信する送信部と、を備え、
前記第1閾値は、前記所定周波数において前記参照信号と異なるデータ信号を送信可能か否かを判定するために用いられる第2閾値よりも高い値であることを特徴とする通信装置。 - 前記送信部は、前記データ信号の送信電力よりも低い送信電力で前記参照信号を送信することを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
- 前記制御部は、前記所定周波数における干渉電力に応じて、前記参照信号の送信電力を決定することを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
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